JPH0224110B2 - - Google Patents
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- JPH0224110B2 JPH0224110B2 JP58009881A JP988183A JPH0224110B2 JP H0224110 B2 JPH0224110 B2 JP H0224110B2 JP 58009881 A JP58009881 A JP 58009881A JP 988183 A JP988183 A JP 988183A JP H0224110 B2 JPH0224110 B2 JP H0224110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- field
- permanent magnet
- arc
- magnetic
- shaped permanent
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/02—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting
- H02K23/04—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting having permanent magnet excitation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、永久磁石界磁直流機及びその製造方
法に係り、特に、電機子反作用によつて生じる減
磁作用に対し大きい永久減磁耐力を有する界磁磁
極を備えた永久磁石界磁直流機及びその製造方法
に関する。
法に係り、特に、電機子反作用によつて生じる減
磁作用に対し大きい永久減磁耐力を有する界磁磁
極を備えた永久磁石界磁直流機及びその製造方法
に関する。
第1図は永久磁石で構成した界磁磁極を備えた
モータの1例を示す断面図、第2図は第1図のX
−X断面図である。
モータの1例を示す断面図、第2図は第1図のX
−X断面図である。
本例のモータは固定子1と回転子2とからな
り、固定子1は円筒状の継鉄3の内周に2個の永
久磁石4,4′を固定すると共に、その両端にエ
ンドブラケツト5を取付けて軸受6を支承してい
る。回転子1は、電機子巻線7を巻装した電機子
鉄心8および整流子9を軸10に固着してある。
り、固定子1は円筒状の継鉄3の内周に2個の永
久磁石4,4′を固定すると共に、その両端にエ
ンドブラケツト5を取付けて軸受6を支承してい
る。回転子1は、電機子巻線7を巻装した電機子
鉄心8および整流子9を軸10に固着してある。
上記のように、界磁磁極として永久磁石を用い
たモータにおいては、電機子反作用によつて界磁
用永久磁石に対する減磁力が作用するので、界磁
磁極は大きい永久減磁耐力を必要とする。一方、
このモータの出力特性の面からは界磁磁極に大き
い磁束密度が要求される。
たモータにおいては、電機子反作用によつて界磁
用永久磁石に対する減磁力が作用するので、界磁
磁極は大きい永久減磁耐力を必要とする。一方、
このモータの出力特性の面からは界磁磁極に大き
い磁束密度が要求される。
ところが、界磁磁極用永久磁石材料として好適
なMO・nFe2O3(M=Sr、Ba、Pb)の基本式を
有するフエライトマグネツトにおいては、一般に
残留磁気密度Brと保磁力iHcとがほぼ反比例する
傾向があるため、回転電機における設計、特に界
磁磁極用の材料選定に関して困難な技術的問題が
ある。
なMO・nFe2O3(M=Sr、Ba、Pb)の基本式を
有するフエライトマグネツトにおいては、一般に
残留磁気密度Brと保磁力iHcとがほぼ反比例する
傾向があるため、回転電機における設計、特に界
磁磁極用の材料選定に関して困難な技術的問題が
ある。
第3図はフエライトマグネツトが外部磁界によ
つて減磁される機構の解析図で、縦軸に磁束密度
Bをとり、横軸に磁界強度Hをとつてある。
つて減磁される機構の解析図で、縦軸に磁束密度
Bをとり、横軸に磁界強度Hをとつてある。
図示のカーブB−H、および4πI−Hカーブは
それぞれの磁性材料によつて異る形状を示す特性
カーブである。
それぞれの磁性材料によつて異る形状を示す特性
カーブである。
Pcは磁気回路から求めた動作線で、B−Hカ
ーブとの交点Aが動作点である。
ーブとの交点Aが動作点である。
いま、減磁界ΔHが磁石に負荷されると、磁石
動作点は動作線Piと平行に作図的に求めた動作線
Pi′により4πIカーブ上の点Cに対応するB−Hカ
ーブ上の点Dを経由して、減磁界ΔHが消滅した
後においては動作点がA′に移行する。
動作点は動作線Piと平行に作図的に求めた動作線
Pi′により4πIカーブ上の点Cに対応するB−Hカ
ーブ上の点Dを経由して、減磁界ΔHが消滅した
後においては動作点がA′に移行する。
当初の動作点Aの縦座標Bd1は初期の磁束密度
であり、減磁界負荷後の動作点A′の縦座標Bd2は
減磁界負荷後の磁束密度であり、前記の減磁界負
荷によつてΔBdの不可逆な減磁が発生したこと
になる。
であり、減磁界負荷後の動作点A′の縦座標Bd2は
減磁界負荷後の磁束密度であり、前記の減磁界負
荷によつてΔBdの不可逆な減磁が発生したこと
になる。
上記の解析から明らかなように、永久磁石の減
磁耐力はB−H−カーブによつて判定することが
でき、該カーブの左端に対応する減磁界iHcを加
えられると磁化強さが零となり、同カーブの頂部
の直線部の範囲内では減磁界を負荷されても磁化
強さの減小を生じない。
磁耐力はB−H−カーブによつて判定することが
でき、該カーブの左端に対応する減磁界iHcを加
えられると磁化強さが零となり、同カーブの頂部
の直線部の範囲内では減磁界を負荷されても磁化
強さの減小を生じない。
第4図は、磁性材料としてフエライトマグネツ
トの1例Fと同G(ともに図示せず)とについて、
そのB−Hカーブを比較した図表であり、F′はフ
エライトマグネツトFのB−Hカーブ、G′はフ
エライトマグネツトGのB−Hカーブである。
トの1例Fと同G(ともに図示せず)とについて、
そのB−Hカーブを比較した図表であり、F′はフ
エライトマグネツトFのB−Hカーブ、G′はフ
エライトマグネツトGのB−Hカーブである。
フエライトマグネツトGは、同Fに比して磁束
密度が大きいので、これを界磁磁極に用いると作
動特性の優れた回転電機を構成し得るが、保磁力
が劣つているので減磁による性能低下を生じ易
い。
密度が大きいので、これを界磁磁極に用いると作
動特性の優れた回転電機を構成し得るが、保磁力
が劣つているので減磁による性能低下を生じ易
い。
上に述べた磁性材料に関する二律背反的な問題
を解消するため、第5図に示すような界磁磁極の
構成が提案されている特開昭55−56456小形モー
タなどの電気機械)。本図は、半円弧状をなす2
個の界磁磁石4,4′を水平方向に展開して示し、
これに電機子反作用の起磁力分布を示す曲線Cの
図表を付記した図である。図表の横軸は円周方向
を示し、図表の縦軸は磁界の強さを表わしてい
る。
を解消するため、第5図に示すような界磁磁極の
構成が提案されている特開昭55−56456小形モー
タなどの電気機械)。本図は、半円弧状をなす2
個の界磁磁石4,4′を水平方向に展開して示し、
これに電機子反作用の起磁力分布を示す曲線Cの
図表を付記した図である。図表の横軸は円周方向
を示し、図表の縦軸は磁界の強さを表わしてい
る。
界磁磁石4について考察すると、磁極面の円周
方向の中央部4mよりも図の右方は減磁界、左方
は増磁界である。
方向の中央部4mよりも図の右方は減磁界、左方
は増磁界である。
従つて、図の左方の増磁界領域Jにおいては界
磁磁石の保磁力は要求されない。従つて、界磁磁
石4の中央を含む左方寄りの部分は、第4図で説
明した磁性材料G(磁束密度が大きく保持力が小
さい)を用いる。
磁磁石の保磁力は要求されない。従つて、界磁磁
石4の中央を含む左方寄りの部分は、第4図で説
明した磁性材料G(磁束密度が大きく保持力が小
さい)を用いる。
図の右方の減磁界領域Kにおいては保持力の大
きいことが必要である。従つて、磁束密度を若干
犠性にして前記の磁性材料Fを用いて減磁耐力を
持たせる。
きいことが必要である。従つて、磁束密度を若干
犠性にして前記の磁性材料Fを用いて減磁耐力を
持たせる。
上記のように界磁磁石を2種類の磁性材料で構
成すると、1種類の磁性材料で構成した場合に比
して比較的大きい保磁力と、比較的大きい残留磁
束密度とを必要個所に応じて配分することがで
き、永久磁石式回転電機の出力特性と耐久性とを
向上せしめることができる。
成すると、1種類の磁性材料で構成した場合に比
して比較的大きい保磁力と、比較的大きい残留磁
束密度とを必要個所に応じて配分することがで
き、永久磁石式回転電機の出力特性と耐久性とを
向上せしめることができる。
しかし、第5図について界磁磁石の構成と電機
子反起磁力カーブCとを比較して明らかなよう
に、カーブCの変化は円周方向に連続的であるの
に反して磁性材料の変化は段階的である。従つ
て、当然に、要求される磁気的特性と実際の磁気
的特性とは完全に一致し得ない。
子反起磁力カーブCとを比較して明らかなよう
に、カーブCの変化は円周方向に連続的であるの
に反して磁性材料の変化は段階的である。従つ
て、当然に、要求される磁気的特性と実際の磁気
的特性とは完全に一致し得ない。
設計的に若干の自由度は残されているが、どの
ように設定しても磁性材料Fのうちで同Gに近い
部分は保磁力が余つて磁束密度が不足する傾向を
生じ、また磁性材料Gのうちで同Fに近い部分は
保磁力が不足気味になり易い。結局、減磁耐力の
余裕をどの程度に切り詰めて出力特性の向上を計
るべきかという設計的判断に委ねられねばならぬ
問題を残している。
ように設定しても磁性材料Fのうちで同Gに近い
部分は保磁力が余つて磁束密度が不足する傾向を
生じ、また磁性材料Gのうちで同Fに近い部分は
保磁力が不足気味になり易い。結局、減磁耐力の
余裕をどの程度に切り詰めて出力特性の向上を計
るべきかという設計的判断に委ねられねばならぬ
問題を残している。
第5図に示した2段構成の界磁磁石を改良して
3段、4段にすることも考えられるが、従来のフ
エライトマグネツトの構成技術では、ペースト状
の素材を鋳型に射出成形する方法以外に適当な方
法が無く、この方法で多段構成の磁性材料を構成
しようとすると段数の増加に伴つて著しく生産コ
ストが上昇し、しかも製品品質の安定性が低下す
るので実用的でなかつた。
3段、4段にすることも考えられるが、従来のフ
エライトマグネツトの構成技術では、ペースト状
の素材を鋳型に射出成形する方法以外に適当な方
法が無く、この方法で多段構成の磁性材料を構成
しようとすると段数の増加に伴つて著しく生産コ
ストが上昇し、しかも製品品質の安定性が低下す
るので実用的でなかつた。
本発明は上記の事情に鑑みて為され、必要に応
じた保磁力と磁束密度とが完全にバランスした界
磁磁極を備える永久磁石界磁直流機及びその製造
方法を提供しようとするものである。
じた保磁力と磁束密度とが完全にバランスした界
磁磁極を備える永久磁石界磁直流機及びその製造
方法を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明の永久磁石界
磁直流機では、磁性材料を焼成して成る円弧状の
永久磁石の磁気特性を円周方向に滑らかに変化さ
せ所望の特性とするために、焼成体の密度を、増
磁界側から減磁界側に向けて、無段階的に粗にし
たものを用いることを特徴とする。
磁直流機では、磁性材料を焼成して成る円弧状の
永久磁石の磁気特性を円周方向に滑らかに変化さ
せ所望の特性とするために、焼成体の密度を、増
磁界側から減磁界側に向けて、無段階的に粗にし
たものを用いることを特徴とする。
上述した焼成体の密度コントロール方法とし
て、 (イ) 焼成原料をプレスする際の圧密比を加減す
る。
て、 (イ) 焼成原料をプレスする際の圧密比を加減す
る。
(ロ) 焼成原料の粒径分布を加減する。
(ハ) 焼成原料の混合比を加減する。
等の方法がいずれも有効である。このうち、最も
有効なのが、本発明の永久磁石界磁直流機の製造
方法で採用する所謂含浸法である。
有効なのが、本発明の永久磁石界磁直流機の製造
方法で採用する所謂含浸法である。
例えば、MOnFe2O3(M=Sr、Ba、Pb)の基
本組成を有する磁性材料で成る成形体の一部分
を、例えば、Al、Cr、Pb及び硼砂の内の少なく
ともいずれか1種類の添加剤を含む溶液中に浸漬
して徐々引上げ、あるいは、前記成形体を前記溶
液中に徐々に吊り下げて、その成形体の移動方向
に添加剤の含浸濃度を無段階に変化させ、該成形
体を焼成することで、永久磁石を製造する。
本組成を有する磁性材料で成る成形体の一部分
を、例えば、Al、Cr、Pb及び硼砂の内の少なく
ともいずれか1種類の添加剤を含む溶液中に浸漬
して徐々引上げ、あるいは、前記成形体を前記溶
液中に徐々に吊り下げて、その成形体の移動方向
に添加剤の含浸濃度を無段階に変化させ、該成形
体を焼成することで、永久磁石を製造する。
斯かる永久磁石は、添加剤含浸濃度が密の個所
ほど、焼成したときの磁性材料の結晶粒成長が抑
制されると共に収縮率が小さくなつて、焼成体密
度(水分の抜けた後の密度)が小さくなる。この
永久磁石に固定子に固定する場合には、添加剤濃
度の粗側を回転子の回転方向の前側とし、密側を
後側として配設すると、つまり、永久磁石の焼成
体密度の密側を回転子の回転方向前側(増磁界
側)にし、焼成体密度の粗側を回転子回転方向後
側(減磁界側)とする。これにより、増磁界側で
は残留磁束密度が高く、減磁界側で保持力が高
く、しかも、その中間の磁気特性は、その焼成密
度変化に応じた滑らかな所望の磁気特性を備える
永久磁石を備える直流機を製造することが可能に
なる。
ほど、焼成したときの磁性材料の結晶粒成長が抑
制されると共に収縮率が小さくなつて、焼成体密
度(水分の抜けた後の密度)が小さくなる。この
永久磁石に固定子に固定する場合には、添加剤濃
度の粗側を回転子の回転方向の前側とし、密側を
後側として配設すると、つまり、永久磁石の焼成
体密度の密側を回転子の回転方向前側(増磁界
側)にし、焼成体密度の粗側を回転子回転方向後
側(減磁界側)とする。これにより、増磁界側で
は残留磁束密度が高く、減磁界側で保持力が高
く、しかも、その中間の磁気特性は、その焼成密
度変化に応じた滑らかな所望の磁気特性を備える
永久磁石を備える直流機を製造することが可能に
なる。
[発明の実施例]
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。尚、本発明の永久磁石界磁直流機及びその
製造方法のうち、特徴部分に係る実施例に関する
界磁磁極及びその製造方法について詳細に説明す
る。
する。尚、本発明の永久磁石界磁直流機及びその
製造方法のうち、特徴部分に係る実施例に関する
界磁磁極及びその製造方法について詳細に説明す
る。
第6図は、本発明実施例に関する界磁磁石4″
を水平方向に展開して電機子反作用の起磁力カー
ブCと対比した図で、従来の界磁磁石4を説明し
た第5図の左半部に対応する図である。斑点を附
して示した濃淡の度合は、本発明実施例に係る界
磁磁極4″の粗密の度を表わしており、回転方向
の中心点4mよりも左方の増磁界領域Jに相当す
る部分は稠密に構成し、かつ、右方の減磁界領域
Kに相当する部分は、減磁界側の極弧状部端部4
eに近づくにつれて密度を小ならしめるように無
段階的に密度を変化させてある。
を水平方向に展開して電機子反作用の起磁力カー
ブCと対比した図で、従来の界磁磁石4を説明し
た第5図の左半部に対応する図である。斑点を附
して示した濃淡の度合は、本発明実施例に係る界
磁磁極4″の粗密の度を表わしており、回転方向
の中心点4mよりも左方の増磁界領域Jに相当す
る部分は稠密に構成し、かつ、右方の減磁界領域
Kに相当する部分は、減磁界側の極弧状部端部4
eに近づくにつれて密度を小ならしめるように無
段階的に密度を変化させてある。
この結果、磁束密度Brは増磁界領域Jにおい
ては一様に最高値を示し、反対側の弧状部端部4
eに近づくにつれて漸減している。
ては一様に最高値を示し、反対側の弧状部端部4
eに近づくにつれて漸減している。
また、上記と反対に、保磁力iHcは増磁界領域
Jにおいては一様に低い値を示し、減磁界領域K
においては極弧状部端部4eに近づくにつれて大
きくなり、極弧状部端部4eにおいて最高値を示
している。
Jにおいては一様に低い値を示し、減磁界領域K
においては極弧状部端部4eに近づくにつれて大
きくなり、極弧状部端部4eにおいて最高値を示
している。
上記の保磁力iHcのカーブは、減磁界領域内に
おいて電機子反起磁力カーブCと比例しているの
で、最も合程的に、磁束密度Brの減少を最少限
に留めつつ、必要な保持耐力を発揮することがで
きる。
おいて電機子反起磁力カーブCと比例しているの
で、最も合程的に、磁束密度Brの減少を最少限
に留めつつ、必要な保持耐力を発揮することがで
きる。
上に述べたように密度の傾斜を有する界磁磁極
を構成するための方法の1実施例を次に述べる。
を構成するための方法の1実施例を次に述べる。
フエライトマグネツトの焼成原料であるMO・
nFe2O3(M=Sr、Ba、Pb)の基本式からなる組
成を有する粉状材料に適宜の粘結剤を加えて所定
の形状にプレス成形する。ただし、この所定形状
は焼成における収縮を見込んで適宜に設定しなけ
ればならない。
nFe2O3(M=Sr、Ba、Pb)の基本式からなる組
成を有する粉状材料に適宜の粘結剤を加えて所定
の形状にプレス成形する。ただし、この所定形状
は焼成における収縮を見込んで適宜に設定しなけ
ればならない。
一方、Alイオン、Crイオン、Pbイオン、又は
硼砂を含有する水溶液を予め準備しておく。この
水溶液は、上記4種類の添加剤の内の何れか1種
類を含んでいればよいが、任意の複数種類を含ま
せておいてもよい。
硼砂を含有する水溶液を予め準備しておく。この
水溶液は、上記4種類の添加剤の内の何れか1種
類を含んでいればよいが、任意の複数種類を含ま
せておいてもよい。
この水溶液中に前記の成形体の1部分、詳しく
は減磁界側の極弧状部端部4eとする予定の側の
半分を浸漬する。そして、適宜の時間をかけて徐
徐に引き上げる。これにより、減磁界側に添加物
が浸透し、その含浸量は減磁界側にのみ分布し、
しかも極弧状部端部4eにおいて最大量となるよ
うに含浸量分布が傾斜を示すようになる。
は減磁界側の極弧状部端部4eとする予定の側の
半分を浸漬する。そして、適宜の時間をかけて徐
徐に引き上げる。これにより、減磁界側に添加物
が浸透し、その含浸量は減磁界側にのみ分布し、
しかも極弧状部端部4eにおいて最大量となるよ
うに含浸量分布が傾斜を示すようになる。
本発明を実施する際、徐々に吊り下げて急に引
き上げてもよく。徐々に吊り下げて徐々に引き上
げてもよい。要するに各部の浸漬時間に差を与え
て、上記のような添加剤の分布を形成すればよ
い。
き上げてもよく。徐々に吊り下げて徐々に引き上
げてもよい。要するに各部の浸漬時間に差を与え
て、上記のような添加剤の分布を形成すればよ
い。
このように添加剤を含浸させた成形体を焼成す
ると、添加剤が焼成による収縮を妨げるように作
用するので、添加剤の含浸率に反比例する傾向
に、焼成体の密度分布を生じる。その結果、密度
分布にほぼ比例した残留磁束密度分布Brと、密
度分布にほぼ反比例した保磁力iHc分布とが得ら
れ、第6図に示した磁気特性を有する界磁磁極
4″が構成される。
ると、添加剤が焼成による収縮を妨げるように作
用するので、添加剤の含浸率に反比例する傾向
に、焼成体の密度分布を生じる。その結果、密度
分布にほぼ比例した残留磁束密度分布Brと、密
度分布にほぼ反比例した保磁力iHc分布とが得ら
れ、第6図に示した磁気特性を有する界磁磁極
4″が構成される。
上述の説明から明らかなるように、本発明方法
は簡単な設備で容易に実施することができ、しか
も浸漬時間のコントロールによつて所望の磁気特
性が得られるので製品品質が容易である。
は簡単な設備で容易に実施することができ、しか
も浸漬時間のコントロールによつて所望の磁気特
性が得られるので製品品質が容易である。
以上のようにして構成した界磁磁石を用いて第
1図及び第2図に示した型式のモータを構成した
ところ、実用上充分な保磁性能を有し、しかも従
来装置に比して平均磁束密度を15%増加させるこ
とができた。これにより、モータの出力特性が改
善され、しかもモータを小形軽量化することが可
能になつた。
1図及び第2図に示した型式のモータを構成した
ところ、実用上充分な保磁性能を有し、しかも従
来装置に比して平均磁束密度を15%増加させるこ
とができた。これにより、モータの出力特性が改
善され、しかもモータを小形軽量化することが可
能になつた。
以上述べたように、本発明の永久磁石界磁直流
機は、電機子反作用を考慮した磁気特性を有する
界磁磁極を用いるので、性能向上及び小型軽量化
を達成できる。
機は、電機子反作用を考慮した磁気特性を有する
界磁磁極を用いるので、性能向上及び小型軽量化
を達成できる。
また、本発明の製造方法によれば、界磁磁極の
磁気特性を容易に所望の特性にすることが可能な
ため、高性能・高品質の永久磁石界磁直流機を効
能率で製造することができるという効果がある。
磁気特性を容易に所望の特性にすることが可能な
ため、高性能・高品質の永久磁石界磁直流機を効
能率で製造することができるという効果がある。
第1図および第2図は永久磁石形モータの1例
を示し、第1図は軸心に垂直な断面図、第2図は
軸心を含む断面図である。第3図はフエライトマ
グネツトの外部磁界による減磁作用の解析図表、
第4図はフエライトマグネツトの磁気特性を示す
図表、第5図は従来の界磁磁極の展開図に電機子
反作用の起磁力分布曲線を付記した図、第6図は
本発明実施例に係る界磁磁極の展開図に電機子反
作用の起磁力分布曲線および磁極の磁気特性曲線
を付記した図である。 1……固定子、2……回転子、3……継鉄、
4,4′,4″……界磁磁極、5……エンドプレー
ト、6……軸受、7……電機子巻線、8……電機
子鉄心、9……整流子、10……電機子軸。
を示し、第1図は軸心に垂直な断面図、第2図は
軸心を含む断面図である。第3図はフエライトマ
グネツトの外部磁界による減磁作用の解析図表、
第4図はフエライトマグネツトの磁気特性を示す
図表、第5図は従来の界磁磁極の展開図に電機子
反作用の起磁力分布曲線を付記した図、第6図は
本発明実施例に係る界磁磁極の展開図に電機子反
作用の起磁力分布曲線および磁極の磁気特性曲線
を付記した図である。 1……固定子、2……回転子、3……継鉄、
4,4′,4″……界磁磁極、5……エンドプレー
ト、6……軸受、7……電機子巻線、8……電機
子鉄心、9……整流子、10……電機子軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の焼成体で成る円弧状永久磁石を有する
固定子と、これらの円弧状永久磁石の内側に回転
自在に設けられた回転子とを備える永久磁石界磁
直流機において、前記各円弧状永久磁石として、
増磁界側から減磁界側に向けて焼成体密度を無段
階的に粗にした円弧状永久磁石を用いたことを特
徴とする永久磁石界磁直流機。 2 複数の焼成体で成る円弧状永久磁石を有する
固定子と、これらの円弧状永久磁石の内側に回転
自在に設けられた回転子とを備える永久磁石界磁
直流機の製造方法において、磁性材料の成形体を
添加剤を含む溶液中に徐々に吊り下げあるいは前
記溶液中に浸漬させた前記成形体を徐々に引上げ
てその移動方向に前記添加剤の含浸濃度が無段階
的に変化した成形体を作り、該成形体を焼成して
前記円弧状永久磁石を作り、該円弧状永久磁石を
前記固定子に固定するに当たり、前記添加剤濃度
の粗側を前記回転子の回転方向に対して前側にし
密側を後側にして固定することを特徴とする永久
磁石界磁直流機の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP988183A JPS59136056A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 永久磁石界磁直流機及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP988183A JPS59136056A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 永久磁石界磁直流機及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59136056A JPS59136056A (ja) | 1984-08-04 |
| JPH0224110B2 true JPH0224110B2 (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=11732495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP988183A Granted JPS59136056A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 永久磁石界磁直流機及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59136056A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63167655A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-11 | Zenekoo:Kk | 永久磁石型直流電動機 |
| EP0310223A1 (en) * | 1987-07-27 | 1989-04-05 | Maghemite Inc. | Magnet composition |
| JP7415876B2 (ja) * | 2020-11-04 | 2024-01-17 | トヨタ自動車株式会社 | モータ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5899251A (ja) * | 1981-12-05 | 1983-06-13 | Hitachi Metals Ltd | 回転電気機械用永久磁石 |
-
1983
- 1983-01-26 JP JP988183A patent/JPS59136056A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59136056A (ja) | 1984-08-04 |
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