JPH0223543Y2 - - Google Patents

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JPH0223543Y2
JPH0223543Y2 JP10799185U JP10799185U JPH0223543Y2 JP H0223543 Y2 JPH0223543 Y2 JP H0223543Y2 JP 10799185 U JP10799185 U JP 10799185U JP 10799185 U JP10799185 U JP 10799185U JP H0223543 Y2 JPH0223543 Y2 JP H0223543Y2
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pallet
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、荷降しをフオークリフト等を用いる
ことなく、一人でも簡単かつ安全に行ない得るパ
レツトの改良に関する。
〔従来の技術〕 たとえば重量物でしかも衝撃等に対し注意を要
する各種機器、装置等といつた荷物を包装して搬
送するにあたつて、パレツトを用いることが従来
から行なわれている。このような従来のパレツト
を、第8図および第9図を用いて簡単に説明する
と、全体を符号1で示すパレツトは、床面上に平
行して設置される脚部としての横桟2a,2b,
2cと、その上部に互いに平行しかつ横桟2a,
2b,2cと直交して掛渡される複数枚の床材3
a,3b,3cとからなり、これら両部材は、平
座金4aを介して複数本のボルト4によりそれぞ
れ着脱自在に連結して固定されている。
5は上述したような構成によるパレツト1上に
載置されて搬送される荷物で、その下部には、所
定高さをもつ脚部としてのキヤスタ6が設けられ
ている。
そして、このような従来のパレツト1の床材3
a,3b,3c上から、荷物5を降ろすには、フ
オークリフト(図示せず)等を使用することが一
般には考えられるが、その作業スペースや作業設
備上などの理由から、たとえば第9図に示すよう
な手作業による方法も行なわれている。すなわ
ち、荷物5の一側を持ち上げて傾斜させた状態
で、ボルト4を緩めることで横桟2a,2b,2
c上から外寄り一枚の床材3a(図示せず)を取
外し、この状態で荷物5の片側を床面に静かに降
ろし(第9図に示す状態)、さらに荷物5の他方
側を少し持ち上げて浮かせ、残りのパレツト1を
取除くことで、荷物5を床面上に降ろすものであ
つた。勿論、荷物5を傾けながら、横桟2a,2
b,2cおよび床材3a,3b,3cを一枚づつ
取外すようにしてもよいものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述したような方法による荷降
しを行なう従来のパレツト1にあつては、次のよ
うな問題を生じるもので、このような問題点を解
消し得る何らかの対策を講じることが必要とされ
ている。
すなわち、前者のように、フオークリフト等の
機械設備を使用すると、荷降し作業が大掛りなも
のとなり、しかも荷物5の設置場所等の問題か
ら、フオークリフト等を使用できない場合もある
ものであつた。また、第9図に示すように、横桟
2a,2b,2c上から床材3a,3b,3cを
適宜取外し、荷物5を傾けながら荷降しを手作業
で行なう方法では、荷物5が作業中不安定となり
易く、その作業が面倒で非常に手間が掛るもので
あり、しかも安全性の観点から、人手が二人以上
必要となる等といつた問題をもつものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上述したような問題点を解決するために本考案
に係るパレツトは、床材の下側面に対し互いに平
行する複数本の横桟が配設され少なくとも外寄り
の横桟が着脱自在な締結具で連結固定されるパレ
ツト本体と、このパレツト本体の床材上で横桟と
直交する方向に所定間隔をおいて対向して載置さ
れ床材上に載せられる荷物の脚部よりもわずかに
高く形成され荷物を浮上らせた状態で支承可能な
一対の支承台とを備え、これら各支承台に、その
長手方向両端側下縁の角部のみがパレツト本体側
の床材を傾斜させた荷降し時において被荷降し側
の床面と床材に当接した状態では荷物の内側方向
に倒れ込むように、それぞれの相対向する側面側
で長手方向中央部分に荷物の内側方向に重心が片
寄るような突出部を設けたものである。
〔作用〕
本考案によれば、パレツト本体の床材を、一側
の横桟を取外して傾斜させ、荷物を引降ろすだけ
で、パレツト本体上で荷物を支承する支承台が、
その長手方向両端側下縁の角部のみが固定側に当
接した状態となり、支承台内側面で長手方向中央
部分に設けられる突出部による重心位置によつて
自然に荷物の内側方向に倒れ込み、その結果とし
て荷降しを一人でも簡単かつ適切に行なえるもの
である。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図ないし第7図は本考案に係るパレツトの
一実施例を示すものであり、これらの図におい
て、前述した第8図および第9図と同一または相
当する部分には同一番号を付して、その説明は省
略する。
さて、本考案に係るパレツト1によれば、床材
10の下側面に対し互いに平行する複数本の横桟
2a,2b,2cを配列しかつ少なくとも外寄り
の横桟2aを着脱自在な締結具としてのボルト4
で連結固定してなるパレツト本体11と、このパ
レツト本体11の床材10上で横桟2a,2b,
2cと直交する方向に所定間隔をおいて対向して
載置されるとともにその高さが前記荷物5の脚部
としてのキヤスタ6よりもわずかに高く形成され
荷物5を浮上らせた状態で支承可能な一対の支承
台12,12とを備えており、これら各支承台1
2,12の長手方向両端側下縁の角部12b,1
2bのみがパレツト本体11側の床材10を傾斜
させた荷降し時において被荷降し側となる床面1
3と床材10とに当接した状態では荷物5の内側
方向に倒れ込むように、それぞれの相対向する側
面側で長手方向中央部分に荷物5の内側方向に重
心が片寄るような突出部12c,12cを、支承
台12の長手方向両端側内側面に切り込み形成し
た切込み部12a,12aによつて設けたところ
に特徴を有している。
ここで、上述した横桟2a,2b,2cの高さ
は、その間で床材10と床面13の隙間にフオー
クリフトのフオークが入り込む程度の高さを有
し、かつこれら横桟2a,2b,2cは、一枚板
である床材10が載せられた状態で、それぞれボ
ルト4等で床材10と連結固定れている。さら
に、一対をなす支承台12,12は、直方体の両
端側の一部を切取ることで形成され、これによる
切込み部12aによつて、第3図ないし第7図に
示すように、荷降し時に荷物5の内側方向に倒れ
易くなるような構成とされている。
また、これら支承台12,12は、その高さが
荷物5側の脚部としてのキヤスタ6による荷物5
の支持高さよりもわるかに大きく設定され、その
上部に荷物5の底部を支承させた際に、キヤスタ
6が床材10からわずかに浮上るような構成とさ
れている。これは、第2図および第3図から容易
に理解されよう。
そして、このような構成によるパレツト1によ
れば、概略第3図および第4図に示すようにして
荷降しを行なえるものである。
すなわち、片側外寄りの横桟2aを固定してい
るボルト4を緩め、この横桟2aを滑らすように
して床材10の下側から取除く。そして、この状
態で荷物5を床材10の中心から横桟2aを取除
いた側にずらすと、荷物5の重心がずれるため、
荷物5、支承台12,12および床材10が被荷
降し側となる床面13に対し所定角度αをもつて
傾き、第3図に示す状態となる。このとき、他方
側の横桟2cは床面13から浮き上がるので、前
述した取除いた横桟2aを図示するように、横桟
2cの下側に差し入れるようにし、パレツト1を
傾斜状態で安定させ得るようにするとよい。ま
た、このような傾斜状態において、荷物5を支承
している支承台12,12は、床材10との摩擦
によつてその位置および荷物5の支承状態を維持
し、荷物5が滑り落ちないものである。
そして、上述したような第3図に示す状態にお
いて、荷物5をゆつくりと手前側(図中左側)に
引き込み移動させ、荷物5の前端側のキヤスタ6
が床面13上に付くと同時に、今度は少し勢いを
つけて荷物5を引き降ろす。このようにすると、
荷物5を支承している支承台12,12は、第4
図さらには第5図ないし第7図から明らかなよう
に、床材10からずり落た瞬間、その両端側が切
込まれていることに起因して不安定な状態とな
り、荷物5の内側方向に向つて自然に倒れること
となる。これは、上述した荷降し時において床材
10の床面13に対する傾斜角度をαとした場合
に、第4図ないし第7図から明らかなように、前
端側のキヤスタ6が床面13上に、後端側のキヤ
スタ6が床材10上に跨がつた状態にある荷物5
の底部が床面13となす傾斜角度がβ(<α)と
なり、一方支承台12,12はそれぞれの長手方
向両端部下縁の角部12b,12bのみが床面1
3と床材10とに当接した状態で傾斜角度γ(β
<γ<α)をもつて傾斜しており、このとき支承
台12,12の上面側と荷物5底部との間に隙間
が形成されるとともに、支承台12,12の下側
にも第7図中斜線を付した隙間Sが生じ、特にそ
の重心位置を片寄らせる突出部12c,12c部
分は浮いた状態となるもので、これにより支承台
12,12は自立できず、それぞれ内側方向に回
動し易くなつて倒れ込むことから、容易に理解さ
れよう。そして、このように支承台12,12が
内側に倒れ込んだ状態となつた後では、荷物5を
床材10上から引出すことで、簡単に床面13上
に引き降ろせるものである。
したがつて、本考案によれば、パレツト1を一
本の横桟2aを取外して傾斜させ、荷物5を引降
ろすだけで、パレツト1上で荷物5を支承する支
承台12,12を自然に内側方向に倒れ込ませる
ことが可能となるもので、これにより荷降しを一
人でも簡単かつ安全に行なえるものである。
ここで、上述した支承台12,12はその長手
方向両端部一側面側を切込み形成することで、中
央部分に重心を片寄らせる突出部12c,12c
を形成した場合を示したが、切込み部12a,1
2aの切込み量や突出部12c,12cの形状、
大きさ等は支承台12を始め荷物5の大きさ、パ
レツト1における床材10等の荷降し時の傾斜角
度などによつて適宜選定されるものである。要
は、荷降し時において床材10や荷物5との間で
傾斜して配置され、その下側に形成される隙間に
よつて回動習性をもち、重心位置により荷物の内
側方向に倒れ込むような大きさや形状等をもつて
形成されておればよい。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定され
ず、各部の形状、構造等を、適宜変形、変更する
ことは自由である。たとえば、上述した実施例で
は、荷物5としてキヤスタ6付きのものの場合を
説明したが、本考案はこれに限定されず、キヤス
タの付いていない種々の荷物であつても、従来よ
りは簡単かつ安全に荷降しできることは、容易に
理解されよう。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係るパレツトに
よれば、床材の下側面に対し互いに平行する複数
本の横桟を配列しそれぞれを着脱自在な締結具で
連結固定してなるパレツト本体と、このパレツト
本体の床材上で横桟と直交する方向に所定間隔を
おいて対向して載置されるとともにその高さが荷
物脚部よりもわずかに高く形成され荷物を浮上ら
せた状態で支承可能な一対の支承台とを備え、こ
れら各支承台12,12の長手方向両端側下縁の
角部のみがパレツト本体側の床材を傾斜させた荷
降し時において被荷降し側床面と床材とに当接し
た状態では荷物の内側方向に倒れ込むように、そ
れぞれの相対向する側面側で長手方向中央部分に
荷物の内側方向に重心が片寄るような突出部を、
支承台の長手方向両端側内側面に切り込み形成し
た切込み部によつて設けるようにしたので、簡単
かつ安価な構成にもかかわらず、パレツトを傾斜
させて荷物を引降ろすだけで、パレツト上で荷物
を支承する支承台が自然に内側に倒れ込むこと
で、荷降しを一人でも簡単かつ安全に、しかもフ
オークリフト等を使用することなく、適切に行な
える等、その実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパレツトの一実施例を示
す概略分解斜視図、第2図はその使用状態の概略
斜視図、第3図および第4図は荷降ろし状態を示
す動作説明図、第5図および第6図は第4図にお
ける−線および−線拡大断面図、第7図
は本考案を特徴づける支承台の荷降し時の状態を
示す概略斜視図、第8図および第9図は従来例を
示す概略斜視図およびその使用状態図である。 1……パレツト、2a,2b,2c……横桟、
4……ボルト(着脱自在な締結具)、5……荷物、
6……キヤスタ(脚部)、10……床材、11…
…パレツト本体、12,12……一対の支承台、
12a……切込み部、12b,12b……両端側
下縁角部、12c,12c……突出部、13……
床面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脚部を有する荷物が搭載される床材およびその
    下側面に対し互いに平行して設けられる複数本の
    横桟からなりその少なくとも外側寄りの横桟を着
    脱自在な締結具で連結固定してなるパレツト本体
    と、このパレツト本体の床材上で横桟と直交する
    方向に所定間隔をおいて対向して載置され前記荷
    物の脚部よりもわずかに高く形成され荷物を浮上
    らせた状態で支承する一対の支承台とを備えてな
    り、これら各支承台には、前記パレツト本体側の
    床材を傾斜させた荷降し時にそれぞれの長手方向
    両端側の角部のみが被荷降し側床面および前記床
    材に当接した状態では前記荷物の内側方向に倒れ
    込むように、それぞれの相対向する側面側で長手
    方向中央部分に荷物の内側方向に重心が片寄るよ
    うな突出部が形成されていることを特徴とするパ
    レツト。
JP10799185U 1985-07-15 1985-07-15 Expired JPH0223543Y2 (ja)

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