JPH02213055A - 溶融炭酸塩型燃料電池と電解質基板及び電解質基板の製造方法 - Google Patents
溶融炭酸塩型燃料電池と電解質基板及び電解質基板の製造方法Info
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- JPH02213055A JPH02213055A JP1034093A JP3409389A JPH02213055A JP H02213055 A JPH02213055 A JP H02213055A JP 1034093 A JP1034093 A JP 1034093A JP 3409389 A JP3409389 A JP 3409389A JP H02213055 A JPH02213055 A JP H02213055A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、溶融炭酸塩型燃料電池に係り、特に電池性能
を向上させ、その良好な性能を長時間保持するのに好適
な電解質基板(マトリックス)及びその製造方法に関す
る。
を向上させ、その良好な性能を長時間保持するのに好適
な電解質基板(マトリックス)及びその製造方法に関す
る。
従来の電解質基板(マトリックス)の製造法に関して特
開昭58−129781号公報及び特開昭62−237
672号公報等があげられる。これらは、粉末の粒子径
(−次粒子径)の異なるものを混合して細孔特性を改善
するというもので、実際のセル特性との相関性を持つフ
ァクターが明確でないと共に、その限定範囲がクリアー
でない点が問題であると考えられる。
開昭58−129781号公報及び特開昭62−237
672号公報等があげられる。これらは、粉末の粒子径
(−次粒子径)の異なるものを混合して細孔特性を改善
するというもので、実際のセル特性との相関性を持つフ
ァクターが明確でないと共に、その限定範囲がクリアー
でない点が問題であると考えられる。
溶融炭酸塩型燃料電池はその高い発電効率と大出力そし
て環境保全性の優れている特徴に注目され1日本のみな
らず世界的にもその早期開発が大いに望まれており、研
究開発が活発に行なわれている。しかし、実用化までに
はまだまだ多くの解決せねばならない問題をかかえてい
る。現在、開発レベルとして、電極面積が3600cm
”のものを40セル積層し出力16kw、運転時間17
00hというレベルにあり、大形化による出力の向上と
共に、単セルにおいても、性能の向上(定電流密度での
電池電圧の向上:目標値0.85V以上)と長寿命化(
現在数千時間:目標値20000h以上)が必要である
。この開発目標を達成するための課題としては、 1)最適反応場の形成 2)最適反応場の維持 3)セパレータ材料の耐食性の向上 4)電極(アノード、カソード)材料の耐食性、耐久性
の向上 等があげられる。
て環境保全性の優れている特徴に注目され1日本のみな
らず世界的にもその早期開発が大いに望まれており、研
究開発が活発に行なわれている。しかし、実用化までに
はまだまだ多くの解決せねばならない問題をかかえてい
る。現在、開発レベルとして、電極面積が3600cm
”のものを40セル積層し出力16kw、運転時間17
00hというレベルにあり、大形化による出力の向上と
共に、単セルにおいても、性能の向上(定電流密度での
電池電圧の向上:目標値0.85V以上)と長寿命化(
現在数千時間:目標値20000h以上)が必要である
。この開発目標を達成するための課題としては、 1)最適反応場の形成 2)最適反応場の維持 3)セパレータ材料の耐食性の向上 4)電極(アノード、カソード)材料の耐食性、耐久性
の向上 等があげられる。
発電の原動となる電気化学反応は電極表面に形成される
反応場界面において起こる。この反応場の界面状況を、
いかにして電気化学反応が最も起こり易い状態にし、か
つ維持するかということである。この反応場界面の状態
は電極自体の表面構造、電解質存在量などによって決ま
る電極の“濡れ“という言葉によっても表現される。
反応場界面において起こる。この反応場の界面状況を、
いかにして電気化学反応が最も起こり易い状態にし、か
つ維持するかということである。この反応場界面の状態
は電極自体の表面構造、電解質存在量などによって決ま
る電極の“濡れ“という言葉によっても表現される。
反応場界面の電解質存在量は電極と電解質基板の細孔特
性の相関関係及び、電解質含浸量によって決まる。その
ため、電解質基板の細孔特性は。
性の相関関係及び、電解質含浸量によって決まる。その
ため、電解質基板の細孔特性は。
良好な電池性能を発現させ、長時間維持するために重要
な要素であると言える。
な要素であると言える。
電解質基板として要求される特性には次の2項目があげ
られる。
られる。
1)液抵抗(電解質イオン移動抵抗)が小さいこと。
2)電解質保持能力が高いこと。
この2点について、それぞれ独立した事象として考える
ならば、液抵抗を低下させるためには気孔率の大きい方
が望ましく、電解質保持力を向上させるためには細孔径
の小さいものを望ましいと考えられる。しかし、この2
つの要求項目は相反するものである。
ならば、液抵抗を低下させるためには気孔率の大きい方
が望ましく、電解質保持力を向上させるためには細孔径
の小さいものを望ましいと考えられる。しかし、この2
つの要求項目は相反するものである。
気孔率を大きくすると、細孔内に保持されうる電解質は
増し、電解質イオンの移動抵抗は低下するが、一方、電
解質の保持能力は低下し、電解質の外部への流出、電極
への移動量の増大が問題となり、結果的には電解質基板
中に保持されつる量が不足状態となり、クロスオーバー
、内部抵抗の増大がみられるようになる。
増し、電解質イオンの移動抵抗は低下するが、一方、電
解質の保持能力は低下し、電解質の外部への流出、電極
への移動量の増大が問題となり、結果的には電解質基板
中に保持されつる量が不足状態となり、クロスオーバー
、内部抵抗の増大がみられるようになる。
また、細孔径を小さくすると毛細管力により、電解質保
持力は増大するが粒子の近接により、気孔率が低下し電
解質イオン移動抵抗が増大して電池内部抵抗が増大し電
池性能の低下を招く、よってこの相反する2事象を考慮
し、いかにうまく電解質基板の細孔特性を制御して作製
するかが課題となる。
持力は増大するが粒子の近接により、気孔率が低下し電
解質イオン移動抵抗が増大して電池内部抵抗が増大し電
池性能の低下を招く、よってこの相反する2事象を考慮
し、いかにうまく電解質基板の細孔特性を制御して作製
するかが課題となる。
本発明の目的は、細孔特性を向上させた電解質基板を備
えた溶融炭酸塩型燃料電池並びにその電解質基板の製造
方法を提供せんとするものである。
えた溶融炭酸塩型燃料電池並びにその電解質基板の製造
方法を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため1本発明に係る溶融炭酸塩型燃
料電池は、電解質として次階塩を用いる溶融炭酸塩型燃
料電池において、電解質を保持する電解質基板は気孔率
が47%以上であり、かつ、平均細孔径が0.5μm以
下であるものである。
料電池は、電解質として次階塩を用いる溶融炭酸塩型燃
料電池において、電解質を保持する電解質基板は気孔率
が47%以上であり、かつ、平均細孔径が0.5μm以
下であるものである。
また、本発明に係る電解質基板は、気孔率が47%以上
であり、かつ、平均細孔径が0.5μm以下であるもの
である。ここで、電解質基板は2以上のビーク細孔径を
有するものがよい。また、電解質基板は0.3μm以上
のビーク細孔径と。
であり、かつ、平均細孔径が0.5μm以下であるもの
である。ここで、電解質基板は2以上のビーク細孔径を
有するものがよい。また、電解質基板は0.3μm以上
のビーク細孔径と。
0.1μm以下のビーク細孔径とを有するものがよい。
さらに、範囲を限定すれば、電解質基板は0.3μm以
上3μm以下の細孔径の細孔の容積が全細孔容積に対し
20vol%以上及び、0.1μm以下、0.003μ
m以上の細孔径の容積が全細孔容積に対し、20vol
%以上存在するものがよい。
上3μm以下の細孔径の細孔の容積が全細孔容積に対し
20vol%以上及び、0.1μm以下、0.003μ
m以上の細孔径の容積が全細孔容積に対し、20vol
%以上存在するものがよい。
また、本発明に係る電解質基板の製造方法は、原料粉末
とバインダーと増孔剤とを乾式混合する工程と、溶剤混
合液中に可塑剤と繊維素とを添加し混合する工程と、前
記両工程の生成物を混合する工程と、減圧して混合生成
物を脱泡し成形用の原料スラリーとする工程と、原料ス
ラリーからグリーンシートを成形する工程と、を含むも
のである。ここで、原料粉末はγ−LiAΩO1であり
。
とバインダーと増孔剤とを乾式混合する工程と、溶剤混
合液中に可塑剤と繊維素とを添加し混合する工程と、前
記両工程の生成物を混合する工程と、減圧して混合生成
物を脱泡し成形用の原料スラリーとする工程と、原料ス
ラリーからグリーンシートを成形する工程と、を含むも
のである。ここで、原料粉末はγ−LiAΩO1であり
。
所定の粒径以下の粉末を分離した後、残りの原料を解砕
し再び所定の粒径以下の粉末を分離し、前記解砕及び粉
末分離工程を適宜繰り返し、各工程で分離された各粉末
の使用割合を適宜調整する工程を含むものがよい。
し再び所定の粒径以下の粉末を分離し、前記解砕及び粉
末分離工程を適宜繰り返し、各工程で分離された各粉末
の使用割合を適宜調整する工程を含むものがよい。
また、電解質基板の強度を増すためには、AQよo z
Jim維を加えることが望ましい5〔作用〕 本発明によれば、気孔率が47%以下で、平均細孔径が
0.5μm以下の電解質基板としたので、細孔内に保持
される電解質が増して電解質イオンの移動抵抗は低下し
、それでいて、電解質保持力が増大する。よって、この
ような電解質基板を備えた燃料電池は、その向上した電
池性能を長時間維持させることができる。
Jim維を加えることが望ましい5〔作用〕 本発明によれば、気孔率が47%以下で、平均細孔径が
0.5μm以下の電解質基板としたので、細孔内に保持
される電解質が増して電解質イオンの移動抵抗は低下し
、それでいて、電解質保持力が増大する。よって、この
ような電解質基板を備えた燃料電池は、その向上した電
池性能を長時間維持させることができる。
また、電解質基板が0.3μm以上のビーク細孔径と、
0.1μm以下のビーク細孔径との2つのビーク細孔径
を有することにより、前記電解質イオン移動抵抗の低下
及び電解質保持力は一層向上する。
0.1μm以下のビーク細孔径との2つのビーク細孔径
を有することにより、前記電解質イオン移動抵抗の低下
及び電解質保持力は一層向上する。
先ず電解質基板の材料及び作製方法を示す。
イ)マトリックス材料
電解質基板用マトリックス主材料として、高比表面積(
’) y L x A Q Oz粉末(比表面積23
m2/g)を用いた。また、グリーンシートの強度向上
及び耐ヒートサイクル性向上のために7スペクト比(1
1/d、 n :繊維長、d:繊維径)が約100のA
2□O1繊維を用いた。
’) y L x A Q Oz粉末(比表面積23
m2/g)を用いた。また、グリーンシートの強度向上
及び耐ヒートサイクル性向上のために7スペクト比(1
1/d、 n :繊維長、d:繊維径)が約100のA
2□O1繊維を用いた。
口)バインダー
低温分解性バインダーPVB (ポリビニールブチラー
ル樹脂4000−Z、平均重合度1000゜電気化学工
業mりを用いた。
ル樹脂4000−Z、平均重合度1000゜電気化学工
業mりを用いた。
ハ)増孔剤
低温で分解する有機高分子材料のイソブチレン無水マレ
イン酸共重合体(イソパン04.クラレイソブレンケミ
カルに、K11)を用いた。
イン酸共重合体(イソパン04.クラレイソブレンケミ
カルに、K11)を用いた。
二)溶剤
粉末と繊維の混合スラリーを調製するために。
トリクロールエチレン、テトラクロールエチレン及びn
−ブチルアルコールの混合液を用いた。溶剤混合液の混
合比は、トリクロールエチレン60VOΩ%、テトラク
ロールエチレン17vof1%、n−ブチルアルコール
23von%である。
−ブチルアルコールの混合液を用いた。溶剤混合液の混
合比は、トリクロールエチレン60VOΩ%、テトラク
ロールエチレン17vof1%、n−ブチルアルコール
23von%である。
以上の材料を用いて第2図の原料スラリーの調製フロー
に従い、スラリー、の作製を行った。PvB、γ−L
i A 1!O,粉末及び増孔剤を秤量後、ボールミル
にて乾式で混合する。一方、溶剤混合液中に可塑剤とA
Qzo3繊維を添加し、AQzO3繊維がよくほぐれる
まで混合したのち、前者のマトリックス材料と合わせて
再び混合した。容器はボールミルで混合中に繊維が細か
く切断されるのを避けるため、ポリエチレン製広口瓶(
2000aa用)を用い、ボールは樹脂ボールを使用し
た。
に従い、スラリー、の作製を行った。PvB、γ−L
i A 1!O,粉末及び増孔剤を秤量後、ボールミル
にて乾式で混合する。一方、溶剤混合液中に可塑剤とA
Qzo3繊維を添加し、AQzO3繊維がよくほぐれる
まで混合したのち、前者のマトリックス材料と合わせて
再び混合した。容器はボールミルで混合中に繊維が細か
く切断されるのを避けるため、ポリエチレン製広口瓶(
2000aa用)を用い、ボールは樹脂ボールを使用し
た。
この時のスラリー粘度は、原料の均質混合性から5ボイ
ズ前後になるように溶剤量で調整した。ボールミルで2
4〜30時間混合したのち、真空ポンプを用いて減圧し
、脱泡と同時に粘度調整のため溶剤除去を行って成形用
の原料スラリーとした。
ズ前後になるように溶剤量で調整した。ボールミルで2
4〜30時間混合したのち、真空ポンプを用いて減圧し
、脱泡と同時に粘度調整のため溶剤除去を行って成形用
の原料スラリーとした。
シート成形時のスラリー粘度は塗布特性の面から考えて
、室温(約20℃)で40〜60ボイズに調整した。こ
うして得られたスラリーを、ドクターブレード機のスラ
リーダムに流してグリーンシートを成形した。ドクター
ブレード機は、ブレード間隙1.0a+m、マイラーシ
ート(東し製ルミラー、片面シリコンコーティング)の
引き抜き速度Q、3m/winとした。成形終了後4時
間自然乾燥し、乾燥後グリーンシートを400■鳳角に
切り出し供試材とした0以上が電解質基板の作製方法で
ある。
、室温(約20℃)で40〜60ボイズに調整した。こ
うして得られたスラリーを、ドクターブレード機のスラ
リーダムに流してグリーンシートを成形した。ドクター
ブレード機は、ブレード間隙1.0a+m、マイラーシ
ート(東し製ルミラー、片面シリコンコーティング)の
引き抜き速度Q、3m/winとした。成形終了後4時
間自然乾燥し、乾燥後グリーンシートを400■鳳角に
切り出し供試材とした0以上が電解質基板の作製方法で
ある。
本発明においてはさらに、微細孔の調整を行うために、
γ−LiAQO□の粉末の調整を行った。
γ−LiAQO□の粉末の調整を行った。
粉体調製に用いた主な装置を以下に示す。
イ)振動ミル:中央加工機IJ、MB−3型口)振動篩
e DALTON社fJI、50ZA型本発明の特徴の
一つに、γ−L i A Q Ox粉末の二次粒子解砕
工程がある1本工程により、γ−L i A Q O,
の二次粒子径が調整されることにより、平均細孔径が微
細孔(0,5μm)であることのみならず、気孔率を制
御することが可能となる。また、この細孔特性の電解質
マトリックス基板が再現性よく生産され得ることが、リ
チウムアルミネート粉末の解砕工程の働きである。
e DALTON社fJI、50ZA型本発明の特徴の
一つに、γ−L i A Q Ox粉末の二次粒子解砕
工程がある1本工程により、γ−L i A Q O,
の二次粒子径が調整されることにより、平均細孔径が微
細孔(0,5μm)であることのみならず、気孔率を制
御することが可能となる。また、この細孔特性の電解質
マトリックス基板が再現性よく生産され得ることが、リ
チウムアルミネート粉末の解砕工程の働きである。
また、気孔率を制御することにより得られた異なる気孔
率の電解質基板を電池試験に用いることにより、電解質
基板の気孔率が電池特性にどのような影響を与えるかを
確認することができる。
率の電解質基板を電池試験に用いることにより、電解質
基板の気孔率が電池特性にどのような影響を与えるかを
確認することができる。
〈実施例1〉
原料のγ−L i A Q O,粉末の二次凝集粒子解
砕によるrIl′IB方法を第3図に示した。
砕によるrIl′IB方法を第3図に示した。
まず最初に、原料のγ−L i A Q O2粉末を。
振動篩を使用して100メツシュ通過の微粉末とその他
のものに分離する。100メツシュ通過の粉末はA保管
し、一方、100メツシユ未通過のγ−LiAflO□
粉末は乾燥機に入れ、150℃で1.5時間乾燥した。
のものに分離する。100メツシュ通過の粉末はA保管
し、一方、100メツシユ未通過のγ−LiAflO□
粉末は乾燥機に入れ、150℃で1.5時間乾燥した。
次に、乾燥したγ−LiAΩ02粉末と、直径10脂爵
のセラミックボールlokgを6Qの振動ミル用ボット
に入れた。この際、凝集防止のためのエタノールを1w
t%投入して1時間の解砕を行った。解砕された粉末を
、再度振動篩で処理して100メツシユによる分粒を行
った。この工程を4回繰り返し、各回に通過した粉末を
A−Dに別々に保管した。
のセラミックボールlokgを6Qの振動ミル用ボット
に入れた。この際、凝集防止のためのエタノールを1w
t%投入して1時間の解砕を行った。解砕された粉末を
、再度振動篩で処理して100メツシユによる分粒を行
った。この工程を4回繰り返し、各回に通過した粉末を
A−Dに別々に保管した。
このA−Dの解砕回数の異なる粉末の量と嵩密度の関係
を第1表に示した。その結果、AとDでは嵩密度が1.
5倍(=D/A)であることが判った。
を第1表に示した。その結果、AとDでは嵩密度が1.
5倍(=D/A)であることが判った。
第 1 表
また、解砕回数の異なる粉末の使用量を変えることによ
り、電解質基板の気孔率が異なることが判った。混合量
の相違による気孔率の変化を第2表にまとめた。A(1
回篩)の使用量の多いもの、B(2回篩)の使用量の少
ないものほど、気孔率が高くなることがわかった。
り、電解質基板の気孔率が異なることが判った。混合量
の相違による気孔率の変化を第2表にまとめた。A(1
回篩)の使用量の多いもの、B(2回篩)の使用量の少
ないものほど、気孔率が高くなることがわかった。
第 2 表
気孔率の測定は、650℃で焼成したグリーンシート(
電解質基板)を、n−プロピルアルコール中に浸せきし
、浸せきの前、中、後の試料重量の測定を行い、その値
から次の(1)式を用いて算出したものである。
電解質基板)を、n−プロピルアルコール中に浸せきし
、浸せきの前、中、後の試料重量の測定を行い、その値
から次の(1)式を用いて算出したものである。
t= (Wl−W、)/ (wz−wz)・・・・・・
(1)〔:気孔率(%) W、:大気中試料重量(g) W、:n−プロピルアルコール含浸後の試料重量(g) W、:n−プロピルアルコール中での試料重量(g) ここで、ロット庖つまり気孔率の異なる試料のSEMI
!mの結果を第4@ (a)〜(c)に示す。
(1)〔:気孔率(%) W、:大気中試料重量(g) W、:n−プロピルアルコール含浸後の試料重量(g) W、:n−プロピルアルコール中での試料重量(g) ここで、ロット庖つまり気孔率の異なる試料のSEMI
!mの結果を第4@ (a)〜(c)に示す。
第5図(a)〜(c)は第4(a)〜(c)に対応する
図で、原料粉末と繊維素と気孔率との関係を説明する説
明図である。この結果から、気孔率の大きなものほど、
細孔径の大きな細孔が多く存在していることが判明した
。
図で、原料粉末と繊維素と気孔率との関係を説明する説
明図である。この結果から、気孔率の大きなものほど、
細孔径の大きな細孔が多く存在していることが判明した
。
〈実施例2〉
二次粒子解砕の回数の違う粉末の混合比を変えた試料の
細孔分布をポロシメータにより測定し。
細孔分布をポロシメータにより測定し。
その結果を第6図〜第8図に示した。
第6図は気孔率が42.7%の試料の結果で、0.04
μmと0.12μmを中心とする2つの細孔ビークによ
り形成されている。第7図は気孔率が45.5%の試料
の結果で、解砕回数1回の試料の増加により、0.04
μmと0.12μmの細孔の増加と共に、最大細孔径が
1μmまで大きくなっていることがわかる。第8図は気
孔率が50.5%の試料の結果で、やはり解砕回数1回
の試料の増加により、さらに、0.5μm付近の細孔率
のピークが新たに形成されていることがわかった。
μmと0.12μmを中心とする2つの細孔ビークによ
り形成されている。第7図は気孔率が45.5%の試料
の結果で、解砕回数1回の試料の増加により、0.04
μmと0.12μmの細孔の増加と共に、最大細孔径が
1μmまで大きくなっていることがわかる。第8図は気
孔率が50.5%の試料の結果で、やはり解砕回数1回
の試料の増加により、さらに、0.5μm付近の細孔率
のピークが新たに形成されていることがわかった。
〈実施例3〉
気孔率の異なる電解質基板(マトリックス)試料に電解
質を含浸し、その抵抗値を測定した結果を第9図に示し
た。測定方法は以下に示す通りである。試料を2枚重ね
とし、その全細孔容積の120%に相当する電解質(混
合炭酸塩:Li。
質を含浸し、その抵抗値を測定した結果を第9図に示し
た。測定方法は以下に示す通りである。試料を2枚重ね
とし、その全細孔容積の120%に相当する電解質(混
合炭酸塩:Li。
Co、 : K、Coj= 62 : 38mofl比
)をその重量の20%前後にの水と練り合わせてペース
ト状とし、それを2枚の試料間に塗布し乾燥する。これ
をカソード2枚で挾んで、更にその両側に金線(直径0
、3 mm)を設置して測定端子とした。
)をその重量の20%前後にの水と練り合わせてペース
ト状とし、それを2枚の試料間に塗布し乾燥する。これ
をカソード2枚で挾んで、更にその両側に金線(直径0
、3 mm)を設置して測定端子とした。
これを1ブロツクとして、気孔率の異なる試料毎にブロ
ックを作り、各ブロック間に絶縁板(人造マイカ板)を
挾んで重ね合わせ、同一加圧で締め付けて、650℃に
昇温し、ミリオームメータにより、その抵抗値を測定し
た。
ックを作り、各ブロック間に絶縁板(人造マイカ板)を
挾んで重ね合わせ、同一加圧で締め付けて、650℃に
昇温し、ミリオームメータにより、その抵抗値を測定し
た。
第9図の結果から、気孔率が大きくなる程、液抵抗値(
炭酸塩電解質イオンの移動抵抗値)が減少することが判
った。
炭酸塩電解質イオンの移動抵抗値)が減少することが判
った。
〈実施例4〉
気孔率の異なる試料を用いて単セルを組み立て。
その性能を比較した。セルの部材、その他の組み立て条
件は、電解質基板試料以外すべて同一とした。
件は、電解質基板試料以外すべて同一とした。
その結果を第1図に示した。気孔率が47voQ%以上
で、実線で示す電池性能が負荷電流密度150raA/
cm”の時に0.8Vとなることがわかった。また、破
線で示した内部抵抗の値も、気孔率が41voQ%以上
で、13mΩ以下となることがわかった。
で、実線で示す電池性能が負荷電流密度150raA/
cm”の時に0.8Vとなることがわかった。また、破
線で示した内部抵抗の値も、気孔率が41voQ%以上
で、13mΩ以下となることがわかった。
なお、電極面積は64cm”であり測定条件は、温度が
650℃、アノードガス組成が80%H2−20%CO
,,カソードガス組成が70%Air−30%CO,,
反応ガス利用率は40%の標準条件によるものである。
650℃、アノードガス組成が80%H2−20%CO
,,カソードガス組成が70%Air−30%CO,,
反応ガス利用率は40%の標準条件によるものである。
本発明によれば、溶融炭酸塩型燃料電池の電解質基板(
マトリックス)の細孔特性として望ましい条件となり、
そのため、電解質基板として十分な量の炭酸塩電解質を
保持することが可能となるので、電池性能を向上させ、
長時間維持させる効果がある。
マトリックス)の細孔特性として望ましい条件となり、
そのため、電解質基板として十分な量の炭酸塩電解質を
保持することが可能となるので、電池性能を向上させ、
長時間維持させる効果がある。
また、本発明に係る製造方法によれば、上記電解質基板
を容易に製造することができる。
を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例により作製した気孔率の異なる
電解質板を用いた電池の特性図、第2図はドクターブレ
ード装置で電解質基板を作製するためのスラリーの製造
フロー図、第3図は原料粉末を解砕し分粒する工程のフ
ロー図、第4図は試料の気孔率と表面状態(SEMfR
察)の関係を示した図、第5図(a)〜(C)は第4図
(a)〜(c)に対応する説明図、第6図、第7図、第
8図は気孔率の異なる試料の細孔分布をポロシメータに
より測定した結果を示す図、第9図は気孔率の異なる試
料の抵抗値と気孔率の関係を示す図である。
電解質板を用いた電池の特性図、第2図はドクターブレ
ード装置で電解質基板を作製するためのスラリーの製造
フロー図、第3図は原料粉末を解砕し分粒する工程のフ
ロー図、第4図は試料の気孔率と表面状態(SEMfR
察)の関係を示した図、第5図(a)〜(C)は第4図
(a)〜(c)に対応する説明図、第6図、第7図、第
8図は気孔率の異なる試料の細孔分布をポロシメータに
より測定した結果を示す図、第9図は気孔率の異なる試
料の抵抗値と気孔率の関係を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電解質として炭酸塩を用いる溶融炭酸塩型燃料電池
において、前記電解質を保持する電解質基板が気孔率4
7%以上平均細孔径0.5μm以下を有することを特徴
とする溶融炭酸塩型燃料電池。 2、気孔率が47%以上平均細孔径が0.5μm以下で
あることを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池用の電解質
基板。 3、請求項2において、電解質基板は0.3μm以上3
μm以下の細孔径の細孔の容積が全細孔容積に対し20
vol%以上及び、0.1μm以下、0.003μm以
上の細孔径の容積が全細孔容積に対し、20vol%以
上存在する溶融炭酸塩型燃料電池用の電解質基板。 4、原料粉末とバインダーと増孔剤とを乾式混合する工
程と、溶剤混合液中に可塑剤と繊維素とを添加し混合す
る工程と、前記両工程の生成物を混合する工程と、減圧
して混合生成物を脱泡し成形用の原料スラリーとする工
程と、原料スラリーからグリーンシートを成形する工程
と、を含む請求項2記載の電解質基板の製造方法。 5、請求項4において、原料粉末はγ−LiAlO_2
であり、所定の粒径以下の粉末を分離した後、残りの原
料を解砕し再び所定の粒径以下の粉末を分離し、前記解
砕及び粉末分離工程を適宜繰り返し、各工程で分離され
た各粉末の使用割合を適宜調整する工程を含む請求項1
記載の電解質基板の製造方法。 6、請求項5における原料粉末のγ−LiAlO_2に
、Al_2O_3繊維を加えたことを特徴とする溶融炭
酸塩型燃料電池用の電解質基板の製造方法。 7、請求項4において、増孔剤として、イソブチレン無
水マレイン酸共重合体を用いることを特徴とする溶融炭
酸塩型燃料電池用電池用電解質基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1034093A JPH02213055A (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 溶融炭酸塩型燃料電池と電解質基板及び電解質基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1034093A JPH02213055A (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 溶融炭酸塩型燃料電池と電解質基板及び電解質基板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02213055A true JPH02213055A (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=12404658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1034093A Pending JPH02213055A (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 溶融炭酸塩型燃料電池と電解質基板及び電解質基板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02213055A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62237672A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | Hitachi Ltd | 溶融炭酸塩型燃料電池用電解質板の製造方法 |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1034093A patent/JPH02213055A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62237672A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | Hitachi Ltd | 溶融炭酸塩型燃料電池用電解質板の製造方法 |
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