JPH0225005Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0225005Y2 JPH0225005Y2 JP1985022858U JP2285885U JPH0225005Y2 JP H0225005 Y2 JPH0225005 Y2 JP H0225005Y2 JP 1985022858 U JP1985022858 U JP 1985022858U JP 2285885 U JP2285885 U JP 2285885U JP H0225005 Y2 JPH0225005 Y2 JP H0225005Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainers
- oil
- race
- oil groove
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車その他の車輌用の流体トルクコ
ンバータに適したワンウエイクラツチ潤滑装置に
関する。
ンバータに適したワンウエイクラツチ潤滑装置に
関する。
(従来技術)
一般に3要素1段型トルクコンバータでは第3
図のように、入力軸1に直結したポンプインペラ
Pと、出力軸2に直結したタービンTと、固定筒
軸3にワンウエイクラツチ4を介して連結したス
テータSを備えており、ポンプインペラPにより
タービンTが駆動されて出力軸2の回転が上が
り、速度比がクラツチポイントに達するまではス
テータSは静止しているが、クラツチポイント以
上ではステータSは固定筒軸3に対し相対回転を
始める。そしてワンウエイクラツチ4内は例えば
第4図のように、アウタレース5と両側のリテー
ナ6,7がステータSのハブ内周面にスプライ
ン、その他の方法で嵌合し、インナレース8は固
定筒軸3にスプライン、その他の方法で嵌合し、
インナレース8とアウタレース5の間にスプラグ
9(ワンウエイクラツチ作動子)が挟持されてい
る。12はスナツプリング、10は放射状のオイ
ル溝、11はオイル孔である。両リテーナ6,7
の外側にはトルクコンバータの作動油が充満して
るので、リテーナ6とタービンハブの摺動部やス
プラグ9の部分にはオイル溝10、オイル孔11
等を通してオイルが供給される。しかしステータ
S、リテーナ6,7の結合体がクラツチポイント
以上でインナレース8に対し相対回転する際、リ
テーナ6,7とインナレース8の摺動面Aには積
極的にはオイルが供給されないため摩耗が増大し
やすく、リテーナ6,7の材質として潤滑性のよ
いアルミニウムや真鍮を採用した場合でも摺動面
Aにおける摩耗が確認されている。特に苛酷な運
転により摺動面Aが焼付くとステータSが常時
(クラツチポイント以上でも)停止状態となり、
トルクコンバータの性能はがた落ちになる。
図のように、入力軸1に直結したポンプインペラ
Pと、出力軸2に直結したタービンTと、固定筒
軸3にワンウエイクラツチ4を介して連結したス
テータSを備えており、ポンプインペラPにより
タービンTが駆動されて出力軸2の回転が上が
り、速度比がクラツチポイントに達するまではス
テータSは静止しているが、クラツチポイント以
上ではステータSは固定筒軸3に対し相対回転を
始める。そしてワンウエイクラツチ4内は例えば
第4図のように、アウタレース5と両側のリテー
ナ6,7がステータSのハブ内周面にスプライ
ン、その他の方法で嵌合し、インナレース8は固
定筒軸3にスプライン、その他の方法で嵌合し、
インナレース8とアウタレース5の間にスプラグ
9(ワンウエイクラツチ作動子)が挟持されてい
る。12はスナツプリング、10は放射状のオイ
ル溝、11はオイル孔である。両リテーナ6,7
の外側にはトルクコンバータの作動油が充満して
るので、リテーナ6とタービンハブの摺動部やス
プラグ9の部分にはオイル溝10、オイル孔11
等を通してオイルが供給される。しかしステータ
S、リテーナ6,7の結合体がクラツチポイント
以上でインナレース8に対し相対回転する際、リ
テーナ6,7とインナレース8の摺動面Aには積
極的にはオイルが供給されないため摩耗が増大し
やすく、リテーナ6,7の材質として潤滑性のよ
いアルミニウムや真鍮を採用した場合でも摺動面
Aにおける摩耗が確認されている。特に苛酷な運
転により摺動面Aが焼付くとステータSが常時
(クラツチポイント以上でも)停止状態となり、
トルクコンバータの性能はがた落ちになる。
(考案の目的)
本考案はワンウエイクラツチのリテーナとイン
ナレースの摺動面の抵抗を減し、焼付きを防止す
ることにより耐摩耗性を向上させることを目的と
している。
ナレースの摺動面の抵抗を減し、焼付きを防止す
ることにより耐摩耗性を向上させることを目的と
している。
(考案の構成)
本考案はステータSにアウタレース5とその両
側のリテーナ6,7とを一体的に固定し、固定筒
軸3に一体的に固定されたインナレース8の両端
部外周面と両端面に対向してリテーナ6,7に内
周面15と環状端面16を設け、アウタレース5
とインナレース8の間にスプラグ9を配置したも
のにおいて、リテーナ6,7の環状端面16に複
数個の放射状のオイル溝18を設けかつ内周面1
5に上記オイル溝18に縦断面でL形に連続する
軸方向のオイル溝17を設けたことを特徴とする
液体トルクコンバータのワンウエイクラツチ潤滑
装置である。
側のリテーナ6,7とを一体的に固定し、固定筒
軸3に一体的に固定されたインナレース8の両端
部外周面と両端面に対向してリテーナ6,7に内
周面15と環状端面16を設け、アウタレース5
とインナレース8の間にスプラグ9を配置したも
のにおいて、リテーナ6,7の環状端面16に複
数個の放射状のオイル溝18を設けかつ内周面1
5に上記オイル溝18に縦断面でL形に連続する
軸方向のオイル溝17を設けたことを特徴とする
液体トルクコンバータのワンウエイクラツチ潤滑
装置である。
(実施例)
本考案の第1実施例を示す第1図、第2図にお
いて、第4図中の符号と同一符号は対応部分であ
る。図示の例においてはリテーナ6,7とインナ
レース8の摺動面Aの内、リテーナ6,7側の内
周面15と環状端面16にL形に連続したオイル
溝17,18が円周方向の間隔を隔てて複数個設
けられている。オイル溝17はリテーナ内周面1
5上において軸方向に延び、オイル溝18はオイ
ル溝17の端部から端面16上で放射状に延びて
いる。
いて、第4図中の符号と同一符号は対応部分であ
る。図示の例においてはリテーナ6,7とインナ
レース8の摺動面Aの内、リテーナ6,7側の内
周面15と環状端面16にL形に連続したオイル
溝17,18が円周方向の間隔を隔てて複数個設
けられている。オイル溝17はリテーナ内周面1
5上において軸方向に延び、オイル溝18はオイ
ル溝17の端部から端面16上で放射状に延びて
いる。
リテーナ6,7と固定筒軸3の間の間隙19,
20には前記オイルが充満しているので、速度比
がクラツチポイント未満のリテーナ6,7静止時
には、オイル溝18,17内にオイルが入り込
み、摺動面Aに油膜を形成する。クラツチポイン
ト以上ではインナレース8に対しリテーナ6,7
が相対回転を始めるので、オイル溝18内のオイ
ルは遠心力を受けて半径方向外方へ移動し、オイ
ル溝17内を経てスプラグ9側へ排出され、その
間に摺動面A全体に油膜が形成される。
20には前記オイルが充満しているので、速度比
がクラツチポイント未満のリテーナ6,7静止時
には、オイル溝18,17内にオイルが入り込
み、摺動面Aに油膜を形成する。クラツチポイン
ト以上ではインナレース8に対しリテーナ6,7
が相対回転を始めるので、オイル溝18内のオイ
ルは遠心力を受けて半径方向外方へ移動し、オイ
ル溝17内を経てスプラグ9側へ排出され、その
間に摺動面A全体に油膜が形成される。
(考案の効果)
以上説明したようにインナレース8は固定筒軸
3に固定されているため、リテーナ6,7の内周
面15及び端面16はインナレース8と相対回転
する場合があり、従来はリテーナ6,7の内周部
はインナレース8、アウタレース5の芯出し効果
を出すために精度のよい嵌合となつているが、内
周面15、端面16にはオイル溝が設けられてお
らず、摺動面に油切れ状態を引起こし、リテーナ
の寿命を低下させる原因となつている。しかし本
考案によると、リテーナ6,7のインナレース8
との摺動面Aにオイル溝17,18等を設け、相
対的な摺動中でもインナレース8との間に油膜を
作り、摺動抵抗を和らげ、リテーナ6,7の耐摩
耗性向上を図ることができる。これによりリテー
ナ6,7の摺動抵抗が減少し、焼付きを防止して
耐摩耗性が向上する。要するに本考案においては
リテーナ6,7の環状端面16に複数個の放射状
のオイル溝18を設け、且つ内周面15に上記オ
イル溝18に縦断面でL形に連続する軸方向のオ
イル溝17を設けたので、クラツチポイント未満
でリテーナ6,7が静止している時にはオイル溝
18,17内にオイルが入込み、摺動面Aに油膜
を形成する。しかもクラツチポイント以上ではイ
ンナレース8に対しリテーナ6,7が相対回転を
始めるので、オイル溝18内のオイルは遠心力を
受けて半径方向外方へ移動し、引続きオイル溝1
7内へ強制的に送り込まれるので、最も潤滑を必
要とするクラツチポイント以上で摺動面A全体に
油膜を確実に形成し得る利点がある。
3に固定されているため、リテーナ6,7の内周
面15及び端面16はインナレース8と相対回転
する場合があり、従来はリテーナ6,7の内周部
はインナレース8、アウタレース5の芯出し効果
を出すために精度のよい嵌合となつているが、内
周面15、端面16にはオイル溝が設けられてお
らず、摺動面に油切れ状態を引起こし、リテーナ
の寿命を低下させる原因となつている。しかし本
考案によると、リテーナ6,7のインナレース8
との摺動面Aにオイル溝17,18等を設け、相
対的な摺動中でもインナレース8との間に油膜を
作り、摺動抵抗を和らげ、リテーナ6,7の耐摩
耗性向上を図ることができる。これによりリテー
ナ6,7の摺動抵抗が減少し、焼付きを防止して
耐摩耗性が向上する。要するに本考案においては
リテーナ6,7の環状端面16に複数個の放射状
のオイル溝18を設け、且つ内周面15に上記オ
イル溝18に縦断面でL形に連続する軸方向のオ
イル溝17を設けたので、クラツチポイント未満
でリテーナ6,7が静止している時にはオイル溝
18,17内にオイルが入込み、摺動面Aに油膜
を形成する。しかもクラツチポイント以上ではイ
ンナレース8に対しリテーナ6,7が相対回転を
始めるので、オイル溝18内のオイルは遠心力を
受けて半径方向外方へ移動し、引続きオイル溝1
7内へ強制的に送り込まれるので、最も潤滑を必
要とするクラツチポイント以上で摺動面A全体に
油膜を確実に形成し得る利点がある。
第1図は本考案を適用したトルクコンバータの
縦断面部分図、第2図は第1図中のリテーナの一
部切欠き斜視図、第3図は本考案を適用すること
のできる一般的な3要素1段型トルクコンバータ
の縦断面略図、第4図は第3図の一部の拡大図、
第5図は第4図中のリテーナの一部を切欠いて示
す斜視図である。 6,7……リテーナ、8……インナレース、1
7,18……オイル溝、A……摺動面、S……ス
テータ。
縦断面部分図、第2図は第1図中のリテーナの一
部切欠き斜視図、第3図は本考案を適用すること
のできる一般的な3要素1段型トルクコンバータ
の縦断面略図、第4図は第3図の一部の拡大図、
第5図は第4図中のリテーナの一部を切欠いて示
す斜視図である。 6,7……リテーナ、8……インナレース、1
7,18……オイル溝、A……摺動面、S……ス
テータ。
Claims (1)
- ステータSにアウタレース5とその両側のリテ
ーナ6,7とを一体的に固定し、固定筒軸3に一
体的に固定されたインナレース8の両端部外周面
と両端面に対向してリテーナ6,7に内周面15
と環状端面16を設け、アウタレース5とインナ
レース8の間にスプラグ9を配置したものにおい
て、リテーナ6,7の環状端面16に複数個の放
射状のオイル溝18を設けかつ内周面15に上記
オイル溝18に縦断面でL形に連続する軸方向の
オイル溝17を設けたことを特徴とする流体トル
クコンバータのワンウエイクラツチ潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985022858U JPH0225005Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985022858U JPH0225005Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61140251U JPS61140251U (ja) | 1986-08-30 |
| JPH0225005Y2 true JPH0225005Y2 (ja) | 1990-07-10 |
Family
ID=30515549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985022858U Expired JPH0225005Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0225005Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0642129Y2 (ja) * | 1988-05-31 | 1994-11-02 | アイシン精機株式会社 | トルクコンバータ |
| AU2001256700A1 (en) * | 2000-05-12 | 2001-11-20 | Nok Corporation | Stator |
| JP2003028204A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-29 | Nsk Warner Kk | ラチェットワンウェイクラッチ及びラチェットワンウェイクラッチを用いたステータ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5442850U (ja) * | 1977-08-30 | 1979-03-23 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP1985022858U patent/JPH0225005Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61140251U (ja) | 1986-08-30 |
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