JPH022442B2 - - Google Patents

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JPH022442B2
JPH022442B2 JP59022706A JP2270684A JPH022442B2 JP H022442 B2 JPH022442 B2 JP H022442B2 JP 59022706 A JP59022706 A JP 59022706A JP 2270684 A JP2270684 A JP 2270684A JP H022442 B2 JPH022442 B2 JP H022442B2
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JP
Japan
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metal ring
annular
engine
groove
radial flanges
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JP59022706A
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JPS59153903A (ja
Inventor
Maruseru Furansowa Mande Jeraaru
Robeeru Sorinii Maruseru
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NASHIONARU DECHUUDO E DO KONSUTORYUKUSHION DE MOTOORU DABIASHION SOC
Original Assignee
NASHIONARU DECHUUDO E DO KONSUTORYUKUSHION DE MOTOORU DABIASHION SOC
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Publication date
Application filed by NASHIONARU DECHUUDO E DO KONSUTORYUKUSHION DE MOTOORU DABIASHION SOC filed Critical NASHIONARU DECHUUDO E DO KONSUTORYUKUSHION DE MOTOORU DABIASHION SOC
Publication of JPS59153903A publication Critical patent/JPS59153903A/ja
Publication of JPH022442B2 publication Critical patent/JPH022442B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/08Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
    • F01D11/14Adjusting or regulating tip-clearance, i.e. distance between rotor-blade tips and stator casing
    • F01D11/20Actively adjusting tip-clearance
    • F01D11/24Actively adjusting tip-clearance by selectively cooling-heating stator or rotor components
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/08Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタービンエンジンの動翼の密封装置に
係る。
航空機に搭載されたタービンエンジンの場合に
比較的頻繁に行われるようにタービンエンジンの
回転数を変更させると、周知の如く、タービンの
各段のロータとこのロータを包囲する通常金属製
リングとの間の間隙に対しては、これを所定範囲
内の値に維持するよう、特にこの間隙がゼロ又は
マイナスになつてロータの羽根に損傷を与えるこ
とがないよう特別の処理がとられる。タービンの
各段のロータの羽根と該ロータを包囲する金属リ
ングとの間の間隙を、タービンエンジンのケーシ
ングと、ロータの羽根及びデイスクと、各段の前
記リングとへの選択的通風によつて運転中に調整
することは特に良く知られている。この目的で使
用される通風のための空気つまり通風用空気は通
常タービンエンジンに設けられた圧縮機の部分で
採取され、その風力のかなりの部分が前述の間隙
調整に使用される。
1977年7月22日出願のジエネラルエレクトリツ
ク社の仏国特許出願第7722513号にはガスタービ
ンエンジンの構造が開示されている。この構造は
複数のセラミツクセグメントで構成された環状熱
遮蔽部材と中空断面をもつ金属リングとを備えて
おり、セラミツクセグメント上の上流側縁及び下
流側縁に溝が形成されており、金属リングはター
ビンエンジンのケーシング内部に配置されてい
て、セラミツクセグメントの溝と係合するよう構
成された支持用径方向部材を有している。前述の
仏国特許出願の第7ページに記載の如く、金属リ
ングの内側中空部は調圧チヤンバとして使用し
得、セラミツクセグメントの後方に空気を流すた
めの一連の穴がこの調圧チヤンバからセラミツク
セグメントの上縁及び下縁の近傍に夫々形成され
た複数の腔部にかけて穿設されている。調圧チヤ
ンバは圧縮機から採取された空気など冷却用流体
と流れの上で連通し得る。その他、調圧チヤンバ
からの冷却用空気を流してセラミツクセグメント
の背面を冷却するよう形成された穴も具備されて
いる。
この先行技術では複数のセラミツクセグメント
が環状の熱遮蔽部材を構成し、セラミツクセグメ
ントでターンの羽根が回り且つ高温の燃焼ガスが
流れる空間と、セラミツクセグメントを支持する
金属リングとの間に装着される。このようなセラ
ミツクセグメントは種々の利点をもたらす。例え
ば高温耐性が十分であるため、セラミツクセグメ
ントの外面の冷却が完全には阻止されてなくても
少なくとも圧縮機より採取される通風空気の消費
は少量ですむ。その代り、セラミツクセグメント
と中空断面をもつ金属リングとの熱膨張係数が互
いに極めてことなるため、この膨張係数差に起因
してセラミツクセグメントに、場合によつてはセ
ラミツクセグメントの寿命を短縮し又はセラミツ
クセグメントを破壊する大きな応力が発生するの
を回避するための特別の装置を講じなければなら
ない、またセラミツクセグメントは、特にタービ
ンスペース内を連通する極めて高温の燃焼ガスが
金属リングの全ての面と接触するのを回避すべ
く、金属リングとセラミツクセグメントとから成
る複合リングに気密性が与えられるよう金属リン
グに内側から固定する必要がある。仏国特許出願
第7722513号の明細書ではこの気密性の問題をセ
ラミツクセグメントの支持部材に気密性確保とい
う別の機能を与えることにより解決している。し
かし乍らこれら支持部材はやはり金属製であつ
て、これら部材と一体形成されている金属リング
と直接熱接触するため、前述の仏国特許出願では
セラミツクセグメントの特定部分と直接接触する
支持部材の面を鋸歯状にしている。こはれセラミ
ツクセグメントとの接触面を削減し、それによつ
て金属リングへの熱伝導を減少させるための装置
である。しかし乍らこのようにすると、前述の如
く支持部材に形成された歯が損傷し且つこれらの
歯と極めて局部的に接触するセラミツクセグメン
トが破損する危険が生じるだけでなく、前記接触
面の気密性が大幅に低下する。また、金属リング
とセラミツクセグメントとの間の大きな熱膨張係
数差により、これら2種類の部材の対応する面の
相互間の接触状態を変化させてその結果これら接
触面の部位において気密性を変えるような相対運
動がこれら部材間に生じ得る。
本発明の目的は、セラミツクセグメントを支持
する金属リングと、金属リングが滑動するフラン
ジとの間の気密性を確保し得るタービンエンジン
の動翼の密封装置を提供することにある。
本発明によれば、前記目的は、タービンエンジ
ンの動翼の先端と前記エンジンの外側ケーシング
との間を密封すべく前記動翼の列を包囲し、前記
エンジンの径方向に沿つて移動自在なセラミツク
ス製の環状の熱遮蔽部材と、前記熱遮蔽部材の内
周面に被覆されており、前記動翼の先端が接触す
る時に摩耗する材料で作られた摩耗部材と、前記
外側ケーシングの内側に固定された環状の2つの
径方向フランジの間に設けられており、前記熱遮
蔽部材を包囲かつ支持する中空断面の金属リング
と、前記金属リングが前記エンジンの回転軸のま
わりに回転するのを阻止すべく前記金属リングと
前記2つの径方向フランジの少くともいずれか一
方との間に設けられた止め部材と、前記金属リン
グの中に前記エンジンの圧縮機からの高温の圧縮
空気を導入する導入手段と、前記エンジンのガス
流に関して上流側における前記金属リングの環状
の一端面に設けられた環状の第1の溝と、前記ガ
ス流に関して下流側における前記金属リングの環
状の他端面に設けられた環状の第2の溝と、前記
第1の溝と前記2つの径方向フランジの一方との
間に設けられた第1の密封部材と、前記第2の溝
と前記2つの径方向フランジの他方との間に設け
られた第2の密封部材とからなるタービンエンジ
ンの動翼の密封装置、及びタービンエンジンの動
翼の先端と前記エンジンの外側ケーシングとの間
を密封すべく前記動翼の列を包囲すると共に前記
外側ケーシングの内側に設けられた環状の2つの
径方向フランジの間に設けられており、前記エン
ジンの径方向に沿つて移動自在なセラミツクス製
の環状の熱遮蔽部材と、前記熱遮蔽部材の内周面
に被覆されており、前記動翼の先端が接触する時
に摩耗する材料で作られた摩耗部材と、前記2つ
の径方向フランジの間に設けられており、前記熱
遮蔽部材を包囲する中空断面の金属リングと、前
記金属リングが前記エンジンの回転軸のまわりに
2回転するのを阻止すべく前記金属リングと前記
2つの径方向フランジの少くもいずれか一方との
間に設けられた止め部材と、前記金属リングの中
に前記エンジンの圧縮機からの高温の圧縮空気を
導入する導入手段と、前記エンジンのガス流に関
して上流側における前記熱遮蔽部材の環状の一端
面に設けられた環状の第1の溝と、前記ガス流に
関して下流側における前記熱遮蔽部材の環状の他
端に面に設けられた環状の第2の溝と、一端が前
記金属リングの環状の一端面に固定されており、
他端が前記金属リングの内側に伸長すると共に前
記第1の溝と係合する第1の環状突起部を有する
第1の係合部材と、一端が前記金属リングの環状
の他端面に固定されており、他端が前記金属リン
グの内側に伸長すると共に前記第2の溝と係合す
る第2の環状突起部を有する第2の係合部材と、
前記第1の環状突起部の対向する位置において前
記第1の係合部材の外側面に設けられた環状の第
3の溝と、前記第2の環状突起部の対向する位置
において前記第2の係合部材の外側面に面に設け
られた環状の第4の溝と、前記第3の溝と前記2
つの径方向フランジの一方との間に設けられた第
1の密封部材と、前記第4の溝と前記2つの径方
向フランジの他方との間に設けられた第2の密封
部材とからなるタービンエンジンの動翼の密封装
置によつて達成される。
本発明によれば、万一動翼の先端が摩耗部材に
接触しても、熱遮蔽部材を包囲かつ支持する金属
リングがタービンエンジンの回転軸のまわりに回
転するのを阻止し得、2つの径方向フランジと接
触する第1の密封部材及び第2の密封部材が破損
するのを防止し得、金属リングと2つの径方向リ
ングとの間の気密性を確実に確保し得る。
以下、添付図面に基づき種々の非限定的具体例
を挙げて本発明を説明する。
第1図には、タービンエンジンの1つのタービ
ン段のロータが符号1Aで、ロータ1Aより燃焼
ガス流の上流側に位置するデイストリビユータが
符号2Aで示されている。ロータ1Aは、タービ
ンエンジンのケーシング3に固定されたリングに
より一定の間隙eをおいて包囲されている。この
リングは本発明の一具体例では次の如く構成され
ている。即ち、該リングは2つの径方向フラン
ジ、特にケーシング3の内面に固定された上流側
フランジ4m並びに下流側フランンジ4Vのほぼ
平面状の環状面の相互間に装着されている。
フランジ4vは本具体例ではケーシング3の外
側にT形横断面を有する延長部4v1を有してお
り、延長部4v1は、ロータ1Aとデイストリビ
ユータ2Aとに対応するケーシング3の部分に固
定された外側径方向フランジ3vと、タービンエ
ンジンの次の段(完全に図示しなかつた)のデイ
ストリビユータ2Bに対応するケーシング3の部
分に固定された外側径方向フランジ3aとの間
に、例えばボルト(図示せず)によつて固定され
ている。中空断面をもつ金属リング5Aは上流側
径方向隔壁5mに固定された内側環状隔壁5iで
実質的に構成されている。隔壁5m及び5iは接
続部材6の長手方向環状第1溝内に嵌合された長
手方向フランジ5bによつて支持されており、接
続部材6の径方向環状溝6Aはデイストリビユー
タ2Aの外側径方向環状フランジ2b上に嵌合さ
れている。金属リング5Aの下流側径方向隔壁5
vはL形横断面をもつ冠状部材の長手方向フラン
ジで構成されており、この冠状部材の長手方向フ
ランジは一連のボルト7を介して金属リング5A
の内側隔壁5iの先端に固定されている。このア
センブリは金属リング5Aの径方向の面、即ちフ
ランジ4v及び4mの平面部と向かい合う径方向
の側壁5v及び5mの表面がやはり平面状であつ
てフランジ4v及び4mの平面部と滑動可能な状
態で接触するよう構成されている。金属リング5
Aの側壁5v及び5mの環状溝内には、例えば黒
鉛化アスベストなどで形成された密封部材として
の2つの環状パツキン9v及び9mが配置されて
おり、そのため金属リング5Aが特に熱膨張によ
つて多少の相対運動が生じるにも拘らず、前述の
滑動する接触面における気密性が確保される。
金属リング5Aの側壁5v及び5mには、更
に、下方に伸長する径方向部材が続いている。こ
れらの部材は第1図の具体例では2つの内側径方
向カラー5v1及び5m1で構成されており、カ
ラー5v1及び5v2は夫々弓形横断面を有する
部分5v2及び5m2を備えており、これらはタ
ービンエンジンの中心軸に向かう方向に伸長して
いる。部分5v2及び5m2は凸面が金属リング
の径方向正中面側に向くよう湾曲しており、且つ
タービンエンジンの中心軸に対する直交面を挾ん
で対称的に配置されている。適切なセラミツク材
料で形成された複数のセラミツクセグメント8は
第2図の如く組立てられて金属リング5Aとロー
タ1Aとの間の環状の熱遮蔽部材を構成する。各
セグメント8は夫々上流側縁及び下流側縁に弓形
横断面をもつ溝を備えている。これらの溝は部分
5m2及び5v2と夫々係合する。第2図に示さ
れているように、各セグメント8の長手方向縁の
一方は一種の凸部8aを形成しており、凸部8a
は隣接のセグメント8の対応長手方向縁に形成さ
れた一種の凹部8内に適切な間隙をもつて嵌合さ
れる。セグメント8はまた中央部近傍で外面上に
長手方向溝8cを有している。この溝にはピン8
dが実質的に間隙をもたず周縁沿いに篏装され、
ピン8dの両端は部分5v1と5m1とに任意の
適切な手段を介して夫々固定される。本具体例で
は各ピン8dの両端の断面積が縮小されており
夫々上流側と下流側とで部分5m1と5v1との
対応穴に挿入される。この嵌合作業は側壁5vを
隔壁5iにボルト留めする前に行う。このように
各セグメント8はピン8dを介して、場合により
金属リング5aとセラミツクセグメント8との異
なつた熱膨張に左右されずに金属リング5Aに固
定される。金属リング5Aの熱膨張又は熱収縮量
は通常セグメント8の熱膨張又は熱収縮量より大
きく、従つて金属リング5Aに固定された複数の
金属ピン8d相互間の間隔も大きくなるため、各
セグメント8の凹部8bに嵌合される隣接のセグ
メント8の凸部8aの周縁間隙を変えればこの膨
張差を補償することができる。
セグメント8を支持する部分5v2及び5m2
は環状溝を有しており、金属リング5とセグメン
ト8との間の径方向膨張差を補償するに足る十分
な弾性を有するようにかなり薄く形成し得る。
本発明の別の特徴によれば、金属リング5Aの
径方向面中少なくとも1つ、特に下流側の側壁5
vの表面とこれに対応するフランジ4vの表面と
は、金属リング5Aがフランジ4v及び4mに対
し周方向に移動しないように固定するための手段
を備えている。この手段は、第1図の具体例で
は、好ましくは金属リング5Aを周方向又は径方
向のうち少なくとも一方に自由に膨張せしめるよ
うな間隔をもつて互いに係合するようフランジ4
vと側壁5vとの夫々の表面上に形成された止め
部材としてのツメ10vで構成されている。ツメ
10vに代えて、同様の機能をもつ突起及び/又
は凹所を形成してもよい。
前述の説明に従えば、中空断面をもつ金属リン
グ5Aの外面は環状のコレクタ12内に連通する
ようケーシング3の所定の部分上に形成された一
連の開口11に向かつて開放されていることにな
る。コレクタ12はケーシング3の前述の所定の
部分の外面に形成されており、コレクタ12内に
適切な圧力の通風用空気を導入する少なくとも1
つの導管13がこれに連通している。この通風用
空気の供給源については後で詳述する。可撓性導
管14は本具体例ではベローで構成されており、
各開口11をU形横断面をもつリング状の穿孔プ
レート15内部に連通させる。プレート15はエ
アーデイストリビユータとしての役目を果たす。
プレート15は部分15aが金属リング5Aの内
壁5iから少し離れてこれと平行に伸長している
のに対し、部分15b及び15cが金属リング5
Aの側壁5m及び5vの内面とほぼ平行に伸長し
ている。加圧状態でコレクタ12内に導入された
空気は矢印に沿つて循環し、開口11と可撓性導
管14とを介してプレート15内に侵入し、金属
リング5Aの隔壁5i,5m及び5vの内面に接
触してこれらの面の温度調節を行なう。即ち、導
管13を介して導入される空気の温度に応じてこ
れらの面が冷却又は加熱される。この空気は側壁
4vに形成された穴を介して下流の環状スペース
内に侵入し、ここには図示されていない通路を介
して例えばタービンエンジンの円錐形エゼクタに
向かつて流出する。ロータ1Aとこれに対応する
セグメント8との間隙eの調整に適した通風用空
気の分布調整システムについては後で説明する。
セグメント8の内面は公知タイプの摩耗部材と
しての摩耗可能材料層16を具備する。層16は
プラズマフレームガンもしくはヘラを用いて、又
はハンダ付け処理により、予め付着しておいても
よい。
第3図から第6図に示されている本発明の他の
具体例は第1図及び第2図の具体例と以下の点に
おいてのみ異なる。尚、第1図及び第2図に示さ
れている部材と同一の部材は第3図から第6図で
も同一符号で示している。第3図はタービンエン
ジンの高圧タービンの2つの段の部分を示してい
る。これら両段のロータは1A及び1Bで示し、
ロータ1A及び1Bと対応するデイストリビユー
タは2A及び2B、ロータ1A及び1Bを夫々包
囲する金属リングは5A及び5Bで示している。
各金属リング、例えば5A、の径方向の面と協働
する2つのフランジ4v及び4mは一定の径方向
間隙JAをもつて金属リング5Aの外側隔壁5e
を同軸的に包囲する金属製の円筒リング4m1に
より互いに連結されている。円筒リング4m1は
上流側縁が径方向フランジ4mに固定されてお
り、下流側縁が別の径方向フランジ4m2に固定
されている。
フランジ4m2自体は一連のボルト(第3図に
は図示せず)によりフランジ4vの外側延長部分
4v1に接続されている。また、第1段の場合、
即ち金属リング5Aの場合は、前記と同一のボル
ト列がフランジ4m及び延長部4v1を径方向フ
ランジ17mに固定する役割も果たしている。フ
ランジ17mは第2段のデイストリビユータ2B
を支持する円筒状ケーシングの径方向フランジを
構成する。フランジ4m及び4vと、フランジ4
m及び4vに夫々隣接するデイストリビユータ2
A及び2Bとの間の気密性は多数の環状パツキン
により確保されているが、これらパツキンの詳細
な説明は不要につき省略する。円筒リング4m1
により互いに接続された2つのフランジ4m及び
4vは従つて一種の溝を構成することになる。こ
の溝はタービンエンジンの対応する段の内部に向
けて径方向に開放されており、金属リング5Aと
セグメント8とで構成された複合リングが当該溝
内に装着される。その方法は前述と同様である
が、次の点で異なる。即ち本具体例では金属リン
グ5A自体がU形断面をもつ2つの環状の半部材
5A1及び5A2からなり、半部材5A1及び5
A2が金属リング5Aの径方向の正中面上で第6
図の複数のピン18を介して互いに接合される。
ピン18は長手方向離隔材の役割を果たす。第6
図から明らかなようにピン18は長さが金属リン
グ5Aの内側空洞部の横断方向寸法にほぼ等し
く、両端がネジ18m及び18vを外側から留め
得るよう内ネジを有しており、ネジ18m及び1
8vを締めると半部材5A1及び5A2が互いに
固定される。ピン18は各金属リング5Aに沿つ
て規則的に配分するのが好ましい。一方複数のセ
グメント8は第1図を参照しながら説明したよう
に上流側の縁と下流側の縁とが互いに連結され、
上流側の縁及び下流側の縁の所定の構内に、環状
突起部としての部分5v2,5m2を有する係合
部材としてのカラー5v1,5m1を夫々係合す
ることによつて各セグメント8毎に支持される。
部分5V2及び5m2を有するカラー5v1及び
5m1は第5図に示されている如く2つの環状つ
ばを構成する。これらのつばは各々が複数の径方
向スリツトfを有している。スリツトfは対応す
るつば、例えば部分5m2に大きな応力が生じる
のを回避するためのものであり、スリツトfが無
いと前記つばの内外両縁間の温度差に起因する応
力が生じ得る。また密封部材としてのパツキン9
m及び9vは部分5m2及び5v2を有するカラ
ー5v1及び5m1の外側上に形成された外部溝
内、特にセグメント8の上流側縁及び下流側縁の
対応溝と弾性クリツプ式に係合部する部分5m2
及び5v2の凹部内に配置される。パツキン9m
及び9vは2つの径方向のフランジ4m及び4v
の互いに向き合う径方向の面の最も内側の部分と
も協働して、金属リング5A及びセグメント8
と、フランジ4m及び4vとの間の振幅の小さい
相対移動が径方向及び周方向のうち少なくとも一
方に生じ得るような状態で金属リング5A及びセ
グメント8の気密性を確保せしめる。
第1図及び第2図に示されている具体例の場合
と同様に、前記の相対移動は制限されているが、
本具体例ではこの制限を側面が互に平行なツメ1
0m及び10v(第5図も参照のこと)によつて
行う。ツメ10m及び10vは夫々セグメント4
m又は4vの対応面に形成された突起部19m又
は19vと係合する。第5図から明らかなよう
に、本具体例ではツメ10mと対応する突起部1
9mとがフランジ4mに対する金属リング5Aと
セグメント8の限定的径方向移動を可能にするよ
うな状態で協働する。これはツメ10vと突起部
19vとに関しても同様である。本発明の装置に
係る止め部材は、ツメ10v,10m、突起部1
9v,19mで構成される。
本具体例では更に2つの弾性的に変形し得る2
つのバネ板20a及び20b(第4図)がセグメ
ント8とこれに対応する金属リング5Aとの間に
挿着される。バネ板20a及び20bは本具体例
では第6図の如くエンジンの軸方向に沿つて配置
されており、各バネ板20a及び20bの中央部
が特にピン21a及び21bによつて金属リング
5Aの内壁5iに固定されている。ピン21a及
び21bは2つの半部材5A1及び5A2の下方
の部分に近い縁に形成された穴に嵌め込まれてい
る。一方、各バネ板20a及び20bの先端は
夫々対応するセグメント8の上流部及び下流部と
協働する。本具体例ではこれらバネ板、例えば2
0a(第6図)、の対応する先端をセグメント8の
外面に形成された第6図のエンジンの軸方向の溝
22と係合させることによつて前述の協働状態を
得る。各セグメント8の内面に具備された摩耗可
能な材料の層16と対応するロータ1Aの羽根の
先端との間の間隙eが何らかの理由で消失して
も、ロータ1Aの羽根によりセグメント8上に加
えられる衝撃の径方向の成分がバネ板20a及び
20bをたわませる効果をもたらすことは明白で
あろう。
第3図に示されている如く、高圧タービンの各
段で金属リング、例えば5Aに接続された部材4
m−4m1−4m2はタービンエンジンのケーシ
ング3の対応する部分と共に環状のコレクタ12
A又は12Bを規定する。このコレクタにはほぼ
径方向の導管13A又は13Bの少なくとも1つ
を介して通風用の空気が供給される。中空断面を
もつ各金属リング、例えば5Aの内部には、環状
のデイストリビユータを構成するU形横断面を有
する穿孔プレート15が設けられており、これは
環状のエアーデイストリビユータを構成する。プ
レート15には可撓性の導管、特に14Aの如き
金属ベローを介して剛性の導管23Aに連結され
る中実プレートが外側へ向けて固定されている。
導管23Aの最も外側の円筒部分は導管23Aの
外径より少し大きい直径を有する開口を介して金
属リング5Aの上方隔壁5eを貫通し、更に4m
1を貫通してコレクタ12Aに連通している。こ
の場合、導管23Aは公知の方法により気密性を
もつて円筒リング4m1に嵌め込まれる。通風用
空気は従つて種々の導管、例えば導管23Aとこ
れに連結された導管14Aとを通つてプレート1
5内に導入された後矢印の如く流れて、次いでプ
レート15を介して流出して金属リング5Aの側
壁と内壁との内表面に接触する。通風空気はこの
ようにして金属リング5Aの壁面の温度調整を行
つた後、例えば導管23Aの外壁と金属リング5
Aの壁面5eの該当孔との間に存在する前述の間
隙を介して流出する。その結果空気は狭い環状チ
ヤンバjA内に流入し、次いで開口24,25及
び26を介して高圧タービンの第2段に向かつて
流出する。開口24はフランジ4vの外側への延
長部4v1に形成されており、残り2つは高圧タ
ービンの第2段のデイストリビユータ2Bの支持
部材に形成されている。第1段から流出した通風
用空気はこのようにして第2段の狭い環状チヤン
バjB内に流入し、そこで対応する金属リング5
Bからの通風用空気と混合させる。この混合空気
は開口28を介して環状チヤンバjBから流出し、
次いで低圧タービンの(詳細には図示せず)第1
段のデイストリビユータ2cの支持部材に形成さ
れた開口29を貫通し、最終的に開口30を介し
て低圧タービンの第1段のチヤンバ内に流出す
る。
第3図に点線で示される一変形例では開口2
8,29及び30が省略されており、高圧タービ
ンの第2段の金属リング5Bより流出した通風用
空気は上流へ向かつて、即ち第2段のタービンリ
ング1Bに関して説明した流れ方向と逆の方向
に、環状チヤンバjB内を循環する。金属リング
5Bからの空気は次いで開口25を介してデイス
トリビユータ2Bの支持部材に形成された密閉チ
ヤンバ31内に到達する。このチヤンバには前述
の如く金属リング5Aからの通風用空気も開口2
4を介して流入する。これら2つの空気の流れは
次いで径方向の導管32内に侵入する。管32に
はケーシング3の外側に別の径方向の導管32a
が続いており、導管32aの他端(図示せず)は
タービンエンジン(図示せず)の排気室に連通し
ている。
第7図はタービンエンジンを簡略的に示してい
る。エンジンは例えばブロワ33と、N個の段を
もつコンプレツサ34と、燃焼室35と、2つの
段36A及び36Bをもつ高圧タービンと、低圧
タービン37とを有しており、第36A及び36
Bの各々に前述のいずれかの具体例の金属リング
5Aとセグメント8が1つずつ配置されている。
第7図の具体例ではタービンエンジンがその調整
を確実に行うべく計算機を具備するものと想定し
た。この計算機はブロツク40で示されている。
計算機40はタービンエンジン内に既に存在し
ている種々の検出器より送出される信号から、例
えばN2(高圧タービンの回転速度)の如きター
ビン運転状態、又はPs3(燃焼室35内の圧力)の
如き圧力に関する情報を処理して信号を送出す
る。この信号はスロツトル41に送られ、スロツ
トル41は通風用空気を金属リング5A及び5B
(高圧タービンの2つの段に対応)に供給する径
方向の導管13A及び13Bを、受信する信号に
応じて通風用空気採取管42及び43のいずれか
一方に連通させるか又は双方に同時に連通させ
る。
管42がブロワ33の風路内の余り高くない温
度T1の空気を採取するのに対し、管43は高圧
コンプレツサ34の出口近傍の段内の比較的高い
温度T2の空気を採取する。管43の途中には仕
切り弁43が設けられている。
計算機40は、金属リング5A,5Bに供給さ
れる混合気の温度が翼の先端間隙を作動条件に応
じて最適化するのに適した温度になるよう、温度
T1の空気と温度T2の空気との流量比を変化させ
る任意の中間位置にスロツトル41を配置させ得
る。
2つの金属リング5A及び5Bの温度調整に使
用された通風用空気は次いで第3図に基づき説明
した2つの回路のいずれか一方、例えば点線で示
した変形例の回路に従い導管32aを介してター
ビンエンジンの排気室方向へ流出する。従つて高
圧タービンの各段のロータの羽根とそのロータを
包囲する金属リングとの間の間隙(第3図のe)
は、スロツトル41を制御することにより金属リ
ングに管42からの冷風及び管43からの熱風を
適宜に混合するようスロツトル41を制御する計
算機40により自動的に調整し得る。
一変形例では冷風を高圧コンプレツサ34(第
7図)の調整用第3段の下流で採取し、熱風をこ
の高圧コンプレツサの出口近傍の段、例えば最終
段内で採取する。この場合、通風用空気はその機
能を果たした後、第3図に基づき説明した主とし
て開口28,29及び30を通る回路に従い低圧
タービノン37方向へ排出される。
第8図はタービンエンジンの高圧タービンの2
つの段の一変形例を部分的に示している。タービ
ンエンジンのケーシング3の壁面はタービンの第
1段の部位に突出部44aを有しており、突出部
44a上に径方向導管44が装着されている。導
管44には高圧コンプレツサの出口近傍の段内で
採取された圧縮空気が供給される。前記の段の選
択はこの圧縮空気の圧力がタービンの対応段内の
圧力より大きくなるよう考慮して行う。例えば、
タービンスペース内の圧力が第1段の入口で、
7.1バール、出口で、4.3バールであれば、前記圧
縮空気は高圧コンプレツサの最終段の1つ、例え
ば第3段内で約12.5バールの圧力下で採取し得
る。導管44の先にはタービン内部に向けて導管4
5が続いている。導管45は2つのフランジ4m
及び4vと金属リング5Aの外側隔壁5eとを連
結させる円筒リング4m1を径方向に貫通してお
り、導管45のタービン内部側の最先端は前述の
種々の構成部材が異なる膨張率で膨張しても2つ
の管45及び46が常に気密性をもつて接触した
状態で径方向で小振幅の相対運動を行い得るよう
軽く摩擦する程度の間隙をもつて剛性導管46内
に嵌入されている。導管46自体は円筒リング4
m1に固定されている。
円筒リング4m1に固定された導管46は可撓
性導管、特にベロー形管14Aを介して剛性導管
48に接続されている。導管48は金属リング5
Aの特に内側隔壁5iに固定されており、第3図
に基づいて説明した如く金属リング5Aの内側空
洞部に配置されたプレート15を貫通してセグメ
ント8の外面、特にこの外面に形成された凹部8
eと連通している。セグメント8のこれら凹部8
eは本具体例では弓形の断面をもつ樋の形状を有
しており、各セグメント8の凹部8eが互に連通
し合つて環状溝を形成するようセグメント8の2
つの周辺縁の一方から他方へと伸長している。こ
の環状溝には前述の少なくとも1つの導管44−
45−46−14A−48を介して、又は好まし
くは金属リング5Aの周囲に規則的に配分された
複数の類似の径方向導管を介して、圧縮空気が供
給される。これに関し留意すべきこととして、第
3図及び第8図の軸面は互いに異なつており、径
方向導管13及び44はタービンの軸と直交する
同一平面に隣接してはいるが、2つの異なる軸面
上に位置している。セグメント8の外面には、セ
グメント8の上流側縁と下流側縁とに圧縮空気を
導入するための複数の長手方向溝49が形成され
ており、従つてパツキン9m及び9vの外部側面
は圧縮空気の圧力下におかれる。この圧力は例え
ば12.5バールであつて、タービンスペース内の同
一レベルにおける7.1又は4.3バールの圧力よりも
大きく、そのためタービンの羽根が入つている前
記スペース内を流れる極めて高温の燃焼ガスがパ
ツキン9m及び9vの周囲に流入しその結果金属
リング5Aと接触する現象が回避される。この熱
い空気が金属リング5Aと接触すると前述した通
風用空気と逆の熱作用が当該リングに及ぼされる
ことになる。
高圧タービンの第2段の金属リング5Bに支持
されている複数のセグメント8も1つの連続した
環状溝を形成する複数の凹部8eを外面上に有し
ている他、圧縮空気を通すための複数の長手方向
溝49を少なくとも第1段側に備えている。但し
該タービンスペース内の圧力はタービンの第2段
の入口と出口とにおいて夫々2.7及び1.6バールに
すぎないため、第3図に基づき説明したように径
方向導管13A(第3図)を介してコレクタ12
A内に導入される高圧タービンの第1段の例えば
3.7バール程度の通風用空気の一部を圧縮空気と
して使用してもよい。それには長手方向導管50
を具備してコレクタ12Aを高圧タービンの第2
段のフランジ4mに形成された突起部19mに連
通させ、金属リング5Bの対応径方向壁面に形成
された更に別の通路51によりこの突起部19m
と溝49とを連通させるだけでよい。
第9図に示されている変形例では高圧タービン
第1段のセグメント8に使用される圧縮空気が当
該第1段の上流のタービンエンジン燃焼室の単数
又は複数のフレーム管を包囲するスペース内で開
口52を介して直接採取され、上流側のフランジ
4mに形成された開口53を介して第1段からセ
グメント8の外面上に形成された長手方向溝49
へと流出する。高圧タービン第2段の圧縮空気は
第8図の場合と同様に第1段の環状コレクタ12
Aから採取された通風用空気の一部で構成され
る。
以上第1図から第9図を参照しながら説明して
きた本発明の具体例は既に示したように種々の変
形が可能であり、いずれの変形も本発明の範囲内
に含まれる。高圧タービン第2段のリングに加え
られる圧縮空気として通風用空気の一部を使用し
てもよい(第8図及び第9図)。セグメント8の
外面の凹部8eの形成は任意であり、凹部又はこ
れら凹部が無い場合のセグメントの外面への圧縮
空気もやはり任意の事項である。計算機40(第
7図)を具備していないタービンエンジンの場合
は間隙e(第1図及び第3図)を調整するための
公知回路を具備し得る。その場合は入力情報とし
てN2及びPs3又は等価の情報を使用する。いずれ
の場合にも導管13A及び13B内の通風用空気
の流量は適切に選択されたタービンエンジンの作
動パラメータに従うスロツトル41により制御し
得る。各セグメント8に対応するバネ板20a及
び20b(第4図及び第6図)の個数は任意であ
り、その形状並びに金属リング5Aとセグメント
8とへの固定法も自由に選択し得る。これらバネ
板に代えて他の弾性手段、例えばコイルバネ、高
温耐性のある弾性材料製プラグ等を使用してもよ
い。セグメント8は2つの異なるタイプ、即ち各
先端に突出端を備えたタイプとを各先端に凹所を
備えたタイプとに分けてもよい。
フランジ4m又は4vの面に形成された突起部
19m又は19vと、側壁5m又は5vの面に形
成されたツメ10m又は10vとを入れ換えても
よい。
第10図の軸方向断面図ではタービンエンジン
のタービン段のロータ1Aが一定の間隙eをもつ
てリングに包囲されており、該リングがタービン
エンジンのケーシング3に固定されていると共に
本発明の参考例として次の如く構成されている。
このリングは実質的に金属リング5Aからなつて
おり、金属リング5Aの側壁5m及び側壁5vが
夫々2つの長手方向フランジ5s1及び5s2部
分でケーシング3に内側から固定されている。こ
の固定は2列のリベツト54又は等価のボルトに
より実施し得る。側壁5mの先には上流方向に長
手方向フランジ5bが続いており、フランジ5b
は第1図に基づき説明した如くタービンの当該段
のデイストリビユータ(図示せず)に金属リング
5Aを固定させるのに使用し得る。フランジ5m
及び5vは、カラー5m1及び5v1で構成され
ており、カラー5m1及び5v1は、互に向き合
う面上にほぼ長手方向のフランジ状の部分5m2
及び5v2を備えている。部分5m2及び5v2
はセグメント8の上流側縁及び下流側縁に夫々形
成された溝8m及び8vと夫々に係合する。セグ
メント8を第13図に斜視図で示した。部分5m
2及び5v2と、各セラミツクセグメント8の溝
8m及び8vの内面との間にはスリツトのある円
環形状のパツキン9m及び9vが部分5m2及び
5v2により締め付けられ、その結果極めて高温
の気体がタービン羽根の回転するスペースからセ
グメント8の外面方向へ部分フランジ5m2及び
5v2の輪郭沿いに流動する現象が回避されるよ
う挿入されている。
更に、フランジ5mはセグメント8との間に一
定の径方向間隔をおいて下流方向に伸長する長手
方向フランジ5iを備えている。フランジ5iは
金属リング5Aの内側隔壁を構成し、先端が例え
ば一例のボルト(図示せず)などによりフランジ
5vの対応部に気密性をもつて接続されている。
フランジ5iの下ではフランジ5iから一定の距
離dにおいて、2つのフランジ5m及び5vの互
いに向き合う面がこれらフランジとカラー5m1
及び5v1との接続部とほぼ同一レベルに金属製
の舌状体5l1及び5l2の列を具備している。
舌状体5l1及び5l2は弾性を有すべく十分に
薄いことが好ましく、第11図の拡大断面図に示
されているように舌状体5l1と5l2とが交互
に配置される。即ち舌状体5l1及び5l2は、
セグメント8の外面上にセグメント8を部分5m
2及び5v2に弾性的に当接させる圧力が加えら
れるよう配置されている。第14図に示した参考
例では、舌状体5l1及び5l2の丸い先端のみ
がセグメント8の外面に押付けられる。また、少
なくとも一方の列の舌状体、例えば5l1はいず
れも中央突起55(第12図も参照)を有してお
り、これら突起がセグメント8外面の中央溝8r
と係合して、複数のセグメント8からなるリング
の少なくとも一方向の回転運動を制止する。実
際、タービンエンジンのロータは常に同一方向に
回転するため、間隙e(第10図)が消失した場
合ロータにより少なくとも数個のセグメント8に
伝達され得る衝撃の正接成分即ち周方向成分は常
に同一の方向を有する。従つて第12図及び第1
3図から明らかなように、各セグメント8の外面
上に形成された溝8rは一端が開放され反対端が
閉鎖されていてよい。第12図に示される如く、
セグメント8の隣接し合う縁は摩耗可能材料層1
6で被覆されていてもよい内面の近傍で瓦の如く
入れ子式に重なり合うよう連結される。そのため
にはセグメント8から外側へ向けて耳8tを各セ
グメント8の一方の縁に形成し、且つ突出部8s
を他方の周縁に形成するとよい。この突出部8s
はセグメント8と、カラー5m1及び5v1との
間に膨張差がある場合に、これを補償すべく周方
向に一定の間隙をもつて隣接セグメント8の耳8
tの下側に嵌合するよう形成する。
タービンエンジンのケーシング3を金属リング
5Aの部位で適宜な管を介して貫通している径方
向導管13Aは、例えば段内を流れる空気の圧力
及び温度の観点から適切に選択されたタービンエ
ンジンの圧縮段などで採取された通風用空気を、
外部開放面を介して金属リング5A内に導入し得
る。このように導管13Aを介して導入された通
風用空気は金属リング5Aの内側隔壁5iに直接
ぶつかり、金属リング5Aの径方向の側壁5m及
び5vにも接触する。一方、側壁5m及び5vは
夫々カラー5m1及び5v1の部位に貫通孔56
m及び56vを有しており、そのためタービンの
羽根が回転するスペースとセグメント8の舌状体
5l1及び5l2が具備されている部位とが互い
に連通し合う。また、側壁5mには舌状体5l
1,5l2の外側のスペースを圧縮されたスペー
ス、例えばタービンエンジンの燃焼室の単数又は
複数のフレーム管の外側のスペースに連通させる
複数の穴57が長手方向延長部5bの近傍に形成
されている。そのためこれらの穴57と舌状体5
l1及び5l2間の不連続部分と穴56m及び5
6vとを介して流れる空気はタービンの羽根が回
転するスペース内の極めて高温の気体がセグメン
ト8からなるリングを支持する金属リングの方向
へ上昇するのを阻止する障壁空気の役割を果た
す。
以上第10図から第14図を参照しながら説明
してきた本発明の参考例は、間隙e(第10図)
が消失した場合に各セラミツクセグメント8が舌
状体5l1及び5l2の弾性変形により軸から離
れる方向へ移動し得、その結果これらセグメント
8の損傷又は破壊が完全に回避されるという主要
利点を有する。
導管13Aを介して金属リング5A内部に導入
された通風用空気は次いで径方向フランジ5vを
貫通する長手方向管50を介してタービンの次の
段のデイストリビユータ(図示せず)方向へ流出
し得る。
第10図から第14図の参考例において、通風
口56m及び56vは無くてもよい。
セグメント8からなるリングの固定手段は任意
に選択し得、主として舌状体5l1の中央突起5
5とセグメント8の周縁溝8rとで構成された前
述の手段と異なつていてよい。
また、言うまでもなく、第10図から第14図
に示されている参考例の隣接セグメント間の接続
手段に本発明の一具体例(第1図から第9図)の
突起部及び凹所を使用してもよい。
本発明の他の具体例の瓦状に重合されたセグメ
ントを一具体例で使用しても、本発明の範囲から
逸脱することにはならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一具体例の部分縦断面図、第
2図は第1図の線−に沿た部分横断面図、第
3図は本発明の一具体例の変形例の部分縦断面
図、第4図及び第5図は夫々第6図の線−と
第3図の線−とに関する部分横断面図、第6
図は第4図の線−に関する部分縦断面図、第
7図はタービンエンジンの簡略説明図、第8図及
び第9図は本発明の一具体例の圧縮空気回路の2
つ異なる具体例を示す部分縦断面図、第10図は
本発明の参考例の部分縦断面図、第11図及び第
12図は夫々第10図の線XI−XIとXII−XIIとに関
する断面図、第13図は第10図に部分的に示さ
れているリングのセラミツクセグメントの1つを
示す斜視図、第14図は第10図の本発明の参考
例の一変形例を示す説明図である。 1A,1B…ロータ、2A,2B,2C…デイ
ストリビユータ、3…ケーシング、4m…フラン
ジ、4v…フランジ、5A,5B…金属リング、
5m…側壁、8…セラミツクセグメント、9m,
9v…パツキン、10m,10v…ツメ、12,
12A,12B…環状コレクタ、13,13A,
13B,23A,32,44,45,46,48
…導管、15…プレート、4m1…円筒リング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タービンエンジンの動翼の先端と前記エンジ
    ンの外側ケーシングとの間を密封すべく前記動翼
    の列を包囲し、前記エンジンの径方向に沿つて移
    動自在なセラミツクス製の環状の熱遮蔽部材と、
    前記熱遮蔽部材の内周面に被覆されており、前記
    動翼の先端が接触する時に摩耗する材料で作られ
    た摩耗部材と、前記外側ケーシングの内側に固定
    された環状の2つの径方向フランジの間に設けら
    れており、前記熱遮蔽部材を包囲かつ支持する中
    空断面の金属リングと、前記金属リングが前記エ
    ンジンの回転軸のまわりに回転するのを阻止すべ
    く前記金属リングと前記2つの径方向フランジの
    少くともいずれか一方との間に設けられた止め部
    材と、前記金属リングの中に前記エンジンの圧縮
    機からの高温の圧縮空気を導入する導入手段と、
    前記エンジンのガス流に関して上流側における前
    記金属リングの環状の一端面に設けられた環状の
    第1の溝と、前記ガス流に関して下流側における
    前記金属リングの環状の他端面に設けられた環状
    の第2の溝と、前記第1の溝と前記2つの径方向
    フランジの一方との間に設けられた第1の密封部
    材と、前記第2の溝と前記2つの径方向フランジ
    の他方との間に設けられた第2の密封部材とから
    なるタービンエンジンの動翼の密封装置。 2 前記止め部材が、前記金属リングの環状の一
    端面と前記2つの径方向フランジの一方との間に
    設けられている特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。 3 前記止め部材が、前記金属リングの環状の一
    端面に設けられた凹所と、前記2つの径方向フラ
    ンジの一方に設けられた突起部とからなる特許請
    求の範囲第2項に記載の装置。 4 タービンエンジンの動翼の先端と前記エンジ
    ンの外側ケーシングとの間を密封すべく前記動翼
    の列を包囲すると共に前記外側ケーシングの内側
    に設けられた環状の2つの径方向フランジの間に
    設けられており、前記エンジンの径方向に沿つて
    移動自在なセラミツクス製の環状の熱遮蔽部材
    と、前記熱遮蔽部材の内周面に被覆されており、
    前記動翼の先端が接触する時に摩耗する材料で作
    られた摩耗部材と、前記2つの径方向フランジの
    間に設けられており、前記熱遮蔽部材を包囲する
    中空断面の金属リングと、前記金属リングが前記
    エンジンの回転軸のまわりに回転するのを阻止す
    べく前記金属リングと前記2つの径方向フランジ
    の少なくともいずれか一方との間に設けられた止
    め部材と、前記金属リングの中に前記エンジンの
    圧縮機からの高温の圧縮空気を導入する導入手段
    と、前記エンジンのガス流に関して上流側におけ
    る前記熱遮蔽部材の環状の一端面に設けられた環
    状の第1の溝と、前記ガス流に関して下流側にお
    ける前記熱遮蔽部材の環状の他端面に設けられた
    環状の第2の溝と、一端が前記金属リングの環状
    の一端面に固定されており、他端が前記金属リン
    グの内側に伸長すると共に前記第1の溝と係合す
    る第1の環状突起部を有する第1の係合部材と、
    一端が前記金属リングの環状の他端面に固定され
    ており、他端が前記金属リングの内側に伸長する
    と共に前記第2の溝と係合する第2の環状突起部
    を有する第2の係合部材と、前記第1の環状突起
    部の対向する位置において前記第1の係合部材の
    外側面に設けられた環状の第3の溝と、前記第2
    の環状突起部の対向する位置において前記第2の
    係合部材の外側面に面に設けられた環状の第4の
    溝と、前記第3の溝と前記2つの径方向フランジ
    の一方との間に設けられた第1の密封部材と、前
    記第4の溝と前記2つの径方向フランジの他方と
    の間に設けられた第2の密封部材とからなるター
    ビンエンジンの動翼の密封装置。 5 前記止め部材が、前記金属リングの環状の一
    端面と前記2つの径方向フランジの一方との間、
    及び前記金属リングの環状の他端面と前記2つの
    径方向フランジの他方との間の夫々に設けられて
    いる特許請求の範囲第4項に記載の装置。 6 前記止め部材が、前記金属リングに設けられ
    た凹所と、前記2つの径方向フランジに設けられ
    た突起部とからなる特許請求の範囲第5項に記載
    の装置。 7 前記金属リングが、前記熱遮蔽部材を前記エ
    ンジンの径方向内側に付勢する弾性部材を有する
    特許請求の範囲第4項から第6項のいずれか一項
    に記載の装置。 8 前記弾性部材が、一端が前記金属リングに固
    定されていると共に他端が前記熱遮蔽部材に当接
    する板バネからなる特許請求の範囲第7項に記載
    の装置。 9 前記板バネが、前記金属リングの周方向に沿
    つて交互に配列された第1の板バネ及び第2の板
    バネからなり、前記第1の板バネは、一端が前記
    金属リングに固定されていると共に他端が前記上
    流側に伸長しており、前記第2の板バネは、一端
    が前記金属リングに固定されていると共に他端が
    前記下流側に伸長している特許請求の範囲第8項
    に記載の装置。 10 前記第1の板バネの他端及び前記第2の板
    バネの他端が丸みづけられている特許請求の範囲
    第9項に記載の装置。
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