JPH02216207A - かつらの製造方法 - Google Patents

かつらの製造方法

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JPH02216207A
JPH02216207A JP3421789A JP3421789A JPH02216207A JP H02216207 A JPH02216207 A JP H02216207A JP 3421789 A JP3421789 A JP 3421789A JP 3421789 A JP3421789 A JP 3421789A JP H02216207 A JPH02216207 A JP H02216207A
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Ayumi Suda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、かつらの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、人工皮膚によるかつらベースを使用したかつらを
製造する場合、以下のような工程を採用している。
即ち、第3図に示すように、先ず使用者の頭部形状に対
応して例えば精密型取り用石膏により頭形の雄型lを形
成する。
この雄型1に対して、液状の熱可塑性樹脂、例えばポリ
カーボネート系ポリウレタン樹脂等のゴム弾性を有する
合成樹脂を塗布することにより樹脂シートを形成して加
熱乾燥させて、10乃至250Iの膜厚を有する、使用
者の頭部にフィツトする広さの湾曲形状の人工皮膚によ
るかつらベース2を製造する(第3図(A)参照)。
このかつらベース2に対してその表面に適宜入毛または
人工毛で成る毛髪3を植毛した後(第3図(B)参照)
、該かつらベース2の凹状裏面に前述したゴム弾性を有
する合成樹脂溶液を塗布。
乾燥させることにより裏コーティングして、該かつらベ
ース2の裏面に露出している毛髪3の結合部を完全に覆
い且つ固定するようにしている。
これにより、完成したかつら1は、そのかつらベース2
の表面に植毛された毛髪3が回転したり抜けたりしない
ようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようにして製造されたかつらにおい
ては、かつらベース2自体が比較的透明であることもあ
って、見た目に高級感がなく、しかも該かつらベースの
表面、裏面ともに平滑であることから、毛髪の隙間を通
してかつらベースを観察したときに、該かつらベースに
艶消し処理を施していてもなお不自然な光沢が残り、第
三者にかつらベースが視認されやすいという問題があっ
た。
また、かつらベース2の裏面は、裏コーティングによっ
て平滑に仕上げられていることから、装着時に必要以上
に使用者の頭皮に密着することにもなり、かつらベース
の硬さと頭皮への圧迫を強く感じるために、不快感があ
ると共に発汗しやすく汗をかいた場合に、汗が頭皮とか
つらベースとの間に溜って、−時に流出することになる
ので、不自然な感じを与えることがあった。
本発明は、以上の点に鑑み、皮膚感を有するかつらベー
スによるかつら及びその製造方法を提供することを目的
としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的は、本発明によれば、頭部形状に対応して形成
された雄型に対して、その表面に、好ましくは離型シー
トを介して樹脂を塗布して加熱乾燥させることにより人
工皮膚を形成し、この人工皮膚を主体としたかつらベー
ス或いは該人工皮膚を少なくとも一部に有して成るかつ
らベースの表面に植毛することによりかつらを製造する
ようにしたかつらの製造方法において、前記人工皮膚に
植毛が施された後又は該植毛工程前に、該人工皮膚にネ
ット部材、好ましくは前以てそのメツシュの大きさや形
状が不規則になるようにブラッシング等により加工され
たネット部材を載置した状態で、このネット部材の上か
ら樹脂コーティングを行い、次いでそのネット部材を除
去することにより、人工皮膚に凹凸の、例えば皮膚模様
を付すようにしたかつらの製造方法及び該凹凸の皮膚模
様を人工皮膚の裏面に形成して成るかつらにより達成さ
れる。
〔作 用〕
この発明によれば、かつらベースを構成すべき人工皮膚
が、ネット部材の上から樹脂コーティングした後このネ
ット部材を除去することにより、該ネット部材の形状及
び大きさに対応する溝が形成されることになる。
これにより、人工皮膚を表面から観察した場合に、かつ
らベースの人工皮膚に形成された凹凸模様が毛髪の隙間
を通して視認されるため、皮膚感がもたらされることに
なると共に高級感が得られる。しかも、この人工皮膚が
凹凸のために一層の柔軟性をもつことになるため、装着
時に不快感が生ずるようなことがなくなる。さらに、人
工皮膚の多数の凹凸により乱反射が生ずることにより、
第三者にかつらベースが視認されにくくなる。
また、人工皮膚の一面、たとえば裏面に凹凸を付すよう
にすれば、かつら装着時に該人工皮膚の裏面が使用者の
頭皮に密着して強く圧迫するようなことがなく、また、
多数の凹凸により通気性が得られることから、発汗が抑
えられ、しかも発汗した場合には汗が該凹凸に沿って徐
々に流出するため、不自然な感じを与えることがない。
また、裏面に凹状の溝を形成することにより、該人工皮
膚の反り返りが減少し、これによってかつらベースの浮
上りが防止される。
さらに、上述したネットによる人工皮膚の裏面の凹凸が
従来のかつら製造工程に大幅な変更を行なうことなく実
現できることから、かつらの製造コストが高くなってし
まうようなこともない。
〔実施例〕
以下、図面に示した一実施例に基づいて本発明の詳細な
説明する。
第1図は、本発明によるかつらの製造方法の一実施例を
示している。
本例によるかつらは以下のように製造される。
即ち、第3図に示した従来の場合と同様に、先ず使用者
の頭部形状に対応して、例えば精密型取り用石膏にて成
形された頭形の雄型11に対して、離型シート等を介し
て液状の熱可塑性樹脂、例えばポリカーボネート系ポリ
ウレタン等のゴム弾性を有する合成樹脂を塗布・乾燥す
る工程を数回繰り返すことによって、上記頭部の湾曲形
状に対応した樹脂シートを形成して加熱乾燥させて、工
0乃至250μの膜厚を有する人工皮膚で成るかつらベ
ース12を製造する(第1図(A)参照)。
ここで、かつらベース12を、雄型11から外し、この
雄型11と同型のかつら台13、例えば上記雄型l工を
つくるための雌型(図示せず)から作製されたエポキシ
樹脂製のかつら台13上にセットして、人工皮膚のかつ
らベース12に対して、その表面に入毛及び/又は人工
毛で成る毛髪14を適宜に植毛する(第1図CB)参照
)。
次に、植毛した前記かつらベース12をかつら台13か
らはずして、該かつら台13上に裏返しにセットする。
この状態でかつらベース12の外側に露出している裏面
に、液状の熱可塑性樹脂、例えばポリカーボネート系ポ
リウレタン樹脂等のゴム弾性を有する合成樹脂を塗布す
ることにより裏コーティングL2aを施して、該かつら
ベース12に植毛された毛髪14のかつらベースの裏面
に露出している部分、即ち結び目を完全に裏コーティン
グ12aにより覆って、該植設された毛髪14が回転し
たり脱落しないように固定する(第1図(C)参照)、
これにより、かつら裏面の毛髪の結び目がかつら装着時
に使用者の頭皮に当たって傷めないようになっている。
ここまでは、従来のかつらの製造方法と同じ工程を採り
得るが、本実施例によるかつらの製造方法においては、
次工程として、上記のように裏コーティング12aが施
されたかつらベース12に対して、第1図(D)に示す
ように、かつら台13に裏返しにセットしたままで、か
つらベース12の裏面全体に亘ってネット部材15を接
触するように被せる〔第2図(A)参照)。このネット
部材15は、例えば20乃至250デニールで且つ12
0乃至1100のナイロン、ポリエステル、テフロン等
による平織りメツシュのネットを、金属ブラシによるブ
ラッシング等により各メツシュの大きさ並びに形状を不
規則になるように加工したものである。このように加工
することによって、例えばヒトの皮膚に近似する模様(
皮紋様をいう)のメツシュ形状ができる。
続いて、このネット部材15の上からかつらベース12
を構成する人工皮膚の裏面に、液状の熱可塑性樹脂、例
えばポリカーボネート系ポリウレタン樹脂等のゴム弾性
を有する合成樹脂を数回塗布・乾燥することにより、該
ネット部材15が、例えばちょうど隠れるような厚さに
樹脂コーティング16を施す(第2図(B)参照)。
その後、さらにその上から該樹脂コーティング16を構
成する合成樹脂に対する溶剤をスプレーガンにより吹き
付けて、該樹脂コーティング16を部分的に溶解させる
。この状態にて上記ネット部材15をかつらベース12
から剥がしく第1図(E)参照)、該樹脂コーティング
16を乾燥させる。これにより、該かつらベース12の
裏面には、裏コーティング12aの上に重ねて、ネット
部材15のメツシュによる不規則な皮紋様の凹状の溝1
7を備えた樹脂コーティング16が形成されることにな
る(第2図(C)参照)。
最後に、かつらベース12の裏面に、液状の熱可塑性樹
脂、例えばポリカーボネート系ポリウレタン樹脂等のゴ
ム弾性を有する合成樹脂をスプレーガンにより吹き付け
て、乾燥させることによって保護コーティング(図示せ
ず)を施す、これにより、上述した不規則な皮紋様の凹
状溝の縁が保護コーティングにより覆われることになる
ので、該縁がかつら装着時に使用者の頭皮に当たって頭
皮を傷めるようなことが防止される。その後、該かつら
ベース12を、かつら台13から外して洗浄し、再び表
に返してかつら台13上にセットして、熱処理によって
湾曲形状の修正を行ない、さらにかつらベース12の周
縁を適宜に裁断することにより、かつらが完成すること
になる。
本実施例によるかつらは以上のようにして製造され、か
つらベース12が、人工皮膚に植毛後、その裏面を裏コ
ーティング12aを行った後にネット部材15の上から
樹脂コーティング16を施し、さらにこのネット部材1
5を除去することにより、該ネット部材15のメツシュ
に対応した形状の凹状溝17が形成されることになるた
め、かつらベース12の人工皮膚の裏面に凹凸が付され
ることとなる。
これにより、かつら装着時に、該かつらベース12の裏
面が使用者の頭皮に密着して強く圧迫するようなことが
なく、該かつらベース12が凹凸のために柔軟性をもつ
ことになるため、装着時に不快感が生ずるようなことが
ない、また、凹状溝の存在により若干の通気性も得られ
ることから、使用者の頭皮の発汗が抑えられ、さらに発
汗した場合でも、この凹状溝17を通って汗が徐々に流
れるので、−時に比較的多量の汗がかつらベース12と
使用者の頭皮の間から不自然に流出するようなことがな
い、また、裏面に凹状の溝17が存在することから、該
かつらベース12の反り返りが減少し、そのためかつら
ベース12の浮上りが防止され、フィツト感が向上する
さらに、かつらベース12を表面から観察した場合に、
裏面に形成された凹状溝17が透けて見えることから、
その皮紋様の形状によって皮膚感がもたらされる7ので
、高級感が得られ且つかつらベース12の裏面の凹凸に
より乱反射が生ずることにより、第三者にかつらベース
12が視認されにくくなる。さらに、上述した凹状溝の
形成は、従来のかつら製造工程に大幅な変更を行なうこ
となく実現できると共に、ネット部材15は繰り返し使
用することができる。
尚、上記ネット部材15は、樹脂コーティング16を施
した後、これが硬化する前に(はぼ生乾きの状態で)注
意深く引き剥がすようにすれば、溶剤を用いることなく
、直接剥離して除去し得る。
また、このネット部材15の糸の径及びメツシュの寸法
を適宜に選定することによって、自由に皮紋様を変更す
ることができ、部分的に別のネットを使用することによ
り、一部で皮紋が異なるかつらベースを作製することも
可能である。
前記実施例において、皮紋様の形成は、人工皮膚への植
毛後に裏コーティング12aを施し、その後でネット部
材15を用いて該人工皮膚の裏面から行っているが、こ
の裏コーティング12aの塗布を省略し、植毛後直接ネ
ット部材15を人工皮膚の裏面に載置して、上記のよう
にして樹脂コーティング16を行うようにしてもよい、
このようにすれば、皮紋様の樹脂コーティング16の存
在により、植設した毛髪14が露出することがないので
、前記裏コーティング12aを兼ねることになる。
さらに、皮紋様の凹凸の形成は、人工皮膚への植毛を施
す前段階において、同様の方法により行ってもよい、こ
のようにすれば、必要により人工皮膚の表面、即ち毛髪
14が立設される側に該皮紋様の凹凸を形成することが
でき、或いは人工皮膚の表裏両面に形成することもでき
る。
なお、かつらベース12は、上述の実施例ではその全部
が人工皮膚で成っているが、かつらベースの一部分、例
えば分髪部やつむじ部分のみを該凹凸を付した人工皮膚
で形成してよいことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、かつらベースを構成
する人工皮膚の一面、好ましくは該人工皮膚の裏面に、
ネット部材、好ましくは前以てそのメツシュの大きさが
不規則になるようにブラッシング等により加工されたネ
ット部材を載置した状態で、該ネット部材の上から樹脂
コーティングを行なった後、該ネット部材を除去するこ
とによって該人工皮膚に凹凸、例えば皮紋様を付すこと
により、かつらを製造するようにした。
このようにして製造されたかつらにおいては、かつらベ
ースを構成すべき人工皮膚が、ネット部材の上から樹脂
コーティングした後でこのネット部材を除去することに
より、該ネット部材の形状の溝が形成されることになり
、これにより該人工皮膚に皮紋様の凹凸が付されること
になる。したがって、人工皮膚を表面から観察した場合
に、毛髪の隙間を通して恰も使用者の実際の頭皮の如く
視認され得、皮膚感がもたらされるので、高級感が得ら
れる。しかも、人工皮膚の裏面の凹凸によって乱反射が
生ずることにより、第三者にかつらベースが視認されに
くくなる。
また、上述したネットによる人工皮膚の凹凸が従来のか
つら製造工程に大幅な変更を行なうことなく実現できる
ことから、かつらの製造コストが高くなってしまうよう
なことはない。
また、人工皮膚の裏面に上記凹凸を形成した場合は、か
つら装着時において、該人工皮膚の裏面が使用者の頭皮
に密着して強く圧迫するようなことがなく、しかも人工
皮膚が凹凸のために柔軟性をもつことになるため、装着
時に不快感が生ずるようなこともなくなる。さらに、凹
凸により通気性が得られることから、発汗が抑えられ、
しかも発汗した場合には汗がこれらの多数の不規則な凹
凸に沿って徐々に流出することになって、不自然な感じ
を与えることがない。
さらにまた、かつらベースの表面及び/又は裏面に凹状
の溝が存在することから、該人工皮膚の反り返りが減少
し、これによりかつらベースの浮上りも防止される。
かくして、本発明によれば、皮膚感を有するかつらベー
スを使用することにより、装着時に不快感がなく、しか
も第三者にかつらベースの存在が視認されることのない
、極めて優れたかつらが製造され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(E)は本発明に係るかつらの製造方法
の一実施例による工程を順次示す概略図、第2図(A)
〜(C)は第1図の工程におけるかつらベースの部分拡
大断面図である。 第3図(A)及び(B)は従来のかつらベースの製造方
法の一例を順次示す概略図である。 11・・・雄型; 12・・・かつらベース; 12a
・・・裏コーティング; 13・・・かつら台; 14
・・・毛髪;15・・・ネット部材= 16・・・樹脂
コーティング;17・・・溝。 特許出願人:株式会社アゾランス 代 理 人:弁理士 平 山 −拳 固 :弁理士岡崎信太部 同  :弁理士 海 津 保 第2 図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)頭部形状に対応して形成された雄型に対して、そ
    の表面に樹脂を適用して加熱乾燥させて人工皮膚を少な
    くとも一部に有するかつらベースを形成し、該かつらベ
    ースに植毛することによりかつらを製造するようにした
    、かつらの製造方法において、 上記人工皮膚への植毛前又は植毛後に、該 人工皮膚にネット部材を載置した状態で、該ネット部材
    の上から樹脂コーティングを施した後、該ネット部材を
    除去することにより人工皮膚に凹凸を付すようにしたこ
    とを特徴とする、かつらの製造方法。
  2. (2)前記ネット部材が、前以てそのメッシュの形状及
    び大きさが不規則になるように、ブラッシング等により
    皮紋様に加工されていることを特徴とする、請求項第1
    項に記載のかつらの製造方法。
  3. (3)前記人工皮膚の裏面に前記ネット部材を載置した
    状態で、該ネット部材の上から前記樹脂コーティングを
    行い、次いで該ネット部材を除去することにより、該人
    工皮膚の裏面に凹凸の皮膚模様を形成するようにしたこ
    とを特徴とする、請求項第1項に記載のかつらの製造方
    法。
  4. (4)前記人工皮膚が、予め植毛され、その後で該植毛
    された人工皮膚の裏面に前記ネット部材が載置されて樹
    脂コーティングされることを特徴とする、請求項第3項
    に記載のかつらの製造方法。
  5. (5)前記人工皮膚からのネット部材の除去が、樹脂コ
    ーティングの上からDMF及びMEKを混合した溶剤を
    吹き付けることにより行われることを特徴とする、請求
    項第1項に記載のかつらベースの製造方法。
  6. (6)人工皮膚を少なくとも一部に有するかつらベース
    と、該かつらベースの表面に立設した多数の毛髪とから
    成るかつらにおいて、上記人工皮膚の表面及び/又は裏
    面に凹凸の皮膚模様が形成されていることを特徴とする
    かつら。
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