JPH02258431A - 自動車のスリップ制御装置 - Google Patents
自動車のスリップ制御装置Info
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- JPH02258431A JPH02258431A JP1082055A JP8205589A JPH02258431A JP H02258431 A JPH02258431 A JP H02258431A JP 1082055 A JP1082055 A JP 1082055A JP 8205589 A JP8205589 A JP 8205589A JP H02258431 A JPH02258431 A JP H02258431A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slip
- control
- brake
- target
- slip rate
- Prior art date
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- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、駆動輪のスリップ量検出手段の検出値に基づ
いて駆動トルクを制御して、駆動輪のスリップ量を目標
値に追従させるようにした自動車のスリップ制御装置に
関するものである。
いて駆動トルクを制御して、駆動輪のスリップ量を目標
値に追従させるようにした自動車のスリップ制御装置に
関するものである。
[従来の技術]
一般に自動車においては、路面抵抗に対して駆動輪の駆
動トルクが大きくなり過ぎると、駆動輪のスリップ量が
過大となり、走行安定性が悪くなる。しかしながら、駆
動輪を適度答こスリップさせると駆動輪に大きなグリッ
プ力が得られるので、推進力が高まり加速性が良好とな
る。そこで、駆動輪がスリップし始めたときには、駆動
トルクを制御して駆動輪のスリップ量を適正化し、走行
安定性あるいは良好な加速性を得られるようにしたスリ
ップ制御装置が提案されている。
動トルクが大きくなり過ぎると、駆動輪のスリップ量が
過大となり、走行安定性が悪くなる。しかしながら、駆
動輪を適度答こスリップさせると駆動輪に大きなグリッ
プ力が得られるので、推進力が高まり加速性が良好とな
る。そこで、駆動輪がスリップし始めたときには、駆動
トルクを制御して駆動輪のスリップ量を適正化し、走行
安定性あるいは良好な加速性を得られるようにしたスリ
ップ制御装置が提案されている。
このような従来のスリップ制御装置においては、一般に
駆動輪のスリップ量を検出するスリップ量検出手段を設
け、該スリップ量検出手段の検出値に基づいて駆動トル
クをフィードバック制御することによって、駆動輪のス
リップ量を所定の目標値に追従させるようにしている。
駆動輪のスリップ量を検出するスリップ量検出手段を設
け、該スリップ量検出手段の検出値に基づいて駆動トル
クをフィードバック制御することによって、駆動輪のス
リップ量を所定の目標値に追従させるようにしている。
さらに走行安定性、加速性等の走行特性の向上を図るた
めに、路面状態あるいは自動車の走行状態に応じてスリ
ップ制御の制御特性を変更するといった手法が考えられ
るが、本願出願人は、すでに特開昭63−31859号
公報において、コーナリング時には直進時に比較して駆
動輪のスリップ量が小さくなるようにスリップ制御目標
値を設定するようにしたスリップ制御装置を開示してい
る。このようなスリップ制御装置を備えた自動車では、
コーナリング時には駆動輪のスリップ量が過大となるこ
とが防止され走行安定性が高められるとともに、直進時
には駆動輪のグリップ力が高められ加速性の向上が図ら
れるので、とくに曲がりくねった道路での走行性が良好
となるといった利点がある。
めに、路面状態あるいは自動車の走行状態に応じてスリ
ップ制御の制御特性を変更するといった手法が考えられ
るが、本願出願人は、すでに特開昭63−31859号
公報において、コーナリング時には直進時に比較して駆
動輪のスリップ量が小さくなるようにスリップ制御目標
値を設定するようにしたスリップ制御装置を開示してい
る。このようなスリップ制御装置を備えた自動車では、
コーナリング時には駆動輪のスリップ量が過大となるこ
とが防止され走行安定性が高められるとともに、直進時
には駆動輪のグリップ力が高められ加速性の向上が図ら
れるので、とくに曲がりくねった道路での走行性が良好
となるといった利点がある。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、路面状態あるいは走行状態を考慮してス
リップ制御を行うようにした従来の自動車においては、
いずれも道路が平坦であることを前提にしている。とこ
ろが、坂道走行時においては、傾斜角に応じて前輪と後
輪とへの荷重配分が変化するので、例えば、FF車にお
いては上り坂で前輪(駆動輪)がスリップしやすく、ま
たFR車では下り坂で後輪(駆動輪)スリップしやすく
なるといった現象が起こり、平坦な道路を想定して設定
された従来のスリップ制御特性では適正なスリップ制御
を行うことができないといった問題があった。
リップ制御を行うようにした従来の自動車においては、
いずれも道路が平坦であることを前提にしている。とこ
ろが、坂道走行時においては、傾斜角に応じて前輪と後
輪とへの荷重配分が変化するので、例えば、FF車にお
いては上り坂で前輪(駆動輪)がスリップしやすく、ま
たFR車では下り坂で後輪(駆動輪)スリップしやすく
なるといった現象が起こり、平坦な道路を想定して設定
された従来のスリップ制御特性では適正なスリップ制御
を行うことができないといった問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、平坦な道路と傾斜した道路のいずれにおいても適正
なスリップ制御を行うことができ、走行安定性、加速性
等の走行特性の向上を図ることができる自動車のスリッ
プ制御装置を提供することを目的とする。
て、平坦な道路と傾斜した道路のいずれにおいても適正
なスリップ制御を行うことができ、走行安定性、加速性
等の走行特性の向上を図ることができる自動車のスリッ
プ制御装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記の目的を達するため、駆動輪のスリップ量
を検出するスリップ量検出手段を設け、該スリップ量検
出手段の検出値に基づいて駆動トルクを制御して駆動輪
のスリップ量を目標値に追従させるようにした自動車の
スリップ制御装置において、車体の傾斜角を検出する車
体傾斜角検出手段を設け、該車体傾斜角検出手段の検出
値に応じてスリップ制御の制御特性を変えるようにした
ことを特徴とする自動車のスリップ制御装置を提供する
。
を検出するスリップ量検出手段を設け、該スリップ量検
出手段の検出値に基づいて駆動トルクを制御して駆動輪
のスリップ量を目標値に追従させるようにした自動車の
スリップ制御装置において、車体の傾斜角を検出する車
体傾斜角検出手段を設け、該車体傾斜角検出手段の検出
値に応じてスリップ制御の制御特性を変えるようにした
ことを特徴とする自動車のスリップ制御装置を提供する
。
[発明の作用・効果]
本発明によれば、車体傾斜角検出手段によって検出され
る車体の傾斜角、すなわち道路の傾斜角に応じて、スリ
ップ制御を開始すべきスリップ量、スリップ制御目標値
等の制御特性が、傾斜による車両の荷重配分の変化を打
ち消すような方向に変更することができる。例えば、F
F車においては、上り坂ではスリップ制御を開始すべき
スリップ量やスリップ制御目標値を平地より小さく設定
することによって、荷重配分が減少した前輪(駆動輪)
のスリップが抑制されてスリップ量が過大となることが
防止される。またFR車においては逆に、下り坂ではス
リップ制御を開始すべきスリップ量やスリップ制御目標
値を小さく設定することによって、荷重配分が減少した
後輪(駆動輪)のスリップが抑制されてスリップ量が過
大となることが防止される。このようにして、平坦路と
傾斜路のいずれにおいても常に安定したスリップ制御を
行うことができる。
る車体の傾斜角、すなわち道路の傾斜角に応じて、スリ
ップ制御を開始すべきスリップ量、スリップ制御目標値
等の制御特性が、傾斜による車両の荷重配分の変化を打
ち消すような方向に変更することができる。例えば、F
F車においては、上り坂ではスリップ制御を開始すべき
スリップ量やスリップ制御目標値を平地より小さく設定
することによって、荷重配分が減少した前輪(駆動輪)
のスリップが抑制されてスリップ量が過大となることが
防止される。またFR車においては逆に、下り坂ではス
リップ制御を開始すべきスリップ量やスリップ制御目標
値を小さく設定することによって、荷重配分が減少した
後輪(駆動輪)のスリップが抑制されてスリップ量が過
大となることが防止される。このようにして、平坦路と
傾斜路のいずれにおいても常に安定したスリップ制御を
行うことができる。
[実施例1
以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
。
。
全体構成の概要
第1図において、自動車lは、駆動輪となる左右前輪2
.3と、従動輪となる左右後輪4.5との4つの車輪を
備えている。自動車lの前部には、パワーソースとして
のエンジン6が搭載され、このエンジン6で発生したト
ルクが、クラッチ7、変速機8、デファレンシャルギア
9を経た後、左右のドライブシャ7NO111を介して
、駆動輪としての左右の前輪2.3に伝達される。この
ように、自動車lは、FF式(フロントエンジン・フロ
ントドライブ)のものとされている。
.3と、従動輪となる左右後輪4.5との4つの車輪を
備えている。自動車lの前部には、パワーソースとして
のエンジン6が搭載され、このエンジン6で発生したト
ルクが、クラッチ7、変速機8、デファレンシャルギア
9を経た後、左右のドライブシャ7NO111を介して
、駆動輪としての左右の前輪2.3に伝達される。この
ように、自動車lは、FF式(フロントエンジン・フロ
ントドライブ)のものとされている。
パワーソースとしてのエンジン6は、その吸気通路12
に配設したスロットルバルブ13によって、負荷制御す
なわち発生トルクの制御が行なわれるものとされている
。より具体的には、エンジン6はガソリンエンジンとさ
れて、その吸入空気量の変化によって発生トルクが変化
するものとされ、吸入空気量の調整が、上記スロットル
バルブ13によって行われる。そして、スロットルバル
ブ13は、スロットルアクチュエータ14によって、電
磁気的に開閉制御されるようになっている。
に配設したスロットルバルブ13によって、負荷制御す
なわち発生トルクの制御が行なわれるものとされている
。より具体的には、エンジン6はガソリンエンジンとさ
れて、その吸入空気量の変化によって発生トルクが変化
するものとされ、吸入空気量の調整が、上記スロットル
バルブ13によって行われる。そして、スロットルバル
ブ13は、スロットルアクチュエータ14によって、電
磁気的に開閉制御されるようになっている。
なお、スロットルアクチュエータ14としては、例えば
DCモータ、ステップモータ、油圧等の流体圧によって
駆動されて電磁気的に駆動制御されるもの等適宜のもの
によって構成し得る。
DCモータ、ステップモータ、油圧等の流体圧によって
駆動されて電磁気的に駆動制御されるもの等適宜のもの
によって構成し得る。
各車輪2〜5には、それぞれブレーキ21122.23
あるいは24が設けられ、各ブレーキ21〜24は、そ
れぞれディスクブレーキとされている。このディスクブ
レーキは、既知のように、車輪と共に回転するディスク
25と、キャリパ26とを備えている。このキャリパ2
6は、ブレーキパッドを保持すると共に、ホイールシリ
ンダを備え、ホイールシリンダに供給されるブレーキ液
圧の大きさに応じた力でブレーキパッドをディスク25
に押し付けることにより、制動力が発生される。
あるいは24が設けられ、各ブレーキ21〜24は、そ
れぞれディスクブレーキとされている。このディスクブ
レーキは、既知のように、車輪と共に回転するディスク
25と、キャリパ26とを備えている。このキャリパ2
6は、ブレーキパッドを保持すると共に、ホイールシリ
ンダを備え、ホイールシリンダに供給されるブレーキ液
圧の大きさに応じた力でブレーキパッドをディスク25
に押し付けることにより、制動力が発生される。
ブレーキ液圧発生源としてのマスクシリンダ27は、2
つの吐出口27a、27bを有するタンデム型とされて
いる。吐出口27aより伸びるブレーキ配管28は、途
中で2本の分岐管28aと28bとに分岐がれ、分岐管
28aが右前輪用ブレーキ22(のホイールシリンダ)
に接続され、分岐管28bが左後輪用ブレーキ23に接
続されている。
つの吐出口27a、27bを有するタンデム型とされて
いる。吐出口27aより伸びるブレーキ配管28は、途
中で2本の分岐管28aと28bとに分岐がれ、分岐管
28aが右前輪用ブレーキ22(のホイールシリンダ)
に接続され、分岐管28bが左後輪用ブレーキ23に接
続されている。
また、吐出口27bより伸びるブレーキ配管29が、途
中で2本の分岐管29aと29bとに分岐され、分岐管
29aが左前輪用ブレーキ21に接続され、分岐管29
bが右後輪用ブレーキ24に接続されている。このよう
に、ブレーキ配管系が、いわゆる2系統X型とされてい
る。そして、駆動輪となる前輪用のブレーキ21,22
に対する分岐管28a、29aには、制動力調整手段と
しての電磁式液圧制御バルブ30あるいは31が接続さ
れている。勿論、マスクシリンダ27に発生するブレー
キ液圧は、運転者りによるブレーキペダル32の踏込み
量(踏込力)に応じたものとなる。
中で2本の分岐管29aと29bとに分岐され、分岐管
29aが左前輪用ブレーキ21に接続され、分岐管29
bが右後輪用ブレーキ24に接続されている。このよう
に、ブレーキ配管系が、いわゆる2系統X型とされてい
る。そして、駆動輪となる前輪用のブレーキ21,22
に対する分岐管28a、29aには、制動力調整手段と
しての電磁式液圧制御バルブ30あるいは31が接続さ
れている。勿論、マスクシリンダ27に発生するブレー
キ液圧は、運転者りによるブレーキペダル32の踏込み
量(踏込力)に応じたものとなる。
ブレーキ液圧制御回路
第2図に示すように、前記液圧制御バルブ30.31は
、それぞれ、シリンダ41と、シリンダ41内に摺動自
在に嵌挿入されたピストン42とを有する。このピスト
ン42によって、シリンダ41内が、容積可変室43と
制御室44とに画成されている。この容積可変室43は
、マスクシリンダ27からブレーキ21(22)に対す
るブレーキ液圧の通過系路となっている。したがって、
ピストン42の変位位置を調整することにより、当該容
積可変室43の容積が変更されて、ブレーキ21(22
)に対するブレーキ液圧を発生し得ると共に、この発生
したブレーキ液圧を増減あるいは保持し得ることになる
。
、それぞれ、シリンダ41と、シリンダ41内に摺動自
在に嵌挿入されたピストン42とを有する。このピスト
ン42によって、シリンダ41内が、容積可変室43と
制御室44とに画成されている。この容積可変室43は
、マスクシリンダ27からブレーキ21(22)に対す
るブレーキ液圧の通過系路となっている。したがって、
ピストン42の変位位置を調整することにより、当該容
積可変室43の容積が変更されて、ブレーキ21(22
)に対するブレーキ液圧を発生し得ると共に、この発生
したブレーキ液圧を増減あるいは保持し得ることになる
。
ピストン42は、リターンスプリング45により容積可
変室43の容積が大きくなる方向に常時付勢されている
。また、ピストン42には、チエツクバルブ46が一体
化されている。このチエツクバルブ46は、ピストン4
2が容積可変室43の容積を小さくする方向へ変位した
ときに、当該容積可変室43への流入口側を閉塞する。
変室43の容積が大きくなる方向に常時付勢されている
。また、ピストン42には、チエツクバルブ46が一体
化されている。このチエツクバルブ46は、ピストン4
2が容積可変室43の容積を小さくする方向へ変位した
ときに、当該容積可変室43への流入口側を閉塞する。
これにより、容積可変室43で発生されるブレーキ液圧
は、ブレーキ21(22)側へのみ作用して、従動輪と
しての後輪4.5のブレーキ23.24には作用しない
ようになっている。
は、ブレーキ21(22)側へのみ作用して、従動輪と
しての後輪4.5のブレーキ23.24には作用しない
ようになっている。
ピストン42の変位位置の調整は、前記制御室44に対
する制御液圧を調整することにより行われる。この点を
詳述すると、リザーバ47より伸びる供給管48が途中
で2本に分岐されて、一方の分岐管48Rがバルブ30
の制御室44に接続され、また他方の分岐管48Lがバ
ルブ31の制御室44に接続されている。供給管48に
は、ポンプ49、リリーフバルブ50が接続され、また
その分岐管48L(48R)には電磁開閉弁からなる供
給バルブ5V3(SV2)が接続されている。
する制御液圧を調整することにより行われる。この点を
詳述すると、リザーバ47より伸びる供給管48が途中
で2本に分岐されて、一方の分岐管48Rがバルブ30
の制御室44に接続され、また他方の分岐管48Lがバ
ルブ31の制御室44に接続されている。供給管48に
は、ポンプ49、リリーフバルブ50が接続され、また
その分岐管48L(48R)には電磁開閉弁からなる供
給バルブ5V3(SV2)が接続されている。
各制御室44は、さらに排出管51Rあるいは5ILを
介してリザーバ47に接続され、排出管51 L(51
R)には、電磁開閉弁からなる排出バルブ5V4(SV
I)が接続されている。
介してリザーバ47に接続され、排出管51 L(51
R)には、電磁開閉弁からなる排出バルブ5V4(SV
I)が接続されている。
この液圧制御バルブ30(31)を利用したブレーキ時
(スリップ制御時)には、チエツクバルブ46の作用に
より、基本的には、ブレーキペダル32の操作によるブ
レーキは働かないことになる。
(スリップ制御時)には、チエツクバルブ46の作用に
より、基本的には、ブレーキペダル32の操作によるブ
レーキは働かないことになる。
ただし、液圧制御バルブ30(31)で発生されるブレ
ーキ液圧が小さいとき(例えば減圧中)は、ブレーキペ
ダル32の操作によるブレーキが働くことになる。勿論
、液圧制御バルブ30(31)でスリップ制御用のブレ
ーキ液圧が発生していないときは、マスクシリンダ27
とブレーキ21(22)は連通状態となるため、ブレー
キペダル27の操作に起因して通常のブレーキ作用が行
われることになる。
ーキ液圧が小さいとき(例えば減圧中)は、ブレーキペ
ダル32の操作によるブレーキが働くことになる。勿論
、液圧制御バルブ30(31)でスリップ制御用のブレ
ーキ液圧が発生していないときは、マスクシリンダ27
とブレーキ21(22)は連通状態となるため、ブレー
キペダル27の操作に起因して通常のブレーキ作用が行
われることになる。
各バルブSVI〜SV4は、後述するブレーキ用コント
ロールユニットUBによって開閉制御がなされる。ブレ
ーキ2122へのブレーキ液圧の状態と各バルブSVI
〜SV4との作動関係をまとめて、法衣に示しである。
ロールユニットUBによって開閉制御がなされる。ブレ
ーキ2122へのブレーキ液圧の状態と各バルブSVI
〜SV4との作動関係をまとめて、法衣に示しである。
(以下余白)
第1図において、Uはコントロールユニットであり、こ
れは大別して、前述したブレーキ用コントロールユニッ
トUBの他、スロットル用コントロールユニットUTお
よびスリップ制御用コントロールユニットUSとから構
成されている。コントロールユニットUBは、コントロ
ールユニットUSからの指令信号に基づき、前述したよ
うに各バルブSVI〜SV4の開閉制御を行う。また、
スロットル用コントロールユニットUTは、コントロー
ルユニットUSからの指令信号に基づいて、スロットル
アクチュエータ14の駆動制御を行なう。
れは大別して、前述したブレーキ用コントロールユニッ
トUBの他、スロットル用コントロールユニットUTお
よびスリップ制御用コントロールユニットUSとから構
成されている。コントロールユニットUBは、コントロ
ールユニットUSからの指令信号に基づき、前述したよ
うに各バルブSVI〜SV4の開閉制御を行う。また、
スロットル用コントロールユニットUTは、コントロー
ルユニットUSからの指令信号に基づいて、スロットル
アクチュエータ14の駆動制御を行なう。
スリップ制御用コントロールユニットUSは、デジタル
式コンピュータ、より具体的にはマイクロコンピュータ
によってII成されている。このコントロールユニット
USには、各センサ(あるいはスイッチ)61〜68.
71および100からの信号が入力される。センサ61
は、スロットルバルブ13の開度を検出するものである
。センサ62はクラッチ7が締結されているか否かを検
出するものである。センサ63は変速機8の変速段を検
出するものである。センサ64.65は駆動輪としての
左右前輪2.3の回転数を検出するものである。センサ
66は従動輪としての左後輪4の回転数すなわち車速を
検出するものである。センサ67は、アクセル69の操
作量すなわちアクセル開度を検出するものである。セン
サ68はハンドル70の操作量すなわち舵角を検出する
ものである。センサ(スイッチ)71は、運転者りによ
るマニュアル操作によって、駆動輪のスリップの目標値
(目標すべり率)を入力(選択)するものである。
式コンピュータ、より具体的にはマイクロコンピュータ
によってII成されている。このコントロールユニット
USには、各センサ(あるいはスイッチ)61〜68.
71および100からの信号が入力される。センサ61
は、スロットルバルブ13の開度を検出するものである
。センサ62はクラッチ7が締結されているか否かを検
出するものである。センサ63は変速機8の変速段を検
出するものである。センサ64.65は駆動輪としての
左右前輪2.3の回転数を検出するものである。センサ
66は従動輪としての左後輪4の回転数すなわち車速を
検出するものである。センサ67は、アクセル69の操
作量すなわちアクセル開度を検出するものである。セン
サ68はハンドル70の操作量すなわち舵角を検出する
ものである。センサ(スイッチ)71は、運転者りによ
るマニュアル操作によって、駆動輪のスリップの目標値
(目標すべり率)を入力(選択)するものである。
またセンサ100は自動車lの傾斜角を検出する傾斜角
センサである。上記センサ64.65.66はそれぞれ
例えばピックアップを利用して構成され、センサ61.
63.67.68は例えばポテンショメータを利用して
構成され、センサ62は例えばON、OFF的に作動す
るスイッチによって構成される。さらに、スイッチ71
は、例えば第21図に示すように、スライド式のレバー
71aを利用して、目標すべり率を大(ハード)から小
(ソフト)へと段階的あるいは無段階式に選択し得るよ
うに構成されている(第13図をも参照)。
センサである。上記センサ64.65.66はそれぞれ
例えばピックアップを利用して構成され、センサ61.
63.67.68は例えばポテンショメータを利用して
構成され、センサ62は例えばON、OFF的に作動す
るスイッチによって構成される。さらに、スイッチ71
は、例えば第21図に示すように、スライド式のレバー
71aを利用して、目標すべり率を大(ハード)から小
(ソフト)へと段階的あるいは無段階式に選択し得るよ
うに構成されている(第13図をも参照)。
なお、コントロールユニットUSは、基本的にCPU、
ROM、RAM%CLOCKを備えており、その他、出
入力インタ7エイスを備えると共に、入力信号、出力信
号に応じてA/DあるいはD/A変換器をも有するが、
これ等の点についてはマイクロコンピュータを利用する
場合における通常のものと変るところがないので、その
詳細な説明は省略する。なお、以下の説明におけるマッ
プ等は、制御ユニットUsのROMに記憶されているも
のである。
ROM、RAM%CLOCKを備えており、その他、出
入力インタ7エイスを備えると共に、入力信号、出力信
号に応じてA/DあるいはD/A変換器をも有するが、
これ等の点についてはマイクロコンピュータを利用する
場合における通常のものと変るところがないので、その
詳細な説明は省略する。なお、以下の説明におけるマッ
プ等は、制御ユニットUsのROMに記憶されているも
のである。
さて次に、コントロールユニットUの制御内容について
順次説明するが、以下の説明で用いるすべり率Sは、次
式(1)によって定義するものとする。
順次説明するが、以下の説明で用いるすべり率Sは、次
式(1)によって定義するものとする。
WD
WD : 駆動輪(2,3)の回転数
WL 二 従動輪(4)の回転数(車速)スロットル
制御 コントロールユニットUTは、目標スロットル開度とな
るようにスロットルバルブ13(スロットルアクチュエ
ータ14)をフィードバック制御するものとなっている
。このスロットル制御の際、スリップ制御を行わないと
きは、運転者りによって操作されたアクセル69の操作
量に1=1に対応した目標スロットル開度となるように
制御し、このときのアクセル開度とスロットル開度との
対応関係の一例を、第12図に示しである。また、コン
トロールユニットUTは、スリラフ’制御の際には、第
12図に示す特性にしたがうことなく、コントロールユ
ニットIJsで演算された目標スロットル開度Tnとな
るようにスロットル制御を行う。
制御 コントロールユニットUTは、目標スロットル開度とな
るようにスロットルバルブ13(スロットルアクチュエ
ータ14)をフィードバック制御するものとなっている
。このスロットル制御の際、スリップ制御を行わないと
きは、運転者りによって操作されたアクセル69の操作
量に1=1に対応した目標スロットル開度となるように
制御し、このときのアクセル開度とスロットル開度との
対応関係の一例を、第12図に示しである。また、コン
トロールユニットUTは、スリラフ’制御の際には、第
12図に示す特性にしたがうことなく、コントロールユ
ニットIJsで演算された目標スロットル開度Tnとな
るようにスロットル制御を行う。
コントロールユニットUTを用いたスロットルバルブ1
3のフィードバック制御は、実施例では、エンジン6の
応答速度の変動を補償するため、Pl−PD制御によっ
て行うようにしである。すなわち、駆動−のスリップ制
御の際には、現在のすべり率が目標すべり率に一致する
ように、スロットルバルブ13の開度をPI−PD制御
する。より具体的には、スリップ制御の際の目標スロッ
トル開度Tnは、次式(2)によって演算される。
3のフィードバック制御は、実施例では、エンジン6の
応答速度の変動を補償するため、Pl−PD制御によっ
て行うようにしである。すなわち、駆動−のスリップ制
御の際には、現在のすべり率が目標すべり率に一致する
ように、スロットルバルブ13の開度をPI−PD制御
する。より具体的には、スリップ制御の際の目標スロッ
トル開度Tnは、次式(2)によって演算される。
Tn=Tn−1
−3ET
−FP (WDn−WDn −1)
−FD (WDn−2XWDn−1+WDn−2)・
・・(2) WL :従動輪(4)の回転数 WD :駆動輪(2,3)の回転数 KP ;比例定数 に1 :積分定数 FP :比例定数 FD :微分定数 5ETJI標すべり率(スロットル制御用)上記式(2
)のように、スロットル開度Tnは、所定の目標すべり
率SETとなるように駆動輪の回転数をフィードバック
制御している。換言すれば、前記(1)式から明らかな
ように、スロットル開度は、目標駆動輪回転数WETが
次の(3)式になるように制御される。
・・(2) WL :従動輪(4)の回転数 WD :駆動輪(2,3)の回転数 KP ;比例定数 に1 :積分定数 FP :比例定数 FD :微分定数 5ETJI標すべり率(スロットル制御用)上記式(2
)のように、スロットル開度Tnは、所定の目標すべり
率SETとなるように駆動輪の回転数をフィードバック
制御している。換言すれば、前記(1)式から明らかな
ように、スロットル開度は、目標駆動輪回転数WETが
次の(3)式になるように制御される。
上述したコントロールユニットUTを用いたPr−PD
制御を、ブロック線図として第3図に示してあり、この
第3図に示す[S′]は「演算子」である。また、各サ
フイクスrn」、rn −I Jは現時およびその1回
前のサンプリング時における各信号の値を示す。
制御を、ブロック線図として第3図に示してあり、この
第3図に示す[S′]は「演算子」である。また、各サ
フイクスrn」、rn −I Jは現時およびその1回
前のサンプリング時における各信号の値を示す。
ブレーキ制御
スリップ制御時においては、コントロールユニットUB
を用いた左右の駆動輪2.3の回転(スリップ)を、左
右独立に所定の目標すべり率SBTになるようにフィー
ドバック制御する。換言すれば、ブレーキ制御は次式(
4)で設定される駆動輪回転数WBTとなるようにフィ
ードバック制御を行なう。
を用いた左右の駆動輪2.3の回転(スリップ)を、左
右独立に所定の目標すべり率SBTになるようにフィー
ドバック制御する。換言すれば、ブレーキ制御は次式(
4)で設定される駆動輪回転数WBTとなるようにフィ
ードバック制御を行なう。
このブレーキの目標する率SBTは、本実施例では後述
するようにエンジンの目標すべり率SETよりも大きく
設定しである。換言すれば、本実施例のスリップ制御は
、所定5ET(〜VET)になるようエンジン出力を増
減すると共に、それよりも大きな5BT(WBT)にな
るようブレーキによるトルク増減作用を行なうことによ
り、ブレーキの使用頻度を少なくしている。そして、本
実施例では、上記(4)式を満足するようにフィードバ
ック制御を、安定性に優れたI−PD制御によって行う
ようにしである。より具体的には、ブレーキ操作量(バ
ルブ30.31におけるピストン44の操作量)Bnは
、次式(5)によって演算される。
するようにエンジンの目標すべり率SETよりも大きく
設定しである。換言すれば、本実施例のスリップ制御は
、所定5ET(〜VET)になるようエンジン出力を増
減すると共に、それよりも大きな5BT(WBT)にな
るようブレーキによるトルク増減作用を行なうことによ
り、ブレーキの使用頻度を少なくしている。そして、本
実施例では、上記(4)式を満足するようにフィードバ
ック制御を、安定性に優れたI−PD制御によって行う
ようにしである。より具体的には、ブレーキ操作量(バ
ルブ30.31におけるピストン44の操作量)Bnは
、次式(5)によって演算される。
Bn−Bn−1
+KI (WLnX −WDn)−
3BT −FP (WDn−WDn−1) −FD (WDn −2XWDn −1+WDn −
2)・ ・・(5) K■ :積分係数 KD :比例係数 FD :微分係数 上記Bnが0より大きいとき(「正」のとき)がブレー
キ液圧の増圧であり、0以下のときが減圧となる。この
ブレーキ液圧の増減は、前述したようにバルブSVI〜
SV4の開閉を行なうことによりなされる。また、ブレ
ーキ液圧の増減速度の調整は、上記バルブ5VI−SV
4の開閉時間の割合(デユーティ比)を調整(デユーテ
ィ制御)することによりなされるが、上記(5)式によ
り求められたBnの絶対値に比例したデユーティ制御と
される。したがって、Bnの絶対値は、ブレーキ減圧の
変化速度に比例したものとなり、逆に増減速度を決定す
るデユーティ比がBnを示すものとなる。
3BT −FP (WDn−WDn−1) −FD (WDn −2XWDn −1+WDn −
2)・ ・・(5) K■ :積分係数 KD :比例係数 FD :微分係数 上記Bnが0より大きいとき(「正」のとき)がブレー
キ液圧の増圧であり、0以下のときが減圧となる。この
ブレーキ液圧の増減は、前述したようにバルブSVI〜
SV4の開閉を行なうことによりなされる。また、ブレ
ーキ液圧の増減速度の調整は、上記バルブ5VI−SV
4の開閉時間の割合(デユーティ比)を調整(デユーテ
ィ制御)することによりなされるが、上記(5)式によ
り求められたBnの絶対値に比例したデユーティ制御と
される。したがって、Bnの絶対値は、ブレーキ減圧の
変化速度に比例したものとなり、逆に増減速度を決定す
るデユーティ比がBnを示すものとなる。
上述したコントロールユニットUBによるIPD制御を
、ブロック線図として第4図に示してあり、この第4図
に示す「S″」は「演算子」である。
、ブロック線図として第4図に示してあり、この第4図
に示す「S″」は「演算子」である。
スリップ制御の全体概要
コントロールユニットUによるスリップ制御の全体的な
概要について、第5図を参照しつつ説明する。なお、こ
の第5図中に示す符号、数値の意味することは、次の通
りである。
概要について、第5図を参照しつつ説明する。なお、こ
の第5図中に示す符号、数値の意味することは、次の通
りである。
S/C: スリップ制御領域
E/G : エンジンによるスリップ制御B/R:
ブレーキによるスリップ制御F/B : フィ
ードバック制御 0/R: オープンループ制御 R/Y : リカバリ制御 B/A : バックアップ制御 A/S : 緩衝制御 S−0,2: スリップ制御開始時のすべり率(SS
) S=0.17 : ブレーキによる目標すべり率(
S BT) S=0.09 : ブレーキによるスリップ制御を
中止するときのすべり率 (S BC) S=0゜06 : エンジンによる目標すべり率(S
ET) S−0,01−0,02: 緩衝制御を行う範囲のす
べり率 S=0.01以下 二 バックアップ制御を行なう範囲
のすべり率 上記数値は、実際にアイスバーンをスパイクタイヤによ
って走行して得たデータに基づいて示しである。そして
、緩衝制御A/Sを行うS−O。
ブレーキによるスリップ制御F/B : フィ
ードバック制御 0/R: オープンループ制御 R/Y : リカバリ制御 B/A : バックアップ制御 A/S : 緩衝制御 S−0,2: スリップ制御開始時のすべり率(SS
) S=0.17 : ブレーキによる目標すべり率(
S BT) S=0.09 : ブレーキによるスリップ制御を
中止するときのすべり率 (S BC) S=0゜06 : エンジンによる目標すべり率(S
ET) S−0,01−0,02: 緩衝制御を行う範囲のす
べり率 S=0.01以下 二 バックアップ制御を行なう範囲
のすべり率 上記数値は、実際にアイスバーンをスパイクタイヤによ
って走行して得たデータに基づいて示しである。そして
、緩衝制御A/Sを行うS−O。
01と0.02、またブレーキによるスリップ制御中止
時点のすべり率S=0.09は、実施例ではそれぞれ不
変としである。一方、ブレーキによる目標すべり率SB
Tおよびエンジンによる目標すべり率S ET、さらに
はスリップ制御の開始時のすべり率SSは、傾斜角等の
路面状況等によって変化されるものであり、第5図では
その一例としてro、1?、+、rO,06」あるいは
ro、2」を示しである。そして、スリップ制御開始時
のすべり率S=0.2は、スパイクタイヤを用いたとき
に得られる最大グリップ力発生時点のすべり率を用いで
ある(第13図実線参照)。このように、スリップ制御
開始時のすべり率を062と大きくしであるのは(もち
ろん、道路の傾斜角によって変化する)、この最大グリ
ップ力が得られるときの実際のすべり率が求められるよ
うにするためであり、この最大グリッグカ発生時のすべ
り率に応じて、巴ンジンおよびブレーキによる目標すべ
り率SET、SBTが補正される。
時点のすべり率S=0.09は、実施例ではそれぞれ不
変としである。一方、ブレーキによる目標すべり率SB
Tおよびエンジンによる目標すべり率S ET、さらに
はスリップ制御の開始時のすべり率SSは、傾斜角等の
路面状況等によって変化されるものであり、第5図では
その一例としてro、1?、+、rO,06」あるいは
ro、2」を示しである。そして、スリップ制御開始時
のすべり率S=0.2は、スパイクタイヤを用いたとき
に得られる最大グリップ力発生時点のすべり率を用いで
ある(第13図実線参照)。このように、スリップ制御
開始時のすべり率を062と大きくしであるのは(もち
ろん、道路の傾斜角によって変化する)、この最大グリ
ップ力が得られるときの実際のすべり率が求められるよ
うにするためであり、この最大グリッグカ発生時のすべ
り率に応じて、巴ンジンおよびブレーキによる目標すべ
り率SET、SBTが補正される。
なお、第13図実線は、スパイクタイヤのときのグリッ
プ力と横力との大きさ(路面に対する摩擦係数として示
す)が、すべり率との関係でどのように変化するかを示
しである。また、第13図破線は、ノーマルタイヤのと
きのグリップ力と横力との関係を示しである。そして、
第13図に示すように、スイッチ71によりマニュアル
式に選択され得る目標すべり率SDは、スパイクタイヤ
でアイスバーンを走行する状態において、最大グリップ
力を発生する時点よりも若干大きい値(ハード)から、
この最大グリップ力発生時点よりも十分1こ小さい値(
ソフト)との範囲として設定されている。
プ力と横力との大きさ(路面に対する摩擦係数として示
す)が、すべり率との関係でどのように変化するかを示
しである。また、第13図破線は、ノーマルタイヤのと
きのグリップ力と横力との関係を示しである。そして、
第13図に示すように、スイッチ71によりマニュアル
式に選択され得る目標すべり率SDは、スパイクタイヤ
でアイスバーンを走行する状態において、最大グリップ
力を発生する時点よりも若干大きい値(ハード)から、
この最大グリップ力発生時点よりも十分1こ小さい値(
ソフト)との範囲として設定されている。
以上のことを前提として、時間の経過と共に第5図につ
いて説明する。
いて説明する。
■t0〜1゜
すべり率Sがスリップ制御開始条件となるS−0,2を
越えていないので、スリップ制御は行われない。すなわ
ち、駆動輪のスリップが小さいときは、スリップ制御し
ないことにより、加速性を向上させることができる(大
きなグリップ力を利用した走行)。勿論、このときは、
アクセル開度に対するスロットル開度の特性は、第12
図に示すように一律に定まる。なお、スリップ制御開始
すべり率(SS)が傾斜角によって変化することはもち
ろんである。
越えていないので、スリップ制御は行われない。すなわ
ち、駆動輪のスリップが小さいときは、スリップ制御し
ないことにより、加速性を向上させることができる(大
きなグリップ力を利用した走行)。勿論、このときは、
アクセル開度に対するスロットル開度の特性は、第12
図に示すように一律に定まる。なお、スリップ制御開始
すべり率(SS)が傾斜角によって変化することはもち
ろんである。
■L1〜t!
スリップ制御が開始されると共に、すべり率がブレーキ
によるスリップ制御中止ポイント(S−0,09)以上
のときである。このときは、すべり率が比較的大きいの
で、エンジンによる発生トルク低下とブレーキによる制
動とにより、スリップ制御が行われる。また、エンジン
の目標すべり率(S=0.06)よりもブレーキの目標
すべり率(S=0.17)の方が大きいため、大きなス
リップ時(S>0.17)はブレーキが加圧されるが、
小さなスリップ時(s>0.17)では、ブレーキは加
圧されずに、エンジンのみの制御でスリップが収束する
ように制御される。
によるスリップ制御中止ポイント(S−0,09)以上
のときである。このときは、すべり率が比較的大きいの
で、エンジンによる発生トルク低下とブレーキによる制
動とにより、スリップ制御が行われる。また、エンジン
の目標すべり率(S=0.06)よりもブレーキの目標
すべり率(S=0.17)の方が大きいため、大きなス
リップ時(S>0.17)はブレーキが加圧されるが、
小さなスリップ時(s>0.17)では、ブレーキは加
圧されずに、エンジンのみの制御でスリップが収束する
ように制御される。
■【2〜14(リカバリ制御)
スリップが収束(S<0.2)してから所定時間(例え
ば170 m5ec)の間、スロットルバルブ13は所
定開度に保持される(オーブンルーズ制御)。このとき
、s−o、2Qz)時点での最大加速度GMAXが求め
られて、このG MAXより路面の最大μ(駆動輪の最
大グリップ力)が推定される。そして、駆動輪の最大グ
リップ力を発生するように、スロットルバルブ13が上
述のように所定時間保持される。この制御は、スリップ
の収束が急速に起こるためフィードバック制御では応答
が間に合わず、スリップ収束直後に車体加速度Gが落ち
込むことを防止するためになされる。このl;め、スリ
ップの収束が予測されると(S=0.2より低下)、上
述のようにあらかじめ所定トルクを確保して、加速性が
向上される。
ば170 m5ec)の間、スロットルバルブ13は所
定開度に保持される(オーブンルーズ制御)。このとき
、s−o、2Qz)時点での最大加速度GMAXが求め
られて、このG MAXより路面の最大μ(駆動輪の最
大グリップ力)が推定される。そして、駆動輪の最大グ
リップ力を発生するように、スロットルバルブ13が上
述のように所定時間保持される。この制御は、スリップ
の収束が急速に起こるためフィードバック制御では応答
が間に合わず、スリップ収束直後に車体加速度Gが落ち
込むことを防止するためになされる。このl;め、スリ
ップの収束が予測されると(S=0.2より低下)、上
述のようにあらかじめ所定トルクを確保して、加速性が
向上される。
上記最大グリップ力を発生し得るような駆動輪への付与
トルクを実現するための最適スロットル開度TVoは、
エンジン6のトルクカーブおよび変速比から理論的に求
まるが、実施例では、例えば第15図に示すようなマツ
プに基づいて決定するようにしである。このマツプは実
験的手法によって作成してあり、G MAXが0.15
以上と0,4以上のときは、G MAXの計測誤差を勘
案して所定の一定値となるようにしである。なお、この
第15図に示すマツプは、ある変速段(例えばl速)の
ときを前提としており、他の変速段のときは最適スロッ
トル開度TV、を補正するようにしである。
トルクを実現するための最適スロットル開度TVoは、
エンジン6のトルクカーブおよび変速比から理論的に求
まるが、実施例では、例えば第15図に示すようなマツ
プに基づいて決定するようにしである。このマツプは実
験的手法によって作成してあり、G MAXが0.15
以上と0,4以上のときは、G MAXの計測誤差を勘
案して所定の一定値となるようにしである。なお、この
第15図に示すマツプは、ある変速段(例えばl速)の
ときを前提としており、他の変速段のときは最適スロッ
トル開度TV、を補正するようにしである。
■t、〜ty(バックアップ制御、緩衝制御)すべり率
Sが異常に低下したときに対処するために、バックアッ
プ制御がなされる(オーブンループ制御)。すなわち、
s<0.01となったときは、フィードバック制御をや
めて、段階的にスロットルバルブ13を開いていく。そ
して、すべり率が0.Olと0.02との間にあるとき
は、次のフィードバック制御へと滑らかに移行させるた
め、緩衝制御が行われる(11〜L、およびり、〜11
)。このバックアップ制御は、フィードバック制御やリ
カバリ制御でも対処し得ないときに行われる。勿論、こ
のバックアップ制御は、フィードバック制御よりも応答
速度が十分に速いものとされる。
Sが異常に低下したときに対処するために、バックアッ
プ制御がなされる(オーブンループ制御)。すなわち、
s<0.01となったときは、フィードバック制御をや
めて、段階的にスロットルバルブ13を開いていく。そ
して、すべり率が0.Olと0.02との間にあるとき
は、次のフィードバック制御へと滑らかに移行させるた
め、緩衝制御が行われる(11〜L、およびり、〜11
)。このバックアップ制御は、フィードバック制御やリ
カバリ制御でも対処し得ないときに行われる。勿論、こ
のバックアップ制御は、フィードバック制御よりも応答
速度が十分に速いものとされる。
このバックアップ制御におけるスロットル開度の増加割
合は、実施例では、スロットル開度のすンプリングタイ
ム14m5ec毎に、前回のスロットル開度に対して0
,5%開度分だけ上乗せするものとしである。
合は、実施例では、スロットル開度のすンプリングタイ
ム14m5ec毎に、前回のスロットル開度に対して0
,5%開度分だけ上乗せするものとしである。
また、上記緩衝制御においては、第16図に示すように
、フィードバック制御演算によって得られるスロットル
開度T2と、バックアップ制御演算によって得られるス
ロットル開度T、とを、現在のすべり率S。によって比
例配分することにより得られるスロットル開度T0とす
るようにしである。
、フィードバック制御演算によって得られるスロットル
開度T2と、バックアップ制御演算によって得られるス
ロットル開度T、とを、現在のすべり率S。によって比
例配分することにより得られるスロットル開度T0とす
るようにしである。
■L7〜t@
L7までの制御を行うことによって、エンジンのみによ
るスリップ制御へと滑らかに移行する。
るスリップ制御へと滑らかに移行する。
■L8以降
運転者りによりアクセル69が全閉されたため、ヌリZ
プ制御が中止される。このとき、スロットルバルブ13
の開度を運転者りの意志に委ねても、十分にトルクが減
少しているため、再スリップの危険はない。なお、スリ
ップ制御の中止は、実施例では、このアクセルの全閉の
他、スリップ制御による目標スロットル開度が、運転者
により操作されるアクセル開度に対応した第12図によ
り定まるスロットル開度よりも小さくなったときにも行
なうようにしである。
プ制御が中止される。このとき、スロットルバルブ13
の開度を運転者りの意志に委ねても、十分にトルクが減
少しているため、再スリップの危険はない。なお、スリ
ップ制御の中止は、実施例では、このアクセルの全閉の
他、スリップ制御による目標スロットル開度が、運転者
により操作されるアクセル開度に対応した第12図によ
り定まるスロットル開度よりも小さくなったときにも行
なうようにしである。
ここで、坂道走行時において、登板時にはスリップ制御
開始時のずベリ率SSと、エンジン制御による目標すべ
り率SETとを、平地走行時に比して小さくなるように
設定しており、降板時には逆にこれらを平地走行時より
大きく設定するようにしている。なお、FR車ではSS
とSETの傾斜角に対する特性は大小を逆Iこ設定する
必要がある。また、エンジン制御の目標すべり率SET
のみを小さくするのは、ブレーキ制御における目標すべ
り率SBTそのものが上り坂走行時において適したすべ
り率よりも十分に大きいことを勘案したためであるが、
上り坂走行時にはこのSBTの小さくすることもできる
。
開始時のずベリ率SSと、エンジン制御による目標すべ
り率SETとを、平地走行時に比して小さくなるように
設定しており、降板時には逆にこれらを平地走行時より
大きく設定するようにしている。なお、FR車ではSS
とSETの傾斜角に対する特性は大小を逆Iこ設定する
必要がある。また、エンジン制御の目標すべり率SET
のみを小さくするのは、ブレーキ制御における目標すべ
り率SBTそのものが上り坂走行時において適したすべ
り率よりも十分に大きいことを勘案したためであるが、
上り坂走行時にはこのSBTの小さくすることもできる
。
スリップ制御の詳細(フローチャート)次に、第6図〜
第11図のフローチャートを参照しつつ、スリップ制御
の詳細について説明するが、実施例では、自動車1がぬ
かるみ等にはまり込んだスタック中に、ブレーキ制御を
利用して当該ぬかるみ等から脱出するためのスタック制
御をも行なうようになっている。なお、以下の説明でP
はステップを示す。
第11図のフローチャートを参照しつつ、スリップ制御
の詳細について説明するが、実施例では、自動車1がぬ
かるみ等にはまり込んだスタック中に、ブレーキ制御を
利用して当該ぬかるみ等から脱出するためのスタック制
御をも行なうようになっている。なお、以下の説明でP
はステップを示す。
第6図(メイン)
Plでシステムのイニシャライズが行われた後、P2に
おいて、現在スタック中(ぬかるみ等にはまり込んで動
きがとれなくなったような状態)であるか否かが判別さ
れる。この判別は、後述するスタックフラグがセットさ
れているか否かをみることによって行なわれる。P2の
判別でNOのときは、P3においてアクセル69が全閉
であるか否かが判別される。このP3でNOと判別され
たときは、P4において、現在のスロットル開度がアク
セル開度よりも大きいか否かが判別される。
おいて、現在スタック中(ぬかるみ等にはまり込んで動
きがとれなくなったような状態)であるか否かが判別さ
れる。この判別は、後述するスタックフラグがセットさ
れているか否かをみることによって行なわれる。P2の
判別でNOのときは、P3においてアクセル69が全閉
であるか否かが判別される。このP3でNOと判別され
たときは、P4において、現在のスロットル開度がアク
セル開度よりも大きいか否かが判別される。
このP4でNoと判別されたときは、P5において、現
在スリップ制御中であるか否かが判別されるが、この判
別は、スリップ制御フラグがセットされているか否かを
みることによって行なわれる。
在スリップ制御中であるか否かが判別されるが、この判
別は、スリップ制御フラグがセットされているか否かを
みることによって行なわれる。
このP5でNoと判別されたときは、P6において、ス
リップ制御を開始すべきずベリ率SSが算出される。こ
のSSは車両傾斜角センサ100によって検出される自
動車lの傾斜角θ(すなわち道路の傾斜角)の1次関数
であり、第20図に示すように傾斜角θが大きいときほ
どSSが小さくなるようになっている。なお、FR車の
場合は、下り坂で後輪に過大なスリップが生じるので、
逆に傾斜角θが大きいときほどSSを大きく設定する必
要がある。
リップ制御を開始すべきずベリ率SSが算出される。こ
のSSは車両傾斜角センサ100によって検出される自
動車lの傾斜角θ(すなわち道路の傾斜角)の1次関数
であり、第20図に示すように傾斜角θが大きいときほ
どSSが小さくなるようになっている。なお、FR車の
場合は、下り坂で後輪に過大なスリップが生じるので、
逆に傾斜角θが大きいときほどSSを大きく設定する必
要がある。
次にPlにおいて、現在のすべり率Sが上記SSを超え
ているか否か、すなわちスリップ制御を行なうようなス
リップが発生したか否かが判別される。このPlでNO
と判別されたときは、P8に移行して、スリップ制御が
中止され通常の走行が行われる。
ているか否か、すなわちスリップ制御を行なうようなス
リップが発生したか否かが判別される。このPlでNO
と判別されたときは、P8に移行して、スリップ制御が
中止され通常の走行が行われる。
前記P7でYESと判別されたときは、スリップ制御が
開始されるので、Ploに移行して、スリップ制御フラ
グがセットされる。引き続き、Pllにおいて、エンジ
ン(スロットル)用の目標ずべり率SETの初期値が算
出される。このSETは車両傾斜角センサ100によっ
て検出される自動車lの傾斜角θ(すなわち道路の傾斜
角)の1次関数であり、第20図に示すように傾斜角θ
が大きいときほどSSが小さくなるようになっている。
開始されるので、Ploに移行して、スリップ制御フラ
グがセットされる。引き続き、Pllにおいて、エンジ
ン(スロットル)用の目標ずべり率SETの初期値が算
出される。このSETは車両傾斜角センサ100によっ
て検出される自動車lの傾斜角θ(すなわち道路の傾斜
角)の1次関数であり、第20図に示すように傾斜角θ
が大きいときほどSSが小さくなるようになっている。
なお、FR車の場合は、下り坂で後輪に過大なスリップ
が生じるので、逆に傾斜角θが大きいときほどSETを
大きく設定する必要がある。
が生じるので、逆に傾斜角θが大きいときほどSETを
大きく設定する必要がある。
次にPI3において後述するようにpHでの目標すべり
率SETが補正される。またPI3においてブレーキ用
の目標すべり率SBTの初期値(実施例では0.17)
がセットされる。この後は、それぞれ後述するように、
スリップ制御のために、PI3でのブレーキ制御および
PI3でのエンジン制御がなされる。なお、pH,PI
3での目標すべり率SETの設定は、前回のスリップ制
御で得られた最大加速度G MAXに基づいて、後述す
るP76と同様の観点から行なわれる。
率SETが補正される。またPI3においてブレーキ用
の目標すべり率SBTの初期値(実施例では0.17)
がセットされる。この後は、それぞれ後述するように、
スリップ制御のために、PI3でのブレーキ制御および
PI3でのエンジン制御がなされる。なお、pH,PI
3での目標すべり率SETの設定は、前回のスリップ制
御で得られた最大加速度G MAXに基づいて、後述す
るP76と同様の観点から行なわれる。
(以下余白)
前記P5においてYESと判別されたときは、前述した
PI3へ移行して、引き続きスリップ制御がなされる。
PI3へ移行して、引き続きスリップ制御がなされる。
前記P4でYESと判別されたときは、スリップ制御は
不要になったときであり、PI3に移行する。このPI
7ではスリップ制御フラグがリセットされる。次いで、
PI3でエンジン制御を中止し、PI3でブレーキ制御
がなされる。なお、このPI3でのブレーキ制御では、
スタック中に対処したものとしてなされる。
不要になったときであり、PI3に移行する。このPI
7ではスリップ制御フラグがリセットされる。次いで、
PI3でエンジン制御を中止し、PI3でブレーキ制御
がなされる。なお、このPI3でのブレーキ制御では、
スタック中に対処したものとしてなされる。
前記P3でYESと判別されたときは、PI6において
ブレーキを解除した後、P17以降の処理がなされる。
ブレーキを解除した後、P17以降の処理がなされる。
前記P2でYESと判別されたときは、P18以降の処
理がなされる。
理がなされる。
第7図、第8図
第7図の70−チャートは、第6図のメイン70−チャ
ートに対して、例えば14m5ec毎に割込みされる。
ートに対して、例えば14m5ec毎に割込みされる。
先ず、P21において、各センサ61〜68からの各信
号がデータ処理用として入力される。次いで、P22で
後述するスリップ検出の処理がなされた後、P23での
スロットル制御がなされる。
号がデータ処理用として入力される。次いで、P22で
後述するスリップ検出の処理がなされた後、P23での
スロットル制御がなされる。
P23でのスロットル制御は、第8図に示すフローチャ
ートにしたがってなされる。先ず、P24において、ス
リップ制御フラグがセットされているか否か、すなわち
現在スリップ制御を行っているか否かが判別される。こ
のP24でYESのときは、スロットルバルブ13の制
御が、スリップ制御用として、すなわち@12図に示す
特性に従わないで、所定の目標スベリ率SETを実現す
るような制御が選択される。また、P24においてNo
と判別されたときは、P2Oにおいて、スロットルバル
ブ13の開閉制御を、運転者りの意志を委ねるものとし
て(第12図に示す特性に従う)選択される。このP2
5、P2Oの後は、P27において、目標スロットル開
度を実現させるための制御がなされる(後述するP68
、P2O、P71に従う制御、あるいは第12図の特性
に従う制御)。
ートにしたがってなされる。先ず、P24において、ス
リップ制御フラグがセットされているか否か、すなわち
現在スリップ制御を行っているか否かが判別される。こ
のP24でYESのときは、スロットルバルブ13の制
御が、スリップ制御用として、すなわち@12図に示す
特性に従わないで、所定の目標スベリ率SETを実現す
るような制御が選択される。また、P24においてNo
と判別されたときは、P2Oにおいて、スロットルバル
ブ13の開閉制御を、運転者りの意志を委ねるものとし
て(第12図に示す特性に従う)選択される。このP2
5、P2Oの後は、P27において、目標スロットル開
度を実現させるための制御がなされる(後述するP68
、P2O、P71に従う制御、あるいは第12図の特性
に従う制御)。
第9図(スリップ検出処理)
この第9図のフローチャートは、第7図のP22に対応
したものである。このフローチャートは、スリップ制御
の対象となるようなスリップが発生したか否か、および
スタックしているか否かを検出するためのものである。
したものである。このフローチャートは、スリップ制御
の対象となるようなスリップが発生したか否か、および
スタックしているか否かを検出するためのものである。
先ず、P31で、クラッチ7が完全に接続されているか
否かが判別される。このP31でYESと判別されたと
きは、スタック中ではないときであるとして、P32に
おいてスタンクツラグがリセットされる。次いで、P3
3において、現在車速が低速すなわち例えば5.3km
/hよりも小さいか否かが判別される。
否かが判別される。このP31でYESと判別されたと
きは、スタック中ではないときであるとして、P32に
おいてスタンクツラグがリセットされる。次いで、P3
3において、現在車速が低速すなわち例えば5.3km
/hよりも小さいか否かが判別される。
P33でNoと判別されたときは、P34において、ハ
ンドル舵角に応じて、スリップ判定用の補正値αが算出
される(第14図参照)。この後P35において、左駆
動輪としての左前輪2のすべり率が、所定の基準値0.
2に上記P34でのびを加えた値(0,2+α)よりも
大きいか否かが判別される。このP35での判別で、Y
ESのときは、左前輪2がスリップ状態にあるとしてそ
のスリップフラグがセットされる。逆に、P35でNO
と判別されたときは、左前輪3のスリップフラグがリセ
ットされる。なお、上記補正値σは、旋回時における内
外輪の回転差(特に駆動輪と従動輪との回転差)を考慮
して設定される。
ンドル舵角に応じて、スリップ判定用の補正値αが算出
される(第14図参照)。この後P35において、左駆
動輪としての左前輪2のすべり率が、所定の基準値0.
2に上記P34でのびを加えた値(0,2+α)よりも
大きいか否かが判別される。このP35での判別で、Y
ESのときは、左前輪2がスリップ状態にあるとしてそ
のスリップフラグがセットされる。逆に、P35でNO
と判別されたときは、左前輪3のスリップフラグがリセ
ットされる。なお、上記補正値σは、旋回時における内
外輪の回転差(特に駆動輪と従動輪との回転差)を考慮
して設定される。
P36あるいはP37の後は、P38、P39、P2O
において、右前輪3についてのスリップフラグのセット
、あるいはリセットが、P35、P37と同様にして行
われる。
において、右前輪3についてのスリップフラグのセット
、あるいはリセットが、P35、P37と同様にして行
われる。
前記P33でYESと判別されたときは、低速時であり
、車速を利用したすなわち前記(1)式に基づくすべり
率の算出に誤差が大きくなるので、スリップ状態の判定
を、駆動輪の回転数のみによって検出するようにしであ
る。すなわち、P41において、左前輪2の回転数が、
車速10km/h相当の回転数よりも大きいか否かが判
別される。このP41でYESと判別されたときは、P
42において左前輪2のスリップフラグがセットされる
。
、車速を利用したすなわち前記(1)式に基づくすべり
率の算出に誤差が大きくなるので、スリップ状態の判定
を、駆動輪の回転数のみによって検出するようにしであ
る。すなわち、P41において、左前輪2の回転数が、
車速10km/h相当の回転数よりも大きいか否かが判
別される。このP41でYESと判別されたときは、P
42において左前輪2のスリップフラグがセットされる
。
逆に、P 4.1でNOと判別されたときは、P43に
おいて左前輪2のスリップフラグがリセットされる。
おいて左前輪2のスリップフラグがリセットされる。
P42、P43の後は、P44、P45、P4Oにおい
て、右前輪3についてのスリップフラグがセットあるい
はリセットが、上記P41−P43の場合と同様にして
行われる。
て、右前輪3についてのスリップフラグがセットあるい
はリセットが、上記P41−P43の場合と同様にして
行われる。
前記P31において、Noと判別されたときは、スタッ
ク中である可能性が考えられるときである(スタック中
は、運転者りは半クラッチを使用しながらぬかるみ等か
ら脱出しようとする)。このときは、P51に移行して
、駆動輪としての左右前輪2と3との回転数の平均値が
小さいか否かが判別される(例えば車速に換算して2k
m/h以下であるか否かが判別される)。P51でNo
と判別されたときは、P52において、現在スタック制
御中であるか否かが判別される。P52でNoと判別さ
れたときは、P53において、右前輪3の回転数が、左
前輪2の回転数よりも大きいか否かが判別される。P5
3でYESと判別されたときは、右前輪3の回転数が左
前輪2の回転数の1゜5倍よりも大きいか否かが判別さ
れる。このP54でYESと判別されたときは、P56
でスタックフラグがセットされる。逆にP54でNoと
判別されたときは、スタック中ではないとして、前述し
たP32以降の処理がなされる。
ク中である可能性が考えられるときである(スタック中
は、運転者りは半クラッチを使用しながらぬかるみ等か
ら脱出しようとする)。このときは、P51に移行して
、駆動輪としての左右前輪2と3との回転数の平均値が
小さいか否かが判別される(例えば車速に換算して2k
m/h以下であるか否かが判別される)。P51でNo
と判別されたときは、P52において、現在スタック制
御中であるか否かが判別される。P52でNoと判別さ
れたときは、P53において、右前輪3の回転数が、左
前輪2の回転数よりも大きいか否かが判別される。P5
3でYESと判別されたときは、右前輪3の回転数が左
前輪2の回転数の1゜5倍よりも大きいか否かが判別さ
れる。このP54でYESと判別されたときは、P56
でスタックフラグがセットされる。逆にP54でNoと
判別されたときは、スタック中ではないとして、前述し
たP32以降の処理がなされる。
また、前記P53でNoと判別されたときは、P55j
こおいて、左前輪2の回転数が、右前輪3の回転数の1
.5倍よりも大きか否かが判別される。このP55でY
ESのときはP56へ、またNoのときはP32へ移行
する。
こおいて、左前輪2の回転数が、右前輪3の回転数の1
.5倍よりも大きか否かが判別される。このP55でY
ESのときはP56へ、またNoのときはP32へ移行
する。
P56の後は、P57において、車速が6.3km/h
よりも大きいか否かが判別される。このP57でYES
とされたときは、前輪2.3の目標回転数を、車速を示
す従動輪回転数の1.25倍となるようにセットされる
(すべり率0.2に相当)。
よりも大きいか否かが判別される。このP57でYES
とされたときは、前輪2.3の目標回転数を、車速を示
す従動輪回転数の1.25倍となるようにセットされる
(すべり率0.2に相当)。
また、P57でNOのときは、P59において、前輪2
.3の目標回転数が、lQkm/hに一律にセットされ
る。
.3の目標回転数が、lQkm/hに一律にセットされ
る。
さらに、P51でYESのときは、P2Oにおいて、ブ
レーキがゆっくり解除される。
レーキがゆっくり解除される。
第1O図(エンジン制御)
この第10図に示すフローチャートは、第6図のPI3
に対応している。
に対応している。
P61において、スリップが収束状態へ移行したか否か
(第5図のt2時点を通過したときか否か)が判別され
る。このP61でNOのときは、PO2において、左前
輪2のすべり率SがSSよりも大きいか否かが判別され
る。PO2でNoのときは、P63で右前輪3のすべり
率SがSSよりも大きいか否かが判別される。このP6
3でNoのときは、PO4において、左右前輪2.3の
うち片側のみブレーキ制御中か、すなわちスプリット路
を走行しているときであるか否かが判別される。
(第5図のt2時点を通過したときか否か)が判別され
る。このP61でNOのときは、PO2において、左前
輪2のすべり率SがSSよりも大きいか否かが判別され
る。PO2でNoのときは、P63で右前輪3のすべり
率SがSSよりも大きいか否かが判別される。このP6
3でNoのときは、PO4において、左右前輪2.3の
うち片側のみブレーキ制御中か、すなわちスプリット路
を走行しているときであるか否かが判別される。
PO4でYESのときは、P65において、左右前輪2
.3のうちすべり率の低い方の駆動輪に合せて、現在の
すべり率が算出される(セレクトロー)。逆に、PO4
でNOのときは、左右前輪2.3のうち、すべり率の大
きい方の駆動輪に合せて、現在のすべり率が算出される
(セレクトハイ)。なお、PO2、P63でNOのとき
もP66に移行する。
.3のうちすべり率の低い方の駆動輪に合せて、現在の
すべり率が算出される(セレクトロー)。逆に、PO4
でNOのときは、左右前輪2.3のうち、すべり率の大
きい方の駆動輪に合せて、現在のすべり率が算出される
(セレクトハイ)。なお、PO2、P63でNOのとき
もP66に移行する。
上記P65でのセレクトハイは、すべり易い方の駆動輪
のすべりを抑制すべく現在のすべり率を算出することに
より、ブレーキの使用をより一層回避し得るものとなる
。逆に、上記P65でのセレクトローは、例えば左右駆
動輪が接地する路面の摩擦係数が異なるようなスプリッ
ト路を走行する場合に、ブレーキによってすべり易い方
の駆動輪のスリップを制御しつつ、すべり難い側の駆動
輪のグリップ力を生かした走行が行なえることとなる。
のすべりを抑制すべく現在のすべり率を算出することに
より、ブレーキの使用をより一層回避し得るものとなる
。逆に、上記P65でのセレクトローは、例えば左右駆
動輪が接地する路面の摩擦係数が異なるようなスプリッ
ト路を走行する場合に、ブレーキによってすべり易い方
の駆動輪のスリップを制御しつつ、すべり難い側の駆動
輪のグリップ力を生かした走行が行なえることとなる。
なお、このセレクトローの場合は、ブレーキの酷使を避
けるため、例えば一定時間に限定したり、あるいはブレ
ーキが過熱した場合にこのセレクトローを中止させるよ
うなバックアップ手段に講じておくとよい。
けるため、例えば一定時間に限定したり、あるいはブレ
ーキが過熱した場合にこのセレクトローを中止させるよ
うなバックアップ手段に講じておくとよい。
P65、P66の後は、P67において、現在のすべり
率Sが0.02よりも大きいか否かが判別される。この
P67でYESのときは、P68において、スロットル
バルブ13が、スリップ制御のためのフィードバック制
御される。勿論、このトキは、スロットルバルブ ル開度(Tn)はP65、P66で設定されたあるいは
後述するP76で変更された目標すべり率SETを実現
すべく設定される。
率Sが0.02よりも大きいか否かが判別される。この
P67でYESのときは、P68において、スロットル
バルブ13が、スリップ制御のためのフィードバック制
御される。勿論、このトキは、スロットルバルブ ル開度(Tn)はP65、P66で設定されたあるいは
後述するP76で変更された目標すべり率SETを実現
すべく設定される。
P67でNoのときは、P2Oにおいて、現在のすべり
率Sが0.01よりも大きいか否かが判別される。この
P2OでYESのときはP2Oにおいて、前述した緩衝
制御がなされる。また、P2OでNOのときは、P71
において、前述したバックアップ制御がなされる。
率Sが0.01よりも大きいか否かが判別される。この
P2OでYESのときはP2Oにおいて、前述した緩衝
制御がなされる。また、P2OでNOのときは、P71
において、前述したバックアップ制御がなされる。
一方、P61でYESのときは、P72へ移行して、ス
リップ収束後所定時間(リカバリ制御を行う時間で、実
施例では前述したように1.70msec)経過したか
否かが判別される。P72でN。
リップ収束後所定時間(リカバリ制御を行う時間で、実
施例では前述したように1.70msec)経過したか
否かが判別される。P72でN。
のときは、リカバリ制御を行うべく、P73以降の処理
がなされる。すなわち、先ず、P73で、自動車1の最
大加速度GMAXが計測される(第5図L2時点)。次
いで、PI4において、このG MAXが得られるよう
な最適なスロットル開度Tvoが設定される(第15図
参照)。さらに、PI5において、変速機8の現在の変
速段に応じて、PI4での最適スロットル開度Tvoが
補正される。すなわち、変速段の相違によって、駆動輪
への付与トルクも異なるため、PI4ではある基準の変
速段についての最適スロットル開度Tvoを設定して、
PI5でこの変速段の相違を補正するようにしである。
がなされる。すなわち、先ず、P73で、自動車1の最
大加速度GMAXが計測される(第5図L2時点)。次
いで、PI4において、このG MAXが得られるよう
な最適なスロットル開度Tvoが設定される(第15図
参照)。さらに、PI5において、変速機8の現在の変
速段に応じて、PI4での最適スロットル開度Tvoが
補正される。すなわち、変速段の相違によって、駆動輪
への付与トルクも異なるため、PI4ではある基準の変
速段についての最適スロットル開度Tvoを設定して、
PI5でこの変速段の相違を補正するようにしである。
この後P76において、P73でのGMAXより路面の
摩擦係数を推定して、エンジン(スロットル)、ブレー
キによるスリップ制御の目標すべり率SET。
摩擦係数を推定して、エンジン(スロットル)、ブレー
キによるスリップ制御の目標すべり率SET。
SBTを共に変更する。なお、この目標すべり率SET
, SBTをどのように変更するのについては後述する
。そして、PI7において、自動車1の傾斜角θに応じ
てエンジン制御における目標すべり率SETが補正され
るが、この点についても後述することとする。
, SBTをどのように変更するのについては後述する
。そして、PI7において、自動車1の傾斜角θに応じ
てエンジン制御における目標すべり率SETが補正され
るが、この点についても後述することとする。
前λP72でYESのときは、リカバリ制御終了という
ことで、前述したP62以降の処理がなされる。
ことで、前述したP62以降の処理がなされる。
第11囚(ブレーキ制御)
この第11図に示すフローチャートは、第6図のPI3
およびP 1. 9に対応している。
およびP 1. 9に対応している。
先ず、P81において、現在スタック中であるか否かが
判別される。P81でNOのときは、P82において、
ブレーキの応答速度Bn(SVI〜SV4の開閉制御用
デユーティ比に相当)のリミット値(最大値)BLMを
、車速に応じた関数(車速が大きい程大きくなる)とし
て設定する。逆に、P81でYESのときは、P83に
おいて、上記リミット値BLMを、P82の場合よりも
小さな一定値として設定する。なお、このP82、83
の処理は、Bnとして前記(5)式によって算出された
ままのものを用いた場合に、ブレーキ液圧の増減速度が
速過ぎて振動発生等の原因になることを考慮してなされ
る。これに加えて、P83では、スタック中からの脱出
のため駆動輪への制動力が急激に変化するのが特に好ま
しくないため、リミット値として小さな一定値としであ
る。
判別される。P81でNOのときは、P82において、
ブレーキの応答速度Bn(SVI〜SV4の開閉制御用
デユーティ比に相当)のリミット値(最大値)BLMを
、車速に応じた関数(車速が大きい程大きくなる)とし
て設定する。逆に、P81でYESのときは、P83に
おいて、上記リミット値BLMを、P82の場合よりも
小さな一定値として設定する。なお、このP82、83
の処理は、Bnとして前記(5)式によって算出された
ままのものを用いた場合に、ブレーキ液圧の増減速度が
速過ぎて振動発生等の原因になることを考慮してなされ
る。これに加えて、P83では、スタック中からの脱出
のため駆動輪への制動力が急激に変化するのが特に好ま
しくないため、リミット値として小さな一定値としであ
る。
P82あるいはP83の後に、P84において、すべり
率Sが、ブレーキ制御の中止ポイントとなる0.09よ
りも大きいか否かが判別される。P84でYESのとき
は、P85において、右前輪用ブレーキ22の操作速度
Bnが算出される(第4図のI−PD制?Jljこおけ
るBnに相当)。この後P86において、上記Bnが「
0」より大きいか否かが判別される。この判別は、ブレ
ーキの増圧方向を正、減圧方向を負と考えた場合、増圧
方向であるか否かの判別となる。P86でYESのとき
は、P87において、Bn>BLMであるか否かが判別
される。P87でYESのときは、Bnをリミット値B
L Mに設定した後、P89において、右ブレーキ2
2の増圧がなされる。また、P87でNOのときは、P
85で設定されたBnの値でもって、P89での増圧が
なされる。
率Sが、ブレーキ制御の中止ポイントとなる0.09よ
りも大きいか否かが判別される。P84でYESのとき
は、P85において、右前輪用ブレーキ22の操作速度
Bnが算出される(第4図のI−PD制?Jljこおけ
るBnに相当)。この後P86において、上記Bnが「
0」より大きいか否かが判別される。この判別は、ブレ
ーキの増圧方向を正、減圧方向を負と考えた場合、増圧
方向であるか否かの判別となる。P86でYESのとき
は、P87において、Bn>BLMであるか否かが判別
される。P87でYESのときは、Bnをリミット値B
L Mに設定した後、P89において、右ブレーキ2
2の増圧がなされる。また、P87でNOのときは、P
85で設定されたBnの値でもって、P89での増圧が
なされる。
前記P86でNoのときは、Bnが「負」あるいは「0
」であるので、P2OでBnを絶対値化した後、P9に
〜93の処理を経る。このP91〜93は、右ブレーキ
22の減圧を行うときであり、P87、P88、P89
の処理に対応している。
」であるので、P2OでBnを絶対値化した後、P9に
〜93の処理を経る。このP91〜93は、右ブレーキ
22の減圧を行うときであり、P87、P88、P89
の処理に対応している。
P89、P93の後は、P94Jこ移行して、左ブレー
キ21についても右ブレーキに22と同じように増圧あ
るいは減圧の処理がなされる(P84〜P93に対応し
た処理)。
キ21についても右ブレーキに22と同じように増圧あ
るいは減圧の処理がなされる(P84〜P93に対応し
た処理)。
一方、P 84でNoのときは、ブレーキ制御を中止す
るときなので、P95においてブレーキの解除がなされ
る。
るときなので、P95においてブレーキの解除がなされ
る。
なお、P85とP86との間において、駆動輪の実際の
回転数と目標回転数(実際のすべり率と目標すべり率)
との差が大きいときは、例えば前記(5)式における積
分定数に1を小さくするような補正を行なうことにより
、ブレーキのかけ過ぎによる加速の悪化やエンストを防
止する上で好ましいものとなる。
回転数と目標回転数(実際のすべり率と目標すべり率)
との差が大きいときは、例えば前記(5)式における積
分定数に1を小さくするような補正を行なうことにより
、ブレーキのかけ過ぎによる加速の悪化やエンストを防
止する上で好ましいものとなる。
目標すべり率SET、 SBTの変更(P76)前記P
76において変更されるエンジンとブレーキとの目標す
べり率SET、 SBTは、P73で計測された最大加
速度G MAXに基づいて、例えば、5S=0.2であ
るような場合には、第17図に示すように変更される。
76において変更されるエンジンとブレーキとの目標す
べり率SET、 SBTは、P73で計測された最大加
速度G MAXに基づいて、例えば、5S=0.2であ
るような場合には、第17図に示すように変更される。
この第17図から明らかなように、原則として、最大加
速度G MAXが大きいほど、目標すべり率SET、
SBTを大きくするようにしである。そして、目標すべ
り率SET、 SBTには、夫々リミット値を設けるよ
うにしである。
速度G MAXが大きいほど、目標すべり率SET、
SBTを大きくするようにしである。そして、目標すべ
り率SET、 SBTには、夫々リミット値を設けるよ
うにしである。
目標すべり率SETの補正(第22図)前記P12およ
びP77でのSETの補正である。
びP77でのSETの補正である。
なお、SETは前記したとおり、自動車lの傾斜角θ(
すなわち道路の勾配)に応じたものとされる(第20図
参照)。すなわち、上り坂走行時tこおいてよ前輪2.
3(駆動輪)がスリップしやすくなっているので、傾斜
角θが大きいときほど目標すべり率SETを小さくする
ようにしている。また、下り坂走行時においては前輪2
,3の荷重配分が増加するので、逆に目標すべり率SE
Tが高められる。
すなわち道路の勾配)に応じたものとされる(第20図
参照)。すなわち、上り坂走行時tこおいてよ前輪2.
3(駆動輪)がスリップしやすくなっているので、傾斜
角θが大きいときほど目標すべり率SETを小さくする
ようにしている。また、下り坂走行時においては前輪2
,3の荷重配分が増加するので、逆に目標すべり率SE
Tが高められる。
なお、FR車の場合は、下り坂走行時に後輪4゜5(駆
動輪)がスリップしやすくなるので、逆に傾斜角θが大
きいときほど目標すべり率SETを高くする必要がある
。
動輪)がスリップしやすくなるので、逆に傾斜角θが大
きいときほど目標すべり率SETを高くする必要がある
。
先ず、PIOIにおいて、各補正係数a、 bがあらか
じめ作成されたマツプから読込まれる。補正係数a、
bは、第18図あるいは第19図に示すように、それぞ
れ、マニュアル操作されるモードスイッチ71の選択に
応じた値とされる。
じめ作成されたマツプから読込まれる。補正係数a、
bは、第18図あるいは第19図に示すように、それぞ
れ、マニュアル操作されるモードスイッチ71の選択に
応じた値とされる。
Plolの後は、P2O3において、P73でのG M
AXが所定値より小さいか否かが判別される。
AXが所定値より小さいか否かが判別される。
P 1.02でYESのときは、現在走行している路面
が低μのときであるので、目標すべり率SETが、低μ
用の補正係数すによって補正される。また、Plf)2
でNOのときは、現在走行している路面が高μなので、
P2O3において、高μ用の補正係数aによって目標す
べり率SETが補正される。
が低μのときであるので、目標すべり率SETが、低μ
用の補正係数すによって補正される。また、Plf)2
でNOのときは、現在走行している路面が高μなので、
P2O3において、高μ用の補正係数aによって目標す
べり率SETが補正される。
このように補正した場合でも、上り坂走行時にあっては
、目標すべり率SETが平地走行時より小さく設定され
、すべり率を低下させることにより駆動輪の横力を高め
て、安定性が確保される。
、目標すべり率SETが平地走行時より小さく設定され
、すべり率を低下させることにより駆動輪の横力を高め
て、安定性が確保される。
なお、スリップ制御は、最大グリツプ力を発生する付近
のすべり率(第13図ではすべり率S−〇、2付近)以
下の範囲とされるので、目標すべり率を低下させること
によりグリツプ力は小さくなる方向に移行される。
のすべり率(第13図ではすべり率S−〇、2付近)以
下の範囲とされるので、目標すべり率を低下させること
によりグリツプ力は小さくなる方向に移行される。
ここで、モードスインチア1により、例えばハードが選
択されて(第13図SDの選択となっている)、目標す
べり率が最大グリップ力発生時点よりも大きくなってい
るときは、このマニュアル選択を禁止して、最大グリッ
プ力が発生されるすべり率となるように目標すべり率を
変更するようにしてもよい。
択されて(第13図SDの選択となっている)、目標す
べり率が最大グリップ力発生時点よりも大きくなってい
るときは、このマニュアル選択を禁止して、最大グリッ
プ力が発生されるすべり率となるように目標すべり率を
変更するようにしてもよい。
さて次に、目標すべり率SET、 SBTとの設定関係
が、自動車10走りの感覚にどのように影響するかにつ
いて説明する。
が、自動車10走りの感覚にどのように影響するかにつ
いて説明する。
■駆動輪のグリップ力
SETとSBTとを全体的に第17図上下方向にオフセ
ットさせる。そして、グリップ力を大きくするには、上
方向へのオフセットを行う。すなわち、スパイクタイヤ
の特性として、第13図に示すように、すべり率0.2
〜0.3位までは摩擦係数μは増加方向にあるため、す
べり率0.2〜0.3以下の範囲で使用する限り上述の
ことが言える。
ットさせる。そして、グリップ力を大きくするには、上
方向へのオフセットを行う。すなわち、スパイクタイヤ
の特性として、第13図に示すように、すべり率0.2
〜0.3位までは摩擦係数μは増加方向にあるため、す
べり率0.2〜0.3以下の範囲で使用する限り上述の
ことが言える。
■加速感
加速感は、SETとSBTとの「差」を変えることによ
って変化し、この「差」が小さいほど加速感が大きくな
る。すなわち、実施例のように、SETをSBTよりも
小さい値として設定した場合、すべり率が大きいときは
ブレーキ制御が主として働き、すべり率が小さいときは
エンジン制御が主として働くことになる。したがって、
SETとSBTとの「差」を小さくした場合、ブレーキ
制御とエンジン制御とがほぼ同配分で働く方向に近づい
てくる。つまり、ブレーキによりエンジンの発生トルク
をしぼって駆動輪を駆動している状態となり、加速のた
めにトルクを急速に増加させた場合は、ブレーキをゆる
めるだけで駆動輪へのトルクが応答遅れなく増大する。
って変化し、この「差」が小さいほど加速感が大きくな
る。すなわち、実施例のように、SETをSBTよりも
小さい値として設定した場合、すべり率が大きいときは
ブレーキ制御が主として働き、すべり率が小さいときは
エンジン制御が主として働くことになる。したがって、
SETとSBTとの「差」を小さくした場合、ブレーキ
制御とエンジン制御とがほぼ同配分で働く方向に近づい
てくる。つまり、ブレーキによりエンジンの発生トルク
をしぼって駆動輪を駆動している状態となり、加速のた
めにトルクを急速に増加させた場合は、ブレーキをゆる
めるだけで駆動輪へのトルクが応答遅れなく増大する。
■加速のなめらかさ
SBTを大きく、すなわちSETに比して相対的により
大きくする。このことは、エンジン制御の優先度を高め
ることにより、エンジン制御の利点である滑らかなトル
ク変化をより効果的に発生させ得ることを意味する。
大きくする。このことは、エンジン制御の優先度を高め
ることにより、エンジン制御の利点である滑らかなトル
ク変化をより効果的に発生させ得ることを意味する。
以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
例えば次のような場合をも含むものである。
例えば次のような場合をも含むものである。
■駆動輪への付与トルクの調整は、エンジン制御、ブレ
ーキ制御の他、クラッチ7の締結状態を調整することに
より、あるいは変速機8の変速比を変える(特に無断変
速機の場合に効果的)こと等、駆動輪への付与トルクを
身整し得る適宜の構成要素のいずれか1つあるいはその
組合せによって行うことができる。
ーキ制御の他、クラッチ7の締結状態を調整することに
より、あるいは変速機8の変速比を変える(特に無断変
速機の場合に効果的)こと等、駆動輪への付与トルクを
身整し得る適宜の構成要素のいずれか1つあるいはその
組合せによって行うことができる。
■エンジン6の発生トルク調整としては、エンジンの発
生出力に最も影響を与える要因を変更制御するものが好
ましい。すなわち、いわゆる負荷制御によって発生トル
クを調整するものが好ましく、オツトー式エンジン(例
えばガソリンエンジン)にあっては混合気量を調整する
ことにより、またディゼルエンジンにあっては燃料噴射
量を調整することが好ましい。しかしながら、この負荷
制御に限らず、オツトー式エンジンにあっては点火時期
を調整することにより、またディーゼルエンジンにあっ
ては燃料噴射時期を調整することにより行ってもよい。
生出力に最も影響を与える要因を変更制御するものが好
ましい。すなわち、いわゆる負荷制御によって発生トル
クを調整するものが好ましく、オツトー式エンジン(例
えばガソリンエンジン)にあっては混合気量を調整する
ことにより、またディゼルエンジンにあっては燃料噴射
量を調整することが好ましい。しかしながら、この負荷
制御に限らず、オツトー式エンジンにあっては点火時期
を調整することにより、またディーゼルエンジンにあっ
ては燃料噴射時期を調整することにより行ってもよい。
さらに、過給を行うエンジンにあっては、過給圧を調整
することにより行ってもよい。
することにより行ってもよい。
勿論、パワーソースとしては、内燃機関に限らず、電気
モータであってもよく、この場合の発生トルクの調整は
、モータへの供電電力を調整することにより行えばよい
。
モータであってもよく、この場合の発生トルクの調整は
、モータへの供電電力を調整することにより行えばよい
。
■自動車Iとしては、前輪2.3が駆動輪のものに限ら
ず、後輪4.5が駆動輪のものであってもよくあるいは
4輪共に駆動輪とされるものであってもよい。
ず、後輪4.5が駆動輪のものであってもよくあるいは
4輪共に駆動輪とされるものであってもよい。
■駆動輪のすべり状態を検出するには、実施例のように
駆動輪の回転数のように直接的に検出してもよいが、こ
の他、車両の状態に応じてこのすべり状態を予測、すな
わち間接的に検出するようにしてもよい。このような車
両の状態としては、例えば、パワーソースの発生トルク
増加あるいは回転数増加、アクセル開度の変化、駆動軸
の回転変化の他、操舵状態(コーナリング)、車体の浮
上り状態(加速)、積載量等が考えられる。これに加え
て、大気温度の高低、雨、雪、アイスバーン等の路面μ
を自動的1こ検出あるいはマニュアル式にインプットし
て、上記駆動輪のすべり状態の予測をより一層適切なも
のとすることもできる。
駆動輪の回転数のように直接的に検出してもよいが、こ
の他、車両の状態に応じてこのすべり状態を予測、すな
わち間接的に検出するようにしてもよい。このような車
両の状態としては、例えば、パワーソースの発生トルク
増加あるいは回転数増加、アクセル開度の変化、駆動軸
の回転変化の他、操舵状態(コーナリング)、車体の浮
上り状態(加速)、積載量等が考えられる。これに加え
て、大気温度の高低、雨、雪、アイスバーン等の路面μ
を自動的1こ検出あるいはマニュアル式にインプットし
て、上記駆動輪のすべり状態の予測をより一層適切なも
のとすることもできる。
■第2図のブレーキ液圧回路およびセンサ64.64.
66は、既存のABS(アンチブレーキロックシステム
)のものを使用し得る。
66は、既存のABS(アンチブレーキロックシステム
)のものを使用し得る。
第1図は本発明の一実施例を示す全体系統図である。
第2図はブレーキ液圧の制御回路の一例を示す図である
。 第3図はスロットルバルブをフィードバック制御すると
きのブロック線図である。 第4図はブレーキをフィードバック制御するときのブロ
ック線図である。 第5図は本発明の制御例を図式的に示すグラフである。 第6図は〜第11図および第22図は本発明の勾 制御例を示すフローチャート) 第12図はスリップ制御を行なわないときのアクセル開
度に対するスロットル開度の特性を示すグラフである。 第13図は駆動輪のグリップ力と横力との関係を、すべ
り率と路面に対する摩擦係数との関係で示すグラフであ
る。 第14図はスリップ制御開始時のすべり率をハンドル舵
角に応じて補正するときの補正値を示すグラフである。 第15図はリカバリ制御時における最大加速度に対応し
た最適スロットル開度を示すグラフである。 第16図は緩衝制御を行なうときのすべり率とスロット
ル開度との関係を示すグラフである。 第17図は目標すべり率を決定する際に用いる第18図
、第19図はマニュアルスイッチの操作状態に応じた目
標すべり率の補正係数を示すグラフである。 第20図は、目標すべり率とスリップ制御を開始すべき
すべり率の、自動車の傾斜角に対する特性を示すグラフ
である。 第21図は目標すべり率をマニュアル選択するためのモ
ードスイッチの一例を示す図である。 l :自動車 2.3 :前輪(駆動輪) 4.5 :後輪(従動輪) 6 :エンジン(パワーソース) 7 コクラッチ 8 :変速機 3 :スロットルバルブ 4 : スロットルアクチュエータ 1〜24 ニブレーキ 7 :マスクシリンダ 0.31 :液圧制御バルブ 2 ニブレーキペダル l :センサ(スロットル開度) 2 :センサ(クラッチ) 3 :センサ(変速段) 4.65 :センサ(駆動輪回転数) 6 :センサ(従動輪回転数) 7 :センサ(アクセル開度) 8 :センサ(ハンドル舵角) 69 ニアクセル ア0 :ハンドル 71 :目標すべり率変更用スイッチ 100:傾斜角センサ 5VI−3V4 :電磁開閉バルブ LI: コントロールユニット 特許出願人 マ ツ ダ 株 式 会 杜氏 理 人
弁理士 青白 葆 はか1名第2図 第7図 第8図 第16図 第17図 第12図 ム アクセル間β冨%) 第14図 ハンμル蚊西 MAX 第13区 S(Tぺり牽) 第15図 MAX 第18図 第2o図 第19図
。 第3図はスロットルバルブをフィードバック制御すると
きのブロック線図である。 第4図はブレーキをフィードバック制御するときのブロ
ック線図である。 第5図は本発明の制御例を図式的に示すグラフである。 第6図は〜第11図および第22図は本発明の勾 制御例を示すフローチャート) 第12図はスリップ制御を行なわないときのアクセル開
度に対するスロットル開度の特性を示すグラフである。 第13図は駆動輪のグリップ力と横力との関係を、すべ
り率と路面に対する摩擦係数との関係で示すグラフであ
る。 第14図はスリップ制御開始時のすべり率をハンドル舵
角に応じて補正するときの補正値を示すグラフである。 第15図はリカバリ制御時における最大加速度に対応し
た最適スロットル開度を示すグラフである。 第16図は緩衝制御を行なうときのすべり率とスロット
ル開度との関係を示すグラフである。 第17図は目標すべり率を決定する際に用いる第18図
、第19図はマニュアルスイッチの操作状態に応じた目
標すべり率の補正係数を示すグラフである。 第20図は、目標すべり率とスリップ制御を開始すべき
すべり率の、自動車の傾斜角に対する特性を示すグラフ
である。 第21図は目標すべり率をマニュアル選択するためのモ
ードスイッチの一例を示す図である。 l :自動車 2.3 :前輪(駆動輪) 4.5 :後輪(従動輪) 6 :エンジン(パワーソース) 7 コクラッチ 8 :変速機 3 :スロットルバルブ 4 : スロットルアクチュエータ 1〜24 ニブレーキ 7 :マスクシリンダ 0.31 :液圧制御バルブ 2 ニブレーキペダル l :センサ(スロットル開度) 2 :センサ(クラッチ) 3 :センサ(変速段) 4.65 :センサ(駆動輪回転数) 6 :センサ(従動輪回転数) 7 :センサ(アクセル開度) 8 :センサ(ハンドル舵角) 69 ニアクセル ア0 :ハンドル 71 :目標すべり率変更用スイッチ 100:傾斜角センサ 5VI−3V4 :電磁開閉バルブ LI: コントロールユニット 特許出願人 マ ツ ダ 株 式 会 杜氏 理 人
弁理士 青白 葆 はか1名第2図 第7図 第8図 第16図 第17図 第12図 ム アクセル間β冨%) 第14図 ハンμル蚊西 MAX 第13区 S(Tぺり牽) 第15図 MAX 第18図 第2o図 第19図
Claims (1)
- (1)駆動輪のスリップ量を検出するスリップ量検出手
段を設け、該スリップ量検出手段の検出値に基づいて駆
動トルクを制御して駆動輪のスリップ量を目標値に追従
させるようにした自動車のスリップ制御装置において、 車体の傾斜角を検出する車体傾斜角検出手段を設け、該
車体傾斜角検出手段の検出値に応じてスリップ制御の制
御特性を変えるようにしたことを特徴とする自動車のス
リップ制御装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1082055A JPH02258431A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 自動車のスリップ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1082055A JPH02258431A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 自動車のスリップ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02258431A true JPH02258431A (ja) | 1990-10-19 |
Family
ID=13763831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1082055A Pending JPH02258431A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 自動車のスリップ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02258431A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002522296A (ja) * | 1998-08-10 | 2002-07-23 | バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト | 制動力の量定のための方法 |
| JP2007246051A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Advics:Kk | 車両の制動力保持装置、及び車両の制動力保持状態の解除方法 |
| JP2010520970A (ja) * | 2007-03-13 | 2010-06-17 | プジョー シトロエン オートモビル エス アー | 自動車の走行性を調整する装置および方法 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1082055A patent/JPH02258431A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002522296A (ja) * | 1998-08-10 | 2002-07-23 | バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト | 制動力の量定のための方法 |
| JP4759137B2 (ja) * | 1998-08-10 | 2011-08-31 | バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト | 制動力を調整するための方法 |
| JP2007246051A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Advics:Kk | 車両の制動力保持装置、及び車両の制動力保持状態の解除方法 |
| JP2010520970A (ja) * | 2007-03-13 | 2010-06-17 | プジョー シトロエン オートモビル エス アー | 自動車の走行性を調整する装置および方法 |
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