JPH02253185A - 感光素子のマトリックス及びマトリックスを含む放射線検出器 - Google Patents

感光素子のマトリックス及びマトリックスを含む放射線検出器

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JPH02253185A
JPH02253185A JP1053051A JP5305189A JPH02253185A JP H02253185 A JPH02253185 A JP H02253185A JP 1053051 A JP1053051 A JP 1053051A JP 5305189 A JP5305189 A JP 5305189A JP H02253185 A JPH02253185 A JP H02253185A
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matrix
photosensitive elements
elements
capacitor
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マルク アルケ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ル匪■旦M 本発明は、感光素子のマトリックスの手法による画像処
理に関するものであるが、とりわけ複数の画像を同時に
獲得できるような感光素子のマトリックスの配列に関す
るものである。本発明は又、そのような感光素子の配列
を利用した放射線検出器に関するものでもあるが、特に
各々がX線の異なるエネルギー・スペクトルに対応して
いるような2つの画像の同時処理ができるようなX線検
出器に関するものである。
1米■肢血久暑朋 放射線学の分野と放射線診断の分野とを例にとると、あ
る患者の検査の過程において、ある物質に関連する特別
な情報を板ごとの差異により得るのと同様な方法で、各
々がX線の異なるエネルギーに対応する2枚の板を作成
することは有益である。
現在放射線学者により作成されているこのタイプの画像
つまり2つのエネルギー画像は、連続して形成される患
者の同一のゾーンの2つの画像から、X線の状態をある
画像から別の画像に修正する(X線の異なるエネルギー
・スペクトル)か、或いはX線の異なるエネルギーの窓
に感応するセンサを利用して得られる。このセンサは、
例えば、X線を写真フィルムが露出される可視光に変換
するのに用いられるシンチレータのタイプを変更するこ
とにより得られている(シンチレータは、X線により励
磁され、この励磁に反応して可視或いは近可視の波長の
放射線を発光するという特性を持つ物質である。シンチ
レータは、X線のある一定のエネルギーの範囲内で、最
大変換率或いは最大感応性を持つ。このエネルギーの範
囲は、シンチレータを構成している物質の性質によって
決められる。)。
従前の技術のこれらの方法は、2枚の連続した板を取る
ために機械的動作、特にフィルム又はセンサの動作を要
するという不利点を明らかにしているが、主要な不利点
の一つは、これらの連続して得た画像は患者の動きの回
避を許さないということにある。その結果、2枚の板の
重ね合わせ性が悪くなり、空間解像が悪くなる。
本発明の目・的の一つは、板の完全な重ね合わせ性を許
すような方法で、各々がX線の一つの異なるエネルギー
・スペクトルに対応する、同一検査ゾーンの2−エネル
ギー画像と言われる、2つの同時画像の処理を可能にす
ることにある。これは、感光素子のマトリックスを含む
、つまり、画像の撮影中にいかなる機械的動作も必要と
せず、また、対象物或いは患者の単一のX線放射から前
述した2つの画像を供給するというタイプの表面センサ
の助けを借りて得られる。
感光素子のマトリックスを作成するためには、ライン(
line)導体の配列と、カラム(column)導体
の配列を与え、行と列との交点ごとに感光点を形成する
のが従来の方法である。所定の表面内の感光点の数によ
り、画像の解像度が決まる。各々の感光点は、ライン導
体とカラム導体の間で結ばれる。実際、各々のライン導
体には、後者の列の数だけの感光点が結ばれ、各々のカ
ラム導体には、後者の行の数だけの感光点が結ばれる。
一つの感光点に要する空間を小さくするために、言い換
えれば、実際には、所定の表面内の感光点を増やすとに
よって解像度を高めるために、各々の感光点がキャパシ
タを直列にもつフォトダイオードからなる感光素子のマ
トリックスが提案されている。このキャパシタは、一方
ではフォトダイオードの照度により作り出される電荷を
蓄積するために使用されており、他方では感光点の読み
取りの過程で、このフォトダイオードに対応する行が選
択されていない時にフォトダイオードをカラム導体から
絶縁するために使用されている。
no、 2,593,319のもとに出版されているフ
ランスの特許No、 86100656は、読取り過程
、及び各々の感光点がライン導体とカラム導体の間で1
つのフォトダイオードと1つのキャパシタが直列に構成
されている、素子の感光マトリックスの詳細な操作につ
いて述べている。
no、1、G2、593.343のもとに出版されてい
るもう一つのフランス特許No、 86/[10746
は、感光素子のマトリックスの製造の工程について、上
記で説明されているように述べている他に、画像、特に
放射線学的画像の撮影に対するこのマトリックスの読取
りと応用についても述べている。このタイプの構造の利
点の一つは、薄層の堆積物(例えば無定形シリコンの)
が今や良好に制御されているという事実のおかげで、寸
法の大きなマトリックスの作成ができることにある。
ここで引用されているフランスの特許8610071.
6の第5a図、第5b図、第6a図、第6b図に見られ
るような感光素子のマトリックスの方法により、2工ネ
ルギー画像を得るためには、図中で9と言及されている
第1のシンチレータに第2のシンチレータを追加するだ
けで十分である。これらの図中で1と言及されている基
盤と、2と言及されている導体の第1のレベルとの間に
、この第2のシンチレータを挿入する。各々のシンチレ
ータは異なるエネルギーのX線に最適な感度をもつ。勿
論、°“不透明に°°市松模様にした構成で2つの追加
レベルをこの構造に導入することが更に必要である。こ
の構成は、ある特定の感光点がどちらかのシンチレータ
から発生する光のみを見て、その他の感光点がもう一方
のシンチレータから発生する光のみを見るというような
方法で、シンチレータとフォトダイオード間に配置され
る。
しかしながら、この技術的に実行するのが比較的簡単な
解決法は、2つの2−エネルギー画像を供給するという
不利点を示し2つの隣接する感光点上では、片方は一番
目の画像の影響を受け、もう一方は2番目の画像の影響
を受けるという事実のために、単一エネルギー画像と比
較すると半分の解像度と空間率をそれぞれ呈している。
光匪少里L 更に、本発明のもう一つの目的は、リニア或いはマトリ
ックス・タイプの感光検出器の作成を可能にすることに
ある。各々の感光点は2つの異なる情報項目を記憶する
能力があるので、X線の異なるエネルギーに各々が対応
し、各々が単一エネルギー画像に等しい解像度と空間率
を提示するような2つの画像を、特に放射線学的画像検
出器によって、得ることを可能にする。
本発明に従い、ライン導体の配列とカラム導体の配列、
感光点の配列を含む感光素子のマトリックスは、各々の
感光点が、ライン導体とカラム導体の間に、キャパシタ
と直列に接続される2つの感光素子を含むものとして定
義され、この2つの感光素子は並列に結ばれている。
火施舅 第1図には、本発明に従った感光マトリックス]が示さ
れている。マトリックス1には、ライン導体Ll、 F
1、G2、 F3の配列と、カラム導体Fl、 F1、
G2、 F3の配列が含まれている。記述されている非
限定の例では、第1図を簡潔にするために、これら2っ
のタイプの導体は各々3に制限されている。マトリック
ス1には、感光点PI、 F1、G2、、、、F9の配
列が含まれており、これらは行と列に同様に体系化され
、ライン導体L1からF3とカラム導体F1からF3と
の交点に配置されている。各々の感光点P1からF9ば
、一方の端10がライン導体L1からF3に接続され、
2番目の端11がカラム導体F1がらF3に接続されて
いる。
本発明の特徴に従い、感光点PL、 F1、G2、、、
、F9は各々、第1及び第2感光素子DAとDBからな
り、これらはキャパシタCIと直列に配置されており、
2つの感光素子DAとDBは並列に配置されている。す
なわち、これらは逆の伝導方向を持つと言える。
記述の非限定の例では、感光素子DAとDBはフォトダ
イオードからなり、キャパシタCIは2つのフォトダイ
オード間に配置されている。
同様に留意すべき点は、ライン導体L1からF3、カラ
ム導体F1からF3に結ばれているのはフォトダイオー
ドDAとDBのアノードあるいはpゾーンであり、キャ
パシタCIに接続されているのはこれらのフォトダイオ
ードのカソードあるいはnゾーンであるが、本発明の精
神の範囲内では感光ダイオードの方向は同様に反転し得
るものである。
従って、感光点PlからR9の各々では、例えば、各々
がX線の異なるエネルギーに対応する2つの放射線学的
画像を作り出すという方法で、2つの異なる情報項目を
記憶することが可能である。これは、X線を可視光に変
換したり、フォトダイオードDAとDBを各々望ましい
先願なもつ光に露出させることにより、得られるであろ
う。このことは一方では、キャパシタCIの第1の板7
と第1のフォトダイオードDAのカソードとの間に位置
しており、第1の浮遊電位点を形成しているゾーンA内
で、第1のフォトダイオードDAの照明に連結される電
荷OAの第1の情報項目或いは数量の記憶を可能にする
。又他方では、キャパシタCIの第2の板8と第2のフ
ォトダイオードDBのカソード間に位置する第2の浮遊
電位点を形成している第2のゾーンB内で、第2のフォ
トダイオードDBの照明に連結される電荷QBの第2の
情報項目あるいは数量の記憶を可能にする。
フォトダイオードを組み込んでいるセルについて、又す
でに言及したフランスの特許no。
861000656及び86100716のキャパシタ
について説明されているものと類似する操作に従って、
フォトダイオードDAあるいはDBが逆に極性を与えら
れる時、記憶ゾーンAあるいはBの位置で、情報項目又
は電荷QA或いはQBが作成され、記憶される。
次に、記憶ゾーンAとBの読取りは、フォトダイオード
AとBの直接バイアスに戻して行われる。
これらの操作は、感光点PL、、、、P9の各々にライ
ン電圧VLを適切な極性と振幅のパルスの形で加えるこ
とにより行われる。これらのパルスはライン信号SLと
して言及されており、パルス・ゼネレータ3により作り
出される。
記述されている非限定例では、ライン導体L1からR3
は、MOS )ランジスタMl、 M1、G2、 M3
を介してパルス・ゼネレータ3の出力端子5に接続され
ておす、ライン・レジスタとして言及されているシフト
・レジスタ4の出力OLI、 Cl1、G2、 Cl3
により制御されるラインスイッチを形成している。この
レジスタは、ライン・シフト制御信号SCLにより制御
される。従って、感光点PiからR3又はR4からR6
又はR7からR9の行が選択されると、ライン信号がこ
のライン導体に接続されているすべての感光点に加えら
れるような方法で、対応するライン導体L1からR3が
パスル・ゼネレータ3に接続される。留意すべき点は、
ライン・スイッチMl、 M1、G2、 M3が開であ
る(非伝導)時にライン導体L1からR3を固定電位で
保つためには、各ライン導体LL、 R2,R3をレジ
スタR1,R2,R3でアースするということである。
これらのレジスタR1からR3は、ライン・スイッチM
lからM3が閉である(伝導状態)時にこれらにより表
される抵抗に関して高くなる値をもつ。
記述されている非限定例では、カラム導体FlからR3
は各々、演算増幅器G1から63の負の入カバに接続さ
れ、積分キャパシタCLIからCl3の助けを借りて積
分器として搭載される。積分キャパシタCL1からCl
3は、増幅器Glから63の負の入力°°−°°と増幅
器の出力OFI、 OF1、G2、 OF3との間に接
続される。各々の増幅器G1から63の第2の入力ある
いは正の入力°“+°゛は、列の基準電位VFに接続さ
れるが、これは記述されている非限定例ではアースであ
る。
積分増幅器G1から03の各々には更に、積分キャパシ
タCLlからCl3と並列に接続されているゼロリセッ
ト・スイッチ■1からR3が含まれる。
所定の積分増幅器G1から63のゼロリセット・スイッ
チ■1からR3は、この増幅器に接続されている感光点
のゾーンAとBの読取りシーケンスの最中を除いて、積
分キャパシタCLIからCl3をショートさせるような
方法で、閉に保たれる。
記述されている非限定例では、スイッチIIから13は
、ゼロリセット信号V−RAZにより制御されるMOS
 トランジスタからなっている。
このように、休止時、カラム導体PiからR3は、電位
0ボルト或いはアースとなっている。ライン導体Llか
らL3についても同様のことが言え、ライン信号の電圧
VLはアースに関して言及されており、ゼネレータ3の
第2の端子6はアースされている。
積分増幅器G1.、 G1、G2、 G3の出力OFI
、 OF1、G2、 OF3は、例えば並列人力El、
 E1、G2、、、、Enを伴うnの獲得段階TI、 
I1、G2、、、、Tnをもつシフト・レジスタと、例
えばCCDタイプの直列出力Sとからなるアナログ・デ
ータ獲得装置6を含む、読取り及びマルチプレクスの手
段に接続される。
記述されている非限定例では、同一の獲得段階内で、感
光点P1からP9の各々により連続して運ばれる2つの
電荷Q1と02(前述)に対応する信号の重なり合いを
防ぐと言う見地から、2つの隣接する獲得段階は、増幅
器Gl、 G1、G2、 G3の同一の出力OF1..
 OF1、G2、 OF3により連続して充電されるよ
うになっている。
この端に、例えば獲得装置6の制御入力10に加えられ
る水平シフト信号SCHの助けを借りて各段階のシフト
に影響を与えてから、まず最初の期間に、対応する獲得
段階T1、G2、 I4. I6を充電し、第2の期間
に獲得段階TI、 I3. I5を充電するという方法
で、出力OFl、 OF1、G2、 OF3が第2、第
4、第6の人力E1、G2、 E4. E6にそれぞれ
接続される。
フォトダイオードDAとDBの逆バイアスは、すべての
ライン・スイッチMl、 M1、G2、 M3を伝導と
するか、或いは同じライン導体に接続されている感光点
についてのみ伝導とすることにより、すべての感光点P
1からP9に同時に実行することもできる。
例えば、伝導となっている第1のライン・スイッチM1
であるならば、第1、第2、第3の感光点PI、 P1
、G2、 P3である。
感光点PLからP9の読取りは、感光点が接続されてい
るライン導体LLからL3がパルス・ゼネレータ3に接
続されており(対応するライン・スイッチM1からM3
は伝導状態にある)、かつ感光点がカラム導体により接
続されている積分キャパシタCLIからC10がショー
トされていない(対応するゼロリセット・スイッチは遮
断つまり開の状態)という二重の条件に従って実行する
ことができる。
このように例えば最初の3つの感光点P1.. P2゜
P3の同時読取りは、第1のライン・スイッチM1が伝
導性であり、かつ3つのゼロリセット・スイッチIf、
 I1、G2、 I3が開であるならば、可能である。
第2図に、感光点、例えば第1の感光点P1、に等しい
図を示しである。
説明を簡略化するため、一方でフォトダイオードDAと
DBが逆バイアスされる時にゼロ電流をもつと仮定し、
かつ暗状態にあるものとし、他方でフォトダイオードD
AとDBが順バイアスされる時にゼロ・インピーダンス
をもつと仮定すると、これらの条件のもとでは、各々の
感光ダイオードDAとDBを3つの並列素子により表す
ことができる。すなわち、 キャパシタ(1,DAとCDB 0逆バイアスされる時
にフォトダイオードにより呈される容量。
電流源IPAとIPB。光電流の値をもつ。
スイッチIOAとIDB。フォトダイオードDAとDB
が順バイアスされる時伝導、言い換えれば閉となってい
る。フォトダイオードが逆バイアスされる時は遮断、言
い換えれば開となる。
第3a図から第3f図は、感光点P1からP9の演算の
完全な周期の過程で加えられる或いは得られる様々な信
号を示す図である。
第3a図は、パルス・ゼネレータ3により運ばれるライ
ン電圧VLとその一周期にかけての展開を表している。
第3b図は、感光素子DAとDBの照明の位相が図解さ
れている。言い換えれば、放射線学的画像における、X
線への患者の暴露の位相である。
−第3c図は、積分キャパシタCLIからC10に並列
に接続されているゼロリセット・スイッチ■1からI3
の状態の変化を図示したものである。
−第3d図は、−船釣なゼロリセットまたはリセットか
ら感光素子のレベルRANへの段階を表している。
一第3e図と第3f図はそれぞれ、ライン電圧VLの適
用と、感光素子DAとDBの光への露出に関してゾーン
あるいは点AとBでそれぞれ形成される信号VAとVB
の形を示している。
第3a図、第3e図、第3f図に示されている数値は、
非限定例のみ与えられており、特に感光ダイオードDA
とDBによりそれぞれ示されている同等なキャパシタン
スCDAとCDBがフォトダイオードDAとDBと直列
に接続されている直列キャパシタンスCIと同一の値を
もつ、すなわち0DA=CDB=CIという特別な場合
に対応している。
第3a図では、瞬時toの時にライン電圧VLはゼロの
位置にあり、瞬時tlの時に約6ボルトの最初の正の値
■1まで上がる。ライン電圧VLは、第2の瞬時t2ま
では実質的に安定したままであるが、そこから減少する
という効果を伴い、瞬時t3の時にゼロを通り抜け(最
初の正のパルスの終わりを表示する)。又約−9ボルト
の最初の負の値−Vlになる瞬時t4まで負の方向に向
かってゆく。ライン電圧VLは、値−■1では実質的に
安定したままであるが、瞬時t5になると減少し始め、
瞬時t6ではゼロに反転する(最初の負のパルスの終わ
りを表示する)。このことが、フォトダイオードDAと
DBの逆バイアスの位相を構成する。
第3e図と第3f図では、電圧VAとVBは、瞬時to
の前はゼロにあり、ライン電圧VLの展開に倣うが、値
は異なる。実際、瞬時tlでは、第1のフォトダイオー
ドDAは、第2のフォトダイオードDBが遮断されてい
る間伝導される。更に、瞬時toとtlの間では、電圧
VB (第3f図に示されている)は、瞬時t2の時に
電圧VBが約3Vの正の値をもつという方法で、CI/
CI+CDB (CDBは第2のフォトダイオードDB
のキャパシタンスに等しい)の割合で電圧VLに倣って
いる。ライン電圧VLが、最初の正の値Vlからゼロに
なるように減少し始める瞬時t2からの効果で、第1の
フォトダイオードDAが第3の瞬時t2からの効果で遮
断されるという方法で、点Aの電圧VAはライン電圧V
Lよりもゆっくりとした変動を見せる。点Bの電圧VB
が瞬時t3とt4の間でOになると、第2のフォトダイ
オードDBは伝導となり、ライン電圧VLの負の段階が
終わりになる瞬時t5まで伝導のままとなる。その時、
点Aの電圧VAは実質的に一3ボルトの値をもつ。
瞬時t5からの効果で、瞬時t6の時に最初の負の値−
vlからゼロの値になるようにライン電圧VLが減少す
ると、第2のフォトダイオードDBは再度逆バイアスと
なり、キャパシタCDBを構成し、また、電圧VAとV
Bは点Aおよび点Bにおいてそれぞれがライン電圧VL
として同じ方向に変動し、これによって個々が約3ボル
トという正の電圧に達するが、この値は、これらのフォ
トダイオードの逆バイアス電圧VPAとVPBを表わす
ものである。このように、2つのフォトダイオードDA
とDBは最終的に逆バイアスとなるが、留意すべきは、
ライン電圧VLの連続する正と負の値vlと−v1の選
択がうま(いけば、述べられている例に見られるように
、2つのフォトダイオードDAとDBは、同じ値で逆バ
イアスとすることはできるということである。
ライン電圧VLが正の電圧vlから減少する瞬時t2か
らライン電圧VLがゼロになる瞬時t3に到るまで、フ
ォトダイオードDAとDBは2つとも逆バイアスとなる
ので、2つのフォトダイオードDAとDBを同時に逆バ
イアスにするには1つの正(又は負)のパルスで充分で
あるということに留意されたい。それにもかかわらず、
例で述べられているように、2つのフォトダイオードD
AとDBについて同一のバイアス電圧VPAとVPBの
値を得るために、バイアス位相の後に負のパルスを続け
ることは有益である。
逆バイアスとなっている2つのフォトダイオードDAと
DBは、瞬時6と瞬時7の間で安定位相のままとなり、
前述したように、ある対象物又は患者のX線への暴露か
らの結果としての露出位相或いは照明位相に従う。
この照明位相は、第4b図の中で瞬時t7と七8の間で
象徴化されている。この暴露の間、フォトダイオードD
AとDBは、感光点のキャパシタCDA、 CI、 C
DBに分配されるフォトチャージを出す。その結果、電
荷はカラム導体に注入されるが、この電荷は、積分増幅
器G1から63により考慮には入れられない。これはゼ
ロリセット・スイッチ11から■3が閉となっているた
めに積分キャパシタCLIからCl3をショートさせて
いるという事実のせいである。
瞬時t7と瞬時t8との間に含まれる暴露の期間中、点
AとBの電圧VAとVBはそれぞれ、この暴露の強度の
関数として表すことができる。この暴露は、勿論、第1
のフォトダイオードDAと第2のフォトダイオードDB
では異なるであろう。又、電圧VAとVBに関する曲線
で各々を表す、言い換えれば第3e図と第3f図に関し
て、2つの極端な例と1つの中間的な例を考えることも
可能である。
第1の極端な例は曲線20(混合線)で表され、バイア
ス電圧VPAの値をもつ点Aにおける電圧VAが暴露の
期間中に作り出された電荷の結果Oボルトに下がってい
るのに対し、点Bは何も光を受は取っていないので、電
圧VBが修正されておらず、バイアス電圧VPBO値を
保有しているような場合に対応する。
一第2の曲線21(破線)は第2の極端な例に対応する
。これは、上記のものとは反対の場合であり、言い換え
れば、点Bにおける電圧VBが照明により0ボルトに下
がっているのに対し、点Aが何も光を受は取っていない
場合である。
第3の曲線22(直線)は、フォトダイオードDAとD
Bが各々光を受けている中間的な場合である。ゆえに例
えば、点Aにおける電圧VAが照明により修正されてお
り、例えば3ボルトから1、G2、5ボルトに減少して
いる。又、同様に、点Bにおける電圧VBが3ボルトか
ら更に低い値例えば1ボルトに下がっている。
電圧VAとVBのこれら後者の値は、暴露の期間の瞬時
t8の終わりから読取り位相の始まる瞬時tl。
に到るまで保持される。
この読取り位相に先立って、言い換えれば瞬時t8とt
10に含まれる瞬時t9において、ゼロリセット・スイ
ッチ■1から■3は、その状態を変化させて閉の状態(
0)から開の状態(1)になり、積分キャパシタCL1
からC10をショートさせないようにする。
読取り位相は、第2の正のパルス(第3a図に示されて
いる)をライン導体にかけることにより始まるが、これ
は言い換えれば、瞬時tloの時Oポルトにあるライン
電圧VLは、瞬時tllでは第1の正の値■1よりも大
きな第2の値V2(例えば9ボルト)をもつ正の電圧に
なるということである。前述した条件を重視すると、電
圧VLの9ボルトというこの値は、電圧VLが最大値に
達する前に、点Aにおける電圧VAの値を回復するべき
ためには充分である。この値はもちろん(点Bにおける
電圧VBと同様に)高くなる。実際、第1のフォトダイ
オードDAを順に変化させる必要があるが、これは最も
望ましくない場合でさえ行われる。その場合とは、電圧
VAがその正の最大値にある場合で、これは第2の曲線
21で表され、第1のフォトダイオードDAのゼロ照明
に対応する。記述されている非限定例では、これは約7
.5ボルトの値の時で、回復PRの点が第3の曲線22
で表わされる中間的な場合について、ライン電圧VLが
第2の正の値■2に達する瞬時t1.]を非常に僅かに
進める瞬時に位置している。
第1のフォトダイオードDAを順に変化させることは、
分配と、感光点の様々な素子に蓄積される電荷の値とを
修正し、カラム導体上の及びこれに接続されている積分
増幅器への読取り電荷Qlとして言及される第3の電荷
の注入を引き起こす。この読取り電荷Q1は、第1と第
2の電荷QAとQB、或いは第1と第2の感光素子DA
とDBの照明にそれ自体それぞれ比例する第1と第2の
情報項目の、直線的組み合わせである。
瞬時tllと瞬時t12の間で、ライン電圧VLはその
第2の正の値■2、すなわち9ボルトを保つ。点Aにお
ける電圧VAの場合についても同様であるが、これは第
1のフォトダイオードDAがこの時伝導となるためであ
る。点Bにおける電圧VBは同様に安定となり、前述し
た3つの場合のうちの一つに従い、第1の曲線20の表
わす第1の場合における7、5ボルトの値、又は第2の
曲線21の表わす第2の場合における3ポルトの値、又
は第3の曲線22の表わす第3の中間的な場合における
約4.25ボルトの値をもつことができる。
瞬時t12のやや前に、読取り電荷Q1はその時正しく
獲得されており、ゼロリセット・スイッチ■1(第3c
図)は閉(状態1)となり、積分キャパシタCLIをシ
ョートさせてゼロにリセットさせる。
次にゼロリセット・スイッチ■1は、第2の読取り電荷
Q2の獲得を効果的にするという見地から、再び開の状
態(状態O)にリセットされる。
瞬時t12からは、ライン電圧VLは下がり出してゼロ
を通り、瞬時t13で第2の負の電圧−v2に達するが
、この第2の負の電圧−v2は、記述されている非限定
例の中では約−13,5ボルトとなっている。ライン電
圧VLのこの最後の変化の間、第1のフォトダイオード
VAは逆に変わり、ライン電圧VLのある一定の値だけ
、第2のフォトダイオードDBが順に変化する。この時
、VLの負の値は第2のダイオードDBがなお順に変化
するようなものでなければならない。最も望ましくない
場合は、点Bにおける電圧VBが瞬時t12の時に最大
になっている場合である。このことによりわかるのは、
第1のフォトダイオードDAの順変化を得るために上記
にて説明したものと同じ原理である(第2のフォトダイ
オードDBの順変化については、最も望ましくない場合
は第1の曲線20の表すものに対応し、以前にライン電
圧を定義した状態を13.5ボルト以上の振幅で負の状
態にする必要がある)。
第2のフォトダイオードDBの順変化は、感光点の様々
な素子にかかる電荷の値を修正し、この第2の読取り電
荷Q2を積分振幅器G1に注入させる。
この第2の読取り電荷Q2は、第2の電荷QB又は、第
2の感光素子DBの照明により第2の点Bにおいて作成
される第2の情報項目QBに比例する。
瞬時t12とt13の間では、ライン電圧VLの変動が
引き起こされており、同じ方向で、電圧VAとVBの変
動も引き起こされている。点Aにおける電圧VAは、前
述した3つの場合に従い、記述されている非限定例では
それぞれ−3,75ボルト、−6ボルト、−4,37ボ
ルトに対応する、第1、第2、第3の曲線20.21.
22の表す3つの値のどれかをもつことのできる負のレ
ベルに変化している。同時に、点Bにおける電圧VBは
Oボルトにあり、第2のフォトダイオードDBは順とな
っており1、言い換えれば伝導となっている。
瞬時t13とt14の間に形成された段階の終わりで、
ライン電圧VLは瞬時t15でゼロに復帰する。
同じ方向で、点AとBにおいて展開した電圧VAとVB
の変動を決める。留意すべきは、同時に言い換えれば瞬
時t14において、第2の読取り電荷Q2が獲得されて
いれば、ゼロリセット・スイッチII(第3c図)は再
び閉となるということである。この時、点AとBは、正
であり安定した電圧VAとVBをもち、フォトダイオー
ドDAとDBは両方とも逆バイアスとなる。
点AとBの読取りは、これらの点におけるフォトダイオ
ードDAとDBの照明に伴う電荷の存在を削除していな
い。このことは第3e図を見ると明らかで、点Aにおけ
る電圧VAでは、第2の曲線21(5,25V)よりも
第3の曲線22 (4,62V)の方が低い値であるこ
とを示している。従って、これらの情報項目を、下記の
サイクルの前に削除することが必要である。これは、瞬
時t16とt17の間に、第3d図に四角形で表され、
かつ、それらの最初のレベルの点AとBの電圧VAとV
B (言い換えれば記述されている非限定例の中のレベ
ルOボルト)への回復を可能にする、レベル・パルスR
ANにリセットすることにより行われる。
記述されている非限定例の中では、レベルRANへのリ
セットは光学的タイプである。第3e図と第3f図にお
いて、瞬時t16からの効果で表されているように、点
AとBの電圧VAとVBを0ボルトに減じるのに充分な
量の光がフォトダイオードDAとDBに通っている。
そこで、以下のサイクルを開始することが可能となる。
読取り電荷Q1とQ2に基づき、下記の2つの関係式の
助けを借りて、情報項目QAとQBを演算することが可
能である。
(yム千采i3’) QAとQBがそれぞれ第1と第2の情報項目に対応して
いるとすると、CIは一つの感光点において2つの感光
素子DAとDBに直列なキャパシタンスである。ODA
は第1番目の感光素子DAに等しいキャパシタンスであ
る。CDBは第2番目の感光素子DBに等しいキャパシ
タンスである。αとγはそれぞれ、下記のような第3、
第4の関係式により明らかになる。
CI  、  CDB CI  、  CDA 従って例えば、 もしもCDA=CI=CDBであるならば、Q1=1/
3QA+1/60B 、及びQ2=−1/4QBもしも
CDA=(:I=2CDBであるならば、Q1=1/4
QA+1/60B 、及びQ2=−1/30BもしもC
I=2ODA=2C:DBであるならば、Q1=215
QA+4/150B、及びQ2=2/90B絶縁感光素
子P1の演算のこの記述は、すべての感光点Plから2
9にあてはまることができる。言い換えれば、第1図に
表されている感光マトリックス全体にあてはまる。第1
図の非限定例では、マトリックスは幾つかのライン導体
L1がらL3とカラム導体C1からC3を含んでいるが
、これらは記述をわかりやす(するためにわざと制限し
たものであり、結果としてのマトリックスは小さい数の
感光点を含むことになるが、勿論、本発明は、例えば4
0cmX 40cmの画像を形成するのに数百万の感光
点をもつ大型の感光マトリックスにも応用することがで
きる。従前の感光マトリックスと比較すると、本発明に
依った感光マトリックス1は相異をボしており、特にP
lがらP9の各々の感光点に2つの異なる情報項目を記
憶させることができ、不発明の感光マトリックス1が2
つの異なる画像に関する情報項目の同時獲得が行える。
感光マトリックス1の全体的な動作は次の通りであり、
以上の説明からも推測される。
1−パルス・ゼネレータ3(第1図に示されている)は
、正のパルスおよび次に負のパルス(第3a図において
瞬時toと七〇との間に示されており、1msから5 
msまでの範囲内の持続時間にこれらの2つのパルスを
収めることが可能である)を同時に又は、ずらして、ラ
イン(line)導体L1からL3までの全てに対して
送る。次に、フォトダイオードDAからDBは全て、逆
方向にバイアスされ、また、ゼロリセット・スイッチ■
1から■3の全てが閉じられる。
2−次に、待ち時間(数ミリ秒)が過ぎる。
3−次に、瞬時t7とt8との間において、X線の閃光
が発生し、これによって、2つのシンチレータ(第5図
に示す)による波長の変換の結果として、例えば10m
5と100m5の間の範囲の時間内で、マトリックスの
全ての感光ポイントの照明が決定される。
4−パルス・ゼネレータ3は、第2の正のパルスおよび
第2の負のパルス(第3a図では、瞬時t10とt15
との間に示されている)を出力する。
ゼロリセット・スイッチIIから工3が開いているので
、読出し電荷Ql 、 Q2は回復され、電圧の形で、
アンプG1から63の出力点OFIから叶3に現れてい
るが、これらの読出し電荷Ql、Q2によって、点Aお
よびBに記憶されている情報項目QAおよびQBが分か
る。ここで注目すべきことは、もし■1から■3までの
スイッチが、第3c図に示す例に従って起動されると、
最初に01が得られ次に02が得られることになるが、
もしゼロリセット・スイッチ■1から■3が瞬間t9と
t14との間において常に切れた状態にあれば、同様に
、最初に01をそして次に01+02を得ることが可能
である、ということである。
アンプGlから63の出力点OFIからOF3で得られ
る情報項目は、捕捉デバイス6によってロードされ、次
にコンピュータ(従来タイプのものであるが、図示され
ていない)に送られるが、このコンピユータによって、
第1および第2の電荷、すなわち読出し電荷Q1および
Q2からの情報項目QAおよびQBの値が計算され、次
にこれらの値は記憶される。この第4の動作相の間にお
いて、マトリックス1の他のライン導体L2およびL3
はゼロに保たれるが、この相の持続時間は通常は、およ
そ1msである。
−5−上記の第4相は、感光パネルすなわちマトリック
ス1の全てのライン導体に対して次々とこれらのライン
毎に繰り返される。求められる2つの画像はこのように
してコンビューク内で得られる。
6−次に実行されることはRANレベルへの総リセット
動作、すなわちマトリックス1の全ての感光点に共通で
あり、その持続時間は、例えばおよそ10 msから1
00m5である(このレベルに対する総リセット動作は
、第3d図において、瞬時t16とt17どの間に表さ
れている。) 本発明による感光マトリックスlの動作に関する以上の
説明は、第1図に示すように1つまたは複数の感光点に
対してだけ有効であるのではなく、第4図に示すように
、2つの感光素子DA、DBと直列キャパシタCIとを
相対的に異なって配置させた場合でも同様に有効である
第4図に1つの感光点、例えば第1の感光点PIを示す
が、この点は、直列キャパシタCIが2つのフォトダイ
オードDA、 DB間に位置せず、直列接続が第1およ
び第2のフォトダイオードDA、DBによって形成され
、その後に直列キャパシタCIが位置している(すなわ
ち、もちろん逆接合であるが)という点において、第1
図に示す形態とは異なった形態に従ったものである。重
要なことは、これらの3つの素子すなわち2つのフォト
ダイオードDAおよびDBならびに直列キャパシタCI
が直列に接続されており、また、2つのフォトダイオー
ドDA、 DBが並列に配置されている、ということで
ある。この透視図において、同様に注目すべきことは、
フォトダイオードDA、 DBの代わりにフォトトラン
ジスタを、このフォトトランジスタが良(選ばれ、すな
わち、例えばNIPIN形またはPINIP形の構成で
あるという条件下においては、使用してもよいというこ
とである。
第5aおよび第5b図は、2つの直交する方向に沿って
とられた横方向の断面図であり、以前に述べたように感
光マトリックスを有する2工ネルギ放射線画像検出器2
5の1つの好ましい実施例を、非限定例としてそして線
図的に示したものである。
画像検出器25は、支持物すなわち、例えばガラス製の
基板26をもっている。シンチレータ層27は、基板2
6上に堆積されたシンチレータ物質によって形成されて
いる。
シンチレータ物質は、入射X線の成るエネルギー範囲内
におけるその最大感度の関数として選択される。例えば
、テルビウムをドーピングしたガドリニウム酸化硫化物
は、およそ50keVのエネルギーをもつX線に対して
最適な感度をもち、また、それに反応して0.54ミク
ロンの波長の緑色の光線を発することが知られている。
従ってシンチレータ層27は例えば、シート(shee
七)を構成するような方法で熱硬化性樹脂の中に埋め込
まれた、ガドリニウム・オキシ硫化物の粉末であっても
よく、このシートは次に基板26上に固定される。シン
チレータ層27の厚さは、解像度を過度に犠牲にするこ
となく、光子生産の効率を最適化するように選択される
。この厚さの範囲は、X線画像作成用には数十ミクロン
から数百ミクロンに亘る。
導電性素材からなる薄い導電層28は、シンチレータ2
7が発する光線に対して透過性または部分的に透過性で
あり、このシンチレータ層27を直接にまたは、例えば
中間絶縁層(図示されていない)を介してカバーし、こ
れによって、特に、シンチレータ層27の上部表面が平
滑化および不純物の拡散に対するバリヤの形成が可能と
なる。薄い導電層28は、例えば、インジウム・すず酸
化物でもよく、この層はカラム(column)導体C
1,G1、G2、 G3のようなカラム導体を形成する
ように食刻される。
次に導電層28が、食刻の後で以前に述べた第2のフォ
トダイオードDBを構成する、積み重ねた複数の層30
.31.32によってカバーされる。既に述べた非限定
例において、フォトダイオードDBはPIN形のもの、
すなわち導電層28(カラム導体を形成するように意図
されている)上において見られるものは最初に、例えば
気相成長法(CVD)に依る水素添加された非晶質シリ
コンの層30であるか、この層30の水素添加された非
晶質シリコンには、P形の不純物、例えばホウ素がドー
ピングされる。
次に、ドーピングされたシリコン層30の頂部上に見ら
れるものは、水素添加された真性の非晶質シリコンの層
31である。
次に、真性シリコン層31上には、N形の不純物、例え
ば燐をドーピングした水素添加非晶質シリコンの層が堆
積される。第2のフォトダイオードDBを形成する3つ
の層30,31.32の上部には、既に示され、また、
フォトダイオードDA、 DB間に直列に接続されてい
るキャパシタCIの誘電体を形成する絶縁層34がある
。上述の非限定例においては、キャパシタ(CI)の誘
電体を形成する層34ば、窒化シリコンである。
絶縁層34の上部には、層34の上部に、N形不純物を
ドーピングした水素添加非晶質シリコン40の層、水素
添加された真性の非晶質シリコン41の層、P形不純物
をドーピングした水素添加非晶質シリコン42の層が連
続して存在するように、第1のフォトダイオードDAを
形成する役目をもつ3つの層40,41.42から成る
第2の積み重ね物が存在する。第1のフォトダイオード
DAを形成するように一緒に意図されている3つの層4
0,41.42および絶縁層34(誘電体)は、第2の
フォトダイオードDBを形成する3つの層30,31.
32のように食刻される、すなわちマトリックスのカラ
ム導体の交点の個々およびライン導体の個々に位置され
ているアイレット(islet)のパターンに従って食
刻される。キャパシタCIは、第2のフォトダイオード
DBの層32および第1のフォトダイオードDAO層4
0によって形成される2つのN影領域の間に位置される
絶縁層34から成る。
注目すべきことは、構造化プロセスも同様に、フォトダ
イオードDA、DB間のキャパシタ(1,Iの誘電体と
共にこれら2つのフォトダイオードを構成する全ての層
30,31,32,34,40,41.42を連続して
堆積させ、次にその後で、これらの層を同様の操作によ
って食刻することにある。
こうしてできたアッセンブリは、例えば、キャパシタC
Iの誘電体を形成する絶縁層34と同一の素材でできて
いる新たな絶縁層50によってカバーされる。
第1のフォトダイオードDA上の後者の絶縁層50中に
開口部を設り、これによって、マトリックスのライン導
体L1からL3を形つ(るために食刻される上部導電層
51との接点の確立を可能にする。カラム導体を形成す
る役目をする下部導体層28と同様に、上部導体層51
は透明であり、また、それは例えばインジウム・すず酸
化物で構成される。
最後に、基板26の反対側において、第2のシンチレー
タ層55が構造物を終端し、さらに、光線に対して透明
であるボンド(bond) (図示されていない)によ
って自身がその上に固定または押圧されている上部の導
電層51をカバーする。
第2のシンチレータ層55を形成するシンチレータの物
質は、それに対して自身が最大の感度な示すX線のエネ
ルギーの範囲の関数として選択される。この最大の感度
はもちろん、第1のシンチレータ層27のエネルギー範
囲とは異なったX線のエネルギー範囲に対して示される
ものである。従って、例えば、第2のシンチレータ層5
5の場合、後者はイツトリウム酸化物であってもよく、
それによって、20 keVのX線に対して最適な感度
を示すが、第2のシンチレータ層55のイツトリウム酸
化物には、例えばテルビウムをドーピングしてもよい。
この構造物において観察されることは、マトリックスの
感光点がマトリックス1の厚さEの方向に向けて層を積
み重ねる、すなわち第2のフォトダイオードDBの3つ
の層30,31.32そしてキャパシタCIを形成する
絶縁層34、更に、第1のフォトダイオードDAを構成
する3つの層40,41.42を積み重ねることによっ
て構成されているが、これらの層は全て、それぞれカラ
ム導体、ライン導体を形成する導電層28および51の
間に位置している。このような構造物の長所は、2つの
フォトダイオードDA、DBがこのように重ね合わされ
て1つが形成される感光点の個々の横方向の必要スペー
スが最小化されることである。この構造物は、個々の点
が、原点の異なる(光の)光線に対して敏感であるにち
がいないので更に有利であるが、これは正にここで述べ
たマトリックス構造体を、第1と第2のシンチレータ層
28と55との間に挟まれて位置させることによって得
られる。
X線(図示されていない)が、(X線が基板26によっ
て吸収されることを避けるように)基板26の反対側に
配置されているシンチレータ層55の側に到達すると仮
定すると、このシンチレータ層は、以下に続く説明中に
おいては、X線の伝播方向に関しては第1のシンチレー
タ層SAと呼ばれる。X線は、最初に第1のシンチレー
タ層SAおよび第1のフォトダイオードDAを通過し、
その次に第2のフォトダイオードDBを通過し、更に他
方のシンチレータ層27すなわち基板26と第2のフォ
トダイオードDBとの間に位置している第2のシンチレ
ータ層SBを通過する。注目すべきことは、半導体の層
の厚さが非常に小さい−これらの内置も厚い層31や4
1でもおよそ1ミクロンであるーことを考えるとシンチ
レータSAおよびSBに依る場合を除いては、X線はあ
まり吸収されないということである。
第1のシンチレータSAは、第1のエネルギー範囲(例
えば約20keV)のX線を主として吸収し、また、自
身が吸収したX線を、非晶質シリコン心、こよって検出
可能な放射線に変換する。第2のシンチレータSBは、
そのエネルギーが、第1のシンチレータSAの場合にお
けるエネルギーとは異なるエネルギー(例えば、50k
eV)にあるその最大の感度に対応するX線を主として
吸収し、吸収されたX線は、非晶質シリコンによって検
出可能な放射線に変換される。第1のシンチレータSA
に近接して位置している第1のフォトダイオードDAは
、第1のシンチレータSAが発した光線を優先的に知覚
し、第2のシンチレータSBに近接して位置している第
2のフォトダイオードDBは、この第2のシンチレータ
SBが発した光線を優先的に知覚する。
事実、感光素材、例えば非晶質シリコンにおいては、放
射線および特に、シンチレータ層SA、 SBによって
発せられた光線は、感光素材中で吸収され、すなわち減
衰し、これによってこの素材に転送されたエネルギーは
、素材中を通過した長さに対して指数関数的に減少する
。この結果、第1および第2のダイオードDA、 DB
が互いに同等の厚さElおよびE2をもつ場合、第1の
シンチレータ層SAが発した光線は従って、基本的に第
1のフォトダイオードDAによって吸収されて検出され
、第2のシンチレータ層SBが発した光線は、基本的に
第2のフォトダイオードDBによって吸収されて検出さ
れる。更に注目すべきことは、フォトダイオードDA、
DBの厚さEl、E2が、近い方のシンチレータ層が発
した光線や放射線を完全に吸収するに充分である場合、
得られるのは、2つのシンチレータ層SA、 SBによ
って供給され、また、第1および第2のフォトダイオー
ドDA、 DBによってそれぞれ検出される2つの情報
項目の間の完全な分離である。非限定例を用いて、フォ
トダイオードDA、DBのおよそ1ミクロンという厚さ
El、E2  (これらの厚さは、本質的には真性帯の
厚さによって得られることを我々は思い出す)の場合に
は、満足すべき結果が得られたと指摘することが可能で
ある。
このような配列は特に有利である、というのは、これに
よって、上記の層に対して光線を通過する層を重ねるこ
とが可能であり、従って、以前に述べたRANレベルに
対するリセット動作も容易に、同じ感光点の2つのフォ
トダイオードDA、 DBに対して同時に、単一の光源
から発した光の閃光に基づいて実行することが可能であ
り、この光の閃光は、マトリックスの全ての感光点の成
るレベルへの総リセットに役立ち得る。
この場合、光源60すなわち成るレベルに対する総リセ
ット用に意図されるレベル源は、例えば第2のシンチレ
ータSBの反対側に基板26に対して押圧してもよい。
この光源60は、それ自身が例えば発光プレート、発光
ダイオードの配列、閃光管など知られている手段であっ
てもよい。
第2のシンチレータSBは光線にたいして透過性または
半透過性でなければならないが、この特性は、特にシン
チレータSBが充分に薄い(例えばおよそ300ミクロ
ン)場合に得られる。
光源60を基板26に対して当てると、第2のシンチレ
ータSBの反対側では基板26はそれ自身が透過性でな
ければならない。ガラスでできている従来の基板が最適
である。すると、光源60は、フランス特許出願861
06334号に述べられている例におけるごとく、パネ
ルを形成するように取り付けられた発光ダイオード(図
示されていない)の配列であってもよい。
本発明のもう一つの特色によれば、単一の光源60によ
る、成るレベルへの総リセットを促進する目的で、後者
は赤い光、すなわちシンチレータSAおよびSBが発し
た光線より波長の長い光線を発するが、この場合、シン
チレータSA、 SBの発した光線の吸収に関していえ
ば、成るレベルに対する総リセットに役立つ光線の吸収
を減少させる傾向がある。
第1、第2のフォトダイオードDA、DBの素材を、例
えば、キャパシタCIの誘電体を構成する絶縁層34を
不透明にすることによって異なったものにすることも可
能である。もちろんこの場合には、RANレベルへのリ
セットに、第1のフォトダイオードDAの側に位置する
別の光源(図示されていない)が必要となる。
以上の説明においては、本発明がX線検出器、特に放射
線医学のそれに応用された場合を想定しているが、望ま
れる波長変換を実効するシンチレータの物質が入手可能
であれば、本発明はまた、他の放射線の検出にも応用さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、非限定例により、本発明に従った感光素子の
マトリックスを示す図である。 第2図は、第1図に示されている感光点の同等な電気図
である。 第3a図から第3f図は、本発明に従ったマトリックス
の操作を説明する信号を表している。 第4図は、本発明の変形に従った感光点の図である。 第5a図及び第5b図は、第1図に示されているマトリ
ックスを利用して画像を検出する装置の直交する2つの
方向に沿った側断面図である。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ライン(line)導体(L1からL3)の配列
    、カラム(column)導体(F1からF3)の配列
    および感光点(P1からP9)の配列を有する感光素子
    のマトリックスにおいて、 個々の感光点(P1からP9)が、ライン導体(L1)
    とカラム導体(F1)との間において、2つの感光素子
    (DA、DB)およびキャパシタ(CI)を含み、2つ
    の感光素子(DA、DB)およびキャパシタ(CI)が
    直列に接続されており、2つの感光素子が、互いに反対
    の導電方向に接続されていることを特徴とする、感光素
    子のマトリックス。
  2. (2)感光素子(DA、DB)がフォトダイオードであ
    ることを特徴とする、請求項1に記載のマトリックス。
  3. (3)感光素子(DA、DB)が、NIPIN形または
    PINIP形であることを特徴とする、請求項1に記載
    のマトリックス。
  4. (4)キャパシタ(CI)が、感光素子(DA、DB)
    間に直列に置かれていることを特徴とする、請求項1に
    記載のマトリックス。
  5. (5)感光点(P1からP9)の個々が、ライン導体(
    L1からL3)とカラム導体(F1からF3)に対して
    それぞれ接続されている第1および第2の端部(10、
    11)を含み、また、感光点(P1からP9)が更に、
    第1および第2の感光素子(DA、DB)の照明によっ
    てそれぞれ発生される第1および第2の情報項目(QA
    、QB)がそれぞれ記憶されている浮動電位の第1およ
    び第2の帯域(A、B)を含むことを特徴とする、請求
    項1に記載のマトリックス。
  6. (6)ライン導体(L1からL3)およびカラム導体(
    F1からF3)が、感光素子(DA、DB)をその照明
    の以前に逆方向にバイアスし、次に、浮動電位の帯域(
    A、B)中に記憶されている情報項目(QA、QB)に
    関連する2つの読出し電荷(Q1、Q2)を得るために
    、それら感光素子を連続して順方向にバイアスするため
    の手段(3、G1、G2、G3)に接続されていること
    を特徴とする、請求項5に記載のマトリックス。
  7. (7)第1および第2の情報項目(QA、QB)が、次
    の2つの関係式によって、2つの読出し電荷(Q1、Q
    2)にそれぞれ連結されており;▲数式、化学式、表等
    があります▼;(1) ▲数式、化学式、表等があります▼;(2) ここで、QAおよびQBは、それぞれ第1および第2の
    情報項目に対応し、CIは、感光点において、2つの感
    光素子DAおよびDBと直列に接続されており、CDA
    は第1の感光素子DAの等価キャパシタンスであり、C
    DBは、第2の感光素子DBの等価キャパシタンスであ
    り、αおよびγは、次の第3および第4の関係式によっ
    てそれぞれ算出される値であることを特徴とする、請求
    項6に記載のマトリックス。 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) ▲数式、化学式、表等があります▼(4)
  8. (8)感光素子(DA、DB)をバイアスするための手
    段が、パルス・ゼネレータ(3)を含むことを特徴とす
    る、請求項6に記載のマトリックス。
  9. (9)パルス・ゼネレータ(3)が、逆の極性をもつ2
    つのパルスのグループを出力することを特徴とする、請
    求項8に記載のマトリックス。
  10. (10)感光点(P1からP9)の個々に対して、2つ
    の感光素子およびキャパシタ(DA、DB、CI)が、
    全てが重ね合わされている層(30、31、32、34
    、40、41、42)から成ることを特徴とする、請求
    項1から9のいずれかに記載の感光マトリックス。
  11. (11)入射する放射線の異なったエネルギにたいして
    感光性があり、また、入射放射線に反応して可視光線ま
    たは近可視光線を発する第1および第2のシンチレータ
    物質(27、55)を有し、更に、請求項1から10ま
    でのいずれかに記載されている感光素子(1)のマトリ
    ッスクを有することを特徴とする、画像を電気信号に変
    換する装置。
  12. (12)2つのシンチレータ物質(27、55)が、そ
    の間に感光マトリックス(1)が置かれている第1およ
    び第2のシンチレータ層(SA、SB)を、サンドイッ
    チ構造物を構成するように形成することを特徴とする、
    請求項11に記載の装置。
  13. (13)入射放射線がX線であることを特徴とする、請
    求項11に記載の装置。
  14. (14)直列に接続された第1および第2の感光素子な
    らびにキャパシタ(DA、DB、CI)を個々が含む複
    数の感光点(P1からP9)を感光マトリックス(1)
    が有し、2つの感光素子およびキャパシタが、2つのシ
    ンチレータ層(SA、SB)間に含まれるマトリックス
    の厚さ(E)の方向に重ねられた層(30、31、32
    、34、40、41、42)から成ることを特徴とする
    、請求項12に記載の装置。
  15. (15)マトリックス(1)が、その厚さ(E)の方向
    においては、可視光線または近可視光線に対しては透過
    であることを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  16. (16)感光素子(DA、DB)をレベル(RAN)に
    リセットする役目をする光源(60)を更に含むことを
    特徴とする、請求項15に記載の装置。
  17. (17)光源(60)が発した光線の波長が、シンチレ
    ータ物質(27、55)の発した光線の波長より長いこ
    とを特徴とする、請求項16に記載の装置。
  18. (18)感光素子(DA、DB)がフォトダイオードで
    あることを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  19. (19)感光素子(DA、DB)が、NIPIN形また
    はPINIP形のフォトトランジスタであることを特徴
    とする、請求項14に記載の装置。
  20. (20)感光マトリックス(1)が基板(26)の上に
    形成され、また、シンチレータ層(SB)が基板(26
    )上に堆積され、基板(26)と感光マトリックス(1
    )との間に挿入されることを特徴とする、請求項11か
    ら19までのいずれかに記載の装置。
  21. (21)基板(26)が透明であり、また、光源(60
    )が、感光マトリックスの反対側にある物質の表面上に
    位置していることを特徴とする、請求項20に記載の装
    置。
  22. (22)第1および第2の感光素子(DA、DB)が、
    事実上等しい厚さ(E2、E3)をもつことを特徴とす
    る、請求項15に記載の装置。
JP1053051A 1989-03-07 1989-03-07 感光素子のマトリックス及びマトリックスを含む放射線検出器 Pending JPH02253185A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431750B1 (ko) * 2002-03-12 2004-05-17 주식회사 하이닉스반도체 정전용량식 반도체 지문감지센서의 단위화소 및 그를이용한 지문감지장치
JP2009261456A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Toshiba Corp X線ct装置

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