JPH0224334A - 耐アイススキッド性に優れたタイヤ用ゴム組成物 - Google Patents

耐アイススキッド性に優れたタイヤ用ゴム組成物

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JPH0224334A
JPH0224334A JP63172615A JP17261588A JPH0224334A JP H0224334 A JPH0224334 A JP H0224334A JP 63172615 A JP63172615 A JP 63172615A JP 17261588 A JP17261588 A JP 17261588A JP H0224334 A JPH0224334 A JP H0224334A
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JP
Japan
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butadiene
weight
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desirably
rubber
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Application number
JP63172615A
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English (en)
Inventor
Iwakazu Hattori
岩和 服部
Noboru Shimada
嶋田 昇
Noboru Oshima
昇 大嶋
Hiroshi Mori
浩 毛利
Hideki Komatsu
秀樹 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
JSR Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、積雪あるいは氷結した路面での運動性(耐ア
イススキッド性)に優れ、かつ耐摩耗性に優れたタイヤ
用ゴム組成物に関する。
〔従来の技術〕
自動車の走行する路面状態のなかで、氷結した路面は、
最も滑りやすく危険である。従って、従来より氷結した
路面を走行する頻度の高い寒冷地においては、トレンド
部に金属製のスパイクを打ち込んだり、チェーンを装着
した自動車用タイヤが広く用いられている。ところが、
寒冷地といえども冬期に、常時、道路が氷結していると
ころは少なく、むしろ冬期の大部分は氷結していない路
面状態にある場合が多い。自動車交通の発達とともに、
寒冷地においてスパイクを打ち込んだり、チェーンを装
着したタイヤを装備した自動車が頻繁に氷結していない
路面状態の道路を往復するようになった今日、スパイク
やチェーンが道路を損傷して粉塵公害を誘発したり、損
害した道路の補修に多大の費用を要するという社会問題
が顕在化してきている。このような問題に対処すべく、
氷結した路面でもスパイクやチェーンを用いることなく
、安全に走行できるタイヤの開発が要望されている。こ
のようなタイヤを得る方法の一つには、氷結した路面で
の摩擦抵抗の大きなトレッド用ゴム材料を開発すること
が挙げられる。
従来から、氷結した路面での摩擦抵抗を大きくするには
、低温でも軟らかいゴム材料をトレンド用ゴムとして用
いることが重要であるとされている。一般に、摩擦する
物体同士の接触する面積が大きいほど、摩擦抵抗が大き
くなる。従って、ゴム材料を軟らかくすると、ゴム材料
が路面の上を滑る際に、路面の微小な凹凸により良く追
従して変形することができるため、路面との実行接触面
積が大きくなり、摩擦抵抗が大きくなることになる。特
に、氷結路面では、実行接触面積の効果は大きい。
このような観点に基づいて、寒冷地向けの冬期用タイヤ
である、いわゆるスノータイヤ用のトレッドには、原料
ゴム(エラストマー)成分として、低温でも硬くなり難
い天然ゴムやポリブタジェンゴムが用いられてきた。
また、軟化剤としては、アロマ系のプロセス油が広く用
いられているが、さらに氷結した路面での摩擦抵抗を高
める目的でアロマ系炭素成分の比較的少ないプロセス油
が用いられる場合もある。
このようなトレッドゴムを用いたスノータイヤに、スパ
イクを打ち込んだり、チェーンを装着して氷結路での摩
擦抵抗を高めたタイヤが氷結路用タイヤとして使用され
ているのが現状である。
従って、スパイクを打ち込んだり、チェーンを装着しな
く、でも安全に氷結路面を走行できるには、従来技術に
よるトレッド用ゴム材料よりさらに氷結路面での摩擦抵
抗を高めたトレッド用ゴム材料が要望されている。
しかしながら、氷結路面での摩擦抵抗を高めたトレンド
用ゴム材料は、通常、路面では摩擦抵抗が大きい欠点や
、氷結していない路面を走行するときには燃料消費効率
が悪いという欠点を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来の技術的課題を背景になされたもの
で、氷結路面での摩擦抵抗が大きく (耐アイススキッ
ド性に優れ)、かつ通常路面での耐摩耗性が良好で、し
かも燃料消費効率のよいタイヤ用ゴム組成物を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、結合ビニル芳香族化合物含量が0〜40重量
%、ブタジェン部分のトランス−1,4結合含量が70
〜90%およびビニル結合含量が2〜10%であるブタ
ジェン系重合体を主成分とする原料ゴム成分100重量
部に対して、粘度比重恒数が0.81〜0.90のプロ
セス油5〜100重量部を含む耐アイススキッド性に優
れたタイヤ用ゴム組成物を提供するものである。
まず、本発明のゴム組成物を構成するブタジェン系重合
体は、結合ビニル芳香族化合物含量が0〜40重量%、
好ましくは5〜35重量%であり、40ffifit%
を超えると耐摩耗性が不充分となり好ましくない。ここ
で、ビニル芳香族化合物としては、スチレン、α−メチ
ルスチレン、p−メチルスチレン、O−ビニルスチレン
、p−ブチルスチレン、ビニルナフタレンなどが挙げら
れるが、好ましくはスチレンである。
また、本発明のゴム組成物で使用されるブタジェン系重
合体は、ブタジェン部分のトランス−1゜4結合含量が
70〜90%、好ましくは75〜85%であり、70%
未満では耐摩耗性が不充分であり、一方90%を超える
と樹脂的になりアイススキッドが低下する。
さらに、本発明のゴム組成物で使用されるブタジェン系
重合体は、ビニル結合含量が2〜10%、好ましくは5
〜8%であり、2%未満の場合は技術的に製造が困難で
あり、一方10%を超えると耐摩耗性が不充分となる。
なお、前記ブタジェン系重合体のムーニー粘度(ML、
。4.100′C1以下「ムーニー粘度」という−)は
、20〜150、好ましくは30〜80であり、20未
満では、得られる組成物の耐摩耗性、引張強度などの加
硫物性に劣り、一方150を超えると加工性が悪化する
また、前記ブタジェン系重合体のゲルパーミェーション
クロマトグラフィー(GPC)によって測定される重量
平均分子量(M w )と数平均分子量(Mn)との比
(Mw/Mn)は、1.3〜2.5であることが、得ら
れるゴム組成物の引張強度、耐摩耗性などの加硫物性の
面で好ましい。
以上のブタジェン系重合体は、1,3−ブタジェンまた
は1.3−ブタジェンとビニル芳香族化合物とを、例え
ば下記触媒系を用いて炭化水素溶媒中で重合して得られ
る。
ここで、本発明で使用される前記ブタジェン系重合体を
製造するための触媒系としては、以下の触媒系を挙げる
ことができる。
■特公昭62−35401号公報記載のバリウム、スト
ロンチウムもしくはカルシウムのアルコラード、有機ア
ルミニウム化合物、および有機マグネシウム化合物から
なる触媒。
■特公昭62−21002号公報、あるいは特公昭56
−45401号公報記載のバリウムアルコラード、およ
び有機リチウムからなる触媒。
■特公昭60−2323号公報、あるいは特開昭56−
157409号公報記載のバリウム、ストロンチウムも
しくはカルシウムと有機アルミニウムとの複合錯体と、
ルイス塩基またはりチウムアルコラードもしくはりチウ
ムフェノラートからなる触媒。
■特公昭57−34893号公報記載の有機リチウム/
バリウムのアルコラードまたはフェノラート/有機アル
ミニウム/ジエチレングリコールモノアルキルエーテル
のリチウム、または2−N−ジアルキルアミノエタノー
ルのリチウム塩からなる触媒。
■特公昭52−30543号公報、特開昭56−157
411号公報、または特開昭56−157410号公報
記載の有機リチウム/バリウムのアルコラードもしくは
フェノラート、またはカルボン酸などの塩/有機アルミ
ニウムまたは有機亜鉛からなる触媒。
■特開昭56−11296号公報、または特公昭60−
26406号公報記載のバリウムのアルコラードもしく
はフェノラート、有機リチウム、有機マグネシウム、お
よび有機アルミニウムからなる触媒。
■特公昭52−48910号公報、または特開昭50−
123628号公報記載のバリウムアルコラードと有機
マグネシウムからなる触媒。
■を機バリウム化合物、有機アルミニウム化合物、およ
びエチレングリコールのジアルキルエーテルまたはエチ
レングリコールモノアリルエーテルのアルカリ金属塩か
らなる触媒。
■有機リチウム化合物、バリウムアルキルフェノラート
、アルコキシまたはフェノキシシリコン化合物、エチレ
ングリコールモノアリルエーテルのアルカリ金属塩から
なる触媒。
@有機リチウム化合物、バリウムアルキルフェノラート
、アルコキシまたはフェノキシアルミニウム化合物、エ
チレングリコールモノアリルエーテルのアルカリ金属塩
からなる触媒。
■有機マグネシウム化合物および/または有機アルカリ
金属化合物、有機アルカリ土類金属化合物(ただし、有
機マグネシウム化合物を除り)、ならびに有機アルミニ
ウム化合物を主成分とする触媒系(特願昭62−253
875号明細書)、。
@有機バリウム・アルミニウム化合物(アーIf体)、
有機バリウム・アルミニウム化合物(アート錯体)、お
よびリチウム化合物を主成分とする触媒系(特願昭63
−43570号明細書)。
@バリウム化合物、有機アルミニウム化合物、有機マグ
ネシウム化合物、ならびに有機リチウムアルコキシド化
合物および/または有機リチウムアミド化合物を主成分
とする触媒系(特願昭6360210号明細書)。
なお、前記触媒系に、テトラヒドロフラン、エチレング
リコール、エチレングリコールジアルキルエステル、エ
チレングリコールジアリルエーテル、エチレングリコー
ルモノアルキルエーテルのアル−キル金属塩、エチレン
グリコールモノアリルエーテルのアルキル金属塩、ジア
ルキルアミノエタノールのアルキル金属塩などのエーテ
ル化合物を併用してもよい。
また、前記触媒系の調製に際して、必要に応じて共役ジ
エンを併用してもよい。
触媒調製に用いる共役ジエンは、イソプレン、1.3−
ブタジェン、1. 3−ペンタジェンなどが用いられる
。触媒成分としての共役ジエンまたはエーテル化合物は
必須ではないが、これを併用することにより触媒成分の
触媒活性が一段と同一ヒする。
触媒を調製するには、例えば不活性の有機溶媒に溶解し
た前記触媒系、さらに必要に応じて共役ジエンまたはエ
ーテル化合物を反応させることよりなる。その際、各成
分の添加順序は、任意でよい。これらの各成分は、あら
かじめ混合、反応させ、熟成させることが重合活性の向
上、重合開始誘導期間の短縮の意味から好ましいが、重
合に際し溶媒および単量体中に直接触媒各成分を順次添
加してもよい。
重合溶媒としては、不活性の有機溶媒であり、例えばベ
ンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素溶媒
、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ブタン、シクロヘ
キサンなどの脂肪族炭化水素溶媒、メチルシクロペンク
ン、シクロヘキサンなどの脂環族炭化水素溶媒およびこ
れらの混合物が使用できる。
重合温度は、通常、−20℃〜150℃で、好ましくは
30〜120°Cである。重合反応は、回分式でも、連
続式でもよい。
なお、溶媒中の単量体濃度は、通常、5〜50重量%、
好ましくは10〜35重量%である。
また、重合体を製造するために、本発明で使用される触
媒系および重合体を失活させないために、重合系内に酸
素、水あるいは炭酸ガスなどの失活作用のある化合物の
混入を極力なくすような配慮が必要である。
なお、本発明で使用されるブタジェン系重合体は重合終
了後、分子量分布を広くして加工性を改良し“、コール
ドフロー防止のために、また加硫物の反撥弾性、引張強
力、耐摩耗性の改良のために、種々の変性剤によって変
性を行うことができる。
変性剤としては、例えばエポキシ化大豆油、エポキシ化
ポリブタジェン、アジピン酸ジエチル、ジビニルベンゼ
ン、四塩化ケイ素、メチルトリクロルシラン、ジブチル
ジクロロシラン、四塩化スズ、メチルトリクロロシラン
、ジブチルジクロロシラン、トリブチルシラン、トリフ
ェニルクロロスズ、ジブチルスズステアレート、ジブチ
ルスズジラウレート、ジブチルスズジオレート、トリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメ、タンジイソシアネ
ート、フェニルインチオシアネート、フェニルイソシア
ネート、■、3−ジメチルー2−イミダゾリジノン、1
.3−ジエチルイミダゾリジノン、ジヘキジル力ルポジ
イミド、ジプロピルカルボジイミド、ジベンジルカルボ
ジイミド、ジフェニルカルボジイミド、ジピリジルケト
ン、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、p−ジ
メチルアミノスチレン、p−ジメチルアミノエチルスチ
レン、N−フェニルマレイミド、N−エチルマレイミド
、N、N、N’、N’−テトラメチル尿素、N−メチル
−6−カプロラクタム、N−メチル−2−ピロリドン、
4,4′−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4
.4′−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、N−
ジメチルアミノベンズアルデヒド、N−ジメチルアミノ
ベンズアルデヒドなどから1種または2種以上を選んで
用いることができる。
重合終了後、重合体溶液中にスチームを吹き込んで溶媒
を除去するか、あるいはメタノールなどの貧溶媒を加え
て重合体を凝固したのち、熱り一ルもしくは減圧下で乾
燥してブタジェン系重合体を得ることができる。
また、重合体溶液を直接減圧下で溶媒を除去してブタジ
ェン系重合体を得ることもできる。
本発明で使用されるブタジェン系重合体は、原料ゴム成
分として単独で、あるいは他の合成ゴムないし天然ゴム
とブレンドして用いることができる。この場合、本発明
のゴム組成物の優れた特性を発現させるためには、少な
くとも原料ゴム成分の30重量%以上を本発明のブタジ
ェン系重合体とする必要がある。
ここで、本発明のブタジェン系重合体とブレンドする他
の合成ゴムとしては、乳化重合スチレン−ブタジェン共
重合体、有機リチウムを開始剤とするビニル結合含量が
10〜90%のスチレン−ブタジェン共重合体またはポ
リブタジェン、シス−1,4結合含量が90%以上のポ
リブタジェン、シス−1,4結合含量が85%以上のポ
リイソシアネートなどが挙げられ、これらの中から1種
または2種以上を用いることができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、以上の原料ゴム成分に
対して、粘度比重恒数が特定のプロセス油を含むもので
ある。
ここで、粘度比重恒数とは、100°Fのセイボルト粘
度■と60’Fの比重Gとより、次式で表された値であ
る。
前記プロセス油は、油の炭化水素分子の化学構造によっ
て、通常、3種類に分類され、分類の基準は粘度比重恒
数(以下rV、G、C,Jということがある)の大小に
よる。
一般に、粘度比重恒数が0.790〜0.849はパラ
フィン系、0.850−0.899はナフテン系、0.
900以上はアロマチック系として分iされる。本発明
に使用されるプロセス油は、粘度比重恒数が0.81〜
0.9o、好ましくは0.82〜0.88のものであり
、このうちナフテン系のプロセス油が好ましい。
本発明に使用されるプロセス油が0.81未満では引張
強度が低く、一方0.90を超えると反ta弾性が低く
、50℃のtanδが高くなり好ましくない。
このプロセス油の配合量は、前記原料ゴム成分100重
量部に対し、5〜100重量部、好ましくは10〜60
!!!1部であり、5重量部未満ではアイススキッド性
が劣り、一方100重量部を超えると加硫物の物性が著
しく劣るものとなる。
なお、このプロセス油の配合方法としては、原料ゴム成
分とカーボンブラック、加硫剤などの配合物との混合時
に添加する方法や、重合終了後の重合体溶液などに添加
する方法があるが、均一に混合するためには、重合体溶
液に添加する方法が好ましい。
以上の原料ゴム成分およびプロセス油を含有するゴム組
成物には、さらに補強性カーボンブラック、脂肪族カル
ボン酸およびイオウが配合され、さらに必要に応じて加
硫促進剤、老化防止剤、加工助剤などのゴム配合剤が含
有される。
このうち、補強性カーボンブラックとしては、HAF、
l5AF、SAFなどのカーボンブラックであり、好ま
しくはヨウ素吸着1t(IA)が60■/g以上、かつ
ジブチルフタレート吸油量(DBP)が80mff/1
00g以上のカーボンブランクが用いられる。かかるカ
ーボンブラックの使用量は、原料ゴム成分100重量部
に対して35〜100′YfL量部、好ましくは40〜
80重量部であり、35重量部未満では加硫物の引張強
度、耐摩耗性などが充分でなく、一方100重量部を超
えると反撥弾性、発熱性などの低下をもたらす。
また、脂肪族カルボン酸は、加硫助剤、加工助剤として
使用されるものであり、具体的にはステアリン酸、オク
タン酸、ラウリル酸、オレイン酸などである。この脂肪
族カルボン酸の使用割合は、原料ゴム成分100重量部
に対して0.5〜5重量部、好ましくは1〜3重量部で
あり、0.5重量部未満では加硫剤の分散が不良となり
、一方5重量部を超えると加硫速度が遅くなる。
さらに、イオウは、加硫剤として用いられ、その使用量
は、原料ゴム成分100重量部に対して0.1〜3重量
部、好ましくは0.5〜2重量部であり、0.1重量部
未満では加硫ゴムの引張強度、耐摩耗性、反撥弾性が低
下し、一方3重量部を超えると硬くなりゴム弾性が失わ
れる。
さらに、加硫促進剤は、特に限定されるものではないが
、好ましくはM(2−メルカプトベンゾチアゾール)、
DM(ジベンゾチアジルジサルファイド)、CZ(N−
シクロへキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド
)などのスルフェンアミド系、グアニジン系、チウラム
系などの加硫促進剤を挙げることができ、その使用量は
、原料ゴム成分100fi量部に対して0.05〜2.
5重量部、好ましくは0.5〜1.8重量部である。
本発明のタイヤ用ゴム組成物には、必要に応じてカーボ
ンブラック以外のシリカ、炭酸カルシウム、酸化チタン
などの充填剤、酸化亜鉛、酸化防止剤、オゾン劣化防止
剤などの添加剤を配合することもできる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ロール、インターナル
ミキサーなどの混練り機を用いて混練りすることによっ
て得られ、成形加工後、加硫を行い、タイヤトレッド、
アンダートレッド、カーカース、サイドウオール、ビー
ト部分などのタイヤ用途のほか、ホース、ベルト、靴底
、窓枠、シール材、防振ゴム、その他の工業用品などの
用途にも用いることができるが、タイヤトレッド用ゴム
として好適に使用される。
特に、冬期用タイヤやオールシーズンタイヤのトレンド
用ゴム材料として利用できる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を挙げてさらに具体的に説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に
何ら制約されるものではない。
なお、実施例中、部および%は、特に断らない限り、重
量部および重量%を意味する。
また、実施例中の各種の測定は、下記の方法に拠った・ 重合体のミクロ構造は、赤外吸収スペクトル法(モレロ
法)によって求めた。
結合スチレン含量は、赤外分析法により699cm−’
のフェニル基に基づく吸収について検量線を作製し求め
た。
ムーニー粘度は、予熱1分、測定4分、温度100℃で
測定した(JIS  K6300に準じた)。
加硫物の物性は、原料ゴムを用い、下記に示す配合処方
に従って、230 ccブラベンダーおよび6インチロ
ールで混練り配合したのち、145℃で所定時間加硫を
行った加硫物を用いて各種測定を行った。
■今処方            (部)原料ゴム  
           100カーボンブランク(HA
F)     50ステアリン酸          
  2亜鉛華               3老化防
止剤(810NA) ”      1加硫促進剤(N
aBDC)”      0.8”     (DPC
)  “3         0.6〃    (MB
TS)”          1. 2イオウ    
            1. 5*1)N−フェニル
−N′−イソプロピル−pフェニレンジアミン *2)ナトリウムジブチルジチオカーハメート(ブタジ
ェン重合体、スチレン−ブタジェン共重合体に使用) *3)ジフェニルグアニジン(スチレン−ブタジェン共
重合体に使用) *4)ジベンゾチアジルスルフィド(スチレンブタジェ
ン共重合体に使用) *5)N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾールス
ルフェンアミド(ブタジェン重合体に使用)引張特性(
引張強さ)は、JIS  K6301に従って測定した
反1Ω弾性は、ダンロップトリプソメーターを用いて、
50℃と80°Cでの反IΩ弾性を用いた。
内部損失(tanδ)は、米国レオメトリックス社製の
動的スペクトロメータを使用し、引っ張りの動歪み0.
1%、周波数10Hzの条件で測定した。
耐摩耗性(ランボーン摩耗指数)は、ランボーン型摩耗
試験機を用い、スリップ比シ5%で測定した摩耗1t(
ce/分)を求め、ブタジェン重合体は比較例1、スチ
レン−ブタジェン共重合体は比較例4の加硫物を100
とした指数で示した。
指数が大きいほど耐摩耗性は良好である。
アイススキッド抵抗は、プリティッシュ・ボータプル・
スキッドテスタ(StanleyLondon;  P
ortable  5kidRe″5istance 
 Te5ter、DSIRRoad  Re5earc
h  Laboratory)を使用し、氷とゴム試験
片の温度を−B ’cにして加硫物の水面でのスッキド
・ナンバーをいい、アイススキッド抵抗を大きくすれば
氷結路面でのタイヤ制動性能を向上できる。
実施例1 窒素雰囲気下、内容積71のステンレス製の攪拌機付き
の重合反応器にシクロヘキサン2.400g、1.3−
ブタジェン600gを仕込み、これらの混合物を65℃
にj周整したのち、バリウムジノニルフェノキシド1.
7ミリモルとトリエチルアルミニウム6.8ミリモルを
70℃にて30分間反応させて得られたアート錯体と、
1,3−ブタジェン8.5ミリモル、n−ブチルリチウ
ム5.1ミリモル、n−ブチルリチウム5.1ミリモル
、テトラヒドロフリフロキシリチウム3.4ミリモルを
さらに80℃で30分間反応させたのち得られた暗黄赤
色の透明溶液とを、前記重合反応器に仕込み、重合を開
始した。
上昇温度下で40分重合を行い、95℃に到達したのち
、さらに60分間重合を行った。
仕込み単量体の重合体への転化率は、95%であった。
このようにして得られた重合体溶液の少量に、安定剤と
して2.6−ジーt−ブチル−pクレゾール5gを加え
、溶媒をスチームストリッピングにより除去して110
′Cでロール乾燥し重合体を得た。
重合体のブタジェン部分のトランス−1,4結合含量は
84%、ビニル結合含量は6%で、ムーニー粘度は87
であった。
次に、前記重合体溶液を2等分し、一方に粘度比重恒数
が0.84のプロセス油を、重合体固形分換算で100
部あたり37.5部加えて脱溶媒後、乾燥した。このも
ののムーニー粘度は38であった。重合結果を第1表に
示す。
また、得られた重合体を、前記配合処方によりゴム配合
物を作製し加硫を行い、この加硫物物を用いて各種の測
定を行った。結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1で2等分した他方の重合体溶液に、粘度比重恒
数が0.96のプロセス油を、重合体固形分換算で10
0部あたり37.5部加えて脱溶媒後、乾燥した。この
もののムーニー粘度は43であった。
また、得られたプロセス油配合の重合体を用い、前記配
合処方によりゴム配合物を作製し加硫を行い、この加硫
物を用いて各種の測定を行った。
結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1と同様の反応器を用いてシクロヘキサン2.4
00gと1,3−ブタジェン600gを仕込み、これら
の混合物を70℃に調整したのち、バリウムジノニルフ
ェノキシド1.6ミリモルとトリエチルアルミニウム6
.4ミリモル、テトラヒドロフリフロキシリチウム3.
2ミリモルを室温で30分間反応させて得られた赤黄色
の透明溶液、およびn−ブチルリチウム4.8ミリモル
を加えて断熱下で重合を行った。30分後に最高温度が
100℃に到達したのち、さらに60分間重合を行った
得られた重合体溶液を実施例1と同様にして分析した結
果を第1表に示す。
次に、前記重合体溶液を2等分し、一方に粘度比重恒数
が0.88のプロセス油を、重合体固形分換算で100
部あたり37.5部加えて脱溶媒後、乾燥した。このも
ののムーニー粘度は35であった。重合結果を第1表に
示す。
また、得られた重合体を、前記配合処方によりゴム配合
物を作製′し加硫を行い、この加硫物を用いて各種の測
定を行った。結果を第1表に示す。
比較例2 実施例2で2等分した他方の重合体溶液に、比較例1と
同様に粘度比重恒数が0.96のプロセス油を、重合体
固形分換算で100部あたり37.5部加えて脱溶媒後
、乾燥した。このもののムーニー粘度は39であった。
また、得られた重合体を、前記配合処方によりゴム配合
物を作製し加硫を行い、この加硫物を用いて各種の測定
を行った。結果を第1表に示す。
実“施例3 実施例1と同様の反応器を用いてシクロヘキサン2,5
00g、スチレン125g、1.3−フタジエン375
gを仕込み、これらの混合物を70℃に調整したのち、
実施例1と同様にスチレンと1.3−ブタジェンの共重
合を行った。
得られた重合体溶液を実施例1と同様にして分析した結
果を第1表に示す。
次に、前記重合体溶液を実施例1と同様にして油展作業
を行い、ゴム配合物を作製し、得られた加硫物の物性を
測定した。結果を第1表に示す。
比較例4〜5 実施例3の重合体溶液に、比較例1と同様にして粘度比
重恒数が0.96、あるいは0.80のプロセス油を加
えて油展した。
加硫物性の評価を第1表に示す。
ブタジェン重合体に関する実施例1〜2と比較例1〜3
から、高トランス−1,4結合含量のブタジェン重合体
は、アイススキッド、耐摩耗性が良好であり、粘度比重
恒数が0.84のプロセス油を配合したものは、同0.
96のプロセス油を配合したものよりもアイススキッド
、耐摩耗性が良好なことが分かる。
一方、実施例3と比較例4〜5から、スチレンブタジェ
ン共重合体においても同様な結果が得られており、配合
されるプロセスとしては、粘度比重恒数が0.81〜0
,90のものがよいことが分かる。
〔発明の効果〕
本発明の耐アイススキッド性に優れたタイヤ用ゴム組成
物は、トランス−1,4結合含量とビニル結合含量とを
特定の値にコントロールされたブタジェン系重合体を使
用すること、さらに特定の粘度比重恒数のプロセス油を
油展用として配合することにより、破断強度、耐アイス
スキッド性、耐摩耗性のバランスに優れている。
本発明の耐アイススキッド性に優れたタイヤ用ゴム組成
物は、特にスタッドレスタイヤおよびオールシーズンタ
イヤに適している。
特許出願人  日本合成ゴム株式会社 同     株式会社ブリデストン 代理人  弁理士  白 井 重 隆 万小用東町3−4−8−205 万小用東町3−5−5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結合ビニル芳香族化合物含量が0〜40重量%、
    ブタジエン部分のトランス−1,4結合含量が70〜9
    0%およびビニル結合含量が2〜10%であるブタジエ
    ン系重合体を主成分とする原料ゴム成分100重量部に
    対して、粘度比重恒数が0.81〜0.90のプロセス
    油5〜100重量部を含む耐アイススキッド性に優れた
    タイヤ用ゴム組成物。
JP63172615A 1988-07-13 1988-07-13 耐アイススキッド性に優れたタイヤ用ゴム組成物 Pending JPH0224334A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039936A (ja) * 1989-06-06 1991-01-17 Toyo Tire & Rubber Co Ltd スチレンーブタジエン共重合体、これを用いたゴム組成物及びその製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039936A (ja) * 1989-06-06 1991-01-17 Toyo Tire & Rubber Co Ltd スチレンーブタジエン共重合体、これを用いたゴム組成物及びその製造法

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