JPH0220945Y2 - - Google Patents

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JPH0220945Y2
JPH0220945Y2 JP1985016255U JP1625585U JPH0220945Y2 JP H0220945 Y2 JPH0220945 Y2 JP H0220945Y2 JP 1985016255 U JP1985016255 U JP 1985016255U JP 1625585 U JP1625585 U JP 1625585U JP H0220945 Y2 JPH0220945 Y2 JP H0220945Y2
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cultivation
culture solution
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tank
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、野菜栽培農業界等において用いる葉
物野菜の栽培装置に係るもので、詳しくは、回動
体へ吊持した多数の栽培槽を所定速度で回動し
て、それぞれの栽培槽の葉物野菜が受ける日射、
温度、湿度等の栽培条件と環境を均一化させると
共に、栽培槽内へ供給された培養液を所定間隔で
排出と供給とを繰り返して交換し、常に、栽培槽
へ新鮮な酸素を含有した培養液を与えることによ
り、連続かつ自動的に栽培できて収穫効率の高い
葉物野菜の水耕栽培の装置に関する。
(従来の技術) 従来、多数の栽培容器を水平に回転コンベヤへ
吊持させた庭園装置は特開昭52−21132号公報に
より知られている。
このものは、枠組に軸支される駆動輪へ称平環
取付装置を取り付け、これに4個の生育材料用の
容器を保持させて、前記駆動輪を回転させながら
前記容器へ給水すると共に、希望位置にそれぞれ
容器を対応させることにより、栽培物の作付け、
手入れや散水等の諸管理を狭いスペースにおいて
行なうことができて、栽培土地の有効利用ができ
るものであつた。
(考案が解決しようとする課題) 前記した装置は、容器への給排水のタイミング
は駆動輪が回転することにより行なわれるもの
で、送出する水を満たした扇形部が、ほぼ最上部
において該容器への給水が行なわれ、また、該扇
形部がほぼ最下部において容器内の排水は行なわ
れるため、これら容器への給排水を繰り返すとき
は、駆動輪の旋回軌道において、最上部から最下
部までのその半分行程時は給水を受けて容器内に
水が溜められているが、最下部から最上部までの
残り半分行程時は容器内の水は排水されて空の状
態となるので、その間の栽培期間は水枯れとなつ
て水耕栽培による葉物野菜の栽培には用いること
ができない。
また、給水に培養液を用いた場合は、その供給
が散水式のため、成長した葉へその液が掛かつて
葉枯れを生ずる。
等の問題点を有するものであつた。
本考案は前記した問題点を解決するためになさ
れたもので、回動体へ吊持した多数の栽培槽を所
定速度で回動して、それぞれの栽培槽の葉物野菜
が受ける日射、温度、湿度等の栽培条件と環境を
均一化させると共に、栽培槽内へ供給された培養
液を所定間隔で排出と供給とを繰り返して交換
し、常に、栽培槽へ新鮮な酸素を含有した培養液
を与えることにより、連続かつ自動的に栽培でき
て収穫効率の高い葉物野菜の水耕栽培の装置を提
供することを目的としているものである。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本考案の手段は 機台に軸支した回動体と、 この回動体の軸へ連係した回動体の低速回動
手段と、 回動体へ水平に複数個を吊持して一側に培養
液の受入れ室と底部に排水管とを設けた栽培槽
と、 該栽培槽の受入れ室に対応させてこの栽培槽
へ培養液を供給する送入管と、 前記栽培槽の排水管に連係させて、前記送入
管へ前記栽培槽の受入れ室が対応したとき該栽
培槽内の培養液を排出する定量排水手段と、 前記排水管より排出された培養液を蓄溜する
貯溜タンクと、 該貯溜タンクと前記送入管とを接続した培養
液のポンプと、 前記ポンプに連係した制御手段と、 を備えさせた葉物野菜の栽培装置の構成にある。
(作用) 本考案は前記した構成により下記に述べる作用
を奏する。
回動体へ水平に吊持したそれぞれの栽培槽へ葉
物野菜の苗を収容した後、内部に定量の培養液を
入れる。
そして、低速回転手段を操作して回動体を旋回
させると、該回動体に吊持された栽培槽は、その
水平姿勢を保持した状態で下部から上部へあるい
は上部から下部へと旋回軌道に沿つて低速で移動
して、栽培に必要な日射、温度、湿度等の条件が
栽培槽内の葉物野菜に与えられて、これら条件に
応じて該葉物野菜の育成がなされる。
回転移動するこれら多数の栽培槽の一つが機台
において所定回動位置に達すると、該栽培槽の受
入れ室が培養液の送入管へ対応すると共に、栽培
槽の排出管に連係させた定量排水手段が作動して
槽内の培養液を定量排出する。
この場合の定量とは槽内の培養液の全部かまた
はその一部あるいは大部分をいう。
培養液の排出と同時に制御手段により作動する
ポンプが、貯溜タンク内の新鮮で酸素を十分に含
有した培養液を前記送入管へ搬送し、この送入管
位置に対応した栽培槽の受入れ室へ供給すると、
この培養液は槽内へ充満するので、前記制御手段
の操作により排水前と同量の培養液が再び充填さ
れる。
一方、栽培槽の排出管より排出された培養液
は、前記貯溜タンクに蓄溜されるもので、この移
送の間に必要量の酸素が前記培養液に補給され
る。
前記した栽培槽への培養液の給排水は回動体の
旋回中において間断なく行なわれる。
そして、1つの栽培槽が培養液の給排水が行な
われると、次の栽培槽が前記送入管へ対応したと
き、再び前記した同様の操作により栽培槽への培
養液の給排水が行なわれるもので、順次回動体の
旋回に伴つてすべての栽培槽に前記した動作が与
えられ、栽培槽内の葉物野菜は十分な養分の補給
が行なわれるもので、所定のサイクルを繰り返し
た後栽培槽から成長した葉物野菜を取り出して出
荷するものである。
(実施例) 次に本考案に関する葉物野菜の栽培装置の一実
施例を図面に基づいて説明する。
本考案は葉物野菜例えば三つ葉等を連続かつ自
動的に水耕栽培する装置である。
第1〜2図においてAは機台1の軸受3,3に
横架した軸2へ回転自在に支持させた回動体で、
前記軸2へ所定間隔で軸支させた取付板4,5に
各々軸2を中心にした旋回腕イ,イ′,ロ,ロ′,
ハ,ハ′,ニ,ニ′,ホ,ホ′,ヘ,ヘ′,ト,ト′,
チ,チ′を放射状に突設し、かつ、前記軸2の一
端に設けた大鎖車6へモータ7および減速機8か
らなる低速回動手段Bの小鎖車9をチエーン10
を介して連係し、前記回動体Aの低速による回転
を可能とする。
なお、この低速回動において、葉物野菜におい
て三つ葉を用いた場合は、栽培の実施上11分間で
1回転させるサイクルを繰り返した場合好結果を
得た。
11は回動体Aへ水平に吊持した複数の栽培槽
で、内部に充填される培養液14を漏れなく蓄溜
するもので、浅い箱形として、これを前記回動体
Aの旋回腕イ,イ′〜チ,チ′へ軸12,12によ
り吊持した支持枠13へ乗せ、かつ、内側に送入
管18からの培養液14の受入れ室15を形成す
る隔壁板16を設けてある。
そして、その内部に仕切板17を配して槽11
内に培養液14が均一に蓄溜されるようにしてあ
る。(第3図参照) 18は回動する栽培槽11へ培養液14を定量
供給する送入管で、その送入口18aは栽培槽1
1の回動に伴い該栽培槽11が下方に回動したと
き、栽培槽11の受入れ室15に対応するように
設けてある。
21は前記栽培槽11に設けた培養液14の定
量排水手段で、栽培槽11の底部に設けた排水管
22と、この排水管22の開口部へ嵌脱自在に対
応する球弁23と、一端を栽培槽11へ止め、か
つ、中間に前記球弁23を吊持する吊杆24とよ
り構成される。
前記排水管22は常時球弁23により閉じ、前
記培養液14の送入管18より該液14の供給が
あつたとき、前記吊杆24の自由端側が機台1に
設けたガイド25に当接して吊杆24を上げ、開
弁状態となつて排水管22から栽培槽11内の培
養液14を前記した供給量分だけ排出する。
そして、その排水量はガイド25の傾斜によつ
て調整できる。
26は栽培槽11から排出した培養液14を受
ける溝で、栽培槽11の排水管22に対応する位
置に設け、かつ、この溝26は貯溜タンク27へ
連結し、この貯溜タンク27にポンプ28を介し
て培養液14の送入管18を連結することによ
り、栽培槽11と溝26と貯溜タンク27とポン
プ28と送入管18とを循環するようにしてあ
る。
Sは前記ポンプ28に連係した制御手段で、マ
イクロスイツチ19と、タイマー20と、管路の
開閉弁を操作する電磁弁Vとにより構成される。
前記電磁弁Vは送入管18と前記ポンプ28と
の管路の途中に設けて、機台1に取り付けて前記
軸2の旋回腕イ〜ホにより操作されるマイクロス
イツチ19に連係し、該マイクロスイツチ19は
電磁弁Vへ接続したタイマー20に連係してあ
る。
マイクロスイツチ19は回動する栽培槽11が
所定位置すなわち旋回軌道上の最下部に達したと
き、その信号を前記電磁弁Vへ与えて開弁すると
ともに、タイマー20を起動して該電磁弁Vの閉
弁を電気的に遅延させることにより、所定量の培
養液14が栽培槽11内に充填される。
29は栽培槽11内へ着脱自在に収容した合成
樹脂製の栽培床で、該栽培槽11に合う方形状に
形成して、その全面に多数の透孔30を設け、該
透孔30に2週間別に育成した葉物野菜例えば三
つ葉31を入れ、これの根が常時充填された培養
液14中に浸るように設ける。
32は栽培槽11における支持枠13の底部に
設けた重鍾で、栽培槽11の前後のバランスを取
つて、回動時に吊持した栽培槽11の水平状態を
保持する。
次に、前記した実施例の装置を用いて葉物野菜
の三つ葉を栽培する場合の作用を説明する。
予め、他の育成手段により2週間育成した三つ
葉31を栽培床29の透孔30へ入れ、この栽培
床29を栽培槽11へ収納した。
そして、この栽培槽11内へ定量すなわち前記
栽培床29の下面まで培養液14を入れた。
引き続き、他の栽培槽11へも前記同様に栽培
床29と培養液14とを入れた後、低速回動手段
Bを駆動して回動体Aを旋回した。
すると、前記回動体Aに吊持した栽培槽11を
水平状態に保持して、該栽培槽11が下部から上
部へあるいは上部から下部へと旋回軌道を移動し
た。
そして、栽培槽11の旋回腕ホが、第2図に示
すように、機台1のマイクロスイツチ19に当接
したとき、送入管18の送入口18aが栽培槽1
1の受入れ室15に対応、すなわち、栽培槽11
が旋回軌道における最下部に位置して、電磁弁V
を開き培養液14を栽培槽11内へ供給した。
このとき、供給と同時に定量排水手段21の吊
杆24の自由端側が機台1のガイド25に接し
て、球弁23を所定に持ち上げ排水管22を開け
て、該排水管22より下部の溝26へ当初充填し
た栽培槽11内の培養液14を排出した。
この供給と排水とを同量として栽培槽11の回
動を停止または減速することなく行ない、供給量
は電磁弁Vへ接続したタイマー20によりセツト
し、また、排水はガイド25の長さおよび傾斜に
よつてセツトした。
そして、培養液14の給排水を終えた栽培槽1
1はそのまま回動体Aにより旋回軌道上を周回
し、該旋回軌道における最下部の位置に達したと
き、他の栽培槽11も前記した動作と同様の培養
液14の給排水を繰り返し行なつて、短期間かつ
大量の三つ葉を高品質に栽培することができた。
前記栽培槽11への給排水は該栽培槽11の1
周に対して1回づつ行ない、また、排出された培
養液14は溝26を経て貯溜タンク27へ溜り、
蓄溜された培養液14はポンプにより再び送入管
18から栽培槽11が最下部位置に到達したとき
栽培槽11へ供給された。
この培養液14の循環使用により培養液14を
有効に使用し、該培養液14に掛かる経済的負担
を軽減することができた。
(考案の効果) 前述のように本考案に関する葉物野菜の栽培装
置は、低速回動手段により所定の低速回動する回
動体へ、複数の栽培槽を吊持した回動式であるた
め、これにより栽培される野菜は日射、温度、湿
度等の育成環境の条件を、回動体に吊持されたす
べての栽培槽が均一に受けられるため、高価な育
成環境制御装置やこれに要する諸設備を必要とし
ないので、安価な経費で効果的な葉物野菜の栽培
を可能とすることができる。
しかも、この装置は栽培槽を旋回軌道上におい
て回動する手段を講じたものであるから、葉物野
菜の栽培面積が平面地のみ利用したときのおよそ
2倍となるため、栽培地を有効的に利用できるも
のである。
また、本考案の装置は、栽培槽へ該栽培槽の一
回動ごとに培養液の供給と、この供給された量の
分の排水とを育成完了まで繰り返し行ないながら
栽培するため、栽培槽の葉物野菜は常時酸素量の
豊富な培養液に浸つて養分を摂取することができ
るので、高品質かつ栽培効率が良好で栽培期間の
大幅な短縮が計れる。
特に、この装置は培養液の供給とその排水とが
同一作業位置において定量に行なわれるため、培
養液の過剰供給や培養液の空のままで旋回移動さ
せることがないので、培養液の栽培効果を十分に
葉物野菜へ与えることができる。
また、この培養液は栽培槽内へ充填する方式を
用いたので、従来装置の散水式のように栽培する
葉物野菜へ直接触れることがないから、培養液の
接触による葉枯れを生ずることもなく、常に良質
の葉物野菜が歩留りよく収穫できる。
等格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する葉物野菜の栽培装置の
一実施例を示す斜視図。第2図は同上の要部の説
明図。第3図は同上の栽培槽の斜視図。第4図は
同上のガイド部分の斜視図である。 図において1は機台、2は軸、Aは回動体、B
は低速回動手段、14は培養液、15は受入れ
室、22は排水管、18は送入管、21は定量排
水手段、27は貯溜タンク、28はポンプ、Sは
制御手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台に軸支した回動体と、この回動体の軸へ連
    係した回動体の低速回動手段と、回動体へ水平に
    複数個を吊持して一側に培養液の受入れ室と底部
    に排水管とを設けた栽培槽と、該栽培槽の受入れ
    室に対応させてこの栽培槽へ培養液を供給する送
    入管と、前記栽培槽の排水管に連係させて、前記
    送入管へ前記栽培槽の受入れ室が対応したとき該
    栽培槽内の培養液を排出する定量排水手段と、前
    記排水管より排出された培養液を蓄溜する貯溜タ
    ンクと、該貯溜タンクと前記送入管とを接続した
    培養液のポンプと、前記ポンプに連係した制御手
    段とを備えさせたことを特徴とする葉物野菜の栽
    培装置。
JP1985016255U 1985-02-07 1985-02-07 Expired JPH0220945Y2 (ja)

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