JPH02238894A - エンドセリンに対する抗体およびその用途 - Google Patents
エンドセリンに対する抗体およびその用途Info
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- JPH02238894A JPH02238894A JP1046560A JP4656089A JPH02238894A JP H02238894 A JPH02238894 A JP H02238894A JP 1046560 A JP1046560 A JP 1046560A JP 4656089 A JP4656089 A JP 4656089A JP H02238894 A JPH02238894 A JP H02238894A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はエンドセリンに結合特異性を有する点で有用か
つ新規な抗体に関する.更に詳しくは、抗原抗体反応に
基づく臨床検査薬の開発あるいは病態生理学の研究に有
用な抗体に関する.〔略号〕 本明細書において、アミノ酸、ペプチド、保護基、活性
基、その他に関し略号で表示する場合、それらはI U
PAC − I UB Cow+nission o
n 81o1ogical Nomenclature
による略号あるいは当該分野における慣用略号に基づく
ものであり、その例を次ぎに挙げる.また、アミノ酸な
どに関し光学異性体がありうる場合は、特に明示しなけ
ればL体を示すものとする. Trp:トリプトファン I1e:イソロイシン Lsu:ロイシン A s p :アスパラギン酸 Pro :プロリン Thr:スレオニン Gly:グリシン H i s :ヒスチジン Cys:システイン A r g :アルギニン Ser:セリン Met:メチオニン Asn:アスパラギン Lys:リジン Glu:グルタミン酸 Gin:グルタミン Val:バリン Tyr:チロシン Phe:フェニルアラニン Boa : t−ブトキシカルボニル Tos:トシル OBzl:ベンジルエステル MeBzl:4−メチルベンジル Bzl:ベンジル CQ−Z:2−クロロベンジルオキシ力ルボニルB r
−Z : 2−6プロモベンジルオキシ力ルボニルA
c m :アセトアミドメチル TFA:トリフルオロ酢酸 TEA:トリエチルアミン PAM:4−(オキシメチル)フェニルアセトアミドメ
チル pTs・OH:p−トルエンスルホン酸HONB :
N−ヒドロキシー5一ノルボルネンー2,3−ジカルボ
キシイミド ONB : N−ヒドロキシ−5一ノルボルネンー2,
3−ジカルボキシイミド・エステルDMF : N,N
’ −ジメチルホルムアミドDCC : N,N’ −
ジシクロへキシル力ルポジイミド WSCD−H(12 : 1−xチ/I/−3−(3−
ジメチルアミノプロビル)一カルポジイミド・塩酸塩 〔従来の技術〕 内皮依存性の血管拡張反応とならんで、種々の刺激に対
する内皮依存性の血管収縮反応が報告されている. し
かし,これまでアンジオテンシン(Angiotens
in )が内皮細胞から得られるという報告(サーキュ
レーション・リサーチ(Circulation Rs
search), 60. 4221 (1987))
以外には、これらの収縮反応をつかさどる内皮由来の液
性因子は、まだ1つも同定されていなかった.最近.真
崎らは啼乳類または鳥類の血管内皮細胞培養上清より,
強力な血管平滑筋収縮作用を有する分子量2,500±
300の新規なペプチドを見出した(特願昭62−25
5381号).単離・精製された上記のペプチドのうち
の一つはアミノ酸分析(ニンヒドリン法)、分子量測定
およびその他のデータから、アミノ酸21個からなるペ
プチド(以後,エンドセリン■と表す)であることが判
明しており、エンドセリン■のアミノ酸配列は Cys Ser Cys Ser Ssr Leu M
etAsp Lys Glu Cys Val Tyr
PheCys His Leu Asp I le
I la Trpであり、CysとCysの間でS−S
結合が2組存在(1Cy s−1sCy s , 3C
y s−”Cy s)し、分子量は2,492である. また,真崎,音田らによりエンドセリンの遺伝情報を指
定するブタおよびヒト遺伝子のクローニングもなされた
(特願昭62 − 275613号、および特願昭62
−313155号).さらに、エンドセリンIの前駆体
としてアミノ酸約40個からなるペプチド(以後、エン
ドセリン■と表わす)および約200個からなるペプチ
ド(以後、エンドセリン■と表す)も得られている.本
明細書においてはエンドセリン■、エンドセリン■およ
びエンドセリン■をあわせてエンドセリンと総称する. エンドセリン■としては、たとえば第13図で示される
アミノ酸配列53〜9lのブタエンドセリン■や第14
図で示されるアミノ酸配列53〜90のヒトエンドセリ
ン■などが挙げられる. エンドセリン■としては、たとえば第13図で示される
アミノ酸列1〜203のブタエンドセリン■や第14図
で示されるアミノ酸配列1〜212のヒトエンドセリン
■などが挙げられる. 〔発明が解決しようとする課題〕 該エンドセリンは、その強力な血管平滑筋収縮作用の点
から,例えば本態性高血圧症、心不全等の各種疾患と因
果的に,または症候的に関連する可能性が考えられてい
る.これらを解明するためには、エンドセリンの研究,
特に代謝経路,分泌機構,リセプター等に関する研究を
総合的に行なう必要がある.イムノアッセイ等の免疫学
的手法は、そのための最も有効な手段の一つと考えられ
、エンドセリンに特異的な抗体を作製することが極めて
重要視されている.しかしながら,これまでエンドセリ
ンの検出法としては生物活性に基づく方法しか知られて
おらず、今後の研究には、より迅速、簡便かつ高感度な
検出法の開発が必須である. [11題を解決するための手段〕 本発明は、エンドセリンに結合特異性を有するポリクロ
ーナル抗体およびモノクローナル抗体を提供する. 本発明のモノクローナル抗体もしくはポリクローナル抗
体を用いることにより、エンドセリンの免疫学的測定系
が確立され、組織化学的知見を得ることも可能となる.
また,該抗体を用いる免疫吸着クロマトグラフィーによ
りエンドセリンを単離・精製することができる.これら
のことは、エンドセリンの生理学的意義、各種疾患との
関連の説明,さらには、これらの診断薬、治療薬の研究
開発を行なう上で非常に有用である. 本発明のポリクローナル抗体の調製は一般に免疫抗原の
エンドセリンとキャリアー蛋白との複合体をつくり、こ
のものを動物に接種して免疫を行い、該免疫動物から抗
エンドセリン抗体含有物を採取、抗体の分離精製を行う
ことによる.本発明のモノクローナル抗体の調製に当っ
ては,上記免疫動物から抗体価の高い個体を選び、最終
免疫3〜5日後に牌臓あるいはリンパ節を採取、それら
に含まれる抗体産生細胞を骨髄腫細胞と融合させ、安定
的に力価の高い抗体を産生ずるハイブリドーマを選択し
、モノクローナルなハイブリドーマを得ることによる. 免疫抗原のエンドセリンとしては、例えば,前記文献等
に記述された天然精製標品あるいは合成標品等いずれも
使用でき,先に述べたエンドセリンI、エンドセリン■
、エンドセリン■およびそれらの一部分がこの中に含ま
れる. 本発明で用いられる種々のベプチドは、ペプチド合成の
公知の常套手段で製造しうる.同相合成法,液相合成法
のいずれによってもよい.同相法によりエンドセリンを
合成する場合、メリーフィールドの同相ペプチド合成方
法〔ジャーナルオブジアメリカンケミカルソサイエテイ
(J.Am. Chew. Soc.),85,21
49(1963))を用いるのが好ましい.不溶性樹脂
として当該技術分野で知られたもののいずれであっても
よく、例えばクロ口メチル化されたスチレンージビニル
ベンゼン共重合体,フェナシルアセティックメチル化さ
れたスチレンージビニルベンゼン共重合体のようなポリ
スチレン型樹脂、ポリジメチルアクリルアミド樹脂のよ
うなポリアミド型樹脂が挙げられる.C末端のN一保護
アミノ酸を不溶性樹脂に結合させた後、エンドセリンの
C末端側から保護アミノ酸を常法に従って順次結合し、
次いでフッ化水素で処理した後、ジスルフィド結合を形
成させ目的とするエンドセリンを合成することができる
.Nー保護アミノ酸としては、α−アミノ基はすべてB
oc基で保護し、セリンおよびスレオニンの水酸基はB
zl基で、グルタミン酸,アスパラギン酸のω一カルボ
ン酸はO B z l基、リジンのi−アミノ基はCQ
−Z基、システインのチオール基はAcm基、MeBz
1基、チロシンの水酸基はBr−Z基、ヒスチジンのイ
ミダゾール基およびアルギニンのグアニド基はToS基
、トリプトファンのインドール基はCHO基で保護する
のが好ましい. 液相法による合成の手段としては、たとえば「ザペプチ
ズ(The Peptides) J ,第1巻(19
66年) . Schroder and Lubka
著、Academic Press,New York
, U.S.A.あるいは“ペプチド合成”,泉屋ら著
、丸善株式会社(1975年)に記載された方法、たと
えばアジド法、クロライド法、酸無水物法、混合無水物
法、DCC法、活性エステル法、ウッドワード試薬Kを
用いる方法、カルボジイミダゾール法、酸化還元法.D
CC/アディテイブ(例,HONB,HOBt,HOS
u)法などがあげられる. 補乳動物を免疫するために用いられるエンドセリンとキ
ャリアー蛋白との蛋白複合体に関し、キャリアー蛋白の
種類およびキャリアーとハプテン(この場合ペプチド)
との混合比は,キャリアーにカブリングさせて免疫した
ハプテンに対して抗体が効率よく出来れば、どの様なも
のをどの様な比率でカブリングさせてもよいが、例えば
、牛血清アルブミンや牛サイログロプリン,ヘモシアニ
ン等を重量比でハプテン1対し0.1〜20、好ましく
は1〜5の割合でカプルさせる方法が用いられる. また、ハプテンとキャリアーのカブリングには、種々の
縮合剤を用いることが出来るが、グルタルアルデビトや
カルボジイミド、マレイミド活性エステル等が好都合に
用いられる. 縮合生成物は温血動物に対して投与により抗体産生が可
能な部位にそれ自体あるいは担体,希釈剤とともに投与
されるが、なかでも皮下注射が好ましい.投与に際して
抗体産生能を高めるため,完全フロイントアジュバント
や不完全フロイントアジュバントを投与してもよい.投
与は通常2〜6週毎に1回ずつ、計3〜6回程度行われ
る.用いられる温血動物としては、たとえばサル,ウサ
ギ、イヌ、モルモット、マウス、ラット、ヒツジ、ヤギ
,ニワトリがあげられる. 抗体は上記の方法で免疫された温血動物の血液、腹水(
好ましくは血液)などから採取される。抗血清中の抗エ
ンドセリン抗体価の測定は,例えば後記の標識化エンド
セリンと抗血清とを反応させたのち,抗体に結合した標
識剤の活性を測定することによりなされる.抗体の分離
精製は免疫グロブリンの分離精製法〔例、塩析法,アル
コール沈殿法、等電点沈殿法、電気泳動法,イオン交換
体(例、DEAE)による吸脱着法、超遠心法、ゲルろ
過法、抗原抗体結合物あるいは活性吸着剤により特異抗
体のみを採取し、結合を解離させて抗体を得る特異的精
製法〕に従って行われる.このようにして作製された抗
体は,IgGを主たる成分とし,IgM,IgA等、他
の免疫グロプリンも含む.また、このものはエンドセリ
ンと特異的に結合し、アンジオテンシンー■には結合し
ない. 一方、上記のポリクローナル抗体の調製法と同様に免疫
された温血動物、たとえばマウスから抗体価の認められ
た個体を選択し最終免疫の2〜5日後に牌臓またはリン
パ節を採取し、それらに含まれる抗体産生細胞を骨髄腫
細胞と融合させることにより,抗エンドセリン抗体産生
ハイブリドーマを調製することができる.融合操作は既
知の方法、たとえばケーラーとミルスタインの方法〔ネ
ーチャー(Nature) 、256,495 (19
75))に従い実施できる.融合促進剤としてはポリエ
チレングリコール(P E G)やセンダイウイルスな
どが挙げられるが、好ましくはPEGが用いられる.骨
髄腫細胞としてはたとえばMS−1、P3U1.SP2
/0などがあげられるが、特にP3U1が好ましく用い
られる.用いられる抗体産生細胞(肺臓細胞)数と骨髄
細胞数との好ましい比率は1:1〜20:1程度であり
、PEG (好ましくはPEG1000〜P E G6
000)が10〜80%程度の濃度で添加され、20〜
40℃、好ましくは30〜37℃で1〜10分間インキ
ユベートすることにより効率よく細胞融合を実施できる
. 抗エンドセリン抗体産生ハイブリドーマのスクリーニン
グには種々の方法が使用できるが,たとえばエンドセリ
ンを吸着させた同相(例,マイクロプレート)にハイブ
リドーマ培養上清を添加し,次に西洋ワサビペルオキシ
ダーゼ(HRP)で標識した抗免疫グロブリン抗体(細
胞融合に用いられる細胞がマウスの場合、抗マウス免疫
グロブリン抗体が用いられる)またはプロテインAを加
え,固相に結合した抗エンドセリンモノクローナル抗体
を検出するEIA法、抗免疫グロブリン抗体またはプロ
テインAを吸着させた固相にハイブリドーマ培養土清を
添加し、HRPで標識したエンドセリンを加え、固相に
結合した抗エンドセリンモノクローナル抗体を検出する
EIA法などがあげられる.抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体の選別,育種は通常HAT (ヒボキサンチン
、アミノプテリン、チミジン)を添加して、10〜20
%牛胎児血清を含む動物細胞用培地(例、R P M
I 1640)で行われる.ハイブリドーマ培養上清の
抗体価は,上記の抗血清中の抗エンドセリン抗体価の測
定と同様にして測定できる. 抗エンドセリンモノクローナル抗体の分離精製は上記の
ポリクローナル抗体の分離精製と同様に免疫グロブリン
の分離精製法に従って行われる.エンドセリンの一部領
域と反応する抗エンドセリンボリクローナル抗体は、そ
の一部領域に相当するベプチドをハプテンとして免疫し
上記の方法で調製することもできるが,エンドセリンを
ハプテンとして用いて調製された抗エンドセリンボリク
ローナル抗体から、その一部領域に相当するペプチドを
結合したカラムによるアブィニティクロマトグラフィを
用いて調製することもできる.また,エンドセリンの一
部領域と反応する抗エンドセリン抗体を産生ずるハイブ
リドーマおよび,エンドセリンとは反応するがその一部
領域とは反応しない抗エンドセリンモノクローナル抗体
を産生するハイブリドーマの選別はたとえばその一部領
域に相当するペプチドとハイブリドーマが産生ずる抗体
との結合性を測定することにより行うことができる. 上記で得られた抗エンドセリンポリクローナル抗体、該
抗体を含む抗血清あるいは抗エンドセリンモノクローナ
ル抗体を用いて通常の免疫測定法等に従い、エンドセリ
ンの測定乃至組織染色等を行ない得る.エンドセリンの
免疫測定法には次に述べる競合法あるいはサンドイッチ
法を用いるのが好ましい. 競合法においては、本発明で得られた抗エンドセリン抗
体と、被検液および4lllIffi化エンドセリンと
を競合的に反応させたのち、抗体に結合した標識化エン
ドセリンの割合を測定することにより,被検液中のエン
ドセリンを定量する. 該エンドセリンの標識剤あるいは後記の抗体の標識剤と
しては,放射性同位元素、酵素,蛍光物質、発光物質な
どが挙げられる.放射性同位元素としては、例えば12
5 1 ,l31 1 ,3H,14Cなどが、上記酵
素としては、安定で比活性の大きなものが好ましく,例
えばβ−ガラクトシダーゼ、β−グルコシダーゼ、アル
カリフオスアターゼ、バーオキシダーゼ,リンゴ酸脱水
素酵素等が,蛍光物質としては、フルオレスカミン、フ
ルオレッセンイソチオシアネートなどが,発光物質とし
ては、ルミノール、ルミノール誘導体、ルシフェリン,
ルシゲニンなどがそれぞれ挙げられる.さらに、抗体あ
るいはエンドセリンと標識剤との結合にビオチンーアビ
ジン系を用いることもできる.上記の標識剤の活性の測
定に当っては,抗体に結合した#A識化エンドセリンと
遊離の標識化エンドセリンとを分離(以後B/F分離と
略す)する必要があるが,標識剤として酵素を用いた場
合には,このための試薬に不溶化した抗エンドセリン抗
体に対する抗体あるいは不溶化したプロテインA等の活
性吸着剤が有利に用いられる.例えば、抗IgG抗体(
抗エンドセリン抗体に対する抗体に相当)を固相として
用い、・これと反応性のある上記抗体を介して標識化エ
ンドセリンを固相にある抗IgG抗体に結合させ,該同
相上の標識剤を測定することによって行なうことができ
る.標識剤として酵素を用いた場合には、不溶化担体上
の酵素活性の測定には通常の比色法あるいは蛍光法が用
いられる.標識剤にラジオアイソトープ等、非蛋白性物
質を用いた場合には、B/F分離に上記の試薬以外にも
不溶化しない抗エンドセリンに対する抗体、硫酸ナトリ
ウム,デキストラン炭末,ポリエチレングリコール等の
試薬が用いられる.いずれの方法においても上清中ある
いは沈降物中の標識剤の活性を測定する. 上記の不溶化に当っては,物理吸着を用いてもよく、ま
た通常蛋白質あるいは酵素等を不溶化、固定化するのに
用いられる化学結合を用いる方法でもよい.担体として
は、アガロース、デキストラン、セルロースなどの不溶
性多糖類、ポリスチレン,ポリアクリルアミド、シリコ
ン等の合成樹脂,あるいはガラス等が挙げられる. 競合法においては、抗エンドセリン抗体、被検液,標識
化エンドセリン,およびB/F分離用試薬は、どのよう
な順序に反応させることも可能であり、また全部あるい
は一部を同時に反応させてもよいが、少なくとも標識化
エンドセリンは、被検液と抗エンドセリン抗体との反応
と同時に,あるいは反応後に遅れて反応系に加えられる
ことが好ましい. ただし硫酸ナトリウム,デキストラン炭末、ポリエチレ
ングリコール等のB/F分離試薬は主として反応系の最
後に用いられる. サンドインチ法においては不溶化した抗エンドセリン抗
体に被検液を接触(反応)させ(1次反応)、さらに標
識化抗エンドセリン抗体を反応させ(2次反応)たのち
,不溶化担体上の標識剤の活性を測定することにより被
検液中のエンドセリン量を定量することができる.1次
反応と2次反応は同時に行なってもよいし時間をずらし
て行なってもよい.標識化剤および不溶化の方法は前記
のそれらに準じることができる. 2次反応に用いられる抗エンドセリン抗体としては,1
次反応に用いられる抗エンドセリン抗体とはエンドセリ
ンの該抗体と結合する部位が相異なる抗体が好ましく用
いられる.たとえば1次反応で用いられる抗体がエンド
セリンのC端部との結合能を有する場合,2次反応では
,好ましくはC端部以外(例、N端部)と結合する抗エ
ンドセリン抗体が用いられ,また1次反応で用いられる
抗体がエンドセリンのN端部との結合能を有する場合、
2次反応では,好ましくはN端部以外(例、C端部)と
結合する抗エンドセリン抗体が用いられる.1次反応お
よび2次反応に用いられる抗体はそれぞれポリクローナ
ル抗体またはモノクローナル抗体であってもよいが、好
ましくはその一方がエンドセリンとは反応するが,エン
ドセリンのC端部とは反応しない抗エンドセリンモノク
ローナル抗体であって,他方がエンドセリンのC端部と
反応する抗エンドセリンポリクローナルもしくはモノク
ローナル抗体が用いられる. サンドイッチ法によるエンドセリン■の免疫学的測定法
において特に好ましくは、エンドセリンIのC端ペプチ
ド、すなわちCys − His − Lau −As
p − I le − I le Trp.と反応す
る抗エンドセリンボリクローナル抗体および、エンドセ
リン■とは反応するが、上記エンドセリンIのC端ペプ
チドとは反応しない抗エンドセリンモノクローナル抗体
が用いられる. また、サンドイッチ法によるエンドセリン■の免疫学的
測定法において特に好ましくは,エンドセリン■のC端
ペプチド、例えば Val Asn Thr Pro Glu His V
alVal Pro Tyr Gly Leu Gly
SerPro Arg Ser またはVal
Asn Thr Pro Glu His I le
Val Pro Tyr Gly Leu Gly S
erPro Sar Arg Ser と反応する抗エンドセリンボリクローナル抗体および、
エンドセリン■とは反応するが、上記エンドセリン■の
C端ペプチドとは反応しない抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体が用いられる.さらに,本発明で得られた抗体
を用いるイムノアッセイは心疾患、あるいは腎疾患等の
診断および予後管理に使用し得る.被検試料としては、
血漿、血清,尿,脳脊髄液、腹水、胸水、羊水等の体液
や、痰,便などが使用し得る.これらの試料は,そのま
ま,あるいは各種緩衝液で希釈あるいは抽出後濃縮し,
イムノアッセイの試料とし得る.試料の希釈あるいは抽
出に用いられる溶媒としてはどのような緩衝液あるいは
有機溶媒を用いてもよいが、好ましくはイムノアッセイ
用緩衡液、水、生理食塩水、酢酸緩衝液、アセトン、ク
ロロホルムーメタノールあるいは、界面活性剤を含むこ
れらの溶液が用いられる.また、濃縮は、試料を直接減
圧下,あるいは常圧、窒素気流下濃縮し七もよいし、ま
た試料をイオン交換あるいは逆相クロマトグラフィー用
担体あるいは抗エンドセリン抗体結合担体に添加したの
ち,適当な溶出液で溶出後、減圧下あるいは常圧、窒素
気流下濃縮しても良い.濃縮用担体として特に好ましく
は,逆相クロマトグラフイー用担体のODSカートリッ
ジが用いられる.濃縮物はイムノ.アッセイ用緩衝液に
溶解後、イムノアッセイの試料とする.さらに、本発明
で得られた抗エンドセリン抗体はエンドセリンの免疫組
織染色法等にも用いる事ができる.その方法は、例えば
標識化抗エンドセリン抗体を用いる直接法、抗エンドセ
リン抗体および抗エンドセリン抗体に対する抗体の標識
化されたものを用いる間接法等に順することができる.
また、さらに本発明で得られた抗エンドセリン抗体のう
ちエンドセリンの血管収縮能を中和し得る抗体は、エン
ドセリンの特異的アンタゴニストとして使用し得る. 〔実施例〕 以下に実施例を示して本発明をさらに詳しく説明するが
、本発明はこれに限定されるべきものではない. 後述の実施例で用いられているハイブリドーマ細胞Aw
ETN40は財団法人発酵研究所(IFO)に受託番号
IF0 50168として昭和63年7月14日から寄
託されている.また、該ハイブリドーマは通商産業省工
業技術院微生物工業研究所(FRIウに受託番号FER
NBP−1950としてブダペスト条約に基き昭和63
年7月12日から寄託され、FRIに保管されている.
実施例(1)合成ペプタイドの製造 i)エンドセリンIの合成 市販のBoa − Trp (CIIO) − P A
M樹脂,(アプライド・バイオシステムズ社1tl)
0.7g ( 0−5m mole)を用い,ペプチ
ド合成機(アプライド・バイ′オシステムズ社製・モデ
ル430 A )を使用し、通常の方法により合成した
.縮合方法は、樹脂上のBoc基を塩化メチレン中50
%トリフルオロ酢酸で処理し、末端アミノ基を遊離させ
、この遊離のアミノ基に Boc−I1e,Boc−A
sp (OBzl),Boa−Leu,Boc−His
(Tos),BoC−Cys (Acm),BoC−
Tyr (Br−z),Boc−Va 1,Boa−P
he,Boa−Glu (OBzl),Boc−Lys
(CQ−Z).Boc−Met,Boa−Ser(B
zl)をC末端側よりエンドセリンのアミノ酸配列通り
に、DCCの存在下に縮合させる反応をくり返した. この様にして得られた保護エンドセリン樹脂l.8gの
うち800■をアニソール1mA、1,2−エタンジオ
チール1m12で膨潤させ、O℃でフッ化水素10m
Qと60分間処理した後、過剰のフッ化水素を減圧留去
した.残査を酢酸エチル5mAで洗った後、50%一酢
酸水に抽出し,デキストランゲル(セファデックスL
H − 20)カラム(2X90al)に付し、同溶媒
で溶出した主分画を集め凍結乾燥し, 120gの白色
粉末を得た.これの201IIgを80%−酢酸水20
mQに溶解し、トリフルオ口酢酸第二水銀1511gを
加え、室温で60分間撹拌したのち、同溶媒30mMで
希釈し、硫化水素ガスを通じ、析出物をろ去し,凍結乾
燥した.これを希酢酸400mQに溶解し、重炭酸アン
モニウムでpH8に調節したのち6時間空気酸化に付し
、酢酸を加えpH3としたのち、凍結乾燥した.これを
30%一酢酸で充填したセファデックスLH−20のカ
ラム(2X90m)に付し、主要分画を集め、さらにH
PLC (カラム: MMC,溶媒二0.1%一トリフ
ルオロ酢酸水と0.1%一トリフルオロ酢酸含有アセト
ニトリルの直線型濃度勾配溶出)で分取し目的物2.7
■を得た. 合成エンドセリンIは、HPLCで天然抽出物と一致す
る位置に溶出された. 測定条件■ カラム:ケムコ社製ヌクレオシル50DS−H(4.6
■φx250園) 溶離液:A液(0.1%一トリフルオロ酢酸水)B液(
0.1%一トリフルオロ酢酸含有−50%含水アセトニ
トリル) を用いA液からB液へ直線型濃度勾配 溶出(20分) 流 速: 1.Om Q /分 測定条件の カラム:東洋ソーダ製 DEAE−2SW(4.6■φ
×250■) 溶離液:A液(10mM トリス・塩酸p H7.5
)B液(IMNaCQ含有A液) を用いA液からB液へ直線型濃度勾配 溶出(40分) 流 速: l.Om Q /分 溶出位置 21.5分(′g4定条件■)21.3分(
測定条件■) it ) }l−Cys−Leu−Asp−I1a−I
1e−Trp−0}1 (エンドセリンIのC端部)
の合成 Boc−I1e−Trp−OBzl : H−Trp−
OBzl−pTsOH 84 gをD M F 100
m mに溶解し、TEA25mAで中和ののちBoa−
I1a−0}1・1/2 H,0 48.9 g ,H
ONB 40.12 g、DCC 46.20gより調
製のBoc−I1e−ONBを加え一晩撹拌した.溶媒
を減圧留去し、残留物にジェチルエーテル400m m
と酢酸エチル20mAを加え溶解し、0.5N−HCQ
,5%−NaHCO,水で洗い、水洗ののち無水MgS
O,で乾燥した.溶媒を留去し、残留物に石油エーテル
を加え結晶をろ取した.収量 83.1 g (90.
9%)((!) ”−19.7” (Q =0.99
Meat{)p 元素分析: Css Hat Ns Osとして計算値
: C, 68.62 ;H, 7.35 ;N, 8
.28実測値: C, 68.69 ;H, 7.35
;N, 8.16Boc−I1a−I1e−Trp−
OBzl : Boc−I1s−Trp−OBzl
53.3gをジオキサン120mfiに溶解し、水冷下
に7.IN−HCQ−ジオキサン160m Qを加え、
90分間撹拌した.溶媒を減圧留去し、残留物にジェチ
ルエーテルを加え,析出物をろ取した.これをアセトニ
トリル150m悲とD M F 250m mの混合溶
媒に溶解し,水冷下. T E A14.6m mで中
和し析出するTEA−H(11をろ去した.ろ液にBo
a−I1e−ONB 45.33gを加え一晩撹拌した
.溶媒を留去し残留物をCHCQ3lQに溶解し、0.
5N−HCQ,5%−NaHCO.,水で洗い、無水M
gSO,で乾燥した.溶媒を減圧留去し、残留物にジェ
チルエーテルを加え析出物を結晶としてろ取したのちア
セトニトリルとジエチルエーテルで洗い乾燥した.収量
54.95 g (84.3%)(α):”−12.
0@(c=0.98,CHCQ,)元素分析: C3,
H..N40,としての計算値: C, 67.72;
H, 7.79; N, 9.03実測値: C,
67.72; H, 7.91: N, 8.87Bo
c−Asp−(OBzl)−I1e−I1s−Trp−
OBzl : Boc−I1s−Ile−Trp−OB
zl 49.7 gを水冷下に10%−1,2一エタン
ジチオール含有T F A250m Qに溶解し、室温
下に15分間放置した.溶媒を留去し、残留物に4N−
HCQ−ジオキサン20mflを加えよくかきまぜたの
ち、ジエチルエーテルを加え、析出物をろ取した.これ
をD M F 250m Qに溶解し、水冷下にTEA
l1.lmfiで中和したのち、析出するTEA −
HCQをろ去した.ろ液にBoc−Asp− (OBz
1)−0H 31.Og,}IONB 20.6g,D
CC 23.8gより調製のBoc−Asp−(OBz
l)−0NBを加え一晩撹拌した.溶媒を減圧留去し,
残留物に酢酸エチル800mQを加え溶解し,10%ク
エン酸水,5%一NaHCO,、水で洗い、無水MgS
O4で乾燥した.溶媒を減圧留去し、残留物にジエチル
エーテルを加え析出物を結晶としてろ取し、アセトニト
リルから再結晶した. 収量 54.0g (81.7%) (α)”−13.7° ( c =1−04,CHC
Q z)p 元素分析: C.g Hs− Ns Osとしての計算
値: C, 66.89; H, 7.20; N,
8.48実測値: C, 66.69; H, 7.2
3: N, 8.31Boc−Lau−Asp(OBz
l)−I1a−I1e−Trp−OBzl : Boa
−Asp(OBzl)−I1e−I1s−Trp−OB
zl 48,O gを水冷下に10%−1,2−エタン
ジチオール含有TFA210mMに溶解し、室温下に1
5分間放置した.溶媒を留去し、残留物に4N−HCQ
−ジオキサン14.5m Qを加えよくかきまぜたのち
,ジエチルエーテルを加え、析出物をろ取した.これを
D M F 300m Aに溶解し,氷冷下T E A
42m Qで中和したのち、析出するTEA−HCQを
ろ去し、ろ液にBoC−Leu−ONB 27.3 g
を加え、一晩撹拌した.溶媒を減圧留去し,残留物にC
HC 0 3600m mを加えて溶解し,10%−ク
エン酸水、5%−N a H C O ,.水で洗い無
水MgSO4で乾燥した.残留物に石油二一テルを加え
析出物をろ取し、含水アセトニトリルより再結晶した.
収量 53.1%(97.5%)(al ” 2G−
6@(c=1.02− CHCQs)p 元素分析: C,, H,。N, Oi, − 1/2
H, Oとしての計算値: C, 65,87; H,
7.55; N. 8.86実測値: C, 66.
08: H, 7.58; N, 8.78Boc−H
is−Lau−Asp(OBzl)−I1e−I1s−
Trp−OBzl : Boc−Lau−Asp (O
Bzl)−I1s−I1e−Trp−OBzl 46.
5gを氷冷下に10%−1,2−エタンジチオール含有
TFA220mgに溶解し,室温下15分間放置した.
溶媒を減圧留去し、残留物にジエチルエーテルを加えろ
取した.これをDMF25mΩに溶解し、TEA20m
Mを加えよくかきまぜたのち,ジェチルエーテル500
mflを加え析出物を粉末としてろ取した.これをDM
F200mMに溶解し、Boc−1{is(Tos)−
0}1 22.3g, HONB 11.7g,DCC
13.5gより調製したBoa−}1is(Tos)
−0NBを加え、一晩撹拌した.溶媒を留去し,残留物
にアセトニトリルを加え,粉末をろ取した. 収量 45.9. (86.2%) (α) ”−16.6°(c =1.0, DMF)p 元索分析: Cs− H77 N− Oss・2.5H
,Oとしての計算値: C, 62.13; H, 7
.37; N, 11.24実測値: C, 62.2
5; H, 7.02; N, 11.03Boc−C
ys(MaBzl)−His−Leu−^sp(OBz
l)−I1e−I1s−Trp−OBzl : Boc
−){is−Leu−Asp(OBzl)−I1s−I
1e−Trp−OBz1 17.2gを水冷下、10%
−1,2−エタンジチオール含有T F A88m Q
に溶解し,室温下15分間放置した.溶媒を減圧留去し
、残留物にエーテルを加え粉末としてろ取したのちDM
F 25mMに溶解した,これにT E A25m A
を加えよく撹拌したのち、エーテル500mQを加え析
出物を粉末としてろ取した.これをD M F 40m
Qに溶解し. Boc−Cys (MeBzl) −
OH 5.72g , }IONB3.48g,DCC
4.OOgより調製したBoC−Cys(MsBZl
)−0NBを加え、一晩撹拌した.溶媒を留去し,残留
物にアセトニトリルを加え、析出物を粉末としてろ取し
,さらに熱アセトニトリル中で洗い、室温に冷却後粉末
をろ取した. 収量 15.0 g (72.9%) ( a ) ” −23.3” (e= 1.02,
D M F )p 元素分析: C,,H,。N,。01,S−3H,Oと
しての計算値: C, 61,96; H, 7.23
; N, 10.47;S,2.40 実測値: C, 62.24; H, 6.90; N
, 10,49;S , 2.53 }1−Cys−His−Lau−Asp−I1e−I1
e−Trp−OH : Boa−Cys(MeBzl)
−His−Lau−Asp (OBzl)−I1s−I
1e−Trp−OBzl100鳳gを氷冷下,10%−
1,2−エタンジチオール含有TFA lml2に溶
解し、室温下15分間放置後、溶媒を減圧留去した.残
留物にエーテルを加え粉末としてろ取、乾燥したのち、
m−クレゾール0.5mQと共にH F 5 m Qで
0℃、1時間処理した.HFを減圧留去し、残留物にジ
エチルエーテルを加え、析出物を粉末としてろ過し、水
洗した.これを60%酢酸に溶解し、同溶媒で充填した
セファデックスL H −20 (2.5X90dl)
のカラムに付し160m Q =180m Qの区分を
集め凍結乾燥した. 収量 23■(32.8%) アミノ酸分析値: Asp 1.0(1), Cys
O.80(1),I1a 2.13(2), Leu
O.99(1),His 1.07(1), Trp
O.67(1).平均回収率 90.5% m ) H−Arg−His−Leu−Asp−I1e
−I1s−Trp−0}! (エンドセリンIC端部に
類似,溶解性大)の合成Boc−1{is−Leu−A
sp(OBzl)−I1a−I1e−Trp−OBzl
538■を水冷下、20%−1,2−エタンジオチー
ル含有TFA 5mΩに溶解し、室温下15分放置後、
pTsOH−}1,0 95■を加え溶解したのち、溶
媒を減圧留去した.残留物をDMF5mAに溶解し,水
冷下. 10%一TEA含有DM F 0.75 m
Qを加え中和した.これにBoc−Arg(NO.)−
0H 60s@,HONB50.,VSCD − }1
c Q50mgを加え一晩撹拌Cた.溶媒を減圧留去し
,残留物に水を加え沈殿をろ取した.これを乾燥ののち
熱アセトニトリル10m Qに懸濁し,室温に冷却後,
析出物をろ取した.収量 0.5 g (78.3%) このうち102■をアニソール0.2mQ,1,2−エ
タンジチオール0.2m Qと共にHFでO℃60分間
処理し、HFを減圧留去した.残留物をジエチルエーテ
ルで洗ったのち、50%一酢酸6mflに溶解し、同じ
溶媒で充填したセファデックスG−25 (2.5X9
0(!l)のカラムに付し展開し、100〜137m
mの区分を集め凍結乾燥した.収量 20■(26.3
%) アミノ酸分析値: Asp O,98(1), Ile
1.95(2).Leu 1.0(1),His
O.95(1),Arg O.98(1). Trp
O.72(1),平均回収率 89.7% (〜)ヒトエンドセリンn(22−38)(ヒトエンド
セリンnc端ペプチド)の合成 市販のBoc−Ser (Bzl)−PAM樹脂(アプ
ライド・バイオシステムズ社製) 0.685 g (
0.5m鵬ole )を用い、ペプチド合成機(アプラ
イド・バイオシステムズ社製・モデル430 A)を使
用し、通常の方法により合成した.縮合方法は、樹脂上
のBoc基を塩化メチレン中50%トリフルオロ酢酸で
処理し,末端アミノ基を遊離させ,このアミノ基にBo
C−Arg (Tos) , BoC−Pro, Bo
a−Ser(Bzl) , Boc−Gly, Boc
−Leu, Boa−Tyr (Br−Z), Boa
−Val, Boc−His (Tos) , Boc
−Glu ( OBzl) , Boa−Thr (B
zl) , BoC−Asn,をC末端側よりヒトエン
ドセリンII (22−38)のアミノ酸配列通りに、
DCCの存在下に縮合した.このようにして得た保護ペ
プチド樹脂1,783gのうち881■をm−クレゾー
ル 1 m Qで膨潤させO℃でフッ化水素10mfl
と60分間処理し,過剰のフッ化水素を減圧留去した.
残査をジエチルエーテル10m mで洗った後,グラス
フィルター上にろ取した.ここへ50%一酢酸10m
Qを加えてペプチドを溶解し、さらに50%一酢酸5m
Qで2回樹脂を洗った.ろ液と洗液を合せ、室温で1/
10量に減圧濃縮し,これに水20mflを加え希釈の
のち、アンバーライト・IRA−400(酢酸型)の樹
脂力ラム(IX3(1m)を通し,凍結乾燥した.これ
を50%一酢酸で充填したセファデックスLH−20の
カラム(2X90cm)に付し、同溶媒で溶出した.主
分画を集め凍結乾燥し,白色粉末322■を得た.アミ
ノ酸分析値 Set 1.72(2), Val 2.51(3), His O.95(1), (平均回収率 Asp 1.00(1), Thr O.94(1
),Glu 1.13(1), Gly 2.0
(2),Leu 1.03(1), Tyr O.
67(1),Arg 0.95(1),Pro 3.0
0(3).82.9%) (V)ヒトエンドセリンII(1−38)の合成市販の
Boc−Ser (Bzl)−PAM樹脂(アプライド
・バイオシステムズ社製) 0.685g (0.5m
rmo1e )を用い、ペプチド合成機(アプライド
・バイオシステムズ社製・モデル430 A)を使用し
、通常の方法により合成した.縮合方法は、樹脂上のB
oc基を塩化メチレン中50%トリフルオロ酢酸で処理
し,末端アミノ基を遊離させ,これにBoc−Arg
(Tos) , Boa−Pro. Boa−Ser
(Bzl) ,Boc−Gly, Boa−Leu,
Boa−Tyr (Bz−Z), Boc−Val,
Boa−His (Tos) , Boc−Glu (
OBzl)Boc−Thr (Bzl) , Boc
−Asn, Boc−Trp(CHO) ,Boc−I
1e, Boa−Asp ( OBzl) , Boc
−Cys (MeBzl) ,Boa−Lys ( C
Q−Z), Boa−Met,をC末端側よりヒトエン
ドセリン■のアミノ酸配列通りに.DCCの存在下に縮
合させた.各縮合反応はニンヒドリンテストを行い,縮
合反応がほぼ完結するまで反応をくり返した.このよう
にして得られた保護ペプチド樹脂、2.50 g中50
0■をm−クレゾール0.4mm.1.2−エタンジチ
オ一ル0.6m Qで膨潤させ、0℃でフフ化水素10
mΩと60分間処理し,過剰のフッ化水素を減圧留去し
た.残査をジエチルエーテル10mΩで洗ったのち、ト
リフルオロ酢酸6 m Qに抽出し、樹脂をろ別し、2
mMのトリフルオロ酢酸で洗浄した.ろ液と洗液を合せ
,水冷下に,水300mgにそそぎ、アンモニア水を加
え.pH8としゆるやかに一晩撹拌した.白色懸濁物を
3500回転で遠沈し、上清をダイヤイオンHP−20
のカラム(IX2.5dl)に付け,カラムを水200
mQで洗った後,80%一メタノール水100mQで溶
出し濃縮した.これを50%一酢酸で充填したセファデ
ックスLH−20のカラム(2X90CII)に付し、
主分画を集め、さらにHPLC (カラム: YMC−
ODS,溶媒:0.1%一トリフルオロ酢酸水と0.1
%一トリフルオロ酢酸含有アセトニトリルの直線型濃度
勾配溶出,又は0.1%一トリフルオロ酢酸含有27%
−アセトニトリル水)で分取し、目的物211gを得た
.アミノ酸分析値 Asp 2.81(3), Th
r O.95(1),Sar 4.03(5), Gl
u 1.94(2), Gly 2(2),Val 3
.73(4), Mat O.86(1), Il
e 1.12(2),Leu 2.96(3), T
yr 1.90(2), Phe O.95(1),L
ys 1.01(1), His 1.89(2),
Trp O,95(1),Arg 0.92(1)
, Pro 3.04(3).平均回収率 60.2
%. (vi)ブタエンドセリンII(1−39)の合成市販
のBoa−Sar (Bzl)−PAM樹脂(アプライ
ド・バイオシステムズ社製) 0.685g (0.5
m tso1e )を用い、ペプチド合成機(アプライ
ド・バイオシステムズ社製・モデル430 A)を使用
し、通常の方法により合成した.縮合方法は,樹脂上の
Boa基を塩化メチレン中50%トリフルオロ酢酸で処
理し、末端アミノ基を遊離させ,これにBoc−Arg
(Tos) , Boa−Pro, Boc−Ser
(Bzl) ,Boc−Gly, Boc−Leu,
Boc−Tyr (Bz−Z), Boc−Val,
Boc−His (Tos) , Boc−Glu
( OBzl)Boa−Thr (Bzl) , Bo
c−Asn, Boc−Trp(CHO) ,Boc−
I1e, Boa−Asp ( OBzl) , Bo
e−Cys (MeBzl) ,Boc−Lys (
CQ−Z), Boa−Met,をC末端側よりブタエ
ンドセリン■のアミノ酸配列通りに、DCCの存在下に
縮合させた.各縮合反応はニンヒドリンテストを行い、
縮合反応がほぼ完結するまで反応をくり返した.このよ
うにして得られた保護ベプチド樹脂、2.32 g中5
00■をm−クレゾール0.4m Q、1,2−xタン
ジチオール6mQで膨潤させ、O’Cでフッ化水素10
mΩと60分間処理し,過剰のフッ化水素を減圧留去し
た.残査をジェチルエーテル10mAで洗ったのち、ト
リフルオロ酢酸6mGに抽出し、樹脂をろ別し.2mΩ
のトリフルオロ酢酸で洗浄した。ろ液と洗液を合せ.水
冷下に,水300mAにそそぎ、アンモニア水を加えP
H8とし、ゆるやかに一晩撹拌した,白色懸濁物を35
00回転で遠沈し、上清をダイヤイオンHP−20のカ
ラム(IX2.5(!I)に付け,カラムを水200m
flで洗った後. 80%−メタノール水100mfl
で溶出し濃縮した.これを50%一酢酸で充填したセフ
ァデックスLH−20のカラム(2X903)に付し,
主分画を集め、さらL.:HPLC(7)(カラA:
YMC−ODS,溶媒:0.1 %一トリフルオロ酢酸
水と0.1%一トリフルオロ酢酸含有アセトニトリルの
直線型濃度勾配溶出,又は0.1%一トリフルオロ酢酸
官有27%−アセトニトリル水)で分取し、目的物3■
を得た.アミノ酸分析値 Asp 2.73(3),
Thr O.91(1)=Sar 5.03(6),
Glu 2.01(2), Gly 2(2),Va
l 2.1(3), Met O,91(1), Il
a 2.03(3),Lau 2.92(3), Ty
r 1.8g(2), Phe O.91(1),Ly
s 1.01(1), His 1.88(2), T
rp 1.02(1),Arg O.97(1), P
ro 2.80(3).平均回収率 59.2%. (2)免疫原の製造 (i)免疫* (1) エンドセリンI 〔上記(1)で得られたもの〕と牛サ
イログロプリン(以下TO)とをグルタルアルデヒドを
用いて結合させた.即ち、当該ポリペプチド4.5mg
とT G 13.5tgとを4.5+mffの0.2M
リン酸緩衝液pH 7.0に溶解させたのち、最終濃度
0.2%のグルタルアルデヒドを加え、室温3時間反応
させた.反応後、生理食塩水に対し4℃、2日間透析し
た. (n)免疫原(II) 上記(1)で得られたポリペブタイドCys HisL
eu Asp Ile Ile Trpと牛血清アルブ
ミン(以下BSAと略す)との縮金物を以下に述べるマ
レイミド架橋法により作製し,免疫M (II)とした
.即ち、BSA20,を1.4m 72の0.1Mリン
酸緩衝液,pH7.0に溶解させ、N−(γ−マレイミ
ドブチリロキシ)サクシニミド(以下GMBSと略す)
2.6■を含むDMF溶液100μΩと混合し,室温で
40分反応させた.反応後、あらかじめ、2.5mMの
EDTAを含む、0.1 Mリン酸緩衝液,pH6.5
で平衡化したセファデックスG−25カラムで分画した
.次にマレイミド基の導入されたBSA5.4Mを含む
該溶出画分1.2rnjlと,90%ジメチルスルホキ
シドを含む水溶液1.2mjlに溶解あるいは分散させ
たポリベブチドCys }Iis Leu Asp I
Is Ila Trp 1.8mgとを4℃で3日間反
応させた.反応後,生理食塩水に対し、4℃,2日間透
析した. (fti)免疫fi (1[1) 上記(1)vi)で得られたヒトエンドセリン■C端ポ
リペプチド Val Asn Thr Pro Glu His V
al ValPro Tyr Gly Leu Gly
Ser Pro ArgSer とTGとを以下に述べるマレイミド架橋法により縮合さ
せ、免疫原(III)とした. 即ち、上記ポリベプチド1.63μmoleを350μ
aの0.1Mリン酸緩衝液.pH7.0に溶解させ、G
MB S 9.lw ( 33 μmole)を含むD
MF溶液100μQと混合し,室温で30分反応させた
.反応後、セファデックスG−15カラムで分画を行な
いマレイミド基の導入されたポリペプチド1.09μ+
*oleを得た. 一方、TG 20■(40 am。le)を0.15M
食塩を含む0.02Mリン酸緩衝液、pH6.8、1.
4m 11に溶解させ、N−サクシニミジル−3−(2
−ピリジルジチオ)プロビオネート(以下SPDPと略
す) 2.5N (8,O p ieola) ヲ含t
i’DMF溶M100μQを混合したのち室温40分間
反応させた.反応後、ジチオスレイトール12.4■(
80μ■ole)を含む0.1M酢酸緩衝液,pH4.
5、0.5m Qを加え、室温20分反応させたのち,
セファデックスG−25カラムで分画を行ない、SH基
の導入されたTO12IIg(24 nmole)を得
た. 次にマレイミド基導入エンドセリン■C端ポリペプチド
1.09μmoleと,SH基導入TGl2nmole
とを混合し、4℃で2日間反応させたのち、生理食塩水
に対し,4℃、2日間反応透析した.(3)免疫 上記(2)で得た免疫原( 1 ) 400μg免疫原
(n)600μgあるいは免疫原(m)450μgを含
む生理食塩水450μaに550μQの完全フロイント
アジュバント(Freund complete ad
juvant)を加えてよく混和し乳剤を作成し、ウサ
ギの皮下約20ケ所に接種した.6週間後に、不完全フ
ロイントアジュバントを用い、同様の操作で乳剤を作り
ウサギの皮下に接種した.この操作を以後1ケ月おきに
3回〔免疫M (1))4回〔免疫原(■)〕または4
回〔免疫原(■)〕行ない、追加免疫の7日後,ウサギ
から血液を部分採取し常法により抗血清を得た. 同様に6〜8週令のBALB/C雌マウスに免疫原(
1 ) 70μg/匹をアジュバントとともに皮下免疫
した.以後3週問おきに2〜3回追加免疫し、免疫7日
後に部分採血し、抗血清を得た.(4)酵素標識化抗原
の作製 i)ベルオキシダーゼ標識化エンドセリン!の作製 エンドセリンl 210 nmoleを450μfl
の0.1Mリン酸緩衝液.pH7.0に溶解させ, G
MBS 295pg (1.05μmole)を含むD
MF溶液50pQと混合し、室温で30分反応させた.
反応後、セファデックスG−15カラムで分画を行ない
マレイミド基の導入されたポリベプチド100 nmo
leを得た.一方、西洋ワサビペルオキシダーゼ10■
(250n molg)を0.15M食塩を含む0.0
2Mリン酸緩衝液、pH6.8、1.4m Qに溶解さ
せ、S P D P 1.17i+g(3.75μmo
le)を含むDMF溶液100μl2を混合したのち室
温40分間反応させた.反応後、ジチオスレイトール1
2.4B (80 p +mola)を含む0.1M酢
酸緩衝液、pH4.5、0.5mgを加え、室温20分
反応させたのち、セファデックスG−25カラムで分画
を行ない,SH基の導入された酵素6■(150 nI
lo le )を得た. 次に,マレイミド基導入エンドセリンI 50nw*
oleとSH基導入ベルオキシダーゼ10 n mol
eとを混合し、4℃、16時間反応させた.反応後、ウ
ルトロゲルAcA44(LKB−ファルマシア社製)カ
ラムで分画し、ベルオキシダーゼ標識化エンドセリンI
を得た. it)ベルオキシダーゼ標識化ヒトエンドセリン■C端
ペプチドの作製 ヒトエンドセリン■C端ペプチド690μg (380
n stole)を450μAの0.1Mリン酸緩衝液
、pH7.0に溶解させ、GMB S 295μg (
1.0jpi+ole)を含むDMF溶液50μnと混
合し、室温で30分反応させた.反応後,セファデック
スG−15カラムで分画を行ないマレイミド基の導入さ
れたポリベプチド230 n moleを得た.次に、
該ペプチドと上記(4)(i)で述べた方法に従って作
製したSH基導入ベルオキシダーゼ40 nmoleと
を混合し、4℃、16時間反応させた.反応後、ウルト
ロゲルAcA44(LKB−ファルマシア社製)カラム
で分画し、ベルオキシダーゼ標識化エンドセリン■C端
ペプチドを得た。
つ新規な抗体に関する.更に詳しくは、抗原抗体反応に
基づく臨床検査薬の開発あるいは病態生理学の研究に有
用な抗体に関する.〔略号〕 本明細書において、アミノ酸、ペプチド、保護基、活性
基、その他に関し略号で表示する場合、それらはI U
PAC − I UB Cow+nission o
n 81o1ogical Nomenclature
による略号あるいは当該分野における慣用略号に基づく
ものであり、その例を次ぎに挙げる.また、アミノ酸な
どに関し光学異性体がありうる場合は、特に明示しなけ
ればL体を示すものとする. Trp:トリプトファン I1e:イソロイシン Lsu:ロイシン A s p :アスパラギン酸 Pro :プロリン Thr:スレオニン Gly:グリシン H i s :ヒスチジン Cys:システイン A r g :アルギニン Ser:セリン Met:メチオニン Asn:アスパラギン Lys:リジン Glu:グルタミン酸 Gin:グルタミン Val:バリン Tyr:チロシン Phe:フェニルアラニン Boa : t−ブトキシカルボニル Tos:トシル OBzl:ベンジルエステル MeBzl:4−メチルベンジル Bzl:ベンジル CQ−Z:2−クロロベンジルオキシ力ルボニルB r
−Z : 2−6プロモベンジルオキシ力ルボニルA
c m :アセトアミドメチル TFA:トリフルオロ酢酸 TEA:トリエチルアミン PAM:4−(オキシメチル)フェニルアセトアミドメ
チル pTs・OH:p−トルエンスルホン酸HONB :
N−ヒドロキシー5一ノルボルネンー2,3−ジカルボ
キシイミド ONB : N−ヒドロキシ−5一ノルボルネンー2,
3−ジカルボキシイミド・エステルDMF : N,N
’ −ジメチルホルムアミドDCC : N,N’ −
ジシクロへキシル力ルポジイミド WSCD−H(12 : 1−xチ/I/−3−(3−
ジメチルアミノプロビル)一カルポジイミド・塩酸塩 〔従来の技術〕 内皮依存性の血管拡張反応とならんで、種々の刺激に対
する内皮依存性の血管収縮反応が報告されている. し
かし,これまでアンジオテンシン(Angiotens
in )が内皮細胞から得られるという報告(サーキュ
レーション・リサーチ(Circulation Rs
search), 60. 4221 (1987))
以外には、これらの収縮反応をつかさどる内皮由来の液
性因子は、まだ1つも同定されていなかった.最近.真
崎らは啼乳類または鳥類の血管内皮細胞培養上清より,
強力な血管平滑筋収縮作用を有する分子量2,500±
300の新規なペプチドを見出した(特願昭62−25
5381号).単離・精製された上記のペプチドのうち
の一つはアミノ酸分析(ニンヒドリン法)、分子量測定
およびその他のデータから、アミノ酸21個からなるペ
プチド(以後,エンドセリン■と表す)であることが判
明しており、エンドセリン■のアミノ酸配列は Cys Ser Cys Ser Ssr Leu M
etAsp Lys Glu Cys Val Tyr
PheCys His Leu Asp I le
I la Trpであり、CysとCysの間でS−S
結合が2組存在(1Cy s−1sCy s , 3C
y s−”Cy s)し、分子量は2,492である. また,真崎,音田らによりエンドセリンの遺伝情報を指
定するブタおよびヒト遺伝子のクローニングもなされた
(特願昭62 − 275613号、および特願昭62
−313155号).さらに、エンドセリンIの前駆体
としてアミノ酸約40個からなるペプチド(以後、エン
ドセリン■と表わす)および約200個からなるペプチ
ド(以後、エンドセリン■と表す)も得られている.本
明細書においてはエンドセリン■、エンドセリン■およ
びエンドセリン■をあわせてエンドセリンと総称する. エンドセリン■としては、たとえば第13図で示される
アミノ酸配列53〜9lのブタエンドセリン■や第14
図で示されるアミノ酸配列53〜90のヒトエンドセリ
ン■などが挙げられる. エンドセリン■としては、たとえば第13図で示される
アミノ酸列1〜203のブタエンドセリン■や第14図
で示されるアミノ酸配列1〜212のヒトエンドセリン
■などが挙げられる. 〔発明が解決しようとする課題〕 該エンドセリンは、その強力な血管平滑筋収縮作用の点
から,例えば本態性高血圧症、心不全等の各種疾患と因
果的に,または症候的に関連する可能性が考えられてい
る.これらを解明するためには、エンドセリンの研究,
特に代謝経路,分泌機構,リセプター等に関する研究を
総合的に行なう必要がある.イムノアッセイ等の免疫学
的手法は、そのための最も有効な手段の一つと考えられ
、エンドセリンに特異的な抗体を作製することが極めて
重要視されている.しかしながら,これまでエンドセリ
ンの検出法としては生物活性に基づく方法しか知られて
おらず、今後の研究には、より迅速、簡便かつ高感度な
検出法の開発が必須である. [11題を解決するための手段〕 本発明は、エンドセリンに結合特異性を有するポリクロ
ーナル抗体およびモノクローナル抗体を提供する. 本発明のモノクローナル抗体もしくはポリクローナル抗
体を用いることにより、エンドセリンの免疫学的測定系
が確立され、組織化学的知見を得ることも可能となる.
また,該抗体を用いる免疫吸着クロマトグラフィーによ
りエンドセリンを単離・精製することができる.これら
のことは、エンドセリンの生理学的意義、各種疾患との
関連の説明,さらには、これらの診断薬、治療薬の研究
開発を行なう上で非常に有用である. 本発明のポリクローナル抗体の調製は一般に免疫抗原の
エンドセリンとキャリアー蛋白との複合体をつくり、こ
のものを動物に接種して免疫を行い、該免疫動物から抗
エンドセリン抗体含有物を採取、抗体の分離精製を行う
ことによる.本発明のモノクローナル抗体の調製に当っ
ては,上記免疫動物から抗体価の高い個体を選び、最終
免疫3〜5日後に牌臓あるいはリンパ節を採取、それら
に含まれる抗体産生細胞を骨髄腫細胞と融合させ、安定
的に力価の高い抗体を産生ずるハイブリドーマを選択し
、モノクローナルなハイブリドーマを得ることによる. 免疫抗原のエンドセリンとしては、例えば,前記文献等
に記述された天然精製標品あるいは合成標品等いずれも
使用でき,先に述べたエンドセリンI、エンドセリン■
、エンドセリン■およびそれらの一部分がこの中に含ま
れる. 本発明で用いられる種々のベプチドは、ペプチド合成の
公知の常套手段で製造しうる.同相合成法,液相合成法
のいずれによってもよい.同相法によりエンドセリンを
合成する場合、メリーフィールドの同相ペプチド合成方
法〔ジャーナルオブジアメリカンケミカルソサイエテイ
(J.Am. Chew. Soc.),85,21
49(1963))を用いるのが好ましい.不溶性樹脂
として当該技術分野で知られたもののいずれであっても
よく、例えばクロ口メチル化されたスチレンージビニル
ベンゼン共重合体,フェナシルアセティックメチル化さ
れたスチレンージビニルベンゼン共重合体のようなポリ
スチレン型樹脂、ポリジメチルアクリルアミド樹脂のよ
うなポリアミド型樹脂が挙げられる.C末端のN一保護
アミノ酸を不溶性樹脂に結合させた後、エンドセリンの
C末端側から保護アミノ酸を常法に従って順次結合し、
次いでフッ化水素で処理した後、ジスルフィド結合を形
成させ目的とするエンドセリンを合成することができる
.Nー保護アミノ酸としては、α−アミノ基はすべてB
oc基で保護し、セリンおよびスレオニンの水酸基はB
zl基で、グルタミン酸,アスパラギン酸のω一カルボ
ン酸はO B z l基、リジンのi−アミノ基はCQ
−Z基、システインのチオール基はAcm基、MeBz
1基、チロシンの水酸基はBr−Z基、ヒスチジンのイ
ミダゾール基およびアルギニンのグアニド基はToS基
、トリプトファンのインドール基はCHO基で保護する
のが好ましい. 液相法による合成の手段としては、たとえば「ザペプチ
ズ(The Peptides) J ,第1巻(19
66年) . Schroder and Lubka
著、Academic Press,New York
, U.S.A.あるいは“ペプチド合成”,泉屋ら著
、丸善株式会社(1975年)に記載された方法、たと
えばアジド法、クロライド法、酸無水物法、混合無水物
法、DCC法、活性エステル法、ウッドワード試薬Kを
用いる方法、カルボジイミダゾール法、酸化還元法.D
CC/アディテイブ(例,HONB,HOBt,HOS
u)法などがあげられる. 補乳動物を免疫するために用いられるエンドセリンとキ
ャリアー蛋白との蛋白複合体に関し、キャリアー蛋白の
種類およびキャリアーとハプテン(この場合ペプチド)
との混合比は,キャリアーにカブリングさせて免疫した
ハプテンに対して抗体が効率よく出来れば、どの様なも
のをどの様な比率でカブリングさせてもよいが、例えば
、牛血清アルブミンや牛サイログロプリン,ヘモシアニ
ン等を重量比でハプテン1対し0.1〜20、好ましく
は1〜5の割合でカプルさせる方法が用いられる. また、ハプテンとキャリアーのカブリングには、種々の
縮合剤を用いることが出来るが、グルタルアルデビトや
カルボジイミド、マレイミド活性エステル等が好都合に
用いられる. 縮合生成物は温血動物に対して投与により抗体産生が可
能な部位にそれ自体あるいは担体,希釈剤とともに投与
されるが、なかでも皮下注射が好ましい.投与に際して
抗体産生能を高めるため,完全フロイントアジュバント
や不完全フロイントアジュバントを投与してもよい.投
与は通常2〜6週毎に1回ずつ、計3〜6回程度行われ
る.用いられる温血動物としては、たとえばサル,ウサ
ギ、イヌ、モルモット、マウス、ラット、ヒツジ、ヤギ
,ニワトリがあげられる. 抗体は上記の方法で免疫された温血動物の血液、腹水(
好ましくは血液)などから採取される。抗血清中の抗エ
ンドセリン抗体価の測定は,例えば後記の標識化エンド
セリンと抗血清とを反応させたのち,抗体に結合した標
識剤の活性を測定することによりなされる.抗体の分離
精製は免疫グロブリンの分離精製法〔例、塩析法,アル
コール沈殿法、等電点沈殿法、電気泳動法,イオン交換
体(例、DEAE)による吸脱着法、超遠心法、ゲルろ
過法、抗原抗体結合物あるいは活性吸着剤により特異抗
体のみを採取し、結合を解離させて抗体を得る特異的精
製法〕に従って行われる.このようにして作製された抗
体は,IgGを主たる成分とし,IgM,IgA等、他
の免疫グロプリンも含む.また、このものはエンドセリ
ンと特異的に結合し、アンジオテンシンー■には結合し
ない. 一方、上記のポリクローナル抗体の調製法と同様に免疫
された温血動物、たとえばマウスから抗体価の認められ
た個体を選択し最終免疫の2〜5日後に牌臓またはリン
パ節を採取し、それらに含まれる抗体産生細胞を骨髄腫
細胞と融合させることにより,抗エンドセリン抗体産生
ハイブリドーマを調製することができる.融合操作は既
知の方法、たとえばケーラーとミルスタインの方法〔ネ
ーチャー(Nature) 、256,495 (19
75))に従い実施できる.融合促進剤としてはポリエ
チレングリコール(P E G)やセンダイウイルスな
どが挙げられるが、好ましくはPEGが用いられる.骨
髄腫細胞としてはたとえばMS−1、P3U1.SP2
/0などがあげられるが、特にP3U1が好ましく用い
られる.用いられる抗体産生細胞(肺臓細胞)数と骨髄
細胞数との好ましい比率は1:1〜20:1程度であり
、PEG (好ましくはPEG1000〜P E G6
000)が10〜80%程度の濃度で添加され、20〜
40℃、好ましくは30〜37℃で1〜10分間インキ
ユベートすることにより効率よく細胞融合を実施できる
. 抗エンドセリン抗体産生ハイブリドーマのスクリーニン
グには種々の方法が使用できるが,たとえばエンドセリ
ンを吸着させた同相(例,マイクロプレート)にハイブ
リドーマ培養上清を添加し,次に西洋ワサビペルオキシ
ダーゼ(HRP)で標識した抗免疫グロブリン抗体(細
胞融合に用いられる細胞がマウスの場合、抗マウス免疫
グロブリン抗体が用いられる)またはプロテインAを加
え,固相に結合した抗エンドセリンモノクローナル抗体
を検出するEIA法、抗免疫グロブリン抗体またはプロ
テインAを吸着させた固相にハイブリドーマ培養土清を
添加し、HRPで標識したエンドセリンを加え、固相に
結合した抗エンドセリンモノクローナル抗体を検出する
EIA法などがあげられる.抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体の選別,育種は通常HAT (ヒボキサンチン
、アミノプテリン、チミジン)を添加して、10〜20
%牛胎児血清を含む動物細胞用培地(例、R P M
I 1640)で行われる.ハイブリドーマ培養上清の
抗体価は,上記の抗血清中の抗エンドセリン抗体価の測
定と同様にして測定できる. 抗エンドセリンモノクローナル抗体の分離精製は上記の
ポリクローナル抗体の分離精製と同様に免疫グロブリン
の分離精製法に従って行われる.エンドセリンの一部領
域と反応する抗エンドセリンボリクローナル抗体は、そ
の一部領域に相当するベプチドをハプテンとして免疫し
上記の方法で調製することもできるが,エンドセリンを
ハプテンとして用いて調製された抗エンドセリンボリク
ローナル抗体から、その一部領域に相当するペプチドを
結合したカラムによるアブィニティクロマトグラフィを
用いて調製することもできる.また,エンドセリンの一
部領域と反応する抗エンドセリン抗体を産生ずるハイブ
リドーマおよび,エンドセリンとは反応するがその一部
領域とは反応しない抗エンドセリンモノクローナル抗体
を産生するハイブリドーマの選別はたとえばその一部領
域に相当するペプチドとハイブリドーマが産生ずる抗体
との結合性を測定することにより行うことができる. 上記で得られた抗エンドセリンポリクローナル抗体、該
抗体を含む抗血清あるいは抗エンドセリンモノクローナ
ル抗体を用いて通常の免疫測定法等に従い、エンドセリ
ンの測定乃至組織染色等を行ない得る.エンドセリンの
免疫測定法には次に述べる競合法あるいはサンドイッチ
法を用いるのが好ましい. 競合法においては、本発明で得られた抗エンドセリン抗
体と、被検液および4lllIffi化エンドセリンと
を競合的に反応させたのち、抗体に結合した標識化エン
ドセリンの割合を測定することにより,被検液中のエン
ドセリンを定量する. 該エンドセリンの標識剤あるいは後記の抗体の標識剤と
しては,放射性同位元素、酵素,蛍光物質、発光物質な
どが挙げられる.放射性同位元素としては、例えば12
5 1 ,l31 1 ,3H,14Cなどが、上記酵
素としては、安定で比活性の大きなものが好ましく,例
えばβ−ガラクトシダーゼ、β−グルコシダーゼ、アル
カリフオスアターゼ、バーオキシダーゼ,リンゴ酸脱水
素酵素等が,蛍光物質としては、フルオレスカミン、フ
ルオレッセンイソチオシアネートなどが,発光物質とし
ては、ルミノール、ルミノール誘導体、ルシフェリン,
ルシゲニンなどがそれぞれ挙げられる.さらに、抗体あ
るいはエンドセリンと標識剤との結合にビオチンーアビ
ジン系を用いることもできる.上記の標識剤の活性の測
定に当っては,抗体に結合した#A識化エンドセリンと
遊離の標識化エンドセリンとを分離(以後B/F分離と
略す)する必要があるが,標識剤として酵素を用いた場
合には,このための試薬に不溶化した抗エンドセリン抗
体に対する抗体あるいは不溶化したプロテインA等の活
性吸着剤が有利に用いられる.例えば、抗IgG抗体(
抗エンドセリン抗体に対する抗体に相当)を固相として
用い、・これと反応性のある上記抗体を介して標識化エ
ンドセリンを固相にある抗IgG抗体に結合させ,該同
相上の標識剤を測定することによって行なうことができ
る.標識剤として酵素を用いた場合には、不溶化担体上
の酵素活性の測定には通常の比色法あるいは蛍光法が用
いられる.標識剤にラジオアイソトープ等、非蛋白性物
質を用いた場合には、B/F分離に上記の試薬以外にも
不溶化しない抗エンドセリンに対する抗体、硫酸ナトリ
ウム,デキストラン炭末,ポリエチレングリコール等の
試薬が用いられる.いずれの方法においても上清中ある
いは沈降物中の標識剤の活性を測定する. 上記の不溶化に当っては,物理吸着を用いてもよく、ま
た通常蛋白質あるいは酵素等を不溶化、固定化するのに
用いられる化学結合を用いる方法でもよい.担体として
は、アガロース、デキストラン、セルロースなどの不溶
性多糖類、ポリスチレン,ポリアクリルアミド、シリコ
ン等の合成樹脂,あるいはガラス等が挙げられる. 競合法においては、抗エンドセリン抗体、被検液,標識
化エンドセリン,およびB/F分離用試薬は、どのよう
な順序に反応させることも可能であり、また全部あるい
は一部を同時に反応させてもよいが、少なくとも標識化
エンドセリンは、被検液と抗エンドセリン抗体との反応
と同時に,あるいは反応後に遅れて反応系に加えられる
ことが好ましい. ただし硫酸ナトリウム,デキストラン炭末、ポリエチレ
ングリコール等のB/F分離試薬は主として反応系の最
後に用いられる. サンドインチ法においては不溶化した抗エンドセリン抗
体に被検液を接触(反応)させ(1次反応)、さらに標
識化抗エンドセリン抗体を反応させ(2次反応)たのち
,不溶化担体上の標識剤の活性を測定することにより被
検液中のエンドセリン量を定量することができる.1次
反応と2次反応は同時に行なってもよいし時間をずらし
て行なってもよい.標識化剤および不溶化の方法は前記
のそれらに準じることができる. 2次反応に用いられる抗エンドセリン抗体としては,1
次反応に用いられる抗エンドセリン抗体とはエンドセリ
ンの該抗体と結合する部位が相異なる抗体が好ましく用
いられる.たとえば1次反応で用いられる抗体がエンド
セリンのC端部との結合能を有する場合,2次反応では
,好ましくはC端部以外(例、N端部)と結合する抗エ
ンドセリン抗体が用いられ,また1次反応で用いられる
抗体がエンドセリンのN端部との結合能を有する場合、
2次反応では,好ましくはN端部以外(例、C端部)と
結合する抗エンドセリン抗体が用いられる.1次反応お
よび2次反応に用いられる抗体はそれぞれポリクローナ
ル抗体またはモノクローナル抗体であってもよいが、好
ましくはその一方がエンドセリンとは反応するが,エン
ドセリンのC端部とは反応しない抗エンドセリンモノク
ローナル抗体であって,他方がエンドセリンのC端部と
反応する抗エンドセリンポリクローナルもしくはモノク
ローナル抗体が用いられる. サンドイッチ法によるエンドセリン■の免疫学的測定法
において特に好ましくは、エンドセリンIのC端ペプチ
ド、すなわちCys − His − Lau −As
p − I le − I le Trp.と反応す
る抗エンドセリンボリクローナル抗体および、エンドセ
リン■とは反応するが、上記エンドセリンIのC端ペプ
チドとは反応しない抗エンドセリンモノクローナル抗体
が用いられる. また、サンドイッチ法によるエンドセリン■の免疫学的
測定法において特に好ましくは,エンドセリン■のC端
ペプチド、例えば Val Asn Thr Pro Glu His V
alVal Pro Tyr Gly Leu Gly
SerPro Arg Ser またはVal
Asn Thr Pro Glu His I le
Val Pro Tyr Gly Leu Gly S
erPro Sar Arg Ser と反応する抗エンドセリンボリクローナル抗体および、
エンドセリン■とは反応するが、上記エンドセリン■の
C端ペプチドとは反応しない抗エンドセリンモノクロー
ナル抗体が用いられる.さらに,本発明で得られた抗体
を用いるイムノアッセイは心疾患、あるいは腎疾患等の
診断および予後管理に使用し得る.被検試料としては、
血漿、血清,尿,脳脊髄液、腹水、胸水、羊水等の体液
や、痰,便などが使用し得る.これらの試料は,そのま
ま,あるいは各種緩衝液で希釈あるいは抽出後濃縮し,
イムノアッセイの試料とし得る.試料の希釈あるいは抽
出に用いられる溶媒としてはどのような緩衝液あるいは
有機溶媒を用いてもよいが、好ましくはイムノアッセイ
用緩衡液、水、生理食塩水、酢酸緩衝液、アセトン、ク
ロロホルムーメタノールあるいは、界面活性剤を含むこ
れらの溶液が用いられる.また、濃縮は、試料を直接減
圧下,あるいは常圧、窒素気流下濃縮し七もよいし、ま
た試料をイオン交換あるいは逆相クロマトグラフィー用
担体あるいは抗エンドセリン抗体結合担体に添加したの
ち,適当な溶出液で溶出後、減圧下あるいは常圧、窒素
気流下濃縮しても良い.濃縮用担体として特に好ましく
は,逆相クロマトグラフイー用担体のODSカートリッ
ジが用いられる.濃縮物はイムノ.アッセイ用緩衝液に
溶解後、イムノアッセイの試料とする.さらに、本発明
で得られた抗エンドセリン抗体はエンドセリンの免疫組
織染色法等にも用いる事ができる.その方法は、例えば
標識化抗エンドセリン抗体を用いる直接法、抗エンドセ
リン抗体および抗エンドセリン抗体に対する抗体の標識
化されたものを用いる間接法等に順することができる.
また、さらに本発明で得られた抗エンドセリン抗体のう
ちエンドセリンの血管収縮能を中和し得る抗体は、エン
ドセリンの特異的アンタゴニストとして使用し得る. 〔実施例〕 以下に実施例を示して本発明をさらに詳しく説明するが
、本発明はこれに限定されるべきものではない. 後述の実施例で用いられているハイブリドーマ細胞Aw
ETN40は財団法人発酵研究所(IFO)に受託番号
IF0 50168として昭和63年7月14日から寄
託されている.また、該ハイブリドーマは通商産業省工
業技術院微生物工業研究所(FRIウに受託番号FER
NBP−1950としてブダペスト条約に基き昭和63
年7月12日から寄託され、FRIに保管されている.
実施例(1)合成ペプタイドの製造 i)エンドセリンIの合成 市販のBoa − Trp (CIIO) − P A
M樹脂,(アプライド・バイオシステムズ社1tl)
0.7g ( 0−5m mole)を用い,ペプチ
ド合成機(アプライド・バイ′オシステムズ社製・モデ
ル430 A )を使用し、通常の方法により合成した
.縮合方法は、樹脂上のBoc基を塩化メチレン中50
%トリフルオロ酢酸で処理し、末端アミノ基を遊離させ
、この遊離のアミノ基に Boc−I1e,Boc−A
sp (OBzl),Boa−Leu,Boc−His
(Tos),BoC−Cys (Acm),BoC−
Tyr (Br−z),Boc−Va 1,Boa−P
he,Boa−Glu (OBzl),Boc−Lys
(CQ−Z).Boc−Met,Boa−Ser(B
zl)をC末端側よりエンドセリンのアミノ酸配列通り
に、DCCの存在下に縮合させる反応をくり返した. この様にして得られた保護エンドセリン樹脂l.8gの
うち800■をアニソール1mA、1,2−エタンジオ
チール1m12で膨潤させ、O℃でフッ化水素10m
Qと60分間処理した後、過剰のフッ化水素を減圧留去
した.残査を酢酸エチル5mAで洗った後、50%一酢
酸水に抽出し,デキストランゲル(セファデックスL
H − 20)カラム(2X90al)に付し、同溶媒
で溶出した主分画を集め凍結乾燥し, 120gの白色
粉末を得た.これの201IIgを80%−酢酸水20
mQに溶解し、トリフルオ口酢酸第二水銀1511gを
加え、室温で60分間撹拌したのち、同溶媒30mMで
希釈し、硫化水素ガスを通じ、析出物をろ去し,凍結乾
燥した.これを希酢酸400mQに溶解し、重炭酸アン
モニウムでpH8に調節したのち6時間空気酸化に付し
、酢酸を加えpH3としたのち、凍結乾燥した.これを
30%一酢酸で充填したセファデックスLH−20のカ
ラム(2X90m)に付し、主要分画を集め、さらにH
PLC (カラム: MMC,溶媒二0.1%一トリフ
ルオロ酢酸水と0.1%一トリフルオロ酢酸含有アセト
ニトリルの直線型濃度勾配溶出)で分取し目的物2.7
■を得た. 合成エンドセリンIは、HPLCで天然抽出物と一致す
る位置に溶出された. 測定条件■ カラム:ケムコ社製ヌクレオシル50DS−H(4.6
■φx250園) 溶離液:A液(0.1%一トリフルオロ酢酸水)B液(
0.1%一トリフルオロ酢酸含有−50%含水アセトニ
トリル) を用いA液からB液へ直線型濃度勾配 溶出(20分) 流 速: 1.Om Q /分 測定条件の カラム:東洋ソーダ製 DEAE−2SW(4.6■φ
×250■) 溶離液:A液(10mM トリス・塩酸p H7.5
)B液(IMNaCQ含有A液) を用いA液からB液へ直線型濃度勾配 溶出(40分) 流 速: l.Om Q /分 溶出位置 21.5分(′g4定条件■)21.3分(
測定条件■) it ) }l−Cys−Leu−Asp−I1a−I
1e−Trp−0}1 (エンドセリンIのC端部)
の合成 Boc−I1e−Trp−OBzl : H−Trp−
OBzl−pTsOH 84 gをD M F 100
m mに溶解し、TEA25mAで中和ののちBoa−
I1a−0}1・1/2 H,0 48.9 g ,H
ONB 40.12 g、DCC 46.20gより調
製のBoc−I1e−ONBを加え一晩撹拌した.溶媒
を減圧留去し、残留物にジェチルエーテル400m m
と酢酸エチル20mAを加え溶解し、0.5N−HCQ
,5%−NaHCO,水で洗い、水洗ののち無水MgS
O,で乾燥した.溶媒を留去し、残留物に石油エーテル
を加え結晶をろ取した.収量 83.1 g (90.
9%)((!) ”−19.7” (Q =0.99
Meat{)p 元素分析: Css Hat Ns Osとして計算値
: C, 68.62 ;H, 7.35 ;N, 8
.28実測値: C, 68.69 ;H, 7.35
;N, 8.16Boc−I1a−I1e−Trp−
OBzl : Boc−I1s−Trp−OBzl
53.3gをジオキサン120mfiに溶解し、水冷下
に7.IN−HCQ−ジオキサン160m Qを加え、
90分間撹拌した.溶媒を減圧留去し、残留物にジェチ
ルエーテルを加え,析出物をろ取した.これをアセトニ
トリル150m悲とD M F 250m mの混合溶
媒に溶解し,水冷下. T E A14.6m mで中
和し析出するTEA−H(11をろ去した.ろ液にBo
a−I1e−ONB 45.33gを加え一晩撹拌した
.溶媒を留去し残留物をCHCQ3lQに溶解し、0.
5N−HCQ,5%−NaHCO.,水で洗い、無水M
gSO,で乾燥した.溶媒を減圧留去し、残留物にジェ
チルエーテルを加え析出物を結晶としてろ取したのちア
セトニトリルとジエチルエーテルで洗い乾燥した.収量
54.95 g (84.3%)(α):”−12.
0@(c=0.98,CHCQ,)元素分析: C3,
H..N40,としての計算値: C, 67.72;
H, 7.79; N, 9.03実測値: C,
67.72; H, 7.91: N, 8.87Bo
c−Asp−(OBzl)−I1e−I1s−Trp−
OBzl : Boc−I1s−Ile−Trp−OB
zl 49.7 gを水冷下に10%−1,2一エタン
ジチオール含有T F A250m Qに溶解し、室温
下に15分間放置した.溶媒を留去し、残留物に4N−
HCQ−ジオキサン20mflを加えよくかきまぜたの
ち、ジエチルエーテルを加え、析出物をろ取した.これ
をD M F 250m Qに溶解し、水冷下にTEA
l1.lmfiで中和したのち、析出するTEA −
HCQをろ去した.ろ液にBoc−Asp− (OBz
1)−0H 31.Og,}IONB 20.6g,D
CC 23.8gより調製のBoc−Asp−(OBz
l)−0NBを加え一晩撹拌した.溶媒を減圧留去し,
残留物に酢酸エチル800mQを加え溶解し,10%ク
エン酸水,5%一NaHCO,、水で洗い、無水MgS
O4で乾燥した.溶媒を減圧留去し、残留物にジエチル
エーテルを加え析出物を結晶としてろ取し、アセトニト
リルから再結晶した. 収量 54.0g (81.7%) (α)”−13.7° ( c =1−04,CHC
Q z)p 元素分析: C.g Hs− Ns Osとしての計算
値: C, 66.89; H, 7.20; N,
8.48実測値: C, 66.69; H, 7.2
3: N, 8.31Boc−Lau−Asp(OBz
l)−I1a−I1e−Trp−OBzl : Boa
−Asp(OBzl)−I1e−I1s−Trp−OB
zl 48,O gを水冷下に10%−1,2−エタン
ジチオール含有TFA210mMに溶解し、室温下に1
5分間放置した.溶媒を留去し、残留物に4N−HCQ
−ジオキサン14.5m Qを加えよくかきまぜたのち
,ジエチルエーテルを加え、析出物をろ取した.これを
D M F 300m Aに溶解し,氷冷下T E A
42m Qで中和したのち、析出するTEA−HCQを
ろ去し、ろ液にBoC−Leu−ONB 27.3 g
を加え、一晩撹拌した.溶媒を減圧留去し,残留物にC
HC 0 3600m mを加えて溶解し,10%−ク
エン酸水、5%−N a H C O ,.水で洗い無
水MgSO4で乾燥した.残留物に石油二一テルを加え
析出物をろ取し、含水アセトニトリルより再結晶した.
収量 53.1%(97.5%)(al ” 2G−
6@(c=1.02− CHCQs)p 元素分析: C,, H,。N, Oi, − 1/2
H, Oとしての計算値: C, 65,87; H,
7.55; N. 8.86実測値: C, 66.
08: H, 7.58; N, 8.78Boc−H
is−Lau−Asp(OBzl)−I1e−I1s−
Trp−OBzl : Boc−Lau−Asp (O
Bzl)−I1s−I1e−Trp−OBzl 46.
5gを氷冷下に10%−1,2−エタンジチオール含有
TFA220mgに溶解し,室温下15分間放置した.
溶媒を減圧留去し、残留物にジエチルエーテルを加えろ
取した.これをDMF25mΩに溶解し、TEA20m
Mを加えよくかきまぜたのち,ジェチルエーテル500
mflを加え析出物を粉末としてろ取した.これをDM
F200mMに溶解し、Boc−1{is(Tos)−
0}1 22.3g, HONB 11.7g,DCC
13.5gより調製したBoa−}1is(Tos)
−0NBを加え、一晩撹拌した.溶媒を留去し,残留物
にアセトニトリルを加え,粉末をろ取した. 収量 45.9. (86.2%) (α) ”−16.6°(c =1.0, DMF)p 元索分析: Cs− H77 N− Oss・2.5H
,Oとしての計算値: C, 62.13; H, 7
.37; N, 11.24実測値: C, 62.2
5; H, 7.02; N, 11.03Boc−C
ys(MaBzl)−His−Leu−^sp(OBz
l)−I1e−I1s−Trp−OBzl : Boc
−){is−Leu−Asp(OBzl)−I1s−I
1e−Trp−OBz1 17.2gを水冷下、10%
−1,2−エタンジチオール含有T F A88m Q
に溶解し,室温下15分間放置した.溶媒を減圧留去し
、残留物にエーテルを加え粉末としてろ取したのちDM
F 25mMに溶解した,これにT E A25m A
を加えよく撹拌したのち、エーテル500mQを加え析
出物を粉末としてろ取した.これをD M F 40m
Qに溶解し. Boc−Cys (MeBzl) −
OH 5.72g , }IONB3.48g,DCC
4.OOgより調製したBoC−Cys(MsBZl
)−0NBを加え、一晩撹拌した.溶媒を留去し,残留
物にアセトニトリルを加え、析出物を粉末としてろ取し
,さらに熱アセトニトリル中で洗い、室温に冷却後粉末
をろ取した. 収量 15.0 g (72.9%) ( a ) ” −23.3” (e= 1.02,
D M F )p 元素分析: C,,H,。N,。01,S−3H,Oと
しての計算値: C, 61,96; H, 7.23
; N, 10.47;S,2.40 実測値: C, 62.24; H, 6.90; N
, 10,49;S , 2.53 }1−Cys−His−Lau−Asp−I1e−I1
e−Trp−OH : Boa−Cys(MeBzl)
−His−Lau−Asp (OBzl)−I1s−I
1e−Trp−OBzl100鳳gを氷冷下,10%−
1,2−エタンジチオール含有TFA lml2に溶
解し、室温下15分間放置後、溶媒を減圧留去した.残
留物にエーテルを加え粉末としてろ取、乾燥したのち、
m−クレゾール0.5mQと共にH F 5 m Qで
0℃、1時間処理した.HFを減圧留去し、残留物にジ
エチルエーテルを加え、析出物を粉末としてろ過し、水
洗した.これを60%酢酸に溶解し、同溶媒で充填した
セファデックスL H −20 (2.5X90dl)
のカラムに付し160m Q =180m Qの区分を
集め凍結乾燥した. 収量 23■(32.8%) アミノ酸分析値: Asp 1.0(1), Cys
O.80(1),I1a 2.13(2), Leu
O.99(1),His 1.07(1), Trp
O.67(1).平均回収率 90.5% m ) H−Arg−His−Leu−Asp−I1e
−I1s−Trp−0}! (エンドセリンIC端部に
類似,溶解性大)の合成Boc−1{is−Leu−A
sp(OBzl)−I1a−I1e−Trp−OBzl
538■を水冷下、20%−1,2−エタンジオチー
ル含有TFA 5mΩに溶解し、室温下15分放置後、
pTsOH−}1,0 95■を加え溶解したのち、溶
媒を減圧留去した.残留物をDMF5mAに溶解し,水
冷下. 10%一TEA含有DM F 0.75 m
Qを加え中和した.これにBoc−Arg(NO.)−
0H 60s@,HONB50.,VSCD − }1
c Q50mgを加え一晩撹拌Cた.溶媒を減圧留去し
,残留物に水を加え沈殿をろ取した.これを乾燥ののち
熱アセトニトリル10m Qに懸濁し,室温に冷却後,
析出物をろ取した.収量 0.5 g (78.3%) このうち102■をアニソール0.2mQ,1,2−エ
タンジチオール0.2m Qと共にHFでO℃60分間
処理し、HFを減圧留去した.残留物をジエチルエーテ
ルで洗ったのち、50%一酢酸6mflに溶解し、同じ
溶媒で充填したセファデックスG−25 (2.5X9
0(!l)のカラムに付し展開し、100〜137m
mの区分を集め凍結乾燥した.収量 20■(26.3
%) アミノ酸分析値: Asp O,98(1), Ile
1.95(2).Leu 1.0(1),His
O.95(1),Arg O.98(1). Trp
O.72(1),平均回収率 89.7% (〜)ヒトエンドセリンn(22−38)(ヒトエンド
セリンnc端ペプチド)の合成 市販のBoc−Ser (Bzl)−PAM樹脂(アプ
ライド・バイオシステムズ社製) 0.685 g (
0.5m鵬ole )を用い、ペプチド合成機(アプラ
イド・バイオシステムズ社製・モデル430 A)を使
用し、通常の方法により合成した.縮合方法は、樹脂上
のBoc基を塩化メチレン中50%トリフルオロ酢酸で
処理し,末端アミノ基を遊離させ,このアミノ基にBo
C−Arg (Tos) , BoC−Pro, Bo
a−Ser(Bzl) , Boc−Gly, Boc
−Leu, Boa−Tyr (Br−Z), Boa
−Val, Boc−His (Tos) , Boc
−Glu ( OBzl) , Boa−Thr (B
zl) , BoC−Asn,をC末端側よりヒトエン
ドセリンII (22−38)のアミノ酸配列通りに、
DCCの存在下に縮合した.このようにして得た保護ペ
プチド樹脂1,783gのうち881■をm−クレゾー
ル 1 m Qで膨潤させO℃でフッ化水素10mfl
と60分間処理し,過剰のフッ化水素を減圧留去した.
残査をジエチルエーテル10m mで洗った後,グラス
フィルター上にろ取した.ここへ50%一酢酸10m
Qを加えてペプチドを溶解し、さらに50%一酢酸5m
Qで2回樹脂を洗った.ろ液と洗液を合せ、室温で1/
10量に減圧濃縮し,これに水20mflを加え希釈の
のち、アンバーライト・IRA−400(酢酸型)の樹
脂力ラム(IX3(1m)を通し,凍結乾燥した.これ
を50%一酢酸で充填したセファデックスLH−20の
カラム(2X90cm)に付し、同溶媒で溶出した.主
分画を集め凍結乾燥し,白色粉末322■を得た.アミ
ノ酸分析値 Set 1.72(2), Val 2.51(3), His O.95(1), (平均回収率 Asp 1.00(1), Thr O.94(1
),Glu 1.13(1), Gly 2.0
(2),Leu 1.03(1), Tyr O.
67(1),Arg 0.95(1),Pro 3.0
0(3).82.9%) (V)ヒトエンドセリンII(1−38)の合成市販の
Boc−Ser (Bzl)−PAM樹脂(アプライド
・バイオシステムズ社製) 0.685g (0.5m
rmo1e )を用い、ペプチド合成機(アプライド
・バイオシステムズ社製・モデル430 A)を使用し
、通常の方法により合成した.縮合方法は、樹脂上のB
oc基を塩化メチレン中50%トリフルオロ酢酸で処理
し,末端アミノ基を遊離させ,これにBoc−Arg
(Tos) , Boa−Pro. Boa−Ser
(Bzl) ,Boc−Gly, Boa−Leu,
Boa−Tyr (Bz−Z), Boc−Val,
Boa−His (Tos) , Boc−Glu (
OBzl)Boc−Thr (Bzl) , Boc
−Asn, Boc−Trp(CHO) ,Boc−I
1e, Boa−Asp ( OBzl) , Boc
−Cys (MeBzl) ,Boa−Lys ( C
Q−Z), Boa−Met,をC末端側よりヒトエン
ドセリン■のアミノ酸配列通りに.DCCの存在下に縮
合させた.各縮合反応はニンヒドリンテストを行い,縮
合反応がほぼ完結するまで反応をくり返した.このよう
にして得られた保護ペプチド樹脂、2.50 g中50
0■をm−クレゾール0.4mm.1.2−エタンジチ
オ一ル0.6m Qで膨潤させ、0℃でフフ化水素10
mΩと60分間処理し,過剰のフッ化水素を減圧留去し
た.残査をジエチルエーテル10mΩで洗ったのち、ト
リフルオロ酢酸6 m Qに抽出し、樹脂をろ別し、2
mMのトリフルオロ酢酸で洗浄した.ろ液と洗液を合せ
,水冷下に,水300mgにそそぎ、アンモニア水を加
え.pH8としゆるやかに一晩撹拌した.白色懸濁物を
3500回転で遠沈し、上清をダイヤイオンHP−20
のカラム(IX2.5dl)に付け,カラムを水200
mQで洗った後,80%一メタノール水100mQで溶
出し濃縮した.これを50%一酢酸で充填したセファデ
ックスLH−20のカラム(2X90CII)に付し、
主分画を集め、さらにHPLC (カラム: YMC−
ODS,溶媒:0.1%一トリフルオロ酢酸水と0.1
%一トリフルオロ酢酸含有アセトニトリルの直線型濃度
勾配溶出,又は0.1%一トリフルオロ酢酸含有27%
−アセトニトリル水)で分取し、目的物211gを得た
.アミノ酸分析値 Asp 2.81(3), Th
r O.95(1),Sar 4.03(5), Gl
u 1.94(2), Gly 2(2),Val 3
.73(4), Mat O.86(1), Il
e 1.12(2),Leu 2.96(3), T
yr 1.90(2), Phe O.95(1),L
ys 1.01(1), His 1.89(2),
Trp O,95(1),Arg 0.92(1)
, Pro 3.04(3).平均回収率 60.2
%. (vi)ブタエンドセリンII(1−39)の合成市販
のBoa−Sar (Bzl)−PAM樹脂(アプライ
ド・バイオシステムズ社製) 0.685g (0.5
m tso1e )を用い、ペプチド合成機(アプライ
ド・バイオシステムズ社製・モデル430 A)を使用
し、通常の方法により合成した.縮合方法は,樹脂上の
Boa基を塩化メチレン中50%トリフルオロ酢酸で処
理し、末端アミノ基を遊離させ,これにBoc−Arg
(Tos) , Boa−Pro, Boc−Ser
(Bzl) ,Boc−Gly, Boc−Leu,
Boc−Tyr (Bz−Z), Boc−Val,
Boc−His (Tos) , Boc−Glu
( OBzl)Boa−Thr (Bzl) , Bo
c−Asn, Boc−Trp(CHO) ,Boc−
I1e, Boa−Asp ( OBzl) , Bo
e−Cys (MeBzl) ,Boc−Lys (
CQ−Z), Boa−Met,をC末端側よりブタエ
ンドセリン■のアミノ酸配列通りに、DCCの存在下に
縮合させた.各縮合反応はニンヒドリンテストを行い、
縮合反応がほぼ完結するまで反応をくり返した.このよ
うにして得られた保護ベプチド樹脂、2.32 g中5
00■をm−クレゾール0.4m Q、1,2−xタン
ジチオール6mQで膨潤させ、O’Cでフッ化水素10
mΩと60分間処理し,過剰のフッ化水素を減圧留去し
た.残査をジェチルエーテル10mAで洗ったのち、ト
リフルオロ酢酸6mGに抽出し、樹脂をろ別し.2mΩ
のトリフルオロ酢酸で洗浄した。ろ液と洗液を合せ.水
冷下に,水300mAにそそぎ、アンモニア水を加えP
H8とし、ゆるやかに一晩撹拌した,白色懸濁物を35
00回転で遠沈し、上清をダイヤイオンHP−20のカ
ラム(IX2.5(!I)に付け,カラムを水200m
flで洗った後. 80%−メタノール水100mfl
で溶出し濃縮した.これを50%一酢酸で充填したセフ
ァデックスLH−20のカラム(2X903)に付し,
主分画を集め、さらL.:HPLC(7)(カラA:
YMC−ODS,溶媒:0.1 %一トリフルオロ酢酸
水と0.1%一トリフルオロ酢酸含有アセトニトリルの
直線型濃度勾配溶出,又は0.1%一トリフルオロ酢酸
官有27%−アセトニトリル水)で分取し、目的物3■
を得た.アミノ酸分析値 Asp 2.73(3),
Thr O.91(1)=Sar 5.03(6),
Glu 2.01(2), Gly 2(2),Va
l 2.1(3), Met O,91(1), Il
a 2.03(3),Lau 2.92(3), Ty
r 1.8g(2), Phe O.91(1),Ly
s 1.01(1), His 1.88(2), T
rp 1.02(1),Arg O.97(1), P
ro 2.80(3).平均回収率 59.2%. (2)免疫原の製造 (i)免疫* (1) エンドセリンI 〔上記(1)で得られたもの〕と牛サ
イログロプリン(以下TO)とをグルタルアルデヒドを
用いて結合させた.即ち、当該ポリペプチド4.5mg
とT G 13.5tgとを4.5+mffの0.2M
リン酸緩衝液pH 7.0に溶解させたのち、最終濃度
0.2%のグルタルアルデヒドを加え、室温3時間反応
させた.反応後、生理食塩水に対し4℃、2日間透析し
た. (n)免疫原(II) 上記(1)で得られたポリペブタイドCys HisL
eu Asp Ile Ile Trpと牛血清アルブ
ミン(以下BSAと略す)との縮金物を以下に述べるマ
レイミド架橋法により作製し,免疫M (II)とした
.即ち、BSA20,を1.4m 72の0.1Mリン
酸緩衝液,pH7.0に溶解させ、N−(γ−マレイミ
ドブチリロキシ)サクシニミド(以下GMBSと略す)
2.6■を含むDMF溶液100μΩと混合し,室温で
40分反応させた.反応後、あらかじめ、2.5mMの
EDTAを含む、0.1 Mリン酸緩衝液,pH6.5
で平衡化したセファデックスG−25カラムで分画した
.次にマレイミド基の導入されたBSA5.4Mを含む
該溶出画分1.2rnjlと,90%ジメチルスルホキ
シドを含む水溶液1.2mjlに溶解あるいは分散させ
たポリベブチドCys }Iis Leu Asp I
Is Ila Trp 1.8mgとを4℃で3日間反
応させた.反応後,生理食塩水に対し、4℃,2日間透
析した. (fti)免疫fi (1[1) 上記(1)vi)で得られたヒトエンドセリン■C端ポ
リペプチド Val Asn Thr Pro Glu His V
al ValPro Tyr Gly Leu Gly
Ser Pro ArgSer とTGとを以下に述べるマレイミド架橋法により縮合さ
せ、免疫原(III)とした. 即ち、上記ポリベプチド1.63μmoleを350μ
aの0.1Mリン酸緩衝液.pH7.0に溶解させ、G
MB S 9.lw ( 33 μmole)を含むD
MF溶液100μQと混合し,室温で30分反応させた
.反応後、セファデックスG−15カラムで分画を行な
いマレイミド基の導入されたポリペプチド1.09μ+
*oleを得た. 一方、TG 20■(40 am。le)を0.15M
食塩を含む0.02Mリン酸緩衝液、pH6.8、1.
4m 11に溶解させ、N−サクシニミジル−3−(2
−ピリジルジチオ)プロビオネート(以下SPDPと略
す) 2.5N (8,O p ieola) ヲ含t
i’DMF溶M100μQを混合したのち室温40分間
反応させた.反応後、ジチオスレイトール12.4■(
80μ■ole)を含む0.1M酢酸緩衝液,pH4.
5、0.5m Qを加え、室温20分反応させたのち,
セファデックスG−25カラムで分画を行ない、SH基
の導入されたTO12IIg(24 nmole)を得
た. 次にマレイミド基導入エンドセリン■C端ポリペプチド
1.09μmoleと,SH基導入TGl2nmole
とを混合し、4℃で2日間反応させたのち、生理食塩水
に対し,4℃、2日間反応透析した.(3)免疫 上記(2)で得た免疫原( 1 ) 400μg免疫原
(n)600μgあるいは免疫原(m)450μgを含
む生理食塩水450μaに550μQの完全フロイント
アジュバント(Freund complete ad
juvant)を加えてよく混和し乳剤を作成し、ウサ
ギの皮下約20ケ所に接種した.6週間後に、不完全フ
ロイントアジュバントを用い、同様の操作で乳剤を作り
ウサギの皮下に接種した.この操作を以後1ケ月おきに
3回〔免疫M (1))4回〔免疫原(■)〕または4
回〔免疫原(■)〕行ない、追加免疫の7日後,ウサギ
から血液を部分採取し常法により抗血清を得た. 同様に6〜8週令のBALB/C雌マウスに免疫原(
1 ) 70μg/匹をアジュバントとともに皮下免疫
した.以後3週問おきに2〜3回追加免疫し、免疫7日
後に部分採血し、抗血清を得た.(4)酵素標識化抗原
の作製 i)ベルオキシダーゼ標識化エンドセリン!の作製 エンドセリンl 210 nmoleを450μfl
の0.1Mリン酸緩衝液.pH7.0に溶解させ, G
MBS 295pg (1.05μmole)を含むD
MF溶液50pQと混合し、室温で30分反応させた.
反応後、セファデックスG−15カラムで分画を行ない
マレイミド基の導入されたポリベプチド100 nmo
leを得た.一方、西洋ワサビペルオキシダーゼ10■
(250n molg)を0.15M食塩を含む0.0
2Mリン酸緩衝液、pH6.8、1.4m Qに溶解さ
せ、S P D P 1.17i+g(3.75μmo
le)を含むDMF溶液100μl2を混合したのち室
温40分間反応させた.反応後、ジチオスレイトール1
2.4B (80 p +mola)を含む0.1M酢
酸緩衝液、pH4.5、0.5mgを加え、室温20分
反応させたのち、セファデックスG−25カラムで分画
を行ない,SH基の導入された酵素6■(150 nI
lo le )を得た. 次に,マレイミド基導入エンドセリンI 50nw*
oleとSH基導入ベルオキシダーゼ10 n mol
eとを混合し、4℃、16時間反応させた.反応後、ウ
ルトロゲルAcA44(LKB−ファルマシア社製)カ
ラムで分画し、ベルオキシダーゼ標識化エンドセリンI
を得た. it)ベルオキシダーゼ標識化ヒトエンドセリン■C端
ペプチドの作製 ヒトエンドセリン■C端ペプチド690μg (380
n stole)を450μAの0.1Mリン酸緩衝液
、pH7.0に溶解させ、GMB S 295μg (
1.0jpi+ole)を含むDMF溶液50μnと混
合し、室温で30分反応させた.反応後,セファデック
スG−15カラムで分画を行ないマレイミド基の導入さ
れたポリベプチド230 n moleを得た.次に、
該ペプチドと上記(4)(i)で述べた方法に従って作
製したSH基導入ベルオキシダーゼ40 nmoleと
を混合し、4℃、16時間反応させた.反応後、ウルト
ロゲルAcA44(LKB−ファルマシア社製)カラム
で分画し、ベルオキシダーゼ標識化エンドセリン■C端
ペプチドを得た。
(5)抗体価の測定
免疫原(1)に対するウサギ抗血清中の抗体価を以下の
方法により測定した.即ち、抗ウサギIgG抗体(Ig
G画分、カッペル社!1)を20μg/sQ含む0.1
M炭酸緩衝液、pH9.6溶液を96ウェルマイクロプ
レートにlOOpQずつ分注し、4℃で24時間放置し
た.プレートをリン酸緩衝生理食塩水(PBS)で洗浄
したのち,ウェルの余剰の結合部位をふさぐため1%B
SA含有PBSを300μΩずつ分注し、少なくとも4
℃で24時間処理した. 以上のように調製したプレートにバッファ一A(0.0
2Mリン酸緩衝液、1%B S A, PI{7.0)
で希釈したウサギ抗血清50μl2(6羽、No.1
a −No.68)および上述したベルオキシダーゼ標
識化エンドセリン(I)(バッファ一Aで100倍に希
釈)50μQを加え4℃で16時間反応させた.反応後
PBSでよく洗浄したのち、固相上の酵素活性を測定す
るため0.2%オルソフェニレンジアミン、0.02%
過酸化水素を含むO.lMクエン酸緩衝液.pH5.5
を100μΩずつ分注し、室温で10分間反応させた.
4規定硫酸100μQを加え、反応を停止させたのち4
92nmの吸収をプレートリーダー(MTP−32,コ
ロナ社製)で測定し、抗体の活性を判定した.結果を第
1図に示す。
方法により測定した.即ち、抗ウサギIgG抗体(Ig
G画分、カッペル社!1)を20μg/sQ含む0.1
M炭酸緩衝液、pH9.6溶液を96ウェルマイクロプ
レートにlOOpQずつ分注し、4℃で24時間放置し
た.プレートをリン酸緩衝生理食塩水(PBS)で洗浄
したのち,ウェルの余剰の結合部位をふさぐため1%B
SA含有PBSを300μΩずつ分注し、少なくとも4
℃で24時間処理した. 以上のように調製したプレートにバッファ一A(0.0
2Mリン酸緩衝液、1%B S A, PI{7.0)
で希釈したウサギ抗血清50μl2(6羽、No.1
a −No.68)および上述したベルオキシダーゼ標
識化エンドセリン(I)(バッファ一Aで100倍に希
釈)50μQを加え4℃で16時間反応させた.反応後
PBSでよく洗浄したのち、固相上の酵素活性を測定す
るため0.2%オルソフェニレンジアミン、0.02%
過酸化水素を含むO.lMクエン酸緩衝液.pH5.5
を100μΩずつ分注し、室温で10分間反応させた.
4規定硫酸100μQを加え、反応を停止させたのち4
92nmの吸収をプレートリーダー(MTP−32,コ
ロナ社製)で測定し、抗体の活性を判定した.結果を第
1図に示す。
同様に免疫Jfi(II)に対するウサギ抗血清(3羽
、No. 1 c =No. 3 c )の抗体価を測
定した.結果を第2図に示す. さらに,免疫[ (m)に対するウサギ抗血清(3羽、
No.16〜No.36)の抗体価を標識体として上記
(4)(it)に記載のベルオキシダーゼ標識化ヒトエ
ンドセリン■C端ペプチドを用いて同様に開定した.結
果を第3図に示す. また、免疫M (1)に対するマウス抗血清中の抗体価
を以下の方法により測定した.即ち、抗マウスIgG抗
体(IgG画分、H@,L鎖特異性カッペル社製)を2
0μgem Q含む0.1M炭酸緩衝液、p119.6
溶液を96ウェルマイクロプレートに100μΩずつ分
注し、4℃で24時間放置した.プレートをPBSで洗
浄したのち、ウェルの余剰の結合部位をふさぐため1%
BSA含有PBSを300μQずつ分注し,少なくとも
4℃で24時間処理した,以上のように調製したプレー
トにバッファ一Aで希釈したマウス抗血清50μQ(8
匹、No.la〜No.8a)および上述したべルオキ
シダーゼ標識化エンドセリン(I)(バッファ一Aで1
00倍に希釈)50μQを加え4℃で16時間反応させ
た.反応後PBSでよく洗浄したのち,同相上の酵素活
性を上述した方法で測定した.結果を第4図に示す、ま
た,同様の方法により、ハイブリドーマ培養上清中の抗
体価を測定することにより,抗エンドセリン抗体産生ハ
イブリドーマを選択した.(6)アフィニチイ同相の作
製 (i)アフィニティ同相(1) ポリベブタイドCys His Leu Asp Il
e Ile Trpとヒト血清アルブミン(以下HSA
と略す)との縮合物をCNB r活性化セファロース4
B(ファルマシア社製)に結合させ、アフィニティ固相
(1)とした. 即ち、上記(2)記載の方法により、HSA20■と2
.1qのGMBSとを室温60分反応させたのち、セフ
ァデックスG−25カラムで分画した.次に、マレイミ
ド基の導入されたHSA5■を含む該溶出画分1mQと
,90%ジメチルスルホキシドを含む水溶液1 m m
に溶解あるいは分散させたポリペプチドCys His
Leu Asp Ile Ile Trp l ■と
を4℃で3日間反応させた.反応後、0.5M食塩を含
む0.1M炭酸水素ナトリウムに対し透析したのち、C
NB r活性化セファロース4B1gと室温3時間反応
させた.次ぎに,未反応の活性基を0.1Mトリスー塩
酸緩衝液、pH8で処理し、洗浄したのち、1%BSA
を含むPBSに分散させ,4℃で保存した. (n)アフィニチイ同相(II) ポリペブタイドArg }Iis Leu Asp I
le IIs Trpを直接CNB r活性化セファロ
ース4Bに結合させ、アフィニティ同相(If)とした
. 即ち. Arg His Lau Asp IIs I
Is Trp 1.5 mgを10m(lの0.5M食
塩を含む0.1M炭酸水素ナトリウムに溶解させ、1g
のCNB r活性化セファロース4Bと室温3時間反応
させた.次に,未反応の活性基を0.1Mトリスー塩酸
緩衝液、P H 8で処理したのち、PBSに分散させ
、4℃で保存した.(iti)アフィニティ同相(II
I)ヒトエンドセリン■C端ペプチドを直接CNBr活
性化セファロース4Bに結合させ、アフィニティ固相(
III)とした. 即ち、該ペプチド1.5■を10mΩの0.5M食塩を
含む0.1M炭酸水素ナトリウムに溶解させ,1gのC
NB r活性化セファロース4Bと室温3時間反応させ
た.次に.未反応の活性基を0.1Mトリスー塩酸緩衝
液、pH8で処理したのち、PBSに分散させ,4℃で
保存した. (7)抗エンドセリンボリクローナル抗体の精製1)I
Iイオン交換クロマトグラフィーによる精製ウサギ抗エ
ンドセリンI抗血清を塩析後、DEAE−セルロース力
ラムクロマトグライーで分画することにより、抗エンド
セリン抗体をIgG画分にまで精製した. 即ち,ウサギ抗エンドセリンI抗血清No.la10r
nQにPBS10mQを加え、さらに16.5m (1
の飽和硫安を除々に撹拌しながら加えた(最終45%)
,30分間放置したのち、12,OOOX gで20分
間遠心し,沈殿をPBSIOmQに溶解させた.次に、
同様に飽和硫安を最終30%飽和になるように加えたの
ち遠心した.沈殿を0.15M食塩を含む0.01Mホ
ウ酸緩衝液,pH8 (以下BBSと略す) , lO
mQに溶解させたのち0.01M食塩を含む0.01M
リン酸緩衝液pH8 (緩衝液B)に対し、4℃,2日
間透析した. 次に,あらかじめ緩衝液Bで平衡化したDEAE−セル
ロース力ラム(ワットマン社製.DE−52. 20閣
φxloom)に上記の塩析および透析後の抗体画分を
添加した.緩衝液Bでカラムを洗浄したのち、緩衝液B
一緩衝液C (0.35M NaCQを含む0.01M
リン酸緩衝液,pHs)の連続イオン強度勾配を用いて
抗体を溶出した.溶出画分中の抗体価の測定は上記(5
)に述べた方法に従った.ウサギ免疫グロブリンの検出
は各免疫グロブリンに特異的な抗体を同相に用いて、(
5)で述べた方法と同様に実施した.即ち、抗ウサギI
gGFc成分、あるいは抗ウサギIgM(カッペル社製
、ヤギ抗体、IgG分画)を(5)で述べた方法に従い
マイクロプレートに固定した.次に、パッファ一Aで1
0” − 10’倍希釈したDEAE−セルロース溶出
抗エンドセリン抗体各画分を50μQおよびベルオキシ
ダーゼs識化エンドセリン1 (バッファ一Aで100
倍に希釈)50μaを加え,4℃で16時間反応させた
.反応後洗浄したのち,固相上の酵素活性を測定した.
その結果、抗ウサギIgGFc成分を固相とするとき,
最も強い反応が認められたが,抗ウサギIgMを同相と
したときにも特異的反応が認められた. ■)アフィニティ同相による精製(その1)免疫原(n
)に対するウサギ抗血清No.1aおよびNo.1d
各8mQから、上記(7)i)記載の硫安塩析法により
抗体を部分精製した.抗体画分をBBSに透析した後、
上記(6)i)記載のアフィニティ固相(1)を充填し
たカラム(10−φX40閣)に付した.BBSで十分
に洗浄したのち特異抗体を0.5M食塩を含む0.1M
酢酸緩衝液、PH 4.5で溶出し、さらに0.1M食
塩を含む0.05Mグリシンー塩酸緩衝液.PH2.0
で溶出した.溶出画分中の抗体価を上記(5)記載のE
IA法により測定した結果、pH2で溶出された両分に
のみ、強い抗体価が認められ、該両分から特異抗体18
■が得られた. 同様に、免疫原(1)に対するウサギ抗血清No.1b
およびNo.1c 各6 m mを硫安塩析し、BBS
に透析したのち、上記(6)■)記載のアフィニティ固
相(II)を充填したカラム(10mφ×40■)に付
した.上述した方法に従って,特異抗体を溶出した結果
.pH2で溶出された画分に特異抗体5.4■が回収さ
れた. iii)アフィニティ固相による精製(その2)免疫原
(m)に対するウサギ抗血清No.1bおよびNo.1
c 各14mMから、上記(7) i )記載の硫安塩
析法により抗体を部分精製した.抗体画分をBBSに透
析した後,上記(6) ni)記載のアフィニティ固相
(m)を充填したカラム(10mφ×40鵬)に付した
.BBSで十分に洗浄したのち特異抗体を0.5M食塩
を含む0.1M酢酸緩衡液,pH 4.5で溶出し、さ
らに0.1M食塩を含む0.05Mグリシンー塩酸緩衡
液.pH2.0で溶出した.溶出画分中の抗体価を上記
(5)記載のEIA法により測定した結果、pH2で溶
出された両分にのみ,強い抗体価が認められ、該両分か
ら特異抗体12■が得られた. (8)細胞融合 比較的高い抗体価を示したマウスNo.1およびNo.
4に対して240μgの免疫原(1)を生理食塩水0.
25m Qに溶解させたものを静脈内に接種することに
より最終免疫を行なった.最終免疫3日後のマウスN
o . 1またはN o . 4から牌臓を摘出し、ス
テンレスメッシュで圧迫、ろ過し、イーグルズ・ミニマ
ム・エッセンシャルメデイウム(MEM)に浮遊させ、
牌臓細胞浮遊液を得た.細胞融合に用いる細胞として、
BALB/Cマウス由来ミエローマ細胞P3−X 63
.Ag8.Ul(P3U1)を用いた〔カレント トピ
ックスインマイクロバイオロジーアンドイムノロジー8
1. 1 (1978)).細胞融合は、原法〔ネイチ
ャー256,495(1975))に準じて行なった.
即ち、牌臓細胞およびP3U1をそれぞれ血清を含有し
ないMEMで3度洗浄し、肺臓細胞とP3U1数の比率
を5:1になるよう混合して,800回転で15分間遠
心を行なって細胞を沈殿させた.上清を充分に除去した
後、沈殿を軽くほぐし,45%ポリエチレングリコール
(P E G) 6000 (コッホライト社11)を
0.31tΩ加え、37℃温水槽中で7分間静置して融
合を行なった.融合後細胞に毎分2 m nの割合でM
EMを添加し,合計12m 11のMEMを加えた後6
00回転15分間遠心して上清を除去した.この細胞沈
殿物を10%牛胎児血清を含有するRPMI 164
0メデイウム(RPMI1640−10FCS)にP3
U1が1ma当り2X10’個になるように浮遊し,2
4穴マルチデイシュ(リンブロ社I1!)に1ウエルl
m Qずつ120ウェルに播種した.播種後、細胞を
37℃で5%炭酸ガスフラン器中培養した.24時間後
HAT (ヒポキサンチンIXIO−’M、アミノブリ
テリン4×lO゜7M、チミジン1,6 X 10゜3
M)を含んだR P M I 1640−10F C
S培地(HAT培地)を1ウェル当りlml2ずつ添加
することにより,HAT選択培養を開始した。HAT選
択培養は、培養開始3、6、9日後に旧液をlmN捨て
たあと、1mQのHAT培地を添加することにより継続
した.ハイブリドーマの増殖は、細胞融合後9〜14日
で認められ、培養液が黄変したとき(約IXIO’セル
/ m 1! )、上清を採取し、上記(5)で述べた
EIA法で、抗体価を測定した.このようにして、ハイ
ブリドーマの増殖が認められた全120ウェルの上清を
調べたところ、マウスNo.1の肺臓細胞を用いて細胞
融合したとき3ウエル(No.1−25、No.1−2
7およびNo.1−86)に、またマウスNo.4の牌
細胞を用いて細胞融合したとき2ウェル(No.4−6
1およびNo.4−80)に強い抗体活性を認めた.(
9)クローニング 抗体活性が陽性を示したウェルのうち3ウェル(No.
1−25、N o . 1−86およびNo.4 −8
0)の各ハイブリドーマを限界希釈法によるクローニン
グに付した.即ちハイブリドーマが1.5個/maにな
るようR P M I 1640−20F C S L
.:浮遊させ,96穴マイクロプレート(ヌンク社製)
に1ウェル当り0.2m Qずつ分注した.分注する際
,フィーダー細胞としてBALB/Cマウスの胸腺細胞
をウェル当り5X10’個になるように加えた.約1週
間後には細胞の増殖が認められるようになり、上清中の
抗体価を実施例(5)記載のEIA法で調べた.その結
果、No.1−25では28クローン中16クローンに
、No.1−86では107クローン中13クローンに
、またNo.4−80では131クローン中5クローン
に抗体活性を認めた. これらのクローンのうち、N o , 4−80より得
られたクローンAwETN40およびその産生するモノ
クローナル抗体A w E T N40aに注目し,以
下の実験を実施した. (10)大量のモノクローナル抗体の調製ミネラルオイ
ル0.5mflを腹腟内投与されたマウス、あるいは未
処置マウス(BALB/C)にハイブリドーマAwET
N40 1〜3XIO’セル/匹を腹腔内注射したのち
、lO〜30日後に抗体含有腹水を採取した. (11)モノクローナル抗体の精製 前記(10)記載の腹水を上記(7)記載の方法に従っ
て塩析後、DEAE−セルロース力ラムクロマトグラフ
ィーで分画することにより,モノクローナル抗体AvE
TN40aを精製した.即ち腹水7mi2にP B S
7 m Qを加え、さらに11.5m Qの飽和硫安
(最終45%)を徐々に撹拌しながら加えた.沈殿をB
BSに溶解させ、0.OIM食塩を含む0.01Mリン
酸緩衝液pH8に透析したのちDEAE−セルロース力
ラム(20■φ×100■)に供した.抗体を0.01
M − 0.35M食塩濃度勾配により溶出しするこ
とにより、腹水7mjlから90■のモノクローナル抗
体A w E T N40 aを精製標品として得た. (l2)モノクーナル抗体のクラス・サブクラスの決定 上記(11)精製モノクローナル抗体を2μg/mQ含
む0.1M炭酸緩衝液、pH9.6溶液を96ウエルマ
イクロプレートに100μΩずつ分注し、4℃で24時
間放置した。上記(5)で述べた方法に従って、ウェル
の余剰の結合部位をBSAでふさいだのち,アイソタイ
プタイピングキット( MousTM e−Typer Sub−Isotyping K
itバイオラツド社製)を用いるエンサイムーリンクト
イムノソーペントアッセイ(ELISA)によってクラ
ス、サブクラスを調べた.その結果AvETN40aは
IgGl.κクラスに属することが分かった.(13)
モノクローナル抗体AvETN40aの中和活性能の検
討 ブタ左冠状動脈より摘出した約21のらせん状条片を、
混合ガス(95%o2+5%CO,)通気下にクレブス
ーヘンゼライト液(以下栄養液と略す)で満たされたマ
グヌス管内に懸垂した.37℃で3時間放置したのち,
血管平滑筋の収縮により発生する張力をアイソメトリッ
クトランスデューサー(ポリグラフ,NEC三栄社11
)により測定した.試料として,あらかじめ10倍■o
leのAvE T N40aと4℃、3時間反応させた
エンドセリン■溶液(最終エンドセリンI濃度1×10
゜8M)を添加しても発生する張力は、60mMのKC
lにより惹起される張力の8.3±3.6%(n=4)
であるのに対し、対照として,エンドセリンI溶液(最
終IXIO−” M )を添加した場合には60mMの
KCQとほぼ同程度(78±30%,n=4)の収縮に
よる張力が観測された.以上のことから、A w E
T N40 aはエンドセリンIの血管平滑筋収縮活性
を中和することが明らかとなった. (14)競合法−EIA l)免疫原(1)に対するポリクローナル抗体を用いる
EIA 抗ウサギIgG結合マイクロプレートに、バツファ一A
で最終20万倍に希釈した免疫原(1)に対するウサギ
抗エンドセリン血清No.la (第1図参照)50μ
2、およびエンドセリンエ標準液50pQ、ポリペプタ
イドCys His Lau Asp IleIIs
Trp標準液50μ悲あるいはアンジオテンシン−n(
株式会社ペプチド研究所より購入)標準液50μQを加
え、4℃で16時間反応させた.そののち、ベルオキシ
ダーゼ標識化エンドセリンI (バッファ一Aで300
倍に希釈)50μaを加え、室温で4時間反応させた.
反応後、PBSでよく洗浄したのち固相上の酵素活性を
上述した方法により測定した.結果を第5図に示す.図
中、一●一がエンドセリン■の標準曲線を,一▲−がポ
リベプタイドCys His Leu Asp Ile
Ile Trpの標準曲線を、又−0−がアンジオテ
ンシンー■の標準曲線を示す.なお縦軸におけるBはエ
ンドセリンI,アンジオテンシンー■等の抗原存在下に
おける固相上の酵素活性を、またB.は、抗非存在下で
の固相上の酵素活性を示す. 従来の生物活性を指標とする測定法では、アンジオテン
シンー■等、他の血管収縮物質の影響を受けるものと予
想されるが、上記の結果は、本発明の抗エンドセリン抗
体を用いる免疫測定法においては、アンジオテンシンー
■の影響を受けずエンドセリンIを特異的に測定し得る
ことを示している. さらに該抗血清はエンドセリンIC末端ポリペプタイド
(Cys His Leu Asp Ile Ila
Trp)をも認識することが分かった(エンドセリンI
に対する親和性の約1/10).免疫原(1)に対する
他のウサギ抗血清に関しても同様の実験を実施した結果
、それらのすべての抗血清中にエンドセリンIC末端ポ
リペブタイドと反応する抗体が認められ,その親和性は
エンドセリンIに対する親和性の1/2〜1/10であ
った. …)免疫原(n)に対するポリクローナル抗体を用いる
EIA 抗ウサギIgG結合マイクロプレートに免疫原(n)に
対するウサギ抗エンドセリン抗血清N o.IQ(バッ
ファ一Aで最終6万倍に希釈)およびエンドセリン1@
準液50μa,あるいはポリペプタイドCys His
Leu Asp Ila IIs Trp標準液50
μQを加え、4℃で16時間反応させた.そののち,ベ
ルオキシダーゼ標識化エンドセリンl(バッファ一Aで
100倍に希釈)50μΩを加え、室温で4時間反応さ
せた.反応後、PBSでよく洗浄したのち同相上の酵素
活性を上述した方法により測定した.結果を第6図に示
す.図中,一●一がエンドセリン■の標準曲線を、一▲
−がポリペブタイドCys His Leu Asp
Ile Ile Trpの標準曲線を表わす.以上の結
果から、エンドセリンIC末端ポリベプタイドを免疫し
て作製したウサギ抗血清No.ICは、エンドセリンI
をも認識することが示された. ■)モノクローナル抗体AwETN40aを用いるEI
A 抗マウスIgG結合マイクロプレートに、バッファ一A
で最終75倍に希釈したAwETN40a含有培養上清
50μΩ、およびエンドセリンl標準液50μΩあるい
はポリペプタイドCys His LeuAsp II
s IIs Trpの標準液50μaを加え、4℃で1
6時間反応させた.PBSで洗浄したのち、ベルオキシ
ダーゼ標識化エンドセリン■ (バッファ一Aで300
倍に希釈)50μaを加え,室温で4時間反応させた.
反応後,PBSでよく洗浄したのち固相上の酵素活性を
上述した方法により測定した.結果を第7図に示す.図
中、一●一がエンドセリンIの標準曲線を,また−▲一
がポリペプタイドCys His Leu Asp I
le Ile Trpの標準曲線を示す. 第7図の結果から、AwETN40aがエンドセリンI
と反応し、エンドセリンIC末端ポリペプタイドと反応
しないこと、即ち、A w E T N40 aがエン
ドセリンIのC末端ポリペブタイド部分以外を認識する
ことが分った. 〜)免疫原(III)に対するポリクローナル抗体を用
いるEIA 抗ウサギIgG結合マイクロプレートに免疫原(m)に
対するウサギ抗エンドセリン抗血清No.16 (バッ
ファ一Aで最終9万倍に希釈)およびヒトエンドセリン
■標準液50μ2、ブタエンドセリン■標準液50μa
、あるいはヒトエンドセリン■C端ペプタイド標準液5
0μQを加え,4℃で16時間反応させた.そののち、
ベルオキシダーゼ標識化エンドセリン■(バッファ一八
で600倍に希釈)を加え、室温で4時間反応させた.
反応後、PBSでよく洗浄したのち固相上の酵素活性を
上述した方法により測定した.結果を第8図に示す.図
中,一●一がヒトエンドセリン■の標準曲線を、−0−
がブタエンドセリン■の4m準曲線を,一▲一がヒトエ
ンドセリン■C端ベブチドの標準曲線を表わす.以上の
結果から、ヒトエンドセリン■C端ポリペプタイドを免
疫原として作製したウサギ抗血清No. 16はヒトお
よびブタエンドセリン■と同程度に反応することが示さ
れた.(15)サンドイッチ法一EIA(その1)以下
にエンドセリン■測定用サンドイッチ法一EIAについ
て述べる. i)酵素標識化抗体の作製 上記(7) it)記載のアフィニティ精製抗CysH
is Lau Asp Ile Ila Trp抗体よ
り石川らの方法〔ジャーナルオブアプライドバイオケミ
ストリイー(J. Appl. Biochem)..
6 : 56−63(1984)〕に従ってF ab’
−ペルオキシダーゼ標識体を作製した. 即ち、O.lM酢酸緩衡液、p H4.5に溶解した特
異抗体6.4蝿にペプシン(シグマ社、2回結晶)16
0μgを加え、37℃、16時間反応させたのち、BB
Sで平衡化したスーパーロース12カラムを用いるFP
LC (ファルマシア社m>でF (ab’ )2画分
を精製した.該両分を0.1M酢酸緩衝液.pn5で透
析したのち、最終20mMのβ−メルカプトエチルアミ
ンを加え,37℃で90分放置した.反応液を2.5m
M E D T Aを含む0.1Mリン酸緩衡液、pH
6.0で平衡化したスーパーロース12カラムを用いる
FPLCで分離し、F ab’画分を得た.一方、西洋
ワサビベルオキシダーゼ5mgを0.9tall (7
10.IM U :,/酸緩衡液、P H 7 ニ溶解
させ、50μ2のDMFに溶解させたG M B S
1.05票gを加えて室温40分反応させた. 反応液をセファデックスG−25カラム(溶離液0.l
Mリン酸緩衝液、p H6.8)で分離し、得られたマ
レイミド化ベルオキシダーゼ3.5■と上記Fab’画
分0.8.とを混合し、コロジオンパック(エムエス機
器社)で約0.3mQにまで濃縮したのち、4℃で16
時間放置した.反応液を溶離液に0.1Mリン酸緩衝液
、pH6.5を用いるウルトロゲルAcA44カラム(
10mφX40ms)に供し、Fab一ベルオキシダー
ゼ複合体画分を精製した.ii)サンドインチ法一EI
A(比色法)精製したモノクローナル抗体A w E
T N40 aを20μg/mQを含む0.1M炭酸緩
衝液.pH9.6溶液を96ウェルマイクロプレートに
100μaずつ分注し、4℃で24時間放置した.ウェ
ルの余剰の結合部位をPBSで4倍希釈したブロックエ
ース(雪印乳業社製、大日本製薬社版売)300μQを
加え不活化した. 以上のように調製したプレートにバッファ一Aで希釈し
たエンドセリンIJls準液100μQを加え,室温で
5時間反応させた.プレートをPBSで洗浄したのち,
抗Cys His Leu Asp IIs IIsT
rp抗体Fab’−ペルオキシダーゼ標識体(バッファ
−Aで300倍に希釈)100μ悲を加え、室温で3時
間反応させた.プレートをPBSで洗浄したのち、同相
上の酵素活性を上記(5)記載の方法により測定した.
結果を第9図に示す.以上の結果から,エンドセリンI
C端部以外を!!!諏する抗エンドセリンモノクローナ
ル抗体を同相に,また、エンドセリンIG端部を認識す
るポリクローナル抗体Fab’ を標識体に用いるサン
ドイッチ法一EIA (比色法)により40pg/ m
n、1.6 fmola/wellのエンドセリンI
を測定し得ることが明らかになった. さらに高感度化をはかるため、およびエンドセリン■と
の反応性を調べるため以下の実験を実施した.即ち、上
記記載のAwE T N 40 a固定マイクロプレー
トに、バッファ−E(0.4M食塩、2mMEDTA、
0.2%BSA%10%ブロックエースを含む0.02
Mリン酸. pH 7.2)で希釈したエンドセリンI
標準液100μQ、あるいはヒトエンドセリンII,1
00μaを加え,室温で24時間反応させた.プレート
を洗浄後、抗Cys His Leu Asp I l
a I laTrp抗体Fab’−ペルオキシダーゼ標
識体〔バッファ一〇 ( 0.4M食塩. 2mMED
TA,1%BSAを含む、0.02Mリン酸,p H
7.2) 1’lOO倍に希釈) Looμflを加え
、4℃で16時間反応させたのち,固相上の酵素活性を
上記記載(5)の方法により測定した.結果を第10図
に示す. 図中−●一がエンドセリンIの標準曲線を、また一〇−
がエンドセリン■の標準曲線を表わす.以上の結果から
、反応所要時間を2日間とし,さらに測定条件を改良す
ることにより、2 pg/m Q ,8G a mol
e/wellのエンドセリン■を測定し得ることが分っ
た.また,該測定法はエンドセリンIに特異的であり,
エンドセリン■と反応しないことも明らかとなった. (16)サンドインチ法一EIA(その2)上記(15
)記載のEIAと抗体の配置を逆にしたサンドイッチ法
−EIAを実施した.i)酵素標識化抗体の作製 上記(11)記載の精製モノクローナル抗体AwETN
40aを上記(4)記載の方法によりベルオキシダーゼ
で標識した. 即ち.O.lMリン酸緩衝液、pH5.7に溶解させた
5 # (33nmole)のA w E T N40
aに、20倍mole (182u g)のGMBS
を加え室温で40分間反応させた.反応後セファデック
スG−25カラムで分画することにより,マレイミド基
の導入されたAwETN40aを得た. 一方,西洋ワサビペルオキシダーゼ10■(250nm
o1e)を0.15M食塩を含む0.02Mリン酸緩衝
液、pH6.8、1.4mMに溶解させ、SPDP 1
.17■(3.75μsole)を含むDMF溶液10
0μ1mを混合したのち室温40分間反応させた.反応
後,ジチオスレイトール12.4q (80 p mo
le)を含む0.1M酢酸緩衝液、p H4.5、0.
5m12を加え、室温20分反応させたのち、セファデ
ックスG−25カラムで分画を行ない、SH基の導入さ
れた酵素6■(150nm01e)を得た.次にマレイ
ミド基を導入したAwETN40a 20 nmole
とSH基導入ベルオキシダーゼ100n鵬016とを混
合し、4℃. 16時間反応させた.反応後,ウルトロ
ゲルAcA34カラムで分画し、ベルオキシダーゼ標識
化AwETN40aを得た. …)サンドインチ法一EIA 上記(7)ii)記載のアフィニティ精製抗CysHi
s Leu Asp IIs Ile Trp抗体〔免
疫原(■)〕あるいはアフィニティ精製抗エンドセリン
I抗体〔免疫原(I)〕を20μg/mQ含む0.1M
炭酸緩衝液、pH9.6溶液を96ウェルマイクロプレ
ートに100μΩずつ分注し、4℃で24時間放置した
.ウェルの余剰の結合部位をPBSで4倍希釈したブロ
ックエース(雪印乳業社製、大日本製薬社販売)300
μQを加え不活化した.以上のように調製したプレート
にバッファ一Aで希釈したエンドセリンI標準液lOO
μ悲を加え,室温で24時間反応させた.プレートを洗
浄後、ベルオキシダーゼ標識化AwETN40a (/
<ソファ− A テ5000倍に希釈)100μflを
加え、4℃で16時間反応させたのち、固相上の酵素活
性を上記(5)の方法により測定した.結果を第11図
に示す。
、No. 1 c =No. 3 c )の抗体価を測
定した.結果を第2図に示す. さらに,免疫[ (m)に対するウサギ抗血清(3羽、
No.16〜No.36)の抗体価を標識体として上記
(4)(it)に記載のベルオキシダーゼ標識化ヒトエ
ンドセリン■C端ペプチドを用いて同様に開定した.結
果を第3図に示す. また、免疫M (1)に対するマウス抗血清中の抗体価
を以下の方法により測定した.即ち、抗マウスIgG抗
体(IgG画分、H@,L鎖特異性カッペル社製)を2
0μgem Q含む0.1M炭酸緩衝液、p119.6
溶液を96ウェルマイクロプレートに100μΩずつ分
注し、4℃で24時間放置した.プレートをPBSで洗
浄したのち、ウェルの余剰の結合部位をふさぐため1%
BSA含有PBSを300μQずつ分注し,少なくとも
4℃で24時間処理した,以上のように調製したプレー
トにバッファ一Aで希釈したマウス抗血清50μQ(8
匹、No.la〜No.8a)および上述したべルオキ
シダーゼ標識化エンドセリン(I)(バッファ一Aで1
00倍に希釈)50μQを加え4℃で16時間反応させ
た.反応後PBSでよく洗浄したのち,同相上の酵素活
性を上述した方法で測定した.結果を第4図に示す、ま
た,同様の方法により、ハイブリドーマ培養上清中の抗
体価を測定することにより,抗エンドセリン抗体産生ハ
イブリドーマを選択した.(6)アフィニチイ同相の作
製 (i)アフィニティ同相(1) ポリベブタイドCys His Leu Asp Il
e Ile Trpとヒト血清アルブミン(以下HSA
と略す)との縮合物をCNB r活性化セファロース4
B(ファルマシア社製)に結合させ、アフィニティ固相
(1)とした. 即ち、上記(2)記載の方法により、HSA20■と2
.1qのGMBSとを室温60分反応させたのち、セフ
ァデックスG−25カラムで分画した.次に、マレイミ
ド基の導入されたHSA5■を含む該溶出画分1mQと
,90%ジメチルスルホキシドを含む水溶液1 m m
に溶解あるいは分散させたポリペプチドCys His
Leu Asp Ile Ile Trp l ■と
を4℃で3日間反応させた.反応後、0.5M食塩を含
む0.1M炭酸水素ナトリウムに対し透析したのち、C
NB r活性化セファロース4B1gと室温3時間反応
させた.次ぎに,未反応の活性基を0.1Mトリスー塩
酸緩衝液、pH8で処理し、洗浄したのち、1%BSA
を含むPBSに分散させ,4℃で保存した. (n)アフィニチイ同相(II) ポリペブタイドArg }Iis Leu Asp I
le IIs Trpを直接CNB r活性化セファロ
ース4Bに結合させ、アフィニティ同相(If)とした
. 即ち. Arg His Lau Asp IIs I
Is Trp 1.5 mgを10m(lの0.5M食
塩を含む0.1M炭酸水素ナトリウムに溶解させ、1g
のCNB r活性化セファロース4Bと室温3時間反応
させた.次に,未反応の活性基を0.1Mトリスー塩酸
緩衝液、P H 8で処理したのち、PBSに分散させ
、4℃で保存した.(iti)アフィニティ同相(II
I)ヒトエンドセリン■C端ペプチドを直接CNBr活
性化セファロース4Bに結合させ、アフィニティ固相(
III)とした. 即ち、該ペプチド1.5■を10mΩの0.5M食塩を
含む0.1M炭酸水素ナトリウムに溶解させ,1gのC
NB r活性化セファロース4Bと室温3時間反応させ
た.次に.未反応の活性基を0.1Mトリスー塩酸緩衝
液、pH8で処理したのち、PBSに分散させ,4℃で
保存した. (7)抗エンドセリンボリクローナル抗体の精製1)I
Iイオン交換クロマトグラフィーによる精製ウサギ抗エ
ンドセリンI抗血清を塩析後、DEAE−セルロース力
ラムクロマトグライーで分画することにより、抗エンド
セリン抗体をIgG画分にまで精製した. 即ち,ウサギ抗エンドセリンI抗血清No.la10r
nQにPBS10mQを加え、さらに16.5m (1
の飽和硫安を除々に撹拌しながら加えた(最終45%)
,30分間放置したのち、12,OOOX gで20分
間遠心し,沈殿をPBSIOmQに溶解させた.次に、
同様に飽和硫安を最終30%飽和になるように加えたの
ち遠心した.沈殿を0.15M食塩を含む0.01Mホ
ウ酸緩衝液,pH8 (以下BBSと略す) , lO
mQに溶解させたのち0.01M食塩を含む0.01M
リン酸緩衝液pH8 (緩衝液B)に対し、4℃,2日
間透析した. 次に,あらかじめ緩衝液Bで平衡化したDEAE−セル
ロース力ラム(ワットマン社製.DE−52. 20閣
φxloom)に上記の塩析および透析後の抗体画分を
添加した.緩衝液Bでカラムを洗浄したのち、緩衝液B
一緩衝液C (0.35M NaCQを含む0.01M
リン酸緩衝液,pHs)の連続イオン強度勾配を用いて
抗体を溶出した.溶出画分中の抗体価の測定は上記(5
)に述べた方法に従った.ウサギ免疫グロブリンの検出
は各免疫グロブリンに特異的な抗体を同相に用いて、(
5)で述べた方法と同様に実施した.即ち、抗ウサギI
gGFc成分、あるいは抗ウサギIgM(カッペル社製
、ヤギ抗体、IgG分画)を(5)で述べた方法に従い
マイクロプレートに固定した.次に、パッファ一Aで1
0” − 10’倍希釈したDEAE−セルロース溶出
抗エンドセリン抗体各画分を50μQおよびベルオキシ
ダーゼs識化エンドセリン1 (バッファ一Aで100
倍に希釈)50μaを加え,4℃で16時間反応させた
.反応後洗浄したのち,固相上の酵素活性を測定した.
その結果、抗ウサギIgGFc成分を固相とするとき,
最も強い反応が認められたが,抗ウサギIgMを同相と
したときにも特異的反応が認められた. ■)アフィニティ同相による精製(その1)免疫原(n
)に対するウサギ抗血清No.1aおよびNo.1d
各8mQから、上記(7)i)記載の硫安塩析法により
抗体を部分精製した.抗体画分をBBSに透析した後、
上記(6)i)記載のアフィニティ固相(1)を充填し
たカラム(10−φX40閣)に付した.BBSで十分
に洗浄したのち特異抗体を0.5M食塩を含む0.1M
酢酸緩衝液、PH 4.5で溶出し、さらに0.1M食
塩を含む0.05Mグリシンー塩酸緩衝液.PH2.0
で溶出した.溶出画分中の抗体価を上記(5)記載のE
IA法により測定した結果、pH2で溶出された両分に
のみ、強い抗体価が認められ、該両分から特異抗体18
■が得られた. 同様に、免疫原(1)に対するウサギ抗血清No.1b
およびNo.1c 各6 m mを硫安塩析し、BBS
に透析したのち、上記(6)■)記載のアフィニティ固
相(II)を充填したカラム(10mφ×40■)に付
した.上述した方法に従って,特異抗体を溶出した結果
.pH2で溶出された画分に特異抗体5.4■が回収さ
れた. iii)アフィニティ固相による精製(その2)免疫原
(m)に対するウサギ抗血清No.1bおよびNo.1
c 各14mMから、上記(7) i )記載の硫安塩
析法により抗体を部分精製した.抗体画分をBBSに透
析した後,上記(6) ni)記載のアフィニティ固相
(m)を充填したカラム(10mφ×40鵬)に付した
.BBSで十分に洗浄したのち特異抗体を0.5M食塩
を含む0.1M酢酸緩衡液,pH 4.5で溶出し、さ
らに0.1M食塩を含む0.05Mグリシンー塩酸緩衡
液.pH2.0で溶出した.溶出画分中の抗体価を上記
(5)記載のEIA法により測定した結果、pH2で溶
出された両分にのみ,強い抗体価が認められ、該両分か
ら特異抗体12■が得られた. (8)細胞融合 比較的高い抗体価を示したマウスNo.1およびNo.
4に対して240μgの免疫原(1)を生理食塩水0.
25m Qに溶解させたものを静脈内に接種することに
より最終免疫を行なった.最終免疫3日後のマウスN
o . 1またはN o . 4から牌臓を摘出し、ス
テンレスメッシュで圧迫、ろ過し、イーグルズ・ミニマ
ム・エッセンシャルメデイウム(MEM)に浮遊させ、
牌臓細胞浮遊液を得た.細胞融合に用いる細胞として、
BALB/Cマウス由来ミエローマ細胞P3−X 63
.Ag8.Ul(P3U1)を用いた〔カレント トピ
ックスインマイクロバイオロジーアンドイムノロジー8
1. 1 (1978)).細胞融合は、原法〔ネイチ
ャー256,495(1975))に準じて行なった.
即ち、牌臓細胞およびP3U1をそれぞれ血清を含有し
ないMEMで3度洗浄し、肺臓細胞とP3U1数の比率
を5:1になるよう混合して,800回転で15分間遠
心を行なって細胞を沈殿させた.上清を充分に除去した
後、沈殿を軽くほぐし,45%ポリエチレングリコール
(P E G) 6000 (コッホライト社11)を
0.31tΩ加え、37℃温水槽中で7分間静置して融
合を行なった.融合後細胞に毎分2 m nの割合でM
EMを添加し,合計12m 11のMEMを加えた後6
00回転15分間遠心して上清を除去した.この細胞沈
殿物を10%牛胎児血清を含有するRPMI 164
0メデイウム(RPMI1640−10FCS)にP3
U1が1ma当り2X10’個になるように浮遊し,2
4穴マルチデイシュ(リンブロ社I1!)に1ウエルl
m Qずつ120ウェルに播種した.播種後、細胞を
37℃で5%炭酸ガスフラン器中培養した.24時間後
HAT (ヒポキサンチンIXIO−’M、アミノブリ
テリン4×lO゜7M、チミジン1,6 X 10゜3
M)を含んだR P M I 1640−10F C
S培地(HAT培地)を1ウェル当りlml2ずつ添加
することにより,HAT選択培養を開始した。HAT選
択培養は、培養開始3、6、9日後に旧液をlmN捨て
たあと、1mQのHAT培地を添加することにより継続
した.ハイブリドーマの増殖は、細胞融合後9〜14日
で認められ、培養液が黄変したとき(約IXIO’セル
/ m 1! )、上清を採取し、上記(5)で述べた
EIA法で、抗体価を測定した.このようにして、ハイ
ブリドーマの増殖が認められた全120ウェルの上清を
調べたところ、マウスNo.1の肺臓細胞を用いて細胞
融合したとき3ウエル(No.1−25、No.1−2
7およびNo.1−86)に、またマウスNo.4の牌
細胞を用いて細胞融合したとき2ウェル(No.4−6
1およびNo.4−80)に強い抗体活性を認めた.(
9)クローニング 抗体活性が陽性を示したウェルのうち3ウェル(No.
1−25、N o . 1−86およびNo.4 −8
0)の各ハイブリドーマを限界希釈法によるクローニン
グに付した.即ちハイブリドーマが1.5個/maにな
るようR P M I 1640−20F C S L
.:浮遊させ,96穴マイクロプレート(ヌンク社製)
に1ウェル当り0.2m Qずつ分注した.分注する際
,フィーダー細胞としてBALB/Cマウスの胸腺細胞
をウェル当り5X10’個になるように加えた.約1週
間後には細胞の増殖が認められるようになり、上清中の
抗体価を実施例(5)記載のEIA法で調べた.その結
果、No.1−25では28クローン中16クローンに
、No.1−86では107クローン中13クローンに
、またNo.4−80では131クローン中5クローン
に抗体活性を認めた. これらのクローンのうち、N o , 4−80より得
られたクローンAwETN40およびその産生するモノ
クローナル抗体A w E T N40aに注目し,以
下の実験を実施した. (10)大量のモノクローナル抗体の調製ミネラルオイ
ル0.5mflを腹腟内投与されたマウス、あるいは未
処置マウス(BALB/C)にハイブリドーマAwET
N40 1〜3XIO’セル/匹を腹腔内注射したのち
、lO〜30日後に抗体含有腹水を採取した. (11)モノクローナル抗体の精製 前記(10)記載の腹水を上記(7)記載の方法に従っ
て塩析後、DEAE−セルロース力ラムクロマトグラフ
ィーで分画することにより,モノクローナル抗体AvE
TN40aを精製した.即ち腹水7mi2にP B S
7 m Qを加え、さらに11.5m Qの飽和硫安
(最終45%)を徐々に撹拌しながら加えた.沈殿をB
BSに溶解させ、0.OIM食塩を含む0.01Mリン
酸緩衝液pH8に透析したのちDEAE−セルロース力
ラム(20■φ×100■)に供した.抗体を0.01
M − 0.35M食塩濃度勾配により溶出しするこ
とにより、腹水7mjlから90■のモノクローナル抗
体A w E T N40 aを精製標品として得た. (l2)モノクーナル抗体のクラス・サブクラスの決定 上記(11)精製モノクローナル抗体を2μg/mQ含
む0.1M炭酸緩衝液、pH9.6溶液を96ウエルマ
イクロプレートに100μΩずつ分注し、4℃で24時
間放置した。上記(5)で述べた方法に従って、ウェル
の余剰の結合部位をBSAでふさいだのち,アイソタイ
プタイピングキット( MousTM e−Typer Sub−Isotyping K
itバイオラツド社製)を用いるエンサイムーリンクト
イムノソーペントアッセイ(ELISA)によってクラ
ス、サブクラスを調べた.その結果AvETN40aは
IgGl.κクラスに属することが分かった.(13)
モノクローナル抗体AvETN40aの中和活性能の検
討 ブタ左冠状動脈より摘出した約21のらせん状条片を、
混合ガス(95%o2+5%CO,)通気下にクレブス
ーヘンゼライト液(以下栄養液と略す)で満たされたマ
グヌス管内に懸垂した.37℃で3時間放置したのち,
血管平滑筋の収縮により発生する張力をアイソメトリッ
クトランスデューサー(ポリグラフ,NEC三栄社11
)により測定した.試料として,あらかじめ10倍■o
leのAvE T N40aと4℃、3時間反応させた
エンドセリン■溶液(最終エンドセリンI濃度1×10
゜8M)を添加しても発生する張力は、60mMのKC
lにより惹起される張力の8.3±3.6%(n=4)
であるのに対し、対照として,エンドセリンI溶液(最
終IXIO−” M )を添加した場合には60mMの
KCQとほぼ同程度(78±30%,n=4)の収縮に
よる張力が観測された.以上のことから、A w E
T N40 aはエンドセリンIの血管平滑筋収縮活性
を中和することが明らかとなった. (14)競合法−EIA l)免疫原(1)に対するポリクローナル抗体を用いる
EIA 抗ウサギIgG結合マイクロプレートに、バツファ一A
で最終20万倍に希釈した免疫原(1)に対するウサギ
抗エンドセリン血清No.la (第1図参照)50μ
2、およびエンドセリンエ標準液50pQ、ポリペプタ
イドCys His Lau Asp IleIIs
Trp標準液50μ悲あるいはアンジオテンシン−n(
株式会社ペプチド研究所より購入)標準液50μQを加
え、4℃で16時間反応させた.そののち、ベルオキシ
ダーゼ標識化エンドセリンI (バッファ一Aで300
倍に希釈)50μaを加え、室温で4時間反応させた.
反応後、PBSでよく洗浄したのち固相上の酵素活性を
上述した方法により測定した.結果を第5図に示す.図
中、一●一がエンドセリン■の標準曲線を,一▲−がポ
リベプタイドCys His Leu Asp Ile
Ile Trpの標準曲線を、又−0−がアンジオテ
ンシンー■の標準曲線を示す.なお縦軸におけるBはエ
ンドセリンI,アンジオテンシンー■等の抗原存在下に
おける固相上の酵素活性を、またB.は、抗非存在下で
の固相上の酵素活性を示す. 従来の生物活性を指標とする測定法では、アンジオテン
シンー■等、他の血管収縮物質の影響を受けるものと予
想されるが、上記の結果は、本発明の抗エンドセリン抗
体を用いる免疫測定法においては、アンジオテンシンー
■の影響を受けずエンドセリンIを特異的に測定し得る
ことを示している. さらに該抗血清はエンドセリンIC末端ポリペプタイド
(Cys His Leu Asp Ile Ila
Trp)をも認識することが分かった(エンドセリンI
に対する親和性の約1/10).免疫原(1)に対する
他のウサギ抗血清に関しても同様の実験を実施した結果
、それらのすべての抗血清中にエンドセリンIC末端ポ
リペブタイドと反応する抗体が認められ,その親和性は
エンドセリンIに対する親和性の1/2〜1/10であ
った. …)免疫原(n)に対するポリクローナル抗体を用いる
EIA 抗ウサギIgG結合マイクロプレートに免疫原(n)に
対するウサギ抗エンドセリン抗血清N o.IQ(バッ
ファ一Aで最終6万倍に希釈)およびエンドセリン1@
準液50μa,あるいはポリペプタイドCys His
Leu Asp Ila IIs Trp標準液50
μQを加え、4℃で16時間反応させた.そののち,ベ
ルオキシダーゼ標識化エンドセリンl(バッファ一Aで
100倍に希釈)50μΩを加え、室温で4時間反応さ
せた.反応後、PBSでよく洗浄したのち同相上の酵素
活性を上述した方法により測定した.結果を第6図に示
す.図中,一●一がエンドセリン■の標準曲線を、一▲
−がポリペブタイドCys His Leu Asp
Ile Ile Trpの標準曲線を表わす.以上の結
果から、エンドセリンIC末端ポリベプタイドを免疫し
て作製したウサギ抗血清No.ICは、エンドセリンI
をも認識することが示された. ■)モノクローナル抗体AwETN40aを用いるEI
A 抗マウスIgG結合マイクロプレートに、バッファ一A
で最終75倍に希釈したAwETN40a含有培養上清
50μΩ、およびエンドセリンl標準液50μΩあるい
はポリペプタイドCys His LeuAsp II
s IIs Trpの標準液50μaを加え、4℃で1
6時間反応させた.PBSで洗浄したのち、ベルオキシ
ダーゼ標識化エンドセリン■ (バッファ一Aで300
倍に希釈)50μaを加え,室温で4時間反応させた.
反応後,PBSでよく洗浄したのち固相上の酵素活性を
上述した方法により測定した.結果を第7図に示す.図
中、一●一がエンドセリンIの標準曲線を,また−▲一
がポリペプタイドCys His Leu Asp I
le Ile Trpの標準曲線を示す. 第7図の結果から、AwETN40aがエンドセリンI
と反応し、エンドセリンIC末端ポリペプタイドと反応
しないこと、即ち、A w E T N40 aがエン
ドセリンIのC末端ポリペブタイド部分以外を認識する
ことが分った. 〜)免疫原(III)に対するポリクローナル抗体を用
いるEIA 抗ウサギIgG結合マイクロプレートに免疫原(m)に
対するウサギ抗エンドセリン抗血清No.16 (バッ
ファ一Aで最終9万倍に希釈)およびヒトエンドセリン
■標準液50μ2、ブタエンドセリン■標準液50μa
、あるいはヒトエンドセリン■C端ペプタイド標準液5
0μQを加え,4℃で16時間反応させた.そののち、
ベルオキシダーゼ標識化エンドセリン■(バッファ一八
で600倍に希釈)を加え、室温で4時間反応させた.
反応後、PBSでよく洗浄したのち固相上の酵素活性を
上述した方法により測定した.結果を第8図に示す.図
中,一●一がヒトエンドセリン■の標準曲線を、−0−
がブタエンドセリン■の4m準曲線を,一▲一がヒトエ
ンドセリン■C端ベブチドの標準曲線を表わす.以上の
結果から、ヒトエンドセリン■C端ポリペプタイドを免
疫原として作製したウサギ抗血清No. 16はヒトお
よびブタエンドセリン■と同程度に反応することが示さ
れた.(15)サンドイッチ法一EIA(その1)以下
にエンドセリン■測定用サンドイッチ法一EIAについ
て述べる. i)酵素標識化抗体の作製 上記(7) it)記載のアフィニティ精製抗CysH
is Lau Asp Ile Ila Trp抗体よ
り石川らの方法〔ジャーナルオブアプライドバイオケミ
ストリイー(J. Appl. Biochem)..
6 : 56−63(1984)〕に従ってF ab’
−ペルオキシダーゼ標識体を作製した. 即ち、O.lM酢酸緩衡液、p H4.5に溶解した特
異抗体6.4蝿にペプシン(シグマ社、2回結晶)16
0μgを加え、37℃、16時間反応させたのち、BB
Sで平衡化したスーパーロース12カラムを用いるFP
LC (ファルマシア社m>でF (ab’ )2画分
を精製した.該両分を0.1M酢酸緩衝液.pn5で透
析したのち、最終20mMのβ−メルカプトエチルアミ
ンを加え,37℃で90分放置した.反応液を2.5m
M E D T Aを含む0.1Mリン酸緩衡液、pH
6.0で平衡化したスーパーロース12カラムを用いる
FPLCで分離し、F ab’画分を得た.一方、西洋
ワサビベルオキシダーゼ5mgを0.9tall (7
10.IM U :,/酸緩衡液、P H 7 ニ溶解
させ、50μ2のDMFに溶解させたG M B S
1.05票gを加えて室温40分反応させた. 反応液をセファデックスG−25カラム(溶離液0.l
Mリン酸緩衝液、p H6.8)で分離し、得られたマ
レイミド化ベルオキシダーゼ3.5■と上記Fab’画
分0.8.とを混合し、コロジオンパック(エムエス機
器社)で約0.3mQにまで濃縮したのち、4℃で16
時間放置した.反応液を溶離液に0.1Mリン酸緩衝液
、pH6.5を用いるウルトロゲルAcA44カラム(
10mφX40ms)に供し、Fab一ベルオキシダー
ゼ複合体画分を精製した.ii)サンドインチ法一EI
A(比色法)精製したモノクローナル抗体A w E
T N40 aを20μg/mQを含む0.1M炭酸緩
衝液.pH9.6溶液を96ウェルマイクロプレートに
100μaずつ分注し、4℃で24時間放置した.ウェ
ルの余剰の結合部位をPBSで4倍希釈したブロックエ
ース(雪印乳業社製、大日本製薬社版売)300μQを
加え不活化した. 以上のように調製したプレートにバッファ一Aで希釈し
たエンドセリンIJls準液100μQを加え,室温で
5時間反応させた.プレートをPBSで洗浄したのち,
抗Cys His Leu Asp IIs IIsT
rp抗体Fab’−ペルオキシダーゼ標識体(バッファ
−Aで300倍に希釈)100μ悲を加え、室温で3時
間反応させた.プレートをPBSで洗浄したのち、同相
上の酵素活性を上記(5)記載の方法により測定した.
結果を第9図に示す.以上の結果から,エンドセリンI
C端部以外を!!!諏する抗エンドセリンモノクローナ
ル抗体を同相に,また、エンドセリンIG端部を認識す
るポリクローナル抗体Fab’ を標識体に用いるサン
ドイッチ法一EIA (比色法)により40pg/ m
n、1.6 fmola/wellのエンドセリンI
を測定し得ることが明らかになった. さらに高感度化をはかるため、およびエンドセリン■と
の反応性を調べるため以下の実験を実施した.即ち、上
記記載のAwE T N 40 a固定マイクロプレー
トに、バッファ−E(0.4M食塩、2mMEDTA、
0.2%BSA%10%ブロックエースを含む0.02
Mリン酸. pH 7.2)で希釈したエンドセリンI
標準液100μQ、あるいはヒトエンドセリンII,1
00μaを加え,室温で24時間反応させた.プレート
を洗浄後、抗Cys His Leu Asp I l
a I laTrp抗体Fab’−ペルオキシダーゼ標
識体〔バッファ一〇 ( 0.4M食塩. 2mMED
TA,1%BSAを含む、0.02Mリン酸,p H
7.2) 1’lOO倍に希釈) Looμflを加え
、4℃で16時間反応させたのち,固相上の酵素活性を
上記記載(5)の方法により測定した.結果を第10図
に示す. 図中−●一がエンドセリンIの標準曲線を、また一〇−
がエンドセリン■の標準曲線を表わす.以上の結果から
、反応所要時間を2日間とし,さらに測定条件を改良す
ることにより、2 pg/m Q ,8G a mol
e/wellのエンドセリン■を測定し得ることが分っ
た.また,該測定法はエンドセリンIに特異的であり,
エンドセリン■と反応しないことも明らかとなった. (16)サンドインチ法一EIA(その2)上記(15
)記載のEIAと抗体の配置を逆にしたサンドイッチ法
−EIAを実施した.i)酵素標識化抗体の作製 上記(11)記載の精製モノクローナル抗体AwETN
40aを上記(4)記載の方法によりベルオキシダーゼ
で標識した. 即ち.O.lMリン酸緩衝液、pH5.7に溶解させた
5 # (33nmole)のA w E T N40
aに、20倍mole (182u g)のGMBS
を加え室温で40分間反応させた.反応後セファデック
スG−25カラムで分画することにより,マレイミド基
の導入されたAwETN40aを得た. 一方,西洋ワサビペルオキシダーゼ10■(250nm
o1e)を0.15M食塩を含む0.02Mリン酸緩衝
液、pH6.8、1.4mMに溶解させ、SPDP 1
.17■(3.75μsole)を含むDMF溶液10
0μ1mを混合したのち室温40分間反応させた.反応
後,ジチオスレイトール12.4q (80 p mo
le)を含む0.1M酢酸緩衝液、p H4.5、0.
5m12を加え、室温20分反応させたのち、セファデ
ックスG−25カラムで分画を行ない、SH基の導入さ
れた酵素6■(150nm01e)を得た.次にマレイ
ミド基を導入したAwETN40a 20 nmole
とSH基導入ベルオキシダーゼ100n鵬016とを混
合し、4℃. 16時間反応させた.反応後,ウルトロ
ゲルAcA34カラムで分画し、ベルオキシダーゼ標識
化AwETN40aを得た. …)サンドインチ法一EIA 上記(7)ii)記載のアフィニティ精製抗CysHi
s Leu Asp IIs Ile Trp抗体〔免
疫原(■)〕あるいはアフィニティ精製抗エンドセリン
I抗体〔免疫原(I)〕を20μg/mQ含む0.1M
炭酸緩衝液、pH9.6溶液を96ウェルマイクロプレ
ートに100μΩずつ分注し、4℃で24時間放置した
.ウェルの余剰の結合部位をPBSで4倍希釈したブロ
ックエース(雪印乳業社製、大日本製薬社販売)300
μQを加え不活化した.以上のように調製したプレート
にバッファ一Aで希釈したエンドセリンI標準液lOO
μ悲を加え,室温で24時間反応させた.プレートを洗
浄後、ベルオキシダーゼ標識化AwETN40a (/
<ソファ− A テ5000倍に希釈)100μflを
加え、4℃で16時間反応させたのち、固相上の酵素活
性を上記(5)の方法により測定した.結果を第11図
に示す。
図中、一●−がArg His Leu Asp Il
e IleTrp結合アフィニティ力ラムで精製した抗
エンドセリンI抗体〔免疫fi(1))を固相用抗体と
したときの、またー▲一がアフィニティ精製抗Cys
His Leu Asp Ile Ile Trp抗体
〔免疫M(II))を固相川抗体としたときのエンドセ
リンIの標準曲線を示す。
e IleTrp結合アフィニティ力ラムで精製した抗
エンドセリンI抗体〔免疫fi(1))を固相用抗体と
したときの、またー▲一がアフィニティ精製抗Cys
His Leu Asp Ile Ile Trp抗体
〔免疫M(II))を固相川抗体としたときのエンドセ
リンIの標準曲線を示す。
以上の結果から、上記(15)と抗体の配置を逆にした
測定系、即ち、固相にエンドセリンIC端部を認識する
抗体を、また標識体にエンドセリンIC端部以外を認識
する抗エンドセリンI抗体AwETN40aを用いるサ
ンドイッチ法−EIAも、8pg/mQ、0.32fm
ole/wellのエンドセリン■を測定し得ることが
分った. (17)サンドイッチ法−EIA (その3)以下にエ
ンドセリン■測定用サンドイッチ法一EIAについて述
べる. i)酵素標識化抗体の作製 上記(7) 正)のアフィニティ精製抗ヒトエンドセリ
ン■C端ベプチド抗体12■より、石川らの方法〔ジャ
ーナルオブアプライドバイオケミストリイー(J. A
ppl. Bioches).,6 : 56−63(
1984))および上記(15)i)記載の方法に従っ
て、Fabーベルオキシダーゼ標識体を作製した.it
)サンドイッチ法一EIA (比色法)上記(15)
n)記載のAwETN40a固定マイクロプレートにバ
ッファ一Aで希釈したエンドセリン■標準液100μQ
、あるいはヒトエンドセリン■標準液100μQを加え
、室温で24時間反応させた.プレートを洗浄後、上記
記載の抗ヒトエンドセリン■C端ペプチド抗体Fab’
−ペルオキシダーゼ標識体(バッファ一Aで300倍
に希釈)100μQを加え,4℃で16時間反応させた
のち,同相上の酵素活性を上記記載(5)の方法により
測定した.結果を第12図に示す. 図中、一●一はエンドセリンIの標準曲線を、また一〇
−はエンドセリン■の標準曲線を表わす.以上の結果か
ら、該サンドイッチ法一EIAは、エンドセリンIと反
応することなく、ヒトエンドセリン■を約4pg/mQ
、90 a mole/ wellまで検出し得ること
が明らかとなった. (18)ヒト血漿中のエンドセリン■およびエンドセリ
ン■免疫活性の測定 i)血漿の採取 ヒト全血を肘静脈より採取し、ただちに、300KIE
/ m Q (最終濃度)のトリプシンインヒビター(
アンタゴサン、ヘキスト社製)と2 ■/IIIQのE
DTAを加え. 1,500 x gで10分間遠心分
離し、血漿を得た.血漿は−80℃で保存した.if)
血漿の前処理 血漿(0.5〜1mQ)に、最終濃度3%になるよう4
%酢酸を添加し、あらかじめ前処理(スキーム1参照)
したSep−pak C18 (ウォルターズ社製)カ
ートリッジに通した.蒸留水で洗浄後、吸着画分を4%
酢酸を含む86%エタノールで溶出し、溶出液を常圧,
窒素気流下で濃縮乾固した.濃縮物をバッファ−E25
0μ2に溶解し、不溶物を遠心除去後、エンドセリン■
あるいはエンドセリン■測定用サンドイッチ法一EIA
に供した.m)血漿試料を用いたエンドセリン■および
エンドセリン■の添加回収実験 ヒト血漿(0.5〜1ml2)に,エンドセリン■を2
5, 60,および200 Pg乙iあるいは、ヒトま
たはブタエンドセリン■を50 pg/鴎Q 添加し,
上記(1g) it)記載の方法に従い、血漿を前処理
したのち、サンドイッチ法−EIAで測定した.結果を
第1表および第2表に示す.エンドセリンIの回収率は
80%以上,ヒトおよびブタエンドセリン■の回収率は
それぞれ63%および77%であり、良好であった.こ
の結果は、血漿の前処理の方法が妥当であることを示し
ている.iv)ヒト健常人血漿中のエンドセリンIおよ
びエンドセリン■免疫活性の測定 第3表に、男性24例,女性23例の血漿エンドセリン
■ (表中ETと略す),およびエンドセリン■(表中
big − E Tと略す)レベルの平均値を示した.
血中レベルはエンドセリン■がエンドセリン■より約2
倍高値を示した. V)心筋梗塞患者の血漿エンドセリンIの推移急性心筋
梗塞発病患者(男性,67才)の血漿エンドセリンレベ
ルを測定した(第15図)。発病直後から血中エンドセ
リン■レベルは高値を示し,徐々に正常レベルへと減少
した.このことは、血中エンドセリンIレベルを測定す
ることにより、心筋梗塞の予後管理が可能であることを
示している. 次に示す図式は、血漿の前処理の方法を、第1表および
第2表は,エンドセリンlおよびエンドセリン■をヒト
血漿に添加した際の回収率を,第3表は健常人血漿中の
エンドセリンIおよびエンドセリン■の平均値を示す. 血漿中のエンドセリンの抽出方式1) セップバック(Seppak)C−18カートリッジの
前処理第1表 血漿検体に添加されたエンドセリンの回
収3mlの4%酢酸を用いる,血漿(0.5もしくは1
.0■l)酸性化 カートリッジへの負荷 10n+1の蒸留水での洗浄 4%酢酸含有86%エタノール4mlでの溶出35℃で
のチッ素ガス気流下での濃縮 0.25mlのバッファ一Eでの再構成↓ サンドイッチEIA 1) ロスマレンエフ(Rosmalen F)等,
(1987)クリニック ヒミカアクタ331−340 pg/111のエンドセリンが添加され、4%酢酸3m
lで酸性化された.この溶液をセップパックC18カー
トリッジに付し、吸着分画はサンドインチCIAに付し
た. 2)平均±SD 第2表 ヒト血漿に添加されたビッグエンドセリンの回
収4%酢酸3mlで酸性化された.この溶液をセップパ
ツクCl8カートリッジに付し、吸着分画はサンドイン
チEIAに付した. 2)平均±SD 第3表 ヒト末梢静脈血漿における免疫原性エンドセリ
ンおよびビッグエンドセリン 1)平均±SD 〔発明の効果〕 本発明のポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体
はエンドセリンに対して高い結合能を有し、エンドセリ
ンおよびその一部の免疫学的測定法による検出や精製に
有利に使用することができる。特にエンドセリンの一部
領域との結合能を有する抗体およびその一部領域とは異
なる領域との結合能を有する抗体を用いる、サンドイン
チ法による免疫学的測定法により、エンドセリンI,I
Iを極めて高感度に分別定量することができる.
測定系、即ち、固相にエンドセリンIC端部を認識する
抗体を、また標識体にエンドセリンIC端部以外を認識
する抗エンドセリンI抗体AwETN40aを用いるサ
ンドイッチ法−EIAも、8pg/mQ、0.32fm
ole/wellのエンドセリン■を測定し得ることが
分った. (17)サンドイッチ法−EIA (その3)以下にエ
ンドセリン■測定用サンドイッチ法一EIAについて述
べる. i)酵素標識化抗体の作製 上記(7) 正)のアフィニティ精製抗ヒトエンドセリ
ン■C端ベプチド抗体12■より、石川らの方法〔ジャ
ーナルオブアプライドバイオケミストリイー(J. A
ppl. Bioches).,6 : 56−63(
1984))および上記(15)i)記載の方法に従っ
て、Fabーベルオキシダーゼ標識体を作製した.it
)サンドイッチ法一EIA (比色法)上記(15)
n)記載のAwETN40a固定マイクロプレートにバ
ッファ一Aで希釈したエンドセリン■標準液100μQ
、あるいはヒトエンドセリン■標準液100μQを加え
、室温で24時間反応させた.プレートを洗浄後、上記
記載の抗ヒトエンドセリン■C端ペプチド抗体Fab’
−ペルオキシダーゼ標識体(バッファ一Aで300倍
に希釈)100μQを加え,4℃で16時間反応させた
のち,同相上の酵素活性を上記記載(5)の方法により
測定した.結果を第12図に示す. 図中、一●一はエンドセリンIの標準曲線を、また一〇
−はエンドセリン■の標準曲線を表わす.以上の結果か
ら、該サンドイッチ法一EIAは、エンドセリンIと反
応することなく、ヒトエンドセリン■を約4pg/mQ
、90 a mole/ wellまで検出し得ること
が明らかとなった. (18)ヒト血漿中のエンドセリン■およびエンドセリ
ン■免疫活性の測定 i)血漿の採取 ヒト全血を肘静脈より採取し、ただちに、300KIE
/ m Q (最終濃度)のトリプシンインヒビター(
アンタゴサン、ヘキスト社製)と2 ■/IIIQのE
DTAを加え. 1,500 x gで10分間遠心分
離し、血漿を得た.血漿は−80℃で保存した.if)
血漿の前処理 血漿(0.5〜1mQ)に、最終濃度3%になるよう4
%酢酸を添加し、あらかじめ前処理(スキーム1参照)
したSep−pak C18 (ウォルターズ社製)カ
ートリッジに通した.蒸留水で洗浄後、吸着画分を4%
酢酸を含む86%エタノールで溶出し、溶出液を常圧,
窒素気流下で濃縮乾固した.濃縮物をバッファ−E25
0μ2に溶解し、不溶物を遠心除去後、エンドセリン■
あるいはエンドセリン■測定用サンドイッチ法一EIA
に供した.m)血漿試料を用いたエンドセリン■および
エンドセリン■の添加回収実験 ヒト血漿(0.5〜1ml2)に,エンドセリン■を2
5, 60,および200 Pg乙iあるいは、ヒトま
たはブタエンドセリン■を50 pg/鴎Q 添加し,
上記(1g) it)記載の方法に従い、血漿を前処理
したのち、サンドイッチ法−EIAで測定した.結果を
第1表および第2表に示す.エンドセリンIの回収率は
80%以上,ヒトおよびブタエンドセリン■の回収率は
それぞれ63%および77%であり、良好であった.こ
の結果は、血漿の前処理の方法が妥当であることを示し
ている.iv)ヒト健常人血漿中のエンドセリンIおよ
びエンドセリン■免疫活性の測定 第3表に、男性24例,女性23例の血漿エンドセリン
■ (表中ETと略す),およびエンドセリン■(表中
big − E Tと略す)レベルの平均値を示した.
血中レベルはエンドセリン■がエンドセリン■より約2
倍高値を示した. V)心筋梗塞患者の血漿エンドセリンIの推移急性心筋
梗塞発病患者(男性,67才)の血漿エンドセリンレベ
ルを測定した(第15図)。発病直後から血中エンドセ
リン■レベルは高値を示し,徐々に正常レベルへと減少
した.このことは、血中エンドセリンIレベルを測定す
ることにより、心筋梗塞の予後管理が可能であることを
示している. 次に示す図式は、血漿の前処理の方法を、第1表および
第2表は,エンドセリンlおよびエンドセリン■をヒト
血漿に添加した際の回収率を,第3表は健常人血漿中の
エンドセリンIおよびエンドセリン■の平均値を示す. 血漿中のエンドセリンの抽出方式1) セップバック(Seppak)C−18カートリッジの
前処理第1表 血漿検体に添加されたエンドセリンの回
収3mlの4%酢酸を用いる,血漿(0.5もしくは1
.0■l)酸性化 カートリッジへの負荷 10n+1の蒸留水での洗浄 4%酢酸含有86%エタノール4mlでの溶出35℃で
のチッ素ガス気流下での濃縮 0.25mlのバッファ一Eでの再構成↓ サンドイッチEIA 1) ロスマレンエフ(Rosmalen F)等,
(1987)クリニック ヒミカアクタ331−340 pg/111のエンドセリンが添加され、4%酢酸3m
lで酸性化された.この溶液をセップパックC18カー
トリッジに付し、吸着分画はサンドインチCIAに付し
た. 2)平均±SD 第2表 ヒト血漿に添加されたビッグエンドセリンの回
収4%酢酸3mlで酸性化された.この溶液をセップパ
ツクCl8カートリッジに付し、吸着分画はサンドイン
チEIAに付した. 2)平均±SD 第3表 ヒト末梢静脈血漿における免疫原性エンドセリ
ンおよびビッグエンドセリン 1)平均±SD 〔発明の効果〕 本発明のポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体
はエンドセリンに対して高い結合能を有し、エンドセリ
ンおよびその一部の免疫学的測定法による検出や精製に
有利に使用することができる。特にエンドセリンの一部
領域との結合能を有する抗体およびその一部領域とは異
なる領域との結合能を有する抗体を用いる、サンドイン
チ法による免疫学的測定法により、エンドセリンI,I
Iを極めて高感度に分別定量することができる.
第1図は免疫原(1)に対するウサギ抗血清中の抗体価
を示し、第2図は免疫J7K(II)に対するウサギ抗
血清中の抗体価を,第3図は免疫原(m)に対するウサ
ギ抗血清中の抗体価を、第4図は免疫原(夏)に対する
マウス抗血清中の抗体価を示す. 第5図は免疫原(1)に対するポリクローナル抗体を用
いる競合法酵素免疫測定法におけるエンドセリンI、ペ
プチドCys Hys Leu Asp Ile II
sTrpおよびアンジオテンシンー■の標準曲線を示す
。 第6図は免疫原(II)に対するポリクローナル抗体を
用いる競合法酵素免疫測定法におけるエンドセリンIお
よびペプチドCys Hys Leu Asp IIs
IIs Trρの標準曲線を示す. 第7図はモノクローナル抗体AwETN40aを用いる
競合法に酵素免疫測定法におけるエンドセリン!および
ペプチドCys +Iys Leu Asp IIs
IIsTrpの標準曲線を示す. 第8図は免疫原(III)に対するポリクローナル抗体
を用いる競合法酵素免疫測定法におけるヒトエンドセリ
ンn(一●−)、ブタエンドセリン■(−0−).およ
びヒトエンドセリン■C端ペプチド(一▲一)の標準曲
線を示す. 第9図はモノクローナル抗体AwETN40aおよび抗
エンドセリンIc端ペプチド抗体を用いるサンドインチ
法酵素免疫測定法におけるエンドセリンIの標準曲線を
示した図であり、第10図はその高感度化を計り、かつ
エンドセリン■との反応性を調べたものである. 第11図は、第9図および第lO図と抗体の配置を逆に
したサンドイッチ法一EIAにおけるエンドセリン■の
標準曲線を示した図である.また、第12図はモノクロ
ーナル抗体AwETN40aおよび抗エンドセリン■
C端ペプチド抗体を用いるサンドイッチ法一酵素免疫測
定法におけるエンドセリン■のおよびエンドセリン■の
標準曲線を示した図である. 第13図はブタエンドセリン■のアミノ酸配列、第14
図はヒトエンドセリン■のアミノ酸配列を示す. 第15図は心筋梗塞患者の血中エンドセリン1レベルの
推移を調べた結果を示す.
を示し、第2図は免疫J7K(II)に対するウサギ抗
血清中の抗体価を,第3図は免疫原(m)に対するウサ
ギ抗血清中の抗体価を、第4図は免疫原(夏)に対する
マウス抗血清中の抗体価を示す. 第5図は免疫原(1)に対するポリクローナル抗体を用
いる競合法酵素免疫測定法におけるエンドセリンI、ペ
プチドCys Hys Leu Asp Ile II
sTrpおよびアンジオテンシンー■の標準曲線を示す
。 第6図は免疫原(II)に対するポリクローナル抗体を
用いる競合法酵素免疫測定法におけるエンドセリンIお
よびペプチドCys Hys Leu Asp IIs
IIs Trρの標準曲線を示す. 第7図はモノクローナル抗体AwETN40aを用いる
競合法に酵素免疫測定法におけるエンドセリン!および
ペプチドCys +Iys Leu Asp IIs
IIsTrpの標準曲線を示す. 第8図は免疫原(III)に対するポリクローナル抗体
を用いる競合法酵素免疫測定法におけるヒトエンドセリ
ンn(一●−)、ブタエンドセリン■(−0−).およ
びヒトエンドセリン■C端ペプチド(一▲一)の標準曲
線を示す. 第9図はモノクローナル抗体AwETN40aおよび抗
エンドセリンIc端ペプチド抗体を用いるサンドインチ
法酵素免疫測定法におけるエンドセリンIの標準曲線を
示した図であり、第10図はその高感度化を計り、かつ
エンドセリン■との反応性を調べたものである. 第11図は、第9図および第lO図と抗体の配置を逆に
したサンドイッチ法一EIAにおけるエンドセリン■の
標準曲線を示した図である.また、第12図はモノクロ
ーナル抗体AwETN40aおよび抗エンドセリン■
C端ペプチド抗体を用いるサンドイッチ法一酵素免疫測
定法におけるエンドセリン■のおよびエンドセリン■の
標準曲線を示した図である. 第13図はブタエンドセリン■のアミノ酸配列、第14
図はヒトエンドセリン■のアミノ酸配列を示す. 第15図は心筋梗塞患者の血中エンドセリン1レベルの
推移を調べた結果を示す.
Claims (15)
- (1)エンドセリンに結合性を有するポリクローナル抗
体。 - (2)エンドセリンが 【遺伝子配列があります】 のアミノ酸配列を有するものである、請求項1記載のポ
リクローナル抗体。 - (3)エンドセリンが 【遺伝子配列があります】 のアミノ酸配列を有するものである、請求項1記載のポ
リクローナル抗体。 - (4)エンドセリンが 【遺伝子配列があります】 のアミノ酸配列を有するものである、請求項1記載のポ
リクローナル抗体。 - (5)【遺伝子配列があります】 で表わされるペプチドに結合性を有する請求項1記載の
ポリクローナル抗体。 - (6)【遺伝子配列があります】 で表わされるペプチドに結合性を有する請求項1記載の
ポリクローナル抗体。 - (7)【遺伝子配列があります】 で表わされるペプチドに結合性を有する請求項1記載の
ポリクローナル抗体。 - (8)エンドセリンに対するモノクローナル抗体。
- (9)エンドセリンに結合性を有し、かつ 【遺伝子配列があります】 で表わされるペプチドと反応しない請求項8記載のモノ
クローナル抗体。 - (10)エンドセリンに結合性を有し、かつ【遺伝子配
列があります】または 【遺伝子配列があります】 で表わされるペプチドと反応しない請求項8記載のモノ
クローナル抗体。 - (11)エンドセリンに対するモノクローナル抗体を産
生するハイブリドーマ細胞。 - (12)AwETN40で標示される請求項11記載の
ハイブリドーマ細胞。 - (13)エンドセリンに対する抗体と、被検液および標
識化エンドセリンとを競合的に反応させ、該抗体に結合
した標識化エンドセリンの割合を測定することを特徴と
する、被検液中のエンドセリンの定量法。 - (14)担体上に不溶化したエンドセリンに対する抗体
に被検液を接触させた後、標識化されたエンドセリンに
対する抗体を接触させ、不溶化担体上の標識剤の活性を
測定することを特徴とする、被検液中のエンドセリンの
定量法。 - (15)担体上に不溶化したエンドセリンに対する抗体
および標識化されたエンドセリンに対する抗体の一方が
エンドセリンのC端ペプチドに結合性を有するポリクロ
ーナル抗体であり、他方がエンドセリンに結合性を有す
るが、上記エンドセリンのC端ペプチドとは反応しない
モノクローナル抗体である、請求項14記載の定量法。
Applications Claiming Priority (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-47431 | 1988-03-02 | ||
| JP4743188 | 1988-03-02 | ||
| JP14815988 | 1988-06-17 | ||
| JP63-148159 | 1988-06-17 | ||
| JP63-167733 | 1988-07-07 | ||
| JP16773388 | 1988-07-07 | ||
| JP17704388 | 1988-07-18 | ||
| JP63-177043 | 1988-07-18 | ||
| JP63-274455 | 1988-11-01 | ||
| JP27445588 | 1988-11-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02238894A true JPH02238894A (ja) | 1990-09-21 |
| JP2898293B2 JP2898293B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=27522625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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