JPH02259747A - 蓄積性蛍光体シート用ホルダおよびホルダ内の蓄積性蛍光体シートの収納状態判別方法 - Google Patents

蓄積性蛍光体シート用ホルダおよびホルダ内の蓄積性蛍光体シートの収納状態判別方法

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JPH02259747A
JPH02259747A JP8076389A JP8076389A JPH02259747A JP H02259747 A JPH02259747 A JP H02259747A JP 8076389 A JP8076389 A JP 8076389A JP 8076389 A JP8076389 A JP 8076389A JP H02259747 A JPH02259747 A JP H02259747A
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phosphor sheet
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reflectance
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JP8076389A
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Noriyuki Katou
加藤 乗之
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、蓄積性蛍光体シートを収納するための蓄積性
蛍光体シート用ホルダおよびホルダ内の蓄積性蛍光体シ
ートの有無および/または表裏の収納状態を判別する蓄
積性蛍光体シートの収納状態判別方法に関する。
〈従来の技術〉 最近、蓄積性蛍光体を利用した放射線画像情報記録再生
システムが注目されている。
ここで蓄積性蛍光体とは、放射線(X線、α線、β線、
γ線、電子線、紫外線等)の照射を受けるとその放射線
エネルギの一部を蓄積し、のちに可視光等の励起光を照
射を受けた場合に、蓄積されたエネルギに応じた輝尽発
光を示す螢光体をいう。
前記放射線画像情報記録再生システムはこの蓄積性蛍光
体を利用したものであフて、被検体から発せられたある
いは被写体を透過した放射線を、蓄積性螢光体からなる
層を有するシート(以下、蓄積性蛍光体シートという)
に−旦蓄積記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ等
の励起光で走査して輝尽発光光を生じさせ、得られた輝
尽発光光を光電的に読み取り画像信号を得たのち、この
画像信号に基づき被検体あるいは被写体の放射線画像を
写真感光材料等の記録材料あるいはCRT等に可視像と
して出力させるものである。
蓄積性蛍光体シートは放射線画像変換パネルとも呼ばれ
、通常は長方形、正方形などの形状(その−辺の長さは
約20〜50cm)のシートであり、その基本構造は、
支持体と、その片面に設けられた蛍光体層とからなるも
のである。 なお、この蛍光体層の表面には一般に、高
分子物質からなる透明な保護膜が設けられていて、蛍光
体層を化学的な変質あるいは物理的な衝撃から保護して
いる。
上述の放射線画像情報記録再生システムは、従来のX線
フィルムを用いる放射線写真法に比較して、はるかに少
ない放射線被爆線量で情報量の豊富な放射線画像を得る
ことができるという理由から、 1)生物体、生物体の組織、および、生物体の組織およ
び/または生物体由来の物質を含む媒体等の試料(以下
、単に生物体試料という)に含まれる放射性標識物質の
一次元的および二次元的な位置情報を検出して、例えば
、生物体における投与物質の代謝、吸収、排泄の経路、
状態の研究および、生物体における遺伝情報の研究を行
うためのオートラジオグラフィ、および 2)人体を被写体とする医療診断を目的とするX線撮影
等の直接医療用放射線撮影等において極めて有利に利用
されている。
上記放射線画像情報記録再生システムにおいては、蓄積
性蛍光体シートは最終的に画像情報を記録するためのも
のではなく、前記のように記録媒体に画像を与えるため
に一時的に放射線画像情報を保持するだけのものである
から、励起光の照射により読み取りが行なわれた後蓄積
性蛍光体シートに残存する放射線エネルギーを光の照射
によって放出させてその残存する放射線画像を消去し、
この蓄積性蛍光体シートを繰り返し使用するようにすれ
ば極めて経済的であり、かつ便利である。
なお、上記放射線画像情報記録再生シヌテムは、例えば
、特開昭55−12429号、同56−11395号、
同55−163472号、同56−104645号およ
び同55−116340号公報等に開示され、特に、該
システムのオートラジオグラフィへの適用は、特開昭5
9−83057号および同60−10174号公報等に
開示されている。
上記放射線画像情報記録再生システムにおいて、放射線
画像情報を蓄積記録するための蓄積性蛍光体シートは、
放射線撮影における撮影の前後あるいはオートラジオグ
ラフィにおける密着露光の前後および蓄積記録された放
射線画像情報の読み取り前は、暗所に保管し、光が当た
らないようにしなければならない、 これは、自然光、
室内光等に含まれる励起光成分(輝尽発光を生じさせる
成分)およびノイズとなるエネルギ蓄積を生じさせる紫
外線成分が、蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された放射
線エネルギの一部を放出させたり、ノイズとして蓄積記
録されたりするためである。 したがって、放射線撮影
後あるいは密着露光後の蓄積性蛍光体シートの取扱いは
暗所で行うなど厳重な注意が必要であり、また取扱性向
上のため、シートはカセツテ、ホルダあるいはマガジン
等に収容され遮光状態で取扱われるのが一般的である。
ところで、オートラジオグラフィにおいては、放射性標
識物質を含む被検体を蓄積性蛍光体シートに密着露光さ
せ、前記放射性標識物質の位置情報など画像情報を蓄積
記録させるが、密着露光後、前記放射線画像情報が蓄積
記録された前記蓄積性蛍光体シートは、暗所で遮光性の
蓄積性蛍光体シート用ホルダに収納され、放射線画像情
報読取装置まで該ホルダ内に収納されたまま持ち運ばれ
、前記読取装置において、前記ホルダから取り出されて
前記読取装置にセットされる。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、上述のように放射線画像情報が蓄積記録され
た蓄積性蛍光体シートを蓄積性蛍光体シート用ホルダに
収納して放射線画像情報読取装置まで持ち運び、前記ホ
ルダから取り出して前記読取装置にセットするのは、簡
便でないため、簡単な機構で、前記蓄積性蛍光体シート
を前記ホルダに収納したまま前記読取装置にセットし、
この装置内で開蓋して、前記シートを自動的に取り出し
、読み取りを行うシステムが考えられる。
ところが、密着露光済の蓄積性蛍光体シートの前記ホル
ダへの収納は、一般に暗室で行われるため、前記シート
の表裏を誤って前記ホルダ内に収納する恐れがある。 
しかし、前記ホルダは外光を遮藪しているため、内部を
見ることができず、前記ホルダ内に蓄積性蛍光体シート
を装填した際に、前記ホルダ内の蓄積性蛍光体シートの
表裏や有無を確認できなかった。 このため、蓄積性蛍
光体シートが装填されていない空のホルダまたは表裏を
間違えたまま蓄積性型光体シートが収納されたホルダを
、そのまま上記のような読取装置にセットすると、読み
取りができないなどの問題がある。
本発明の目的は、蓄積性蛍光体シートを収納する蓄積性
蛍光体シート用ホルダの周辺部に形成された開口に光を
照射し、その反射率を測定することにより、前記蓄積性
蛍光体シートを前記蓄積性蛍光体シートに収納したまま
、前記蓄積性蛍光体シートの有無および/または表裏な
どの収納状態を簡単に判別することのできる蓄積性蛍光
体シート用ホルダおよびこの内の蓄積性蛍光体シートの
収納状態判別方法を提供するにある。
なお、特開昭58−83840号公報に、バーコードリ
ーダーなどのリーダーにより読み取ることのできる識別
記号が付された蓄積性蛍光体シートとそれを収容する窓
付のカセツテからなる構造体が開示されている。
ここに開示された構造体は、蓄積性蛍光体シートの識別
、蓄積性蛍光体シートと被検者および撮影データとの対
応をとるためのものであり、本発明とは目的、構成およ
び効果において全く異なるもので、本発明のように蓄積
性蛍光体シートの光反射率および開口に対応するホルダ
内面の光反射率により、前記ホルダ内の蓄積性蛍光体シ
ートの表裏および/または有無を判別することについて
全く考慮されていない。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、蓄
積性蛍光体シートを収納する蓄積性蛍光体シート用ホル
ダであって、 前記蓄積性蛍光体シートを収納する空間を形成する2つ
のケーシングからなり、一方のケーシングの周辺部に間
口を形成し、該開口は、前記蓄積性蛍光体シートの表面
または裏面の周辺部に相当し、 少なくとも該周辺部における前記蓄積性蛍光体シートの
表面と裏面の反射率を異ならしめ、 前記開口を有するケーシングとは反対側のケーシングの
内面の前記開口に対応する部分の反射率を、前記ホルダ
内への前記蓄積性蛍光体シートの正常な収納状態におけ
る該シートの前記開口に対応する部分の反射率とは異な
るように構成したことを特徴とする蓄積性蛍光体シート
用ホルダを提供するものである。
本発明の第2の態様は、放射線画像情報が蓄積記録され
る蛍光体層側の表面の反射率がその裏面の反射率と異な
る蓄積性蛍光体シートを用い、 蓄積性蛍光体シート用ホルダ内に収納された前記蓄積性
蛍光体シートの収納状態を判別するに際し、 前記蓄積性蛍光体シート用ホルダを形成するケーシング
のうちの一方のケーシングの周辺部に開口を形成し、該
開口は収納された蓄積性蛍光体シートの周辺部に相当し
、 前記開口を有するケーシングとは反対側のケーシングの
内面の前記開口に対応する部分の反射率を、前記ホルダ
への前記蓄積性蛍光体シートの正常な収納状態における
該シートの前記開口に対応する部分の反射率とは異なる
ようにし、 前記開口に光を照射し、その反射率により前記蓄積性蛍
光体シートの収納状態を判別することを特徴とする蓄積
性蛍光体シート用ホルダ内の蓄積性蛍光体シートの収納
状態判別方法を提供するものである。
前記開口は、前記蓄積性蛍光体シート用ホルダの裏側の
ケーシングに形成されるのが好ましい。
前記開口に光を照射し、前記開口からの反射率を測定す
るセンサは、発光および受光素子を有する反射形センサ
であるのが好ましい。
く発′明の作用〉 本発明の蓄積性蛍光体シート用ホルダは、前記蓄積性蛍
光体シート用ホルダを構成する2つのケーシングの一方
のケーシングの周辺部に開口を有し、この開口は装填さ
れた蓄積性蛍光体シートの表面(蛍光体層面)または裏
面の周辺部に相当し、少なくとも該周辺部における前記
蓄積性蛍光体シートの表面と裏面の反射率を異ならしめ
、反対側のケーシングの内面の前記開口に対応する部分
を少なくとも前記ホルダ内への前記蓄積性蛍光体シート
の正常な収納状態における前記開口に対応する蓄積性蛍
光体シートの反射率と異なる反射率となるように構成さ
れていることから、前記蓄積性蛍光体シートをこの蓄積
性蛍光体シート用ホルダに収納したまま、開けることな
く、前記蓄積性蛍光体シート用ホルダに設けられた開口
に、例えば反射形センサ等を用いて光を照射し、その反
射率を測定することにより、蓄積性蛍光体シートの有無
や表裏等の収納状態を判別するものである。
例えば、蓄積性蛍光体シートの表面の反射率は裏面の反
射率と異なるので、前記開口を蓄積性蛍光体シートの裏
面側にあるケーシングに設け、他方のケーシング内面の
前記開口と対応する部分の反射率を前記蓄積性蛍光体シ
ートの裏面反射率と異なるようにするだけで、センサに
よって測定される前記開口における光の反射が蓄積性蛍
光体シートの裏面による反射と同程度であれば、前記ホ
ルダの開口を有するケーシング側には前記蓄積性蛍光体
シートの裏面が存在することになり、前記蓄積性蛍光体
シートは前記ホルダ内に正しく装填され、収納されてい
る正常な収納状態と判別され、一方、前記開口における
光の反射が蓄積性蛍光体シートの裏面による反射と異な
フていれば、開口を有するケーシングには前記蓄積性蛍
光体シートの表面が存在するかあるいは蓄積性蛍光体シ
ートが存在しないことになり、すなわち、表裏が逆に収
納されているか、または装填されず空であり、異常な収
納状態であると判別することができる。
従って、蓄積性蛍光体シート用ホルダが読取装置内にセ
ットされた状態で正常な収納状態にあれば、そのまま前
記読取装置内で開蓋して、前記蓄積性蛍光体シート用ホ
ルダから蓄積性蛍光体シートを取り出し読み取りを行い
、異常な状態にあれば、前記読取装置から前記ホルダを
抜き取り、正しく蓄積性蛍光体シートを装填した後、再
度前記読取装置にセットすればよい。
もちろん、前述の開口を有していないケーシング内面の
開口対応部分と前記蓄積性蛍光体シートの表面の光の反
射率とを異なるものにし、蓄積性蛍光体シートの表面で
ある場合と蓄積性蛍光体シートが装填されていない場合
の判別をすることも可能である。
〈実施態様〉 以下に、本発明に係る蓄積性蛍光体シート用ホルダおよ
びこの内の蓄積性蛍光体シートの収納状態判別方法を添
付の図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明するが
、本発明はこれに限定されるわけではない。
第1図は、本発明の蓄積性蛍光体シート用ホルダーの一
実施例の斜視図、第2図は、その部分断面側面図である
これらの図に示すように、蓄積性蛍光体シート用ホルダ
10は、放射線画像情報を蓄積記録する蓄積性蛍光体シ
ート12の蛍光体層側の面である表面12aを覆う表側
ケーシング14と前記蓄積性蛍光体シートの支持体側の
面である裏面12bを支持し、蓄積性蛍光体シート12
を収納しつる内部空間が形成された箱状の裏側ケーシン
グ16とを有し、裏側ケーシング16の一辺にヒンジ1
8により表側ケーシング14が回動自在に取り付けられ
ている。 この表側ケーシング14は、裏側ケーシング
16に対して開閉し、表側ケーシング14が閉じた状態
では蓄積性蛍光体シート12を光密に保持するような構
成とするのが好ましい、 なお、表側ケーシングの開閉
は、回動によるものに限定されない。
また、表側ケーシング14および裏側ケーシング16の
ヒンジ18と反対側(以下、前側という)の辺には、表
側ケーシング14が閉じた状態でロックするためのロッ
ク手段2oが設けられる。 このロック手段20は、表
側ケーシング14の前側の辺の接合部分には、マグネッ
トシート22が取り付けられ、裏側ケーシング16の前
側の辺の接合部分には対応して磁性体24が取り付けら
れる。 なお、マグネットシート22および磁性体24
の取付位置を入れ換えてもよいし、磁性体24の代りに
マグネットシート22を吸着する別のマグネットシート
を取り付けてもよい。 なお、表側ケーシング14およ
び裏側ケーシング16は、アクリロニトリル・ブタジェ
ン・スチレン共重合体(ABS樹脂)3.塩化ビニル樹
脂・、ポリプロピレンなどの合成樹脂、アルミニウム等
の金属などで作製されるが、磁性体で構成したり、磁性
体を含有させた樹脂等で構成する場合は、磁性体24は
取り付けなくともよい。
また、蓄積性蛍光体シート用ホルダ1oの前辺には、ホ
ルダ10の開蓋が容易なように閉じた状態で凹部26が
形成される。 従フて、表側ケーシング14および裏側
ケーシング16の前端には段部28,28が設けられて
いる。 凹部26は、図示のものに限定されるわけでは
ない。
また、蓄積性蛍光体シート用ホルダ1oの両側辺の一方
の辺のみには、例えば、露光済蓄積性蛍光体シート12
を収納したホルダ1oを放射線画像情報読取装置などに
装着する際に表裏を判別できるように、凹部30を形成
しておくのが好ましい。 凹部30は、表側ケーシング
14または裏側ケーシング16のどちらか一方に形成し
てもよいが、第1図に示すように、前辺の凹部26と同
様に、ホルダ10が閉じた状態で凹部30が形成される
ように、両ケーシング14および16に段部2B、28
を形成しておくのが好ましい、 凹部26の形状は、ど
のようなものでもよいし、凹部26の代りに任意の形状
の凸部を形成1ノでおいてもよい。
なお、このように凹部26または凸部などを一方の側辺
のみに設けたホルダ10を用いる場合は、前記読取装置
のホルダ装着口は、ホルダ10に対応する形状とし、逆
に入れた場合に装着できないように構成すれば読取エラ
ーなどを防止できるので効果的である。
第1図および第2図に示すように、裏側ケーシング16
の周辺部である側辺近傍で中央部分に開口32が形成さ
れている。 開口32の形状および寸法は特に制限的で
はなく、後述する発光、受光センサ等に応じて適宜定め
ればよい、 また、開口32を設ける位置も、両ケーシ
ング14および16のいずれでもよいが、いずれも周辺
部である必要がある。 開口32を周辺部に設けるのは
、例え、外光やセンサからの照射光が蓄積性蛍光体シー
トの表面f2aを照射した場合でも重要な放射線画像は
第3図に示す有効領域12c内にあるため、消去される
ことがないからである。
また、表側ケーシング14の内面には、全面にすべり材
34が敷設される。ここで、少なくとも開口32に対応
する部分は、蓄積性型光体シートの裏面12bの反射率
と異なる反射率とする必要があるが、すべり材34の反
射率が裏面12bの反射率に近い場合は、すべり材34
と反射率が異なるすべり材36を設けられる。 すべり
材34および36は、ホルダ10が蓄積性蛍光体シート
が収納されて閉じられている時、蓄積性蛍光体シート1
2の表面12aと密着していても前述の読取装置などに
装着してホルダ10を開蓋した際に蓄積性蛍光体シート
12は容易にすべり、ホルダ1oから出て前記読取装置
の搬送手段等に移送されるようにするためである。 す
べり材34と36は、同じ材質あるいは異なる材質のも
のであってもよい。 例えば、すべり材34としては、
特に反射率の制限はないが、一般に用いられるすべり材
は反射率の低いすべり材が多く、黒または天色のすべり
材5例えば、黒ベフ(商品名、東l/■製)などを用い
るが、後述する白色系の高反射率すべり材を用いてもよ
い。 すべり材36は、少なくとも、ホルダ10内で正
常な収納状態にある蓄積性蛍光体シート12の面すなわ
ち表面12aまたは裏面12b1本実施例では裏面12
bの光の反射率と異なる反射率である必見がある。 一
般に、蓄積性蛍光体シート12の蛍光体側の表面12a
は、白く高反射率であり、裏面12bは黒く、低反射率
である場合が多いので、すべり材36は、これらの中間
の反射率のすべり材、あるいは、反射率の高いすべり材
が好ましく、白色系のすべり材、例えば、白ペフ(商品
名、束し■製)などを用いるのがよい。
一方、裏側ケーシング16の内面には、開口30の部分
を除ぎ、蓄積性蛍光体シート12をホルダ10に収納し
た際に、表側ケーシング14の内面のすべり材34およ
び36に蓄積性蛍光体シートを均等に押し付けておき、
浮きやずれを防止するための押え部材38が、接着など
により取り付けられている。 第1図においては、この
押え部材38は、開口30の部分を除き、裏側ケーシン
グ16の内面全面に取り付けられているけれども、本発
明はこれに限定されず所要の形状および大きさの押え部
材を複数箇所に取り付けておいてもよい。 この押え部
材38は、スポンジ、ゴム、ウレタン、発泡スチロール
等の発泡合成樹脂などの弾力性のある材料で構成される
のが好ましい。
ここで、押え部材38は、開口32の周囲を囲むよう&
″記置るのがよく、この開口32の周囲の押え部材38
は遮光部材であるのが好ましい。
本発明に用いられる蓄積性蛍光体シート12の具体的構
造は、一般的には、第3図に示すように、支持体aと、
その上に設けられた蛍光体層すと、この蛍光体層すの表
面を物理的あるいは化学的に保護するための保護層Cと
、前記支持体aの裏面に設けられた裏層dとを積層した
ものである(例えば、特開昭55−146447号公報
参照)。
この場合、支持体aはポリエチレンテレフタレート等の
有機高分子材料、紙等により形成されており、蛍光体層
すはニトロセルロース等の有機高分子材料からなる結合
剤と、この結合剤中に分散された蓄積性蛍光体粒子によ
り形成さねている。 ざらに、保護層Cはポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、
ポリアミドあるいはセルロース話導体等の被膜により形
成されており、また、裏層dは好適にはポリプロピレン
等が用いられている。
ここで、蓄積性蛍光体シート12の蛍光体層す側の表面
12aの光の反射率は、保護層C!5よび蛍光体層すに
よって決まり、支持体a側の裏面12bの光の反射率は
裏層dまたは裏層dおよび支持体aによって決められる
。 ここで、保護層Cと裏層dは必ずしも設けなくとも
よい、 裏層dを設けない時は、裏面12bは直接支持
体aとなるので支持体aの光の反射率が裏面12bの反
射率となる。
本発明においては、蓄積性蛍光体シートの表面12aの
反射率と裏面12bの反射率とは後述するセンサで判別
できる程度に異なっていることが必要である。
一般に用いられている蓄積性蛍光体シート12において
、保護NICは透明で蛍光体層すは白色系であるため、
表面12aは、白色系の高反射率であり、支持体層dは
カーボンブラック等の着色剤などを含有する不透明な光
吸収層を有しているため、裏面12bは黒色系の低反射
率である。 このように、一般の蓄積性蛍光体シート1
2は本件の要件を満足するものである。
本発明の蓄積性蛍光体シート用ホルダ内の蓄積性蛍光体
シートの収納状態判別方法に用いられるセンサとしては
、第2図に示すように、反射形センサ40が好ましい。
 反射形センサ40は発光素子と受光素子とを同一のセ
ンサ内に有するもので、反射形センサ40内の発光素子
が射出する照射光42を、蓄積性蛍光体シー!・12の
表面12a1裏面12bまたはホルダ10の表側ケーシ
ング14の内面のすべり材36により反射させてその反
射光44を同一センサ内の受光素子で受光して反射光4
4の光量を測定するものである。 なお、照射光42を
射出する光源と反射光を受光する光検出器または光セン
サとを別々に設けてもよく、光源もセンサも特に制限は
ないが、例えば、半導体レーザ(LD) 、発光ダイオ
ードなどの発光素子やフォトダイオード、フォトトラン
ジスタなどの受光素子などが代表的に挙げられる。
ここで、反射形センサ40は、本発明の蓄積性蛍光体シ
ート用ホルダ内の蓄積性蛍光体シートの収納状態判別方
法が実施される装置、例えば放射線画像読取装置等のホ
ルダ装着口などに本発明の蓄積性蛍光体シート用ホルダ
を装着し・た時、ホルダ10の開口部32と対応する位
置になるように取り付けられるのが好ましい。 もちろ
ん、蓄積性蛍光体シート用ホルダ10内の蓄積性蛍光体
シート12の有無および/または表裏などの収納状態を
、ホルダ10を開蓋せずに自動的に判断する必要のある
ところであれば、ホルダ装置時にホルダ10の開口32
と対応する位置に設けるのがよい。
次に5本発明の蓄積性蛍光体シート用ホルダ10内の蓄
積性蛍光体シート12の収納状態判別方法の一例につい
て、第4a図、第4b図および第4c図を参照して説明
する。
第4a図は、裏側ケーシング16側に蓄積性蛍光体シー
ト12の裏面12bがあるホルダ10への蓄積性蛍光体
シート12の正常な収納状態を示している。
ここで、開口32には、蓄積性蛍光体シート12の裏面
12bが現われている。 開口32に対応する位置にあ
る反射形センサ40から照射光42が射出されている。
 照射光42は蓄積性蛍光体シート12の裏面12bで
反射されるが、裏面12bは黒色など反射率の低い色を
しており、照射光42のほとんどが吸収され、反射形セ
ンサ40への反射光44は少なく反射形センサの受光光
量は極めて小さい。
従って、この場合には、反射率の低い蓄積性蛍光体シー
トの裏面12bが存在していることが判別され、ホルダ
10への蓄積性蛍光体シート12の収納状態は正常であ
ると判別される。
次に、第4b図においては裏側ケーシング16側に蓄積
性蛍光体シート12の表面12aがある、蓄積性蛍光体
シート12を表裏逆に収納した異常な収納状態を示して
いる。
ここで、開口32には蓄積性蛍光体シート12の表面1
2aが現われている。 表面12aの反射率は、色が白
色系であるため高く、反射形センサ40からの照射光4
2は、表面12aで強く反射されて、反射光44となっ
て反射形センサ40に入射する。 従って、センサ40
の受光光量は多い。
さらに、第4c図においては、ホルダ10内に蓄積性蛍
光体シート12が収納されておらず、異常な収納状態を
示している。
ここで、開口32は直接表側ケーシング14の内面のす
ベリ36に臨んでいる。 すべり材36は白ベフ等の反
射率の高い物質であるので、反射形センサ40からの照
射光は、すべり材36で強く反射されて反射光44とな
ってセンサ40に入射する。 従ってセンサ40の受光
光量は多い。
ここで、第4b図および第4C図に示す場合は、いずれ
もセンサ40への受光光量が多く、開口32には反射率
の高いものがあることが判別され、蓄積性蛍光体シート
12が表裏逆に収納されて表面12aがあるか、蓄積性
蛍光体シート12が収納されていない異常な状態と判別
することができる。
この場合は、いずれの場合も、ホルダ10を装着口など
から抜き取り蓄積性蛍光体シート12が表裏逆に収納さ
れている場合は蓄積性蛍光体シート12を取り出して開
蓋して逆にして、再び正常な状態に収納した後、ホルダ
10が空の場合は、開蓋して、必要な蓄積性蛍光体シー
ト12を再び正しく収納した後、もう−度ホルダを前記
装着口等に装着される。 このように、この2つの場合
は、いずれも開蓋してやり直す必要があるので、必ずし
もこの2つの場合を別々に判別する必要はないが、この
2つの場合も判別する必要がある場合は、蓄積性蛍光体
シート12の表面の反射率とホルダ10の表側ケーシン
グ14の内面のすべり材36の反射率とを異なるものと
し、センサ40でそれぞれ、すなわち、表面12a1裏
面12b1すべり材36の反射率の違いを判別するよう
に構成してもよい。
また、表面12a1裏面12b1開口32と対向する側
のすべり材36の反射率および開口32の位置は前述の
ものに限定されるわけではなく、少なくとも正常な収納
状態と異常な収納状態が判別できれば、様々な反射率の
組み合わせが可能であるし、開口32を表側および裏側
ケーシング14,16のいずれに設けてもよいが、セン
サ40からの照射光42が蓄積性蛍光体シート12の表
面12aに照射されると、照射光42に励起波長範囲を
含む光であれば、蓄積記録された放射線画像情報が消去
され、開口32を裏側ケーシング16に設け、正常な状
態の際には、センサ40からの照射光が照射されないよ
うにするのがよい。
上述のように、開口32が裏側ケーシング!6に設けら
れている場合においても表裏逆に収納される恐れがあり
、開口32が表側ケーシング14に設けられている場合
には必ず表面f2aが開口32側にあるため、表面12
aにセンサ40からの照射光が当たり、消去がなされる
。 従って、前述したように、開口32を設ける位置は
、第3図に点線で示す蓄積性蛍光体シート12の有効画
像領域12cの外の周辺部に相当するように表側または
裏側ケーシング16の周辺部とする必要がある。
〈発明の効果〉 以上、詳述したように本発明の第1の態様によれば、一
方のケーシングに開口を設け、該開口と対向するケーシ
ングに前記開口と対応し、通常一般に用いられている表
裏の光の反射率が異なる蓄積性蛍光体シートの表面の反
射率または裏面の反射率と異なる光の反射率を有する部
分を設けた簡単な構成により、前記蓄積性蛍光体シート
をこの蓄積性蛍光体シート用ホルダに収納したまま、開
けることなく、前記蓄積性蛍光体シート用ホルダの開口
に、例えば反射形センナ等を用いて光を照射し、その反
射率を測定することにより、遮光された読取装置等に装
着されたまま、蓄積性蛍光体シートの有無や表裏等の収
納状態を判別することのできる蓄積性蛍光体シート用ホ
ルダを提供できる。 また、目視による蓄積性蛍光体シ
ートの有無および表裏等の収納状態の判別も可能である
また、本発明の第2の態様によれば、上述の蓄積性蛍光
体シート用ホルダとセンサ、例えば反射形センサを組み
合わせることにより、蓄積性蛍光体シート特に、撮影ま
たは密着露光済蓄積性蛍光体シートが収納された蓄積性
蛍光体シート用ホルダをそのまま放射線画像情報読取装
置等に装着する場合に、開けることなくそのまま自動的
に蓄積性蛍光体シート用ホルダ内の蓄積性蛍光体シート
の表裏または有無などの収納状態が判別できる。
従って、前述の放射線画像情報読取装置等に蓄積性蛍光
体シートを蓄積性蛍光体シート用ホルダに入れたまま蓄
積性蛍光体シートの自動装填が可能となり、前記読取装
置にセットした際の読取エラーをなくすことができる。
特に、裏側ケーシングに開口を設け、開口対応部分の反
射率を高くすることにより、蓄積性蛍光体シート用ホル
ダ内に蓄積性蛍光体シートが正常に収納されているか、
逆または空などの異常な収納状態であるかを容易に見い
出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る蓄積性蛍光体シート用ホルダの
一実施例の斜視図である。 第2図は、本発明に係る蓄積性蛍光体シート用ホルダ内
の蓄積性蛍光体シートの収納状態判別方法を実施する蓄
積性蛍光体シート用ホルダおよびセンサからなる装置の
部分切欠側面断面図である。 第3図は、本発明に用いられる蓄積性蛍光体シートの斜
視図である。 第4a図、第4b図および第4c図は、それぞれ、本発
明の蓄積性蛍光体シート用ホルダ内の蓄積性蛍光体シー
トの異なる収納状態を示す模式図である。 符号の説明 10・・・蓄積性蛍光体シート用ホルダ、12・・・蓄
積性蛍光体シート、 14・・・表面ケーシング、 16・・・裏面ケーシング、 32・・・開口、 34.36・・・すべり材、 40・・・センサ、 42・・・入射光、 44・・・反射光

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蓄積性蛍光体シートを収納する蓄積性蛍光体シー
    ト用ホルダであって、 前記蓄積性蛍光体シートを収納する空間を形成する2つ
    のケーシングからなり、一方のケーシングの周辺部に開
    口を形成し、該開口は、前記蓄積性蛍光体シートの表面
    または裏面の周辺部に相当し、 少なくとも該周辺部における前記蓄積性蛍光体シートの
    表面と裏面の反射率を異ならし め、 前記開口を有するケーシングとは反対側の ケーシングの内面の前記開口に対応する部分の反射率を
    、前記ホルダ内への前記蓄積性蛍光体シートの正常な収
    納状態における該シートの前記開口に対応する部分の反
    射率とは異なるように構成したことを特徴とする蓄積性
    蛍光体シート用ホルダ。
  2. (2)放射線画像情報が蓄積記録される蛍光体層側の表
    面の反射率がその裏面の反射率と異なる蓄積性蛍光体シ
    ートを用い、 蓄積性蛍光体シート用ホルダ内に収納された前記蓄積性
    蛍光体シートの収納状態を判別するに際し、 前記蓄積性蛍光体シート用ホルダを形成するケーシング
    のうちの一方のケーシングの周辺部に開口を形成し、該
    開口は収納された蓄積性蛍光体シートの周辺部に相当し
    、 前記開口を有するケーシングとは反対側の ケーシングの内面の前記開口に対応する部分の反射率を
    、前記ホルダへの前記蓄積性蛍光体シートの正常な収納
    状態における該シートの前記開口に対応する部分の反射
    率はと異なるようにし、 前記開口に光を照射し、その反射率により前記蓄積性蛍
    光体シートの収納状態を判別することを特徴とする蓄積
    性蛍光体シート用ホルダ内の蓄積性蛍光体シートの収納
    状態判別方法。
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