JPH02212582A - 摩擦材 - Google Patents
摩擦材Info
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- JPH02212582A JPH02212582A JP3138489A JP3138489A JPH02212582A JP H02212582 A JPH02212582 A JP H02212582A JP 3138489 A JP3138489 A JP 3138489A JP 3138489 A JP3138489 A JP 3138489A JP H02212582 A JPH02212582 A JP H02212582A
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- fiber
- friction
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
〈産業上の利用分野〉
本発明は、自動車用ブレーキライニング、ディスクブレ
ーキパッド、クラッチフェーシング等に用いられる摩擦
材に関する。
ーキパッド、クラッチフェーシング等に用いられる摩擦
材に関する。
〈従来の技術〉
近年、自動車用ディスクブレーキパッドやクラッチフェ
ーシング等に用いられる摩擦材に含まれる繊維材として
、従来使用されてきた石綿よりもフェード現象が抑制さ
れ、かつ対摩耗性等に優れたカーボン繊維やアラミド繊
維等を使用することが提案されており、特開昭62−1
06980号公報にはその一例が開示されている。
ーシング等に用いられる摩擦材に含まれる繊維材として
、従来使用されてきた石綿よりもフェード現象が抑制さ
れ、かつ対摩耗性等に優れたカーボン繊維やアラミド繊
維等を使用することが提案されており、特開昭62−1
06980号公報にはその一例が開示されている。
このような摩擦材に於て、特にアラミド繊維には、比較
的強度の高い切断繊維と、フィブリル繊維内にフィラー
、レジン及び他の繊維を取込むパルプ繊維とを゛混合す
ることが好ましいが、切断繊維が多過ぎると、該繊維の
解繊に伴いかさが増大して成型が厄介になり、また、パ
ルプ繊維が多過ぎると、所望の強度を得難くなる問題が
ある。
的強度の高い切断繊維と、フィブリル繊維内にフィラー
、レジン及び他の繊維を取込むパルプ繊維とを゛混合す
ることが好ましいが、切断繊維が多過ぎると、該繊維の
解繊に伴いかさが増大して成型が厄介になり、また、パ
ルプ繊維が多過ぎると、所望の強度を得難くなる問題が
ある。
〈発明が解決しようとする課題〉
このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、成型し易く、ブレーキ等に於けるフェード現象が好
適に抑制され、かつ成形後の強度及び耐久性が向上した
摩擦材を提供することにある。
は、成型し易く、ブレーキ等に於けるフェード現象が好
適に抑制され、かつ成形後の強度及び耐久性が向上した
摩擦材を提供することにある。
[発明の構成]
〈課題を解決するための手段〉
このような目的は、本発明によれば、カーボン繊維を3
重量%乃至30重量%、パルプ状繊維及び切断繊維の混
合体からなるアラミド繊維を2重量%乃至20重量%含
み、前記パルプ状繊維の前記切断繊維に対する重量比が
0. 5以上であることを特徴とする摩擦材を提供する
ことにより達成される。
重量%乃至30重量%、パルプ状繊維及び切断繊維の混
合体からなるアラミド繊維を2重量%乃至20重量%含
み、前記パルプ状繊維の前記切断繊維に対する重量比が
0. 5以上であることを特徴とする摩擦材を提供する
ことにより達成される。
く作用〉
このようにすれば、アラミド繊維のパルプ繊維により成
形後の耐久性が向上し、かつそのフィブリル繊維が、切
断アラミド繊維やカーボン繊維或いは他の充填材を取り
込むことにより、各々を好適に分散させると共に成型時
に不必要にがさが増加することがない。
形後の耐久性が向上し、かつそのフィブリル繊維が、切
断アラミド繊維やカーボン繊維或いは他の充填材を取り
込むことにより、各々を好適に分散させると共に成型時
に不必要にがさが増加することがない。
〈実施例〉
以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
説明する。
第1図及び第2図は、自動車用ブレーキパッド1と、該
パッドのプリフォームを成型するためのダイス2及びク
ロムモリブデン鋼からなるポンチ3を模式的に示す。
パッドのプリフォームを成型するためのダイス2及びク
ロムモリブデン鋼からなるポンチ3を模式的に示す。
ダイス2内は、その底面の面積が45cdの略扇形即ち
ブレーキパッドの形状をなし、ポンチ3は、これに対応
する形状をなしている。このダイス2内に、繊維材とし
てバルブ状アラミド繊維2.44重量%(以下wL%と
記す)、直径7μmであって全長6+amの切断アラミ
ド繊維1. 24wL%及び直径6μmであって全長3
mmのカーボン繊維3゜48wL%、摩擦係数を大きく
するための金属粉末として銅粉末17. 16vt%及
び銅−亜鉛合金粉末24.50wt%、上記金属粉末と
ロータとの部分的な凝着を防止するための固体潤滑材と
してグラファイト3.68vL%及び二硫化モリブデン
7゜69wt%、ロータを掃除する効果のある高硬度の
無機充填材として二酸化珪素4.32wL%、高温時の
パッドの摩耗及び摩擦係数の低下を防止する抑制するた
めの比較的低硬度の無機充填材として硫酸バリウム18
. 04wt%、低面圧時の摩擦係数を安定するための
有機充填材としてメラミンダスト7.53wt%、バイ
ンダとしてのフェノールレジ:/9.21wt%、pH
n整剤0. 72wt%を定法にて混合してなる混合材
120g:を計量して断面積45cmのダイス2内に充
填し、ポンチ3をもッテ高さ約80mmから15a+m
となるまテ10kg/cJで圧縮し、その後、仕上加工
して第2図に示すブレーキパッド1を形成する。
ブレーキパッドの形状をなし、ポンチ3は、これに対応
する形状をなしている。このダイス2内に、繊維材とし
てバルブ状アラミド繊維2.44重量%(以下wL%と
記す)、直径7μmであって全長6+amの切断アラミ
ド繊維1. 24wL%及び直径6μmであって全長3
mmのカーボン繊維3゜48wL%、摩擦係数を大きく
するための金属粉末として銅粉末17. 16vt%及
び銅−亜鉛合金粉末24.50wt%、上記金属粉末と
ロータとの部分的な凝着を防止するための固体潤滑材と
してグラファイト3.68vL%及び二硫化モリブデン
7゜69wt%、ロータを掃除する効果のある高硬度の
無機充填材として二酸化珪素4.32wL%、高温時の
パッドの摩耗及び摩擦係数の低下を防止する抑制するた
めの比較的低硬度の無機充填材として硫酸バリウム18
. 04wt%、低面圧時の摩擦係数を安定するための
有機充填材としてメラミンダスト7.53wt%、バイ
ンダとしてのフェノールレジ:/9.21wt%、pH
n整剤0. 72wt%を定法にて混合してなる混合材
120g:を計量して断面積45cmのダイス2内に充
填し、ポンチ3をもッテ高さ約80mmから15a+m
となるまテ10kg/cJで圧縮し、その後、仕上加工
して第2図に示すブレーキパッド1を形成する。
ここで、本実施例のアラミド繊維は、ケブラー49(デ
ュポン社商標)からなるアラミド繊維である。また、本
実施例のカーボン繊維は、トレヵT300 (東し社商
標)からなる耐熱性及び強度の高いPAN系カーボン繊
維である。
ュポン社商標)からなるアラミド繊維である。また、本
実施例のカーボン繊維は、トレヵT300 (東し社商
標)からなる耐熱性及び強度の高いPAN系カーボン繊
維である。
第3図〜第5図は、JASOC406−82に規定され
る乗用車ブレーキ装置ダイナモメータ試験方法に基づき
、ブレーキパッド1と、従来の石綿からなる繊維材を用
いたブレーキパッドとをブレーキ試験し、その結果を比
較したグラフである。
る乗用車ブレーキ装置ダイナモメータ試験方法に基づき
、ブレーキパッド1と、従来の石綿からなる繊維材を用
いたブレーキパッドとをブレーキ試験し、その結果を比
較したグラフである。
ここで、従来の摩擦材からなるブレーキパッドに含まれ
る成分は、石綿繊維20.0wt%、炭酸カルシウム1
. 0w1%、硫酸バリウム32. 5vt%、カシュ
ーダスト及びフェノールレジン合せて23、 OwL
%、銅粉末20. 0w1%、亜鉛粉末0゜5wt%、
鉄粉末3.0w1%である。
る成分は、石綿繊維20.0wt%、炭酸カルシウム1
. 0w1%、硫酸バリウム32. 5vt%、カシュ
ーダスト及びフェノールレジン合せて23、 OwL
%、銅粉末20. 0w1%、亜鉛粉末0゜5wt%、
鉄粉末3.0w1%である。
まず、JASOの規定に基づき初期計測、すり合せ前チ
エツク、第1効力試験、すり合せを行った後、第2効力
試験を行う。即ち、制動前ブレーキ温度を80℃とし、
制動初速度50km+/h、1100k/h及び130
km/hから、0.1〜0゜8Gの範囲で制動減速度を
変化させ、各制動減速度に於ける制動トルクから各々摩
擦係数(μ)を求める(第3図)。
エツク、第1効力試験、すり合せを行った後、第2効力
試験を行う。即ち、制動前ブレーキ温度を80℃とし、
制動初速度50km+/h、1100k/h及び130
km/hから、0.1〜0゜8Gの範囲で制動減速度を
変化させ、各制動減速度に於ける制動トルクから各々摩
擦係数(μ)を求める(第3図)。
続けて、第1フエードリカバリ試験を行う。即ち、制動
前ブレーキ温度を80℃とし、制動初速度50km/h
、制動減速度0.3G一定(或いは0.3Gを得られる
圧カ一定)、制動回数3回として摩擦係数(μ)のベー
スラインをチエツクする。
前ブレーキ温度を80℃とし、制動初速度50km/h
、制動減速度0.3G一定(或いは0.3Gを得られる
圧カ一定)、制動回数3回として摩擦係数(μ)のベー
スラインをチエツクする。
次に、フェード試験を行う。即ち、第1回目の制動前ブ
レーキ温度を60℃とし、制動初速度1100k/h、
制動減速度0.45G一定(或いは0.45Gを得られ
る圧カ一定)、制動間隔35秒、制動回数10回として
ブレーキ温度と、各回の摩擦係数(μ)を求める(第4
図)。また、続けてリカバリ試験を行う。即ち、制動初
速度50km/h、制動減速度0.3G一定(或いはベ
ースラインチエツクで得られた圧カ一定)、制動間隔1
20秒、制動回数15回として上記フェード試験と同様
にブレーキ温度及び摩擦係数(μ)を求める(第4図)
。
レーキ温度を60℃とし、制動初速度1100k/h、
制動減速度0.45G一定(或いは0.45Gを得られ
る圧カ一定)、制動間隔35秒、制動回数10回として
ブレーキ温度と、各回の摩擦係数(μ)を求める(第4
図)。また、続けてリカバリ試験を行う。即ち、制動初
速度50km/h、制動減速度0.3G一定(或いはベ
ースラインチエツクで得られた圧カ一定)、制動間隔1
20秒、制動回数15回として上記フェード試験と同様
にブレーキ温度及び摩擦係数(μ)を求める(第4図)
。
更に、続けて第3効力試験として、第2効力試験と同様
の条件で摩擦係数(μ)を求める(第5図)。
の条件で摩擦係数(μ)を求める(第5図)。
第4図に良く示すように、本発明に基づく摩擦材を用い
たブレーキパッド1(実線A)は、従来の摩擦材を用い
たブレーキパッド(破線B)に比較してブレーキの温度
変化に伴う摩擦係数(μ)の変化が小さいことがわかる
。また、第3図及び第5図に良く示すように、本発明に
基づく摩擦材を用いたブレーキパッド1(実線A)は、
従来の摩擦材を用いたブレーキパッド(破線B)に比較
して熱履歴による摩擦係数(μ)の変化も小さいことが
わかる。
たブレーキパッド1(実線A)は、従来の摩擦材を用い
たブレーキパッド(破線B)に比較してブレーキの温度
変化に伴う摩擦係数(μ)の変化が小さいことがわかる
。また、第3図及び第5図に良く示すように、本発明に
基づく摩擦材を用いたブレーキパッド1(実線A)は、
従来の摩擦材を用いたブレーキパッド(破線B)に比較
して熱履歴による摩擦係数(μ)の変化も小さいことが
わかる。
本実施例では熱伝導率の大きなカーボン繊維を用いてい
るが、これに熱伝導率の比較的小さなアラミド繊維を組
合せることにより、ブレーキのベイパーロックを防止で
きるばかりでなく、アラミド繊維が、メタ系アラミド繊
維よりも耐熱性(摩耗クラック等に対する耐久性)の高
いバラ系アラミド繊維からなることから、カーボン繊維
と組合せることにより、耐熱性、耐久性、耐フエード性
の優れた摩擦材が得られる。また、PAN系カーボン繊
維は高温時の摩擦係数(μ)の安定化に寄与しており、
このPAN系カーボン繊維は、充分な補強効果を得るた
めに直径を15μm以下とすると良く、更に補強効果及
びカーボン繊維自体の分散効果を得るために、その全長
を0.5a+m〜9゜0+a−の範囲とすると良い。
るが、これに熱伝導率の比較的小さなアラミド繊維を組
合せることにより、ブレーキのベイパーロックを防止で
きるばかりでなく、アラミド繊維が、メタ系アラミド繊
維よりも耐熱性(摩耗クラック等に対する耐久性)の高
いバラ系アラミド繊維からなることから、カーボン繊維
と組合せることにより、耐熱性、耐久性、耐フエード性
の優れた摩擦材が得られる。また、PAN系カーボン繊
維は高温時の摩擦係数(μ)の安定化に寄与しており、
このPAN系カーボン繊維は、充分な補強効果を得るた
めに直径を15μm以下とすると良く、更に補強効果及
びカーボン繊維自体の分散効果を得るために、その全長
を0.5a+m〜9゜0+a−の範囲とすると良い。
本実施例では、摩擦材にパルプ状及び切断アラミド繊維
を合せて3.68wt%混合したが、実際には2〜20
vt%の範囲で混合すれば良い。ここで、アラミド繊維
が2wt%未満であると、プリフォーム成型が困難にな
り、また20wt%を越えると高温時に摩擦係数が低下
する。
を合せて3.68wt%混合したが、実際には2〜20
vt%の範囲で混合すれば良い。ここで、アラミド繊維
が2wt%未満であると、プリフォーム成型が困難にな
り、また20wt%を越えると高温時に摩擦係数が低下
する。
また、本実施例では、パルプ状アラミド繊維を2.44
wt%混合したが、パルプ状アラミド繊維は、耐久性を
向上させるばかりでなく、かさ密度の増大し易い切断ア
ラミド繊維を取り込み、体積増加を好適に抑制する効果
を有しており、実際には切断アラミド繊維の1/2以上
となっていれば良い。ここで、パルプ状アラミド繊維が
切断アラミド繊維の1/2未満であると、切断アラミド
繊維の解繊による体積増加を抑制できなくなり、プリフ
ォーム成型時の加圧力を増大させたり、型を大型化する
必要が生じる。尚、パルプ状アラミド繊維は、フィラー
、レジン及び比較的偏析し易いカーボン繊維等を取り込
み、好適に分散させる効果もある。
wt%混合したが、パルプ状アラミド繊維は、耐久性を
向上させるばかりでなく、かさ密度の増大し易い切断ア
ラミド繊維を取り込み、体積増加を好適に抑制する効果
を有しており、実際には切断アラミド繊維の1/2以上
となっていれば良い。ここで、パルプ状アラミド繊維が
切断アラミド繊維の1/2未満であると、切断アラミド
繊維の解繊による体積増加を抑制できなくなり、プリフ
ォーム成型時の加圧力を増大させたり、型を大型化する
必要が生じる。尚、パルプ状アラミド繊維は、フィラー
、レジン及び比較的偏析し易いカーボン繊維等を取り込
み、好適に分散させる効果もある。
また、本実施例では、切断アラミド繊維を1゜24vt
%混合したが、切断アラミド繊維は、ロータの攻撃性を
低下させ、かつ耐久性を一層向上させる効果がある。こ
こで、本実施例に用いたバラ系パルプ状アラミド繊維が
高い耐久性を有していることから、例えば切断アラミド
繊維を混合しなくても充分な耐久性が得られる。
%混合したが、切断アラミド繊維は、ロータの攻撃性を
低下させ、かつ耐久性を一層向上させる効果がある。こ
こで、本実施例に用いたバラ系パルプ状アラミド繊維が
高い耐久性を有していることから、例えば切断アラミド
繊維を混合しなくても充分な耐久性が得られる。
また、本実施例では、摩擦材にPAN系のカーボン繊維
を3.48wt%混合したが、実際には3〜30wt%
の範囲で混合すれば良く、好ましくは、カーボン繊維の
重量がバルブ状アラミド繊維及び切断アラミド繊維の総
量の0.6倍以上になっていると良く、その場合、摩擦
材のフェード率が著しく向上する。ここで、カーボン繊
維が3wt%未満であると、高温時に摩擦係数が安定化
し難く、また3Qvt%を越えると常用温度に於ける摩
擦係数が低下する。
を3.48wt%混合したが、実際には3〜30wt%
の範囲で混合すれば良く、好ましくは、カーボン繊維の
重量がバルブ状アラミド繊維及び切断アラミド繊維の総
量の0.6倍以上になっていると良く、その場合、摩擦
材のフェード率が著しく向上する。ここで、カーボン繊
維が3wt%未満であると、高温時に摩擦係数が安定化
し難く、また3Qvt%を越えると常用温度に於ける摩
擦係数が低下する。
また、本実施例では、摩擦材に金属粉末として銅粉末及
び銅−亜鉛合金粉末を混合したが、銅、ニッケル、銅−
亜鉛合金、鉄、銅−錫合金のうち少なくとも1種類以上
を10〜50wt%の範囲で混合すれば良い。ここで、
金属粉末が10vt%未満であると、摩擦係数を大きく
する効果が殆どなく、また50wt%を越えるとロータ
に部分的に凝着し、シャダー発生の原因となる。
び銅−亜鉛合金粉末を混合したが、銅、ニッケル、銅−
亜鉛合金、鉄、銅−錫合金のうち少なくとも1種類以上
を10〜50wt%の範囲で混合すれば良い。ここで、
金属粉末が10vt%未満であると、摩擦係数を大きく
する効果が殆どなく、また50wt%を越えるとロータ
に部分的に凝着し、シャダー発生の原因となる。
また、本実施例では、摩擦材に固体潤滑材としてグラフ
ァイト及び二硫化モリブデンを混合したが、実際にはグ
ラファイト、二硫化モリブデン、硫化亜鉛、硫化鉛、三
硫化アンチモンのうち少なくとも11種類以上を5〜2
0wt%混合すれば良い。
ァイト及び二硫化モリブデンを混合したが、実際にはグ
ラファイト、二硫化モリブデン、硫化亜鉛、硫化鉛、三
硫化アンチモンのうち少なくとも11種類以上を5〜2
0wt%混合すれば良い。
ここで、固体潤滑材が5wt%未満であると、」二足金
属粉末とロータとの凝着を防止する効果が殆どなく、ま
た20wt%を越えると摩擦係数が低下する。
属粉末とロータとの凝着を防止する効果が殆どなく、ま
た20wt%を越えると摩擦係数が低下する。
また、本実施例では、摩擦材に高硬度の無機充填材とし
て二酸化珪素を混合し、低硬度の無機充填材として硫酸
バリウムを混合したが、実際には高硬度の無機充填材と
して、二酸化珪素、アルミナ、ムライト、酸化ジルコニ
ウム、スピネル型フェライト(Fe304)のうち少な
くとも1種類以上と、低硬度の無機充填材として硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム、酸化第二銅のうち少なくとも
1種類以上を合せて10〜50wt%の範囲で混合すれ
ば良い。ここで、lQwL%未満であるとロータを掃除
する効果及び高温時のパッドの摩耗及び摩擦係数の低下
を抑制する効果が殆どなく、50wt%を越えると、ロ
ータの攻撃性が高(なり偏摩耗の原因となる。
て二酸化珪素を混合し、低硬度の無機充填材として硫酸
バリウムを混合したが、実際には高硬度の無機充填材と
して、二酸化珪素、アルミナ、ムライト、酸化ジルコニ
ウム、スピネル型フェライト(Fe304)のうち少な
くとも1種類以上と、低硬度の無機充填材として硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム、酸化第二銅のうち少なくとも
1種類以上を合せて10〜50wt%の範囲で混合すれ
ば良い。ここで、lQwL%未満であるとロータを掃除
する効果及び高温時のパッドの摩耗及び摩擦係数の低下
を抑制する効果が殆どなく、50wt%を越えると、ロ
ータの攻撃性が高(なり偏摩耗の原因となる。
また、本実施例では、摩擦材に有機充填材としてメラミ
ンダストを混合したが、実際には、メラミンダスト、カ
シューダスト、フェノールダストのうち少なくとも1種
類以上を3〜20vt%の範囲で混合すれば良い。ここ
で、3vL%未満であると、低面圧時の摩擦係数を安定
する効果が殆どなく、20wt%を越えると高温時の摩
擦係数低下の原因となる。
ンダストを混合したが、実際には、メラミンダスト、カ
シューダスト、フェノールダストのうち少なくとも1種
類以上を3〜20vt%の範囲で混合すれば良い。ここ
で、3vL%未満であると、低面圧時の摩擦係数を安定
する効果が殆どなく、20wt%を越えると高温時の摩
擦係数低下の原因となる。
更に、本実施例にて摩擦材にバインダとして混合したフ
ェノールレジンは、実際には8〜15wt%の範囲で混
合すれば良い。ここで、フェノールレジンが8wL%未
満であると、バインダとしての効果が殆どなく、また1
5wt%を越えると高温時の摩擦係数が低下する。
ェノールレジンは、実際には8〜15wt%の範囲で混
合すれば良い。ここで、フェノールレジンが8wL%未
満であると、バインダとしての効果が殆どなく、また1
5wt%を越えると高温時の摩擦係数が低下する。
[発明の効果]
このように本発明によれば、摩擦材に含まれるカーボン
繊維を3wt%〜30wt%の範囲とし、切断繊維及び
パルプ繊維からなるアラミド繊維を2wt%〜20vt
%の範囲とし、パルプ状繊維の切断繊維に対する重量比
を0.5以上とすることで、成型し易く、また、ブレー
キに於けるフェード現象を好適に抑制できると共に耐久
性の高い摩擦材を得ることができることから、その効果
は極めて大である。
繊維を3wt%〜30wt%の範囲とし、切断繊維及び
パルプ繊維からなるアラミド繊維を2wt%〜20vt
%の範囲とし、パルプ状繊維の切断繊維に対する重量比
を0.5以上とすることで、成型し易く、また、ブレー
キに於けるフェード現象を好適に抑制できると共に耐久
性の高い摩擦材を得ることができることから、その効果
は極めて大である。
第1図は、本発明に基づく摩擦材をもって自動車用ブレ
ーキパッドのプリフォームを成型するためのダイス及び
ポンチを模式的に示す断面図である。 第2図は、本発明に基づく摩擦材からなるブレーキパッ
ドを示す正面図である。 第3図〜第5図は、本発明に基づく摩擦材からなるブレ
ーキパッドを用いて行われたブレーキ試験の結果を示す
グラフである。 1・・・ブレーキパラ ド 2・・・ダイス 3・・・ポンチ 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 同 日 信工業株式会社 代 理 人
ーキパッドのプリフォームを成型するためのダイス及び
ポンチを模式的に示す断面図である。 第2図は、本発明に基づく摩擦材からなるブレーキパッ
ドを示す正面図である。 第3図〜第5図は、本発明に基づく摩擦材からなるブレ
ーキパッドを用いて行われたブレーキ試験の結果を示す
グラフである。 1・・・ブレーキパラ ド 2・・・ダイス 3・・・ポンチ 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 同 日 信工業株式会社 代 理 人
Claims (4)
- (1)カーボン繊維を3重量%乃至30重量%、パルプ
状繊維及び切断繊維の混合体からなるアラミド繊維を2
重量%乃至20重量%含み、 前記パルプ状繊維の前記切断繊維に対する重量比が0.
5以上であることを特徴とする摩擦材。 - (2)前記カーボン繊維の前記アラミド繊維に対する重
量比が0.6以上であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の摩擦材。 - (3)前記アラミド繊維がパラ系アラミド繊維からなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項若しくは第2項
に記載の摩擦材。 - (4)銅、ニッケル、銅−亜鉛合金、鉄及び銅−錫合金
のうちの少なくとも1種類以上を10重量%乃至50重
量%、 グラファイト、二硫化モリブデン、硫化亜鉛、硫化鉛及
び三硫化アンチモンのうちの少なくとも1種類以上を5
重量%乃至20重量%、 二酸化珪素、アルミナ、ムライト、酸化ジルコニウム及
びスピネル型フェライト(Fe_3O_4)のうちの少
なくとも1種類以上と硫酸バリウム、炭酸カルシウム及
び酸化第二銅のうちの少なくとも1種類以上とを合せて
10重量%乃至50重量%、 メラミンダスト、カシューダスト及びフェノールダスト
のうちの少なくとも1種類以上を3重量%乃至20重量
%、 フェノールレジンを8重量%乃至15重量%含むことを
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
に記載の摩擦材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3138489A JP2709124B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3138489A JP2709124B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 摩擦材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02212582A true JPH02212582A (ja) | 1990-08-23 |
| JP2709124B2 JP2709124B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=12329763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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