JPH02242960A - 一方向配列不織布の製法および装置 - Google Patents

一方向配列不織布の製法および装置

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JPH02242960A
JPH02242960A JP1058384A JP5838489A JPH02242960A JP H02242960 A JPH02242960 A JP H02242960A JP 1058384 A JP1058384 A JP 1058384A JP 5838489 A JP5838489 A JP 5838489A JP H02242960 A JPH02242960 A JP H02242960A
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小島 茂三
Hiroshi Yazawa
宏 矢沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高分子物質を溶融または溶解して紡糸してな
る不織布の製法および装置において、不織布を構成する
フィラメントを一方向に配列させた不織布のM法および
装置に間するものである。
〔従来技術及び本発明が解決しようとする問題点〕従来
のスパンボンド不織布は、カサ高性や風合いは良いが、
フィラメントがほぼランダムに配列しているため、タテ
ヨコ方向に寸法安定性が悪く、強度も小さかった。これ
らを解決する手段として、本発明人等は、先に特願昭6
2−173927号(以下光発明と略称する)に、不織
布をタテまたはヨコに延伸する方法および装置、および
タテ延伸した不織布とヨコ延伸した不織布を経緯積層す
る手段および紡糸したフィラメントを一方向に配列させ
る手段等について提案した。本発明はこのフィラメント
を一方向に配列した不織布を製造する別の新たな発明に
間し、先発明の追加的特許でもある。
先発明でも述べたように、従来のランダム不織布を、単
にタテまたはヨコに延伸しても、フィラメント間をつな
いでいる絡みや接着が外れるだけのことが多く、フィラ
メントの延伸には到らず、不織布の強度アップにならな
いことが多い、そこで、一方向にフィラメントが配列し
た不織布をフィラメントの配列方向に延伸することによ
り、フィラメントの延伸も起こり、不織布の強度のアッ
プすることが判明した。不織布を構成するフィラメント
の種類により、延伸しなくて、単にフィラメントが配列
しているだけで、その配列方向に充分強度や寸法安定性
が出せるものもある。先発明では、熱風を使用して飛散
させたため、溶剤や分散媒体を使用した湿式や乾式また
はエマルジョン紡糸による不織布製造には適応が困難で
あった。
また、先発明では、紡出されたフィラメントをまず巾方
向に旋回または振動させる手段として、やはり熱風で行
ったため、高分子物質の種類によってはフィラメントが
安定に旋回や振動してくれないために、その後の熱風を
交差させても安定して一方向に配列して°くれない場合
があった。
〔問題点を解決するための手段〕
これらの問題を、鋭意研究した結果、湿式紡糸や乾式紡
糸、エマルジョン紡糸にも適応出来、どの様な紡出フィ
ラメントでも、安定に旋回や振動して、フィラメントを
一方向に配列性良く飛散させる製法や装置を発明するに
到った。
高分子物質を溶融させた溶融紡糸による不織布の製法に
おいて、紡出フィラメントを先発明のように風で飛散さ
せようとすると、その高分子物質の融点以上に加熱した
熱風を用いないと飛散が不十分て、塊やツブが生じたり
、飛散中が小さかったり、また配列が不十分などの問題
点があった。
多量のエアーを加熱するには熱エネルギイ的にも損失で
あり、熱風を勢い良く噴出すると周りの冷風を巻き込ん
で熱風湿度が低下してしまう問題点もあった。また、良
く飛散するためには、紡出したフィラメントが粘度が小
さく、曳糸性も大きくなければ飛散が不十分であるが、
紡糸する溶融ポリマーの温度は、ポリマーの熱安定性や
紡糸MIllの耐熱性の範囲より、おのずと限界があっ
た0以上の問題点を解決する手段として、ポリマーを溶
剤に溶解するか、液体中にエマルジョン状に分散させて
(以下簡略のため、溶液型紡糸液と称する)紡糸するこ
とにより、フィラメントを飛散させる流体も加熱する必
要がない、紡糸液の粘度も曳糸性の良い高分子量のポリ
マーを使用しても、紡糸液の濃度を下げることにより自
由に選択出来る。
フィラメントを飛散させる前段階として、フィラメント
を敢闘から数+1望ましくは5鴎より505m+の範囲
の据輻で、数10回/分ないし数百回7秒、望ましくは
300回/分以上の周期で旋回または往復運動している
必要がある(以下簡略のため振動と称することにする)
、先発明のもう一つの問題点は、この振動を紡口近傍の
微弱な熱風に頼っていたが、ポリマーの種類や粘度によ
っては不安定で、安定な振動が出来ない場合があった。
本発明では、紡口そのものを振動させることにより、全
てのポリマーの融解や、溶液型紡糸液でも、粘度にかか
わらず安定に振動させることが出来ることを見い出した
ことにある。実験の結果、振動の振幅の範囲が1mII
より以下であると、振動している効果は見いだせず、5
−以上あることが望ましい。また、振幅の範囲が300
−を越える広い巾で振幅すると飛散の均一性を保つこと
が出来ず、望ましくは5C1w以下であることが望まし
いことが判った。振動の周期もあまり遅い60回/分以
下では、不織布の生産性も悪く、飛散したフィラメント
の集積も不十分である。不織布を形成させるためには、
望ましくは300回/分以上で振動する必要がある。さ
らに望ましくは30回/秒(1800回/分)以上の周
期で旋回または往復運動している状態では、その後の飛
散が安定していた。
上記の溶液型紡糸液や紡口そのものを振動させる発明に
よって、フィラメントを振動させたり飛散させる流体と
して、加熱気体ばかりでなく、加熱されていない気体、
液体または蒸気、または液体を含む気体でも使用できる
ことが判明した。さらに、これらの流体に勢いをつける
ために重さのある固体や接着性のある固体の微粉末を混
入しても良い、これらの流体は振動や飛散ばかりでなく
、フィラメントの凝固や接着性を助ける流体である場合
もある。
紡出されたフィラメントを振動させる方法として、紡口
近傍のエアーによる方法と紡口の振動の2つの方法につ
いて述べた。他の方法として、電場や磁場を用い、その
電場や磁場の極性を変化させて振動を与えても良い0例
えば、紡出フィラメントに高電圧を掛け、帯電されたフ
ィラメントにプラス、マイナスの電場を交互に与え、紡
出されたフィラメントを振動させることも出来る。この
方法は紡口より多数本のフィラメントを紡出する場合に
、紡出フィラメント同士がまとまらないで良く離散する
ので、特に適している0以上のエアーや紡口の振動や電
荷なとの種々の方法を併用し・でも良い。
本発明のもう一つの特徴として、フィラメントの断面が
流体の作用を受けやすいように真円よりずれた楕円形断
面や異形断面であるように、紡口を長方形、楕円、異形
断面など真円よりずれた形状にすることが有効であるこ
とを見いだした点にある。このような真円よりずれた断
面のフィラメントにすることにより、少量で低圧の流体
でも、フィラメントの飛散も配列の程度も良い。
紡糸されるフィラメントはモノフィラメント状に単独の
フィラメントでも良いが、マルチフィラメント状に多数
本同時に紡糸し、同時に振動し、同時に飛散させると、
生産効率も良い、また不織布のメルトブロー法のように
、紡口より気体と一緒に噴出さ、噴出したフィラメント
を振動させ、飛散させても良い。
振動して次の飛散に向かうフィラメントは、まだ完全に
は凝固しておらず、2倍以上のドラフト性が残っている
必要があり、この段階で凝固が完了してドラフト性を失
っている場合は、次の飛散プロセスに移っても、飛散が
不十分で配列も良くないことを実験より確かめた。望ま
しくは、10倍以上、更に望ましくは100倍以上のド
ラフト性があると飛散したフィラメントの巾も広く、配
列度も配列の均一性も良い、溶液型紡糸液による場合で
、紡糸直後に凝固浴を通し、凝固浴出口で振動させるこ
とによりフィラメントを振動させても良い、この場合、
凝固が完全には終了しているとドラフト性が漸くなるの
で、少なくとも2倍以上のドラフト性のある状態で飛散
工程に進む必要がある。
次ぎに、振動しているフィラメントを飛散させる流体の
当て方について説明する。これには2つの方法があり、
その一つは、振動しているフィラメントを中心にして側
方よりほぼ左右対称の一対以上の流体をフィラメント上
で正面衝突させて、フィラメントを流体の噴出方向と直
角方向に飛散させる方法である。もう一つの方法は、振
動しているフィラメントを中心にして側方よりほぼ左右
対称の一対以上の流体を、フィラメントの振動範囲で交
差させて、フィラメントを流体の噴出方向とほぼ平行方
向に飛散させる方法である。この場合、左右の流体を交
互に間欠的に噴出して、流体の噴出方向にそれぞれフィ
ラメントを飛散させることも出来、これも本発明に含ま
れる。この左右の流体を間欠的に出す場合は、左右の流
体を同時に出した場合、正面衝突するような焦点に噴出
さしても良い、これら2つの方法で飛散させる流体の発
生源は一対とは限らず、一つの紡口に対して2対、3対
設置した方が効率が良いが、以下の説明では煩雑さを避
けるために、一対について述べる。これらの2°っの方
法については、図面の簡単な説明の項で詳述する。
本発明の一方向配列不織布は、先発明の方法により、フ
ィラメントの配列方向へ延伸や圧延することが望ましい
場合が多い、延伸や圧延の方法は先発明で詳述した0本
発明の方法による一方向配列不織布は、厚みの均一性が
良く、フィラメントの配列度もよく、ツブや塊も出難い
ことより、延伸に特に適した不織布となる0本発明の方
法において、一方向配列不織布を製造し、さらにこれに
積層する形で先の不織布とは直角方向に配列した不織布
を製造し、積層した不織布のそれぞれのフィラメントの
配列方向に2軸的に延伸することによる直交不織布を製
造することもできる。この場合の2軸延伸は逐次2軸で
も同時2軸でも良い。
また、l軸延伸でも2軸延伸でも、延伸前に不織布を軽
く接着または接合しておくことが延伸による強度アップ
に適している場合が多い、延伸後は接着や機械的接合に
よりフィラメント間を接合しておくことが強い不織布と
しては望まれる。
本発明の一方向配列不織布は、それ単独として使用する
ことも出来るが、−船釣には、それと直角方向に配列し
た不織布または繊維材ウェブ(例えば、糸または延伸テ
ープを一定間隔で配列したもの、トウを拡幅したもの、
紡績のカード上がりウェブなと)を組合わせて、直交不
織布の形態で使用することも多い。組み合わせる工程は
、不織布製造ラインで行っても良いし、別ラインで行っ
ても良い。組み合わせる素材は、同様の製法で、ただ流
体の噴出方向の違いで、タテ方向とヨコ方向に配列した
不織布を組み合わせても良い。また、斜め方向に配列し
た不織布を互いの配列方向が直交するように組み合わせ
ても良い。ここで直交と云うのは、厳密に角度90度で
交わる場合のみでなく、30〜150度で交わってもよ
い、斜交しているものに、タテ方向またはヨコ方向配列
の素材を朝み合わせて、3軸や4軸の不織布にすること
も出来る。また、組み合わせる素材は、同様な製法で、
配列方向のみ異なる素材ばかりでなく、全く別の素材、
また素材としては類似していても、製法の全く異なるも
のと絹み合わせることもできる。物性のバランス上、朝
み合わせる素材が、本発明の不織布のフィラメントの配
列方向と直交するように配列していることが望ましいこ
とが多い。
組み合わせて接合する方法は、粉末やエマルジョンなど
の接着剤を利用しても良いし、ニードルバンチなどの機
械的接合を行っても良い。また、本発明の不織布は非常
にファインデニールになるので・不織布の製造ラインで
組み合わせれば、なんら接着剤が不要で、ファインフィ
ラメント同士の絡み合いによる接合も可能である。また
、本発明の不織布の製造の際、多数の紡口の中に接着性
を持ったフィラメントを紡出するようにして、不織布自
身に接着剤を含むようにして、後で単に加熱のみで他の
素材と接合するようにすることも出来る。また、溶液型
紡糸液の場合、一方向配列フィラメントとして飛散し集
積した後でも、凝固が完了しておらず、そのためにまだ
自己接着性を持つものは、その接着性を利用してフィラ
メント同士の接着を行う。
本発明を利用する有効な方法の一つとして、特願昭63
−81187号の追加的発明になるが、本発明の方法で
フィラメントをヨコ方向に配列させ、そのヨコに配列し
たフィラメントでタテ方向に走行する糸群の配列を固定
することが出来る。
この場合のフィラメントとしては、接着性ポリマーであ
ることが望ましい、このように走行する糸群の配列固定
されたウェブは、特公昭53−38783号などのよう
な経緯積層機の緯ウェブとしても、利用することが出来
る。
本発明に利用される不織布の原料としては、HDPEや
PPなとのポリオレフィンおよびポリエステル、ポリア
ミド、塩ビ系、アクリルニトリル系、ポリビニルアルコ
ール系、ポリウレタンなど熱可塑性ポリマーやガラス、
ピッチ、接着性ポリマー またこれらを溶剤に溶解した
もの、界面活性剤と共に分散液に分散してエマルジョン
にしたものも使用することが出来る。また、溶融紡糸が
困難なセルローズ系ポリマーの溶剤に溶解したものなど
も特に有効である。これらのポリマーで重要なことは、
振動し、飛散される際、そのフィラメントがまだ曳糸性
があり、数十〜数千倍にドラフトが可能なことが必要な
条件である。
〔発明の効果〕
本発明により、従来安定性の範囲が掻めて狭かった一方
向配向不織布の製法を、どの様なポリマーでも安定に一
方向配列性良く製造することが出来るようになった。そ
のため、溶液型紡糸液でもタテ、またはヨコに配列した
フィラメントを容易に製造できるようになり、そのまま
直角方向に配列する不織布と組み合わせてタテヨコに寸
法安定性の良い不織布にすることが出来た。また粘度の
高い溶融ポリマーでも、一方向に良く配列したフィラメ
ントになり、これは、フィラメントの配列方向に延伸し
て強い不織布を製造するのに特に適していた。
〔図面による説明〕
以下、実施の様体を図面で具体的に説明する。
第1図は、本発明による不織布の製造の例を示したもの
で、溶融したポリマーがフレキシブルな導管1を通じて
紡糸口群2−L2−2.2−3に導かれる。これらの紡
糸口群は駆動装置t(図示していない)によって、図面
のxYZ軸のY軸平行方向に振動している。紡糸された
フィラメント3−1は巾方向に紡糸口と同一周期で振動
している。この巾方向に振動しているフィラメント3−
1を中心にしてほぼ左右対称の位置よりX軸方向に一対
の流体4−1aと4−1bをフィラメント上で正面衝突
させ、その正面衝突した流体がY清水平方向に飛散する
勢いでフィラメントもY軸方向へ配列して5−1のよへ
に飛散して、X軸方向を手前へ走行するコンベアベルト
上に集積される。コンベアベルトには予め別の製法で作
られたタテ方向に配列したフィラメント群7が集積され
ており、コンベア上でヨコに配列したフィラメントと層
状に積層され不織布とする。
第2図は、紡出フィラメントを流体により振動させる流
体の噴出孔の配置の例で、図AとBにおいて紡糸口の部
分を下から見た図で、8は紡糸装置の下板で、9は紡糸
口である0図Aは紡糸口9の回りに一直線に流体の噴出
孔10−1.10−2、φ・・、1O−6が配列してい
る例で、図Bは、紡糸口9の周囲に円周状に流体の噴出
孔11−111−2、・・・、11−6が配置されてい
る例である。
ともに流体は紡糸口9より紡糸液と同時に噴出する成分
があっても良い、また流体の噴出孔はフィラメントの紡
出方向に対して、多少角度をもって孔が間けられている
ことが望ましい。
第3図は飛散させる流体の当て方の例を示したもので、
A図はY軸に平行に振動してくるフィラメント12に振
動方向に垂直(X軸方向)に、フィラメントを中心にし
て側方より対称の一対の流体の噴出流13aと13bを
図のPの位置で正面衝突させ、その衝突した流体がY軸
方向へ飛散する時、その流体と同時にフィラメントもY
軸方向へ左右に飛散し、Y軸に平行に配列したフィラメ
ントの集合体14となる。図Bは、やはりY軸に平行方
向に振動しているフィラメント15に対してX軸方向よ
り一対の流体の噴出流1G&と16bとを噴出させるが
、への場合と異なり、16aと16bは正面衝突せず、
振動するフィラメント上の別の焦点QとRで交差し、フ
ィラメントに当たった流体は対称位置より来る流体にあ
まり邪魔されずに突き進むことができ、その流体によっ
て飛散されるフィラメントは、はぼX軸方向に配列して
飛散するフィラメントの集合体17どなる。
AまたはBにおいて、フィラメントの配列方向は、下で
集積するコンベアや、不織布の走行方向と、この飛散流
体の当て方の相対的関係でとの様な方向にも配列させる
ことが出来る0図AもBも、フィラメント12.15が
ヨコに振動している例で示したが、円状に旋回していて
も良い。
第4図に、本発明によるフィラメントの配列の例で、矢
印の方向がタテ方向で、構造が判りやすいように、層の
上の部分の1部を剥して示しである。(イ)はタテに配
列したフィラメントの層と、ヨコに配列したフィラメン
トの層を積層した例で、両方向のフィラメントも本発明
の方法を使用した例である。(ロ)は本発明の方法によ
るヨコ配列フィラメントとタテ方向は在来のヤーンを一
定ピッチで配列したものを積層した場合で、図示してな
いがヤーン層をこの上に重ねても良い、(ハ)は、本発
明のフィラメントの配列方向が斜めの層と、それと斜交
して別の斜め方向に配列している層とが積層している例
である。(ハ)の斜交している場合は、他にタテ方向や
ヨコ方向にフィラメントの配列している別の不織布や繊
維ウェブを積層して3軸または4軸の不織布とすること
もできる。
〔実施例〕
実施例1.ポリエチレンテレフタレートの極限粘度ηが
0.72のペレットを押出機で260’Cに溶融押出し
、第1図の方法でフレキシブル導管を通じて3個の紡糸
口に導かれる。紡糸口は紙面に平行方向にヨコに35M
巾に240o回/分で振動している。紡糸されたフィラ
メントは巾方向に25−巾に紡糸口と同一周期で振動し
ている。この巾方向に振動しているフィラメントを中心
にしてほぼ左右対称の位置より紙面より垂直方向に一対
の300℃に加熱されたエアーを正面衝突させた。その
正面衝突したエアーがヨコ方向に飛散する勢いでフィラ
メントも紙面のヨコ方向へ配列して一つの紡糸口当たり
約350−の巾でヨコに配列して飛散して、下に40 
rn /分で走行するコンベアベルト上に集積される。
コンベアベルト上では3個の紡糸口によるヨコ配列フィ
ラメントが境を若干型なった状態で全体中はぼ1100
(1のヨコ配列不織布となった。コンヘアベルトには通
常の不織布製造装置で製造されたタテ方向に配列した不
織布が前工程で製造されており、コンベア上でヨコに配
列したフィラメントと層状に積層された。積層されたフ
ィラメント群は、ざらに表面をタテ方向に配列した不織
布と積層され、一対のエンボスローラによりこれらの眉
間を接着して、不織布とし、この不織布をタテ方向に3
.2倍、ヨコ方向へ2.8倍それぞれ延伸して、延伸後
エマルジョン接着剤に含浸後乾燥して直交不織布を得た
製造された不織布は35 g / TII″で、タテ強
度27.2kg15cm巾で伸度22%、ヨコ強度は2
2゜5 k g / 5 amで伸度28%のタテヨコ
に強い不織布であり、従来のポリエステルランダム不織
布に比較して3〜4倍の強度をもつ不織布であった。
実施例2.高密度ポリエチレンの15%デカリン溶)α
を、第2図のBのノズルより紡出し、第3図Bの方式で
タテに配列したフィラメントを得た。
この場合第2図Bの振動するためのエアーおよび第3図
Bの飛散させるエアーともに特に加熱していない室温の
エアーを用いた。得られた不織布は非常に細い(はとん
どが1デニールより迩かに小さい)フィラメントからな
り、特に接着することをせずとも、非常にフィラメント
間の接着性の良い不織布となった。この不織布をタテ方
向に5倍近接ローラ延伸することにより坪t15g/v
r1″、タテ強度17.4kg15c+++タテ伸度2
7%のタテに強い不織布となった。これは経緯積層不織
布の原料ウェブとして最適の性質を持った不織布である
実施例3.リンターパルプの鋼アンモニア溶液(is度
8%)を、紡口より紡糸し濾斗へ水と同時に流すことに
より、若干凝固と延伸をかけ、まだドラフト性が20倍
以上ある状態で濾斗の出口先端を約10mmの巾で60
0回/分の周間で水平方向へ振動させ、出てきたフィラ
メントが水の勢いで30間巾に振動している所へ、今度
は垂直方向より一対の水を噴射して(第3図Aの方法)
、水を衝突させ、ヨコに飛散する水の勢いでヨコに配列
したフィラメントを走行するコンベアベルト上に集積し
た。集積されたフィラメントはまだ凝固が完了していな
いが、前工程で製造されコンヘアに堆積されて運ばれて
来ている通常の方法の銅アンモニア法によるセルローズ
不織布くタテに配列している)と層状に積層され、両方
−緒に酸で処理されタテヨコに寸法安定性のある不織布
となった。この場合はタテヨコ積層された時点では、ま
だ凝固が完了しておらないため、フィラメント同士の接
着性があり特に接着処理は必要でなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の不織布の製造の例を示したもので、
第2図は紡糸したフィラメントを流体で振動させる場合
の流体噴出孔の配置の例で、Aは紡糸口の周りに流体噴
出孔が一列に並べた例で、Bは円周状に配置した例であ
る。第3図は飛散させるための流体の噴出流の当て方の
例で、Aは噴出流が正面衝突する場合で、Bは交差する
場合である。第4図は本発明による不織布のフィラメン
トの配列方向の例を示したもので、(イ)はタテヨコ方
向とも本発明による配列不織布による例で、(ロ)はヨ
コ方向は本発明でヨコに配列した不織布で、タテ方向は
在来のヤーンを配置した例で、(ハ)は本発明の方法に
よる斜交不織布の例である。 主な記号の説明 1は紡糸液を送るフレキシブル導管 2−1.2−2.2−3は振動されている紡糸口3−1
は振動している紡出フィラメント4−1a、4−1bは
正面衝突する流体5−1は、ヨコに配列して飛散してい
るフィラメント群 6はコンベアベルト 7はタテ配列不織布 8は紡糸装置の下板、 9は紡糸口 10−1. 10−2、争や・10−6.11−1゜1
1−2、φ・−11−6は、フィラメントを振動させる
ための流体噴出孔 12.15は振動しているフィラメントtaa、tab
、16a、16bは、振動しているフィラメントを飛散
させる流体の噴射流14.17は、配列して飛散してい
るフィラメント群 P、Q、Rは流体がフィラメントに当たる場所出願人 
株式会社 高分子加工研究所 季 圀 茅 圀 竿 づ 暮 第 圀 (イフ (ロ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 溶剤に溶解またはエマルジヨン状に分散された
    高分子物質を紡口より紡出してなる不織布の製法におい
    て、 (1)紡出フィラメントが旋回または巾方向に振動する
    ように紡糸され、 (2)その旋回または振動しているフィラメントがまだ
    2倍以上のドラフト性がある状態で、(3)その旋回ま
    たは振動しているフィラメントを中心にして、側方より
    ほぼ左右対称の一対以上の流体を作用させて、フィラメ
    ントを一方向に配列するように飛散させることによる一
    方向配列不織布の製法。 (2) 高分子物質の溶融された高分子物質が紡口より
    紡出されたフィラメントからなる不織布の製法において
    、 (1)フィラメントが旋回または巾方向に振動するよう
    に紡口を円運動または振動しながら紡糸し、(2)その
    旋回または振動しているフィラメントがまだ2倍以上の
    ドラフト性がある状態で、(3)その旋回または振動し
    ているフィラメントを中心にして、側方よりほぼ左右対
    称の一対以上の流体を作用させて、フィラメントを一方
    向に配列するように飛散させることによる一方向配列不
    織布の製法。 (3) 請求項(1)において、紡出フィラメントに旋
    回または振動を与える方法として、紡出直後に紡口近傍
    より微弱な流体を作用させることによる一方向配列不織
    布の製法。 (4) 請求項(1)において、紡出フィラメントに旋
    回または振動を与える方法として、紡口そのものを円運
    動または振動、往復運動させることによる一方向配列不
    織布の製法。 (5) 請求項(1)(2)において、紡出フィラメン
    トに旋回または振動を与える方法として、紡出フィラメ
    ントに電荷を与え、そのフィラメントに極性が交互に変
    化する電場または磁場により紡出フィラメントを旋回ま
    たは振動、往復運動させることによる一方向配列不織布
    の製法。 (6) 請求項(1)において、紡出フィラメントが完
    全に凝固しない程度の凝固ゾーンを経た後、請求項(3
    )(4)(5)の方法および凝固浴出口を円運動、振動
    させたり、凝固浴出口で流体を作用させて、フィラメン
    トに旋回または振動運動を与えることによる一方向配列
    不織布の製法。 (7) 請求項(1)(2)において、紡出フィラメン
    トが1mmから300mm、望ましくは5mmより50
    mmの範囲の振幅で、60回/分以上、さらに望ましく
    は300回/分以上の周期で旋回または往復運動してい
    る状態で流体により飛散されることによる一方向配列不
    織布の製法。 (8) 請求項(1)(2)において、紡口より紡出さ
    れるフィラメントの断面が流体の作用を受けやすいよう
    に楕円形や異形の真円よりずれた断面であることによる
    一方向配列不織布の製法。 (9) 請求項(1)(2)において、紡出フィラメン
    トが旋回または振動している状態に流体を作用させて飛
    散させる方法として、フィラメントを中心にして側方よ
    りほぼ左右対称の一対以上の流体をフィラメント上で衝
    突させて、フィラメントを流体の噴出方向と直角方向に
    飛散させることによる一方向配列不織布の製法。 (10) 請求項(1)(2)において、紡出フィラメ
    ントが旋回または振動している状態に流体を作用させて
    飛散させる方法として、フィラメントを中心にして側方
    よりほぼ左右対称の一対以上の流体をフィラメントの旋
    回または振動範囲で交差させて、フィラメントを流体の
    噴出方向と平行方向に飛散させることによる一方向配列
    不織布の製法。 (11) 請求項(1)(2)において、飛散して一方
    向に配列した不織布を、さらにその配向方向に延伸する
    ことによる一方向配列不織布の製法。 (12) 請求項(1)(2)(11)における一方向
    配列不織布と、それと直角方向に配列した不織布または
    繊維材ウェブを組み合わせる事による直交不織布の製法
    。 (13) 請求項(1)(2)の方法でフィラメントを
    ヨコ方向に配列させ、そのヨコに配列したフィラメント
    でタテ方向に走行する糸群の配列を固定する方法。 (14) 請求項(1)(2)の方法において、一方向
    配列不織布を製造し、さらにこれに積層する形で先の不
    織布とは直角方向に配列した不織布を製造し、積層した
    不織布のそれぞれのフィラメントの配列方向に2軸的に
    延伸することによる直交不織布の製法。 (15) フィラメントを紡糸してなる不織布の製造装
    置において、溶融、溶剤に溶解、または液体に分散され
    た高分子物質が紡口より紡出されて、フィラメントが旋
    回または巾方向に振動するように紡口を円運動または振
    動させる装置と、それによって旋回または振動するフィ
    ラメントを中心にして側方よりほぼ左右対称の一対以上
    の流体を作用させる流体噴出装置により一方向に配列し
    て飛散したフィラメントにする装置からなる一方向配列
    不織布製造装置。 (16) フィラメントを紡糸してなる不織布の製造装
    置において、紡口より紡出されるフィラメントが帯電す
    るように紡糸液に荷電させる装置と、紡出されたフィラ
    メントに極性が交互に変換する電場または磁場を作用さ
    せる装置を具備することにより、フィラメントを旋回ま
    たは巾方向に振動させ、その旋回または振動しているフ
    ィラメントを中心にして側方よりほぼ左右対称の一対以
    上の流体を作用させる流体噴出装置によりフィラメント
    を一方向に飛散させる装置からなる一方向配列不織布製
    造装置。 (17) 請求項(15)(16)において、紡口より
    紡出されるフィラメントの断面が真円よりずれた楕円形
    断面や異形断面になるように、紡口を真円よりずれた形
    状にした一方向配列不織布の製造装置。
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