JPH02219113A - 可動物体の移動制御方法 - Google Patents

可動物体の移動制御方法

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JPH02219113A
JPH02219113A JP3997389A JP3997389A JPH02219113A JP H02219113 A JPH02219113 A JP H02219113A JP 3997389 A JP3997389 A JP 3997389A JP 3997389 A JP3997389 A JP 3997389A JP H02219113 A JPH02219113 A JP H02219113A
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阿部 孝光
Genji Oshino
押野 源治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば各種スキャナのような可動物体を、
予め設定した移動時間で設定した距離だけ移動させるよ
うに制御する可動物体の移動制御方法に関する。
〔従来の技術〕
このような可動物体の移動制御方法としては、従来から
各種のサーボ制御方式が採用されておD、それは次の3
種類に大別される。
(1)アナログサーボ 例えば、特開昭63−5762号公報等に見られるよう
に、可動体の現在位置及び速度情報をフィードバックす
るアナログサーボループを形成すると共に、メモリ上に
各移動距離における速度の指示値を格納しておき、その
指示値をアナログサーボループへ出力して可動体の移動
を制御する。
(2)ディジタルサーボ 例えば、特開昭63−49904号公報等に見られるよ
うに、上記アナログサーボにおけるアナログサーボルー
プをディジタルサーボループに変え、やはりメモリ上に
速度指示値のデータを格納しておき、それをディジタル
サーボループへ出力して可動体の移動を制御する。
(3)ソフトウェアサーボ ディジタルサーボの一種で、ディジタルコンピュータを
サーボループの一要素とする。一般にはディジタル制御
と相性のよいPWM (パルス幅変調)でモータへの電
流値を変える方法がとられるが、従来は予め各移動段階
において対象物の動くべき時刻−速度カーブ(プロファ
イル)が指定されておD、各段階での目標速度と実際速
度の偏差から指示速度(PWMにおいてはデユーティ)
を算出してモータ駆動部へ出力していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のアナログサーボでは、アナログ減算器(オペアン
プ等)、ディジタルコンピュータからの速度指示をアナ
ログ信号に変換するD/A変換器、モータ軸等に取り付
けるフォトエンコーダ等の回転検出器の周波数からモー
タの回転速度を得るF/V変換器等、多くのアナログ回
路が必要であるためコスト高になるという問題がある。
ディジタルサーボは、アナログ回路がデイジタル回路に
置き換わるので、アナログサーボよりは低コストとなる
ものの、カウンタ、ディジタル減算器等のハードウェア
のコストがかかる。
ソフトウェアサーボは、上述した3種類のサーボ制御の
うちでハードウェアコストは最も安い。
しかし、上述した従来のサーボ制御に共通しているのは
、理想のプロファイルを予め求めてシステム内のメモリ
に格納しておき、対象物の動きがその理想プロファイル
に近づくように制御している。
しかるに、特にソフトウェアサーボの場合にはディジタ
ルコンピュータがサーボループ内に入っているため、デ
ィジタルコンピュータの処理時間が系の遅れにつながD
、また電源電圧の変動やモータトルク定数のばらつきに
十分追従できず、移動時間が大きくばらついたD、動作
が不安定になったりする。
そのため、第15図に実線で示すような理想フロファイ
ルに基づいて制御しても、対象物の実際の動作は同図に
破線で示すように、理想プロファイルから大きくずれて
しまうことが多いという問題があった。
この発明は、このようなディジタルコンピュータを系の
一要素とし、プログラムで系の動きを制御するソフトウ
ェアサーボにおいて、上記の問題点を解決して、コスト
が安く且つ制御性のよい可動物体の移動制御方法を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、可動物体をDC
モータによって移動させ、そのDCモータの回転をディ
ジタルコンピュータを用いてフィードバック制御して、
前記可動物体を予め設定した移動時間で設定した距離だ
け移動させる可動物体の移動制御方法において。
設定した総移動距離をD、設定した理想移動時間をT、
制御中のある段階での時刻をt4.その時の可動物体の
移動開始位置からの移動距離をd L e移動速度をu
tとしたとき、動作開始後加速制御し、必要に応じて加
速後退時点で定速制御に移行し、 上記tt、−di、及びOLが Ddt”−υL (T−t L ) の条件式を満たす時点で減速制御に移行することを特徴
とする。
また、この可動物体の移動制御方法において、減速制御
時には、上記条件式を満たした時のtL。
yLをそれぞれtc、tPcとすると、各段階での理想
位置doを 2(T−tc) として、dtjdoなら負の速度指示を、−di<do
なら正の速度指示を与えるようにするとよい。
さらに、この減速制御時における速度指示をVtとする
と、 V L =C1+CZ ”u t  (CI 、c!は
定数)によって算出される値とし。
正の速度指示のときにはC1>0 負の速度指示のときにはC1く0 にするとよい。
これらに加えて、請求項4乃至9にそれぞれ記載した要
件を付加することによD、より高精度な可動物体の移動
制御を実現することができる。
〔作 用〕
この発明による可動物体の移動制御方法は、従来のソフ
トウェアサーボによる制御のように、対象物(可動物体
)が常に理想のプロファイルに近づくように制御するの
ではなく、第1図にその制御結果を3つの曲線a、b、
Qで例示するように(例えば実線atcll想のプロフ
ァイルとする)、移動時間が設定された理想移動時間T
になった時に移動速度υが0になD、各曲線によって囲
まれた台形の面積がいずれも設定された総移動距MD(
一定)になるように制御するのである。
そのために、加速あるいは定速制御から減速制御に移行
する時点を、上記の条件式を満たすように変化させるこ
とになる。
したがって、加速あるいは定速時のある点(1+ υ)
において減速指示に入るかどうかの判断は、その点から
(T、O)の点まで直線を引いたときの台形(定速制御
を行なわない場合は三角形)の面積が、目標とする総移
動距離りに等しくなるかどうかによって判断する。
そして、減速制御に移行した後は、上記直線に沿うよう
に減速制御すればよいのである。
なお、この発明による可動物体の移動制御方法の作用の
詳細は実施例の説明において述べる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第2図は、この発明による可動物体の移動制御方法を適
用したサーボ系の構成例を示すブロック図であD、第3
図はそのDCモータによる可動物体移動機構の一例を示
す模式図である。
第2図において、1は設定された総移動距離である目標
距離りや理想移動時間である目標時間T及び制御に必要
な各種定数等を記憶するメモリ。
2はPWM制御機能を有するディジタルコンピュータで
あD、指示速度に応じたデユーティのPWM信号を方向
指示信号と共に訃動回路3に出力する。
暉動回路3は、入力したPWM信号のデユーティに応じ
た電流を方向指示信号によって指示された方向にDCモ
ータ(以下単に「モータ」ともいう)4に流してそれを
回転させ、それによって可動物体(以下単に「対象物」
ともいう)5を指定方向に移動させる。
モータ4の回転軸には回転検出器であるフォトエンコー
ダ6がとりつけられておD、このフォトエンコーダ6か
ら90’″位相の異なった2組のパルス列φA、φBが
出力される。
このパルス列φA、φBがクロック発生・方向判別回路
7を通して、対象物5の移動距離に応じた数のクロック
と移動方向に応じて論理が設定された方向信号(1ビツ
トの信号)とに変換され、そのクロックと方向信号がデ
ィジタルコンピュータ2に入力される。
ディジタルコンピュータ2は入力されたクロック数と方
向信号から適切な速度指示情報として、あるデユーティ
を持ったPWM信号を駆動部3へ出力する。
モータ4は、例えば第3図に示すように、プーリ8,9
間に張装されたワイヤ10を回動させることによD、そ
のワイヤ10に係着された対象物5を、目標距離りに相
当する間隔を置いて固設された一方のダンパ11に当接
する始端位置から他方のダンパ12に当接する終端位置
まで矢示方向に移動させる。
この実施例においては、PWM信号の幅は8ビツトのデ
ータ(0〜256)で示すものとする。
したがって、デユーティ=100%はr256J 。
デユーティ=0%は「0」になる。
PWM (パルス幅変調)は、第4図に例示する(よう
に、1周期の時間(基本周期)は変えずに、1周期中の
HレベルとLレベルの時間比を変化させる変調方式であ
D、1周期中のアクティブレベル(図示の例ではHレベ
ル)の割合をデユーティという。
本例においてはデユーティはIIIIsecごとに決定
および設定する。このタイミングを段階(ステージ)と
呼ぶ。
この段階数は動作開始時点からの時刻を表わし、これを
段階りでの時刻1(とする。
段階iではフォトエンコーダ6からのパルス数を移動比
Jil−diとみなし、1段階前からの移動比11dt
−d t−1を現在速度υLとする。本来は、υt ”
(d L −d t−x )/ (t t  t i−
1)であるが、この例では tt−tL−x =1ms
ecで常に一定であるからである。
対象物5の停止時には、ディジタルコンピュータ2から
デユーティが「24」のPWM信号が駆動部3に出力さ
れ、第3図に示す移動範囲の端に固設されたダンパ11
又は12に対象物5が押し付けられている。
ここでは、先ず第3図におい左側のダンパ11に押し付
けておく。
そして、動作開始時にti=0.−di=0とした後、
ディジタルコンピュータ2から駆動部3への方向指示信
号の論理を逆転させ、最大加速を与えるため、デユーテ
ィr160JのPWM信号を出力する。
加速が始まったら、最大速度2.5m/secに達した
かどうかを常時判断し、達したらPWM信号のデユーテ
ィをrE281にして最大速度を保持して定速制御とす
る。
最大速度での定速状態では、動作中[現時点から等加速
度減速に移行すれば設定された目標時間Tで目標比@D
に達したときに速度が丁度0になる」という点を探す。
これは、前述のtL、dt+υtが D −d L =−υ4(TtL)   ・・・・・・
■を満たすことにより表わされる。これは第5図から導
き出せる。
減速に移行した点での時刻tLtttc、そのときの速
度υiをυcとすると、第5図における減速の直線りは となD、未移動距離は D    d  L =    Di   (’r−t
c)となる。
したがって、tt、υLy−diが0式または0式の関
係を満たせば、減速開始時点で想定した直線で対象物5
が動くことになD、減速時は0式または0式に近づくよ
うに速度指示を与えればよい。
ここでは計算の容易なtt e d Lを用いた0式を
用いるが、0式あるいはその変形式を用いて制御しても
よいことは当然である。
tjを与えたとき0式を満たす理想のd=をdoとする
と、 となる、このdOと実際の移動距離−diとの関係によ
D、 −di≧do  なら行きすぎているので負の速度指示
、例えば デユーティ=−50+υL / 4を与える
−di<doなら行きたりないので正の速度指示、例え
ば デユーティ=24+υt / 4を与える。
速度指示の一般式を、Vi=Ct+Cz・υLとすると
、CI + C2は定数であD、正の速度指示の時はC
1> O*負の速度指示の時はC1〉Oとする。
この速度指示、すなわちデユーティの第2項はモータの
逆起電力補償項であD、逆起電力が速度に比例するため
υtの比例項としている。
対象物5が目標比i!Dに十分近づいた停止直前では、
   y o =Cs  (D−d t )   ・・
・■として、υL≧υ0なら行きすぎなので負の速度指
示Vtとして1例えば デユーティ=−36 を、tpL<yoなら行きたりないので正の速度指示V
Lとして、例えば デユーティ;24 を与える。C3は定数で1例えば1/8とする。
この制御状態でdi=Dとなったら、デユーティ=24
にして対象物5をダンパ12に押し付けて停止させる。
その後は押し付けたまま停止状態を保つ。
ところで一般に、速度指示を与えてからそれが制御対象
物の挙動に反映されるまでには、電気系及び機械系の遅
れが重なりあって遅延を生ずる。
そこで、この遅延がn段階分であるとすると。
段階tでの速度指示Vtを求める際、移動距離としてn
段階未来の推測値−di+nを用い、その推測値−di
+nを−d  L  sd  t−t  #a  t−
z  m”””ad  L−+s(n、mは整数)のい
ずれか2つ以上の関数として求めるのが望ましい。
例えば、この推測値di+nを。
d  inn  =C41d  i +C5・d  L
−m(C4+ Csは定数)により求める また、同様に段階iでの速度指示vLを求める際、速度
としてに段階未来の推測値せi十kを用い、その推測値
υinkをυi、υt−1+シi−2.・・・・・・υ
t−g (k* 41は整数)のいずれか2つ以上の関
数として求めるのが望ましい。
例えば、k段階未来の推測値υ4+l(を。
廿4+1(=C6・υt+c7・−di−處(Cs 、
C7は定数)により求める。
この実施例においては2段階分の時間遅れが系に生じる
ため、この遅れを補償するように2段階後(未来)の距
離の推測値dt+2及び速度の推測値?7t÷2を d L+2 ==2d L −d L−2・・・・・・
■νL+1=2υも一υi−2・・・・・・■を用いて
計算する。
これまでの記述で、すべて−di、u4を用いたのは簡
単のためであD、実際には■、■式で計算されるdt÷
2.νi◆2が適用される。
例えば、定速から減速に移行するタイミングとして、前
述した0式を満たすことが条件であるが、この実施例で
はtLおよび■、■式によるd=÷2.υt+2が次の
■′式を満たしたときに減速指示に移行する。
D−dH+z=  ut+z(T   tL)   −
(D’そして、この効果はおよそ2段階後に現われ、2
段階後から対象物5は減速動作となる。同様にして動作
中を通じて■、■式が適用される。
前述した0式の意味は、系の負荷等のバラツキや変動に
応じた減速開始タイミングを計算して、理想の減速カー
ブ(プロファイル)を見つけるということである。
すなわち、第1図にこの実施例による制御結果を3つの
曲線a、b、cで示すが、各曲線によって囲まれた台形
の面積はいずれも目標距離りであD、一定である。
この制御による減速移行点までの移動距離diとその後
の移動距111Ddtは、第5図にそれぞれ斜線を施し
て示す部分の面積で表わされる。
この前提で、定速時のある点(tsu)において減速指
示に入るかどうかの判断は、第6図に示すようにその点
から(t e u ) =(T w O)の点までの直
線りを引いたときの台形の面積がDに等しくなる点を探
せばよいことになD、この点が一意的に求まることがわ
かる。
例えば第7図において、(to廿)= (T、O)の点
までの直線が種々考えられるものの、台形の面積がDで
ある直線は1本しかないということになる。
上記の説明において「定速時のある点」という条件を考
えたが、原理上定速である必要はなく、第8図に示すよ
うに加速制御のみで移動してきたD、あるいは第9図に
示すように速度が変化する動きをしてきたとしても、面
積がDとなる直線は一意的に求まることになる。
減速に移行する時点が決まった後は、この直線をなぞっ
て動くように減速制御すれば、総移動時間Tの時点にお
いて目標距離りだけ移動した位置で対象物を止めること
ができる。
なお、この実施例においては主として、加速→定速→減
速 という台形速度制御について述べたが、加速→減速
 という三角速度制御についても同様の考えが適用でき
る。
また、PWM制御に限らず、速度を直接駆動部3に指示
するディジタルサーボ制御にもこの発明を適用できる。
ここで、この実施例による作用効果について、第10図
乃至第12図を参照してさらに説明する。
第10図(イ)は従来の制御方法によD、理想プロファ
イルの速度パターンに添って制御する場合の速度パター
ンを実線で、実際の動きを一点鎖線で示した図であD、
同図(ロ)は動作時の電圧波形である。
第11図は負荷の増大やモータ出力トルクの減少等によ
D、実線で示す速度パターンに対し、−点鎖線で示す実
際の動きが追従しない場合であD、この第11図から分
るように、定められた時間:Tで定められた距離(図の
面積)を移動することはできない。
そのため、第10図に示したような制御の場合には、モ
ータの加速能力は負荷のバラツキに対して充分な大きな
ものが必要となD、パワーの大きなモータを使うことに
なるため、消費電力を大きくする等の対策が必要である
また、加速能力を大きくするため、速度パターンに従っ
て制御する際には、同図(ロ)に示すように加速時に負
側の電力を与える必要があり効率が悪い。
第12図(イ)は、この発明を実施した場合の速度波形
図であD、同図(ロ)はその動作時の電圧波形である。
この第12図かられかるように、加速時に速度パターン
に添って制御しないので、不必要な負側の電力を消費し
ない。
また、減速カーブは加速と等速の移動量と移動時間に応
じて最終的に移動距離と移動時間が一定になるように設
定するので、モータ出力トルクのバラツキや負荷のバラ
ツキを大きく許容でき、低消費電力で効率の良い制御系
を実現することが出来る。
次に、この発明による、可動物体の移動制御方法を、バ
ーコードプリンタのスキャナ睡動制御に適用した実禽例
についた説明する。
なお、PWMをDCモータのドライブに用いるのは、ド
ライバ(第2図における駆動部3)のパワートランジス
タがON又はOFFのみで動作するので電力消費が少な
いためと、デジタル制御(ソフトウェア制御)との相性
がいいためである。
例えば、第2図のデジタルコンピュータ2としてμPD
78312を使用し、そのPWM出力ボートを基本周期
42.7 psec (23,4klk) 。
デユーティ分解能8bit(0〜256)で使用する。
また、単一電源でCW/CCWの回転を可能にするため
、回転方向を示すポートDIRを設け、そのDIRとP
WMレジスタに書き込む値の組合せで、モータの正逆転
及びパワーをコントロールする。
そこで、この組合せを法衣の関係からdutyという値
で表わせば、DCモータの印加電圧vbは等(Ebはモ
ータ電源電圧) となD、モータの印加電圧をコントロールすることがで
きる。
この制御法では、スキャン時間中常に操作量が変化し続
ける連続的なものではなく、例えば1 m5ecに1回
操作量を決定したら、もう1 m5ec過ぎるまで操作
量は変化しない(ホールド)。
このl m5ecに1度の操作を1ステージ(段階)の
操作といい、 120mtsecでは120ステージの
操作が行われる。
スキャン開始前は、小デユーティのPWM信号を第2図
の駆動部3に出力して、スキャナを停止点のブロックに
押し付けておく。
スキャン中は1ステージ毎に現在位置diを求め、1ス
テージ前の値との差を現在速度u(とする、このdtと
tPLの値によって3つの制御モードを遷移する。
モード0:加速 モード1:等加速度減速 モード2:停止 このようにモードを分ける理由は、固定した理想速度カ
ーブ(プロファイル)に近付くように制御するのではな
く、加速時の状態に応じて、スキャン毎に理想カーブを
計算することによって、パラメータの変動に対するマー
ジンを大きくするためである。
例えば、第13図に実線で示す理想速度カーブに対して
、モータトルクあるいは電圧が太きかつたりして、加速
が大きかった場合は破線で示すようなカーブになD、逆
にモータトルクあるいは電圧が小さかったりして、加速
が小さかった場合は一点鎖線で示すようなカーブになる
しかし、いずれも目標の移動時間Tで、目標距離(スキ
ャン距離)Dだけ移動して停止するように制御すること
ができる。
スキャン開始直後はモードOで、一定デューテイ(デユ
ーティ=160)で加速し、最大速度2.5m/see
を超えたら、デユーティを小さく(デユーティ= 12
8)して、最大速度を保持する。
モード0で十分に加速され、この状態(位置。
速度2時間)から等加速度で減速していけば、目的の時
間に目的の位置で速度がOになるという状態になったら
モード1に移る。モードOからモード1に移る条件をを
式で表わすと、 D−dt=−廿t(T−tt) となる、ここでDはスキャン距離、Tはスキャン時間(
いずれも定数)であるから、上式左辺は、現在の残り距
離を、右辺は現在速度から等加速度で減速して、時刻T
で速度がOとなるようにした場合に移動するであろう距
離である。
モード1は等加速度減速である。モード1に移った時刻
をtc、その時の速度をυcとすると、目標速度uo、
目標位置doはそれぞれ’rtt −tc d o=D −−uo(T−t t) となる、実際の速度Dt、位置diがυo、t。
に近付くように次のデユーティを与える。
−di>doであれば −50+(1/4)utdtく
doであれば  24 +(1/4)υ七つまD、目標
よりも行き過ぎたら減速、目標に達していなければ加速
を行なう、なお、第2項の+(1/4)piは、DCモ
ータの逆起電圧(速度に比例する)を補償するためのも
のである。
モード1で十分に減速されながら目標位置に近付き、D
の近傍に入ったらモード2に移る。
モード2では反対側ブロックに激突することなく、なめ
らかに停止させるために、停止直前の速度は残り距離の
178に設定して、 υt=   (D  dt) となるようにデユーティを与える。
ut>  (D  di)であればduty=−36u
t<  (D−dt)であればd u t y==24
デユーティを変更してから、その影響が呪われるまでに
は、ある程度の遅れがある。この遅れを補償するために
制御に用いる速度9位置の値は、2ステージ後の値を予
測した値を用いる。ステージnでの速度1位置をそれぞ
れυn、dnとすると、2ステージ後の予測値un+2
.dn÷2は。
υn”Z=21Pn−シn−2 dn◆2=2dn−dn−2 となる、この2ステージ後の予測値を用いて制御を行う
例えば、現在第50ステージでモード1であれば、上記
予測式を用いて第52ステージの速度と位置を求め、第
52ステージでの目標速度、目標位置と比較してデユー
ティを決定するのである。
なお、上述した各式における定数及びデユーティは、評
価の各段階で変更されるが、最終的な値の例を示したも
のである。
第14図(イ)〜(ハ)は、この実施例において負荷や
モータの変動(ばらつき)を、電源電圧Ebの変動(2
4V、30V、36V)に等価的に置き換えたときの速
度プロファイルを示している。
なお、時間の単位として1 gtage= 1 m5e
cを、距離の単位として1apc=0.0127mm 
(速度の単位はapc/stage)を使用している。
これは三角駆動の例であるが、理想三角プロファイルに
無理に一致させることなく、電圧変動にもかかわらず、
目標スキャン距1(プロファイルで囲まれた面積が破線
で示す理想三角プロファイルの面積と一致している)を
目標スキャン時間で移動しているのがわかる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、理想速度プロ
ファイルに無理に一致させることなく、負荷やトルクの
変動に応じて、加速あるいは定速制御から減速制御へ移
行する時点を変え、減速カーブは加速と等速の移動量と
移動時間に応じて最終的に移動距離と移動時間が目標値
になる様に設定するので、モータ出力トルクのバラツキ
や負荷のバラツキを大きく許容でき、低消費電力で効率
の良い制御系を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図この発明の一実施例による異なる制御結果を3本
の曲線で示す線図。 第2図はこの発明による可動物体の移動制御方法を適用
したサーボ系の構成例を示すブロック図。 第3図はそのDCモータによる可動物体移動機構の一例
を示す模式図 第4図はPWM信号の例を示す波形図。 第5図は乃至第9図はこの実施例の作用を説明するだめ
の線図、 第10図乃至第12図はこの実施例の効果を説明するた
めの線図、 第13図はこの発明をバーコードプリンタのスキャナ叩
動制御に適用した実施例の作用を説明するための線図、 第14図(イ)〜(ハ)はこの実施例による異なる電源
電圧での制御結果を示す線図。 第15図は従来のソフトウェアサーボの問題点を説明す
るための線図である。 1・・・メモリ    2・・・ディジタルコンピュー
タ3・・・駆動回路   4・・・DCモータ5・・・
可動物体(対象物) 6・・・フォトエンコーダ(回転検出器)7・・・クロ
ック発生・方向判別回路 8.9・・・プーリ  10・・・ワイヤ11.12・
・・ダンパ 出願人 株式会社 リ  コ − 第1図 第2図 第7図 ν 時 間(1tag・〕 (八) 時 間〔僑ta6] 第10図 第12図 第11図 第13図 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可動物体をDCモータによつて移動させ、そのDC
    モータの回転をディジタルコンピュータを用いてフィー
    ドバック制御して、前記可動物体を予め設定した移動時
    間で設定した距離だけ移動させる可動物体の移動制御方
    法において、 前記設定した総移動距離をD、設定した理想移動時間を
    T、制御中のある段階での時刻をti、その時の前記可
    動物体の移動開始位置からの移動距離をdi、移動速度
    をυiとしたとき、 動作開始後加速制御し、必要に応じて加速後適時点で定
    速制御に移行し、 前記ti、di、及びυiが D−di=[(1/2)υi](T−ti)の条件式を
    満たす時点で減速制御に移行することを特徴とする可動
    物体の移動制御方法。 2 請求項1記載の可動物体の移動制御方法において、
    減速制御時には、前記条件式を満たした時のti、υi
    をそれぞれtc、υcとすると、各段階での理想位置d
    oを do=D−[υc(T−ti)^2]/[2(T−tc
    )]として、di≧doなら負の速度指示を、 di<doなら正の速度指示を与えることを特徴とする
    可動物体の移動制御方法。 3 請求項1又は2記載の可動物体の移動制御方法にお
    いて、減速制御時における速度指示をViとすると、V
    i=C_1+C_2・υi(C_1、C_2は定数)に
    よつて算出される値とし、正の速度指示のときにはC_
    1>0、負の速度指示のときにはC_1<0にすること
    を特徴とする可動物体の移動制御方法。 4 請求項1乃至3のいずれかに記載の可動物体の移動
    制御方法において、可動物体が設定した総移動距離Dに
    充分近付いた後は、 υi≧C_3(D−di)なら負の速度指示をvi<C
    _3(D−di)なら正の速度指示をそれぞれ与える(
    但しC_3は定数)ことを特徴とする可動物体の移動制
    御方法。 5 請求項1乃至4のいずれかに記載の可動物体の移動
    制御方法において、前記可動物体が総移動距離Dに到達
    した後は、一定値の速度指示によつてその可動物体を停
    止点に押し付けることにより停止状態を保持することを
    特徴とする可動物体の移動制御方法。 6 請求項2乃至5のいずれかに記載の可動物体の移動
    制御方法において、段階iでの速度指示Viを求める際
    、移動距離としてn段階未来の推測値di+nを用い、
    その推測値di+nを、di、di−1、di−2、・
    ・・・・・、di−m(n、mは整数)のいずれか2つ
    以上の関数として求めることを特徴とする可動物体の移
    動制御方法。 7 請求項6記載の可動物体の移動制御方法において、
    n段階未来の推測値di+nを、 di+n=C_4・di+C_5・di−m(C_4、
    C_5は定数)により求めることを特徴とする可動物体
    の移動制御方法。 8 請求項2乃至7のいずれかに記載の可動物体の移動
    制御方法において、段階iでの速度指示Viを求める際
    、速度としてk段階未来の推測値vi+kを用い、その
    推測値vi+kをvi、vi−1、vi−2、・・・・
    ・・、vi−l(k、lは整数)のいずれか2つ以上の
    関数として求めることを特徴とする可動物体の移動制御
    方法。 9 請求項8記載の可動物体の移動制御方法において、
    k段階未来の推測値vi+kを、 vi+k=C_6・vi+C_7・di−l(C_6、
    C_7は定数)により求めることを特徴とする可動物体
    の移動制御方法。
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