JPH0222177B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222177B2 JPH0222177B2 JP2656385A JP2656385A JPH0222177B2 JP H0222177 B2 JPH0222177 B2 JP H0222177B2 JP 2656385 A JP2656385 A JP 2656385A JP 2656385 A JP2656385 A JP 2656385A JP H0222177 B2 JPH0222177 B2 JP H0222177B2
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- column
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、鉄筋コンクリート造の突出した柱ま
たは基礎に、確実に引抜力とせん断力を伝達する
鉄骨造柱脚の固定方法に関するものである。
たは基礎に、確実に引抜力とせん断力を伝達する
鉄骨造柱脚の固定方法に関するものである。
従来、第5図a,bに示すように、鉄筋コンク
リート造の突出した柱または基礎1に鉄骨造構造
物の柱脚4を固定する場合、柱または基礎1の断
面内にアンカーボルト2を配置し、鉄骨造構造物
の柱脚ベースプレート3を固定する方法が一般的
である。この方法では、せん断力Qと同時に引
抜力Tがアンカーボルト2に作用するために、ア
ンカーボルト2のせんが断強度が低下する。ベ
ースプレート3のボルト穴と、アンカーボルト2
間に施工上のクリアランスを必要とするために、
せん断力Qの作用時にすべりを生じ、十分な柱脚
4の固定度が確保できない。アンカーボルト2
に作用したせん断力Qは、コンクリートの支圧に
より柱または基礎1に伝達されるが、従来の方式
ではコンクリートの割裂破壊により、柱脚4の剛
性、強度の低下を生ずる可能性がある。等の欠点
があつた。
リート造の突出した柱または基礎1に鉄骨造構造
物の柱脚4を固定する場合、柱または基礎1の断
面内にアンカーボルト2を配置し、鉄骨造構造物
の柱脚ベースプレート3を固定する方法が一般的
である。この方法では、せん断力Qと同時に引
抜力Tがアンカーボルト2に作用するために、ア
ンカーボルト2のせんが断強度が低下する。ベ
ースプレート3のボルト穴と、アンカーボルト2
間に施工上のクリアランスを必要とするために、
せん断力Qの作用時にすべりを生じ、十分な柱脚
4の固定度が確保できない。アンカーボルト2
に作用したせん断力Qは、コンクリートの支圧に
より柱または基礎1に伝達されるが、従来の方式
ではコンクリートの割裂破壊により、柱脚4の剛
性、強度の低下を生ずる可能性がある。等の欠点
があつた。
本発明はこれらの欠点を解決するため、アンカ
ーボルトには引抜力を負担させ、せん断力につい
ては、鉄筋コンクリート造柱または基礎の側面か
ら面圧により作用させるように柱脚のベースプレ
ートに鈎状部を一体に加工するように改良を行つ
たもので、以下図面について詳細に説明する。
ーボルトには引抜力を負担させ、せん断力につい
ては、鉄筋コンクリート造柱または基礎の側面か
ら面圧により作用させるように柱脚のベースプレ
ートに鈎状部を一体に加工するように改良を行つ
たもので、以下図面について詳細に説明する。
第1図a,bは本発明の一実施例であつて、1
は鉄筋コンクリート造の突出した柱または基礎、
2は柱または基礎内に配設したアンカーボルト、
3は鉄骨造構造物の柱脚ベースプレートで、この
ベースプレート3の周辺部には前記柱または基礎
1の側面にかかるように鈎状部301が一体に加
工されている。4は鉄骨造柱脚である。前記鉄筋
コンクリート造柱または基礎の側面1と柱脚ベー
スプレート3の鈎状部301の間の隙間には、高
強度無収縮モルタルまたはオポキシ樹脂5を充填
する。6はシール材である。
は鉄筋コンクリート造の突出した柱または基礎、
2は柱または基礎内に配設したアンカーボルト、
3は鉄骨造構造物の柱脚ベースプレートで、この
ベースプレート3の周辺部には前記柱または基礎
1の側面にかかるように鈎状部301が一体に加
工されている。4は鉄骨造柱脚である。前記鉄筋
コンクリート造柱または基礎の側面1と柱脚ベー
スプレート3の鈎状部301の間の隙間には、高
強度無収縮モルタルまたはオポキシ樹脂5を充填
する。6はシール材である。
すなわち、鉄筋コンクリート造の突出した柱ま
たは基礎1に鉄骨造の柱脚4を固定する場合、柱
脚4のベースプレート3を柱または基礎1に配設
したアンカーボルト2に取り付け、このアンカー
ボルト2により引抜力Tを伝達し、かつ前記柱ま
たは基礎1の側面にかかるように前記ベースプレ
ート3に鈎状部301を一体に加工し、このベー
スプレート3の鈎状部301と前記柱または基礎
1の側面との面圧によりせん断力Qを伝達する。
この方式では、柱脚4に作用するせん断力Qは、
柱脚ベースプレート3から直接鉄筋コンクリート
造柱または基礎1に伝達され、アンカーボルト2
には柱脚4に作用する引抜力Tが作用することと
なるため、柱脚4の剛性、引抜強度、せん断強度
の向上等の効果が期待できる。この効果を利用し
て、従来の方式で設計された柱脚についても、第
2図a,bに示すように、補強プレートの鈎状部
301を既存のベースプレート3に溶接7により
取りつけることによつて、第1図に示す新しい方
式の柱脚3と同様の効果を発揮させることが可能
である。
たは基礎1に鉄骨造の柱脚4を固定する場合、柱
脚4のベースプレート3を柱または基礎1に配設
したアンカーボルト2に取り付け、このアンカー
ボルト2により引抜力Tを伝達し、かつ前記柱ま
たは基礎1の側面にかかるように前記ベースプレ
ート3に鈎状部301を一体に加工し、このベー
スプレート3の鈎状部301と前記柱または基礎
1の側面との面圧によりせん断力Qを伝達する。
この方式では、柱脚4に作用するせん断力Qは、
柱脚ベースプレート3から直接鉄筋コンクリート
造柱または基礎1に伝達され、アンカーボルト2
には柱脚4に作用する引抜力Tが作用することと
なるため、柱脚4の剛性、引抜強度、せん断強度
の向上等の効果が期待できる。この効果を利用し
て、従来の方式で設計された柱脚についても、第
2図a,bに示すように、補強プレートの鈎状部
301を既存のベースプレート3に溶接7により
取りつけることによつて、第1図に示す新しい方
式の柱脚3と同様の効果を発揮させることが可能
である。
従来方式Bによる柱脚と本発明による新しい方
式Aの柱脚の構造性能を確認するために第3図
a,bに示すような加力実験を実施した。この結
果の概要を第4図に示す。この場合、基礎8上に
鉄筋コンクリート柱1が設けられている。この柱
1の幅L1は350mm、高さL2は320mmであり、また
ベースプレート3の高さL3は132mmで、ベースプ
レート3の鈎状部301の折曲長L4は100mmであ
り、引張荷重方向の角度θは60゜である。即ち、
従来方式Bでは、柱脚のすべりCによる変位の増
大、および鉄筋コンクリート柱の割裂破壊Dによ
る荷重低下と変位の増大を生ずるのに対して、新
しい方式Aでは、最大強度に至るまでの剛性の低
下が非常に小さいことがわかる。また、新しい方
式Aでは従来方式Bの1.5倍の最大強度が得られ
た。以上の結果より本発明による柱脚固定方式は
従来方式に比べて、柱脚の固定度、強度とも優れ
ていることが明らかとなつた。
式Aの柱脚の構造性能を確認するために第3図
a,bに示すような加力実験を実施した。この結
果の概要を第4図に示す。この場合、基礎8上に
鉄筋コンクリート柱1が設けられている。この柱
1の幅L1は350mm、高さL2は320mmであり、また
ベースプレート3の高さL3は132mmで、ベースプ
レート3の鈎状部301の折曲長L4は100mmであ
り、引張荷重方向の角度θは60゜である。即ち、
従来方式Bでは、柱脚のすべりCによる変位の増
大、および鉄筋コンクリート柱の割裂破壊Dによ
る荷重低下と変位の増大を生ずるのに対して、新
しい方式Aでは、最大強度に至るまでの剛性の低
下が非常に小さいことがわかる。また、新しい方
式Aでは従来方式Bの1.5倍の最大強度が得られ
た。以上の結果より本発明による柱脚固定方式は
従来方式に比べて、柱脚の固定度、強度とも優れ
ていることが明らかとなつた。
以上説明したように本発明によれば、柱脚に作
用するせん断力Qは、鉄骨柱脚から直接鉄筋コン
クリート柱または基礎に伝達され、アンカーボル
トには、柱脚に作用する引抜力Tが作用すること
となるため、以下のような利点がある。ベース
プレートのボルト穴とアンカーボルト間のクリア
ランスがあつても、柱脚と鉄筋コンクリート柱ま
たは基礎との間のすべり生ずることがなく、柱脚
の剛性を確保できる。また、アンカーボルトに
せん断力が作用しないので、かぶりコンクリート
の割裂破壊を未然に防止でき、せん断に対する強
度向上が期待できる。さらに、アンカーボルト
には引抜力しか作用しないので、従来の方式に比
べアンカーボルトの細径化が可能であり、付着特
性の向上が期待できるので、アンカー長の短縮も
可能となる。
用するせん断力Qは、鉄骨柱脚から直接鉄筋コン
クリート柱または基礎に伝達され、アンカーボル
トには、柱脚に作用する引抜力Tが作用すること
となるため、以下のような利点がある。ベース
プレートのボルト穴とアンカーボルト間のクリア
ランスがあつても、柱脚と鉄筋コンクリート柱ま
たは基礎との間のすべり生ずることがなく、柱脚
の剛性を確保できる。また、アンカーボルトに
せん断力が作用しないので、かぶりコンクリート
の割裂破壊を未然に防止でき、せん断に対する強
度向上が期待できる。さらに、アンカーボルト
には引抜力しか作用しないので、従来の方式に比
べアンカーボルトの細径化が可能であり、付着特
性の向上が期待できるので、アンカー長の短縮も
可能となる。
第1図aは本発明の一実施例を示す断面図、第
1図bは同じく平面図、第2図aは本発明の他の
実施例を示す断面図、第2図bは同じく平面図、
第3図aは本発明に係る柱脚ベースプレートの性
能確認試験の一例を示す立面図、第3図bは同じ
く平面図、第4図は第3図の試験結果の一例を示
す特性図、第5図aは従来の鉄骨造柱脚の固定方
法を示す断面図、第5図bは同じく平面図であ
る。 1……鉄筋コンクリート造柱または基礎、2…
…アンカーボルト、3……柱脚ベースプレート、
4……鉄骨造柱脚、5……無収縮モルタルまたは
エポキシ樹脂、6……シール材、7……溶接。
1図bは同じく平面図、第2図aは本発明の他の
実施例を示す断面図、第2図bは同じく平面図、
第3図aは本発明に係る柱脚ベースプレートの性
能確認試験の一例を示す立面図、第3図bは同じ
く平面図、第4図は第3図の試験結果の一例を示
す特性図、第5図aは従来の鉄骨造柱脚の固定方
法を示す断面図、第5図bは同じく平面図であ
る。 1……鉄筋コンクリート造柱または基礎、2…
…アンカーボルト、3……柱脚ベースプレート、
4……鉄骨造柱脚、5……無収縮モルタルまたは
エポキシ樹脂、6……シール材、7……溶接。
Claims (1)
- 1 鉄筋コンクリート造の突出した柱あるいは基
礎に鉄骨造の柱脚を固定する方法において、柱脚
のベースプレートを柱あるいは基礎に配設したア
ンカーボルトに取付け、このアンカーボルトによ
り引抜力を伝達し、かつ柱あるいは基礎の側面に
かかるように前記ベースプレートに鈎状部を一体
に加工し、このベースプレートの鈎状部と、前記
柱あるいは基礎の側面との面圧によりせん断力を
伝達することを特徴とする鉄骨造柱脚の固定方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2656385A JPS61186644A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 鉄骨造柱脚の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2656385A JPS61186644A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 鉄骨造柱脚の固定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61186644A JPS61186644A (ja) | 1986-08-20 |
| JPH0222177B2 true JPH0222177B2 (ja) | 1990-05-17 |
Family
ID=12197001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2656385A Granted JPS61186644A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 鉄骨造柱脚の固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61186644A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5604744B2 (ja) * | 2009-11-18 | 2014-10-15 | 株式会社構造計画プラス・ワン | 柱脚固定構造 |
| JP6116820B2 (ja) * | 2012-05-23 | 2017-04-19 | トヨタホーム株式会社 | 建物の柱設置構造 |
| JP7557444B2 (ja) * | 2021-09-02 | 2024-09-27 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 支持構造物の耐震補強装置 |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2656385A patent/JPS61186644A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61186644A (ja) | 1986-08-20 |
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