JPH02243742A - 耐熱鋼 - Google Patents

耐熱鋼

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JPH02243742A
JPH02243742A JP6351389A JP6351389A JPH02243742A JP H02243742 A JPH02243742 A JP H02243742A JP 6351389 A JP6351389 A JP 6351389A JP 6351389 A JP6351389 A JP 6351389A JP H02243742 A JPH02243742 A JP H02243742A
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JP
Japan
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heat
resistant steel
weight
steel
creep rupture
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Pending
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JP6351389A
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English (en)
Inventor
Fujio Abe
冨士雄 阿部
Tetsuji Noda
哲二 野田
Hiroshi Araki
弘 荒木
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National Institute for Materials Science
Original Assignee
National Research Institute for Metals
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、耐熱鋼に関するものであり、さらに詳しく
は、核融合炉での中性子照射による誘導放射能が低く、
かつ高温クリープ破断強度の優れたフェライト系および
オーステナイト系の耐熱鋼に関するものである。
(従来の技術とその課B) 核融合炉用の耐熱鋼に関しては、従来から照射損傷によ
る材質劣化が重要視されてきているが、最近では高エネ
ルギー中性子照射による誘導放射能が問題となっている
。特に、1982年に米国エネルギー省(DOE)か核
融合炉材料の低放射化の方針を打ち出して以来、核融合
炉材料の低放耐化は世界的な課題になってきている。こ
の低放射化は、核融合炉の保守や修理あるいは廃棄物処
理に際して放射能安全性に深くかかわる課題として重要
であり、誘導放射能のレベルは材料を構成する元素に固
有な値であることから、低放射化材料を開発するために
、放射能の低い元素のみで材料を構築することが必要と
なっている。
しかしながら、これまでの鉄鋼材料の場合には、現在核
融合材料の候補に挙げられているCr−MO系フェライ
ト鋼およびNi−Cr系オーステナイトステンレス鋼に
おいても炉停止後の放射能の減衰を数値計算すると、安
全な放射能レベルまで減衰するのには数百年以上の時間
がかかる。この原因はMo、Ni 、Nbなとの合金元
素が寿命の長い放射性核種を生じるためであると考えら
れる。このため、鉄をベースとする低放射化材料では、
添加する合金元素成分は放射性核種の寿命が鉄よりも短
いことがどうしても必要となってくる。
このような必要条件を満足する元素としては、C1Cr
、W、V、Ti、Mn、St、B、Pなどがある。しか
しながら、これらの元素によって実際に使用することの
できる耐熱性を持った材料か実現できるかどうかは全く
不明な状況にある。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、Mo、Ni、Nb、Nなどの放射能の高い元素を
用いることなく、放射能が安全なレベルに減衰するまで
の時間を士数年以内まで短縮することができ、しかも高
温で優れたクリープ破断強度を発揮するフェライト系お
よびオーステナイト系耐熱鋼を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するものとして、Mo、
Ni 、Nb、Nなどの元素を用いることなく、 (1)化学組成として重量百分率で C:0.10 〜0.20 Cr:9.00〜11.00 W: 1.00 〜5,00 V:Q、10 〜0.20 Ta:0.05 〜0.10 B : 0.004〜  o、  oi。
を含有し、残部がFeからなるフェライト系耐熱鋼およ
び (2)化学組成として重量百分率で C:  0.10 〜0.20 Cr:  9.00 〜11.00 W: 1.00〜5.00 V:  0.10 〜0.20 Ti:  0118〜0.22 B:  0.004〜0.010 P:  0.03 〜0.O5 Mn:25.0  〜35.0 を含有し、残部がFeからなるオーステナイト系耐熱鋼
とを提供する。
この耐熱鋼はまた、核融合炉中性子照射環境下において
誘導放射能が低く、しかも600℃の高温において高い
クリープ破断強度を有することを特徴としてもいる。
上記耐熱鋼はその組成に不可避的不純物が混入すること
を排除するものではないが、本質的に上記成分からなる
ことを特徴とする。その各々の成分については次のよう
な観点から添加配合することが望ましい。
C:炭化物を形成してクリープ破断強度を向上させる作
用をするもので、o、io重量%より少ないとその作用
が十分に得られない。また、その量が0.2重量%を超
えると炭化物の量が多すぎて材料を脆化させる。
Cr:耐熱鋼の耐酸化性を良好にするほかクリープ破断
強度にも有効に作用するものである。
Crが9.00重量%より少ないとその作用が十分に得
られなく、その量が11.00重量%を超えるとフェラ
イト系耐熱鋼ではδ相が、オーステナイト系耐熱鋼では
δ相などの有害相が生成する。
W:フェライト系耐熱鋼ではフェライト母相および化物
中に固溶して、これらの相を強化するように作用をする
。Moを含まず合金を強化するためにはWを1.00重
量%以上を必要とするが、5.00重量%を超えるとδ
相やF e 2 Wラーベス相が生成し脆化する。一方
、オーステナイト系耐熱鋼ではオーステナイト母相およ
び炭化物中に固溶して、これらの相を強化する作用をす
る。そのなめには2.00重量%以上とすることが好ま
しく、5.00重量%を超えるとWの未固溶析出物量が
増大し、クリープ破断強度を低下させる。
Mn:Mnはオーステナイト系耐熱鋼においてNiを含
ますオーステナイト相を生成するために極めて重要であ
り、オーステナイト相を十分に安定化するには25.0
重量%以上必要である。しかしながら、35重量%を超
えるとσ相などの有害相が生じ易く、Crの許容量が低
下し耐酸化性およびクリープ破断強度を低下させる。
Ta:フェライト系耐熱鋼を炭化物の形成で強化する作
用がある。該鋼ではNbを含まずTaで強化するには0
,05重1%以上必要であるが、0.10重量%を超え
ると熱処理時に未固溶炭化物が生じクリープ破断強度を
低下させる。
■:炭化物を形成し合金を強化する作用かあるが、0.
10重量%より少ないとその作用が十分に得られなく、
0.20重量%を超えるとクリープ破断強度を低下させ
る。
1゛i:炭化物を形成して合金を強化する作用かあるが
、0.18重量%より少ないとその作用が十分に得られ
なく、0,22重量%を超えると未固溶炭化物が生じク
リープ破断強度を低下させる。
B:微量添加により結晶粒界に偏析するか、ボロン化物
を形成しクリープ破断強度を著しく改善するが、0.0
04重量%より少ないとその効果は十分に得られない。
また、0.010重量%を超えると熱間加工性を低下さ
せ溶接性も低下させるので、好ましい添加量は0.00
5〜o、oos重量%である。
なおPについては、オーステナイト鋼において鉄とリン
化物を形成し、合金を強化する作用をする。このため、
Pが0.03重量%より少ないとその効果が十分に得ら
れず、0.05重量%を超えると粒界脆化を起す恐れが
ある。
以上の観点から、誘導放射能を高めるMo。
Ni、Nb、Nを含まず、C,Cr、W、Mn。
T a 、V + T z 、B + P等を適量配合
することによって、600℃というほぼ上限においても
高温クリープ破断強度の高いフェライト系耐熱鋼および
オーステナイト系耐熱鋼が得られる。
次に実施例を示し、さらに詳しくこの発明の耐熱鋼につ
いて説明する。
(実施例1) <A>表1に示した成分組成からなる耐熱鋼NO,1お
よびNα2を製造した。この耐熱鋼は焼戻マルテンサイ
ト相からなるものである。
また比較のために、Cr−W系耐熱鋼 (F82H,NKK製)および改良9Cr−I M o
 @の組成を表1に示しな。この後者のものは核融合炉
S造用フェライト系鋼の候補材のなかで最も高温クリー
プ破断強度が大きいものである。
耐熱鋼No、 1およびNo、 2と、比較例のF82
Hおよび改良9 Cr −I M o鋼の誘導放射能の
数値計算の結果を示したものが第1図および第2図であ
る。
安全な放射能レベルとして、2.5111rel/hを
図中に破線で示した。炉停止後の安全レベルまでに減衰
するのに要する時間は、NO,1およびNO,2ともに
約13年であるのに対し、改良9Cr−IM。
鋼で4万年、F82Hで65年であった。
なお、誘導放射能の計算は、 g λ i Ni l :ガンマ線量 :放射性核種iの崩壊定数 0  ノI   の数 ・  Hのガンマ線量率 N:放射性核種iを生じる元素Nの数 σi:  ノl       反応断面積φ:中性子照
射量 Ti=0.693/λi      ・・・・・・ (
3)Ti:半減期 の式に基づいて行った。半減期(Ti)は、John 
Wiley & 5ons社の“Table of l
5otopes”(1978)を用い、ガンマ線量率(
「i)および反応断面積(σi)は、公表されているデ
ータに基づいている。
また、中性子照射量(φ)は、日本原子力研究所の核融
合実験炉PERの中性子スペクトルを用い、10年間稼
動することを想定して10MWy/dとした。
この発明の耐熱鋼110.1およびNO,2は、従来公
知のものに比べて誘導放射能が著しく小さいことがわか
る。
<B>耐熱#NQ1およびNo、 2の製造と熱処理は
以下の通りとした。
すなわち、真空高周波溶解により17kgのインゴット
を作成し、熱間鍛造と溝ロール加工により断面が13X
13m+n2の角棒を作製した。熱処理は1100℃に
20分保持後、水焼入し、次いで750℃で1時間保持
し空冷して焼戻処理を行った。焼入温度は1100℃よ
り低いと未固溶炭化物が残存し十分な強度が得られず、
1100℃より高いと結晶粒が粗大化して十分な強度と
靭性が得られない。焼戻温度は750℃より低いと高温
使用中に安定な組織が得られず、高すぎると十分な強度
が得られない。
このように熱処理した材料から平行部直径6關、平行部
長さ30關の丸棒型試験片を作製し、クリープ破断試験
を行った。第3図に、耐熱鋼合金NO,1とNO2、お
よび比較の従来鋼の600℃におけるクリープ破断試験
結果を示した。No、 1のクリープ破断強度はF82
Hや改良9Cr−IM。
鋼と同程度でNo、 2のクリープ破断強度は非常に高
い。次の表2に、600℃、i、 o o o hのク
リープ破断強度を示した。
表  2 なお、No、 1のクリープ破断強度はNo、 2より
小さいが、これは靭性を重視して合金設計したためであ
る。すなわち、W濃度を1%の低い値として高い靭性値
を狙ったためである。
また、第4図には焼戻熱処理状態と600℃で3000
h時効後のシャルピー遷移曲線を、表3には延性−脆性
遷移温と上棚エネルギーを示しな。
表 耐熱鋼Nα3およびNα4の安全レベルに至るまでの時
間が約13年であるのに対し、改良316鋼の場合には
3万年にもおよぶ。
No、 1は非常に高い靭性値を示しており、No、 
2の靭性値も良好で遷移温度は高温長時間時効後も室温
以下である。
(実施例2) <A>表4に示す組成を有するオーステナイト系耐熱鋼
No、 3およびNo、 4を製造した。また、比較の
ために、従来公知のオーステナイト系耐熱鋼A −25
M nと改良316の組成も示した。
No、 3およびNo、 4、さらに比較例について実
施例1〈A〉と同様にして誘導放射能を算出しな。改良
316との対比を示したものが第5図である。
<B>耐熱鋼No、 3およびNo、 4は次のように
して熱処理した。
すなわち、真空高周波溶解により17kgのインゴット
を作製し、熱間鍛造と溝ロール加工により断面が13X
13rnm”の角棒とした。熱処理として 1150℃
に1時間保持し溶体化して水焼入れした。溶体化温度が
1150℃より高いと結晶粒が粗大化し十分な強度が得
られず、溶体化温度が 1150℃より低いと未固溶析
出物が残存し十分な強度か得られないので上記の温度と
した。
このように熱処理した材料から平行部面径6 mm、平
行部長さ30關の丸棒試験片を作製し、クリープ破断試
験を行った。
600℃におけるクリープ破断試験結果を示したのが第
6図である。NO,3合金は改良316鋼よりも破断強
度が太き(、No、 4は改良316tMより破断強度
が若干低いがA−25Mnに比べると非常に大きな値を
示した。600℃、1000hの値を示したのが表5で
ある。
表  5 この発明の合金鋼において非常に大きな強度が得られた
のは、Wの固溶強化と微量元素の組合せ効果とを最大限
に活用したためである。
(発明の効果) 以上詳しく説明したように、この発明により、従来鋼と
同程度ないしそれ以上の高温クリープ破断強度を有し、
かつ誘導放射能が非常に低い耐熱鋼を提供することがで
きる。核融合炉の構造物の使用寿命を長くすると共に信
頼性を高めることができ、また、誘導放射能を低くでき
るので、使用済み炉の廃棄物処理を可能ともする。
10MWy/i負荷した後のこの発明のフェライト系耐
熱鋼と従来のものとのカンマ線の減衰を示したカンマ線
強度と時間の相関図である。
第3図は、この発明のフェライト系耐熱鋼と従来品の6
00℃におけるクリープ破断を示した応力と時間の相関
図である。また、第4図は、焼戻後と600℃、300
0h時効後のシャルピー遷負荷した後のこの発明のオー
ステナイト系耐熱鋼と従来品のガンマ線強度の減衰を示
したカンマ線強度と時間の相関図であり、第6図は、6
00℃♂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化学組成として重量百分率で C:0.10〜0.20 Cr:9.00〜11.00 W:1.00〜5.00 V:0.10〜0.20 Ta:0.05〜0.10 B:0.004〜0.010 を含有し、Mo、NbおよびNを含むことなく残部がF
    eからなることを特徴とするフェライト系耐熱鋼。
  2. (2)化学組成として重量百分率で C:0.10〜0.20 Cr:9.00〜11.00 W:1.00〜5.00 V:0.10〜0.20 Ti:0.18〜0.22 B:0.004〜0.010 P:0.03〜0.05 Mn:25.0〜35.0 を含有し、Mo、NiおよびNを含むことなく残部がF
    eからなることを特徴とするオーステナイト系耐熱鋼。
JP6351389A 1989-03-17 1989-03-17 耐熱鋼 Pending JPH02243742A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102383064A (zh) * 2011-11-03 2012-03-21 安徽荣达阀门有限公司 一种用于阀门的钢材料及其制备方法

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JPS619560A (ja) * 1984-05-22 1986-01-17 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション マンガン−鉄系及びマンガン−クロム−鉄系のオ−ステナイト構造の合金

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