JPH02243732A - 内燃機関用複合材料製バルブ - Google Patents
内燃機関用複合材料製バルブInfo
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- JPH02243732A JPH02243732A JP6488289A JP6488289A JPH02243732A JP H02243732 A JPH02243732 A JP H02243732A JP 6488289 A JP6488289 A JP 6488289A JP 6488289 A JP6488289 A JP 6488289A JP H02243732 A JPH02243732 A JP H02243732A
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- carbide whiskers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、内燃機関用バルブに係り、更に詳細には複合
材料よりなる内燃機関用バルブに係る。
材料よりなる内燃機関用バルブに係る。
従来の技術
内燃機関に組込まれるバルブの軽量化を図るべく、強化
材にて複合強化された軽金属よりなる複合材料にてバル
ブを形成する試みが従来より行れており、かかる複合材
料製の内燃機関用バルブの一つとして、例えば特開昭6
1−143535号公報に記載されている如く、体積率
15〜35%の炭化ケイ素ウィスカにて複合強化された
アルミニウム合金よりなる内燃機関用バルブが従来より
知られている。かかる内燃機関用バルブによれば、従来
の鋼よりなるバルブに比して慣性質量を低減することが
でき、またアルミニウム合金のみよりなるバルブに比し
て耐久性や耐熱性を向上させることができる。
材にて複合強化された軽金属よりなる複合材料にてバル
ブを形成する試みが従来より行れており、かかる複合材
料製の内燃機関用バルブの一つとして、例えば特開昭6
1−143535号公報に記載されている如く、体積率
15〜35%の炭化ケイ素ウィスカにて複合強化された
アルミニウム合金よりなる内燃機関用バルブが従来より
知られている。かかる内燃機関用バルブによれば、従来
の鋼よりなるバルブに比して慣性質量を低減することが
でき、またアルミニウム合金のみよりなるバルブに比し
て耐久性や耐熱性を向上させることができる。
発明が解決しようとする課題
しかし近年の内燃機関の高出力化及び高回転化に伴い、
バルブ周囲の温度が従来に比して高い温度になる傾向が
あり、バルブは従来よりも苛酷な熱的環境に曝されるよ
うになっているため、上述の如く体積率15〜35%の
炭化ケイ素ウィスカのみにて複合強化されたアルミニウ
ム合金によってはバルブフェース部に於ける十分な耐摩
耗性を確保することができず、従ってかかるバルブによ
っては内燃機関の高出力化や高回転化を十分に達成する
ことができない。
バルブ周囲の温度が従来に比して高い温度になる傾向が
あり、バルブは従来よりも苛酷な熱的環境に曝されるよ
うになっているため、上述の如く体積率15〜35%の
炭化ケイ素ウィスカのみにて複合強化されたアルミニウ
ム合金によってはバルブフェース部に於ける十分な耐摩
耗性を確保することができず、従ってかかるバルブによ
っては内燃機関の高出力化や高回転化を十分に達成する
ことができない。
本発明は、体積率15〜35%の炭化ケイ素ウィスカに
て複合強化されたアルミニウム合金よりなる従来の内燃
機関用バルブに鑑み、バルブフェース部の耐摩耗性に優
れ、従って内燃機関の高出力化や高回転化を達成するこ
とを可能にする複合材料製の内燃機関用バルブを提供す
ることを目的としている。
て複合強化されたアルミニウム合金よりなる従来の内燃
機関用バルブに鑑み、バルブフェース部の耐摩耗性に優
れ、従って内燃機関の高出力化や高回転化を達成するこ
とを可能にする複合材料製の内燃機関用バルブを提供す
ることを目的としている。
課題を解決するための手段
上述の如き目的は、本発明によれば、■軽金属をマトリ
ックスとする複合材料よりなる内燃機関用バルブに於て
、バルブフェース部が炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロ
ム粒子の混合物にて強化された軽金属よりなり、炭化ケ
イ素ウィスカ及び炭化クロム粒子の合計の体積率は20
〜40%であることを特徴とする内燃機関用バルブ、■
軽金属をマトリックスとする複合材料よりなる内燃機関
用バルブに於て、バルブフェース部が炭化ケイ素ウィス
カ及びNi粒子の混合物にて強化された軽金属よりなり
、炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積率は1
0〜40%であることを特徴とする内燃機関用バルブ及
び■軽金属をマトリックスとする複合材料よりなる内燃
機関用バルブに於て、バルブフェース部が炭化ケイ素ウ
ィスカ及びチタン酸カリウムウィスカの混合物にて強化
された軽金属よりなり、炭化ケイ素ウィスカ及びチタン
酸カリウムウィスカの合計の体積率は20〜40%であ
り、炭化ケイ素ウィスカの体積率は8%以上であること
を特徴とする内燃機関用バルブによって達成される。
ックスとする複合材料よりなる内燃機関用バルブに於て
、バルブフェース部が炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロ
ム粒子の混合物にて強化された軽金属よりなり、炭化ケ
イ素ウィスカ及び炭化クロム粒子の合計の体積率は20
〜40%であることを特徴とする内燃機関用バルブ、■
軽金属をマトリックスとする複合材料よりなる内燃機関
用バルブに於て、バルブフェース部が炭化ケイ素ウィス
カ及びNi粒子の混合物にて強化された軽金属よりなり
、炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積率は1
0〜40%であることを特徴とする内燃機関用バルブ及
び■軽金属をマトリックスとする複合材料よりなる内燃
機関用バルブに於て、バルブフェース部が炭化ケイ素ウ
ィスカ及びチタン酸カリウムウィスカの混合物にて強化
された軽金属よりなり、炭化ケイ素ウィスカ及びチタン
酸カリウムウィスカの合計の体積率は20〜40%であ
り、炭化ケイ素ウィスカの体積率は8%以上であること
を特徴とする内燃機関用バルブによって達成される。
発明の作用及び効果
上述の如き構成によれば、合計の体積率が20〜40%
である炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子、合計の
体積率が10〜40%である炭化ケイ素ウィスカ及びN
i粒子、又は合計の体積率が20〜40%である炭化ケ
イ素ウィスカ及びチタン酸カリウムウィスカによりバル
ブフェース部が複合強化されるので、後に本願発明者等
が行った実験的研究の結果からも明らかである如く、バ
ルブフェース部が炭化ケイ素ウィスカのみにて複合強化
されたアルミニウム合金よりなる場合に比して、バルブ
フェース部の耐摩耗性を大幅に向上させることができ、
これにより内燃機関の高出力化や高回転化を達成するこ
とができる。
である炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子、合計の
体積率が10〜40%である炭化ケイ素ウィスカ及びN
i粒子、又は合計の体積率が20〜40%である炭化ケ
イ素ウィスカ及びチタン酸カリウムウィスカによりバル
ブフェース部が複合強化されるので、後に本願発明者等
が行った実験的研究の結果からも明らかである如く、バ
ルブフェース部が炭化ケイ素ウィスカのみにて複合強化
されたアルミニウム合金よりなる場合に比して、バルブ
フェース部の耐摩耗性を大幅に向上させることができ、
これにより内燃機関の高出力化や高回転化を達成するこ
とができる。
本発明の一つの詳細な特徴によれば、上述の■の構成に
於て、炭化ケイ素ウィスカ及びクロム炭化物粒子の合計
の体積率は30〜40%に設定される。
於て、炭化ケイ素ウィスカ及びクロム炭化物粒子の合計
の体積率は30〜40%に設定される。
また本発明の他の一つの詳細な特徴によれば、上述の■
の構成に於て、炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子
の合計の体積率Vaは30〜40%に設定され、炭化ケ
イ素ウィスカの体積率VSは5%以上で(Va−5)%
以下に設定される。
の構成に於て、炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子
の合計の体積率Vaは30〜40%に設定され、炭化ケ
イ素ウィスカの体積率VSは5%以上で(Va−5)%
以下に設定される。
また本発明の他の一つの詳細な特徴によれば、上述の■
の構成に於て、炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計
の体積率は20〜40%に設定される。
の構成に於て、炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計
の体積率は20〜40%に設定される。
また本発明の更に他の一つの詳細な特徴によれば、上述
の■の構成に於て、炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の
合計の体積率vbは20〜40%に設定され、炭化ケイ
素ウィスカの体積率VSは(Vb−0,5)%以下に設
定される。
の■の構成に於て、炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の
合計の体積率vbは20〜40%に設定され、炭化ケイ
素ウィスカの体積率VSは(Vb−0,5)%以下に設
定される。
また本発明の更に他の一つの詳細な特徴によれば、上述
の■の構成に於て、炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カ
リウムウィスカの合計の体積率は30〜40%に設定さ
れる。
の■の構成に於て、炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カ
リウムウィスカの合計の体積率は30〜40%に設定さ
れる。
また本発明の更に他の一つの詳細な特徴によれば、上述
の■の構成に於て炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カリ
ウムウィスカの合計の体積率Vcは30〜40%に設定
され、炭化ケイ素ウィスカの体積率Vsは9%以上で(
Vc−5)%以下に設定される。
の■の構成に於て炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カリ
ウムウィスカの合計の体積率Vcは30〜40%に設定
され、炭化ケイ素ウィスカの体積率Vsは9%以上で(
Vc−5)%以下に設定される。
尚本発明に於ける炭化ケイ素ウィスカの平均繊維径は0
.1〜0.5μmであり、平均繊維長は20〜200μ
mであってよく、炭化クロム粒子及びNi粒子の平均粒
径は3〜45μmであってよく、チタン酸カリウムウィ
スカの平均繊維径は0.1〜0.3μmであり、平均繊
維長は20〜30μmであってよい。
.1〜0.5μmであり、平均繊維長は20〜200μ
mであってよく、炭化クロム粒子及びNi粒子の平均粒
径は3〜45μmであってよく、チタン酸カリウムウィ
スカの平均繊維径は0.1〜0.3μmであり、平均繊
維長は20〜30μmであってよい。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
実施例IA
平均繊維径0,48m1平均繊維長30μmの炭化ケイ
素ウィスカ(東海カーボン株式会社製)と平均粒径30
μmの炭化クロム粉末(昭和電工株式会社製)とを種々
の比率にて混合しその混合物を成形することにより、第
1図に示されている如く、炭化ケイ素ウィスカ10と炭
化クロム粒子12とよりなり80X80X20mmの寸
法を有する23個の成形体14を形成した。この場合炭
化ケイ素ウィスカの体積率Vs、炭化クロム粒子の体積
率Vr、及びこれらの合計の体積率Vaは下記の表1に
示された通りであった。
素ウィスカ(東海カーボン株式会社製)と平均粒径30
μmの炭化クロム粉末(昭和電工株式会社製)とを種々
の比率にて混合しその混合物を成形することにより、第
1図に示されている如く、炭化ケイ素ウィスカ10と炭
化クロム粒子12とよりなり80X80X20mmの寸
法を有する23個の成形体14を形成した。この場合炭
化ケイ素ウィスカの体積率Vs、炭化クロム粒子の体積
率Vr、及びこれらの合計の体積率Vaは下記の表1に
示された通りであった。
次いで各成形体を600°Cに予熱した後、第2図に示
されている如く高圧鋳造装置16の鋳型18のモールド
キャビティ20内に配置し、該モールドキャビティ内に
740℃のアルミニウム合金(4%Cu s 1%St
、残部実質的にAI)の溶湯22を注湯し、該溶湯を鋳
型に嵌合するプランジャ24により1000 kg/♂
の圧力に加圧し、その加圧状態を溶湯が完全に凝固する
まで保持した。次いでかくして得られた凝固体より炭化
ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子にて複合強化された
部分を切出し、各複合材料に対し580℃に8時間加熱
する溶体化処理及び180℃に6時間加熱する人工時効
処理を施した。
されている如く高圧鋳造装置16の鋳型18のモールド
キャビティ20内に配置し、該モールドキャビティ内に
740℃のアルミニウム合金(4%Cu s 1%St
、残部実質的にAI)の溶湯22を注湯し、該溶湯を鋳
型に嵌合するプランジャ24により1000 kg/♂
の圧力に加圧し、その加圧状態を溶湯が完全に凝固する
まで保持した。次いでかくして得られた凝固体より炭化
ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子にて複合強化された
部分を切出し、各複合材料に対し580℃に8時間加熱
する溶体化処理及び180℃に6時間加熱する人工時効
処理を施した。
次いでかくして処理された各複合材料より摩耗試験用の
ブロック試験片を形成した。但し炭化ケイ素ウィスカ及
び炭化クロム粒子の合計の体積率が50%である複合材
料は靭性が著しく低く、これらより機械加工によりブロ
ック試験片を形成することはできなかった。次いで各ブ
ロック試験片を順次摩耗試験機にセットし、相手部材で
ある焼結金属(0,9%C,5%Mo、2.5%C01
16%pb、残部実質的にFe)製の円筒試験片の外周
面に乾燥無潤滑状態にて接触させ、接触荷重12.6k
g、滑り速度0. 94 m/see 、滑り距離10
0mの条件にて円筒試験片を回転させる大越式摩耗試験
を行った。これらの摩耗試験の結果を第3図乃至第6図
に示す。
ブロック試験片を形成した。但し炭化ケイ素ウィスカ及
び炭化クロム粒子の合計の体積率が50%である複合材
料は靭性が著しく低く、これらより機械加工によりブロ
ック試験片を形成することはできなかった。次いで各ブ
ロック試験片を順次摩耗試験機にセットし、相手部材で
ある焼結金属(0,9%C,5%Mo、2.5%C01
16%pb、残部実質的にFe)製の円筒試験片の外周
面に乾燥無潤滑状態にて接触させ、接触荷重12.6k
g、滑り速度0. 94 m/see 、滑り距離10
0mの条件にて円筒試験片を回転させる大越式摩耗試験
を行った。これらの摩耗試験の結果を第3図乃至第6図
に示す。
内筒3図乃至第6図に於て、破線及び−点鎖線はそれぞ
れ比較参照用として、体積率35%の炭化ケイ素ウィス
カを強化繊維としこの実施例に於て使用されたアルミニ
ウム合金と同一のアルミニウム合金をマトリックスとす
る複合材料A及び内燃機関用バルブのバルブフェース部
の盛金として一般に使用されているN i−Cr合金B
の摩耗量(摩耗痕面積)を示している。
れ比較参照用として、体積率35%の炭化ケイ素ウィス
カを強化繊維としこの実施例に於て使用されたアルミニ
ウム合金と同一のアルミニウム合金をマトリックスとす
る複合材料A及び内燃機関用バルブのバルブフェース部
の盛金として一般に使用されているN i−Cr合金B
の摩耗量(摩耗痕面積)を示している。
これらのグラフより、炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロ
ム粒子を強化材とする複合材料はこれらの何れかのみを
強化材とする複合材料よりも耐摩耗性に優れていること
が解る。また炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子の
合計の体積率Vaが20〜40%である複合材料は比較
参照用の複合材料Aよりも耐摩耗性に優れており、従っ
て炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子の合計の体積
率Vaは20〜40%であることが好ましく、特に30
〜40%であることが好ましいことが解る。
ム粒子を強化材とする複合材料はこれらの何れかのみを
強化材とする複合材料よりも耐摩耗性に優れていること
が解る。また炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子の
合計の体積率Vaが20〜40%である複合材料は比較
参照用の複合材料Aよりも耐摩耗性に優れており、従っ
て炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子の合計の体積
率Vaは20〜40%であることが好ましく、特に30
〜40%であることが好ましいことが解る。
また合計の体積率Vaが20%である場合には炭化ケイ
素ウィスカの体積率Vsは15%以下であることが好ま
しく、特に合計の体積率Vaが30〜40%である場合
に於て炭化ケイ素ウィスカの体積率が5%以上(V a
−5)%以下の場合に複合材料の耐摩耗性がNi−C
r合金と同等又はそれ以上になることが解る。
素ウィスカの体積率Vsは15%以下であることが好ま
しく、特に合計の体積率Vaが30〜40%である場合
に於て炭化ケイ素ウィスカの体積率が5%以上(V a
−5)%以下の場合に複合材料の耐摩耗性がNi−C
r合金と同等又はそれ以上になることが解る。
尚マトリックス金属としてアルミニウム合金(JIS規
格AC8A)が使用された点を除き上述の摩耗試験と同
様の摩耗試験に於ても第3図乃至第6図に示された結果
と同様の結果が得られた。
格AC8A)が使用された点を除き上述の摩耗試験と同
様の摩耗試験に於ても第3図乃至第6図に示された結果
と同様の結果が得られた。
実施例IB
平均繊維径0.5μm1平均繊維長30μ印の炭化ケイ
素ウィスカ(東海カーボン株式会社製)を吸引成形し機
械加工することにより、第7図に示されている如く体積
率25%の炭化ケイ素ウィスカ26よりなるバルブ本体
用成形体28を形成した。また平均繊維径0.5μm、
平均繊維長30μlの炭化ケイ素ウィスカ(東海カーボ
ン株式会社製)と粒径30μ丑の炭化クロム粉末(昭和
電工株式会社製)との混合物を吸引成形した後機械加工
することにより、第8図に示されている如く、体積率2
0%の炭化ケイ素ウィスカ30と体積率20%の炭化ク
ロム粒子32との混合物よりなるバルブフェース部用成
形体34を形成した。
素ウィスカ(東海カーボン株式会社製)を吸引成形し機
械加工することにより、第7図に示されている如く体積
率25%の炭化ケイ素ウィスカ26よりなるバルブ本体
用成形体28を形成した。また平均繊維径0.5μm、
平均繊維長30μlの炭化ケイ素ウィスカ(東海カーボ
ン株式会社製)と粒径30μ丑の炭化クロム粉末(昭和
電工株式会社製)との混合物を吸引成形した後機械加工
することにより、第8図に示されている如く、体積率2
0%の炭化ケイ素ウィスカ30と体積率20%の炭化ク
ロム粒子32との混合物よりなるバルブフェース部用成
形体34を形成した。
次いで第9図に示されている如く、ステンレス鋼(JI
S規格5US304)よりなる円筒形のケース36であ
って、連通孔38を介してケースの内部と連通ずる空気
室40を一端に有するケスを用意し、該ケース内に図示
の如くバルブ本体用成形体28及びバルブフェース部用
成形体34を互いに組付けられた状態にて配置し、ケー
スの内面に成形体の浮上りを防止するための丸棒42を
溶接によって固定した。
S規格5US304)よりなる円筒形のケース36であ
って、連通孔38を介してケースの内部と連通ずる空気
室40を一端に有するケスを用意し、該ケース内に図示
の如くバルブ本体用成形体28及びバルブフェース部用
成形体34を互いに組付けられた状態にて配置し、ケー
スの内面に成形体の浮上りを防止するための丸棒42を
溶接によって固定した。
次いで二つの成形体をケース毎600℃に予熱した後、
第10図に示されている如く、高圧鋳造装置44の鋳型
46のモールドキャビティ48内に二つの成形体をケー
ス毎配置し、鋳型内に約740℃のアルミニウム合金(
4%Cu、1%Si1残部実質的にAI)の溶湯50を
注湯し、該溶湯をプランジャ52により約1000kg
/anl!の圧力にて加圧し、その加圧状態を溶湯が完
全に凝固するまで保持した。
第10図に示されている如く、高圧鋳造装置44の鋳型
46のモールドキャビティ48内に二つの成形体をケー
ス毎配置し、鋳型内に約740℃のアルミニウム合金(
4%Cu、1%Si1残部実質的にAI)の溶湯50を
注湯し、該溶湯をプランジャ52により約1000kg
/anl!の圧力にて加圧し、その加圧状態を溶湯が完
全に凝固するまで保持した。
溶湯が完全に凝固した後、ノックアウトピン54により
鋳型内より凝固体を取出し、該凝固体に対し機械加工を
施すことによりケース36内にて形成された円柱体を取
出し、該円柱体に対し580℃に8時間加熱する溶体化
処理及び180°Cに6時間加熱する人工時効処理を施
し、更に機械前工を行うことにより、第11図に示され
ている如く内燃機関用の吸気バルブ56を形成した。尚
第11図に於て、58及び60はそれぞれノ(ルブステ
ム及び傘部を示しており、傘部のバルブフェース部62
は体積率20%の炭化ケイ素ウィスカ及び体積率20%
の炭化クロム粒子にて複合強化されたアルミニウム合金
の複合材料64よりなっていた。
鋳型内より凝固体を取出し、該凝固体に対し機械加工を
施すことによりケース36内にて形成された円柱体を取
出し、該円柱体に対し580℃に8時間加熱する溶体化
処理及び180°Cに6時間加熱する人工時効処理を施
し、更に機械前工を行うことにより、第11図に示され
ている如く内燃機関用の吸気バルブ56を形成した。尚
第11図に於て、58及び60はそれぞれノ(ルブステ
ム及び傘部を示しており、傘部のバルブフェース部62
は体積率20%の炭化ケイ素ウィスカ及び体積率20%
の炭化クロム粒子にて複合強化されたアルミニウム合金
の複合材料64よりなっていた。
次いでかくして形成された吸気バルブを排気量1600
ccの4気筒ガソリンエンジンに組込み、該エンジンを
回転数6000 rpv 、全負荷1:で100時間運
転する耐久試験を行った。また比較の目的でバルブ全体
が炭化ケイ素ウィスカにて複合強化されたアルミニウム
合金よりなり、炭化ケイ素ウィスカ及びアルミニウム合
金がこの実施例に於て使用されたものと同一であり、炭
化ケイ素ウィスカの体積率が35%である吸気)くルブ
(以下比較例のバルブという)についても同様の試験を
行った。
ccの4気筒ガソリンエンジンに組込み、該エンジンを
回転数6000 rpv 、全負荷1:で100時間運
転する耐久試験を行った。また比較の目的でバルブ全体
が炭化ケイ素ウィスカにて複合強化されたアルミニウム
合金よりなり、炭化ケイ素ウィスカ及びアルミニウム合
金がこの実施例に於て使用されたものと同一であり、炭
化ケイ素ウィスカの体積率が35%である吸気)くルブ
(以下比較例のバルブという)についても同様の試験を
行った。
これらの試験の結果、比較例のバルブのノくルブフェー
ス部の摩耗量(摩耗深さ)は67μmであったのに対し
、この実施例のバルブのノくルブフェース部の摩耗量は
10μmであり、従ってこの実施例のバルブの耐久性は
比較例のバルブよりも遥かに優れていることが解る。
ス部の摩耗量(摩耗深さ)は67μmであったのに対し
、この実施例のバルブのノくルブフェース部の摩耗量は
10μmであり、従ってこの実施例のバルブの耐久性は
比較例のバルブよりも遥かに優れていることが解る。
実施例IC
平均繊維径3μm、平均繊維長3mmのアルミナ短繊維
(IC1社製「サフイル」)よりなり繊維体積率が30
%であるバルブ本体用成形体が形成され、バルブフェー
ス部用成形体の炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子
の体積率がそれぞれ10%、30%に設定され、マトリ
ックスの溶湯として690℃のマグネシウム合金(JI
S規格MDCI−A)が使用され、複合材料に対し熱処
理が施されなかった点を除き、上述の実施例IBの場合
と同一の要領及び条件にて吸気ノくルブを形成し、実施
例IBの場合と同一の条件にて耐久試験を行った。その
結果この実施例のバルブの71ルブフ工−ス部の摩耗量
(摩耗深さ)は12μmであり、この実施例のバルブの
耐久性も比較例の/<ルブよりも遥かに優れていること
が認められた。
(IC1社製「サフイル」)よりなり繊維体積率が30
%であるバルブ本体用成形体が形成され、バルブフェー
ス部用成形体の炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子
の体積率がそれぞれ10%、30%に設定され、マトリ
ックスの溶湯として690℃のマグネシウム合金(JI
S規格MDCI−A)が使用され、複合材料に対し熱処
理が施されなかった点を除き、上述の実施例IBの場合
と同一の要領及び条件にて吸気ノくルブを形成し、実施
例IBの場合と同一の条件にて耐久試験を行った。その
結果この実施例のバルブの71ルブフ工−ス部の摩耗量
(摩耗深さ)は12μmであり、この実施例のバルブの
耐久性も比較例の/<ルブよりも遥かに優れていること
が認められた。
実施例2A
炭化クロム粉末の代りに平均粒径5μmの純Ni粒子(
レアメタリック社製)が使用され、炭化ケイ素ウィスカ
の体積率VsSNi粒子の体積率Vn、及びこれらの合
計の体積率vbが下記の表2に示された値に設定され、
成形体の予熱温度が400℃に設定された点を除き、上
述の実施例IAの場合と同一の要領及び条件にて複合材
料を製造し、各複合材料について実施例IAの場合と同
一の要領及び条件にて摩耗試験を行った。qれらの摩耗
試験の結果を第12図乃至第15図に示す。
レアメタリック社製)が使用され、炭化ケイ素ウィスカ
の体積率VsSNi粒子の体積率Vn、及びこれらの合
計の体積率vbが下記の表2に示された値に設定され、
成形体の予熱温度が400℃に設定された点を除き、上
述の実施例IAの場合と同一の要領及び条件にて複合材
料を製造し、各複合材料について実施例IAの場合と同
一の要領及び条件にて摩耗試験を行った。qれらの摩耗
試験の結果を第12図乃至第15図に示す。
尚この場合炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計の体
積率が40%であり、Ni粒子の体積率が4%以上であ
る複合材料及び炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計
の体積率が50%である複合材料については、それらの
複合材料よりブロック試験片を機械加工によって形成す
る際に割れが発生し、従って摩耗試験を行うことができ
なかった。
積率が40%であり、Ni粒子の体積率が4%以上であ
る複合材料及び炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計
の体積率が50%である複合材料については、それらの
複合材料よりブロック試験片を機械加工によって形成す
る際に割れが発生し、従って摩耗試験を行うことができ
なかった。
第12図乃至第15図に示されたグラフより、炭化ケイ
素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積率vbが10%で
ある場合を除き、炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子を強
化材とする複合材料は炭化ケイ素ウィスカのみを強化材
とする複合材料よりも耐摩耗性に優れていることが解る
。また炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積率
vbが10%であって炭化ケイ素ウィスカの体積率が7
゜5%以上である複合材料及び炭化ケイ素ウィスカ及び
Ni粒子の合計の体積率が20〜40%である複合材料
は比較参照用の複合材料Aよりも耐摩耗性に優れており
、特に炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積率
は20〜40%であることが好ましいことが解る。また
合計の体積率vbが20〜40%である場合には炭化ケ
イ素ウィスカの体積率Vsが(Vb−0,5)以下の場
合に複合材料の耐摩耗性がNi−Cr合金と同等又はそ
れ以上になり、特に合計の体積率vbが40%の場合に
はNi粒子の体積率Vnは3%以下であることが好まし
いことが解る。
素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積率vbが10%で
ある場合を除き、炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子を強
化材とする複合材料は炭化ケイ素ウィスカのみを強化材
とする複合材料よりも耐摩耗性に優れていることが解る
。また炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積率
vbが10%であって炭化ケイ素ウィスカの体積率が7
゜5%以上である複合材料及び炭化ケイ素ウィスカ及び
Ni粒子の合計の体積率が20〜40%である複合材料
は比較参照用の複合材料Aよりも耐摩耗性に優れており
、特に炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積率
は20〜40%であることが好ましいことが解る。また
合計の体積率vbが20〜40%である場合には炭化ケ
イ素ウィスカの体積率Vsが(Vb−0,5)以下の場
合に複合材料の耐摩耗性がNi−Cr合金と同等又はそ
れ以上になり、特に合計の体積率vbが40%の場合に
はNi粒子の体積率Vnは3%以下であることが好まし
いことが解る。
尚マトリックス金属としてアルミニウム合金(JIS規
格AC8A)が使用された点を除き上述の摩耗試験と同
様の摩耗試験に於ても第12図乃至第15図に示された
結果と同様の結果が得られた。
格AC8A)が使用された点を除き上述の摩耗試験と同
様の摩耗試験に於ても第12図乃至第15図に示された
結果と同様の結果が得られた。
実施例2B
平均繊維径0.5μm1平均繊維長30μmの炭化ケイ
素ウィスカと平均粒径5μmのNi粒子とよりなる混合
物にてバルブフェース部用成形体が形成され、炭化ケイ
素ウィスカ及びNi粒子の体積率がそれぞれ20%、3
%に設定された点を除き、上述の実施例IBの場合と同
一の要領及び条件にて吸気バルブを形成し、該吸気バル
ブについて実施例IBの場合と同一の要領及び条件にて
耐久試験を行った。
素ウィスカと平均粒径5μmのNi粒子とよりなる混合
物にてバルブフェース部用成形体が形成され、炭化ケイ
素ウィスカ及びNi粒子の体積率がそれぞれ20%、3
%に設定された点を除き、上述の実施例IBの場合と同
一の要領及び条件にて吸気バルブを形成し、該吸気バル
ブについて実施例IBの場合と同一の要領及び条件にて
耐久試験を行った。
その結果この実施例のバルブのバルブフェース部の摩耗
量は9μmであり、この実施例のバルブの耐久性も比較
例のバルブよりも遥かに優れていることが認められた。
量は9μmであり、この実施例のバルブの耐久性も比較
例のバルブよりも遥かに優れていることが認められた。
実施例2C
平均繊維径3μm1平均繊維長3mmのアルミナ短繊維
(IC1社製「サフイル」)よりなり繊維体積率が25
%であるバルブ本体用成形体が形成され、バルブフェー
ス部用成形体の炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の体積
率がそれぞれ25%、1%に設定され、マトリックスの
溶湯として690℃のマグネシウム合金(JIS規格M
DCI−A)が使用され、複合材料に対し熱処理が施さ
れなかった点を除き、上述の実施例2Bの場合と同一の
要領及び条件にて吸気バルブを形成し、実施例IBの場
合と同一の条件にて耐久試験を行った。
(IC1社製「サフイル」)よりなり繊維体積率が25
%であるバルブ本体用成形体が形成され、バルブフェー
ス部用成形体の炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の体積
率がそれぞれ25%、1%に設定され、マトリックスの
溶湯として690℃のマグネシウム合金(JIS規格M
DCI−A)が使用され、複合材料に対し熱処理が施さ
れなかった点を除き、上述の実施例2Bの場合と同一の
要領及び条件にて吸気バルブを形成し、実施例IBの場
合と同一の条件にて耐久試験を行った。
その結果この実施例のバルブのバルブフェース部の摩耗
量(摩耗深さ)は11μmであり、この実施例のバルブ
の耐久性も比較例のバルブよりも遥かに優れていること
が認められた。
量(摩耗深さ)は11μmであり、この実施例のバルブ
の耐久性も比較例のバルブよりも遥かに優れていること
が認められた。
実施例3A
炭化クロム粉末の代りに平均繊維径O12μm、平均繊
維長30μmのチタン酸カリウムウィスカ(大塚化学株
式会社製)か使用され、炭化ケイ素ウィスカの体積率V
s、チタン酸カリウムウイス力の体積率vt1及びこれ
らの合計の体積率Vcが下記の表3に示された値に設定
された点を除き、上述の実施例IAの場合と同一の要領
及び条件にて複合材料を製造し、各複合材料について実
施例IAの場合と同一の要領及び条件にて摩耗試験を行
った。これらの摩耗試験の結果を第16図乃至第18図
に示す。
維長30μmのチタン酸カリウムウィスカ(大塚化学株
式会社製)か使用され、炭化ケイ素ウィスカの体積率V
s、チタン酸カリウムウイス力の体積率vt1及びこれ
らの合計の体積率Vcが下記の表3に示された値に設定
された点を除き、上述の実施例IAの場合と同一の要領
及び条件にて複合材料を製造し、各複合材料について実
施例IAの場合と同一の要領及び条件にて摩耗試験を行
った。これらの摩耗試験の結果を第16図乃至第18図
に示す。
尚この場合炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カリウムウ
ィスカの合計の体積率が50%である複合材料について
は、それらの複合材料よりプロ・ツク試験片を機械加工
によって形成する際に割れが発生し、従って摩耗試験を
行うことができなかった。
ィスカの合計の体積率が50%である複合材料について
は、それらの複合材料よりプロ・ツク試験片を機械加工
によって形成する際に割れが発生し、従って摩耗試験を
行うことができなかった。
第16図乃至第18図に示されたグラフより、炭化ケイ
素ウィスカ及びチタン酸カリウムウィスカを強化材とす
る複合材料は炭化ケイ素ウィスカ又はチタン酸カリウム
ウィスカのみを強化材とする複合材料よりも耐摩耗性に
優れていることが解る。また炭化ケイ素ウィスカ及びチ
タン酸カリウムウィスカの合計の体積率Vcが20〜4
0%である複合材料は炭化ケイ素ウィスカの体積率Vs
が9%以上である場合に比較参照用の複合材料Aよりも
耐摩耗性に優れており、特に炭化ケイ素ウィスカ及びチ
タン酸カリウムウィスカの合計の体積率Vcが30〜4
0%である複合材料は炭化ケイ素ウィスカの体積率が8
%以上である場合に比較参照用の複合材料Aよりも耐摩
耗性に優れていることが解る。また合計の体積率Vcが
30〜40%である場合には炭化ケイ素ウィスカの体積
率Vsが9%以上で(V c −5)%以下の場合に複
合材料の耐摩耗性がNi−Cr合金と同等又はそれ以上
になることが解る。
素ウィスカ及びチタン酸カリウムウィスカを強化材とす
る複合材料は炭化ケイ素ウィスカ又はチタン酸カリウム
ウィスカのみを強化材とする複合材料よりも耐摩耗性に
優れていることが解る。また炭化ケイ素ウィスカ及びチ
タン酸カリウムウィスカの合計の体積率Vcが20〜4
0%である複合材料は炭化ケイ素ウィスカの体積率Vs
が9%以上である場合に比較参照用の複合材料Aよりも
耐摩耗性に優れており、特に炭化ケイ素ウィスカ及びチ
タン酸カリウムウィスカの合計の体積率Vcが30〜4
0%である複合材料は炭化ケイ素ウィスカの体積率が8
%以上である場合に比較参照用の複合材料Aよりも耐摩
耗性に優れていることが解る。また合計の体積率Vcが
30〜40%である場合には炭化ケイ素ウィスカの体積
率Vsが9%以上で(V c −5)%以下の場合に複
合材料の耐摩耗性がNi−Cr合金と同等又はそれ以上
になることが解る。
尚マトリックス金属としてアルミニウム合金(JIS規
格AC8A)が使用された点を除き上述の摩耗試験と同
様の摩耗試験に於ても第16図乃至第18図に示された
結果と同様の結果が得られた。
格AC8A)が使用された点を除き上述の摩耗試験と同
様の摩耗試験に於ても第16図乃至第18図に示された
結果と同様の結果が得られた。
実施例3B
平均繊維径0.5μl、平均繊維長30μmの炭化ケイ
素ウィスカと平均繊維径0.2μm1平均繊維長30μ
mのチタン酸カリウムウィスカ(大塚化学株式会社製)
とよりなる混合物にてバルブフェース部用成形体が形成
され、炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カリウムウィス
カの体積率がそれぞれ25%、10%に設定された点を
除き、上述の実施例2Bの場合と同一の要領及び条件に
て吸気バルブを形成し、該吸気バルブについて実施例I
Bの場合と同一の要領及び条件にて耐久試験を行った。
素ウィスカと平均繊維径0.2μm1平均繊維長30μ
mのチタン酸カリウムウィスカ(大塚化学株式会社製)
とよりなる混合物にてバルブフェース部用成形体が形成
され、炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カリウムウィス
カの体積率がそれぞれ25%、10%に設定された点を
除き、上述の実施例2Bの場合と同一の要領及び条件に
て吸気バルブを形成し、該吸気バルブについて実施例I
Bの場合と同一の要領及び条件にて耐久試験を行った。
その結果この実施例のバルブのバルブフェース部の摩耗
量は13μmであり、この実施例のバルブの耐久性も比
較例のバルブよりも遥かに優れていることが認められた
。
量は13μmであり、この実施例のバルブの耐久性も比
較例のバルブよりも遥かに優れていることが認められた
。
実施例3C
平均繊維径3μ11平均繊維長3mmのアルミナ短繊維
(IC1社製「サフィル」)よりなり繊維体積率が30
%であるバルブ本体用成形体が形成され、バルブフェー
ス部用成形体の炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カリウ
ムウィスカの体積率がそれぞれ10%、30%に設定さ
れ、マトリック2] スの溶湯として690℃のマグネシウム合金(JIs規
格MD’CI−A)が使用され、複合材料に対し熱処理
が施されなかった点を除き、上述の実施例3Bの場合と
同一の要領及び条件にて吸気ノくルブを形成し、実施例
IBの場合と同一の条件にて耐久試験を行った。その結
果この実施例のノくルブのバルブフェース部の摩耗量(
摩耗深さ)は15μmであり、この実施例のバルブの耐
久性も比較例のバルブよりも遥かに優れていることが認
められた。
(IC1社製「サフィル」)よりなり繊維体積率が30
%であるバルブ本体用成形体が形成され、バルブフェー
ス部用成形体の炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カリウ
ムウィスカの体積率がそれぞれ10%、30%に設定さ
れ、マトリック2] スの溶湯として690℃のマグネシウム合金(JIs規
格MD’CI−A)が使用され、複合材料に対し熱処理
が施されなかった点を除き、上述の実施例3Bの場合と
同一の要領及び条件にて吸気ノくルブを形成し、実施例
IBの場合と同一の条件にて耐久試験を行った。その結
果この実施例のノくルブのバルブフェース部の摩耗量(
摩耗深さ)は15μmであり、この実施例のバルブの耐
久性も比較例のバルブよりも遥かに優れていることが認
められた。
以上に於ては本発明を幾つかの実施例について詳細に説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
表 1
表 3
Vs(%)
Vt(%)
表 2
9.5
19、5
29、5
39、.5
49、5
第1図は炭化ケイ素ウィスカと炭化クロム粒子とよりな
る成形体を示す斜視図、第2図は第1図に示された成形
体を用いて行われる高圧鋳造工程を示す断面図、第3図
乃至第6図は炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子に
て複合強化されたアルミニウムよりなる複合材料の摩耗
試験の結果をそれぞれ炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロ
ム粒子の合計の体積率vaが10%、20%、30%、
40%の場合について示すグラフ、第7図は内燃機関用
バルブを製造するためのバルブ本体用成形体を示す斜視
図、第8図は内燃機関用バルブを製造するためのバルブ
フェース部用成形体を示す斜視図、第9図は第7図及び
第8図に示された成形体がケース内に配置された状態を
示す断面図、第10図は第9図に示された組立体を用い
て行われる高圧鋳造工程を示す断面図、第11図は本発
明による内燃機関用バルブの一つの実施例を左半分につ
いては正面図として、右半分については縦断面図として
示す解図、第12図乃至第15図は炭化ケイ素ウィスカ
及びNi粒子にて複合強化されたアルミニウム合金より
なる複合材料について行われた摩耗試験の結果をそれぞ
れ炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積率vb
が10%、20%、30%、40%の場合について示す
グラフ、第16図乃至第18図は炭化ケイ素ウィスカ及
びチタン酸カリウムウィスカにて複合強化されたアルミ
ニウム合金よりなる複合材料について行われた摩耗試験
の結果をそれぞれ炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カリ
ウムウィスカの合計の体積率Vcが20%、30%、4
0%の場合について示すグラフである。 10・・・炭化ケイ素ウィスカ、12・・・炭化クロム
粒子、14・・・成形体、16・・・高圧鋳造装置、1
8・・・鋳型、20・・・モールドキャビティ、22・
・・アルミニウム合金の溶湯、24・・・プランジャ、
26・・・炭化ケイ素ウィスカ、28・・バルブ本体用
成形体。 30・・・炭化ケイ素ウィスカ、32・・・炭化クロム
粒子、34・・・バルブフェース部用成形体、36・・
・ケース、38・・連通孔、40・・・空気室、42・
・・丸棒。 44・・・高圧鋳造装置、46・・・鋳型、48・・・
モールドキャビティ、50・・アルミニウム合金の溶湯
52・・・プランジャ、54・・・ノックアウトピン、
56・・・バルブ、58・・・バルブステム、60・・
傘部62・・・バルブフェース部 特 許 出 願 人 トヨタ自動車株式会社代
理 人 弁理士 明 石 呂
毅第 図 炭化クロム粒子体積率Vr(%) 第 図 第 図 炭化クロム粒子体積率Vr(%) 第 図 炭化クロム粒子体積率Vr(%) 第 図 第 図 第 図 第11 図 第12 第13 第14 第16 第17 図 炭化ケイ素ウィスカ体積率Vs(%) チタン酸カリウムウィスカ体積率Vt(%)第18 図 炭化ケイ素ウィスカ体積率Vs(%)
る成形体を示す斜視図、第2図は第1図に示された成形
体を用いて行われる高圧鋳造工程を示す断面図、第3図
乃至第6図は炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒子に
て複合強化されたアルミニウムよりなる複合材料の摩耗
試験の結果をそれぞれ炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロ
ム粒子の合計の体積率vaが10%、20%、30%、
40%の場合について示すグラフ、第7図は内燃機関用
バルブを製造するためのバルブ本体用成形体を示す斜視
図、第8図は内燃機関用バルブを製造するためのバルブ
フェース部用成形体を示す斜視図、第9図は第7図及び
第8図に示された成形体がケース内に配置された状態を
示す断面図、第10図は第9図に示された組立体を用い
て行われる高圧鋳造工程を示す断面図、第11図は本発
明による内燃機関用バルブの一つの実施例を左半分につ
いては正面図として、右半分については縦断面図として
示す解図、第12図乃至第15図は炭化ケイ素ウィスカ
及びNi粒子にて複合強化されたアルミニウム合金より
なる複合材料について行われた摩耗試験の結果をそれぞ
れ炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積率vb
が10%、20%、30%、40%の場合について示す
グラフ、第16図乃至第18図は炭化ケイ素ウィスカ及
びチタン酸カリウムウィスカにて複合強化されたアルミ
ニウム合金よりなる複合材料について行われた摩耗試験
の結果をそれぞれ炭化ケイ素ウィスカ及びチタン酸カリ
ウムウィスカの合計の体積率Vcが20%、30%、4
0%の場合について示すグラフである。 10・・・炭化ケイ素ウィスカ、12・・・炭化クロム
粒子、14・・・成形体、16・・・高圧鋳造装置、1
8・・・鋳型、20・・・モールドキャビティ、22・
・・アルミニウム合金の溶湯、24・・・プランジャ、
26・・・炭化ケイ素ウィスカ、28・・バルブ本体用
成形体。 30・・・炭化ケイ素ウィスカ、32・・・炭化クロム
粒子、34・・・バルブフェース部用成形体、36・・
・ケース、38・・連通孔、40・・・空気室、42・
・・丸棒。 44・・・高圧鋳造装置、46・・・鋳型、48・・・
モールドキャビティ、50・・アルミニウム合金の溶湯
52・・・プランジャ、54・・・ノックアウトピン、
56・・・バルブ、58・・・バルブステム、60・・
傘部62・・・バルブフェース部 特 許 出 願 人 トヨタ自動車株式会社代
理 人 弁理士 明 石 呂
毅第 図 炭化クロム粒子体積率Vr(%) 第 図 第 図 炭化クロム粒子体積率Vr(%) 第 図 炭化クロム粒子体積率Vr(%) 第 図 第 図 第 図 第11 図 第12 第13 第14 第16 第17 図 炭化ケイ素ウィスカ体積率Vs(%) チタン酸カリウムウィスカ体積率Vt(%)第18 図 炭化ケイ素ウィスカ体積率Vs(%)
Claims (3)
- (1)軽金属をマトリックスとする複合材料よりなる内
燃機関用バルブに於て、バルブフェース部が炭化ケイ素
ウィスカ及びクロム炭化物粒子の混合物にて強化された
軽金属よりなり、炭化ケイ素ウィスカ及び炭化クロム粒
子の合計の体積率は20〜40%であることを特徴とす
る内燃機関用バルブ。 - (2)軽金属をマトリックスとする複合材料よりなる内
燃機関用バルブに於て、バルブフェース部が炭化ケイ素
ウィスカ及びNi粒子の混合物にて強化された軽金属よ
りなり、炭化ケイ素ウィスカ及びNi粒子の合計の体積
率は10〜40%であることを特徴とする内燃機関用バ
ルブ。 - (3)軽金属をマトリックスとする複合材料よりなる内
燃機関用バルブに於て、バルブフェース部が炭化ケイ素
ウィスカ及びチタン酸カリウムウィスカの混合物にて強
化された軽金属よりなり、炭化ケイ素ウィスカ及びチタ
ン酸カリウムウィスカの合計の体積率は20〜40%で
あり、炭化ケイ素ウィスカの体積率は8%以上であるこ
とを特徴とする内燃機関用バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6488289A JPH02243732A (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | 内燃機関用複合材料製バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6488289A JPH02243732A (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | 内燃機関用複合材料製バルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02243732A true JPH02243732A (ja) | 1990-09-27 |
Family
ID=13270923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6488289A Pending JPH02243732A (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | 内燃機関用複合材料製バルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02243732A (ja) |
-
1989
- 1989-03-16 JP JP6488289A patent/JPH02243732A/ja active Pending
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