JPH02258944A - 耐孔食性に優れた缶容器蓋用アルニミウム合金圧延板 - Google Patents
耐孔食性に優れた缶容器蓋用アルニミウム合金圧延板Info
- Publication number
- JPH02258944A JPH02258944A JP7655389A JP7655389A JPH02258944A JP H02258944 A JPH02258944 A JP H02258944A JP 7655389 A JP7655389 A JP 7655389A JP 7655389 A JP7655389 A JP 7655389A JP H02258944 A JPH02258944 A JP H02258944A
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- Japan
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- pitting corrosion
- corrosion resistance
- aluminum alloy
- alloy rolled
- rolled sheet
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、缶胴を鉄とする缶容器の蓋の材料に使用する
アルミニウム合金圧延板に関するものである。
アルミニウム合金圧延板に関するものである。
(従来の技術)
食品容器としての金属缶の組み合わせは、缶胴にアルミ
ニウム合金、缶蓋にもアルミニウム合金が使用される場
合、缶胴、缶蓋にブリキあるいはティンフリースチール
等の鉄が使用される場合、そして、缶胴に鉄、缶蓋にア
ルミニウム合金が使用される場合が一般的なものである
。
ニウム合金、缶蓋にもアルミニウム合金が使用される場
合、缶胴、缶蓋にブリキあるいはティンフリースチール
等の鉄が使用される場合、そして、缶胴に鉄、缶蓋にア
ルミニウム合金が使用される場合が一般的なものである
。
缶蓋として使用されるアルミニウム合金は、ひきちぎれ
性、成形性などにすぐれており、一方缶蓋として使用さ
れる鉄は缶蓋強度にすぐれている。しかし鉄蓋のひきち
ぎれ性は不良であるため、EOE缶には使用できないな
ど用途が限定される。よって一般に、缶蓋用材料として
はJIS5052.5182に代表されるA、&−Mg
合金が使用されている。
性、成形性などにすぐれており、一方缶蓋として使用さ
れる鉄は缶蓋強度にすぐれている。しかし鉄蓋のひきち
ぎれ性は不良であるため、EOE缶には使用できないな
ど用途が限定される。よって一般に、缶蓋用材料として
はJIS5052.5182に代表されるA、&−Mg
合金が使用されている。
(発明が解決しようとする課題)
缶胴、缶蓋すべてがアルミニウム合金からなる金属缶の
場合、塩分などの腐食成分を含んでいても何等問題はな
い、しかしながらコスト・強度面から鉄とアルミニウム
合金を組み合わせて使用する場合には孔食が発生するこ
とがある。すなわち、アルミニウム合金缶蓋の保護膜で
ある塗装が不充分であるか、成形により塗膜の損傷を受
けるか、Cl2−イオン濃度が高いか、あるいは溶存酸
素濃度が高いなどの腐食条件が厳しい場合、Feとlの
電位差によるガルバニック作用により局部溶解・孔食を
発生し、穿孔を生ずる。
場合、塩分などの腐食成分を含んでいても何等問題はな
い、しかしながらコスト・強度面から鉄とアルミニウム
合金を組み合わせて使用する場合には孔食が発生するこ
とがある。すなわち、アルミニウム合金缶蓋の保護膜で
ある塗装が不充分であるか、成形により塗膜の損傷を受
けるか、Cl2−イオン濃度が高いか、あるいは溶存酸
素濃度が高いなどの腐食条件が厳しい場合、Feとlの
電位差によるガルバニック作用により局部溶解・孔食を
発生し、穿孔を生ずる。
(課題を解決するための手段)
本発明者等は上記に説明したアルミニウム合金使用上の
問題点を解決するために、鋭意研究の結果優れた耐食性
、特に耐孔食性を有する食品容器用アルミニウム合金圧
延板をWi4発するに至った。本発明に係わる耐孔食性
に優れた容器蓋用アルミニウム合金は、 Ti :0.05−1.0wt%およびZn : 0゜
1〜2.Qwt%を含有し、残部がアルミニウム及び不
可避不純物からなり、缶胴を鉄とする缶容器蓋用アルミ
ニウム合金圧延板を第1の発明とし、Ti : 0.0
5〜1.0wt%およびZn:0.1〜2.0wt%を
含有し、更にMn : 25wt%以下、Cu:1.0
wt%以下の一種または二種以上を含有し、残部がアル
ミニウム及び不可避不純物からなり、缶胴を鉄とする食
品容器蓋用アルミニウム合金圧延板を第2の発明とし、
Ti : 0.05〜1.0wt%およびZn : 0
゜1〜2.0wt%を含有し、更にMn:2.5wt%
以下、Cu : 1.0wt%以下の一種又は二種以上
、およびMg+0.05〜5.0wt%を含有し、残部
がアルミニウム及び不可避不純物からなり、缶胴を鉄と
する食品容器蓋用アルミニウム合金圧延板を第3発明と
する3つの発明からなるものである。
問題点を解決するために、鋭意研究の結果優れた耐食性
、特に耐孔食性を有する食品容器用アルミニウム合金圧
延板をWi4発するに至った。本発明に係わる耐孔食性
に優れた容器蓋用アルミニウム合金は、 Ti :0.05−1.0wt%およびZn : 0゜
1〜2.Qwt%を含有し、残部がアルミニウム及び不
可避不純物からなり、缶胴を鉄とする缶容器蓋用アルミ
ニウム合金圧延板を第1の発明とし、Ti : 0.0
5〜1.0wt%およびZn:0.1〜2.0wt%を
含有し、更にMn : 25wt%以下、Cu:1.0
wt%以下の一種または二種以上を含有し、残部がアル
ミニウム及び不可避不純物からなり、缶胴を鉄とする食
品容器蓋用アルミニウム合金圧延板を第2の発明とし、
Ti : 0.05〜1.0wt%およびZn : 0
゜1〜2.0wt%を含有し、更にMn:2.5wt%
以下、Cu : 1.0wt%以下の一種又は二種以上
、およびMg+0.05〜5.0wt%を含有し、残部
がアルミニウム及び不可避不純物からなり、缶胴を鉄と
する食品容器蓋用アルミニウム合金圧延板を第3発明と
する3つの発明からなるものである。
本発明に係わる耐孔食性に優れた食品容器用アルミニウ
ム合金の各成分の限定理由を説明する。
ム合金の各成分の限定理由を説明する。
Ti :
第1発明から第3発明のいずれにおいてもTiは耐孔食
性向上の基本元素である。従来微細化成分として考えら
れていたTiはBと共にTiB2を形成して鋳塊結晶粒
微細化に効果がある。しかし、耐孔食性向上のためには
Tiの他にBがアルミニウム合金中に存在することは必
要でなく、むしろTiがTiB2として完全に固定され
ると、耐孔食性は向上しない、したがって、Bは全く添
加しないか、あるいは結晶微細化のために添加するにし
ても50ppm以下が好ましい。
性向上の基本元素である。従来微細化成分として考えら
れていたTiはBと共にTiB2を形成して鋳塊結晶粒
微細化に効果がある。しかし、耐孔食性向上のためには
Tiの他にBがアルミニウム合金中に存在することは必
要でなく、むしろTiがTiB2として完全に固定され
ると、耐孔食性は向上しない、したがって、Bは全く添
加しないか、あるいは結晶微細化のために添加するにし
ても50ppm以下が好ましい。
Tiは圧延板表面にこれと平行な濃縮層を作る。すなわ
ち、EPMA等の微小部分定量機器で圧延板表面を測定
すると、全体の平均含有量より2倍以上の高濃度傷析頒
域が圧延板表面と平行に存在するのが認められる。これ
がTi濃縮層である。Ti濃縮層は、含有TtによりC
ρ−含有液中の腐食速度を遅延させる働きと共に、腐食
進展方向を圧延面に平行な層状の方向に変えることによ
って孔食を起こり難くシ、腐食が圧延板の表面全体でゆ
っくり進行させる働きをもつ、T1がTi濃11JIに
偏析した当然の結果として、Ti濃縮層に接してTi濃
度が添加含有量よりも低い層状領域が存在する。このよ
うな相対的にTi濃度の低い部分では腐食速度が速くな
り、Ti無添加合金とほぼ同等のレベルになる。しかし
ながら、Ti濃縮層が塩分などの腐食成分のバリヤーと
して働き、この結果耐孔食性は飛躍的に向上する。
ち、EPMA等の微小部分定量機器で圧延板表面を測定
すると、全体の平均含有量より2倍以上の高濃度傷析頒
域が圧延板表面と平行に存在するのが認められる。これ
がTi濃縮層である。Ti濃縮層は、含有TtによりC
ρ−含有液中の腐食速度を遅延させる働きと共に、腐食
進展方向を圧延面に平行な層状の方向に変えることによ
って孔食を起こり難くシ、腐食が圧延板の表面全体でゆ
っくり進行させる働きをもつ、T1がTi濃11JIに
偏析した当然の結果として、Ti濃縮層に接してTi濃
度が添加含有量よりも低い層状領域が存在する。このよ
うな相対的にTi濃度の低い部分では腐食速度が速くな
り、Ti無添加合金とほぼ同等のレベルになる。しかし
ながら、Ti濃縮層が塩分などの腐食成分のバリヤーと
して働き、この結果耐孔食性は飛躍的に向上する。
Ti濃縮層と低Ti濃度層はAR中のTi固溶量の差異
により生じる。一方Tiは鋳造時に初晶として晶出する
と、Affとの巨大金属間化合物が生成され、多量の初
晶が生成される場合は、Aρ境地中固溶Ti量は少なく
なり、Ti固溶量の差異が少なくなる。したがって、T
i濃縮層を積極的に生成させるためには、連続鋳造法な
どの冷却速度が速い鋳造法を採用することが好ましい、
耐孔食性はTi添加量とともに向上する。しかし、Ti
含有量が0.05wt%未満では耐孔食性向上の効果は
弱い。一方、Tiを1.0wt%を越える含有させた場
合圧延性・加工性を損なうため上限を1.0wt%とし
た。好ましくは、0.15〜0.80wt%のTi含有
量範囲が耐孔食性にも優れ、加工性にも優れる。
により生じる。一方Tiは鋳造時に初晶として晶出する
と、Affとの巨大金属間化合物が生成され、多量の初
晶が生成される場合は、Aρ境地中固溶Ti量は少なく
なり、Ti固溶量の差異が少なくなる。したがって、T
i濃縮層を積極的に生成させるためには、連続鋳造法な
どの冷却速度が速い鋳造法を採用することが好ましい、
耐孔食性はTi添加量とともに向上する。しかし、Ti
含有量が0.05wt%未満では耐孔食性向上の効果は
弱い。一方、Tiを1.0wt%を越える含有させた場
合圧延性・加工性を損なうため上限を1.0wt%とし
た。好ましくは、0.15〜0.80wt%のTi含有
量範囲が耐孔食性にも優れ、加工性にも優れる。
Zn:
Znは、孔食が起こり易い状況で使用されるアルミニウ
ムの腐食を孔食から全面腐食に変える作用がある。この
結果、孔食の発生数および最大孔食深さが少なくなるが
、孔食の成長速度は抑制されないことは既に知られてい
る0本発明者等はTiとZnの共存下における孔食挙動
を研究したところ、Ti濃縮層のバリヤー効果が高めら
れることが分かった。すなわち、孔食が、Ti濃m屑を
貫通するに要する時間が長くなり2孔食の成長速度が遅
くなり、結果的には孔食はTi単独添加の場合よりはる
かに抑制される。
ムの腐食を孔食から全面腐食に変える作用がある。この
結果、孔食の発生数および最大孔食深さが少なくなるが
、孔食の成長速度は抑制されないことは既に知られてい
る0本発明者等はTiとZnの共存下における孔食挙動
を研究したところ、Ti濃縮層のバリヤー効果が高めら
れることが分かった。すなわち、孔食が、Ti濃m屑を
貫通するに要する時間が長くなり2孔食の成長速度が遅
くなり、結果的には孔食はTi単独添加の場合よりはる
かに抑制される。
この効果は、ZnO,1wt%以下では弱く、2.0w
t%以上添加すると飽和状態になり、一方成形性および
圧延性が低下するので、Zn含有量の下限をO,1wt
%、上限を2.0%とした。Zn含有量が0.6〜1.
5wt%の範囲内であると、Ti他の添加元素の含有量
を比較的少量にしつつ、耐孔食性にすぐれかつ成形性・
圧延性にもすぐれたアルミニウム合金が得られる。
t%以上添加すると飽和状態になり、一方成形性および
圧延性が低下するので、Zn含有量の下限をO,1wt
%、上限を2.0%とした。Zn含有量が0.6〜1.
5wt%の範囲内であると、Ti他の添加元素の含有量
を比較的少量にしつつ、耐孔食性にすぐれかつ成形性・
圧延性にもすぐれたアルミニウム合金が得られる。
Cu、Mn:
Cu、MnをTi、Znに加えて、さらに添加すること
により、耐孔食性がさらに向上する。
により、耐孔食性がさらに向上する。
Cuは1合金のマトリックスそのものの電位を責にする
ため、缶蓋が缶胴のブリキの自然電極電位に近付き、耐
孔食性が向上する。Cuを添加した場合、Tiの添加は
少なくすることができ、板の圧延性および缶蓋の成形性
を向上することができる。Cuを1.owt%以上を添
加した場合。
ため、缶蓋が缶胴のブリキの自然電極電位に近付き、耐
孔食性が向上する。Cuを添加した場合、Tiの添加は
少なくすることができ、板の圧延性および缶蓋の成形性
を向上することができる。Cuを1.owt%以上を添
加した場合。
鋳造時に割れを発生しやすくなり、操業上好ましくない
ので、Cu添加量の上限を1.0wt%とする。Cuの
添加量が0.05wt%未満では耐孔食性向上効果が現
われないので、Cu添加量の下限は0.05wt%が好
ましい。
ので、Cu添加量の上限を1.0wt%とする。Cuの
添加量が0.05wt%未満では耐孔食性向上効果が現
われないので、Cu添加量の下限は0.05wt%が好
ましい。
Mnは孔食の発生を助長するFe系の晶出物あるいは析
出物の発生を防止しかつMn系の晶出物は電位がアルミ
ニウム合金のマトリックスと非常に近いなめに、Mnは
耐孔食性向上に効果がある。Mnの添加量が0.05w
t%以下ではFe量が多い場合その悪影響を排除するこ
とができず、2.5wt%以上では効果はあるものの板
の圧延性および缶蓋の加工性を劣化するため、好ましい
下限を0.05wt%、上限を2.5wt%としな。
出物の発生を防止しかつMn系の晶出物は電位がアルミ
ニウム合金のマトリックスと非常に近いなめに、Mnは
耐孔食性向上に効果がある。Mnの添加量が0.05w
t%以下ではFe量が多い場合その悪影響を排除するこ
とができず、2.5wt%以上では効果はあるものの板
の圧延性および缶蓋の加工性を劣化するため、好ましい
下限を0.05wt%、上限を2.5wt%としな。
なお、MnもCuと同様にTiの添加量を少なくし、圧
延性および加工性を向上することに有効である。したが
って、発明のTi、Cu、Mnの添加量範囲内において
、耐孔食性と圧延性・加工性がバランスするようにこれ
ら元素の添加量を定めることが必要である。尚、Cu、
Mnは強度向上にも有効な元素である。
延性および加工性を向上することに有効である。したが
って、発明のTi、Cu、Mnの添加量範囲内において
、耐孔食性と圧延性・加工性がバランスするようにこれ
ら元素の添加量を定めることが必要である。尚、Cu、
Mnは強度向上にも有効な元素である。
Mn、Cuを添加する第2、第3発明ではTi含有量が
0.5%以下で耐孔食性と圧延性・加工性が良好にバラ
ンスした圧延板を得ることができる。
0.5%以下で耐孔食性と圧延性・加工性が良好にバラ
ンスした圧延板を得ることができる。
Mg:
Mgは、一般に、圧延性を劣化させることが少なく強度
を向上させるが耐孔食性を劣化させる。ところが、Ti
、Cu、MnとともにMgを添加するとMg添加による
悪影響を顕現させることなく強度向上が図ることができ
る。Mgの添加量は強度向上の効果が現われる0、05
wt%を好ましい下限とし、上限は圧延性上の操業リミ
ットである5、0wt%とした。
を向上させるが耐孔食性を劣化させる。ところが、Ti
、Cu、MnとともにMgを添加するとMg添加による
悪影響を顕現させることなく強度向上が図ることができ
る。Mgの添加量は強度向上の効果が現われる0、05
wt%を好ましい下限とし、上限は圧延性上の操業リミ
ットである5、0wt%とした。
Crは焼付は時の軟化を遅らせるなど耐熱性向上のなめ
に添加してもよいが、Tiと同時に添加した場合、初晶
の発生を促すので、0.2wt%以下に押さえる必要が
有る。上記元素の他、通常のアルミニウム合金と同様に
Fe、SLが不可避不純物として含有される。これらは
、いずれも耐孔食性を劣化させるので少なければ少ない
ほど良い、しかし、Mnが添加される第2、第3発明の
圧延板には総量0.5wt%までの不純物含有が許容さ
れる。
に添加してもよいが、Tiと同時に添加した場合、初晶
の発生を促すので、0.2wt%以下に押さえる必要が
有る。上記元素の他、通常のアルミニウム合金と同様に
Fe、SLが不可避不純物として含有される。これらは
、いずれも耐孔食性を劣化させるので少なければ少ない
ほど良い、しかし、Mnが添加される第2、第3発明の
圧延板には総量0.5wt%までの不純物含有が許容さ
れる。
次に本発明に係わる耐孔食性に優れた食品容器用アルミ
ニウム合金圧延板の実施例について説明する。
ニウム合金圧延板の実施例について説明する。
実施例
第1表に示す含有成分のアルミニウム合金を、実験室規
模で、40II1ml銅モールド、2haまたは40I
1m鉄モールド、一方向凝固装置および小型連鋳装置を
用いて鋳造した。凝固速度は、小型連鋳造機〉一方向凝
固(凝固端より15u+) >40mm鉄モールド>2
ha鉄モールドの順であった。鋳造後、率に550℃×
1時間の均熱後、冷間圧延により、0.28mm板厚の
アルミニウム合金板を作製しした。耐孔食性腐食試験は
、通常缶蓋で行なわれる塗装焼付は後の試験より厳しい
条件である塗装せずに焼付けに相当する熱処理(200
℃×20分、又は270℃×20秒)のみを行なった状
態で行なった。一方の極に供試合金板を対極にブリキを
導線でつなぎ、試験液中に40℃で24時間浸漬した後
の供試合金板の孔食深さを測り、耐孔食性を比較した。
模で、40II1ml銅モールド、2haまたは40I
1m鉄モールド、一方向凝固装置および小型連鋳装置を
用いて鋳造した。凝固速度は、小型連鋳造機〉一方向凝
固(凝固端より15u+) >40mm鉄モールド>2
ha鉄モールドの順であった。鋳造後、率に550℃×
1時間の均熱後、冷間圧延により、0.28mm板厚の
アルミニウム合金板を作製しした。耐孔食性腐食試験は
、通常缶蓋で行なわれる塗装焼付は後の試験より厳しい
条件である塗装せずに焼付けに相当する熱処理(200
℃×20分、又は270℃×20秒)のみを行なった状
態で行なった。一方の極に供試合金板を対極にブリキを
導線でつなぎ、試験液中に40℃で24時間浸漬した後
の供試合金板の孔食深さを測り、耐孔食性を比較した。
試験液はクエン酸−クエン酸ナトリウムNaCQ C
u CQ x系成分でPH2,94〜3.02、CI濃
度が525〜625ppm、Cu”+濃度が1.04〜
1.13ppmのものである。
u CQ x系成分でPH2,94〜3.02、CI濃
度が525〜625ppm、Cu”+濃度が1.04〜
1.13ppmのものである。
表中、「加工性」は、圧延性と、製品圧延板の成形性を
総合して、◎非常に容易、○容易、×難の三段階で評価
した。また、Ti濃wJ層数はEPMA (島津製作所
製8705型)で圧延板表面の深さ100μm当たりの
層数を測定した値である。第1図にTi濃縮層を示すE
PMA写真(1000倍)を示す。
総合して、◎非常に容易、○容易、×難の三段階で評価
した。また、Ti濃wJ層数はEPMA (島津製作所
製8705型)で圧延板表面の深さ100μm当たりの
層数を測定した値である。第1図にTi濃縮層を示すE
PMA写真(1000倍)を示す。
本発明合金圧延板N011〜8のうち、N011〜3は
Mn、Cu、Mg、Cr、Fe。
Mn、Cu、Mg、Cr、Fe。
Siは不純物である第1発明の実施例であり、No、4
〜5はMg、Cr、Fe、Siが不純物である第2発明
の実施例であり、No、6〜8はCr、Fe、Siが不
純物である第3発明の実施例である。
〜5はMg、Cr、Fe、Siが不純物である第2発明
の実施例であり、No、6〜8はCr、Fe、Siが不
純物である第3発明の実施例である。
(以下余白)
第1表から明らかなように、本発明に係わる合金圧延板
は1100.5052.5082合金と比較して耐孔食
性に優れており、加工性は1100.5052合金と同
等である。
は1100.5052.5082合金と比較して耐孔食
性に優れており、加工性は1100.5052合金と同
等である。
また、本発明に係わる合金圧延板の孔食深さ、Ti濃縮
層数及び組成の関係をみると、Ti量が多く、Ti濃縮
層数が多い方が、孔食深さが浅くなっており(合金1〜
3):Mn、Cuの添加により一層孔食深さが浅くなっ
ている(合金5)ことが分かる。
層数及び組成の関係をみると、Ti量が多く、Ti濃縮
層数が多い方が、孔食深さが浅くなっており(合金1〜
3):Mn、Cuの添加により一層孔食深さが浅くなっ
ている(合金5)ことが分かる。
なお、Ti添加量、Tiの固溶量に影響する第3元素の
量、鋳造速度などを変化させて、Ti濃縮層を変化させ
たところ、Tifi、11層数は少なくとも片l1l(
塩分を含む溶液と接触する側)の表面から100μmで
8層以上あると耐孔食性が良好な結果が得られた。
量、鋳造速度などを変化させて、Ti濃縮層を変化させ
たところ、Tifi、11層数は少なくとも片l1l(
塩分を含む溶液と接触する側)の表面から100μmで
8層以上あると耐孔食性が良好な結果が得られた。
表1中の合金6〜合金8はプロセスを従来法の範囲で調
整しても、ベーキング後の耐力で20kgf/mm2か
ら39kgf/mm’が可能となり、極めて高強度の缶
蓋が得られる。
整しても、ベーキング後の耐力で20kgf/mm2か
ら39kgf/mm’が可能となり、極めて高強度の缶
蓋が得られる。
(発明の効果)
このように本発明の耐孔食性に優れた食品容器用アルミ
ニウム合金圧延板は耐孔食性が極めて良好であり、深い
孔食は発生しないため、食塩を含有した飲料、食品スチ
ール缶の塁には好適である。
ニウム合金圧延板は耐孔食性が極めて良好であり、深い
孔食は発生しないため、食塩を含有した飲料、食品スチ
ール缶の塁には好適である。
第1図は本発明に係る圧延合金板のTi濃縮層を示すE
PMA金属組織写真(倍率1000倍)である。
PMA金属組織写真(倍率1000倍)である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、Ti:0.05−1.0wt%および Zn:0.1〜2.0wt%を含有し、残部がアルミニ
ウム及び不可避不純物からなり、缶胴を鉄とする缶容器
蓋用アルミニウム合金圧延板。 2、Ti:0.05〜1.0wt%および Zn:0.1〜2.0wt%を含有し、更にMn:2.
5wt%以下、Cu:1.0wt%以下の一種または二
種以上を含有し、残部がアルミニウム及び不可避不純物
からなり、缶胴を鉄とする缶容器蓋用アルミニウム合金
圧延板。 3、Ti:0.05〜1.0wt%および Zn:0.1〜2.0wt%を含有し、更にMn:2.
5wt%以下、Cu:1.0wt%以下の一種又は二種
以上、およびMg:0.05〜5.0wt%を含有し、
残部がアルミニウム及び不可避不純物からなり、缶胴を
鉄とする缶容器蓋用アルミニウム合金圧延板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7655389A JPH02258944A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 耐孔食性に優れた缶容器蓋用アルニミウム合金圧延板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7655389A JPH02258944A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 耐孔食性に優れた缶容器蓋用アルニミウム合金圧延板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02258944A true JPH02258944A (ja) | 1990-10-19 |
| JPH0569899B2 JPH0569899B2 (ja) | 1993-10-04 |
Family
ID=13608451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7655389A Granted JPH02258944A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 耐孔食性に優れた缶容器蓋用アルニミウム合金圧延板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02258944A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5633448A (en) * | 1979-08-24 | 1981-04-03 | Mitsubishi Alum Co Ltd | Pitting corrosion resistant aluminum alloy |
| JPS61139654A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-26 | Kobe Steel Ltd | 高強度で成形性の優れたアルミニウム合金薄板の製造方法 |
| JPS61195947A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-08-30 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 耐食性が良好なアルミニウム合金製熱交換器のコア |
| JPS63153238A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-25 | Furukawa Alum Co Ltd | 包装用アルミニウム合金板およびその製造方法 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP7655389A patent/JPH02258944A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5633448A (en) * | 1979-08-24 | 1981-04-03 | Mitsubishi Alum Co Ltd | Pitting corrosion resistant aluminum alloy |
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| JPS63153238A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-25 | Furukawa Alum Co Ltd | 包装用アルミニウム合金板およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0569899B2 (ja) | 1993-10-04 |
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