JPH02213539A - 建造物の水平変位自動制御機構 - Google Patents
建造物の水平変位自動制御機構Info
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- JPH02213539A JPH02213539A JP3099289A JP3099289A JPH02213539A JP H02213539 A JPH02213539 A JP H02213539A JP 3099289 A JP3099289 A JP 3099289A JP 3099289 A JP3099289 A JP 3099289A JP H02213539 A JPH02213539 A JP H02213539A
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主として地震や風等の外力が作用したときに
建造物に生じる水平変位による変形及び捩れを出来るだ
け少なくすると共に建造物の固有周期を短縮せしめるこ
とも8来る建造物の水平変位自動制御機構に関するもの
である。
建造物に生じる水平変位による変形及び捩れを出来るだ
け少なくすると共に建造物の固有周期を短縮せしめるこ
とも8来る建造物の水平変位自動制御機構に関するもの
である。
従来、地震に対して建造物の変形を小さくする方法とし
ては、建造物のフレーム構造に粘りを持たせてフレーム
の変形により地震エネルギーを吸収させる方法や、建造
物内に耐震壁をバランス良く配置してこの耐震壁のふん
ばりで変形を小さくする方法が一般的であった。
ては、建造物のフレーム構造に粘りを持たせてフレーム
の変形により地震エネルギーを吸収させる方法や、建造
物内に耐震壁をバランス良く配置してこの耐震壁のふん
ばりで変形を小さくする方法が一般的であった。
そして最近では、建造物の固有周期を変えることにより
地震入力を小さくする免震構造や、建造物に何らかの装
置を組み込むことによって地震入力を減衰させる副層構
造が知られている。しかしながら、これらはいずれも実
施が困難であったり外力に対して建造物の変形を充分に
抑制出来なかったりする理由で満足なものとは言えない
。
地震入力を小さくする免震構造や、建造物に何らかの装
置を組み込むことによって地震入力を減衰させる副層構
造が知られている。しかしながら、これらはいずれも実
施が困難であったり外力に対して建造物の変形を充分に
抑制出来なかったりする理由で満足なものとは言えない
。
本発明は比較的簡単に実施し得て主として地震や風等の
外力に対して建造物の水平変位による変形及び捩れを充
分に小さくすることが出来るように、更には建造物の固
有周期も短縮できるように建造物の水平変位自動抑制機
構を新規に構成することを課題とする。
外力に対して建造物の水平変位による変形及び捩れを充
分に小さくすることが出来るように、更には建造物の固
有周期も短縮できるように建造物の水平変位自動抑制機
構を新規に構成することを課題とする。
本発明者は種々検討した結果、建造物の構造を維持する
柱や壁等の縦フレームの複数個所で該縦フレーム内に下
端を固定して鉛直にアンボンドに設置した張力付与材の
該縦フレームから上方への突出部に弾性体又はアクチュ
エーターを装着し、該縦フレームに対するその加圧力で
プレストレス状態にすることによって上記課題を解決出
来ることを究明して本発明を成した。
柱や壁等の縦フレームの複数個所で該縦フレーム内に下
端を固定して鉛直にアンボンドに設置した張力付与材の
該縦フレームから上方への突出部に弾性体又はアクチュ
エーターを装着し、該縦フレームに対するその加圧力で
プレストレス状態にすることによって上記課題を解決出
来ることを究明して本発明を成した。
以下1本発明に係る建造物の水平変位制御機構を図面に
よって詳細に説明する。
よって詳細に説明する。
第1図は本発明に係る建造物の水平変位制御機構の1例
を模式的に示す説明図、第2図、第3図及び第4図はそ
れぞれ第1図中のA部を具体的な例で示す拡大図、第5
図は制御作用の説明図、第6図は突出部の長さが変わる
ことなく水平変位したと仮定した場合の突出部の拡大説
明図、第7図は第5図の突出部の拡大説明図である。
を模式的に示す説明図、第2図、第3図及び第4図はそ
れぞれ第1図中のA部を具体的な例で示す拡大図、第5
図は制御作用の説明図、第6図は突出部の長さが変わる
ことなく水平変位したと仮定した場合の突出部の拡大説
明図、第7図は第5図の突出部の拡大説明図である。
本発明に係る建造物の水平変位自動制御機構は、建造物
の構造を維持する柱や壁等の縦フレームの複数個所に1
次のような状態に張力付与材が設置されて構成されてい
るのである。すなわち第1図に示す如く、縦フレームの
複数個所(図例は2個所ンに張力付与材1が縦フレーム
中にその下i1aを固定されて鉛直方向にアンボンドに
設置されており、張力付与材1の上部は縦フレーム2の
上端から上方に突出しており、そしてこの突出部分に更
に圧縮可能に装着され圧縮された弾性体4の弾性力によ
ってプレストレスが縦フレームに付与された状態にある
のである。
の構造を維持する柱や壁等の縦フレームの複数個所に1
次のような状態に張力付与材が設置されて構成されてい
るのである。すなわち第1図に示す如く、縦フレームの
複数個所(図例は2個所ンに張力付与材1が縦フレーム
中にその下i1aを固定されて鉛直方向にアンボンドに
設置されており、張力付与材1の上部は縦フレーム2の
上端から上方に突出しており、そしてこの突出部分に更
に圧縮可能に装着され圧縮された弾性体4の弾性力によ
ってプレストレスが縦フレームに付与された状態にある
のである。
本発明において張力付与材1とは、JIS G 353
6rpc鋼線及びpc鋼より線」やJIS G 310
9 r PC鋼捧」に適合するもののみならず、それら
と同等以上の品質を持ったものであれば良い。
6rpc鋼線及びpc鋼より線」やJIS G 310
9 r PC鋼捧」に適合するもののみならず、それら
と同等以上の品質を持ったものであれば良い。
縦フレームは第1図に示す如く複数の柱2及び/又は壁
3から成る場合が多く、この場合張力付与材1は柱2中
に設置されるのが一般的であるが、柱のない壁構造の建
造物の場合はM3中に設置される。
3から成る場合が多く、この場合張力付与材1は柱2中
に設置されるのが一般的であるが、柱のない壁構造の建
造物の場合はM3中に設置される。
弾性体4は張力付与材1の上端の突出部に装着されてお
り、そしてその装着状態は水平方向に縦フレームに変位
が起っていない状態でその弾性力が作用して縦フレーム
にプレストレスを付与しているのであるからこの状態で
既に圧縮されているのであり、また後記するすように建
造物が水平変位したときに更に圧縮可能でなければ制御
作用は起らないのである。このような弾性体4としては
種々あるが5例えば第2図に示す如きコイルばね4′や
第3図に示す如きゴム体4″が示される1弾性体4の装
着方法は、例えば第2図、第3図の示す如く張力付与材
1の突出部に弾性体4をワッシャ5で挟んだ状態に外挿
してナツト6で締め付ければ良い。
り、そしてその装着状態は水平方向に縦フレームに変位
が起っていない状態でその弾性力が作用して縦フレーム
にプレストレスを付与しているのであるからこの状態で
既に圧縮されているのであり、また後記するすように建
造物が水平変位したときに更に圧縮可能でなければ制御
作用は起らないのである。このような弾性体4としては
種々あるが5例えば第2図に示す如きコイルばね4′や
第3図に示す如きゴム体4″が示される1弾性体4の装
着方法は、例えば第2図、第3図の示す如く張力付与材
1の突出部に弾性体4をワッシャ5で挟んだ状態に外挿
してナツト6で締め付ければ良い。
本発明においては、弾性体4の代わりに第4図に示す如
き縦フレーム上端の変位及び/又は荷重をセンサー及び
/又はロードセル7aで感知してその変位を小さくする
ようにその加圧力を自動的にコントロールするアクチュ
エーター7を張力付与材1の突出部に装着しても良い、
この場合、図例の如く張力付与材1の2本を1組にして
設置するのがアクチュエーター7の装着を容易に出来る
ので好ましい。
き縦フレーム上端の変位及び/又は荷重をセンサー及び
/又はロードセル7aで感知してその変位を小さくする
ようにその加圧力を自動的にコントロールするアクチュ
エーター7を張力付与材1の突出部に装着しても良い、
この場合、図例の如く張力付与材1の2本を1組にして
設置するのがアクチュエーター7の装着を容易に出来る
ので好ましい。
張力付与材1が縦フレーム中に下端を固定されてアンボ
ンドに設置された状態においては、一般に縦フレーム中
に設けられたシース(鞘)(図例ではすべて図示省略)
内に張力付与材1がプレストレスを付与されて設置され
ており、シース内に適度な軟度を持つアンボンド部材(
図例ではすべて図示省略)が防錆のために封入されてい
る。従って縦フレームの伸縮は、縦フレーム中にアンボ
ンドに設置された張力付与材1に直接には影響されるこ
とはなく、その突出部に設けられた弾性体4又はアクチ
ュエーター7の弾性力又は加圧力によって影響される。
ンドに設置された状態においては、一般に縦フレーム中
に設けられたシース(鞘)(図例ではすべて図示省略)
内に張力付与材1がプレストレスを付与されて設置され
ており、シース内に適度な軟度を持つアンボンド部材(
図例ではすべて図示省略)が防錆のために封入されてい
る。従って縦フレームの伸縮は、縦フレーム中にアンボ
ンドに設置された張力付与材1に直接には影響されるこ
とはなく、その突出部に設けられた弾性体4又はアクチ
ュエーター7の弾性力又は加圧力によって影響される。
上記のように張力付与材1を設置する複数の個所を建造
物の何処にするかは、当該建造物全体の形状や柱2.壁
3の配置等の構成に即して次に説明する作用が有効に働
くように定める。
物の何処にするかは、当該建造物全体の形状や柱2.壁
3の配置等の構成に即して次に説明する作用が有効に働
くように定める。
第1図に示すように壁3及びそれを挟んで隣接する2本
の柱2,2′から成る縦フレームの各柱2.2′にそれ
ぞれ張力付与材1,1′が前記説明のように設置されて
成る水平変位自動制御機構を例にして、外力がこの柱2
,2′間の面すなわち壁3の面に沿って水平に作用する
場合の水平変位自動制御作用を説明する。
の柱2,2′から成る縦フレームの各柱2.2′にそれ
ぞれ張力付与材1,1′が前記説明のように設置されて
成る水平変位自動制御機構を例にして、外力がこの柱2
,2′間の面すなわち壁3の面に沿って水平に作用する
場合の水平変位自動制御作用を説明する。
本発明に係る建造物の水平変位自動制御機構の制御原理
は、建造物に水平方向に外力が作用すると上下方向に変
位が生じるが、この上下方向の変位を小さく抑えること
によって水平方向の変位や援れを小さくし、それによっ
て建造物の変形を極力/1〜さくとどめると共に建造物
の固有周期を短縮せしめようとするものである。
は、建造物に水平方向に外力が作用すると上下方向に変
位が生じるが、この上下方向の変位を小さく抑えること
によって水平方向の変位や援れを小さくし、それによっ
て建造物の変形を極力/1〜さくとどめると共に建造物
の固有周期を短縮せしめようとするものである。
いま、水平変位のない正常な状態について考察すると、
第1図に示す如く張力付与材1の突出部に装着された弾
性体4によって縦フレームの柱2゜2′のそれぞれは均
等に加圧されてδ1だけ縮小し、プレストレス状態にあ
る。そこに水平方向の外力(水平力)Fが作用すると、
縦フレームの上部がそれぞれ程度を異にして水平方向に
変位する6すなわち、一方の柱2の上端は上方に変位し
、他方の柱2′の上端は下方に変位して建造物は変形す
る。このような変形は、水平方向の変位を上部のみの変
位として第5図のように相対的に示すことが出来る。
第1図に示す如く張力付与材1の突出部に装着された弾
性体4によって縦フレームの柱2゜2′のそれぞれは均
等に加圧されてδ1だけ縮小し、プレストレス状態にあ
る。そこに水平方向の外力(水平力)Fが作用すると、
縦フレームの上部がそれぞれ程度を異にして水平方向に
変位する6すなわち、一方の柱2の上端は上方に変位し
、他方の柱2′の上端は下方に変位して建造物は変形す
る。このような変形は、水平方向の変位を上部のみの変
位として第5図のように相対的に示すことが出来る。
いま仮に上記の如く柱2,2′の上端が上下に変位して
も張力付与材1,1′の突出部の長さ誌が第6図に示す
如く変わらず従って弾性体4の弾性力による縦フレーム
への加圧力も柱2,2′間で変わらないとすれば、柱2
及び2′の各上端の上下方向の変位は弾性体4からはそ
の加圧力による差が生じるようには影響されることなく
現われ、柱2では62′だけ上方に変位して引張り状態
に、また柱2′ではδ、′だけ下方に変位して圧縮状態
になる。この変位62′とδ、′とは一般にほぼ等しい
。
も張力付与材1,1′の突出部の長さ誌が第6図に示す
如く変わらず従って弾性体4の弾性力による縦フレーム
への加圧力も柱2,2′間で変わらないとすれば、柱2
及び2′の各上端の上下方向の変位は弾性体4からはそ
の加圧力による差が生じるようには影響されることなく
現われ、柱2では62′だけ上方に変位して引張り状態
に、また柱2′ではδ、′だけ下方に変位して圧縮状態
になる。この変位62′とδ、′とは一般にほぼ等しい
。
しかしながら本発明においては、弾性体4が装着された
張力付与材1,1′は下端を固定されてアンボンドに柱
2,2′中に設置されているので、第7図に示す如く柱
2,2′の各上端が上下方向に変位しても、張力付与材
1の上端はほとんど変位しない、そのため、柱2の引張
り側では柱2の上端が上方に変位しようとするのに対し
て、張力付与材1の突出部が短くなって弾性体4を更に
圧縮して柱2への加圧力を高めてその変位量を62より
は小さいδ2にとどめさせ、また柱2′の圧縮側では柱
2′の上端が下方へ変位しようとするのに対して、張力
付与材1′の突出部が長くなって弾性体4の圧縮度を低
くして柱2′への加圧力を弱めてその変位量をδ、′よ
りは小さいδ□にとどめさせる。このように、柱2,2
′の各上端の上下方向の変位量δ3.δ3を小さくとど
めさせることは、すなわちそれだけ水平方向への変位を
小さくさせることになり、従って建造物の変形や捩れを
小さくすることが出来るのである。そしてこのように建
造物の変形や捩れを小さくすることが出来ることは、言
わば建造物の剛性が大きくなったのと同様の効果を発揮
することになるので水平力による建造物の応答を小さく
して建造物の固有周期を短縮させる作用を発揮するので
ある。上記作用は弾性体4の代わりにアクチュエーター
7を使用する場合でも、センサー及び/又はロードセル
7aが柱2,2′変位及び/又は荷重を感知してその変
位を小さくするようにアクチュエーター7が圧力を自動
的にコントロールするので1弾性体4を使用するのと同
様に作用するのである。
張力付与材1,1′は下端を固定されてアンボンドに柱
2,2′中に設置されているので、第7図に示す如く柱
2,2′の各上端が上下方向に変位しても、張力付与材
1の上端はほとんど変位しない、そのため、柱2の引張
り側では柱2の上端が上方に変位しようとするのに対し
て、張力付与材1の突出部が短くなって弾性体4を更に
圧縮して柱2への加圧力を高めてその変位量を62より
は小さいδ2にとどめさせ、また柱2′の圧縮側では柱
2′の上端が下方へ変位しようとするのに対して、張力
付与材1′の突出部が長くなって弾性体4の圧縮度を低
くして柱2′への加圧力を弱めてその変位量をδ、′よ
りは小さいδ□にとどめさせる。このように、柱2,2
′の各上端の上下方向の変位量δ3.δ3を小さくとど
めさせることは、すなわちそれだけ水平方向への変位を
小さくさせることになり、従って建造物の変形や捩れを
小さくすることが出来るのである。そしてこのように建
造物の変形や捩れを小さくすることが出来ることは、言
わば建造物の剛性が大きくなったのと同様の効果を発揮
することになるので水平力による建造物の応答を小さく
して建造物の固有周期を短縮させる作用を発揮するので
ある。上記作用は弾性体4の代わりにアクチュエーター
7を使用する場合でも、センサー及び/又はロードセル
7aが柱2,2′変位及び/又は荷重を感知してその変
位を小さくするようにアクチュエーター7が圧力を自動
的にコントロールするので1弾性体4を使用するのと同
様に作用するのである。
弾性体4の物性として重要な弾性力をどのように選ぶか
は次の考え方を基礎とする。すなわち、縦フレーム上端
の変位の発生に関与する力としては、柱2の引張り側で
は弾性体4による下向きの加圧力↓P□(矢印は力の作
用方向を示す、以下同じ)、建造物の重量による下向き
の軸力↓P2゜及び水平力Fによる上向きの引張り力↑
P、であり、これらの合計すなわち↓P、+↓P2+↑
P1が極力小さくなるように、つまり柱2の変位δ。
は次の考え方を基礎とする。すなわち、縦フレーム上端
の変位の発生に関与する力としては、柱2の引張り側で
は弾性体4による下向きの加圧力↓P□(矢印は力の作
用方向を示す、以下同じ)、建造物の重量による下向き
の軸力↓P2゜及び水平力Fによる上向きの引張り力↑
P、であり、これらの合計すなわち↓P、+↓P2+↑
P1が極力小さくなるように、つまり柱2の変位δ。
が小さくなるように↓P工すなわち弾性体4の加圧力を
選ぶのである。柱2′の圧縮側では上記において力P3
は下向きに作用するので力P1が下向きに作用する以上
、↓P1+↓P8+↓P、を零には出来ないが、前記の
如く張力付与材1′の突出部が長くなることによって圧
縮力を弱めるので実用上充分に効果のある制御を行うこ
とが出来るのである。従って弾性体4の弾性力は引張り
側を基準に選ぶが、それには建造物の重量等の個々の建
造物の構成が選定資料となる。
選ぶのである。柱2′の圧縮側では上記において力P3
は下向きに作用するので力P1が下向きに作用する以上
、↓P1+↓P8+↓P、を零には出来ないが、前記の
如く張力付与材1′の突出部が長くなることによって圧
縮力を弱めるので実用上充分に効果のある制御を行うこ
とが出来るのである。従って弾性体4の弾性力は引張り
側を基準に選ぶが、それには建造物の重量等の個々の建
造物の構成が選定資料となる。
なお、縦フレームが引張り状態になったときに張力付与
材1が過度に緊張して降伏点(耐力)以上に伸長してし
まうことを避けるためには、弾性体4として張力付与材
1の降伏荷重以下の降伏荷重を有する素材を使用すれば
良く、弾性体4の代わりにアクチュエーター7を使用す
る場合にはセンサー及び/又はロードセル7aが柱2,
2′変位及び/又は荷重が所定量以上になったことを感
知した際にその作動を開放するように設定しておくこと
により対処できる。これによって張力付与材1の破壊を
防止し、弾性体4を使用する場合には弾性体4を交換す
るだけで、またアクチュエーター7を使用する場合には
そのまま永く制御作用を行わせることが出来る。
材1が過度に緊張して降伏点(耐力)以上に伸長してし
まうことを避けるためには、弾性体4として張力付与材
1の降伏荷重以下の降伏荷重を有する素材を使用すれば
良く、弾性体4の代わりにアクチュエーター7を使用す
る場合にはセンサー及び/又はロードセル7aが柱2,
2′変位及び/又は荷重が所定量以上になったことを感
知した際にその作動を開放するように設定しておくこと
により対処できる。これによって張力付与材1の破壊を
防止し、弾性体4を使用する場合には弾性体4を交換す
るだけで、またアクチュエーター7を使用する場合には
そのまま永く制御作用を行わせることが出来る。
以上詳述した如き本発明に係る建造物の水平変位制御機
構は、建造物の縦フレーム内の複数の個所で下端を固定
し鉛直方向にアンボンドに設置した張力付与材の縦フレ
ームから上方へ突出した部分に弾性体又はアクチエータ
ーを設けて縦フレームへのその加圧力によりプレストレ
スを付与した状態としたことにより、外力により水平変
位が生じて建造物を変形させようとするときにその変形
及び捩れを小さくさせるように上記加圧力の増減が縦フ
レームの引張り側と圧縮側とで互に逆に起ることにより
水平変位を自動的に制御して変形を小さくすることが出
来るのであり、そしてこのように建造物の変形や捩れを
小さくすることが出来ることは言わば建造物の剛性が大
きくなったのと同様の効果を発揮することになるので水
平力による建造物の応答を小さくして建造物の固有周期
を短縮させることに繋がるのであって、この固有周期の
短縮程度は建造物の完成後においても張力付与材に付与
するプレストレスの大きさによって容易に調整できる利
点も有している。そしてこのような制御機構を設置する
ことは容易であり1本発明は建築分野に貢献するところ
の非常に大きなものである。
構は、建造物の縦フレーム内の複数の個所で下端を固定
し鉛直方向にアンボンドに設置した張力付与材の縦フレ
ームから上方へ突出した部分に弾性体又はアクチエータ
ーを設けて縦フレームへのその加圧力によりプレストレ
スを付与した状態としたことにより、外力により水平変
位が生じて建造物を変形させようとするときにその変形
及び捩れを小さくさせるように上記加圧力の増減が縦フ
レームの引張り側と圧縮側とで互に逆に起ることにより
水平変位を自動的に制御して変形を小さくすることが出
来るのであり、そしてこのように建造物の変形や捩れを
小さくすることが出来ることは言わば建造物の剛性が大
きくなったのと同様の効果を発揮することになるので水
平力による建造物の応答を小さくして建造物の固有周期
を短縮させることに繋がるのであって、この固有周期の
短縮程度は建造物の完成後においても張力付与材に付与
するプレストレスの大きさによって容易に調整できる利
点も有している。そしてこのような制御機構を設置する
ことは容易であり1本発明は建築分野に貢献するところ
の非常に大きなものである。
第1図は本発明に係る建造物の水平変位制御機構の1例
を模式的に示す説明図、第2図、第3図及び第4図はそ
れぞれ第1図中のA部を具体的な例で示す拡大図、第5
図は制御作用の説明図、第6図は突出部の長さが変るこ
となく水平変位したと仮定した場合の突出部の拡大説明
図、第7図は第5図の突出部の拡大説明図である。 図面中 1.1′・・・・張力付与材 1a・・・・下端 2.2′・・・・柱 3・・・・壁 4・・・・弾性体 4′・・・・コイルばね 4′・・・・ゴム体 5・・・・ワッシャ 6・・・・ナツト 7・・・・アクチュエーター 7a・・・・ロードセル δ□・・・・正常な場合の弾性体の加圧力による縮小分 δ2.δ3・・・・水平変位があった場合の縦フレーム
の引張り側及び圧縮側の上下方 向変位長 δ、′・・・・水平変位があって縦フレームの引張り側
及び圧縮側の張力付与 材の突出部の長さが変位前と変 らないと仮定したときのそれぞ れの側の上下方向変位長 許 出 願 人 株式会社 日本設計事務所
を模式的に示す説明図、第2図、第3図及び第4図はそ
れぞれ第1図中のA部を具体的な例で示す拡大図、第5
図は制御作用の説明図、第6図は突出部の長さが変るこ
となく水平変位したと仮定した場合の突出部の拡大説明
図、第7図は第5図の突出部の拡大説明図である。 図面中 1.1′・・・・張力付与材 1a・・・・下端 2.2′・・・・柱 3・・・・壁 4・・・・弾性体 4′・・・・コイルばね 4′・・・・ゴム体 5・・・・ワッシャ 6・・・・ナツト 7・・・・アクチュエーター 7a・・・・ロードセル δ□・・・・正常な場合の弾性体の加圧力による縮小分 δ2.δ3・・・・水平変位があった場合の縦フレーム
の引張り側及び圧縮側の上下方 向変位長 δ、′・・・・水平変位があって縦フレームの引張り側
及び圧縮側の張力付与 材の突出部の長さが変位前と変 らないと仮定したときのそれぞ れの側の上下方向変位長 許 出 願 人 株式会社 日本設計事務所
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外力が作用した際に建造物の上部と下部との間に生
じる差のある水平変位による変形を小さくするための自
動制御機構であつて、建造物の縦フレームの複数個所に
おいて張力付与材(1)が該縦フレーム内に下端(1a
)を固定されて鉛直方向にアンボンドに設置されていて
該縦フレーム上端から上方に突出した突出部分に更に圧
縮可能に装着された弾性体(4)の弾性力によつて該張
力付与材(1)にプレストレスが付与された状態にある
ことを特徴とする建造物の水平変位自動制御機構。 2 弾性体(4)として張力付与材(1)の降伏荷重以
下の降伏荷重を有する素材を使用する請求項1に記載の
建造物の水平変位自動制御機構。 3 弾性体(4)に代えて、フレーム上端の変位及び/
又は荷重を感知してフレームへの圧力を自動的にコント
ロールするアクチエーター(7)が装着されている請求
項1に記載の建造物の水平変位自動制御機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3099289A JPH0742734B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 建造物の水平変位自動制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3099289A JPH0742734B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 建造物の水平変位自動制御機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02213539A true JPH02213539A (ja) | 1990-08-24 |
| JPH0742734B2 JPH0742734B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=12319102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3099289A Expired - Lifetime JPH0742734B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 建造物の水平変位自動制御機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742734B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04194180A (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-14 | Taisei Corp | 構造物における柱の軸伸縮振動に対する減衰装置 |
| JPH04312683A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-04 | Taisei Corp | 可変プレストレス導入による構造物変形制御装置 |
| JP2002173976A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Takenaka Komuten Co Ltd | アンボンドpc鋼材の定着部構造 |
| JP2011052422A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Kajima Corp | 制震構造体 |
| JP2011169070A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Kurosawa Construction Co Ltd | 制震プレストレスを付与した鉛直制震pc構造部材を用いる建造物 |
| JP2012520954A (ja) * | 2009-03-18 | 2012-09-10 | ファウ・エス・エル・インターナツイオナール・アクチエンゲゼルシヤフト | 高い構造緩衝性を有する支持構造 |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP3099289A patent/JPH0742734B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04194180A (ja) * | 1990-11-27 | 1992-07-14 | Taisei Corp | 構造物における柱の軸伸縮振動に対する減衰装置 |
| JPH04312683A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-04 | Taisei Corp | 可変プレストレス導入による構造物変形制御装置 |
| JP2002173976A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Takenaka Komuten Co Ltd | アンボンドpc鋼材の定着部構造 |
| JP2012520954A (ja) * | 2009-03-18 | 2012-09-10 | ファウ・エス・エル・インターナツイオナール・アクチエンゲゼルシヤフト | 高い構造緩衝性を有する支持構造 |
| JP2011052422A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Kajima Corp | 制震構造体 |
| JP2011169070A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Kurosawa Construction Co Ltd | 制震プレストレスを付与した鉛直制震pc構造部材を用いる建造物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0742734B2 (ja) | 1995-05-10 |
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