JPH02236144A - 光学式液体センサ及びその製造方法 - Google Patents
光学式液体センサ及びその製造方法Info
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- JPH02236144A JPH02236144A JP5763889A JP5763889A JPH02236144A JP H02236144 A JPH02236144 A JP H02236144A JP 5763889 A JP5763889 A JP 5763889A JP 5763889 A JP5763889 A JP 5763889A JP H02236144 A JPH02236144 A JP H02236144A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば自動車燃料としてのアルコール/ガソ
リン混合燃料の混合比や屈折率等の測定に用いられる、
光学式液体センサ及びその製造方法に関する. (従来の技術〕 この種光学式液体センナの内、特に、アルコール/ガソ
リン混合比を測定するのに適した光学式液体センサに関
する従来の技術を説明する.近い将来に、自動車燃料と
して排気公害対策や石油省資源対策の必要性からアルコ
ール燃料が普及し、アルコール/ガソリン混合燃料の形
で使用されるものと予想されている.しかし、その混合
比は一定ではなく、供給側又は使用側の事情によって変
動する.この混合比が変わると、それに応じて空燃比、
点火時期、燃料供給速度等のエンジンのパラメータが調
整されないと、始動性、燃焼特性、燃料経済性、運転性
、機関出力、排気ガス組成が損なわれる.そして、実車
テストを重ねる中で、この混合比を正確に測定でき構造
も簡単な液体センサが望まれるようになっている.この
ような液体センサとして、特開昭57−5l920には
、第9図に示す光学式液体センサが提案されている.こ
の光学式液体センサaは石英のガラスロッドbとその両
端に配置された発光素子Cと受光素子dとから成ってい
る.そして、このガラスロッドbは、燃料配管eの途中
に設けられたヘッダfにシールgを介して、接液状態で
挿入されている.この液体センサaの測定原理は、第7
図に示すようにアルコール/ガソリン混合比に応じて燃
料の屈折率が変化し、この屈折率が変化するとガラスロ
ッドbと混合燃料h間の境界面から混合燃料中へ屈折し
て透視する光量が変化することを応用したものである.
すなわち、一定出力の発光素子Cに対して、受光素子d
の出力を測定し、キヤリプレーシッンデータと付き合わ
せて混合比を知るものである.この光学式液体センサは
応答性に優れており注目されつつある.〔発明が解決し
ようとする課題〕 従来の技術で説明した光学式液体センサにおいては、応
答性に優れるものの、ガラスロッドbが直線的であるた
め、ガラスロッドbに入射される光の各モードのほとん
どが最初に液体との境界面に到達した点での入射角によ
って、反射してガラスロンドb中を伝播するものと、屈
折して液体中へ透過するものとに分けられるので、ガラ
スロッドbからの出射光量を液体屈折率との関係を直線
的なものとし、測定感度を良くするためには、かなり大
口径で長いガラスロッドbを用いる必要があり、液体セ
ンサが大型化する(口径約51、長さ好ましくは5c一
以上)という問題点があった.また、ガラスロッドbを
液体のへッダf又は管路を貫通するように取付ける必要
があるため、ガラスロッドbが破損したり、汚れたりし
たときの取り換えや保全が容易でないという問題点もあ
った. 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、小型で保守、保全が容易であり
、測定感度の良い光学式液体センサ及びその製造方法を
提供しようとするものである. 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明の光学式液体センサ
においては、大口径のガラス系光ファイバを逆方向に折
り返し、この光ファイバの一端に発光素子を他端に受光
素子を設け、光ファイバの折り返し部は検出部として露
出させ以降は本体内に密封して収納した光学式液体セン
サであって、前記折り返し部は底部が直線状のU字形に
形成されているものである. そして、この光学式液体センサの製造方法としては、光
ファイバのU字形両端の折り曲げ点を局部加熱による自
重変形で成形し、次いでこの成形された底部が直線状の
U字形光ファイバを本体内に密封して収納する製造方法
がある. 〔作用〕 光ファイバの折り返し部による検出部は、単にこの折り
返し部を液体内に露出させるだけでよいガで、光学式液
体センサ全体の小型化を可能にするよう働く.また、底
部が直線状のU字形の折り返し部の形状は、光ファイバ
に対する加工部が両端の折り曲げ点だけとなり、ガラス
系光ファイバの加工には最適の形状である.また、光フ
ァイバを折り返すことによって伝送ロスが適度に多くな
り、この伝送ロスの程度が液体の屈折率の変化に応じて
変化することで測定が可能となる.そして、大口径の光
ファイバとしたのは、伝送ロスを極小にする通信ケーブ
ルとは異なり、検知対象である液体の屈折率に応じた適
度な伝送ロスが生じることを必要とするからである. そして、光ファイバのU字形両端の折り曲げ点を局部加
熱するという製造方法によると、コアとクラッドという
光ファイバの基本構造を損なうことのない一定形状のも
のとなる.そして、水平に光ファイバを保持して局部加
熱すると、自重で所定の角度まで自然に折れ曲がり、簡
単な加工方法となる. 〔実施例〕 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する. 第1図は本発明の光学式液体センサの断面図、第2図は
第1図の光学式液体センサの底面図、第3図は第1図の
A部拡大図、第4図は第3図のB部拡大図である. 第1図において、光学式液体センサ1は、大口径のガラ
ス系光ファイバ2とこの光ファイバ2の両端の発光素子
3と受光素子4とこれらを収納する零体5とからなって
いる. 光ファイバ2は、略平行(多少模状に傾斜していてもよ
い)の往路2aと復路2b、折り返し部2Cで形成され
ている.この折り返し部2Cが接液し、検出部を構成し
ている.特に折り返し部2Cの折り曲げ点2dは伝送ロ
スが多《その伝送ロスの量は液体の屈折率で左右され、
測定感度を向上させるので重要である.また、折り返し
部2Cを設けたことで光学式液体センサl全体としての
小型化を可能としている. また、光ファイバ2は、ファイバの中心でその周囲より
屈折率が高く、光が伝播されるコア6と、コア6の外側
でコアより屈折率が低いクラッド7の基本構造である(
第3図参照).また、この光ファイバ2の材料は石英ガ
ラスや多成分ガラスのガラス系である.その材質特に屈
折率は測定される液体の屈折率の変化範囲に基づいて選
定される.そして、この光ファイバ2の口径は、通常の
通信ケーブル用の如く0.1一一台のものではな《、よ
り大口径のものが選定される.適度の伝送ロスが必要な
こと及び形状の安定性や加工性から好ましくは0.5m
m以上のものが使用される.発光素子3は往路2aの始
端に、受光素子4は復路2bの終端に配置され、発光素
子3よりの一定量の発光が、光ファイバ2を通ってどれ
だけ伝送されたかを受光素子4からの出力を測定するこ
とによって液体の屈折率またはそれに対応する燃料の組
成を知ることができる. 本体5は耐蝕金属製のホルダ゜8とアクリル製のアグブ
タ9とからなっている.ホルダ8は全体として6角形状
をしておりその下方に取付ネジ8aが加工されている(
第1図及び第2図参照).この取付ネジ8aで光学式液
体センサ1全体を、検出部が接液するようにして配管等
に取付ける.また、このホルダ8には2本の孔8bが加
工されており、この孔8bに光ファイバ2を挿入して接
着剤10等で密封する.アダプタ9は、発光素子3と受
光素子4を収納し、ホルダ8内に挿入されてエボキシ樹
脂等でホルダ8に固着されている.つぎに、上述した光
学式液体センサ1の作動を第3図及び第4図に基づいて
説明する.第3図において、往路2aからの光はコア6
とクラッド7の境界面で反射しつつ折り返し部2Cの折
り曲げ点2dに至る.第4図に示すように、折り曲げ点
2dに至った光は入射角Φが小さくなり、コア6とクラ
ッド7の屈折率の比できまる臨界角以下となるため屈折
透過光となってクラッド7に至る量が多《なる.しかし
、更に、液体12まで至るかはクラッド7と液体12の
屈折率の比と光の入射角で決まる.もし、液体12の屈
折率がクラッド7の屈折率と同じかそれ以上であれば、
クラッド7に至った光はすべて液体l2中に透過し、伝
送ロスが大となって受光素子4の出力は小さくなる.液
体l2の屈折率がクラッド7の屈折率より小さいほど、
クラッド7と液体l2の境界面での反射が多くなり伝送
ロスが小となって受光素子4の出力は大きくなる.した
がって、液体12の屈折率がクラッド7の屈折率より小
さい方向に変化するとそれに応じて受光素子4の出力が
増大し、混合比等を測定することができる.第5図(a
)(b)(c)は、上述した光学式液体センサlの製造
方法の一例を示す図である.第5図(a)において、直
線状の光ファイバ2を非熱伝導性の型13の上に乗せて
、コーナ部14を小型バーナ15等で局部加熱して光フ
ァイバ2を軟化させる.光ファイバ2の先端部l6は自
重で略90度折れ曲がる.つぎに、第5図(b)に示す
ように、光ファイバ2の根元部18を型l3の側面に沿
わせるよう反時計方向90度回転させる.そして、新た
なコーナ一部l9を小型バーナl5等で局部加熱して、
先端部16を自重で略90度折り曲げる.そして、第5
図(C)において、余分な部分の光ファイバ2に切断す
ると底部が直線状のU字型光ファイバ2となる.この光
ファイバ2の表面にエポキシ樹脂を薄く塗って本体5の
孔8bに挿入する.また、発光素子3と受光素子4も本
体5内に挿入してエポキシ樹脂で固定する. 第5図(d)(e)は光学式液体センサ1の製造方法の
他の例を示す図である. まず、第5図(d)において、直線状の光ファイバ2の
一端を、例えばホルダ20の固定アーム20aに対し回
転可能な把持用アーム20bで水平に保持し、コーナ部
l4を小型バーナl5等で加熱して光ファイバ2を軟化
させる. 光ファイバ2の先端部16は自重で略90度折れ曲がる
.つぎに、第5図(e)に示すように、ホルダ20の把
持用アーム20bを反時計方向に90度回転して、光フ
ァイバ2の根本部18を垂直に保持し、新たなコーナ部
l9を小型バーナl5等で局部加熱して、先端部16を
自重で90度折り曲げる.以下、同様にして余分な部分
の光ファイバ2を切断すると底部が直線状のU字型光フ
ァイバ2を得る.以上の製造方法によれば、光ファイバ
2の成形は2回の局部加熱を受けるだけであり、コア6
やクラッド7の損傷が少な《同一形状のものを製造でき
る.したがって、製品毎の測定感度のばらつきが少なく
安定した品質が確保できる.また、製造方法も簡単であ
る. つぎに、本発明の光学式液体センサlをアルコール/ガ
ソリン混合比の測定に適用した場合を説明する. 第6図は検出装置21の断面図である.検出装置21に
は、燃料通路22が設けられ、この燃料通路22内の燃
料を測定する光学式液体センサlと温度検出器23とが
並列的に内蔵されている.また、プリント基盤24も内
蔵されてコンパクトにまとめられている.例えば、光フ
ァイバとして口径0.75−鵬のものを使用し:.U字
型の折り返し部2cの巾を51とすると、光学式液体セ
ンサ1は長さ25−一程度まで小型化できる.したがっ
て、検出装置20全体としても4〇一角程度以下の小型
のものとすることができる. つぎに、アルコール/ガソリン混合比の測定の場合の光
ファイバ2の材質の選定について、第7図と第8図に基
づいて説明する. 第7図はアルコール濃度の変化に応じた屈折率の変化を
示すグラフ図、第8図は石英ガラスと多成分ガラスの出
力の一例を示すグラフ図である.第7図において、液温
によっても変動するが、アルコール濃度が増すにつれて
屈折率が減少している.したがって、クラッドの屈折率
が1.46の石英ガラスを用いると、屈折率が1.46
より高くなる低アルコール濃度のものは測定できなくな
る(伝送ロスが多すぎる)が、高アルコール濃度のもの
に対しては高感度で測定可能となる(第8図において、
出力線の勾配が急である).一方、全アルコール濃度範
囲の屈折率の最高値より高いクラッドの屈折率が1.5
5の多成分ガラスを用いると、全アルコール濃度範囲の
測定が可能となる.しかし、感度は鈍くなる(第8図に
おいて勾配が緩やかとなる).このように、測定したい
アルコールの種類、濃度範囲や測定感度に応じて材料を
選定すればよい. (発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成されているので、次
に記載されるような効果を奏する.大口径のガラス系光
ファイバを逆方向に折り返し、この光ファイバの一端に
発光素子を他端に受光素子を設け、光ファイバの折り返
し部は検出部として露出させ以降は本体内に密封して収
納した光学式液体センサであって、前記折り返し部は底
部が直線状のU字形に形成されており、単にこの折り返
し部を接液させる構造であるので、光学式液体センサ全
体を小型化することができ保守、保全も容易である. そして、この光学式液体センサの製造方法.とじては、
光ファイバのU字形両端の折り曲げ点を局部加熱による
自重変形で成形し、次いでこの成形された底部が直線状
のU字形光ファイバを本体内に密封して収納する製造方
法とすれば、コアとクラッドという光ファイバの基本構
造を損なうことな《一定形状のものとなるので、製品毎
の測定感度のばらつきを少なくすることができる.しか
も、簡単に製造することができる.
リン混合燃料の混合比や屈折率等の測定に用いられる、
光学式液体センサ及びその製造方法に関する. (従来の技術〕 この種光学式液体センナの内、特に、アルコール/ガソ
リン混合比を測定するのに適した光学式液体センサに関
する従来の技術を説明する.近い将来に、自動車燃料と
して排気公害対策や石油省資源対策の必要性からアルコ
ール燃料が普及し、アルコール/ガソリン混合燃料の形
で使用されるものと予想されている.しかし、その混合
比は一定ではなく、供給側又は使用側の事情によって変
動する.この混合比が変わると、それに応じて空燃比、
点火時期、燃料供給速度等のエンジンのパラメータが調
整されないと、始動性、燃焼特性、燃料経済性、運転性
、機関出力、排気ガス組成が損なわれる.そして、実車
テストを重ねる中で、この混合比を正確に測定でき構造
も簡単な液体センサが望まれるようになっている.この
ような液体センサとして、特開昭57−5l920には
、第9図に示す光学式液体センサが提案されている.こ
の光学式液体センサaは石英のガラスロッドbとその両
端に配置された発光素子Cと受光素子dとから成ってい
る.そして、このガラスロッドbは、燃料配管eの途中
に設けられたヘッダfにシールgを介して、接液状態で
挿入されている.この液体センサaの測定原理は、第7
図に示すようにアルコール/ガソリン混合比に応じて燃
料の屈折率が変化し、この屈折率が変化するとガラスロ
ッドbと混合燃料h間の境界面から混合燃料中へ屈折し
て透視する光量が変化することを応用したものである.
すなわち、一定出力の発光素子Cに対して、受光素子d
の出力を測定し、キヤリプレーシッンデータと付き合わ
せて混合比を知るものである.この光学式液体センサは
応答性に優れており注目されつつある.〔発明が解決し
ようとする課題〕 従来の技術で説明した光学式液体センサにおいては、応
答性に優れるものの、ガラスロッドbが直線的であるた
め、ガラスロッドbに入射される光の各モードのほとん
どが最初に液体との境界面に到達した点での入射角によ
って、反射してガラスロンドb中を伝播するものと、屈
折して液体中へ透過するものとに分けられるので、ガラ
スロッドbからの出射光量を液体屈折率との関係を直線
的なものとし、測定感度を良くするためには、かなり大
口径で長いガラスロッドbを用いる必要があり、液体セ
ンサが大型化する(口径約51、長さ好ましくは5c一
以上)という問題点があった.また、ガラスロッドbを
液体のへッダf又は管路を貫通するように取付ける必要
があるため、ガラスロッドbが破損したり、汚れたりし
たときの取り換えや保全が容易でないという問題点もあ
った. 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、小型で保守、保全が容易であり
、測定感度の良い光学式液体センサ及びその製造方法を
提供しようとするものである. 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明の光学式液体センサ
においては、大口径のガラス系光ファイバを逆方向に折
り返し、この光ファイバの一端に発光素子を他端に受光
素子を設け、光ファイバの折り返し部は検出部として露
出させ以降は本体内に密封して収納した光学式液体セン
サであって、前記折り返し部は底部が直線状のU字形に
形成されているものである. そして、この光学式液体センサの製造方法としては、光
ファイバのU字形両端の折り曲げ点を局部加熱による自
重変形で成形し、次いでこの成形された底部が直線状の
U字形光ファイバを本体内に密封して収納する製造方法
がある. 〔作用〕 光ファイバの折り返し部による検出部は、単にこの折り
返し部を液体内に露出させるだけでよいガで、光学式液
体センサ全体の小型化を可能にするよう働く.また、底
部が直線状のU字形の折り返し部の形状は、光ファイバ
に対する加工部が両端の折り曲げ点だけとなり、ガラス
系光ファイバの加工には最適の形状である.また、光フ
ァイバを折り返すことによって伝送ロスが適度に多くな
り、この伝送ロスの程度が液体の屈折率の変化に応じて
変化することで測定が可能となる.そして、大口径の光
ファイバとしたのは、伝送ロスを極小にする通信ケーブ
ルとは異なり、検知対象である液体の屈折率に応じた適
度な伝送ロスが生じることを必要とするからである. そして、光ファイバのU字形両端の折り曲げ点を局部加
熱するという製造方法によると、コアとクラッドという
光ファイバの基本構造を損なうことのない一定形状のも
のとなる.そして、水平に光ファイバを保持して局部加
熱すると、自重で所定の角度まで自然に折れ曲がり、簡
単な加工方法となる. 〔実施例〕 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する. 第1図は本発明の光学式液体センサの断面図、第2図は
第1図の光学式液体センサの底面図、第3図は第1図の
A部拡大図、第4図は第3図のB部拡大図である. 第1図において、光学式液体センサ1は、大口径のガラ
ス系光ファイバ2とこの光ファイバ2の両端の発光素子
3と受光素子4とこれらを収納する零体5とからなって
いる. 光ファイバ2は、略平行(多少模状に傾斜していてもよ
い)の往路2aと復路2b、折り返し部2Cで形成され
ている.この折り返し部2Cが接液し、検出部を構成し
ている.特に折り返し部2Cの折り曲げ点2dは伝送ロ
スが多《その伝送ロスの量は液体の屈折率で左右され、
測定感度を向上させるので重要である.また、折り返し
部2Cを設けたことで光学式液体センサl全体としての
小型化を可能としている. また、光ファイバ2は、ファイバの中心でその周囲より
屈折率が高く、光が伝播されるコア6と、コア6の外側
でコアより屈折率が低いクラッド7の基本構造である(
第3図参照).また、この光ファイバ2の材料は石英ガ
ラスや多成分ガラスのガラス系である.その材質特に屈
折率は測定される液体の屈折率の変化範囲に基づいて選
定される.そして、この光ファイバ2の口径は、通常の
通信ケーブル用の如く0.1一一台のものではな《、よ
り大口径のものが選定される.適度の伝送ロスが必要な
こと及び形状の安定性や加工性から好ましくは0.5m
m以上のものが使用される.発光素子3は往路2aの始
端に、受光素子4は復路2bの終端に配置され、発光素
子3よりの一定量の発光が、光ファイバ2を通ってどれ
だけ伝送されたかを受光素子4からの出力を測定するこ
とによって液体の屈折率またはそれに対応する燃料の組
成を知ることができる. 本体5は耐蝕金属製のホルダ゜8とアクリル製のアグブ
タ9とからなっている.ホルダ8は全体として6角形状
をしておりその下方に取付ネジ8aが加工されている(
第1図及び第2図参照).この取付ネジ8aで光学式液
体センサ1全体を、検出部が接液するようにして配管等
に取付ける.また、このホルダ8には2本の孔8bが加
工されており、この孔8bに光ファイバ2を挿入して接
着剤10等で密封する.アダプタ9は、発光素子3と受
光素子4を収納し、ホルダ8内に挿入されてエボキシ樹
脂等でホルダ8に固着されている.つぎに、上述した光
学式液体センサ1の作動を第3図及び第4図に基づいて
説明する.第3図において、往路2aからの光はコア6
とクラッド7の境界面で反射しつつ折り返し部2Cの折
り曲げ点2dに至る.第4図に示すように、折り曲げ点
2dに至った光は入射角Φが小さくなり、コア6とクラ
ッド7の屈折率の比できまる臨界角以下となるため屈折
透過光となってクラッド7に至る量が多《なる.しかし
、更に、液体12まで至るかはクラッド7と液体12の
屈折率の比と光の入射角で決まる.もし、液体12の屈
折率がクラッド7の屈折率と同じかそれ以上であれば、
クラッド7に至った光はすべて液体l2中に透過し、伝
送ロスが大となって受光素子4の出力は小さくなる.液
体l2の屈折率がクラッド7の屈折率より小さいほど、
クラッド7と液体l2の境界面での反射が多くなり伝送
ロスが小となって受光素子4の出力は大きくなる.した
がって、液体12の屈折率がクラッド7の屈折率より小
さい方向に変化するとそれに応じて受光素子4の出力が
増大し、混合比等を測定することができる.第5図(a
)(b)(c)は、上述した光学式液体センサlの製造
方法の一例を示す図である.第5図(a)において、直
線状の光ファイバ2を非熱伝導性の型13の上に乗せて
、コーナ部14を小型バーナ15等で局部加熱して光フ
ァイバ2を軟化させる.光ファイバ2の先端部l6は自
重で略90度折れ曲がる.つぎに、第5図(b)に示す
ように、光ファイバ2の根元部18を型l3の側面に沿
わせるよう反時計方向90度回転させる.そして、新た
なコーナ一部l9を小型バーナl5等で局部加熱して、
先端部16を自重で略90度折り曲げる.そして、第5
図(C)において、余分な部分の光ファイバ2に切断す
ると底部が直線状のU字型光ファイバ2となる.この光
ファイバ2の表面にエポキシ樹脂を薄く塗って本体5の
孔8bに挿入する.また、発光素子3と受光素子4も本
体5内に挿入してエポキシ樹脂で固定する. 第5図(d)(e)は光学式液体センサ1の製造方法の
他の例を示す図である. まず、第5図(d)において、直線状の光ファイバ2の
一端を、例えばホルダ20の固定アーム20aに対し回
転可能な把持用アーム20bで水平に保持し、コーナ部
l4を小型バーナl5等で加熱して光ファイバ2を軟化
させる. 光ファイバ2の先端部16は自重で略90度折れ曲がる
.つぎに、第5図(e)に示すように、ホルダ20の把
持用アーム20bを反時計方向に90度回転して、光フ
ァイバ2の根本部18を垂直に保持し、新たなコーナ部
l9を小型バーナl5等で局部加熱して、先端部16を
自重で90度折り曲げる.以下、同様にして余分な部分
の光ファイバ2を切断すると底部が直線状のU字型光フ
ァイバ2を得る.以上の製造方法によれば、光ファイバ
2の成形は2回の局部加熱を受けるだけであり、コア6
やクラッド7の損傷が少な《同一形状のものを製造でき
る.したがって、製品毎の測定感度のばらつきが少なく
安定した品質が確保できる.また、製造方法も簡単であ
る. つぎに、本発明の光学式液体センサlをアルコール/ガ
ソリン混合比の測定に適用した場合を説明する. 第6図は検出装置21の断面図である.検出装置21に
は、燃料通路22が設けられ、この燃料通路22内の燃
料を測定する光学式液体センサlと温度検出器23とが
並列的に内蔵されている.また、プリント基盤24も内
蔵されてコンパクトにまとめられている.例えば、光フ
ァイバとして口径0.75−鵬のものを使用し:.U字
型の折り返し部2cの巾を51とすると、光学式液体セ
ンサ1は長さ25−一程度まで小型化できる.したがっ
て、検出装置20全体としても4〇一角程度以下の小型
のものとすることができる. つぎに、アルコール/ガソリン混合比の測定の場合の光
ファイバ2の材質の選定について、第7図と第8図に基
づいて説明する. 第7図はアルコール濃度の変化に応じた屈折率の変化を
示すグラフ図、第8図は石英ガラスと多成分ガラスの出
力の一例を示すグラフ図である.第7図において、液温
によっても変動するが、アルコール濃度が増すにつれて
屈折率が減少している.したがって、クラッドの屈折率
が1.46の石英ガラスを用いると、屈折率が1.46
より高くなる低アルコール濃度のものは測定できなくな
る(伝送ロスが多すぎる)が、高アルコール濃度のもの
に対しては高感度で測定可能となる(第8図において、
出力線の勾配が急である).一方、全アルコール濃度範
囲の屈折率の最高値より高いクラッドの屈折率が1.5
5の多成分ガラスを用いると、全アルコール濃度範囲の
測定が可能となる.しかし、感度は鈍くなる(第8図に
おいて勾配が緩やかとなる).このように、測定したい
アルコールの種類、濃度範囲や測定感度に応じて材料を
選定すればよい. (発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成されているので、次
に記載されるような効果を奏する.大口径のガラス系光
ファイバを逆方向に折り返し、この光ファイバの一端に
発光素子を他端に受光素子を設け、光ファイバの折り返
し部は検出部として露出させ以降は本体内に密封して収
納した光学式液体センサであって、前記折り返し部は底
部が直線状のU字形に形成されており、単にこの折り返
し部を接液させる構造であるので、光学式液体センサ全
体を小型化することができ保守、保全も容易である. そして、この光学式液体センサの製造方法.とじては、
光ファイバのU字形両端の折り曲げ点を局部加熱による
自重変形で成形し、次いでこの成形された底部が直線状
のU字形光ファイバを本体内に密封して収納する製造方
法とすれば、コアとクラッドという光ファイバの基本構
造を損なうことな《一定形状のものとなるので、製品毎
の測定感度のばらつきを少なくすることができる.しか
も、簡単に製造することができる.
第1図は本発明の光学式液体センサの断面図、第2図は
第1図の光学式液体センサの底面図、第3図は第1図の
A部拡大図、第4図は第3図のB部拡大図、第5図は本
発明の光学式液体センサの製造方法を示す図、第6図は
本発明の光学式液体センサをアルコール/ガソリン混合
比の測定に適用した場合の検出装置の断面図、第7図は
アルコール濃度の変化に応じた屈折率の変化を示すグラ
フ図、第8図は石英ガラスと多成分ガラスの出力の一例
を示すグラフ図、第9図は従来の光学式液体センサの断
面図である.なお、図面中の主な符号の説明は下記の通
りである. 2・・・光ファイバ、2 c =折り返し部(検出部)
、2 d−・・折り曲げ点、3・・・発光素子、4・・
・受光素子、14、19−・・コーナ一部(折り曲げ点
).特許出一大 株式会社日立製作所 タック電線株式会社 代理人 弁理士 梶 良 之 第9
第1図の光学式液体センサの底面図、第3図は第1図の
A部拡大図、第4図は第3図のB部拡大図、第5図は本
発明の光学式液体センサの製造方法を示す図、第6図は
本発明の光学式液体センサをアルコール/ガソリン混合
比の測定に適用した場合の検出装置の断面図、第7図は
アルコール濃度の変化に応じた屈折率の変化を示すグラ
フ図、第8図は石英ガラスと多成分ガラスの出力の一例
を示すグラフ図、第9図は従来の光学式液体センサの断
面図である.なお、図面中の主な符号の説明は下記の通
りである. 2・・・光ファイバ、2 c =折り返し部(検出部)
、2 d−・・折り曲げ点、3・・・発光素子、4・・
・受光素子、14、19−・・コーナ一部(折り曲げ点
).特許出一大 株式会社日立製作所 タック電線株式会社 代理人 弁理士 梶 良 之 第9
Claims (2)
- (1)大口径のガラス系光ファイバを逆方向に折り返し
、この光ファイバの一端に発光素子を他端に受光素子を
設け、光ファイバの折り返し部は検出部として露出させ
以降は本体内に密封して収納した光学式液体センサであ
って、前記折り返し部は底部が直線状のU字形に形成さ
れていることを特徴とする光学式液体センサ。 - (2)光ファイバのU字形両端の折り曲げ点を局部加熱
による自重変形で成形し、次いでこの成形された底部が
直線状のU字形光ファイバを本体内に密封して収納する
請求項1記載の光学式液体センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5763889A JPH02236144A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 光学式液体センサ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5763889A JPH02236144A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 光学式液体センサ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02236144A true JPH02236144A (ja) | 1990-09-19 |
Family
ID=13061432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5763889A Pending JPH02236144A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 光学式液体センサ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02236144A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008215845A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用燃料性状検出装置 |
-
1989
- 1989-03-08 JP JP5763889A patent/JPH02236144A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008215845A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用燃料性状検出装置 |
| US7859662B2 (en) | 2007-02-28 | 2010-12-28 | Mitsubishi Electric Corporation | On-vehicle fuel property detection device |
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