JPH0225408Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225408Y2 JPH0225408Y2 JP1985094456U JP9445685U JPH0225408Y2 JP H0225408 Y2 JPH0225408 Y2 JP H0225408Y2 JP 1985094456 U JP1985094456 U JP 1985094456U JP 9445685 U JP9445685 U JP 9445685U JP H0225408 Y2 JPH0225408 Y2 JP H0225408Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drip chamber
- blood
- body fluid
- chamber
- tube
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、血液等を体外循環させて、血液中の
ターゲツト物質を除去する際に使用する体外循環
回路の改良に関するものである。
ターゲツト物質を除去する際に使用する体外循環
回路の改良に関するものである。
(従来の技術及びその問題点)
人工透析、血漿交換等のごとく患者から血液を
導出して体外循環させ、途中においてフイルタ膜
で不要物質を除去するようなシステムが従来から
広く知られている。
導出して体外循環させ、途中においてフイルタ膜
で不要物質を除去するようなシステムが従来から
広く知られている。
第5図はその一例として従来の血液透析システ
ムの模式図を示したもので、患者の血管に接続し
たシヤント20から血液ポンプ21により回路2
3内に血液を導き、これを透析器24に導入して
血液の透析処理をした後、ドリツプチヤンバ25
にてエア抜き、異物除去を行ない、その後シヤン
ト26から患者に返血するものである。
ムの模式図を示したもので、患者の血管に接続し
たシヤント20から血液ポンプ21により回路2
3内に血液を導き、これを透析器24に導入して
血液の透析処理をした後、ドリツプチヤンバ25
にてエア抜き、異物除去を行ない、その後シヤン
ト26から患者に返血するものである。
前記ドリツプチヤンバ25としては、たとえば
第6図に示すように、チヤンバ本体内の下部にフ
イルタ26及び血液出口チユーブ27を取り付
け、本体上部に血液入口チユーブ28及びモニタ
ーチユーブ29を接続したキヤツプ30を取り付
けた構造となつている。また、第7図に示すよう
に血液入口チユーブ28をチヤンバ本体の上部側
部に設けるようにしたものも知られているが、い
ずれにしても、従来のドリツプチヤンバには上か
ら1/3〜1/4程度の空気層を残して内部に血液が貯
留され、この空気層の変動をモニターチユーブ2
9と接続する圧力計31で検出し、回路内圧力を
測定していたものである。
第6図に示すように、チヤンバ本体内の下部にフ
イルタ26及び血液出口チユーブ27を取り付
け、本体上部に血液入口チユーブ28及びモニタ
ーチユーブ29を接続したキヤツプ30を取り付
けた構造となつている。また、第7図に示すよう
に血液入口チユーブ28をチヤンバ本体の上部側
部に設けるようにしたものも知られているが、い
ずれにしても、従来のドリツプチヤンバには上か
ら1/3〜1/4程度の空気層を残して内部に血液が貯
留され、この空気層の変動をモニターチユーブ2
9と接続する圧力計31で検出し、回路内圧力を
測定していたものである。
しかしながら、前記した空気層の存在は、血栓
発生の原因となる。このため、従来では多量の抗
凝固剤を回路内に導入していたが、最近の血液体
外循環療法は、この抗凝固剤の使用を極力少なく
し、もしくは使用しない傾向にある。すなわち、
通常、血液透析、血漿交換など血液を体外循環に
て処理する場合、抗凝固剤を使用するが、手術後
とか出血性素因を有する患者には抗凝固剤の使用
は、時には致命的な出血を惹起するためである。
したがつて、このような場合、抗凝固剤を全く使
用しないか、あるいは使用しても極く微量しか投
与できない。
発生の原因となる。このため、従来では多量の抗
凝固剤を回路内に導入していたが、最近の血液体
外循環療法は、この抗凝固剤の使用を極力少なく
し、もしくは使用しない傾向にある。すなわち、
通常、血液透析、血漿交換など血液を体外循環に
て処理する場合、抗凝固剤を使用するが、手術後
とか出血性素因を有する患者には抗凝固剤の使用
は、時には致命的な出血を惹起するためである。
したがつて、このような場合、抗凝固剤を全く使
用しないか、あるいは使用しても極く微量しか投
与できない。
こうした血栓を防ぐためには、前記したドリツ
プチヤンバ全体に血液を充満させ、空気層を形成
させないことであるが、そうすると今度はモニタ
ーチユーブ29を通しての回路内圧力の測定がで
きなくなる、という問題が生じることになる。
プチヤンバ全体に血液を充満させ、空気層を形成
させないことであるが、そうすると今度はモニタ
ーチユーブ29を通しての回路内圧力の測定がで
きなくなる、という問題が生じることになる。
本考案はこのような問題点を解決するために検
討を重ねた結果提案されたものである。
討を重ねた結果提案されたものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、実施例に対応する第1図〜第4図に
示すように、体液体外循環回路の途中にドリツプ
チヤンバ7が設けられ、このドリツプチヤンバの
上流側回路に二重管式の圧力検出器6が設けられ
ている。また、前記ドリツプチヤンバ7の底部に
はフイルタ8が装着されると共に、該チヤンバ7
の上部には脱気ラインチユーブ12が設けられて
いる。
示すように、体液体外循環回路の途中にドリツプ
チヤンバ7が設けられ、このドリツプチヤンバの
上流側回路に二重管式の圧力検出器6が設けられ
ている。また、前記ドリツプチヤンバ7の底部に
はフイルタ8が装着されると共に、該チヤンバ7
の上部には脱気ラインチユーブ12が設けられて
いる。
このドリツプチヤンバの体液入口部11は該チ
ヤンバの側部に設けられている。
ヤンバの側部に設けられている。
さらに、前記ドリツプチヤンバ本体の下部は前
記フイルタ8の垂直軸に対して10゜〜60゜内方に傾
斜させている。
記フイルタ8の垂直軸に対して10゜〜60゜内方に傾
斜させている。
このようなドリツプチヤンバ全体には体液が満
たされると共に、前記脱気ラインチユーブ12に
は生理食塩水等の液体が充填されている。
たされると共に、前記脱気ラインチユーブ12に
は生理食塩水等の液体が充填されている。
(作用)
前記ドリツプチヤンバ7内には、側部入口11
から体液が導入され、全体が体液で満たされてい
る。そしてドリツプチヤンバ7内に気泡が混入す
ると、その気泡は脱気ラインチユーブ12から抜
け出る。この脱気ラインチユーブ12には生理食
塩水等が充填されているため、ドリツプチヤンバ
7内の体液は外気と直接接触することがなく、血
栓の発生、細菌の侵入を防ぐことができる。ま
た、回路内の圧力は、ドリツプチヤンバ7の上流
側に設けられた二重管圧力検出器6の空隙部18
の変化から圧力モニターラインチユーブ19を介
して検出される。
から体液が導入され、全体が体液で満たされてい
る。そしてドリツプチヤンバ7内に気泡が混入す
ると、その気泡は脱気ラインチユーブ12から抜
け出る。この脱気ラインチユーブ12には生理食
塩水等が充填されているため、ドリツプチヤンバ
7内の体液は外気と直接接触することがなく、血
栓の発生、細菌の侵入を防ぐことができる。ま
た、回路内の圧力は、ドリツプチヤンバ7の上流
側に設けられた二重管圧力検出器6の空隙部18
の変化から圧力モニターラインチユーブ19を介
して検出される。
さらに、ドリツプチヤンバ7には、体液が満た
された状態で側部から体液が導入されるため、内
部の体液は効果的に撹拌される。これと同時に、
ドリツプチヤンバ7の下部は所定角度に傾斜して
いるため、体液は該チヤンバの底部で滞留するこ
となくスムーズに流出し、したがつて、体液の流
動性が良くなる。
された状態で側部から体液が導入されるため、内
部の体液は効果的に撹拌される。これと同時に、
ドリツプチヤンバ7の下部は所定角度に傾斜して
いるため、体液は該チヤンバの底部で滞留するこ
となくスムーズに流出し、したがつて、体液の流
動性が良くなる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を血液透析システムに適
用した場合を例にとつて説明すると、まず第1図
において1は血液回路、2,3はその血液回路の
端部に接続されるシヤント、4は血液ポンプ、5
は透析器であり、これらは従来と同様である。
用した場合を例にとつて説明すると、まず第1図
において1は血液回路、2,3はその血液回路の
端部に接続されるシヤント、4は血液ポンプ、5
は透析器であり、これらは従来と同様である。
本考案では、透析器5の下流に二重管式の圧力
検出器6が取り付けられ、その下流側にドリツプ
チヤンバ7が取り付けられている。
検出器6が取り付けられ、その下流側にドリツプ
チヤンバ7が取り付けられている。
前記ドリツプチヤンバ7は、第2図に示すごと
くチヤンバ本体が射出成形によつて下部出口部の
開口面積が大きくなるように成形されており、そ
の出口部の内部にはメツシユフイルタ8が固定さ
れ、外部には血液回路となる体液導出チユーブ9
が接続されている。
くチヤンバ本体が射出成形によつて下部出口部の
開口面積が大きくなるように成形されており、そ
の出口部の内部にはメツシユフイルタ8が固定さ
れ、外部には血液回路となる体液導出チユーブ9
が接続されている。
なお、本考案では前記メツシユフイルタ8も、
たとえば釣鐘状や円筒状の射出成形品とするのが
好ましい。
たとえば釣鐘状や円筒状の射出成形品とするのが
好ましい。
こうしたドリツプチヤンバ7の上部キヤツプ1
0の側部には、血液回路と接続する血液入口11
が設けられているとともに、そのキヤツプ10の
上面部には、前記脱気ラインチユーブ12が接続
されている。
0の側部には、血液回路と接続する血液入口11
が設けられているとともに、そのキヤツプ10の
上面部には、前記脱気ラインチユーブ12が接続
されている。
なお、前記ドリツプチヤンバ7は、チヤンバ本
体の下部が前記フイルタ8の垂直軸に対して10゜
〜60゜内方に傾斜した形状とする。即ち、第2図
及び後述する第3図に示すように、前記フイルタ
8の外周面に接する垂直軸とドリツプチヤンバ下
部壁面が形成する角度αを、体液出口方向に向か
つて10゜〜60゜傾斜させた形状とする。この角度は
できるだけ小さくすることが好ましいが、10゜以
下にすることは実質的に製造が不可能であり、ま
た60゜以上になると、体液出口付近に部分的滞留
が生じやすくなり、血液凝固が発生する心配があ
る。
体の下部が前記フイルタ8の垂直軸に対して10゜
〜60゜内方に傾斜した形状とする。即ち、第2図
及び後述する第3図に示すように、前記フイルタ
8の外周面に接する垂直軸とドリツプチヤンバ下
部壁面が形成する角度αを、体液出口方向に向か
つて10゜〜60゜傾斜させた形状とする。この角度は
できるだけ小さくすることが好ましいが、10゜以
下にすることは実質的に製造が不可能であり、ま
た60゜以上になると、体液出口付近に部分的滞留
が生じやすくなり、血液凝固が発生する心配があ
る。
第3図は、本考案で使用されるドリツプチヤン
バ7の他の実施例であり、血液入口11をチヤン
バ本体の側部に設けた場合である。その血液入口
11の位置は、ドリツプチヤンバの縦方向全長の
約1/2以上に設けるのが適当である。これ以下で
は血液の撹拌効果が得られない。なお、これらド
リツプチヤンバ7のキヤツプ10には、薬液注入
ラインチユーブ13を接続してシリンジ等により
生理食塩液等を注入することも可能である。
バ7の他の実施例であり、血液入口11をチヤン
バ本体の側部に設けた場合である。その血液入口
11の位置は、ドリツプチヤンバの縦方向全長の
約1/2以上に設けるのが適当である。これ以下で
は血液の撹拌効果が得られない。なお、これらド
リツプチヤンバ7のキヤツプ10には、薬液注入
ラインチユーブ13を接続してシリンジ等により
生理食塩液等を注入することも可能である。
一方、第4図は前記二重管圧力検出器6の一例
を示したもので、軟質プラスチツク製の内管14
と比較的硬質のプラスチツク製外管15とから構
成されている。前記内管14には回路1となる血
液出入口チユーブ16,17が接続されるととも
に、外管15の両端部はシールされ、内管14と
外管15の間に空隙部18が形成されている。ま
た、この空隙部18には圧力モニターラインチユ
ーブ19が連通され、該モニターラインチユーブ
19に圧力計Pが接続されている。
を示したもので、軟質プラスチツク製の内管14
と比較的硬質のプラスチツク製外管15とから構
成されている。前記内管14には回路1となる血
液出入口チユーブ16,17が接続されるととも
に、外管15の両端部はシールされ、内管14と
外管15の間に空隙部18が形成されている。ま
た、この空隙部18には圧力モニターラインチユ
ーブ19が連通され、該モニターラインチユーブ
19に圧力計Pが接続されている。
次に、上記実施例の使用例を説明すると、ま
ず、患者の血管からシヤント2を経て、血液ポン
プ4で血液を体外に導き、透析器5に送る。透析
器5では、膜を介して血液中の老廃物質が除去さ
れた後、圧力検出器6を通つてドリツプチヤンバ
7に導かれ、側部入口から内部全体に血液が充満
される。
ず、患者の血管からシヤント2を経て、血液ポン
プ4で血液を体外に導き、透析器5に送る。透析
器5では、膜を介して血液中の老廃物質が除去さ
れた後、圧力検出器6を通つてドリツプチヤンバ
7に導かれ、側部入口から内部全体に血液が充満
される。
前記圧力検出器6では、回路内圧力に応じて内
管14が膨張一収縮し、それにより空隙部18の
体積が変化するため、この変化を圧力モニターラ
インチユーブ19を介して圧力計Pで測定する。
また、ドリツプチヤンバ7に、気泡の混入(透析
器内に残存していたもの、チユーブ内面に付着し
たものなど)があると、その気泡は脱気ラインチ
ユーブ12から抜け出る。この場合、脱気ライン
チユーブ12には生理食塩液があらかじめ(プラ
イミング等の際)充填されているため、ドリツプ
チヤンバ7内の血液と空気の接触はほとんどな
い。このようなドリツプチヤンバ7において、血
液中の抜気及びフイルタ8による異物除去がなさ
れた後、その血液はシヤント3から患者に返血さ
れることになる。
管14が膨張一収縮し、それにより空隙部18の
体積が変化するため、この変化を圧力モニターラ
インチユーブ19を介して圧力計Pで測定する。
また、ドリツプチヤンバ7に、気泡の混入(透析
器内に残存していたもの、チユーブ内面に付着し
たものなど)があると、その気泡は脱気ラインチ
ユーブ12から抜け出る。この場合、脱気ライン
チユーブ12には生理食塩液があらかじめ(プラ
イミング等の際)充填されているため、ドリツプ
チヤンバ7内の血液と空気の接触はほとんどな
い。このようなドリツプチヤンバ7において、血
液中の抜気及びフイルタ8による異物除去がなさ
れた後、その血液はシヤント3から患者に返血さ
れることになる。
前記ドリツプチヤンバ7内に血液を充満させ、
脱気ラインチユーブ12に生理食塩水を充填する
方法としては、プライミングの際、ドリツプチヤ
ンバ7内に生理食塩液を満たし、そのドリツプチ
ヤンバ7を軽く押圧することにより生理食塩水が
脱気ラインチユーブ12に導入される。この状態
で前記ドリツプチヤンバ7内に血液が導入される
と、該チヤンバ7内の生理食塩液の全部と脱気ラ
インチユーブ12内の一部の生理食塩液が血液に
置換される。このとき、ドリツプチヤンバ7内に
は血液ポンプ4により所定の圧力(回路内圧力)
が加わつているため、前記脱気ラインチユーブ1
2内の生理食塩液は、ドリツプチヤンバ7内に流
出することはない。
脱気ラインチユーブ12に生理食塩水を充填する
方法としては、プライミングの際、ドリツプチヤ
ンバ7内に生理食塩液を満たし、そのドリツプチ
ヤンバ7を軽く押圧することにより生理食塩水が
脱気ラインチユーブ12に導入される。この状態
で前記ドリツプチヤンバ7内に血液が導入される
と、該チヤンバ7内の生理食塩液の全部と脱気ラ
インチユーブ12内の一部の生理食塩液が血液に
置換される。このとき、ドリツプチヤンバ7内に
は血液ポンプ4により所定の圧力(回路内圧力)
が加わつているため、前記脱気ラインチユーブ1
2内の生理食塩液は、ドリツプチヤンバ7内に流
出することはない。
ここで付言すると、ドリツプチヤンバ7におい
て、血液を側方から流入するものは従来でも知ら
れていたが、これはチヤンバ上部に空気層が形成
されている場合、血液の直接落下による飛散を防
止するため、血液をチヤンバの側方から導入し、
チヤンバ内壁面に沿つて静かに落下させるように
したものである。
て、血液を側方から流入するものは従来でも知ら
れていたが、これはチヤンバ上部に空気層が形成
されている場合、血液の直接落下による飛散を防
止するため、血液をチヤンバの側方から導入し、
チヤンバ内壁面に沿つて静かに落下させるように
したものである。
これに対し、本考案におけるドリツプチヤンバ
7は、血液入口11を側方に設けることにより、
ドリツプチヤンバ7内での血液の撹拌を効果的に
行ない、万一気泡の混入があつても、直ちに脱気
ラインチユーブ12の方へ抜け出るようにしたも
ので、その使用方法を異にするものである。
7は、血液入口11を側方に設けることにより、
ドリツプチヤンバ7内での血液の撹拌を効果的に
行ない、万一気泡の混入があつても、直ちに脱気
ラインチユーブ12の方へ抜け出るようにしたも
ので、その使用方法を異にするものである。
なお、本考案は、血液透析システムの他、血漿
交換用の血液回路にも適用することができ、また
血液以外の体液、たとえば腹水を体外循環で処理
する場合にも応用することができる。
交換用の血液回路にも適用することができ、また
血液以外の体液、たとえば腹水を体外循環で処理
する場合にも応用することができる。
(効果)
以上説明した本考案によれば、体液の体外循環
回路において、その途中に備えられるドリツプチ
ヤンバの内部全体に血液を充満させることがで
き、従来のような空気層が成されないため、空気
と接触することなく、血栓の発生を防ぐことがで
きる。このため、抗凝固剤を大幅に減らし、また
は省くことができる。また、万一気泡がドリツプ
チヤンバ内に混入した場合でも、脱気ラインチユ
ーブを通じて抜け出ることになり、回路内の圧力
測定もドリツプチヤンバより上流側の二重管で行
なうことができる。さらに本考案では、前記脱気
ラインチユーブには液体が充填されているため、
この脱気ラインチユーブを通じてドリツプチヤン
バ内の体液が外気と接触することがない。したが
つて、血栓の発生や雑菌との接触を防ぐことがで
きる。
回路において、その途中に備えられるドリツプチ
ヤンバの内部全体に血液を充満させることがで
き、従来のような空気層が成されないため、空気
と接触することなく、血栓の発生を防ぐことがで
きる。このため、抗凝固剤を大幅に減らし、また
は省くことができる。また、万一気泡がドリツプ
チヤンバ内に混入した場合でも、脱気ラインチユ
ーブを通じて抜け出ることになり、回路内の圧力
測定もドリツプチヤンバより上流側の二重管で行
なうことができる。さらに本考案では、前記脱気
ラインチユーブには液体が充填されているため、
この脱気ラインチユーブを通じてドリツプチヤン
バ内の体液が外気と接触することがない。したが
つて、血栓の発生や雑菌との接触を防ぐことがで
きる。
さらにまた本考案は、体液がドリツプチヤンバ
の側部から流入されるため、チヤンバ内部の体液
は効率的に撹拌され、体液滞留による血栓の発生
を抑えることができる。しかも、前記ドリツプチ
ヤンバの下部はフイルタの垂直軸に対して所定角
度に形成されているため、該チヤンバ内の体液
は、チヤンバ底部の全周方向からスムーズに導出
チユーブへと流出し、チヤンバ底部付近における
体液の滞留時間がきわめて短くなる。したがつ
て、血液凝固、即ち血栓の発生が抑制され、抗凝
固剤の注入が不要もしくは少なくなる。等の効果
が得られる。
の側部から流入されるため、チヤンバ内部の体液
は効率的に撹拌され、体液滞留による血栓の発生
を抑えることができる。しかも、前記ドリツプチ
ヤンバの下部はフイルタの垂直軸に対して所定角
度に形成されているため、該チヤンバ内の体液
は、チヤンバ底部の全周方向からスムーズに導出
チユーブへと流出し、チヤンバ底部付近における
体液の滞留時間がきわめて短くなる。したがつ
て、血液凝固、即ち血栓の発生が抑制され、抗凝
固剤の注入が不要もしくは少なくなる。等の効果
が得られる。
第1図は本考案の実施例を示す全体概略図、第
2図及び第3図は本考案で使用するドリツプチヤ
ンバの概略図、第4図は本考案で使用する圧力検
出用二重管の概略図、第5図は従来の体外循環回
路の概略図、第6図及び第7図は従来のドリツプ
チヤンバの概略図である。 図中1は血液回路、5は透析器、6は圧力検出
器、7はドリツプチヤンバ、12は脱気ラインチ
ユーブである。
2図及び第3図は本考案で使用するドリツプチヤ
ンバの概略図、第4図は本考案で使用する圧力検
出用二重管の概略図、第5図は従来の体外循環回
路の概略図、第6図及び第7図は従来のドリツプ
チヤンバの概略図である。 図中1は血液回路、5は透析器、6は圧力検出
器、7はドリツプチヤンバ、12は脱気ラインチ
ユーブである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 底部にフイルタを装着したドリツプチヤンバ
と、このドリツプチヤンバの上流側回路に取り付
けられた二重管式の圧力検出器を有し、かつ前記
ドリツプチヤンバに体液を充満させ、該チヤンバ
上部に接続される脱気ラインに液体を充満させる
ことによつて、ドリツプチヤンバ内の体液を気体
と非接触状態にして使用する体液体外循環回路で
あつて、 前記ドリツプチヤンバの本体下部を、該本体下
部に設けられるフイルタ部の垂直軸に対して10゜
〜60゜該本体の内方に傾斜させると共に、 前記ドリツプチヤンバ本体の側部に体液流入口
部を接続したことを特徴とする体液体外循環用回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985094456U JPH0225408Y2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985094456U JPH0225408Y2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS624343U JPS624343U (ja) | 1987-01-12 |
| JPH0225408Y2 true JPH0225408Y2 (ja) | 1990-07-12 |
Family
ID=30652998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985094456U Expired JPH0225408Y2 (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0225408Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004502500A (ja) * | 2000-07-07 | 2004-01-29 | フレゼニウス メディカル ケア ドイチラント ゲー・エム・ベー・ハー | 体外血液処理中の動脈血流問題を検出するための装置および方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH069664Y2 (ja) * | 1988-02-09 | 1994-03-16 | 川澄化学工業株式会社 | 医療用ドリップチャンバー |
| JP2003093503A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-02 | Jms Co Ltd | 血液回路自動脱気システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6223488Y2 (ja) * | 1981-04-16 | 1987-06-15 | ||
| JPS585444U (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-13 | 株式会社クラレ | 体液処理回路 |
| JPS58163372A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-28 | テルモ株式会社 | 血液中気泡除去装置 |
-
1985
- 1985-06-24 JP JP1985094456U patent/JPH0225408Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004502500A (ja) * | 2000-07-07 | 2004-01-29 | フレゼニウス メディカル ケア ドイチラント ゲー・エム・ベー・ハー | 体外血液処理中の動脈血流問題を検出するための装置および方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS624343U (ja) | 1987-01-12 |
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