JPH0227732Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227732Y2 JPH0227732Y2 JP1985029704U JP2970485U JPH0227732Y2 JP H0227732 Y2 JPH0227732 Y2 JP H0227732Y2 JP 1985029704 U JP1985029704 U JP 1985029704U JP 2970485 U JP2970485 U JP 2970485U JP H0227732 Y2 JPH0227732 Y2 JP H0227732Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating ring
- piston
- seal
- pot
- bellows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、非接触軸封技術に係る減衰装置付ベ
ローズシールに関するものである。
ローズシールに関するものである。
従来より軸封装置としてシヤフト側に気密的に
軸着したシールリングに対して、ハウジング側に
ベローズを介して気密的に担持したフローテイン
グリングを対向せしめるとともに、該シールリン
グとフローテイングリング間にシール流体を流通
せしめ両者を非接触状態に保ちながら封軸する非
接触型ベローズシールが使用されており、摺動部
がない構造として、耐摩耗性、低トルク軸封装置
として有用である。
軸着したシールリングに対して、ハウジング側に
ベローズを介して気密的に担持したフローテイン
グリングを対向せしめるとともに、該シールリン
グとフローテイングリング間にシール流体を流通
せしめ両者を非接触状態に保ちながら封軸する非
接触型ベローズシールが使用されており、摺動部
がない構造として、耐摩耗性、低トルク軸封装置
として有用である。
しかし、この種のベローズシールはフローテイ
ングリングがベローズに支承された状態で流体中
に浮遊しているため、ベローズのバネ定数をK、
フローテイングリングの質量をM、ベローズの質
量をmとすると、該フローテイングリングの固有
振動数foは fo=1/2π√K/M+m/3 となり、該固有振動数foと同一かまたは整数倍の
周期の振動がこの軸封部に入力されると共振によ
りフローテイングリングが非常に大きな振動を生
じるため、安定した軸封性能が得られなくなる問
題を有していた。
ングリングがベローズに支承された状態で流体中
に浮遊しているため、ベローズのバネ定数をK、
フローテイングリングの質量をM、ベローズの質
量をmとすると、該フローテイングリングの固有
振動数foは fo=1/2π√K/M+m/3 となり、該固有振動数foと同一かまたは整数倍の
周期の振動がこの軸封部に入力されると共振によ
りフローテイングリングが非常に大きな振動を生
じるため、安定した軸封性能が得られなくなる問
題を有していた。
本考案はこのようなベローズシールの共振現象
を解消し、安定した軸封効果を得ることのできる
減衰装置付ベローズシールを提供することを目的
とするものである。
を解消し、安定した軸封効果を得ることのできる
減衰装置付ベローズシールを提供することを目的
とするものである。
すなわち、本考案の減衰装置付ベローズシール
はその共振による振動を抑制するためにシールリ
ングと対向したフローテイングリングを減衰装置
を介してシヤフトと直交する方向から支承保持し
たものであり、ピストンによつて区画したダツシ
ユポツトを設け、該ピストンをダツシユポツト内
に弾性的に中立せしめ、かつピストンから延びる
ロツドをフローテイングリングの径方向から当接
するとともに、該ダツシユポツトの区画室間を、
オリフイスを有する連通管を介して連通し、該ダ
ツシユポツトに充填したオイルの流動を制御して
減衰するものである。
はその共振による振動を抑制するためにシールリ
ングと対向したフローテイングリングを減衰装置
を介してシヤフトと直交する方向から支承保持し
たものであり、ピストンによつて区画したダツシ
ユポツトを設け、該ピストンをダツシユポツト内
に弾性的に中立せしめ、かつピストンから延びる
ロツドをフローテイングリングの径方向から当接
するとともに、該ダツシユポツトの区画室間を、
オリフイスを有する連通管を介して連通し、該ダ
ツシユポツトに充填したオイルの流動を制御して
減衰するものである。
また本考案は上記コイルスプリングによる弾性
押圧力を調節可能な構造とし、フローテイングシ
ールに対する径方向の弾性支持圧を調節する構造
とした。
押圧力を調節可能な構造とし、フローテイングシ
ールに対する径方向の弾性支持圧を調節する構造
とした。
このようにベローズとダツシユポツトのバネ力
によつて浮遊支承したフローテイングリングは、
前述したごとく fo=1/2π√K/M+m/3 の固有振動数を有するが、径方向に振動する場合
ダツシユポツトのロツドを介してダツシユポツト
内のピストンを摺動せしめるようになるため、狭
少する区画室側から拡大する区画室側にオリフイ
スを介してオイルが流動し、該オリフイスの流動
制限作用によりピストンおよびフローテイングリ
ングの振動を減衰するようになる。
によつて浮遊支承したフローテイングリングは、
前述したごとく fo=1/2π√K/M+m/3 の固有振動数を有するが、径方向に振動する場合
ダツシユポツトのロツドを介してダツシユポツト
内のピストンを摺動せしめるようになるため、狭
少する区画室側から拡大する区画室側にオリフイ
スを介してオイルが流動し、該オリフイスの流動
制限作用によりピストンおよびフローテイングリ
ングの振動を減衰するようになる。
また、上記ダツシユポツトのバネ力を可変にす
ることにより、減衰速度を調整することができる
ようになるものである。
ることにより、減衰速度を調整することができる
ようになるものである。
以下、本考案減衰装置付ベローズシールの実施
例を図面にしたがつて説明すると、第1図は第一
の実施例を示すものである。符号1はシヤフト2
に外挿固着したシールリングであり、該シールリ
ング1と対向するようにフローテイングリング3
をシヤフト2に遊嵌外挿し、ベローズ4を介して
ハウジング5側に担持して軸封部を構成するもの
で、上記シールリング1の対向面に形成した流体
導入溝6のポンプ作用により密封流体をわずかに
流通せしめ、フローテイングリング3と非接触状
態を保持する。7は上記フローテイングリング3
位置のハウジング5に構成したシリンダー状ダツ
シユポツトであり、該ダツシユポツト7は内壁に
沿つてシヤフト2と、直交方向に気密的に摺動す
るピストン8によつて上部室Aと下部室Bに区画
されるとともに、該ピストン8から延びるロツド
10を上記フローテイングリング3方向に気密的
に突出し、先端を該フローテイングリング3の外
周に当接してなる。また、該ピストン8は上部室
A側に弾装したコイルスプリング11と下部室B
側に弾装したコイルスプリング12によつて弾性
的に支承されるもので、上部室A側のコイルスプ
リング11のバネ定数が下部室B側のコイルスプ
リング12のバネ定数より大きくなるように構成
されるとともに、該上部室Aと下部室Bを途中に
オリフイス13を設けた流路14を介して連通
し、オイル15を充填してなる。
例を図面にしたがつて説明すると、第1図は第一
の実施例を示すものである。符号1はシヤフト2
に外挿固着したシールリングであり、該シールリ
ング1と対向するようにフローテイングリング3
をシヤフト2に遊嵌外挿し、ベローズ4を介して
ハウジング5側に担持して軸封部を構成するもの
で、上記シールリング1の対向面に形成した流体
導入溝6のポンプ作用により密封流体をわずかに
流通せしめ、フローテイングリング3と非接触状
態を保持する。7は上記フローテイングリング3
位置のハウジング5に構成したシリンダー状ダツ
シユポツトであり、該ダツシユポツト7は内壁に
沿つてシヤフト2と、直交方向に気密的に摺動す
るピストン8によつて上部室Aと下部室Bに区画
されるとともに、該ピストン8から延びるロツド
10を上記フローテイングリング3方向に気密的
に突出し、先端を該フローテイングリング3の外
周に当接してなる。また、該ピストン8は上部室
A側に弾装したコイルスプリング11と下部室B
側に弾装したコイルスプリング12によつて弾性
的に支承されるもので、上部室A側のコイルスプ
リング11のバネ定数が下部室B側のコイルスプ
リング12のバネ定数より大きくなるように構成
されるとともに、該上部室Aと下部室Bを途中に
オリフイス13を設けた流路14を介して連通
し、オイル15を充填してなる。
上記構成のベローズシールはシヤフト2が回転
することにより密封流体が流体導入溝6のポンプ
作用によつてシールリング1とフローテイングリ
ング3間に供給されるため、両者を非接触状態に
維持するものであるが、同時にフローテイングリ
ング3はベローズ4によつて支承されているた
め、固有振動数を有するようになりしたがつて該
軸封部に上記固有振動数と同一かまたは整数倍の
外部振動が加わると共振を生ずる。
することにより密封流体が流体導入溝6のポンプ
作用によつてシールリング1とフローテイングリ
ング3間に供給されるため、両者を非接触状態に
維持するものであるが、同時にフローテイングリ
ング3はベローズ4によつて支承されているた
め、固有振動数を有するようになりしたがつて該
軸封部に上記固有振動数と同一かまたは整数倍の
外部振動が加わると共振を生ずる。
しかるに上記構成によればフローテイングリン
グ3に対して外径方向からダツシユポツト7のピ
ストン8から延びたロツド10が当接しているた
め、該振動によりピストン8を摺動せしめるよう
になり、該ピストン8によつて区画された上部室
Aと下部室Bのオイル15がオリフイス13を介
して流動するため、両コイルスプリング11,1
2の差圧に伴うピストン8の戻りに遅れを生じ、
フローテイングリング3の振動を減衰するもので
ある。
グ3に対して外径方向からダツシユポツト7のピ
ストン8から延びたロツド10が当接しているた
め、該振動によりピストン8を摺動せしめるよう
になり、該ピストン8によつて区画された上部室
Aと下部室Bのオイル15がオリフイス13を介
して流動するため、両コイルスプリング11,1
2の差圧に伴うピストン8の戻りに遅れを生じ、
フローテイングリング3の振動を減衰するもので
ある。
つぎに、第2図は前記ダツシユポツト7におい
て、振衰力調整機構を設けてなるベローズシール
の実施例を示すもので、前記実施例と異なる構造
についてのみ説明する。16は上部室Aのコイル
スプリング11の後端を押圧するスプリング押え
であり、該スプリング押え16をダツシユポツト
7に対しピストン8方向へ進退調節可能に螺合し
た調節ネジ17端と当接してなる。すなわち本実
施例では調節ネジ17を進退することにより、上
部室Aと下部室Bの両コイルスプリング11,1
2が押し縮められ、両コイルスプリング11,1
2による弾性安定位置が変るため減衰力を調節す
る作用を発揮する。
て、振衰力調整機構を設けてなるベローズシール
の実施例を示すもので、前記実施例と異なる構造
についてのみ説明する。16は上部室Aのコイル
スプリング11の後端を押圧するスプリング押え
であり、該スプリング押え16をダツシユポツト
7に対しピストン8方向へ進退調節可能に螺合し
た調節ネジ17端と当接してなる。すなわち本実
施例では調節ネジ17を進退することにより、上
部室Aと下部室Bの両コイルスプリング11,1
2が押し縮められ、両コイルスプリング11,1
2による弾性安定位置が変るため減衰力を調節す
る作用を発揮する。
以上のダツシユポツト7を3個以上周方向に等
配で設けることによつてあらゆる方向への振動を
減衰することが可能になる。
配で設けることによつてあらゆる方向への振動を
減衰することが可能になる。
以上述べたように本考案の減衰装置付ベローズ
シールはダツシユポツトのオリフイス抵抗を利用
した振動エネルギの消費作用により共振現象が解
消されるため、シール性が安定し、確実な軸封効
果を発揮するものであり本考案の実用性はきわめ
て大きい。
シールはダツシユポツトのオリフイス抵抗を利用
した振動エネルギの消費作用により共振現象が解
消されるため、シール性が安定し、確実な軸封効
果を発揮するものであり本考案の実用性はきわめ
て大きい。
第1図は本考案減衰装置付ベローズシールの一
実施例を示す正断面図、第2図は減衰装置の他の
実施例を示す正断面図である。 1……シールリング、2……シヤフト、3……
フローテイングリング、4……ベローズ、7……
ダツシユポツト、8……ピストン、10……ロツ
ド、11,12……コイルスプリング、13……
オリフイス、15……オイル、17……調節ネ
ジ。
実施例を示す正断面図、第2図は減衰装置の他の
実施例を示す正断面図である。 1……シールリング、2……シヤフト、3……
フローテイングリング、4……ベローズ、7……
ダツシユポツト、8……ピストン、10……ロツ
ド、11,12……コイルスプリング、13……
オリフイス、15……オイル、17……調節ネ
ジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シールリングに対してフローテイングリング
を対向せしめた非接触型ベローズシールにおい
て、前記フローテイングリングを、コイルスプ
リングで弾性的に中立支持したピストンにより
二室に区画されるとともに該二室がオリフイス
を介して互いに連通したダツシユポツトの、前
記ピストンから延びるロツドで径方向に支承し
てなることを特徴とする減衰装置付ベローズシ
ール。 (2) 前記コイルスプリングの圧縮量を調節ネジに
より調整自在としたことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の減衰装置付ベロー
ズシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985029704U JPH0227732Y2 (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985029704U JPH0227732Y2 (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61146661U JPS61146661U (ja) | 1986-09-10 |
| JPH0227732Y2 true JPH0227732Y2 (ja) | 1990-07-26 |
Family
ID=30528757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985029704U Expired JPH0227732Y2 (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0227732Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5822107A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-09 | 住友化学工業株式会社 | 防虫合板の製造法 |
-
1985
- 1985-03-04 JP JP1985029704U patent/JPH0227732Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61146661U (ja) | 1986-09-10 |
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