JPH02273055A - 電動機の製造方法 - Google Patents

電動機の製造方法

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JPH02273055A
JPH02273055A JP1093998A JP9399889A JPH02273055A JP H02273055 A JPH02273055 A JP H02273055A JP 1093998 A JP1093998 A JP 1093998A JP 9399889 A JP9399889 A JP 9399889A JP H02273055 A JPH02273055 A JP H02273055A
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Joji Ochi
越智 譲次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば空気調和機の室内機に内装されるク
ロスフローファン等を駆動するために用いられる電動機
の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、空気調和機の室内機においては、内装するクロス
フローファンを駆動するための電動機として直流ブラシ
レスモーフを採用し、回転子を上記クロスフローファン
のファンロータに直結スる構成として、装置の小形化を
図る試みがなされている。そのような装置の具体例が、
例えば特開昭64−41696号公報に記載されており
、その装置においては、回転子の略カップ状のケーシン
グにおける垂直面をファンロータの側板に連結すると共
に、上記ケーシングにおける円筒部の内周面に沿わせて
永久磁石を周状に配設し、この永久磁石が固定子の外周
を囲う構成となされている。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記のような永久磁石は、例えばフェライト等
の磁石材料を焼結することによって所定形状の成形体を
得、その後、例えば上記のようにケーシングの内周面に
沿う形状等に仕上げた後、ケーシングへの組付けを行う
ようになされているが、このような磁石材料の成形体は
高硬度でかつ脆弱であることから、通常、上記の仕上げ
加工は研磨加工によって行われており、このため製作費
が高くなるという問題がある。またケーシング内に固定
するための穴加工等も容易には行えないために、別途固
定のための部品を設け、或いは接着による取付けを行う
必要があるために、組立作業が煩雑になるという問題も
ある。
この発明は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、より安価に製作し得ると共に、組立作業性を向上し
得る電動機の製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの発明の第1請求項記載の電動機の製造方法は
、回転子3又は固定子19の磁性体材料より成るケーシ
ング4を、回転軸に略直交する取付面7と、この取付面
7の外周縁から軸方向に延びる円筒部5とを有する形状
に構成すると共に、上記円筒部5の内周面に沿わせて永
久磁石6を周状に配設して成る電動機の製造方法であっ
て、磁性粉と、熱硬化性樹脂等より成るバインダとの混
合材料を上記ケーシング4内に注入後、上記混合材料を
上記円筒部5の内周面に沿う周状に圧縮成形して磁石成
形体66を形成し、次いで上記バインダを硬化させた後
に上記磁石成形体66への着磁を行って永久磁石6を形
成する。
また第2請求項記載の電動機の製造方法は、上記第1請
求項記載の電動機の製造方法において、上記取付面7と
永久磁石6とを磁気的に離間するための非磁性体より成
る離間部材51を設けると共に、この離間部材51の反
数付面7例の端面に凹凸形状の係合部56を形成し、こ
の離間部材51を上記取付面7に取付けた後に上記混合
材料の注入、圧縮成形を行って、上記磁石成形体66を
上記係合部56に沿う端面を有する形状に成形する。
また第3請求項記載の電動機の製造方法は、上記第1又
は第2請求項記載の電動機の製造方法において、永久磁
石6の軸方向端面にアンバランス修正用ウェイトを取付
けるための取付部70を形成すべく圧縮成形金型60に
おける上記磁石成形体66の軸方向端面の成形面に凹凸
形状の成形部69を設けている。
(作用) 上記第1請求項記載の電動機の製造方法においては、磁
性粉とバインダとの混合材料を回転子3又は固定子19
のケーシング4内で圧縮成形することによって、上記ケ
ーシング4における円筒部5の内周に沿う周状の磁石成
形体63が形成され、そのままケーシング4内に組付け
られた永久磁石6として構成される。したがって従来必
要であったケーシングに沿う形状等への研磨仕上げ加工
やケーシングへの組付は作業は不要となる。
また第2請求項記載の電動機の製造方法においては、ケ
ーシング4の取付面7を介する磁束の漏洩を遮断する機
能を有する離間部材51の端面に係合部56が形成され
ていることによって、上記磁石成形体66は上記係合部
56に係合する端面で形成される。これにより永久磁石
6がケーシング4内で空回りを生じない周方向の位置固
定が与えられる。このように上記においては離間部材5
1が永久磁石6の固定機能を兼用するように構成される
ので、固定に必要な部品を少な(してより簡素な構成と
することができる。
また第3請求項記載の電動機の製造方法においては、圧
縮成形時に磁石成形体66の端面にアンバランス修正用
ウェイトを取付けるための取付部70が形成されるので
、上記ウェイト取付けのための部品や追加加工をする必
要がなくなり、製作工程数が少な(なる。
(実施例) 次にこの発明の電動機の製造方法の具体的な実施例につ
いて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
初めに、この発明を適用して構成した直流ブラシレスモ
ーフ形式のファン駆動用電動機の構成について、第3図
を参照して説明する。同図は、空気調和機の室内機に内
装されたクロスフローファンの要部組立断面図であり、
ファンロータ1の一方の側板2に上記電動機が連結され
ているやすなわち同図において、3は上記電動機の回転
子であって、この回転子3の略カップ状のケーシング4
には、その円筒部5の内周面に沿って永久磁石6が周状
に配設されると共に、上記ケーシング4におけるファン
ロータl側の垂直面(取付面)7に、ファンロータ1側
に突出する円筒状の膨出部8を有する継手ボス9が固着
されている。一方、上記ファンロータlの側板2の軸心
穴に、合成ゴム等より成る防振連結体10が嵌着されて
おり、この防振連結体10の軸心貫通孔に上記膨出部8
を圧入して固着することによって、回転子3のファンロ
ータ1への組付けがなされている。
一方、同図において11はエンドブラケットであって、
このエンドブラケット11は、垂直面12と、この垂直
面12の周縁から、ファンロータ1側に延びる中空円筒
状の固定取付面13と、反ファンロータ側に延びる短寸
の囲壁14とから構成されており、上記垂直面12の中
央部に、ファンロータl側に延びる固定軸15が立設さ
れている。そしてこの固定軸15の先端側を、上記膨出
部8内に嵌着されている第1軸受16と、上記ケーシン
グ4の垂直面7の軸心側を反ファンロータ側に曲げ成形
して形成した短寸の円筒状軸受収納部17内に圧入され
ている第2軸受18とに挿通した組立状態とすることに
よって、上記固定軸15で回転子3とファンロータlと
を回転自在に支持すると共に、上記固定取付面13に囲
繞される空間内に回転子3を位置させ、そして上記永久
磁石6の内周面に、上記固定軸15の中途部に固着され
ている固定子19の外周面を対面させる構成となされて
いる。なお上記回転子3と固定子19との各構成につい
ては、後で詳しく説明する。
上記エンドブラケット11は、固定取付面13と囲壁1
4との外周に合成ゴムより成る防振部材21を巻装した
後、室内機のフレーム22に固着されている下側モータ
ケーシング23とこれにねじ締結される上側モータケー
シング24とによって構成されるモータケーシング内に
収納する。この組立状態において、上記ねし締結力が防
振部材21を介して押圧力として作用し、上記エンドブ
ラケット11の固定がなされている。
なお上記囲壁14で囲われた軸心側の空間内には、直流
ブラシレスモーフの制御回路を有する回路基板25が配
設されている。この回路基板25には、上記垂直面12
を貫通して固定子19側に延びるホール素子26や、パ
ワートランジスタ27・・27の他、図示してはいない
が、コンデンサ、抵抗、制御IC等の電子部品がマウン
トされており、これらの電子部品のうちパワートランジ
スタ27、コンデンサ等の背高のものは横倒しにしてマ
ウントすることによって、狭小な空間内にコンパクトに
収納し、また発熱量の大きなパワートランジスタ27は
その放熱面を上記垂直面12に密着させた取付けとして
、エンドブラケット11がパワートランジスタ27の放
熱板としても機能するように構成している。
次に固定子19の構成について説明する。
第4図には、円形の電気鉄板を複数積層して構成した固
定子鉄心41を示している。図のように、この固定子鉄
心41は、外周に突極を有しない円筒状の、いわゆるス
ロットレスの構成となされている。一方、第5図には、
後述するコイルを組付けるためのスロット部材43を示
している。このスロット部材43は、例えば合成樹脂等
の非磁性体材料から成るリング状の部品であって、その
内径は、上記固定子鉄心41の外形と路間−の寸法で形
成されると共に、その内周面に、外周面側に向かって凹
入する溝、いわゆるスロット■〜@が、周方向等間隔に
12個形成されている。そして第6図及び第7図に示し
ているように、上記スロット■〜@に3相4極重ね巻き
状態でコイルR1,R2、Sl、S2、Tl、 T2を
組付け、その後、このスロット部材43の内周面に上記
固定子鉄心41を嵌合させ、接着することで固定子19
が構成されている。
なお上記スロット部材43には、第6図に示されている
ように、隣合うスロット間にホール素子挿入孔44・・
44が穿設されており、回転子3の回転駆動方向に合わ
せて選択した3個のホール素子挿入孔44・44に、前
記した回路基板25に取付けられている3個のホール素
子26の各検知部をそれぞれ挿入した組立てが行われる
。
次に前記回転子3の構成及びその製作手順について説明
する。
上記回転子3における永久磁石6は、先の第3図に示さ
れているように、外周面がケーシング4の円筒部5の内
周面に密着すると共に、内周面が固定子19の外周を囲
繞するリング状に形成されており、また周方向にN、S
、N、、Sの交互に異なる4極の磁極を有するように着
磁されている。
上記ケーシング4は、例えば冷間圧延鋼板等の磁性体材
料で構成され、上記永久磁石6に対する外周側の磁路部
材として機能する。この場合、上記ケーシング4の垂直
面7に永久磁石6の端面が接する場合には、垂直面7を
介して磁束の漏洩が生じることとなるので、この垂直面
7と永久磁石6との間に、例えば合成樹脂等の非磁性体
材料から成るスペーサリング(離間部材)5Lが介装さ
れている。
第8図及び第9図には上記ケーシング4を、また第10
図〜第12図には上記スペーサリング51をそれぞれ示
しており、ケーシング4の垂直面7には、その外周側の
円周上の12等分点の箇所にそれぞれ挿通孔52・・5
2が穿設され、またスペーサリング51における上記垂
直面7に密着する端面には、上記挿通孔52・・52に
応する位置にそれぞれバランスウェイト取付用の取付穴
53・・53が穿設されている。これらの取付穴53・
・53のうちの適当数を選んで、上記挿通孔52・・5
2を通して固定ねじを螺着することによって、上記スペ
ーサリング51のケーシング4への取付けが行われる。
なお上記ケーシング4の垂直面7には、第8図のように
、さらに前記した継手ボス9固定用のねじ挿通穴54・
・54が穿設されると共に、この継手ボス9を同心位置
に位置決めするために、第9図に示すように、上記垂直
面7を局部的にファンロータ側(図において左側)に隆
起させた係合片55・・55が形成されている。一方、
上記スペーサリング51の反垂直面側の端面には、第1
0図及び第12図に示すように、12個の凹入穴(係合
部)56・・56がさらに穿設されているが、その機能
については後で説明する。
次に上記ケーシング4内における永久磁石6の製作手順
について、第1図を参照して説明する。
図において60は圧縮成形金型であって、二の圧縮成形
金型60の固定下型61には、上記ケーシング4の円筒
部5及び垂直面7の各外周面形状に沿う円筒面と底面と
から成る凹部62が形成されている。この凹部62内に
、上記スペーサリング51の組付けられたケーシング4
を装着する。
一方、後述する磁性粉に、例えば熱硬化性のエポキシ樹
脂等をバインダとして混合したペースト状の混合材料を
作成し、この混合材料を上記ケーシング4内におけるス
ペーサリング51上に注入する。そして上記圧縮成形金
型60の可動上型63を一ヒ記固定下型61内に挿入し
て、図において下方向に加圧する。上記可動上型63は
、その上部側に上記固定下型61における凹部62の内
周に嵌合する円筒状の案内面64が形成され、そして中
途部に上記スペーサリング51の内径と略同寸の径小の
円筒状の成形面65が形成されている。
したがって上記混合材料は、第2図に示すように、ケー
シング4の円筒部5内周面と上記成形面65との間の空
間内を満たす形状に圧縮成形され、上記円筒部5の内周
に沿うリング状の磁石成形体66が形成される。なお上
記圧縮成形時における固定下型61と可動上型62との
同心状態を維持するため、すなわち上記磁石成形体66
をケーシング4に対して同心の成形形状とするために、
第1図のように、可動上型62には下方に延びる径小の
軸部67が、また固定下型61に上記軸部67が挿通す
る同心位置決め用貫通穴68がそれぞれ形成されている
。
上記圧縮成形を行った後、可動上型63を上昇させる。
なおこの可動上型63における上記成形面65には予め
離型剤が塗布されており、したがって上記磁石成形体6
6ばケーシング4の円筒部5の内周に密着した状態で保
持される0次いでケーシング4を圧縮成形金型60から
取り外し、このケーシング4を加熱炉によって上記バイ
ンダの硬化温度まで加熱し、バインダを硬化させる。な
お上記スペーサリング51は、この際の加熱温度を超え
る耐熱性を有する合成樹脂材料で構成している。またこ
のバインダの加熱硬化処理は、上記圧縮成形金型60内
での圧縮成形を行った後、その加圧状態を維持したまま
、この圧縮成形金型60全体を上記硬化温度まで加熱す
るようにして行うことも可能であり、この場合には、硬
化時の変形を殆ど生じなくすることができる。
上記のようにバインダの硬化処理を行った後、ケーシン
グ4を着磁機にかけて上記磁石成形体66に対して周方
向にNSS、NSSの4極の着磁を行って永久磁石6と
して構成する。
上記磁性粉材料としては、ネオジウム、鉄、ボロンより
成る希土類系磁粉を用いている。このような希土類系の
永久磁石は、従来多用されているフェライト系磁石より
エネルギ積が3.6倍と大きく、したがって永久磁石を
従来の約1/3に小形化した形状で構成することが可能
である。また上記バインダの混合量については、その量
が過小で、磁石成形体66の表面が充分に覆われない場
合には、表面剥離や錆の発生等の問題が生じ、一方混合
量が過大である場合には、単位体積当たりのエネルギ積
が小さくなると共に、表面層がより厚くなることで、固
定子との間のエアギャップの増加と同様の回転力の低下
を生じることとなるので、上記実施例においては、磁性
粉に対する混合比を重量比で5〜10%として、上記の
ような問題点の発生を抑えると共に、単位体積当たりの
エネルギ積を極力大きくし得るようにしている。
次に上記磁石成形体66の細部形状について説明すると
、第1図に示されているように、上記圧縮成形時、磁石
成形体66は前記スペーサリング51に形成されている
門人穴56・・56内に入り込んだ突起部を有する端面
形状で形成される。
したがって上記スペーサリング51とは、凹凸係合状態
の密着状態となることから、このスペーサリング51と
の空回りを生じない構造が上記圧縮成形時に形成される
こととなる。一方、上記磁石成形体66の反型直面7側
の端面を形成する上記可動上型63における上記案内面
64と成形面65との間の段差面には、第1図及び第2
図に示すように、12個のピン状突起(成形部)69・
・69が形成されており、これらのビン状突起69・・
69によって、上記磁石成形体66の反型直面7側の端
面に、バランスウェイト取付用の取付穴(取付部)70
・・70が上記圧縮成形時に形成される。
上記のようにケーシング4内に永久磁石6を形成した後
、第3図に示されているように、上記ケーシング4の円
筒部5の外周と略同径の内周面を有する蓋体71を上記
ケーシング4に反型直面7側から覆せて固定する。この
蓋体71の右端面側は、径方向内方へとわずかに曲げ成
形されており、この曲げ成形部が上記永久磁石6端面の
外周側を全周に渡ってわずかに覆う組立状態となること
によって、上記永久磁石6の反ファンロータ側への抜脱
を防止した軸方向の固定が与えられる。さらに、ケーシ
ング4の軸受収納部17への前記第2軸受18の圧入、
垂直面7への継手ボス9の取付けを行って、回転子3が
構成される。
なおこの回転子3はさらにバランシングマシンにて、回
転体としての重心位置のずれの点検を行うが、この場合
にアンバランス状態が検出される場合には、前記したス
ペーサリング51に穿設されている取付穴53と永久磁
石6の端面に形成されている取付穴70との中から、上
記アンバランス状態の修正箇所の取付穴を選定し、この
取付穴にバランスウェイトをねじで固定する。或いは非
磁性体のウェイト粉と熱硬化性樹脂との混合物でウェイ
トを構成する場合には、そのウェイトの一部を上記取付
穴53.70に入れて接着することにより、バランスウ
ェイトをより正確な取付位置に取付けることが可能にな
ると共に、より強固な固着状態とすることができる。
次に上記構成のファン装置の作動状態について説明する
。
第13図(a)〜(j)には、回転子3を一方向に連続
的に回転させるために、回転子3の回転角度位置の変化
、すなわち永久磁石6の移動に応じた各コイルへの通電
方向の切換制御例を示している。上記回転子3の回転角
度位置の変化は、前記したホール素子26で検出され、
その出力の変化に応じて、例えば同図(a)のように、
スロット■〜■、及び■〜■が永久磁石6のN極に対面
し、スロット■〜■、及び[相]〜@がS極に対面した
位置で、図のようにR相のコイルR1、R2に、同図に
おいて右回りの通電方向で電流を流す場合には、S相の
コイルS1、・S2も右回り、T相のコイルTI、T2
には左回りの通電方向で電流を流すことによって、スロ
ット■〜@に1豆置する全てのコイルから回転子3を図
において右方向へと移動させる力が生じ、続いて上記か
ら1スロット間隔分、すなわち30度何回転た同図(b
)の位置においては、上記からR相のコイルR1、R2
への通電方向を左回りに切換え、以降、同図(C)〜(
j)に示すように、回転子3の回転角度位置に応じて順
次切換えていくことによって、回転子3及びこれに連結
されているファンロータ1の回転駆動が行われる。
上記構成においては、固定子鉄心41が突極を有しない
無突極構造であり、永久磁石6との間の磁路における磁
束密度は、回転子3が何れの回転角度位置においても路
間−に維持されるので、コギングを生じない回転駆動が
可能である。
一方、径方向放射状に延びる突極を有する固定子鉄心で
固定子を構成した電動機においては、永久磁石を上記実
施例と同様に径方向の厚さが同一のリング状とした場合
に、コギングによる回転むらを生じる。そこでこの場合
には、永久磁石と固定子との間のエアギャップを、永久
磁石における各磁極の中心領域よりも隣合う磁極間の領
域の方が大きくなるように構成することによって、上記
のようなコギングによる回転むらを低減することができ
る。このようなコギングの低減を図る形状として永久磁
石を形成する第2実施例における圧縮成形金型の可動上
型を第14図及び第15図に示している。なおこの第2
実施例では、可動上型以外の構成は上記第1実施例と路
間−であるので説明を省略し、また図において上記第1
実施例と同一の機能部については同一の番号を付して説
明を省略する。
上記第2実施例における可動上型63の成形面は、第1
5図のように、ケーシング4の円筒部5の内径よりも大
きな曲率の4つの円弧面72・・72から成る形状に形
成されている。さらに詳細には、この可動上型63によ
り、図中斜線を施した断面三日月形状となる4個の磁石
成形体がケーシング4の円筒部5の内周に沿って形成さ
れることとなるが、この場合の各磁石成形体の中心位置
における径方向の厚さBに対して、この中心位置からθ
度離れた位置での径方向の厚さTが、T=BXCO32
θ となるように上記各円弧面72・・72が形成されてい
る。この場合に形成される各磁石成形体はそれぞれが一
つの磁極となるように着磁され、したがって磁極の中心
位置領域での固定子との間のエアギャップよりも、各磁
極間の領域でのエアギャップの方が大きな電動機構成と
なり、コギングによる回転むらの低減した回転駆動を行
うことが可能となる。
なお上記各実施例においては、回転子3側に永久磁石6
を設けた直流ブラシレスモータ形式の電動機を例に挙げ
て説明したが、固定子側に永久磁石を設ける構成やその
他の形式の電動機にもこの発明を適用することが可能で
ある。
(発明の効果) 上記のようにこの発明の第1請求項記載の電動機の製造
方法においては、回転子又は固定子のケーシング内で、
バインダを混入した磁性粉を圧縮成形することによって
、上記ケーシングの円筒部内周面に沿う形状に永久磁石
が形成されると共に、そのまま組付けられた構成となる
ので、従来のようにケーシングに沿う形状等への研磨仕
上げ加工や組込み作業が不要となり、この結果、製作費
をより安価なものとすることができる。
また第2請求項記載の電動機の製造方法のように、永久
磁石とケーシングの取付面との間に介装する離間部材の
上記永久磁石との接触面に凹凸形状の係合部を形成して
おくことによって、圧縮成形時、上記係合部に係合する
端面形状の磁石成形体が形成され、これにより永久磁石
の周方向の固定が与えられる。したがって空回りを防止
するための部品を別途必要とせず、構造が簡素になると
共に、組立工数が低減される。
さらに第3請求項記載の電動機の製造方法のように、磁
石成形体の軸方向端面に凹凸形状の取付部が形成される
ような圧縮成形金型を用いることによって、アンバラン
ス修正用ウェイトを取付けるための部品や、或いは追加
加工が不要となり、これによっても工程数が少なくなっ
て作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電動機の製造方法における圧縮成形
工程を説明するための第1実施例における圧縮成形金型
の縦断面図、第2図は第1図の■■線矢視断面図、第3
図は上記圧縮成形金型を用いて形成される電動機が組込
まれた空気調和機の室内機の要部断面図、第4図は上記
電動機の固定子における固定子鉄心の斜視図、第5図は
上記固定子におけるスロット部材の斜視図、第6図は上
記固定子の正面図、第7図は上記固定子の左側面図、第
8図は上記電動機における回転子のケーシングの正面図
、第9図は第8図の■−IX線矢視断面図、第10図は
上記回転子におけるスペーサリングの縦断面図、第11
図は上記スペーサリングの左側面図、第12図は上記ス
ペーサリングの右側面図、第13図(a)〜(j)はそ
れぞれ上記電動機におけるコイルへの通電の切換制御例
を示す説明図、第14図は第2実施例における圧縮成形
金型の可動上型の正面図、第15図は第14図のXV−
XV線矢視図である。 3・・・回転子、4・・・ケーシング、5・・・円筒部
、6・・・永久磁石、7・・・垂直面(取付面)、19
・・・固定子、51・・・スペーサリング(離間部材)
、56・・・凹入穴(係合部)、60・・・圧縮成形金
型、66・・・磁石成形体、69・・・ピン状突起(成
形部)、70・・・取付穴(取付部)。 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転子(3)又は固定子(19)の磁性体材料より
    成るケーシング(4)を、回転軸に略直交する取付面(
    7)と、この取付面(7)の外周縁から軸方向に延びる
    円筒部(5)とを有する形状に構成すると共に、上記円
    筒部(5)の内周面に沿わせて永久磁石(6)を周状に
    配設して成る電動機の製造方法であって、磁性粉と、熱
    硬化性樹脂等より成るバインダとの混合材料を上記ケー
    シング(4)内に注入後、上記混合材料を上記円筒部(
    5)の内周面に沿う周状に圧縮成形して磁石成形体(6
    6)を形成し、次いで上記バインダを硬化させた後に上
    記磁石成形体(66)への着磁を行って永久磁石(6)
    を形成することを特徴とする電動機の製造方法。 2、上記取付面(7)と永久磁石(6)とを磁気的に離
    間するための非磁性体より成る離間部材(51)を設け
    ると共に、この離間部材(51)の反取付面(7)側の
    端面に凹凸形状の係合部(56)を形成し、この離間部
    材(51)を上記取付面(7)に取付けた後に上記混合
    材料の注入、圧縮成形を行って、上記磁石成形体(66
    )を上記係合部(56)に沿う端面を有する形状に成形
    することを特徴とする第1請求項記載の電動機の製造方
    法。 3、永久磁石(6)の軸方向端面にアンバランス修正用
    ウェイトを取付けるための取付部(70)を形成すべく
    圧縮成形金型(60)における上記磁石成形体(66)
    の軸方向端面の成形面に凹凸形状の成形部(69)を設
    けていることを特徴とする第1又は第2請求項記載の電
    動機の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0657081U (ja) * 1993-01-13 1994-08-05 株式会社三協精機製作所 周波数発電機付モータ

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JPS494107A (ja) * 1972-05-01 1974-01-14
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