JPH02215916A - 排気管継手用シール体ならびにその製造方法 - Google Patents
排気管継手用シール体ならびにその製造方法Info
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- JPH02215916A JPH02215916A JP1036624A JP3662489A JPH02215916A JP H02215916 A JPH02215916 A JP H02215916A JP 1036624 A JP1036624 A JP 1036624A JP 3662489 A JP3662489 A JP 3662489A JP H02215916 A JPH02215916 A JP H02215916A
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- JP
- Japan
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- seal body
- exhaust pipe
- pipe joint
- reinforcing material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車排気管の球面管継手に用いられるシール
体ならびにその製造方法に関するものである。
体ならびにその製造方法に関するものである。
従来より、自動車排気管の球面管継手に用いられるシー
ル体としては、例えば特公昭5B−21144号公報(
以下「従来技術I」という)に開示されているようにワ
イヤーメッシュと膨張黒鉛もしくはマイカなどのシート
状耐火材とを重ね合わせ、これを円筒状に捲回して円筒
体を形成したのち、該円筒体を該円筒体の軸方向に圧縮
成形して形成したもの、あるいは特開昭59−7432
6号公報(以下「従来技術■」という)に開示されてい
るように比較的短い(2mm〜8mm)繊維と黒鉛など
の固体潤滑剤との混合物を圧縮成形して形成したもの、
がある。
ル体としては、例えば特公昭5B−21144号公報(
以下「従来技術I」という)に開示されているようにワ
イヤーメッシュと膨張黒鉛もしくはマイカなどのシート
状耐火材とを重ね合わせ、これを円筒状に捲回して円筒
体を形成したのち、該円筒体を該円筒体の軸方向に圧縮
成形して形成したもの、あるいは特開昭59−7432
6号公報(以下「従来技術■」という)に開示されてい
るように比較的短い(2mm〜8mm)繊維と黒鉛など
の固体潤滑剤との混合物を圧縮成形して形成したもの、
がある。
上述した従来技術■からなるシール体は、耐火材がワイ
ヤーメッシュの目や隙間のすべてを充填しかつ両者が互
いに絡み合って構造的一体性を自するため、強度が高い
という利点を有するが、耐火材として用いる膨張黒鉛あ
るいはマイカは相手材との摺動において摩擦係数(トル
ク)が高く、往々にして異常音を発生するという欠点が
あり、相手材と摺接する摺動面を改質しなければ実用に
供し難いという問題がある。
ヤーメッシュの目や隙間のすべてを充填しかつ両者が互
いに絡み合って構造的一体性を自するため、強度が高い
という利点を有するが、耐火材として用いる膨張黒鉛あ
るいはマイカは相手材との摺動において摩擦係数(トル
ク)が高く、往々にして異常音を発生するという欠点が
あり、相手材と摺接する摺動面を改質しなければ実用に
供し難いという問題がある。
また、従来技術■からなるシール体は、上記従来技術I
からなるシール体よりも容易にがっ安価に製造できると
いう利点を有する反面、前記従来技術lのシール体と同
様、相手材との摩擦初期の段階、すなわち成分中の固体
潤滑剤が相手材表面に固体潤滑剤被膜を形成するまでの
段階で、摩擦係数が高く往々にして異常音の発生を招来
するという欠点と該シール体を構成する材料および該シ
ール体の製造上の問題から、使用時該シール体に強度低
下を来し、部分破壊、欠損を生じてシール体としての機
能を激減させるという欠点がある。
からなるシール体よりも容易にがっ安価に製造できると
いう利点を有する反面、前記従来技術lのシール体と同
様、相手材との摩擦初期の段階、すなわち成分中の固体
潤滑剤が相手材表面に固体潤滑剤被膜を形成するまでの
段階で、摩擦係数が高く往々にして異常音の発生を招来
するという欠点と該シール体を構成する材料および該シ
ール体の製造上の問題から、使用時該シール体に強度低
下を来し、部分破壊、欠損を生じてシール体としての機
能を激減させるという欠点がある。
すなわち、シール体は内面に貫通孔を備え、外面に球面
部を備えた球帯状を呈するため、とくに該シール体の製
造時、該シール体の内面貫通孔の外面球面部の小径部(
シール体先端部)に材料充填の粗密部分を生じ、その後
の圧縮成形においても圧力が十分加わらず、当該部分に
強度不足部分を生じるということである。このことは、
シール体の使用中において、当該部分に破壊・欠損を生
じ、排気ガスの漏れを惹起するという重大な問題に発展
する。
部を備えた球帯状を呈するため、とくに該シール体の製
造時、該シール体の内面貫通孔の外面球面部の小径部(
シール体先端部)に材料充填の粗密部分を生じ、その後
の圧縮成形においても圧力が十分加わらず、当該部分に
強度不足部分を生じるということである。このことは、
シール体の使用中において、当該部分に破壊・欠損を生
じ、排気ガスの漏れを惹起するという重大な問題に発展
する。
そこで、本発明者らは上述した後者(従来技術■)のシ
ール体の、特に強度低下の問題点に鑑み、先に特願昭6
2−190155号(以下「先行技術」という)を提案
した。
ール体の、特に強度低下の問題点に鑑み、先に特願昭6
2−190155号(以下「先行技術」という)を提案
した。
すなわち、先行技術は「金属メッシュを円筒状に捲回し
て形成したリング状補強材と、黒鉛、二硫化モリブデン
などの固体潤滑剤と直径10〜200μm、長さ100
〜800μmの金属繊維との混合物とからなり、該混合
物は該リング状補強材のメツシュ目を充填しかつ該補強
材を覆って一体に圧縮成形されてなる排気管継手用シー
ル体、jである。
て形成したリング状補強材と、黒鉛、二硫化モリブデン
などの固体潤滑剤と直径10〜200μm、長さ100
〜800μmの金属繊維との混合物とからなり、該混合
物は該リング状補強材のメツシュ目を充填しかつ該補強
材を覆って一体に圧縮成形されてなる排気管継手用シー
ル体、jである。
この先行技術からなるシール体は金属繊維として直径1
0〜200μm1長さ100〜800μmという微細な
繊維を使用することにより、シール体製造時において、
金型内に粗密部分を生じることな(密に充填されること
、金属メッシュからなるリング状補強材を使用すること
により、上記従来技術■からなるシール体の強度低下の
問題点を解決し、シール体としての強度を大幅に向上さ
せるものであった。
0〜200μm1長さ100〜800μmという微細な
繊維を使用することにより、シール体製造時において、
金型内に粗密部分を生じることな(密に充填されること
、金属メッシュからなるリング状補強材を使用すること
により、上記従来技術■からなるシール体の強度低下の
問題点を解決し、シール体としての強度を大幅に向上さ
せるものであった。
しかしながら、この先行技術からなるシール体において
も、前記従来技術■からなるシール体のもう一つの欠点
である相手材との摩擦初期の段階、換言すればシール体
を構成する黒鉛などの固体潤滑剤が相手材表面に固体潤
滑被膜として形成され、シール体と相手材とがこの被膜
を介しての摩擦に移行するまでの段階において、摩擦係
数が不安定で、往々にして異常音を発生するという欠点
は依然問題点として残っている。
も、前記従来技術■からなるシール体のもう一つの欠点
である相手材との摩擦初期の段階、換言すればシール体
を構成する黒鉛などの固体潤滑剤が相手材表面に固体潤
滑被膜として形成され、シール体と相手材とがこの被膜
を介しての摩擦に移行するまでの段階において、摩擦係
数が不安定で、往々にして異常音を発生するという欠点
は依然問題点として残っている。
本発明は上記先行技術の利点はそのまま生かし、摩擦初
期における問題点を解決したシール体ならびにその製造
方法を得ることを目的とするものである。
期における問題点を解決したシール体ならびにその製造
方法を得ることを目的とするものである。
本発明は、上述した目的を達成するべく、つぎの技術的
手段(構成)を採る。
手段(構成)を採る。
すなわち、黒鉛、二硫化モリブデンなどの固体潤滑剤と
直径lO〜200μm、長さ100〜800μmの金属
繊維と樹脂結合材とからなる混合物が金属メツシュから
なる円筒状補強材のメッシュ目を充填しかつ該補強材を
覆って一体に圧縮成形されて内面に該補強材が露出した
貫通孔、外面に部分凸球面部が形成されたシール体であ
って、該シール体外面の部分凸球面部には潤滑すべり層
が形成されてなる排気管継手用シール体である。
直径lO〜200μm、長さ100〜800μmの金属
繊維と樹脂結合材とからなる混合物が金属メツシュから
なる円筒状補強材のメッシュ目を充填しかつ該補強材を
覆って一体に圧縮成形されて内面に該補強材が露出した
貫通孔、外面に部分凸球面部が形成されたシール体であ
って、該シール体外面の部分凸球面部には潤滑すべり層
が形成されてなる排気管継手用シール体である。
そして、該シール体の製造方法は、(イ)内面に中空部
を備えた金型内に、外周面に金属メツシュからなる円筒
状補強材を保持したコアを挿入する工程と、(D)該金
型の中空部内に、黒鉛、二硫化モリブデンなどの固体潤
滑剤と直径10〜200μm、長さ100〜800μm
の金属繊維と樹脂結合材とからなる混合物を装填し、該
混合物をコア軸方向に圧縮して内面に円筒状補強材を備
えた予備成形体を得る工程と、(ハ)該予備成形体の外
周面に潤滑すべり層を形成する工程と、(ニ)内面に部
分凹球面部を備えた金型内に、前記潤滑すべり層が形成
された予備成形体を保持したコアを挿入する工程と、(
ネ)該予備成形体をコア軸方向に圧縮し、内面に該補強
材が圧潰されて露出した貫通孔を備え、外面に潤滑すべ
り層が均一に形成された部分凸球面部を備えた成形シー
ル体を得る工程と、(へ)該成形シール体を加熱炉内に
亙き、樹脂結合材を加熱硬化させる工程と、からなる排
気管継手用シール体の製造方法である。
を備えた金型内に、外周面に金属メツシュからなる円筒
状補強材を保持したコアを挿入する工程と、(D)該金
型の中空部内に、黒鉛、二硫化モリブデンなどの固体潤
滑剤と直径10〜200μm、長さ100〜800μm
の金属繊維と樹脂結合材とからなる混合物を装填し、該
混合物をコア軸方向に圧縮して内面に円筒状補強材を備
えた予備成形体を得る工程と、(ハ)該予備成形体の外
周面に潤滑すべり層を形成する工程と、(ニ)内面に部
分凹球面部を備えた金型内に、前記潤滑すべり層が形成
された予備成形体を保持したコアを挿入する工程と、(
ネ)該予備成形体をコア軸方向に圧縮し、内面に該補強
材が圧潰されて露出した貫通孔を備え、外面に潤滑すべ
り層が均一に形成された部分凸球面部を備えた成形シー
ル体を得る工程と、(へ)該成形シール体を加熱炉内に
亙き、樹脂結合材を加熱硬化させる工程と、からなる排
気管継手用シール体の製造方法である。
以下、上述したシール体およびその製造方法における構
成材料について説明する。
成材料について説明する。
(円筒状補強材)
円筒状補強材はステンレス鋼あるいは鉄の細線を織った
り、編んだりして形成した編組もしくは織組金属メツシ
ュ、あるいは金属薄板に連続した網目を備えた、所謂エ
キスバンドメタルを使用し、これらをコア外周面に少な
くとも1周擾回したのち、重ね合わせ部をスポ・ノ]・
溶接もしくは止め金によって固定して円筒状に形成した
もの、あるいはこれをコア軸方向に圧縮して円筒状に形
成したもの、さらには円筒状に編んだ編組金属メツシュ
である。
り、編んだりして形成した編組もしくは織組金属メツシ
ュ、あるいは金属薄板に連続した網目を備えた、所謂エ
キスバンドメタルを使用し、これらをコア外周面に少な
くとも1周擾回したのち、重ね合わせ部をスポ・ノ]・
溶接もしくは止め金によって固定して円筒状に形成した
もの、あるいはこれをコア軸方向に圧縮して円筒状に形
成したもの、さらには円筒状に編んだ編組金属メツシュ
である。
金属メツシュとして、編組もしくは織組金属メツシュを
使用する場合は、細線の線径は0.02〜0゜32mm
程度のものが使用されて好適である。そして、金属メツ
シュおよびエキスバンドメタルの網目(メツシュ目)は
、いずれも3〜6mm程度のものが使用されて好適であ
る。
使用する場合は、細線の線径は0.02〜0゜32mm
程度のものが使用されて好適である。そして、金属メツ
シュおよびエキスバンドメタルの網目(メツシュ目)は
、いずれも3〜6mm程度のものが使用されて好適であ
る。
(混合物)
(A)金属繊維
金属繊維は鉄または鉄を主成分とする鉄合金、例えば鉄
鋼、ステンレス鋼など、銅または銅を主成分とする銅合
金、例えば青銅、リン青銅、鉛青銅、黄銅、アルミ青銅
など、をビビリ切削法あるいはワイヤー素線から削ぎ出
して形成されるウール状繊維を切断したものが使用され
る。
鋼、ステンレス鋼など、銅または銅を主成分とする銅合
金、例えば青銅、リン青銅、鉛青銅、黄銅、アルミ青銅
など、をビビリ切削法あるいはワイヤー素線から削ぎ出
して形成されるウール状繊維を切断したものが使用され
る。
とくに、繊維の直径が10〜200μm、繊維長さが1
00〜800μmのものは、均一な混合物を形成するこ
と、シール体の製造時に金型内に均一な充填を苛能とす
ること、円筒状補強材のメッシュ目への充填を可能とす
ること、繊維同志の絡み合いを生じることなど、前記円
筒状補強材と混合物との強固な構造−像化を可能とする
。
00〜800μmのものは、均一な混合物を形成するこ
と、シール体の製造時に金型内に均一な充填を苛能とす
ること、円筒状補強材のメッシュ目への充填を可能とす
ること、繊維同志の絡み合いを生じることなど、前記円
筒状補強材と混合物との強固な構造−像化を可能とする
。
そして、これら金属繊維はそれぞれ単独で、あるいは混
合して使用される。
合して使用される。
(B)固体潤滑剤
固体潤滑剤は黒鉛、二硫化モリブデンなどの粉末がそれ
ぞれ単独であるいは混合して使用される。
ぞれ単独であるいは混合して使用される。
(C)樹脂結合材
樹脂結合材としては、フェノール樹脂が使用される。
上述した(A)金属繊維と(B)固体潤滑剤と(C)樹
脂結合材とはミキサー中に投入され、攪拌混合されて均
一な混合物に形成される。
脂結合材とはミキサー中に投入され、攪拌混合されて均
一な混合物に形成される。
そして、混合物の配合割合は、金属繊維50〜75重量
%、固体潤滑剤15〜30重景%、樹脂結合材2〜20
重景%が好ましい範囲である。
%、固体潤滑剤15〜30重景%、樹脂結合材2〜20
重景%が好ましい範囲である。
また、上記成分組成からなる混合物に、さらに炭酸カル
シウム(CaCOz)、酸化硼素(B20.l)などの
無機物粉末をそれぞれ単独でもしくは混合して配合する
ことができる。
シウム(CaCOz)、酸化硼素(B20.l)などの
無機物粉末をそれぞれ単独でもしくは混合して配合する
ことができる。
この炭酸カルシウムおよび酸化硼素粉末は、それ自体何
ら潤滑性を示さないが、上記混合物に配合されて、とく
に固体潤滑剤の相手材表面への固体潤滑被膜の造膜性を
助長し、シール体の摩擦摩耗特性を向上させるとともに
摩擦によって生じる金属繊維の摩耗粉の酸化を防止し、
該摩耗粉の酸化に起因する該酸化摩耗粉のアブレンシブ
な作用を抑制する作用をなす。
ら潤滑性を示さないが、上記混合物に配合されて、とく
に固体潤滑剤の相手材表面への固体潤滑被膜の造膜性を
助長し、シール体の摩擦摩耗特性を向上させるとともに
摩擦によって生じる金属繊維の摩耗粉の酸化を防止し、
該摩耗粉の酸化に起因する該酸化摩耗粉のアブレンシブ
な作用を抑制する作用をなす。
そして、これら無機物粉末は上記混合物に対し、5〜2
0重量%の割合で配合することができる。
0重量%の割合で配合することができる。
(予備成形体)
予備成形体は上述した円筒状補強材と該補強材を覆って
充填された混合物とを圧縮成形することにより形成され
るもので、その形状は最終製品であるシール体の内径よ
りも大きい内径と外径よりも小さい外径と高さが高いと
いう寸法関係を有するものであれば、とくに制約されな
いが、作業性等を考慮すると円筒状のものが好ましい。
充填された混合物とを圧縮成形することにより形成され
るもので、その形状は最終製品であるシール体の内径よ
りも大きい内径と外径よりも小さい外径と高さが高いと
いう寸法関係を有するものであれば、とくに制約されな
いが、作業性等を考慮すると円筒状のものが好ましい。
(潤滑すべり層)
シール体の外面部分凸球面部に形成される潤滑すべり層
は、とくにシール体と相手材との摩擦初期の段階で両者
間の摩擦係数(トルク)を減じ、もって異常音の発生を
防止する役割を果たすものである。
は、とくにシール体と相手材との摩擦初期の段階で両者
間の摩擦係数(トルク)を減じ、もって異常音の発生を
防止する役割を果たすものである。
この潤滑すべり層は前述した円筒状補強材と混合物から
形成された予備成形体の外周面に塗布、散布、貼付など
の方法で施され、最終の圧縮工程においてシール体の外
面凸球面部に均一かつ微小厚さに形成される。
形成された予備成形体の外周面に塗布、散布、貼付など
の方法で施され、最終の圧縮工程においてシール体の外
面凸球面部に均一かつ微小厚さに形成される。
該潤滑すべり層が形成される予備成形体の外周面はその
表面が比較的荒く(凹凸面)形成されていること、また
最終の圧縮工程において金型面間で強い剪断力をうける
こと、により潤滑すべり層は該シール体の外面凸球面部
に強固に一体化される。
表面が比較的荒く(凹凸面)形成されていること、また
最終の圧縮工程において金型面間で強い剪断力をうける
こと、により潤滑すべり層は該シール体の外面凸球面部
に強固に一体化される。
そして、潤滑すべり層としては、四ふっ化エチレン樹脂
(以下r PTFU Jという)あるいはPTFEを主
成分としこれに黒鉛、金属硫化物、金属ふっ化物、窒化
硼素から選択される充填材の1種もしくは2種以上を4
0〜50m1%の割合で配合した潤滑組成物によって形
成される。
(以下r PTFU Jという)あるいはPTFEを主
成分としこれに黒鉛、金属硫化物、金属ふっ化物、窒化
硼素から選択される充填材の1種もしくは2種以上を4
0〜50m1%の割合で配合した潤滑組成物によって形
成される。
1’TFEを単独で使用する場合、該PTI’Eは成形
用の微粉末、コーチング用の水性ディスバージョン、P
TFEファインパウダーをペースト押出成形法によって
製造された厚さ0.05〜0 、5mm程度のPTFE
生テープもしくは生シートなどのほか、「焼成テフロン
」と称されている潤滑用PTFE粉末が使用される。
用の微粉末、コーチング用の水性ディスバージョン、P
TFEファインパウダーをペースト押出成形法によって
製造された厚さ0.05〜0 、5mm程度のPTFE
生テープもしくは生シートなどのほか、「焼成テフロン
」と称されている潤滑用PTFE粉末が使用される。
PTFHに配合されて潤滑組成物を形成する金属硫化物
としては二硫化モリブデン、二硫化タングステン、三硫
化アンチモンなどが使用され、また金属ふつ化物として
はふつ化カルシウム、ふつ化バリウム、ふつ化リチウム
などが使用される。
としては二硫化モリブデン、二硫化タングステン、三硫
化アンチモンなどが使用され、また金属ふつ化物として
はふつ化カルシウム、ふつ化バリウム、ふつ化リチウム
などが使用される。
この金属ふっ化物はこのもの自体はそれ程低摩擦物質で
はないが、PTFE、黒鉛、金属硫化物、窒化硼素など
と組合わせて使用することにより、高温における酸化消
耗を防ぎ、潤滑性保持に貢献する。
はないが、PTFE、黒鉛、金属硫化物、窒化硼素など
と組合わせて使用することにより、高温における酸化消
耗を防ぎ、潤滑性保持に貢献する。
該潤滑組成物はPTFE水性ディスバージョンに上述し
た充填材を配合したもの、あるいは潤滑用PTFHに充
填材と接着剤(例えばアルキッド樹脂、フェノール樹脂
など)とを配合したものを揮発性溶剤(例えばキシレン
、ジクロールエタン、トリクロールエチレンなど)によ
って適宜希釈したもので、ブラシによって塗布または吹
付け(スプレー)などの方法によって該予備成形体の外
周面に施される。
た充填材を配合したもの、あるいは潤滑用PTFHに充
填材と接着剤(例えばアルキッド樹脂、フェノール樹脂
など)とを配合したものを揮発性溶剤(例えばキシレン
、ジクロールエタン、トリクロールエチレンなど)によ
って適宜希釈したもので、ブラシによって塗布または吹
付け(スプレー)などの方法によって該予備成形体の外
周面に施される。
この潤滑組成物として好ましい成分組成を例示すれば第
1表のとおりである。
1表のとおりである。
(以下余白)
第
表
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について添付図面に基づき詳細に
説明する。
説明する。
〈実施例:I〉
線径0.3mmのステンレス鋼線を使用し、メツシュ目
が5mmの袋状編組メッシュを作成した。この袋状編組
メツシュを加圧ローラーを通してシート状にし、これを
コア外周面に1周捲回したのち、重ね合わせ部をスポッ
ト溶接により固定するとともに該メツシュをコアの軸方
向に圧縮して編組メツシュからなる円筒状補強材1を形
成した。
が5mmの袋状編組メッシュを作成した。この袋状編組
メツシュを加圧ローラーを通してシート状にし、これを
コア外周面に1周捲回したのち、重ね合わせ部をスポッ
ト溶接により固定するとともに該メツシュをコアの軸方
向に圧縮して編組メツシュからなる円筒状補強材1を形
成した。
(重量%)
該円筒状補強材1を金型コア2の外周面に嵌合挿入する
(第1図)とともに該コア2を、内面に円筒凹部3を備
えた金型4内に挿入固定した(第2図)。
(第1図)とともに該コア2を、内面に円筒凹部3を備
えた金型4内に挿入固定した(第2図)。
一方、固体潤滑剤として黒鉛を使用し、該黒鉛粉末と、
線径100IIa+、長さ500μmの鋼からなる金属
繊維とフェノール樹脂結合材とをミキサー中に投入し、
攪拌混合して、該黒鉛粉末と鋼繊維とフェノール樹脂結
合材との均一な混合物5を作成しく混合割合は、黒鉛:
18重量%、鋼繊維ニア3重量%、樹脂結合材:9重量
%)、該混合物5を前記金型4の円筒凹部3内に装填し
た(第3図)。
線径100IIa+、長さ500μmの鋼からなる金属
繊維とフェノール樹脂結合材とをミキサー中に投入し、
攪拌混合して、該黒鉛粉末と鋼繊維とフェノール樹脂結
合材との均一な混合物5を作成しく混合割合は、黒鉛:
18重量%、鋼繊維ニア3重量%、樹脂結合材:9重量
%)、該混合物5を前記金型4の円筒凹部3内に装填し
た(第3図)。
ついで、該混合物5を該コア2の軸方向に成形圧力l
)ン/cm”で圧縮成形しく第4図)、内面に円筒状補
強材1を一体に備えた円筒状予備成形体6を形成した(
第5図)。
)ン/cm”で圧縮成形しく第4図)、内面に円筒状補
強材1を一体に備えた円筒状予備成形体6を形成した(
第5図)。
このようにして得た円筒状予備成形体6の外周円筒面に
、平均粒径0.1μm以下のPTFE固形分が分散され
た水性ディスバージョン(固形分60重量%:三井フロ
ロケミカル社製)を塗布含浸させて潤滑すべり層7を形
成した(第6図)。
、平均粒径0.1μm以下のPTFE固形分が分散され
た水性ディスバージョン(固形分60重量%:三井フロ
ロケミカル社製)を塗布含浸させて潤滑すべり層7を形
成した(第6図)。
該潤滑すべり層7を備えた円筒状予備成形体6を金型コ
ア8の外周面に嵌合保持させ、該コア8を内面に部分凹
球面部9を備えた金型10内に挿入固定した(第7図)
。
ア8の外周面に嵌合保持させ、該コア8を内面に部分凹
球面部9を備えた金型10内に挿入固定した(第7図)
。
ついで、該金型10内において、該円筒状予備成形体6
を該コア8の軸方向に成形圧力3 ):z/cm2で圧
縮成形し、内面に圧潰された円筒状補強材1が露出した
貫通孔11を備え、外面に潤滑すべり層7が均一かつ−
様な微小厚さに引伸ばされて強固に一体に形成された部
分凸球面部12を備えた成形シール体13を得た(第8
図)。
を該コア8の軸方向に成形圧力3 ):z/cm2で圧
縮成形し、内面に圧潰された円筒状補強材1が露出した
貫通孔11を備え、外面に潤滑すべり層7が均一かつ−
様な微小厚さに引伸ばされて強固に一体に形成された部
分凸球面部12を備えた成形シール体13を得た(第8
図)。
そして、該成形シール体13を80℃の温度に設定した
加熱炉内に30分間装いて予備加熱した後、180℃の
温度で2時間、該混合物中の樹脂結合材を加熱硬化させ
、シール体14を得た(第9図)。
加熱炉内に30分間装いて予備加熱した後、180℃の
温度で2時間、該混合物中の樹脂結合材を加熱硬化させ
、シール体14を得た(第9図)。
〈実施例:■〉
前記〈実施例:■〉と同様の方法にて、編組メッシュか
らなる円筒状補強材1を形成し、該円筒状補強材1を金
型コア2の外周面に嵌合挿入するとともに該コア2を内
面に円筒凹部3を備えた金型4内に挿入固定した。
らなる円筒状補強材1を形成し、該円筒状補強材1を金
型コア2の外周面に嵌合挿入するとともに該コア2を内
面に円筒凹部3を備えた金型4内に挿入固定した。
一方、固体潤滑剤として黒鉛を使用し、該黒鉛粉末と線
径100μm、長さ500μmの鋼からなる金属繊維と
無機物粉末として炭酸カルシウム粉末とフェノール樹脂
結合材とをミキサー中に投入し、攪拌混合して該黒鉛粉
末と鋼繊維と炭酸カルシウム粉末とフェノール樹脂結合
材との均一な混合物5を作成しく混合割合は黒鉛粉末:
18重量%、鋼繊維=65重四%、炭酸カルシウム粉末
:10重量%、フェノール樹脂ニア重量%)、該混合物
5を金型4の円筒凹部3内に装填した。
径100μm、長さ500μmの鋼からなる金属繊維と
無機物粉末として炭酸カルシウム粉末とフェノール樹脂
結合材とをミキサー中に投入し、攪拌混合して該黒鉛粉
末と鋼繊維と炭酸カルシウム粉末とフェノール樹脂結合
材との均一な混合物5を作成しく混合割合は黒鉛粉末:
18重量%、鋼繊維=65重四%、炭酸カルシウム粉末
:10重量%、フェノール樹脂ニア重量%)、該混合物
5を金型4の円筒凹部3内に装填した。
ついで、該混合物5を該コア2の軸方向に成形圧力1
)ン/cm2で圧縮成形し、内面に円筒状補強材lを一
体に備えた円筒状予備成形体6を形成した。
)ン/cm2で圧縮成形し、内面に円筒状補強材lを一
体に備えた円筒状予備成形体6を形成した。
該円筒状予備成形体6の外周円筒面に、厚さ0.In+
m0PTFE生テープ(旭硝子社製:フルオンCD 1
)を毎回貼付し、潤滑すべり層7を形成した。
m0PTFE生テープ(旭硝子社製:フルオンCD 1
)を毎回貼付し、潤滑すべり層7を形成した。
該潤滑すべり層7を備えた円筒状予備成形体6を金型コ
ア8の外周面に嵌合挿入し、該コア8を内面に部分凹球
面部9を備えた金型lO内に挿入固定した。
ア8の外周面に嵌合挿入し、該コア8を内面に部分凹球
面部9を備えた金型lO内に挿入固定した。
該金型10内において、該円筒状予備成形体6を該コア
8の軸方向に成形圧力3 )://Cl11”で圧縮成
形し、内面に圧潰された円筒状補強材1が露出した貫通
孔11を備え、外面に潤滑すべりM7が均一かつ−様な
微小厚さに引伸ばされて強固に一体に形成された部分凸
球面部12を備えた成形シール体13を得た。
8の軸方向に成形圧力3 )://Cl11”で圧縮成
形し、内面に圧潰された円筒状補強材1が露出した貫通
孔11を備え、外面に潤滑すべりM7が均一かつ−様な
微小厚さに引伸ばされて強固に一体に形成された部分凸
球面部12を備えた成形シール体13を得た。
そして、この成形シール体13を80℃の温度に設定さ
れた加熱炉内に30分分間−て予備加熱した後、180
℃の温度で2時間、該混合物中の樹脂結合材を加熱硬化
させ、シール体14を得た。
れた加熱炉内に30分分間−て予備加熱した後、180
℃の温度で2時間、該混合物中の樹脂結合材を加熱硬化
させ、シール体14を得た。
〈実施例二■〉
前記〈実施例:I〉と同様の材料および方法で、内面に
円筒状補強材1を一体に備えた円筒状予備成形体6を形
成した。
円筒状補強材1を一体に備えた円筒状予備成形体6を形
成した。
ついで、該円筒状予備成形体6の外周円筒面に、PTF
E水性ディスバージョン(固形分60%)に二硫化タン
グステン(WSz)粉末と黒鉛(Gr)粉末とを混入し
、攪拌混合して作成した潤滑組成物デイスパージョン(
固形分PTFE : 50重量%、WSz:40重量%
、Gr : 10重量%)を塗布し、潤滑すべり層7を
形成した。
E水性ディスバージョン(固形分60%)に二硫化タン
グステン(WSz)粉末と黒鉛(Gr)粉末とを混入し
、攪拌混合して作成した潤滑組成物デイスパージョン(
固形分PTFE : 50重量%、WSz:40重量%
、Gr : 10重量%)を塗布し、潤滑すべり層7を
形成した。
該潤滑すべり層7を備えた円筒状予備成形体6を金型8
の外周面に嵌合挿入し、該コア8を内面に部分凹球面部
9を備えた金型10内に挿入固定した。該金型lO内に
おいて、該予備円筒成形体6を外コア8の軸方向に成形
圧力3トン/Cll12で圧縮成形し、内面に圧潰され
た円筒状補強材1が露出した貫通孔11を備え、外面に
潤滑すべり層7が均一かつ−様な微小厚さに引伸ばされ
て強固に一体に形成された部分凸球面部12を備えた成
形シール体13を得た。
の外周面に嵌合挿入し、該コア8を内面に部分凹球面部
9を備えた金型10内に挿入固定した。該金型lO内に
おいて、該予備円筒成形体6を外コア8の軸方向に成形
圧力3トン/Cll12で圧縮成形し、内面に圧潰され
た円筒状補強材1が露出した貫通孔11を備え、外面に
潤滑すべり層7が均一かつ−様な微小厚さに引伸ばされ
て強固に一体に形成された部分凸球面部12を備えた成
形シール体13を得た。
そして、この成形シール体13を80℃の温度に設°定
した加熱炉内に30分分間−て予備加熱した後、180
°Cの温度で2時間、該混合物中の樹脂結合材を加熱硬
化させ、シール体14を得た。
した加熱炉内に30分分間−て予備加熱した後、180
°Cの温度で2時間、該混合物中の樹脂結合材を加熱硬
化させ、シール体14を得た。
〈実施例:■〉
前記〈実施例:I〉と同様の材料および方法で、内面に
円筒状補強材lを一体に備えた円筒状予備成形体6を形
成した。
円筒状補強材lを一体に備えた円筒状予備成形体6を形
成した。
ついで、該円筒状予備成形体6の外周円筒面に、PTF
E水性ディスバージョン(固形分60%)に黒鉛(Gr
)粉末と二硫化タングステン(WSz)粉末とふつ化カ
ルシウム(CaFz)粉末とを混入し、撹拌混合して作
成した潤滑組成物ディスバージョン(固形分PTFE
: 50重量%、Gr : 20重景%、CaFz:1
0重量%)を塗布し、潤滑すべり層7を形成した。
E水性ディスバージョン(固形分60%)に黒鉛(Gr
)粉末と二硫化タングステン(WSz)粉末とふつ化カ
ルシウム(CaFz)粉末とを混入し、撹拌混合して作
成した潤滑組成物ディスバージョン(固形分PTFE
: 50重量%、Gr : 20重景%、CaFz:1
0重量%)を塗布し、潤滑すべり層7を形成した。
該潤滑すべり層7を備えた円筒状予備成形体6を金型8
の外周面に嵌合挿入し、該コア8を内面に部分凹球面部
9を備えた金型lO内に挿入固定した。該金型10内に
おいて、該予備円筒成形体6を外コア8の軸方向に成形
圧力3 )ン/cm2で圧縮成形し、内面に圧潰された
円筒状補強材1が露出した貫通孔11を備え、外面に潤
滑すべり層7が均一かつ−様な微小厚さに延伸されて強
固に一体に形成された部分凸球面部12を備えた成形シ
ール体13を得た。
の外周面に嵌合挿入し、該コア8を内面に部分凹球面部
9を備えた金型lO内に挿入固定した。該金型10内に
おいて、該予備円筒成形体6を外コア8の軸方向に成形
圧力3 )ン/cm2で圧縮成形し、内面に圧潰された
円筒状補強材1が露出した貫通孔11を備え、外面に潤
滑すべり層7が均一かつ−様な微小厚さに延伸されて強
固に一体に形成された部分凸球面部12を備えた成形シ
ール体13を得た。
そして、この成形シール体13を80℃の温度に設定し
た加熱炉内に30分分間−て予備加熱した後、180℃
の温度で2時間、該混合物中の樹脂結合材を加熱硬化さ
せ、シール体14を得た。
た加熱炉内に30分分間−て予備加熱した後、180℃
の温度で2時間、該混合物中の樹脂結合材を加熱硬化さ
せ、シール体14を得た。
〈比較例〉
線径0.3amのステンレス鋼線を使用し、メツシュ目
が5a+mの袋状編組メツシュを作成した。この袋状編
組メツシュを加圧ローラを通してシート状にし、これを
コア外周面に1周捲回したのち、重ね合わせ部をスポッ
ト溶接により固定するとともに該メツシュをコアの軸方
向に圧縮して編組メッシュからなる円筒補強材を形成し
た。
が5a+mの袋状編組メツシュを作成した。この袋状編
組メツシュを加圧ローラを通してシート状にし、これを
コア外周面に1周捲回したのち、重ね合わせ部をスポッ
ト溶接により固定するとともに該メツシュをコアの軸方
向に圧縮して編組メッシュからなる円筒補強材を形成し
た。
該円筒補強材を金型コアの外周面に嵌合挿入するととも
に該コアを内面に部分凹球面部を備えた金型内に挿入固
定した。
に該コアを内面に部分凹球面部を備えた金型内に挿入固
定した。
ついで、咳金型の部分凹球面部内に、固体潤滑剤として
黒鉛を使用し、該黒鉛粉末と線径100μm、長さ50
0μ−の鋼からなる金属繊維とフェノール樹脂結合材と
をミキサー中に投入し、撹拌混合して得た該黒鉛粉末と
鋼繊維とフェノール樹脂結合材との均一な混合物(混合
割合は黒鉛:18重量%、鋼繊維ニア3重量%、樹脂結
合材:9重■%)を装填した。
黒鉛を使用し、該黒鉛粉末と線径100μm、長さ50
0μ−の鋼からなる金属繊維とフェノール樹脂結合材と
をミキサー中に投入し、撹拌混合して得た該黒鉛粉末と
鋼繊維とフェノール樹脂結合材との均一な混合物(混合
割合は黒鉛:18重量%、鋼繊維ニア3重量%、樹脂結
合材:9重■%)を装填した。
該金型内において、該混合物を該コアの軸方向に成形圧
力3 トン7cm”で圧縮成形し、内面に圧潰された円
筒状補強材が、露出した貫通孔を備え、外面に潤滑すべ
り層が均一かつ微小厚さに形成された部分凸球面部を備
えた成形シール体を得た。
力3 トン7cm”で圧縮成形し、内面に圧潰された円
筒状補強材が、露出した貫通孔を備え、外面に潤滑すべ
り層が均一かつ微小厚さに形成された部分凸球面部を備
えた成形シール体を得た。
そして、該成形シール体を80℃の温度に設定した加熱
炉内に30分分間−て予備加熱した後、180℃の温度
で2時間、該混合物中の樹脂結合材を加熱硬化させ、シ
ール体を得た。
炉内に30分分間−て予備加熱した後、180℃の温度
で2時間、該混合物中の樹脂結合材を加熱硬化させ、シ
ール体を得た。
つぎに、上述した実施例および比較例からなるシール体
について、シール体の摩擦初期における摩擦トルク(k
gf・cm)、異常音の発生およびシール体の密封機能
について試験した結果を述べる。
について、シール体の摩擦初期における摩擦トルク(k
gf・cm)、異常音の発生およびシール体の密封機能
について試験した結果を述べる。
−シール体の初期摩擦時における摩擦係数、異常音の発
生およびシール体の密封機能について一試験方法は、前
述した〈実施例:■〉、〈実施例:■〉、〈実施例:■
〉および〈実施例:■〉とく比較例〉に基づき、外面に
曲率半径30mmの凸球面部を存するシール体を作成し
、該シール体を一方の管端部に取付け、これに他方の管
端部に設けられたステンレス類の凹球面部と下記の条件
で摺接させ、当該摺接部における摩擦初期の摩擦トルク
、異常音の発生および当該継手部分からのガス漏れ量に
ついて試験した。
生およびシール体の密封機能について一試験方法は、前
述した〈実施例:■〉、〈実施例:■〉、〈実施例:■
〉および〈実施例:■〉とく比較例〉に基づき、外面に
曲率半径30mmの凸球面部を存するシール体を作成し
、該シール体を一方の管端部に取付け、これに他方の管
端部に設けられたステンレス類の凹球面部と下記の条件
で摺接させ、当該摺接部における摩擦初期の摩擦トルク
、異常音の発生および当該継手部分からのガス漏れ量に
ついて試験した。
試験装置(シール体を球面管継手に装着した状B)を第
11図に示す。
11図に示す。
図において、20は下流側排気管であり、該排気管20
の管端部には端部方向に朝顔状に拡径した凹球面部21
が形成されている。
の管端部には端部方向に朝顔状に拡径した凹球面部21
が形成されている。
30は上流側排気管であり、該排気管30には管端部3
1を残してフランジ32が固設されている。該上流側排
気管30の管端部31外周面にはシール体14が外面部
分凸球面部12を前記下流側排気管20の凹球面部21
に摺接させ、外面部分凸球面部12の大径側端面をフラ
ンジ32に接触させて装着されている。
1を残してフランジ32が固設されている。該上流側排
気管30の管端部31外周面にはシール体14が外面部
分凸球面部12を前記下流側排気管20の凹球面部21
に摺接させ、外面部分凸球面部12の大径側端面をフラ
ンジ32に接触させて装着されている。
核上、下流側排気管20.30は、一端が該上流側排気
管30に固設されたフランジ32に螺合固定され、他端
が該下流側排気管20に固設されたフランジ22を挿通
して配された一対の頭付きボルト40と該フランジ22
と該ボルト40の頭部との間に常時上流側排気管30方
向にバネ力が付勢された一対のコイルバネ50によって
連結されている。
管30に固設されたフランジ32に螺合固定され、他端
が該下流側排気管20に固設されたフランジ22を挿通
して配された一対の頭付きボルト40と該フランジ22
と該ボルト40の頭部との間に常時上流側排気管30方
向にバネ力が付勢された一対のコイルバネ50によって
連結されている。
(試験条件)
押圧力60Kg 揺動角±3゜
振 動 数 IQへlLツ 雰囲気温度 室温〜50
0℃管内圧力 0.5Kg/cn+” 試験方法:10ヘルフの振動数で±36の揺動運動を1
回として室温で45,000回行ったのち、該運動を継
続しながら雰囲 気温度を500℃まで昇温しく昇温中の揺動回数45,
000回)、該雰囲気温度が500℃に到達した時点で
、115,000回の揺動運動を行い、ついで該運動を 継続しながら雰囲気温度を室温まで 降温(降温中の揺動回数45.000回)するという全
揺動回数250.000回を1サイクルとして4サイク
ル行う。
0℃管内圧力 0.5Kg/cn+” 試験方法:10ヘルフの振動数で±36の揺動運動を1
回として室温で45,000回行ったのち、該運動を継
続しながら雰囲 気温度を500℃まで昇温しく昇温中の揺動回数45,
000回)、該雰囲気温度が500℃に到達した時点で
、115,000回の揺動運動を行い、ついで該運動を 継続しながら雰囲気温度を室温まで 降温(降温中の揺動回数45.000回)するという全
揺動回数250.000回を1サイクルとして4サイク
ル行う。
また、異常音の発生の有無の評価はつぎのように行った
。
。
評価記号 I:異常音の発生のないもの。
評価記号 ■:試験片に耳を近づけた状態でかすかに異
常音が聴えるもの。
常音が聴えるもの。
評価記号 ■:定位置(試験片から1.5m離れた位置
)では生活環境音に消され 一般には判別しがたいが試験 担当者には異常音として判別で きるもの。
)では生活環境音に消され 一般には判別しがたいが試験 担当者には異常音として判別で きるもの。
評価記号 ■:定位置で誰でも異常音(不快音)として
識別できるもの。
識別できるもの。
第2表は上記試験結果を示すものである。
(以下余白)
試験結果から、本発明のシール体、すなわち〈実施例:
!〉、〈実施例:■〉、〈実施例二■〉および〈実施例
:■〉からなるシール体は相手材との摩擦初期の段階で
摩擦トルクが低く、異常音の発生もなく試験期間中を通
じて安定した性能を示した。
!〉、〈実施例:■〉、〈実施例二■〉および〈実施例
:■〉からなるシール体は相手材との摩擦初期の段階で
摩擦トルクが低く、異常音の発生もなく試験期間中を通
じて安定した性能を示した。
一方、く比較例〉からなるシール体は相手材との摩擦初
期の段階で摩擦トルクが高く、また変動量も大きく異常
音の発生が認められた。
期の段階で摩擦トルクが高く、また変動量も大きく異常
音の発生が認められた。
試験後の実施例および比較例からなる各シール体および
相手材摩擦面を観察したところ、いずれも摩擦面に固体
潤滑被膜(黒鉛被膜)が形成されているのが確認され、
この固体潤滑被膜が形成された後、すなわち上記試験に
おいては試験回数75万サイクル以降の摩擦においては
実施例および比較例との間に性能上の大きな差は認めら
れなかった。
相手材摩擦面を観察したところ、いずれも摩擦面に固体
潤滑被膜(黒鉛被膜)が形成されているのが確認され、
この固体潤滑被膜が形成された後、すなわち上記試験に
おいては試験回数75万サイクル以降の摩擦においては
実施例および比較例との間に性能上の大きな差は認めら
れなかった。
以上の試験結果から、外面部分凸球面部に潤滑すべり層
を備えた本発明のシール体は、相手材との摩擦初期の段
階ですぐれた性能を発揮し、先行技術の利点を生かしか
つ従来技術の欠点を解決することができたものである。
を備えた本発明のシール体は、相手材との摩擦初期の段
階ですぐれた性能を発揮し、先行技術の利点を生かしか
つ従来技術の欠点を解決することができたものである。
第10図はシール体14の他の実施例を示すもので、円
筒状補強材lがシール体14の内面貫通孔11の外面部
分凸球面部12の小径部近傍に圧潰されて露出している
。この実施例からなるシール体も前記同様の性能を発揮
する。
筒状補強材lがシール体14の内面貫通孔11の外面部
分凸球面部12の小径部近傍に圧潰されて露出している
。この実施例からなるシール体も前記同様の性能を発揮
する。
本発明は、上述した構成からなるもので、以下の特有の
効果を有する。
効果を有する。
■本発明のシール体は外面部分凸球面部に潤滑すべり層
が形成されているので、とくに相手材との摩擦初期の段
階で摩擦トルクが低く、異常音の発生がなく、摩擦初期
から長期間にわたって異常音を発生することなく安定し
た性能を発揮する。
が形成されているので、とくに相手材との摩擦初期の段
階で摩擦トルクが低く、異常音の発生がなく、摩擦初期
から長期間にわたって異常音を発生することなく安定し
た性能を発揮する。
■シール体の外面部分凸球面部に形成される潤滑すべり
層は、固体潤滑剤と金属繊維と樹脂結合材からなる混合
物を円筒状に圧縮成形して形成した比較的荒い(凹凸面
)表面をもつ予備成形体の外周面に施され、かつ最終の
圧縮工程において金型間で強い剪断力を受けて形成され
ているので、シール体外周面に強固な一体化が行われる
。
層は、固体潤滑剤と金属繊維と樹脂結合材からなる混合
物を円筒状に圧縮成形して形成した比較的荒い(凹凸面
)表面をもつ予備成形体の外周面に施され、かつ最終の
圧縮工程において金型間で強い剪断力を受けて形成され
ているので、シール体外周面に強固な一体化が行われる
。
第1図はコア外周面に挿入した円筒状補強材を示す斜視
図、第2図は円筒状補強材を金型内に配置した状態を示
す縦断面図、第3図は第2図に示す金型内に混合物を装
填した状態を示す縦断面図、第4図は第3図に示す混合
物を圧縮成形した状態を示す縦断面図、第5図は予備成
形体を示す縦断面図、第6図は外周面に潤滑すべり層を
形成した予備成形体を示す縦断面図、第7図は第6図に
示す予備成形体を金型内に配置した状態を示、す縦断面
図、第8図は予備成形体を金型内で圧縮成形し、成形シ
ール体を形成した状態を示す縦断面図、第9図はシール
体を示す縦断面図、第1O図はシール体の他の実施例を
示す縦断面図、第11図は試験装置(排気管球面継手)
を示す縦断面図である。 1・・円筒状補強材 2・・金型コア3・・円筒凹部
4・・金型 5・・混合物 6・・予備成形体7 ・ 9 ・ 11・ 13・ ・潤滑すべり層 ・部分凹球面部 ・貫通孔 ・成形シール体 8 ・ 10・ 12・ 14・ ・金型コア ・金型 ・部分凸球面部 ・シール体
図、第2図は円筒状補強材を金型内に配置した状態を示
す縦断面図、第3図は第2図に示す金型内に混合物を装
填した状態を示す縦断面図、第4図は第3図に示す混合
物を圧縮成形した状態を示す縦断面図、第5図は予備成
形体を示す縦断面図、第6図は外周面に潤滑すべり層を
形成した予備成形体を示す縦断面図、第7図は第6図に
示す予備成形体を金型内に配置した状態を示、す縦断面
図、第8図は予備成形体を金型内で圧縮成形し、成形シ
ール体を形成した状態を示す縦断面図、第9図はシール
体を示す縦断面図、第1O図はシール体の他の実施例を
示す縦断面図、第11図は試験装置(排気管球面継手)
を示す縦断面図である。 1・・円筒状補強材 2・・金型コア3・・円筒凹部
4・・金型 5・・混合物 6・・予備成形体7 ・ 9 ・ 11・ 13・ ・潤滑すべり層 ・部分凹球面部 ・貫通孔 ・成形シール体 8 ・ 10・ 12・ 14・ ・金型コア ・金型 ・部分凸球面部 ・シール体
Claims (12)
- (1)黒鉛、二硫化モリブデンなどの固体潤滑剤と直径
10〜200μm、長さ100〜800μmの金属繊維
と樹脂結合材とからなる混合物が金属メッシュからなる
円筒状補強材のメッシュ目を充填しかつ該補強材を覆っ
て一体に圧縮成形されて内面に該補強材が露出した貫通
孔、外面に部分凸球面部が形成されたシール体であって
、該シール体の部分凸球面部には潤滑すべり層が形成さ
れていることを特徴とする排気管継手用シール体。 - (2)円筒状補強材は該シール体の内面貫通孔の全長に
わたって圧潰されて露出している請求項1記載の排気管
継手用シール体。 - (3)円筒状補強材は該シール体の内面貫通孔の外面部
分凸球面部の小径部近傍に圧潰されて露出している請求
項1記載の排気管継手用シール体。 - (4)混合物は固体潤滑剤15〜30重量%、金属繊維
50〜70重量%、樹脂結合材2〜20重量%からなる
請求項1記載の排気管継手用シール体。 - (5)混合物は炭酸カルシウム、酸化硼素から選択され
る無機物粉末を2〜20重量%の割合で含む請求項4記
載の排気管継手用シール体。 - (6)潤滑すべり層は四ふっ化エチレン樹脂からなる請
求項1記載の排気管継手用シール体。 - (7)潤滑すべり層は四ふっ化エチレン樹脂を主成分と
しこれに黒鉛、金属硫化物、金属ふっ化物、窒化硼素か
ら選択される充填材が配合された潤滑組成物からなる請
求項1記載の排気管継手用シール体。 - (8)(イ)内面に中空部を備えた金型内に、外周面に
金属メッシュからなる円筒状補強材を保持したコアを挿
入する工程と、 (ロ)該金型の中空部内に、黒鉛、二硫化モリブデンな
どの固体潤滑剤と直径10〜200μm、長さ100〜
800μmの金属繊維と樹脂結合材とからなる混合物を
装填し、該混合物をコア軸方向に圧縮して内面に円筒状
補強材を備えた予備成形体を得る工程と、(ハ)該予備
成形体の外周面に潤滑すべり層を形成する工程と、 (ニ)内面に部分凹球面部を備えた金型内に、前記潤滑
すべり層が形成された予備成形体を保持したコアを挿入
する工程と、 (ホ)該予備成形体をコア軸方向に圧縮し、内面に該補
給材が圧潰されて露出した貫通孔を備え、外面に潤滑す
べり層が均一に形成された部分凸球面部を備えた成形シ
ール体を得る工程と、 (ヘ)該成形シール体を加熱炉内に置き、樹脂結合材を
加熱硬化させる工程と、 からなる排気管継手用シール体の製造方法。 - (9)混合物は固体潤滑剤15〜30重量%、金属繊維
50〜70重量%、樹脂結合材2〜20重量%からなる
請求項8記載の排気管継手用シール体の製造方法。 - (10)混合物は炭酸カルシウム、酸化硼素から選択さ
れる無機物粉末を2〜20重量%の割合で含む請求項9
記載の排気管継手用シール体の製造方法。 - (11)潤滑すべり層は四ふっ化エチレン樹脂からなる
請求項8記載の排気管継手用シール体の製造方法。 - (12)潤滑すべり層は四ふっ化エチレン樹脂を主成分
としこれに黒鉛、金属硫化物、金属ふっ化物、窒化硼素
から選択される充填材が配合された潤滑組成物からなる
請求項8記載の排気管継手用シール体の製造方法。
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