JPH02269810A - 有機質部を有する炭素繊維 - Google Patents
有機質部を有する炭素繊維Info
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- JPH02269810A JPH02269810A JP1086961A JP8696189A JPH02269810A JP H02269810 A JPH02269810 A JP H02269810A JP 1086961 A JP1086961 A JP 1086961A JP 8696189 A JP8696189 A JP 8696189A JP H02269810 A JPH02269810 A JP H02269810A
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- Japan
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- carbon fiber
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- fiber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、有機質部を有する炭素繊維に関し、さらに詳
しくは、有機質部を有する種線の気相法炭素繊維に関す
るものである。
しくは、有機質部を有する種線の気相法炭素繊維に関す
るものである。
(従来の技術)
炭素繊維は、その優れた機械的物性から各種の複合材料
に活用され、近年急速に需要が伸びつつある。しかし、
従来の炭素繊維は、有機繊維を焼成し炭化させる等複雑
な工程により製造されており、コスト面で限界があった
。これに対し、炭化水素類を熱分解させ気相反応によっ
て基板上に炭素繊維を生成させる方法が試みられている
。
に活用され、近年急速に需要が伸びつつある。しかし、
従来の炭素繊維は、有機繊維を焼成し炭化させる等複雑
な工程により製造されており、コスト面で限界があった
。これに対し、炭化水素類を熱分解させ気相反応によっ
て基板上に炭素繊維を生成させる方法が試みられている
。
さらに、本発明者らは、炭化水素類を特定の有機系の金
属化合物及びキャリアガスと共に高温反応させることに
よって、基板上ではなく空間内で炭素繊維を合成するこ
とに成功した。この方法は簡便な方法であり、工業的に
価値の高い方法である。
属化合物及びキャリアガスと共に高温反応させることに
よって、基板上ではなく空間内で炭素繊維を合成するこ
とに成功した。この方法は簡便な方法であり、工業的に
価値の高い方法である。
ここで得られる炭素繊維は特異な構造を有し結晶性、配
向性に優れ、それ故に、優れた機械的特性、電気的特性
、あるいは電極材などへの適性を有し、実用化が期待さ
れる。しかしながら、このような構造上の完璧性故に、
他の材料、例えば、樹脂やゴムとの接着性やぬれが悪く
、また、樹脂やゴムとの複合の際、微小部分への均一な
分散が容易でなかった。
向性に優れ、それ故に、優れた機械的特性、電気的特性
、あるいは電極材などへの適性を有し、実用化が期待さ
れる。しかしながら、このような構造上の完璧性故に、
他の材料、例えば、樹脂やゴムとの接着性やぬれが悪く
、また、樹脂やゴムとの複合の際、微小部分への均一な
分散が容易でなかった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明の目的は、樹脂やゴムとの複合材を作成する際に
、樹脂やゴムとの接着性やぬれがよく、複合材の微少な
部分への分散を著しく改善することのできる炭素繊維を
提供することにある。
、樹脂やゴムとの接着性やぬれがよく、複合材の微少な
部分への分散を著しく改善することのできる炭素繊維を
提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、上記炭素繊維の表面を改質する観点から
鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。
鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は、繊維直径が0.01〜4μmであっ
て、該繊維表面に溶剤抽出可能な有機質部を0.1〜5
wt%有することを特徴とする炭素繊維である。
て、該繊維表面に溶剤抽出可能な有機質部を0.1〜5
wt%有することを特徴とする炭素繊維である。
本発明において、炭素繊維は、直径が0.01〜4μm
であり、好ましくは0.01〜2μm1特に好ましくは
0.03〜1μmである。繊維の長さは特に制限がない
が、補強材として用いる場合には長い方が好ましく、繊
維の長さ(L)/繊維径(D)が10以上、特に50以
上が好ましい。
であり、好ましくは0.01〜2μm1特に好ましくは
0.03〜1μmである。繊維の長さは特に制限がない
が、補強材として用いる場合には長い方が好ましく、繊
維の長さ(L)/繊維径(D)が10以上、特に50以
上が好ましい。
一方、射出成形等により微小な複合材の補強材として用
いる場合、繊維の長さが長すぎると母材への均一分散が
容易ではないため、繊維のL/Dは1000以下特に5
00以下が好ましく用いられる。
いる場合、繊維の長さが長すぎると母材への均一分散が
容易ではないため、繊維のL/Dは1000以下特に5
00以下が好ましく用いられる。
本発明の炭素繊維は、電子顕微鏡で観察すると、芯の部
分とこれを取りまく一見して年輪状の炭素層からなる特
異な形状を有している気相成長法で形成される繊維であ
り、炭素層は黒鉛又は黒鉛に容易に転化しうる性質を有
する。すなわち本発明でいう炭素繊維とは、気相成長法
で形成された炭素繊維やこれを熱処理して得られる黒鉛
に近い繊維などを総称した炭素繊維である。
分とこれを取りまく一見して年輪状の炭素層からなる特
異な形状を有している気相成長法で形成される繊維であ
り、炭素層は黒鉛又は黒鉛に容易に転化しうる性質を有
する。すなわち本発明でいう炭素繊維とは、気相成長法
で形成された炭素繊維やこれを熱処理して得られる黒鉛
に近い繊維などを総称した炭素繊維である。
本発明の炭素繊維は金属を含有していてもよいが、樹脂
と複合化した場合、樹脂によっては金属による劣化が生
ずるため、その含有量は少ない方が好ましく、炭素繊維
に対して1wt%以下、特に0.5wt%以下が好まし
い。
と複合化した場合、樹脂によっては金属による劣化が生
ずるため、その含有量は少ない方が好ましく、炭素繊維
に対して1wt%以下、特に0.5wt%以下が好まし
い。
本発明において有機質部とは、溶剤(例えば、ベンゼン
、トルエン、キノリン等)によるソックスレー抽出が可
能な物質であり、常温常圧下においては固体状の物質で
ある。
、トルエン、キノリン等)によるソックスレー抽出が可
能な物質であり、常温常圧下においては固体状の物質で
ある。
該有機質部は主に炭素と水素からなり、樹脂やゴムへの
分散性やぬれ性、接着性をより向上させるには、炭素と
水素との合計した割合が該有機質部会重量の90wt%
以上、特に98wt%以上とするのが好ましい。また、
炭素と水素以外の元素の種類は、特に制限されないが、
金属元素を含有すると母材によっては劣化現象が生じる
ため、金属元素の含有量は1wt%以下、特に0.5%
1t%以下が好ましい。金属以外の元素は母材に応じて
種々含有していてもよく、ハロゲンやN、0.S等電子
吸引性の元素は、母材との分散性、ぬれ性、接着性の観
点から含有していても良く、有機質部会重量の内10w
t%以下であればよく、特に0.005〜2wt%の範
囲が好ましい。
分散性やぬれ性、接着性をより向上させるには、炭素と
水素との合計した割合が該有機質部会重量の90wt%
以上、特に98wt%以上とするのが好ましい。また、
炭素と水素以外の元素の種類は、特に制限されないが、
金属元素を含有すると母材によっては劣化現象が生じる
ため、金属元素の含有量は1wt%以下、特に0.5%
1t%以下が好ましい。金属以外の元素は母材に応じて
種々含有していてもよく、ハロゲンやN、0.S等電子
吸引性の元素は、母材との分散性、ぬれ性、接着性の観
点から含有していても良く、有機質部会重量の内10w
t%以下であればよく、特に0.005〜2wt%の範
囲が好ましい。
本発明において該有機質部は、混合物であるのが好まし
く、ベンゼンとキノリンを用いた分別抽出によるベンゼ
ン可溶成分(BS)とベンゼン不溶−キノリン可溶成分
(Bl−QS)との混合物を含有するのが好ましい。こ
れらの内、該有機質部の全重量に対して、BS成分が1
0〜95−1%特に20〜90−t%が好ましく、Bl
−QS成分は3〜90−t%、特に5〜80wt%であ
るのが好ましい。このような混合物とすることによって
、樹脂やゴムへの分散性、ぬれ性、接着性をさらに向上
させることができる。
く、ベンゼンとキノリンを用いた分別抽出によるベンゼ
ン可溶成分(BS)とベンゼン不溶−キノリン可溶成分
(Bl−QS)との混合物を含有するのが好ましい。こ
れらの内、該有機質部の全重量に対して、BS成分が1
0〜95−1%特に20〜90−t%が好ましく、Bl
−QS成分は3〜90−t%、特に5〜80wt%であ
るのが好ましい。このような混合物とすることによって
、樹脂やゴムへの分散性、ぬれ性、接着性をさらに向上
させることができる。
一般的にBS成分は、平均分子量がおよそ500以下で
あり、BI−QS成分はおよそ300〜2000である
ことが知られている。BS成分やBl−QS成分の量を
コントロールすることによって樹脂やゴムへの分散性や
ぬれ性、接着性がさらに向上する理由は明確ではないが
、樹脂やゴムへ炭素繊維を複合化する際に、樹脂やゴム
と、それらに対してぬれ性の悪い炭素繊維との仲介役と
して大きな役割をはたしていると思われる。
あり、BI−QS成分はおよそ300〜2000である
ことが知られている。BS成分やBl−QS成分の量を
コントロールすることによって樹脂やゴムへの分散性や
ぬれ性、接着性がさらに向上する理由は明確ではないが
、樹脂やゴムへ炭素繊維を複合化する際に、樹脂やゴム
と、それらに対してぬれ性の悪い炭素繊維との仲介役と
して大きな役割をはたしていると思われる。
本発明の有機質部の水素においては、’It−NMRに
よる水素(プロトン)の積分比から求めた芳香族水素と
脂肪族水素との比が、1:0.3〜1:4の範囲が好ま
しい、このような割合の水素(プロトン)とすることに
より、樹脂やゴムへの分散性、ぬれ性、接着性をより向
上させることができる。
よる水素(プロトン)の積分比から求めた芳香族水素と
脂肪族水素との比が、1:0.3〜1:4の範囲が好ま
しい、このような割合の水素(プロトン)とすることに
より、樹脂やゴムへの分散性、ぬれ性、接着性をより向
上させることができる。
本発明の有機質部は、N2雰囲気中、100°Cで1時
間放置することによる重量減少量が、有機質部会重量に
対して20−1%以下、特に5wt%以下であることが
好ましい。低沸点物が多すぎると、複合材としたときの
機械物性が低下する傾向にある。
間放置することによる重量減少量が、有機質部会重量に
対して20−1%以下、特に5wt%以下であることが
好ましい。低沸点物が多すぎると、複合材としたときの
機械物性が低下する傾向にある。
本発明の炭素繊維は、該有機質部を炭素繊維の表面に有
し、その量は炭素繊維に対して0.1〜5.0wt%で
あり、特に0.5〜3.0wt%が好ましい。
し、その量は炭素繊維に対して0.1〜5.0wt%で
あり、特に0.5〜3.0wt%が好ましい。
有機質部が多いと、複合材としたときの機械物性が低下
する。有機質部は、炭素繊維の表面に均一に有する方が
より好ましい。
する。有機質部は、炭素繊維の表面に均一に有する方が
より好ましい。
本発明の有機質部を有する炭素繊維を製造する方法とし
ては、気相法による方法や液相法による方法がある。気
相法による方法としては、気相成長法で作製した直径が
o、oi〜4μmの炭素繊維を400°C以下の雰囲気
に設置し、これに炭化水素の熱分解を不完全に行った反
応ガスを通して、有機質部を炭素繊維の表面に付着させ
る方法を用いることができる。有機質部の性質及び量は
、用いる炭化水素の種類や、その時の温度、滞留時間、
濃度、雰囲気のガスの種M(11□、N、、Ar等)及
び反応ガスとの接触時間や炭素繊維の設置温度によって
コントロールすることができる。有機質部に炭素や水素
以外の元素を含有させるには、用いる炭化水素に種々の
置換基を有するものを混合して用いることによって含有
させることができる。
ては、気相法による方法や液相法による方法がある。気
相法による方法としては、気相成長法で作製した直径が
o、oi〜4μmの炭素繊維を400°C以下の雰囲気
に設置し、これに炭化水素の熱分解を不完全に行った反
応ガスを通して、有機質部を炭素繊維の表面に付着させ
る方法を用いることができる。有機質部の性質及び量は
、用いる炭化水素の種類や、その時の温度、滞留時間、
濃度、雰囲気のガスの種M(11□、N、、Ar等)及
び反応ガスとの接触時間や炭素繊維の設置温度によって
コントロールすることができる。有機質部に炭素や水素
以外の元素を含有させるには、用いる炭化水素に種々の
置換基を有するものを混合して用いることによって含有
させることができる。
また、気相法による別法としては、炭化水素類を特定の
金属化合物及びキャリヤガスと共に高温反応させる際の
条件をコントロールし、かつ、反応混合ガスと共に排出
してくる炭素繊維とを特定の条件下(例えば150〜4
00°C)で捕集することにより、本発明の有機質部を
有する炭素繊維を得ることができる。
金属化合物及びキャリヤガスと共に高温反応させる際の
条件をコントロールし、かつ、反応混合ガスと共に排出
してくる炭素繊維とを特定の条件下(例えば150〜4
00°C)で捕集することにより、本発明の有機質部を
有する炭素繊維を得ることができる。
液相法としては、炭化水素類を液相で熱分解をコントロ
ールして望ましい有機質物をつくり、これを炭素繊維に
含浸させ、その後、含浸した炭素繊維を不活性雰囲気下
(112,Ng、Ar等)で400°C以下の熱処理を
行う方法が用いられる。
ールして望ましい有機質物をつくり、これを炭素繊維に
含浸させ、その後、含浸した炭素繊維を不活性雰囲気下
(112,Ng、Ar等)で400°C以下の熱処理を
行う方法が用いられる。
これらの方法のうち、気相法による方法が、炭素繊維の
表面に均一に有機質部を有するものが得られやすいため
、好ましく用いられる。
表面に均一に有機質部を有するものが得られやすいため
、好ましく用いられる。
(実施例)
以下、実施例により詳細に説明する。
実施例1
第1図に示したように電気炉3.4を直列につないで装
置を組立てた。電気炉3は均熱長が約60cmの炉であ
り、これにアルミナチューブ2(内径60IIl1m)
を設置した。電気炉4は均熱長が約30cmの炉であり
、これにアルミナチューブ6(内径60ma+)を設置
した。アルミナチューブ2と6は、フランジを用いて直
列に接続し、電気炉3と4の間はできるだけ保温、した
。アルミナチューブ2の一端はゴム栓でシールをして導
入バ・イブ1を設置し、アルミナチューブ6の一端は、
同様にして排ガスバイブ7を設置した。
置を組立てた。電気炉3は均熱長が約60cmの炉であ
り、これにアルミナチューブ2(内径60IIl1m)
を設置した。電気炉4は均熱長が約30cmの炉であり
、これにアルミナチューブ6(内径60ma+)を設置
した。アルミナチューブ2と6は、フランジを用いて直
列に接続し、電気炉3と4の間はできるだけ保温、した
。アルミナチューブ2の一端はゴム栓でシールをして導
入バ・イブ1を設置し、アルミナチューブ6の一端は、
同様にして排ガスバイブ7を設置した。
アルミナチューブ6の内の均熱帯域に、炭素繊維(ベン
ゼン、11□、フェロセンを用いて製造、直径約0.1
μm、長さ約20μm)をかさ密度0.01g/cI1
13で設置した後、導入パイプlからN!を流してアル
ミナチューブ2.6内を置換しながら、電気炉3を70
0°C1電気炉5を100°Cに昇温した。
ゼン、11□、フェロセンを用いて製造、直径約0.1
μm、長さ約20μm)をかさ密度0.01g/cI1
13で設置した後、導入パイプlからN!を流してアル
ミナチューブ2.6内を置換しながら、電気炉3を70
0°C1電気炉5を100°Cに昇温した。
昇温後、導入パイプ1からベンゼン10+mt%を含有
する11.ガスを11/分(室温)で10分間流し、さ
らにアルミナチューブ内をN2で置換した後、アルミナ
チューブ6内の炭素繊維を取出した。
する11.ガスを11/分(室温)で10分間流し、さ
らにアルミナチューブ内をN2で置換した後、アルミナ
チューブ6内の炭素繊維を取出した。
取出した炭素繊維を、ベンゼンを用いてソックスレー抽
出を抽出液が無色透明になるまで行った。
出を抽出液が無色透明になるまで行った。
抽出液をエバボレート後、真空ポンプでベンゼンを除い
たところ、固体状の物質が得られた。
たところ、固体状の物質が得られた。
アルミナチューブ6から取出した炭素繊維の内抽出する
のに用いた炭素繊維の重量(有機質部を有する炭素繊維
)と抽出した固体状の物質の重量(有機質部)から算出
したところ、有機質部は、炭素繊維(有機質部を有さな
い)に対して2wt%であった。
のに用いた炭素繊維の重量(有機質部を有する炭素繊維
)と抽出した固体状の物質の重量(有機質部)から算出
したところ、有機質部は、炭素繊維(有機質部を有さな
い)に対して2wt%であった。
次に、抽出して得られた固体状物質の一部を重水素置換
した溶媒に溶解させてIll−NMRを測定したところ
、ケミカルシフトσ6.0〜9.0に存するピーク(芳
香族プロトン)と60.5〜4.0に存するピーク(脂
肪族プロトン)との積分比は約1:1.5であった。
した溶媒に溶解させてIll−NMRを測定したところ
、ケミカルシフトσ6.0〜9.0に存するピーク(芳
香族プロトン)と60.5〜4.0に存するピーク(脂
肪族プロトン)との積分比は約1:1.5であった。
チューブ6内から取出した炭素繊維の一部をN2下、電
気炉で100℃、1時間処理したが、重量減少は見られ
なかった。
気炉で100℃、1時間処理したが、重量減少は見られ
なかった。
抽出して得られた固体状物質の元素分析を行ったところ
、炭素と水素の合計が99.9%であった。
、炭素と水素の合計が99.9%であった。
抽出して得られた固体状物質の内、約50a+gを秤取
し、これをベンゼンとキノリンを用いて分別抽出を行っ
た(JIS K 2425−1976)。その結果、抽
出して得られた固体状物質の内、’BS成分が72−t
%、Bl−QS成分が28−t%であり、キノリンネ溶
成分はなかった。
し、これをベンゼンとキノリンを用いて分別抽出を行っ
た(JIS K 2425−1976)。その結果、抽
出して得られた固体状物質の内、’BS成分が72−t
%、Bl−QS成分が28−t%であり、キノリンネ溶
成分はなかった。
樹脂との複合化を行うため、前記で得られた2%の有機
質部を有する炭素繊維をナイロン66の粉末と均一に混
合した後、2軸スクリユーで290°Cにて混練してペ
レット(炭素繊維15−t%)を作製し、その後射出成
形して歯車を成形した。
質部を有する炭素繊維をナイロン66の粉末と均一に混
合した後、2軸スクリユーで290°Cにて混練してペ
レット(炭素繊維15−t%)を作製し、その後射出成
形して歯車を成形した。
得られた歯車の山の先端部をミクロトームで薄片とし、
透過形の顕微鏡で観察したところ、炭素繊維は均一に樹
脂中に分散していた。
透過形の顕微鏡で観察したところ、炭素繊維は均一に樹
脂中に分散していた。
比較例1
実施例1の方法で得られた、有機質部を有する炭素繊維
を、ベンゼンでソックスレー抽出し、有機質部を除去し
た。この有機質部を有さない炭素繊維を用いて、実施例
3と同様に歯車を成形し、薄片を観察したところ、炭素
繊維の分散が充分でなく、樹脂だけの部分が見られた。
を、ベンゼンでソックスレー抽出し、有機質部を除去し
た。この有機質部を有さない炭素繊維を用いて、実施例
3と同様に歯車を成形し、薄片を観察したところ、炭素
繊維の分散が充分でなく、樹脂だけの部分が見られた。
また、ダンベルとして機械物性を測定したところ、実施
例1で得られた値よりも、強度及び弾性率とも低かった
。さらに実施例1のダンベルと比較すると、体積固有抵
抗も高い傾向にあった。
例1で得られた値よりも、強度及び弾性率とも低かった
。さらに実施例1のダンベルと比較すると、体積固有抵
抗も高い傾向にあった。
(発明の効果)
本発明の炭素繊維は、有機質部を有する極細の炭素繊維
であるため、ゴムや樹脂との接着性やぬれがよく、それ
らの複合材とした際に微小な部分への分散が容易であり
、機械的特性が改善される。
であるため、ゴムや樹脂との接着性やぬれがよく、それ
らの複合材とした際に微小な部分への分散が容易であり
、機械的特性が改善される。
したがって、樹脂やゴムなどの補強材として極めて有用
である。また、電気伝導性や熱伝導性を向上させるため
の補強材としても極めて有用である。
である。また、電気伝導性や熱伝導性を向上させるため
の補強材としても極めて有用である。
第1図は、本発明の炭素繊維を製造するための装置の図
面である。 1・・・導入パイプ、2.6・・・アルミナチューブ、
3. 4・・・電気炉、 5・・・炭素繊維、 7・・・排ガス パイプ ・特許出願人 旭化成工業株式会社 采 図
面である。 1・・・導入パイプ、2.6・・・アルミナチューブ、
3. 4・・・電気炉、 5・・・炭素繊維、 7・・・排ガス パイプ ・特許出願人 旭化成工業株式会社 采 図
Claims (1)
- (1)繊維直径が0.01〜4μmであって、該繊維表
面に溶剤抽出可能な有機質部を0.1〜5wt%有する
ことを特徴とする炭素繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1086961A JPH02269810A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 有機質部を有する炭素繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1086961A JPH02269810A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 有機質部を有する炭素繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02269810A true JPH02269810A (ja) | 1990-11-05 |
Family
ID=13901470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1086961A Pending JPH02269810A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 有機質部を有する炭素繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02269810A (ja) |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP1086961A patent/JPH02269810A/ja active Pending
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