JPH0223312B2 - - Google Patents
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- JPH0223312B2 JPH0223312B2 JP61305079A JP30507986A JPH0223312B2 JP H0223312 B2 JPH0223312 B2 JP H0223312B2 JP 61305079 A JP61305079 A JP 61305079A JP 30507986 A JP30507986 A JP 30507986A JP H0223312 B2 JPH0223312 B2 JP H0223312B2
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- Japan
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- cutting
- signal
- rotary cutter
- speed
- sheet
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、連続的に高速で送られるシート材
をロータリカツタで自動的に切断する際にその切
断長により切断完了信号の発生位置をシフトさせ
てロータリカツタ駆動部の加速、減速時間を最大
限に確保できるように制御するロータリカツタの
制御方法に関する。
をロータリカツタで自動的に切断する際にその切
断長により切断完了信号の発生位置をシフトさせ
てロータリカツタ駆動部の加速、減速時間を最大
限に確保できるように制御するロータリカツタの
制御方法に関する。
ロータリカツタでシート材を自動的に切断する
従来の方法の一例として、ロータリカツタの回転
駆動部にACサーボモータを使用し、シートの送
り量とロータリカツタの回転位相角を比較しつつ
所要切断長に応じててロータリカツタの回転速度
をデイジタルサーボ制御するロータリカツタの制
御方法が、例えば特開昭49−890号公報により公
知である。
従来の方法の一例として、ロータリカツタの回転
駆動部にACサーボモータを使用し、シートの送
り量とロータリカツタの回転位相角を比較しつつ
所要切断長に応じててロータリカツタの回転速度
をデイジタルサーボ制御するロータリカツタの制
御方法が、例えば特開昭49−890号公報により公
知である。
この公知によるロータリカツタの制御装置は、
所望のシート切断長L0とロータリカツタの刃先
円周長さB0とをパルス数として比較部で比較し、
その出力信号に対してさらにシートの走行量(速
度)をパルス信号として発生させるパルスジエネ
レータのパルス数φA及びロータリカツタの回転
位相角度を同様にパルス信号としてて発生させる
もう1つのパルスジエネレータからのパルス数
φBをそれぞれ演算部で減算、加算し、R=(L0−
B0)−(φA−φB)の出力信号を前記ACサーボモー
タの速度制御回路へ与え、この指令信号により
ACサーボモータの減速、停止、加速をデイジタ
ルサーボ制御するように構成されている。
所望のシート切断長L0とロータリカツタの刃先
円周長さB0とをパルス数として比較部で比較し、
その出力信号に対してさらにシートの走行量(速
度)をパルス信号として発生させるパルスジエネ
レータのパルス数φA及びロータリカツタの回転
位相角度を同様にパルス信号としてて発生させる
もう1つのパルスジエネレータからのパルス数
φBをそれぞれ演算部で減算、加算し、R=(L0−
B0)−(φA−φB)の出力信号を前記ACサーボモー
タの速度制御回路へ与え、この指令信号により
ACサーボモータの減速、停止、加速をデイジタ
ルサーボ制御するように構成されている。
上記制御方法でロータリカツタの回転速度を制
御する際に、所望の切断長さL0がロータリカツ
タの刃先円周長さB0より長い場合(以下長尺と
いう)又は短い場合(以下短尺とという)のいず
れの場合も切断が完了(カツタ刃先が相手方カツ
タの刃先と完全に離れる位相角度で完了する)す
ると、その完了位置に設けられた位置センサから
切断完了信号が発信され、この切断完了信号が発
信される度に切断長さL0と刃先円周長さB0があ
らたに制御回路に読み込まれて次の速度制御が開
始される。切断完了からの次の切断完了までにロ
ータリカツタの回転速度は一例を示すとと第6図
において長尺に対しては実線で示す如く加速、同
期、減速、停止の順に変化し、短尺に対しては、
一点鎖線で示す如く、加速、所定の定速、減速、
同期の順に変化する。
御する際に、所望の切断長さL0がロータリカツ
タの刃先円周長さB0より長い場合(以下長尺と
いう)又は短い場合(以下短尺とという)のいず
れの場合も切断が完了(カツタ刃先が相手方カツ
タの刃先と完全に離れる位相角度で完了する)す
ると、その完了位置に設けられた位置センサから
切断完了信号が発信され、この切断完了信号が発
信される度に切断長さL0と刃先円周長さB0があ
らたに制御回路に読み込まれて次の速度制御が開
始される。切断完了からの次の切断完了までにロ
ータリカツタの回転速度は一例を示すとと第6図
において長尺に対しては実線で示す如く加速、同
期、減速、停止の順に変化し、短尺に対しては、
一点鎖線で示す如く、加速、所定の定速、減速、
同期の順に変化する。
かかる従来の制御方法では、長尺、短尺いずれ
の場合も、前述したようにロータリカツタが切断
開始後切断完了するまではロータリカツタの回転
速度シートの送り速度と同じ同期速度に保持され
る。この切断動作を注意深く観察すると、実際に
はシートの切断開始後遅くともロータリカツタの
刃先が互いに一直線上で向い合う位置(2つのロ
ータリカツタを使用の場合)で切断はほぼ完了し
ている。しかし、従来はこの位相角度からさらに
両刃先が完全に離れる位相角度(切断完了点)ま
で同期速度は維持されており、これば例えばシー
トとして段ボールのような比較的曲げ剛性の大き
い紙を切断する場合にロータリカツタの刃先回転
速をこの間に減速すると、一定の速度で連続的に
送られてくる後続の段ボールシートの送りを邪魔
するので、段ボールが折れ曲がつて不良品となつ
たり、ロータリカツタの刃先が損傷するような不
都合が生じるが、これを避けるためである。
の場合も、前述したようにロータリカツタが切断
開始後切断完了するまではロータリカツタの回転
速度シートの送り速度と同じ同期速度に保持され
る。この切断動作を注意深く観察すると、実際に
はシートの切断開始後遅くともロータリカツタの
刃先が互いに一直線上で向い合う位置(2つのロ
ータリカツタを使用の場合)で切断はほぼ完了し
ている。しかし、従来はこの位相角度からさらに
両刃先が完全に離れる位相角度(切断完了点)ま
で同期速度は維持されており、これば例えばシー
トとして段ボールのような比較的曲げ剛性の大き
い紙を切断する場合にロータリカツタの刃先回転
速をこの間に減速すると、一定の速度で連続的に
送られてくる後続の段ボールシートの送りを邪魔
するので、段ボールが折れ曲がつて不良品となつ
たり、ロータリカツタの刃先が損傷するような不
都合が生じるが、これを避けるためである。
しかしながら、上述した段ボール等以外の、曲
げ剛性が比較的小さい、例えばライナー紙、その
他の薄紙では、ロータリカツタの刃先が対向する
位置辺りから直ちにその回転速度を減速したとし
ても、後続するシートはロータリカツタの刃に当
つてまくれ上ることはあるが、そのためにシート
が不良品となつたり、ロータリカツタの刃先が損
傷するようなことはない。
げ剛性が比較的小さい、例えばライナー紙、その
他の薄紙では、ロータリカツタの刃先が対向する
位置辺りから直ちにその回転速度を減速したとし
ても、後続するシートはロータリカツタの刃に当
つてまくれ上ることはあるが、そのためにシート
が不良品となつたり、ロータリカツタの刃先が損
傷するようなことはない。
ロータリカツタはその1回転の作動中にシート
切断のため同期速度に維持されている時以外は加
速、減速、停止のいずれかの動作にあり、特に加
速、減速に消費されるエネルギは1回転の動作中
最も大きな割合を占めている。そしてこの消費エ
ネルギを小さくするには加速時間、減速時間をで
きるだけ長く確保するのが有効である。
切断のため同期速度に維持されている時以外は加
速、減速、停止のいずれかの動作にあり、特に加
速、減速に消費されるエネルギは1回転の動作中
最も大きな割合を占めている。そしてこの消費エ
ネルギを小さくするには加速時間、減速時間をで
きるだけ長く確保するのが有効である。
しかるに、従来は前述したようにロータリカツ
タが切断開始後切断を完全に終了し刃と刃が完全
に離れるまでは同期速度が維持されているため
に、実際には遅くともその中間ですでにシートの
切断は終了しているにも拘らずその途中で加速、
減速されることはない。従つて、例えば長尺の切
断時においてロータリカツタの回転速度を上述の
ようにその中間辺りでシート切断が終了すると同
時に減速を開始して減速、加速時間を長くできる
にも拘らず、これを有効に梨用していなかつた。
タが切断開始後切断を完全に終了し刃と刃が完全
に離れるまでは同期速度が維持されているため
に、実際には遅くともその中間ですでにシートの
切断は終了しているにも拘らずその途中で加速、
減速されることはない。従つて、例えば長尺の切
断時においてロータリカツタの回転速度を上述の
ようにその中間辺りでシート切断が終了すると同
時に減速を開始して減速、加速時間を長くできる
にも拘らず、これを有効に梨用していなかつた。
この発明は上述したようなロータリカツタの制
御方法の現状に鑑みてなされたものであり、切断
完了信号の発生により同期速度から次の減速、加
速動作へ移行されるのを簡単な制御回路を付設す
ることによつて従来の切断完了位置より手前で発
生させて、減速、加速時間に要する時間を最大限
に確保し、消費電力の最小限での抑制又はモータ
の速度アツプを図る制御方法を提供するにある。
御方法の現状に鑑みてなされたものであり、切断
完了信号の発生により同期速度から次の減速、加
速動作へ移行されるのを簡単な制御回路を付設す
ることによつて従来の切断完了位置より手前で発
生させて、減速、加速時間に要する時間を最大限
に確保し、消費電力の最小限での抑制又はモータ
の速度アツプを図る制御方法を提供するにある。
そこでこの発明では上記問題点を解決するため
の手段として、曲げ剛性の小さい段ボール用ライ
ナー紙等のシートを切断するロータリカツタの刃
がシート切断開始後切断完了するまでの間にシー
ト切断長さの長短判別信号により切断完了位置又
はそれより所定角度手前の位相角度位置のいずれ
かを表わす信号をロータリカツタの駆動部用速度
制御回路に与え、長尺切断に対応して前記所定角
度手前の位相角度位置を表わす信号を選択したと
きはその位相角度と次の切断開始までの回転角度
の間で駆動部を減速、停止、加速するように減速
開始位置をずらしたロータリカツタの制御方法を
採用したのである。
の手段として、曲げ剛性の小さい段ボール用ライ
ナー紙等のシートを切断するロータリカツタの刃
がシート切断開始後切断完了するまでの間にシー
ト切断長さの長短判別信号により切断完了位置又
はそれより所定角度手前の位相角度位置のいずれ
かを表わす信号をロータリカツタの駆動部用速度
制御回路に与え、長尺切断に対応して前記所定角
度手前の位相角度位置を表わす信号を選択したと
きはその位相角度と次の切断開始までの回転角度
の間で駆動部を減速、停止、加速するように減速
開始位置をずらしたロータリカツタの制御方法を
採用したのである。
〔作用〕
上記切断完了位置は従来と同様に切断が完全に
終了し、ロータリカツタの刃と刃が互いに完全に
離れる位置である。
終了し、ロータリカツタの刃と刃が互いに完全に
離れる位置である。
ロータリカツタをモータで駆動する場合、停止
しているロータリカツタを所定の回転速度に加速
するときの加速トルクは一般に次式で表わされ
る。
しているロータリカツタを所定の回転速度に加速
するときの加速トルクは一般に次式で表わされ
る。
T=GD2/375×N/tA (1)
ここで、
T:加速又は減速トルク
GD2:機械系(ロータリカツタ)のはずみ車効果
N:機械系(ロータリカツタ)の回転数
tA:停止から最大回転数までの加速時間又はその
反対の停止までの減速時間 上式から、同一回転数Nに達するまでの加速時
間が大きくなれば加速トルクは減少することが直
ちに理解される(減速の場合も全く同じ)。モー
タで消費される電力はP=kTN(k:定数)で表
わされるからトルクが減少すれば消費電力も減少
する。反対に同一のエネルギで同一容量のモータ
で駆動するときは回転数Nを大きくすることがで
きる。従つて、加速、減速時記を大きく確保する
ことは最も効率のよい駆動部を設計する上で必須
の要件である。
反対の停止までの減速時間 上式から、同一回転数Nに達するまでの加速時
間が大きくなれば加速トルクは減少することが直
ちに理解される(減速の場合も全く同じ)。モー
タで消費される電力はP=kTN(k:定数)で表
わされるからトルクが減少すれば消費電力も減少
する。反対に同一のエネルギで同一容量のモータ
で駆動するときは回転数Nを大きくすることがで
きる。従つて、加速、減速時記を大きく確保する
ことは最も効率のよい駆動部を設計する上で必須
の要件である。
シートを切断する場合、シートが曲げ剛性の小
さいライナー紙のような、薄紙等であればロータ
リカツタの回転速度は切断完了した後ただちに減
速しても、シートの走行速度の方が大きいため後
続するシートがロータリカツタの刃の後方から押
してまくれ上がるだけで何ら不都合は生じない。
従つて、急減速を開始する位相角度を、従来刃と
刃が互いに離れる位置としていたのに対してその
手前の実際上シートの切断が完了した位置とする
ことによつて、その以後の急減速、加速に要する
時間を大きくすることができる。そして、このよ
うな切断完了信号の発生位置をずらして支障のな
いのは長尺の場合だけである。
さいライナー紙のような、薄紙等であればロータ
リカツタの回転速度は切断完了した後ただちに減
速しても、シートの走行速度の方が大きいため後
続するシートがロータリカツタの刃の後方から押
してまくれ上がるだけで何ら不都合は生じない。
従つて、急減速を開始する位相角度を、従来刃と
刃が互いに離れる位置としていたのに対してその
手前の実際上シートの切断が完了した位置とする
ことによつて、その以後の急減速、加速に要する
時間を大きくすることができる。そして、このよ
うな切断完了信号の発生位置をずらして支障のな
いのは長尺の場合だけである。
短尺の場合には、ロータリカツタは断完了後に
急加速するので、長尺の場合と同様に切断完了信
号の発生位置を従来より手前にずらした信号で制
御すると、ロータリカツタの刃が切断されたシー
トの後端部をひつかいて傷を付けるため、切断完
了信号を従来と同じ位置で発生させる必要があ
る。
急加速するので、長尺の場合と同様に切断完了信
号の発生位置を従来より手前にずらした信号で制
御すると、ロータリカツタの刃が切断されたシー
トの後端部をひつかいて傷を付けるため、切断完
了信号を従来と同じ位置で発生させる必要があ
る。
以下この発明の実施例を添付図を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、この発明によるロータリカツタの制
御方法を実施するために制御回路をブロツク図で
表示したものである。一対のロータリカツタ1,
1′はシート切断用の刃2,2′を備え、減速機3
を介してモータ4により駆動される。ロータリカ
ツタ1′の駆動軸上にはその回転位相角度を表わ
すパルス信号φBを発信するパルスジエネレータ
(PGB)5が設けられ、またシートの切断が完了
(刃2,2′が完全に離れる位置)したことを示す
切断完了センサ(OPc)6がロータリカツタ1′
の適宜位置に付設されている。
御方法を実施するために制御回路をブロツク図で
表示したものである。一対のロータリカツタ1,
1′はシート切断用の刃2,2′を備え、減速機3
を介してモータ4により駆動される。ロータリカ
ツタ1′の駆動軸上にはその回転位相角度を表わ
すパルス信号φBを発信するパルスジエネレータ
(PGB)5が設けられ、またシートの切断が完了
(刃2,2′が完全に離れる位置)したことを示す
切断完了センサ(OPc)6がロータリカツタ1′
の適宜位置に付設されている。
切断されるシートは、図中矢印Fの方向に走行
するものとし、このシートの走行速度(送り量)
を検知するための一対の測長ロール7,7′がロ
ータリカツタの上流適宜位置に設けられており、
これに連結されたパルスジエネレータ(PGA)8
が走行速度を表わすパルス信号φAを発信する。
するものとし、このシートの走行速度(送り量)
を検知するための一対の測長ロール7,7′がロ
ータリカツタの上流適宜位置に設けられており、
これに連結されたパルスジエネレータ(PGA)8
が走行速度を表わすパルス信号φAを発信する。
ロータリカツタ1,1′の刃先円周長さB0及び
所望の切断長さL0は、それぞれ設定部(図示省
略)からパルス信号B0、L0として比較部9に与
えられ、その出力信号L=L0−B0は演算部10
に前記パルス信号φA、φBと共に送られ、ここで
R=L−(φA−φB)の演算をした後その差Rに相
当する電圧Vc=f(R)を速度制御回路11へ送
る。一方、パルスジエネレータ8で発生するパル
ス数φAの出力信号は周波数−電圧(F/V)変
換され(図示省略)、シートの走行速度を表わす
電圧VAの信号として速度制御回路11へ送られ
る。この速度制御回路11では、上記速度電圧
VA、Vcを比較し、その差電圧V0=VA−Vc>0
の時だけモータ4に速度指令信号V0を与え、VA
≦Vcの時、即ちV0≦0の時はV0=0を速度指令
としてモータ4に与えると、モータ4は停止す
る。
所望の切断長さL0は、それぞれ設定部(図示省
略)からパルス信号B0、L0として比較部9に与
えられ、その出力信号L=L0−B0は演算部10
に前記パルス信号φA、φBと共に送られ、ここで
R=L−(φA−φB)の演算をした後その差Rに相
当する電圧Vc=f(R)を速度制御回路11へ送
る。一方、パルスジエネレータ8で発生するパル
ス数φAの出力信号は周波数−電圧(F/V)変
換され(図示省略)、シートの走行速度を表わす
電圧VAの信号として速度制御回路11へ送られ
る。この速度制御回路11では、上記速度電圧
VA、Vcを比較し、その差電圧V0=VA−Vc>0
の時だけモータ4に速度指令信号V0を与え、VA
≦Vcの時、即ちV0≦0の時はV0=0を速度指令
としてモータ4に与えると、モータ4は停止す
る。
このような制御装置により、まず長尺切断をす
る場合、シートの走行速度を表わす速度電圧VA
に対して加算又は減算される前記R=(L0−B0)
−(φA−φB)の速度電圧Vcは次のように変化し、
速度制御がなされる。ロータリカツタ1′に付設
された切断完了センサ6切断完了信号が発信され
ると、比較部9にその都度新たなL0、B0の値が
読み込まれて演算部10に(L0−B0)を表わす
信号が送られ、同時にパルスジエネレータ8,5
からパルス信号φA、φBが演算部10に送られる
が、長尺の場合は(L0−B0)は必らず正であり、
切断時には、φA=φBの状態にあるので、Vc=
(L0−B0)となり、この速度電圧をVAより大きく
設定しておくとV0=VA−Vcは負となり、従つて
速度制御回路11の出力信号はV0=0となつて、
モータ4は減速して停止する。その間もシートは
一定速度で走行しているので、その走行長さに比
例してφAが増大し、ロータリカツタ1′が停止す
るとその位相角度でφBは一定の値となる。従つ
て(φA−φB)の値が増大し続け、速度電圧Vcの
値が減少してVAより小さくなるとVA−Vcの値が
正となり、速度制御回路11の出力信号V0はV0
=VA−Vcの値の速度指令信号によりモータ4を
加速する。さらにVcが減少して0になるとV0=
VAとなるから、速度制御回路11の速度指令信
号はVAに等しくなり、シートの走行速度と同じ
速度でロータリカツタ1,1′は同期回転される。
この同期回転となる位相角度をロータリカツタ
1,1′の刃2,2′が噛み合うタイミングに一致
させておくと、シートの切断中は同期回転が保持
される。切断完了すると再び切断完了信号により
始めに述べた動作を繰り返す。
る場合、シートの走行速度を表わす速度電圧VA
に対して加算又は減算される前記R=(L0−B0)
−(φA−φB)の速度電圧Vcは次のように変化し、
速度制御がなされる。ロータリカツタ1′に付設
された切断完了センサ6切断完了信号が発信され
ると、比較部9にその都度新たなL0、B0の値が
読み込まれて演算部10に(L0−B0)を表わす
信号が送られ、同時にパルスジエネレータ8,5
からパルス信号φA、φBが演算部10に送られる
が、長尺の場合は(L0−B0)は必らず正であり、
切断時には、φA=φBの状態にあるので、Vc=
(L0−B0)となり、この速度電圧をVAより大きく
設定しておくとV0=VA−Vcは負となり、従つて
速度制御回路11の出力信号はV0=0となつて、
モータ4は減速して停止する。その間もシートは
一定速度で走行しているので、その走行長さに比
例してφAが増大し、ロータリカツタ1′が停止す
るとその位相角度でφBは一定の値となる。従つ
て(φA−φB)の値が増大し続け、速度電圧Vcの
値が減少してVAより小さくなるとVA−Vcの値が
正となり、速度制御回路11の出力信号V0はV0
=VA−Vcの値の速度指令信号によりモータ4を
加速する。さらにVcが減少して0になるとV0=
VAとなるから、速度制御回路11の速度指令信
号はVAに等しくなり、シートの走行速度と同じ
速度でロータリカツタ1,1′は同期回転される。
この同期回転となる位相角度をロータリカツタ
1,1′の刃2,2′が噛み合うタイミングに一致
させておくと、シートの切断中は同期回転が保持
される。切断完了すると再び切断完了信号により
始めに述べた動作を繰り返す。
短尺モードの場合は、切断完了信号が発信され
ると、演算部10に送られる(L0−B0)の信号
は負であるからVcも負となり、速度指令信号V0
=VA−VcはVAより大きくなり、ロータリカツタ
1,1′はまず加速される。従つて、パルス信号
φAよりφBの発生量が多くなり、Vc=f(R)が切
断完了時の負の状態から0となつて速度指令信号
V0はVAに等しくなり、同期速度が保持される。
こうして切断開始されることは長尺の場合と同じ
である。
ると、演算部10に送られる(L0−B0)の信号
は負であるからVcも負となり、速度指令信号V0
=VA−VcはVAより大きくなり、ロータリカツタ
1,1′はまず加速される。従つて、パルス信号
φAよりφBの発生量が多くなり、Vc=f(R)が切
断完了時の負の状態から0となつて速度指令信号
V0はVAに等しくなり、同期速度が保持される。
こうして切断開始されることは長尺の場合と同じ
である。
上述したロータリカツタの速度制御装置には、
一般にDDSデイジタルサーボ制御方法として公
知のものであるが、この実施例ではかかる速度制
御装置に対してさらに以下に説明する切断完了位
置選択制御回路Aが付設されている。
一般にDDSデイジタルサーボ制御方法として公
知のものであるが、この実施例ではかかる速度制
御装置に対してさらに以下に説明する切断完了位
置選択制御回路Aが付設されている。
なお、上記ロータリカツタの速度制御装置の説
明では、便宜上切断完了センサ6は切断完了位置
に設けてあるものとしているが、上記制御回路A
を付設するに当りこの位置をその手前の、刃2,
2′が互いに直線上に向き合う位置に置くものと
する。
明では、便宜上切断完了センサ6は切断完了位置
に設けてあるものとしているが、上記制御回路A
を付設するに当りこの位置をその手前の、刃2,
2′が互いに直線上に向き合う位置に置くものと
する。
切断完了位置選択制御回路Aは、上記切断完了
位置より手前の刃2,2′が互いに直線上に向き
合う位置に固定した切断完了センサ6から切断完
了信号が発信されると、この信号を所定距離遅延
させる遅延回路20と、前記切断完了センサ6か
らの直接の信号及び切断完了センサ6からの信号
を遅延回路20で遅延された信号を受ける選択回
路30と、シートの所望切断長さL0がロータリ
カツタの刃先円周長さB0より長い長尺の場合又
は短い短尺の場合を判別回路40とから成り、判
別回路40からの判別信号によつて前記遅延信号
と直接の信号のいずれかを選択回路30において
選択し、その選択した指令信号を演算部10への
データ読込開始信号として与え、短尺の場合を遅
延信号に、また長尺の場合を直接の信号に対応さ
せて長尺の場合は切断完了位置より手前の位相角
度で、短尺の場合は通常の切断完了位置でL0、
B0の新たなデータを読ませてロータリカツタの
減速、停止、加速を行なうように構成されてい
る。
位置より手前の刃2,2′が互いに直線上に向き
合う位置に固定した切断完了センサ6から切断完
了信号が発信されると、この信号を所定距離遅延
させる遅延回路20と、前記切断完了センサ6か
らの直接の信号及び切断完了センサ6からの信号
を遅延回路20で遅延された信号を受ける選択回
路30と、シートの所望切断長さL0がロータリ
カツタの刃先円周長さB0より長い長尺の場合又
は短い短尺の場合を判別回路40とから成り、判
別回路40からの判別信号によつて前記遅延信号
と直接の信号のいずれかを選択回路30において
選択し、その選択した指令信号を演算部10への
データ読込開始信号として与え、短尺の場合を遅
延信号に、また長尺の場合を直接の信号に対応さ
せて長尺の場合は切断完了位置より手前の位相角
度で、短尺の場合は通常の切断完了位置でL0、
B0の新たなデータを読ませてロータリカツタの
減速、停止、加速を行なうように構成されてい
る。
第2図は、上記制御回路Aの構成さらに詳細な
ブロツク図である。
ブロツク図である。
遅延回路20はプリセツトカウンタ21から成
り、このカウンタに対して予め上述した短尺の場
合に切断完了信号の発生を遅延せしめるためのシ
フト値をセツトすることができる。またプリセツ
トカウンタ21に対してはパルスジエネレータ5
からロータリカツタの回転位相角度を表わすパル
ス信号φBが減算値として入力されると共に選択
回路30からプリセツト信号も入力されるように
接続されている。
り、このカウンタに対して予め上述した短尺の場
合に切断完了信号の発生を遅延せしめるためのシ
フト値をセツトすることができる。またプリセツ
トカウンタ21に対してはパルスジエネレータ5
からロータリカツタの回転位相角度を表わすパル
ス信号φBが減算値として入力されると共に選択
回路30からプリセツト信号も入力されるように
接続されている。
選択回路30は、切断完了センサ6の切断完了
信号と判別回路40から判別信号をインバータ3
1を介して入力としプリセツトカウンタへ指令信
号を出力するNANDゲート32と、このゲート
回路と並列に前記切断完了信号と前記判別信号と
を入力とし遅延信号と直接の信号とを選択するた
めの回路を構成する2つのNANDゲート33,
34及びNORゲート35を、インバータ36と
から成る。
信号と判別回路40から判別信号をインバータ3
1を介して入力としプリセツトカウンタへ指令信
号を出力するNANDゲート32と、このゲート
回路と並列に前記切断完了信号と前記判別信号と
を入力とし遅延信号と直接の信号とを選択するた
めの回路を構成する2つのNANDゲート33,
34及びNORゲート35を、インバータ36と
から成る。
判別回路40は、種々のサイズの長尺、短尺の
切断作業が予想される場合に対応してメモリーカ
ードでこれらを判別する判別カード41と、その
長、短尺の判別信号を記憶すると同時にそのいず
れかの出力信号を前記選択回路30へ送るフリツ
プフロツプ(F/F)42とから成る。切断長さ
が長、短尺のいずれかに固定されていて、判別不
要のときはこの判別回路は省略してもよい。
切断作業が予想される場合に対応してメモリーカ
ードでこれらを判別する判別カード41と、その
長、短尺の判別信号を記憶すると同時にそのいず
れかの出力信号を前記選択回路30へ送るフリツ
プフロツプ(F/F)42とから成る。切断長さ
が長、短尺のいずれかに固定されていて、判別不
要のときはこの判別回路は省略してもよい。
なお、上記論理回路は原則として負論理で構成
されている。
されている。
以上のように構成した制御回路Aは長尺、短尺
の場合それぞれ作動する。切断完了センサ6の信
号は、通常ハイレベル(以下Hと略記する)の信
号であり、切断完了位置の手前で刃2,2′が直
線上で向い合う位置での検出時のみローレベル
(以下Lと略記する)の検出信号となる。判別回
路40は長尺の時H信号を、短尺の時Lの信号を
出力するものとし、プリセツトカウンタ21は、
LからHへ変化するプリセツト信号を入力する時
のみプリセツトされて所定の演算後にHからLに
変化する信号を出力し、それ以外の時はHの信号
を出力するものとする。
の場合それぞれ作動する。切断完了センサ6の信
号は、通常ハイレベル(以下Hと略記する)の信
号であり、切断完了位置の手前で刃2,2′が直
線上で向い合う位置での検出時のみローレベル
(以下Lと略記する)の検出信号となる。判別回
路40は長尺の時H信号を、短尺の時Lの信号を
出力するものとし、プリセツトカウンタ21は、
LからHへ変化するプリセツト信号を入力する時
のみプリセツトされて所定の演算後にHからLに
変化する信号を出力し、それ以外の時はHの信号
を出力するものとする。
長尺切断の場合、判別回路40のHの出力をイ
ンバータ31で反転されたLの信号がNANDゲ
ート32へ入力されるため、切断完了センサ6か
らの信号がH、Lいずれかの場合でもNMNDゲ
ート32の出力は常時Kとなつており、上記セン
サ6の信号が検出時にLとなつてもNANDゲー
ト32の出力はHのままであるからプリセツトカ
ウンタ21はプリセツトされない。この時のプリ
セツトカウンタの出力はHのままである。
ンバータ31で反転されたLの信号がNANDゲ
ート32へ入力されるため、切断完了センサ6か
らの信号がH、Lいずれかの場合でもNMNDゲ
ート32の出力は常時Kとなつており、上記セン
サ6の信号が検出時にLとなつてもNANDゲー
ト32の出力はHのままであるからプリセツトカ
ウンタ21はプリセツトされない。この時のプリ
セツトカウンタの出力はHのままである。
一方、NANDゲート33,34の出力は、通
常それぞれL、Hであり、上記センサ6の信号が
Lとなつた瞬時のみH、Lに変化する。従つて
NORゲート35の出力は通常Lであるが、
NANDゲート34の出力がLに変化した時のみ
Hとなる。これらの信号は、インバータ36で反
転されて通常H、瞬時Lの出力となり、センサ6
が切断完了を表わす検出信号を発信したとほぼ同
時にセンサ6のLの信号と同じ信号が選択回路3
0から出力される。
常それぞれL、Hであり、上記センサ6の信号が
Lとなつた瞬時のみH、Lに変化する。従つて
NORゲート35の出力は通常Lであるが、
NANDゲート34の出力がLに変化した時のみ
Hとなる。これらの信号は、インバータ36で反
転されて通常H、瞬時Lの出力となり、センサ6
が切断完了を表わす検出信号を発信したとほぼ同
時にセンサ6のLの信号と同じ信号が選択回路3
0から出力される。
次に短尺の場合は、判別回路40のLの出力を
インバータ31で反転したHの信号及び切断完了
センサ6のHの信号によりNANDゲート32の
出力はLの状態を維持し、プリセツトカウンタ2
1の出力はHの状態となつているが、上記センサ
6の信号が検出時にLになると、その出力はその
瞬時にHに変化し、これによりプリセツトカウン
タ21はシフト値をセツトして、パルスジエネレ
ータ5のパルス信号φBをこのシフト値から減算
開始し、プリセツトカウンタ21がゼロになると
その瞬時にLの信号を出力する。これによつてセ
ンサ6の検出信号は所定時間遅延されてカウンタ
21から出力されることになる。
インバータ31で反転したHの信号及び切断完了
センサ6のHの信号によりNANDゲート32の
出力はLの状態を維持し、プリセツトカウンタ2
1の出力はHの状態となつているが、上記センサ
6の信号が検出時にLになると、その出力はその
瞬時にHに変化し、これによりプリセツトカウン
タ21はシフト値をセツトして、パルスジエネレ
ータ5のパルス信号φBをこのシフト値から減算
開始し、プリセツトカウンタ21がゼロになると
その瞬時にLの信号を出力する。これによつてセ
ンサ6の検出信号は所定時間遅延されてカウンタ
21から出力されることになる。
一方、NANDゲート33,34の出力は、通
常それぞれH、Hであり上記センサ6の信号がL
となつた瞬時もH、Hのままである。従つて
NORゲート35の出力は瞬時にはHとなりこれ
をインバータ36で反転して通常H、瞬時にはL
の出力となり、これによりセンサ6が検出信号を
発信した後所定時間遅延された短尺での切断完了
信号が選択回路30から出力される。
常それぞれH、Hであり上記センサ6の信号がL
となつた瞬時もH、Hのままである。従つて
NORゲート35の出力は瞬時にはHとなりこれ
をインバータ36で反転して通常H、瞬時にはL
の出力となり、これによりセンサ6が検出信号を
発信した後所定時間遅延された短尺での切断完了
信号が選択回路30から出力される。
第3図は上記制御回路Aの代わりに基本的には
Aと同じ機能を有する制御回路Bを第二実施例と
してブロツク図に表したものである。この制御回
路Bは制御回路Aにおける遅延回路20の代わり
にもう1つの切断完了センサ(DPc)6′を設け
た点だけが異なる。このセンサ6′は、従来と同
様に切断完了位置に設ける。
Aと同じ機能を有する制御回路Bを第二実施例と
してブロツク図に表したものである。この制御回
路Bは制御回路Aにおける遅延回路20の代わり
にもう1つの切断完了センサ(DPc)6′を設け
た点だけが異なる。このセンサ6′は、従来と同
様に切断完了位置に設ける。
また、上記制御回路Aにおいては、切断完了セ
ンサ6の設定位置は前述のように刃2,2′が互
いに直線上で向い合う位置に設けるとしたが、反
対に従来と同様これを切断完了位置に設け、この
位置よりほぼ一回転後に刃2,2′が互いに直線
上で向い合う位置で長尺において切断完了信号を
発信し、短尺においてはセンサの取付位置で発信
するようにすることもできる。この時シフト値は
上述した実施例の場合のシフト値を360℃から差
し引いた値となる。
ンサ6の設定位置は前述のように刃2,2′が互
いに直線上で向い合う位置に設けるとしたが、反
対に従来と同様これを切断完了位置に設け、この
位置よりほぼ一回転後に刃2,2′が互いに直線
上で向い合う位置で長尺において切断完了信号を
発信し、短尺においてはセンサの取付位置で発信
するようにすることもできる。この時シフト値は
上述した実施例の場合のシフト値を360℃から差
し引いた値となる。
以上のように構成した上記実施例の作用につい
て第4図〜第6図を参照して説明する。
て第4図〜第6図を参照して説明する。
走行するシートを切断する場合、第6図に示よ
うに、一般に長尺に対してはロータリカツタ1,
1′は加速、同期、減速、停止の動作を繰り返し、
短尺に対しては加速、定速、減速、同期の動作を
繰り返す。上記各動作が1回転中に占める位相角
度の関係を第4図に示す。aは長尺、bは短尺の
場合である。
うに、一般に長尺に対してはロータリカツタ1,
1′は加速、同期、減速、停止の動作を繰り返し、
短尺に対しては加速、定速、減速、同期の動作を
繰り返す。上記各動作が1回転中に占める位相角
度の関係を第4図に示す。aは長尺、bは短尺の
場合である。
まず長尺aの場合について説明すると、ロータ
リカツタ1,1′が停止状態にある間もシートの
走行は一定の速度で進み、所定長さ走行するとそ
の走行量に比例してR=L−(φA−φB)の演算内
容が減少するために、演算部10の出力電圧Vc
が減少し、シートの走行速度に比例する電圧VA
より小さくなると、モータ4が起動され、V0(=
VA−Vc)の増加と共に加速される。やがてL0−
φA=B0−φBとなつてVc=0となり、ロータリカ
ツタはシートの走行速度に同期した回転速度で駆
動され、その速度が維持された状態となり、第4
図aの角度θの位相角度より切断が開始され、刃
2,2′がほぼ一直線上で向い合う位置で実際に
は切断が完了する。すると、この位置でセンサ6
による検出信号に対応して、制御回路Aから信号
が直ちに出力され、これにより演算部10に新た
なL=L0−B0(L0>B0)の値が読み込まれ、この
時点ではφA=φBであるから、電圧Vcの値が電圧
VAの値よりも大となり、その差電圧V0=VA−
Vcが負となつてモータ4は減速される。原則と
して減速と加速に要する時間はモータ及びロータ
リカツタの貫性モーメントが同じである限り同じ
であるから、ロータリカツタの加速、減速に要す
る時記は、この1回転360℃から同期位相角度θ
を差し引いた残り角度を2等分した角度それぞれ
回転する時間となり、従来より加速、減速に要す
る時間をそれぞれθ/2の角度大きくとれる。従
つて、前述したように加速、減速にかかる時間が
大きくとれるほどその加速、減速に要するトルク
は小さくなり、駆動モータで消費される電力は小
さくて済む。反対に同じエネルギを与えるとする
と、同期速度を同一モータで大きくすることがで
き、切断作業の高速化ができる。
リカツタ1,1′が停止状態にある間もシートの
走行は一定の速度で進み、所定長さ走行するとそ
の走行量に比例してR=L−(φA−φB)の演算内
容が減少するために、演算部10の出力電圧Vc
が減少し、シートの走行速度に比例する電圧VA
より小さくなると、モータ4が起動され、V0(=
VA−Vc)の増加と共に加速される。やがてL0−
φA=B0−φBとなつてVc=0となり、ロータリカ
ツタはシートの走行速度に同期した回転速度で駆
動され、その速度が維持された状態となり、第4
図aの角度θの位相角度より切断が開始され、刃
2,2′がほぼ一直線上で向い合う位置で実際に
は切断が完了する。すると、この位置でセンサ6
による検出信号に対応して、制御回路Aから信号
が直ちに出力され、これにより演算部10に新た
なL=L0−B0(L0>B0)の値が読み込まれ、この
時点ではφA=φBであるから、電圧Vcの値が電圧
VAの値よりも大となり、その差電圧V0=VA−
Vcが負となつてモータ4は減速される。原則と
して減速と加速に要する時間はモータ及びロータ
リカツタの貫性モーメントが同じである限り同じ
であるから、ロータリカツタの加速、減速に要す
る時記は、この1回転360℃から同期位相角度θ
を差し引いた残り角度を2等分した角度それぞれ
回転する時間となり、従来より加速、減速に要す
る時間をそれぞれθ/2の角度大きくとれる。従
つて、前述したように加速、減速にかかる時間が
大きくとれるほどその加速、減速に要するトルク
は小さくなり、駆動モータで消費される電力は小
さくて済む。反対に同じエネルギを与えるとする
と、同期速度を同一モータで大きくすることがで
き、切断作業の高速化ができる。
上記切断加工をする場合、減速動作を切断完了
位置より手前の刃2,2′が一直線上で向い合う
位置から開始すると、減速中は第5図に示すよう
に刃2,2′の回転速度よりシート送り速度が大
となる。そのため、曲げ剛性の大きいシートは刃
2,2′により走行を阻止されて析れ曲がり、不
良品となるから、上記のような制御方法を適用す
ることはできないが、薄いシートの場合は図の如
く単にまくれ上がるだけで何ら不都合は生じない
から、前述したようにその加速、減速時間を大き
く確保することができる。
位置より手前の刃2,2′が一直線上で向い合う
位置から開始すると、減速中は第5図に示すよう
に刃2,2′の回転速度よりシート送り速度が大
となる。そのため、曲げ剛性の大きいシートは刃
2,2′により走行を阻止されて析れ曲がり、不
良品となるから、上記のような制御方法を適用す
ることはできないが、薄いシートの場合は図の如
く単にまくれ上がるだけで何ら不都合は生じない
から、前述したようにその加速、減速時間を大き
く確保することができる。
第4図bに示す短尺の場合は、上述したような
加速、減速時間を大きく確保する制御方法を適用
せず、従来と同様に切断完了位置に刃2,2′が
達した後加速、減速を行なう。このため、前述し
た制御回路A,Bいずれの場合も、刃2,2′が、
図示の如く切断完了位置よりも手前の、切断完了
センサ6を設けた位置(図中黒丸で示す)で発信
する切断完了信号は前記制御回路A又Bによりそ
の位置から切断位置に達するまでの時間(この間
は同期速度が維持される)遅延されて速度制御装
置に出力される。これによつて従来と同様に加
速、減速が繰り返される。
加速、減速時間を大きく確保する制御方法を適用
せず、従来と同様に切断完了位置に刃2,2′が
達した後加速、減速を行なう。このため、前述し
た制御回路A,Bいずれの場合も、刃2,2′が、
図示の如く切断完了位置よりも手前の、切断完了
センサ6を設けた位置(図中黒丸で示す)で発信
する切断完了信号は前記制御回路A又Bによりそ
の位置から切断位置に達するまでの時間(この間
は同期速度が維持される)遅延されて速度制御装
置に出力される。これによつて従来と同様に加
速、減速が繰り返される。
この発明は上述のように構成したから、従来の
デイジタルサーボ制御装置等に対して切断完了位
置センサにより切断完了位置の信号を選択付与せ
しめることによつて長尺の切断作業時にはより長
に減速、加速時間を確保し、ロータリカツタの駆
動モータの消費電力を最小限に抑制することがで
き、又同一モータに従来と同じ駆動エネルギを与
えて上記制御方法により駆動するときはロータリ
カツタの回転速度を相当大きくすることができ
る。
デイジタルサーボ制御装置等に対して切断完了位
置センサにより切断完了位置の信号を選択付与せ
しめることによつて長尺の切断作業時にはより長
に減速、加速時間を確保し、ロータリカツタの駆
動モータの消費電力を最小限に抑制することがで
き、又同一モータに従来と同じ駆動エネルギを与
えて上記制御方法により駆動するときはロータリ
カツタの回転速度を相当大きくすることができ
る。
第1図この発明による速度制御方法を実施する
ための制御装置のブロツク図、第2図は第1図の
制御回路Aの詳細なブロツク図、第3図は制御回
路Aと同様な作用をするもう1つの実施例の制御
回路Bのブロツク図、第4図は長尺、短尺の場合
のロータリカツタの加速、減速の関係を示す図、
第5図は長尺の切断時の状況を示す図、第6図は
モータの加速、減速の速度変化を示す図である。 1,1′……ロータリカツタ、4……モータ、
5,8……パルスジエネレータ、6,6′……切
断完了センサ、20……遅延回路、30……選択
回路、40……判別回路。
ための制御装置のブロツク図、第2図は第1図の
制御回路Aの詳細なブロツク図、第3図は制御回
路Aと同様な作用をするもう1つの実施例の制御
回路Bのブロツク図、第4図は長尺、短尺の場合
のロータリカツタの加速、減速の関係を示す図、
第5図は長尺の切断時の状況を示す図、第6図は
モータの加速、減速の速度変化を示す図である。 1,1′……ロータリカツタ、4……モータ、
5,8……パルスジエネレータ、6,6′……切
断完了センサ、20……遅延回路、30……選択
回路、40……判別回路。
Claims (1)
- 1 曲げ剛性の小さい段ボール用ライナー紙等の
シートを切断するロータリカツタの刃がシート切
断開始後切断完了するまでの間にシート切断長さ
の長短判別信号により切断完了位置又はそれより
所定角度手前の位相角度位置のいずれかを表わす
信号をロータリカツタの駆動部用速度制御回路に
与え、長尺切断に対応して前記所定角度手前の位
相角度位置を表わす信号を選択したときはその位
相角度と次の切断開始までの回転角度の間で駆動
部を減速、停止、加速するように減速開始位置を
ずらしたことを特徴とするロータリカツタの制御
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30507986A JPS63156690A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | ロ−タリカツタの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30507986A JPS63156690A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | ロ−タリカツタの制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63156690A JPS63156690A (ja) | 1988-06-29 |
| JPH0223312B2 true JPH0223312B2 (ja) | 1990-05-23 |
Family
ID=17940859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30507986A Granted JPS63156690A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | ロ−タリカツタの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63156690A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0444945A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-14 | Kobe Steel Ltd | Di負圧缶体 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10053247A1 (de) * | 2000-10-26 | 2002-05-29 | Rexroth Indramat Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Umschalten des Eingriffsabstandes eines Werkzeuges in eine vorbeilaufende Materialbahn |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5246385B2 (ja) * | 1972-04-15 | 1977-11-24 |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP30507986A patent/JPS63156690A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0444945A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-14 | Kobe Steel Ltd | Di負圧缶体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63156690A (ja) | 1988-06-29 |
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Legal Events
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