JPH0223595Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223595Y2 JPH0223595Y2 JP1985086952U JP8695285U JPH0223595Y2 JP H0223595 Y2 JPH0223595 Y2 JP H0223595Y2 JP 1985086952 U JP1985086952 U JP 1985086952U JP 8695285 U JP8695285 U JP 8695285U JP H0223595 Y2 JPH0223595 Y2 JP H0223595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- rupture
- rupture disc
- safety valve
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、各種圧力装置、特に、タンクコンテ
ナやタンクローリの圧力貯槽に、過剰圧力放出用
として使用される破裂板に関する。
ナやタンクローリの圧力貯槽に、過剰圧力放出用
として使用される破裂板に関する。
タンクコンテナ等の貯槽に過剰圧力放出用とし
て設けられている破裂板は、一般に、ドーム形状
の破裂部を有しており、該破裂部の凹面側に貯槽
内の圧力が加わるように貯槽に取付けられる。そ
して、前記圧力が設定破裂圧力を超えたときに、
前記破裂部が破壊して貯槽内の圧力を外部に放出
する構成とされている。
て設けられている破裂板は、一般に、ドーム形状
の破裂部を有しており、該破裂部の凹面側に貯槽
内の圧力が加わるように貯槽に取付けられる。そ
して、前記圧力が設定破裂圧力を超えたときに、
前記破裂部が破壊して貯槽内の圧力を外部に放出
する構成とされている。
前記破裂板は安全弁と併用されるケースが多
く、この場合、破裂板は安全弁の保護手段として
使用されている。すなわち、破裂板は安全弁の入
口側に取付けられて、安全弁からの貯蔵物質の漏
洩、貯蔵物質による安全弁の腐食、貯蔵物質の粘
性が引起こす安全弁の固着による誤作動等を防止
している。
く、この場合、破裂板は安全弁の保護手段として
使用されている。すなわち、破裂板は安全弁の入
口側に取付けられて、安全弁からの貯蔵物質の漏
洩、貯蔵物質による安全弁の腐食、貯蔵物質の粘
性が引起こす安全弁の固着による誤作動等を防止
している。
ここにおいて、第5図Aに示すように、従来の
破裂板101には、破断線としての切欠溝104
が形成されているものであるが、この切欠溝10
4は破裂板101の凸面側すなわち外面に形成さ
れており、かつその外輪部が直接圧力開口の周縁
に固着されていた。
破裂板101には、破断線としての切欠溝104
が形成されているものであるが、この切欠溝10
4は破裂板101の凸面側すなわち外面に形成さ
れており、かつその外輪部が直接圧力開口の周縁
に固着されていた。
従来の、上記第5図Aに示す破裂板101は、
内部圧力(太い矢印)を受けた場合、切欠溝10
4が形成された凸面側の表面が伸長する方向に力
(細い矢印)を受け、切欠溝104が内方に進行
する。従つて、クリープ抵抗が小さく、内部圧力
を保持することができず、時間の経過とともにそ
の引張強度が極端に低下し早期に破断するため、
一定以上の内圧のかかる場所においては使用不能
である。また、背圧真空に対して抵抗できず陥没
する欠点があり、真空サポート等が必要となる。
内部圧力(太い矢印)を受けた場合、切欠溝10
4が形成された凸面側の表面が伸長する方向に力
(細い矢印)を受け、切欠溝104が内方に進行
する。従つて、クリープ抵抗が小さく、内部圧力
を保持することができず、時間の経過とともにそ
の引張強度が極端に低下し早期に破断するため、
一定以上の内圧のかかる場所においては使用不能
である。また、背圧真空に対して抵抗できず陥没
する欠点があり、真空サポート等が必要となる。
また、その外輪部が直接圧力開口の周縁に固着
されているため、破断時に、破片が外輪部から引
きちぎられて飛散して安全弁のシート部を損傷し
たり、破片がシート部にはさまつてしまい、貯槽
内の圧力が十分低下した後も安全弁の弁体が閉止
状態に復帰できなくなつてしまう恐れがあつた。
されているため、破断時に、破片が外輪部から引
きちぎられて飛散して安全弁のシート部を損傷し
たり、破片がシート部にはさまつてしまい、貯槽
内の圧力が十分低下した後も安全弁の弁体が閉止
状態に復帰できなくなつてしまう恐れがあつた。
本考案は前記の問題点を解決するためになされ
たものであり、設定破裂圧力で正確に破裂すると
共に、破裂時に破片が飛散せず、破裂板自身で真
空、背圧に耐えうる強度を有する破裂板を提供す
ることを目的とする。
たものであり、設定破裂圧力で正確に破裂すると
共に、破裂時に破片が飛散せず、破裂板自身で真
空、背圧に耐えうる強度を有する破裂板を提供す
ることを目的とする。
前記の問題点を解決するため本考案の破裂板
は、補強シールリングが外輪部に密接被覆して取
り付けられ、圧力の加わるドーム状の破裂部の凹
面側に、過剰圧力発生時の破断部となる凹溝より
なる溝が形成されたことを特徴としている。
は、補強シールリングが外輪部に密接被覆して取
り付けられ、圧力の加わるドーム状の破裂部の凹
面側に、過剰圧力発生時の破断部となる凹溝より
なる溝が形成されたことを特徴としている。
上記本考案の破裂板に内部圧力(太い矢印)が
かかつた場合、第5図Bに示されるように、溝4
はその凹面側すなわち内面に形成されていること
から、破裂板の表面が伸張する方向に力を受ける
と同時に溝4が圧縮される方向の力(細い矢印)
を受ける。このため、溝4部のクリープ抵抗が高
く一定の正常内部圧迄(設定圧力の85%)を保持
することが可能となり正常運転圧力に対して継続
運転が可能である。また時間経過により溝4の深
さが運行するということはない。
かかつた場合、第5図Bに示されるように、溝4
はその凹面側すなわち内面に形成されていること
から、破裂板の表面が伸張する方向に力を受ける
と同時に溝4が圧縮される方向の力(細い矢印)
を受ける。このため、溝4部のクリープ抵抗が高
く一定の正常内部圧迄(設定圧力の85%)を保持
することが可能となり正常運転圧力に対して継続
運転が可能である。また時間経過により溝4の深
さが運行するということはない。
さらに、破断時の破片の飛散も、外輪部の補強
シールリングによつて防止されている。
シールリングによつて防止されている。
以下、本考案の実施例について説明する。
第1図及び第2図に示すように、実施例の破裂
板1は、例えばニツケルの薄板よりなり、ドーム
状の破裂部2と外輪部3とを有している。第1図
に示すように、破裂部2の受圧側である凹面側2
aには、4本の凹溝よりなる切欠溝4が、90゜間
隔で放射状に形成されている。該切欠溝4は、本
実施例ではプレス加工によつて形成したが、この
他に例えば切削等によつて設けるようにしてもよ
い。また、切欠溝4の溝形状や数は、設定破裂圧
力によつて様々に決めることができる。
板1は、例えばニツケルの薄板よりなり、ドーム
状の破裂部2と外輪部3とを有している。第1図
に示すように、破裂部2の受圧側である凹面側2
aには、4本の凹溝よりなる切欠溝4が、90゜間
隔で放射状に形成されている。該切欠溝4は、本
実施例ではプレス加工によつて形成したが、この
他に例えば切削等によつて設けるようにしてもよ
い。また、切欠溝4の溝形状や数は、設定破裂圧
力によつて様々に決めることができる。
破裂板1の外輪部3の上下両面3a,3b及び
外周端面3cには、上下両リング部材5,6より
なる補強シールリング7が密接被覆して取付けら
れている。また、外輪部3の上面3aに接してい
る前記上リング部材5の内周面は、下隅部の全周
がアール面8に形成されている。
外周端面3cには、上下両リング部材5,6より
なる補強シールリング7が密接被覆して取付けら
れている。また、外輪部3の上面3aに接してい
る前記上リング部材5の内周面は、下隅部の全周
がアール面8に形成されている。
次に、第3図に示すように、補強シールリング
7を有する前記破裂板1は、凹面側2aを貯槽内
に向けて、放出ノズルの出口9に設けられた段部
10にパツキンP1を介して取付フランジ11に
よつて固定されている。
7を有する前記破裂板1は、凹面側2aを貯槽内
に向けて、放出ノズルの出口9に設けられた段部
10にパツキンP1を介して取付フランジ11に
よつて固定されている。
取付フランジ11は、円筒形の本体12の外周
に取付用のフランジ部13を突設させたものであ
り、該フランジ部13がボルトBによつて貯槽側
に固定され、前記段部10内に嵌入した本体12
の下端部が、補強シールリング7及び破裂板1を
気密に押圧固定している。また、取付フランジ1
1の本体12の上端部内周面には、ねじ部14が
形成されている。
に取付用のフランジ部13を突設させたものであ
り、該フランジ部13がボルトBによつて貯槽側
に固定され、前記段部10内に嵌入した本体12
の下端部が、補強シールリング7及び破裂板1を
気密に押圧固定している。また、取付フランジ1
1の本体12の上端部内周面には、ねじ部14が
形成されている。
前記ねじ部14には、安全弁15の弁座16が
ねじ込まれており、弁座16の座面には円板状の
弁体17が、カバー18との間に介装された2本
のコイルばねS1,S2によつて、気密に押圧接
触されている。そして、コイルばねS1,S2の
弾力によつて設定された吹出し圧力を超える圧力
が、弁体17の下面に加わつた時に、弁体17は
上方に浮き上つて過剰圧力を外部に放出するよう
に構成されている。
ねじ込まれており、弁座16の座面には円板状の
弁体17が、カバー18との間に介装された2本
のコイルばねS1,S2によつて、気密に押圧接
触されている。そして、コイルばねS1,S2の
弾力によつて設定された吹出し圧力を超える圧力
が、弁体17の下面に加わつた時に、弁体17は
上方に浮き上つて過剰圧力を外部に放出するよう
に構成されている。
次に、以上説明した構成における作用について
説明する。
説明する。
貯槽内部の圧力が設定破裂圧力を超えると、破
裂板1の破裂部2は、第4図に示すように、切欠
溝4に沿い、凸面側(安全弁側)に向けて破裂
し、略3角形状の4つの舌状片19にわかれて開
口する。破裂部2は、あらかじめ形成された切欠
溝4に沿つて開口するので、破裂時に複雑な破片
が発生することはない。また、上リング部材5の
内周面の下隅にはアール加工が施してあるので、
上方にめくれ上つた各舌状片19の基部が、上リ
ング部材5の縁によつて切断されて飛散すること
もない。
裂板1の破裂部2は、第4図に示すように、切欠
溝4に沿い、凸面側(安全弁側)に向けて破裂
し、略3角形状の4つの舌状片19にわかれて開
口する。破裂部2は、あらかじめ形成された切欠
溝4に沿つて開口するので、破裂時に複雑な破片
が発生することはない。また、上リング部材5の
内周面の下隅にはアール加工が施してあるので、
上方にめくれ上つた各舌状片19の基部が、上リ
ング部材5の縁によつて切断されて飛散すること
もない。
そして、圧力は安全弁15の弁体17の下面に
加わり、弁体17を上方に持ち上げる。貯槽内の
貯蔵物質は、破裂板1の開口部20を通過し、弁
体17と弁座16の隙間から槽外に向けて吹き出
すが、やがて槽内の圧力が低下してくると、コイ
ルばねS1,S2の弾圧力によつて弁体17は弁
座16に再び押し付けられ、安全弁15は閉止状
態に復帰する。この時、破裂板1の破片が安全弁
15の座面にかんでいたりすると、安全弁15は
閉止されなくなり、内圧が設定破裂圧力を下回つ
たにもかかわらず、貯蔵物質の吹き出しが止まら
ないことになるが、本実施例の破裂板1は、前述
の通り破片がでないので、安全弁15は確実に閉
止される。従つて、貯蔵物質のむだな放出がな
く、経済的にも安全性の面でも好都合である。
加わり、弁体17を上方に持ち上げる。貯槽内の
貯蔵物質は、破裂板1の開口部20を通過し、弁
体17と弁座16の隙間から槽外に向けて吹き出
すが、やがて槽内の圧力が低下してくると、コイ
ルばねS1,S2の弾圧力によつて弁体17は弁
座16に再び押し付けられ、安全弁15は閉止状
態に復帰する。この時、破裂板1の破片が安全弁
15の座面にかんでいたりすると、安全弁15は
閉止されなくなり、内圧が設定破裂圧力を下回つ
たにもかかわらず、貯蔵物質の吹き出しが止まら
ないことになるが、本実施例の破裂板1は、前述
の通り破片がでないので、安全弁15は確実に閉
止される。従つて、貯蔵物質のむだな放出がな
く、経済的にも安全性の面でも好都合である。
また、実施例の破裂板1を製作する際、素材の
板厚をある程度厚めに設定し、切欠溝4の深さを
深くすれば、全体的な強度は大きいが設定破裂圧
力の値は小さい破裂板とすることができる。この
ような破裂板にはバキユームサポート等の補強部
材は必要なく、背圧がかかつたり、背面側が真空
状態となつたりするような場所に使用することが
できる。
板厚をある程度厚めに設定し、切欠溝4の深さを
深くすれば、全体的な強度は大きいが設定破裂圧
力の値は小さい破裂板とすることができる。この
ような破裂板にはバキユームサポート等の補強部
材は必要なく、背圧がかかつたり、背面側が真空
状態となつたりするような場所に使用することが
できる。
以上説明したように、本考案の破裂板によれ
ば、設定破裂圧力で正確に破裂するとともに、時
間が経過しても溝4の深さが進行するということ
がなく、破裂板自身で真空背圧に耐える強度を有
し、さらに破裂時に破片が飛散するとがないとい
う効果がある。
ば、設定破裂圧力で正確に破裂するとともに、時
間が経過しても溝4の深さが進行するということ
がなく、破裂板自身で真空背圧に耐える強度を有
し、さらに破裂時に破片が飛散するとがないとい
う効果がある。
第1図は、本考案の一実施例を示す平面図、第
2図は、第1図における−線断面図、第3図
は、実施例の破裂板と安全弁の取付け例を示す断
面図、第4図は、破裂後の破裂板を示す斜視図、
第5図A,Bは従来の破裂板と本考案の破裂板と
の作用の差を説明する要部の断面図である。 1……破裂板、2……破裂部、3a……凹面
側、4……切欠溝。
2図は、第1図における−線断面図、第3図
は、実施例の破裂板と安全弁の取付け例を示す断
面図、第4図は、破裂後の破裂板を示す斜視図、
第5図A,Bは従来の破裂板と本考案の破裂板と
の作用の差を説明する要部の断面図である。 1……破裂板、2……破裂部、3a……凹面
側、4……切欠溝。
Claims (1)
- 補強シールリングが外輪部に密接被覆して取り
付けられ、圧力の加わるドーム状の破裂部の凹面
側に、過剰圧力発生時の破断部となる凹溝よりな
る溝が形成されたことを特徴とする破裂板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985086952U JPH0223595Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985086952U JPH0223595Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61202395U JPS61202395U (ja) | 1986-12-19 |
| JPH0223595Y2 true JPH0223595Y2 (ja) | 1990-06-27 |
Family
ID=30638723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985086952U Expired JPH0223595Y2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0223595Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5485413A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Rupture hatch |
-
1985
- 1985-06-11 JP JP1985086952U patent/JPH0223595Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61202395U (ja) | 1986-12-19 |
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