JPH0221936B2 - - Google Patents
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- JPH0221936B2 JPH0221936B2 JP57065464A JP6546482A JPH0221936B2 JP H0221936 B2 JPH0221936 B2 JP H0221936B2 JP 57065464 A JP57065464 A JP 57065464A JP 6546482 A JP6546482 A JP 6546482A JP H0221936 B2 JPH0221936 B2 JP H0221936B2
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- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- film
- pet
- adhesive layer
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Description
本発明は金属薄膜層を有するポリエチレンテレ
フタレート2軸延伸フイルムを被覆した被覆金属
板に関するものである。 表面に艷消し処理を施した金属板を成形加工し
て、艷消し表面を有する成形品を作ることが従来
から行なわれている。 しかしながら従来法では成形加工時に金属表面
にスリ傷が入りやすいし、艷消しが単調で意匠性
に富んだ成形品を作ることができないという欠点
があつた。 そこで成形品を塗装することにより、スリ傷の
補修、意匠性を付与することも行なわれている。
しかし成形品の塗装は金属感を出すことがむずか
しいし、熟練作業者を多数必要とするのでコスト
高を招くという欠点がある。 そこで経済的にも一番有利であると考えられる
方法がフイルムを金属板に貼るという方法であ
る。この方法は艷消し処理を施した高価な金属板
を使わずに、通常使用される安価なクロム処理鋼
板や亜鉛引き鋼板、アルミ板などの金属板を用い
て、これに金属薄膜層を有するポリエステルフイ
ルムを接着剤で貼る方法である。この方法におい
ては、従来接着剤として溶剤タイプやエマルジヨ
ンタイプの接着剤、ポリオレフイン系ホツトメル
ト接着剤などが使用されているが、まだ性能的に
満足すべきものが得られず、次のような欠点を有
する。 (1) 艷消しの程度が十分でなく、落着いた感じを
出せない。また意匠性にも乏しい。 (2) 折曲げ加工や絞り加工性が劣り、加工部分の
被覆層が剥離して、金属板から浮いてしまう。 (3) 打抜き加工をすると被覆層が伸びて、金属板
の打抜き部分から被覆層がはみ出して打抜きが
うまくいかない。 (4) 耐湿性が劣り、被覆金属板の端面から金属薄
膜層の消失が起る。 これらの従来品の欠点を改良すべく検討した結
果、特定のポリエステルフイルムに金属薄膜層を
設け、特定の高分子量熱可塑性樹脂を介して金属
板に熱接着するという組合せにより、はじめてこ
れらの欠点をすべて改良でき、意匠性の高い被覆
金属板を作ることができることを見出し本発明に
到達した。 すなわち、本発明の被覆金属板は厚み10〜
250μ、中心線平均粗さ(以下、Ra値と云う)が
0.05μ以上であり、かつ最大高さ(以下、Rmax
値と云う)が0.5μ以上の粗面を有するポリエチレ
ンテレフタレート2軸延伸フイルム(以下、
PET―BOフイルムと略す)の片面に金属蒸着を
設け、この金属薄膜層面と金属板とが下記Aが70
〜95重量%と、エチレン・酢酸ビニル共重合体が
5〜30重量%からなる厚み5〜50μの接着層を介
して熱接着されてなるものである。 A ジオール成分がエチレングリコール及びブタ
ンジオール、ジカルボン酸成分がテレフタル酸
及びイソフタル酸からなり、かつジカルボン酸
成分の50モル%以上がテレフタル酸である、融
点100〜230℃、分子量10000以上の高分子量熱
可塑性ポリエステル。 本発明で使用するPET―BOフイルムは、厚み
10〜250μ、好ましくは25〜150μであり、JIS
B601で測定された中心線平均粗さ(Ra値)が
0.05μ以上、好ましくは0.1μ以上であり、かつ最
大高さ(Rmax値)が0.5μ以上、好ましくは1μ以
上の粗面を有するものである。 かかる粗面を有するPET―BOフイルムは、(1)
PETに無機微粒子、ガラス繊維、ガラスビーズ
などの充填剤を分散配合して作られるもの、(2)フ
イルム表面をサンドマツト加工、ヘアウイン加工
や薬液処理により粗面化したもの、(3)マツト化剤
をコーテイングしたもの、などが使用される。特
に絞り加工性の点で(1)が好ましい。 また、フイルムの両面の粗面化度に差をつけた
もの、着色剤、紫外線吸収剤などの品質改良添加
剤を添加したPET―BOフイルムも使用できる。 金属薄膜層を形成している金属はアルミニウ
ム、銅、亜鉛、金、銀、白金、クロム、ニツケ
ル、スズ、コバルトなどの鏡面を形成することが
できる金属である。中でもアルミニウムが経済性
および意匠性の点で好ましい。金属薄膜層の厚み
は200〜2000Å、好ましくは400〜1000Åである。 金属薄膜層は蒸着法、イオンプレーテイング
法、スパツタ法などの公知の真空薄膜作成法で作
られる。中でも被覆金属板の耐湿性の改良程度の
大きい蒸着法が好ましい。 接着層樹脂Aの高分子量熱可塑性ポリエステル
とは、分子量10000以上、好ましくは15000以上の
高分子量物で、融点が100〜230℃、好ましくは
105〜220℃のものであり、ジオール成分がエチレ
ングリコール及びブタンジオール、ジカルボン酸
成分がテレフタル酸及びイソフタル酸からなり、
かつジカルボン酸成分の50モル%以上がテレフタ
ル酸からなるものである。 本発明においては、接着層樹脂の他の成分とし
て、エチレン・酢酸ビニル共重合体を5〜30重量
%、好ましくは10〜25重量%配合する。該配合量
が少なすぎると、耐湿性の改良効果が顕著でな
く、一方多すぎると、絞り加工性などの成形加工
性、耐熱性が低下する。 また、接着層には無機微粒子、接着促進剤、耐
熱剤などの添加物を添加することができる。接着
層樹脂Aの分子量が10000未満の場合は打抜き、
折曲げ、絞り加工などの成形加工性および耐湿性
がやや劣る。接着層樹脂の融点が所定の温度より
低い場合には、被覆金属板から作つた成形品の端
面の被覆層が次第に収縮してくる。また所定の温
度より高すぎる場合には耐湿性が充分でない。 本発明は接着層を介して熱接着することが必須
である。熱接着法によらない場合、すなわち接着
層樹脂を有機溶剤に溶解して塗布して貼合す方法
では耐湿性が劣る。 本発明における熱接着温度は、130〜240℃、好
ましくは140〜230℃である。 本発明に用いる金属板とは、アルミ、鉄、銅、
および各種合金など、通常公知の金属の板状のも
のである。金属板の表面は、予め防錆処理、硬度
化処理、接着促進処理、研磨などの各種表面処理
を施したものでも良い。使用する金属板の厚みは
0.1〜5mm、好ましくは0.2〜2mmである。 本発明の被覆金属板は次に述べる方法により作
ることができるが、これらの方法のみに限定され
るものではない。 (1) PET―BOフイルムの金属薄膜層面に接着層
樹脂を溶融押出ラミネートして複合フイルムを
作る。この複合フイルムと予め加熱された金属
板とをプレスロールで加圧熱接着し、必要に応
じて加熱オーブン中を通過させた後、水冷する
方法。 (2) 接着層樹脂を予め製膜してフイルムを作つて
おき、PET―BOフイルムの金属薄膜層面と金
属板との間にはさんで、プレスロールで加圧熱
接着する方法。 (3) PET―BOフイルムの金属薄膜層面と金属板
との間に接着層樹脂を直接溶融押出して一体化
し、必要に応じて加熱オーブン中を通過させた
後、冷却する方法。 (4) 金属板上に接着層樹脂を溶融押出して、一た
ん金属板//接着層の複合体を作つた後、
PET―BOフイルムの金属薄膜層面とを重ね、
プレスロールで加圧熱接着して一体化する方
法。 本発明においては、生産性の点で(1)の方法が好
ましい。 また、本発明の被覆金属板の表層のPET―BO
フイルムの表面に表面硬度化層、静電気防止層、
着色層、模様などの印刷層をコーテイングなどの
方法により設けることにより、耐スリ傷性、塵埃
附着防止、意匠性などを更に向上させることがで
きる。 本発明は金属薄膜層を有する特定のPET―BO
フイルムと金属板とを特殊な接着層を介して熱接
着してなる被覆金属板なので、次の優れた効果を
有する。 (1) PET―BOフイルムの粗面の程度を適宜選択
することにより、同じ金属を使つて金属薄膜層
を設けた場合でも、色調をいろいろ変えた被覆
金属板を作ることができ、艷消し効果を生かし
た意匠性の高い被覆金属板が得られる。 (2) 打抜き加工、折曲げ加工、絞り加工等の成形
加工性に優れ、これら加工による被覆層の剥
離、破れの発生がなく、加工変形度合の大きい
加工ができる。 (3) 耐湿性に優れており、湿気により金属薄膜層
が次第に消失するということがない。 本発明の被覆金属板は上記に述べた効果を有す
るので、装飾品の部材、什器類の部材、スチール
製品の外装部材、壁材や天井材などの建築材料な
どに使用できる。 以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。なお、本発明において諸物性は次の方法によ
り測定した。 (1) 融点 差動熱量計(DSC)を使用し、試料10mg、
窒素雰囲気中、昇温速度40℃/minで測定した
融解ピーク温度。DSC融点が不鮮明な場合は、
ペネトロメーターで測定した。この場合は試料
を80℃、15時間熱処理した後、直径0.5mmのピ
ン(荷重5g)が250μ貫入した温度を融点と
する。 (2) 表面粗さ JIS B601に従がい、金属薄膜化の前のPET
―BOフイルムについてRa値、Rmax値を測定
した。 (3) 打抜き加工性 被覆金属板から直径12cmの円盤を打抜き、打
抜き面を観察し、打抜き加工性を次の基準で評
価する。 〇:きれいな打抜き面を有する。 ×:フイルムが剥離したり、伸びて打抜き面に
はみ出しているもの。 (4) 折曲げ加工性 被覆金属板のPET―BOフイルム層面を外側
にして密着折曲げ加工を行なう。折曲げ部に刃
物で金属板表面に達する切れ目を入れて、金属
被覆層の密着度合を観察し、折曲げ加工による
密着性の低下を次の基準で評価する。 〇:密着性の低下のないもの。 △:密着性が若干低下しているもの。 ×:密着性が低下し、剥離するもの。 (5) 絞り加工性 打抜き加工性評価で打抜いた被覆金属板の円
盤をダイスとポンチで絞り、直径6.7cm、深さ
2.3cmのフランジ付きのカツプを作り、次の基
準で絞り加工性及び加工後の耐熱性を評価す
る。 ◎:フイルムの剥離などの欠点が見られず、加
工品を90℃のオーブン中に1時間放置し、取
出した後も欠点が見られないもの。 〇:フイルムの剥離などの欠点が見られない
が、加工品を90℃のオーブン中に1時間放置
し、取出した後にフイルム剥離が認められる
もの。 △:フランジ部や底のコーナー部のフイルムに
剥離が若干認められるもの。 ×:フランジ部や底のコーナー部のフイルムが
剥離してしまうもの。 (6) 耐湿性 15cm角の被覆金属板に一辺の長さ10cmのクロ
スカツトを入れ、沸水中1時間放置し、加速促
進テストを行なう。クロスカツト面の金属薄膜
層の消失巾を観察する。 ◎:消失がほとんど0mmのもの。 〇:消失巾が0.5mm未満のもの。 △:消失巾が0.5〜1.0mmのもの。 ×:消失巾が1.0mmを越えるもの。 (7) 光沢度 JIS Z8741に準じ、60度鏡面光沢度を測定し
た。光沢度が50以下のものは艷消し効果が大で
あり、光沢度が100以上のものは艷消し効果が
ない。 実施例 1及び比較例 1 (1) アルミ蒸着PET―BOフイルム 直径10μのガラス短繊維を20wt%分散配合さ
せたPETを2軸延伸して、厚さ50μの紙状表面
を有するPET―BOフイルム(フイルムNo.1)
を作つた。次いでアルミニウムを片面に700Å
蒸着した。比較のために従来の平滑な厚み8μ
のPET―BOフイルム(フイルムNo.2)にも同
様に蒸着した。 (2) 接着層樹脂の溶融押出ラミネート ジカルボン酸成分としてテレフタル酸/イソ
フタル酸(共重合モル比:56/44)、ジオール
成分としてブタンジオール/エチレングリコー
ル(共重合モル比:68/32)とからなる熱可塑
性ポリエステル〔融点114℃、分子量23000(蒸
気圧法)〕80wt%とエチレン・酢酸ビニル共重
合体(酢酸ビニル含量14wt%、メルトインデ
ツクス3.5g/10分)20wt%とを混合し、口金
幅360mmのTダイ口金を有する40ミリ押出ラミ
ネータに供給して押出温度170℃で押出し、ア
ルミ蒸着PET―BOフイルムのアルミ蒸着面に
積層した。この複合フイルムの接着層の厚みは
20μであつた。 (3) 被覆金属板の作製 厚さ0.6mmの亜鉛引き鋼板に上記(2)で作つた
各種複合フイルムの接着層面を重ね、実施例1
と同様にして被覆金属板を作つた。 (4) 性能評価 表1に示すように、本発明品(実施例1)は
和紙状の落着いた感じの白銀色の意匠性の高い
被覆金属板であり、かつ打抜き、折曲げ、絞り
等の成形加工性および耐湿性が良好であつた。 一方、従来の平滑なPET―BOフイルムを用
いたもの(比較例1)はうねりのある鏡面であ
り、艷消し効果がなく、意匠性に欠けていた。
また折曲げ加工性が劣り、絞り加工を行なうと
PET―BOフイルムの破れが起つた。また耐湿
性も劣つていた。 実施例 2及び3 (1) アルミ蒸着PET―BOフイルム Ra値0.1μ,Rmax値が1.2μの粗面を有する
PET―BOフイルム(厚み38μ)の片面及び両
面をサンドブラスト法により更に粗面化して、
フイルムNo.3(片面サンドブラスト)、No.4(両
面サンドブラスト)を作つた。サンドブラスト
面のRa値、Rmax値を表1に併記した。これ
らフイルムのサンドブラスト面にアルミニウム
を700Å蒸着した。 (2) 接着層樹脂の溶融押出ラミネートおよび被覆
金属板の作製は実施例1と同様に行なつた。 (3) 性能評価 表1に併記したように、本発明品はアルミニ
ウムを蒸着しているものであるが、従来のアル
ミ蒸着品には見られない深みのあるねずみ色、
白銀色の色調を示す艷消しされた被覆金属板で
あつた。また本品は打抜き、折曲げ、絞り加工
等の成形加工性が良好で、耐湿性にも優れてい
た。
フタレート2軸延伸フイルムを被覆した被覆金属
板に関するものである。 表面に艷消し処理を施した金属板を成形加工し
て、艷消し表面を有する成形品を作ることが従来
から行なわれている。 しかしながら従来法では成形加工時に金属表面
にスリ傷が入りやすいし、艷消しが単調で意匠性
に富んだ成形品を作ることができないという欠点
があつた。 そこで成形品を塗装することにより、スリ傷の
補修、意匠性を付与することも行なわれている。
しかし成形品の塗装は金属感を出すことがむずか
しいし、熟練作業者を多数必要とするのでコスト
高を招くという欠点がある。 そこで経済的にも一番有利であると考えられる
方法がフイルムを金属板に貼るという方法であ
る。この方法は艷消し処理を施した高価な金属板
を使わずに、通常使用される安価なクロム処理鋼
板や亜鉛引き鋼板、アルミ板などの金属板を用い
て、これに金属薄膜層を有するポリエステルフイ
ルムを接着剤で貼る方法である。この方法におい
ては、従来接着剤として溶剤タイプやエマルジヨ
ンタイプの接着剤、ポリオレフイン系ホツトメル
ト接着剤などが使用されているが、まだ性能的に
満足すべきものが得られず、次のような欠点を有
する。 (1) 艷消しの程度が十分でなく、落着いた感じを
出せない。また意匠性にも乏しい。 (2) 折曲げ加工や絞り加工性が劣り、加工部分の
被覆層が剥離して、金属板から浮いてしまう。 (3) 打抜き加工をすると被覆層が伸びて、金属板
の打抜き部分から被覆層がはみ出して打抜きが
うまくいかない。 (4) 耐湿性が劣り、被覆金属板の端面から金属薄
膜層の消失が起る。 これらの従来品の欠点を改良すべく検討した結
果、特定のポリエステルフイルムに金属薄膜層を
設け、特定の高分子量熱可塑性樹脂を介して金属
板に熱接着するという組合せにより、はじめてこ
れらの欠点をすべて改良でき、意匠性の高い被覆
金属板を作ることができることを見出し本発明に
到達した。 すなわち、本発明の被覆金属板は厚み10〜
250μ、中心線平均粗さ(以下、Ra値と云う)が
0.05μ以上であり、かつ最大高さ(以下、Rmax
値と云う)が0.5μ以上の粗面を有するポリエチレ
ンテレフタレート2軸延伸フイルム(以下、
PET―BOフイルムと略す)の片面に金属蒸着を
設け、この金属薄膜層面と金属板とが下記Aが70
〜95重量%と、エチレン・酢酸ビニル共重合体が
5〜30重量%からなる厚み5〜50μの接着層を介
して熱接着されてなるものである。 A ジオール成分がエチレングリコール及びブタ
ンジオール、ジカルボン酸成分がテレフタル酸
及びイソフタル酸からなり、かつジカルボン酸
成分の50モル%以上がテレフタル酸である、融
点100〜230℃、分子量10000以上の高分子量熱
可塑性ポリエステル。 本発明で使用するPET―BOフイルムは、厚み
10〜250μ、好ましくは25〜150μであり、JIS
B601で測定された中心線平均粗さ(Ra値)が
0.05μ以上、好ましくは0.1μ以上であり、かつ最
大高さ(Rmax値)が0.5μ以上、好ましくは1μ以
上の粗面を有するものである。 かかる粗面を有するPET―BOフイルムは、(1)
PETに無機微粒子、ガラス繊維、ガラスビーズ
などの充填剤を分散配合して作られるもの、(2)フ
イルム表面をサンドマツト加工、ヘアウイン加工
や薬液処理により粗面化したもの、(3)マツト化剤
をコーテイングしたもの、などが使用される。特
に絞り加工性の点で(1)が好ましい。 また、フイルムの両面の粗面化度に差をつけた
もの、着色剤、紫外線吸収剤などの品質改良添加
剤を添加したPET―BOフイルムも使用できる。 金属薄膜層を形成している金属はアルミニウ
ム、銅、亜鉛、金、銀、白金、クロム、ニツケ
ル、スズ、コバルトなどの鏡面を形成することが
できる金属である。中でもアルミニウムが経済性
および意匠性の点で好ましい。金属薄膜層の厚み
は200〜2000Å、好ましくは400〜1000Åである。 金属薄膜層は蒸着法、イオンプレーテイング
法、スパツタ法などの公知の真空薄膜作成法で作
られる。中でも被覆金属板の耐湿性の改良程度の
大きい蒸着法が好ましい。 接着層樹脂Aの高分子量熱可塑性ポリエステル
とは、分子量10000以上、好ましくは15000以上の
高分子量物で、融点が100〜230℃、好ましくは
105〜220℃のものであり、ジオール成分がエチレ
ングリコール及びブタンジオール、ジカルボン酸
成分がテレフタル酸及びイソフタル酸からなり、
かつジカルボン酸成分の50モル%以上がテレフタ
ル酸からなるものである。 本発明においては、接着層樹脂の他の成分とし
て、エチレン・酢酸ビニル共重合体を5〜30重量
%、好ましくは10〜25重量%配合する。該配合量
が少なすぎると、耐湿性の改良効果が顕著でな
く、一方多すぎると、絞り加工性などの成形加工
性、耐熱性が低下する。 また、接着層には無機微粒子、接着促進剤、耐
熱剤などの添加物を添加することができる。接着
層樹脂Aの分子量が10000未満の場合は打抜き、
折曲げ、絞り加工などの成形加工性および耐湿性
がやや劣る。接着層樹脂の融点が所定の温度より
低い場合には、被覆金属板から作つた成形品の端
面の被覆層が次第に収縮してくる。また所定の温
度より高すぎる場合には耐湿性が充分でない。 本発明は接着層を介して熱接着することが必須
である。熱接着法によらない場合、すなわち接着
層樹脂を有機溶剤に溶解して塗布して貼合す方法
では耐湿性が劣る。 本発明における熱接着温度は、130〜240℃、好
ましくは140〜230℃である。 本発明に用いる金属板とは、アルミ、鉄、銅、
および各種合金など、通常公知の金属の板状のも
のである。金属板の表面は、予め防錆処理、硬度
化処理、接着促進処理、研磨などの各種表面処理
を施したものでも良い。使用する金属板の厚みは
0.1〜5mm、好ましくは0.2〜2mmである。 本発明の被覆金属板は次に述べる方法により作
ることができるが、これらの方法のみに限定され
るものではない。 (1) PET―BOフイルムの金属薄膜層面に接着層
樹脂を溶融押出ラミネートして複合フイルムを
作る。この複合フイルムと予め加熱された金属
板とをプレスロールで加圧熱接着し、必要に応
じて加熱オーブン中を通過させた後、水冷する
方法。 (2) 接着層樹脂を予め製膜してフイルムを作つて
おき、PET―BOフイルムの金属薄膜層面と金
属板との間にはさんで、プレスロールで加圧熱
接着する方法。 (3) PET―BOフイルムの金属薄膜層面と金属板
との間に接着層樹脂を直接溶融押出して一体化
し、必要に応じて加熱オーブン中を通過させた
後、冷却する方法。 (4) 金属板上に接着層樹脂を溶融押出して、一た
ん金属板//接着層の複合体を作つた後、
PET―BOフイルムの金属薄膜層面とを重ね、
プレスロールで加圧熱接着して一体化する方
法。 本発明においては、生産性の点で(1)の方法が好
ましい。 また、本発明の被覆金属板の表層のPET―BO
フイルムの表面に表面硬度化層、静電気防止層、
着色層、模様などの印刷層をコーテイングなどの
方法により設けることにより、耐スリ傷性、塵埃
附着防止、意匠性などを更に向上させることがで
きる。 本発明は金属薄膜層を有する特定のPET―BO
フイルムと金属板とを特殊な接着層を介して熱接
着してなる被覆金属板なので、次の優れた効果を
有する。 (1) PET―BOフイルムの粗面の程度を適宜選択
することにより、同じ金属を使つて金属薄膜層
を設けた場合でも、色調をいろいろ変えた被覆
金属板を作ることができ、艷消し効果を生かし
た意匠性の高い被覆金属板が得られる。 (2) 打抜き加工、折曲げ加工、絞り加工等の成形
加工性に優れ、これら加工による被覆層の剥
離、破れの発生がなく、加工変形度合の大きい
加工ができる。 (3) 耐湿性に優れており、湿気により金属薄膜層
が次第に消失するということがない。 本発明の被覆金属板は上記に述べた効果を有す
るので、装飾品の部材、什器類の部材、スチール
製品の外装部材、壁材や天井材などの建築材料な
どに使用できる。 以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。なお、本発明において諸物性は次の方法によ
り測定した。 (1) 融点 差動熱量計(DSC)を使用し、試料10mg、
窒素雰囲気中、昇温速度40℃/minで測定した
融解ピーク温度。DSC融点が不鮮明な場合は、
ペネトロメーターで測定した。この場合は試料
を80℃、15時間熱処理した後、直径0.5mmのピ
ン(荷重5g)が250μ貫入した温度を融点と
する。 (2) 表面粗さ JIS B601に従がい、金属薄膜化の前のPET
―BOフイルムについてRa値、Rmax値を測定
した。 (3) 打抜き加工性 被覆金属板から直径12cmの円盤を打抜き、打
抜き面を観察し、打抜き加工性を次の基準で評
価する。 〇:きれいな打抜き面を有する。 ×:フイルムが剥離したり、伸びて打抜き面に
はみ出しているもの。 (4) 折曲げ加工性 被覆金属板のPET―BOフイルム層面を外側
にして密着折曲げ加工を行なう。折曲げ部に刃
物で金属板表面に達する切れ目を入れて、金属
被覆層の密着度合を観察し、折曲げ加工による
密着性の低下を次の基準で評価する。 〇:密着性の低下のないもの。 △:密着性が若干低下しているもの。 ×:密着性が低下し、剥離するもの。 (5) 絞り加工性 打抜き加工性評価で打抜いた被覆金属板の円
盤をダイスとポンチで絞り、直径6.7cm、深さ
2.3cmのフランジ付きのカツプを作り、次の基
準で絞り加工性及び加工後の耐熱性を評価す
る。 ◎:フイルムの剥離などの欠点が見られず、加
工品を90℃のオーブン中に1時間放置し、取
出した後も欠点が見られないもの。 〇:フイルムの剥離などの欠点が見られない
が、加工品を90℃のオーブン中に1時間放置
し、取出した後にフイルム剥離が認められる
もの。 △:フランジ部や底のコーナー部のフイルムに
剥離が若干認められるもの。 ×:フランジ部や底のコーナー部のフイルムが
剥離してしまうもの。 (6) 耐湿性 15cm角の被覆金属板に一辺の長さ10cmのクロ
スカツトを入れ、沸水中1時間放置し、加速促
進テストを行なう。クロスカツト面の金属薄膜
層の消失巾を観察する。 ◎:消失がほとんど0mmのもの。 〇:消失巾が0.5mm未満のもの。 △:消失巾が0.5〜1.0mmのもの。 ×:消失巾が1.0mmを越えるもの。 (7) 光沢度 JIS Z8741に準じ、60度鏡面光沢度を測定し
た。光沢度が50以下のものは艷消し効果が大で
あり、光沢度が100以上のものは艷消し効果が
ない。 実施例 1及び比較例 1 (1) アルミ蒸着PET―BOフイルム 直径10μのガラス短繊維を20wt%分散配合さ
せたPETを2軸延伸して、厚さ50μの紙状表面
を有するPET―BOフイルム(フイルムNo.1)
を作つた。次いでアルミニウムを片面に700Å
蒸着した。比較のために従来の平滑な厚み8μ
のPET―BOフイルム(フイルムNo.2)にも同
様に蒸着した。 (2) 接着層樹脂の溶融押出ラミネート ジカルボン酸成分としてテレフタル酸/イソ
フタル酸(共重合モル比:56/44)、ジオール
成分としてブタンジオール/エチレングリコー
ル(共重合モル比:68/32)とからなる熱可塑
性ポリエステル〔融点114℃、分子量23000(蒸
気圧法)〕80wt%とエチレン・酢酸ビニル共重
合体(酢酸ビニル含量14wt%、メルトインデ
ツクス3.5g/10分)20wt%とを混合し、口金
幅360mmのTダイ口金を有する40ミリ押出ラミ
ネータに供給して押出温度170℃で押出し、ア
ルミ蒸着PET―BOフイルムのアルミ蒸着面に
積層した。この複合フイルムの接着層の厚みは
20μであつた。 (3) 被覆金属板の作製 厚さ0.6mmの亜鉛引き鋼板に上記(2)で作つた
各種複合フイルムの接着層面を重ね、実施例1
と同様にして被覆金属板を作つた。 (4) 性能評価 表1に示すように、本発明品(実施例1)は
和紙状の落着いた感じの白銀色の意匠性の高い
被覆金属板であり、かつ打抜き、折曲げ、絞り
等の成形加工性および耐湿性が良好であつた。 一方、従来の平滑なPET―BOフイルムを用
いたもの(比較例1)はうねりのある鏡面であ
り、艷消し効果がなく、意匠性に欠けていた。
また折曲げ加工性が劣り、絞り加工を行なうと
PET―BOフイルムの破れが起つた。また耐湿
性も劣つていた。 実施例 2及び3 (1) アルミ蒸着PET―BOフイルム Ra値0.1μ,Rmax値が1.2μの粗面を有する
PET―BOフイルム(厚み38μ)の片面及び両
面をサンドブラスト法により更に粗面化して、
フイルムNo.3(片面サンドブラスト)、No.4(両
面サンドブラスト)を作つた。サンドブラスト
面のRa値、Rmax値を表1に併記した。これ
らフイルムのサンドブラスト面にアルミニウム
を700Å蒸着した。 (2) 接着層樹脂の溶融押出ラミネートおよび被覆
金属板の作製は実施例1と同様に行なつた。 (3) 性能評価 表1に併記したように、本発明品はアルミニ
ウムを蒸着しているものであるが、従来のアル
ミ蒸着品には見られない深みのあるねずみ色、
白銀色の色調を示す艷消しされた被覆金属板で
あつた。また本品は打抜き、折曲げ、絞り加工
等の成形加工性が良好で、耐湿性にも優れてい
た。
【表】
比較例 2
接着層樹脂として次の低分子量の熱可塑性ポリ
エステルを用意した。ジカルボン酸成分としてテ
レフタル酸(共重合モル比:50/50)、ジオール
成分としてエチレングリコール/ネオペンチルグ
リコール(共重合モル比:55/45)とからなるポ
リエステル〔融点115℃、分子量3000(蒸気圧
法)〕。 このポリエステルを酢酸エチルに溶解し、[平
均粒径4μの二酸化ケイ素の微粒子を0.7重量%添
加した25μの粗面化されたPET―BOフイルム
(Ra値0.30、Rmax値3.5)の片面に厚さ500Åに
アルミニウムを蒸着したもの]の蒸着層面にコー
テイングした。60℃で溶媒を飛ばし生乾きの状態
の複合フイルムを作つた。 厚さ0.3mmのクロム処理鋼板に上記接着剤をコ
ーテイングして生乾きの状態とし、上記複合フイ
ルムのコーチング面と重ね合せ、プレスロール
(線圧5Kg/cm)で貼合せて被覆金属板を作つた。 このものの接着層厚みは4μであつた。この被
覆金属板を評価した結果(表1に併記)、鋼板表
面の影響を受け、うねりのある意匠性に乏しい被
覆金属板であつた。また打抜き加工をすると、端
面の被覆層が剥離するし、折曲げ加工、絞り加工
においても被覆層の剥離が起つた。また耐湿性も
劣つていた。かくの如く低分子量ポリエステルを
溶剤法で接着すると意匠性、成形加工性のある被
覆金属板が得られないことがわかつた。 比較例 3〜5 接着層樹脂の組成を下記のとおり変更する以外
は、実施例1と同様にして被覆金属板を作成し、
評価した。結果を表1に示した。 (接着層樹脂の組成) 比較例3:ジカルボン酸成分としてテレフタル
酸/イソフタル酸(共重合モル比:56/44)、ジ
オール成分としてブタンジオール/エチレングリ
コール(共重合モル比:68/32)とからなる熱可
塑性ポリエステル[融点114℃、分子量23000(蒸
気圧法)] 比較例4:熱可塑性ポリエステルエーテル
PBT/I―PTMG[テレフタル酸/イソフタル
酸(共重合モル比:70/30)、ポリテトラメチレ
ングリコールの共重合量50wt%、融点155℃、分
子量約25000(GPC法)] 比較例5:エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢
酸ビニル含量14wt%、メルト・インデツクス3.5
g/10分)
エステルを用意した。ジカルボン酸成分としてテ
レフタル酸(共重合モル比:50/50)、ジオール
成分としてエチレングリコール/ネオペンチルグ
リコール(共重合モル比:55/45)とからなるポ
リエステル〔融点115℃、分子量3000(蒸気圧
法)〕。 このポリエステルを酢酸エチルに溶解し、[平
均粒径4μの二酸化ケイ素の微粒子を0.7重量%添
加した25μの粗面化されたPET―BOフイルム
(Ra値0.30、Rmax値3.5)の片面に厚さ500Åに
アルミニウムを蒸着したもの]の蒸着層面にコー
テイングした。60℃で溶媒を飛ばし生乾きの状態
の複合フイルムを作つた。 厚さ0.3mmのクロム処理鋼板に上記接着剤をコ
ーテイングして生乾きの状態とし、上記複合フイ
ルムのコーチング面と重ね合せ、プレスロール
(線圧5Kg/cm)で貼合せて被覆金属板を作つた。 このものの接着層厚みは4μであつた。この被
覆金属板を評価した結果(表1に併記)、鋼板表
面の影響を受け、うねりのある意匠性に乏しい被
覆金属板であつた。また打抜き加工をすると、端
面の被覆層が剥離するし、折曲げ加工、絞り加工
においても被覆層の剥離が起つた。また耐湿性も
劣つていた。かくの如く低分子量ポリエステルを
溶剤法で接着すると意匠性、成形加工性のある被
覆金属板が得られないことがわかつた。 比較例 3〜5 接着層樹脂の組成を下記のとおり変更する以外
は、実施例1と同様にして被覆金属板を作成し、
評価した。結果を表1に示した。 (接着層樹脂の組成) 比較例3:ジカルボン酸成分としてテレフタル
酸/イソフタル酸(共重合モル比:56/44)、ジ
オール成分としてブタンジオール/エチレングリ
コール(共重合モル比:68/32)とからなる熱可
塑性ポリエステル[融点114℃、分子量23000(蒸
気圧法)] 比較例4:熱可塑性ポリエステルエーテル
PBT/I―PTMG[テレフタル酸/イソフタル
酸(共重合モル比:70/30)、ポリテトラメチレ
ングリコールの共重合量50wt%、融点155℃、分
子量約25000(GPC法)] 比較例5:エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢
酸ビニル含量14wt%、メルト・インデツクス3.5
g/10分)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 厚み10〜250μ、中心線平均粗さが0.05μ以上
であり、かつ最大高さが0.5μ以上の粗面を有する
ポリエチレンテレフタレート2軸延伸フイルムの
片面に金属蒸着層を設け、該金属蒸着層面と金属
板とが、下記Aが70〜95重量%と、エチレン・酢
酸ビニル共重合体が5〜30重量%からなる厚み5
〜50μの接着層を介して熱接着されてなる被覆金
属板。 A ジオール成分がエチレングリコール及びブタ
ンジオール、ジカルボン酸成分がテレフタル酸
及びイソフタル酸からなり、かつジカルボン酸
成分の50モル%以上がテレフタル酸である、融
点100〜230℃、分子量10000以上の高分子量熱
可塑性ポリエステル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6546482A JPS58183249A (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | 被覆金属板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6546482A JPS58183249A (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | 被覆金属板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58183249A JPS58183249A (ja) | 1983-10-26 |
| JPH0221936B2 true JPH0221936B2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=13287863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6546482A Granted JPS58183249A (ja) | 1982-04-21 | 1982-04-21 | 被覆金属板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58183249A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2234704B (en) * | 1989-07-28 | 1993-04-14 | Toyo Kohan Co Ltd | Method for producing steel sheet laminated with a polyester resin film |
| JP2003094562A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Sky Alum Co Ltd | 密着性および耐熱性に優れたポリエステル樹脂フィルム被覆アルミニウム板 |
| JP2003094555A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Sky Alum Co Ltd | 密着性および加工性に優れた樹脂フィルム被覆アルミニウム板およびその製造方法 |
| CN104325742A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-02-04 | 罗瑞尔工业薄膜(昆山)有限公司 | 仿金属拉丝装饰膜 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5032109B2 (ja) * | 1972-07-19 | 1975-10-17 |
-
1982
- 1982-04-21 JP JP6546482A patent/JPS58183249A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58183249A (ja) | 1983-10-26 |
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