JPH02228190A - 複合テレビジョン信号生成回路 - Google Patents

複合テレビジョン信号生成回路

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JPH02228190A
JPH02228190A JP4940489A JP4940489A JPH02228190A JP H02228190 A JPH02228190 A JP H02228190A JP 4940489 A JP4940489 A JP 4940489A JP 4940489 A JP4940489 A JP 4940489A JP H02228190 A JPH02228190 A JP H02228190A
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成次郎 安木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、テレビジョン画像の動きに応じて輝度信号
と色信号、あるいはさらに付加信号を多重して複合テレ
ビジョン信号を生成する複合テレビジョン信号生成回路
に関する。
(従来の技術) 現行のカラーテレビジョン方式では、色信号で変調され
た色副搬送波(色度信号)に輝度信号を重畳させた複合
テレビジョン信号を用いている。
例えばNTSC方式については、放送方式(日本放送協
会、昭和58年1月20日発行)の132頁〜141頁
に示されている。この文献に示されるNTSC方式によ
るテレビジョン信号送受信システムを第10図に示す。
第10図において、10は送信側のNTSCエンコーダ
で、このエンコーダ10に供給されたカメラ、VTR等
の信号源(図示せず)からのR(赤)。
G(緑)、B(青)の各映像信号はマトリックス回路1
1で輝度信号Y及び色信号1.Qに変換される。このう
ち、Y信号は加算回路(Σ)12に直接供給される。ま
た、I、Q信号はローパスフィルタ(L P F) 1
3.14でそれぞれ帯域制限された後、それぞれ乗算器
15.16でキャリア発生回路17からのキャリア信号
(周波数はfsc)により直交変調されて色度信号とな
る。各色度信号は加算回路12に供給され、ここでY信
号と加算されて複合テレビジラン信号となる。
一方、18は受信側のNTSCデコーダであり、このデ
コーダ1Bに供給されたエンコーダlOからの複合テレ
ビジョン信号は、Y/C分離回路19によってY信号と
C信号(I信号とQ信号が直交変調された色信号)とに
分離される。分離されたY信号は、逆マトリックス回路
20に直接供給され、C信号は乗算器21.22及びキ
ャリア発生回路23によってI、Q信号に復調され、そ
れぞれローパスフィルタ24.25で帯域制限された後
、逆マトリックス回路20に供給される。この逆マトリ
ックス回路20はY、I、Q信号を元の映像信号R,G
、Bに変換し、例えばモニタ(図示せず)に出力するよ
うになっている。
以上のように、従来のNTSC方式によるカラーテレビ
ジョン信号は、送信側で輝度信号と色信号を多重してい
るため、受信側で輝度・色(以下Y/Cと称する)分離
処理が必要である。ところが、この処理を単純に行なう
と、分離の不完全さに基づくクロスカラー ドツトクロ
ール等の画質劣化が生じる。最近ではY/C分離処理用
に分離性能のよい櫛型フィルタを用いる傾向にあるが、
それでも斜め方向の解像度は充分ではない。
このような問題を改善するために、近年、絵柄の移動情
報を検出して、フィルタ特性のパラメータを変化させる
Y/C分離回路が開発されている。
この回路の構成は、例えばSMPTEジャーナル(19
84年5月発行)の470頁乃至476頁に記載されて
いるように、高画質用テレビジョン信号処理用として、
静止画像に対してフレーム間の演算によって動き検出信
号を生成し、この動き検出信号に対応させてY/C分離
を行なうようにしたものである。第11図に文献による
Y/C分離回路の構成を示す。
第11図において、入力端子2Bに供給された複合テレ
ビジョン信号は減算器27、ライン間演算器28、フレ
ーム間演算器29、動き検出器30に供給される。ライ
ン間演算器28、フレーム間演算器29はそれぞれ入力
した複合テレビジョン信号からライン間、フレーム間の
差成分を順次演算するもので、各演算器28.29の出
力はそれぞれ利得制御回路31゜32を介して加算器3
2aに供給されて合成される。
ここで得られた合成出力は水平帯域フィルタ33を介し
て色信号Cとして出力端子34からに導出されるととも
に上記減算器27に供給される。つまり、この減算器2
7は複合テレビジョン信号から色信号Cを減算して輝度
信号Yを抽出するもので、この輝度信号Yは出力端子3
5から導出される。一方、動き検出器30は、入力した
複合テレビジョン信号の中から画像の動きに対応する動
き量を検出し、その動き量に応じた制御信号を発生して
利得制御回路31.32の利得を制御するものである。
つまり、複合テレビジョン信号がフレーム間で静止して
いる場合、その信号は第12図(a)に示すように、輝
度信号成分’Is及び色度信号成分C1の各周波数成分
が垂直方向に広がり、時間方向に広がっていないので、
フレーム間の演算で色度信号Clを分離することができ
る。逆に複合テレビジョン信号がフレーム間で動いてい
る場゛合、その信号は第12図(b)に示すように、輝
度信号成分yl及び色度信号成分c1の各周波数成分が
垂直方向には広がらないで、時間方向に広がっているの
で、ライン間の演算で色度信号C1を分離することがで
きる。そこで、上記Y/C分離回路では、静止画の場合
は利得制御回路32の利得を上げて利得制御回路31の
利得を下げるようにし、動画の場合は静止画の場合と逆
の制御を行なうようにしている。
ところで、上記構成のY/C分離回路は、画像の動きに
適応させて分離処理を行なっているので、良好なY/C
分離特性を得ることができるはずであるが、その方式は
動画時には垂直方向へのスペクトルが広がらないことを
仮定しており、実際のテレビジョン画像ではTVカメラ
の高性能等によって動画時にも垂直方向へのスペクトル
の広がりが大きいので、動画時に垂直方向へのスペクト
ルの広がりによるクロストークが生じるという問題があ
る。
一方、近年では以上述べた従来のNTSC方式のテレビ
ジョン信号の画質をさらに向上させるE D T V 
(Extended Definition T V 
)方式の開発が行なわれている。このEDTV方式の1
つの候補として、アスペクト比を拡大するための付加情
報をテレビジョン信号の斜め高域部分に多重し、現行受
信機と両立性をとるワイドアスペクトTV方式がある。
この方式については、例えばテレビジョン学会技術報告
(1988年8月発行、Vol。
12)の55頁〜60頁に示されている。この文献によ
る付加情報多重スペクトルを第13図に示す。
すなわち、第13図(a)は主信号(輝度信号)及び多
重信号(付加信号)を多重する場合の水平方向及び垂直
方向についての各領域を示しており、同図(b)は時間
方向及び垂直方向についての各領域を示している。これ
は、輝度信号の斜め高域成分が視覚上の寄与度が低いこ
とを利用して、多重領域として活用したものである。し
かしながら、このように斜め広域の領域に付加信号を多
重したテレビジョン信号をNTSC方式の複合テレビジ
ョン信号にエンコードすれば、上述のようにY/C分離
時に発生するY信号、C信号のクロストーク以外に多重
信号のクロストークをも生じるので、原理的に好ましく
ない。
(発明が解決しようとする課8) 以上述べたように従来の動き適応型Y/C分離回路では
、NTSC方式のテレビジョン信号をY信号及びC信号
に分離する際、動画時にY信号とC信号のクロストーク
を生じてしまう。また、付加情報を輝度信号の斜め高域
に多重した場合には、さらに多重信号のクロストークを
生じてしまう。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので
、画質劣化を生じることなく、動画時においても正確に
動きに適応したY/C分離が可能であり、また斜め高域
に付加信号を多重した場合でも、分離時にクロストーク
が生じないようにすることのできる複合テレビジョン信
号生成回路を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明に係る複合テレビジ
ョン信号生成回路は、 (1)輝度信号と色信号とを多重して複合テレビジョン
信号を生成するものにおいて、前記輝度信号及び色信号
の各動き量を検、出する動き検出手段と、この手段で得
られた輝度信号及び色信号の各動き量のうち大きい方を
選択出力する選択手段と、前記輝度信号から色信号との
水平方向の境界周波数以上の成分を取出し、該成分から
色信号との垂直方向の境界周波数以下の成分を取出し、
両成分を前記選択手段により得られた動き量に応じて決
定される加重比で混合し、この混合出力に前記色信号と
の水平方向の境界周波数以下の成分を加えて、動きに応
じて輝度信号を帯域制限する第1の帯域制限手段と、前
記色信号から色副搬送波周波数と前記水平方向の境界周
波数との差以下の成分を取出し、該成分から色副搬送波
周波数と前記垂直方向の境界周波数との差以下の成分を
取出し、この成分と現色信号とを前記選択手段により得
られた動き量に応じて決定される加重比で混合した後に
色副搬送波で直交変調して、動きに応じて色信号を帯域
制限する第2の帯域制限手段と、前記第1及び第2の帯
域制限手段から出力される輝度信号及び色信号を周波数
多重して複合テレビジョン信号を生成する多重手段とを
具備することを第1の特徴とする。
(2)輝度信号、色信号及び付加信号を多重して複合テ
レビジョン信号を生成するものにおいて、前記輝度信号
から付加信号との水平方向の境界周波数以上の成分を取
出し、該成分から付加信号との垂直方向及び時間方向の
境界周波数以下の成分を項出し、この成分と前記付加信
号との水平方向の境界周波数以下の成分とを加えて輝度
信号を帯域制限する第3の帯域制限手段と、この手段で
得られた輝度信号の帯域制限された周波数領域に付加信
号を周波数多重する第1の多重手段と、この手段で得ら
れた輝度信号及び色信号の各動き量を検出する動き検出
手段と、この手段で得られた輝度信号及び色信号の各動
き量のうち大きい方を選択出力する選択手段と、前記第
1の多重手段で得られた輝度信号から色信号との水平方
向の境界周波数以上の成分を取出し、該成分から色信号
との垂直方向の境界周波数以下の成分を取出し、両成分
を前記選択手段により得られた動き量に応じて決定され
る加重比で混合し、この混合出力に前記色信号との水平
方向の境界周波数以下の成分を加えて、動きに応じて輝
度信号を帯域制限する第1の帯域制限手段と、前記色信
号から色副搬送波周波数と前記水平方向の境界周波数と
の差以下の成分を取出し、該成分から色副搬送波周波数
と前記垂直方向の境界周波数との差以下の成分を取出し
、両成分を前記選択手段により得られた動き量に応じて
決定される加重比で混合した後に色副搬送波で直交変調
して、動きに応じて色信号を帯域制限する第2の帯域制
限手段と、前記第1及び第2の帯域制限手段から出力さ
れる輝度信号及び色信号を周波数多重して複合テレビジ
ョン信号を生成する第2の多重手段とを具備することを
第2の特徴とする。
(作用) 上記構成による複合テレビジョン信号生成回路では、 (1)の場合、輝度信号及び色信号の各動き量を検出し
て大きい方を選択出力し、一方で輝度信号のうち色信号
との水平方向の境界周波数以上の成分を、前記動き量に
応じて垂直方向の境界周波数以下に帯域制限し、他方で
色信号を前記動き量に応じて色副搬送波周波数と前記水
平方向の境界周波数との差以下、色副搬送波周波数と前
記垂直方向の境界周波数との差以下の成分に帯域制限し
た後に色副搬送波で直交変調し、該色信号を輝度信号の
帯域制限された領域に周波数多重して複合テレビジョン
信号を生成する。これによれば、動画時の複合テレビジ
ョン信号が輝度信号及び色信号とも垂直方向に広がらな
いので、特定垂直周波数でクロストークを生じることな
く分離可能となる。
(2)の場合、輝度信号のうち付加信号との水平方向の
境界周波数以上、垂直方向及び時間方向の境界周波数以
下の成分を帯域制限し、その帯域制限された領域に付加
信号を周波数多重し、この付加信号の多重された輝度信
号及び色信号の各動き量を検出して大きい方を選択出力
し、一方で輝度信号のうち色信号との水平方向の境界周
波数以上の成分を、前記動き量に応じて垂直方向の境界
周波数以下に帯域制限し、他方で色信号を前記動き量に
応じて色副搬送波周波数と前記水平方向の境界周波数と
の差以下、色副搬送波周波数と前記垂直方向の境界周波
数との差以下の成分に帯域制限した後に色副搬送波で直
交変調し、該色信号を輝度信号の帯域制限された領域に
周波数多重して複合テレビジョン信号を生成する。これ
によれば、動画時の複合テレビジョン信号が付加信号、
輝度信号及び色信号とも垂直方向に広がらないので、特
定垂直周波数でクロストークを生じることなく分離可能
となる。
(1)、(2)共に輝度信号の垂直高域成分を帯域制限
するが、人間の視覚特性が動画時の解像度に対して感度
が低いので、動画時の画質劣化はほとんど無視できる程
度である。
(実施例) 以下、第1図乃至第9図を参照してこの発明の詳細な説
明する。
第1図はこの発明をNTSCエンコーダに適用し、輝度
信号及び色信号を画像の動きに適応させて複合テレビジ
ョン信号を生成する場合の構成を示すものである。但し
、第1図において第10図の回路と同一部分には同一符
号を付して示し、ここではその説明を省略する。
まず、カメラ、VTR等の信号源から出力されるR、G
、Bの映像信号はマトリックス回路11によってY、I
、Q信号に変換される。このうちY信号はローパスフィ
ルタ(LPF)3B及び減算器37に供給される。ロー
パスフィルタ3Bのカットオフ周波数は3 、0 [M
Hzlに選定されており、減算器37からは3 、 0
 [MHz1以上の成分が出力される。
この3 、 0 [MHz]以上の周波数信号は垂直方
向ローパスフィルタ(垂直LPF)38に供給される。
この垂直方向ローパスフィルタ38のカットオフ周波数
は525 / 8 [cphlに選定され、その出力信
号は減算器37の出力と共に第1のミキサ回路(MIX
)39に供給される。
一方、マトリックス回路11から出力されるY信号は、
同時に第1の動き検出回路40にも供給される。この第
1の動き検出回路40はY信号の1フレ一ム間の差成分
を演算し、その演算結果から動き量を示す動き検出信号
を生成するもので、この動き検出信号は最大値選択回路
(MAX:2人力の大きい方を出力する)41を介して
第1のミキサ回路39(及び後述する第2のミキサ回路
(M I X)4B)に供給される。このミキサ回路3
9は、動き検出信号から動画と判定した場合、その動き
量に応じて垂直方向ローパスフィルタ38の出力信号の
加重を大とし、静画と判定した場合、減算器37の出力
の加重を大とするものである。この第1のミキサ回路3
9の出力はローパスフィルタ36の出力と共に加算器4
2に供給され、ここで加算合成されて加算回路(Σ)1
2に供給される。
また、マトリックス回路11から出力されるI。
Q信号は、ローパスフィルタ13.14によって帯域制
限された後、セレクタ43によって時分割多重される。
このセレクタ43から出力されるI、Q多重信号は第2
の動き検出回路44、ローパスフィルタ(LPF)45
、第2のミキサ回路46に供給される。
第2の動き検出回路44はI、Q多重信号から1フレ一
ム間の差成分を演算し、その演算結果から動き量を示す
動き検出信号を生成するもので、この動き検出信号は上
記最大値選択回路41を介して第2のミキサ回路46(
及び前述した第1のミキサ回路39)に供給される。上
記最大値選択回路41は、Y信号の動き検出出力と1.
Q多重信号の動き検出出力とを比較して最大値を選択出
力するもので、その出力信号は第1及び第2のミキサ回
路39.46における混合比の制御に供される。
上記ローパスフィルタ45に入力されたI、Q多重信号
は低域成分のみが抽出され、さらに垂直方向ローパスフ
ィルタ(垂直LPF)47によって帯域制限された後、
第2のミキサ回路4Bに供給される。この第2のミキサ
回路46は、Y信号の場合と同様に、動画の場合はロー
パスフィルタ45及び垂直方向ローパスフィルタ47に
より帯域制限された1、Q多重信号の加重を大とし、静
画の場合はセレクタ43から出力される帯域制限されて
いないl。
Q多重信号の加重を大として両者を混合出力するもので
ある。尚、ローパスフィルタ45のカットオフ周波数は
0.5 [MIIz]に、垂直ローパスフィルタ47の
カットオフ周波数は525 / 8 [cphlに選定
される。
上記第2のミキサ回路4Bから出力されるI、Q多重信
号は分離回路48によってl信号及びQ信号に分離され
る。そして、それぞれ乗算器15.16でキャリア発生
回路17からのキャリア信号(周波数はtsc>により
平衡変調されて加算回路12に供給され、ここでY信号
と加算されて複合テレビジョン信号となり、出力端子4
9を介してエンコーダ出力として導出される。
上記構成において、以下、第2図及び第3図にそれぞれ
動画時、静止画時のスペクトルを示して、その作用につ
いて説明する。尚、第2図及び第3図において、(a)
図は水平方向及び垂直方向の周波数領域について、(b
)図は(a)図の水゛平方同周波数aにおける時間方向
及び垂直方向の周波数領域について示している。
まず、ローパスフィルタ3B及び減算器37によって現
Y信号から3 、 O[MIIz1以上の水平方向成分
を取出して、静止画用として第1のミキサ回路39に入
力し、垂直方向ローパスフィルタ3&によって減算器3
7の出力から525 / 8 [cph]以下の垂直方
向成分を取出して、動画用として第1のミキサ回路39
に入力する。ここで動き適応処理を行なった後、加算器
42でローパスフィルタ3Bからの3 、 O[MII
zl以下の水平周波数成分と加算し、加算回路12に入
力する。
一方において、セレクタ43から出力されるI。
Q多重信号を静止画用として第2のミキサ回路4Bに入
力すると共に、ローパスフィルタ45によって1、Q多
重信号から0 、 5 [MHz]以下の水平方向成分
を取出し、さらに垂直方向ローパスフィルタ47によっ
て525 / 8 [cph]以下の垂直方向成分を取
出して、動画用として第2のミキサ回路4Bに入力する
。ここで動き適応処理を行なった後、分離回路48で1
.Q信号に分離し、混合器15.18でキャリア信号に
より直交変調して加算回路12に入力し、上記Y信号と
加算して複合テレビジョン信号を生成する。
ここで、直置が動画ならば、動き検出回路40゜44で
それぞれ検出される動き量の大きい方の値に応じて第1
及び第2のミキサ回路39.46の混合比が変化し、動
画用の成分に加重がかかる。このため複合テレビジョン
信号は、第2図(a)に示すように、3 、 0 [M
Hz]以上の輝度信号成分が525 / 8 [cph
]以下に帯域制限され、色信号成分がキャリア周波数f
 、 c’ −3,58[MHz]に対して水平方向に
±0 、 5 [MHz]  垂直方向に±525 /
 8 [cphlの範囲に帯域制限されることになる。
このとき、複合テレビジョン信号の3.0[MHz]以
上の時間方向及び垂直方向における周波数領域を見ると
、第21図(b)に示すように時間方向に広がっている
ものの、垂直方向に広がっておらず、垂直方向周波数5
25 / 8 [cphlで完全に分離している。よっ
て、このエンコーダで得られた複合テレビジョン信号を
第11図に示した従来のY/C分離回路に入力し、動き
適応処理してY/C分離を行なっても、クロストークを
生じることなく輝度信号と色信号を分離することができ
る。この場合、輝度信号の斜め高域成分が減少するが、
人間の視角は動きに対して鈍いので、見掛は上、回廊影
響を及ぼすことはない。
一方、静止画ならば、動き検出回路40.44でそれぞ
れ検出される動き量の大きい方の値に応じて第1及び第
2のミキサ回路39.46の混合比が変化し、静止画用
の成分に加重がかかる。このため複合テレビジョン信号
は、第3図(a)に示すように、3.0[MH2]以上
の輝度信号成分が帯域制限されず、また色信号成分も帯
域制限されない。このとき、複合テレビジョン信号の3
 、 0 [NHz]以上の時間方向及び垂直方向にお
ける周波数領域を見・ると、第3図(b)に示すように
垂直方向に広がっているものの、時間方向に広がってお
らず、特定の時間方向周波数で完全に分離している。よ
って、第11図に示した従来のY/C分離回路でも、ク
ロストークを生じることなく輝度信号と色信号を分離す
ることができる。
したがって、上記のように構成したNTSCエンコーダ
は、動画時に輝度信号及び色信号を垂直方向へのスペク
トルが広がらないように帯域制限して複合テレビジョン
信号を生成しているので、デコーダ側で輝度信号及び色
信号に分離する際でも、輝度信号と色信号のクロストー
クを生じない。
よって画質劣化を生じることなく、正確に動きに適応し
たY/C分離が可能である。
第4図はこの発明に係る他の実施例を示すもので、この
回路は第1図の実施例に輝度信号の斜め高域に付加信号
を多重するように構成したものである。第4図において
、第1図と同一部分には同一符号を付して示し、その説
明を省略する。
まず、マトリックス回路11から出力されるY信号は、
ローパスフィルタ50及び減算器51に人力される。ロ
ーパスフィルタ50はカットオフ周波数が2 、 0 
[MHz]に選定されており、入力したY信号から2 
、0 [MHz]以下の低域成分を取出して、減算器5
1及び加算器52に供給する。減算器5Iに供給された
Y信号は、2 、 0 [MHzl以下の低域成分が減
算され、2 、 0 [MIIz1以上の高域成分のみ
となって垂直−時間フィルタ53に供給される。この垂
直−時間フィルタ53は入力信号の垂直方向成分を52
5 x 3 / 8 [cph]以下に、時間方向成分
を±15 [Hz]以下に制限するもので、その出力は
加算器52でローパスフィルタ50からの低域成分と合
成される。以上の処理によってY信号から斜め高域成分
が削減されるが、この領域に加算器54によって付加信
号が多重される。以下はM1図の場合と同様である。
上記垂直−時間フィルタ53の具体的な、構成を第5図
に示す。ここでは例としてタップ数7の構成で示してい
るが、ハードウェアの追加でタップ数を増加させること
も可能である。
第5図に示す垂直−時間フィルタは、入力端子55に入
力された信号から、1ライン遅延器(IH)56〜58
.110〜62及びフィールドメモリ(259H)59
により所定の画素を取出し、第1の加重和回路B3にO
,−1,−2,−262,−263゜−264,−26
5の7ライン画素を送り、′!N2の加重和回路B4に
O,−1,−2,−3゜−263,−264,−265
の7ライン画素を送って、それぞれ垂直方向の演算を行
なう。そして、第1の加重和回路B3の出力をフィール
ドメモリ (263H)65で1フィールド送らせ、第
2の加重和回路64の出力と共にセレクタ6Bに入力し
、このセレクタ6Gにより第1フイールド+ m 2フ
イールドの順に出力端子B7から出力するようにしたも
のである。
すなわち、第1の加重和回路83では、第6図(a)に
示すように、第1フイールドの−262〜−265のラ
イン画素と第2フイールドの0〜−2のライン画素を加
重和演算することによって、メインタップなる第2フイ
ールドの−1ライン画素の値を求めている。第1の加重
和回路B3の出力は、第6図(b)に示すように第2フ
イールドの値であり、フィールドメモリ65ではその値
を第6図(C)に示すように第3フイールドまで′遅ら
せている。
一方、第2の加重和回路64では、第6図(d)に示す
ように、第1フイールドの−263〜−265のライン
画素と第2フイールドの0〜−2のライン画素を加重和
演算することによって、メインタップなる第1フイール
ドの−264ライン画素の値を求めている。第2の加重
和回路84の出力は、第6図(e)に示すように第2フ
イールドの値であるから、セレクタ8Bにより第1フィ
ールド、第2フィールド、・・・の順に出力端子B7か
ら出力すれば、動画時に生じる垂直高域成分を削減する
ことができる。
例えば、第7図(a)に示すように、白い背景に黒い物
体が水平方向に動くと、第1フイールドと第2フイール
ドに輝度差が生じ、垂直高域成分が発生するが、上述の
構成の垂直−時間フィルタによれば、第1フイールドと
第2フイールドとを同時に演算するので、同図(b)に
示すように垂直高域成分を削減することができる。
第4図の実施例における動画時のスペクトルを第8図に
、静止画時のスペクトルを第9図に示す。
尚、第8図及び第9図において、(a)図は水平方向及
び垂直方向の周波数領域を示し、(b)図は(a)図の
水平方向周波数aにおける時間方向及び垂直方向の周波
数領域を示している。
第8図から明らかなように、このエンコーダでは、垂直
高域(3x525/8〜525/2[cphl )でか
つ、水平高域(2,0〜4.2(MIIzl )の領域
に多重された付加信号について第1図の実施例と同様の
帯域制限を行なっているため、動画の場合は時間方向に
広がるが、垂直方向周波数525 / 8 [cphl
で輝度信号と色信号が分離され、525 X 3 / 
8 [cphlで色信号と付加信号とが分離されている
ので、デコーダ側はこれらのしきい値で簡単に各信号を
分離処理することができる。他方、静止画の場合は、第
9図に示すように、垂直方向に広がっているが、時間方
向の特定周波数で色信号と輝度信号が分離され、垂直方
向周波数525 X 3 / 8 [cphlで輝度信
号と付加信号が分離されているので、デコーダ側はこれ
らのしきい値で簡単に各信号を分離処理することができ
る。
したがって、この発明を複合テレビジョン信号を生成す
るエンコーダに適用すれば、動きに適応し、動画の場合
には、輝度信号は3 、 0 [MHz1以上の成分を
525 / 8 [cphl以下に制限し、色信号を水
平0. 5[MHz] 、垂直525 / 8 [cp
h]以下に制限するため、デコーダ側で画質劣化を生じ
ることなく完全なY/C分離を行なうことができ、また
、同様の処理によって斜め高域に付加信号を多重した場
合でも、デコーダ側でクロストークを生じることなく付
加信号を分離することができる。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、画質劣化を生じる
ことなく、動画時においても正確に動きに適応したY/
C分離が可能であり、また斜め高域に付加信号を多重し
た場合でも、分離時にクロストークが生じないようにす
ることのできる複合テレビジョン信号生成回路を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る複合テレビジョン信号生成回路
の一実施例を示すブロック回路図、第2図は第1図の実
施例の動画時の複合テレビジョン信号スペクトルを示す
図、第3図は第1図の実施例の静止画時の複合テレビジ
ョン信号スペクトルを示す図、第4図は第1図の実施例
に付加信号多重化機能を付加した場合のブロック回路図
、第5図は第4図の実施例の垂直−時間フィルタの具体
的な構成を示すブロック回路図、第6図は第5図の垂直
−時間フィルタの動作を説明するための図、第7図は第
5図のフィルタにより垂直高域成分を削減する具体例を
示す図、第8図は第4図の実施例の動画時の複合テレビ
ジョン信号スペクトルを示す図、第9図は第4図の実施
例の静止画時の複合テレビジョン信号スペクトルを示す
図、第10図は従来のNTSC方式におけるエンコーダ
及びデコーダの構成を示すブロック回路図、第11図は
従来の動き適応型Y/C分離回路の構成を示すブロック
回路図、第12図は第11図の回路の動作原理を説明す
るための図、第13図は複合テレビジョン信号に付加信
号を多重する従来の手段を説明するための図である。 IO・・・NTSCエンコーダ、ll・・・マトリック
ス回路、12・・・加算回路、13.14・・・ローパ
スフィルタ、15、16・・・混合器、17・・・キャ
リア発生回路、18・・・NTSCデコーダ、19・・
・Y/C分離回路、2o・・・逆マトリックス回路、2
1.22・・・混合器、24.25・・・ローパスフィ
ルタ、2B・・・複合テレビジョン信号入力端子、27
・・・減算器、28・・・ライン間演算器、29・・・
フレーム間演算器、30・・・動き検出器、31.32
・・・利得制御回路、33・・・水平帯域フィルタ、3
4・・・色信号出力端子、35・・・輝度信号出力端子
、3B・・・ローパスフィルタ、37・・・減算器、3
8・・・垂直方向ローパスフィルタ、39・・・第1の
ミキサ回路、40・・・動き検出回路、41・・・最大
値選択回路、42・・・加算器、43・・・セレクタ、
44・・・動き検出回路、45・・・ローパスフィルタ
、47・・・垂直方向ローパスフィルタ、4B・・・第
2のミキサ回路、48・・・I、Q分離回路、49・・
・複合テレビジョン信号出力端子、50・・・ローパス
フィルタ、51・・・減算器、52・・・加算器、53
・・・垂直−時間フィルタ、54・・・加算器、56〜
58. Go〜62・・・1ライン遅延器、59・・・
フィールドメモリ、63.84・・・加重和回路、65
・・・フィールドメモリ、6B・・・セレクタ、67・
・・付加信号多重出力端子。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第7 10図 (b) 第13図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)輝度信号と色信号とを多重して複合テレビジョン
    信号を生成する複合テレビジョン信号生成回路において
    、前記輝度信号及び色信号の各動き量を検出する動き検
    出手段と、この手段で得られた輝度信号及び色信号の各
    動き量のうち大きい方を選択出力する選択手段と、前記
    輝度信号から色信号との水平方向の境界周波数以上の成
    分を取出し、該成分から色信号との垂直方向の境界周波
    数以下の成分を取出し、両成分を前記選択手段により得
    られた動き量に応じて決定される加重比で混合し、この
    混合出力に前記色信号との水平方向の境界周波数以下の
    成分を加えて、動きに応じて輝度信号を帯域制限する第
    1の帯域制限手段と、前記色信号から色副搬送波周波数
    と前記水平方向の境界周波数との差以下の成分を取出し
    、該成分から色副搬送波周波数と前記垂直方向の境界周
    波数との差以下の成分を取出し、この成分と現色信号と
    を前記選択手段により得られた動き量に応じて決定され
    る加重比で混合した後に色副搬送波で直交変調して、動
    きに応じて色信号を帯域制限する第2の帯域制限手段と
    、前記第1及び第2の帯域制限手段から出力される輝度
    信号及び色信号を周波数多重して複合テレビジョン信号
    を生成する多重手段とを具備することを特徴とする複合
    テレビジョン信号生成回路。
  2. (2)輝度信号、色信号及び付加信号を多重して複合テ
    レビジョン信号を生成する複合テレビジョン信号生成回
    路において、前記輝度信号から付加信号との水平方向の
    境界周波数以上の成分を取出し、該成分から付加信号と
    の垂直方向及び時間方向の境界周波数以下の成分を取出
    し、この成分と前記付加信号との水平方向の境界周波数
    以下の成分とを加えて輝度信号を帯域制限する第3の帯
    域制限手段と、この手段で得られた輝度信号の帯域制限
    された周波数領域に付加信号を周波数多重する第1の多
    重手段と、この手段で得られた輝度信号及び色信号の各
    動き量を検出する動き検出手段と、この手段で得られた
    輝度信号及び色信号の各動き量のうち大きい方を選択出
    力する選択手段と、前記第1の多重手段で得られた輝度
    信号から色信号との水平方向の境界周波数以上の成分を
    取出し、該成分から色信号との垂直方向の境界周波数以
    下の成分を取出し、両成分を前記選択手段により得られ
    た動き量に応じて決定される加重比で混合し、この混合
    出力に前記色信号との水平方向の境界周波数以下の成分
    を加えて、動きに応じて輝度信号を帯域制限する第1の
    帯域制限手段と、前記色信号から色副搬送波周波数と前
    記水平方向の境界周波数との差以下の成分を取出し、該
    成分から色副搬送波周波数と前記垂直方向の境界周波数
    との差以下の成分を取出し、両成分を前記選択手段によ
    り得られた動き量に応じて決定される加重比で混合した
    後に色副搬送波で直交変調して、動きに応じて色信号を
    帯域制限する第2の帯域制限手段と、前記第1及び第2
    の帯域制限手段から出力される輝度信号及び色信号を周
    波数多重して複合テレビジョン信号を生成する第2の多
    重手段とを具備することを特徴とする複合テレビジョン
    信号生成回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5097322A (en) * 1990-08-20 1992-03-17 The Grass Valley Group, Inc. Video encoding using adaptive filters and variable threshold

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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