JPH0225440B2 - - Google Patents
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- JPH0225440B2 JPH0225440B2 JP26187085A JP26187085A JPH0225440B2 JP H0225440 B2 JPH0225440 B2 JP H0225440B2 JP 26187085 A JP26187085 A JP 26187085A JP 26187085 A JP26187085 A JP 26187085A JP H0225440 B2 JPH0225440 B2 JP H0225440B2
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Description
〔発明の技術分野〕
この発明は、鋼やアルミニウムのような金属ス
トリツプを連続電気メツキする際に、金属ストリ
ツプの両端部におけるメツキ量が中央部に比べて
多くなるオーバーコートの生ずることがなく、均
一な表面性状を有するメツキを施すことができる
金属ストリツプの連続電気メツキ方法に関するも
のである。 〔従来技術とその問題点〕 例えば、鋼ストリツプを、電極板が配置された
電気メツキ槽内に連続的に通して電気メツキする
際に、鋼ストリツプの幅方向両端部にメツキのた
めの電流が集中して、両端部のメツキ量が他の部
分よりも多くなる、いわゆるオーバーコートが発
生する。 このように、鋼ストリツプの両端部にオーバー
コートが生ずると、次のような問題が発生する。 (1) ピルドアツプ欠陥 両端部のメツキ量が他の部分よりも多いた
め、このような鋼ストリツプをコイル状に巻い
たり、または、前記鋼ストリツプを所定寸法に
裁断した鋼板を積み重ねると、両端部が盛り上
がるビルドアツプ現象が生じ、オーバーコート
部分のメツキ皮膜同士がこすれ合つて疵が発生
する。 (2) 溶接不良 両端部にオーバーコートの生じているメツキ
鋼板を電気抵抗溶接する場合、溶接条件を一定
とすると、オーバーコート部分は抵抗が小さく
なり発熱量が少なくなる結果、オーバーコート
部分に溶接強度不良が発生する。 (3) 金属粉付着による欠陥 オーバーコートの生じている両端部に、デン
ドライト状の皮膜が成長しやすい。このような
デンドライト状の皮膜は、小さな衝撃でも簡単
に剥離するため、剥離したデンドライト状皮膜
の粉末が鋼ストリツプやロールに付着して、鋼
ストリツプに疵が発生し、また、上記剥離した
部分の塗装不良を招く。 (4) 塗膜密着性不良 メツキされた鋼ストリツプには、塗膜の密着
力を高めるために化成処理が施されるが、この
化成処理を電気的に行なう場合にも、鋼ストリ
ツプの幅方向両端部に化成皮膜が過剰に付着す
るオーバーコートが生ずる。この結果、オーバ
ーコート部の塗膜の密着性不良を招く。 (5) 外観不良 鋼ストリツプの両端部に生じたオーバーコー
ト部分は変色する結果、外観を損ね、商品価値
の低下を招く。 上述のような、オーバーコートが発生する原因
は、次の通りである。即ち、例えば上下1対の電
極板と、前記電極板の間を通る鋼ストリツプとの
間には等電位線が発生するが、この電位が鋼スト
リツプの両端部に回りこむため、この等電位線に
対して直角に流れる電流が両端部に集中する。こ
のように電流が両端部に集中すると、両端部の電
流密度が他と比べて高くなる結果、両端部にオー
バーコートが発生する。 鋼ストリツプ両端部のオーバーコートを防止す
るための手段として、次の方法が知られている。 (1) 電極板の幅の調整 電極板の幅が、鋼ストリツプの幅よりも長い
場合と短い場合とでは、両端部のオーバーコー
ト率が異なる。即ち、電極板の幅が鋼ストリツ
プの幅よりも長い場合は、両端部のメツキ付着
量が増大し、一方、電極板の幅が前記鋼ストリ
ツプの幅よりも短かい場合は、両端部のメツキ
付着量が減少することから、鋼ストリツプの幅
方向に複数個に分割されている電極板の数を調
節して、電極板を、その幅が鋼ストリツプの幅
よりも長い部分と短い部分とによつて構成し、
前記鋼ストリツプをメツキする。 (2) 鋼ストリツプ両端部におけるメツキ電流の遮
断 電極板と鋼ストリツプの両端部との間に、一
般にエツジマスクと呼ばれている電気絶縁物を
配置し、両端部への電流の流れを物理的に遮断
する。 しかしながら、上記(1)の方法によつては、電極
板の幅を鋼ストリツプの幅よりも短かくしても、
鋼ストリツプの両端面のメツキ量は、あまり減少
しない。更に、電極板の幅調整のための、複数個
に分割されている電極板の数に調整作業に多くの
労力が必要とされる問題がある。 また、上記(2)の方法によつては、オーバーコー
トを適確に防止することが困難であり、更に、鋼
ストリツプが蛇行した場合には、鋼ストリツプが
エツジマスクに接触し、鋼ストリツプに傷が発生
したり、エツジマスクが破損する等の問題が発生
する。 〔発明の目的〕 従つて、この発明の目的は、金属ストリツプに
対する連続電気メツキ時に、金属ストリツプの両
端部にオーバーコートが生ぜず、均一な表面性状
を有する品質の優れたメツキ皮膜を形成すること
ができる金属ストリツプの連続電気メツキ方法を
提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明者等は、上述した問題を解決すべく鋭意
研究を重ねた。その結果、金属ストリツプに生ず
るオーバーコートは、金属ストリツプの両端部へ
の電位の廻り込みが原因であるところから、金属
ストリツプの両端部近傍に、補助電極板としての
電気伝導体を配置し、そして、前記電気伝導体を
金属ストリツプと同一極性の電源に接続して、金
属ストリツプのメツキと同時に、前記電気伝導体
もメツキすれば、金属ストリツプの両端部への電
流集中が防止され、両端部のオーバーコートを防
止し得ること、そして、前記電気伝導体の表面に
生成したメツキ皮膜を、連続的または断続的に、
電気メツキ槽の外において除去すれば、メツキに
より電気伝導体に生成しそして剥離したデンドラ
イト状のメツキ皮膜の粉末が金属ストリツプやロ
ールに付着して生ずる製品欠陥の発生を防止し得
ることを知見した。 この発明は、上記知見に基づいてなされたもの
であつて、少なくとも1枚の電極板が配置された
電気メツキ槽内に金属ストリツプを連続的に導
き、前記金属ストリツプが前記電極板に沿つて移
動する間に、その表面に連続的に電気メツキを施
す金属ストリツプの連続電気メツキ方法におい
て、前記電気メツキ槽内の前記少なくとも1枚の
電極板に沿つて移動中の前記金属ストリツプの幅
方向両端に近接し、無端の帯状電気伝導体を、循
環移動可能に配置し、前記帯状電気伝導体と前記
少なくとも1枚の電極板との間に電流を流すこと
によつて、前記金属ストリツプと共に前記帯状電
気伝導体にもメツキを施して、前記金属ストリツ
プの両端部に生ずるオーバーコートを防止し、そ
して、前記帯状電気伝導体に生成したメツキ皮膜
を、前記帯状電気伝導体の循環移動によつて、前
記電気メツキ槽の外において除去することに特徴
を有するものである。 〔発明の構成〕 次に、この発明の図面を参照しながら説明す
る。第1図は、この発明の第1実施態様を示す、
垂直型電気メツキ装置を使用して、鋼ストリツプ
に連続電気メツキする場合における、前記電気メ
ツキ装置の概略縦断面図、第2図はその概略平面
図である。垂直型電気メツキ装置は、第1図に示
すように、垂直型電気メツキ槽1の鋼ストリツプ
入側および出側の上方に設けられたコンダクタロ
ール2,2と、電気メツキ槽1内の下部に設けら
れたシンクロール3と、コンダクタロール2,2
の各々とシンクロール3との間において、電気メ
ツキ槽1内を移動中の鋼ストリツプ4を間にし
て、鋼ストリツプ4と平行に配置された1対の垂
直な電極板5,5と6,6とからなつている。 1対の垂直な電極板5,5および6,6の各々
は、電源7の陽極側に接続され、そして、コンダ
クタロール2,2は、電源7の陰極側に接続され
ている。鋼ストリツプ4は、メツキ浴が収容され
且つ流れている電気メツキ槽1内を下方に次いで
上方に向つて移動し、1対の電極板5,5および
6,6を通過する間に連続的に電気メツキされ
る。 この発明においては、電気メツキ槽1内に、1
対の垂直な電極板5,5および6,6の各々の間
を移動中の鋼ストリツプ4の幅方向両端に近接
し、鋼ストリツプ4の面と同一平面上に且つ鋼ス
トリツプ4と平行に、薄鋼板製の幅の短い無端の
帯状電気伝導体8,8が循環移動可能に配置され
ている。 帯状電気伝導体8,8の各々は、電気メツキ槽
1の上方に配置されたコンダクタロール9および
図示しない駆動機構により回転する駆動ロール1
0と、電気メツキ槽1内の、電極板5,5および
6,6の下端付近に配置された、帯状電気伝導体
8の移動方向を上方に向つて反転させるための2
つのシンクロール11,11とにかけ回されてい
る。コンダクタロール9は、電源7の陰極側に接
続されており、これによつて、電極板5,5およ
び6,6と帯状電気伝導体8との間にもメツキ電
流が流れる。 電気メツキ槽1の上方に配置されたコンダクタ
ロール9と駆動ロール10との間には、コンダク
タロール9と駆動ロール10との間を移動する帯
状電気伝導体8の表面に生成したメツキ層を剥離
して除去するための、上下1対のナイフエツジ1
2等からなるメツキ皮膜除去機構13が設けられ
ている。帯状電気伝導体8は、位置調整機14に
より、鋼ストリツプ4の両端との間の間隔を制御
し得るように、鋼ストリツプ4の両端に向けて移
動可能になつている。 電気メツキ槽1の上方に配置されたコンダクタ
ロール9および駆動ロール10と、電気メツキ槽
1内に配置されたシンクロール11,11とにか
け回された無端の帯状電気伝導体8,8の各々
は、駆動ロール10の回転によつて、所定速度で
連続的にまたは間欠的に循環移動する。 電気メツキ浴が収容され且つ流れている電気メ
ツキ槽1内を下方に次いで上方に向つて移動する
鋼ストリツプ4は、1対の電極板5,5および
6,6の間を通過する間に電気メツキされる。こ
のとき、鋼ストリツプ4の幅方向両端の各々に近
接して配置された帯状電気伝導体8と電極板5,
5および6,6との間にも、電源7からの電流が
流れる。従つて、従来のように、鋼ストリツプ4
の両端部に集中していた電流は、帯状電気伝導体
8に集められ、かくして、鋼ストリツプ4の両端
部に生ずるオーバーコートは防止される。 帯状電気伝導体8に生成したメツキ皮膜は、帯
状電気伝導体8の循環移動により、電気メツキ槽
1の上方に設けられたメツキ皮膜除去機構13に
おいて除去される。また、帯状電気伝導体8は、
位置調整機構14によつて、鋼ストリツプ4の蛇
行に追従し、その両端面から一定の位置に保たれ
るように、鋼ストリツプ4の幅方向に移動するこ
とができる。 第3図は、この発明の第2実施態様を示す、垂
直型電気メツキ装置を使用して、鋼ストリツプに
連続電気メツキする場合における、前記電気メツ
キ装置の概略縦断面図、第4図はその概略平面図
である。第3図および第4図に示す第2実施態様
の方法は、無端の帯状電気伝導体8,8の各々
が、鋼ストリツプ4の面に対して直角に配置され
ているほかは、第1図および第2図に示した第1
実施態様の方法と同じである。 第5図は、この発明の第3実施態様を示す、水
平型代気メツキ装置を使用して、鋼ストリツプに
連続電気メツキする場合における、前記電気メツ
キ装置の概略縦断面図、第6図はその概略平面図
である。水平型電気メツキ装置は、第5図および
第6図に示すように、水平型電気メツキ槽15の
鋼ストリツプ入側および出側の各々に設けられ
た、電源7の陰極側に接続されているコンダクタ
ロール16,16と、電気メツキ槽15内を移動
中の鋼ストリツプ4の下方に鋼ストリツプ4と平
行に配置された水平な電極板17とからなつてい
る。鋼ストリツプ4は、メツキ浴が収容され且つ
流れている電気メツキ槽15内を水平に移動し、
電極板17の上方を通過する間に、その片面が連
続的に電気メツキされる。 第3実施態様の方法においては、電気メツキ槽
15内に、電極板17の上方を移動中の鋼ストリ
ツプ4の幅方向両端の各々に近接し、鋼ストリツ
プ4の面と同一平面上に且つ鋼ストリツプ4と平
行に、薄鋼板製の幅の短い無端の帯状電気伝導体
8が循環移動可能に配置されている。 帯状電気伝導体8は、電気メツキ槽15の上方
に配置されたコンダクタロール9および駆動ロー
ル10と、電気メツキ槽1内に配置された2つの
シンクロール11,11とにかけ回されている。
コンダクタロール9は、電源7の陰極側に接続さ
れている。 電気メツキ槽15の上方に配置されたコンダク
タロール9と駆動ロール10との間には、帯状電
気伝導体8の表面に生成したメツキ皮膜を剥離し
て除去するための、ナイフエツジ12等からなる
メツキ皮膜除去機構13が設けられている。帯状
電気伝導体8は、位置調整機構14により、鋼ス
トリツプ4の蛇行を追従し、その両端面から一定
の位置に保たれるように、鋼ストリツプ4の幅方
向の移動可能になつている。第3実施態様の方法
の作用は、第1実施態様の方法と同じである。 第7図は片面電気メツキ用の帯状電気伝導体の
一例を示す概略平面図、第8図はその概略断面図
である。第7図および第8図に示す帯状電気伝導
体18は、ステンレス製の網状板18aと、その
一方の面にコーテイングされた弗素樹脂層18b
とからなつている。この帯状電気伝導体18によ
れば、弗素樹脂層18bにはメツキされない。従
つて、メツキ皮膜除去機構13におけるナイフエ
ツジ12は、帯状電気導体18の網状板18a側
にのみ設ければよい。なお、メツキ皮膜除去機構
13によるメツキ皮膜の除去は、ナイフエツジ1
2に限らるものではなく、例えば塩酸等の化学薬
品による除去、または、電気化学的な除去によつ
て行なつてもよい。 〔発明の実施例〕 次に、この発明の実施例により、比較例と共に
説明する。 実施例 1 脱脂、酸洗された幅500mmの鋼ストリツプ4を、
第1図および第2図に示す第1実施態様の方法に
より、電気錫メツキ浴が収容されている垂直型電
気メツキ槽1内を、180mpmの速度で移動させ、
その両表面の各々に錫付着量が10g/m2となるよ
うに、連続的に電気錫メツキした。 帯状電気伝導体8は、幅20mmの鋼帯を使用し、
鋼ストリツプ4の両端の各々から10mmの間隔をあ
けて配置した。帯状電気伝導体8を60mpmの速
度で循環移動させ、その表面に生成した錫メツキ
皮膜を、メツキ槽1の上方に配置されたメツキ皮
膜除去機構13をおいて除去した。 実施例 2 鋼ストリツプ4を片面電気錫メツキし、帯状電
気伝導体として、第7図および第8図に示す、ス
テンレス製の網状板18aとその一方の面にコー
テイングされた弗素樹脂層18bとからなる帯状
電気伝導体18を使用したほかは、実施例1と同
じ方法で連続電気錫メツキした。 実施例 3 脱脂、酸洗された幅500mmの鋼ストリツプ4を、
第3図および第4図に示す第2実施態様の方法に
より、電気錫メツキ浴が収容されている垂直型電
気メツキ槽1内を移動させ、その両表面に連続的
に電気錫メツキした。帯状電気伝導体8は、幅20
mm鋼帯を使用し、鋼ストリツプ4の両端の各々か
ら20mmの間隔をあけて、鋼ストリツプ4と直角に
配置した。鋼ストリツプ4および帯状電気伝導体
8の移動速度、鋼ストリツプ4の錫付着量等は、
実施例1と同じである。 実施例 4 脱脂、酸洗された幅500mmの鋼ストリツプ4を、
第5図および第6図に示す第3実施態様の方法に
より、電気亜鉛メツキ浴が収容されている水平型
電気メツキ槽15内を、100mpmの速度で移動さ
せ、その片面に亜鉛付着量が20g/m2となるよう
に、連続的に電気亜鉛メツキした。 第7図および第8図に示す片面メツキ用の幅20
mmの電気伝導体18を使用し、鋼ストリツプ4の
両端の各々から10mmの間隔をあけて配置した。帯
状電気伝導体18を、50mpmの速度で循環移動
させ、その表面に生成した亜鉛メツキ皮膜を、メ
ツキ槽1の上方に配置されたメツキ皮膜除去機構
13において除去した。 比較例 1 帯状電気伝導体8を設けないほかは、実施例1
と同じ条件で、鋼ストリツプ4に連続的に電気錫
メツキした。 比較例 2 実施例1の条件で鋼ストリツプ4に連続的に電
気錫メツキするに当り、電極板の付近に鋼ストリ
ツプ4の両端から20mmの間隔をあけ、幅20mm、厚
さ1mmの薄鋼板からなる電気伝導体を、鋼ストリ
ツプ4の面と同一平面上に且つ鋼ストリツプ4と
平行に、固定して配置した。 比較例 3 帯状電気伝導体18を設けないほかは、実施例
4と同じ条件で、鋼ストリツプ4に連続的に電気
亜鉛メツキした。 第1表は、上述した実施例1〜4および比較例
193によつて電気メツキされた鋼ストリツプの幅
方向におけるメツキ付着量、オーバーコート発生
防止の程度およびデンドライトの有無を示す表
トリツプを連続電気メツキする際に、金属ストリ
ツプの両端部におけるメツキ量が中央部に比べて
多くなるオーバーコートの生ずることがなく、均
一な表面性状を有するメツキを施すことができる
金属ストリツプの連続電気メツキ方法に関するも
のである。 〔従来技術とその問題点〕 例えば、鋼ストリツプを、電極板が配置された
電気メツキ槽内に連続的に通して電気メツキする
際に、鋼ストリツプの幅方向両端部にメツキのた
めの電流が集中して、両端部のメツキ量が他の部
分よりも多くなる、いわゆるオーバーコートが発
生する。 このように、鋼ストリツプの両端部にオーバー
コートが生ずると、次のような問題が発生する。 (1) ピルドアツプ欠陥 両端部のメツキ量が他の部分よりも多いた
め、このような鋼ストリツプをコイル状に巻い
たり、または、前記鋼ストリツプを所定寸法に
裁断した鋼板を積み重ねると、両端部が盛り上
がるビルドアツプ現象が生じ、オーバーコート
部分のメツキ皮膜同士がこすれ合つて疵が発生
する。 (2) 溶接不良 両端部にオーバーコートの生じているメツキ
鋼板を電気抵抗溶接する場合、溶接条件を一定
とすると、オーバーコート部分は抵抗が小さく
なり発熱量が少なくなる結果、オーバーコート
部分に溶接強度不良が発生する。 (3) 金属粉付着による欠陥 オーバーコートの生じている両端部に、デン
ドライト状の皮膜が成長しやすい。このような
デンドライト状の皮膜は、小さな衝撃でも簡単
に剥離するため、剥離したデンドライト状皮膜
の粉末が鋼ストリツプやロールに付着して、鋼
ストリツプに疵が発生し、また、上記剥離した
部分の塗装不良を招く。 (4) 塗膜密着性不良 メツキされた鋼ストリツプには、塗膜の密着
力を高めるために化成処理が施されるが、この
化成処理を電気的に行なう場合にも、鋼ストリ
ツプの幅方向両端部に化成皮膜が過剰に付着す
るオーバーコートが生ずる。この結果、オーバ
ーコート部の塗膜の密着性不良を招く。 (5) 外観不良 鋼ストリツプの両端部に生じたオーバーコー
ト部分は変色する結果、外観を損ね、商品価値
の低下を招く。 上述のような、オーバーコートが発生する原因
は、次の通りである。即ち、例えば上下1対の電
極板と、前記電極板の間を通る鋼ストリツプとの
間には等電位線が発生するが、この電位が鋼スト
リツプの両端部に回りこむため、この等電位線に
対して直角に流れる電流が両端部に集中する。こ
のように電流が両端部に集中すると、両端部の電
流密度が他と比べて高くなる結果、両端部にオー
バーコートが発生する。 鋼ストリツプ両端部のオーバーコートを防止す
るための手段として、次の方法が知られている。 (1) 電極板の幅の調整 電極板の幅が、鋼ストリツプの幅よりも長い
場合と短い場合とでは、両端部のオーバーコー
ト率が異なる。即ち、電極板の幅が鋼ストリツ
プの幅よりも長い場合は、両端部のメツキ付着
量が増大し、一方、電極板の幅が前記鋼ストリ
ツプの幅よりも短かい場合は、両端部のメツキ
付着量が減少することから、鋼ストリツプの幅
方向に複数個に分割されている電極板の数を調
節して、電極板を、その幅が鋼ストリツプの幅
よりも長い部分と短い部分とによつて構成し、
前記鋼ストリツプをメツキする。 (2) 鋼ストリツプ両端部におけるメツキ電流の遮
断 電極板と鋼ストリツプの両端部との間に、一
般にエツジマスクと呼ばれている電気絶縁物を
配置し、両端部への電流の流れを物理的に遮断
する。 しかしながら、上記(1)の方法によつては、電極
板の幅を鋼ストリツプの幅よりも短かくしても、
鋼ストリツプの両端面のメツキ量は、あまり減少
しない。更に、電極板の幅調整のための、複数個
に分割されている電極板の数に調整作業に多くの
労力が必要とされる問題がある。 また、上記(2)の方法によつては、オーバーコー
トを適確に防止することが困難であり、更に、鋼
ストリツプが蛇行した場合には、鋼ストリツプが
エツジマスクに接触し、鋼ストリツプに傷が発生
したり、エツジマスクが破損する等の問題が発生
する。 〔発明の目的〕 従つて、この発明の目的は、金属ストリツプに
対する連続電気メツキ時に、金属ストリツプの両
端部にオーバーコートが生ぜず、均一な表面性状
を有する品質の優れたメツキ皮膜を形成すること
ができる金属ストリツプの連続電気メツキ方法を
提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明者等は、上述した問題を解決すべく鋭意
研究を重ねた。その結果、金属ストリツプに生ず
るオーバーコートは、金属ストリツプの両端部へ
の電位の廻り込みが原因であるところから、金属
ストリツプの両端部近傍に、補助電極板としての
電気伝導体を配置し、そして、前記電気伝導体を
金属ストリツプと同一極性の電源に接続して、金
属ストリツプのメツキと同時に、前記電気伝導体
もメツキすれば、金属ストリツプの両端部への電
流集中が防止され、両端部のオーバーコートを防
止し得ること、そして、前記電気伝導体の表面に
生成したメツキ皮膜を、連続的または断続的に、
電気メツキ槽の外において除去すれば、メツキに
より電気伝導体に生成しそして剥離したデンドラ
イト状のメツキ皮膜の粉末が金属ストリツプやロ
ールに付着して生ずる製品欠陥の発生を防止し得
ることを知見した。 この発明は、上記知見に基づいてなされたもの
であつて、少なくとも1枚の電極板が配置された
電気メツキ槽内に金属ストリツプを連続的に導
き、前記金属ストリツプが前記電極板に沿つて移
動する間に、その表面に連続的に電気メツキを施
す金属ストリツプの連続電気メツキ方法におい
て、前記電気メツキ槽内の前記少なくとも1枚の
電極板に沿つて移動中の前記金属ストリツプの幅
方向両端に近接し、無端の帯状電気伝導体を、循
環移動可能に配置し、前記帯状電気伝導体と前記
少なくとも1枚の電極板との間に電流を流すこと
によつて、前記金属ストリツプと共に前記帯状電
気伝導体にもメツキを施して、前記金属ストリツ
プの両端部に生ずるオーバーコートを防止し、そ
して、前記帯状電気伝導体に生成したメツキ皮膜
を、前記帯状電気伝導体の循環移動によつて、前
記電気メツキ槽の外において除去することに特徴
を有するものである。 〔発明の構成〕 次に、この発明の図面を参照しながら説明す
る。第1図は、この発明の第1実施態様を示す、
垂直型電気メツキ装置を使用して、鋼ストリツプ
に連続電気メツキする場合における、前記電気メ
ツキ装置の概略縦断面図、第2図はその概略平面
図である。垂直型電気メツキ装置は、第1図に示
すように、垂直型電気メツキ槽1の鋼ストリツプ
入側および出側の上方に設けられたコンダクタロ
ール2,2と、電気メツキ槽1内の下部に設けら
れたシンクロール3と、コンダクタロール2,2
の各々とシンクロール3との間において、電気メ
ツキ槽1内を移動中の鋼ストリツプ4を間にし
て、鋼ストリツプ4と平行に配置された1対の垂
直な電極板5,5と6,6とからなつている。 1対の垂直な電極板5,5および6,6の各々
は、電源7の陽極側に接続され、そして、コンダ
クタロール2,2は、電源7の陰極側に接続され
ている。鋼ストリツプ4は、メツキ浴が収容され
且つ流れている電気メツキ槽1内を下方に次いで
上方に向つて移動し、1対の電極板5,5および
6,6を通過する間に連続的に電気メツキされ
る。 この発明においては、電気メツキ槽1内に、1
対の垂直な電極板5,5および6,6の各々の間
を移動中の鋼ストリツプ4の幅方向両端に近接
し、鋼ストリツプ4の面と同一平面上に且つ鋼ス
トリツプ4と平行に、薄鋼板製の幅の短い無端の
帯状電気伝導体8,8が循環移動可能に配置され
ている。 帯状電気伝導体8,8の各々は、電気メツキ槽
1の上方に配置されたコンダクタロール9および
図示しない駆動機構により回転する駆動ロール1
0と、電気メツキ槽1内の、電極板5,5および
6,6の下端付近に配置された、帯状電気伝導体
8の移動方向を上方に向つて反転させるための2
つのシンクロール11,11とにかけ回されてい
る。コンダクタロール9は、電源7の陰極側に接
続されており、これによつて、電極板5,5およ
び6,6と帯状電気伝導体8との間にもメツキ電
流が流れる。 電気メツキ槽1の上方に配置されたコンダクタ
ロール9と駆動ロール10との間には、コンダク
タロール9と駆動ロール10との間を移動する帯
状電気伝導体8の表面に生成したメツキ層を剥離
して除去するための、上下1対のナイフエツジ1
2等からなるメツキ皮膜除去機構13が設けられ
ている。帯状電気伝導体8は、位置調整機14に
より、鋼ストリツプ4の両端との間の間隔を制御
し得るように、鋼ストリツプ4の両端に向けて移
動可能になつている。 電気メツキ槽1の上方に配置されたコンダクタ
ロール9および駆動ロール10と、電気メツキ槽
1内に配置されたシンクロール11,11とにか
け回された無端の帯状電気伝導体8,8の各々
は、駆動ロール10の回転によつて、所定速度で
連続的にまたは間欠的に循環移動する。 電気メツキ浴が収容され且つ流れている電気メ
ツキ槽1内を下方に次いで上方に向つて移動する
鋼ストリツプ4は、1対の電極板5,5および
6,6の間を通過する間に電気メツキされる。こ
のとき、鋼ストリツプ4の幅方向両端の各々に近
接して配置された帯状電気伝導体8と電極板5,
5および6,6との間にも、電源7からの電流が
流れる。従つて、従来のように、鋼ストリツプ4
の両端部に集中していた電流は、帯状電気伝導体
8に集められ、かくして、鋼ストリツプ4の両端
部に生ずるオーバーコートは防止される。 帯状電気伝導体8に生成したメツキ皮膜は、帯
状電気伝導体8の循環移動により、電気メツキ槽
1の上方に設けられたメツキ皮膜除去機構13に
おいて除去される。また、帯状電気伝導体8は、
位置調整機構14によつて、鋼ストリツプ4の蛇
行に追従し、その両端面から一定の位置に保たれ
るように、鋼ストリツプ4の幅方向に移動するこ
とができる。 第3図は、この発明の第2実施態様を示す、垂
直型電気メツキ装置を使用して、鋼ストリツプに
連続電気メツキする場合における、前記電気メツ
キ装置の概略縦断面図、第4図はその概略平面図
である。第3図および第4図に示す第2実施態様
の方法は、無端の帯状電気伝導体8,8の各々
が、鋼ストリツプ4の面に対して直角に配置され
ているほかは、第1図および第2図に示した第1
実施態様の方法と同じである。 第5図は、この発明の第3実施態様を示す、水
平型代気メツキ装置を使用して、鋼ストリツプに
連続電気メツキする場合における、前記電気メツ
キ装置の概略縦断面図、第6図はその概略平面図
である。水平型電気メツキ装置は、第5図および
第6図に示すように、水平型電気メツキ槽15の
鋼ストリツプ入側および出側の各々に設けられ
た、電源7の陰極側に接続されているコンダクタ
ロール16,16と、電気メツキ槽15内を移動
中の鋼ストリツプ4の下方に鋼ストリツプ4と平
行に配置された水平な電極板17とからなつてい
る。鋼ストリツプ4は、メツキ浴が収容され且つ
流れている電気メツキ槽15内を水平に移動し、
電極板17の上方を通過する間に、その片面が連
続的に電気メツキされる。 第3実施態様の方法においては、電気メツキ槽
15内に、電極板17の上方を移動中の鋼ストリ
ツプ4の幅方向両端の各々に近接し、鋼ストリツ
プ4の面と同一平面上に且つ鋼ストリツプ4と平
行に、薄鋼板製の幅の短い無端の帯状電気伝導体
8が循環移動可能に配置されている。 帯状電気伝導体8は、電気メツキ槽15の上方
に配置されたコンダクタロール9および駆動ロー
ル10と、電気メツキ槽1内に配置された2つの
シンクロール11,11とにかけ回されている。
コンダクタロール9は、電源7の陰極側に接続さ
れている。 電気メツキ槽15の上方に配置されたコンダク
タロール9と駆動ロール10との間には、帯状電
気伝導体8の表面に生成したメツキ皮膜を剥離し
て除去するための、ナイフエツジ12等からなる
メツキ皮膜除去機構13が設けられている。帯状
電気伝導体8は、位置調整機構14により、鋼ス
トリツプ4の蛇行を追従し、その両端面から一定
の位置に保たれるように、鋼ストリツプ4の幅方
向の移動可能になつている。第3実施態様の方法
の作用は、第1実施態様の方法と同じである。 第7図は片面電気メツキ用の帯状電気伝導体の
一例を示す概略平面図、第8図はその概略断面図
である。第7図および第8図に示す帯状電気伝導
体18は、ステンレス製の網状板18aと、その
一方の面にコーテイングされた弗素樹脂層18b
とからなつている。この帯状電気伝導体18によ
れば、弗素樹脂層18bにはメツキされない。従
つて、メツキ皮膜除去機構13におけるナイフエ
ツジ12は、帯状電気導体18の網状板18a側
にのみ設ければよい。なお、メツキ皮膜除去機構
13によるメツキ皮膜の除去は、ナイフエツジ1
2に限らるものではなく、例えば塩酸等の化学薬
品による除去、または、電気化学的な除去によつ
て行なつてもよい。 〔発明の実施例〕 次に、この発明の実施例により、比較例と共に
説明する。 実施例 1 脱脂、酸洗された幅500mmの鋼ストリツプ4を、
第1図および第2図に示す第1実施態様の方法に
より、電気錫メツキ浴が収容されている垂直型電
気メツキ槽1内を、180mpmの速度で移動させ、
その両表面の各々に錫付着量が10g/m2となるよ
うに、連続的に電気錫メツキした。 帯状電気伝導体8は、幅20mmの鋼帯を使用し、
鋼ストリツプ4の両端の各々から10mmの間隔をあ
けて配置した。帯状電気伝導体8を60mpmの速
度で循環移動させ、その表面に生成した錫メツキ
皮膜を、メツキ槽1の上方に配置されたメツキ皮
膜除去機構13をおいて除去した。 実施例 2 鋼ストリツプ4を片面電気錫メツキし、帯状電
気伝導体として、第7図および第8図に示す、ス
テンレス製の網状板18aとその一方の面にコー
テイングされた弗素樹脂層18bとからなる帯状
電気伝導体18を使用したほかは、実施例1と同
じ方法で連続電気錫メツキした。 実施例 3 脱脂、酸洗された幅500mmの鋼ストリツプ4を、
第3図および第4図に示す第2実施態様の方法に
より、電気錫メツキ浴が収容されている垂直型電
気メツキ槽1内を移動させ、その両表面に連続的
に電気錫メツキした。帯状電気伝導体8は、幅20
mm鋼帯を使用し、鋼ストリツプ4の両端の各々か
ら20mmの間隔をあけて、鋼ストリツプ4と直角に
配置した。鋼ストリツプ4および帯状電気伝導体
8の移動速度、鋼ストリツプ4の錫付着量等は、
実施例1と同じである。 実施例 4 脱脂、酸洗された幅500mmの鋼ストリツプ4を、
第5図および第6図に示す第3実施態様の方法に
より、電気亜鉛メツキ浴が収容されている水平型
電気メツキ槽15内を、100mpmの速度で移動さ
せ、その片面に亜鉛付着量が20g/m2となるよう
に、連続的に電気亜鉛メツキした。 第7図および第8図に示す片面メツキ用の幅20
mmの電気伝導体18を使用し、鋼ストリツプ4の
両端の各々から10mmの間隔をあけて配置した。帯
状電気伝導体18を、50mpmの速度で循環移動
させ、その表面に生成した亜鉛メツキ皮膜を、メ
ツキ槽1の上方に配置されたメツキ皮膜除去機構
13において除去した。 比較例 1 帯状電気伝導体8を設けないほかは、実施例1
と同じ条件で、鋼ストリツプ4に連続的に電気錫
メツキした。 比較例 2 実施例1の条件で鋼ストリツプ4に連続的に電
気錫メツキするに当り、電極板の付近に鋼ストリ
ツプ4の両端から20mmの間隔をあけ、幅20mm、厚
さ1mmの薄鋼板からなる電気伝導体を、鋼ストリ
ツプ4の面と同一平面上に且つ鋼ストリツプ4と
平行に、固定して配置した。 比較例 3 帯状電気伝導体18を設けないほかは、実施例
4と同じ条件で、鋼ストリツプ4に連続的に電気
亜鉛メツキした。 第1表は、上述した実施例1〜4および比較例
193によつて電気メツキされた鋼ストリツプの幅
方向におけるメツキ付着量、オーバーコート発生
防止の程度およびデンドライトの有無を示す表
以上述べたように、この発明によれば、金属ス
トリツプに対する連続電気メツキ時に、金属スト
リツプの両端部にオーバーコートが生ぜず、均一
な表面性状を有する品質の優れたメツキ皮膜を形
成することができる工業上優れた効果がもたらさ
れる。
トリツプに対する連続電気メツキ時に、金属スト
リツプの両端部にオーバーコートが生ぜず、均一
な表面性状を有する品質の優れたメツキ皮膜を形
成することができる工業上優れた効果がもたらさ
れる。
第1図はこの発明の第1実施態様を示す、垂直
型電気メツキ装置を使用して鋼ストリツプに連続
電気メツキする場合における前記電気メツキ装置
の概略縦断面図、第2図はその概略平面図、第3
図はこの発明の第2実施態様を示す、垂直型電気
メツキ装置を使用して鋼ストリツプに電気メツキ
する場合における前記電気メツキ装置の概略縦断
面図、第4図はその概略平面図、第5図はこの発
明の第3実施態様を示す、水平型電気メツキ装置
を使用して鋼ストリツプに連続電気メツキする場
合における前記電気メツキ装置の概略縦断面図、
第6図はその概略平面図、第7図はこの発明に使
用される片面電気メツキ用の帯状電気伝導体の一
例を示す概略平面図、第8図はその概略断面図、
第9図は本発明の実施例と比較例の、鋼ストリツ
プの幅方向におけるメツキ付着量の分布を示すグ
ラフである。図面において、 1……垂直型電気メツキ槽、2……コンダクタ
ロール、3……シンクロール、4……鋼ストリツ
プ、5,6……電極板、7……電源、8……帯状
電気伝導体、9……コンダクタロール、10……
駆動ロール、11……シンクロール、12……ナ
イフエツジ、13……メツキ皮膜除去機構、14
……位置調整機構、15……水平型電気メツキ
槽、16……コンダクタロール、17……電極
板。
型電気メツキ装置を使用して鋼ストリツプに連続
電気メツキする場合における前記電気メツキ装置
の概略縦断面図、第2図はその概略平面図、第3
図はこの発明の第2実施態様を示す、垂直型電気
メツキ装置を使用して鋼ストリツプに電気メツキ
する場合における前記電気メツキ装置の概略縦断
面図、第4図はその概略平面図、第5図はこの発
明の第3実施態様を示す、水平型電気メツキ装置
を使用して鋼ストリツプに連続電気メツキする場
合における前記電気メツキ装置の概略縦断面図、
第6図はその概略平面図、第7図はこの発明に使
用される片面電気メツキ用の帯状電気伝導体の一
例を示す概略平面図、第8図はその概略断面図、
第9図は本発明の実施例と比較例の、鋼ストリツ
プの幅方向におけるメツキ付着量の分布を示すグ
ラフである。図面において、 1……垂直型電気メツキ槽、2……コンダクタ
ロール、3……シンクロール、4……鋼ストリツ
プ、5,6……電極板、7……電源、8……帯状
電気伝導体、9……コンダクタロール、10……
駆動ロール、11……シンクロール、12……ナ
イフエツジ、13……メツキ皮膜除去機構、14
……位置調整機構、15……水平型電気メツキ
槽、16……コンダクタロール、17……電極
板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1枚の電極板が配置された電気メ
ツキ槽内に金属ストリツプを連続的に導き、前記
金属ストリツプが前記電極板に沿つて移動する間
に、その表面に連続的に電気メツキを施す金属ス
トリツプの連続電気メツキ方法において、 前記電気メツキ槽内の前記少なくとも1枚の電
極板に沿つて移動中の前記金属ストリツプの幅方
向両端に近接し、無端の帯状電気伝導体を、循環
移動可能に配置し、前記帯状電気伝導体と前記少
なくとも1枚の電極板との間に電流を流すことに
よつて、前記金属ストリツプと共に前記帯状電気
伝導体にもメツキを施して、前記金属ストリツプ
の両端部に生ずるオーバーコートを防止し、そし
て、前記帯状電気伝導体に生成したメツキ皮膜
を、前記帯状電気伝導体の循環移動によつて、前
記電気メツキ槽の外において除去することを特徴
とする金属ストリツプの連続電気メツキ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26187085A JPS62124291A (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 金属ストリツプの連続電気メツキ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26187085A JPS62124291A (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 金属ストリツプの連続電気メツキ方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62124291A JPS62124291A (ja) | 1987-06-05 |
| JPH0225440B2 true JPH0225440B2 (ja) | 1990-06-04 |
Family
ID=17367898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26187085A Granted JPS62124291A (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 | 金属ストリツプの連続電気メツキ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62124291A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2551092B2 (ja) * | 1988-03-15 | 1996-11-06 | 日本鋼管株式会社 | 電気鍍金ラインにおける金属帯の端部過鍍金防止方法及び装置 |
-
1985
- 1985-11-21 JP JP26187085A patent/JPS62124291A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62124291A (ja) | 1987-06-05 |
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