JPH0225499A - 鳥類由来生理活性ペプチド - Google Patents

鳥類由来生理活性ペプチド

Info

Publication number
JPH0225499A
JPH0225499A JP63173739A JP17373988A JPH0225499A JP H0225499 A JPH0225499 A JP H0225499A JP 63173739 A JP63173739 A JP 63173739A JP 17373988 A JP17373988 A JP 17373988A JP H0225499 A JPH0225499 A JP H0225499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chanp
amino acid
peptide
anp
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63173739A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Matsuo
壽之 松尾
Kenji Sagawa
賢治 寒川
Atsuo Miyata
宮田 篤郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP63173739A priority Critical patent/JPH0225499A/ja
Publication of JPH0225499A publication Critical patent/JPH0225499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は、鳥類由来の利尿作用、ナトリウム利尿作用及
び降圧作用を有する新規な生理活性ペプチドに関する。
〔従来の技術〕
哺乳類の心房組織において合成・貯蔵・分泌されるホル
モンである心房性ナトリウム利尿活性ペプチド(ANP
)は、体液及び血圧の恒常性を調節している物質である
。近年、哺乳類(ヒト、ラット等)ANPの研究により
、ANPはまず心房で126残基からなるγ−ANPと
して生合成され、次にプロセッシング酵素によりT−八
NPのC末端の28残基からなるα−ANPが生じ、こ
れが血液を循環していることが明かになった(de B
ol’d、A、J、。
5cience、230,767−770,1985;
 Cantin、 M、及びGerres t、 J 
、 、 [1ndocrine” Reviews +
 6 + 107−12L 1985 ;Matsuo
、M、及びNakazato、ft、、Endocri
nology andMetabolism  C11
nics  of  North  America、
16+八trialNatriuretic Fact
er(eds Rosenblatt、M、 andJ
acobs、J、W、)+p、43−61) 、 A 
N Pのアミノ酸配列はげっ歯頚からヒトまで哺乳類動
物において広い範囲で類似している。特に、α−ANP
はヒト、イヌ、及びブタを含む高等動物においては同一
の配列(identical form)を持つ物質と
して見いだされた。また、げっ歯頚においても、1個の
アミノ酸が異なるのみである(Kangawa、 K、
及びMatuo、It。
B iochem、 Biophys、 Res、Co
mmun 、 、 118.131−139.1984
 ;Flynn、T、G、、de Bold、M几、及
びde Bold A、J。
Biochem、 Biophys 、 Res、Co
mmun、 、 147.859−865.1983 
;Oikawa、S、等+ Biochem、Biop
hys、Res、Commun、 + 132+862
−898,1985; Nemer、M等Nature
、 312,654−656゜1984; Ong、H
,、Life Sci、、 3B、13094315.
1986;Seidman、、C,E、、等、 5ci
ence、 226.1206−1209.1984)
一方、組織学的または薬理学的研究により、哺乳類でな
い動物の心房又は心室においてもANP様物質が存在す
ることが示唆されている(de Bold八、J、、 
等、Can、J、Physiol、Pharmacol
、、61+127−130+1983:Benscom
e、S、A、及びBerger、J、M、、 Meth
odsand Achievements in Ex
perimental Pathology。
vol、5.173−213.1971)。特に、鳥類
のうちニワトリに関しては、免疫組織化学的または生物
活性的にいくつかのデータが示されて、おり、ニワトリ
由来のA N P (chANP)は哺乳類のものとは
異なることが示唆されていた(Benscome、 S
、八、及びBerger、J。
M、、Methods and Achievemen
ts in ExperimentalPatholo
gy、 vol、5.173−213,1971;de
 Bold、A、J。
及び5alerno、T、A、 、Can、J、Phy
siol、Pharmacol。
61.127−130,1983; Gregg、C,
M、及び−tdeman、 Jr −+11、F、、八
m、J、Physio1.,251,543−551.
1985;Chapeau。
C,、Gutkrvska、 J、及びCantin、
M、、J、Histochem。
Cytochem、 、 33.541−550.19
86>。これらのことから、鳥類にニワトリ)にもAN
P様物質が存在すると考えられるが、その構造について
はヒトA、NPと異なる可能性が指摘されているだけで
未だ明らかではなかった。
〔発明が解決すべき課題〕
そこで本発明者らは、哺乳類(ヒ))ANPと同様な単
離方法を用いて、ヒヨコ直腸弛緩活性を指標として、ニ
ワトリ心臓由来のANPについて鋭意探求した結果、利
尿作用、ナトリウム利尿作用、更に血圧降下作用を有す
る新規な生理活性ペプチド、すなわち29アミノ酸残基
からなるペプチド(α−chANP)及びそれをC末端
に有し116アミノ酸残基からなるペプチドであるニワ
トリANP ’ (r−chANP)を見いだし、単離
・精製し、その構造を決定することに成功した。更に、
これらのペプチドに対応するcDNAのクローニングに
も成功し、このcDNAを解析することによりchAN
P前駆体の構造を決定し本発明を完成した。従って、本
発明は哺乳類動物のANPとその構造が似ているが、し
かし、それらとは明確に区別される新規生理活性ペプチ
ドを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 1、  chANPの製造 本発明における生理活性物質はニワトリの心臓組織を適
当な酸性溶媒、例えば、酢酸或は塩酸含有酢酸などの中
でホモジネートし、Currie等の方法(Curri
e等、Nature、2’21.1−13.1983)
に従いヒヨコ直腸標本弛緩活性を指標として、遠心分離
、アセ1〜ン沈澱、溶媒抽出、限外濾過、ゲル濾過、吸
着クロマトグラフィーなど、ペプチドの精製に常用され
る各種処理及びα−chANP抗体を用いたラジオイム
ノアッセイ (RIA)等を適宜組み合わせてペプチド
を分離することにより得られる。本発明では、第2図に
示すように、分子量3K及び12にダル]・ンに相当す
る部分にヒヨコ直腸標本弛緩活性が認められた。
A、α−chANP 分子量3にの両分についてイオン交換及び逆相高速液体
クロマトグラフィー(IIPI、C)を用いて精製する
。この両分における生理活性物質はアミノ酸分析の結果
、アミノ酸数が29であり、α−chANPと命名され
た。さらに、該生理活性ペプチドの構造(アミノ酸配列
)が明かであれば、さらに工業的に得るには化学合成法
を用いるのがより有利であることは言うまでもない。本
発明のα−chANPは、ペプチドの合成に常用される
同相法または液相法により製造することができる。例え
ば、メリフィールド等の固相合成法によりcJ+ANP
を合成することができる。この方法を本発明に適用する
場合、α−アミノ基はいずれのアミノ酸残基についても
tert−ブチルオキシカルボニル基(Boc基)で保
護し、アルギニンのグアニジノ基はトシル基(Tos基
)で、セリンの水酸基はベンジル基(Bzl基)で、ア
スパラギン酸のβ−カルボン酸基はO−ベンジル基(0
−Bzl基)で各々保護することが好適である。
まず、C末端アミノ酸であるアスパラギンの保護誘導体
; Boc−Asnをクロロメチルポリスチレン樹脂に
導入し、以後、順次アミノ酸を延長して保護chANP
−樹脂を合成し、これをフン化水素で処理することによ
り保護chANPを樹脂から切断し、同時に脱保護し、
これを還元することにより、Cys723−(S−Ac
m)−chANP(八cmはシスティンのチオール基を
保護するアセトアミドメチル基である)を得ることがで
きる。次に、これをヨウ素で酸化することによりチオー
ル保護基S−Acm−Bocを脱離せしめると同時に7
位及び23位のシスティンのチオール基による分子内ジ
スルフィド結合を形成させることにより、粗合成chA
NPが得られ、逆相及びイオン交換HPLC等を用いて
精製することにより、目的とするα−chANPを得る
ことができる。
B、   r−chANP 前記12にの両分について、イオン交換及び逆相高速液
体クロマトグラフィー(IIPLc)による精製後、更
にα−chANP抗体を用いた免疫親和性クロマ1−グ
ラフィを用いて精製する。精製に際して、生理活性分画
の検出はα−chANP抗体を用いたRIAによって行
う。この両分における生理活性物質はアミノ酸分析の結
果、アミノ酸数が116であり、γ−chANPと命名
された。
1 ) chANP抗血清の調製 α−chANP’ (5−29) (4■)をグルタル
アルデヒドによりウシ・サイログロブリン(thyro
g Iobu I 1n)(8■)と結合させ、抗原と
して用いた。本抗原溶液を等量のFreund’s a
djubantと混合し、これをニューシーラント白ウ
サギに皮肉注射して免疫し、抗血清を得る。
2)イムノアフィニティ・クロマトグラフィー(免疫親
和性クロマトグラフィー) 上記方法で得られた2mlの抗血清より、プロティンA
−セファロースCL−4B(ファルマシア社製)カラム
を用いてイムノグロブリンGOgG)分画を調製する。
これを更に0.1Mリン酸ナトリウムバッフy−(p)
17.4)中でAFFI−GRLIO(Bio−Rad
)(2,5m1)に結合させ、chANP抗体結合樹脂
としてクロマトグラフィーに用いる。次に、サンプルを
0.1Mリン酸ナトリウムバッファー(pH7,4>に
溶かし、該カラムにかけ(総量2.2m1)、同緩衝液
で洗浄する。吸着物は10%CI1.CNを含有する1
M酢酸で溶出させる。
3)ラジオイムノアッセイ (RI A)α−chAN
P (10,17g)を0.4M酢酸ナトリウム緩衝液
に熔解し、Na I′25存在下ラクトパーオキシダー
ゼ法(Y、M、Yachi、J、ll、Vaituka
itis、E。
N1eschla、 M、B、I、1psett、 J
、CI in、Endocrinal、 + 3423
−28.1972)により、1125−標識α−chA
t什を合成し、HPLCで精製後、トレーサーとして用
いる。
上記抗血清及びトレーサーを用いて、常法に従いRIA
系を確立した。本性により0.5 fmol / tu
beのchANPを測定可能である。
後記実施例で述べるように、酸性溶媒抽出における総c
hANP免疫活性を有する部分の殆どがγ−chANP
であることから、哺乳類ANPと同様にT型で貯蔵され
ており、α−chANPがホルモンとして必要な時にま
ず前駆体からT型がプロセ・ノシングされ、次にα型に
変換されて分泌されると考えられる(第14図参照)。
2、chANPの構造 A1本発明における新規生理活性物質chANPは第1
図に示すアミノ酸配列を有する;γ−chANP(1−
116位)、α−chANP (88−116位)。
B0分子量:  3000ダルトン(α−chANP)
12000ダルトン(r −chANP)C9酸性・中
性・塩基性の区別:塩基性り、アミノ酸の組成(アミノ
酸分析による;γ^NP、第1表参照) E、アミノ酸の比較 1  )  α−chANP 特にANP活性に必要と考えられるシスティン残基間の
17アミノ酸残基においては僅かに4カ所、すなわちラ
ットANPの10位のグリシンがアルギニンに、17位
のアラニンがセリンに、18位のグルタミン酸がロイシ
ンに、21位のロイシンがメチオニンに変わっているの
みである。
また、ヒトANPとは5カ所、すなわち前記のほかにh
ANPの12位のメチオニンがイソロイシンに変わって
いる。これは、活性発現に必須なシスティン残基間の配
列が鳥類及び哺乳類においても保持されていて、この部
分が利尿作用を有するために重要であることを強く示す
るものである。
一方、chANPのN末端及びC末端部分においては哺
乳類の配列と異なる特徴がみられる。すなわち、3位の
アスパラギンは哺乳類においては見られず、また、哺乳
類ANPにおいてはその活性を示すのに必要不可欠であ
ると考えられるC末端部分の配列; Asn−3Asn
−3er−Phe−Ar A<Asn−Gly−3er
Arg−Lys−Asnに変わっている(第1図参照)
α−chANPは哺乳類ANPとの相同性は認められる
が、分子全体の構造としてはかなりの相違がみられる。
2 )  r −chANP γ−chANPのC末端部(88−116)がα−ch
ANP構造に対応し、心臓貯蔵型γ−chANPから血
液循環型α−chANPが生合成される可能性を示す点
で、哺乳類のγ−ANP/α−ANP相対関係と類似し
た分子構造を示す。しかし、第15図に示すように、r
 −ANPとγ−chANPの構造類似性はC末端部(
α−chANP部位)に顕著にみられること、及びN末
端Asn−Pro 、。
Pro(86)−Arg(87)が共通であること以外
には両者の全体的な相同性はあまり高くない。Asn−
LeuSer(5−7)、八5n−Gly−5er(1
11−113)に糖付加可能なアミノ酸配列がみられる
が、r −chANPにおいて糖鎖の存在は認められな
い。
以上まとめると、α−chANP及びγ−chANPの
アミノ酸配列は次の様に表わされる。
X−Met−Met−八rg−Asp−3er−Gly
^rg−Lys−八sn 上記アミへ酸配列において、α−chANPではXは存
在せず、そしてγ−chANPではXは次のアミノ酸配
列: Asn−Pro−11e−Tyr−へ5n−Leu−S
er−Pro−八la−LysGlu−Leu−Ala
−3er−Met−Glu−Ala−Leu−Leu−
G]、uへrg−Leu−Glu−Asp−Lys−P
he−Ala−Leu−11e−Glu八Iへ−Leu
−Glu−3er−Asn−Pro−Asp−Leu−
Gin−GluPro−Gln−Thr−Gln−Gl
u−Glu−I Ie−Pro−Pro−GluLeu
−Thr−Asp−Asp−5er−Asp−Glu−
Gln−Lys−Ala−Glu−Pro−Lys−L
eu−Ala−3er−Asn−Thr−Pro−Le
uSer−Tyr−八rg−Asn−Pro−Phe−
Leu−Lys−八rg−LeaArg−Gly−Va
l−Gln−Met−Pro−Argを表わす。
3、chANPcDNAの単離 ニワトリの心臓より、常法に従い、全RNAを調製、続
いてoligo(dT)セルロースカラムを用い、po
ly (A) +RNAを調製する。次に、ここで得ら
れたpoly (A) +RNAを用い、Gubler
らの方法(Gubler、U、& Hoffman、B
、J、、Gene+25.2630983)に従い、c
DNAを作製する。次に、EcoRTアダプターを結合
させた後、その一部分(70ngのポリ (A)+RN
Aに相当)を予めEcoRI処理し、脱リン酸化したλ
gt 10 DNA(Promega Biotec)
 とライゲーションを行う。ライゲーション後、その半
分をGigapace Plus(Stratagen
e)を用いた1nvitroパツケージングによりライ
ブラリーを作製する。次に、ここで得られたcDNAラ
イブラリーより目的とするchANPcDNAを単離す
るためにphosphoramidite法(Beau
cage、S、L、及びCaruthers。
M、H,、Tetrahedron L’ett、、 
22.1859−1862.1981)を用いて、3つ
のオリゴデオキシヌクレオチドプローブ(プローブIa
、プローブIb、プローブ■)を作製する(第11図参
照)。次に、各プローブの3゛末端を(α−32P) 
dCTP (2−5XX107cp/pmol)を用い
て放射標識を行い、ブラークハイフ゛リダイセーション
によりcDNへのスクリーニングすることにより、ニワ
トリ心臓から精製したchANPに対応する単一なcD
NAクローンを得ることができる。
4、 chANPのcDNA解析 得られた単一なりローンより常法に従いプラスミドを単
離し、種種の制限酵素で切断して、cDNAの制限酵素
地図を作成する。次に、このcDNAのDNA塩基配列
を決定するために、まず種種の制限酵素で切断したcD
NA断片をM13ファージにサブクローニングし、各ク
ローンのcDNA部分のDNA塩基配列を2゛ −デオ
キシ−7−ジアザ−GTPを用いた7−ゾアザシークエ
ンスキソト(宝酒造)により決定する。また、5゛末端
部位における転写開始点はブライマー伸張法(prim
er extnsion ;Maniatis、T、等
、MolecularCloning:A labor
atorymanual+cold Sprig Ha
rbor Laboratory+New York。
1987、Nakayama、に、等、Nature、
310.699−701.1984)により決定するこ
とができる。
5、chANPの薬理学的性質 本発明のペプチドchANPは利尿作用、ナトリウム利
尿作用及び降圧作用を有する。なお、本発明においてナ
トリウム利尿とは、カリウムイオンに対してナトリウム
イオンを選択的に排出する利尿をいう。
〔試験方法〕
雄性SD系ラット(体重300〜400 g )にベン
トハルビタール60.7kgを腹腔的投与により麻酔す
る。気道確保のため、気管カニユーレ(PH−240C
1ay−Adams)を施し、股動脈に血圧測定用の動
脈カニユーレ(PH−50)を挿入し、股静脈にリンゲ
ル液投与用の静脈カニユーレ(PH−50)を挿入する
この静脈カニユーレを通して1.2ml/hrの速度で
定常注入(constant 1nfusion)を行
う。シラステインク・チューブ(内径0602インチ、
外径0.03フインチ、ダウコーニング社製)の膀胱カ
ニユーレより試験管内に採尿し、この採尿は被験物質を
投与する前15分間と投与後5分間又はその後経時的に
行い、この尿試料の分析値を比較することにより被験物
質の作用を測定する。
被験物質fANPは、その所定量を0. I N酢酸に
溶解した後、1/10容量の1.3 M )リス酢酸溶
液で中和する。これを50μIの滅菌生理食塩水で希釈
し、頚静脈から投与する。対照としては公知のナトリウ
ム利尿剤であるヒI−ANP(α−hANP)を用いて
いる。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実l側0エ ニ l−1ゝ か゛のANPの製 90羽のニワトリの心臓(720g)を摘出し、細断し
た後、プロテアーゼを不活化させるために7容量の沸騰
水で5分間処理した。冷却後、酢酸及び塩酸を加え、酢
酸の最終濃度をIM、塩酸のそれを20mMとした。処
理した組織をポリトロンミキサーを用いて4℃にてホモ
ジナイズし、2400 Xgで30分間遠心分離後、6
6%アセトンにより沈澱させた。沈澱物除去後、上滑を
濃縮し=愈世た。得られた濃縮物を0.5M酢酸に溶か
し、C18シリカゲルカラム(32x 500m、C−
5ORB SPW−C−ODSChemco)にかけた
。3倍量の0.58M酢酸で洗浄後、濃縮物を0.1%
トリフルオロ酢酸(TFA)を含有する60%アセトニ
トリル(C)I 、Ct+)で溶出させた。溶出液を濃
縮後、再び1M酢酸に溶かし、1M酢酸で平衡化したS
P−セファデックスC−25カラム(H+−form、
1. 6 x60an、10m1)を用いたイオン交換
クロマトグラフィーにかけた。1M酢酸、2mピリジン
、及び2Mピリジン−酢酸(pH5,0)により連続的
に溶出させ、各溶液における溶出液sp−r 、sp−
n、及びsp−mを得た。凍結乾燥後、ヒヨコ直腸標本
弛緩作用を有し塩基性ペプチドを含むSP−■両分(乾
燥重量269.9■)をセファデックスG−50カラム
(fine、 1.8 ×135cm、ファルマシア)
を用いたゲル濾過(溶媒;1M酢酸、流速; 7.5 
ml / hr、画分サイズ; 5 ml / tub
e)にかけた。次に、各分画をヒヨコ直腸標本弛緩作用
を活性指標としてアッセイしたところ、分子量3K及び
12にダルトンに相当する部分に該作用が認められた(
第2図A、B参照)。
1)前記作用を有する両分のうち分子量の小さい領域に
あたるフラクションff155−62 (総量21.5
mg)について精製を行うために、該フラクションを凍
結乾燥後、TSKCM−25Wカラム(7,6X 30
(in、東ソー)を用いたイオン交換逆相高速液体クロ
マトグラフ イー (HPI、C) C溶媒;A ; 
10mM HCOONII4(pH6,6)  : C
H3CN =90 : 10(v/v)、BRIMHC
OON)l、(pH6,6)  : CH3CN =9
0 : 10(v/v)、直線濃度勾配(時間)A−B
;140分、流速;2.Oml/hr、画分サイズ; 
5ml/1ube) )にかけた。溶出時間が70〜7
6分である活性画分(第3図矢印部分)を集め、更にC
hmcosorb 30DS−Hカラム(8,0×75
鰭、chemco)を用いた逆相HP L Cにかけ精
製した(溶媒: 1lzO: CH3CN  : 10
%TFA= (A) 90:10:1、(B ) 40
 : 60 : 1 (v/v)、流速i2.oml/
hr、直線濃度配(時間)A−B;120分)。最後に
、最終精製として溶出時間が34分である活性画分(第
4図A星印部分)を219Tp54フエニルカラム(4
,6X 250mm、Vydac社製)を用いた逆相H
PLCを用イテ精製した(溶媒;H2O:CH3CN 
 :t。
%TFA−(A) 90 : 10 : 1、(B) 
40:60: 1(v/v)、流速; 1. Oml 
/hr、直線濃度勾配(時間)A→B;  120分)
(第4図B参照)。
後記実施例において示すように、精製された両分におけ
るペプチドは、アミノ酸分析及びアミノ酸配列決定によ
りそのアミノ酸数が29のペプチドであることがわかり
、これをα−chANPと命名した(第5図参照)。
2)次に、前記活性画分のうち12にダルトンに相当す
る領域(画分番号34−37)をPTAにかけ免疫活性
を有するペプチド(r−chANP)を溶出させた。こ
の両分を集め凍結乾燥後(乾燥重量50■)、更に前記
抗α−chANP IgG−AFFI−GEI、カラム
(2,2ml>を用いた免疫親和性クロマトグラフィー
にかけた。吸着物を10%C)13CNを含有する1M
酢酸で溶出させた後、旧−Pore RP−318カラ
ム(4,6X 25On+、Bio−Rad)を用いた
逆相HP L Cにがけた〔溶媒; HzO: Cll
3CN  : 10% TFA−(A> 90:10:
1、(B) 40 : 60 : 1 (v/v)、流
速;1.5ml/hr、直線濃度勾配(時間) A :
 B= 100: O−80:20(5分) 、A :
 B=80:20→O:100(80分)]。保持時間
が約52分のところに表れるピークの両分は免疫活性を
有していた(第6図参照)。最終精製として、μmBo
ndasphere C−18カラム(3,8X 15
0mm、300A 、Water)を用いた逆相肝LC
ニかけて精製した〔溶媒; 1120 ’: CH3C
N :10% TFA−(A)100  :  O: 
 1  、  (B)  40:60:  1(v/v
)、流速; 1. Oml/hr、直線濃度勾配(時間
)A−B(60分)、第7図参照〕。総酸率は24nm
olであった。
後記実施例において示すように、精製された両分におけ
るペプチドは、アミノ酸分析によりそのアミノ酸数が1
16のペプチドであることがわかり、これをγ−chA
NPと命名した。アミノ酸組成の結果を第1表に示した
実遺り江入 ヱはノJ[お引列脈捉 1 )(X−chANP アミノ酸組成の分析は、まずペプチドを0.1%フェノ
ールを含有する6N塩酸中で、110’C20時間の加
水分解を行った後、日立835アミノ酸配列分析機を用
いて行った。この結果、アミノ酸組成は八sp;4.0
5(4)、Ser:3.69(4)、Gly;6.01
(6)、Cys;+ (2)、Met;2.82(3)
、Ile;2.12(2)、Leu;1.07(1)。
Phe;10.7(1)、Lys;0.92(1)、八
rg;5.25(5)であった。
このことによりα−chANPはアミノ酸の数が29個
より成るペプチドであることがわかった。次に、このペ
プチドのアミノ酸配列をエドマン分解法を用いた気相ア
ミノ酸配列自動分析機(Appied Bi。
system社製、モデル47〇八/120Δ)により
決定した。
この結果を第8図に示した。以上のようにして明かにな
ったアミノ酸配列に基づき前記方法により化学合成した
ペプチドを逆相HPLCにがけたところ、完全に天然の
ものと同一の位置に溶出した。また、化学合成したα−
chANPのヒヨコ直腸標本弛緩作用を測定したところ
、天然のものと同程度の活性を示した。
2 )  r −chANP まず、精製したγ−chANPを用いて気相自動分析機
(Δppied Biosystem社製、モデル47
0A )によりアミノ酸配列を測定したところ、そのN
末端から41位までのアミノ酸配列を決定することがで
きた。次に、γ−chANPのアミノ酸組成の分析を、
まずペプチドを0.1%フェノール及び0.02%メル
カプトエタノールを含有する6N塩酸中で、110℃2
4時間の加水分解を行った後、日立835アミノ酸配列
分析機を用いて行った。この結果を第1表に示す。
以下余白 更に全配列の決定を以下のようにして行った。
まず、γ−chANPのアミノ酸配列を2種の酵素、す
なわち、リシルエンドペプチダーゼ(和光純薬)及びス
タフィロコッカス アウレアス(Staphyl。
coccus aureus) V 8プロテアーゼ(
Miles)により処理して得られるペプチドフラグメ
ント(Ll〜■、6.■1〜V5、V6°、V7’ )
を解析した。
すなわち、精製したr −chANP (1,8nmo
l)を200ngのりシルエンドペプチダーゼと100
μlの50mMN−2−ヒドロエチルピペラジン−N゛
−2エタン−硫酸; HEPES) (pH7,5)中
で37℃で3時間反応させた。次に、μmBondas
phere C−18カラム(3,8X 150in、
300A、Water社製)を用いた逆相肝LCC溶媒
; H2O: CH3CN  : 10%TFA −(
A)100: O,: 1、(B ) 40 : 60
 : 1 (v/v)、流速;1.Oml/hr、直線
濃度勾配(時間)A−B(60分)〕にかけて精製する
ことにより、L1〜L6を得た(第7図参照)。一方、
精製した7 −chANP (1,8nm)を0.5μ
gの■8プロテアーゼと100μlの0.1 mM酢酸
アンモニウム(pH4,0)中で37°Cて2時間反応
させ、更に1μgの酵素を追加して4時間放置すること
によりV1〜V5を得た。また、ペプチドV6°及びv
7”は、前記の4時間放置後、更に2 mMEDTAを
含有する50μlの0.1 M重炭酸アンモニウム(p
l+ 7.7 )中で6時間ごとに1μgの酵素を加え
ながら37℃で24時間反応させた時のペプチドフラグ
メントである。以上のようにして得た各ペプチドフラグ
メントのアミノ酸分析(第1表参照)及びこれらのアミ
ノ酸配列を決定することにより、r −chANPの全
アミノ酸配列を決定した(第9図)。
実施■主 薊ANP■粂埋造作 前記の方法により、α−chANPの薬理活性をα−h
ANPと比較した。
まず、ヒヨコ直腸弛緩活性を指標としたところ、その作
用はα−hANPに対してchANPは約1/30であ
った。
次に、麻酔下ラットへのchANPの静注による利尿作
用及び各イオン(Na ”、K゛、Cβ→排出作用は、
注入後の5分間が最も強く、その後は、注入後30分ま
でα〜hANPと同様な作用を示した(第2表、第10
図参照)。
第−又一表 α−chANPの利尿作用及びナトリウム利尿作用(α
−hANPと比較)α−hANP   3.0 (9)
  501±82 592±79 276±25 65
0±144◎数値は、麻酔したラット被験物質を静脈内
注射し、注射前15分間の値に対する注射後15分間の
値を%で示したものである。
これらの結果は、利尿作用及びナトリウム利尿作用を有
することを示すものである。しかしながら、第2表に示
すように、両者ともその作用はhANPより弱く、その
割合も約1/30であった。
また、chANPを麻酔下ラットに注入した時は降圧作
用も示す。すなわち、chANPの1回注射(60μg
 /kg)では動脈の血圧低下(15−20mmHg)
が15−20分間持続する。
a  cDNAクローニング α−chANPの1−5位及び20−25位のアミノ酸
配列に相当する部分のDNA部分プローブ(プローブI
a、Ib、及び■)を合成しく第11図)、前記の方法
により得られたcDNAライブラリーをスクリーニング
した。まず、ライブラリー(約1×105クローン)を
プローブ■によりスクリーニングしたところ、29個の
ポジティブクローンが得られた。次に、そのうちの9つ
についてプローブIaとIbの混合プローブ(混合比;
Ja:1b−1:2)でスクリーニングしたところ、ポ
ジティブな8個のクローンが得られた。このうち、約8
00bpのcDNAを有するクローンをλchANP−
Eと命名した。このλchANP−Eについて、第12
図に示すストラテジーに従ってDNA配列を決定したと
ころポリA及び両端にEcoRIアダプターを含む75
5bpのDNA配列であった。chANPのDNA配列
とそれらから推定されるアミノ酸配列を第13図に示す
。第13図においてDNA番号334−420のDNA
は29個のアミノ酸からなるα−chANPに相当し、
DNA番号1−72位は、シグナルペプチドに相当する
ところである。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明者らは、鳥類にワトリ)心臓より
ヒヨコ直腸弛緩活性を指標として新規ペプチドを単離・
精製することに成功し、このペプチドの構造を決定する
と共に、このペプチドが利尿作用、ナトリウム利尿作用
及び降圧作用を有することを見出した。すなわち、本発
明において、哺乳類のANPと構造が似ているが、しか
し、それらとは明確に区別される新規生理活性ペプチド
の存在が明かとなったことは、前記作用を有するペプチ
ドの活性に不可欠なアミノ酸配列の構造およびその活性
相関の解明に大いに寄与するものであり、該作用を示す
有用なペプチドの製造に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、α−及びγ−chANPのアミノ酸配列を■
)のゲル濾過の溶出経過及び各両分のヒヨコ直腸弛緩作
用を示す。 第3図は、イオン交換HPLCの溶出経過を示す。 第4図A、Bは、chANP逆相HPLCの溶出経過を
示す。 第5図は、エドマン分解法を用いたガス相分析器による
α−chANPの各PTH−アミノ酸の収率を示す。各
アミノ酸は1文字表記で表されている。 アミノ酸配列を示す。 第6図は、免疫親和性クロマトグラフィーにより精製さ
れたα−chANPの逆相肝LCの溶出経過を示す。 第7図は、リシルエンドペプチダーゼ処理後のα−ch
ANPの逆相1(PLCの溶出経過を示す。 第8図は、chANPとrANP 、 hANPのアミ
ノ酸配列の比較を示す。 第9図は、r−chANPのアミノ酸配列及び2種の酵
素処理によるペプチドフラグメントを示す。 第10図は、ty−chANP及びα−hANPの利尿
作用、Na”、K゛、Cρ−排出の経時経過を示す。 第11図は、α−chANPのアミノ酸配列のうち、2
箇所に対応するDNA合成プローブを示す。 第12図は、クローンλchANP4における配列決定
戦略を示す。 第13図は、chANPのcDN八配列配列す。 第14図は、chANPのプロセッシングを示す。 第15図は、chANPの前駆体を示す(アミノ酸は1
文字表記)。 A、 αべ出ANP B、  YべtN伊

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次のアミノ酸配列: 【アミノ酸配列があります】 (式中、Xは存在しないか、又は次のアミノ酸配列: 【アミノ酸配列があります】 を表わす) で表わされるペプチド。
JP63173739A 1988-07-14 1988-07-14 鳥類由来生理活性ペプチド Pending JPH0225499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63173739A JPH0225499A (ja) 1988-07-14 1988-07-14 鳥類由来生理活性ペプチド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63173739A JPH0225499A (ja) 1988-07-14 1988-07-14 鳥類由来生理活性ペプチド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0225499A true JPH0225499A (ja) 1990-01-26

Family

ID=15966229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63173739A Pending JPH0225499A (ja) 1988-07-14 1988-07-14 鳥類由来生理活性ペプチド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0225499A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5155043A (en) * 1989-04-06 1992-10-13 Idemitsu Kosan Company Limited Method for preparing optically active substances

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5155043A (en) * 1989-04-06 1992-10-13 Idemitsu Kosan Company Limited Method for preparing optically active substances

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sudoh et al. Brain natriuretic peptide-32: N-terminal six amino acid extended form of brain natriuretic peptide identified in porcine brain
EP0478797B1 (en) Novel physiologically active peptide originating in hog
Sugiyama et al. Synthesis of atrial natriuretic peptides and studies on structural factors in tissue specificity
US4607023A (en) Natriuretic
Takei et al. Amino acid sequence and relative biological activity of eel atrial natriuretic peptide
JP2977159B2 (ja) カエル由来新規生理活性ペプチド(カエルcnp)
US20090105464A1 (en) Physiologically active polypeptide and dna
JPS61118400A (ja) 成長ホルモン放出性因子類似体及びその製造方法
JPS60136596A (ja) ペプチド及びこれを有効成分とする利尿剤
Stuart-Tilley et al. Immunolocalization and tissue-specific splicing of AE2 anion exchanger in mouse kidney.
JPH04120094A (ja) トリ由来新規生理活性ペプチド(ニワトリcnp)
US4716147A (en) Synthetic airial peptides
OZAWA et al. On the species difference of N-terminal amino acid sequence in hemoglobin. I
US4606856A (en) [Des-1-amino, 8-glycine]calcitonin
EP0385476B2 (en) Physiologically active polypeptide and DNA
US4497731A (en) Glycine 8-des-tyrosine 22 calcitonin
US4414149A (en) Glycine8 -D-arginine24 calcitonin
US4659804A (en) (Bis-1,7-S-acetamidomethyl-L-cysteine)salmon calcitonin
JPH0225499A (ja) 鳥類由来生理活性ペプチド
US4639510A (en) (1-S-acetamidomethyl cysteine, 7-alanine)calcitonin
US4732972A (en) Polypeptides having growth hormone releasing activity
JPS60184097A (ja) 新規なペプチド及びこれを有効成分とする利尿剤
US4820804A (en) Analogs of [1,7-di-alanine, des-19-leucine]calcitonin
US4764591A (en) Des-19-leucine, 20-glutamine, 21-threonine, 22-tyrosine-calcitonin
JP2678993B2 (ja) 新規なアルキル化された成長ホルモン放出ペプチド及びそれにより哺乳動物を処理する方法