JPH02225033A - 耐食性に優れたセラミック被覆材 - Google Patents
耐食性に優れたセラミック被覆材Info
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- JPH02225033A JPH02225033A JP4509189A JP4509189A JPH02225033A JP H02225033 A JPH02225033 A JP H02225033A JP 4509189 A JP4509189 A JP 4509189A JP 4509189 A JP4509189 A JP 4509189A JP H02225033 A JPH02225033 A JP H02225033A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、AM、 A9合金、Zn/A2合金の各溶湯
中において長期的に安定して優れた耐食性を有し、同時
に耐摩耗性、耐溶着性に優れ、溶融A2メッキ浴および
溶融Zn/At合金メッキ浴中で使用されるロール材料
、およびAnおよびその合金のダイカスト用金型材料に
好適なセラミック被覆材に関する。
中において長期的に安定して優れた耐食性を有し、同時
に耐摩耗性、耐溶着性に優れ、溶融A2メッキ浴および
溶融Zn/At合金メッキ浴中で使用されるロール材料
、およびAnおよびその合金のダイカスト用金型材料に
好適なセラミック被覆材に関する。
[従来の技術と問題点]
まず、溶融Alメッキ浴および溶融Zn/八交へ金メッ
キ浴中で使用されるロール材料に関しては、従来より鋼
材の表面にA4203,2n02、あるいはWCを溶射
したセラミック溶射材あるいはNi −Cr系ステンレ
ス鋼材等が用いられている。
キ浴中で使用されるロール材料に関しては、従来より鋼
材の表面にA4203,2n02、あるいはWCを溶射
したセラミック溶射材あるいはNi −Cr系ステンレ
ス鋼材等が用いられている。
しかしながら、セラミック溶射材は、溶射被膜中に気孔
を多く含むため、溶融状態にあるAiもしくはZn/A
l合金が浸透して被膜下の基材表面を侵食するため、や
がて被膜は剥離することになる。
を多く含むため、溶融状態にあるAiもしくはZn/A
l合金が浸透して被膜下の基材表面を侵食するため、や
がて被膜は剥離することになる。
またNi −Cr系ステンレス鋼材は、溶融Aiの還元
力により孔食状に侵食されるために、短期間の内にロー
ルの交換が必要となる。このような実情から現行のロー
ル材料は耐食性に関して一段の改良が必要とされている
。
力により孔食状に侵食されるために、短期間の内にロー
ルの交換が必要となる。このような実情から現行のロー
ル材料は耐食性に関して一段の改良が必要とされている
。
次に、Alおよびその合金のダイカスト金型材料に関し
ては、従来より工具鋼である5KD6系(JISG44
04)の材料が主に用いられている。しかしながらAi
およびその合金は溶融温度が高く、かつFeとの親和力
が強いため、 500〜1000kg/cm2という高
圧でダイスに溶融合金が押しつけられると溶着を起こし
やすい。この溶着する性質は、Alおよびその合金中の
Fe含有量を増すことにより改善されるが、このFeの
増加は一方においてAlおよびその合金の機械的性質を
低下させ、また金属性のハードスポットが発生する危険
も大きくなるので好ましくない。したがってFeを含ま
ないAλおよびその合金であっても溶着しない金型材料
の開発が望まれている。
ては、従来より工具鋼である5KD6系(JISG44
04)の材料が主に用いられている。しかしながらAi
およびその合金は溶融温度が高く、かつFeとの親和力
が強いため、 500〜1000kg/cm2という高
圧でダイスに溶融合金が押しつけられると溶着を起こし
やすい。この溶着する性質は、Alおよびその合金中の
Fe含有量を増すことにより改善されるが、このFeの
増加は一方においてAlおよびその合金の機械的性質を
低下させ、また金属性のハードスポットが発生する危険
も大きくなるので好ましくない。したがってFeを含ま
ないAλおよびその合金であっても溶着しない金型材料
の開発が望まれている。
溶融Anメッキ浴および溶融Zn/Al合金メッキ浴用
材料や八Qおよびその合金のダイカスト金型材料の技術
分野では、金属基村上に比較的緻密なセラミック被膜を
形成した被覆材に関する技術は見当らない。
材料や八Qおよびその合金のダイカスト金型材料の技術
分野では、金属基村上に比較的緻密なセラミック被膜を
形成した被覆材に関する技術は見当らない。
一方本技術分野とは異なる高硬度被膜の形成技術の分野
において、特公昭51−18445にクロム酸含浸法に
よるセラミック被膜が提案されている。該被膜は、クロ
ム酸溶液を、金属基村上に形成した5i02. ZrO
2,Al2O2等を含ムセラミック多気孔被膜の気孔部
に浸透させ、これを少なくともクロム酸のクロムが6価
から3価に変換する温度以上の温度で焼成し、クロム酸
を3価の酸化クロムに変える工程を数回繰り返すことに
より作製されるもので、骨材のセラミック粒子とマトリ
ックス部が酸化クロム((:r203)で充填された高
硬度の緻密なセラミック被膜である。
において、特公昭51−18445にクロム酸含浸法に
よるセラミック被膜が提案されている。該被膜は、クロ
ム酸溶液を、金属基村上に形成した5i02. ZrO
2,Al2O2等を含ムセラミック多気孔被膜の気孔部
に浸透させ、これを少なくともクロム酸のクロムが6価
から3価に変換する温度以上の温度で焼成し、クロム酸
を3価の酸化クロムに変える工程を数回繰り返すことに
より作製されるもので、骨材のセラミック粒子とマトリ
ックス部が酸化クロム((:r203)で充填された高
硬度の緻密なセラミック被膜である。
この被膜を溶融A見メッキ浴用のロールの基材として使
用される、通常およそIOx 10−’以上の高熱膨張
率を有する金属基材へ適用するためには、被膜マトリッ
クス部の酸化クロム(11:rzos)の熱膨張率が低
いため、基材との熱膨張差による不整合を避けるため、
被膜内へ分散させるセラミック粒子は、セラミックスの
中でも高熱膨張率を有する5i02等の組成に限られる
。そこで本発明者らは、この先願の発明の技術に基づき
作製された5in2−Cr203系被膜について、まず
溶融Alメッキ浴および溶融Zn−へflメッキ洛中に
おける耐食性を検討したところ、被膜中のSiO□分が
溶融状態にあるAuに置換されてメッキ浴中に溶出し、
基材の5US304が孔食状に侵食された。次に八lお
よびその合金のダイカスト用金型としての適正について
も検討したが、溶融Al合金が金型表面の5i02−C
r203系被膜に溶着して、加工品を取り出すことが困
難となったことが認められた。
用される、通常およそIOx 10−’以上の高熱膨張
率を有する金属基材へ適用するためには、被膜マトリッ
クス部の酸化クロム(11:rzos)の熱膨張率が低
いため、基材との熱膨張差による不整合を避けるため、
被膜内へ分散させるセラミック粒子は、セラミックスの
中でも高熱膨張率を有する5i02等の組成に限られる
。そこで本発明者らは、この先願の発明の技術に基づき
作製された5in2−Cr203系被膜について、まず
溶融Alメッキ浴および溶融Zn−へflメッキ洛中に
おける耐食性を検討したところ、被膜中のSiO□分が
溶融状態にあるAuに置換されてメッキ浴中に溶出し、
基材の5US304が孔食状に侵食された。次に八lお
よびその合金のダイカスト用金型としての適正について
も検討したが、溶融Al合金が金型表面の5i02−C
r203系被膜に溶着して、加工品を取り出すことが困
難となったことが認められた。
これらの結果から被膜内へ分散させるセラミック粒子と
してはAl。03が必須であり、SiO,は使用できな
いことが分った。
してはAl。03が必須であり、SiO,は使用できな
いことが分った。
この先願の発明には、低熱膨張率であるAlz03粒子
とマトリックスが酸化クロム(Cr20+)から成るセ
ラミック被膜に適した金属基材として、熱膨張率が該セ
ラミック被膜と同程度であるチタンの例が示されている
。
とマトリックスが酸化クロム(Cr20+)から成るセ
ラミック被膜に適した金属基材として、熱膨張率が該セ
ラミック被膜と同程度であるチタンの例が示されている
。
そこで、本発明者らは、基材のチタン表面にAl2O2
−Cr203系被膜を有するセラミック被膜材について
、溶融A2メッキ浴中におけるロールとしての耐食性、
およびAg、およびその合金のダイカスト用金型として
の耐溶着性について試験したところ、いずれの用途にお
いても現行使用材に比して優れた性能を有することが判
明した。しかしながら該セラミック被、覆材は、基材の
チタンの強度が不足するために、溶融Alメッキ浴中に
て使用されるロール材料およびAlおよびその合金のダ
イカスト金型用材料への適用は困難であることか分った
。
−Cr203系被膜を有するセラミック被膜材について
、溶融A2メッキ浴中におけるロールとしての耐食性、
およびAg、およびその合金のダイカスト用金型として
の耐溶着性について試験したところ、いずれの用途にお
いても現行使用材に比して優れた性能を有することが判
明した。しかしながら該セラミック被、覆材は、基材の
チタンの強度が不足するために、溶融Alメッキ浴中に
て使用されるロール材料およびAlおよびその合金のダ
イカスト金型用材料への適用は困難であることか分った
。
このため本発明者は、圧延ロール材料に用いられ、かつ
比較的低い熱膨張率を示す金属基材として、ダクタイル
鋳鉄、球状黒鉛鋼、さらに高い熱膨張率を示すがその表
面に中間層として低熱膨張率のCr層を約50Hの厚さ
に形成したNi −Cr系ステンレス鋼(SUS304
)を基材として、これらに八Q203−Cr 、03系
被膜を形成することを試みたが、被膜製造工程に°おい
て被膜が基材より脱落してコーティングが不可能であっ
た。
比較的低い熱膨張率を示す金属基材として、ダクタイル
鋳鉄、球状黒鉛鋼、さらに高い熱膨張率を示すがその表
面に中間層として低熱膨張率のCr層を約50Hの厚さ
に形成したNi −Cr系ステンレス鋼(SUS304
)を基材として、これらに八Q203−Cr 、03系
被膜を形成することを試みたが、被膜製造工程に°おい
て被膜が基材より脱落してコーティングが不可能であっ
た。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、前記事情に鑑み成されたもので、その目的と
するところは、溶融人文メッキ浴および溶融Zn/Af
f、合金メッキ浴中において優れた耐食性を発揮し、か
つ基材と被膜との密着が強固で剥離することがなく、該
メッキ洛中において用いられるロールに好適であり、同
時に耐溶着性、耐摩耗性に優れ八!およびその合金のダ
イカスト用金型としても好適なセラミック被膜材を提供
することにある。
するところは、溶融人文メッキ浴および溶融Zn/Af
f、合金メッキ浴中において優れた耐食性を発揮し、か
つ基材と被膜との密着が強固で剥離することがなく、該
メッキ洛中において用いられるロールに好適であり、同
時に耐溶着性、耐摩耗性に優れ八!およびその合金のダ
イカスト用金型としても好適なセラミック被膜材を提供
することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、まず溶融人文メッキ浴および溶融Zn/
^立合金メッキ洛中において一段と耐食性および被膜密
着性の優れたロールを開発するため種々の実験を重ねた
結果、鉄−クロム合金鋼、あるいはその表面に鉄−クロ
ム合金鋼の層を有する鋼材を基材として、その上に骨材
のAl2O,粒子とクロム酸の加熱により形成されるC
r、03から成るセラミック被膜を付与することにより
、溶融Aiメッキ浴および溶融Zn/AM合金メッキ洛
中における耐食性が従来材よりも優れたロールを製造で
きることを見い出した。
^立合金メッキ洛中において一段と耐食性および被膜密
着性の優れたロールを開発するため種々の実験を重ねた
結果、鉄−クロム合金鋼、あるいはその表面に鉄−クロ
ム合金鋼の層を有する鋼材を基材として、その上に骨材
のAl2O,粒子とクロム酸の加熱により形成されるC
r、03から成るセラミック被膜を付与することにより
、溶融Aiメッキ浴および溶融Zn/AM合金メッキ洛
中における耐食性が従来材よりも優れたロールを製造で
きることを見い出した。
次に該被覆材をA2およびその合金の溶湯の溶着が問題
とされているダイカスト用金型材料へ適用したところ、
現行材である工具合金鋼(SKD6)に比較して、格段
に優れた耐溶着性を有することを見い出した。
とされているダイカスト用金型材料へ適用したところ、
現行材である工具合金鋼(SKD6)に比較して、格段
に優れた耐溶着性を有することを見い出した。
なお、本発明の鉄−クロム合金鋼とは、Fe、 Cr以
外の化学成分として、旧を0.3を以下、C,B。
外の化学成分として、旧を0.3を以下、C,B。
Mn、 Al、 Zr、 Ti、 Pb、 REMおよ
びSを3を以下、Mo、 Cu、 VをlO1以下、C
Oを15%以下、Wを20%以下を含む鋼材を指す。
びSを3を以下、Mo、 Cu、 VをlO1以下、C
Oを15%以下、Wを20%以下を含む鋼材を指す。
本発明は、以上の如き知見に基きなされたものであって
、その要旨とするところは、 Crを3〜50wtt含
む鉄−クロム合金鋼を基材として、その表面にA2□0
3粒子を30〜80wt!6含み、残部がクロム酸の加
熱により形成される酸化クロムCCr203)から成る
セラミック被膜を有することを特徴とするAfl、A2
合金、またはZn/A(1合金の各溶湯中における耐食
性に優れたセラミック被覆材であり、該被覆材を適用し
た溶融^交メッキ浴および溶融Zn/A交合金メッキ浴
中で使用されるロールおよびA9.とその合金のダイカ
スト用金型である。なお、基材としてその表面にCrを
3〜50冑t9&含む鉄−クロム合金鋼の層を5μ1以
上有する鋼材を適用することができる。
、その要旨とするところは、 Crを3〜50wtt含
む鉄−クロム合金鋼を基材として、その表面にA2□0
3粒子を30〜80wt!6含み、残部がクロム酸の加
熱により形成される酸化クロムCCr203)から成る
セラミック被膜を有することを特徴とするAfl、A2
合金、またはZn/A(1合金の各溶湯中における耐食
性に優れたセラミック被覆材であり、該被覆材を適用し
た溶融^交メッキ浴および溶融Zn/A交合金メッキ浴
中で使用されるロールおよびA9.とその合金のダイカ
スト用金型である。なお、基材としてその表面にCrを
3〜50冑t9&含む鉄−クロム合金鋼の層を5μ1以
上有する鋼材を適用することができる。
以下に本発明の詳細について説明する。
まず本発明の基材は、crを3〜50wt!t、含む鉄
−クロム合金鋼である。ここでCrを添加する理由は、
基材としてセラミックス被膜との密着力を強化するため
である。基材である鉄−クロム合金鋼のCr含有量が3
wt%未満か、もしくは、50胃戊を超えると、理由は
明確でないが基材と^Q203粒子およびクロム酸(C
rO2)の加熱により形成される酸化クロム(Cr20
3)から成るセラミック被膜とが密着せず、被膜形成工
程において該セラミック被膜が脱落してコーティングが
不可能となることを実験で確認した。
−クロム合金鋼である。ここでCrを添加する理由は、
基材としてセラミックス被膜との密着力を強化するため
である。基材である鉄−クロム合金鋼のCr含有量が3
wt%未満か、もしくは、50胃戊を超えると、理由は
明確でないが基材と^Q203粒子およびクロム酸(C
rO2)の加熱により形成される酸化クロム(Cr20
3)から成るセラミック被膜とが密着せず、被膜形成工
程において該セラミック被膜が脱落してコーティングが
不可能となることを実験で確認した。
なお、本発明の基材に関しては、鋼材上に前記の鉄−ク
ロム合金鋼より成る層を5μm以上有しても良い。核層
が5μm以下であると基材とセラミック被膜との密着力
が不十分となる。核層の厚さの上限については、特に定
めないが密着力の強化作用が飽和すること、および製品
寸法、形状への影響を考慮すると200μm以下が好ま
しい。
ロム合金鋼より成る層を5μm以上有しても良い。核層
が5μm以下であると基材とセラミック被膜との密着力
が不十分となる。核層の厚さの上限については、特に定
めないが密着力の強化作用が飽和すること、および製品
寸法、形状への影響を考慮すると200μm以下が好ま
しい。
次にこれらの基材上に、骨材であるAM203粒子とク
ロム酸(CrO3)の加熱により形成される酸化クロム
(Cr20s)から成るセラミック被膜を設けるもので
ある。本発明者らは、このようなセラミック被膜組成を
選定するに際して、骨材としてAi、0゜粒子、Sin
、粒子、ZrO2粒子を用いたセラミック被膜を形成し
て、これらの溶融Allメッキ浴および溶融Zn/Al
合金メッキ浴中における耐食性を検討したが、SiO2
粒子およびz「02粒子を用いたセラミック被膜は、い
ずれも該メッキ浴中に溶出して、基材が孔食状に侵食さ
れた。これに対して、AM20゜粒子を用いたセラミッ
ク被膜は、該メッキ洛中に溶出せず優れた耐食性を有す
ることが判明し、本発明に至ったものである。AIhO
*粒子を用いたセラミック被膜が溶融Affiff上浴
および溶融Zn−^交メッキ浴中において耐食性が優れ
る理由は、SjO□粒子、 ZrO2粒子に比べて、A
1203粒子が溶融状態にあるAlの還元力に対して最
も安定しているためと考えられる。
ロム酸(CrO3)の加熱により形成される酸化クロム
(Cr20s)から成るセラミック被膜を設けるもので
ある。本発明者らは、このようなセラミック被膜組成を
選定するに際して、骨材としてAi、0゜粒子、Sin
、粒子、ZrO2粒子を用いたセラミック被膜を形成し
て、これらの溶融Allメッキ浴および溶融Zn/Al
合金メッキ浴中における耐食性を検討したが、SiO2
粒子およびz「02粒子を用いたセラミック被膜は、い
ずれも該メッキ浴中に溶出して、基材が孔食状に侵食さ
れた。これに対して、AM20゜粒子を用いたセラミッ
ク被膜は、該メッキ洛中に溶出せず優れた耐食性を有す
ることが判明し、本発明に至ったものである。AIhO
*粒子を用いたセラミック被膜が溶融Affiff上浴
および溶融Zn−^交メッキ浴中において耐食性が優れ
る理由は、SjO□粒子、 ZrO2粒子に比べて、A
1203粒子が溶融状態にあるAlの還元力に対して最
も安定しているためと考えられる。
本発明のセラミック被膜は、被膜中のへ2□03粒子の
含有量が30wt!4未満であると耐食性が不充分とな
り、80wL%を超えるとバイダーとして被膜の粘結力
を強化するために必要な酸化クロム(cr203)の濃
度が相対的に低下して、被膜が脆弱なものとなり、いず
れにおいても実用に耐えない。AMzOa粒子の粒径に
関しては、特に限定しないが粒径が大きくなるほど被膜
中の気孔が粗大化して、数も増加するので、平均粒径で
109m以下のものが望ましい。なお平均粒径とは、粒
子の個数積算分布重線における50を粒径を指す。さら
にセラミック被膜の厚さに関しても特に限定しないが、
実用に耐える耐食性および被膜強度を確保するためには
30〜150μl程度の範囲が望ましい。
含有量が30wt!4未満であると耐食性が不充分とな
り、80wL%を超えるとバイダーとして被膜の粘結力
を強化するために必要な酸化クロム(cr203)の濃
度が相対的に低下して、被膜が脆弱なものとなり、いず
れにおいても実用に耐えない。AMzOa粒子の粒径に
関しては、特に限定しないが粒径が大きくなるほど被膜
中の気孔が粗大化して、数も増加するので、平均粒径で
109m以下のものが望ましい。なお平均粒径とは、粒
子の個数積算分布重線における50を粒径を指す。さら
にセラミック被膜の厚さに関しても特に限定しないが、
実用に耐える耐食性および被膜強度を確保するためには
30〜150μl程度の範囲が望ましい。
本発明のセラミック被覆材の製造は、まず基材に関して
はCrを3〜51)vt’J含む、鉄−クロム合金鋼を
用いれば良いし、また鋼材表面に鉄−クロム合金鋼の層
を付与する場合は減圧プラズマ溶射法により形成すれば
良い。
はCrを3〜51)vt’J含む、鉄−クロム合金鋼を
用いれば良いし、また鋼材表面に鉄−クロム合金鋼の層
を付与する場合は減圧プラズマ溶射法により形成すれば
良い。
次にセラミック被膜に関しては、まず^!L20.3粒
子を所定の割合でクロム酸水溶液に混練したスラリーを
基材の表面に塗布し、 100〜150℃のオーブン中
で乾燥後、500℃以上の温度で焼成して^QzOs粒
子をマトリックスが酸化クロム(Cr20a)から成る
多気孔質被膜を得る。これにクロム酸水溶液を含浸させ
て500℃以上の温度で焼成することを5回以上繰り返
すことにより、Al20s粒子としてマトリックスが酸
化クロム(C:r203)から成る緻密なセラミック被
膜を形成することができる。
子を所定の割合でクロム酸水溶液に混練したスラリーを
基材の表面に塗布し、 100〜150℃のオーブン中
で乾燥後、500℃以上の温度で焼成して^QzOs粒
子をマトリックスが酸化クロム(Cr20a)から成る
多気孔質被膜を得る。これにクロム酸水溶液を含浸させ
て500℃以上の温度で焼成することを5回以上繰り返
すことにより、Al20s粒子としてマトリックスが酸
化クロム(C:r203)から成る緻密なセラミック被
膜を形成することができる。
以下に実施例により本発明の効果をさらに具体的に説明
する。
する。
[実施例]
(実施例1)
まずロール基材として鉄−クロム合金鋼、5US304
、ダクタイル鋳鉄、球状黒鉛鋼を用い、これを30mm
φ、長さ300Il1mの棒状に加工した。この内5U
S304、ダクタイル鋳鉄、球状黒鉛鋼に関しては、表
面に減圧プラズマ溶射法により鉄−クロム合金鋼の層を
付与した。
、ダクタイル鋳鉄、球状黒鉛鋼を用い、これを30mm
φ、長さ300Il1mの棒状に加工した。この内5U
S304、ダクタイル鋳鉄、球状黒鉛鋼に関しては、表
面に減圧プラズマ溶射法により鉄−クロム合金鋼の層を
付与した。
[M圧プラズマ条件]
+400A −45V
A r +20 Q/ff1in
He 40 ffi/min
溶射距11i 300m11
粉末粒径 44〜I Oun+
次に平均粒径0.8 JJIIIのAuaOi粒子にC
r03、水を下記の割合の範囲内で種々配合し、混練し
てスラリーを作成した。
r03、水を下記の割合の範囲内で種々配合し、混練し
てスラリーを作成した。
へ交205粒子二lO〜400 g
Cry3: 30〜100 g
水:1100N150
このスラリーを前述の基材上に塗布して150℃のオー
ブン内で乾燥した後、550℃の炉内で40分焼成して
、AizO+粒子とマトリックスが酸化クロム(Cr2
(1+)から成る多孔質被膜を得た。これをり、ロム酸
水溶液(比重1.7)に10分間浸漬して含浸後、55
0℃の炉内で40分焼成した。この含浸−焼成操作を1
3回繰り返して基材表面に骨材としてのAt、O,粒子
とクロム(CrOi)の加熱により形成される酸化クロ
ム(Cr203)から成るセラミック被膜を形成した。
ブン内で乾燥した後、550℃の炉内で40分焼成して
、AizO+粒子とマトリックスが酸化クロム(Cr2
(1+)から成る多孔質被膜を得た。これをり、ロム酸
水溶液(比重1.7)に10分間浸漬して含浸後、55
0℃の炉内で40分焼成した。この含浸−焼成操作を1
3回繰り返して基材表面に骨材としてのAt、O,粒子
とクロム(CrOi)の加熱により形成される酸化クロ
ム(Cr203)から成るセラミック被膜を形成した。
なお、このセラミック被膜の厚ざは、60回mf、 l
0JJIの範囲に形成シタ。
0JJIの範囲に形成シタ。
このようにして作製した本発明のセラミック被膜の代表
的な被膜組成と、溶融Aλメッキ浴および溶融Zn/A
l合金メッキ浴中における耐食性試験結果を第1表にま
とめて示す。
的な被膜組成と、溶融Aλメッキ浴および溶融Zn/A
l合金メッキ浴中における耐食性試験結果を第1表にま
とめて示す。
試料&1〜五3、試料五5〜&11が本発明のセラミッ
ク被覆材であり、試料&4はセラミック被膜中のA2□
03含有量が本発明の範囲外の例である。試料I%L1
2〜A1Bは比較材である。表中に示す鉄−クロム合金
鋼の厚さは、金属顕微鏡により断面を実測した。また同
層のCr含有量およびセラミック被膜中のAiz03含
有量は蛍光X線分析により定量した。
ク被覆材であり、試料&4はセラミック被膜中のA2□
03含有量が本発明の範囲外の例である。試料I%L1
2〜A1Bは比較材である。表中に示す鉄−クロム合金
鋼の厚さは、金属顕微鏡により断面を実測した。また同
層のCr含有量およびセラミック被膜中のAiz03含
有量は蛍光X線分析により定量した。
溶融A2メッキ浴および溶融Zn/Al合金メッキ浴中
における耐食性に関しては、前者の場合式190!t、
、 Si lO%i、660℃、後者の場合Zn 43
*、All 55!k、Si 2%、650℃の溶融メ
ッキ浴中に本発明のセラミック被覆材および比較材をl
O日間浸漬した後の腐食状況を観察した。その結果は同
表のとおりであり、セラミック被膜中のへ9.203含
有量が本発明の範囲外である試料ん4、セラミック被膜
中の骨材としてA4203粒子の替りに5i02を用い
た試料五13は、セラミック被膜がメッキ浴中に溶出し
た。比較材である試料AIL+5の^2203溶射材お
よび試料ん16のAM201セラミックスは、メッキ洛
中で割れて破壊した。これに対して、本発明のセラミッ
ク被覆材である試料&1〜&3、試料五5〜&+1は、
被膜に変化が認められず、溶融A2メッキ浴、溶融Zn
/^立合金メッキ洛中において優れた耐食性を有するこ
とが分る。
における耐食性に関しては、前者の場合式190!t、
、 Si lO%i、660℃、後者の場合Zn 43
*、All 55!k、Si 2%、650℃の溶融メ
ッキ浴中に本発明のセラミック被覆材および比較材をl
O日間浸漬した後の腐食状況を観察した。その結果は同
表のとおりであり、セラミック被膜中のへ9.203含
有量が本発明の範囲外である試料ん4、セラミック被膜
中の骨材としてA4203粒子の替りに5i02を用い
た試料五13は、セラミック被膜がメッキ浴中に溶出し
た。比較材である試料AIL+5の^2203溶射材お
よび試料ん16のAM201セラミックスは、メッキ洛
中で割れて破壊した。これに対して、本発明のセラミッ
ク被覆材である試料&1〜&3、試料五5〜&+1は、
被膜に変化が認められず、溶融A2メッキ浴、溶融Zn
/^立合金メッキ洛中において優れた耐食性を有するこ
とが分る。
(実施例2)
A立およびその合金のダイカスト用ダイス材料として一
般に用いられている工具用鋼5KD6 (CO,32!
Ii、 Si 1.0!Ii、Mn O,1、Cr 5
.54k、Mo 1.賎。
般に用いられている工具用鋼5KD6 (CO,32!
Ii、 Si 1.0!Ii、Mn O,1、Cr 5
.54k、Mo 1.賎。
V O,4!J、)を用いて、80mmφ、厚さ51I
IlのA1合金の円板をダイカストするためのダイスを
作製した。
IlのA1合金の円板をダイカストするためのダイスを
作製した。
このダイスは、5KD6のままの状態のものと、A2合
金溶湯に接する5KD6の面に本発明のセラミック被膜
を形成したものとを用意した。該セラミック被膜の作製
条件は実施例1と同様である。該セラミック被膜の膜厚
は60μmであった。この2種類のダイスを用いて、A
D(:12合金(Sj 11.5%、 Cu 2.0!
k。
金溶湯に接する5KD6の面に本発明のセラミック被膜
を形成したものとを用意した。該セラミック被膜の作製
条件は実施例1と同様である。該セラミック被膜の膜厚
は60μmであった。この2種類のダイスを用いて、A
D(:12合金(Sj 11.5%、 Cu 2.0!
k。
Mg O,2J Fe 0.40J Zn O,44!
I、、 Nj O,06%、残部は肩)を下記の条件で
ダイカストした。
I、、 Nj O,06%、残部は肩)を下記の条件で
ダイカストした。
・型締力 250 ton・ダイス温
度 240 t・溶湯温度
660”C・圧入圧力 700 kg
/ca+2・プランジャー充填速度 1.1 rn/
secその後加工した円板を取り出す段階で、5KD6
のままのダイスにダイカストしたADC12合金の円板
は、ダイスに溶着して取り出すことが困難となった。−
力木発明のセラミック被膜を形成したダイスにダイカス
トしたAD(:12合金の円板はダイスに溶着すること
なく取り出すことができ、該セラミック被膜は同様の操
作を50回繰り返した後においてもA2合金が溶着する
ことなく健全であった。
度 240 t・溶湯温度
660”C・圧入圧力 700 kg
/ca+2・プランジャー充填速度 1.1 rn/
secその後加工した円板を取り出す段階で、5KD6
のままのダイスにダイカストしたADC12合金の円板
は、ダイスに溶着して取り出すことが困難となった。−
力木発明のセラミック被膜を形成したダイスにダイカス
トしたAD(:12合金の円板はダイスに溶着すること
なく取り出すことができ、該セラミック被膜は同様の操
作を50回繰り返した後においてもA2合金が溶着する
ことなく健全であった。
[発明の効果]
以上述べた如く、本発明のセラミック被覆材は、Crを
3〜50wU含む鉄−クロム合金鋼、あるいはその表面
にC「を3〜50wt!!含む鉄−クロム合金鋼の層を
5μm以上有する鋼材を基材として、その上に骨材とし
てのAlzOs粒子とCry、の加熱によって形成され
るC r 20.から成るセラミック被膜を有すること
によって、溶融^交メッキ浴および溶融Zn/^立メッ
キメッキ浴中て優れた耐食性を発揮するもので、同浴中
で使用されるロールとして好適である。同時にダイカス
ト加工時の溶湯に対して耐溶着性、耐摩耗性が優れてい
ることがらAfLおよびその合金のダイカスト用金型材
料としても好適であり、その実用的価値は大きい。
3〜50wU含む鉄−クロム合金鋼、あるいはその表面
にC「を3〜50wt!!含む鉄−クロム合金鋼の層を
5μm以上有する鋼材を基材として、その上に骨材とし
てのAlzOs粒子とCry、の加熱によって形成され
るC r 20.から成るセラミック被膜を有すること
によって、溶融^交メッキ浴および溶融Zn/^立メッ
キメッキ浴中て優れた耐食性を発揮するもので、同浴中
で使用されるロールとして好適である。同時にダイカス
ト加工時の溶湯に対して耐溶着性、耐摩耗性が優れてい
ることがらAfLおよびその合金のダイカスト用金型材
料としても好適であり、その実用的価値は大きい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、Crを3〜50wt%含む鉄−クロム合金鋼を基材
として、その表面にAl_2O_3粒子を30〜80w
t%含み、残部がクロム酸(CrO_3)の加熱により
形成される酸化クロム(Cr_2O_3)から成るセラ
ミック被膜を有することを特徴とする、Al、Al合金
、またはZn/Al合金の各溶湯中における耐食性に優
れたセラミック被覆材。 2、請求項第1項記載のセラミック被覆材から成る、溶
融Alメッキ浴および溶融Zn/Al合金メッキ浴耐食
性に優れたロール。 3、請求項第1項記載のセラミック被覆材から成る、A
lおよびその合金のダイカスト用金型。 4、基材がその表面にCrを3〜50wt%含む鉄−ク
ロム合金鋼の層を5μm以上有する鋼材である請求項第
1項記載のセラミック被覆材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4509189A JPH02225033A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 耐食性に優れたセラミック被覆材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4509189A JPH02225033A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 耐食性に優れたセラミック被覆材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02225033A true JPH02225033A (ja) | 1990-09-07 |
Family
ID=12709644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4509189A Pending JPH02225033A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 耐食性に優れたセラミック被覆材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02225033A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0603585A1 (de) * | 1992-12-21 | 1994-06-29 | Balzers Aktiengesellschaft | Optisches Bauelement, Verfahren zur Herstellung einer Schicht, Schicht bzw. Schichtsystem und deren Verwendung |
| JP2010042397A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-02-25 | Ngk Insulators Ltd | 水素分離装置及び水素分離装置の運転方法 |
| JP2023506020A (ja) * | 2019-12-12 | 2023-02-14 | ネルンボ・インコーポレイテッド | セラミック複合材料 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP4509189A patent/JPH02225033A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0603585A1 (de) * | 1992-12-21 | 1994-06-29 | Balzers Aktiengesellschaft | Optisches Bauelement, Verfahren zur Herstellung einer Schicht, Schicht bzw. Schichtsystem und deren Verwendung |
| JP2010042397A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-02-25 | Ngk Insulators Ltd | 水素分離装置及び水素分離装置の運転方法 |
| JP2023506020A (ja) * | 2019-12-12 | 2023-02-14 | ネルンボ・インコーポレイテッド | セラミック複合材料 |
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