JPH0222516Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222516Y2 JPH0222516Y2 JP1986015646U JP1564686U JPH0222516Y2 JP H0222516 Y2 JPH0222516 Y2 JP H0222516Y2 JP 1986015646 U JP1986015646 U JP 1986015646U JP 1564686 U JP1564686 U JP 1564686U JP H0222516 Y2 JPH0222516 Y2 JP H0222516Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air chamber
- connecting member
- vibration
- holding
- engine mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は車両のエンジンマウントに関し、特に
筒状保持体内にエンジン連結部材を挿通配設して
なるエンジンマウントに関する。
筒状保持体内にエンジン連結部材を挿通配設して
なるエンジンマウントに関する。
[従来の技術]
上記エンジンマウントの一例を第7図に示す。
図において、1は保持体であつて、筒状の保持部
11とその下面に設けたブラケツト部12よりな
り、ブラケツト部12の取付穴121にて車両フ
レーム(図略)に固定される。上記保持体1内に
はこれを径方向に横切つて平行な側面3a,3b
を有する防振ゴム体3が水平状態で圧入固定して
あり、該ゴム体3には中心にパイプ状のエンジン
連結部材2が貫設してある。
図において、1は保持体であつて、筒状の保持部
11とその下面に設けたブラケツト部12よりな
り、ブラケツト部12の取付穴121にて車両フ
レーム(図略)に固定される。上記保持体1内に
はこれを径方向に横切つて平行な側面3a,3b
を有する防振ゴム体3が水平状態で圧入固定して
あり、該ゴム体3には中心にパイプ状のエンジン
連結部材2が貫設してある。
上記ゴム体3の両側面3a,3bに対向する保
持体1の上下の内周面には、上記側面3a,3b
に所定の間隔をおいて平行に対向するゴム製スト
ツパ体4が設けてある。
持体1の上下の内周面には、上記側面3a,3b
に所定の間隔をおいて平行に対向するゴム製スト
ツパ体4が設けてある。
上記防振ゴム体3は上下方向には充分低いバネ
定数を有して高周波振動を良好に吸収し、一方、
低周波の大振幅振動に対してはその各側面3a,
3bがストツパ体4に当接して振動を抑制する。
定数を有して高周波振動を良好に吸収し、一方、
低周波の大振幅振動に対してはその各側面3a,
3bがストツパ体4に当接して振動を抑制する。
[考案が解決しようとする問題点]
ところで、上記従来のエンジンマウントでは、
大振幅振動入力時には防振ゴム体3がストツパ体
4に当接することにより、第6図の変位―荷重線
xの傾きで示される装置のバネ定数は、図のA点
にて非線形的に変化し、ゴツゴツ感が生じる。
大振幅振動入力時には防振ゴム体3がストツパ体
4に当接することにより、第6図の変位―荷重線
xの傾きで示される装置のバネ定数は、図のA点
にて非線形的に変化し、ゴツゴツ感が生じる。
さらに、上記エンジンマウントでは大振幅振動
の減衰をもつぱらゴム体3の内部摩擦によつてい
るが、これによつては充分な振動減衰力を得るこ
とはできない。
の減衰をもつぱらゴム体3の内部摩擦によつてい
るが、これによつては充分な振動減衰力を得るこ
とはできない。
本考案はかかる問題点に鑑みたもので、ストツ
パ作用によるゴツゴツ感を生じることなく、しか
も充分に大きな振動減衰力を発揮する車両のエン
ジンマウントを提供することを目的とする。
パ作用によるゴツゴツ感を生じることなく、しか
も充分に大きな振動減衰力を発揮する車両のエン
ジンマウントを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本考案の構成を第1図、第2図で説明すると、
筒状保持体1は車両フレームに固定される。保持
体1内にはほぼ中心に軸状のエンジン連結部材2
が挿通配設してあり、上記連結部材2の挿通部外
周には、間隔をおいて上記保持体1内周に対向す
る弾性体を室壁とした空気室31が形成してあ
る。空気室31の室壁には絞り孔311が設けら
れ、これにより上記空気室31は大気に連通して
いる。
筒状保持体1は車両フレームに固定される。保持
体1内にはほぼ中心に軸状のエンジン連結部材2
が挿通配設してあり、上記連結部材2の挿通部外
周には、間隔をおいて上記保持体1内周に対向す
る弾性体を室壁とした空気室31が形成してあ
る。空気室31の室壁には絞り孔311が設けら
れ、これにより上記空気室31は大気に連通して
いる。
[作用、効果]
大振幅振動が入力して連結部材2と保持体1が
接近すると、上記空気室31が、対向する上記保
持体1内周に当接し変形して、変形量に応じた内
圧が発生するとともに空気が高抵抗で絞り孔31
1を流通する。
接近すると、上記空気室31が、対向する上記保
持体1内周に当接し変形して、変形量に応じた内
圧が発生するとともに空気が高抵抗で絞り孔31
1を流通する。
しかして、上記空気室31の内圧によるばね力
によつて、連結部材2に対するストツパ作用は緩
衝されてゴツゴツ感は解消し、しかも絞り孔31
1を流通する空気流によつて大きな振動減衰力を
生じて、速やかな振動低減がなされる。
によつて、連結部材2に対するストツパ作用は緩
衝されてゴツゴツ感は解消し、しかも絞り孔31
1を流通する空気流によつて大きな振動減衰力を
生じて、速やかな振動低減がなされる。
[実施例]
第1図、第2図には本考案の一実施例を示す。
図において、エンジンマウントの保持体1は筒状
の保持部11とその下面に設けたブラケツト部1
2よりなる。ブラケツト部12はU字断面に成形
した上端を上記保持部11に接合固定され、底面
に設けた取付穴121によつて車両フレームに固
定される。
図において、エンジンマウントの保持体1は筒状
の保持部11とその下面に設けたブラケツト部1
2よりなる。ブラケツト部12はU字断面に成形
した上端を上記保持部11に接合固定され、底面
に設けた取付穴121によつて車両フレームに固
定される。
上記保持部11内には、径方向にこれを横切つ
て水平状態で厚肉の防振ゴム体3が圧入してあ
り、該ゴム体3の中心にはパイプ状のエンジン連
結部材2が貫設してある。そして、上記ゴム体3
はその上下の側面3a,3bの中央を保持部11
の内周に向けて膨出せしめるとともにその内部を
空洞にして空気室31としてある。空気室31の
前後の室壁の中心部を、第2図に示す如く、外方
へ延出せしめるとともに、該延出部に室内と大気
を連通する小孔を設けて絞り孔311としてあ
る。
て水平状態で厚肉の防振ゴム体3が圧入してあ
り、該ゴム体3の中心にはパイプ状のエンジン連
結部材2が貫設してある。そして、上記ゴム体3
はその上下の側面3a,3bの中央を保持部11
の内周に向けて膨出せしめるとともにその内部を
空洞にして空気室31としてある。空気室31の
前後の室壁の中心部を、第2図に示す如く、外方
へ延出せしめるとともに、該延出部に室内と大気
を連通する小孔を設けて絞り孔311としてあ
る。
上記構造のエンジンマウントに上下方向の大振
幅振動が入力した場合には、エンジン連結部材2
が保持部11に対して大きく相対変位し、空気室
31が保持部11の内周に当接して縮小変形す
る。しかして、空気室31内にはその変形量に応
じた内圧が発生してクツシヨンばね力を生じ、か
つ、この時空気室31内の空気は絞り孔311を
高速で流通して振動減衰力を生じる。
幅振動が入力した場合には、エンジン連結部材2
が保持部11に対して大きく相対変位し、空気室
31が保持部11の内周に当接して縮小変形す
る。しかして、空気室31内にはその変形量に応
じた内圧が発生してクツシヨンばね力を生じ、か
つ、この時空気室31内の空気は絞り孔311を
高速で流通して振動減衰力を生じる。
すなわち、本考案のエンジンマウントは、第6
図の変位−荷重線yで示す如く、A点付近で滑ら
かにそのバネ定数が増大し、したがつて、従来装
置の如きゴツゴツ感は生じず、しかも上記絞り孔
311を流通する空気により大きな減衰力を得て
振動を速やかに低減せしめることができる。
図の変位−荷重線yで示す如く、A点付近で滑ら
かにそのバネ定数が増大し、したがつて、従来装
置の如きゴツゴツ感は生じず、しかも上記絞り孔
311を流通する空気により大きな減衰力を得て
振動を速やかに低減せしめることができる。
なお、縮小変形した空気室31の復元は、室壁
の弾性力によりなされる。
の弾性力によりなされる。
以下においては、荷重支持力を有さず、主にシ
ヨツクアブソーバとして機能するエンジンマウン
トへの本考案の適用例を示す。
ヨツクアブソーバとして機能するエンジンマウン
トへの本考案の適用例を示す。
第3図において、保持体1の筒状保持部11内
にはほぼ中心にエンジン連結部材2が挿通配設さ
れ、該連結部材2は振動入力に伴ない上下左右に
移動する。上記連結部材2にはその挿通部外周に
所定圧で防振ゴム体3が設けられ、該ゴム体3に
は外周の4個所に、保持部11の内周に向けて膨
出する空気室31が形成してある。各空気室31
には絞り孔311が設けてある。
にはほぼ中心にエンジン連結部材2が挿通配設さ
れ、該連結部材2は振動入力に伴ない上下左右に
移動する。上記連結部材2にはその挿通部外周に
所定圧で防振ゴム体3が設けられ、該ゴム体3に
は外周の4個所に、保持部11の内周に向けて膨
出する空気室31が形成してある。各空気室31
には絞り孔311が設けてある。
かかる構造によれば、上下左右いずれの方向の
大振幅振動に対しても空気室31によりスムーズ
なストツパ作用がなされるとともに、絞り孔31
1を流道する空気流により振動減衰作用がなされ
る。
大振幅振動に対しても空気室31によりスムーズ
なストツパ作用がなされるとともに、絞り孔31
1を流道する空気流により振動減衰作用がなされ
る。
第4図に示すエンジンマウントにおいて、連結
部材2の挿通部外周に設けた防振ゴム体3には、
上下位置にそれぞれ膨出する空気室31が形成し
てあり、上方の空気室31は保持部11の内周に
接合してある。かかる構造によれば、エンジンマ
ウントは上記第3図の実施例の如き完全に分離さ
れた二部品とはならないから、運搬や保管に便利
である。
部材2の挿通部外周に設けた防振ゴム体3には、
上下位置にそれぞれ膨出する空気室31が形成し
てあり、上方の空気室31は保持部11の内周に
接合してある。かかる構造によれば、エンジンマ
ウントは上記第3図の実施例の如き完全に分離さ
れた二部品とはならないから、運搬や保管に便利
である。
上記各実施例においては、空気室31の絞り孔
311を金型の無理抜き加工により室壁と一体に
形成したが、空気室31のゴム体の材質によつて
はかかる加工が困難な場合もあり、この場合には
第5図に示す如く、絞り孔311を設けた金属部
材32をゴムチユーブに接合する等の方法により
製作する。
311を金型の無理抜き加工により室壁と一体に
形成したが、空気室31のゴム体の材質によつて
はかかる加工が困難な場合もあり、この場合には
第5図に示す如く、絞り孔311を設けた金属部
材32をゴムチユーブに接合する等の方法により
製作する。
なお、空気室31は必ずしも連結部材2側に設
ける必要はなく、保持体1側に設けても良い。
ける必要はなく、保持体1側に設けても良い。
また上記第3図、第4図において、連結部材2
回りの所定圧のゴム層は必ずしも設ける必要はな
いが、これを設けた方が空気室31の完全縮小時
に上記連結部材2と保持体1の緩衝をなす点で好
ましい。
回りの所定圧のゴム層は必ずしも設ける必要はな
いが、これを設けた方が空気室31の完全縮小時
に上記連結部材2と保持体1の緩衝をなす点で好
ましい。
第1図、第2図は本考案の第1の実施例を示
し、第1図はエンジンマウントの正面図、第2図
はその縦断面図、第3図、第4図はそれぞれ本考
案の第2および第3の実施例を示すエンジンマウ
ントの正面図、第5図は空気室の絞り部断面図、
第6図はエンジンマウントの変位−荷重線、第7
図は従来例を示すエンジンマウントの正面図であ
る。 1……筒状保持体、11……保持部、12……
ブラケツト部、2……連結部材、3……防振ゴム
体、31……空気室、311……絞り孔。
し、第1図はエンジンマウントの正面図、第2図
はその縦断面図、第3図、第4図はそれぞれ本考
案の第2および第3の実施例を示すエンジンマウ
ントの正面図、第5図は空気室の絞り部断面図、
第6図はエンジンマウントの変位−荷重線、第7
図は従来例を示すエンジンマウントの正面図であ
る。 1……筒状保持体、11……保持部、12……
ブラケツト部、2……連結部材、3……防振ゴム
体、31……空気室、311……絞り孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両フレームに固定される筒状保持体と、筒
状保持体のほぼ中心に挿通配設されエンジンに
連結される軸状連結部材と、上記連結部材の挿
通部外周もしくはこれに対向する上記保持体の
内周に設けられ、間隔をおいて上記保持体内周
ないし挿通部外周に対向する弾性体を室壁とし
た空気室と、該空気室の室壁に設けられて空気
室を大気に連通せしめる絞り孔とを具備し、振
動入力により上記連結部材と保持体が接近した
時に上記空気室が、これが対向する上記保持体
内周ないし挿通部外周に当接し変形して、絞り
孔を流通する空気により振動減衰力を生じるよ
うになした車両のエンジンマウント。 (2) 上記連結部材を保持部材内を径方向に横切る
ようにこれに圧入した防振ゴム体の中心に貫設
し、上記空気室を上記防振ゴム体の連結部材貫
通部側面に保持体内周面と間隔をなして突出形
成した実用新案登録請求の範囲第1項記載の車
両のエンジンマウント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986015646U JPH0222516Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986015646U JPH0222516Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62128246U JPS62128246U (ja) | 1987-08-14 |
| JPH0222516Y2 true JPH0222516Y2 (ja) | 1990-06-18 |
Family
ID=30806768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986015646U Expired JPH0222516Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0222516Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59167007U (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-08 | トヨタ自動車株式会社 | 可変ばね特性ブツシユ |
-
1986
- 1986-02-05 JP JP1986015646U patent/JPH0222516Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62128246U (ja) | 1987-08-14 |
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