JPH0224748B2 - - Google Patents
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- JPH0224748B2 JPH0224748B2 JP58088209A JP8820983A JPH0224748B2 JP H0224748 B2 JPH0224748 B2 JP H0224748B2 JP 58088209 A JP58088209 A JP 58088209A JP 8820983 A JP8820983 A JP 8820983A JP H0224748 B2 JPH0224748 B2 JP H0224748B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- winding
- voltage
- induction motor
- load
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H54/00—Winding, coiling, or depositing filamentary material
- B65H54/70—Other constructional features of yarn-winding machines
- B65H54/74—Driving arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はスピンドル駆動型巻取機の駆動方法に
関するものである。
関するものである。
(従来技術)
一般に、合成繊維糸条を高速度で巻取る場合
は、第1図に示すようなボビン5を装着するスピ
ンドル4を直接駆動する巻取機が使用され、その
スピンドル4は速度制御装置1の指令に基づいて
動作するインバータ2を介在させた誘導電動機3
により駆動されている。この様な構成の巻取機に
より糸条を巻取る場合の巻始めから巻終りまでの
負荷は、巻取りに従つて順次増加するパツケージ
の巻太りによる風損、巻取りに従つて順次減少す
る機械損(スピンドルの軸受部、回転伝達部の損
失等)及び常に一定な糸の張力とタツチローラの
機械損等によるものである。全体的にみると巻太
りに従つて増加する傾向にあり、巻取り時の周波
数と負荷の関係は、第2図に示す通りである。図
においてA1点は最高巻取速度における巻始め周
波数F1の負荷であり、B1点は巻取り周波数F3の
時の負荷であつて、その巻取り過程の各周波数に
対応する負荷を線で結んだものが最高巻取速度に
おける負荷曲線である。Ao点は最低巻取速度に
おける巻始め周波数の時の負荷であり、Bo点は
巻取り周波数の時の負荷である。従つて、A1点
〜B1点と、B1点とBo点、Bo点とO点を結ぶ負荷
曲線以内にその巻取機の各負荷が存在しているこ
とになる。
は、第1図に示すようなボビン5を装着するスピ
ンドル4を直接駆動する巻取機が使用され、その
スピンドル4は速度制御装置1の指令に基づいて
動作するインバータ2を介在させた誘導電動機3
により駆動されている。この様な構成の巻取機に
より糸条を巻取る場合の巻始めから巻終りまでの
負荷は、巻取りに従つて順次増加するパツケージ
の巻太りによる風損、巻取りに従つて順次減少す
る機械損(スピンドルの軸受部、回転伝達部の損
失等)及び常に一定な糸の張力とタツチローラの
機械損等によるものである。全体的にみると巻太
りに従つて増加する傾向にあり、巻取り時の周波
数と負荷の関係は、第2図に示す通りである。図
においてA1点は最高巻取速度における巻始め周
波数F1の負荷であり、B1点は巻取り周波数F3の
時の負荷であつて、その巻取り過程の各周波数に
対応する負荷を線で結んだものが最高巻取速度に
おける負荷曲線である。Ao点は最低巻取速度に
おける巻始め周波数の時の負荷であり、Bo点は
巻取り周波数の時の負荷である。従つて、A1点
〜B1点と、B1点とBo点、Bo点とO点を結ぶ負荷
曲線以内にその巻取機の各負荷が存在しているこ
とになる。
(発明が解決しようとする課題)
一般に、誘導電動機を可変周波数制御する場合
は、周波数に比例させて電圧を制御しており、こ
の様な制御方式を使用して第2図に示すような負
荷を有する巻取機を駆動すると、誘導電動機を回
転制御するインバータは容量の大きなものが必要
であると共に、誘導電動機の高周波数域での損失
が大きい等の問題があつた。
は、周波数に比例させて電圧を制御しており、こ
の様な制御方式を使用して第2図に示すような負
荷を有する巻取機を駆動すると、誘導電動機を回
転制御するインバータは容量の大きなものが必要
であると共に、誘導電動機の高周波数域での損失
が大きい等の問題があつた。
そこでインバータの容量を小さくすると共に、
誘導電動機の高周波数域での損失を少なくするた
めに種々検討を行なつた。
誘導電動機の高周波数域での損失を少なくするた
めに種々検討を行なつた。
まず、インバータの容量は供給電源が三相の場
合、(√3)×(負荷最大電流)×インバータの最大
出力電圧)の計算式で決まる。
合、(√3)×(負荷最大電流)×インバータの最大
出力電圧)の計算式で決まる。
上述の式におけるインバータの最大出力電圧は
インバータ固有の値である。そのため、最大負荷
電流を小さくすることがインバータ容量を小さく
することになる。
インバータ固有の値である。そのため、最大負荷
電流を小さくすることがインバータ容量を小さく
することになる。
そこで、一般に使用されている電圧と周波数の
関係が第4図のaに示すような電圧/周波数=一
定のインバータ、及び誘導電動機によつて第2図
に示すような巻取負荷を有する巻取機を駆動する
と、 インバータ容量〔PI0〕(W)は、 PI0=√3・V0・I0 ……(1) となり、巻取機の最大負荷点(B1)における電
流値(I0)により決まる。また、この負荷点
(B1)の誘導電動機の出力(PM0)(W)は、 PM0=√3(F3/F1)・V0・I0・η ……(2) となる。
関係が第4図のaに示すような電圧/周波数=一
定のインバータ、及び誘導電動機によつて第2図
に示すような巻取負荷を有する巻取機を駆動する
と、 インバータ容量〔PI0〕(W)は、 PI0=√3・V0・I0 ……(1) となり、巻取機の最大負荷点(B1)における電
流値(I0)により決まる。また、この負荷点
(B1)の誘導電動機の出力(PM0)(W)は、 PM0=√3(F3/F1)・V0・I0・η ……(2) となる。
上述の式において
F1は最高巻取速度での巻始め点の周波数(Hz)
F3は最高巻取速度での巻終り点の周波数(Hz)
V0はインバータ最大出力電圧(V)
I0は巻取機の最大負荷点B1(P3,F3)の電流値
(A) ηは誘導電動機の効率 である。
(A) ηは誘導電動機の効率 である。
今、巻取機の最大負荷点の周波数〔F3〕にお
ける誘導電動機のトルク特性が変わらないように
電圧特性を第4図bに示すようにインバータ、お
よび誘導電動機の電圧と周波数の関係を変化させ
て巻取機の負荷を駆動すると、 インバータ容量〔PI1〕(W)は、 PI1=√3・V0・I1 ……(3) となり、巻取機の最大負荷点(B1)における電
流値(I1)により決まる。また、この負荷点
(B1)の誘導電動機の出力〔PM1〕(W)は、 PM1=√3(F3/F2)・V0・I1・η ……(4) となる。
ける誘導電動機のトルク特性が変わらないように
電圧特性を第4図bに示すようにインバータ、お
よび誘導電動機の電圧と周波数の関係を変化させ
て巻取機の負荷を駆動すると、 インバータ容量〔PI1〕(W)は、 PI1=√3・V0・I1 ……(3) となり、巻取機の最大負荷点(B1)における電
流値(I1)により決まる。また、この負荷点
(B1)の誘導電動機の出力〔PM1〕(W)は、 PM1=√3(F3/F2)・V0・I1・η ……(4) となる。
上述の式において
I1は巻取機の最大負荷点B1(P3,F3)の電流値
(A) である。
(A) である。
上述の式(2)と、式(4)は巻取機の最大負荷点B1
の電力〔P3〕(W)であるので、 PM0=PM1=P3となり、 電流値の関係は、 I1=F2/F1・I0 ……(5) となる。
の電力〔P3〕(W)であるので、 PM0=PM1=P3となり、 電流値の関係は、 I1=F2/F1・I0 ……(5) となる。
上述の式(1)、式(3)、式(5)により、
PI1=F2/F1・PI0 ……(6)
となる。
すなわち、インバータ容量〔PI1〕は電圧折点
の周波数〔F2〕を小さくすることにより、F2/
F1<1にすることができる。
の周波数〔F2〕を小さくすることにより、F2/
F1<1にすることができる。
一方、第4図aのインバータ、および誘導電動
機により第2図に示すような巻取機負荷を駆動す
ると、誘導電動機のトルク特性は一般的に第5図
に示すように各周波数において一定トルクの状態
になる。
機により第2図に示すような巻取機負荷を駆動す
ると、誘導電動機のトルク特性は一般的に第5図
に示すように各周波数において一定トルクの状態
になる。
これ等のことから、必然的に誘導電動機の定格
トルクは巻取機の最大負荷〔P3〕になるように
設定されており、この時の負荷〔P3〕を式に示
すと、 P3=1.027×120F3/P×(1−S3)×T0 ……(7) となり、該式における Pは誘導電動機の極数 S3は巻取機の最大負荷P3時のスベリ率(%) T0は巻取機の最大負荷P3時のトルク (Kg−m) であり、スベリ率〔S3〕を無視すると、 P3=k0・F3・T0 T0=P3/k0・F3 ……(8) となる。該式における〔k0〕は定数である。
トルクは巻取機の最大負荷〔P3〕になるように
設定されており、この時の負荷〔P3〕を式に示
すと、 P3=1.027×120F3/P×(1−S3)×T0 ……(7) となり、該式における Pは誘導電動機の極数 S3は巻取機の最大負荷P3時のスベリ率(%) T0は巻取機の最大負荷P3時のトルク (Kg−m) であり、スベリ率〔S3〕を無視すると、 P3=k0・F3・T0 T0=P3/k0・F3 ……(8) となる。該式における〔k0〕は定数である。
上述と同様に第2図に示す巻取機の高周波数域
の負荷〔P1〕(W)は、 P1=k0・F1・T1 T1=P1/k0・F1 ……(9) となる。
の負荷〔P1〕(W)は、 P1=k0・F1・T1 T1=P1/k0・F1 ……(9) となる。
上述の式(8)と式(9)より、巻取機の必要トルク
〔T1〕は誘導電動機の定格トルク〔T0〕に比べる
と式(10)となり、その値はかなり小さく、誘導電動
機の効率が悪くなる。
〔T1〕は誘導電動機の定格トルク〔T0〕に比べる
と式(10)となり、その値はかなり小さく、誘導電動
機の効率が悪くなる。
T1/T0=P1/P3×F3/F1 ……(10)
P1<P3、F3<F1
次に、上述の第4図bに示すインバータ、およ
び誘導電動機によつて駆動すると、一般的に誘導
電動機の各周波数のトルク特性は電圧の2乗に比
例するため、第5図の周波数〔F1〕のトルク曲
線上のa点におけるトルクは相似的に減少し、下
記式(11)における〔Ta〕となる。
び誘導電動機によつて駆動すると、一般的に誘導
電動機の各周波数のトルク特性は電圧の2乗に比
例するため、第5図の周波数〔F1〕のトルク曲
線上のa点におけるトルクは相似的に減少し、下
記式(11)における〔Ta〕となる。
Ta=(F2/F1)2・T0 ……(11)
ここで、巻取機の高周波数〔F1〕の負荷トル
ク〔T1〕が上述のトルク〔Ta〕と等しくなるよ
うに定めれば、 T1=(F2/F1)2・T0 ……(12) となる。
ク〔T1〕が上述のトルク〔Ta〕と等しくなるよ
うに定めれば、 T1=(F2/F1)2・T0 ……(12) となる。
以上のことをまとめて計算式にすると、第4図
bの電圧折点の周波数〔F2〕は、式(8)と式(9)、
式(12)から となる。
bの電圧折点の周波数〔F2〕は、式(8)と式(9)、
式(12)から となる。
すなわち、電圧折れ点の周波数〔F2〕を式
(13)により算出した値に、インバータ、および
誘導電動機を製作することにより、インバータの
容量を小さくすることができ、しかも、誘導電動
機の高周波数域の効率を良くすることができる。
(13)により算出した値に、インバータ、および
誘導電動機を製作することにより、インバータの
容量を小さくすることができ、しかも、誘導電動
機の高周波数域の効率を良くすることができる。
尚、第6図の一点鎖線で示された電力曲線は、
電圧折点の周波数を〔F2〕にした時の誘導電動
記の発生トルクより算出された電力を示すもので
あり、言換えれば、第5図に示す誘導電動機の定
格トルク〔T0〕に対応した各周波数のトルクが
電圧折点の周波数を〔F2〕にすることにより減
少し、これに従つて減少する電力を示すものであ
る。この時の電力〔P〕は下記式(14)により表
すことができる。
電圧折点の周波数を〔F2〕にした時の誘導電動
記の発生トルクより算出された電力を示すもので
あり、言換えれば、第5図に示す誘導電動機の定
格トルク〔T0〕に対応した各周波数のトルクが
電圧折点の周波数を〔F2〕にすることにより減
少し、これに従つて減少する電力を示すものであ
る。この時の電力〔P〕は下記式(14)により表
すことができる。
P=1.027×120F/P×(1−S)×(F2/F)2×T0
……(14)
上述の式において、
Fは各巻取速度における周波数(Hz)
Sは巻取機の負荷P時のスベリ率(%)
F≧F2
であり、すべり〔S〕を無視すると、
P=k0・F2 2・T0/F ……(15)
となる。
この電力曲線における巻取機の最高周波数
(F1)点を負荷(P1)と定めれば、巻取機の必要
電力はこの電力曲線以下に入り運転可能となる。
(F1)点を負荷(P1)と定めれば、巻取機の必要
電力はこの電力曲線以下に入り運転可能となる。
(目的)
本発明はインバータの容量を小さくすると共
に、誘導電動機の出力が有効に使用することがで
きるように、巻取機の負荷に対応した電圧折点の
周波数の限界点を決定し、設定範囲を定めるもの
である。
に、誘導電動機の出力が有効に使用することがで
きるように、巻取機の負荷に対応した電圧折点の
周波数の限界点を決定し、設定範囲を定めるもの
である。
以下に限界点、および設定範囲について説明す
る。
る。
上述のように電圧折点の周波数〔F2〕をどこ
まで下げることができるかによつて決まる。言換
えれば、電圧折点の周波数〔F2〕を下げること
により第5図における誘導電動機の周波数〔F1〕
のトルク曲線をどこまで下げても巻取機の負荷
P1を支障なく駆動することができるかである。
まで下げることができるかによつて決まる。言換
えれば、電圧折点の周波数〔F2〕を下げること
により第5図における誘導電動機の周波数〔F1〕
のトルク曲線をどこまで下げても巻取機の負荷
P1を支障なく駆動することができるかである。
一般に、効率良く設計された誘導電動機の発生
最大トルクは第5図に示すように定格トルク
〔T0〕の200〜270%であり、高周波数域において
大きくなる傾向にある。
最大トルクは第5図に示すように定格トルク
〔T0〕の200〜270%であり、高周波数域において
大きくなる傾向にある。
一方、負荷側の巻取機は始動時には糸掛けせず
に所定の時定数で加速し、予め設定された巻取速
度に達すると、糸掛け操作を行ない巻取運転に入
る。この時の(加速度トルク)−(糸の張力損失)
を考慮して誘導電動機の発生トルクの使用限界点
を定格トルク〔T0〕の200%に対応する点とす
る。すなわち、電圧折点を周波数〔F2〕とした
時、式(11)の2倍となり、この事を式に示すと、 2Ta=2(F2/F1)2・T0 ……(16) となる。
に所定の時定数で加速し、予め設定された巻取速
度に達すると、糸掛け操作を行ない巻取運転に入
る。この時の(加速度トルク)−(糸の張力損失)
を考慮して誘導電動機の発生トルクの使用限界点
を定格トルク〔T0〕の200%に対応する点とす
る。すなわち、電圧折点を周波数〔F2〕とした
時、式(11)の2倍となり、この事を式に示すと、 2Ta=2(F2/F1)2・T0 ……(16) となる。
上述の〔2Ta〕を巻取機の高周波数〔F1〕の負
荷トルク〔T1〕にすることである。この事を式
にすると、 T1=2(F2/F1)2・T0 ……(17) となる。
荷トルク〔T1〕にすることである。この事を式
にすると、 T1=2(F2/F1)2・T0 ……(17) となる。
上述と同様に式(8)と式(9)と式(17)により、周
波数〔F2〕の限界点は、下記式(18)のように
なる。
波数〔F2〕の限界点は、下記式(18)のように
なる。
そこで、周波数の設定範囲は上述の定格トルク
の100〜200%とすると、式(18)は式(19)のよ
うになる。
の100〜200%とすると、式(18)は式(19)のよ
うになる。
すなわち、本発明は巻取機のスピンドル用誘導
電動機をインバータで駆動する時、誘導電動機の
制御電圧を上述の計算式(19)で得られた周波数
以降を一定にし、かつその電圧をインバータの最
大出力電圧にすることにより、インバータの容量
を小さくすることができる。
電動機をインバータで駆動する時、誘導電動機の
制御電圧を上述の計算式(19)で得られた周波数
以降を一定にし、かつその電圧をインバータの最
大出力電圧にすることにより、インバータの容量
を小さくすることができる。
また、誘導電動機の高周波数域での損失を小さ
くすることにつついては、上述のインバータの容
量を小さくするために電圧を一定にすることによ
り出力トルクが小さくなることの相乗的な効果に
よりその目的を達成することができる。
くすることにつついては、上述のインバータの容
量を小さくするために電圧を一定にすることによ
り出力トルクが小さくなることの相乗的な効果に
よりその目的を達成することができる。
(課題を解決するための手段)
本発明のスピンドル駆動型巻取機の駆動方法
は、インバータを介在させた誘導電動機によりス
ピンドルを駆動する巻取機において、前記誘導電
動機を低周波数域では周波数に比例して電圧を増
加させ、次いで周波数F2が計算式で求めた値以
降はその電圧をインバータの最大出力電圧にし、
誘導電動機の出力を略負荷曲線に沿うよう制御す
るようになつている。
は、インバータを介在させた誘導電動機によりス
ピンドルを駆動する巻取機において、前記誘導電
動機を低周波数域では周波数に比例して電圧を増
加させ、次いで周波数F2が計算式で求めた値以
降はその電圧をインバータの最大出力電圧にし、
誘導電動機の出力を略負荷曲線に沿うよう制御す
るようになつている。
(実施例)
本発明の駆動方法の1実施例を第1図、および
負荷と誘導電動機の出力トルクに対応する電力と
の関係を第3図に示し説明する。
負荷と誘導電動機の出力トルクに対応する電力と
の関係を第3図に示し説明する。
巻取機の最高巻取速度における巻始め周波数
F1が310(Hz)で、巻終り周波数F3が90(Hz)で、
各周波数における負荷はP1が1480(W)で、P3が
1800(W)である。上述のような巻取機の駆動制
御は、まず、許容下限係数Kを0.77と設定(Kは
0・71〜1.00の範囲で自由に選択できる。)して
計算式(4)に前記各数値を代入して電圧折点Mの周
波数F2を求める。
F1が310(Hz)で、巻終り周波数F3が90(Hz)で、
各周波数における負荷はP1が1480(W)で、P3が
1800(W)である。上述のような巻取機の駆動制
御は、まず、許容下限係数Kを0.77と設定(Kは
0・71〜1.00の範囲で自由に選択できる。)して
計算式(4)に前記各数値を代入して電圧折点Mの周
波数F2を求める。
F2=1480/1800×310×90
=0.77×151.4
=117 (Hz)
次いで、速度制御装置1に加速時定数、巻取周
波数指令電圧等をインバータ2に、上述で求めた
電圧折点の周波数F2を夫々入力し、巻取機を始
動せさる。すると、インバータ2は、速度制御装
置1からの周波数指令電圧値に対応する周波数、
電圧の制御電力を誘導電動機3に送り所定の時定
数で加速する。誘導電動機3が加速され、その周
波数が電圧折点の周波数F2である117(Hz)にな
ると、その電圧をインバータの最大出力電圧にし
た状態で周波数を変化させ加速する(二点鎖線)。
誘導電動機3が加速され、スピンドル4が巻始め
周波数F1で310(Hz)になると、糸条を綾振しな
がらスピンドル4に装着されたボビン5に巻取
る。上述のインバータ2からの制御用周波数と電
圧による出力トルクに対応する電力は第3図の一
点鎖線で示す通り、巻終りと同じ周波数F3が90
(Hz)の電力P′3は1800(W)であり、電圧折点の
周波数F2が117(Hz)の時の電力P′2は2304(W)に
なる。その後電圧が一定になるため、周波数の増
加にともなつて減少し、巻始め周波数F1ではそ
の電力P′1は883(W)になる。従つて、巻始めの
負荷P1が1480(W)に対し誘導電動機の出力トル
クに対応する電力P′1は883(W)であり、出力に
対する負荷の比は167.6(%)になる。しかし、こ
の値は使用限界として設定した定格トルクの200
%以内に入つているため支障なく糸条の巻取りを
行なうことができる。
波数指令電圧等をインバータ2に、上述で求めた
電圧折点の周波数F2を夫々入力し、巻取機を始
動せさる。すると、インバータ2は、速度制御装
置1からの周波数指令電圧値に対応する周波数、
電圧の制御電力を誘導電動機3に送り所定の時定
数で加速する。誘導電動機3が加速され、その周
波数が電圧折点の周波数F2である117(Hz)にな
ると、その電圧をインバータの最大出力電圧にし
た状態で周波数を変化させ加速する(二点鎖線)。
誘導電動機3が加速され、スピンドル4が巻始め
周波数F1で310(Hz)になると、糸条を綾振しな
がらスピンドル4に装着されたボビン5に巻取
る。上述のインバータ2からの制御用周波数と電
圧による出力トルクに対応する電力は第3図の一
点鎖線で示す通り、巻終りと同じ周波数F3が90
(Hz)の電力P′3は1800(W)であり、電圧折点の
周波数F2が117(Hz)の時の電力P′2は2304(W)に
なる。その後電圧が一定になるため、周波数の増
加にともなつて減少し、巻始め周波数F1ではそ
の電力P′1は883(W)になる。従つて、巻始めの
負荷P1が1480(W)に対し誘導電動機の出力トル
クに対応する電力P′1は883(W)であり、出力に
対する負荷の比は167.6(%)になる。しかし、こ
の値は使用限界として設定した定格トルクの200
%以内に入つているため支障なく糸条の巻取りを
行なうことができる。
また、上述と同じ仕様の巻取機において、許容
下限係数Kを最大の1.00に設定すると、電圧折点
の周波数は151.5(Hz)で、その時の出力トルクに
対応する出力は3030(W)であり、巻始め点A1に
おける周波数F1の出力トルクに対応する電力は
負荷と同じ1480(W)になり、出力に対応する負
荷の比は100%になる。
下限係数Kを最大の1.00に設定すると、電圧折点
の周波数は151.5(Hz)で、その時の出力トルクに
対応する出力は3030(W)であり、巻始め点A1に
おける周波数F1の出力トルクに対応する電力は
負荷と同じ1480(W)になり、出力に対応する負
荷の比は100%になる。
もし、上述の負荷に対し使用周波数範囲におい
て、電圧を鎖線のように増加させる従来の駆動方
法では、その電圧が本発明の駆動方法に比べて約
2.7倍にもなる。
て、電圧を鎖線のように増加させる従来の駆動方
法では、その電圧が本発明の駆動方法に比べて約
2.7倍にもなる。
(発明の効果)
本発明のスピンドル駆動型巻取機の駆動方法
は、誘導電動機を低周波数域では周波数に比例し
て電圧を増加させ、許容下限係数を0.71〜1.00の
範囲内で適宜選択し、計算式に基づいて得た電圧
折点の周波数になると、それ以降は電圧をインバ
ータの最大出力電圧にして誘導電動機の出力を略
負荷曲線に沿うよう制御せしめるため、インバー
タの容量を約1/3にすることができると共に、誘
導電動機は高周波域での出力が押さえられている
ため、無駄な損失をなくすことができる。
は、誘導電動機を低周波数域では周波数に比例し
て電圧を増加させ、許容下限係数を0.71〜1.00の
範囲内で適宜選択し、計算式に基づいて得た電圧
折点の周波数になると、それ以降は電圧をインバ
ータの最大出力電圧にして誘導電動機の出力を略
負荷曲線に沿うよう制御せしめるため、インバー
タの容量を約1/3にすることができると共に、誘
導電動機は高周波域での出力が押さえられている
ため、無駄な損失をなくすことができる。
第1図はスピンドル駆動型巻取機の1実施例を
示す概略図である。第2図はスピンドル駆動型巻
取機の周波数と負荷の関係を示す概略図である。
第3図、および第6図は負荷と本発明の駆動方法
による誘導電動機の出力トルクに対応する電力、
および電圧の関係を示す概略図である。第4図は
インバータ、および誘導電動機の電圧と周波数の
関係を示す概略図である。第5図は誘導電動機の
トルク特性であるトルクと周波数の関係を示す概
略図である。 1:速度制御装置、2:インバータ、3:誘導
電動機、4:スピンドル。
示す概略図である。第2図はスピンドル駆動型巻
取機の周波数と負荷の関係を示す概略図である。
第3図、および第6図は負荷と本発明の駆動方法
による誘導電動機の出力トルクに対応する電力、
および電圧の関係を示す概略図である。第4図は
インバータ、および誘導電動機の電圧と周波数の
関係を示す概略図である。第5図は誘導電動機の
トルク特性であるトルクと周波数の関係を示す概
略図である。 1:速度制御装置、2:インバータ、3:誘導
電動機、4:スピンドル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 インバータを介在させた誘導電動機によりス
ピンドルを駆動する巻取機において、前記誘導電
動機を低周波数域では周波数に比例して電圧を増
加させ、次いで周波数F2が下記式で求めた値以
降はその電圧をインバータの最大出力電圧にし、
誘導電動機の出力を略負荷曲線に沿うよう制御せ
しめるようにしたことを特徴とするスピンドル駆
動型巻取機の駆動方法。 F2:電圧折点の周波数(Hz) F1:最高巻取速度での巻始め点の周波数(Hz) F3:最高巻取速度での巻終り点の周波数(Hz) P1:最高巻取速度での巻始め点の必要電力(W) P3:最高巻取速度での巻終り点の必要電力(W)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8820983A JPS59230971A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | スピンドル駆動型巻取機の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8820983A JPS59230971A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | スピンドル駆動型巻取機の駆動方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59230971A JPS59230971A (ja) | 1984-12-25 |
| JPH0224748B2 true JPH0224748B2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=13936510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8820983A Granted JPS59230971A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | スピンドル駆動型巻取機の駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59230971A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0469348U (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-19 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5546894A (en) * | 1978-09-27 | 1980-04-02 | Fuji Electric Co Ltd | Controlling induction motor |
-
1983
- 1983-05-18 JP JP8820983A patent/JPS59230971A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0469348U (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59230971A (ja) | 1984-12-25 |
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