JPH02262691A - 盲人用読書機 - Google Patents

盲人用読書機

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JPH02262691A
JPH02262691A JP1081612A JP8161289A JPH02262691A JP H02262691 A JPH02262691 A JP H02262691A JP 1081612 A JP1081612 A JP 1081612A JP 8161289 A JP8161289 A JP 8161289A JP H02262691 A JPH02262691 A JP H02262691A
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JP
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JP1081612A
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Ichiro Tanaka
一郎 田中
Motohiro Okura
大倉 元宏
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KOKURITSU SHINTAI SHIYOUGAISHIYA RIHABIRITEESHIYON CENTER SOUCHIYOU
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KOKURITSU SHINTAI SHIYOUGAISHIYA RIHABIRITEESHIYON CENTER SOUCHIYOU
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、盲人用読書機に関−し、特に予め文書に使用
されている各文字の特徴を辞書に格納しておくことによ
って該文書を適確に読み取りかつその音声出力を可能と
した読書機に関する。
[従来の技術] 従来、パーソナルコンピュータ等を使用して文書等の文
字認識を行うシステムが提案されている(大倉元宏、斉
藤俊樹、田中一部:パーソナルコンピ二一タを用いた印
刷英数文字認識システムの開発、国立身体障害者リハビ
リチーシランセンター研究紀要、第7号、29〜35.
1986年、その他)。このようなシステムを使用する
ことによって比較的簡単な装置構成により文書を読み取
り、かつその読取内容をコンピュータに入力し種々の処
理を行うことが可能であった。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のシステムは文書のコン
ピュータへの入力を主たる目的としており、盲人の単独
使用や盲人が認知できるような形の出力方式については
全く考慮されていなかった。
すなわち、従来のシステムは盲人が単独使用することは
ほとんど不可能であった。
本発明の目的は、前述の従来例のシステムにおける問題
点にかんがみ、簡単な装置構成を有し盲人の単独使用が
可能な読書機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る盲人用読書機は、文書を走査して対応画像
データを得るためのイメージ走査手段と、各文字の特徴
情報を記憶する辞書ファイル手段と、前記画像データお
よび辞書ファイルの記憶情報にもとづき文書を構成する
文字の判定を行う文字認識手段と、該文字認識手段の出
力データに対応する音声を合成出力可能な音声合成手段
と、少なくとも音声出力に関する出力様式を指示するた
めの動作制御手段と、該動作制御手段の各操作に対応す
るメツセージデータを記憶する音声情報記憶手段とを備
えている。
[作 用コ 上述の構成において、イメージ走査手段によって得られ
た被読取文書の画像データが文字認識手段に入力される
。文字認識手段は、まず認識のための文字の切り出しを
行い、切り出した文字の特徴情報の抽出を行う。次に、
この特徴情報を前記辞書ファイルに記憶された特徴情報
と照合して文字の認識を行う。このようにして得られた
認識データは例えば−旦フアイルに収められる。このフ
ァイルから読出された認識データは前記音声合成手段に
入力され、4礒文字および/または認識文字により構成
される単語に対応する音声が合成され出力される。この
音声出力の際に前記動作制御手段を操作することにより
音声出力の方式、速度、その他を設定することができる
。さらに、この動作制御手段の操作に応じて各操作内容
を表わすメツセージデータが前記音声情報記憶手段から
読み出され、音声に変換されて出力される。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する。
本発明の一実施例に係る読書機は以下のような仕様と性
能を有している。
A1本実施例に係る読書機は英語文書の読書支援のため
の装置で、これを使用する盲人は英語およびコンピュー
タに関する基本的知識を有すると好都合である。
B、盲人が単独で使用可能である。
C,ハードウェアは入手容易な市販の機器を基本として
も構成できる。
D、ソフトウェアは単純明解なアルゴリズムを応用して
いる。
E、インクの飛びやにじみ等の少ない英文書を読み取り
対象とした場合にはきわめて適確な読み取り処理が可能
である。認識の対象となる文字はASCIIコードとし
て定義されているアルファベット、数字、および記号で
ある。文書はA4版以下であれば、カード状のものから
書籍までその形態を問わない。
F、フォントは固定しない。ただし、ユーザーは、辞書
作成用のサブシステムを用いて、自分が読みたい文書を
構成するフォントについてあらかじめ各文字の特徴を辞
書に格納しておかなければならない。この作業について
は晴眼者の援助を必要とする。
G、活字の大きさについては10〜12ポイントを標準
としているが、通常の印刷物の活字の大きさであれば対
応可能である。
H3文字認識に関する処理はページ単位で行われる。
■、多段階あるいは絵や図表入りの文書も処理可能であ
る。絵や図表に関しては認識不能文字として扱うのでは
なく、前処理の段階で認識対象から外す処理を行ってい
る。
J、すべてが文字で構成される85版の文書に関して、
認識速度的1抄/文字、認識率92〜94%の性能を有
する。
K、認識結果は音声で出力する。また、操作時のガイド
やフィードバックも音声で行われる。
L、フルスクリーンエディタを内蔵しているので、認識
結果の編集が可能である。また、このエディタは音声出
力付き英文タイプライタとしても使用できる。
次に、本発明の一実施例に係る読書機の構成を第1図を
参照して説明する。同図に示す装置は、中央処理装置(
CPU)1、メモリ3およびインタフェース回路5等を
有する制御部7と、この制御部7に接続されたイメージ
スキャナ9、規則音声合成器11、規則音声合成器11
のためのコントロールボックス13、キーボード15、
そしてマウス17等によって構成される。なお、規則音
声合成器11にはスピーカおよび/またはへッドフォン
19が接続されている。また、制御部7には認識結果の
データ等を格納するための図示しない格納ファイルが内
蔵または接続されている。
なお、以上のような構成の一部は市販の機器を用いて構
成できる。例えば、制御部7は日本電気■製のPC−9
801型パーソナルコンピユータにより、イメージスキ
ャナは■・0デ一タ機器社製のPIS−20型イメージ
スキヤナにより、また規則音声合成器は5PEECHP
LUS社製のPROSE2000型装置により構成可能
である。また、メモリ3の内、画像データ格納用メモリ
としてはI・0デ一タ機器社製のPIO−9234G−
2ME型装置を使用できる。なお、コントロールボッ、
クス13の詳細については後述するが、CPUIとの接
続用インタフェースとしては日本マイクロコンピュータ
社製のディジタルI10ボードPCN−1098型を介
して接続できる。
なお、上述のスキャナはCCDによる原稿台固定平面操
作方式により、最大A4版サイズまでの文書を二値の画
像データとして読みとることができるものである。規則
音声合成器は入力された任意のASCII文字列に対し
文章解析を行い、アクセントやイントネーションを付加
した流暢な英語を発声するものであり、発声速度、ピッ
チ、音量、発声の様式(文書読み、あるいはスペル読み
)等の制御も可能となっている。コントロールボックス
13は25個の押しボタンスイッチがマウントされてい
るだけのもので、そのうち20個を音声合成器の制御に
用いている。マウスは辞書作成のとき、登録したい文字
をCRT画面上でボインティングするために使用する。
次に、第1図のシステムの動作を第2図を参照して説明
する。第1図のシステムにおいては、メモリ3にプログ
ラムの形で辞書作成部、文字認識部、および音声出力部
の3つのサブシステムが格納されている。第2図は各サ
ブシステムにおける処理の流れと相互の関連を示したも
のである。盲人が単独で使用できるように、音声情報に
よりキー操作のガイドやフィードバックを各サブシステ
ム中で行っている。以下に各部の動作を説明する。
1)文字認識部 文字認識部は本読書機の中核をなす部分である。文字認
識部において特に盲人ユーザーに対して配慮したところ
は、処理の進行状況を音声でアナウンスするように設計
したことである。以下に処理の流れを簡単に述べる。
(1)観測 文書をイメージスキャナ9により走査し、二値の画像デ
ータ(黒画素−1、白画素−〇)としてメモリ3に格納
する。サンプリングレイトは主副走査方向とも8ドツト
/ m+sとした。なお、以下の記述において、文字行
方向をX軸、文字行と直交する方向をY軸と呼ぶ。
(2)画像データの簡素化 処理効率を上げるために、XおよびY軸方向のデータを
一定の間隔で間引き、データの簡素化を図った。簡素化
されたデータはグラフィックRAM上に置かれ、以後、
r文字行の抽出」までの処理はこのデータを対象に行わ
れる。
(3)画像の領域分割 画像を同じ属性をもつ部分画像に分けることを領域分割
と呼び、画像識別においては不可欠の処理である。文書
においては文字、絵、図、表、線分などがここでいう「
部分jにあたる。ここでは領域分割にRLSA (Ru
n−LengthSmoothing  Algori
thm)を応用した。
(4)領域のラベル付は 分割された領域の連結関係を明らかにするために、連結
した領域に同じ番号を与え、異なる領域には異なる番号
を与えるというラベル付けを行う。
(5)文字行の抽出 ラベル付けされた各領域について数種類の計測(XSY
座標の最小値と最大値、黒画素の数、黒画素のランレン
グスなど)を行い、いくつかの特重量(高さ、縦横比、
黒画素の平均ランレングスなど)を計算する。これらの
特徴量は領域の内容により、異なる性質をもつことが知
られている。
このことを利用して、文字行(文字の含まれる領域)の
みを抽出する。次に各文字行のX座標の最小値の分布か
ら文書の段組数を決定する。
(6)文字切り出し これ以降の処理は原データを対象にする。文字切り出し
とは、文字行に含まれる各文字の外接矩形枠の座標値を
決めることである。まず、文字行ごとにX軸射影をとり
、この射影を手がかりに一文字ごとの左右端のX座標値
を決める。次に、注目している文字が含まれる文字行の
上下端の座標値と注目文字の左右端の座標値で決まる矩
形領域について、Y軸射影をとり、同様に文字の外接矩
形枠の上下端の座標値を決定する。ところで、この方法
では、文字ストロークが接触している文字の組(白字と
呼ぶ、たとえば、ff5fi等)やX軸射影上で重なっ
てしまう文字の組(オーバーラツプ文字と呼ぶ)は−文
字として切り出されてしまうが、これらへの対処方法は
あとで述べる。
外接矩形枠の座標を決めたのち、隣合う矩形枠間の平均
距離を求める。この値は空白文字の検出に用いる。
最後に、各文字領域におけるbasel ineとme
an  1ineのY座標値および傾きを計算する。こ
れは両1ineに対する各文字の位置関係を4鷹の際の
特徴の一つとして利用するためである。
(7)細線化 細線化とは、線幅を一画素まで細めることをいう。周知
のHildichの方法を用いて、切り出した文字に細
線化処理を施した。そのねらいは、同じ文字でも線幅が
異なる場合への対処とオーバーラツプ文字の分離である
。白字については細線化を行っても分離不可能であるの
で、それを−文字とみなし、辞書に登録することにした
(8)特徴抽出 細線化された文字について、次の三つの特徴を抽出する
特徴A:baselineおよびmean  li口e
と文字の位置関係(7タイプに分類)特徴B:外接矩形
枠の縦横比 特徴C:外接矩形枠内における黒画素の密度マトリック
ス(7x7の0と1から成るマトリックス) (9)特徴照合 抽出された特徴をもとに辞書内を検索する。
まず、特徴Aにより検索範囲を限定し、次に、その範囲
内にあるすべて文字について、特徴B、 Cを使って、
その文字である可能性を得点化していく。
(10)詳細分析 誤認識しやすい文字の組合せがあらかじめわかっている
ので(たとえば、0とCまたはe、hとbなど)、それ
らの文字がここまでの処理で最高点を獲得した場合、交
差特徴(7X7の密度マトリックスを水平、垂直に走査
し、文字ストロークとの交差数を調べるもの)を抽出、
分析し、その結果に応じて得点を操作する。
(11)候補文字の選定 得点の高い10文字を有力候補文字として記憶し、次の
処理に送る。
(12)認識後処理 文頭であれば大文字、文中であれば小文字の可能性が高
いという英文法の簡単なルールを適用して、10の候補
文字の得点を加減する。
以上の得点操作を経て、最終的に最も得点を上げた文字
を外部記憶媒体上に出力し、記憶させる。
2)辞書作成部 本読書機では、文書中の文字(フォント)の特徴をあら
かじめ辞書に格納しておく必要がある。
辞書作成部はユーザーの辞書作成を支援するためのもの
で、これにより、そのときどきの個人のニードに合った
、真のパーソナルユースの読書機を作ることができる。
まず、文字認識部と同様に、文書をスキャナ9により画
像データとして読み取る。読み取った結果はCRTディ
スブ1/イ上に表示される。文書が大きいと一画面にお
さまらないが、マウス17を操作することにより、上下
左右に画面を移動させることができ、文書のすみずみま
で表示可能である。適当な画面にしたのち、辞書に登録
したい文字をマウスでボインティング(左上端と右下端
を指定)すると、細線化、特徴。
抽出が実行される。次にその文字をキーボード15から
入力すると、辞書内の該当する文字の項に特徴データが
書き込まれる。このとき既にデータが書き込まれていれ
ば、データの更新が行われる。
辞書内で各文字がもっているデータは累積サンプル数、
平均縦横比、および7  x7の密度マトリックスにお
いて各メツシュの1になる割合である。
この辞書作成部における特長の一つは拡大機能である。
隣合う文字の間隔が狭くて、マウスによりボインティン
グが困難な場合、注目している文字を中心に荒くボイン
ティングしたのち、この拡大機能によりその部分を拡大
表示して、注目文字を正確にボインティングできる。
3)音声出力部 音声出力部は主として認識結果の音声出力を行わせるた
めのものであるが、簡単な編集機能も付加しているので
、得られた結果を修正したり、また、これ単独で盲人用
の英文タイプライタとしても使用可能となっている。
(1)音声合成器用制御スイッチの機能ユーザーが認識
結果のファイルを指定すると、そのファイルが読み込ま
れ、カーソルとともにCRTデイスプレィ上に表示され
る。この後、ユーザーはコントロールボックス13上の
スイッチを操作することにより、その結果を音声で聴く
ことができる。第3図にコントロールボックス13のス
イッチの配列例を示す。スイッチは例えば−辺80mn
5の正方形の盤上に5  x5のマトリックスで配され
ている市販のものを用いることもできる。
キートップは一辺10n++*の正方形で、隣合うスイ
ッチの間隔は縦、横とも16關である。なお、この配列
は盲人を被験者とする予備的な実験により決められたも
のであり、特に配慮した点は次のようである。
A、よく使われるスイッチは周辺部に配した。これは盲
人にとって周辺部の方が場所の定位が容易なことによる
B3発声を起動する8つのスイッチは使用頻度が高いの
で、ユーザーに近い側に配した。コントロールボックス
13は制御部7およびキーボード15等の右側に置くこ
とを前提としたので、それらのスイッチは第3図にみら
れるようにコントロールボックス13の左に集めである
。さらに、それらのスイッチは発声範囲の順に上から下
に、最下部で左から右に配置しである。
C0発声起動スイッチは使用頻度が高いので、押しまち
がいや隣合った二つのスイッチを同時に押すことを防止
するために、右隣の列に無結線のスイッチを配している
。制御スイッチについては試作段階のためこのような配
置をとっているが、このような配置に他に、使用頻度の
高いスイッチは物理的に隔離したり、またスイッチの大
きさ、間隔、および作動圧等についても盲人にとって使
いやすくなるよう種々の変更を加えることも可能である
次に、それぞれのスイッチのもつ機能について以下に若
干の説明を加える。
A1発声開始スイッチ: 「−文字」、r−単語」、「
−行」および「−文」のスイッチは、それ″ぞれ、現在
設定されている発声様式にしたがって、カーソルの位置
するところの文字、単語、行、または文を発声する。「
全画面」と「全文書」のスイッチは、それぞれ、画面に
表示されている文書全部の発声と画面表示されていない
部分も含めた全文書の発声を現在の発声様式で行う。「
ブロック」のスイッチは指定した範囲の発声を行う。「
文章/スペル」のスイッチは、設定されている発声様式
に関係なく、カーソル位置の単語をまず文章読みで発声
し、次いでスペル読みで発声するというものである。こ
の機能は誤認識文字や誤入力文字の発見に有用である。
B0発声停止スイッチ:発声の停止にかかわるスイッチ
には「−時停止」と「全停止」がある。発声中、「−時
停止」を−回押すと、発声が一時停止し、再度押すと発
声が再開する。r全停止」は発声を終了し、音声合成器
をリセットする。
C1発声様式の変更スイッチ二発声様式は普通の文章読
みが標準となっているが、「発声変更」スイッチを一回
押すたびに、スペル読み→句読点の発声を含む文章読み
一文章読み、と切り替わる。
また、r発声状態」というスイッチは現在設定されてい
る発声様式を音声表示するものである。
D1発声の速度、ピッチおよび音量の調節スイッチ: 
「速度」、「ピッチJ1 「音ff1Jというラベルの
付いたスイッチで、それぞれ発声の速度、ピッチ、また
は音量を調節するためのものである。
E、その他のスイッチ: 「カーソル」スイッチは、ラ
インとコラム番号で現在のカーソルの位置を音声表示す
る。「スイッチの説明」と書かれたスイッチを押すと、
それぞれのスイッチの機能を音声表示するモードに切り
替わるので、次いで任意のスイッチを押すと、その機能
が音声表示される。
(2)文書の編集機能 文書の編集に関する主要機能としては、「編集」、r読
み込み」、r保存」、および「印刷」等があり、それぞ
れメニュー画面を経由して選択される。また、補助的機
能として、「キーボード入力文字のエコーバック制御」
、「音声メツセージの再出力」、「各機能の音声による
説明」、および「メニュー画面への復帰」が備わってい
る。
各機能の選択にはキーボード15上のファンクションキ
ーを用いる。ここでは、盲人ユーザーのために次の点に
配慮した。
A、ファンクショ・ンキーが押された場合、どの機能が
選ばれたかが音声によりフィードバックされる。
B、主要機能の場合は音声によるフィードバックに加え
て、その選択で良いのかどうかの確認が音声対話形式で
求められる。この音声対話形式は、制御部7からのメツ
セージは音声で出力され、それに対するユーザーの応答
はキーボード15から行うことによってなされる。
C0音声メツ−セージが聞き取りにくい場合は、「音声
メツセージの再出力」が割り付けられたファンクション
キーを選択することにより、再出力が可能となっている
D、「キーボード入力文字のエコーバック制御」が割り
付けられたファンクションキーを選択することにより、
キーボード15から入力する文字を音声によりエコーバ
ックさせるか否かの設定ができる。
E、 「各機能の音声による説明」が割り付けら些でい
るファンクションキーを選択することにより、各ファン
クションキーの機能が常時、音声表示できる。
F、rメニュー画面への復帰jが割り付けられているフ
ァンクションキーを選択することにより、常時、メニュ
ー画面への復帰が可能である。
以上のように構成された読書機を実際のユーザーに使用
してもらい、開発者の目視観察とユーザーの感想聴取と
いう方法で評価した。評価は、A、盲人による文字認識
操作(スキャナに文書をセットしてから認識結果を音声
で聴くまで)、B。
盲人による音声出力部の英文タイプライタとしての使用
、C1晴眼者による辞書作成部の使用、の三つについて
行ったが、いずれも次に述べるように良好な成績をおさ
めた。
A、盲人による文字認識操作 ある国立の研究所に勤務する生理学専攻の宮人研究者(
59歳)にある雑誌の1ページを本機を使用して読むと
いうことを行ってもらった。被験者は、仕事がら英語は
よく使い、キーボードのブラインドタッチも可能である
。この課題では、文字認識部と音声出力部を使用するわ
けだが、スキャナに特別なガイドがないため雑誌をセッ
トするのに多少手間取つた以外は大きな混乱もなく操作
できた。合成音については、初めは聴きにくいというこ
とであったが、時間が経つにしたがって慣れて聴き取れ
るようになった。被験者の感想は、慣れれば十分使える
のではないかということと、文字認識部における処理進
行状況の音声表示は非常に安心感を抱かせるというもの
であった。
B6 盲人による音声出力部の英文タイプライタとして
の使用 前と同じ被験者に、音声出力部を英文タイプライタとし
て使用してもらった。被験者に与えた課題は、読み上げ
た文章を入力し、それを印刷するというものであった。
最初打ち終わった時点では、数カ所誤入力があったが、
本機の機能を使ってすべて単独で修正し、印刷できた。
修正の際には、「文章/スペル」の機能が非常に役立っ
た。
C0晴眼者による辞書作成部の使用 3名の男子晴眼者に辞書作成部を使って、文字を辞書に
登録してもらった。被験者は男子大学生1名(22歳)
とある研究所の職員2名(ともに45歳)であった。各
被験者は研究あるいは職務遂行上コンピュータを使用し
ているが、プログラミングまでの能力を持つのは学生の
みで、研究所職員はもっばらワープロ等のアプリケーシ
ョンソフトでの使用である。まず、実験者が辞書作成部
の操作を実際に行って5分程度説明したのち、被験者に
ある特定の文字を10個辞書に登録してもらった。どの
被験者もすぐに操作方法に慣れ、きわめてスムースに課
題を完了した。1文字の登録に要する時間は、3名の被
験者ともほぼ同じで、約30秒であった。
なお、本願読書機は上述の構成のみでなく、以下のよう
な変形、修正も可能である。
へ〇キー操作のガイドやフィードバックを音声で与える
場合、一方的に与えるばかりでなく、使用者側からの要
求にも対応できるようにすると好都合である。たとえば
、メツセージを聞き漏らした場合、使用者のキー操作に
より繰り返し出力できるようにする。
B、最近の市販のワープロあるいは表計算ソフトは深い
木構造をとるものが多いが、盲人の場合、ソフトウェア
は浅い構造のほうが良いように思われる。これは木構造
を深く入っていた場合、いまどの段階にいるのかがわか
りにくくなるためである。もし、深い構造をとるのであ
れば、音声による適切な情報を与える機構を組み込むと
好都合である。
C1主に制御部側だけで処理が進行する場合は、進行状
況を使用者に告知する機能を付加すると好都合である。
これは使用者に大きな安心感を与える。
D、別にスイッチ盤などを用意するときには、盤上のス
イッチの配置、大きさ、間隔、および作動圧等に留意し
なければならない。特に使用頻度の高いスイッチは他の
スイッチと物理的に隔離するとか、機能的に同種のスイ
ッチはまとめて配置するといった配慮は、盲人のスイッ
チ操作を容易にする。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、簡単な回路装置により
盲人の単独使用が可能な読書機が実現できる。また、本
発明に係る読書機では認識結果のみでなく操作のガイド
や操作結果のフィードバックにも音声を用いているから
、機械操作に習熟していない盲人にとっても安心して使
用することができる。特に、仕事を行う上で英語等の文
書を取扱う必要のある中途失明者、例えば研究者や学生
等にはきわめて有力な読書支援システムとなることは明
らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る盲人用読書機の概略
の構成を示すブロック回路図、第2図は、第1図の読書
機における各部の処理手順を示すフローチャート、そし
て 第3図は、第1図の読書機に使用されているコントロー
ルボックスの一例を示す上面図である。 1:中央処理装置、 3=メモリ、 5:インタフェース回路、 7:制御部、9:イメージ
スキャナ、 11:音声合成器、13:コントロールボ
ックス、 15:キーボード、  17:マウス、19:スピーカ
またはへッドフオン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、文書を走査して対応する画像データを出力するイメ
    ージ走査手段、各文字の特徴情報を記憶する辞書ファイ
    ル手段、前記イメージ走査手段から出力される画像デー
    タにもとづき文字の切り出しと切り出した各文字の特徴
    情報の抽出とを行い、かつ抽出した特徴情報を前記辞書
    ファイル手段に記憶された特徴情報と照合することによ
    り文字の判定を行う文字認識手段、該文字認識手段の出
    力データに対応する音声を合成出力可能な音声合成手段
    、少なくとも音声出力に関する出力様式を指示するため
    の動作制御手段、および該動作制御手段の各操作に関連
    するメッセージデータを記憶する音声情報記憶手段を具
    備し、これにより前記文書の認識処理および前記動作制
    御手段の操作に関する情報を音声により出力可能とした
    ことを特徴とする盲人用読書機。 2、さらに、前記イメージ走査手段から出力される画像
    データにもとづく画像を表示する手段と、表示された画
    像において特定の文字を選択指定する指示手段と、該指
    示手段によって指定された文字の特徴情報を抽出する手
    段と、該指示手段によって指定された文字に対応する文
    字データを入力するキー入力手段と、キー入力された文
    字データに対応して前記特徴情報を前記辞書ファイル手
    段に記憶する手段とを有する辞書作成手段を具備する請
    求項1に記載の盲人用読書機。
JP1081612A 1989-04-03 1989-04-03 盲人用読書機 Pending JPH02262691A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2078869A2 (es) * 1993-09-22 1995-12-16 Hart Informatica S A Sistema automatico de tratamiento de cobros y documentos de valor.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2078869A2 (es) * 1993-09-22 1995-12-16 Hart Informatica S A Sistema automatico de tratamiento de cobros y documentos de valor.

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