JPH0221303B2 - - Google Patents
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- JPH0221303B2 JPH0221303B2 JP17811184A JP17811184A JPH0221303B2 JP H0221303 B2 JPH0221303 B2 JP H0221303B2 JP 17811184 A JP17811184 A JP 17811184A JP 17811184 A JP17811184 A JP 17811184A JP H0221303 B2 JPH0221303 B2 JP H0221303B2
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- Japan
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- steel pipe
- resin liquid
- filler
- conveyor
- lining
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、レジンモルタル硬化被覆層で鋼管の
内面を工業的に能率良くライニング被覆する方法
及び装置に関するもので、本発明によつて得られ
る、レジンモルタル硬化被覆層が内面に施された
鋼管は、優れた防食性、保護被覆性を有してお
り、建設用、土木用の基礎材料として有用なもの
である。
内面を工業的に能率良くライニング被覆する方法
及び装置に関するもので、本発明によつて得られ
る、レジンモルタル硬化被覆層が内面に施された
鋼管は、優れた防食性、保護被覆性を有してお
り、建設用、土木用の基礎材料として有用なもの
である。
鋼管の内面を防食するために、種々の被覆材、
ライニング材等によつて被覆する各種の方法が、
従来から提案されており、例えば、 (1)粉末状の熱可塑性樹脂を加熱された鋼管の表
面に静電塗装、流動浸漬等で均一に付着させて、
溶融状態の被覆膜を形成して被覆する方法、(2)熱
硬化性樹脂液等を吹き付けまたは塗布して樹脂液
の薄膜を形成した後、その樹脂液の薄膜を硬化し
て被覆する方法 等が、すでに提案されており、それらの一部の方
法が実施されている。
ライニング材等によつて被覆する各種の方法が、
従来から提案されており、例えば、 (1)粉末状の熱可塑性樹脂を加熱された鋼管の表
面に静電塗装、流動浸漬等で均一に付着させて、
溶融状態の被覆膜を形成して被覆する方法、(2)熱
硬化性樹脂液等を吹き付けまたは塗布して樹脂液
の薄膜を形成した後、その樹脂液の薄膜を硬化し
て被覆する方法 等が、すでに提案されており、それらの一部の方
法が実施されている。
前記の(1)の方法は鋼管の余熱、接着剤層の形
成、粉末熱可塑性樹脂による被覆層の形成等のか
なり複雑なプロセスでなされ、しかもこの(1)の方
法で粉末熱可塑性樹脂から形成された被覆層を有
する鋼管は、その用途によつては、その防食被覆
層耐熱性、耐摩耗性、硬度等の物性において必ず
しも充分ではなかつた。
成、粉末熱可塑性樹脂による被覆層の形成等のか
なり複雑なプロセスでなされ、しかもこの(1)の方
法で粉末熱可塑性樹脂から形成された被覆層を有
する鋼管は、その用途によつては、その防食被覆
層耐熱性、耐摩耗性、硬度等の物性において必ず
しも充分ではなかつた。
また、前記の(2)の方法による熱硬化性樹脂液を
使用する被覆法では、やはり、耐摩耗性、耐衝撃
性等の物性が満足すべきものではなく、また、そ
れらの熱硬化性樹脂液を、鋼管の内面に吹きつけ
たり、塗布したりする際に、それらの樹脂液が熱
硬化される前に下方に向かつて垂れ流れてしまう
ことが多く、そのために不均一な被覆層が形成さ
れ、均一な被覆層の形成或いは厚手の被覆層の形
成が困難であるという欠点を有していた。尚、こ
のような垂れ防止のために熱硬化性樹脂の硬化速
度を上げると、その樹脂液の保存安定性が悪化
し、また被覆作業を短時間にしなければならず、
均一な被覆層を形成することが極めて困難にな
る。
使用する被覆法では、やはり、耐摩耗性、耐衝撃
性等の物性が満足すべきものではなく、また、そ
れらの熱硬化性樹脂液を、鋼管の内面に吹きつけ
たり、塗布したりする際に、それらの樹脂液が熱
硬化される前に下方に向かつて垂れ流れてしまう
ことが多く、そのために不均一な被覆層が形成さ
れ、均一な被覆層の形成或いは厚手の被覆層の形
成が困難であるという欠点を有していた。尚、こ
のような垂れ防止のために熱硬化性樹脂の硬化速
度を上げると、その樹脂液の保存安定性が悪化
し、また被覆作業を短時間にしなければならず、
均一な被覆層を形成することが極めて困難にな
る。
一方、硬化性樹脂液に骨材等の充填剤が高い割
合で配合されている高い粘度のレジンモルタル
は、耐薬品性、耐熱性、耐摩耗性、硬度、耐衝撃
性等の物性の優れた硬化層となるので、一般に、
建設、建築の分野で、建築物等の平らな床面を形
成するために使用されており、また、他の平らな
材料の表面に被覆することも一部行われていた
が、その被覆作業は、前記レジンモルタルの粘度
が高いために、一般のセメントモルタルと同様
に、もつぱら、人手によつて鏝(コテ)等を使用
する塗装方法で行われており、従つて鋼管の内面
に対して防食被覆層を形成するためには、熟練を
要したり、人が入れない径の小さい鋼管の内部に
ライニングできないことがある等、レジンモルタ
ルによる工業的な能率の良い鋼管の内面に被覆方
法は知られていなかつた。
合で配合されている高い粘度のレジンモルタル
は、耐薬品性、耐熱性、耐摩耗性、硬度、耐衝撃
性等の物性の優れた硬化層となるので、一般に、
建設、建築の分野で、建築物等の平らな床面を形
成するために使用されており、また、他の平らな
材料の表面に被覆することも一部行われていた
が、その被覆作業は、前記レジンモルタルの粘度
が高いために、一般のセメントモルタルと同様
に、もつぱら、人手によつて鏝(コテ)等を使用
する塗装方法で行われており、従つて鋼管の内面
に対して防食被覆層を形成するためには、熟練を
要したり、人が入れない径の小さい鋼管の内部に
ライニングできないことがある等、レジンモルタ
ルによる工業的な能率の良い鋼管の内面に被覆方
法は知られていなかつた。
本発明者らは、物性的に保護性能の優れている
レジンモルタルの硬化被覆層を内面に有する鋼管
を、前述の問題点の生じることなく能率的に製造
することができるような『鋼管の内面ライニング
法』について、鋭意検討した結果、回転している
鋼管の内面に、流動性の硬化性樹脂液を吹きつけ
て樹脂液の薄層を形成し、ただちに、鋼管の内面
の樹脂液の薄層の上に、レジンモルタル用の骨材
等の充填剤を散布し、鋼管の内面の硬化性樹脂液
と充填剤とに鋼管の回転による遠心力を加える
と、硬化性樹脂液に充填剤が高い割合で配合され
たレジンモルタル層が迅速に形成され、これを硬
化させることによつて、鋼管の内面にレジンモル
タル硬化被覆層を容易に施すことができることを
見い出し、本発明を完成した。
レジンモルタルの硬化被覆層を内面に有する鋼管
を、前述の問題点の生じることなく能率的に製造
することができるような『鋼管の内面ライニング
法』について、鋭意検討した結果、回転している
鋼管の内面に、流動性の硬化性樹脂液を吹きつけ
て樹脂液の薄層を形成し、ただちに、鋼管の内面
の樹脂液の薄層の上に、レジンモルタル用の骨材
等の充填剤を散布し、鋼管の内面の硬化性樹脂液
と充填剤とに鋼管の回転による遠心力を加える
と、硬化性樹脂液に充填剤が高い割合で配合され
たレジンモルタル層が迅速に形成され、これを硬
化させることによつて、鋼管の内面にレジンモル
タル硬化被覆層を容易に施すことができることを
見い出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、水平に配置された鋼管をその
中心軸を回転軸として回転させながら、流動性の
硬化性樹脂液を上記鋼管の内面に噴射すると共
に、微細な充填剤を、噴射された上記樹脂液の上
に該樹脂液の噴射径よりも狭い幅で幅方向を上記
鋼管の軸線方向に向けて帯状に散布することを特
徴とする鋼管の内面ライニング法を提供するもの
である。
中心軸を回転軸として回転させながら、流動性の
硬化性樹脂液を上記鋼管の内面に噴射すると共
に、微細な充填剤を、噴射された上記樹脂液の上
に該樹脂液の噴射径よりも狭い幅で幅方向を上記
鋼管の軸線方向に向けて帯状に散布することを特
徴とする鋼管の内面ライニング法を提供するもの
である。
また、本発明は、上記方法の実施に用いる装置
として、鋼管をその中心軸を水平に位置させ且つ
該中心軸を回転軸として回転させる鋼管回転機構
と、上記鋼管の内面に流動性の硬化性樹脂液を噴
射する樹脂液噴射機構と、上記鋼管の内部に該鋼
管の軸線方向に向けて配され微細な充填剤を該鋼
管の内部に搬送して先端部から排出する充填剤搬
送コンベアと、該搬送コンベアの先端部から排出
される上記充填剤を、噴射された上記樹脂液の上
に該樹脂液の噴射径よりも狭い幅で幅方向を上記
鋼管の軸線方向に向けて帯状に散布する傾斜板と
を有することを特徴とする鋼管の内面ライニング
装置を提供するものである。
として、鋼管をその中心軸を水平に位置させ且つ
該中心軸を回転軸として回転させる鋼管回転機構
と、上記鋼管の内面に流動性の硬化性樹脂液を噴
射する樹脂液噴射機構と、上記鋼管の内部に該鋼
管の軸線方向に向けて配され微細な充填剤を該鋼
管の内部に搬送して先端部から排出する充填剤搬
送コンベアと、該搬送コンベアの先端部から排出
される上記充填剤を、噴射された上記樹脂液の上
に該樹脂液の噴射径よりも狭い幅で幅方向を上記
鋼管の軸線方向に向けて帯状に散布する傾斜板と
を有することを特徴とする鋼管の内面ライニング
装置を提供するものである。
本発明によれば、鋼管Aを回転させながら、該
鋼管Aの内面に硬化性樹脂液Cを噴射することに
より、鋼管Aの内面の所定範囲に上記樹脂液Cの
薄膜が形成され、この薄膜の上に、充填剤Bを、
上記樹脂液Cの噴射径よりも狭い幅で幅方向を上
記鋼管Aの軸線方向に向けて帯状に散布すること
により、該充填剤Bは上記薄膜の上に均一且つ確
実に付着し、付着した充填剤Bは、鋼管Aの回転
による遠心力により、樹脂液の薄膜と均一に混合
され、実質的に非流動性のレジンモルタル層が形
成され、該レジンモルタル層の硬化層によつて鋼
管Aの内面がライニングされる。
鋼管Aの内面に硬化性樹脂液Cを噴射することに
より、鋼管Aの内面の所定範囲に上記樹脂液Cの
薄膜が形成され、この薄膜の上に、充填剤Bを、
上記樹脂液Cの噴射径よりも狭い幅で幅方向を上
記鋼管Aの軸線方向に向けて帯状に散布すること
により、該充填剤Bは上記薄膜の上に均一且つ確
実に付着し、付着した充填剤Bは、鋼管Aの回転
による遠心力により、樹脂液の薄膜と均一に混合
され、実質的に非流動性のレジンモルタル層が形
成され、該レジンモルタル層の硬化層によつて鋼
管Aの内面がライニングされる。
まず、本発明の鋼管の内面ライニング装置の一
実施例を図面について説明すると、第1図はその
概略図を示すもので、同図において、1は鋼管回
転機構、2は充填剤搬送コンベア、3は樹脂液噴
射機構を示す。
実施例を図面について説明すると、第1図はその
概略図を示すもので、同図において、1は鋼管回
転機構、2は充填剤搬送コンベア、3は樹脂液噴
射機構を示す。
上記鋼管回転機構1は、レール11上を走行可
能とした2台の移動台車12それぞれの上面部に
一対の支持ローラー13を設けてその主体を構成
してあり、支持ローラー13により鋼管Aの四隅
を支持して鋼管Aを水平に配置するようになして
あると共に、左方の移動台車12の支持ローラー
13を回転速度調整装置(図示せず)を介してモ
ーター14で駆動することにより鋼管Aをその中
心軸を回転軸として回転させるようになしてあ
る。そして、2台の移動台車12は、連結バー1
5で連結してあり、左方の移動台車12をモータ
ー16で駆動することにより、レール11上を一
体的に自走し、第1図において左右方向に移動可
能となしてある。尚、連結バー15には下向きの
切欠部を間隔をあけて多数設けてあり、任意の2
個の切欠部をそれぞれ2台の移動台車12の突起
部に係止させることにより、2台の移動台車12
の間隔を調整し、もつて、長さの異なる鋼管Aを
支持ローラー13により確実に支持、回転駆動す
るようになしてある。又、17は、右方の移動台
車12に鋼管Aの右端の外周部を囲繞するように
設けた吸引部で、後述のライニング作業中に生じ
る塵、臭を吸引して脱臭集塵装置(図示せず)に
送り込むようになしてある。
能とした2台の移動台車12それぞれの上面部に
一対の支持ローラー13を設けてその主体を構成
してあり、支持ローラー13により鋼管Aの四隅
を支持して鋼管Aを水平に配置するようになして
あると共に、左方の移動台車12の支持ローラー
13を回転速度調整装置(図示せず)を介してモ
ーター14で駆動することにより鋼管Aをその中
心軸を回転軸として回転させるようになしてあ
る。そして、2台の移動台車12は、連結バー1
5で連結してあり、左方の移動台車12をモータ
ー16で駆動することにより、レール11上を一
体的に自走し、第1図において左右方向に移動可
能となしてある。尚、連結バー15には下向きの
切欠部を間隔をあけて多数設けてあり、任意の2
個の切欠部をそれぞれ2台の移動台車12の突起
部に係止させることにより、2台の移動台車12
の間隔を調整し、もつて、長さの異なる鋼管Aを
支持ローラー13により確実に支持、回転駆動す
るようになしてある。又、17は、右方の移動台
車12に鋼管Aの右端の外周部を囲繞するように
設けた吸引部で、後述のライニング作業中に生じ
る塵、臭を吸引して脱臭集塵装置(図示せず)に
送り込むようになしてある。
また、上記充填剤搬送コンベア2は、鋼管回転
機構1の右方に対向させて設置した可変台21上
に左方に突出させて設けてあり、鋼管回転機構1
が第1図において右方に移動して来た際、鋼管回
転機構1上の鋼管Aの内部に鋼管Aの軸線方向に
向けて配されるようになしてある。そして、充填
剤搬送コンベア2には、可変台21上に設けた充
填剤ホツパー22から充填剤を落下させるように
なしてあり、落下した充填剤は、充填剤搬送コン
ベア2により左方に搬送されて充填剤搬送コンベ
ア2の先端部の排出端から排出されるようになし
てある。尚、可変台21は、高さ調整可能となし
てあり、鋼管Aの径に応じて充填剤搬送コンベア
2を所定高さに位置させるようになしてある。
又、23は充填剤ホツパー22からの充填剤の落
下量調整バルブである。
機構1の右方に対向させて設置した可変台21上
に左方に突出させて設けてあり、鋼管回転機構1
が第1図において右方に移動して来た際、鋼管回
転機構1上の鋼管Aの内部に鋼管Aの軸線方向に
向けて配されるようになしてある。そして、充填
剤搬送コンベア2には、可変台21上に設けた充
填剤ホツパー22から充填剤を落下させるように
なしてあり、落下した充填剤は、充填剤搬送コン
ベア2により左方に搬送されて充填剤搬送コンベ
ア2の先端部の排出端から排出されるようになし
てある。尚、可変台21は、高さ調整可能となし
てあり、鋼管Aの径に応じて充填剤搬送コンベア
2を所定高さに位置させるようになしてある。
又、23は充填剤ホツパー22からの充填剤の落
下量調整バルブである。
また、上記樹脂液噴射機構3は、硬化性樹脂液
タンク、硬化性樹脂液ミキサー、硬化性樹脂液吐
出ポンプ等を主体とするもので、上記充填剤搬送
コンベア2の排出端に樹脂液噴射ノズル31を有
しており、硬化性樹脂液吐出ポンプから送り出さ
れる調製された硬化性樹脂液を、ホース32を介
し樹脂液噴射ノズル31から第3図に示す如く下
方に所定の噴射径で噴射し、噴射された硬化性樹
脂液Cを鋼管Aの内面に所定範囲に付着させるよ
うになしてある。
タンク、硬化性樹脂液ミキサー、硬化性樹脂液吐
出ポンプ等を主体とするもので、上記充填剤搬送
コンベア2の排出端に樹脂液噴射ノズル31を有
しており、硬化性樹脂液吐出ポンプから送り出さ
れる調製された硬化性樹脂液を、ホース32を介
し樹脂液噴射ノズル31から第3図に示す如く下
方に所定の噴射径で噴射し、噴射された硬化性樹
脂液Cを鋼管Aの内面に所定範囲に付着させるよ
うになしてある。
そして更に、本発明の鋼管の内面ライニング装
置においては、上記充填剤搬送コンベア2の排出
端に傾斜板4を設けてあり、この傾斜板4によ
り、第3図に示す如く、上記充填剤搬送コンベア
2の排出端から排出される充填剤Bを、噴射され
た鋼管Aの内面上の硬化性樹脂液Cに該樹脂液の
噴射径よりも狭い幅で幅方向を鋼管Aの軸線方向
に向けて帯状に散布するようになしてある。尚、
傾斜板4は板状でも良いが、第2図に示す如く樋
状であることが充填剤Bの散布上好ましい。
置においては、上記充填剤搬送コンベア2の排出
端に傾斜板4を設けてあり、この傾斜板4によ
り、第3図に示す如く、上記充填剤搬送コンベア
2の排出端から排出される充填剤Bを、噴射され
た鋼管Aの内面上の硬化性樹脂液Cに該樹脂液の
噴射径よりも狭い幅で幅方向を鋼管Aの軸線方向
に向けて帯状に散布するようになしてある。尚、
傾斜板4は板状でも良いが、第2図に示す如く樋
状であることが充填剤Bの散布上好ましい。
この他、5は、鋼管回転機構1が左方に移動し
た際に、鋼管回転機構1上の鋼管Aを外側から加
熱する加熱バーナーを有する加熱ゾーンで、硬化
性樹脂液Cとして熱硬化性樹脂を主成分とする硬
化性樹脂液を用いた場合に、該硬化性樹脂液Cを
上記加熱バーナーの加熱により硬化させるように
なしてある。
た際に、鋼管回転機構1上の鋼管Aを外側から加
熱する加熱バーナーを有する加熱ゾーンで、硬化
性樹脂液Cとして熱硬化性樹脂を主成分とする硬
化性樹脂液を用いた場合に、該硬化性樹脂液Cを
上記加熱バーナーの加熱により硬化させるように
なしてある。
尚、以上、本発明の鋼管の内面ライニング装置
の一実施例について詳述したが、本発明の装置に
おいては、鋼管回転機構1は移動可能でなくも良
く、その場合、逆に樹脂液噴射ノズル31及び充
填剤搬送コンベア2を鋼管Aの軸方向に移動可能
としたり、或いはこれら全てを移動不能としても
良い。特に後者は、鋼管Aの長さが短い場合、或
いは鋼管Aの一部にのみレジンモルタル層を形成
する場合で、それに見合う噴射能力及び散布能力
をそれぞれ樹脂液噴射ノズル31及び傾斜板4が
有している場合に効果的に採用される。この他、
樹脂液噴射ノズル31を充填剤搬送コンベア2の
排出端に直接固定せずに、充填剤搬送コンベア2
とは別のアームを充填剤搬送コンベア2に平行に
設け、該アームの先端部に樹脂液噴射ノズル31
を固定することができる等、本発明の鋼管の内面
ライニング装置は上記実施例に制限されるもので
ないことは云う迄もない。
の一実施例について詳述したが、本発明の装置に
おいては、鋼管回転機構1は移動可能でなくも良
く、その場合、逆に樹脂液噴射ノズル31及び充
填剤搬送コンベア2を鋼管Aの軸方向に移動可能
としたり、或いはこれら全てを移動不能としても
良い。特に後者は、鋼管Aの長さが短い場合、或
いは鋼管Aの一部にのみレジンモルタル層を形成
する場合で、それに見合う噴射能力及び散布能力
をそれぞれ樹脂液噴射ノズル31及び傾斜板4が
有している場合に効果的に採用される。この他、
樹脂液噴射ノズル31を充填剤搬送コンベア2の
排出端に直接固定せずに、充填剤搬送コンベア2
とは別のアームを充填剤搬送コンベア2に平行に
設け、該アームの先端部に樹脂液噴射ノズル31
を固定することができる等、本発明の鋼管の内面
ライニング装置は上記実施例に制限されるもので
ないことは云う迄もない。
次に、本発明の鋼管の内面ライニング法を、上
記の本発明の装置を用いた場合の一実施態様に基
づいて図面を参照しながら説明する。
記の本発明の装置を用いた場合の一実施態様に基
づいて図面を参照しながら説明する。
本発明の方法の実施にあたつては、まず、鋼管
Aを鋼管回転機構1に前述の如く水平に支持さ
せ、且つ鋼管回転機構1を第1図において右方に
位置させ、充填剤搬送コンベア2の排出端及び樹
脂液噴射ノズル31を鋼管Aの左端内部に位置さ
せておく。
Aを鋼管回転機構1に前述の如く水平に支持さ
せ、且つ鋼管回転機構1を第1図において右方に
位置させ、充填剤搬送コンベア2の排出端及び樹
脂液噴射ノズル31を鋼管Aの左端内部に位置さ
せておく。
次いで、鋼管回転機構1により前述の如く鋼管
Aを第3図の矢印方向に所定回転で回転させなが
ら、鋼管回転機構1を前述の如く所定速度で左方
に移動させると共に、樹脂液噴射機構3の樹脂液
噴射ノズル31に前述の如く所定量の硬化性樹脂
液Cを供給し、且つ前述の如く充填剤ホツパー2
2から所定量の充填剤Bを充填剤搬送コンベア2
に供給して充填剤搬送コンベア2の排出端から排
出する。
Aを第3図の矢印方向に所定回転で回転させなが
ら、鋼管回転機構1を前述の如く所定速度で左方
に移動させると共に、樹脂液噴射機構3の樹脂液
噴射ノズル31に前述の如く所定量の硬化性樹脂
液Cを供給し、且つ前述の如く充填剤ホツパー2
2から所定量の充填剤Bを充填剤搬送コンベア2
に供給して充填剤搬送コンベア2の排出端から排
出する。
上述の如く鋼管Aを回転させながら、硬化性樹
脂液Cを供給し且つ充填剤Bを排出することによ
り、流動性の硬化性樹脂液Cは、第3図に示す如
く樹脂液噴射ノズル31から所定の噴射径で下方
に噴射され、鋼管Aの内面の所定範囲に流動性の
硬化性樹脂液Cの薄膜が形成される。薄膜が形成
されると、この薄膜の上に、充填剤搬送コンベア
2の排出端から排出される充填剤Bが、前述の如
く傾斜板4を介し且つ傾斜板4により落下幅方向
を変えられて散布、即ち、硬化性樹脂液Cの噴射
径(鋼管Aの軸方向の幅)よりも狭い幅で幅方向
を鋼管Aの軸線方向に向けて帯状に散布され、硬
化性樹脂液Cの薄膜の上に均一且つ確実に付着す
る。そして、付着した充填剤Bは、鋼管Aの回転
による遠心力により、薄膜を形成していた硬化性
樹脂液Cと均一に混合され、500乃至1000ポイズ
以上の高粘度、或いは実質的に非流動性のレジン
モルタル層を形成する。
脂液Cを供給し且つ充填剤Bを排出することによ
り、流動性の硬化性樹脂液Cは、第3図に示す如
く樹脂液噴射ノズル31から所定の噴射径で下方
に噴射され、鋼管Aの内面の所定範囲に流動性の
硬化性樹脂液Cの薄膜が形成される。薄膜が形成
されると、この薄膜の上に、充填剤搬送コンベア
2の排出端から排出される充填剤Bが、前述の如
く傾斜板4を介し且つ傾斜板4により落下幅方向
を変えられて散布、即ち、硬化性樹脂液Cの噴射
径(鋼管Aの軸方向の幅)よりも狭い幅で幅方向
を鋼管Aの軸線方向に向けて帯状に散布され、硬
化性樹脂液Cの薄膜の上に均一且つ確実に付着す
る。そして、付着した充填剤Bは、鋼管Aの回転
による遠心力により、薄膜を形成していた硬化性
樹脂液Cと均一に混合され、500乃至1000ポイズ
以上の高粘度、或いは実質的に非流動性のレジン
モルタル層を形成する。
そして、鋼管回転機構1の左方への移動に伴
い、鋼管Aに対して相対的に、硬化性樹脂液の上
述の如き噴射が鋼管Aの左端から右端に向けて順
次行なわれ、且つ充填剤Bの散布がこれに追随さ
せて上述の如く行なわれる結果、上記レジンモル
タル層は、鋼管Aの左端から右端に向けてスパイ
ラル状に形成されて行き、遂には鋼管Aの内面全
面に形成される。
い、鋼管Aに対して相対的に、硬化性樹脂液の上
述の如き噴射が鋼管Aの左端から右端に向けて順
次行なわれ、且つ充填剤Bの散布がこれに追随さ
せて上述の如く行なわれる結果、上記レジンモル
タル層は、鋼管Aの左端から右端に向けてスパイ
ラル状に形成されて行き、遂には鋼管Aの内面全
面に形成される。
そして、上述の如く形成されたレジンモルタル
層は、硬化性樹脂液Cが熱硬化性の樹脂を主成分
とする場合は、鋼管Aが左方へ上述の如く移動す
ると同時に、加熱ゾーン5により前述の如く加熱
されて硬化する。尚、硬化性樹脂液Cが常温硬化
性の樹脂を主成分とする場合、レジンモルタル層
は自然養生により硬化させる。
層は、硬化性樹脂液Cが熱硬化性の樹脂を主成分
とする場合は、鋼管Aが左方へ上述の如く移動す
ると同時に、加熱ゾーン5により前述の如く加熱
されて硬化する。尚、硬化性樹脂液Cが常温硬化
性の樹脂を主成分とする場合、レジンモルタル層
は自然養生により硬化させる。
本発明において、上述の如く、鋼管Aの内面に
所定の噴射径をもつて噴射された樹脂液Cの上
に、充填剤Bを該樹脂液Cの噴射径よりも狭い幅
で散布するようにしたのは、もし、充填剤Bが鋼
管Aの内面上に直接散布されると、充填剤Bが鋼
管Aの内面に付着しないからである。回転してい
る鋼管Aの内面に直接付着し得ない充填剤Bは重
力の作用により鋼管Aの内面の最下端部に常に集
まるが、鋼管A内にこのような充填剤Bが存在す
るとその上に噴射された樹脂液Cが鋼管Aの内面
に直接付着できなくなり、その結果、ライニング
が不充分となり、本発明の目的は達成出来なくな
る。
所定の噴射径をもつて噴射された樹脂液Cの上
に、充填剤Bを該樹脂液Cの噴射径よりも狭い幅
で散布するようにしたのは、もし、充填剤Bが鋼
管Aの内面上に直接散布されると、充填剤Bが鋼
管Aの内面に付着しないからである。回転してい
る鋼管Aの内面に直接付着し得ない充填剤Bは重
力の作用により鋼管Aの内面の最下端部に常に集
まるが、鋼管A内にこのような充填剤Bが存在す
るとその上に噴射された樹脂液Cが鋼管Aの内面
に直接付着できなくなり、その結果、ライニング
が不充分となり、本発明の目的は達成出来なくな
る。
本発明のように、鋼管Aの内面上に先に付着さ
せた樹脂液Cの薄層の上に、該樹脂Cの噴射径よ
りも狭い幅で充填剤Bを散布すると、充填剤Bの
全量が確実に樹脂液Cの上に乗り、その後、樹脂
液Cが充填剤Bの層内に下から浸透し、充填剤B
の層の表面に薄く滲み出し、これらが均一に混合
されるので、満足のいくライニング層が容易且つ
確実に得られる。
せた樹脂液Cの薄層の上に、該樹脂Cの噴射径よ
りも狭い幅で充填剤Bを散布すると、充填剤Bの
全量が確実に樹脂液Cの上に乗り、その後、樹脂
液Cが充填剤Bの層内に下から浸透し、充填剤B
の層の表面に薄く滲み出し、これらが均一に混合
されるので、満足のいくライニング層が容易且つ
確実に得られる。
また、本発明において、充填剤Bを、その散布
幅が鋼管Aの軸線方向に向けて帯状になるように
散布するのは、充填剤Bを、効率良く、鋼管Aの
軸線方向及び回転方向に均一に散布するためであ
る。
幅が鋼管Aの軸線方向に向けて帯状になるように
散布するのは、充填剤Bを、効率良く、鋼管Aの
軸線方向及び回転方向に均一に散布するためであ
る。
而して、本発明で用いられる硬化性樹脂液C
は、噴射作業が可能なように、その作業時の温度
において、回転粘度が、約0.05〜1000ポイズであ
ることが好ましく、更に均一な噴射を行う上で
は、0.5〜300、特に1〜200ポイズであることが
好ましい。また、硬化性樹脂液Cは、鋼管Aの内
面で薄層を形成した際に、充填剤Bの散布がなさ
れるまで硬化することがないようなポツトライフ
を有することが好ましく、更に、鋼管Aの内面に
被覆されて硬化された際に、充填剤Bの結合剤と
して作用すると共に、被覆すべき鋼管Aの内面に
対して充分な接着力を有する硬化性樹脂を主成分
とするものであることが好ましい。このような性
状を有する限り、硬化性樹脂液Cとしては、通常
のレジンモルタルに使用される熱硬化性樹脂、常
温硬化性樹脂等を主成分とする樹脂液を全て使用
することができ、例えば、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の二液性
の硬化性樹脂を主成分とし、適当な硬化剤、添加
剤等を含有する未硬化液状物等を挙げることがで
きる。
は、噴射作業が可能なように、その作業時の温度
において、回転粘度が、約0.05〜1000ポイズであ
ることが好ましく、更に均一な噴射を行う上で
は、0.5〜300、特に1〜200ポイズであることが
好ましい。また、硬化性樹脂液Cは、鋼管Aの内
面で薄層を形成した際に、充填剤Bの散布がなさ
れるまで硬化することがないようなポツトライフ
を有することが好ましく、更に、鋼管Aの内面に
被覆されて硬化された際に、充填剤Bの結合剤と
して作用すると共に、被覆すべき鋼管Aの内面に
対して充分な接着力を有する硬化性樹脂を主成分
とするものであることが好ましい。このような性
状を有する限り、硬化性樹脂液Cとしては、通常
のレジンモルタルに使用される熱硬化性樹脂、常
温硬化性樹脂等を主成分とする樹脂液を全て使用
することができ、例えば、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の二液性
の硬化性樹脂を主成分とし、適当な硬化剤、添加
剤等を含有する未硬化液状物等を挙げることがで
きる。
また、充填剤Bは、鋼管Aの内面に形成されて
いる硬化性樹脂液Cの薄層の硬化を特に促進させ
たりすることのないものであることが好ましく、
又、硬化性樹脂液Cの薄層の上に容易に散布する
ことができ、しかも、樹脂液の薄層内に前述の遠
心力によつて容易に浸入し配合されうる性質、形
状及びサイズを有していることが適当であり、充
填剤Bとしては、例えば、上述の性状を有してい
る、セメントモルタル用の微砕石粉、微細な砂、
ケイ砂等の骨材、或いは、熱可塑性樹脂、又熱硬
化性樹脂に強化剤として配合されるガラス短繊
維、ガラス粉、ガラスフレーク、炭酸カルシユウ
ム、タルク、アルミナ、種々の金属短繊維、金属
粉末の一般的な無機充填剤、更に種々の無機着色
剤等を好適に挙げることができる。特に、充填剤
Bは、その自己流動性を示す安息角が、注入法に
よる測定値で約100°以下、特に80°以下、或いは
スパチユラ角による測定値で約120°以下、特100°
以下であることが、鋼管Aの内面の硬化性樹脂液
Cの薄層に対して前述の遠心力によつて容易に浸
入し易いので好ましい。又、充填剤Bは、その粒
子径または短繊維の横断面の最大径が、鋼管Aの
内面に形成されるレジンモルタル層(最終的に形
成される層)の厚さの約1/2倍以下、特に1/4倍以
下の大きさ、或いは約0.001〜1000μ、特に0.01〜
500μ程度の範囲内大きさであることが、充填剤
B間への充分な樹脂液Aの浸透を図れる点、又各
レジンモルタル層間に空隙、気泡等を形成させ
ず、各層間で剥離、欠落をおこさない等の点で好
ましく、更に、短維状の充填剤は、その長さが約
2cm以下、特に0.01〜10mm程度であることが同様
の理由で好ましい。
いる硬化性樹脂液Cの薄層の硬化を特に促進させ
たりすることのないものであることが好ましく、
又、硬化性樹脂液Cの薄層の上に容易に散布する
ことができ、しかも、樹脂液の薄層内に前述の遠
心力によつて容易に浸入し配合されうる性質、形
状及びサイズを有していることが適当であり、充
填剤Bとしては、例えば、上述の性状を有してい
る、セメントモルタル用の微砕石粉、微細な砂、
ケイ砂等の骨材、或いは、熱可塑性樹脂、又熱硬
化性樹脂に強化剤として配合されるガラス短繊
維、ガラス粉、ガラスフレーク、炭酸カルシユウ
ム、タルク、アルミナ、種々の金属短繊維、金属
粉末の一般的な無機充填剤、更に種々の無機着色
剤等を好適に挙げることができる。特に、充填剤
Bは、その自己流動性を示す安息角が、注入法に
よる測定値で約100°以下、特に80°以下、或いは
スパチユラ角による測定値で約120°以下、特100°
以下であることが、鋼管Aの内面の硬化性樹脂液
Cの薄層に対して前述の遠心力によつて容易に浸
入し易いので好ましい。又、充填剤Bは、その粒
子径または短繊維の横断面の最大径が、鋼管Aの
内面に形成されるレジンモルタル層(最終的に形
成される層)の厚さの約1/2倍以下、特に1/4倍以
下の大きさ、或いは約0.001〜1000μ、特に0.01〜
500μ程度の範囲内大きさであることが、充填剤
B間への充分な樹脂液Aの浸透を図れる点、又各
レジンモルタル層間に空隙、気泡等を形成させ
ず、各層間で剥離、欠落をおこさない等の点で好
ましく、更に、短維状の充填剤は、その長さが約
2cm以下、特に0.01〜10mm程度であることが同様
の理由で好ましい。
また、鋼管Aの内面の樹脂液Cの上に散布する
充填剤Bの量は、好ましい組成比のレジンモルタ
ル層を形成する上で、樹脂液Cの容量に対して1
〜10、特に1〜8倍(容量)とするのが好まし
い。そして、充填剤Bの表面に樹脂液Cを滲み出
させて平滑な表面層を形成するためには、配合す
る充填剤Bの容量を樹脂液Cの約1〜5倍程度に
少なくすることが適当である。
充填剤Bの量は、好ましい組成比のレジンモルタ
ル層を形成する上で、樹脂液Cの容量に対して1
〜10、特に1〜8倍(容量)とするのが好まし
い。そして、充填剤Bの表面に樹脂液Cを滲み出
させて平滑な表面層を形成するためには、配合す
る充填剤Bの容量を樹脂液Cの約1〜5倍程度に
少なくすることが適当である。
また、本発明では、前述のレジンモルタル層の
厚さは約100〜10000μ、特に200〜5000μ程度であ
ることが、空隙、気泡等のない均一な厚さの被覆
層を形成する点又は作業性の点から適当である。
厚さは約100〜10000μ、特に200〜5000μ程度であ
ることが、空隙、気泡等のない均一な厚さの被覆
層を形成する点又は作業性の点から適当である。
また、本発明の鋼管内面のライニング法を実施
するにあたつての実施条件は、形成すべきレジン
モルタル層の厚さ、作業能率等の観点から適宜選
択されるが、通常、硬化性樹脂液Cの噴射速度は
約0.05〜0.5g/分・cm2程度、硬化性樹脂液Cの
噴射径(鋼管A内面上における鋼管Aの軸方向に
沿う最大幅)は約5〜30cm程度、充填剤Bの散布
量は約0.1〜3.0g/分・cm2程度、充填剤Bの散布
幅は約2.5〜25cm程度、鋼管Aの回転速度(周速
度)は遠心力が0.5〜3Gとなるように約1〜5
m/秒とするのが適当である。
するにあたつての実施条件は、形成すべきレジン
モルタル層の厚さ、作業能率等の観点から適宜選
択されるが、通常、硬化性樹脂液Cの噴射速度は
約0.05〜0.5g/分・cm2程度、硬化性樹脂液Cの
噴射径(鋼管A内面上における鋼管Aの軸方向に
沿う最大幅)は約5〜30cm程度、充填剤Bの散布
量は約0.1〜3.0g/分・cm2程度、充填剤Bの散布
幅は約2.5〜25cm程度、鋼管Aの回転速度(周速
度)は遠心力が0.5〜3Gとなるように約1〜5
m/秒とするのが適当である。
以下、本発明の鋼管内面のライニング法の具体
的な実施例を示す。
的な実施例を示す。
実施例 1
図面に示す装置を用い、硬化性樹脂のエポキシ
樹脂(油化シエル社製、エピコート828)100重量
部、常温硬化剤(旭電化社製、アデカハードナー
225、アデカハードナーHX238)53重量部及び促
進剤5重量部を配合してなる常温硬化性樹脂液C
(25℃での回転粘度;20ポイズ、25℃でのポツト
ライフ;20分)1.26Kgを、水平に配置されその中
心軸を回転軸として周速度2.5m/秒で回転して
おり、且つ2cm/秒で軸方向に移動している鋼管
A(内径400mm、長さ1m)の内部に樹脂液噴射ノ
ズル31から噴射径20cmで噴射して、膜厚が約
40μの樹脂液Cの薄層を鋼管Aの内面に鋼管Aの
一端側から他端側に向けて順次形成し、これに追
随させて傾斜板4から標準砂B(骨材;豊浦5号)
5.8Kgを、0.4g/cm2・分の供給割合で幅約20cmの
帯状に落下させて散布し、樹脂液Cの薄層を有す
る回転中の鋼管Aの内面に層状付着させたとこ
ろ、付着した標準砂層Bに樹脂液Cが次第に浸透
し、樹脂液Cが標準砂層Cの表面に薄く滲み出
し、これらが充分に均一に配合された実質的に非
流動性のレジンモルタル層(厚さ約3mm、樹脂液
1容量、充填剤4容量)が鋼管Aの内面に順次形
成された。形成されたレジンモルタル層は、鋼管
Aの移動中に順次硬化され、厚さ3mmのレジンモ
ルタル硬化被覆層(防食被覆層)となつた。
樹脂(油化シエル社製、エピコート828)100重量
部、常温硬化剤(旭電化社製、アデカハードナー
225、アデカハードナーHX238)53重量部及び促
進剤5重量部を配合してなる常温硬化性樹脂液C
(25℃での回転粘度;20ポイズ、25℃でのポツト
ライフ;20分)1.26Kgを、水平に配置されその中
心軸を回転軸として周速度2.5m/秒で回転して
おり、且つ2cm/秒で軸方向に移動している鋼管
A(内径400mm、長さ1m)の内部に樹脂液噴射ノ
ズル31から噴射径20cmで噴射して、膜厚が約
40μの樹脂液Cの薄層を鋼管Aの内面に鋼管Aの
一端側から他端側に向けて順次形成し、これに追
随させて傾斜板4から標準砂B(骨材;豊浦5号)
5.8Kgを、0.4g/cm2・分の供給割合で幅約20cmの
帯状に落下させて散布し、樹脂液Cの薄層を有す
る回転中の鋼管Aの内面に層状付着させたとこ
ろ、付着した標準砂層Bに樹脂液Cが次第に浸透
し、樹脂液Cが標準砂層Cの表面に薄く滲み出
し、これらが充分に均一に配合された実質的に非
流動性のレジンモルタル層(厚さ約3mm、樹脂液
1容量、充填剤4容量)が鋼管Aの内面に順次形
成された。形成されたレジンモルタル層は、鋼管
Aの移動中に順次硬化され、厚さ3mmのレジンモ
ルタル硬化被覆層(防食被覆層)となつた。
このようにして得られた防食被覆層を内面に有
する鋼管Aは、そのレジンモルタル硬化被覆層の
鋼管Aに対する接着力が110Kg/cm2で、その硬化
被覆層の圧縮強度が600Kg/cm2、耐衝撃強度が1.5
Kg・mであり、その硬化被覆層は長期の防食性に
優れるものであつた。
する鋼管Aは、そのレジンモルタル硬化被覆層の
鋼管Aに対する接着力が110Kg/cm2で、その硬化
被覆層の圧縮強度が600Kg/cm2、耐衝撃強度が1.5
Kg・mであり、その硬化被覆層は長期の防食性に
優れるものであつた。
尚、以上、鋼管Aを移動させながら鋼管Aの内
面をライニングする実施態様について説明した
が、鋼管Aを移動せずに充填剤搬送コンベア2及
び樹脂液噴射ノズル31を移動させて行う実施態
様や、或いはこれら全てを移動せずに行う実施態
様を本発明のライニング法において採用できるこ
とは云う迄もない。
面をライニングする実施態様について説明した
が、鋼管Aを移動せずに充填剤搬送コンベア2及
び樹脂液噴射ノズル31を移動させて行う実施態
様や、或いはこれら全てを移動せずに行う実施態
様を本発明のライニング法において採用できるこ
とは云う迄もない。
また、前述の実施態様においては、硬化性樹脂
液Cの噴射、充填剤Bの散布、及びレジンモルタ
ル層の硬化を、鋼管Aを一方向に移動させて略同
時に行うようにしているが、本発明のライニング
法は、前記一実施例の装置を用い、鋼管Aの例え
ば左方への移動時に硬化性樹脂液の噴射のみを行
つた後、鋼管Aを右方に復帰させ、復帰させた鋼
管Aを再び左方に移動させて充填剤Bの散布を行
つて実施することも可能である。そしてこのよう
な実施態様を採用する場合、充填剤Bの散布時に
鋼管Aの回転速度を上げて、充填剤Bと硬化性樹
脂液Cとの配合を短時間で行うようにすることも
できる。
液Cの噴射、充填剤Bの散布、及びレジンモルタ
ル層の硬化を、鋼管Aを一方向に移動させて略同
時に行うようにしているが、本発明のライニング
法は、前記一実施例の装置を用い、鋼管Aの例え
ば左方への移動時に硬化性樹脂液の噴射のみを行
つた後、鋼管Aを右方に復帰させ、復帰させた鋼
管Aを再び左方に移動させて充填剤Bの散布を行
つて実施することも可能である。そしてこのよう
な実施態様を採用する場合、充填剤Bの散布時に
鋼管Aの回転速度を上げて、充填剤Bと硬化性樹
脂液Cとの配合を短時間で行うようにすることも
できる。
更に、本発明のライニング法においては、鋼管
Aの内面の一部にレジンモルタル層を形成しても
良く、又厚手のレジンモルタル層を形成する場合
には、硬化性樹脂液Cの噴射、充填剤Bの散布等
を繰り返し行えば良い。
Aの内面の一部にレジンモルタル層を形成しても
良く、又厚手のレジンモルタル層を形成する場合
には、硬化性樹脂液Cの噴射、充填剤Bの散布等
を繰り返し行えば良い。
叙上の如く、本発明の鋼管の内面ライニング法
は、レジンモルタル層を形成する硬化性樹脂液と
充填剤とを予め混合することなく別々に鋼管の内
面に供給して鋼管の内面にレジンモルタル層を形
成するもので、噴射によつて均一な塗装の可能な
『流動性の硬化性樹脂液』を使用して、回転して
いる鋼管の内面に樹脂液の薄層を均一な厚さに形
成し、ただちに、回転中の鋼管の内面の樹脂液の
薄層の上に、骨材等の充填剤を、樹脂液の噴射径
よりも狭い幅で幅方向を鋼管の軸線方向に向けて
帯状に散布して、充填剤を均一且つ確実に樹脂液
の薄層に付着させ、『樹脂液の薄層と充填剤とに
鋼管の回転による遠心力を加えることによつて、
該樹脂液の薄層と充填剤との配合を強制的に促進
させ』、高い粘度のレジンモルタル層を形成する
ものであるから、物性的優れたレジンモルタル硬
化被覆層を、鋼管の内面に、工業的に極めて再現
性良く容易且つ均一に形成でき、特殊な熟練者に
よつて鏝(コテ)等を使用して行う必要がないも
のであり、このような本発明の方法による効果
は、本発明の装置を用いることにより一層効果的
に奏させることができる。
は、レジンモルタル層を形成する硬化性樹脂液と
充填剤とを予め混合することなく別々に鋼管の内
面に供給して鋼管の内面にレジンモルタル層を形
成するもので、噴射によつて均一な塗装の可能な
『流動性の硬化性樹脂液』を使用して、回転して
いる鋼管の内面に樹脂液の薄層を均一な厚さに形
成し、ただちに、回転中の鋼管の内面の樹脂液の
薄層の上に、骨材等の充填剤を、樹脂液の噴射径
よりも狭い幅で幅方向を鋼管の軸線方向に向けて
帯状に散布して、充填剤を均一且つ確実に樹脂液
の薄層に付着させ、『樹脂液の薄層と充填剤とに
鋼管の回転による遠心力を加えることによつて、
該樹脂液の薄層と充填剤との配合を強制的に促進
させ』、高い粘度のレジンモルタル層を形成する
ものであるから、物性的優れたレジンモルタル硬
化被覆層を、鋼管の内面に、工業的に極めて再現
性良く容易且つ均一に形成でき、特殊な熟練者に
よつて鏝(コテ)等を使用して行う必要がないも
のであり、このような本発明の方法による効果
は、本発明の装置を用いることにより一層効果的
に奏させることができる。
また、本発明によつて形成されたレジンモルタ
ル硬化被覆層を内面に有する鋼管は、その内面の
硬化層が、本来の予め骨材等充填剤の配合された
レジンモルタルの硬化物が有していた物性とまつ
たく同様の優れた物性、例えば、耐薬品性、耐熱
性、耐摩耗性、硬度、耐衝撃性等の物性を有する
ため、極めて高い防食性能を有する。
ル硬化被覆層を内面に有する鋼管は、その内面の
硬化層が、本来の予め骨材等充填剤の配合された
レジンモルタルの硬化物が有していた物性とまつ
たく同様の優れた物性、例えば、耐薬品性、耐熱
性、耐摩耗性、硬度、耐衝撃性等の物性を有する
ため、極めて高い防食性能を有する。
第1図は本発明の装置の一実施例を示す概略
図、第2図はその要部を示す斜視図、第3図は本
発明の方法の実施態様の要部を示す斜視図であ
る。 A……鋼管、B……充填剤、C……硬化性樹脂
液、1……鋼管回転機構、2……充填剤搬送コン
ベア、3……樹脂液噴射機構、31……樹脂液噴
射ノズル、4……傾斜板。
図、第2図はその要部を示す斜視図、第3図は本
発明の方法の実施態様の要部を示す斜視図であ
る。 A……鋼管、B……充填剤、C……硬化性樹脂
液、1……鋼管回転機構、2……充填剤搬送コン
ベア、3……樹脂液噴射機構、31……樹脂液噴
射ノズル、4……傾斜板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水平に配置された鋼管Aをその中心軸を回転
軸として回転させながら、流動性の硬化性樹脂液
を上記鋼管Aの内面に噴射すると共に、微細な充
填材を、噴射された上記樹脂液の上に該樹脂液の
噴射径よりも狭い幅で幅方向を上記鋼管Aの軸線
方向に向けて帯状に散布することを特徴とする鋼
管の内面ライニング法。 2 硬化性樹脂液の噴射を鋼管Aの一端から他端
に向けて順次行い、充填材の散布をこれに追随さ
せて行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の鋼管の内面ライニング法。 3 鋼管Aをその中心軸を水平に位置させ且つ該
中心軸を回転軸として回転させる鋼管回転機構1
と、上記鋼管Aの内面に流動性の硬化性樹脂液を
噴射する樹脂液噴射機構3と、上記鋼管Aの内部
に該鋼管Aの軸線方向に向けて配され微細な充填
剤を該鋼管Aの内部に搬送して先端部から排出す
る充填剤搬送コンベア2と、該搬送コンベア2の
先端部から排出される上記充填剤を、噴射された
上記樹脂液の上に該樹脂液の噴射径よりも狭い幅
で幅方向を上記鋼管Aの軸線方向に向けて帯状に
散布する傾斜板4とを有することを特徴とする鋼
管の内面ライニング装置。 4 樹脂液噴射機構3が樹脂液噴射ノズル31を
有しており、該樹脂液噴射ノズル31が搬送コン
ベア2の排出端に設けられていることを特徴とす
る特許請求の範囲第3項記載の鋼管の内面ライニ
ング装置。 5 鋼管回転機構1が搬送コンベア2に沿つて移
動可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
3項記載の鋼管の内面ライニング装置。 6 樹脂液噴射機構3が樹脂液噴射ノズル31を
有しており、該樹脂液噴射ノズル31及び搬送コ
ンベア2が鋼管Aの軸線方向に移動可能であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の鋼管
の内面ライニング装置。 7 鋼管回転機構1が鋼管Aの回転速度調製装置
を有していることを特徴とする特許請求の範囲第
3項記載の鋼管の内面ライニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17811184A JPS6157262A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 鋼管の内面ライニング法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17811184A JPS6157262A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 鋼管の内面ライニング法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6157262A JPS6157262A (ja) | 1986-03-24 |
| JPH0221303B2 true JPH0221303B2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=16042844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17811184A Granted JPS6157262A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 鋼管の内面ライニング法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6157262A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018008260A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-18 | 株式会社クボタ | 管の塗装装置および塗装方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07148659A (ja) * | 1994-10-07 | 1995-06-13 | Tipton Mfg Corp | バレル加工機用バレル槽の製造方法 |
-
1984
- 1984-08-27 JP JP17811184A patent/JPS6157262A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018008260A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-18 | 株式会社クボタ | 管の塗装装置および塗装方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6157262A (ja) | 1986-03-24 |
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