JPH02212073A - ワークの穴内面の仕上げ加工方法 - Google Patents
ワークの穴内面の仕上げ加工方法Info
- Publication number
- JPH02212073A JPH02212073A JP3139189A JP3139189A JPH02212073A JP H02212073 A JPH02212073 A JP H02212073A JP 3139189 A JP3139189 A JP 3139189A JP 3139189 A JP3139189 A JP 3139189A JP H02212073 A JPH02212073 A JP H02212073A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- hole
- machining
- tool
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ワークの穴内面を塑性加工により仕上げする
加工方法に関する。
加工方法に関する。
(従来の技術)
一般に、自動車用のクランクシャフト1 (第5図参照
)には油室2を設けである。そして、この油室2は自動
車運転時に生じる捩りの力に対して応力集中部となり、
クランクシャフト1の他の部位にくらべ強度1最も弱い
部分となっている。特に高出力、高回転クランクシャフ
トにおいては捩り共振によって折損等を生じるおそれが
あり、折損等を生じさせないために材質的に強度向上を
図る必要がある。この強度向上策の一例としてガスや塩
浴を用いた軟窒化処理が用いられることが多い、しかし
、軟窒化処理を行なっても強度的に不十分な場合があり
、この場合には表面塑性加工による圧縮残留応力の付与
を行なって硬さの向上(加工硬化)を図ると効果がある
ことが知られている。そして、この表面塑性加工法とし
て、いわゆるボール通し法がある。このボール通し法で
は、第5図に示すように軸部3の先端部にボール4を設
し丈たボールバニッシュ工具5を、クランクシャフト1
の油室2に対して圧入し、油室2の内面の塑性加工を行
なうとともに表面粗さを改善している。
)には油室2を設けである。そして、この油室2は自動
車運転時に生じる捩りの力に対して応力集中部となり、
クランクシャフト1の他の部位にくらべ強度1最も弱い
部分となっている。特に高出力、高回転クランクシャフ
トにおいては捩り共振によって折損等を生じるおそれが
あり、折損等を生じさせないために材質的に強度向上を
図る必要がある。この強度向上策の一例としてガスや塩
浴を用いた軟窒化処理が用いられることが多い、しかし
、軟窒化処理を行なっても強度的に不十分な場合があり
、この場合には表面塑性加工による圧縮残留応力の付与
を行なって硬さの向上(加工硬化)を図ると効果がある
ことが知られている。そして、この表面塑性加工法とし
て、いわゆるボール通し法がある。このボール通し法で
は、第5図に示すように軸部3の先端部にボール4を設
し丈たボールバニッシュ工具5を、クランクシャフト1
の油室2に対して圧入し、油室2の内面の塑性加工を行
なうとともに表面粗さを改善している。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述した従来の仕上げ加工方法ではボー
ル4が油室2の内面に全周当りするため、加工荷重が高
くなり、このような高い荷重で加工が行なわれる結果、
例えば第6図に示すように油室2の入口付近が盛り上っ
て肉の盛り上り部30を形成してしまうことがあった。
ル4が油室2の内面に全周当りするため、加工荷重が高
くなり、このような高い荷重で加工が行なわれる結果、
例えば第6図に示すように油室2の入口付近が盛り上っ
て肉の盛り上り部30を形成してしまうことがあった。
又クランクシャフトが曲がって変形するという問題があ
った。
った。
本発明は、上記問題点の解決を課題としてなされたもの
で、加工荷重を低く抑えられて穴の入口付近に肉の盛り
上り部を形成することがないワークの穴内面の仕上げ加
工方法を提供することを目的とする。
で、加工荷重を低く抑えられて穴の入口付近に肉の盛り
上り部を形成することがないワークの穴内面の仕上げ加
工方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するために軸部の先端部に加
工部を設け、該加工部の特定形状の加工面を前記軸部の
径より大きい同心円上に一定間隔で位置してなる工具を
用い、該工具を回転しつつ、その加工部をワークの穴に
圧入することにより摺動接触により塑性加工を行うこと
を特徴とする。
工部を設け、該加工部の特定形状の加工面を前記軸部の
径より大きい同心円上に一定間隔で位置してなる工具を
用い、該工具を回転しつつ、その加工部をワークの穴に
圧入することにより摺動接触により塑性加工を行うこと
を特徴とする。
(作 用)
本発明は、上記構成によって加工部がワークの穴内面に
部分接触することになり、この結果加工荷重が低くなる
ので、ワークの穴の入口付近に肉の盛り上りを生じなく
なる。
部分接触することになり、この結果加工荷重が低くなる
ので、ワークの穴の入口付近に肉の盛り上りを生じなく
なる。
(実施例)
以下に、本発明の一実施例について添付図面を参照して
説明する。なお、第5図と同一部分は同一符号で示す。
説明する。なお、第5図と同一部分は同一符号で示す。
第1.2図は本発明の一実施例に用いられる加工用工具
10を示す、加工用工具lOはクランクシャフト1の油
室2の内径より細い径の円柱状の軸部11を有し、軸部
11の先端に加工部12を連接している。加工部12は
加工用工具10の下方から見るとほぼ三角形を成し、そ
の加工面13は下方から見ると半径r+の球面形状にな
っている。この加工面13は軸部11の軸心Gを中心と
し、かつ軸部11の半径r0より大きい半径r2の同心
円上に配されており、油室2の内面に対して断続的に接
触するようになっている。なお、加工部12を正面から
見ると加工面13は半径r、の球面形状になっている。
10を示す、加工用工具lOはクランクシャフト1の油
室2の内径より細い径の円柱状の軸部11を有し、軸部
11の先端に加工部12を連接している。加工部12は
加工用工具10の下方から見るとほぼ三角形を成し、そ
の加工面13は下方から見ると半径r+の球面形状にな
っている。この加工面13は軸部11の軸心Gを中心と
し、かつ軸部11の半径r0より大きい半径r2の同心
円上に配されており、油室2の内面に対して断続的に接
触するようになっている。なお、加工部12を正面から
見ると加工面13は半径r、の球面形状になっている。
このように構成した加工用工具lOの作用について、以
下に説明する。まず、加工用工具lOの加工部13を油
室2に当接し、この工具10を回転しつつ押圧する。す
ると、加工部12の加工面13が油室2の内面に対して
部分接触することになり加工荷重が低くなる。この結果
油室2の入口付近に肉の盛り上りを生じるようなことが
なくなる。
下に説明する。まず、加工用工具lOの加工部13を油
室2に当接し、この工具10を回転しつつ押圧する。す
ると、加工部12の加工面13が油室2の内面に対して
部分接触することになり加工荷重が低くなる。この結果
油室2の入口付近に肉の盛り上りを生じるようなことが
なくなる。
第3.4図に他の実施例に用いられる加工用工具20を
示す、前記実施例のように同一面内に加工部を設けたも
のとは異なり軸方向に沿う異なる断面内に加工部を設け
た点が特徴である。
示す、前記実施例のように同一面内に加工部を設けたも
のとは異なり軸方向に沿う異なる断面内に加工部を設け
た点が特徴である。
この工具20はクランクシャフト1の油室2の内径より
細い径の円柱状の軸部21を有している。
細い径の円柱状の軸部21を有している。
軸部21にはこの軸部21を斜めに巻回するように加工
部22を連接している。加工部22は斜め上部および下
部にくらべこれら上部・下部の間の部分が突出しており
、当該部分が加工面23を形成している。この加工面2
3は軸部21の軸心Gを中心とし、かつ軸部21の半径
roより大きい半径r2の同心円上に配されており、油
室2の内面に対して断続的に接触するようになっている
。
部22を連接している。加工部22は斜め上部および下
部にくらべこれら上部・下部の間の部分が突出しており
、当該部分が加工面23を形成している。この加工面2
3は軸部21の軸心Gを中心とし、かつ軸部21の半径
roより大きい半径r2の同心円上に配されており、油
室2の内面に対して断続的に接触するようになっている
。
そして、この加工用工具20の加工部22を油室2に当
接し、この工具20を回転しながら押圧する。すると、
加工部22の加工面23が油室2の内面に対して部分当
りする。そして、上述した加工用工具lOと同様にして
油室2の入口付近に肉の盛り上りを生じない。
接し、この工具20を回転しながら押圧する。すると、
加工部22の加工面23が油室2の内面に対して部分当
りする。そして、上述した加工用工具lOと同様にして
油室2の入口付近に肉の盛り上りを生じない。
なお、上述した各実施例ではワークとしてクランクシャ
フトを例にしたが、必ずしもこれに限定されるものでは
ない。
フトを例にしたが、必ずしもこれに限定されるものでは
ない。
また、本発明の各実施例における加工面は真円に限るこ
となく楕円、放物線等の滑らかな曲線よりなる曲面とし
ても良い。
となく楕円、放物線等の滑らかな曲線よりなる曲面とし
ても良い。
次に上述した本発明の実施例および従来例についての比
較結果を示す、この場合、クランクシャフト1は自動車
用4気筒4サイクル1600cc用のものであり、袖穴
2の径はφ5.5としている。また、ビン径はφ4.0
であり、袖穴2をピンの軸方向と直角に形成しである。
較結果を示す、この場合、クランクシャフト1は自動車
用4気筒4サイクル1600cc用のものであり、袖穴
2の径はφ5.5としている。また、ビン径はφ4.0
であり、袖穴2をピンの軸方向と直角に形成しである。
クランクシャフトlの材質は一般炭素鋼S55であり、
焼入れ焼もどしを行なったうえに、タフトライド処理を
施している。なお、袖穴2にはリーマ加工を行なっであ
る。
焼入れ焼もどしを行なったうえに、タフトライド処理を
施している。なお、袖穴2にはリーマ加工を行なっであ
る。
第5図に示すポールバニッシュ工具5を用いた加工方法
(以下、方法Aという)により得られたデータを第7.
8.9図中符号Aで示す。
(以下、方法Aという)により得られたデータを第7.
8.9図中符号Aで示す。
この場合、加工代40μmと設定し、基準寸法φ5.5
に対し80μm大きい径のボール4とした。
に対し80μm大きい径のボール4とした。
第1,2図に示す加工用工具lOを用いた加工方法(以
下、方法Bという)により得られたデータを第7.8.
9図中符号Bで示す、この場合、加工面13の半径r1
をlI、半径r、を2+++mとした。また、方法Aの
場合と同様に加工代を40μmとし、基準寸法φ5.5
に対し80μm太き(なるように加工面13を形成しで
ある。
下、方法Bという)により得られたデータを第7.8.
9図中符号Bで示す、この場合、加工面13の半径r1
をlI、半径r、を2+++mとした。また、方法Aの
場合と同様に加工代を40μmとし、基準寸法φ5.5
に対し80μm太き(なるように加工面13を形成しで
ある。
第3.4図に示す加工用工具20を用いた加工方法(以
下、方法Cという)により得られたデータを第7.8.
9図中符号Cで示す、この場合も加工代を40μmとし
、基準寸法φ5.5より80μm大きくなるように加工
面23を形成している。
下、方法Cという)により得られたデータを第7.8.
9図中符号Cで示す、この場合も加工代を40μmとし
、基準寸法φ5.5より80μm大きくなるように加工
面23を形成している。
上述した方法A、B、Cの場合加工荷重を調査すると、
第7図のようになり、方法Aにくらべ方法B、Cによれ
ば加工荷重を大幅に低減できることが明らかになった。
第7図のようになり、方法Aにくらべ方法B、Cによれ
ば加工荷重を大幅に低減できることが明らかになった。
この場合の加工荷重は回転トルクを与えずに単純に軸方
向へ圧入した際の荷重とした。
向へ圧入した際の荷重とした。
また、方法A、B、Cによる加工における袖穴2の入口
付近の肉の盛り上り状態を調べて加工精度を比較した。
付近の肉の盛り上り状態を調べて加工精度を比較した。
そして、第8図にこの比較結果を示しである。この場合
、方法Aによれば盛り上り量が極めて大きかったのに対
し、方法B、Cによれば肉の盛り上りが無くなって加工
精度を向上できることが明らかとなった。
、方法Aによれば盛り上り量が極めて大きかったのに対
し、方法B、Cによれば肉の盛り上りが無くなって加工
精度を向上できることが明らかとなった。
また、方法A、B、Cで得られたクランクシャフトlの
振れの精度を測定すると第9図に示すような結果が得ら
れた。この結果、方法B、Cによれば方法Aにくらべ振
れに与える影響を小さくできることが明らかとなった。
振れの精度を測定すると第9図に示すような結果が得ら
れた。この結果、方法B、Cによれば方法Aにくらべ振
れに与える影響を小さくできることが明らかとなった。
さらに、表面粗さについて測定すると、方法A、B、C
いずれの場合も2μm Rz以下のデータを得られるこ
とが分った。
いずれの場合も2μm Rz以下のデータを得られるこ
とが分った。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明は、工具をワークの穴に当
接して回転押圧すると、ワークに対して断続的に接触す
るように形成された加工面のみがワークの穴内面に摺動
接触することになって加工荷重が低くなるのでワークの
穴の入口付近に肉の盛り上りを生じないという効果を有
する。又、加工荷重が低くなることでワークを変形させ
ることがなく、かつ加工用工具自体の負担も少なくなっ
て該加工用工具の折損を防止できるという効果もある。
接して回転押圧すると、ワークに対して断続的に接触す
るように形成された加工面のみがワークの穴内面に摺動
接触することになって加工荷重が低くなるのでワークの
穴の入口付近に肉の盛り上りを生じないという効果を有
する。又、加工荷重が低くなることでワークを変形させ
ることがなく、かつ加工用工具自体の負担も少なくなっ
て該加工用工具の折損を防止できるという効果もある。
第1図は本発明の一実施例に用いられる加工用工具を示
す正面図、 第2図は同加工用工具を示す下面図、 第3図は本発明の他の実施例に用いられる加工用工具を
示す正面図、 第4図は同加工用工具を示す下面図、 第5図は従来のワークの穴内面の加工方法の一例を示す
断面図、 第6図はワークの穴の肉の盛り上りを示す図、 第7.8.9図は、第1,2図、第3,4図および第5
図にそれぞれ示す工具によって得られる試験結果を示し
、第7図は加工荷重を、第8図は盛り上り量を、第9図
は振れの変化量を、それぞれ示す特性図である。 l・・・クランクシャフト 2・・・袖穴 10、20・・・加工用工具 12、22・・・加工部 13、23・・・加工面 第1 図 第2 図 第3 因 第4 図
す正面図、 第2図は同加工用工具を示す下面図、 第3図は本発明の他の実施例に用いられる加工用工具を
示す正面図、 第4図は同加工用工具を示す下面図、 第5図は従来のワークの穴内面の加工方法の一例を示す
断面図、 第6図はワークの穴の肉の盛り上りを示す図、 第7.8.9図は、第1,2図、第3,4図および第5
図にそれぞれ示す工具によって得られる試験結果を示し
、第7図は加工荷重を、第8図は盛り上り量を、第9図
は振れの変化量を、それぞれ示す特性図である。 l・・・クランクシャフト 2・・・袖穴 10、20・・・加工用工具 12、22・・・加工部 13、23・・・加工面 第1 図 第2 図 第3 因 第4 図
Claims (1)
- 軸部の先端部に加工部を設け、該加工部の特定形状の加
工面を前記軸部の径より大きい同心円上に一定間隔で位
置してなる工具を用い、該工具を回転しつつ、その加工
部をワークの穴に圧入することにより摺動接触により塑
性加工を行うことを特徴とするワークの穴内面の仕上げ
加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3139189A JPH02212073A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | ワークの穴内面の仕上げ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3139189A JPH02212073A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | ワークの穴内面の仕上げ加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02212073A true JPH02212073A (ja) | 1990-08-23 |
Family
ID=12329964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3139189A Pending JPH02212073A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | ワークの穴内面の仕上げ加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02212073A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015512790A (ja) * | 2012-02-16 | 2015-04-30 | ヘゲンシャイト−エムエフデー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト | 軸、特にクランク軸の強度を高めるための方法及び工具 |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP3139189A patent/JPH02212073A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015512790A (ja) * | 2012-02-16 | 2015-04-30 | ヘゲンシャイト−エムエフデー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト | 軸、特にクランク軸の強度を高めるための方法及び工具 |
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