JPH0225035B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225035B2 JPH0225035B2 JP55143338A JP14333880A JPH0225035B2 JP H0225035 B2 JPH0225035 B2 JP H0225035B2 JP 55143338 A JP55143338 A JP 55143338A JP 14333880 A JP14333880 A JP 14333880A JP H0225035 B2 JPH0225035 B2 JP H0225035B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swash plate
- shoe
- annular
- joint
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Hydraulic Motors (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、斜板型の油圧ポンプ、油圧モータ等
の油圧装置に関する。
の油圧装置に関する。
かゝる油圧装置として、回転軸に連結されたシ
リンダブロツクに、その回転軸線を囲む環状配列
の複数のプランジヤを摺合し、固定機枠にトラニ
オン軸を介して傾動自在に枢支される斜板を前記
プランジヤ群に対向して配設し、この斜板の傾斜
面に前記各プランジヤを首振り自在のシユーを介
して当接させ、シリンダブロツクの回転によりプ
ランジヤを斜板に沿つて往復動させ、またはプラ
ンジヤを斜板に沿つて往復動させることによりシ
リンダブロツクを回転させるようにしたものが従
来知られており、それにおいてシユーは斜板の傾
斜面を摺動して、各プランジヤが斜板に沿つて円
滑に走ることに寄与する。
リンダブロツクに、その回転軸線を囲む環状配列
の複数のプランジヤを摺合し、固定機枠にトラニ
オン軸を介して傾動自在に枢支される斜板を前記
プランジヤ群に対向して配設し、この斜板の傾斜
面に前記各プランジヤを首振り自在のシユーを介
して当接させ、シリンダブロツクの回転によりプ
ランジヤを斜板に沿つて往復動させ、またはプラ
ンジヤを斜板に沿つて往復動させることによりシ
リンダブロツクを回転させるようにしたものが従
来知られており、それにおいてシユーは斜板の傾
斜面を摺動して、各プランジヤが斜板に沿つて円
滑に走ることに寄与する。
ところで従来装置では、前記シユーは各プラン
ジヤ毎に独立して設けられていて、それぞれ斜板
の傾動に応じて半径方向にも摺動し得るようにな
つているので、シリンダブロツク内の油圧変動に
よりシユーが斜板の摺動面から浮き上がつたり、
振動したりすることがある。このシユーの浮き上
がりや振動の現象は各部の摩耗、騒音、作動効率
の低下等の原因となるもので、この現象を防止す
るために全部のシユーの背面に押え板を対設する
ことも既に知られているが、そうしたものでも押
え板をすべてのシユーの背面に確実に当接させる
ことが加工精度上至難であることから満足すべき
結果は得られていない。
ジヤ毎に独立して設けられていて、それぞれ斜板
の傾動に応じて半径方向にも摺動し得るようにな
つているので、シリンダブロツク内の油圧変動に
よりシユーが斜板の摺動面から浮き上がつたり、
振動したりすることがある。このシユーの浮き上
がりや振動の現象は各部の摩耗、騒音、作動効率
の低下等の原因となるもので、この現象を防止す
るために全部のシユーの背面に押え板を対設する
ことも既に知られているが、そうしたものでも押
え板をすべてのシユーの背面に確実に当接させる
ことが加工精度上至難であることから満足すべき
結果は得られていない。
そこでかゝる不都合を解消するために例えば特
開昭50−9104号公報に開示される如く、斜板の傾
斜面に一体の円環状シユーを摺動自在に支承し、
このシユーに複数のプランジヤをそれぞれ揺動自
在の連接杆を介して連接し、前記シユーと回転軸
とを同期装置を介して連結するようにして、シユ
ーの浮き上がりや、プランジヤに無用な側圧が加
わることを防止できるようにしたものが既に提案
されてはいるが、そのものでは、同期装置とし
て、回転軸の軸線方向に対向配置される一対の傘
歯車よりなる歯車機構が用いられているので、同
期装置が軸方向に比較的大型化する上、歯車相互
の噛み合いにより騒音が生じる等の問題がある。
開昭50−9104号公報に開示される如く、斜板の傾
斜面に一体の円環状シユーを摺動自在に支承し、
このシユーに複数のプランジヤをそれぞれ揺動自
在の連接杆を介して連接し、前記シユーと回転軸
とを同期装置を介して連結するようにして、シユ
ーの浮き上がりや、プランジヤに無用な側圧が加
わることを防止できるようにしたものが既に提案
されてはいるが、そのものでは、同期装置とし
て、回転軸の軸線方向に対向配置される一対の傘
歯車よりなる歯車機構が用いられているので、同
期装置が軸方向に比較的大型化する上、歯車相互
の噛み合いにより騒音が生じる等の問題がある。
本発明は上記従来装置の問題をすべて解決し得
る斜板型油圧装置を提供することを目的とする。
る斜板型油圧装置を提供することを目的とする。
そしてこの目的を達成するために本発明は、回
転軸に連結されたシリンダブロツクに、その回転
軸線を含む環状配列の複数のプランジヤを摺合
し、固定機枠にトラニオン軸を介して傾動自在に
枢支される傾板を前記プランジヤ群に対向して配
設し、この斜板の傾斜面に該斜板の中心軸線周り
に相対回転摺動自在に当接させた一体の円環状シ
ユーに前記各プランジヤを揺動自在の連接杆を介
して連接し、前記シユーと前記回転軸とを、それ
らが同期回転し得るように同期装置を介して連結
してなる、斜板型油圧装置において、前記同期装
置が、前記回転軸の外周に一体に回転するよう嵌
装された継手内輪と、前記円環状シユーの内周に
一体的に回転するよう嵌装された継手外輪と、前
記両輪間に介在する環状の自在リンクと、この自
在リンク及び継手内輪間を相対揺動可能に連結す
べく自在リンクの第1の直径線上に配列される一
対の第1枢軸と、自在リンク及び継手外輪間を相
対揺動可能に連結すべく、自在リンクの、前記第
1の直径線と直交する第2の直径線上に配列され
る一対の第2枢軸とを自在継手で構成されたこと
を特徴とする。
転軸に連結されたシリンダブロツクに、その回転
軸線を含む環状配列の複数のプランジヤを摺合
し、固定機枠にトラニオン軸を介して傾動自在に
枢支される傾板を前記プランジヤ群に対向して配
設し、この斜板の傾斜面に該斜板の中心軸線周り
に相対回転摺動自在に当接させた一体の円環状シ
ユーに前記各プランジヤを揺動自在の連接杆を介
して連接し、前記シユーと前記回転軸とを、それ
らが同期回転し得るように同期装置を介して連結
してなる、斜板型油圧装置において、前記同期装
置が、前記回転軸の外周に一体に回転するよう嵌
装された継手内輪と、前記円環状シユーの内周に
一体的に回転するよう嵌装された継手外輪と、前
記両輪間に介在する環状の自在リンクと、この自
在リンク及び継手内輪間を相対揺動可能に連結す
べく自在リンクの第1の直径線上に配列される一
対の第1枢軸と、自在リンク及び継手外輪間を相
対揺動可能に連結すべく、自在リンクの、前記第
1の直径線と直交する第2の直径線上に配列され
る一対の第2枢軸とを自在継手で構成されたこと
を特徴とする。
以下、図面により本発明を油圧ポンプに適用し
た一実施例について説明すると、第1図におい
て、固定機枠1に軸受2を介して回転自在に支持
される回転軸3にはシリンダブロツク4の中心部
が軸方向に揺動可能にスプライン結合され、この
シリンダブロツク4は軸受5を介して機枠1に回
転自在に支持される。シリンダブロツク4の一端
側に斜板6が、またその反対側に分配板7がそれ
ぞれ設置される。
た一実施例について説明すると、第1図におい
て、固定機枠1に軸受2を介して回転自在に支持
される回転軸3にはシリンダブロツク4の中心部
が軸方向に揺動可能にスプライン結合され、この
シリンダブロツク4は軸受5を介して機枠1に回
転自在に支持される。シリンダブロツク4の一端
側に斜板6が、またその反対側に分配板7がそれ
ぞれ設置される。
斜板6は回転軸3を囲撓するように円環状をな
し、そしてトラニオン軸8aを介して固定機枠1
に傾動自在に支持された同じく円環状の斜板ホル
ダ8内に嵌着される。したがつて、斜板6は斜板
ホルダ8と共にトラニオン軸8a周りに傾動して
シリンダブロツク4の回転軸線に対する傾斜角度
を任意に変えることができる。
し、そしてトラニオン軸8aを介して固定機枠1
に傾動自在に支持された同じく円環状の斜板ホル
ダ8内に嵌着される。したがつて、斜板6は斜板
ホルダ8と共にトラニオン軸8a周りに傾動して
シリンダブロツク4の回転軸線に対する傾斜角度
を任意に変えることができる。
分配板7は固定機枠1に固着されていて、その
中心部でシリンダブロツク4を貫通する回転軸3
の先端を軸受9を介して支持している。この分配
板7とシリンダブロツク4との対向面7f,4f
を密接させるために、シリンダブロツク4を分配
板7側へ弾発するばね10が回転軸3とシリンダ
ブロツク4間に縮設される。
中心部でシリンダブロツク4を貫通する回転軸3
の先端を軸受9を介して支持している。この分配
板7とシリンダブロツク4との対向面7f,4f
を密接させるために、シリンダブロツク4を分配
板7側へ弾発するばね10が回転軸3とシリンダ
ブロツク4間に縮設される。
シリンダブロツク4は、その回転軸線周りに等
間隔をおき且つその回転軸線と平行な複数個(図
では9個)のシリンダ孔11,11…を有し、そ
れらに同数のプランジヤ12,12…がそれぞれ
摺合する。
間隔をおき且つその回転軸線と平行な複数個(図
では9個)のシリンダ孔11,11…を有し、そ
れらに同数のプランジヤ12,12…がそれぞれ
摺合する。
各プランジヤ12は対応するシリンダ孔11内
にポンプ室13を画成し、該室13に連なるポン
プポート13aがシリンダブロツク4の前記端面
4fに開口する。そして、すべてのポンプ室1
3,13…のポンプポート13a,13a…はシ
リンダブロツク4の回転軸線を中心とする同一円
上に配置される。
にポンプ室13を画成し、該室13に連なるポン
プポート13aがシリンダブロツク4の前記端面
4fに開口する。そして、すべてのポンプ室1
3,13…のポンプポート13a,13a…はシ
リンダブロツク4の回転軸線を中心とする同一円
上に配置される。
一方、分配板7は、その前記端面7fの一半面
に各ポンプポート13aと連通し得る弧状の吸入
溝14が、また他半面に同じく各ポンプポート1
3aと連通し得る弧状の吐出溝15がそれぞれ形
成され、これら吸収および吐出溝14,15に各
個に連通する吸入および吐出ポート14a,15
aが分配板7の外側端面に開口する。尚、図示し
ないが、吸入ポート14aには低油圧源に連なる
導管が、また吐出ポート15aには油圧作動機器
に連なる導管がそれぞれ接続される。
に各ポンプポート13aと連通し得る弧状の吸入
溝14が、また他半面に同じく各ポンプポート1
3aと連通し得る弧状の吐出溝15がそれぞれ形
成され、これら吸収および吐出溝14,15に各
個に連通する吸入および吐出ポート14a,15
aが分配板7の外側端面に開口する。尚、図示し
ないが、吸入ポート14aには低油圧源に連なる
導管が、また吐出ポート15aには油圧作動機器
に連なる導管がそれぞれ接続される。
各プランジヤ12は、その外側面即ち斜板6側
端面に開口する円筒状の有底孔16を有し、その
孔16内に挿入された連接杆17がその内端のボ
ールジヨイント18を介してプランジヤ12と首
振り自在に連結される。また連接杆17は有底孔
16外に長く突出したその外端のボールジヨイン
ト19を介して、前記斜板6の傾斜面に該斜板6
の中心軸線周りに相対回転摺動自在に当接支承さ
れる一体の円環状シユー20とも首振り自在に連
結される。
端面に開口する円筒状の有底孔16を有し、その
孔16内に挿入された連接杆17がその内端のボ
ールジヨイント18を介してプランジヤ12と首
振り自在に連結される。また連接杆17は有底孔
16外に長く突出したその外端のボールジヨイン
ト19を介して、前記斜板6の傾斜面に該斜板6
の中心軸線周りに相対回転摺動自在に当接支承さ
れる一体の円環状シユー20とも首振り自在に連
結される。
シユー20の斜板6に対向する摺動面には複数
個の油圧ポケツト21,21…が(望ましくは図
示例のようにプランジヤ12,12…の位置に対
応してそれらと同数)設けられ、これら油圧ポケ
ツト21,21…に前記ポンプ室13,13…を
連通させるために、プランジヤ12、連接杆17
およびシユー20に一連の油孔22,23,24
がそれぞれ穿設される。
個の油圧ポケツト21,21…が(望ましくは図
示例のようにプランジヤ12,12…の位置に対
応してそれらと同数)設けられ、これら油圧ポケ
ツト21,21…に前記ポンプ室13,13…を
連通させるために、プランジヤ12、連接杆17
およびシユー20に一連の油孔22,23,24
がそれぞれ穿設される。
円環状のシユー20は、その外周面をラジアル
軸受25を介して斜板ホルダ8に支持され、また
シユー20の背面の外周段部20aは、斜板ホル
ダ8にボルト26で固着した押え板27によりス
ラスト軸受28を介して押圧され、これによりシ
ユー20は常に定位置で回転して斜板6上を摺動
することができる。
軸受25を介して斜板ホルダ8に支持され、また
シユー20の背面の外周段部20aは、斜板ホル
ダ8にボルト26で固着した押え板27によりス
ラスト軸受28を介して押圧され、これによりシ
ユー20は常に定位置で回転して斜板6上を摺動
することができる。
またシユー20は前記回転軸3に同期装置29
を介して連結される。その同期装置29は、斜板
6のどのような傾斜状態においても回転軸3から
シユー20を同期的に回転し得るよう構成された
自在継手が採用される。即ち、回転軸3外周面に
継手内輪30がスプライン結合31される一方、
シユー20の内周面に継手外輪32が嵌合して固
着され、両輪30,32間に介在する環状の自在
リンク33が一対の第1枢軸34,34を介して
継手内輪30に、また一対の第2枢軸35,35
を介して継手外輪32にそれぞれ相対揺動自在に
連結され、その際両第1枢軸34,34は自在リ
ンク33の第1の直径線上に配列され、また両第
2枢軸35,35は自在リンク33の、前記第1
の直径線と直交する第2の直径線上に配列され
る。36,37はそれぞれ枢軸34,35のため
の軸受である。したがつて回転軸3から継手内輪
30を回転すれば、その回転トルクは枢軸34,
34を介して自在リンク33に伝達し、自在リン
ク33は斜板6の傾斜に応じて揺動しながら回転
し枢軸35,35を介して継手外輪32に回転ト
ルクを伝達し、シユー20を回転軸3の回転に同
期させることができる。
を介して連結される。その同期装置29は、斜板
6のどのような傾斜状態においても回転軸3から
シユー20を同期的に回転し得るよう構成された
自在継手が採用される。即ち、回転軸3外周面に
継手内輪30がスプライン結合31される一方、
シユー20の内周面に継手外輪32が嵌合して固
着され、両輪30,32間に介在する環状の自在
リンク33が一対の第1枢軸34,34を介して
継手内輪30に、また一対の第2枢軸35,35
を介して継手外輪32にそれぞれ相対揺動自在に
連結され、その際両第1枢軸34,34は自在リ
ンク33の第1の直径線上に配列され、また両第
2枢軸35,35は自在リンク33の、前記第1
の直径線と直交する第2の直径線上に配列され
る。36,37はそれぞれ枢軸34,35のため
の軸受である。したがつて回転軸3から継手内輪
30を回転すれば、その回転トルクは枢軸34,
34を介して自在リンク33に伝達し、自在リン
ク33は斜板6の傾斜に応じて揺動しながら回転
し枢軸35,35を介して継手外輪32に回転ト
ルクを伝達し、シユー20を回転軸3の回転に同
期させることができる。
次にこの実施例の作用を説明すると、斜板6を
一定の傾斜角度に保持して、図示しない原動機よ
り回転軸3を駆動してシリンダブロツク4を回転
すれば、これと同時にシユー20も回転軸3から
同期装置29を介して前述のように回転されるの
で、シリンダブロツク4およびシユー20は同期
して回転する。そして、これらの回転に伴い斜板
6の傾斜面の下り側を走るプランジヤ12は斜板
6からシユー20および連接杆17を介してポン
プ室13を加圧する吐出行程を与えられ、また同
傾斜面の上り側を走るプランジヤ12はポンプ室
13を減圧する吸入行程を与えられ、その吸入行
程ではポンプポート13aが吸入溝14と連通し
て、吸入ポート14aに連なる低油圧源の油がポ
ンプ室13に吸入され、また吐出行程ではポンプ
ポート13aが吐出溝15と連通して、ポンプ室
13で加圧された圧油が吐出ポート15aより油
圧作動機器に供給される。この圧油供給量、換言
すればポンプ容量は斜板6の傾斜角度により決定
される。
一定の傾斜角度に保持して、図示しない原動機よ
り回転軸3を駆動してシリンダブロツク4を回転
すれば、これと同時にシユー20も回転軸3から
同期装置29を介して前述のように回転されるの
で、シリンダブロツク4およびシユー20は同期
して回転する。そして、これらの回転に伴い斜板
6の傾斜面の下り側を走るプランジヤ12は斜板
6からシユー20および連接杆17を介してポン
プ室13を加圧する吐出行程を与えられ、また同
傾斜面の上り側を走るプランジヤ12はポンプ室
13を減圧する吸入行程を与えられ、その吸入行
程ではポンプポート13aが吸入溝14と連通し
て、吸入ポート14aに連なる低油圧源の油がポ
ンプ室13に吸入され、また吐出行程ではポンプ
ポート13aが吐出溝15と連通して、ポンプ室
13で加圧された圧油が吐出ポート15aより油
圧作動機器に供給される。この圧油供給量、換言
すればポンプ容量は斜板6の傾斜角度により決定
される。
上記作動中、斜板6、したがつてシユー20の
傾きに起因して、連接杆17の両端のボールジヨ
イント18,19の各中心の回転軌跡は同一円筒
面に収まらないから、両回転軌跡のずれに応じて
連接杆17はプランジヤ12の有底孔16内でボ
ールジヨイント18を支点として僅かに揺動し、
その揺動はプランジヤ12に何等拘束されない。
傾きに起因して、連接杆17の両端のボールジヨ
イント18,19の各中心の回転軌跡は同一円筒
面に収まらないから、両回転軌跡のずれに応じて
連接杆17はプランジヤ12の有底孔16内でボ
ールジヨイント18を支点として僅かに揺動し、
その揺動はプランジヤ12に何等拘束されない。
また、ポンプ室13で生成された圧油は油孔2
2,23,24を通つてシユー20の油圧ポケツ
ト21に供給され、そしてその油圧はシユー20
を斜板6から離間させる方向に働くので、プラン
ジヤ12からシユー20に及ぼす推力の一部を打
消してシユー20と斜板6との接触圧力を低減さ
せ、同時にシユー20と斜板6との摺動面を潤滑
し、その結果シユー20は斜板6に接触しつつ円
滑に回転することができる。
2,23,24を通つてシユー20の油圧ポケツ
ト21に供給され、そしてその油圧はシユー20
を斜板6から離間させる方向に働くので、プラン
ジヤ12からシユー20に及ぼす推力の一部を打
消してシユー20と斜板6との接触圧力を低減さ
せ、同時にシユー20と斜板6との摺動面を潤滑
し、その結果シユー20は斜板6に接触しつつ円
滑に回転することができる。
また、プランジヤ12群の略半数は常に吐出行
程にあつてポンプ室13内の高い油圧により連接
杆17を介して円環状シユー20の半周部分を斜
板6に対して押圧しているから、その押圧力はシ
ユー20の他の半周部分にも及ぶ。したがつてシ
ユー20は摺動面全体を斜板6に対し常に押し付
けられる結果、吸入行程側のポンプ室に何等かの
原因により急激な圧力低下が起きてもシユー20
の一部が斜板6から浮き上がることはない。
程にあつてポンプ室13内の高い油圧により連接
杆17を介して円環状シユー20の半周部分を斜
板6に対して押圧しているから、その押圧力はシ
ユー20の他の半周部分にも及ぶ。したがつてシ
ユー20は摺動面全体を斜板6に対し常に押し付
けられる結果、吸入行程側のポンプ室に何等かの
原因により急激な圧力低下が起きてもシユー20
の一部が斜板6から浮き上がることはない。
尚、上記実施例は油圧モータとしても使用でき
ることは勿論であり、その場合ポート14aには
高油圧源が、ポート15aには低油圧源がそれぞ
れ接続され、回転軸3が出力軸となることは言う
までもない。
ることは勿論であり、その場合ポート14aには
高油圧源が、ポート15aには低油圧源がそれぞ
れ接続され、回転軸3が出力軸となることは言う
までもない。
以上のように本発明によれば、回転軸に連結さ
れたシリンダブロツクに、その回転軸線を含む環
状配列の複数のプランジヤを摺合し、固定機枠に
トラニオン軸を介して傾動自在に枢支される斜板
を前記プランジヤ群に対向して配設し、この斜板
の傾斜面に該斜板の中心軸線周りに相対回転摺動
自在に当接させた一体の円環状シユーに前記各プ
ランジヤを揺動自在の連接杆を介して連接し、前
記シユーと前記回転軸とを、それらが同期回転し
得るように同期装置を介して連結してなる、斜板
型油圧装置において、前記同期装置が、前記回転
軸の外周に一体的に回転するよう嵌装された継手
内輪と、前記円環状シユーの内周に一体的に回転
するよう嵌装された継手外輪と、前記両輪間に介
在する環状の自在リンクと、この自在リンク及び
継手内輪間を相対揺動可能に連結すべく自在リン
クの第1の直径線上に配列される一対の第1枢軸
と、自在リンク及び継手外輪間を相対揺動可能に
連結すべく、自在リンクの、前記第1の直径線と
直交する第2の直径線上に配列される一対の第2
枢軸とを備えた自在継手で構成されるので、斜板
からの浮き上がりや振動を抑制するためにシユー
を一体の円環状に形成するも、それを上記同期装
置によつて、プランジヤや連接杆を介することな
く回転軸に対し直接連動回転させることができ、
従つて、そのシユーから連接杆を介してプランジ
ヤに側圧を殆ど作用させることなく、斜板とプラ
ンジヤ間の推力の授受を常に効率よく行うことが
でき、プランジヤを円滑に作動できることができ
る。しかも上記同期装置は、円環状シユー内周及
び回転軸外周にそれぞれ嵌装される継手外輪及び
内輪と、その両輪間の環状自在リンクと、そのリ
ンク及び継手内、外輪間の第1及び第2枢軸とよ
り構成されることから、円環状シユー内周と回転
軸外周間の、本来デツドスペースとなるべき環状
空間に無理なく配置することができて油圧装置を
軸方向に小型化する上で有利であり、その上、同
期装置の構成要素相互に噛み合い部分や衝接部
分、或いは回転方向のガタ等が存在しないから、
同期装置より騒音が発生せず、油圧装置の運転音
低減に寄与し得る。しかもまた上記同期装置は、
回転軸のトルクを比較的軽い円環状シユーに伝え
てこれを同期回転させるだけの機能を果すに過ぎ
ないものであつて、同トルクを比較的重い斜板全
体に伝えるものではなく、従つて同期装置各部に
高い強度は要求されずその軽量薄肉化を図ること
ができるから、前述の円環状シユー内周と回転軸
外周間の環状空間が狭小であつてもそこに同期装
置を難なく配備することができる。
れたシリンダブロツクに、その回転軸線を含む環
状配列の複数のプランジヤを摺合し、固定機枠に
トラニオン軸を介して傾動自在に枢支される斜板
を前記プランジヤ群に対向して配設し、この斜板
の傾斜面に該斜板の中心軸線周りに相対回転摺動
自在に当接させた一体の円環状シユーに前記各プ
ランジヤを揺動自在の連接杆を介して連接し、前
記シユーと前記回転軸とを、それらが同期回転し
得るように同期装置を介して連結してなる、斜板
型油圧装置において、前記同期装置が、前記回転
軸の外周に一体的に回転するよう嵌装された継手
内輪と、前記円環状シユーの内周に一体的に回転
するよう嵌装された継手外輪と、前記両輪間に介
在する環状の自在リンクと、この自在リンク及び
継手内輪間を相対揺動可能に連結すべく自在リン
クの第1の直径線上に配列される一対の第1枢軸
と、自在リンク及び継手外輪間を相対揺動可能に
連結すべく、自在リンクの、前記第1の直径線と
直交する第2の直径線上に配列される一対の第2
枢軸とを備えた自在継手で構成されるので、斜板
からの浮き上がりや振動を抑制するためにシユー
を一体の円環状に形成するも、それを上記同期装
置によつて、プランジヤや連接杆を介することな
く回転軸に対し直接連動回転させることができ、
従つて、そのシユーから連接杆を介してプランジ
ヤに側圧を殆ど作用させることなく、斜板とプラ
ンジヤ間の推力の授受を常に効率よく行うことが
でき、プランジヤを円滑に作動できることができ
る。しかも上記同期装置は、円環状シユー内周及
び回転軸外周にそれぞれ嵌装される継手外輪及び
内輪と、その両輪間の環状自在リンクと、そのリ
ンク及び継手内、外輪間の第1及び第2枢軸とよ
り構成されることから、円環状シユー内周と回転
軸外周間の、本来デツドスペースとなるべき環状
空間に無理なく配置することができて油圧装置を
軸方向に小型化する上で有利であり、その上、同
期装置の構成要素相互に噛み合い部分や衝接部
分、或いは回転方向のガタ等が存在しないから、
同期装置より騒音が発生せず、油圧装置の運転音
低減に寄与し得る。しかもまた上記同期装置は、
回転軸のトルクを比較的軽い円環状シユーに伝え
てこれを同期回転させるだけの機能を果すに過ぎ
ないものであつて、同トルクを比較的重い斜板全
体に伝えるものではなく、従つて同期装置各部に
高い強度は要求されずその軽量薄肉化を図ること
ができるから、前述の円環状シユー内周と回転軸
外周間の環状空間が狭小であつてもそこに同期装
置を難なく配備することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す斜板型油圧ポ
ンプの縦断側面図、第2図はその−線断面図
である。 1……固定機枠、3……回転軸、4……シリン
ダブロツク、6……斜板、12……プランジヤ、
17……連接杆、20……シユー、29……同期
装置、30……継手内輪、32……継手外輪、3
3……自在リンク、34……第1枢軸、35……
第2枢軸。
ンプの縦断側面図、第2図はその−線断面図
である。 1……固定機枠、3……回転軸、4……シリン
ダブロツク、6……斜板、12……プランジヤ、
17……連接杆、20……シユー、29……同期
装置、30……継手内輪、32……継手外輪、3
3……自在リンク、34……第1枢軸、35……
第2枢軸。
Claims (1)
- 1 回転軸3に連結されたシリンダブロツク4
に、その回転軸線を含む環状配列の複数のプラン
ジヤ12を摺合し、固定機枠1にトラニオン軸8
aを介して傾動自在に枢支される斜板6を前記プ
ランジヤ12群に対向して配設し、この斜板6の
傾斜面に該斜板6の中心軸線周りに相対回転摺動
自在に当接させた一体の円環状シユー20に前記
各プランジヤ12を揺動自在の連接杆17を介し
て連接し、前記シユー20と前記回転軸3とを、
それらが同期回転し得るように同期装置29を介
して連結してなる、斜板型油圧装置において、前
記同期装置29が、前記回転軸3の外周に一体的
に回転するよう嵌装された継手内輪30と、前記
円環状シユー20の内周に一体的に回転するよう
嵌装された継手外輪32と、前記両輪30,32
間に介在する環状の自在リンク33と、この自在
リンク33及び継手内輪30間を相対揺動可能に
連結すべく自在リンク33の第1の直径線上に配
列される一対の第1枢軸34,34と、自在リン
ク33及び継手外輪32間を相対揺動可能に連結
すべく、自在リンク33の、前記第1の直径線と
直交する第2の直径線上に配列される一対の第2
枢軸35,35とを備えた自在継手で構成された
ことを特徴とする、斜板型油圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55143338A JPS5768568A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Swash plate type hydraulic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55143338A JPS5768568A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Swash plate type hydraulic apparatus |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5768568A JPS5768568A (en) | 1982-04-26 |
| JPH0225035B2 true JPH0225035B2 (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=15336455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55143338A Granted JPS5768568A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Swash plate type hydraulic apparatus |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5768568A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2005205611B2 (en) * | 2004-01-15 | 2010-08-05 | The University Of Southern Queensland | Method and apparatus for measuring electrical conductivity |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS509104A (ja) * | 1973-05-09 | 1975-01-30 | ||
| JPS5231561A (en) * | 1975-09-05 | 1977-03-10 | Asahi Denka Kogyo Kk | Treatment of water including polyether |
-
1980
- 1980-10-14 JP JP55143338A patent/JPS5768568A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5768568A (en) | 1982-04-26 |
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