JPH022734Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022734Y2 JPH022734Y2 JP1985067781U JP6778185U JPH022734Y2 JP H022734 Y2 JPH022734 Y2 JP H022734Y2 JP 1985067781 U JP1985067781 U JP 1985067781U JP 6778185 U JP6778185 U JP 6778185U JP H022734 Y2 JPH022734 Y2 JP H022734Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- vibration damping
- damping device
- fin material
- fin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はケーブルの制振装置に関し、特に斜
張橋のケーブルの制振に用いて好適なものであ
る。
張橋のケーブルの制振に用いて好適なものであ
る。
各種構造物の強度部材としてケーブルが使用さ
れることもあり、斜張橋においてもケーブルが使
用され、橋脚上に設けた塔からケーブルを斜めに
橋げたの数カ所に張り、つり橋のように橋げたを
つるようにして橋の大小を問わずその安全性や経
済性を高めるようにしている。
れることもあり、斜張橋においてもケーブルが使
用され、橋脚上に設けた塔からケーブルを斜めに
橋げたの数カ所に張り、つり橋のように橋げたを
つるようにして橋の大小を問わずその安全性や経
済性を高めるようにしている。
このような斜張橋のケーブルにあつては、風が
強く当たると、風下にカルマン渦が発生し、ケー
ブルを振動させることとなつたり、雨天の場合に
ケーブルの下面に沿つて雨水が流れるため断面形
状がケーブルの円形断面に雨水の分が加わつた形
となつて風に対して自励振動を起こす可能性があ
ることも知られている。
強く当たると、風下にカルマン渦が発生し、ケー
ブルを振動させることとなつたり、雨天の場合に
ケーブルの下面に沿つて雨水が流れるため断面形
状がケーブルの円形断面に雨水の分が加わつた形
となつて風に対して自励振動を起こす可能性があ
ることも知られている。
従来このようなケーブルの振動は、斜張橋の設
置場所が河川等の陸上部分である場合が多く、た
いした問題となつていない。
置場所が河川等の陸上部分である場合が多く、た
いした問題となつていない。
しかし、斜張橋の大型化や設置場所が海洋等に
なる場合もあり、風の状況等によつてはケーブル
の振動が問題となることが予想され、その対応を
検討する必要が生じている。
なる場合もあり、風の状況等によつてはケーブル
の振動が問題となることが予想され、その対応を
検討する必要が生じている。
この考案はかかる現状に鑑みてなされたもの
で、ケーブルの振動を抑え、安全性を高めること
のできるケーブルの制振装置を提供することを目
的とするものである。
で、ケーブルの振動を抑え、安全性を高めること
のできるケーブルの制振装置を提供することを目
的とするものである。
かかる目的を達成するためこの考案のケーブル
の制御装置は、ケーブルの振動部分に、表面から
突き出すようらせん状に巻付けられる制御用フイ
ン材と、この制振用フイン材をケーブルに固定す
る取付具とでなることを特徴とするものである。
の制御装置は、ケーブルの振動部分に、表面から
突き出すようらせん状に巻付けられる制御用フイ
ン材と、この制振用フイン材をケーブルに固定す
る取付具とでなることを特徴とするものである。
ケーブルの振動が生じる部分に取付具を介して
らせん状の制振用フイン材を取付けるようにし、
ケーブルに当たる風の流れを変えてカルマン渦の
発生を抑えるとともに、ケーブルに沿つて流れる
雨水を制振用フイン材を介して落下の促進をはか
つて自励振動の発生を回避するようにしている。
らせん状の制振用フイン材を取付けるようにし、
ケーブルに当たる風の流れを変えてカルマン渦の
発生を抑えるとともに、ケーブルに沿つて流れる
雨水を制振用フイン材を介して落下の促進をはか
つて自励振動の発生を回避するようにしている。
以下この考案のケーブルの制振装置の一実施例
を図面に基づき詳細に説明する。
を図面に基づき詳細に説明する。
この考案のケーブルの制振装置10が使用され
るケーブルとしては、例えば第1図に示す斜張橋
のケーブル1が対象となる。
るケーブルとしては、例えば第1図に示す斜張橋
のケーブル1が対象となる。
このケーブル1は橋脚2上に設けた塔3に一端
部が取付けられ、他端部が主桁4に取付けられて
おり、所定の荷重を支えるようになつている。そ
して、このケーブル1に風が当つたり、雨水が付
着して流れることにより、例えば図に示すように
ケーブル1が振動する場合、長さL部分にケーブ
ルの制振装置10を取付ける。
部が取付けられ、他端部が主桁4に取付けられて
おり、所定の荷重を支えるようになつている。そ
して、このケーブル1に風が当つたり、雨水が付
着して流れることにより、例えば図に示すように
ケーブル1が振動する場合、長さL部分にケーブ
ルの制振装置10を取付ける。
なお、このL部分とは、ケーブル1が種々のモ
ードで振動するとき、その振幅の比較的大きな個
所でしかも取付け易い個所をいう。
ードで振動するとき、その振幅の比較的大きな個
所でしかも取付け易い個所をいう。
このケーブルの制振装置10は、第2図〜第4
図に示すように、制振用フイン材11と取付具1
2とで構成されている。
図に示すように、制振用フイン材11と取付具1
2とで構成されている。
制振用フイン材11は軽合金等の金属若しくは
弾性のある合成樹脂等で作られ、ケーブル1にら
せん状に巻付けられる帯状のフイン支持板11a
と、このフイン支持板11aの中央部に突き出す
よう一体に形成されたフイン11bとからなり、
ケーブル1にらせん状に巻付けられるよう予めら
せん状に成形されたり、取付時にらせん状に成形
しながら巻付けられる。
弾性のある合成樹脂等で作られ、ケーブル1にら
せん状に巻付けられる帯状のフイン支持板11a
と、このフイン支持板11aの中央部に突き出す
よう一体に形成されたフイン11bとからなり、
ケーブル1にらせん状に巻付けられるよう予めら
せん状に成形されたり、取付時にらせん状に成形
しながら巻付けられる。
この制振用フイン材11のフイン11bの高さ
hはケーブル1の直径dに対しh/d=0.07〜
0.1程度となるようにしてあり、ケーブル1への
取付状態でも美観を損わないようにしてある。
hはケーブル1の直径dに対しh/d=0.07〜
0.1程度となるようにしてあり、ケーブル1への
取付状態でも美観を損わないようにしてある。
一方、この制振用フイン材11をケーブル1の
所定の場所に固定するための取付具12は、軽合
金等の金属や合成樹脂等で作られており、フイン
支持板11aの両側にそれぞれ回動可能にピンで
取付けられた2本のバンド12aと、その先端フ
ランジ部に挿通して締め付けるボルト・ナツト1
2bとで構成されている。そして、この取付具1
2が制振用フイン材11の両端部と中間部に1個
ないし複数個設けてある。
所定の場所に固定するための取付具12は、軽合
金等の金属や合成樹脂等で作られており、フイン
支持板11aの両側にそれぞれ回動可能にピンで
取付けられた2本のバンド12aと、その先端フ
ランジ部に挿通して締め付けるボルト・ナツト1
2bとで構成されている。そして、この取付具1
2が制振用フイン材11の両端部と中間部に1個
ないし複数個設けてある。
かように構成したケーブルの制振装置10は、
斜張橋の工事完成後、強風が吹いている場合等に
ケーブル1のどの部分が大きく振動するかを観察
したり、予め計算等でケーブル1の振動する部分
を求めておき、この振動する部分Lに取付けて使
用する。
斜張橋の工事完成後、強風が吹いている場合等に
ケーブル1のどの部分が大きく振動するかを観察
したり、予め計算等でケーブル1の振動する部分
を求めておき、この振動する部分Lに取付けて使
用する。
取付けに際しては、取付具12のバンド12a
を開いた状態とし、制振用フイン材11をその弾
性を利用したり、成形しながららせん状に巻付け
て行き、両端部および中間部の取付具12のバン
ド12aをボルト・ナツト12bで締付けて固定
する。
を開いた状態とし、制振用フイン材11をその弾
性を利用したり、成形しながららせん状に巻付け
て行き、両端部および中間部の取付具12のバン
ド12aをボルト・ナツト12bで締付けて固定
する。
この結果、この制振装置10が取付けられたケ
ーブル1のL部分に風が当ると、フイン11bが
ない場合と異なり、風がフイン11bに沿つてら
せん状に流れることとなつてカルマン渦の発生が
抑えられ、ケーブル1の振動が抑えられる。
ーブル1のL部分に風が当ると、フイン11bが
ない場合と異なり、風がフイン11bに沿つてら
せん状に流れることとなつてカルマン渦の発生が
抑えられ、ケーブル1の振動が抑えられる。
また、雨天の際には、ケーブル1の下面に沿つ
て雨水が流れるが、制振装置10が取付けられた
部分Lでは、雨水がフイン11bの1ピツチ毎に
水切りの役目をなし、雨水の落下を促進し、ケー
ブル1の断面形状に雨水が加わつた自励振動しや
すい状態を回避する。
て雨水が流れるが、制振装置10が取付けられた
部分Lでは、雨水がフイン11bの1ピツチ毎に
水切りの役目をなし、雨水の落下を促進し、ケー
ブル1の断面形状に雨水が加わつた自励振動しや
すい状態を回避する。
なお、上記実施例では、ケーブルに一重のフイ
ンをらせん状に巻付けるようにした(ケーブルの
各横断面で1個のフインが存在する状態)が、二
重あるいはそれ以上(ケーブルの各横断面で2個
あるいはそれ以上のフインが存在する状態)のフ
インをらせん状に巻付けるようにしても良い。
ンをらせん状に巻付けるようにした(ケーブルの
各横断面で1個のフインが存在する状態)が、二
重あるいはそれ以上(ケーブルの各横断面で2個
あるいはそれ以上のフインが存在する状態)のフ
インをらせん状に巻付けるようにしても良い。
また、この制振装置をケーブルの長手方向に一
本の連続したものとしたが、複数に分割したもの
とし、これらを予め連結したのちケーブルに取付
けたり、取付けたのち連結するようにしても良
い。
本の連続したものとしたが、複数に分割したもの
とし、これらを予め連結したのちケーブルに取付
けたり、取付けたのち連結するようにしても良
い。
さらに、取付対象も斜張橋のケーブルに限ら
ず、風や雨水等により振動が発生するケーブルに
広く適用できる。
ず、風や雨水等により振動が発生するケーブルに
広く適用できる。
以上実施例とともに具体的に説明したようにこ
の考案によれば、ケーブルの制振装置をケーブル
の振動部分にらせん状に巻付けられる制御用フイ
ン材と、これと固定するための取付具とで構成し
たので、構造が簡単で低コストで製作できるとと
もに、ケーブルへの取付けも容易であり、ケーブ
ルの振動発生を知つた後でも、予め特性がわかつ
た完工前でも必要なとき、必要な場所に設置でき
る。
の考案によれば、ケーブルの制振装置をケーブル
の振動部分にらせん状に巻付けられる制御用フイ
ン材と、これと固定するための取付具とで構成し
たので、構造が簡単で低コストで製作できるとと
もに、ケーブルへの取付けも容易であり、ケーブ
ルの振動発生を知つた後でも、予め特性がわかつ
た完工前でも必要なとき、必要な場所に設置でき
る。
また、この考案装置により、カルマン渦や雨水
付着による振動発生を抑えることができ、安全性
が向上する。
付着による振動発生を抑えることができ、安全性
が向上する。
第1図はこの考案のケーブルの制振装置の適用
対象のひとつの斜張橋の正面図、第2図〜第4図
はこの考案のケーブルの制振装置の一実施例にか
かり、第2図は正面図、第3図は横断面図、第4
図は一部分の拡大斜視図である。 10……ケーブルの制振装置、11……制振用
フイン材、11a……フイン支持板、11b……
フイン、12……取付具、12a……バンド、1
2b……ボルト・ナツト。
対象のひとつの斜張橋の正面図、第2図〜第4図
はこの考案のケーブルの制振装置の一実施例にか
かり、第2図は正面図、第3図は横断面図、第4
図は一部分の拡大斜視図である。 10……ケーブルの制振装置、11……制振用
フイン材、11a……フイン支持板、11b……
フイン、12……取付具、12a……バンド、1
2b……ボルト・ナツト。
Claims (1)
- ケーブルの振動部分に表面から突き出すようら
せん状に巻付けられる制振用フイン材と、この制
振用フイン材をケーブルに固定する取付具とでな
ることを特徴とするケーブルの制振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985067781U JPH022734Y2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985067781U JPH022734Y2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61184716U JPS61184716U (ja) | 1986-11-18 |
| JPH022734Y2 true JPH022734Y2 (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=30601920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985067781U Expired JPH022734Y2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH022734Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6723805B2 (ja) * | 2016-04-14 | 2020-07-15 | 神鋼鋼線工業株式会社 | ケーブル制振用被覆材及びケーブルの制振性能付与方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5027199A (ja) * | 1973-07-13 | 1975-03-20 | ||
| JPS51158387U (ja) * | 1975-06-11 | 1976-12-16 | ||
| JPS54107629A (en) * | 1978-02-10 | 1979-08-23 | Sharp Corp | Key input unit |
| US4377500A (en) * | 1981-07-08 | 1983-03-22 | The Standard Oil Co. | Catalysts |
| JPS5863636U (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-28 | 三菱重工業株式会社 | スイツチ入力回路 |
| DE8525547U1 (de) * | 1985-09-07 | 1989-07-13 | Kortenbach Verwaltungs- und Beteiligungsgesellschaft mbH & Co, 5650 Solingen | Verkürzbarer Schirm mit einem teleskopierbaren Stock |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP1985067781U patent/JPH022734Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61184716U (ja) | 1986-11-18 |
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