JPH0223735B2 - - Google Patents

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JPH0223735B2
JPH0223735B2 JP59149617A JP14961784A JPH0223735B2 JP H0223735 B2 JPH0223735 B2 JP H0223735B2 JP 59149617 A JP59149617 A JP 59149617A JP 14961784 A JP14961784 A JP 14961784A JP H0223735 B2 JPH0223735 B2 JP H0223735B2
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JP
Japan
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clutch
clutch plate
reaction ring
speed
damper
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Application number
JP59149617A
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English (en)
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JPS6131731A (ja
Inventor
Akimitsu Suzuki
Toshio Awaji
Kozaburo Igari
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NSK Warner KK
Original Assignee
NSK Warner KK
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Publication date
Application filed by NSK Warner KK filed Critical NSK Warner KK
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Priority to US06/757,035 priority patent/US4690257A/en
Priority to DE19853525875 priority patent/DE3525875A1/de
Publication of JPS6131731A publication Critical patent/JPS6131731A/ja
Publication of JPH0223735B2 publication Critical patent/JPH0223735B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D43/00Automatic clutches
    • F16D43/02Automatic clutches actuated entirely mechanically
    • F16D43/04Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
    • F16D43/14Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members
    • F16D43/18Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members with friction clutching members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D47/00Systems of clutches, or clutches and couplings, comprising devices of types grouped under at least two of the following sets of groups: F16D1/00 - F16D9/00, F16D11/00 - F16D23/00, F16D25/00 - F16D29/00, F16D31/00 - F16D39/00, F16D41/00 - F16D45/00
    • F16D47/06Systems of clutches, or clutches and couplings, comprising devices of types grouped under at least two of the following sets of groups: F16D1/00 - F16D9/00, F16D11/00 - F16D23/00, F16D25/00 - F16D29/00, F16D31/00 - F16D39/00, F16D41/00 - F16D45/00 of which at least one is a clutch with a fluid or a semifluid as power-transmitting means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches 
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches  with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は速度応答型遠心クラツチに関するもの
であつて、特にトルクコンバータ用のロツクアツ
プクラツチとして使用するのに好適な速度応答型
遠心クラツチに関するものである。
従来、トルクコンバータにおいて、回転速度が
上昇し遠心力が増加するに従い駆動側の入力軸と
被駆動側の出力軸とを接触摩擦により機械的に結
合させるロツクアツプクラツチが使用されてい
る。この様なロツクアツプクラツチは、通常、遠
心力の増加に伴い半径方向外側へ突出され駆動側
表面と摩擦接触するシユー組立体を有している。
更に、シユー組立体を介しての駆動側から被駆動
側への駆動力の伝達を滑らかにする為に、ダンパ
ーを設けることが提案されているが、この様なダ
ンパーを設けた場合にはクラツチが全体として大
型化するという欠点がある。トルクコンバータ等
に適用する場合には、クラツチ自体すでにかなり
寸法が大きいので、更に大型化されるということ
は、取り付けスペース上の問題のみならず、重量
が増大しコスト高となるという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであつ
て、上述した如き従来技術の欠点を解消し、滑ら
かなクラツチ動作が可能であると共に全体として
小型な構成を有する速度応答型遠心クラツチを提
供することを目的とする。
以下、添付の図面を参考に本発明の具体的実施
の態様に付いて詳細に説明する。
第1図は、本発明クラツチをトルクコンバータ
のロツクアツプクラツチとして適用した場合の実
施例を示した断面図である。図示した如く、トル
クコンバータ10の入力軸11は駆動側であつ
て、入力軸11と一体的にカバー12が設けられ
ており、カバー12上に円周上に固設した適数個
の突起12aを介してエンジン等の原動機に接続
されている。又、カバー12と一体的にケーシン
グ13が設けられている。ケーシング13はポン
プ羽根車14が固着されている。従つて、カバー
12が駆動回転されると、ケーシング13、ポン
プ羽根車4も共に回転される。トルクコンバータ
10は更に矢印方向に流動される作動流体によつ
て回転されるタービン羽根車16を有すると共
に、ステータ15を有している。タービン羽根車
16はリベツト18によつてタービンハブ17に
固着されている。タービンハブ17は、出力軸と
して機能し、被駆動部材であるタービンシヤフト
に接続される。
以上の構成において、駆動側のカバー12と被
駆動側のタービンハブ17とは作動流体を介して
動作結合されて、回転駆動力がカバー12からタ
ービンハブ17へ伝達される。第1図に示したト
ルクコンバータ10には、更にロツクアツプクラ
ツチが設けられており、回転速度が上昇すると駆
動側と被駆動側とが機械的摩擦力により結合され
る。この点に関し説明すると、略円板状のクラツ
チプレート20がリベツト18によつてタービン
ハブ17に固着されており、クラツチプレート2
0にはリアクシヨンリング30を介して複数個の
摩擦シユー組立体50がその外周に沿つた適宜の
箇所に設けられている。後に詳説する如く、リア
クシヨンリング30はクラツチプレート20に担
持されており、それと大略一体的に回転するが、
所定の角度範囲に渡つてクラツチプレート20に
対し相対的に回転自在である。
シユー組立体50は、リアクシヨンリング30
に対し半径方向外側に突出可能である様に設けら
れており、タービン羽根車16、従つてクラツチ
プレート20の回転速度が上昇してシユー組立体
50に加わる遠心力が増加すると半径方向外側に
延在し、そのライニング56がカバー12の内表
面と摩擦接触し、これによりカバー12と出力軸
17とが機械的に結合される。一方、回転速度が
低下すると、シユー組立体50は常時スプリング
の弾発力によつて半径方向内側へ向かつて付勢さ
れているので、遠心力に打ち勝つて半径方向内側
へ移動しライニング56とカバー12内表面との
間の接触状態を解除する。
第1図の下側に図示した如く、クラツチプレー
ト20とそれに担持されているリアクシヨンリン
グ30との間に介装されてダンパー部材としての
コイルスプリング41(以下、ダンパースプリン
グとも呼称する、)が設けられている。後に詳説
する如く、ダンパースプリング41は、リテーナ
プレート40によつてクラツチプレート20とリ
アクシヨンリング30との間に介装されており、
ライニング56がカバー12と接触し、回転力が
カバー12からシユー組立体50を介してリアク
シヨンリング30に伝達された場合に、リアクシ
ヨンリング30から直接クラツチプレート20に
回転力を伝達する代りに、ダンパースプリング4
1を介してクラツチプレート20へ回転力を伝達
させる構成となつている。この様な構成とするこ
とにより、カバー12からタービンハブ17へク
ラツチプレート20を介して直接機械的に回転力
が伝達される場合でも、極めて滑らかな駆動力の
伝達を行なうことが可能である。
ところで、本発明においては、上述した如きダ
ンパースプリング41をシユー組立体50と同一
円周上に配設したことを特徴としている。第1図
からも明らかな如く、ダンパースプリング41と
シユー組立体50とはその断面が比較的大きなも
のであるから、この様にダンパースプリング41
とシユー組立体50とを同一円周上、即ち本実施
例ではクラツチプレート20の略外周に沿つて配
設することにより、特に軸方向の大きさを小さく
することが可能であり、装置全体を小型化するこ
とが可能である。
第2図は、クラツチプレート20とリアクシヨ
ンリング30の組み立て状態を示すと共に、本実
施例におけるシユー組立体50(第2図において
は50′及び50″として示してある)とダンパー
スプリング41の配設状態を示している。第2図
に示した如く、本実施例では、同一円周上に、6
個のシユー組立体50と3個のダンパースプリン
グ41とが設けられている(第2図中において
は、実際には、2傾のシユー組立体50と3個の
ダンパースプリング41が示されている。)尚、
後に詳説する如く、シユー組立体50はそれに作
用される遠心力の大きさに応じてリアクシヨンリ
ング30に対して半径方向に移動自在であり、そ
れが殆ど遠心力を受けることなく後退位置に位置
した場合を50′で示してあり、一方大きな遠心
力を受けて半径方向外側に突出し作動位置に位置
した場合を50″で示してある。従つて、50″で
示した場合には、ライニング56がカバー12と
接触し、クラツチはロツクアツプ状態となる。
第3図は、第2図中−線に沿つて取つた断
面図であり、リアクシヨンリング30とクラツチ
プレート20とのダンパー部材41による相対的
回転変位にヒステリシス特性を持たせる為のヒス
テリシス付与部の構造を示している。尚、この構
造は更に詳細に第7図に斜視図で示してあり、そ
の詳細に付いては後述する。簡単に説明すると、
シユー組立体50を介してリアクシヨンリング3
0がカバー12と接離される際にリアクシヨンリ
ング30とクラツチプレート20との間のダンパ
ースプリング41を介しての力の伝達を滑らかな
ものとする為にリアクシヨンリング30とクラツ
チプレート20との間のダンパー特性にヒステリ
シスを与えている。
第4図は、クラツチプレート20の構成を示し
た平面図であつて、大略円板状の形状を有してい
る。クラツチプレート20の外周に沿つて6箇所
にシユー組立体取り付け部21が設けられてお
り、各取り付け部21の一部が片側(第4図中下
側)へ曲折されてタブ25を形成している。本実
施例では、2個ずつ連続してシユー組立体取り付
け部21が設けられている。又、図示例では、タ
ブ25は6箇所設けられており、リアクシヨンリ
ング30はこのタブ25によつて案内され摺動し
てクラツチプレート20と相対的な角度関係を変
化させる。
クラツチプレート20の外周部には更に120度
間隔でダンパー取り付け用の突出部22が形成さ
れている。各突出部22には中央部に略矩形の窓
22aが穿設されており、両側には一対のピン挿
入孔22c,22cが穿設されている。更に、突
出部22の先端両側付近には、一対の切欠部22
b,22bが刻設されている。又、クラツチプレ
ート20の中心部にはタービンハブ17に挿入さ
れる中心孔24が形成されており、その周りの適
宜の箇所には複数個の取り付け孔23が穿設され
ており、第1図に示した如く、リベツト18が孔
23に挿入されてクラツチプレート20がタービ
ンハブ17に固定される。
第5図は、第4図中−線に沿つたクラツチ
プレート20の断面図である。シユー組立体取り
付け部21の一部を曲折してタブ25が形成され
た状態を示すと共に、ダンパー取り付け用の突出
部22に形成した窓22aの上下側部を片側へ折
曲げて傾斜部26を形成した状態を示している。
この様な上下一対の傾斜部26を形成することに
より、クラツチプレート20とリアクシヨンリン
グ30との間に介装されるダンパースプリング4
1の坐りを良くしている。
第6図は、リアクシヨンリング30の全体的構
成を示した平面図であつて、前述したクラツチプ
レート20の構成に対応して6箇所のシユー組立
体取り付け部31が周方向に沿つて適宜の位置に
形成されており、且つダンパー取り付け用の突出
部32が120度の角度関係をもつて対称的に形成
されている。リアクシヨンリング30の内周に沿
つてフランジ部34が形成されており、このフラ
ンジ部34はその先端がクラツチプレート20と
摺動自在に当接する。クラツチプレート20の曲
折タブ25は、リアクシヨンリング30のフラン
ジ内径部34a、フランジ外径部34b、又はシ
ユー取り付け部31の溝外径部31bの何れかと
回転方向に摺動する構成とすることが可能であ
る。又、隣接する一対のシユー組立体取り付け部
31,31の間に中間突出部33が形成されてい
る。各シユー組立体取り付け部31の両側に一対
の取り付け用孔31a,31aが設けられてい
る。
ダンパー取り付け用突出部32の中央には略矩
形の保持孔32aが穿設されており、ダンパース
プリング41をその中に収納することを可能とし
ている。保持孔32aの両側にはスロツト32
b,32bが設けられており、後述する如く、こ
のスロツト32bの長さによつてリアクシヨンリ
ング30のクラツチプレート20に対する相対的
角度変位の範囲を規制している。
第7図は、ダンパー取り付け部及びヒステリシ
ス付与部の詳細な構成を示した斜視図である。第
2図及び第3図をも参考にこの部分の構成に付い
て説明する。クラツチプレート20の突出部22
は、リテーナスプリング45及びフエーシング4
4を保持するフエーシングプレート43を介して
リアクシヨンリング30の突出部32に相対して
おり、更にリテーナスプリング40が同じくフエ
ーシング44を保持するフエーシングプレート4
3を介してクラツチプレート20とは反対側から
リアクシヨンリング30の突出部32に取り付け
られている。リテーナスプリング45は上部曲折
部45aを有しており、この曲折部45aは組み
立て状態において、クラツチプレート20の切欠
部22b内に挿入され自己回転を防止している。
更に、リテーナスプリング45は、フエーシング
プレート43を介してフエーシング44をリアク
シヨンリング30の突出部32の両側から圧接す
る作用をしている。リテーナスプリング45は、
更に、側部曲折部45bを有しており、フエーシ
ングプレート43を抱きかかえてそれが回転する
ことを防止している。一方、リテーナスプレート
40の下側には一対の突起40cが突設されてお
り、フエーシングプレート43の下側に当接して
フエーシングプレート43の回転を防止してい
る。
リテーナプレート40及びリアクシヨンリング
30はリベツト42によつてクラツチプレート2
0に装着されるが、リベツト42の小径部42b
及び42cがリテーナプレート40の円形孔40
b及びクラツチプレート20の円形孔22cに挿
入され先端部をかしめて軸方向に分解不能に一体
化されており、リベツト42の太径部42aはリ
アクシヨンリング30のスロツト32b内に位置
される。従つて、リアクシヨンリング30のクラ
ツチプレート20に対する相対的な角度変位はリ
ベツト42とスロツト32bとの間の位置関係に
よつて決定される。
リアクシヨンリング30のスプリング保持孔3
2a内にダンパースプリング41が収納され、組
み立てられた状態では、ダンパースプリング41
はクラツチプレート20及びリテーナプレート4
0の夫々の窓22a及び40a内にも一部収納さ
れて、クラツチプレート20及びリテーナプレー
ト40と係合された状態となる。従つて、リアク
シヨンリング30が後述する如くシユー組立体5
0を介して回転力を受けると、その回転力はダン
パースプリング41を介してクラツチプレート2
0に伝達される。この状態を第8a図及び第8b
図に模式的に示してある。又、ロツクアツプされ
たときの回転駆動力の伝達経路をブロツク図で第
9図に示してある。
第10a図乃至第10e図は、シユー組立体5
0の詳細な構成とその動作状態を示した説明図で
ある。シユー組立体50は、カバー12の内周面
と接離自在なライニング56と、ライニング56
を保持するシユー51と、ウエイト52と、リト
ラクタースプリング53と、メインスプリング5
4と、ピン55とを有している。この様な構成を
有するシユー組立体50を具備した遠心式ロツク
アツプクラツチはトルクリミターとしての機能を
有し、その場合の典型的なトルク性能曲線を第1
1図に示してある。この場合のトルク曲線は4段
に折れ曲がつており、中及び低速度領域ではトル
ク容量が相対的に高く、一方高速度領域ではトル
ク容量があまり増加しない特性となつている。
シユー組立体50の動作を4つの速度領域に分
けて以下説明する。第11図のトルク曲線中、A
で示した領域は低速度非作動領域であり、この場
合のシユー組立体50の状態を第10a図に示し
てある。即ち、この状態においては、ライニング
56、シユー51及びウエイト52に作用する遠
心力よりもリトラクタースプリング53の復帰力
が大きいので、ライニング56は内側に引き寄せ
られており、カバー12の内表面から離隔されて
いる。従つて、この状態においては、クラツチは
非結合状態にあり、トルクの伝達は行なわれな
い。一方、回転が除々に増加し、ライニング56
等に作用する遠心力がリトラクタースプリング5
3の弾発力より僅かに大きくなると、ライニング
56がカバー12と接触し、カバー12からシユ
ー51を介してリアクシヨンリング30へのトル
ク伝達が開始される。この状態を第10b図に示
してあり、第11図のトルク曲線中のA点′に対
応する。
第11図のトルク曲線中Bで示した部分は、中
速度−低速度遠心クラツチ領域であり、シユー組
立体50の状態を第10c図に示してある。この
場合には、ウエイト52に作用する遠心力によつ
てメインスプリング54が屈曲しウエイト52が
シユー51のコ字状下端部51aから離隔して浮
き上がつた状態となる。ウエイト52に作用する
遠心力の一部は、リトラクタースプリング53か
らピン55へ伝達されるが、その大部分はメイン
スプリング54を介してライニング56をカバー
12へ押し付けるべく機能しトルクを伝達する力
となる。一方、ライニング56とシユー51に作
用する遠心力はウエイト52の動きとは無関係に
直接ライニング56をカバー12に押し付ける力
となる。従つて、この領域では、トルク伝達に必
要なライニング56の押し付け力は、(ライニン
グ56とそのシユー51自体に作用する遠心力)+(ウ
エイト52に作用する遠心力)−(リトラクタースプ
リング53の復帰力)である。更に回転数が高くな
りウエイト52に作用する遠心力が大きくなつて
メインスプリング54がそれだけ大きく屈曲する
と、ウエイト52の両端部がリトラクタースプリ
ング53を介してピン55に当接し、それ以上半
径方向外側へは移動しなくなる。
次に、トルク曲線中のCで示した部分は中速度
−高速度トルクリミツター領域であり、シユー組
立体50の状態は第10d図に対応する。この場
合、回転数が高い為に、ウエイト52は完全に両
端のピン55へ押し付けられて止まつている。こ
の状態では、ウエイト52に働く遠心力は直接ウ
エイト52からピン55そしてリアクシヨンリン
グ30へと逃げ、ライニング56へは伝達されな
い。従つて、この領域では、クラツチの伝達トル
クはライニング56及びそのシユー51に作用す
る遠心力によつて発生する摩擦力のみによつて決
定され、回転数の増加に体するトルクの増加率は
前のB領域よりも大幅に低下し、所謂トルクリミ
ツターの状態となる。
最後のトルク曲線中Dで示した領域は、高速度
領域であり、シユー組立体50の状態は第10e
図に対応する。この状態では、メインスプリング
54がそれぞれ自身に作用する遠心力によつて半
径方向外側へ大きく屈曲されウエイト52及びリ
トラクタースプリング53から離れるので、ウエ
イト52がメインスプリング54をカバー12側
に向かつて押し付ける図中上向の押し付け荷重が
無くなる。C領域では、メインスプリング54に
作用する遠心力はウエイト52の押し付け荷重と
相殺されているが、D領域ではメインスプリング
54に作用する遠心力はそのままライニング56
へ伝達される為、クラツチの伝達トルクがその分
だけ大きくなり、トルク容量がやや増加する。
次に、本発明の別の実施例を第12図乃至第1
4図を参考に説明する。前述した実施例において
は、シユー組立体50を担持するリアクシヨンリ
ング30がクラツチプレート20とリテーナプレ
ート40との間に介装されていたが、本実施例に
おいては、クラツチプレート20′をリアクシヨ
ンリング30′とリテーナプレート40′との間に
介装させている。尚、第12図乃至第14図に示
した実施例においては、前述した実施例の要素に
対応する要素には同一の番号にダツシユを付して
示してあり、又同一の要素には同一の番号を付し
て示してある。クラツチプレート20′に設けら
れたタブ25′は前述した実施例の場合と反対側
に突出して設けられており、リアクシヨンリング
30′のフランジ部34′を摺動自在に案内してい
る。又、リアクシヨンリング30′には、一対の
段差部60が各ダンパー取り付け部32′に形成
されており、リアクシヨンリング30′を部分的
にクラツチプレート20′に近接させている。こ
の様な構成とすることにより、小さな径のダンパ
ースプリング41を使用することを可能としてい
る。
本実施例では、第13図に示した如く、クラツ
チプレート20′とリアクシヨンリング30′とリ
テーナプレート40′とを一体的に保持している
リベツト42′の箇所にヒステリシス付与構造を
設けていないが、前述した第3図に示した実施例
の如く、ダンパースプリング41のダンパー特性
にヒステリシスを与える為に、第3図と同様なヒ
ステリシス付与構造を設けることが可能であるこ
とは勿論である。
更に、第2図及び第12図に示した夫々の実施
例に設けたシユー組立体50(不作動位置にある
ものを50′で示してあり、作動位置にあるもの
を50″で示してある。)には、第10a図乃至第
10e図に示したシユー組立体50の構成に更に
シユーウエイト57が付加的に設けられている。
このシユーウエイト57は別体に形成されてシユ
ー組立体50内に組み込まれるものであるが、組
み込まれるとシユー51と一体化されてシユー5
1の一部として作用する。即ち、この様な構成と
することにより、単にシユーウエイト57の重量
を変えることにより異なつた特性を与える事が可
能となる。
以上、詳説した如く、本発明よれば、クラツチ
動作が極めて滑らかであると共に全体的に小型の
構成を有する速度応答型遠心クラツチを提供する
ことが可能である。又、シユー組立体及びダンパ
ー部材を同一円周上に配設させているので、小さ
なスペースに組み込むことが可能であり、システ
ム全体の小型化が図られ、コストが低減化される
ので、その実用的効果は著しい。
以上、本発明の具体的実施の態様に付いて詳細
に説明したが、本発明はこれら具体例にのみ限定
されるべきものでは無く、本発明の技術的範囲を
逸脱すること無しに種々の変形が可能であること
は勿論である。例えば、上述した実施例において
は、ダンパー部材としてスプリングを使用た場合
を示したが、本発明はこれに限定されるべきもの
ではなく、ゴムその他の適宜の部材を使用可能な
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明クラツチをトルクコンバータに
適用した場合の1実施例を示した概略断面図、第
2図は第1図のトルクコンバータに設けられてい
る本クラツチの組み立て状態を示した概略図、第
3図は第2図中−線に沿つて取つた断面図、
第4図はクラツチプレート20を示した平面図、
第5図は第4図中−線に沿つて取つた断面
図、第6図はリアクシヨンリング30を示した平
面図、第7図はダンパー部の組み立て状態を示し
た分解斜視図、第8a図及び第8b図はダンパー
部の動作を説明する各説明図、第9図はトルクの
伝達経路を示したブロツク図、第10a図乃至第
10e図はシユー組立体50の各速度領域におけ
る状態を示した各説明図、第11図は本クラツチ
の典型的なトルク性能曲線を示したグラフ図、第
12図は本発明の別の実施例を示した概略図、第
13図は第12図中の−線に沿つた部分断面
図、第14図は第12図中の−線に沿つた断
面図である。 (符号の説明)、20:クラツチプレート、3
0:リアクシヨンリング、41:ダンパースプリ
ング、50:シユー組立体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転軸に固着される略円板状のクラツチプレ
    ートと、前記クラツチプレートに対し相対的に回
    転可能に保持したリアクシヨンリングと、前記リ
    アクシヨンリングに保持され遠心力によつて半径
    方向外側に移動自在な複数個のシユー組立体と、
    前記クラツチプレートとリアクシヨンリングとの
    間に介装され前記シユー組立体と同一円周上に配
    設された複数個のダンパー部材とを有することを
    特徴とする速度応答型遠心クラツチ。 2 特許請求の範囲第1項において、前記クラツ
    チがトルクコンバータ用のロツクアツプクラツチ
    であることを特徴とする速度応答型遠心クラツ
    チ。 3 特許請求の範囲第2項において、前記ダンパ
    ー部材がコイルスプリングであることを特徴とす
    る速度応答型遠心クラツチ。 4 特許請求の範囲第2項において、前記ダンパ
    ー部材がゴムであることを特徴とする速度応答型
    遠心クラツチ。 5 特許請求の範囲第2項において、前記クラツ
    チプレートとリアクシヨンリングとの間にヒステ
    リシス付与部が設けられており、前記ダンパー部
    材による弾発力で前記クラツチプレートとリアク
    シヨンリングとの間の相対的回転変位にヒステリ
    シスを与えることを特徴とする速度応答型遠心ク
    ラツチ。
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