JPH02267503A - ズームレンズ鏡胴 - Google Patents

ズームレンズ鏡胴

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JPH02267503A
JPH02267503A JP8992089A JP8992089A JPH02267503A JP H02267503 A JPH02267503 A JP H02267503A JP 8992089 A JP8992089 A JP 8992089A JP 8992089 A JP8992089 A JP 8992089A JP H02267503 A JPH02267503 A JP H02267503A
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lens
cylinder
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明はズームレンズ鏡胴、特に、コンパクトカメラ
に用いて好適なズームレンズ鏡胴の改良に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、ズームレンズ系を構成する各レンズ群の位置を機
械的に変更して変倍率や焦点位置の調整を行う機械補償
型のズームレンズ鏡胴では、移動特性の異なるカム溝を
備えた回転カム筒を利用して各レンズ群の移動を行うも
の(以下カム筒方式という)が多かった。これはカム筒
方式が、レンズ群の移動特性をカム溝に自在に持たせる
ことができ、非線形移動も実現できるという長所を有す
るためである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のカム筒方式でレンズ群を駆動
する場合、以下に示すような様々な問題点があった。
■カム溝は元来高精度加工を必要とするものであるが、
非線形移動するレンズ群用Φカム溝ではより高精度な加
工が必要とされる。このため、切削などの機械加工によ
りカム筒を製作する場合、加工時間の長大化と高コスト
化が避けられない。
■カム溝のカムピンに摺接する壁面(作用面)は撮影光
軸に対する法線を含むように構成されるが、カム筒外周
で比較的大きな円弧角をなす領域にわたって形成される
ため、プラスチック成形でカム筒を製作する場合、該壁
面が中子に対するアンダーカット部となり金型構成が複
雑になる。
■カム筒はレンズ枠の外側に配置されるので鏡胴の外径
が大きくなり、ひいてはカメラ本体の大型化の原因とも
なる。
また、こうした設計・製作技術上の困難に加えて、従来
のカム筒方式のズームレンズ鏡胴は、沈胴やマクロ撮影
などの機能面においても不利であった。
即ち、沈胴機能については、 ■2群形式のズームレンズの場合、2群のレンズ群が光
軸上を相対移動してズーミングを実現するが、各レンズ
群を相対移動させるカム筒の全長は、ズームレンズ系の
中で最も移動量の大きいレンズ群に規制されるため、前
レンズ群に係合するカム溝をカメラ本体側に向けて延長
し、なおかつ後レンズ群に係合するカム溝も前レンズ群
や周囲の部材との干渉を避けるように延長しなければな
らなかった。そして、カム溝が長くなれば加工の複雑化
と高コスト化を招くだけでなく、カム筒の強度低下とそ
れに伴う精度低下を生じ、さらに、強度を向上させるた
めにカム筒の肉厚を増大すれば鏡胴の大型化に繋がる。
といった問題点を有していた。
一方、マクロ描影機能についていえば、■カム筒に形成
されたズーミング用カム溝に引き続いてマクロ揚影用の
カム溝を形成するもの(特公昭51−17045号)は
、カム溝の全長が長くなり過ぎ、精度を低下させる恐れ
がある。
■複数のレンズ群を各々別個のカム筒により移動させる
ように構成するもの(特公昭55−10885号)は、
各カム筒の動きを円滑にするためカム筒同士の嵌合にあ
る程度の余裕を持たせなければならず、動作が不安定で
ピンボケを生じやすくなる。
といった問題点を有していた。
この発明は上記の点に鑑み、高強度でしかもプラスチッ
ク成形が容易な移動機構により、各レンズ群の線形及び
非線形移動を高精度に実現できるズームレンズ鏡胴を提
供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためこの発明は、撮影光軸上を線
形移動する線形レンズ群と非線形移動する非線形レンズ
群を有するズームレンズ系を備えたズームレンズ鏡胴に
おいて、カメラ本体側から駆動できる第1ヘリコイド筒
に係合するズーミング筒内の第2レンズ枠に、前記線形
レンズ群を収納し、かつ該ズーミング筒の円弧孔を貫通
して該第1ヘリコイド筒内側の補正カム溝に嵌入するピ
ンを介してズーミング筒内で回動可能な第2ヘリコイド
筒に係合する第2レンズ枠に、前記非線型レンズ群を収
納し、前記各レンズ群の移動特性の線形成分をヘリコイ
ドネジで、非線形成分を補正カム溝で、それぞれ担うよ
うに構成したものである。
〔実施例〕
以下、この発明を2群形式のズーム光学系からなるズー
ムレンズ鏡胴を一実施例とし、添付の図面に基づいて説
明する。
第1図は本願ズームレンズ鏡胴の一例を示す断面図であ
り、上半分は短焦点位置にセットされた時の174断面
を、下半分は長焦点位置にセットされた時の174断面
をそれぞれ示している。第2図は第1ヘリコイド筒内周
に形成された補正カム溝の略平面図、第3図(a)、(
b)は第1図におけるズーミング筒の部分断面図、第4
図はズーミングに伴う補正カム溝、円弧孔、ピンの相対
配置変化を示す説明図、第5図は沈胴用の延長溝を形成
した補正カム溝と円弧孔の略平面図、第6図は沈胴時の
補正カム溝と円弧孔の関係を示す説明図、第7図はマク
ロ逼影用の延長溝を形成した補正カム溝の略平面図、第
8図は沈胴時の補正カム溝と円弧孔の関係を示す説明図
である。
図において、1は本願ズームレンズ鏡胴で、該ズームレ
ンズ鏡胴1は光軸O上を移動し、かつ互いの相対位置を
変えて、変倍率とピント調整を行う前レンズ群Glと後
レンズ群G8とからなる2群形式のズーム光学系Zを備
えている。該ズームレンズ鏡胴1の固定胴2は、その右
端部がカメラ本体のボディーBに固定されている。該ズ
ーム光学系Zの前レンズ群G1はズーミングの際、固有
の線形特性図に基いて移動する線形レンズ群として、後
レンズ群Gtは、前レンズ群C1の移動する間に、固有
の非線形特性図に従って前レンズ群G1に対する相対間
隔を変えつつ所定範囲を移動する非線形レンズ群として
、それぞれ構成されている。
3は第1ヘリコイド箇で、該ヘリコイド筒3は前記固定
胴2の内側に回転可能に嵌合されているが、その外周面
の一部に、固定胴2に固設された直進阻止環4に係合す
る鍔溝部3aが形成されているため、光軸O方向には移
動できないようになっている。また、第1ヘリコイド筒
3の外周面の後端部付近には、カメラ本体側の駆動手段
(例えばモーター、図示せず。)の歯車5と噛合する歯
部3bが設けられ、ズーミングの際、該歯車5によって
回動操作されるように構成されている。この歯部3bの
形成領域は適宜であるが、図示実施例では、円周方向は
ぼ120度の範囲にわたって形成されている。
6は補正カム溝で、該補正カム溝6は第1ヘリコイド筒
3の内周面に雌ネジ3Cとともに形成されている。ここ
で、雌ネジ3Cのリードは、前レンズ群G、の線形移動
特性に対応して決定されている。
補正カム溝6は、後述するように後レンズ群G位2の線
形移動を増減速するためのもので、その形状は、光軸O
と直交する方向へわずかに蛇行しながら光軸方向へ延び
る長溝からなっている(第2図)、このため、第1ヘリ
コイド筒3を遮光性の硬質合成樹脂材を用いて補正カム
溝6と一体に射出成形する場合、補正カム溝6は光軸0
方向からの変位量が少ないため、補正カム溝6を形成す
る中子は比較的単純形状で、光軸Oとほぼ直交する方向
へ抜き取ることができる。ここで、該補正カム溝6の蛇
行量(光軸0と直交する方向への変位りは、ピン17を
介して後述する第2ヘリコイド筒16を増減速し、後レ
ンズ群G2の非線形移動骨(移動特性における線形成分
を除いたズレ量)に対応している。
7はズーミング筒で、該ズーミング筒7は、前部に前レ
ンズ群G1を保持する第ルンズ枠9が固設されている。
また、該ズーミング筒7の後部外周に第1ヘリコイドの
前記雌ネジ3cと係合する雄ネジ7aを有し、かつ側壁
内には第1直進案内部材8の案内棒8aを摺動可能に精
密嵌入させるキー溝7cが形成されているため、第1ヘ
リコイド筒3が回動すると両ネジの係合作用により、ズ
ーミング筒7は光軸0方向へ前後進するようになってい
る。また、該ズーミング筒7の雄ネジ7aが形成された
領域には、光軸0と直交する方向(円周方向)に放射開
き角θの円弧孔7bが形成されている(第3図(a)、
(b))。該円弧孔7bは、ズーミング筒7を貫通して
前記補正カム溝6に嵌入するピン17を光軸0と直交す
る方向へ回転できるようにするためのものである。
第1直進案内部材8はL字状の棒状部材からなり、その
折曲端部がネジNにより固定胴2に片持ち式に固定され
、自由端である案内棒8aは光軸0と平行するように設
定されて前記ズーミング筒7のキー溝7c内を挿通して
いる。
前記第ルンズ枠9は、例えば遮光性の合成樹脂材で作ら
れ、かつ適宜手段によってズーミング筒7の先端部内側
に結合している。そして、間隔設定部材10および11
を介して前レンズ群G1の各レンズを光軸0上に保持す
るとともに、レンズ抑え環12でこれらレンズを後端鍔
部9aに押圧固定するように構成されている。9bはレ
ンズ抑え環12を係止するための係止突起である。レン
ズ抑え環12は遮光性の合成樹脂材からなり、その周囲
壁に形成された係合穴12aが合成樹脂材の弾性により
前記係止突起9bに係止され、前レンズ群G、を押圧し
つつ保持するようになっている。
以上が主として、前レンズ群G、の移動に関わる部分で
ある。以下、後レンズ群G、の移動に関わる部分を説明
する。
ズーミング筒7の後端部の内周面には、第2ヘリコイド
筒16が回転可能に嵌合されている。
第2ヘリコイド筒16は、その内周面に所要のリードを
持つ雌ネジ16aを備え、かつ外周面適所には前記ピン
17が植設されている。該保合ピン17は第2レンズ枠
18を光軸Oに沿って移動させる回転力を伝達するため
のもので、前述のように、ズーミング筒7の円弧孔7b
を貫通し、その頭部が第1ヘリコイド筒3の補正カム溝
6に係合するよう構成されている。このため、第2ヘリ
コイド筒16は補正カム溝6に係合するピン17を介し
て、光軸Oを中心とする回転方向に円弧孔7bの放射開
き角θの範囲内で回動することはできるが、光軸O方向
へは移動できないようになっている(第3図)。
第2レンズ枠18は、その外周面に前記第2ヘリコイド
筒16の雌ネジ16aに螺合する雄ネジ18aを備え、
間隔設定部材19.20を介して後レンズ群Gtを構成
する各レンズを保持している。該第2レンズ枠18は、
その一方の開口端に螺合するレンズ抑え環21により各
レンズを前端鍔18bに押し付け、後レンズ群G2の各
レンズを固定している。
また、雄ネジ18aが形成された第2レンズ枠18の大
径部分には、前述のズーミング筒7と同様、第2直進案
内部材22の案内棒22aを挿通させるキー溝18cが
形成されている。
該第2直進案内部材22は第1直進案内部材8と同様に
、その一端が適宜の手段で片持ち式にズーミング筒7に
固定され、自由端である案内部22aがキー満18c内
で光軸Oと平行するように設けられている。
以下、上記ズームレンズ鏡胴lのズーミング操作につい
て述べる。
まず、カメラ本体側の駆動手段の歯車5を回転させ、第
1ヘリコイド筒3を回動させる。この時、ズームレンズ
鏡胴1が短焦点距離に設定されていれば、第1図の上半
分の174断面で示すように、前レンズ群G、と後レン
ズ群G2との相対間隔は太き(開いている。ここで、第
1ヘリコイド筒3の補正カム溝6とズーミング筒7の円
弧孔7b。
及び係合ピン17の相対位置関係は、第4図(a)のよ
うな位置関係をなしている。
この状態で、ズームレンズ系の長焦点距離を実現する方
向に歯車5を回転駆動させると、その回転駆動力は歯部
3bを介して第1ヘリコイド筒3に伝達され、第1ヘリ
コイド筒3が所定の方向へと回転する。
第1ヘリコイド筒3の回転運動は、雌ネジ3cを介して
ズーミング筒7側の雄ネジ7aに伝達されるが、ズーミ
ング筒7はキー溝70に第1直進案内部材8の案内棒8
aが挿通して回転が規制されているため、ズーミング筒
7は光軸0に沿って前方へ直進駆動される。
この結果、ズーミング筒7は、固有の線形移動特性に対
応して決められた雌ネジ3Cのリードに従って光軸上を
前方へ移動するから、ズーミング筒7と一体的に結合さ
れた第2レンズ枠9内の前レンズ群G1も同時に、固有
の線形移動を実現することができる。
一方、第2ヘリコイド筒16は、ズーミング筒7の円弧
孔7bを貫通するピン17を介して連係しているため、
ズーミング筒7と一体的に光軸0方向に線形移動する。
但し、この際、ピン17の頭部は第1ヘリコイド筒3の
補正カム溝6に嵌入しており、第2ヘリコイド筒16は
、ズーミング筒7の移動につれてともに光軸上を線形移
動しながら第1ヘリコイド筒3とともに回転しつつ、し
かも補正カム溝6の蛇行量に応じて光軸Oと直交する方
向へ増減速回転させられる。
即ち、第2ヘリコイド筒16が回転すると、第2ヘリコ
イド筒16の雌ネジL6aのリードに応じた線形移動が
ズーミング筒7内で行われ、さらに、この線形移動に補
正カム満6による増減速回転骨が上乗せされる。この結
果、第2直進案内部材22によって回転規制されている
第2レンズ枠18と後レンズ群G2は、光軸Oに沿って
、カメラ本体側に対して、 (第1ヘリコイド筒)+(第2ヘリコイド筒)+(補正
カム溝) という駆動機構の総和からなる固有の非線形移動を実現
することとなる。
ここで、もし中間の撮影倍率の状態で第1ヘリコイド筒
3の回転駆動を止めれば、補正カム溝6と円弧孔7bと
係合ビン17の3者は、第4図(b)のような相対位置
関係で停止することになる。
同様に、最大の橋形倍率が得られた状態で第1ヘリコイ
ド筒3の回転駆動を止めると、補正カム溝6と円弧孔7
bと係合ビン17の3者は、第4図(C)のような相対
位置関係で停止し、前レンズ群G、と後レンズ群G2の
相対間隔もこれら3者の配置により設定される。
上記のように2個のヘリコイド手段と補正カム溝の組み
合わせにより、前レンズ群G1の線形移動と後レンズ群
G2の非線形移動が実現するが、以下では、補正カム溝
の構成を適宜変更することで沈胴機能やマクロ撮影機能
を付与した実施例を示す。
まず、ズームレンズtiJl胴1では、短焦点距離状態
に設定した時に鏡胴長が最短となるように構成されてい
るが、前述のように、この時点でも前レンズ群C3と後
レンズ群G2は若干大きな間隔を持っている。そこで、
短焦点距離状態での両者の間隔を縮めることができれば
、その分だけ鏡胴lを短縮することができる。
しかし、第1図示のような構成では、前レンズ群保持枠
9をその最短焦点距離からさらに右方へ移動させようと
すると、後レンズ群保持枠18も一緒に右方向へ移動し
、カメラ本体側の部材(特に図示せず)と衝突を起こし
てしまう。
そこで、この発明の第2実施例は、第5図(a)に示す
ように、補正カム溝6の端部に沈胴用カム溝を延設し、
カメラ本体に対して前レンズ群G1が移動しても、後レ
ンズ群Gtは相対的に停止できるように構成したもので
ある。
即ち、ズーミング筒7の円弧孔7bの短焦点距離側の一
端部に、第1ヘリコイドの雄ネジ7aのリード角に対し
同じ方向および同じ傾斜角を有する軸上遊び溝31を延
長形成するとともに、補正カム溝6の短焦点距離側の一
端部に、光軸0と直交する方向に延びる円周遊び満32
を形成しである(第九図(b))。この構成では、沈胴
の際に第1ヘリコイド筒3を回転操作したときでも、そ
の初期の段階で、保合ピン17の頭部が円弧孔7bの領
域から補正カム溝6の円周遊び溝32に入り込むため、
以後の回転操作においても、係合ビン17の光軸方向の
移動はこの円周遊び溝32に吸収されることになる。
即ち、沈胴のために第1ヘリコイド筒3が回転してズー
ミング筒7をその短焦点距離正規位置から右方向へ直進
させた時、光軸方向への移動を規制された保合ピン17
は、ズーミング筒7の円弧孔7bの一端部から軸上遊び
満31内に誘導される。そして、保合ピン17は、以後
の第1ヘリコイド筒3の回転操作に対して、軸上遊び溝
31の傾斜角に沿って見掛は上被写体側へ移動すること
になる。このため、第6図示のように、ズーミング筒7
の右方移動に対し係合ビン17が同速度で逆方向(被写
体側)へ移動する形となり、相対的に停止することとな
る。
なお、円周遊び満32内に入り込んだ状態の係合ビン1
7は、第1ヘリコイド筒3が回転しても補正カム溝6か
らの回転伝達力を受けず、第2ヘリコイド筒16も静止
状態を維持される。
次に、マクロ撮影機能を付与した実施例について第7及
び第8図に基づいて述べる。
第1図示のようなズームレンズ鏡111ii11でマク
ロ撮影を実現するには、ズームレンズ光学系全体を長焦
点距離に設定した状態で、前レンズ群G、と後レンズ群
G、との軸上間隔を一定に保ちながら全体を被写体側に
繰り出せばよい。
この場合、光学系全体を最長焦点距離の正規位置を超え
て前方へ繰り出すには、第1ヘリコイド筒3を回転操作
してズーミング筒7をさらに前方へ移動させなければな
らない。
しかし、第1ヘリコイド筒3を回転させると、係合ピン
17を介して補正カム溝6と連結している第2ヘリコイ
ド筒16にその回転力が伝達され、第2レンズ枠9の前
レンズ群G、と第2レンズ枠18の後レンズ群G2との
相対間隔が変化してしまう。
そこで、この実施例では、こうした相対間隔の変動を防
止するために、補正カム溝6の前方端部(長焦点距離側
の端部)に傾斜した軸上延長溝33を形成しである。該
軸上延長溝33は、第1ヘリコイドの雌ネジ3cのネジ
山と同方向・同傾斜角で延びるように形成し、第1ヘリ
コイド筒3が回転してもズーミング筒7の移動につれて
係合ピン17が軸上延長溝33内に入り込み、補正カム
溝6からの回転伝達力が係合ピン17(即ち第2レンズ
枠18)に伝達されないように構成されている。
従って、ズーミング筒7が長焦点距離の正規位置にある
ときに、第8図(a)のように、補正カム溝6と係合し
ている係合ピン17は、マクロ撮影時の第1ヘリコイド
筒3の回転操作の際に、円弧孔7bの長焦点距離側の端
部により押されてズーミング筒7と一緒に前方に移動さ
せられ、第1ヘリコイド筒3の回転量の増加とともに、
第8図Φ)に示すように軸上延長溝33に入り込んで光
軸上の正規位置を維持する。この結果、ズーミング筒7
の第ルンズ群9と第2レンズ枠18とは相対移動を起す
ことなく軸上を移動してマクロ撮影が可能となる。
尚、13はズーミング筒7の最前部に設けられた保護フ
ィルタ枠で、該保護フィルタ枠13は例えば紫外線カツ
トフィルタFを保持している。また、14は絞り兼シャ
ッタ装置で、該装置14には絞り及びシャッタ羽根が前
レンズ群G、の後方所定位置に位置するように、取付け
られている。
この絞り兼シャッタ装置14の駆動minについては省
略するが、絞り装置とシャッタ装置とが機構的に分離し
ているものを含めて、公知技術の適宜組み合わせにより
構成されている。
以上、複数の実施例に基いてこの発明を説明したが、こ
の発明はこれらに限定されることなく、その要旨を変更
しない範囲内で種々に変形実施できる例えば、図示実施
例ではいわゆる2群ズームの鏡胴について説明したが、
高級機で多用される3群形式のズームレンズ用鏡胴にも
適用することができる。
〔発明の効果〕
上記のようにこの発明は、撮影光軸上を線形移動する線
形レンズ群と非線形移動する非線形レンズ群を有するズ
ームレンズ系を備えたズームレンズ鏡胴において、カメ
ラ本体側から駆動できる第1ヘリコイド筒に係合するズ
ーミング筒内の第2レンズ枠に、前記線形レンズ群を収
納し、かつ該ズーミング筒の円弧孔を貫通して該第1ヘ
リコイド筒内側の補正カム溝に嵌入するビンを介してズ
ーミング筒内で回動可能な第2ヘリコイド筒に係合する
第2レンズ枠に、前記非線型レンズ群を収納したことを
特徴としているので、プラスチック成形の容易なレンズ
移動手段により、線形及び非線形のレンズ移動を高精度
に実現することができる。
しかも、これらレンズ移動部材の主要部である第1ヘリ
コイド筒と補正カム溝は一体成形することができる。こ
のため、コンパクトカメラ用として理想的である、軽量
・安価で高精度なズームレンズ鏡胴を提供できるという
優れた効果を奏するものである。
また、前記補正カム溝の短焦点側端部に沈胴用カム溝を
延設することにより、レンズ移動手段の強度低下や径大
化を招くことなく沈胴機能を付与でき、特に、コンパク
トカメラの小型化に多大な貢献をする。
さらに、前記補正カム溝の長焦点側端部にマクロ撮影用
カム溝を延設することにより、ズーミング機能に加えて
マクロ撮影機能を付与でき、特に、コンパクトカメラの
高機能化に資するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願ズームレンズ鏡胴の一例を示す断面図であ
り、上半分は短焦点位置にセットされた時の174断面
を、下半分は長焦点位置にセットされた時の174断面
をそれぞれ示している。第2図は第1ヘリコイド筒内周
に形成された補正カム溝の略平面図、第3図(a)、(
b)は第1図におけるズーミング筒の部分断面図、第4
図はズーミングに伴う補正カム溝、円弧孔、ビンの相対
配置変化を示す説明図、第5図は沈胴用の延長溝を形成
した補正カム溝と円弧孔の略平面図、第6図は沈胴時の
補正カム溝と円弧孔の関係を示す説明図、第7図はマク
ロ損影用の延長溝を形成した補正カム溝の略平面図、第
8図は沈胴時の補正カム溝と円弧孔の関係を示す説明図
である。 B・・・カメラボディー 〇−・−撮影光軸 G+’−−・前レンズ群 Gt−・・後レンズ群 F −紫外線カツトフィルタ 2−m−ズーム光学系 l・・・ズームレンズ鏡胴 2・・・固定胴 3・・−第1ヘリコイド筒 3a−・脚溝部 3b・・・歯部 3c−第1へりコイ 4−直進阻止環 5−駆動手段の歯車 6・・・補正カム溝 7・−ズーミング筒 1a−・第1へりコイ ドの雌ネジ ドの雄ネジ 7b−・円弧孔 7cmキー溝 8−第1直進案内部材 8a−案内棒 9−・第2レンズ枠 9a−後端鍔 9b・−係止突起 10.11.19−・−間隔設定部材 12− レンズ抑え環 12a・−係合穴 13・−保護フィルタ枠 14−・−絞り廉シャッタ装置 16−第2ヘリコイド筒 16a−・第2ヘリコイドの雌ネジ 17−・・ビン 18・・−第2レンズ枠 18a・−第2ヘリコイドの雄ネジ 20−・間隔設定部材 21・−・レンズ抑え部材 22・−第2直進案内部材 22a−一案内棒 31・−軸上遊び溝 32−円周遊び溝 33・・・軸上延長溝 特 許 出願人 コ ニ カ 株式会社 第 図 第31!1 (b) 第 図 第 第 図 ヒつ 第 図 第 図 (b)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影光軸上を線形移動する線形レンズ群と非線形
    移動する非線形レンズ群を有するズームレンズ系を備え
    たズームレンズ鏡胴において、カメラ本体側から駆動で
    きる第1ヘリコイド筒に係合するズーミング筒内の第1
    レンズ枠に、前記線形レンズ群を収納し、かつ該ズーミ
    ング筒の円弧孔を貫通して該第1ヘリコイド筒内側の補
    正カム溝に嵌入するピンを介してズーミング筒内で回動
    可能な第2ヘリコイド筒に係合する第2レンズ枠に、前
    記非線型レンズ群を収納したことを特徴とするズームレ
    ンズ鏡胴。
  2. (2)前記第1ヘリコイド筒と補正カム溝を一体成形し
    てなる特許請求の範囲第1項記載のズームレンズ鏡胴。
  3. (3)前記補正カム溝の短焦点側端部に沈胴用カム溝を
    延設してなる特許請求の範囲第1項または2項記載のズ
    ームレンズ鏡胴。
  4. (4)前記補正カム溝の長焦点側端部にマクロ撮影用カ
    ム溝を延設してなる特許請求の範囲第1項、2項または
    3項のうちいずれか1項記載のズームレンズ鏡胴。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005157305A (ja) * 2003-10-27 2005-06-16 Canon Inc レンズ鏡筒および撮影装置
JP2005351982A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Canon Inc ズームレンズ鏡筒およびカメラ
JP2017148375A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 株式会社吉田製作所 X線撮影装置およびx線撮影方法

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