JPH0221202Y2 - - Google Patents

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JPH0221202Y2
JPH0221202Y2 JP4936083U JP4936083U JPH0221202Y2 JP H0221202 Y2 JPH0221202 Y2 JP H0221202Y2 JP 4936083 U JP4936083 U JP 4936083U JP 4936083 U JP4936083 U JP 4936083U JP H0221202 Y2 JPH0221202 Y2 JP H0221202Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、レール座面に対するレールの取付け
に用いる埋込カラーが埋設されたプレキヤストコ
ンクリート製軌道スラブやコンクリート枕木を作
製するための型枠に装備される埋込カラー締結装
置に関する。
この種の装置としては、過去に実公昭56−
54973号公報および実公昭52−12777号公報に記載
のもの(以下、前者タイプと称する)、実公昭52
−31729号公報および特公昭53−36203号公報に記
載のもの(同様に、後者タイプと称する)が知ら
れている。このうち前者タイプはその共通構成と
して、埋込カラー内に挿入し且つ係合せしめた埋
込カラー止軸を型枠底板部を貫通して下方に臨ま
しめる一方、クランク機構により進退される締結
用フレームを設けて、このフレームのスライド操
作に伴い該フレームに開設した係合孔に上記埋込
カラー止軸を係合させると同時に、別に設けてい
るカム機構と引きばねの働きで、上記係合動作に
連動して埋込カラー止軸および埋込カラーを下方
に牽引し、しかして型枠に対する埋込カラーの固
定を司るものである。また、後者タイプはその共
通構成として、カム機構により昇降される昇降筒
を設けて、これに埋込カラー止軸の下端部を通す
と共に、両者間にボールクラツチを介在させ、昇
降筒の下降に連動してボールを該昇降筒と埋込カ
ラー止軸に噛みこませて前述の固定を司ると共
に、昇降筒を下方に引張り付勢するばねの力で牽
引するものである。
従つて、此等の旧来技術にあつては部品点数が
多く構造が複雑でコストが高く、あるいはまた止
軸締結部分の構造が大きくて広スペースを要し、
埋込カラーの間隔が狭い場合には適用しにくい難
点があつた。
そこで、かかる旧来欠点を解消し得るものとし
て、本願出願人は既に実願昭58−13512号(昭和
58年1月31日付出願)において、第12図イ,ロ
に示すように、軌道スラブ作製用型枠0Aにおけ
る底板部01にこれを貫通するガイドカラー02
を固着し、埋込カラー0Bに係脱可能に係合され
た埋込カラー止軸0Cの下端部を上記ガイドカラ
ー02を挿通して下方に臨ましめ、且つ該下端部
に鋼線係合挿通部024を開設し、また上記底板
部01の下面には、鋼線係合挿通部024と略同
一軸線に位置する鋼線通孔09,010が該鋼線
係合挿通部024を挾んで夫々穿孔された鋼線位
置決め用対向金具05,06を固着すると共に、
前後スライド動作により上記鋼線挿通部024お
よび両鋼線通孔09,010にわたり挿抜される
鋼線022を設け、更に上記両鋼線通孔09,0
10のうち鋼線022の前方スライド方向側の通
孔09を、これに挿通された鋼線022が両通孔
間09,010間において下方に弾性凸曲すべく
上向きテーパ孔に形成し、しかして該凸曲により
上記埋込カラー止軸0Cを下方に弾性牽引すべく
構成した軌道スラブ作製用型枠装置を提案してい
る。
かかる先行技術に係る構成によれば、埋込カラ
ー止軸に係合する鋼線を、上向きテーパ孔という
単純な構成を用いて下方に弾性凸曲させることに
より、該止軸および埋込カラーに下方への牽引力
を作用させて固定するものであるから、冒頭に述
べた旧来技術のような複雑な構成が不要となり、
部品点数が少なく構造が簡単で、それだけ軽量且
つ安価なものになると共に、コンパクトに収めら
れ、占有スペースの低減を図ることができ、埋込
カラーのピツチが小さい場合にも容易に適用でき
るという基本的な利点がある。
しかしながら、かかる実用的利点を有する装置
においても、なお時として次のような不都合が生
じることが判明した。
即ち、第12図ロに示すように、鋼線022を
前方にスライドさせて埋込カラー止軸0Cを下方
に弾性牽引させんとしたときに、鋼線022が実
線xで示すような所望の形状に変形せず、一点鎖
線yで示すように、埋込カラー止軸0Cの前方で
のみ大きく下方に凸曲してしまう状態が生じるこ
とがあり、このような場合には、鋼線022は埋
込カラー止軸0Cに対する下方への牽引機能を殆
ど発揮することができないのである。
本考案は、かかる実情に鑑みて、幾多の試行錯
誤的実験を繰返して鋭意研究した結果なされたも
のであつて、その目的は、前記先行技術に更なる
改良を加えることにより、前記したような不都合
な事態を生じることなく、埋込カラー止軸が常に
確実かつ強力に下方に牽引されるようにせんとす
ることにある。
以下、先ず本考案の詳細をその一実施例を示す
図面に基づき説明すると、第1図の如く型枠Aに
おける底板部1には、埋込カラーBのそれぞれ取
付け位置にガイドカラー2が貫通して固着される
と共に、底板部1の下面側には、ガイドカラー2
を周部から把持したリング部材3が同じく該底板
部1に固着され、このリング部材3のガイドカラ
ー2の一側方(前方)のみに後記する棒状弾性部
材位置決め金具4が垂下連設されている。この位
置決め金具4は、同じく後記する進退ロツド8の
前後スライド方向と直交するものであり、第3
図、第4図および第5図に示すように左右一対の
棒状弾性部材通孔9,9が開設され、この通孔
9,9は上向き状のテーパ孔に構成される。
一方、位置決め金具4…の下方に上記の進退ロ
ツド8が配設されると共に、スライド可能に架台
11に軸受12を介し受支され、且つ該ロツド8
の一端にカツプリング金物13を介して螺軸14
が接続される。この螺軸14はスラストベアリン
グ15を用いて進退ロツド8に対し回転自由であ
り、且つ架台16に固着されたナツト様体17に
螺合挿通され、その挿通端に回転操作ハンドル1
9が装着されて、その操作にて螺軸14に回転力
を入力するに伴い、ナツト様体17との噛み合い
により該螺軸14およびこれに接続されている進
退ロツド8をスライドさせるべく構成している。
尚、進退ロツド8の他端には、第2図に示すよ
うに、平面図18が切欠形成され、架台16には
前記平面部18に摺接する回り止め用プレート2
0が固着されて、進退ロツド8の回り止めを行な
うように構成してある。
また、第3図乃至第5図に示すように、進退ロ
ツド8の適所には、棒状弾性部材保持ブロツク2
1が固定され、該ブロツク21には前記した棒状
弾性部材通孔9,9と同一軸線位置において左右
一対の棒状弾性部材22,22が取付けられてい
る。この棒状弾性部材22,22は、上下方向に
おいて扁平な長さ150mm程度の板バネで構成され
ている。
前記した埋込カラーBに内挿されている埋込カ
ラー止軸Cは頭部に係合片23を有する周知のも
のであるが、特に本考案においては下端部外周を
一定深さ切削して棒状弾性部材係合挿通溝24が
形成されている。
前記ガイドカラー2は、埋込カラー止軸Cの先
端部を囲む位置にまで延設され、その先端部に
は、前記棒状弾性部材22,22に対する横(左
右)方向位置決め用の上下方向切欠き5,5,
6,6が形成されている。
第6図における29は、埋込カラー止軸Cに突
設したピンで、ガイドカラー2に形成した凹条溝
30に嵌合することにより、埋込カラー止軸Cの
位相が規定されるようになつているものである。
以上の構成において、型枠Aに対するコンクリ
ート打設に先立ち、それぞれ埋込カラーB…が第
3図の如くガイドカラー2の上端部に嵌合される
と共に、この埋込カラーBに挿入し且つ係合片2
3を受金具28に係合させてなる埋込カラー止軸
Cがガイドカラー2を挿通して型枠Aの下部に臨
ましめられる。この状態からハンドル19を用い
て進退ロツド8を前方スライドさせるならば、共
に保持ブロツク21が前動することによつて、棒
状弾性部材22,22は第3図のように両通孔
9,9と係合挿通溝24とにわたつて挿通され、
これにより埋込カラー止軸Cと棒状弾性部材22
との係合がなされる。同時に、一方前記通孔9,
9が上向きのテーパ孔とされているが故に、該孔
9,9への挿通に伴い棒状弾性部材22,22に
下向き曲げ力が生起され、しかして棒状弾性部材
22,22は位置決め金具4と保持ブロツク21
との間の比較的長い間隔部分において、比較的大
きな曲率半径をもつて確実かつなめらかに下方に
弾性凸曲され、これにより埋込カラー止軸Cに対
して弾性的な下方への牽引力が作用し、これが埋
込カラーBにも作用して該カラーBは底板部1上
に強固に固定されるに至る。それ故、次のコンク
リート打設時には、それぞれの埋込カラーB…は
該コンクリート中の所定位置に正しく埋設される
のである。コンクリートの硬化後は、前記とは逆
動作によつて棒状弾性部材22,22を抜去して
埋込カラー止軸Cに対する固定を解くことによ
り、軌道スラブの脱型が行なえ、脱型後に、前記
止軸Cを90度回転させて係合片23と受金具28
との係合を外すことにより、止軸Cを埋込カラー
から抜き取ることができるのである。
尚、第5図に示すように上記実施例では棒状弾
性部材22を二本使用し、此等が埋込カラー止軸
Cを跨嵌する状態で係合挿通溝24に挿通するよ
うにしているが、第7図に示す別実施例のように
一本のみ使用しても良く、この場合には上記止軸
Cに直径方向の棒状弾性部材係合挿通孔25が貫
設されるものである。また、第5図および第7図
において、26は棒状弾性部材22の抜止めのた
め抑え板を示し、この抑え板26は止めボルト2
7,27にてブロツク21に固定されている。
また、進退ロツド8の進退駆動機構は第1図の
ものに限定されるものではなく、要は該ロツド8
上の棒状弾性部材22を前後にスライドさせるも
のであれば良い。例えばカツプリング金物13、
螺軸14、スラストベアリング15等を省略し
て、進退ロツドを前後スライドのみ自在にしても
よく、更には進退ロツドがスライドと同時に回転
されるものであつても、棒状弾性部材保持ブロツ
ク21を上記スライドのみ追従し、回転が抑止さ
れたものにすれば支障はない。また、ロツドを回
転のみ自在とし、このロツドに雄ネジを形成し
て、これに前記ブロツク21に形成した雌ネジを
螺合すると共に、型枠Aの底板部1下面にブロツ
ク21の回り止め用ガイドレールを設け、前記ロ
ツドを定位置で回転操作することにより、ブロツ
ク21が前記雄ネジと雌ネジとのネジ送り作用に
よつて前記回り止め用ガイドレールに沿つて前後
に、つまり、棒状弾性部材22の長手方向にスラ
イドすべく構成して実施してもよい。
第8図乃至第10図はまた別の実施例を示す。
この実施例は丸孔を有する保持ブロツク21をセ
ツトボルト31により進退ロツド8上の所定位置
に固定し、保持ブロツク21には、一端が略直角
に折れ曲つた板バネ製の棒状弾性部材22を挿通
してビス32止めするようにした点に特徴があ
る。第11図は別の実施例を示し、棒状弾性部材
22を初期状態において下向きに傾斜させたもの
である。
また、上記各実施例では、いずれも、棒状弾性
部材22として、上下方向において扁平な帯状の
長尺板バネを用いているが、これに代えて、例え
ば断面円形状のピアノ線を用いて実施することも
可能である。
【図面の簡単な説明】
図面中第1図乃至第11図は、本考案にかかる
埋込カラー締結装置の実施例を示すもので、第1
図と第2図は縦断側面図、第3図および第4図は
第1図の要部を拡大した動作説明用の縦断側面
図、第5図は第4図のV−V線矢視拡大図、第6
図は第4図の−線矢視拡大図である。第7図
は別の実施例を示す横断平面図である。第8図乃
至第10図はまた別の実施例を示し、第8図は要
部の縦断側面図、第9図は要部の底面図、第10
図は要部の正面図、第11図は別の実施例を示す
要部の縦断側面図である。第12図イ,ロは夫々
先行技術の問題点を説明するための縦断側面図で
ある。 A……型枠、B……埋込カラー、C……埋込カ
ラー止軸、1……底板部、2……ガイドカラー、
4……位置決め金具、5,6……切欠き、9……
通孔、22……棒状弾性部材、24,25……係
合挿通部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軌道スラブ及びコンクリート枕木等の作製用
    型枠における底板部にこれを貫通するガイドカ
    ラーを固着し、埋込カラーに係脱可能に係合さ
    れた埋込カラー止軸の下端部に棒状弾性部材係
    合挿通部を開設し、また上記底板部の下面に
    は、前記棒状弾性部材係合挿通部と略同一軸線
    に位置する棒状弾性部材通孔が穿設された棒状
    弾性部材位置決め金具を、前記埋込カラー止軸
    の一側方のみに固着すると共に、前記埋込カラ
    ー止軸の他側方からの前後スライド動作により
    前記棒状弾性部材係合挿通部および棒状弾性部
    材通孔にわたり挿抜される棒状弾性部材を設
    け、更に前記位置決め金具の棒状弾性部材通孔
    を、これに挿通された棒状弾性部材が下方に弾
    性凸曲すべくテーパ孔より形成し、しかして該
    凸曲により上記埋込カラー止軸を下方に弾性牽
    引すべく構成してあることを特徴とする埋込カ
    ラー締結装置。 前記棒状弾性部材が断面円形状のピアノ線で
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第項に記載の埋込カラー締結装置。 前記棒状弾性部材が上下方向において扁平な
    板バネであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第項に記載の埋込カラー締結装置。 前記ガイドカラーの下端部に、前記棒状弾性
    部材に対する横方向位置決め用切欠きを形成し
    てあることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第項ないし第項の何れかに記載の埋込カ
    ラー締結装置。
JP4936083U 1983-04-01 1983-04-01 埋込カラ−締結装置 Granted JPS59155109U (ja)

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JP4936083U JPS59155109U (ja) 1983-04-01 1983-04-01 埋込カラ−締結装置

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JPS59155109U JPS59155109U (ja) 1984-10-18
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JP4936083U Granted JPS59155109U (ja) 1983-04-01 1983-04-01 埋込カラ−締結装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010115905A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Sato Kogyosho:Kk 埋込栓の固定装置
JP5412633B2 (ja) * 2010-02-22 2014-02-12 株式会社佐藤工業所 コンクリート型枠用の埋込部材固定装置

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JPS59155109U (ja) 1984-10-18

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