JPH02239272A - 電極構成体およびトナー転写装置 - Google Patents

電極構成体およびトナー転写装置

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JPH02239272A
JPH02239272A JP5970889A JP5970889A JPH02239272A JP H02239272 A JPH02239272 A JP H02239272A JP 5970889 A JP5970889 A JP 5970889A JP 5970889 A JP5970889 A JP 5970889A JP H02239272 A JPH02239272 A JP H02239272A
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JP
Japan
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toner
transfer
layer
resistance
water vapor
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JP5970889A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Ono
大野 忠義
Yasuo Hosaka
保坂 靖夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は,トナー転写装置に関する。
(従来の技術) トナー像担持体よりトナーを静電的に転写材に転写する
装置にはコロナチャージャーを用いる装置と,導電性ロ
ーラまたはドラムを用いて,外部から電圧を印加する装
置がある. コロナチャージャーを用いた装置は装置構成が簡単なの
で一般のモノクロ用複写機に広く採用されている。この
装置では転写材の背面からコロナチャージャーで電荷を
発生させ転写材に付着した電荷により形成される電界に
よりトナーをトナー像担持体より転写材に転写する。こ
の装置ではコロナチャージャーによる電荷の発生量が同
じでも、転写材の電気抵抗により、電荷付着量が異なり
,電界の強さが変化する。従ってトナーの転写効率も変
化する。一般に転写材として使用されている普通紙は環
境湿度によりその電気抵抗が大きく変化するため、カラ
ー記録のようにカラートナーを重ね合せて色表現を行な
う場合、色バランスがくずれ,安定したカラー記録の維
持が難しかった。
また,モノクロ記録においても、環境湿度により画像間
濃度が変化することがしばしば起った。また、転写材が
トナー像担持体と接触する時、離脱する時に,転写材の
帯電電荷による気体放電が生じ,転写材に転写されたト
ナーが飛散し、画像が乱れる問題もある.これらはモノ
クロ記録でも問題となるが特にカラー記録では転写材で
ある記録紙の電気抵抗が環境湿度により変化しても,各
色トナーの転写効率が安定しており,各色のトナー画像
を乱さずに精度良く重ねることができることが強く求め
られる.これらの問題点を解決するために,従来,次の
様な提案があった.中空ドラムに貼り付けた絶縁性メッ
シュの背面(転写材と接触しているメッシュの反対側)
よりコロナ放電を行なって、転写材に帯電させて、トナ
ー像担持体とソフトに接触させ,かつ,絶縁性メッシュ
に適当な時定数を持たせてトナー転写後は電荷をリーク
させて気体放電を防止する(特開昭56−164370
号公報参照).シかし、この方法においても環境湿度に
より変わる転写材の電気抵抗により転写効率が変わって
しまうという問題は解決されていない.また,ソフトな
導電性ゴムローラを用いる方式(特開昭50−2264
0号公報参照)もある.この方式は発砲性の導電ゴムロ
ーラを用いて、転写材とトナー像担持体の間に電界を付
勢するので、転写材が帯電せず、従って環境湿度に対し
て安定した転写効率がうろことができる.また、導電性
ローラが圧縮されるに従い,その電気抵抗が連続的に低
下するので、導電性ローラとトナー像担持体の接触点(
トナー転写点)では導電性ローラの電気抵抗が最も低く
なって転写電界が十分強くなり、両者の接触前、離脱時
には電気抵抗が高くなるため、電界が弱くなり、導電性
ローラとトナー像担持体の間の気体放電が防止される. (発明が解決しようとする課M) しかしながら、発砲性導電ゴムローラの形状を精度良く
製作することが難しかった。また、発砲性ゴムローラに
導電性を与えるには、一般に導電性カーボンブラックな
どの導電性粒子を混入するが、その混入率によって、ロ
ーラの弾力性も変化するため、所望の弾力性が得られな
いことがしばしばあった。また、発砲性導電ゴムローラ
内部の気泡内で放電が生じ、発砲性導電ゴムローラの寿
命を短くしたり、この放電により画質が劣化するなどの
問題点がある。
また,発砲性導電ゴムローラでも,転.写材が普通紙の
場合,環境湿度の変動に対して転写効率が多少変動し,
特に安定した転写効率を要求する力ラー記録では出力コ
ピー間で色のズレを生ずる問題があった. そこでこの発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は環境湿度の影響が少なく,所望の弾力性と抵
抗性を独立に得ることのできるトナー転写装置に用いる
電極構成体と、周囲環境条件にかかわらず,良好な画質
を得ることのできるトナー転写装置を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は,上記問題を解決するため,転写材と接する
層が環境湿度,いいかえれば空気中の水蒸気圧の増加に
従って、その電気抵抗が減少する空気中水蒸気圧に対し
て負の電気抵抗変化特性を有する電極構成体により,ト
ナー担持体上のトナー層に実効的に加わるトナー転写電
圧を環境湿度の変動にかかわらず、ほぼ一定にして、よ
り安定した転写効率を得るものである.また,転写材に
対向する側より,空気中の水蒸気圧の増加に従ってその
電気抵抗が減少する電気抵抗変化特性を有する抵抗層/
導電層/弾力的に変形可能な弾性層を積層した電極構成
体により、転写材とトナー像担持体をソフトに接触させ
る機械的機能と、使用環境条件に対して安定で,かつ、
所望の転写電圧を与え得る電気的機能を分離して、それ
ぞれの作用が十分に達成できるように,独立に制御可能
としたものである.また,この電極構成体を転写材を挟
んでトナー像担持体に圧接し、転写電圧印加手段により
、電極構成体の導電層に給電して、トナーを静電的に転
写材に転写するトナー転写装置を構成する. (作用) この発明になる電極構成体を用いることにより、環境湿
度いいかえれば、空気中の水蒸気圧が変動しても,トナ
ー担持体上のトナー層に加わる電圧をほぼ一定に保つこ
とができる.また、機械的特性と電気的特性を独立に制
御できる。さらに,気室のない弾力性にすぐれた電極構
成体を形成することができる.またこの発明になるトナ
ー転写装置を用いることにより,トナー像担持体に弾性
的にかつ、高い圧力がかかることなく接触を保つことが
でき,環境湿度の変動にもかかわらず十分な転写電圧を
安定に印加することができる.(実施例) 以下、この発明を図面を用いて詳細に説明する.第1図
はこの発明になる電極構成体の一実施例である転写ロー
ラの断面を模式的に示したものである。1は抵抗層、2
は導電層,3は弾力的に変形可能な弾性層、4は金属シ
ャフトである。抵抗層1は空気中の水蒸気圧の増加に従
ってその抵抗が減少する特性を示す。このような特性を
示すものとして導電化したポリフッ化ビニリデン、ポリ
ウレタン、ポリシリコーンあるいは導電性カーボンを分
散したポリエステルなどを挙げることができる。この層
の電気抵抗は空気中の水蒸気圧が10〜40mbの範囲
で、その比抵抗と厚さの積が1×107〜5×109Ω
・dの範囲であることが望ましい.電気抵抗の測定は次
のように行なった.電極面接Sの測定電極で抵抗層材料
シートを上下より挟み、測定電極に転写時に実際に転写
ローラの抵抗層にかかる電圧に相当する電圧を印加する
.この測定電圧として100v以上の測定電圧を用いる
ことが望ましい。測定電圧Vを印加して、その時測定試
料を流れる電流iを測定する。試料の厚さをt,試料の
比抵抗または体積抵抗率をρとすると,単位面積当りの
抵抗R8は S is:単位面積当りの電流 となり、抵抗層の比抵抗と厚みの積,あるいは測定電圧
を単位面積肖りの電流で除することにより求めることが
できる.後述するように転写プロセス系はトナー像担持
体/トナー層/転写材/転写ローラの抵抗層の抵抗直列
接続モデルで考えることができる。従って,各部分の単
位面積当りの全抵抗が抵抗として重要となる。また,転
写ローラに成型された状態での測定には金属性のVブロ
ックを測定電極としてこの上に転写ローラ試料をのせ,
試料がVブロックの側面(2面ある)に十分に接触する
ように適当な荷重で,試料とVブロックを圧接し一例え
ば約500gで圧接することにより2〜3mの接触幅が
得られたー転写ローラの導電層に測定電圧を印加して電
流を測定する.別途,■ブロック側面と転写ローラ抵抗
層の接触面積を求め,これらの値より先と同様にρXt
を求めることができる.抵抗M1には、先に挙げた材料
がシート状で用いられているので,その内部に空気室を
持たず発砲構造と比較して,湿度に対して抵抗値は安定
している.このような特性を持つことにより,紙,封書
,葉書など、厚みの異なる転写材が圧接状態にある1・
ナー像担持体と転写ローラの間に入って来ても、あるい
は温湿度にかかわらず,電気的トナー転写条件を同じに
維持することができる.また,抵抗性層1の表面は,平
滑である方が望ましい.不要なトナーが抵抗性M1表面
に累積すると、転写材の背面を汚すことになるが、この
トナー除去は抵抗性M1の表面が平滑であるほど容易と
なる.抵抗性層1の厚みは、弾性層3の柔軟性を損わぬ
ためにできるだけ薄い方が良く、0.02〜2mの範囲
が良い6また,抵抗N1に加わる力の変動により、電気
抵抗の変動が生じないように圧力に対しては電気抵抗の
変化が少ない材料を用いることが望ましく,これにより
トナー層への印加電圧をより安定に与えることができる
。抵抗層1の電気抵抗は圧力に対して不感性であること
が望ましいが,圧力変動を制御できる構造を付加するこ
とにより圧力に対してほぼ直線的に,あるいは圧力閾値
前後でステップ状に電気抵抗の変化するものも用いるこ
とができる。導電層2は、ポリエステルなどに導電性カ
ーボンなど導電性微粒子を分散させた導電性材料,ある
いはポリウレタン,ポリシリコーンなどの導電化した高
分子樹脂材料,金属シートあるいは導電性接着剤などを
用いることができ,導電性と可撓性が必要である。
導電層2の電気抵抗は抵抗層1のそれよりも十分低く設
定しなければならず,比抵抗が105Ω・■以下である
ことが望ましい。また、導電層2と抵抗性層1は電気的
な接続が確保されなければならない。導電層2の厚みも
弾性M3の柔軟性を損わぬためにできるだけ薄い方が良
い。抵抗性層1と導電層2の厚みの和を弾性層3の厚み
の1/10以下にすることにより弾性M3の機能は維持
される。
弾力的に変形可能な弾性N3は発泡ゴムスポンジ,発泡
ポリエチレン,発泡ウレタンなど、圧縮変形可能な弾性
体を利用できる。転写ローラ5はトナー像担持体に一部
を圧接して用いられるので、弾性層3は圧接時に、柔軟
に変形し、圧接開放時には、すみやかに原形に復元する
ことが必要であり、かつこの繰り返しに対して、安定に
動作することが必要である.すなわち耐クリープ,耐塑
性変形に優九た材料が望ましい。発泡構造としては,連
続初泡(連泡)構造,独立気泡構造などいずれの構造も
用いることができるが,連泡構造は周囲温度にかかわら
ず,形状が安定しているので、好適に使用することがで
きる.弾性M3の柔軟性は構成材料,発泡構造,発泡の
程度などを変えることにより任意のものを得ることが可
能であり、独立気泡構造のスポンジゴム硬度30と同等
以下の硬度が好適に用いられる。また、弾性M3を端部
よリ導電処理することにより一部を導電性弾性層6とす
ることもできる.導電性弾性M6は導電層2とシャフト
4を電気的に接続し、シャフト4に給電することにより
抵抗性層1に電圧を印加することが可能となる。弾性層
3の厚みは薄すぎると柔軟構造が機能しないので、2I
以上の厚みが必要である。第1図に示した転写ローラの
製法を簡単に説明する。φ8nllのSUSシャフ1・
の周囲にゴム硬度20の発泡ウ!ノタンを注型により厚
さ10IIII1形成した。このスポンジローラの両端
より導電処理をして、発泡ウレタンの両端約5肩の幅で
体積抵抗値104Ω・■の導電性スポンジ層を形成した
。さらにこの上に、比抵抗が1.X10”Ω・ロに調整
されたフッ化ビニリデンと比抵抗が2×109Ω・■に
調整されたフッ化ビニリデンを各々、導電層および抵抗
層として各々0.1mnの厚みで設けた。比較例として
環境湿度の変動の影響を受けにくい転写ローラとして製
作された転写ローラの抵抗層を厚さ約50一のポリ塩化
ビニリデンで被覆した転写ローラを試作した(特開昭5
1− 59636参照)。この2つのローラの空気中の
水蒸気圧に対する比抵抗と厚みの積の変化を第2図に示
す.測定印加電圧は1.5kVである.本実施例の転写
ローラは空気中の水蒸気圧の増加にともない5比抵抗と
抵抗層の厚みの積が減少する特性を示し、水蒸気圧LO
+wbから40mbの変化に対して抵抗層の比抵抗と厚
みの積が約1×107Ω・dから約1×107Ω・一に
変化している.一方,比較例では空気中の水蒸気圧の変
化に対して空気抵抗はほぼ一定の値を示している.つぎ
に第1図に示した転写ローラを用いたこの発明に係るト
ナー転写装置の一実施例の動作を第3図を用いて説明す
る. トナー像担持体7上のトナー像8はトナー像担持体の回
転(矢印方向)に従って、トナー転写部(B−C区間)
に移送される.1・ナー転写部でトナー像8は転写材で
ある普通紙9に圧接される。
この間,トナー像8には高圧発生回路10より供給され
るトナー像の電荷(この図では負極性)と逆極性の高圧
の転写電圧約1kV〜3kVが作用し,トナー像8は静
電的に普通紙9に転写され,普通紙9上に画像1lを形
成する,トナー転写部(B−C区間)では、転写ローラ
5の弾性M3の弾力的な変形により、トナー像担持体7
と普通紙は密着し,幅広いニツプ幅を形成する.この領
域では、弾性層3の柔軟構造により、転写圧力もほぼ一
定に保つことができる。また,抵抗性層1は体積抵抗値
の圧力依存性がほとんどないので、ニップ幅の全領域に
おいて、均一な転写条件を得ることが可能である. ローラ転写では,転写圧力が大きすぎるとトナー像の中
央部のトナーが転写材に転写されない現象を生ずる。例
えば文字記録では、白ヌキ文字,すなわち文字形のワク
のみが記録される。第4図に第3図のトナー転写装置を
用いた時の転写圧力と中抜けの生ずる割合との関係を示
す。中抜けの現われる割合は正方形の独立したトナー像
を転写し、得られた転写像中の白地部分の全体像に占め
る割合で示した。中抜けの出現割合が10%以下であれ
ば実用上,問題のない転写像が得られる。しかし,転写
圧力が低すぎると,ニツプ幅が狭くなリ転写濃度が低下
する.この発明になるトナー転写装置では20〜300
g/aJの範囲の転写圧力が適しており、好ましくは1
00〜200g/Cdの転写圧力が用いられる。転写ロ
ーラの弾性層のゴム硬度が30以下に相当する場合はニ
ツブ幅が1〜21ml1となり、上記の適正転写圧力を
維持するために転写ローラに加える単位長さ当りの荷重
は10〜40g/asで良い。次に転写圧力1.0Og
/al,転写電圧1.5kVでPPC用紙にトナー担持
体よりトナー転写を行ない,種々の環境温度一相対湿度
下で転写効率を調べた。転写効率は(転写トナー重量)
/(転写トナー重量+トナー担持体上の残留1・ナー重
量)を百分率で表わしたものである。第5図は空気中の
水蒸気圧と転写効率の関係を示したものである.実施例
の転写ローラでは,広い範囲の空気中の水蒸気圧の変化
(10℃−25RHから40℃−90%RHに相当)に
対して80%以上の転写効率を維持している。
一方,比較例の空気中の水蒸気圧により電気抵抗があま
り変化しない転写ローラでは空気中の水蒸気圧の増加と
共に転写効率が低下し,80%以下となった。転写効率
80%以上であれば、転写されたトナーにより表現され
る画像濃度の変化は極めて小さく、色トナーを重ねて2
次色を表現するカラー記録においても生ずる色差は極め
て小さく,ほとんど実用的に問題ない。実施例と比較例
の空気中の水蒸気圧の変化に対する転写効率の挙動の違
いは次のように考えられる.トナー転写プロセスにおい
て,トナー担持体,トナー転写材,転写ローラが電気的
に抵抗成分で直列に接続されている最も簡単なモデルと
考えると,その等価回路は第6図に示したものとなる。
Rsy Rt+ RPt Rrは各々トナー担持体,ト
ナー層,転写材および転写ローラの抵抗層の抵抗成分で
あり、■は転写電圧である。トナー層がトナー担持体よ
り転写材に転写されるためにはトナー担持体とトナー層
で働いている静電引力に打ちaつ電圧がトナー層に加わ
らなければならない.トナー層に加わる電圧VtはVt
=(Rt/ RSw Rte RP* Rr) ×Vで
ある.転写材が普通紙のように吸湿性である場合、環境
の水分の増加にともなってその抵抗は著しく低下し、比
抵抗が109Ω・■のオーダにもなる。また、トナーも
普通紙ほどでないが同様に比抵抗が低下する.相対湿度
が低く,いいかえれば空気中の水蒸気圧が低い場合には
トナー層抵抗は転写ローラの抵抗より高く、従ってvt
も転写に十分なレベルを維持することができる.しかし
、環境の水分が増加して、トナー層抵抗が低下した時、
転写ローラの抵抗層抵抗が変らず、トナー層抵抗と同等
あるいはより大きくなると、転写電圧Vの各抵抗成分へ
の分配比が変化し、トナー層に加わる電圧Vtは低下し
,従って転写効率も低下する。一方,トナー層の抵抗R
tの低下にともなって、転写ローラの抵抗層の抵抗Rr
も低下すると、転写電圧Vの各抵抗成分への分配比があ
まり変化ないため、トナー層に加わる電圧Vtもあまり
変化せずに維持されるため、転写効率も大きく変化する
ことはない.すなわち、トナー層の空気中水分量の増加
にともなって抵抗が低下し、転写電圧の分配比が変化す
るのを転写ローラの抵抗も空気中水分量の増加にともな
って低下するように設計することにより、補償し、妨げ
ている。第6図からも明らかなように、抵抗成分は単位
面積当りのバルクの抵抗で代表できる。比抵抗と抵抗層
の厚みの積が1×107Ω・d以下になると転写材への
転写ローラからの電荷注入が起り,この電荷がトナーに
も注入されて逆極性のトナーが生ずるため転写効率が低
下する。また、5×109Ω・d以上になると、転写ロ
ーラヘ分配される電圧が大きくなり、トナー層に加わる
電圧が小さくなるため転写効率が低下する。
第7図はこの発明になる電極構成体の他の実施例である
ローラの模式断面図である。11は抵抗層で、比抵抗2
X10”Ω・d,厚み0.01mmである。
12はゴム硬度約20度(JIS)の導電性弾性層で比
抵抗2XIO’Ω・d,厚み10+n+nである。13
は金属芯で、この金属芯より転写電圧を給電する。抵抗
層11と導電性弾性層12はともに空気中の水蒸気圧の
増加に対して,抵抗が低下する、いわゆる負の抵抗変化
特性を示す。抵抗層11と導電性弾性層の各々の比抵抗
とその厚みの積から合成された抵抗が空気中の水蒸気圧
10〜40mbの範囲に対して、1×107〜sxio
’Ω・dの範囲にあるのはもちろんである。
つぎに第8図を用い、本発明に係るトナー転写装置を電
子写真装置に適用した実施例について説明する。この図
は反転現像装置を組み込んだ電子写真装置を示す。有機
感光体(以後OPCと示す)(101)にチャージャ−
(1.02)を用いて負電荷(103)を与え,この負
電荷を有するOPC上にレーザー光等による光信号(1
04)を照射し、反転した静電潜像を形成させる。この
静電潜像をoPC上の表面電位と同程度の600vの負
電圧バイアス(105)さた負極性のトナーを有する現
像器(106)で現像し、可視像(107)をoPC上
に形成する。一方転写紙(10g)は、感光体と転写ロ
ーラ(109)間に搬送され.2kV近辺の正電圧(1
1.0)が加えられた転写ローラによって転写され,転
写紙上にトナー画像(111)を形成する.一方感光体
上に残留したトナー(112)はクリーナー装置(11
3)で清掃され、かつ感光体上の静電荷は消去ランプ(
114)により消去されて,感光体は再び使用される. 電子写真装置の転写材としては、普通紙以外にもOHP
原紙など抵抗の高い転写材も使用される.幅の狭い静電
潜像をトナーで現像するとき、現像電極を潜像近傍に近
づけないとエッチ効果により端部がより濃く現像される
のと同様に細線などトナー像が細い場合,トナー担持体
と転写材の剥離部で転写電極がトナー像より離れている
と、周辺部と中心部で転写効率が異なり、著しい場合に
は転写圧力が大きすぎた場合に生ずるのと同様な゛′中
抜け″を生ずる6転写電極は転写ローラの転写材と接す
る層であるが、転写材が転写電圧印加により充電される
と.仮想的に転写材が転写電極となる.従ってプロセス
スピードとトナー像と転写材の接触長さから決まるトナ
ー転写時間に対してプロセススピードと転写ローラと転
写材の接触長さから決まる転写材充電時間が十分長くな
るように配置することにより○HP原紙などの普通紙と
比較して充電時間の長い転写材にも印字品質を損うこと
なく転写画像が得られる. 【発明の効果〕 この発明によればチャージャー転写と異なり,転写材に
電荷が直接作用することがないので、高温多湿時におい
ても安定したトナー転写を行うことができる.また従来
のローラ転写と比較して、環境湿度の変化によって転写
材の抵抗が変化しても環境湿度にかかわらず、高いかつ
一定の転写効率を保持できる.またトナー像担持体と転
写材とをソフトにかつ均一に接触できるので、中抜け現
象による画像のかけ,トナー飛散による画像の劣化のな
い良好なトナー転写ができる。さらに、転写ニップ幅が
広くかつ、その領域において,一定の電界の強さが維持
できるので、転写効率の高いトナー転写が得られる。さ
らに抵抗性層には気泡が存在しないので,電極構成体内
部での気中放電もなく、寿命の長い安定した電極構成体
を提供できる。さらに電気特性と,弾性特性を独立に任
意に設計できる電極構成体を得ることができる。
また環境湿度が変化しても一定の転写効率を保持できる
ので、常に色相の変化しない安定したカラー画像記録を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明になる電極構成体の一実施例である転
写ローラの断面模式図、第2図は実施例と比較例の空気
中の水蒸気圧に対する電気抵抗特性を説明するための図
,第3図はこの発明になるトナー転写装置の一実施例の
概略説明図、第4図はこの発明になる電極構成体を用い
たトナー転写装置における転写圧力と転写特性を説明す
るための図,第5図はこの発明になるトナー転写装置の
効果を説明するための図、第6図はローラ転写装置モデ
ルの等価回路、第7図はこの発明になる電極構成体の他
の変形例である転写ローラの断面模式図,第8図はこの
発明になるトナー転写装置を朝込んだ電子写真記録装置
の概略説明図である.1・・・抵抗層       2
・・・導電層3・・・弾性層       5・・・転
写ローラ7・・・トナー担持体    9・・・転写材
10・・・転写電圧発生回路  12・・・導電性弾性
層代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  松山允之 第1図 第3図 空覧中の氷暮先圧一(/rrLb) 傳触圧(’j /c−L’冫 第4図 第2図 空乳中a,yK運貼(鑵b) 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転写機を挟んでトナー像担持体に圧接するように
    設けられた電極構成体に給電し、トナー像担持体より転
    写機にトナーを静電的に転写するトナー転写装置に用い
    られる電極構成体において、転写機に接する層の電気抵
    抗が空気中の水蒸気圧の増加に従って減少する空気中水
    蒸気圧に対して負の電気抵抗変化特性を有することを特
    徴とする電極構成体。
  2. (2)空気中の水蒸気圧が10〜40mbの範囲で、比
    抵抗と層の厚さの積が1×10^7〜5×10^9Ω・
    cm^2であることを特徴とする請求項(1)記載の電
    極構成体。
  3. (3)トナー像担持体よりトナーを静電的に転写材に転
    写するトナー転写装置において、 普通紙を挟んでトナー像担持体に圧接するように設けら
    れ、転写材に接する層の電気抵抗が空気中の水蒸気の増
    加に従って減少する空気中水蒸気圧に対して負の電気抵
    抗変化特性を有する電極構成体と、この電極構成体に電
    圧を供給する転写電圧印加手段を具備したことを特徴と
    するトナー転写装置。
  4. (4)転写材を挟んでトナー像担持体に圧接するように
    設けられた電極構成体に給電し、トナー像担持体より転
    写材にトナーを静電的に転写するトナー転写装置に用い
    られる電極構成体において、転写材に対向する側より抵
    抗層/導電層/弾力的に変形可能な弾性層を積層した構
    成で、抵抗層の電気抵抗が空気中の水蒸気圧の増加に従
    って減少する空気中水蒸気圧に対して負の電気抵抗変化
    特性を有することを特徴とする電極構成体。
  5. (5)空気中の水蒸気圧が10〜40mbの範囲で、抵
    抗層の比抵抗と厚さの積が1×10^7〜5×10^9
    Ω・cm^2であることを特徴とする請求項(4)記載
    の電極構成体。
  6. (6)トナー像担持体よりトナーを静電的に転写材に転
    写するトナー転写装置において、 普通紙を挟んでトナー像担持体に圧接するように設けら
    れ、転写材に対向する側より抵抗層/導電層/弾力的に
    変形可能な弾性層を積層した構成で、抵抗層の電気抵抗
    が空気中の水蒸気圧の増加に従って減少する空気中水蒸
    気圧に対して負の電気抵抗変化特性を有する電極構成体
    と、この電極構成体に給電する転写電圧印加手段を具備
    したことを特徴とするトナー転写装置。
  7. (7)抵抗層がフッ化ビニリデンで構成されていること
    を特徴とする請求項(4)(5)記載の電極構成体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5570162A (en) * 1994-01-23 1996-10-29 Ricoh Company, Ltd. Charge depositing member and image forming apparatus using the same

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US5570162A (en) * 1994-01-23 1996-10-29 Ricoh Company, Ltd. Charge depositing member and image forming apparatus using the same

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