JPH02236165A - グルタルアルデヒドの測定法 - Google Patents
グルタルアルデヒドの測定法Info
- Publication number
- JPH02236165A JPH02236165A JP5507289A JP5507289A JPH02236165A JP H02236165 A JPH02236165 A JP H02236165A JP 5507289 A JP5507289 A JP 5507289A JP 5507289 A JP5507289 A JP 5507289A JP H02236165 A JPH02236165 A JP H02236165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glutaraldehyde
- aqueous solution
- solution
- distillate
- derivative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野J
本発明は、蛋白質試料中に含有されるグルタルアルデヒ
ドの測定法に関する。
ドの測定法に関する。
[従来の技術]
種々の物質に対して酵素処理を施すことによって、その
特性を改良したり新しい素材としての用途を開発するこ
とが近年色々試みられている。
特性を改良したり新しい素材としての用途を開発するこ
とが近年色々試みられている。
かかる酵素処理は、遊離の酵素を使用するいわゆるバッ
チ方式によっても行われているが、工業的には担体に固
定化された酵素を使用するいわゆるバイオリアクターシ
ステムが連続処理が可能で生産性が高い等の点から近年
多く採用されるようになってきている。
チ方式によっても行われているが、工業的には担体に固
定化された酵素を使用するいわゆるバイオリアクターシ
ステムが連続処理が可能で生産性が高い等の点から近年
多く採用されるようになってきている。
そして、バイオリアクターシステムでは酵素を担体に固
定化するための固定化剤(結合剤または架橋剤)が通常
使用されているが、そのような固定化剤の1種としてグ
ルタルアルデヒドが汎用されている。
定化するための固定化剤(結合剤または架橋剤)が通常
使用されているが、そのような固定化剤の1種としてグ
ルタルアルデヒドが汎用されている。
ところで、グルタルアルデヒドを固定化剤とした固定化
酵素を使用した場合には、生成物中にグルタルアルデヒ
ドが漏出してくることがあり、シI;がってそこで製造
された製品を特に食品や医薬等に用いる場合には、人体
等への影響等の点から生産物中のグルタルアルデヒドの
存在の有無を検査することが必要である。
酵素を使用した場合には、生成物中にグルタルアルデヒ
ドが漏出してくることがあり、シI;がってそこで製造
された製品を特に食品や医薬等に用いる場合には、人体
等への影響等の点から生産物中のグルタルアルデヒドの
存在の有無を検査することが必要である。
食品中に含まれるグルタルアルデヒド量の測定法として
は、現在、Joint FAO/WHO Commit
teon Food Addition (JECFA
)による測定法が知られているが、これは固定化グルコ
ースイソメラーゼを用いて製造されI;異性化糖中に含
まれるグルタルアルデヒドを薄層クロマトグラフィーに
かけて分析するものである。しかしながら、この方法は
、薄層クロマトグラフィーを使用しているために定量性
に劣り、しかもグルタルアルデヒドの検出感度が悪いた
め低濃度のグルタルアルデヒドの測定に対しては不適で
ある。その上かかる方法は異性化糖以外の種々の食品中
のグルタルアルデヒドの測定に対しては利用が困難であ
り、特に固定化酵素処理により得られる生産物が蛋白質
である場合には、漏出により含まれるグルタルアルデヒ
ドと蛋白質との間にシップ塩基が形成されてグルタルア
ルデヒドの測定が困難であった。
は、現在、Joint FAO/WHO Commit
teon Food Addition (JECFA
)による測定法が知られているが、これは固定化グルコ
ースイソメラーゼを用いて製造されI;異性化糖中に含
まれるグルタルアルデヒドを薄層クロマトグラフィーに
かけて分析するものである。しかしながら、この方法は
、薄層クロマトグラフィーを使用しているために定量性
に劣り、しかもグルタルアルデヒドの検出感度が悪いた
め低濃度のグルタルアルデヒドの測定に対しては不適で
ある。その上かかる方法は異性化糖以外の種々の食品中
のグルタルアルデヒドの測定に対しては利用が困難であ
り、特に固定化酵素処理により得られる生産物が蛋白質
である場合には、漏出により含まれるグルタルアルデヒ
ドと蛋白質との間にシップ塩基が形成されてグルタルア
ルデヒドの測定が困難であった。
まI;、本発明者等はグルタルアルデヒドで固定化され
た固定化酵素を備えたバイオリアクターを利用して、小
麦グルテン等の植物蛋白やカゼイン等の動物蛋白の加水
分解等について色々研究を続けてきた。この場合に、か
かるバイオリアクター処理による生成物中に微量のグル
タルアルデヒドが漏出してくる場合がありその量を測定
することが必要であり、効率の良いグルタルアルデヒド
の測定法が求められてきた。
た固定化酵素を備えたバイオリアクターを利用して、小
麦グルテン等の植物蛋白やカゼイン等の動物蛋白の加水
分解等について色々研究を続けてきた。この場合に、か
かるバイオリアクター処理による生成物中に微量のグル
タルアルデヒドが漏出してくる場合がありその量を測定
することが必要であり、効率の良いグルタルアルデヒド
の測定法が求められてきた。
〔発明の内容]
本発明者等は、グルタルアルデヒドで固定化された固定
化酵素を利用して蛋白質を処理する際の上記した工程管
理、および得られた生成物の品質管理等の点から蛋白質
中に含まれるグルタルアルデヒド量の測定法について種
々研究を行ってきたが、蛋白質試料の水溶液が強酸性に
なるようにpHを調整したのち更に特定の処理工程を施
して液体クロマトグラフィーで分析することによって、
蛋白質試料中に含まれるグルタルアルデヒド量を効率良
く、しかも定量的に測定できることを見出して本発明を
完成した。
化酵素を利用して蛋白質を処理する際の上記した工程管
理、および得られた生成物の品質管理等の点から蛋白質
中に含まれるグルタルアルデヒド量の測定法について種
々研究を行ってきたが、蛋白質試料の水溶液が強酸性に
なるようにpHを調整したのち更に特定の処理工程を施
して液体クロマトグラフィーで分析することによって、
蛋白質試料中に含まれるグルタルアルデヒド量を効率良
く、しかも定量的に測定できることを見出して本発明を
完成した。
すなわち、本発明は、
(a)蛋白質試料の水溶液が強酸性になるようにそのp
Hを調整する、 (b) pH調整後の液を蒸留して留液を回収する、(
c)回収した留液を有機溶媒で洗浄して不純物を抽出除
去する、 (d)有機溶媒洗浄後の残留液に2.4−ジニトロフェ
ニルヒドラゾンを添加してグルタルアルデヒドの2.4
−ジニトロフェニルヒドラゾン誘導体を形成させる、お
よび (e)該誘導体を有機溶媒で抽出処理し、これをクロマ
トグラ7イーにかけてグルタルアルデヒドの測定を行う 工程を含むことを特徴とする蛋白質試料中のグルタルア
ルデヒドの測定法である。
Hを調整する、 (b) pH調整後の液を蒸留して留液を回収する、(
c)回収した留液を有機溶媒で洗浄して不純物を抽出除
去する、 (d)有機溶媒洗浄後の残留液に2.4−ジニトロフェ
ニルヒドラゾンを添加してグルタルアルデヒドの2.4
−ジニトロフェニルヒドラゾン誘導体を形成させる、お
よび (e)該誘導体を有機溶媒で抽出処理し、これをクロマ
トグラ7イーにかけてグルタルアルデヒドの測定を行う 工程を含むことを特徴とする蛋白質試料中のグルタルア
ルデヒドの測定法である。
本発明はグルテンやカゼインをグルタルアルデヒドで固
定化した酵素を使用して処理した際の生成物中のグルタ
ルアルデヒドの測定に限定されるものではなく、グルタ
ルアルデヒド含量の測定が必要とされる蛋白質含有試料
であればいずれのものも包含する。
定化した酵素を使用して処理した際の生成物中のグルタ
ルアルデヒドの測定に限定されるものではなく、グルタ
ルアルデヒド含量の測定が必要とされる蛋白質含有試料
であればいずれのものも包含する。
本発明における「水溶液」は、溶質は必ずしも水に完全
に溶解している必要がなく一部分散していてもよい。
に溶解している必要がなく一部分散していてもよい。
そして、水溶液中の蛋白質濃度は特に限定されないが、
通常、水溶液Iff当たり蛋白質が約50−100g含
まれるようにし、かつ1回の測定当たり水溶液を約20
〜40n+12を採取して測定用の試料とするのが、操
作のし易さ、グルタルアルデヒドの回収率、測定精度等
の点から好ましい。
通常、水溶液Iff当たり蛋白質が約50−100g含
まれるようにし、かつ1回の測定当たり水溶液を約20
〜40n+12を採取して測定用の試料とするのが、操
作のし易さ、グルタルアルデヒドの回収率、測定精度等
の点から好ましい。
次に、本発明ではかかる水溶液が強酸性になるよう一に
pHを調整する。その際のpHは約2以下、特に1.8
以下に調整するのがよい。pHが2より高くなると次の
蒸留処理におけるグルタルアルデヒドの回収率が低下し
て、結局グルタルアルデヒドの測定精度が低くなる。p
Hを特に約0.2〜1.0の範囲にするのがグルタルア
ルデヒドの解離が促進されて蒸留処理した時にグルタル
アルデヒドの回収率が高くなり、測定精度が向上するの
で好ましい。pHを調整するに際しては塩酸、硫酸また
はリン酸等の酸を使用するのが好ましく、そのうちでも
特に塩酸および硫酸がグルタルアルデヒドの解離および
蒸留工程時のグルタルアルデヒドの回収率の点から望ま
しい。
pHを調整する。その際のpHは約2以下、特に1.8
以下に調整するのがよい。pHが2より高くなると次の
蒸留処理におけるグルタルアルデヒドの回収率が低下し
て、結局グルタルアルデヒドの測定精度が低くなる。p
Hを特に約0.2〜1.0の範囲にするのがグルタルア
ルデヒドの解離が促進されて蒸留処理した時にグルタル
アルデヒドの回収率が高くなり、測定精度が向上するの
で好ましい。pHを調整するに際しては塩酸、硫酸また
はリン酸等の酸を使用するのが好ましく、そのうちでも
特に塩酸および硫酸がグルタルアルデヒドの解離および
蒸留工程時のグルタルアルデヒドの回収率の点から望ま
しい。
pH調整用の酸として硝酸を使用した場合には蒸留工程
中にキサントプロテイン反応が生じて液が黄色に着色し
て液体クロマトグラ7イーによる分析が困難になる。
中にキサントプロテイン反応が生じて液が黄色に着色し
て液体クロマトグラ7イーによる分析が困難になる。
pHを調整した液を次いで蒸留処理して留液を回収する
。蒸留は、通常、蒸留フラスコを使用して直火で行うの
がよい。グルタルアルデヒドの回収率を高めるためにか
かる蒸留操作を複数回繰り返して行うのが望ましく、そ
の場合にはフラスコ中の残留液が少なくなった時点で一
旦火を止め純水や蒸留水等の精製氷を添加して再度蒸留
を行うのがよい。この蒸留操作は通常、最終フラスコ内
の残留液が約1〜2ml2程度の量になるまで行う。
。蒸留は、通常、蒸留フラスコを使用して直火で行うの
がよい。グルタルアルデヒドの回収率を高めるためにか
かる蒸留操作を複数回繰り返して行うのが望ましく、そ
の場合にはフラスコ中の残留液が少なくなった時点で一
旦火を止め純水や蒸留水等の精製氷を添加して再度蒸留
を行うのがよい。この蒸留操作は通常、最終フラスコ内
の残留液が約1〜2ml2程度の量になるまで行う。
次に、回収した留液を有機溶媒で洗浄することによって
留液中の不純物を有機溶媒中に抽出移行させて除く。か
かる有機溶媒による留液の洗浄処理が本発明では重要で
ある。すなわち、有機溶媒による洗浄を行わない場合に
は、クロマトグラフィーによる分析時にグルタルアルデ
ヒトの2.4−ジニトロフェニルヒドラゾン誘導体に基
づくピークの近傍に多くの巨大なピークを生じたり、ベ
ースラインの乱れが生じたりして該グルタルアルデヒド
誘導体に由来するピークの定性および定量が困難になり
目的を達成できない。有機溶媒としてはクロロホルム、
トルエン、ベンゼン、エチルエーテル、石油エーテル等
が使用できるが、そのうちでもクロロホルムおよびトル
エンによる洗浄が不純物除去に有利である。洗浄用有機
溶媒の量は特に限定されないが、通常、蒸留による留液
1 ml1当たり洗浄用有機溶媒約0.1〜9.3ml
2を混合して、室温で留液と有機溶媒との混合液を振盪
して洗浄するのがよい。
留液中の不純物を有機溶媒中に抽出移行させて除く。か
かる有機溶媒による留液の洗浄処理が本発明では重要で
ある。すなわち、有機溶媒による洗浄を行わない場合に
は、クロマトグラフィーによる分析時にグルタルアルデ
ヒトの2.4−ジニトロフェニルヒドラゾン誘導体に基
づくピークの近傍に多くの巨大なピークを生じたり、ベ
ースラインの乱れが生じたりして該グルタルアルデヒド
誘導体に由来するピークの定性および定量が困難になり
目的を達成できない。有機溶媒としてはクロロホルム、
トルエン、ベンゼン、エチルエーテル、石油エーテル等
が使用できるが、そのうちでもクロロホルムおよびトル
エンによる洗浄が不純物除去に有利である。洗浄用有機
溶媒の量は特に限定されないが、通常、蒸留による留液
1 ml1当たり洗浄用有機溶媒約0.1〜9.3ml
2を混合して、室温で留液と有機溶媒との混合液を振盪
して洗浄するのがよい。
有機溶媒で洗浄後、有機溶媒を分離除去し、残留液に2
.4−ジニトロ7エニルヒドラゾンを添加してグルタル
アルデヒドの2.4−ジニトロフエニルヒドラゾン誘導
体を形成させる.2.4一ジニトロフエニルヒドラゾン
の添加量はグルタルアルデヒドの含有量に当然依存する
が、存在が予想されるグルタルアルデヒド量1pgにつ
き2.4−ジニトロフェニルヒドラゾンを約3mg使用
すれば充分である。この2.4−ジニトロフェニルヒド
ラゾンの添加は通常、液温を室温に保って行う。
.4−ジニトロ7エニルヒドラゾンを添加してグルタル
アルデヒドの2.4−ジニトロフエニルヒドラゾン誘導
体を形成させる.2.4一ジニトロフエニルヒドラゾン
の添加量はグルタルアルデヒドの含有量に当然依存する
が、存在が予想されるグルタルアルデヒド量1pgにつ
き2.4−ジニトロフェニルヒドラゾンを約3mg使用
すれば充分である。この2.4−ジニトロフェニルヒド
ラゾンの添加は通常、液温を室温に保って行う。
グルタルアルデヒドの2,4−ジニトロフェニルヒドラ
ゾン誘導体を含有する液を次に少量の有機溶媒を加えて
該誘導体を有機溶媒中に抽出移行させ、誘導体を含有す
る該有機溶媒溶液を分取する。その場合の抽出用有機溶
媒としては、トルエン、四塩化炭素、ベンゼン、塩化メ
チレン等を使用するのがよく、1回の測定につき、かか
る有機溶媒を通常約1〜2一使用して有機溶媒溶液を調
製するのがよい。
ゾン誘導体を含有する液を次に少量の有機溶媒を加えて
該誘導体を有機溶媒中に抽出移行させ、誘導体を含有す
る該有機溶媒溶液を分取する。その場合の抽出用有機溶
媒としては、トルエン、四塩化炭素、ベンゼン、塩化メ
チレン等を使用するのがよく、1回の測定につき、かか
る有機溶媒を通常約1〜2一使用して有機溶媒溶液を調
製するのがよい。
最後にグルタルアルデヒドの2.4−ジニトロ7エニル
ヒドラゾン誘導体を含有する有機溶媒溶液を液体クロマ
トグラ7イーにかけて分析する。液体クロマトグラフィ
ーとしてはいずれのものも使用できるが、そのうちでも
測定精度、要測定時間等の点から高速液体クロマトグラ
フィーが好ましく、例えば吸着剤としてオクタデシリル
化シリカゲルを使用したInertsil ODS(カ
スクロ工業株式会社製)、p −BONDAPAK C
l8(ウォーターズ株式会社製)等が使用−できる。
ヒドラゾン誘導体を含有する有機溶媒溶液を液体クロマ
トグラ7イーにかけて分析する。液体クロマトグラフィ
ーとしてはいずれのものも使用できるが、そのうちでも
測定精度、要測定時間等の点から高速液体クロマトグラ
フィーが好ましく、例えば吸着剤としてオクタデシリル
化シリカゲルを使用したInertsil ODS(カ
スクロ工業株式会社製)、p −BONDAPAK C
l8(ウォーターズ株式会社製)等が使用−できる。
まt;、カラムに吸着した成分の分離展開液としては、
メタノール水溶液、アセトニトリル水溶液等が使用でき
る。
メタノール水溶液、アセトニトリル水溶液等が使用でき
る。
吸着剤の種類、吸着剤の量、カラム寸法、分離展開液の
種類や流量、分離展開時の温度等の諸条件は各々の状況
に応じて適宜選択できる.グルタルアルデヒドの2.4
−ジニトロフエニルヒドラゾン誘導体の定量は、365
n+aの紫外線を使用してその吸光度から求める。
種類や流量、分離展開時の温度等の諸条件は各々の状況
に応じて適宜選択できる.グルタルアルデヒドの2.4
−ジニトロフエニルヒドラゾン誘導体の定量は、365
n+aの紫外線を使用してその吸光度から求める。
そして、本発明はグルタルアルデヒドで固定化されたバ
イオリアクターを使用して蛋白質製品を製造する際の工
程管理および製品の品質管理に有効に使用できるが、上
記の定量に際してはグルタルアルデヒドを含有しない蛋
白質試料中に既知量のグルタルアルデヒドを添加して上
記本発明と同様の方法でグルタルアルデヒドの2.4−
ジニトロ7エニルヒドラゾン誘導体の回収率をあらかじ
め標準値(検量線等)として作成しておき、工程管理お
よび製品管理が必要な実際のバイオリアクター処理によ
り生成する流出液や製品に対して測定されたグルタルア
ルデヒドの測定値をかかる標準値と対比することによっ
て、実際の蛋白質試料中のグルタルアルデヒド量を定量
することができる。
イオリアクターを使用して蛋白質製品を製造する際の工
程管理および製品の品質管理に有効に使用できるが、上
記の定量に際してはグルタルアルデヒドを含有しない蛋
白質試料中に既知量のグルタルアルデヒドを添加して上
記本発明と同様の方法でグルタルアルデヒドの2.4−
ジニトロ7エニルヒドラゾン誘導体の回収率をあらかじ
め標準値(検量線等)として作成しておき、工程管理お
よび製品管理が必要な実際のバイオリアクター処理によ
り生成する流出液や製品に対して測定されたグルタルア
ルデヒドの測定値をかかる標準値と対比することによっ
て、実際の蛋白質試料中のグルタルアルデヒド量を定量
することができる。
[発明の効果J
本発明では蛋白質試料中のグルグルアルデヒドが高収率
で留液中に含有回収されるため、蛋白質試料中のグルタ
ルアルデヒド量の検出が効率よくかつ高精度で行える。
で留液中に含有回収されるため、蛋白質試料中のグルタ
ルアルデヒド量の検出が効率よくかつ高精度で行える。
本発明では蒸留による留液を有機溶媒で洗浄してからグ
ルタルアルデヒドの2.4−ジニトロフェニルヒドラゾ
ン誘導体を形成させているので後段の液体クロマトグラ
フィー分析時に不純物に起因するピークの発生を抑制で
き、該グルタルアルデヒド誘導体に基づくピークが明確
に確認できる。
ルタルアルデヒドの2.4−ジニトロフェニルヒドラゾ
ン誘導体を形成させているので後段の液体クロマトグラ
フィー分析時に不純物に起因するピークの発生を抑制で
き、該グルタルアルデヒド誘導体に基づくピークが明確
に確認できる。
本発明では液体クロマトグラフィーを使用してグルタル
アルデヒド誘導体の測定を行っているために、薄層クロ
マトグラフィーによる測定と比較して高い検出感度でグ
ルタルアルデヒドを定量的に測定できる。
アルデヒド誘導体の測定を行っているために、薄層クロ
マトグラフィーによる測定と比較して高い検出感度でグ
ルタルアルデヒドを定量的に測定できる。
本発明の測定法によるときは、グルタルアルデヒドとシ
ッフ塩基を形成しそのために従来測定が困難であるとさ
れてきた蛋白質中のグルタルアルデヒドの測定が可能で
ある。
ッフ塩基を形成しそのために従来測定が困難であるとさ
れてきた蛋白質中のグルタルアルデヒドの測定が可能で
ある。
以下に本発明を例により説明するが、本発明はそれらの
例に限定されない。
例に限定されない。
例 1
小麦グルテンを5重量%の割合で含有し、pH3.0に
調整されたグルテン水溶液500mQに固定化してない
遊離のペプシン2500mgを加え、温度40℃で5時
間加水分解処理した。加水分解生成物の溶液(加水分解
グルテンを5重量%含有、約pH4.0)500mff
を得た。
調整されたグルテン水溶液500mQに固定化してない
遊離のペプシン2500mgを加え、温度40℃で5時
間加水分解処理した。加水分解生成物の溶液(加水分解
グルテンを5重量%含有、約pH4.0)500mff
を得た。
pH約4.0の上記液各20+αにグルタルアルデヒド
水溶液(lpgグルタルアルデヒド/+a(1水溶液)
5mMを添加し、2時間放置した。その後、各々の液の
pHを塩酸またはリン酸で調整した後この試料溶液にシ
リコンオイル2〜3滴および沸石5〜6個を加え、容量
200+offの蒸留フラスコに入れ留液を回収しなが
ら直火蒸留を行った。蒸溜フラスコ中の試料液量が少な
くなった時点(約1 2m12)で火を止め、冷却した
後蒸留水20mffを加え、再び蒸留を行って留液の合
計回収量が約40+a+2になった時点で蒸留を終了し
た。得られた留液40!に洗浄用クロロホルム5mff
を加えて約lO分間振盪した後、水性層を分取し、これ
に2N塩酸1.0mj2, 2.4−ジニトロフェニル
ヒドラゾ冫溶液(2.4−ジニトロフェニルヒドラゾン
2 g / 200mff 2 N塩酸水溶液)2.O
mffを加えて振盪し、更にトルエン2.Qmffを加
えて分液ロートで約10分振盪した。トルエン層を分取
し、下記の*件で高速液体クロマトグラフィーにかけて
分析を行った。
水溶液(lpgグルタルアルデヒド/+a(1水溶液)
5mMを添加し、2時間放置した。その後、各々の液の
pHを塩酸またはリン酸で調整した後この試料溶液にシ
リコンオイル2〜3滴および沸石5〜6個を加え、容量
200+offの蒸留フラスコに入れ留液を回収しなが
ら直火蒸留を行った。蒸溜フラスコ中の試料液量が少な
くなった時点(約1 2m12)で火を止め、冷却した
後蒸留水20mffを加え、再び蒸留を行って留液の合
計回収量が約40+a+2になった時点で蒸留を終了し
た。得られた留液40!に洗浄用クロロホルム5mff
を加えて約lO分間振盪した後、水性層を分取し、これ
に2N塩酸1.0mj2, 2.4−ジニトロフェニル
ヒドラゾ冫溶液(2.4−ジニトロフェニルヒドラゾン
2 g / 200mff 2 N塩酸水溶液)2.O
mffを加えて振盪し、更にトルエン2.Qmffを加
えて分液ロートで約10分振盪した。トルエン層を分取
し、下記の*件で高速液体クロマトグラフィーにかけて
分析を行った。
[分析条件]
カラム: Inertsil ODS
カラム寸法:長さ250m+++,直径4.6mm分離
展開液:メタノール/水(容量比)− 83/ 17溶
液 分離展開液の流量: l.0+aQ/分分離展開温度=
30℃ 検出用紫外線波長: 365nm その結果、グルタルアルデヒドの2.4−ジニトロ2エ
ニルヒドラゾン誘導体に基づくピークは分離展開開始後
12〜13分において確認測定された。この測定値から
グルタルアルデヒド量を算出し、グルタルアルデヒドの
回収率を下記の式により求めた。
展開液:メタノール/水(容量比)− 83/ 17溶
液 分離展開液の流量: l.0+aQ/分分離展開温度=
30℃ 検出用紫外線波長: 365nm その結果、グルタルアルデヒドの2.4−ジニトロ2エ
ニルヒドラゾン誘導体に基づくピークは分離展開開始後
12〜13分において確認測定された。この測定値から
グルタルアルデヒド量を算出し、グルタルアルデヒドの
回収率を下記の式により求めた。
グルタルアルデヒドの回収率(%)
この得られた結果を第1図に示す。第1図において、横
軸はグルタルアルデヒド添加後蒸留前の試料液のpH1
縦軸はグルタルアルデヒドの回収率、○は塩酸でpH調
整を行った場合、Δはリン酸でpH調整を行った場合を
示す。
軸はグルタルアルデヒド添加後蒸留前の試料液のpH1
縦軸はグルタルアルデヒドの回収率、○は塩酸でpH調
整を行った場合、Δはリン酸でpH調整を行った場合を
示す。
第1図の結果から、グルテンのグルタルアルデヒド含有
水溶液(蛋白質試料水溶液)のpiを約2以下、特にp
H0.2〜1.0に調整してからその後の操作を行って
グルタルアルデヒドの測定を行うとグルタルアルデヒド
の回収率が高くなり、測定の精度があがることがわかる
。
水溶液(蛋白質試料水溶液)のpiを約2以下、特にp
H0.2〜1.0に調整してからその後の操作を行って
グルタルアルデヒドの測定を行うとグルタルアルデヒド
の回収率が高くなり、測定の精度があがることがわかる
。
例 2
キトパールncw3007(富士紡績社製)からなる担
体8mNにペプシン(天野製薬社製)150+agをグ
ルタルアルデヒドで架橋固定化した固定化ペプシンを直
径16mmおよび高さ200+++mのカラムに充填し
てバイオリアクターを形成した。
体8mNにペプシン(天野製薬社製)150+agをグ
ルタルアルデヒドで架橋固定化した固定化ペプシンを直
径16mmおよび高さ200+++mのカラムに充填し
てバイオリアクターを形成した。
このバイオリアクターに小麦グルテンを5重量%の割合
で含有し、塩酸でpH3 . 0に調整されたグルテン
水溶液を温度40℃、空間速度2hr−’で連続通塔し
てグルテン加水分解物を製造した。
で含有し、塩酸でpH3 . 0に調整されたグルテン
水溶液を温度40℃、空間速度2hr−’で連続通塔し
てグルテン加水分解物を製造した。
所定時間後に分取した加水分解グルテン含有生fit
液CpH4.0>20rs(1+:塩酸を添加して液の
pHを1.0に調整した。次に上記例lと同様にして蒸
留、クロロホルム洗浄、2.4−ジニトロ7エニルヒド
ラゾン誘導体形成、トルエン抽出および高速液体クロマ
トグラフィー分析を行った。
液CpH4.0>20rs(1+:塩酸を添加して液の
pHを1.0に調整した。次に上記例lと同様にして蒸
留、クロロホルム洗浄、2.4−ジニトロ7エニルヒド
ラゾン誘導体形成、トルエン抽出および高速液体クロマ
トグラフィー分析を行った。
その結果、第2図に示すようなフローチャートが得られ
、そこではグルタルアルデヒドの2.4−ジニトロフェ
ニルヒドラゾン誘導体に起因する12〜13分における
ピークが検出限界以下(0.1ppm)であった。
、そこではグルタルアルデヒドの2.4−ジニトロフェ
ニルヒドラゾン誘導体に起因する12〜13分における
ピークが検出限界以下(0.1ppm)であった。
このことから、生成液中にグルタルアルデヒドの漏出が
ないことが確認された。
ないことが確認された。
例 3
固定化してない遊離のペプシンを使用して得られた上記
例lにおけるpH4.0の加水分解グルテン含有液の一
部を分取し、それに5N水酸化ナトリウム水溶液を加え
て液のpHをほぼ7.0に調整した後、沈殿してきた固
形物を除き、その上澄液を噴霧乾燥して加水分解グルテ
ン粉末を調製した。
例lにおけるpH4.0の加水分解グルテン含有液の一
部を分取し、それに5N水酸化ナトリウム水溶液を加え
て液のpHをほぼ7.0に調整した後、沈殿してきた固
形物を除き、その上澄液を噴霧乾燥して加水分解グルテ
ン粉末を調製した。
この粉末を蒸留水に添加して加水分解グルテンの5重量
%水溶液(pH7)を調製した。
%水溶液(pH7)を調製した。
この水溶液20m6に対して例lと同様にしてグルタル
アルデヒドの添加、酸による液のpu調整、蒸留、クロ
ロホルム洗浄、2.4−ジニトロフエニルヒドラゾン誘
導体形成、トルエン抽出および高速液体クロマトグラフ
ィー分析を順次行って、グルタルアルデヒドの回収率を
求めた。
アルデヒドの添加、酸による液のpu調整、蒸留、クロ
ロホルム洗浄、2.4−ジニトロフエニルヒドラゾン誘
導体形成、トルエン抽出および高速液体クロマトグラフ
ィー分析を順次行って、グルタルアルデヒドの回収率を
求めた。
得られた結果を第3図に示す。第3図において、横軸は
グルタルアルデヒド添加後蒸留前の液の1)1%縦軸は
グルタルアルデヒドの回収率、○は塩酸でpH調整を行
った場合、口は硫酸でpH調整を行った場合、Δはリン
酸でpl調整を行った場合そして●は酢酸でpH調整を
行った場合を示す。
グルタルアルデヒド添加後蒸留前の液の1)1%縦軸は
グルタルアルデヒドの回収率、○は塩酸でpH調整を行
った場合、口は硫酸でpH調整を行った場合、Δはリン
酸でpl調整を行った場合そして●は酢酸でpH調整を
行った場合を示す。
第3図の結果から、グルテンのグルタルアルデヒド含有
水溶液(蛋白質試料水溶液)のpu約2以下、特にpH
0.2〜1.0に調整してからその後の操作を行ってグ
ルタルアルデヒドの測定を行うとグルタルアルデヒドの
回収率が高くなり、測定の精度があがることがわかる。
水溶液(蛋白質試料水溶液)のpu約2以下、特にpH
0.2〜1.0に調整してからその後の操作を行ってグ
ルタルアルデヒドの測定を行うとグルタルアルデヒドの
回収率が高くなり、測定の精度があがることがわかる。
さらにこの例3の結果から、本発明はグルタルアルデヒ
ドで固定化された酵素を含むバイオリアクターによる運
転時の工程管理だけでなく、該バイオリアクターによっ
て得られた蛋白質製品中に含まれるグルタルアルデヒド
量の測定による製品の品質管理にも応用できることがわ
かる。
ドで固定化された酵素を含むバイオリアクターによる運
転時の工程管理だけでなく、該バイオリアクターによっ
て得られた蛋白質製品中に含まれるグルタルアルデヒド
量の測定による製品の品質管理にも応用できることがわ
かる。
また、この例3ではグルタルアルデヒドの回収率が例l
に比べてやや低くなっているが、これはグルタルアルデ
ヒドを添加する際の加水分解グルテン含有液のpttが
例3ではほぼ7.0と、pH4.0の例lにおけるより
も高く、そのために加水分解グルテンとグルタルアルデ
ヒドとの間のシップ塩基形成が多くなり、液のpHを酸
添加により低下させた際のシッフ塩基の解離および蒸留
時の回収が低めになったためであると考えられる。
に比べてやや低くなっているが、これはグルタルアルデ
ヒドを添加する際の加水分解グルテン含有液のpttが
例3ではほぼ7.0と、pH4.0の例lにおけるより
も高く、そのために加水分解グルテンとグルタルアルデ
ヒドとの間のシップ塩基形成が多くなり、液のpHを酸
添加により低下させた際のシッフ塩基の解離および蒸留
時の回収が低めになったためであると考えられる。
例 4
例lと同様にして固定化してない遊離のペプシンを使用
して得たpH4 . 0の加水分解グルテン含有液20
ml2にグルタルアルデヒド水溶液(lμgグルタルア
ルデヒド/raQ水溶液)5+mffを添加し、2時間
放置した。この試料溶液に5N塩酸を添加して液のpH
を0.5に調整した後、例lと同様にして蒸留を行って
40■aの留液を回収した。
して得たpH4 . 0の加水分解グルテン含有液20
ml2にグルタルアルデヒド水溶液(lμgグルタルア
ルデヒド/raQ水溶液)5+mffを添加し、2時間
放置した。この試料溶液に5N塩酸を添加して液のpH
を0.5に調整した後、例lと同様にして蒸留を行って
40■aの留液を回収した。
これと同様の操作を行って、40IIIQずつの留液を
合計5つ準備した。
合計5つ準備した。
1つの留液に対しては有機溶媒による洗浄処理を何ら施
さずにそのまま2N塩酸1.Oa+ffiによ!pHI
m整、2.4−ジニトロ7エニルヒドラゾン溶[(2.
4−ジニトロフェニルヒドラゾン2g/200■n2N
塩酸水溶液)2.Omffの添加およびトルエン2.0
mnによる抽出を順次行い、分液ロートで約lO分振盪
し、次いでトルエン層を分取した後、トルエン層を例l
と同様にして高速液体クロマトグラフィーにかけて分析
を行った。
さずにそのまま2N塩酸1.Oa+ffiによ!pHI
m整、2.4−ジニトロ7エニルヒドラゾン溶[(2.
4−ジニトロフェニルヒドラゾン2g/200■n2N
塩酸水溶液)2.Omffの添加およびトルエン2.0
mnによる抽出を順次行い、分液ロートで約lO分振盪
し、次いでトルエン層を分取した後、トルエン層を例l
と同様にして高速液体クロマトグラフィーにかけて分析
を行った。
残りの留液の各々には、各々洗浄用の有機溶媒としてク
ロロホルム、トルエン、石油エーテルおよびベンゼンの
5m(2を加えて約lO分間振盪した後、水性層を分取
し、あとは上記と同様にして2.4−ジニトロフエニル
ヒドラゾン誘導体形成および高速液体クロマトグラ7イ
ー分析を行った。
ロロホルム、トルエン、石油エーテルおよびベンゼンの
5m(2を加えて約lO分間振盪した後、水性層を分取
し、あとは上記と同様にして2.4−ジニトロフエニル
ヒドラゾン誘導体形成および高速液体クロマトグラ7イ
ー分析を行った。
上記各々の操作で得られt;高速液体クロマトグラフィ
ー分析結果のチャートを第4(A)〜第4(E)図とし
て示す。
ー分析結果のチャートを第4(A)〜第4(E)図とし
て示す。
ここで、第4(A)図は有機溶媒による洗浄処理を行わ
なかった場合、第4(B)図はクロロホルムで洗浄した
場合、第4(C)図はトルエンで洗浄した場合、第4(
D)図は石油エーテルで洗浄した場合および第4(E)
図はベンゼンで洗浄した場合のチャートである。
なかった場合、第4(B)図はクロロホルムで洗浄した
場合、第4(C)図はトルエンで洗浄した場合、第4(
D)図は石油エーテルで洗浄した場合および第4(E)
図はベンゼンで洗浄した場合のチャートである。
上記の結果から、有機溶媒による洗浄を行わなかった第
4(A)図ではグルタルアルデヒドの2.4−ジニトロ
フェニルヒドラゾン誘導体に基づくピークが存在する1
2〜13分近辺に不純物に起因する多数の大きなピーク
の存在とベースラインに乱れがあり、グノレタノレアル
デヒドの2.4一ジニトロ7エニルヒドラゾン誘導体の
測定が困難であることがわかる。それに対して有機溶媒
による洗浄を行った第4(B)図〜第4(E)図では上
記12〜13分近傍に不純物に起因するピークやベース
ラインの乱れが少なくグルタルアルデヒドの2.4−ジ
ニトロ7エニルヒドラゾン誘導体の測定が円滑に行える
ことがわかる。しかも上記の結果から、クロロホルムお
よびトルエンを洗浄用有機溶媒として使用した第4(B
)図および第4 (C)IIの場合により良好な結果が
得られることがわかる。
4(A)図ではグルタルアルデヒドの2.4−ジニトロ
フェニルヒドラゾン誘導体に基づくピークが存在する1
2〜13分近辺に不純物に起因する多数の大きなピーク
の存在とベースラインに乱れがあり、グノレタノレアル
デヒドの2.4一ジニトロ7エニルヒドラゾン誘導体の
測定が困難であることがわかる。それに対して有機溶媒
による洗浄を行った第4(B)図〜第4(E)図では上
記12〜13分近傍に不純物に起因するピークやベース
ラインの乱れが少なくグルタルアルデヒドの2.4−ジ
ニトロ7エニルヒドラゾン誘導体の測定が円滑に行える
ことがわかる。しかも上記の結果から、クロロホルムお
よびトルエンを洗浄用有機溶媒として使用した第4(B
)図および第4 (C)IIの場合により良好な結果が
得られることがわかる。
例 5
例lにおける加水分解グルテン含有溶液の代わりに加水
分解カゼインの5重量%水溶液を使用した外は例lと同
様にしてグルタルアルデヒドの回収率を測定した。
分解カゼインの5重量%水溶液を使用した外は例lと同
様にしてグルタルアルデヒドの回収率を測定した。
その結果を第5図に示す。第5図において、横軸はグル
タルアルデヒド添加後蒸留前の液の9H,縦軸はグルタ
ルアルデヒドの回収率、Qは塩酸でpH調整を行った場
合、口は硫酸でpH調整を行っt;場合、Δはリン酸で
pH調整を行った場合そして●は酢酸でpH調整を行っ
た場合を示す。
タルアルデヒド添加後蒸留前の液の9H,縦軸はグルタ
ルアルデヒドの回収率、Qは塩酸でpH調整を行った場
合、口は硫酸でpH調整を行っt;場合、Δはリン酸で
pH調整を行った場合そして●は酢酸でpH調整を行っ
た場合を示す。
第5図の結果から、加水分解カゼインのグルタルアルデ
ヒド含有水溶液(蛋白質試料水溶液)のpHを約2以下
、特にpH0.2〜1.0に調整してからその後の操作
を行ってグルタルアルデヒドの測定を行うとグルタルア
ルデヒドの回収率が高くなり、測定の精度があがること
がわかる。
ヒド含有水溶液(蛋白質試料水溶液)のpHを約2以下
、特にpH0.2〜1.0に調整してからその後の操作
を行ってグルタルアルデヒドの測定を行うとグルタルア
ルデヒドの回収率が高くなり、測定の精度があがること
がわかる。
第1図は、本発明の方法および本発明以外の方法によっ
て加水分解グルテン含有水溶液中のグルタルアルデヒド
量を測定したときに得られた結果をグルタルアルデヒド
の回収率によって示した図である。 第2図はグルタルアルデヒドで固定化された固定化酵素
(バイオリアクター)を使用してグルテンを加水分解処
理した場合の流出液中へのグルタルアルデヒドの漏出を
、本発明の測定法を使用して検査した場合の高速液体ク
ロマトグラフィー分析によるチャートを示す図である。 第3図は、本発明の方法および本発明以外の方法によっ
て加水分解グルテンのグルタルアルデヒド量を測定した
ときに得られた結果をグルタルアルデヒドの回収率によ
って示した図である。 第4(A)図、第4(B)図、第4(C)図、第4(D
)図および第4(E)図は洗浄用有機溶媒を使用せずに
、または洗浄用有機溶媒の種類を変えて加水分解グルテ
ン水溶液中のグルタルアルデヒドを測定した場合の高速
液体クロマトグラ7イー分析によるチャートを示した図
である。 第5図は本発明の方法および本発明以外の方法によって
加水分解カゼイン含有水溶液中のグルタルアルデヒド量
を測定したときに得られた結果をグルタルアルデヒドの
回収率によって示した図である。
て加水分解グルテン含有水溶液中のグルタルアルデヒド
量を測定したときに得られた結果をグルタルアルデヒド
の回収率によって示した図である。 第2図はグルタルアルデヒドで固定化された固定化酵素
(バイオリアクター)を使用してグルテンを加水分解処
理した場合の流出液中へのグルタルアルデヒドの漏出を
、本発明の測定法を使用して検査した場合の高速液体ク
ロマトグラフィー分析によるチャートを示す図である。 第3図は、本発明の方法および本発明以外の方法によっ
て加水分解グルテンのグルタルアルデヒド量を測定した
ときに得られた結果をグルタルアルデヒドの回収率によ
って示した図である。 第4(A)図、第4(B)図、第4(C)図、第4(D
)図および第4(E)図は洗浄用有機溶媒を使用せずに
、または洗浄用有機溶媒の種類を変えて加水分解グルテ
ン水溶液中のグルタルアルデヒドを測定した場合の高速
液体クロマトグラ7イー分析によるチャートを示した図
である。 第5図は本発明の方法および本発明以外の方法によって
加水分解カゼイン含有水溶液中のグルタルアルデヒド量
を測定したときに得られた結果をグルタルアルデヒドの
回収率によって示した図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (a)蛋白質試料の水溶液が強酸性になるようにそのp
Hを調整する、 (b)pH調整後の液を蒸留して留液を回収する、(c
)回収した留液を有機溶媒で洗浄して不純物を抽出除去
する、 (d)有機溶媒洗浄後の残留液に2,4−ジニトロフェ
ニルヒドラゾンを添加してグルタルアルデヒドの2,4
−ジニトロフェニルヒドラゾン誘導体を形成させる、お
よび (e)該誘導体を有機溶媒で抽出処理し、これを液体ク
ロマトグラフィーにかけてグルタルアルデヒドの測定を
行う 工程を含むことを特徴とする蛋白質試料中のグルタルア
ルデヒドの測定法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1055072A JP2550407B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | グルタルアルデヒドの測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1055072A JP2550407B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | グルタルアルデヒドの測定法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02236165A true JPH02236165A (ja) | 1990-09-19 |
| JP2550407B2 JP2550407B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=12988491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1055072A Expired - Lifetime JP2550407B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | グルタルアルデヒドの測定法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2550407B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002372523A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Kayaku Co Ltd | 殺菌剤用のインジケーター |
| CN105954393A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-09-21 | 广西壮族自治区梧州食品药品检验所 | 高效液相色谱-蒸发光散射测定湿纸巾中消毒剂的方法 |
| CN108362803A (zh) * | 2018-01-24 | 2018-08-03 | 广东医科大学 | 一种测定材料中戊二醛含量的方法 |
| CN113030350A (zh) * | 2019-12-25 | 2021-06-25 | 上海奥博生物医药技术有限公司 | 一种加巴喷丁中戊二醛含量的测定分析方法 |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP1055072A patent/JP2550407B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002372523A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Kayaku Co Ltd | 殺菌剤用のインジケーター |
| CN105954393A (zh) * | 2016-04-25 | 2016-09-21 | 广西壮族自治区梧州食品药品检验所 | 高效液相色谱-蒸发光散射测定湿纸巾中消毒剂的方法 |
| CN108362803A (zh) * | 2018-01-24 | 2018-08-03 | 广东医科大学 | 一种测定材料中戊二醛含量的方法 |
| CN113030350A (zh) * | 2019-12-25 | 2021-06-25 | 上海奥博生物医药技术有限公司 | 一种加巴喷丁中戊二醛含量的测定分析方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2550407B2 (ja) | 1996-11-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Álvarez et al. | Recent advances in the application of capillary electromigration methods for food analysis and Foodomics | |
| López-Cervantes et al. | Analysis of free amino acids in fermented shrimp waste by high-performance liquid chromatography | |
| Akabori et al. | Hydrazinolysis of peptides and proteins. II. Fundamental studies on the determination of the carboxyl-ends of proteins | |
| CN106018624B (zh) | 食品中亚硝胺的hplc检测方法 | |
| CN109096161B (zh) | 一种n-乙酰半胱氨酸的制备方法 | |
| De Angelis et al. | Coupling SPE on-line pre-enrichment with HPLC and MS/MS for the sensitive detection of multiple allergens in wine | |
| Mellon et al. | The Terminal Amino Groups of α-and β-Caseins2 | |
| CN105758984A (zh) | 衍生化hplc-dad法测定药物中小分子卤代羧酸的方法 | |
| Bovanova et al. | Direct analysis of food samples by high-performance liquid chromatography | |
| Lee et al. | Development and validation of QuEChERS-based LC-MS/MS method for simultaneous quantification of eleven N-nitrosamines in processed fish meat, processed meat, and salted fish products | |
| US8173837B1 (en) | Process for the production of L-citrulline from watermelon flesh and rind | |
| Mureşan et al. | Amine oxidase amperometric biosensor coupled to liquid chromatography for biogenic amines determination | |
| JP2550407B2 (ja) | グルタルアルデヒドの測定法 | |
| JP5013878B2 (ja) | キチンを含む有機物の処理法 | |
| JP2018136347A (ja) | アミノ酸の由来判別方法 | |
| EP0618236B1 (en) | Method for recovering cyclodextrin | |
| Eerola et al. | Application of liquid chromatography‐atmospheric pressure chemical ionization mass spectrometry and tandem mass spectrometry to the determination of volatile nitrosamines in dry sausages | |
| FR3018811A1 (fr) | Procede d'extraction de l'acide aconitique a partir de produits issus de l'industrie de la canne a sucre. | |
| McMullen et al. | Analytical methods for reserpine | |
| CN110178025A (zh) | 氨基酸的来源判别方法 | |
| KR102738636B1 (ko) | 패류독성평가를 위한 마비성패류독소 추출 방법 | |
| US5445966A (en) | Extractive hydrogenation for chemical analyses | |
| Tsuchiya et al. | Determination of tetrahydro-β-carbolines in urine by high-performance liquid chromatography with suppression of artefact formation | |
| JP2015219226A (ja) | コチニール色素中のタンパク質の定量分析方法 | |
| CN116359397B (zh) | 一种香精大米鉴定方法 |