JPH0221499Y2 - - Google Patents
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- JPH0221499Y2 JPH0221499Y2 JP1553285U JP1553285U JPH0221499Y2 JP H0221499 Y2 JPH0221499 Y2 JP H0221499Y2 JP 1553285 U JP1553285 U JP 1553285U JP 1553285 U JP1553285 U JP 1553285U JP H0221499 Y2 JPH0221499 Y2 JP H0221499Y2
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- Japan
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- cage
- shaft
- transmission shaft
- vertical shaft
- emergency elevator
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Links
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Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は非常用エレベータに関し、特に電力を
必要としない機械的制御に基いて避難用に供する
非常用エレベータに関するものである。
必要としない機械的制御に基いて避難用に供する
非常用エレベータに関するものである。
従来の技術
近年、人口の急激的増加から住宅、オフイス等
が都市集中化し、各建築物は益々高層かつ高密度
に建設されている。これに伴つて起こる問題は、
一旦火災等の緊急事件が発生した時、如何にこの
高層ビルから安全に脱出するかにある。とりわけ
緊急事件発生時には、通常停電が付随しがちで、
そのために従来から電力に頼らない脱出装置が考
案されてきたが、吊下げロープを巻き付けたリー
ルの回転を制動するこの種の装置としては、その
主なものに、US,patNOS,374596,530863,
628736,625247,1056,616,1122566,2091418,
2502896,2873055及びUK,PAT,NO,750587
等が挙げられるが、いずれも避難者がむき出しの
状態にされる、いわゆる解放型である。しかも、
上記の公知技術によると、避難者の脱出目的は達
成されるものの、ロープに懸架された時、減速さ
れた速度ではあるが、荷重変化に対応した一定の
降下速度にコントロールし難いことから、荷重が
違えば制動能力が対応しきれず、避難者が懸架中
にビルの外壁にぶつかつたり、こすられたり、あ
るいは着地の際のシヨツクに挫傷をうける等の危
険性が残されている。また、火災場所を通り抜け
なければならないという状況は常に有り得、少な
くとも火傷の危険を伴い、非常用脱出装置として
の高度の安全性が期待され得ない。
が都市集中化し、各建築物は益々高層かつ高密度
に建設されている。これに伴つて起こる問題は、
一旦火災等の緊急事件が発生した時、如何にこの
高層ビルから安全に脱出するかにある。とりわけ
緊急事件発生時には、通常停電が付随しがちで、
そのために従来から電力に頼らない脱出装置が考
案されてきたが、吊下げロープを巻き付けたリー
ルの回転を制動するこの種の装置としては、その
主なものに、US,patNOS,374596,530863,
628736,625247,1056,616,1122566,2091418,
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等が挙げられるが、いずれも避難者がむき出しの
状態にされる、いわゆる解放型である。しかも、
上記の公知技術によると、避難者の脱出目的は達
成されるものの、ロープに懸架された時、減速さ
れた速度ではあるが、荷重変化に対応した一定の
降下速度にコントロールし難いことから、荷重が
違えば制動能力が対応しきれず、避難者が懸架中
にビルの外壁にぶつかつたり、こすられたり、あ
るいは着地の際のシヨツクに挫傷をうける等の危
険性が残されている。また、火災場所を通り抜け
なければならないという状況は常に有り得、少な
くとも火傷の危険を伴い、非常用脱出装置として
の高度の安全性が期待され得ない。
考案の目的
本考案は上述の不都合乃至は欠陥を解決するた
めに提案されたものである。即ち、その主たる目
的は、一度に複数の避難者を乗せられ、不安感を
与えることなく、しかも荷重に見合つた適切な速
度に制御でき、安全な避難を達成し得る機械的制
御方式に依る非常用エレベータを提供せんとする
ことにある。
めに提案されたものである。即ち、その主たる目
的は、一度に複数の避難者を乗せられ、不安感を
与えることなく、しかも荷重に見合つた適切な速
度に制御でき、安全な避難を達成し得る機械的制
御方式に依る非常用エレベータを提供せんとする
ことにある。
問題点を解決するための手段及び作用
そこで本考案によれば、一種の機械的制御に依
る非常用エレベータに於て、直立した4壁面に囲
まれ、その上端に開口部を有する昇降竪シヤフト
と、該開口部に跨がつて軸支された伝動軸と、そ
れぞれ該伝動軸に連結される所の、液体の環流抵
抗が該軸の荷重と拌に変化することにより該軸を
制動する液圧制御装置及び該伝動軸の固定速度の
上限を限定するための制動装置と、前記竪シヤフ
ト内で両ゲージが上下方向に交互に平行移動可能
な様に、それぞれの一端にケージを係着した両ケ
ーブルが、互いに逆方向に各他端より巻き付けら
れている両プーリとを一体に設けてなり、且つ前
記竪シヤフト上端部と下端部とにそれぞれのケー
ジへの出入口を設けると共に、該上端部付近に自
動的にケージの上部を挟んで係合し且つ手動操作
にて係合解除できる挟着装置を備え、同時に係合
解除手段として、手動解除可能なロツク方式が採
用され、竪シヤフトの上端部から一方のケージを
荷重をかけて下降させる時、他方のケージを竪シ
ヤフト下端部より上昇させ、且つケージの下降速
度が所定速度を越えないよう前記制動装置により
限定すると共に、液圧制御装置により下降速度が
荷重変化に関係なく一定範囲となるよう制御され
ることを特徴とするものである。
る非常用エレベータに於て、直立した4壁面に囲
まれ、その上端に開口部を有する昇降竪シヤフト
と、該開口部に跨がつて軸支された伝動軸と、そ
れぞれ該伝動軸に連結される所の、液体の環流抵
抗が該軸の荷重と拌に変化することにより該軸を
制動する液圧制御装置及び該伝動軸の固定速度の
上限を限定するための制動装置と、前記竪シヤフ
ト内で両ゲージが上下方向に交互に平行移動可能
な様に、それぞれの一端にケージを係着した両ケ
ーブルが、互いに逆方向に各他端より巻き付けら
れている両プーリとを一体に設けてなり、且つ前
記竪シヤフト上端部と下端部とにそれぞれのケー
ジへの出入口を設けると共に、該上端部付近に自
動的にケージの上部を挟んで係合し且つ手動操作
にて係合解除できる挟着装置を備え、同時に係合
解除手段として、手動解除可能なロツク方式が採
用され、竪シヤフトの上端部から一方のケージを
荷重をかけて下降させる時、他方のケージを竪シ
ヤフト下端部より上昇させ、且つケージの下降速
度が所定速度を越えないよう前記制動装置により
限定すると共に、液圧制御装置により下降速度が
荷重変化に関係なく一定範囲となるよう制御され
ることを特徴とするものである。
上記及び他の目的、特徴、長所は、その一実施
例を、添付の図面を参照しながら説明すれば、よ
り一層明らかとなるであろう。なお、添付図面は
説明の為のものであり、もとよりこれによつて制
限を受けるものではなく、本考案の精神を逸脱し
ない限り、更に種々の変化を許容しうることは当
然であろう。
例を、添付の図面を参照しながら説明すれば、よ
り一層明らかとなるであろう。なお、添付図面は
説明の為のものであり、もとよりこれによつて制
限を受けるものではなく、本考案の精神を逸脱し
ない限り、更に種々の変化を許容しうることは当
然であろう。
実施例
第1図において、1は昇降用竪シヤフトS上端
の開口部両側壁11,11上のサポート12,1
2に跨つて軸支される伝動軸で、前記一つ又は二
つのサポート12付近に設置されている液圧制御
装置5に連結されている。2,2はケーブル2
0,20が互いに逆方向に巻かれるところの伝動
軸1に一体着装される一対のプーリで、ケーブル
20の一端はそれぞれ金属製ケージ9の頂端面に
植着されている係着部材97(第5図参照)に係
着され、一方の負荷ケージ9が重力降下すれば他
方の空ケージ9が上昇し、この上昇作動によりプ
ーリ2,2が回転させられて、伝動軸1を作動回
転させる。3は一方のサポート12寄りに同じく
伝動軸1に一体着装されているブレーキデイスク
で、伝動軸1の回転を油圧制動するための第1ブ
レーキ31と第2ブレーキ32が付設されてい
る。4は、伝動軸1の中央部付近に配設した遠心
調節機構Fにより、この第1ブレーキ31と伝動
軸1とを連結して、ブレーキ31を作動制御する
遠心制動装置で、詳細は第2図にもとづき後述す
る。液圧制御装置5は現在出願中で、前記遠心調
節機構4に制御される第1ブレーキ31と相俟つ
てケージ9の昇降速度を制御する。即ち、第3,
4図における油圧制御装置5のロータ630のス
ピンドル650の一端610に伝動軸1を接続さ
せると、伝動軸1の回転と伴にロータ630が回
転し、これによりベーン660が内腟531の周
面に沿つて摺動し液体を押圧環流させることと、
これに対して環流通路543の制御機構Aによつ
て液圧に対抗することとで、ベーン660による
押圧荷重がいかに変化してもケージ9の昇降を常
時一定速度範囲内に制御させるものである。6は
竪シヤフトSの両側壁11,11に跨つて固着さ
れた懸架フレームで堅固な鋼材よりなり、下方よ
り挟着装置7の係合部材72,72などが取り付
けられている。8は側壁11の上下方向に沿つて
敷設され、ケージ9,9の昇降を円滑に案内する
レール10,10は、ケージ9,9の着地シヨツ
クをそれぞれ緩和する緩衝バネで、昇降シヤフト
の下端部床面に取付けられている。101,10
1はほぼ第2階床面の高度にて側壁11,11に
枢支されている回動レバーで、ケージ9,9の床
面外側部に軸支されているローラ95(第11,
12図に参照)の触動により、レバー101が回
動して作動操作弁102aを押すことにより、油
圧シリンダー102に連動して第2ブレーキ32
を作動させ伝動軸1の回転を制動するとケージ9
を定位置に停止させるようになる。
の開口部両側壁11,11上のサポート12,1
2に跨つて軸支される伝動軸で、前記一つ又は二
つのサポート12付近に設置されている液圧制御
装置5に連結されている。2,2はケーブル2
0,20が互いに逆方向に巻かれるところの伝動
軸1に一体着装される一対のプーリで、ケーブル
20の一端はそれぞれ金属製ケージ9の頂端面に
植着されている係着部材97(第5図参照)に係
着され、一方の負荷ケージ9が重力降下すれば他
方の空ケージ9が上昇し、この上昇作動によりプ
ーリ2,2が回転させられて、伝動軸1を作動回
転させる。3は一方のサポート12寄りに同じく
伝動軸1に一体着装されているブレーキデイスク
で、伝動軸1の回転を油圧制動するための第1ブ
レーキ31と第2ブレーキ32が付設されてい
る。4は、伝動軸1の中央部付近に配設した遠心
調節機構Fにより、この第1ブレーキ31と伝動
軸1とを連結して、ブレーキ31を作動制御する
遠心制動装置で、詳細は第2図にもとづき後述す
る。液圧制御装置5は現在出願中で、前記遠心調
節機構4に制御される第1ブレーキ31と相俟つ
てケージ9の昇降速度を制御する。即ち、第3,
4図における油圧制御装置5のロータ630のス
ピンドル650の一端610に伝動軸1を接続さ
せると、伝動軸1の回転と伴にロータ630が回
転し、これによりベーン660が内腟531の周
面に沿つて摺動し液体を押圧環流させることと、
これに対して環流通路543の制御機構Aによつ
て液圧に対抗することとで、ベーン660による
押圧荷重がいかに変化してもケージ9の昇降を常
時一定速度範囲内に制御させるものである。6は
竪シヤフトSの両側壁11,11に跨つて固着さ
れた懸架フレームで堅固な鋼材よりなり、下方よ
り挟着装置7の係合部材72,72などが取り付
けられている。8は側壁11の上下方向に沿つて
敷設され、ケージ9,9の昇降を円滑に案内する
レール10,10は、ケージ9,9の着地シヨツ
クをそれぞれ緩和する緩衝バネで、昇降シヤフト
の下端部床面に取付けられている。101,10
1はほぼ第2階床面の高度にて側壁11,11に
枢支されている回動レバーで、ケージ9,9の床
面外側部に軸支されているローラ95(第11,
12図に参照)の触動により、レバー101が回
動して作動操作弁102aを押すことにより、油
圧シリンダー102に連動して第2ブレーキ32
を作動させ伝動軸1の回転を制動するとケージ9
を定位置に停止させるようになる。
第2図は上記遠心制動装置4の詳細図で、伝動
軸1の回転時の遠心力を利用して往復運動を発生
させる遠心調節機構Fと、デイスクブレーキ31
と両者F、31間の油圧機構Lとにより組合せら
れてなる。このうち遠心調節機構Fは伝動軸に着
装される固定リング310と、その対向側に位置
して軸1の円周面に摺動可能に取付けられた摺動
リング320と、このリング320と一体形成さ
れて同様に軸1円周面を摺動するデイスク330
と、両端がリング310,320にそれぞれ溶着
され、中央部に重なり351,352がそれぞれ
取付けられている弓形板バネ341,342とに
よりなり、即ち伝動軸1が回転すれば遠心力によ
り重なり351,352が遠心移動して板バネ3
41,342を弯曲させるように付勢され、該軸
1の回軸が所定の完全速度の極限に達した時点に
て、板バネ341,342の弯曲によりリング3
20を310側へ引寄せるため、デイスク330
もリング310側へ引寄せられるように構成され
ている。他方、油液機構Lは油圧タンク360
と、前記デイスク330のリング310側への摺
動により押圧されるピストン361と、油圧シリ
ンダー362とブレーキデイスク3の第1ブレー
キ31とに接続する油圧連絡路39とにより成
り、ピストン361の押圧によりタンク360内
部の作動用液体は、シリンダ362によつて第1
ブレーキ31に於て出力し、伝動軸1を希望の回
転速度に制動する。
軸1の回転時の遠心力を利用して往復運動を発生
させる遠心調節機構Fと、デイスクブレーキ31
と両者F、31間の油圧機構Lとにより組合せら
れてなる。このうち遠心調節機構Fは伝動軸に着
装される固定リング310と、その対向側に位置
して軸1の円周面に摺動可能に取付けられた摺動
リング320と、このリング320と一体形成さ
れて同様に軸1円周面を摺動するデイスク330
と、両端がリング310,320にそれぞれ溶着
され、中央部に重なり351,352がそれぞれ
取付けられている弓形板バネ341,342とに
よりなり、即ち伝動軸1が回転すれば遠心力によ
り重なり351,352が遠心移動して板バネ3
41,342を弯曲させるように付勢され、該軸
1の回軸が所定の完全速度の極限に達した時点に
て、板バネ341,342の弯曲によりリング3
20を310側へ引寄せるため、デイスク330
もリング310側へ引寄せられるように構成され
ている。他方、油液機構Lは油圧タンク360
と、前記デイスク330のリング310側への摺
動により押圧されるピストン361と、油圧シリ
ンダー362とブレーキデイスク3の第1ブレー
キ31とに接続する油圧連絡路39とにより成
り、ピストン361の押圧によりタンク360内
部の作動用液体は、シリンダ362によつて第1
ブレーキ31に於て出力し、伝動軸1を希望の回
転速度に制動する。
第3図、第4図は液圧制御装置5の詳細を図示
してもので、本願における作用としては、出願中
のものがこれを利用してケーブルに直接ぶら下つ
て避難するのに対し、本願ではこれを利用し且つ
昇降ケージを利用して避難するものである。以上
を図に従つて説明すると、上記伝動軸1は、第3
図において、ハウジング12Bの内腟531内に
偏心軸装されたロータ630のスピンドル650
の一端610に連動接続され、伝動軸1の回転と
共にロータ630が回転し、これにより圧縮バネ
611,621を内部に着装させたベーン660
とその対向側のベーン670とが内腟531の内
周面に当接かつ摺動されて、内腟531内の液体
を加圧して制御機構Aを介装せる環流通路543
をへて環流される際、液圧が分岐路5412前方
に取付けられてある弁棒5413を押動するに充
分な大きさでなければ、流体は連絡路543を経
由してメイン通路542へと流れ、内腟531に
於てベーン670,660で仕切られた別の空室
に入り伝動軸1を一定速度で回転させる。しかし
ながらプーリにかかる重力が増し、弁棒5413
を押圧するに充分な液圧に上昇した時点では、弁
棒5413が連絡路543に挿入されることで液
体を節流し、その増加した液体分だけ逆方向から
ベーン660,670に抗圧が作用して、ロータ
630の回転を減速し、昇降ケージ9,9の昇降
速度を常にほぼ一定速度に保持させる。
してもので、本願における作用としては、出願中
のものがこれを利用してケーブルに直接ぶら下つ
て避難するのに対し、本願ではこれを利用し且つ
昇降ケージを利用して避難するものである。以上
を図に従つて説明すると、上記伝動軸1は、第3
図において、ハウジング12Bの内腟531内に
偏心軸装されたロータ630のスピンドル650
の一端610に連動接続され、伝動軸1の回転と
共にロータ630が回転し、これにより圧縮バネ
611,621を内部に着装させたベーン660
とその対向側のベーン670とが内腟531の内
周面に当接かつ摺動されて、内腟531内の液体
を加圧して制御機構Aを介装せる環流通路543
をへて環流される際、液圧が分岐路5412前方
に取付けられてある弁棒5413を押動するに充
分な大きさでなければ、流体は連絡路543を経
由してメイン通路542へと流れ、内腟531に
於てベーン670,660で仕切られた別の空室
に入り伝動軸1を一定速度で回転させる。しかし
ながらプーリにかかる重力が増し、弁棒5413
を押圧するに充分な液圧に上昇した時点では、弁
棒5413が連絡路543に挿入されることで液
体を節流し、その増加した液体分だけ逆方向から
ベーン660,670に抗圧が作用して、ロータ
630の回転を減速し、昇降ケージ9,9の昇降
速度を常にほぼ一定速度に保持させる。
第5図はケージ9の詳細図で、軽金属の箱周面
90,90,90,90と、開口せる入口におい
て伸縮自在の金属製片引格子戸91と、対向面に
開口せる出口において金属製の平板張り片開戸9
2とがそれぞれ取付けられている六面体を示し、
レール8,8に面した両側箱面90,90には、
それに対応するホイール93,93,93,93
と、ケージ内の照明の電源用として設置され、付
設の回転子941とレール8との摩擦を介して発
電するマグネツト発電機94と、ケージ9の箱周
壁90,90下部の稜角部に軸支され、シヤフト
1の側壁11に枢支される回軸レバー101(第
13図参照)を触動するローラ95(詳細は後
述)とが付設され、一方、頂部の箱周面には、中
央にケーブル20の一端を係着し、その両側面に
係着部をなすスチールボール971,971を出
入可能に構成した係着部材97が、係合部材72
に対応する位置に植設されている。
90,90,90,90と、開口せる入口におい
て伸縮自在の金属製片引格子戸91と、対向面に
開口せる出口において金属製の平板張り片開戸9
2とがそれぞれ取付けられている六面体を示し、
レール8,8に面した両側箱面90,90には、
それに対応するホイール93,93,93,93
と、ケージ内の照明の電源用として設置され、付
設の回転子941とレール8との摩擦を介して発
電するマグネツト発電機94と、ケージ9の箱周
壁90,90下部の稜角部に軸支され、シヤフト
1の側壁11に枢支される回軸レバー101(第
13図参照)を触動するローラ95(詳細は後
述)とが付設され、一方、頂部の箱周面には、中
央にケーブル20の一端を係着し、その両側面に
係着部をなすスチールボール971,971を出
入可能に構成した係着部材97が、係合部材72
に対応する位置に植設されている。
なお上記片開戸92は外開きとし、戸92の上
縁にはころがりボール104を備えたストツパー
103と、戸92を開閉するための公知の自動開
閉器105とが取付けられている。
縁にはころがりボール104を備えたストツパー
103と、戸92を開閉するための公知の自動開
閉器105とが取付けられている。
第7図は上記係着部材97の平面断面図で、9
72はスチールボールの内側に内蔵され、円板の
円周部がその回転によりスチールボール971,
971の出入作動をぴつたりと制御しうるよう、
中心を隔てて対称するカム面973,973に形
成されたカム板であり、一体連接せる軸973を
中心に軸回転される。即ち、このカム板972が
図示する位置に於いては、スチールボール97
1,971は内部に後退して、係着部材97と係
合部材72との係合を解除状態となし、この位置
より90゜回転して、カム面973,973が丁度
スチールボール971,971に当接する通常状
態においては、スチールボール971,971は
係着部材97の外部に一部突出して、係合部材7
2にキヤツチ係されるようになつている(第11
図参照)。
72はスチールボールの内側に内蔵され、円板の
円周部がその回転によりスチールボール971,
971の出入作動をぴつたりと制御しうるよう、
中心を隔てて対称するカム面973,973に形
成されたカム板であり、一体連接せる軸973を
中心に軸回転される。即ち、このカム板972が
図示する位置に於いては、スチールボール97
1,971は内部に後退して、係着部材97と係
合部材72との係合を解除状態となし、この位置
より90゜回転して、カム面973,973が丁度
スチールボール971,971に当接する通常状
態においては、スチールボール971,971は
係着部材97の外部に一部突出して、係合部材7
2にキヤツチ係されるようになつている(第11
図参照)。
第8図は上記のカム板972を解除操作する連
動機構105の詳細図で、軸973に外装されカ
ム面973,973がスチールボール971,9
71を常に外部に突出させるように付勢する復帰
バネ974と、軸973下端部に設けられたベベ
ルギア975と、そのギア975とはに咬合する
よう軸棒1000に装着される同形のギア976
と、軸棒1000に装置し、一端に引張リング9
78を係着したロープが巻かれている巻軸977
と、引張リング978の誤操作による軸棒100
0の回転を防止するためにその先端の曲柄に当接
制止するように付勢バネ(図示せず)により突出
付勢したロツクピン979とによりなり、バネに
抗してロツクピン979を後退させる外力が作用
しない限り、ギア975,974の咬合回転が阻
まれ、一方外力が作用しロツクピン979が後退
すると、ギア975,974は引張リング978
を引張つてロープと巻軸977を介して軸棒97
9を回動をさせることにより歯合回転を行い、カ
ム板972を復帰バネ974に抗して回動させ、
ボール971,971が内部に後退可能になるよ
うにする。即ち、第9図に示されるように、ロツ
クピン979の後退を片引格子戸91の戸締り動
作と連動するように、その戸あたりの一端911
をボーデンワイヤなどの同軸ワイヤのインナー9
80で連結すると、戸91が開いている状態の時
は、ロツクピン979が突出してギア975,9
76の咬合回転を阻み、ボール971,971が
復帰バネ974とカム板972との作用により両
側に突出され、一方、戸91が完全に閉じられた
状態の時は、前記インナー980が引張られてロ
ツクピン979を後退させて、リング978のロ
ツクが解除されるようになり、必要時にこれを引
張ることによつてボール971,971を内部に
引込ませるように構成されている。以上を言い換
えれば、戸91を完全に締めない限り、リング9
8を引張りおろすことが出来ず、挟着装置7は係
合部材72によつて係着部材97を係合し続け
て、ケージ9はそのまま静止状態を保持されるこ
ととなる一方、戸91が完全に閉められた状態で
は、つまり避難者が完全にケージ9内に入り、戸
を閉めて初めて、リング98は引張可能となり、
ケージを起動かつ下降させることになるので、多
大なる安全性が期待される。
動機構105の詳細図で、軸973に外装されカ
ム面973,973がスチールボール971,9
71を常に外部に突出させるように付勢する復帰
バネ974と、軸973下端部に設けられたベベ
ルギア975と、そのギア975とはに咬合する
よう軸棒1000に装着される同形のギア976
と、軸棒1000に装置し、一端に引張リング9
78を係着したロープが巻かれている巻軸977
と、引張リング978の誤操作による軸棒100
0の回転を防止するためにその先端の曲柄に当接
制止するように付勢バネ(図示せず)により突出
付勢したロツクピン979とによりなり、バネに
抗してロツクピン979を後退させる外力が作用
しない限り、ギア975,974の咬合回転が阻
まれ、一方外力が作用しロツクピン979が後退
すると、ギア975,974は引張リング978
を引張つてロープと巻軸977を介して軸棒97
9を回動をさせることにより歯合回転を行い、カ
ム板972を復帰バネ974に抗して回動させ、
ボール971,971が内部に後退可能になるよ
うにする。即ち、第9図に示されるように、ロツ
クピン979の後退を片引格子戸91の戸締り動
作と連動するように、その戸あたりの一端911
をボーデンワイヤなどの同軸ワイヤのインナー9
80で連結すると、戸91が開いている状態の時
は、ロツクピン979が突出してギア975,9
76の咬合回転を阻み、ボール971,971が
復帰バネ974とカム板972との作用により両
側に突出され、一方、戸91が完全に閉じられた
状態の時は、前記インナー980が引張られてロ
ツクピン979を後退させて、リング978のロ
ツクが解除されるようになり、必要時にこれを引
張ることによつてボール971,971を内部に
引込ませるように構成されている。以上を言い換
えれば、戸91を完全に締めない限り、リング9
8を引張りおろすことが出来ず、挟着装置7は係
合部材72によつて係着部材97を係合し続け
て、ケージ9はそのまま静止状態を保持されるこ
ととなる一方、戸91が完全に閉められた状態で
は、つまり避難者が完全にケージ9内に入り、戸
を閉めて初めて、リング98は引張可能となり、
ケージを起動かつ下降させることになるので、多
大なる安全性が期待される。
第10,11図は、挟着装置7の他方をなす係
合部材72の詳細図で、ケーブル20によつて挿
通されると共に懸架フレーム6を遊動貫通した円
筒状軸筒71は、上端にフランジ710、フレー
ム6の下面にその下面とある距離を設けたフラン
ジ711及びこの下端から延設された延伸端部7
1aに更にフランジ712が張出し延設され、フ
レーム6とフランジ711間に付勢バネ76が圧
縮外装してある。長腕部720と短腕部721と
がL字形に連接してなる一対の係合部材72は、
各短腕部721を前記フランジ711と712間
に介挿するように、その連接部を支座75によつ
て枢支され、かつ両短腕部721が常時フランジ
712面と当接して、長腕部720が拡張付勢さ
れるよう、それぞれフレーム6からの引張バネ7
3が長腕部720を係着している。なお、長腕部
720には、その先端に於いて係着部材97のボ
ール971をキヤツチするためのフツク部723
が形成してある。以上により、ケーブル20に引
張られてケージ9が上昇して来た時、ケージ上部
に突設した当接部96は、先ず軸筒71を突き上
げ次にフランジ712が当接している係合部材7
2の短腕部721を上向き回動させ、つまり長腕
部720は下向きに抱合回動させられ、スチール
ボール971,971を突出させた係着部材72
をそのボール部971においてキヤツチし挟着す
る。なお、前記当接部96は、好ましくはバネに
より常時上昇付勢されるようにすれば、挟着時は
この付勢が絶えず軸筒71を押圧することによ
り、仮にケーブルが予期せずゆるんでも、フラン
ジ712を介して係合部材72の挟着状態を保持
させて、不意の離脱を防止できる。他方、上記の
状態から手動によつて解除の連動機構105を操
作し、カム板972によつてスチールボール97
1,971にかかる当接押圧力を解除させれば、
係合部材72との挟着作用が消失し、係合部材9
7を離脱下降させ、従つて軸筒71がバネ76の
回復力により下降させられて、係着部材72に対
するフランジ712の押圧作用がなくなつて、長
腕部720を拡張させる。そして、上記挟着状態
において戸91を開ければ避難者の侵入が可能な
ようにされてなる。
合部材72の詳細図で、ケーブル20によつて挿
通されると共に懸架フレーム6を遊動貫通した円
筒状軸筒71は、上端にフランジ710、フレー
ム6の下面にその下面とある距離を設けたフラン
ジ711及びこの下端から延設された延伸端部7
1aに更にフランジ712が張出し延設され、フ
レーム6とフランジ711間に付勢バネ76が圧
縮外装してある。長腕部720と短腕部721と
がL字形に連接してなる一対の係合部材72は、
各短腕部721を前記フランジ711と712間
に介挿するように、その連接部を支座75によつ
て枢支され、かつ両短腕部721が常時フランジ
712面と当接して、長腕部720が拡張付勢さ
れるよう、それぞれフレーム6からの引張バネ7
3が長腕部720を係着している。なお、長腕部
720には、その先端に於いて係着部材97のボ
ール971をキヤツチするためのフツク部723
が形成してある。以上により、ケーブル20に引
張られてケージ9が上昇して来た時、ケージ上部
に突設した当接部96は、先ず軸筒71を突き上
げ次にフランジ712が当接している係合部材7
2の短腕部721を上向き回動させ、つまり長腕
部720は下向きに抱合回動させられ、スチール
ボール971,971を突出させた係着部材72
をそのボール部971においてキヤツチし挟着す
る。なお、前記当接部96は、好ましくはバネに
より常時上昇付勢されるようにすれば、挟着時は
この付勢が絶えず軸筒71を押圧することによ
り、仮にケーブルが予期せずゆるんでも、フラン
ジ712を介して係合部材72の挟着状態を保持
させて、不意の離脱を防止できる。他方、上記の
状態から手動によつて解除の連動機構105を操
作し、カム板972によつてスチールボール97
1,971にかかる当接押圧力を解除させれば、
係合部材72との挟着作用が消失し、係合部材9
7を離脱下降させ、従つて軸筒71がバネ76の
回復力により下降させられて、係着部材72に対
するフランジ712の押圧作用がなくなつて、長
腕部720を拡張させる。そして、上記挟着状態
において戸91を開ければ避難者の侵入が可能な
ようにされてなる。
以上を先行記載と合せて説明すれば、ケージ9
の昇降始動は戸91の開閉により制御されると共
に、戸91は避難者の意思により閉じられるので
避難活動が安全裡に進行され、機械的な避難装置
が構成される。即ち、避難者は先ず屋上に避難
し、静止しているケージ9に入り戸91を閉めて
リング98を引下げると、ケージが自動的に下降
を始めプーリ2,2を回転させる一方、他の空ケ
ージ9が下方から上昇して来て、一降一昇の状態
となる。すると、プーリ2,2の回転に誘起され
て伝動軸1が回転し、この連動により液圧制御装
置5及び遠心制動装置4が相まつて伝動軸1を所
定の安全速度内に制御回転させ、ケージ9,9の
安全かつ不快感を与えない降下により、避難者を
一階壁面に設置された非常口(図示せず)から避
難させる。この昇降用竪シヤフトは屋上に一入口
とこれと対向となるように設けた一階の一出口以
外は、街路に面接したビルの一角に、ケージが昇
降するに足るだけの密閉空間よりなり、火災や煙
を侵入させないように構成されている。従つて火
災発生階より上階の者は屋上へ逃げて本装置によ
り避難し、下階のものは直接階段により避難する
ことが出来る。
の昇降始動は戸91の開閉により制御されると共
に、戸91は避難者の意思により閉じられるので
避難活動が安全裡に進行され、機械的な避難装置
が構成される。即ち、避難者は先ず屋上に避難
し、静止しているケージ9に入り戸91を閉めて
リング98を引下げると、ケージが自動的に下降
を始めプーリ2,2を回転させる一方、他の空ケ
ージ9が下方から上昇して来て、一降一昇の状態
となる。すると、プーリ2,2の回転に誘起され
て伝動軸1が回転し、この連動により液圧制御装
置5及び遠心制動装置4が相まつて伝動軸1を所
定の安全速度内に制御回転させ、ケージ9,9の
安全かつ不快感を与えない降下により、避難者を
一階壁面に設置された非常口(図示せず)から避
難させる。この昇降用竪シヤフトは屋上に一入口
とこれと対向となるように設けた一階の一出口以
外は、街路に面接したビルの一角に、ケージが昇
降するに足るだけの密閉空間よりなり、火災や煙
を侵入させないように構成されている。従つて火
災発生階より上階の者は屋上へ逃げて本装置によ
り避難し、下階のものは直接階段により避難する
ことが出来る。
なお、第12,13図は、竪シヤフト下端付近
に設けた回動レバー101と油圧シリンダ102
とにより第2ブレーキ32を操作する減速装置の
作動を示すもので、ケージ9が下降して二階床面
程の高度に取付けられた回動レバー101の傍を
通過する時、ケージ9底側面の交角部に軸支され
ているローラ95がレバー101の一端を触動
し、その他端を上方向へ回動させるので、油圧シ
リンダー102の作動操作弁102aが押圧され
て作動液に働きかけ、この液圧により第2ブレー
キ32が伝動軸1の回転を制動するように作動す
る。これはケージ9を一階出口101に到達する
直前で降下速度を減速し、合せて緩衝バネ10に
より更に緩和させることにより、シヨツクがなく
且つ安全に停止させるためのものである。かくし
て、ケージ9が第2ブレーキ32の制動により減
速されながら更に降下を続けると、レバー101
の先端がケージ9の箱面90をしたから上へ摩擦
するので、この間では、第2ブレーキ32は依然
伝動軸1の回転を制動してつづけ、ケージ9が一
旦レバー101を通過し、第2ブレーキが油圧か
ら解放されてブレーキ作用が消失する直後にケー
ジ9がゆるやかに緩衝バネ10に乗るようにされ
てなる。またケージ9が上昇する時は逆方向から
レバー101に接触するので、レバー101の回
転方向は逆となり、油圧シリンダー102(第1
2図参照)には触動せず、第2ブレーキ32とは
連動関係が成立せず、伝動軸1の回転には影響を
及ぼさない。
に設けた回動レバー101と油圧シリンダ102
とにより第2ブレーキ32を操作する減速装置の
作動を示すもので、ケージ9が下降して二階床面
程の高度に取付けられた回動レバー101の傍を
通過する時、ケージ9底側面の交角部に軸支され
ているローラ95がレバー101の一端を触動
し、その他端を上方向へ回動させるので、油圧シ
リンダー102の作動操作弁102aが押圧され
て作動液に働きかけ、この液圧により第2ブレー
キ32が伝動軸1の回転を制動するように作動す
る。これはケージ9を一階出口101に到達する
直前で降下速度を減速し、合せて緩衝バネ10に
より更に緩和させることにより、シヨツクがなく
且つ安全に停止させるためのものである。かくし
て、ケージ9が第2ブレーキ32の制動により減
速されながら更に降下を続けると、レバー101
の先端がケージ9の箱面90をしたから上へ摩擦
するので、この間では、第2ブレーキ32は依然
伝動軸1の回転を制動してつづけ、ケージ9が一
旦レバー101を通過し、第2ブレーキが油圧か
ら解放されてブレーキ作用が消失する直後にケー
ジ9がゆるやかに緩衝バネ10に乗るようにされ
てなる。またケージ9が上昇する時は逆方向から
レバー101に接触するので、レバー101の回
転方向は逆となり、油圧シリンダー102(第1
2図参照)には触動せず、第2ブレーキ32とは
連動関係が成立せず、伝動軸1の回転には影響を
及ぼさない。
更には、一方のケージ9が一階の出口111に
到達し避難する時、他方のケージ9は屋上の入口
に到して、そこから次の避難者を入れるように、
つまり交互に昇降するように構成されているが、
出口111にあるケージ9から避難者が逃げ切ら
ない内に、上方のケージが下降を始めては困るの
で、第6図に示すように、外開戸92の上方にス
トツパー103を、戸92を開けた時ちようど出
口111の開口縁部106の真下に来るように設
ける。このようにすれば、下方のケージ9内の避
難者が逃げ切らないうちに、上方のケージはいか
なる操作をしてもストツパー103により出口1
11の開口縁106に止められるので、ケージ9
内の避難者が全部外部にて、開閉器105の力を
借りて戸92を閉めない限り、下方のケージ9は
上昇することがない。
到達し避難する時、他方のケージ9は屋上の入口
に到して、そこから次の避難者を入れるように、
つまり交互に昇降するように構成されているが、
出口111にあるケージ9から避難者が逃げ切ら
ない内に、上方のケージが下降を始めては困るの
で、第6図に示すように、外開戸92の上方にス
トツパー103を、戸92を開けた時ちようど出
口111の開口縁部106の真下に来るように設
ける。このようにすれば、下方のケージ9内の避
難者が逃げ切らないうちに、上方のケージはいか
なる操作をしてもストツパー103により出口1
11の開口縁106に止められるので、ケージ9
内の避難者が全部外部にて、開閉器105の力を
借りて戸92を閉めない限り、下方のケージ9は
上昇することがない。
考案の効果
このように本考案の装置においては、避難者が
機械の動力源となり、各部材の物理的関係を利用
して目的にかなつた動作が得られるので、いつ災
害が発生し停電状態に陥つてもすみやかに避難の
目的を達成できる。又、避難者が直接ロープにぶ
らさがつて降下するかわりに、ケージによつて複
数者を同時に下降させるので、緊急時の避難状態
としては従来のものの及ぶ所ではなく、特に安全
かつ安定した速度で昇降することは通常のエレベ
ータと変りがない。また竪シヤフトの上下両端部
にある避難用の出入口以外は、4面の防火壁によ
つて保護されているので、ケージはビル内部と連
通する開口が存在しない密閉シヤフト内を昇降す
るようになるため、火災がビル最上階より発生し
ない限りは、火災発生階より上方の避難者を火災
や煙から隔離して脱出させることが可能であり、
乗り降り、戸の開閉中の混乱時においても誤操作
による事故を最低限度までに防止できる。都市の
密集化が進む今日、万一に備えての安全設備は不
可欠であり、この点から言つて、本考案の寄与は
多大である。
機械の動力源となり、各部材の物理的関係を利用
して目的にかなつた動作が得られるので、いつ災
害が発生し停電状態に陥つてもすみやかに避難の
目的を達成できる。又、避難者が直接ロープにぶ
らさがつて降下するかわりに、ケージによつて複
数者を同時に下降させるので、緊急時の避難状態
としては従来のものの及ぶ所ではなく、特に安全
かつ安定した速度で昇降することは通常のエレベ
ータと変りがない。また竪シヤフトの上下両端部
にある避難用の出入口以外は、4面の防火壁によ
つて保護されているので、ケージはビル内部と連
通する開口が存在しない密閉シヤフト内を昇降す
るようになるため、火災がビル最上階より発生し
ない限りは、火災発生階より上方の避難者を火災
や煙から隔離して脱出させることが可能であり、
乗り降り、戸の開閉中の混乱時においても誤操作
による事故を最低限度までに防止できる。都市の
密集化が進む今日、万一に備えての安全設備は不
可欠であり、この点から言つて、本考案の寄与は
多大である。
第1図は本実施例の各部材の関係を示した見取
図、第2図は伝動軸の長手方向にそつてカツトし
た自動制動装置の断面図、第3図は液圧制御装置
の構造分解図、第4図は液圧制御機構の断面図、
第5図はケージの斜視図、第6図はケージの外開
戸の斜視図、第7図は定着装置の平面図、第8図
は制動板を作動させる作動装置の断面図、第9図
は作動装置に於けるケーブルが片引格子戸に接続
する見取図、第10,11図は挟着部材と定着部
材との作動図、第12,13図はケージと回転レ
バーとの作動図である。 1……伝動軸、2……プーリ、3……ブレーキ
デイスク、4……遠心制動装置、5……液圧制御
装置、6……懸架フレーム、7……挟着装置、8
……レール、9……ケージ、10……緩衝バネ、
11……両側壁、12……サポート、12B……
ハウジング、20……ケーブル、31……第1ブ
レーキ、32……第2ブレーキ、39……油圧連
絡路、71……軸筒、71a……延伸端部、72
……係合部材、73……引張バネ、75……支
座、76……付勢バネ、90……箱周面、91…
…片引格子戸、92……片開戸、93……ホイー
ル、94……マグネツト発電機、95……ロー
ラ、96……当接部、97……係着部材、98…
…リング、101……回動レバー、102……油
圧シリンダー、102a……作動操作弁、103
……ストツパー、104……これがりボール、1
05……開閉器、106……開口縁部、111…
…一階の出口、310……固定リング、320…
…摺動リング、330……デイスク、341,3
42……弓形板バネ、351,352……重り、
360……油圧タンク、361……ピストン、3
62……油圧シリンダー、531……内腟、54
2……メイン通路、543……環流通路、610
……一端、611,621……圧縮バネ、630
……ロータ、650……スピンドル、660,6
70……ベーン、710,711,712……フ
ランジ、720……長腕部、721……短腕部、
723……フツク部、911……一端、941…
…回転子、971……スチールボール、972…
…カム板、973……カム面、974……復帰バ
ネ、975……ベベルギア、976……ギア、9
77……巻軸、978……引張リング、979…
…ロツクピン、980……インナー、1000…
…軸棒、5412……分岐路、5413……弁
棒、A……制御機構、F……遠心調節機構、L…
…油圧機構、S……昇降用竪シヤフト。
図、第2図は伝動軸の長手方向にそつてカツトし
た自動制動装置の断面図、第3図は液圧制御装置
の構造分解図、第4図は液圧制御機構の断面図、
第5図はケージの斜視図、第6図はケージの外開
戸の斜視図、第7図は定着装置の平面図、第8図
は制動板を作動させる作動装置の断面図、第9図
は作動装置に於けるケーブルが片引格子戸に接続
する見取図、第10,11図は挟着部材と定着部
材との作動図、第12,13図はケージと回転レ
バーとの作動図である。 1……伝動軸、2……プーリ、3……ブレーキ
デイスク、4……遠心制動装置、5……液圧制御
装置、6……懸架フレーム、7……挟着装置、8
……レール、9……ケージ、10……緩衝バネ、
11……両側壁、12……サポート、12B……
ハウジング、20……ケーブル、31……第1ブ
レーキ、32……第2ブレーキ、39……油圧連
絡路、71……軸筒、71a……延伸端部、72
……係合部材、73……引張バネ、75……支
座、76……付勢バネ、90……箱周面、91…
…片引格子戸、92……片開戸、93……ホイー
ル、94……マグネツト発電機、95……ロー
ラ、96……当接部、97……係着部材、98…
…リング、101……回動レバー、102……油
圧シリンダー、102a……作動操作弁、103
……ストツパー、104……これがりボール、1
05……開閉器、106……開口縁部、111…
…一階の出口、310……固定リング、320…
…摺動リング、330……デイスク、341,3
42……弓形板バネ、351,352……重り、
360……油圧タンク、361……ピストン、3
62……油圧シリンダー、531……内腟、54
2……メイン通路、543……環流通路、610
……一端、611,621……圧縮バネ、630
……ロータ、650……スピンドル、660,6
70……ベーン、710,711,712……フ
ランジ、720……長腕部、721……短腕部、
723……フツク部、911……一端、941…
…回転子、971……スチールボール、972…
…カム板、973……カム面、974……復帰バ
ネ、975……ベベルギア、976……ギア、9
77……巻軸、978……引張リング、979…
…ロツクピン、980……インナー、1000…
…軸棒、5412……分岐路、5413……弁
棒、A……制御機構、F……遠心調節機構、L…
…油圧機構、S……昇降用竪シヤフト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直立した4壁面に囲まれ、その上端に開口部
を有する昇降竪シヤフトと、該開口部に跨がつ
て軸支された伝動軸と、それぞれ該伝動軸に連
結される所の、液体の環流抵抗が該軸の荷重と
拌に変化することにより該軸を制動する液圧制
御装置及び該伝動軸の回転速度の上限を限定す
るための制動装置と、前記竪シヤフト内で両ケ
ージが上下方向に交互に平行移動可能な様に、
それぞれの一端にケージを係着した両ケーブル
が、互いに逆方向に各他端より巻き付けられて
いる両プーリとを一体に設けてなり、且つ前記
竪シヤフト上端部と下端部とにそれぞれのケー
ジへの出入口を設けると共に、該上端部付近に
自動的にケージの上部を挟んで係合し且つ手動
操作にて係合解除できる挟着装置を備え、同時
に係合解除手段として、手動解除可能なロツク
方式が採用され、竪シヤフト上端部から一方の
ケージを荷重をかけて下降させる時、他方のケ
ージを竪シヤフト下端部より上昇させ、且つケ
ージの下降速度が所定速度を越えないよう前記
制動装置により限定すると共に、液圧制御装置
により下降速度が荷重変化と関係なく一定範囲
内となるよう制御されることを特徴とする機械
的制御に依る非常用エレベータ。 (2) 上記制動装置は、伝動軸に取付けた遠心調節
機構とデイスクブレーキとの組合せにより、伝
動軸の回転速度が所定速度以上になると自動的
にデイスクブレーキが作動して制動するように
してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
非常用エレベータ。 (3) 上記液圧制御装置は、伝動軸と連結回転する
ロータから突出したベーンによつて内部密室内
の液体を微細な通路を経て環流させ、且つこの
通路を流速に応じて縮小変化させて液体の環流
抵抗を上げることにより、伝動軸の回転速度の
大小にかかわらず所定範囲内に調節するように
してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
非常用エレベータ。 (4) 上記竪シヤフトは、その下端部の出口付近に
ケージの当接によつて作動される上記制動装置
の作動操作弁を設け、且つ出口下方の底部には
ケージ緩衝のための緩衝バネを設けてなる実用
新案登録請求の範囲第1項記載の非常用エレベ
ータ。 (5) 上記挟着装置は、ケージ上部に突設された係
着部材と、竪シヤフトの上端部に固設され且つ
該部材に下方より突き上げられるとこれをキヤ
ツチ係合するところの係合部材と、ケージ内よ
り係合手動解除のための手段と、この係合手段
をロツクするための手段とからなることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の非
常用エレベータ。 (6) 上記係着部材は、上記係合部材によつてキヤ
ツチ係合される係着部材が上記係合解除手段の
手動操作により後退し、上記係合部材を突き上
げた際には突出するようになることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第5項記載の非常用
エレベータ。 (7) 上記竪シヤフトには、上記ケージの両側面に
軸着されたホイールを介してケージの昇降を案
内するレールを設けてあると共に、ケージに該
レールと摺接するマグネツト発電機を取り付け
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の非常用エレベータ。 (8) 上記ケージは、一側面に入口を開口し片引戸
を設け、対向の他側面に出口を開口し外開きに
ドアを設けてなることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の非常用エレベータ。 (9) 上記ロツク手段の解除操作を、上記片引戸の
戸締操作と連動するように成り立つ実用新案登
録請求の範囲第5項記載の非常用エレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1553285U JPH0221499Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1553285U JPH0221499Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61132371U JPS61132371U (ja) | 1986-08-18 |
| JPH0221499Y2 true JPH0221499Y2 (ja) | 1990-06-11 |
Family
ID=30501456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1553285U Expired JPH0221499Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0221499Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-06 JP JP1553285U patent/JPH0221499Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61132371U (ja) | 1986-08-18 |
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