JPH02219576A - 魚類成長ホルモン遺伝子 - Google Patents

魚類成長ホルモン遺伝子

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JPH02219576A
JPH02219576A JP31060688A JP31060688A JPH02219576A JP H02219576 A JPH02219576 A JP H02219576A JP 31060688 A JP31060688 A JP 31060688A JP 31060688 A JP31060688 A JP 31060688A JP H02219576 A JPH02219576 A JP H02219576A
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JP
Japan
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gene
growth hormone
red sea
cdna
dna
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Application number
JP31060688A
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English (en)
Inventor
Yutaka Momota
裕 百田
Rei Kosugi
玲 小杉
Yoshihiro Nakao
中尾 嘉弘
Hiroshi Hiramatsu
平松 博志
Hideo Okai
大貝 秀雄
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Earth Corp
Original Assignee
Earth Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 良東上2公1 本発明は、新しい魚類成長ホルモン遺伝子、より詳細に
はマダイ(pagrus major )の成長ホルモ
ン((3rowth t(ormone : (3日)
ポリペプチドをコードするDNA配列、これを含むベク
ター、該ベクターを保有する宿主細胞に関する。
旭−米一五一旦−■ 成長ホルモン(Gl(>とは、ヒト及びその他の各種動
物の脳下垂体から分泌され、これら動物の成長促進作用
を発揮するポリペプチドであり、特にヒトではその分泌
異常によって、小人症、先端巨大症等の疾患を生じるこ
とがよく知られている〔鎖目和夫、三浦・鎖目編「ポリ
ペプチドホルモン」、朝倉書店、第177〜191頁(
1973年)〕。
従来よりヒト脳下垂体から抽出されたG)Jは、GHの
欠損乃至分泌機能障害によって起こる小人症の治療の目
的で臨床的に用いられているが、その供給量は極めて微
量で、充分な治療を行なうには不充分である〔鎖目、日
本内分泌学会誌、60゜1492−1502 (198
4))。
一方、家畜、魚類等の成長促進、増肉等の面でも、2等
動物のGHの有用性はおおいに期待されるが、上記と同
様の理由により、かかる用途面でのG)lの研究、開発
は殆んど進行していない。
また、GHは種族特異性が高(、異種動物由来のGHの
転用は困難であるとされており〔上記文献(1973)
)、この面からもGHの研究は進んでいない。
上記GHの化学構造についての最初の報告はリーら(C
,H,Li et al、)によってなされ(J、 A
mer、Chem、soc、、88.2050(196
6))、その後、遺伝子の単離及び構造解析技術より、
各種動物のGel、例えばヒトGe1(J、 M、 M
artial et al、、5cience、 20
5゜602 (1979)LラットGH(P、H。
5eeburg et at、、 Nature 、 
270.486(1977))、ウシG)f及びブタG
)l (P、 )l。
Seebrug et al、、DNA、 2.37 
(1983) )、ヒツジGH(特開昭60−1155
7@公!/Ii)、ニワトリGel及びシチメンチョウ
GH(特N昭59−501852号公報)、シロザケG
H(3ekine et al、、 Pr0C,Nat
j、ACad、3Ci、。
USA、82,4306 (1985) 、ウナギG)
−J(特開昭62−22BOO@公報〕等の構造が明ら
かにされた。また之等に伴って、各種G)l遺伝子も明
らかになり、単離された2等遺伝子を用いて、遺伝子組
換え技術によるGHの製造も種々検討されつつあり、か
(して得られた粗換え体GHの実用性の検討も報告され
てきている(K。
Takano et al、、 Endocrinal
、Japan、 5゜589 (1986)等参照)。
上記各種GHが食料資源としての養殖魚、殊に主要海産
養殖魚であるマダイ、ブリ、ヒラメ等に応用できれば、
その実用価値は非常に高いが、Gelの種属特異性を考
慮すれば、上記各種哺乳動物G)lについての研究成果
は全く役立たない。シロザケ、ウナギ等の魚類について
の報告もまた、之等とマダイ等とは分類学上大きな隔た
りがあり、その応用可能性は非常に低い。従って、現在
上記主要海産養殖魚類、中でも特に成長の遅いマダイの
G)−1の構造解析及びその量産化技術の確立が、斯界
で切望されている。
明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上記斯界で切望されているマダイのG
Hを、遺伝子組換え技術を利用して、容易に高純度で且
つ大量に製造可能とする新しい技術を確立し、殊に該技
術に有用なマダイG)−1遺伝子を提供することにある
4題つを解決するための手段 本発明者らは、上記目的より鋭意研究を重ねた結果、遺
伝子組換え技術によるマダイGHの製造に有用なマダイ
G)Iのアミノ酸配列をコードする遺伝子(DNA配列
)の単離、精製にはじめて成功し、ここに本発明を完成
するに至った。
即ち、本発明は、下記式(1)の魚類成長ホルモンポリ
ペプチドを含むアミノ酸配列をコードする魚類成長ホル
モン遺伝子に係わる。
Gln−Pro−I 1e−丁hr−ASI)−GIV
−Glrl−ArO−LeU−1’ge−Ser−I 
1e−Ala−Val−3er−Arg−Val−Gl
n−旧5−teu−旧5−Leu−Leu−Ala−G
ln−ArQ−Leu−Phe−3er−Asp−Ph
e−Glu−3er−3er−Leu−Gln−Thr
−Glu−Glu−a?n−Leu−Lys−Leu−
Asn−Lys−I 1e−Phe−Pro−Asp−
Bge−Cys−Asn−3er−Asp−Tyr−I
 Ie−11e−3er−Pro−¥?e−Asp−L
ys−)fis−Glu−Thr−Gln−Arg−3
er−3er−Val−Leu−Lys−Leu−Le
u−3er−I 1e−3er−■yr−Arg−te
u−Val−Glu−3er−■rp−Glu−Phe
−Pro−3er−Arg−3er−1(i)O Leu−3er−Gly−Gly−3er−Ala−P
ro−Arg−Asn−G n−GIy−11e−Hi
s−LeU−LeU−11e−Arp−Ala−ASn
−aイg−Glu−Ala−ASn−CyS−丁hr−
Leu             (1)本明細書にお
いて、ペプチド及びアミノ酸、核si基及びDNA配列
ならびにその他の略号による表示は、IUPAC−IL
JBの規定乃至当該分野における慣用記号に従うもので
ある。
また、本明細書に記載のポリペプチドにおけるアミノM
番号は、上記式(1)に示すマダイGHアミノ酸配列の
アミノ末端(N末端)のGinを1とし、以下順次カル
ボキシ末1m(C末端)方向に数えて表示するものであ
る。
本発明遺伝子は、これを利用して遺伝子組換え技術によ
り、マダイGHを容易且つ大量に製造可能とするもので
あり、これにより得られるマダイGHは、魚類養殖産業
分野において非常に価値あるものである。
現在、各種動物由来のGHのアミノ酸配列は知られてい
るが、マダイG)(のそれはいまだ報告がなく、また本
発明により解明されたマダイGHのアミノ酸配列は公知
のいかなるGHのそれらとも異なっている。因みに本発
明マダイGHのアミノ酸配列はヒトG)(とは僅かに3
3%しか相同せず、シロザケGHとは約68%、ウナギ
GHとは約45%の相同性の認められるものである。
以下、本発明遺伝子につき詳述する。
本発明遺伝子は、より詳しくは前記式(1)で表わされ
る魚類成長ホルモンポリペプチドのアミノ酸配列をコー
ドするDNA配列を包含している。
上記DNA配列の具体例は、下記式(4)に示す通りで
ある。
5°−CAG  CCG  ATG  ACA  GA
丁 GGCCAG  CGT  CTG  T丁C丁C
CATG  GC丁 GTCAGCAGA  G丁T 
 CAA  CACC丁CCACCTCCTCGC丁 
CAG  AGA  CTCTTC丁CT  GACG
AG GCCAACTGCACCCTG −3°   
 (4)しかして、本発明遺伝子は、魚類成長ホルモン
(マダイGH)のアミノ酸配列をコードするものであり
且つこれを利用して遺伝子工学的手法により得られる物
質がマダイGHの活性を発揮できるものである限り、上
記式(4)に示されるDNA配列に限定されるものでは
ない。例えば上記式(1)のアミノ酸配列を構成する各
アミノ酸について、それぞれ知られている1〜6種類の
DNAコドンの中から任意のコドンを選択して構成され
る改変されたDNA配列もまた之等がマダイGel活性
発現を可能とする限り本発明遺伝子に包含される。また
上記式(4)に示されるDNA配列を基本として、その
5′末端にMetのコドンであるATGを付加したDN
A配列や之等のDNA配列の3′末端に終止コドンとし
てのTAA、TAG、TGA等を付加したDNA配列も
本発明遺伝子に包含される。
更に、マダイGHのアミノ酸配列も、これがマダイGH
の活性を発揮するものである限り、前記式(1)で表わ
されるものに限定されるものではなく、遺伝子組換え技
術によりマダイGH発現ベクターを創製し、該ベクター
を組込んで得られる宿主細胞が実際に上記マダイGHを
発現できる限り、その任意の一部、例えばN末端部又は
C末端部のアミノ酸配列の一部を欠失するか、之等を他
のアミノ酸配列に置換させるか、或いは之等に更に任意
のアミノ酸配列を付加することによって改変されたもの
であってもよい。2等改変されたアミノ酸配列をコード
するDNA配列も本発明遺伝子に包含される。その具体
例としては、後記実施例において詳述するマダイGHの
前駆体をコードするDNA配列やマダイGHの産生細胞
であるマダイ脳下垂体からポリ(A> RN/’!−調
製し、これを鋳型として合成されるCDNAのDNA配
列を例示できる。
本発明遺伝子は、以下に示す各種の方法により製造する
ことができる。該方法としては、例えば上記マダイGH
の産生細胞′であるマダイ脳下垂体からポリ(A>RN
AをWallし、これを鋳型としてCDNAを合成し、
これを適当なベクターに接続して宿主細胞内で増幅させ
、目的のマダイGHのCDNAを有するクローンを選別
し、該クローンの有するベクターより単離する方法、本
発明遺伝子のDNA配列に基づいて、例えばホスホアミ
ダイト法(Nature、310. 105 (198
4) )等の常法に従って、核酸の化学合成を行なう方
法、之等の組合せ等を例示できる。
以下、上記マダイの脳下垂体から調製単離する方法につ
いて詳述する。
本発明遺伝子を入手するためのマダイの脳下垂体として
は、養殖マダイ及び天然マダイのいずれからでも摘出で
きるが、養殖マダイを用いるのが、−時に大きざの揃っ
た多数の固体を用意できるので有利である。摘出は常法
に従うことができ、か(して得られる脳下垂体は、即座
に液体窒素、ドライアイス−エタノール等を用いて凍結
させた後、RNAの抽出に用いるのが望ましい。上記R
NAの抽出操作は、通常の方法、例えばチオシアン義り
アニシンー塩化セシウム法(Qhirgvin et 
at、。
Biochemistry 、 i旦、5294 (1
979))、チオシアン酸グアニジン−フェノール・ク
ロロホルム法等に従うこととができる。上記チオシアン
酸グアニジン−塩化セシウム法は、より詳しくは、まず
凍結脳下垂体をチオシアン酸グアニジン、クエン酸ナト
リウム、N−ラウロイルザルコシン酸ナトリウム、β−
メルカプトエタノール等の混合液中で、機械的に破砕、
可溶化し、次いで塩化セシウムを含む水溶液上に重層し
、超遠心を行なうことにより実施される。かくして沈澱
としてRNAを得ることができる。該沈澱中には、rR
NA%tRNA等の不純物が含まれているため、目的と
するポリA鎖を有するRNAを、通常の方法に従い精製
する。これは例えばオリゴdT−セルロース[コラボレ
イティプ リサーチ社コ等の7フイニテイカラムを用い
て有利に実施できる。
かくして得られるポリ(A)RNAは、これを鋳型とし
て、例えば逆転写酵素を用いて二本鎖DNA (cDN
A)の合成に供することができる。
このCDNAの合成は、通常の方法、例えばS1ヌクレ
アーゼ法、オカヤマーベルグ法(Okayamaet 
al、、Mo1. Ce1l 3io1.、3.280
−289 (1983))等により行ない得るが、実用
的には、例えばアマジャム社等から市販されているCD
NA合成キットを用いて実施するのが便利である。
次いで、上記方法では、得られるCDNAから目的とす
るマダイGHのアミノ酸配列をコードするDNA配列を
単離する。このDNAの単離は、CDNAを適当なベク
ターに挿入し、このベクターを宿主に導入して増幅させ
ると共に該DNA配列を含む宿主のプラーク又はコロニ
ーとして個別化した上で、目的のDNA配列を選択する
ことにより実施される。ここでCDNAの挿入に用いら
れるベクターとしては、通常のもの、例えばλフアージ
由来の各種ファージDNA1pBR322を初めとする
各種プラスミド等を例示できる。上記ファージDNAを
ベクターとする場合は、容易に多数の候補株を調製、ス
クリーニングできる利点がある。殊に例えばλgtl’
0DNAは、外来DNA配列が挿入されたベクターのみ
宿主細胞NM514株に対してプラークを形成する特徴
があり、上記ベクターとしてより有利に利用できる。
上記ベクターへのCDNAの挿入は、合成リンカ−を用
いる方法、ホモポリマー法等の通常の方法により行なう
ことができ、例えばCDNAの両末端にEC0RIリン
カ−を付加した後、制限酵素EC0RIで切断し、これ
をベクターのEC0RI切断部位に挿入すればよく、こ
れにより所望の組換えベクターを得ることができる。ま
た得られる組換えベクターの宿主への導入及びこれによ
る組換えベクターの増幅と個別化は、一般に用いられて
いる各種の方法、例えば主として対数増殖期にある細胞
を集め、M gSO4処理を行なった後、粗換えファー
ジを感染させる方法、或いは同様にして集めた細胞をC
aCQ2処理により自然にDNAを取込みやすい状態と
し、これにベクターを取込ませる方法等により行ない得
る。更に上記組換えベクターの調製及び増幅と個別化は
、市販のCDNAクローニング用キットを用いて行なう
こともできる。
上記で得られるCDNAを含むベクターを導入された粗
換え体からの、目的DNA配列を含む組換え体の単離は
、ベクターの種類に応じて、それぞれ公知の各種の方法
により実施できる。例えばファージDNAをベクターと
する場合は、プラークハイブリダイゼーションにより、
またプラスミドをベクターとする場合は、コロニーハイ
ブリダイゼーションにより、それぞれ有利に行ない得る
之等各方法は、いずれもB、H,HamesとS、J。
HigginSにより編集された「ヌクレイツク アシ
ッド ハイブリダイゼーション(N ucleicAc
id l−5ybridisation) J  (I
 RL Press。
1985>に詳述されている。2等方法は、組換え体の
DNAをナイロンメンブラン等のフィルター上に固定し
、これを標識したプローブと反応させれば、プローブは
目的のDNA配列に選択的に結合するという性質を利用
して、目的の組換え体を単離するものである。ここでプ
ローブとは、目的のDNA配列に対して相捕的な配列を
有する核酸配列であり、DNAでもRNAでもよいが、
化学合成したDNA配列を用いるのが一般的でありまた
有利である。上記プローブのDNA配列は、目的とする
マダイGHの部分アミノ酸配列に基づいて設定すること
ができ、また上記マダイGH遺伝子の少なくとも一部は
、シロザケGH遺伝子のそれとかなり相同性が高いと考
えられるため、かかる相同性の高い既知のシロザケG)
−JのCDNA配列部分を上記プローブとして利用する
ことも可能である。
かくして単離される粗換え体中に、本発明遺伝子が含ま
れている。
なお、上記方法において、採用される各種の操作、例え
ば一部DNAの化学合成、DNA鎖の切断、削除、付加
乃至結合を目的とする酵素処理、DNAの単離、精製、
複製、選択等は、いずれも常法に従うことができる。よ
り具体的には、上記DNAの単離精製は、アガロースゲ
ル電気泳動法等に従うことができ、核酸配列のコドンの
一部改変は、サイトスペシフィック ミ1−タジエネシ
ス(5ite−Specific Nutaaenes
is) (P roc、 N atl。
Acad、sci、、8ユ、5662−5666(19
84))等に従えばよい。
また上記で得られる本発明遺伝子のDNA配列の決定は
、サンガー法(YaniSCh−PerrOn et 
al、。
Gene、33,103 (1985))やマキサム−
ギルバート法〔^、H,Haxam and W、G1
1bert。
Methods in EnxymoloOY、65.
499−560(1980))等により行ない得る。な
お、ファージDNAベクターとして得られる組換え体の
DNA配列を決定するに当たっては、該ベクターは分子
量が大きいために、予め上記組換え体中のCDNA部分
を適当なベクター、例えばpUC19、pBR322等
に移しかえてから、そのDNA配列の決定を行なうのが
好ましい。
更に、上記DNA配列の決定は、市販のシーケンスキッ
ト等を用いることによっても、容易に行ない得る。
上記により、各種の文献〔例えばJ、E。
[)arnell et al、、” Mo1ecul
ar  Ce1l 3io1ogy”5cientif
ic American 3ooks (19F35 
)の記載を参考にして、組換え体中に含まれる目的のマ
ダイGH遺伝子を含むDNA配列、その中の本発明遺伝
子のDNA配列及びマダイGHのアミノ酸配列を決定で
きる。
かくして決定された目的のマダイGH遺伝子を含むDN
A配列及び対応するアミノ酸配列は、下記式(5)に示
される通りである。これは正確には、マダイG)l前駆
体のDNA配列及びアミノ酸配列である。即ち、このD
NA配列はマダイGHのアミノ酸配列のN末端にシグナ
ルペプチドのアミノ酸配列の付加されたアミノ酸配列を
コードするDNA配列となっており、マダイG)−1が
上記前駆体としてまず生合成され、その後シグナルペプ
チド部分が除去される分泌性の蛋白質であることを明ら
かにしている。上記マダイGH#駆体アミノ酸配列中の
シグナルペプチド部分のアミノ酸配列は、例えばVon
 He1jneの方法(Nucl、Ac1dsRes、
、14.4683 (1986))により決定できる。
^TCAGATCCA 上記により得られる本発明の7ダイG)l遺伝子を含む
ベクターの具体例としては、後記実施例に詳述するpT
GHEl 1を例示できる。該ベクターpTGHE11
は、大きさ3.6キロベースペアーズ(kbp)のプラ
スミドであり、前記式(1)に示したマダイGHをコー
ドするDNA配列と共に、アンピシリン耐性遺伝子を保
有している。
本発明者らは、該ベクターpTGHE11を、大腸菌J
M109株に保有させ、該大腸菌を工業技術院微生物工
業研究所に微工研条寄第1457号(FERM  BP
1457)として寄託した。
本発明遺伝子は、上記ベクターより制限酵素を利用する
常法に従い取り出すことができる。またこの本発明遺伝
子の利用によれば、遺伝子組換え技術に従って、高純度
のマダイGHを容易に且つ大量に製造することができる
このマダイG)fの製造は、本発明遺伝子を利用するこ
とを除いて、基本的には通常の遺伝子組換え技術に従う
ことができる。より詳しくは、本発明遺伝子が宿主細胞
中で発現されるような組換えDNAを作成し、これを宿
主細胞に導入して形質転換させ、該形質転換株を培養す
ればよい。
ここで宿主細胞としての代表例としては大腸菌JM10
9株(Vanish−Perron et aJ、、 
Qene。
33.103 (1985))を例示できるが、他の公
知の各種大腸菌株も同様に宿主細胞として利用できる。
宿主細胞によるマダイGHの産生は、大別してN末端に
シグナルペプチドを持たない形で宿主の細胞質内に産生
させる場合と、シグナルペプチドを利用して宿主細胞か
ら分泌産生させる場合とに別れる。いずれの場合も、目
的ポリペプチドのN末端は開始コドンに由来するメチオ
ニン(fMet)であり、またC末端をコードするDN
A配列は、その直後に終止コドンとしてのTAASTA
G又はTGAを有するものとされる。従って本発明遺伝
子には、かかる開始コドンと終止コドンとが付加される
上記開始コドンの付与された本発明遺伝子によりコード
されるアミノ酸配列の例は、下記式(2)及び(3)で
表わされる。
)1et−ASp−Arg−Val−Val−LeU−
)1et−Lelj−3er−Val−Leu−3er
−Leu−Gly−Val−3er−3er−Gln−
Pro−I 1e−Thr−Asp−Gly−Gln−
Arg−Leu−Phe−3er−I 1e−Ala−
Val−3er−Arp−Val−Gln−His−L
eu−旧s−teu−teu−Ala−Gln−Arg
−Leu−Phe−3er−Asp−Phe−Glu−
3er−3er−Leu−Gln−Thr−Glu−G
lu−Gln−Leu−Lys−Leu−Asn−Ly
s−I 1e−Phe−Pro−Asp−Phe−Cy
s−Asn−3er−Glu−Thr−Gln−Arg
−3er−3er−Val−Leu−Lys−Leu−
Leu−3er−11e−3er−Tyr−Arg−L
eu−Val−Glu−3er−丁rp−Glu−Ph
e−Pro−3er−Arg−3er−Leu−3er
−Gly−Gly−3er−Ala−Pro−Arg−
Asn−Gln−11e−3er−Pro−Lys−L
eu−3er−Glu−Leu−Lys−Net−GJ
y−11e−)1 is−Leu−Leu−11e−A
rg−Ala−Asn−Glu−Asp−Gly−Al
a−Glu−I 1e−Phe−Pro−Asp−3e
r−3er−Ala−Leu−Gln−LetJ−A 
 a−pro−丁yr−GIy−ASrl−丁yr−丁
yr−Gln−3er−Leu−Gly−Ala−As
p−Glu−3er−Leu−Arg−Arp−丁hr
−■yr−Glu−Leu−Leu−Ala−Cys−
Phe−Lys−Lys−Asp−Het−His−L
ys−Val−Glu−丁hr−Tyr−Leu−丁h
r−Val−Ala−Lys−Cys−Arg−Leu
−3er−Pro−Glu−Ala−Asn−cys−
丁hr−Leu                  
       (2>Net−Gin−Pro−I 1
e−Thr−Asp−Gly−Gln−Arg−Leu
−Phe−3er−I 1e−Ala−Val−3er
−Arg−Val−Gln−His−Leu−11is
−Leu−Leu−Ala−Gln−Arg−Leu−
Phe−3er−Asp−Phe−Glu−3er−3
er−Leu−Gln−Thr−Glu−Glu−Gl
n−Leu−Lys−Leu−Asn−Lys−11e
−Phe−Pro−Asp−phe−cys−Asn−
ser−Asp−■yr−11e−I 1e−3er−
Pro−IIe−Asp−Lys−His−Glu−丁
tlr−Gljl−Arp−3er−3er−Val−
Leu−Lys−Leu−Leu−3er−I 1e−
3er−丁yr−Arg−teu−val−GJu−3
er−■rp−Glu−Phe−Pro−3er−Ar
g−3er−Leu−3er−Gly−Gly−3er
−Ala−Pro−Arg−Asn−GIn−11e−
3er−Pro−Lys−Leu−3er−Glu−L
eu−Lys−Met−Gly−11e−旧5−Leu
−Leu−I 1e−Arg−Ala−Asn−Glu
−Asp−Gly−Ala−Glu−I 1e−Phe
−Pro−Asp−3er−3er−Ala−Leu−
Gln−Leu−Ala−Pro−丁yr−c+y−A
sn−Tyr−丁yr−Gln−3er−Leu−Gl
y−Ala−Asp−Glu−3er−LeU−Arp
−Arp−Thr−丁yr−GIU−LeLl−1eU
−Ala−CyS−Phe−Lys−Lys−Asp−
)1et−旧5−Lys−Va I −Gl u−Th
r−丁yr−teu−丁hr−Val−Ala−Lys
−Cys−Arg−Leu−3er−Pro−Glu−
Ala−Asn−Cys−Thr−Leu     (
3)また、前記式(5)に示されるマダイGHのcDN
A配列中には、既に終止コドン(TAG)が存在してお
り、これは改めて終止コドンを導入することなく本発明
遺伝子として利用することができる。
上記開始コドンの導入は、常法に従い、例えば前記式(
4)の本発明遺伝子の5′末端側を適当な制限酵素で切
断後、これに適当な開始コドンを有するDNA配列を連
結させることにより行ない得る。より詳しくは、上記開
始コドンの導入は、例えば前記式(4)で表わされる本
発明遺伝子を制限酵素3alIで切断後、これに下記式
(6)で表わされるDNA配列を連結させることにより
実施できる。尚、該式中上線を付した配列はりボゾーム
結合部位である。
fHetGlnProl 1eThrAspGly5°
    CTGGAGGAAAA^^TT^TGCAG
CCG八TCACAG八TGG3°CT^GGACCT
CへTTTTTTへAT^CGTCGGCTAGTGT
CTACC本発明遺伝子を利用したマグ408発現ベク
ターの構築は、この種遺伝予相換え技術に慣用される通
常の方法に従うことができる。該方法に用いられる各種
操作乃至手法は、一部前述した通りであり、各種制限酵
素による切断処理、T4DNAリガーゼ等を用いる連結
処理、アガロースゲル電気泳動法、ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動法等の単離、精製処理、フェノール抽出法
による回収、精製処理等を包含する。また得られるベク
ターのigも常法に従って、例えばそのDNA配列を前
記マキサム−ギルバート法で解析するか、ミニプレバレ
ージョンやマツピング法により遺伝子の導入やその方向
を確認する方法(H,C,Birnboim etal
、、Nucleic  Ac1ds  Res、、7.
1513−1523 (1979))等によることがで
きる。
上記マグ408発現ベクターの構築に利用される起源ベ
クターしては、特に制限はな(、従来公知の種々のもの
でよく、これには例えばバタテリオフ?−ジ及び動物ウ
ィルスを含む各種ウィルスベクター、各種プラスミド、
コスミド等が包含される。之等の内では特にpBR32
2又はこれに由来する各種の確立されたプラスミドベク
ターが好適である。
また、上記発現ベクターには、これが宿主IIII胞内
に導入されて目的とするマダイGHを実際に発現するた
めに、本発明遺伝子の外に、その発現に必要な各種の遺
伝情報、例えばプロモーター、転写終結信号、ポリA鎖
付加信号(真核細胞を宿主とする場合)等の転写のため
の情報やりボゾーム結合部位(シャイン・ダルガルノ配
列、SD配列)等の翻訳のための情報等が必要でおる。
かかる情報は、宿主細胞に応じてそれぞれよくしられて
おり、例えばプロモーターとしては、大腸菌に対するt
rpプロモーター、recプロモーター、λPLプロモ
ーター、llpプロモーター、tacプロモーター等、
枯草菌に対する5poiプロモーター、5PO2プロモ
ーター、penプロモーター等、酵母その他の真核細胞
に対するPH05プロモーター、PGにプロモーター、
GAPプロモーター、AD)lプロモーターV40由来
プロモーター等を例示できる。之等の遺伝情報は、目的
とするマグ408発現ベクターの構築に当たって、之等
を含むプラスミド等を選択して起源ベクターとして用い
ることにより、又は之等を含むプラスミド等より常法に
従い単離するか、化学合成した後、適当なベクターに組
込むことにより、それぞれ所望ベクターに導入存在させ
ることができる。
かくして所望のマグ408発現ベクターを収得できる。
本発明はかかるマグ408発現ベクターをも提供するも
のである。
本発明のマグ408発現ベクターは、上記のように本発
明遺伝子の上流にプロモーター及びリボゾーム結合部位
を、また下流に転写終結信号をそれぞ連結されてなる一
組のマダイGH発現情報単位を有することにより特徴つ
けられる。
また、本発明者らの研究によれば、同一ベクター内に上
記マダイGe1発現情報単位の二組以上を保有させたベ
クターによれば、所望のマダイGHの生産性が高められ
る場合のあることが見出された。従って、本発明はかか
るマダイG)1発現情報単位の複数個を保有するベクタ
ーをも提供するものである。
上記本発明マダイ発現ベクターは、これを適当な宿主細
胞に導入(形質転換)させることによって、該宿主細胞
に所望のマダイG1−1産生能を付与できる。ここで用
いられる宿主細胞としては、特に限定されるものではな
く、公知の各種のもの、例えば大腸菌等のグラム陽性細
菌、枯草菌等のグラム陽性細菌、放線菌等の原@細胞、
酵母、動植物細胞等の真核細胞のいずれでもよ(、特に
大腸菌に12株由来の88101株(H,W、 Boy
erand  D、 Roulland−Dussoi
x、、J、 MO+。
3io1.、旦、459−472(1969))及びJ
M103株[J、 Messtng et al、、N
UcIeicAcids  Res、、9.309 (
1981) )は好適である。
上記宿主細胞への本発明マダイGl(発現ベクターの導
入及びこれによる形質転換の方法は、一般に用いられて
いる各種の方法に従うことができ、例えば宿主細胞を低
温で塩化カルシウムを含む水溶液中で処理し、該溶液中
にベクターを添加する方法(E、 Lederberg
 and  3. Cohen、 J。
3acterio1..119.1072 (1974
) )等によることができる。
かくして本発明ベクターを導入され、形質転換された細
胞を収得できる。本発明は、かかるマグ408発現ベク
ターを保有し、マダイGH産生能を有する形質転換細胞
をも提供するものである。
上記形質転換細胞は、これを通常の細胞培養用培地で培
養することにより、マダイGHを生産、蓄積できる。該
細胞の培養に利用できる培地としては、例えばL培地、
E培地、M9培地、M63培地等の各種のものをいずれ
も使用できる。また2等培地には更に通常知られている
各種の炭素源、窒素源、無機塩、ビタミン類、天然物抽
出物、生理活性物質等を添加存在させることができる。
形質転換細胞の培養は、該細胞の生育に適したp+、温
度、通気、撹拌等の条件を採用した各種方法により実施
できる。例えば大腸菌の場合には、pH約5〜8の範囲
、特にpH7付近が適当であり、約20〜43℃の温度
で、通気撹拌条件下で培養するのが望ましく、培養のス
ケールは特に限定はない。上記培養により、通常約5〜
90rf1で培養懸濁液中に、所望のマダイG)(が蓄
積される。
かくして蓄積されるマダイGHは、通常の操作により分
離できる。該操作としては、例えば細胞の超音波破砕、
機械的破砕、凍結融解、浸透圧ショック等による抽出操
作や培養上清の分離操作等を例示できる。
更に上記により分離される目的のマダイGHは、その物
理学的性質や化学的性質を利用した各種の精製操作によ
り精製することができる。該精製操作としては、例えば
通常の蛋白沈澱剤を利用する沈澱処理、限外濾過処理、
ゲル濾過処理、吸着クロマトグラフィー処理、イオン交
換クロマトグラフィー処理、アフィニティクロマトグラ
フィー処理、高速液体クロマトグラフィー処理等を適宜
組合せることにより実施できる。
上記により、工業的規模で容易に、しかも高純′度、高
収率で所望のマダイGHを製造することができる。
得られるマダイGHは、5O8−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動(R,F、 5chleif and  p
C,Wensink、” Practical  Me
thods InMo1ecular Biology
”、 sprtnger−ver+ag(1981))
にかけ、クマーシーブリリアントプルー等で染色するこ
とにより、検出できる。
かくして得られるマダイGHは、マダイの成長ホルモン
として、殊にマダイ養殖産業分野で非常に有用である。
!−−五一一方 以下、本発明遺伝子の製造、マダイGHの製造のための
該遺伝子の利用につき、実施例を挙げてより詳述する。
実施例1 マ イ脳下垂体からのポリ(A)RNAの調平均魚体重
900gの養殖マグ480尾から摘出し、瞬時凍結した
脳下垂体を調製用材料とした。
この脳下垂体の全湿重量は約500m0であった。
また、ポリ(A)RNAの調製は、チオシアン酸グアニ
ジン−塩化セシウム法(Chirgvin etal、
、 Biochemistry 、 18.5294(
1979))に従い、以下の通り行なった。
即ち、上記脳下垂体を、6Mチオシアン醗グアニジン、
5mMクエン酸ナトリウム、0.5%N−ラウロイルザ
ルコシン酸ナトリウム及び0. IMβ−メルカプトエ
タノールからなる溶液7.5−中で、テフロンホモジナ
イザーにて破砕(10ストローク)して可溶化させた。
この可溶化物を18G注射針に数回通してDNAを分断
し、日立RPR20−20−ターにて110000rp
で10分間遠心して組織片、蛋白を除き、上滑を回収し
た。
回収された上漬約8m12を、ベックマン5W40Ti
用ポリアロマ−チューブ中に予め入れておいた5、7M
塩化セシウム−0,1M  EDTA溶液3溶液3和Q
上し、ベックマン5w40Tiローターにて35000
 rpmで18時間超遠心後、RNAを沈澱として回収
した。上滑を7スピレーターを用いて完全に除去した後
、RNAの沈澱を10mMトリス塩II(pH7,5>
及び1mMEDTAからなる溶液(以下rTEJと略記
する)0.9rrIQに溶解させ、5M  NaC;9
0.1mGを加えて、65℃で5分間インキュベートし
、水中で急冷した。この混合液11110を、予め0.
5MNaCQを含む丁Eで平衡化しておいたオリゴ(d
T)セルロースカラム(ベーリンガーマンハイム山之内
社製、カラム容積0.35mQ>にかけ、吸着されたR
NAをTEにて溶出させた。この溶出液5.5朦に、5
M  NaCQo、61mQを加えて、65℃の水浴中
で5分間加熱し、水中で急冷した後、この混合液6.1
1−を、再度オリゴ(dT)セルロースカラムにかけた
。吸着されたRNAをTEにて溶出させて、0.8μQ
のポリ(A)RNAを得た。
立見Nへ匁塗濾 cDNAの合成を、CDI’、IA合成キット(アマジ
ャム社製)を用い、該キットに添附されたプロトコール
に従って、以下の通り行なった。
ポリ(A)RNAの0.8μQを含む水溶液6.8μQ
に、上記キットに含まれる5Xフア一ストストランド合
成用バッフ1−4μQ1ビロリン酸ナトジナトリウム溶
液1μQ125単Qヒト胎盤リボヌクレアーゼインヒビ
ター1μQ1デオキシヌクレオシド三リン酸混液(dA
TP、dGTP、dTTP、dCTP各々10.10.
10.5mM)41!、2ma/mQオリゴ(dT  
  )プライマー1μQ及び18単位/戒逆転写酵素2
.2μQをそれぞれ加えて全量を20μQとし、42℃
で40分間反応させて、RNAに相補的なりNAを合成
させた。
次に、得られた反応液20μQに、上記キットに含まれ
るセカンドストランド合成用バッフ?−37,5μQ、
大腸菌リボヌクレアーゼ80.8単位、大腸菌DNAポ
リメラーゼI23単位及び蒸留水を加えて全量を99μ
Qとし、これをまず12℃で60分間、次に22℃で6
0分間、最後に70℃で10分間それぞれインキュベー
トした。
水冷後、T4DNAポリメラーゼ4単位(1μQ)を加
えて37°Cで10分間反応させた。この反応によりR
NA−DNA二本鎖のRNA部分がDNAに置換され、
完全な二本鎖CDNAが得られた。
上記反応液に、0.25M  EDTA(pl(8,0
>10μQ及び10%5DS10μQを加えて反応を停
止させ、該反応物をフェノール−クロロホルム抽出し、
エタノール沈澱により、二本鎖CDNA60μqを回収
した。
組 えベクターのw4製 上記で合成されたCDNAを、ベクターλgt10 (
T、 V、 Huynh et at、、 ”DNAc
+ontng:Apractical approac
h tt 、 QIOVer I1゜49−78.IR
L  Press(1984))に挿入する操作を、C
DNAクローニングシステム(アマジャム社製)に添附
のプロトコールに従って、以下の通り行なった。
上記で合成したCDNAの全量を含む水溶液13μQに
、上記キットに含まれる5 X E CORIメチラー
ゼ反応液4μQ、0.8mMアデノシルメチオニン液2
μQSECOR■メチラーゼ1μQ(20単位)を加え
て全量を20μQとし、混合物を37℃で60分間イン
キュベートして、上記CDNA中に含まれているEC0
RIサイトをメチル化した後、70℃で10分間加熱し
てEC0RIメチラーゼを不活性とした。
得られた反応液20μQに、上記キットに含まれる10
XT4DNAリガーゼバツフ?−3μQ1末端をリン酸
化したEC0RIリンカ−[5°d(pGGAATTC
C)] 2μQ(1μQ)、T4DNAリガーゼ2μQ
及び蒸留水3μQを加えて30μQとした後、15℃で
16時間反応させてCDNA末端にEC0RIリンカ−
を付加し、70℃で10分間反応させてT4DNAリガ
ーゼを不活性とした。
得られた反応液30μQに、上記キットに含まれる10
xEcoRIバツフアー10μQ1制限酵素EC0RI
2μQ及び蒸留水58μQを加えて100μQとし、3
7℃で5時間インキュベートして、末端にEC0RIリ
ンカ−由来のEC0RI粘着末端を有するCDNAを得
た。
得られた反応液をCDNAクローニングシステムに添附
のカラムにかけ、100mM  NaCQを含むTEに
て溶出させた。これによりEC0RIリンカ−由来の低
分子1DNAが除去された。上記で溶出されたEC0R
I粘着末端を有するCDNAをエタノール沈澱により回
収した。
上記で回収されたcDNAの半量30noを含む水溶液
6μgに、上記キットに含まれるIOXリガーゼバッフ
1−1μΩ、λgt70ECORIアーム2μM1μQ
)及びT4DNAリガーゼ1μQ (2,5単位)を加
えて、全量を10μQとし、12℃で一夜インキユベー
トし、CDNAを含む粗換えλQt10DNA@得た。
この反応物をエタノール沈澱により回収し、TE2.5
μQに溶解させた後、大腸菌BH32688株lN20
5recΔ″″(λ 1mm434 CItS b2r
ed3 E am4 Sam7 ) / /1 ] (
D凍taMIWljh出H10μQ及び大腸mBHB2
690株[N205recA−(λ 1mm434 c
l ts b2 red3 Dam15Sam7)/λ
]の超音波破砕抽出液15μQを加えて、20℃で2時
間インキユベートシ、インビトロパッケージングを行な
った。その後、反応混合液に、100mM  NaCQ
、50mMトリ0.01%ゼラチンからなる溶液0.5
戒及びクロロホルム20μQを加えた。
上記により、CDNAを含む組換えλQt10DNAが
λファー2粒子内に封入された。
マダイGHC[)NAを む組 えDNAの1上記で得
られた組換えファージの全量を、マニアティスらの方法
(T、 Maniatis et af、。
Mo1ecular  C1oninp、p63. C
o1d SpringHarvor L aborat
ory(1982) )に従って調製された宿主細胞N
M514(アマジャム社製)の懸濁液1mG(109細
胞/鵬)に感染させ、得られた約1 X 10S個のフ
ァージプラークを、ナイロンメンブレン バイオダイン
A(日本ボール社製)上に固定した。
次いでシロザケ成長ホルモンのCDNA配列中、LeL
l   −Vat175の領域に相当する50塩基のD
NA、即ち下記DNAを、DNA合成機381A型(ア
プライドバイオシステムズ社製)を用いて合成し、32
Pで標識してプローブとした。
5’   GACGG丁CAGGTAGGTC丁CGA
CC丁TG丁GCATGTC(JrCTrGAAGCA
TGCCA  3゜ ベントン(3enton )とディビイス([)avi
s)の方法〔前掲書、”Mo1ecular  Cl0
ninQ”p320参照〕に従って、65℃でプラーク
ハイブリダイゼーションを行なった結果、約1×103
個のプラークが、32P標識プローブと結合することが
示された。そのうちの12個のプラークをそれぞれ里離
し、λTGH1〜λTGH12と命名した。
マ イGHCDNAの塩基  の決定 上記で得られた12個の粗換えファージから、フェノー
ル抽出及びエタノール沈澱を行なって、それぞファージ
DNAを調製した。
次に得られたDNAの各々を、以下の通り、制限酵素E
C0RIで切断し、該DNA中に保持されているCDN
Ae得た。即ち、ファージDNA5tlQを、100m
M  NaCQ、50mMトリス塩酸(pH7,5>、
10mM  MaSOt及び1mMジチオスレイトール
(DTT)を含む水溶液(以下「高塩濃度緩衝液」とい
う)に溶解させ、これにEcoRI(宝酒造社製)50
単位を加えて300μQとし、37℃で3時間反応させ
た後、エタノール沈澱により切断されたDNAを回収し
、これをTE20μQに溶解させた。
別に、プラスミドp UC19(Yanisch −P
erron et al、、 Gene 、 33.1
03(1985))3μQ@EcoR120単位を含む
高塩濃度緩衝液100μQ中で、37℃にて12時間反
応させた後、エタノール沈澱を行なって回収したDNA
をTE20μQに溶解させた溶液を調製した。
上記ファージDNAのEC0RI断片液2μQ、pLI
c19EcoRI断片液1μQ、IOX断片−ゼ緩衝液
[660mMトリス塩酸(pH7,5>、66 m M
  M Q S Oを及び100mM  DTTの水溶
液11μQ、10mM  ATP1μQ、蒸留水4μQ
及びT4DNAリガーゼ(宝酒造社製)1μQ (35
0単位)を混合し、12℃で16時間反応させた。
次いで、上記反応液を用いて大腸菌JM109株(Ya
niSCh−Perron et al、、 (3en
e 、 33 。
103 (1985))を、形質転換させた。この形質
転換はリーデルベルグ(L ederberg )とコ
ーエン(COhen)の方法(J 、13acteri
o1.、1 ’l 9 。
1072 (1974))に従って、次の通り実施した
。即ち、CaCQ2処理したJM109株の懸濁液20
0μQに、上記反応液10μQを加えて60分間氷冷し
た後、42.5℃の水浴中で90秒間加温し、これにし
−ブロス[1%バタトトリプトン、0.5%酵母エキス
及び0.5%NaCQの水溶液] 2,8m12を加え
、37℃で30分間インキュベートした。次いで得られ
た懸濁液を10枚の選択プレートに300μQづつ塗抹
し、37℃にて一夜培養した。尚、上記選択プレートと
しては、アンピシリン50μg/1110、イソプロピ
ルβ−D−チオガラクトシド12.5μQ/1Tl12
及び5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β−D
−ガラクトシド40μQ/mQを含むL−ブロスに、寒
天1.5%を添加して固めた平板培地(25mG/プレ
ート)を用いた。
上記選択培地のプレートに生育する白色のコロニーを分
離し、該コロニーからプラスミドDNAを単離した。得
られたプラスミドは、その由来する組換えファージの名
と同一番号を付して、それぞれpTGHE1〜pTGH
E12と命名した。
上記で得られた12種のプラスミドを、各種の制限酵素
、例えばBplII、EcoRI、 Hind m、H
l)aI、PStI、PVuII(以上いずれも宝酒造
社製) 、Ba1I (二yボンジーン社f%j) 、
CIaIにューイングランドバイオラブズ社1)、SS
t工(ベセスダ リサーチ ラボラトリーズ社製)で切
断して、解析することにより、各プラスミドに含まれる
CDNAの制限酵素地図を作成Cた。
また、これと共にCDNAの長さを推定した。
その結果、pTGHEllのCDNAが最も長く、約9
20塩基からなっており、Ba1I、BOI■、Cla
I、HindI[I、Ha I、PstI、pvu[,
3stIのそれぞれの制限酵素により切断される部位を
各1個ずつ有することが確認された。
上記pTGHE11に含まれるCDNAの制限酵素地図
を第1図に示す。
また、上記1)TG)−IE11以外の各プラスミドに
含まれるCDNAについても上記と同様の制限酵素地図
を有することが確認された。
次に、DTGHEl 1のCDNAの全塩基配列をM1
3ファージを用いたサンガー法(Yanisch−pe
rron et al、、 (3ene 、 33.1
03(1985))に従い、M13シーケンスキット(
東洋紡社製)を用いて決定した。
その結果は、前記式(5)に示した通りである。
該式(5)より、この塩基配列の一方の末端には、真核
生物の通常のmRNAに共通して存在するポリ(A)鎖
があり、且つその上流にはポリ(A>付加信号として知
られる(5°)AATAAA(3’ )の塩基配列が存
在している。
また該塩基配列は、203個のアミノ酸配列をコードす
る翻訳領域を含んでいる。該アミノ酸配列は前記式(2
)に示すものであり、そのうち−17(Met)から−
1(Sep)までのアミノ酸配列はハイネ(Heijn
e)の方法(Nucl、Ac1dsRes、、14.4
683 (1986))に従い、分泌タンパクのシグナ
ルペプチドであることが確認された。このことは、本発
明により得られるマダイGHが、ヒトGH,シロザケG
H等と同様に、本来そのN末端にシグナルペプチドを持
った前駆体として産生細胞より合成されるものであるこ
とを明らかにしている。
更に、上記アミノ酸配列からシグナルペプチドのそれを
除いた186個のアミノ酸配列(マダイGHのアミノ酸
配列)を、既知の各種動物のGHのそれらと対比して相
同性を検討した結果、本マダイGHのアミノ酸配列は、
シロザケGHとは68%、ヒトGHとは33%共通して
いると認められた。因みに、シロザケGHとヒトGHと
は36%の相同性が認められる。
更にまた、一般にGHとしての活性発現に重要であると
考えられているCyS残基の数と位置を、上記各GHに
ついて比較した所、3者の間で完全な一致が認められた
以上のことより、上記アミノ酸配列がマダイGHのアミ
ノ酸配列であると確認できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明プラスミドpTGH611に含まれる
cDNAの制限酵素地図を示すものである。 (以上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]下記式(1)の魚類成長ホルモンポリペプチドを
    含むアミノ酸配列をコードする魚類成長ホルモン遺伝子
    。 【遺伝子配列があります】(1) [2]下記式(2)及び(3)のいずれかのアミノ酸配
    列のポリペプチドをコードする特許請求の範囲第1項に
    記載の遺伝子。 【遺伝子配列があります】(2) 【遺伝子配列があります】(3) [3]3′末端に更にTAA、TAG及びTGAのいず
    れかの終止コドンが付加された特許請求の範囲第1項に
    記載の遺伝子。 [4]魚類成長ホルモン産生能を有する組織乃至細胞か
    ら調製されたポリ(A)RNAに対応するcDNAとし
    て単離された特許請求の範囲第1項記載の遺伝子。 [5]特許請求の範囲第1項乃至第4項に記載の遺伝子
    を含む魚類成長ホルモン発現ベクター。 [6]特許請求の範囲第4項に記載のベクターを保有す
    る宿主細胞。
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