JPH0222500Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222500Y2 JPH0222500Y2 JP1985108043U JP10804385U JPH0222500Y2 JP H0222500 Y2 JPH0222500 Y2 JP H0222500Y2 JP 1985108043 U JP1985108043 U JP 1985108043U JP 10804385 U JP10804385 U JP 10804385U JP H0222500 Y2 JPH0222500 Y2 JP H0222500Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer plate
- portions
- torque damper
- eaves
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は車両用クラツチにおいて、エンジンの
クランク軸に連なる駆動板と変速機入力軸間を摩
擦連結するクラツチデイスク、特に、相対向して
結合される一対の円板部を持つ摩擦板と;両円板
部間にそれらと相対回転自在に介装されるデイス
クハブと;両円板部およびデイスクハブに互いに
対向し得るように周方向に並んで形成された略四
角形の複数の窓よりなる複数のトルクダンパ収容
部と;前記トルクダンパ収容部に配設されるトル
クダンパと;前記摩擦板の回転方向前側に位置す
る、前記トルクダンパ収容部の前側半径方向内面
と前記トルクダンパの一方の端面間に介装される
固定リテーナ板と;前記摩擦板の回転方向後側に
位置する、前記トルクダンパ収容部の後側半径方
向内面と前記トルクダンパの他方の端面間に介装
される可動リテーナ板と;を備え、両円板部の窓
の半径方向外側に位置する外縁にそれぞれ第1庇
部を、また半径方向内側に位置する外縁にそれぞ
れ第2庇部をそれぞれ設け、それら第1および第
2庇部を両リテーナ板の外側面に対向させてそれ
ら第1および第2庇部により両リテーナ板の外止
めを行うようにしたものの改良に関する。
クランク軸に連なる駆動板と変速機入力軸間を摩
擦連結するクラツチデイスク、特に、相対向して
結合される一対の円板部を持つ摩擦板と;両円板
部間にそれらと相対回転自在に介装されるデイス
クハブと;両円板部およびデイスクハブに互いに
対向し得るように周方向に並んで形成された略四
角形の複数の窓よりなる複数のトルクダンパ収容
部と;前記トルクダンパ収容部に配設されるトル
クダンパと;前記摩擦板の回転方向前側に位置す
る、前記トルクダンパ収容部の前側半径方向内面
と前記トルクダンパの一方の端面間に介装される
固定リテーナ板と;前記摩擦板の回転方向後側に
位置する、前記トルクダンパ収容部の後側半径方
向内面と前記トルクダンパの他方の端面間に介装
される可動リテーナ板と;を備え、両円板部の窓
の半径方向外側に位置する外縁にそれぞれ第1庇
部を、また半径方向内側に位置する外縁にそれぞ
れ第2庇部をそれぞれ設け、それら第1および第
2庇部を両リテーナ板の外側面に対向させてそれ
ら第1および第2庇部により両リテーナ板の外止
めを行うようにしたものの改良に関する。
(2) 従来の技術
従来、前記クラツチデイスクにおいて、固定お
よび可動リテーナ板はデイスクハブの窓にそれぞ
れ嵌合され、また第1および第2庇部は両リテー
ナ板の外側面に接触している。
よび可動リテーナ板はデイスクハブの窓にそれぞ
れ嵌合され、また第1および第2庇部は両リテー
ナ板の外側面に接触している。
(3) 考案が解決しようとする課題
しかしながら前記のように構成すると、クラン
ク軸の大なる回転トルクをトルクダンパにより緩
衝する際、両第1庇部が固定リテーナ板の外側面
に対して摺動し、また可動リテーナ板の外側面が
デイスクハブにおける窓の外側周方向内面に対し
て摺動するので、それら摺動部に発生する摩擦力
に起因して緩衝特性が悪化し、防振効果が低下を
惹起してジヤダー、異音等が発生するおそれがあ
る。
ク軸の大なる回転トルクをトルクダンパにより緩
衝する際、両第1庇部が固定リテーナ板の外側面
に対して摺動し、また可動リテーナ板の外側面が
デイスクハブにおける窓の外側周方向内面に対し
て摺動するので、それら摺動部に発生する摩擦力
に起因して緩衝特性が悪化し、防振効果が低下を
惹起してジヤダー、異音等が発生するおそれがあ
る。
本考案は前記不具合を解消し得る簡単な構造を
備えた前記クラツチデイスクを提供することを目
的とする。
備えた前記クラツチデイスクを提供することを目
的とする。
B 考案の構成
(1) 課題を解決するための手段
本考案は、相対向して結合される一対の円板部
を持つ摩擦板と;両円板部間にそれらと相対回転
自在に介装されるデイスクハブと;両円板部およ
びデイスクハブに互いに対向し得るように周方向
に並んで形成された略四角形の複数の窓よりなる
複数のトルクダンパ収容部と;前記トルクダンパ
収容部に配設されるトルクダンパと;前記摩擦板
の回転方向前側に位置する、前記トルクダンパ収
容部の前側半径方向内面と前記トルクダンパの一
方の端面間に介装される固定リテーナ板と;前記
摩擦板の回転方向後側に位置する、前記トルクダ
ンパ収容部の後側半径方向内面と前記トルクダン
パの他方の端面間に介装される可動リテーナ板
と;を備え、両円板部の窓の半径方向外側に位置
する外縁にそれぞれ第1庇部を、また半径方向内
側に位置する外縁にそれぞれ第2庇部をそれぞれ
設け、それら第1および第2庇部を両リテーナ板
の外側面に対向させてそれら第1および第2庇部
により両リテーナ板の外止めを行うようにしたク
ラツチデイスクにおいて、前記デイスクハブの窓
を画する半径方向外側の外側周方向内面および半
径方向内側の内側周方向内面の中間部から前記前
側半径方向内面に至る部位に、前記固定リテーナ
板の外側面を接触させることにより該固定リテー
ナ板の位置決めを行うと共に、両第1庇部の中間
部から前記前側半径方向内面に至る部位に変形部
分を設けることにより該固定リテーナ板の外側面
と両第1庇部との間に、該外側面に対する両第1
庇部の摺動を回避する間〓を形成し、また前記可
動リテーナ板の外側面を、両第1庇部の中間部か
ら前記後側半径方向内面に至る部位および両第2
庇部に接触させることにより該可動リテーナ板の
位置決めを行うと共に、前記デイスクハブの前記
窓を画する前記外側周方向内面の中間部から前記
後側半径方向内面に至り部位に切欠き部分を設け
ることにより該可動リテーナ板の外側面と前記外
側周方向内面との間に、該外側周方向内面に対す
る前記外側面の摺動を回避する間〓を形成したこ
とを特徴とする。
を持つ摩擦板と;両円板部間にそれらと相対回転
自在に介装されるデイスクハブと;両円板部およ
びデイスクハブに互いに対向し得るように周方向
に並んで形成された略四角形の複数の窓よりなる
複数のトルクダンパ収容部と;前記トルクダンパ
収容部に配設されるトルクダンパと;前記摩擦板
の回転方向前側に位置する、前記トルクダンパ収
容部の前側半径方向内面と前記トルクダンパの一
方の端面間に介装される固定リテーナ板と;前記
摩擦板の回転方向後側に位置する、前記トルクダ
ンパ収容部の後側半径方向内面と前記トルクダン
パの他方の端面間に介装される可動リテーナ板
と;を備え、両円板部の窓の半径方向外側に位置
する外縁にそれぞれ第1庇部を、また半径方向内
側に位置する外縁にそれぞれ第2庇部をそれぞれ
設け、それら第1および第2庇部を両リテーナ板
の外側面に対向させてそれら第1および第2庇部
により両リテーナ板の外止めを行うようにしたク
ラツチデイスクにおいて、前記デイスクハブの窓
を画する半径方向外側の外側周方向内面および半
径方向内側の内側周方向内面の中間部から前記前
側半径方向内面に至る部位に、前記固定リテーナ
板の外側面を接触させることにより該固定リテー
ナ板の位置決めを行うと共に、両第1庇部の中間
部から前記前側半径方向内面に至る部位に変形部
分を設けることにより該固定リテーナ板の外側面
と両第1庇部との間に、該外側面に対する両第1
庇部の摺動を回避する間〓を形成し、また前記可
動リテーナ板の外側面を、両第1庇部の中間部か
ら前記後側半径方向内面に至る部位および両第2
庇部に接触させることにより該可動リテーナ板の
位置決めを行うと共に、前記デイスクハブの前記
窓を画する前記外側周方向内面の中間部から前記
後側半径方向内面に至り部位に切欠き部分を設け
ることにより該可動リテーナ板の外側面と前記外
側周方向内面との間に、該外側周方向内面に対す
る前記外側面の摺動を回避する間〓を形成したこ
とを特徴とする。
(2) 作用
前記のように、固定リテーナ板のの外側面と両
第1庇部との間および可動リテーナ板の外側面と
デイスクハブにおける窓の外側周方向内面との間
にそれぞれ間〓を形成すると、クランク軸の大な
る回転トルクをトルクダンパにより緩衝する際、
固定リテーナ板に対する両第1庇部の摺動および
前記窓の外側周方向内面に対する可動リテーナ板
の摺動がそれぞれ回避されるので、良好なダンパ
特性を得てジヤダー、異音等の発生を防止するこ
とができる。
第1庇部との間および可動リテーナ板の外側面と
デイスクハブにおける窓の外側周方向内面との間
にそれぞれ間〓を形成すると、クランク軸の大な
る回転トルクをトルクダンパにより緩衝する際、
固定リテーナ板に対する両第1庇部の摺動および
前記窓の外側周方向内面に対する可動リテーナ板
の摺動がそれぞれ回避されるので、良好なダンパ
特性を得てジヤダー、異音等の発生を防止するこ
とができる。
その上、一方の間〓を両第1庇部の一部を変形
することにより形成し、他方の間〓を外側周方向
内面の一部を切欠くことにより形成するので、両
第1庇部の非変形部分を可動リテーナ板の位置決
めに利用し、また窓の外側周方向内面の非切欠き
部分を固定リテーナ板の位置決めに利用すること
ができる。
することにより形成し、他方の間〓を外側周方向
内面の一部を切欠くことにより形成するので、両
第1庇部の非変形部分を可動リテーナ板の位置決
めに利用し、また窓の外側周方向内面の非切欠き
部分を固定リテーナ板の位置決めに利用すること
ができる。
(3) 実施例
第1,第2図に示すように、クラツチデイスク
Dは環状の摩擦板1とそれに複数のトルクダンパ
2を介して連結されるデイスクハブ3とを備えて
いる。
Dは環状の摩擦板1とそれに複数のトルクダンパ
2を介して連結されるデイスクハブ3とを備えて
いる。
摩擦板1は、相対向して複数のピン4により結
合された一対の円板部1a,1bと、一方の円板
部1bの外周部分に内周部分を重合して複数のピ
ン5により結合されたライニング部1cとよりな
る。
合された一対の円板部1a,1bと、一方の円板
部1bの外周部分に内周部分を重合して複数のピ
ン5により結合されたライニング部1cとよりな
る。
デイスクハブ3は、ボス部6と、そのボス部6
の外周面に突設されたフランジ部7とを有し、そ
のボス部6は変速機入力軸8にスプライン嵌合さ
れる。フランジ部7はボス部6に連設される厚肉
部7aと、その厚肉部7a外側に位置する薄肉部
7bとを有し、厚肉部7aは両円板部1a,1b
間にそれらに対し相対回転自在に挟着され、薄肉
部7bは両円板部1a,1b間に遊挿される。
の外周面に突設されたフランジ部7とを有し、そ
のボス部6は変速機入力軸8にスプライン嵌合さ
れる。フランジ部7はボス部6に連設される厚肉
部7aと、その厚肉部7a外側に位置する薄肉部
7bとを有し、厚肉部7aは両円板部1a,1b
間にそれらに対し相対回転自在に挟着され、薄肉
部7bは両円板部1a,1b間に遊挿される。
第3図に明示するように両円板部1a,1bお
よびデイスクハブ3の薄肉部7bに、複数の略四
角形の窓91,92,93が互いに対向し得るよう
に周方向に並んで形成され、それら窓91〜93に
より複数のトルクダンパ収容部9が構成される。
よびデイスクハブ3の薄肉部7bに、複数の略四
角形の窓91,92,93が互いに対向し得るよう
に周方向に並んで形成され、それら窓91〜93に
より複数のトルクダンパ収容部9が構成される。
トルクダンパ2はゴムよりなり、各トルクダン
パ収容部9に配設される。
パ収容部9に配設される。
摩擦板1は第1,第5図において矢印a方向に
回転するもので、その摩擦板1の回転方向前側に
位置する、トルクダンパ収容部9の前側半径方向
内面101とトルクダンパ2の一方の端面間に、
固定リテーナ板111が介装される。また摩擦板
1の回転方向後側に位置する、トルクダンパ収容
部9の後側半径方向内面102とトルクダンパ2
の他方の端面間に、可動リテーナ板112が介装
される。
回転するもので、その摩擦板1の回転方向前側に
位置する、トルクダンパ収容部9の前側半径方向
内面101とトルクダンパ2の一方の端面間に、
固定リテーナ板111が介装される。また摩擦板
1の回転方向後側に位置する、トルクダンパ収容
部9の後側半径方向内面102とトルクダンパ2
の他方の端面間に、可動リテーナ板112が介装
される。
両リテーナ板111,112は同一形状を有し、
円形部12と、その円形部12の対向周縁部分か
ら相対向するように折曲げられた一対の鉤形部1
31,132とよりなり、両リテーナ板111,1
12はそれらの鉤形部131,132が相対向する
ように配設される。円形部12の中心に位置決め
突起14が突設され、その位置決め突起14はト
ルクダンパ2端面の位置決め凹部15に嵌合され
る。
円形部12と、その円形部12の対向周縁部分か
ら相対向するように折曲げられた一対の鉤形部1
31,132とよりなり、両リテーナ板111,1
12はそれらの鉤形部131,132が相対向する
ように配設される。円形部12の中心に位置決め
突起14が突設され、その位置決め突起14はト
ルクダンパ2端面の位置決め凹部15に嵌合され
る。
各リテーナ板111,112の両鉤形部131,
132は摩擦板1の両円板部1a,1b間に相対
的に摺動し得るように挟着され、円形部12は両
円板部1a,1bの窓91,92からそれぞれ突出
する。
132は摩擦板1の両円板部1a,1b間に相対
的に摺動し得るように挟着され、円形部12は両
円板部1a,1bの窓91,92からそれぞれ突出
する。
両円板部1a,1bは、それらの窓91,92の
半径方向外側に位置する外縁に、外方へ突出する
第1庇部161,162を有し、また半径方向内側
に位置する外縁に、外方へ突出する第2庇部17
1,172を有する。それら庇部161,162およ
び171,172は円形部12の外側面に対向す
る。
半径方向外側に位置する外縁に、外方へ突出する
第1庇部161,162を有し、また半径方向内側
に位置する外縁に、外方へ突出する第2庇部17
1,172を有する。それら庇部161,162およ
び171,172は円形部12の外側面に対向す
る。
第2図に明示するように、両第1庇部161,
162と、位置リテーナ板111の円形部12外側
面および鉤形部131の基端外側面との間に、円
形部12および鉤形部131基端に対する両第1
庇部161,162の摺動を回避する間〓g1が形成
される。
162と、位置リテーナ板111の円形部12外側
面および鉤形部131の基端外側面との間に、円
形部12および鉤形部131基端に対する両第1
庇部161,162の摺動を回避する間〓g1が形成
される。
両間〓g1は、両第1庇部161,162の中間部
から前側半径方向内面101に至る部位に変形部
分16aを設けることにより形成される。両第2
庇部171,172は固定リテーナ板111の円形
部12外側面に接触する。
から前側半径方向内面101に至る部位に変形部
分16aを設けることにより形成される。両第2
庇部171,172は固定リテーナ板111の円形
部12外側面に接触する。
第1,4図に示すように、可動リテーナ板11
2における円板部半径方向外側に位置する一方の
鉤形部131外側面と、デイスクハブ3における
窓93の外側周方向内面9aとの間に、その外側
周方向内面9aに対する鉤形部131の摺動を回
避する間〓g2が形成される。
2における円板部半径方向外側に位置する一方の
鉤形部131外側面と、デイスクハブ3における
窓93の外側周方向内面9aとの間に、その外側
周方向内面9aに対する鉤形部131の摺動を回
避する間〓g2が形成される。
その間〓g2は、外側周方向内面9aの中間部か
ら内側半径方向内面102に至る部位に切欠き部
分nを設けることにより形成される。他方の鉤形
部132外側面は内側周方向内面9bに接触する。
ら内側半径方向内面102に至る部位に切欠き部
分nを設けることにより形成される。他方の鉤形
部132外側面は内側周方向内面9bに接触する。
固定リテーナ板111の位置決めは、第1,第
2図に示すように両鉤形部131,132の外側面
を、デイスクハブ3における窓93の外側および
内側周方向内面9a,9bの中間部から前側半径
方向内面101に至る部位にそれぞれ接触させる
ことにより行われる。
2図に示すように両鉤形部131,132の外側面
を、デイスクハブ3における窓93の外側および
内側周方向内面9a,9bの中間部から前側半径
方向内面101に至る部位にそれぞれ接触させる
ことにより行われる。
また可動リテーナ板112の位置決めは、第1,
第4図に示すように円形部12の外側面を、両第
1庇部161,162の中間部から後側半径方向内
面102に至る部位16bおよび両第2庇部17
2,172に接触させることにより行われる。
第4図に示すように円形部12の外側面を、両第
1庇部161,162の中間部から後側半径方向内
面102に至る部位16bおよび両第2庇部17
2,172に接触させることにより行われる。
デイスクハブ3のフランジ部7には各ピン4に
対応して切欠き18が設けられ、ピン4が切欠き
18の内面に当接すると回転トルク緩衝作用が停
止する。
対応して切欠き18が設けられ、ピン4が切欠き
18の内面に当接すると回転トルク緩衝作用が停
止する。
前記構成において、摩擦板1がエンジンのクラ
ンク軸に連なる駆動板および加圧板(いずれも図
示せず)間に挟圧されるとき(クラツチ・オン状
態)、エンジンに負荷が加えられると、クランク
軸の大なる回転トルクをトルクダンパ2により緩
衝しつゝ、デイスクハブ3を介して変速機入力軸
8に伝達することができる。
ンク軸に連なる駆動板および加圧板(いずれも図
示せず)間に挟圧されるとき(クラツチ・オン状
態)、エンジンに負荷が加えられると、クランク
軸の大なる回転トルクをトルクダンパ2により緩
衝しつゝ、デイスクハブ3を介して変速機入力軸
8に伝達することができる。
このトルクダンパ2による回転トルク緩衝時、
第5図に示すように摩擦板1の第1図矢印a方向
への回転によつて外側の両第1庇部161,162
が固定リテーナ板111に対して周方向へ移動す
るが、円形部12外側面および鉤形部131の基
端外側面に対する両第1庇部161,162の摺動
は前記間〓g1により回避される。この場合、両円
板部1a,1bが両鉤形部131,132に対して
摺動するが、外側の鉤形部131と両円板部1a,
1bとの接触部分は少なく、また内側の鉤形部1
32に対しては両円板部1a,1bの移動量が少
ないので、それらの間における摩擦力に起因する
問題は生じない。
第5図に示すように摩擦板1の第1図矢印a方向
への回転によつて外側の両第1庇部161,162
が固定リテーナ板111に対して周方向へ移動す
るが、円形部12外側面および鉤形部131の基
端外側面に対する両第1庇部161,162の摺動
は前記間〓g1により回避される。この場合、両円
板部1a,1bが両鉤形部131,132に対して
摺動するが、外側の鉤形部131と両円板部1a,
1bとの接触部分は少なく、また内側の鉤形部1
32に対しては両円板部1a,1bの移動量が少
ないので、それらの間における摩擦力に起因する
問題は生じない。
また可動リテーナ板112が第5図に示すよう
に摩擦板1の回動によつて移動するが、デイスク
ハブ3における窓93の外側周方向内面9aに対
する外側の鉤形部131の摺動は前記間〓g2によ
り回避される。この場合、内側の鉤形部132も
移動するが、その移動量は少ないので、鉤形部1
32および窓93の内側周方向内面9b間における
摩擦力に起因する問題は生じない。
に摩擦板1の回動によつて移動するが、デイスク
ハブ3における窓93の外側周方向内面9aに対
する外側の鉤形部131の摺動は前記間〓g2によ
り回避される。この場合、内側の鉤形部132も
移動するが、その移動量は少ないので、鉤形部1
32および窓93の内側周方向内面9b間における
摩擦力に起因する問題は生じない。
これにより摩擦板1、両リテーナ板111,1
12およびデイスクハブ3間における摩擦力の発
生が極力抑制され、したがつて第6図実線Aに示
すように正常な緩衝特性が得られる。第6図鎖線
Bは前記従来例を示し、前記摩擦力に起因して緩
衝特性が異常となる。
12およびデイスクハブ3間における摩擦力の発
生が極力抑制され、したがつて第6図実線Aに示
すように正常な緩衝特性が得られる。第6図鎖線
Bは前記従来例を示し、前記摩擦力に起因して緩
衝特性が異常となる。
前記回転トルク緩衝作用の限界は摩擦板1のピ
ン4がデイスクハブ3の切欠き18の内面に当接
することにより規制される。
ン4がデイスクハブ3の切欠き18の内面に当接
することにより規制される。
なお、周方向において相隣るトルクダンパ2の
周方向長さを変えた理由は、各トルクダンパ2に
よる緩衝特性を変えるためである。
周方向長さを変えた理由は、各トルクダンパ2に
よる緩衝特性を変えるためである。
C 考案の効果
本考案によれば、クランク軸の大なる回転トル
クをトルクダンパにより緩衝する際、固定リテー
ナ板に対する両第1庇部の摺動およびデイスクハ
ブにおける窓の外側周方向内面に対する可動リテ
ーナ板の摺動を、両間〓によりそれぞれ回避して
正常な緩衝特性を得、これによりジヤダー、異音
等の発生を防止することができる。
クをトルクダンパにより緩衝する際、固定リテー
ナ板に対する両第1庇部の摺動およびデイスクハ
ブにおける窓の外側周方向内面に対する可動リテ
ーナ板の摺動を、両間〓によりそれぞれ回避して
正常な緩衝特性を得、これによりジヤダー、異音
等の発生を防止することができる。
その上、両第1庇部の一部を変形し、またデイ
スクハブにおける窓の外側周方向内面を切欠くと
いつた手段によつて前記効果を得ることができる
ので、既製のものに僅かな変更を加えるだけで所
期の目的を達成し得ると共に両第1庇部の非変形
部分および前記外側周方向内面の非切欠き部分を
利用して、可動および固定リテーナ板の位置決め
をそれぞれ確実に行うことができる、という利点
もある。
スクハブにおける窓の外側周方向内面を切欠くと
いつた手段によつて前記効果を得ることができる
ので、既製のものに僅かな変更を加えるだけで所
期の目的を達成し得ると共に両第1庇部の非変形
部分および前記外側周方向内面の非切欠き部分を
利用して、可動および固定リテーナ板の位置決め
をそれぞれ確実に行うことができる、という利点
もある。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は要部
を破断したクラツチデイスク全体の正面図、第2
図は第1図−線断面図、第3図は第1図−
線断面図、第4図は第1図−線断面図、第
5図は作用を示す要部の正面図、第6図は緩衝特
性を示すグラフである。 g1,g2……間〓、n……切欠き部分、1……摩
擦板、1a,1b……円板部、2……トルクダン
パ、3……デイスクハブ、9……トルクダンパ収
容部、91〜93……窓、9a,9b……外側、内
側周方向内面、101,102……前側、後側半径
方向内面、111,112……固定および可動リテ
ーナ板、161,162……第1庇部、16a……
変形部分、171,172……第2庇部。
を破断したクラツチデイスク全体の正面図、第2
図は第1図−線断面図、第3図は第1図−
線断面図、第4図は第1図−線断面図、第
5図は作用を示す要部の正面図、第6図は緩衝特
性を示すグラフである。 g1,g2……間〓、n……切欠き部分、1……摩
擦板、1a,1b……円板部、2……トルクダン
パ、3……デイスクハブ、9……トルクダンパ収
容部、91〜93……窓、9a,9b……外側、内
側周方向内面、101,102……前側、後側半径
方向内面、111,112……固定および可動リテ
ーナ板、161,162……第1庇部、16a……
変形部分、171,172……第2庇部。
Claims (1)
- 相対向して結合される一対の円板部1a,1b
を持つ摩擦板1と;両円板部1a,1b間にそれ
らと相対回転自在に介装されるデイスクハブ3
と;両円板部1a,1bおよびデイスクハブ3に
互いに対向し得るように周方向に並んで形成され
た略四角形の複数の窓91〜93よりなる複数のト
ルクダンパ収容部9と;前記トルクダンパ収容部
9に配設されるトルクダンパ2と;前記摩擦板1
の回転方向前側に位置する、前記トルクダンパ収
容部9の前側半径方向内面101と前記トルクダ
ンパ2の一方の端面間に介装される固定リテーナ
板111と;前記摩擦板1の回転方向後側に位置
する、前記トルクダンパ収容部9の後側半径方向
内面102と前記トルクダンパ2の他方の端面間
に介装される可動リテーナ板112と;を備え、
両円板部1a,1bの窓91,92の半径方向外側
に位置する外縁にそれぞれ第1庇部161,162
を、また半径方向内側に位置する外縁にそれぞれ
第2庇部171,172をそれぞれ設け、それら第
1および第2庇部161,162,171,172を
両リテーナ板111,112の外側面に対向させて
それら第1および第2庇部161,162,171,
172により両リテーナ板111,112の外止め
を行うようにしたクラツチデイスクにおいて、前
記デイスクハブ3の窓93を画する半径方向外側
の外側周方向内面9aおよび半径方向内側の内側
周方向内面9bの中間部から前記前側半径方向内
面101に至る部位に、前記固定リテーナ板111
の外側面を接触させることにより該固定リテーナ
板111の位置決めを行うと共に、両第1庇部1
61,162の中間部から前記前側半径方向内面1
01に至る部位に変形部分16aを設けることに
より該固定リテーナ板111の外側面と両第1庇
部161,162との間に、該外側面に対する両第
1庇部161,162の摺動を回避する間〓g1を形
成し、また前記可動リテーナ板112の外側面を、
両第1庇部161,162の中間部から前記後側半
径方向内面102に至る部位および両第2庇部1
71,172に接触させることにより該可動リテー
ナ板112の位置決めを行うと共に、前記デイス
クハブ3の前記窓93を画する前記外側周方向内
面9aの中間部から前記後側半径方向内面102
に至る部位に切欠き部分nを設けることにより該
可動リテーナ板112の外側面と前記外側周方向
内面9aとの間に、該外側周方向内面9aに対す
る前記外側面の摺動を回避する間〓g2を形成した
ことを特徴とするクラツチデイスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985108043U JPH0222500Y2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985108043U JPH0222500Y2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6216831U JPS6216831U (ja) | 1987-01-31 |
| JPH0222500Y2 true JPH0222500Y2 (ja) | 1990-06-18 |
Family
ID=30984873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985108043U Expired JPH0222500Y2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0222500Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57107432A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-03 | Aisin Seiki Co Ltd | Clutch disc of vehicles |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP1985108043U patent/JPH0222500Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6216831U (ja) | 1987-01-31 |
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