JPH0227A - 3次非線形光学材料および素子 - Google Patents
3次非線形光学材料および素子Info
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- JPH0227A JPH0227A JP63189391A JP18939188A JPH0227A JP H0227 A JPH0227 A JP H0227A JP 63189391 A JP63189391 A JP 63189391A JP 18939188 A JP18939188 A JP 18939188A JP H0227 A JPH0227 A JP H0227A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/355—Non-linear optics characterised by the materials used
- G02F1/361—Organic materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B29/00—Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
- C30B29/54—Organic compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B7/00—Single-crystal growth from solutions using solvents which are liquid at normal temperature, e.g. aqueous solutions
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- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、超高速の光データ情報処理や光通信システム
を実現するための3次非線形光学材料および素子部品、
ざらには光双安定素子、光スイッチ、光メモリあるいは
位相共役波発生素子などの3次非線形光学素子およびそ
の作動方法に関する。
を実現するための3次非線形光学材料および素子部品、
ざらには光双安定素子、光スイッチ、光メモリあるいは
位相共役波発生素子などの3次非線形光学素子およびそ
の作動方法に関する。
[従来の技術1
非線形光学効果とは、強い光電場E(たとえばレーザ光
)を物質に印加した場合、物質の応答として電気分極P
の一般式 %式%) (ここではχ(1)は線形感受率、χ(i)(i≧2の
整数)は非線形感受率)において、Eの2次以上の高次
の項により発現される効果を指す。
)を物質に印加した場合、物質の応答として電気分極P
の一般式 %式%) (ここではχ(1)は線形感受率、χ(i)(i≧2の
整数)は非線形感受率)において、Eの2次以上の高次
の項により発現される効果を指す。
第2項による第2高調波発生(SeCOnd Harm
onicGeneration:SHG)や第3項によ
る第3高調波発生(Third Harmonic G
eneration:T11G)は、波長変換効果とし
て良く知られている。第3項はまた、光学定数の光強度
変化、例えば非線形屈折率効果、非線形吸収効果、2次
カー効果、四周波パラメトリック(位相共役波発生)効
果など応用上重要な効果を与える。
onicGeneration:SHG)や第3項によ
る第3高調波発生(Third Harmonic G
eneration:T11G)は、波長変換効果とし
て良く知られている。第3項はまた、光学定数の光強度
変化、例えば非線形屈折率効果、非線形吸収効果、2次
カー効果、四周波パラメトリック(位相共役波発生)効
果など応用上重要な効果を与える。
例えば、非線形屈折率効果とは、物質の屈折率nが式
%式%
(n0は定数、n2は非線形屈折率係数、■は入射光強
度)(従って、入射光強度に依存して変化する効果であ
る。この効果を有する材料から素子部品を製作し、光結
合器、偏光子、あるいは反射鏡など他の光学部品と組み
合わせると光双安定素子や光IIJil光スイッチ、あ
るいは位相共役波発生素子など、光情報処理や光通信シ
ステムにおいて用いられる重要なデバイスを構築し得る
。
度)(従って、入射光強度に依存して変化する効果であ
る。この効果を有する材料から素子部品を製作し、光結
合器、偏光子、あるいは反射鏡など他の光学部品と組み
合わせると光双安定素子や光IIJil光スイッチ、あ
るいは位相共役波発生素子など、光情報処理や光通信シ
ステムにおいて用いられる重要なデバイスを構築し得る
。
以下、非線形屈折率を応用した非線形光学素子の代表と
して光双安定素子の従来例を挙げて説明する。
して光双安定素子の従来例を挙げて説明する。
第4図の符号1は非線形屈折率を有する光学媒質を示し
、2および3は光学媒質1の両面にコートされた反射率
約90%の誘電体蒸着ミラーを示すものである。この構
成においては、入力光の波長を僅かに変化させて共振条
件を満足すると、入力光強度Piに対して出力光Ptが
第1図(b)(C)に示した様な特性を持つ[動作原理
(ついては文献アプライド フィジックス レター(A
DD1.PhYS、Lett、 ) vol 35,4
51(1976)に詳しい]これらはそれぞれリミッタ
動作および双安定動作に対応しており、光通信や光情報
処理システムにおいて入力光パルスの波形整形、光スイ
ッチ、あるいは光信号メモリ、光理論演算動作などへの
応用が可能なものである。
、2および3は光学媒質1の両面にコートされた反射率
約90%の誘電体蒸着ミラーを示すものである。この構
成においては、入力光の波長を僅かに変化させて共振条
件を満足すると、入力光強度Piに対して出力光Ptが
第1図(b)(C)に示した様な特性を持つ[動作原理
(ついては文献アプライド フィジックス レター(A
DD1.PhYS、Lett、 ) vol 35,4
51(1976)に詳しい]これらはそれぞれリミッタ
動作および双安定動作に対応しており、光通信や光情報
処理システムにおいて入力光パルスの波形整形、光スイ
ッチ、あるいは光信号メモリ、光理論演算動作などへの
応用が可能なものである。
このような非線形光学素子では
■使用可能な入力光波長、
■動作に必要な入力光強度、
■光信号の強度変化に対して追随可能な応答時の3つの
特性が特に重要である。
特性が特に重要である。
たとえば、前記非線形屈折率媒質1としてGaASとG
aAQAsの半導体薄膜を交互に繰返し成長させて作製
した超格子結晶を用いた例においては、結晶内で励起子
が光吸収に伴って励起されることによって屈折率が光強
度依存性を示すこと(吸収非線形効果)を動作原理とし
ているため、動作に必要な入力光強度は5X10W/a
Ii程度と小さくて済む点では優れているが、使用可能
な入力光波長が励起子吸収スペクトル近傍の極めて狭い
範囲に限られてしまうこと、および応答時間が励起子寿
命により決定され、3X10−8secより高速の光信
号処理には使えないという問題点があった。
aAQAsの半導体薄膜を交互に繰返し成長させて作製
した超格子結晶を用いた例においては、結晶内で励起子
が光吸収に伴って励起されることによって屈折率が光強
度依存性を示すこと(吸収非線形効果)を動作原理とし
ているため、動作に必要な入力光強度は5X10W/a
Ii程度と小さくて済む点では優れているが、使用可能
な入力光波長が励起子吸収スペクトル近傍の極めて狭い
範囲に限られてしまうこと、および応答時間が励起子寿
命により決定され、3X10−8secより高速の光信
号処理には使えないという問題点があった。
また、前記非線形屈折率媒質1として非線形光学液体で
ある二硫化炭素(CS2)を満したガラスセルを用い、
蒸着ミラー2.3の代わり(、外部ミラーを用いた別の
従来例(おいては、光電場に応じた分子の回転配列によ
り屈折率が光強度依存性を示すこと(分子回転非線形効
果)を動作原理としているため、使用可能な入力光波長
が可視から近赤外域の広い範囲にわたるという点では優
れているものの、二硫化炭素の分子回転非線形効果が小
さい勾め動作に必要な入力光強度が107−〜108W
/aj程度と大きくなる、あるいは素子が大型化する、
ざらには応答時間が分子の回転緩和時間により決定され
て10−ii〜IQ−12secより高速の光信号処理
には使えない、という問題点があった。
ある二硫化炭素(CS2)を満したガラスセルを用い、
蒸着ミラー2.3の代わり(、外部ミラーを用いた別の
従来例(おいては、光電場に応じた分子の回転配列によ
り屈折率が光強度依存性を示すこと(分子回転非線形効
果)を動作原理としているため、使用可能な入力光波長
が可視から近赤外域の広い範囲にわたるという点では優
れているものの、二硫化炭素の分子回転非線形効果が小
さい勾め動作に必要な入力光強度が107−〜108W
/aj程度と大きくなる、あるいは素子が大型化する、
ざらには応答時間が分子の回転緩和時間により決定され
て10−ii〜IQ−12secより高速の光信号処理
には使えない、という問題点があった。
非線形光学素子が実用化されるためには、波長範囲0.
65μTrL〜2.3μm、実効出力30mw程度の半
導体レーザを光源として用いることができることが望ま
しい。
65μTrL〜2.3μm、実効出力30mw程度の半
導体レーザを光源として用いることができることが望ま
しい。
以上のことから明らかなよう(、非線形光学素子の性能
は、殆んど非線形光学材料の特性によって決定される−
従って、高性能すなわち、■使用可能な波長範囲が広く
、次非線形光学効果が大きく動作に必要な入力光強度が
小さく、■応答時間が短かい非線形光学材料の開発が熱
望されており、活発な材料開発研究が行なわれているの
が現状である。
は、殆んど非線形光学材料の特性によって決定される−
従って、高性能すなわち、■使用可能な波長範囲が広く
、次非線形光学効果が大きく動作に必要な入力光強度が
小さく、■応答時間が短かい非線形光学材料の開発が熱
望されており、活発な材料開発研究が行なわれているの
が現状である。
3次非線形光学効果を有する材料のうちでも芳香環や2
重、3重結合などのπ電子共役系を持つ有機材料が最近
特(注目されている。例えば、ポリ(2,4−へキサジ
イン−1,6−ジオール ビス(D−トルエンスルホナ
ート))(略称PTS)は、3次非線形感受率χ(3)
の値として、我々の測定では、共鳴波長1.90μmで
1”= I X 10−1 esu(非線形屈折率係数
n2に換算すると、n2=2X 10−12(W/Ci
) −) 、G、Sautretら(よれば、共鳴波長
1.89μmでχ(3)=8.5x10″″10esu
および非共鳴波長2.62μmでZ(3)=1.8X1
0″″10esu (Phys、Rev、Letter
s。
重、3重結合などのπ電子共役系を持つ有機材料が最近
特(注目されている。例えば、ポリ(2,4−へキサジ
イン−1,6−ジオール ビス(D−トルエンスルホナ
ート))(略称PTS)は、3次非線形感受率χ(3)
の値として、我々の測定では、共鳴波長1.90μmで
1”= I X 10−1 esu(非線形屈折率係数
n2に換算すると、n2=2X 10−12(W/Ci
) −) 、G、Sautretら(よれば、共鳴波長
1.89μmでχ(3)=8.5x10″″10esu
および非共鳴波長2.62μmでZ(3)=1.8X1
0″″10esu (Phys、Rev、Letter
s。
Vol、36.16 (1976))という大きな値(
前記二硫化炭素より2桁大きい値)を持つ。ざらにこの
非線形光学効果のメカニズムが、吸収や分子、結晶格子
との相互作用に因るものではなく、純粋な分子内π電子
分極に由来するものであるため、光信号の強度変化に追
随可能な応答時間は1Q−14sec程度と極めて高速
であるばかりでなく、使用可能な入力光波長も0.65
μm付近から2.0μ雇以上の広い範囲(わたっている
という点で非常に優れている。
前記二硫化炭素より2桁大きい値)を持つ。ざらにこの
非線形光学効果のメカニズムが、吸収や分子、結晶格子
との相互作用に因るものではなく、純粋な分子内π電子
分極に由来するものであるため、光信号の強度変化に追
随可能な応答時間は1Q−14sec程度と極めて高速
であるばかりでなく、使用可能な入力光波長も0.65
μm付近から2.0μ雇以上の広い範囲(わたっている
という点で非常に優れている。
しかしながら、前記PTSを代表とするポリジアセチレ
ン系材料はジアセチレン七ツマを結晶状態で重合させて
得るが、一般に重合後は不溶・不融となり、加工性に乏
しい。従って、所望の形状、表面平滑性などを有する素
子部品を得ることは非常に困難であった。実際、PTS
を素子部品とする非線形光学素子は未だに実現されてい
ない。
ン系材料はジアセチレン七ツマを結晶状態で重合させて
得るが、一般に重合後は不溶・不融となり、加工性に乏
しい。従って、所望の形状、表面平滑性などを有する素
子部品を得ることは非常に困難であった。実際、PTS
を素子部品とする非線形光学素子は未だに実現されてい
ない。
ざらに、実用的見地からはPTSより大きな非線形光学
効果を有する材料を用いてを素子部品とし、これを用い
ることにより、素子の動作性能の向上、光源側出力負担
の軽減、装置のコンパクト化を図りたいという要求があ
った。
効果を有する材料を用いてを素子部品とし、これを用い
ることにより、素子の動作性能の向上、光源側出力負担
の軽減、装置のコンパクト化を図りたいという要求があ
った。
[発明が解決しようとする課題1
従来の光双安定素子を始めとする、光スイッチ、位相共
役波発生素子などの3次非線形光学効果を利用した非線
形光学素子においては、前記したように使用波長、応答
速度、動作入力光強度あるいは材料加工の困難性が原因
で、使用可能な素子部品がffJk:りいなど神々の問
題点があって、実用に供し得るものは得られていなかっ
た。
役波発生素子などの3次非線形光学効果を利用した非線
形光学素子においては、前記したように使用波長、応答
速度、動作入力光強度あるいは材料加工の困難性が原因
で、使用可能な素子部品がffJk:りいなど神々の問
題点があって、実用に供し得るものは得られていなかっ
た。
本発明の課題は、使用−長範囲が広く、高速応答性で最
小動作入力光強度が小さく、現存半導体レーザを光源と
しても動作可能であり、実用に供し得る高性能3次非線
形光学材料および素子部品を提供することにある。
小動作入力光強度が小さく、現存半導体レーザを光源と
しても動作可能であり、実用に供し得る高性能3次非線
形光学材料および素子部品を提供することにある。
ざら(は、それらを用いた3次非線形光学素子およびそ
の作動方法を提供することを目的とする。
の作動方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記課題を実現するため、本発明は下記の構成からなる
。
。
1(1) 少なくとも一方の成分はπ電子共役系を有
する有機分子であるよう下記群からそれぞれ1つ選ばれ
る電子受容性成分と電子供与性成分とを含へ基底状態で
形成される電荷移動錯体を含有する3次非線形光学効果
。
する有機分子であるよう下記群からそれぞれ1つ選ばれ
る電子受容性成分と電子供与性成分とを含へ基底状態で
形成される電荷移動錯体を含有する3次非線形光学効果
。
(電子受容性成分)
シアノ化合物、キノン類、ニトロ化合物、酸無水物、ハ
ロゲンおよびハロゲン化炭素(電子供与性成分) 不飽和環式炭化水素化合物、不飽和複素環式化合物、含
カルコーゲン化合物、第4級イオン性不飽和複素環式化
合物、金属 (2) 該3次非線形光学材料から成り、少なくとも
2つの実質的に光学的に平滑な面が形成されている3次
非線形光学素子部品。
ロゲンおよびハロゲン化炭素(電子供与性成分) 不飽和環式炭化水素化合物、不飽和複素環式化合物、含
カルコーゲン化合物、第4級イオン性不飽和複素環式化
合物、金属 (2) 該3次非線形光学材料から成り、少なくとも
2つの実質的に光学的に平滑な面が形成されている3次
非線形光学素子部品。
(3) 少なくとも該3次非線形光学素子部品を構成
要素として含む3次非線形光学素子。
要素として含む3次非線形光学素子。
(4) 該素子の素子部品の最大の3次非線形感受率
を示す軸に対して、少なくとも1つの入射動作光の少な
くとも1つの電気振動ベクトルが実質的に平行または斜
めである3次非線形光学素子の作動方法。」 以下、本発明をさらに詳しく説明する。
を示す軸に対して、少なくとも1つの入射動作光の少な
くとも1つの電気振動ベクトルが実質的に平行または斜
めである3次非線形光学素子の作動方法。」 以下、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明の素子は使用可能な波長範囲は広く、装置の応答
速度も大きく、動作に必要な入力光強度も小さく、現存
の半導体レーザを光源として、実用可能である。
速度も大きく、動作に必要な入力光強度も小さく、現存
の半導体レーザを光源として、実用可能である。
非線形光学素子の性能は3次非線形光学効果を有する非
線形光学材料の特性により殆んど決定されることは既に
述べたが、これまで、使用可能波長範囲、高速応答性、
低動作入力光強度などの要件を満たし、現存半導体レー
ザを光源として実用可能な非線形光学素子の構成を可能
ならしめる高性能の3次非線形光学材料は見い出されて
いなかった。
線形光学材料の特性により殆んど決定されることは既に
述べたが、これまで、使用可能波長範囲、高速応答性、
低動作入力光強度などの要件を満たし、現存半導体レー
ザを光源として実用可能な非線形光学素子の構成を可能
ならしめる高性能の3次非線形光学材料は見い出されて
いなかった。
本発明者らは、光電場に応答する非線形光学効果の所以
たる電子分極が、分子内ではなく分子間で惹起される、
電子受容性成分と電子供与性成分とから成る電荷移動錯
体が、大きな3次非線形光学効果を発現し得ること、お
よび生産性・加工性(も優れる非線形光学材料であるこ
とを見い出した。
たる電子分極が、分子内ではなく分子間で惹起される、
電子受容性成分と電子供与性成分とから成る電荷移動錯
体が、大きな3次非線形光学効果を発現し得ること、お
よび生産性・加工性(も優れる非線形光学材料であるこ
とを見い出した。
かかる分子間での電子分極が、3次光非線形性発現の所
以たり得ることは、本発明において初めて明らかにされ
た。
以たり得ることは、本発明において初めて明らかにされ
た。
すなわち従来、電荷移動錯体の光非線形性については、
D、Y、CurtinらによるキンヒドロンのSHG
(2次非線形光学効果)に関する報告(Chemica
l Reviews Vo1.81. N0.6,52
5(1981))、あるいはミJ、 A、 Neffに
よる?、 7.8.8−7−トラシアノキノジメタン(
TCNQ)もしくは11,11,12.12−テトラシ
アノナフトキノジメタン(TNAP>と金属との錯体の
非線形光学材料としての可能性の指摘(Optical
Enaineering Vo1.26.No、10
02(1987))、また、J、 H,Lehnによる
電荷移動錯体などで分子間電子分極に基づく非線形光学
材料が可能という推測(1)、S、Chemla an
d J、Zyss、ed。
D、Y、CurtinらによるキンヒドロンのSHG
(2次非線形光学効果)に関する報告(Chemica
l Reviews Vo1.81. N0.6,52
5(1981))、あるいはミJ、 A、 Neffに
よる?、 7.8.8−7−トラシアノキノジメタン(
TCNQ)もしくは11,11,12.12−テトラシ
アノナフトキノジメタン(TNAP>と金属との錯体の
非線形光学材料としての可能性の指摘(Optical
Enaineering Vo1.26.No、10
02(1987))、また、J、 H,Lehnによる
電荷移動錯体などで分子間電子分極に基づく非線形光学
材料が可能という推測(1)、S、Chemla an
d J、Zyss、ed。
Nonlinear Optical Propert
ies of OrganicMolecules
and Crystals” 、vo1.2.^cad
emicpross、 1987)があるのみであった
。
ies of OrganicMolecules
and Crystals” 、vo1.2.^cad
emicpross、 1987)があるのみであった
。
本3次非線形光学材料は、実施例から明らかな様に、T
HG (3次非線形光学効果)は発現するがSHG (
2次非線形光学効果)は発現しないものである。従って
、3次非線形光学効果を応用して動作する非線形光学素
子を構成する場合には、2次非線形光学効果の混入がな
く好都合の材料である。
HG (3次非線形光学効果)は発現するがSHG (
2次非線形光学効果)は発現しないものである。従って
、3次非線形光学効果を応用して動作する非線形光学素
子を構成する場合には、2次非線形光学効果の混入がな
く好都合の材料である。
ここで言う電荷移動錯体とは、電子受容性成分(電子受
容性を有する分子または原子)と、電子供与性成分(電
子供与性を有する分子または原子)とから成る、非結合
性の、錯体形成が電荷移動力によってなされるものを指
す。一般的には、電荷移動錯体においては、電子供与性
成分から電子受容性成分への部分的あるいは完全な電荷
移動が、基底状態あるいは励起状態において達成される
。
容性を有する分子または原子)と、電子供与性成分(電
子供与性を有する分子または原子)とから成る、非結合
性の、錯体形成が電荷移動力によってなされるものを指
す。一般的には、電荷移動錯体においては、電子供与性
成分から電子受容性成分への部分的あるいは完全な電荷
移動が、基底状態あるいは励起状態において達成される
。
基底状態の電荷移動錯体におけるこの電荷移動の程度(
よって、分子結・品とイオン結晶に大別されるものを包
含しており、この観点から分類するとこれらは、それぞ
れ非イオン的電荷移動錯体とイオン的電荷移動錯体、陰
イオンラジカル塩と陽イオンラジカル塩と呼ばれる。
よって、分子結・品とイオン結晶に大別されるものを包
含しており、この観点から分類するとこれらは、それぞ
れ非イオン的電荷移動錯体とイオン的電荷移動錯体、陰
イオンラジカル塩と陽イオンラジカル塩と呼ばれる。
また、錯体形成について、電子供与性成分と電子受容性
成分の比が1:1のみならず、1:2゜1:3.−.あ
るいは2:1.3:1.・・・の場合(整数比とは限ら
ない)があること、および場合によっては3成分系で構
成されることがあることも既に公知のことである。7.
7.8.8−テトラシアノキノジメタン/1,2−ジ(
N−エチル−4−ピリジニウム)エチレン/水(モル比
1 :4−5:X、Xは任意)はその例である。更に、
基底状態で形成される電荷移動錯体の結晶構造について
は、電子供与性成分と電子受容性成分とが互いに別々の
カラムを形成するカラム型構造と、交互に積重なった交
互型構造とがあることも知られている。
成分の比が1:1のみならず、1:2゜1:3.−.あ
るいは2:1.3:1.・・・の場合(整数比とは限ら
ない)があること、および場合によっては3成分系で構
成されることがあることも既に公知のことである。7.
7.8.8−テトラシアノキノジメタン/1,2−ジ(
N−エチル−4−ピリジニウム)エチレン/水(モル比
1 :4−5:X、Xは任意)はその例である。更に、
基底状態で形成される電荷移動錯体の結晶構造について
は、電子供与性成分と電子受容性成分とが互いに別々の
カラムを形成するカラム型構造と、交互に積重なった交
互型構造とがあることも知られている。
本発明においては、少なくとも一方の成分がπ電子共役
系を有する有機分子となるよう、後述の群からそれぞれ
1つ選ばれる電子受容性成分と電子供与性成分とを含み
基底状態で形成される電荷移動錯体を含有するものを用
いる。光電場に応答する光非線形性の所以たる電子分極
が、この場合(大きいからである。
系を有する有機分子となるよう、後述の群からそれぞれ
1つ選ばれる電子受容性成分と電子供与性成分とを含み
基底状態で形成される電荷移動錯体を含有するものを用
いる。光電場に応答する光非線形性の所以たる電子分極
が、この場合(大きいからである。
電荷移動錯体を含有する材料には、高分子固体中への結
晶分散体あるいは固溶体、アモルファス成型体、結晶な
どがある。
晶分散体あるいは固溶体、アモルファス成型体、結晶な
どがある。
使用可能な電子受容性成分は、シアノ化合物、キノン類
、ニトロ化合物、酸無水物、ハロゲンおよびハロゲン化
炭素など電子受容性の比較的大きなものから選ばれるが
、一方の電子供与性成分との関係において、電子親和力
(、E a )とイオン化ポテンシャル(ID)の差(
Ip−Ea)の値が電荷移!Pl錯体形成可能な大きさ
になるように選ばれる。
、ニトロ化合物、酸無水物、ハロゲンおよびハロゲン化
炭素など電子受容性の比較的大きなものから選ばれるが
、一方の電子供与性成分との関係において、電子親和力
(、E a )とイオン化ポテンシャル(ID)の差(
Ip−Ea)の値が電荷移!Pl錯体形成可能な大きさ
になるように選ばれる。
ここで言うシアノ化合物とは、テトラシアノエチレン(
■CNE)、トリシアノエチレン、メチルトリシアノエ
チレンカルボキシレート、ヘキサシアノブタジエンなど
のシアノエチレン類、テトラシアノベンゼンなどの芳香
族シアノ化合物、■CNQやTNAPなどのテトラシア
ノキノジメタン類を指し、キノン類とは、p−ベンゾキ
ノン(BQ)、ナフトキノン、9.10−フェナントレ
ンキノン(PhQ) 、クロラニル(GA) 、2.3
−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン
(DDQ)、11.11,12.12−テトラシアノ−
1,4−ナフトキノジメタンなどを指し、ニトロ化合物
とは、トリニドOベンゼン、ピクリン酸な、どの芳香族
ニトロ化合物および2.4. フー トリニトロフルオ
レノン(TNF>などを指し、酸無水物とは、無水マレ
イン酸、無水ピロメリット酸(PMDA)などを指し、
ハロゲンおよびハロゲン化炭素とは、臭素、ヨウ素、四
臭化炭素、ブロモトリクロロメタンなどを指す。
■CNE)、トリシアノエチレン、メチルトリシアノエ
チレンカルボキシレート、ヘキサシアノブタジエンなど
のシアノエチレン類、テトラシアノベンゼンなどの芳香
族シアノ化合物、■CNQやTNAPなどのテトラシア
ノキノジメタン類を指し、キノン類とは、p−ベンゾキ
ノン(BQ)、ナフトキノン、9.10−フェナントレ
ンキノン(PhQ) 、クロラニル(GA) 、2.3
−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン
(DDQ)、11.11,12.12−テトラシアノ−
1,4−ナフトキノジメタンなどを指し、ニトロ化合物
とは、トリニドOベンゼン、ピクリン酸な、どの芳香族
ニトロ化合物および2.4. フー トリニトロフルオ
レノン(TNF>などを指し、酸無水物とは、無水マレ
イン酸、無水ピロメリット酸(PMDA)などを指し、
ハロゲンおよびハロゲン化炭素とは、臭素、ヨウ素、四
臭化炭素、ブロモトリクロロメタンなどを指す。
更に、2.5−ビス(ジシアノメチレン)−2,5−ジ
ヒドロチオフェン、2.5−ビス(ジシアノメチレン)
−2,5−セレノフェン、テトラチアノキノキナゾリノ
キナゾリン、ヘキサシアノトリメチレンシクロプロパン
、2.4−ビス(ジシアノメチレン) −1,3−ジチ
ェタンなども上記シアノ化合物の範躊である。
ヒドロチオフェン、2.5−ビス(ジシアノメチレン)
−2,5−セレノフェン、テトラチアノキノキナゾリノ
キナゾリン、ヘキサシアノトリメチレンシクロプロパン
、2.4−ビス(ジシアノメチレン) −1,3−ジチ
ェタンなども上記シアノ化合物の範躊である。
一方の電子供与性成分は、不飽和環式炭化水素化合物、
不飽和複素環式化合物、含カルコーゲン化合物、第4級
イオン性不飽和複素環式化合物および金属から選ばれる
が、他方の電子受容性成分との関係において、電子親和
力(Ea)とイオン化ポテンシャル(Ip)の差(Ip
−Ea)の値が電荷移動錯体形成可能な大きざになるよ
うに選ばれることは前記の通りである。
不飽和複素環式化合物、含カルコーゲン化合物、第4級
イオン性不飽和複素環式化合物および金属から選ばれる
が、他方の電子受容性成分との関係において、電子親和
力(Ea)とイオン化ポテンシャル(Ip)の差(Ip
−Ea)の値が電荷移動錯体形成可能な大きざになるよ
うに選ばれることは前記の通りである。
ここで言う不飽和環式炭化水素化合物とは、ナフタレン
、アントラセン、フェナントレン、ピレン、ペリレンな
ど及びそれらの誘導体、N、N、N、N”−テトラメチ
ル−p−フェニレンジアミン(TMPD) 、ヒドロキ
ノン、ブユレン、N、N−ジメチル−α−ナフチルアミ
ン、ジアミノナフタレン、ジアミノピレン、などの単環
あるいは多環の芳香族化合物や、スチルベン、ジアミノ
スチルベンなどの芳香族環を含むπ電子共役系を有する
ものを指し、不飽和複素環式化合物とは、ピリジン、キ
ノリン、フェノチアジン、インドール、スカトール、チ
ミン、フラン、ベンゾフラン、チオフェン、セレノフェ
ンなど及びそれらの誘導体、または、それらを含むπ電
子共役系を有するものを指し、含カルコーゲン化合物と
は、テトラチアフルバレン(TTF> 、テトラセレナ
フルバレンなどのTTF類、テトラチアテトラセン(T
TT>、テトラセレナテトラセンなどのTTF類、ビチ
アビラン(BTP) 、テトラフェニルビチアピランな
どのBTP類を指す。更に、トメチルツェナジラム、1
.2−ジ(N−エチル−4−ピリジニウム)エチレン(
DEPE) 、キノリニウム、トメチルアクリジニウム
などの第4級イオン性不飽和複素環式化合物、銅、銀、
鉛、ニッケル、リチウム、ナトリウム、カリウム、バリ
ウム、クロム、モリブデン、タングステン、コバルト、
鉄、アンチモン、セシウム、マグネシウムなどの電子受
容性分子と@ll塩を形成可能な金属も電子供与性成分
として使用可能である。
、アントラセン、フェナントレン、ピレン、ペリレンな
ど及びそれらの誘導体、N、N、N、N”−テトラメチ
ル−p−フェニレンジアミン(TMPD) 、ヒドロキ
ノン、ブユレン、N、N−ジメチル−α−ナフチルアミ
ン、ジアミノナフタレン、ジアミノピレン、などの単環
あるいは多環の芳香族化合物や、スチルベン、ジアミノ
スチルベンなどの芳香族環を含むπ電子共役系を有する
ものを指し、不飽和複素環式化合物とは、ピリジン、キ
ノリン、フェノチアジン、インドール、スカトール、チ
ミン、フラン、ベンゾフラン、チオフェン、セレノフェ
ンなど及びそれらの誘導体、または、それらを含むπ電
子共役系を有するものを指し、含カルコーゲン化合物と
は、テトラチアフルバレン(TTF> 、テトラセレナ
フルバレンなどのTTF類、テトラチアテトラセン(T
TT>、テトラセレナテトラセンなどのTTF類、ビチ
アビラン(BTP) 、テトラフェニルビチアピランな
どのBTP類を指す。更に、トメチルツェナジラム、1
.2−ジ(N−エチル−4−ピリジニウム)エチレン(
DEPE) 、キノリニウム、トメチルアクリジニウム
などの第4級イオン性不飽和複素環式化合物、銅、銀、
鉛、ニッケル、リチウム、ナトリウム、カリウム、バリ
ウム、クロム、モリブデン、タングステン、コバルト、
鉄、アンチモン、セシウム、マグネシウムなどの電子受
容性分子と@ll塩を形成可能な金属も電子供与性成分
として使用可能である。
他の使用可能な電子受容性成分と電子供与性成分にライ
チは、例えばJ、S、Hillerとa、 J、 ED
SteinのSYNTHESIS AND PROPE
RTIES OF 10賛−DIHENSION^[H
^TERIALS”、八NN^13 OF THE N
E!IIYORK ACADEHY OF SCIEN
CES Vol、313 DI)、25〜78゜1)I
)209〜292,1978.あるいは、W−E、Ha
tfieldHOLECtjLARHETALS”、
Plellul PreSS、 New York、
pp、15〜34.1979.あるいは、Z、 Rap
poportの”rhe Chen+istry Of
the Cyano Group。
チは、例えばJ、S、Hillerとa、 J、 ED
SteinのSYNTHESIS AND PROPE
RTIES OF 10賛−DIHENSION^[H
^TERIALS”、八NN^13 OF THE N
E!IIYORK ACADEHY OF SCIEN
CES Vol、313 DI)、25〜78゜1)I
)209〜292,1978.あるいは、W−E、Ha
tfieldHOLECtjLARHETALS”、
Plellul PreSS、 New York、
pp、15〜34.1979.あるいは、Z、 Rap
poportの”rhe Chen+istry Of
the Cyano Group。
intersc ience Pub、 、 chap
、 9. D0.423〜638.1970に詳しい。
、 9. D0.423〜638.1970に詳しい。
さらに好ましくは、両成分ともπ電子共役系を有する有
機分子であるものを用いる。そのような範貼の電子受容
性成分としては上記のうち、シアノ化合物、キノン類、
ニトロ化合物、酸無水物を用い、電子供与性成分しては
上記のうち、不飽和環式炭化水素化合物、不飽和複素環
式化合物を用いる。特に大きな光非線形性が発現される
。
機分子であるものを用いる。そのような範貼の電子受容
性成分としては上記のうち、シアノ化合物、キノン類、
ニトロ化合物、酸無水物を用い、電子供与性成分しては
上記のうち、不飽和環式炭化水素化合物、不飽和複素環
式化合物を用いる。特に大きな光非線形性が発現される
。
電子受容性成分および/または電子供与性成分を構成す
る水素の少なくとも1つが重水素化されている電荷移動
錯体は、以下に示す様な理由によって、重水素化されて
いないものに比較して、有機3次非線形光学媒質として
同等以上の有用性がある。
る水素の少なくとも1つが重水素化されている電荷移動
錯体は、以下に示す様な理由によって、重水素化されて
いないものに比較して、有機3次非線形光学媒質として
同等以上の有用性がある。
すなわち、重水素化によって、■その3次非線形光学効
果の大きさはあまり影響されず、重水素化されていない
ものと同様に使用できる、■おもに水素の伸縮振動の倍
音、結合音の長波長側(低波数側)へのシフトによって
近赤外波長領域での透明性が向上され、吸収に基づく光
学的損失が低減された、使用可能波長領域がより拡大さ
れた素材を得ることができるからである。
果の大きさはあまり影響されず、重水素化されていない
ものと同様に使用できる、■おもに水素の伸縮振動の倍
音、結合音の長波長側(低波数側)へのシフトによって
近赤外波長領域での透明性が向上され、吸収に基づく光
学的損失が低減された、使用可能波長領域がより拡大さ
れた素材を得ることができるからである。
電荷移動錯体を、有機3次非線形光学材料として実際上
使用する場合には、先にも述べたように種々の用法が可
能である。高分子固体中への結晶分散体あるいは固溶体
、アモルファス成型体、結晶などである。この様に種々
の用法が可能であるのは、材料の構造が中心対称性であ
っても3次非線形光学効果は発現するからである。
使用する場合には、先にも述べたように種々の用法が可
能である。高分子固体中への結晶分散体あるいは固溶体
、アモルファス成型体、結晶などである。この様に種々
の用法が可能であるのは、材料の構造が中心対称性であ
っても3次非線形光学効果は発現するからである。
しかしながら、光学的に均質かつ高純度である必要性と
高性能である(効果が大きい)必要性とから、最も望ま
しくは単結晶を使用する。この場合、電荷移動錯体結晶
の非線形光学効果における異方性を生かして、最大の非
線形光学効果を得ることができる。
高性能である(効果が大きい)必要性とから、最も望ま
しくは単結晶を使用する。この場合、電荷移動錯体結晶
の非線形光学効果における異方性を生かして、最大の非
線形光学効果を得ることができる。
電荷移動錯体単結晶の製造は、電子受容性成分と電子供
与性成分とから、溶液法(拡散法、濃縮法、徐冷法)や
電気化学的育成法によって行われる。
与性成分とから、溶液法(拡散法、濃縮法、徐冷法)や
電気化学的育成法によって行われる。
上記の様にして製造された電荷移動錯体単結晶は、通常
の有機結晶と同様、切削・研磨が可能であり、ざらには
溶媒に可溶性(ただし、その平衡定数に従って、電子受
容性成分および電子供与性成分への解離を伴う)であっ
て、非線形光学素子を作製する際に必要な種々の加工を
行うことができる。
の有機結晶と同様、切削・研磨が可能であり、ざらには
溶媒に可溶性(ただし、その平衡定数に従って、電子受
容性成分および電子供与性成分への解離を伴う)であっ
て、非線形光学素子を作製する際に必要な種々の加工を
行うことができる。
両成分ともπ電子共役系を有する有機分子である場合多
くの電荷移!e錯体は、分子結晶すなわち、非イオン的
電荷移動錯体となり、もっぱら交互型構造をとる。実施
例中の最も光非線形性が大きなテトラシアノエチレン(
TCNE>/ペリレン錯体および?、 7.8.8−テ
トラシアノキノジメタン(TCNQ)/ペリレン錯体が
、このような範晧の電荷移動錯体である。
くの電荷移!e錯体は、分子結晶すなわち、非イオン的
電荷移動錯体となり、もっぱら交互型構造をとる。実施
例中の最も光非線形性が大きなテトラシアノエチレン(
TCNE>/ペリレン錯体および?、 7.8.8−テ
トラシアノキノジメタン(TCNQ)/ペリレン錯体が
、このような範晧の電荷移動錯体である。
第18図中に示されるように、例えばテトラシアノエチ
レン(TCNE)/ペリレン錯体の電荷移動軸と3次光
非線形性の最大方向とは、実質的に一致している(矢印
で示した)。
レン(TCNE)/ペリレン錯体の電荷移動軸と3次光
非線形性の最大方向とは、実質的に一致している(矢印
で示した)。
前記の代表的な電子供与性成分の内、単環または多環の
芳香族化合物は、そのイオン化ポテンシャルが比較的低
く(イオン化し易い)、また、イオン化ポテンシャルを
低くするための置換基(アミノ基あるいはモノ、ジアル
キルアミノ基や、ヒドロキシル基、アルコキシ基など)
の導入が容易であり、その上、錯体形成時の分子パッキ
ングに有利な平面性に優れるものを選べるので好ましく
用いられる。例えば、ピレン、ペリレンなどの多環式芳
香族化合物は上記の要請に適合する優れた電子供与性成
分である。この範肋のピレン/9.10−フェナントレ
ンキノンは後の実施例に示されるように、優れた3次非
線形光学材料である。
芳香族化合物は、そのイオン化ポテンシャルが比較的低
く(イオン化し易い)、また、イオン化ポテンシャルを
低くするための置換基(アミノ基あるいはモノ、ジアル
キルアミノ基や、ヒドロキシル基、アルコキシ基など)
の導入が容易であり、その上、錯体形成時の分子パッキ
ングに有利な平面性に優れるものを選べるので好ましく
用いられる。例えば、ピレン、ペリレンなどの多環式芳
香族化合物は上記の要請に適合する優れた電子供与性成
分である。この範肋のピレン/9.10−フェナントレ
ンキノンは後の実施例に示されるように、優れた3次非
線形光学材料である。
前記の代表的な電子受容性成分の内、シアノ化合物、キ
ノン類など、少なくとも1つのジシアノメチレン基ある
いはキノン単位を有するものが特に好ましい。この様な
化合物は、その電子親和力が特に大きく、錯体形成時の
分子パッキングに有利な平面性に優れるからである。例
えば、TCNQ誘導体は上記の要請に適合する優れた電
子受容性成分である。
ノン類など、少なくとも1つのジシアノメチレン基ある
いはキノン単位を有するものが特に好ましい。この様な
化合物は、その電子親和力が特に大きく、錯体形成時の
分子パッキングに有利な平面性に優れるからである。例
えば、TCNQ誘導体は上記の要請に適合する優れた電
子受容性成分である。
以上の説明から容易に類推されるように、電子受容性成
分が、例えば、少なくとも1つのジシアノメチレン基を
有する化合物であり、電子供与性成分が単環あるいは多
環の芳香族系化合物である組合わせから成る電荷移動錯
体は、特に優れた有113次非線形光学材料の候補であ
る。
分が、例えば、少なくとも1つのジシアノメチレン基を
有する化合物であり、電子供与性成分が単環あるいは多
環の芳香族系化合物である組合わせから成る電荷移動錯
体は、特に優れた有113次非線形光学材料の候補であ
る。
実際、この範豹のTCNE/ペリレン錯体およびTCN
Q/ペリレン錯体は、後の実施例で示されるように、従
来に無い大きな3次非線形光学効果を示す。また、DD
Q/フェナントレン錯体も同様に大きな3次非線形光学
効果を示す。
Q/ペリレン錯体は、後の実施例で示されるように、従
来に無い大きな3次非線形光学効果を示す。また、DD
Q/フェナントレン錯体も同様に大きな3次非線形光学
効果を示す。
電荷移動錯体を含有する3次非線形光学材料を非線形光
学素子部品として用いるには、形状、大きさ、厚み、表
面平滑性の点で最低の条件を満足させなければならない
。というのは、発現される非線形光学効果の大きさは、
非線形光学材料の非線形性の大きざ、光透過性、および
有効作用長(光路長)などで決まるからである。
学素子部品として用いるには、形状、大きさ、厚み、表
面平滑性の点で最低の条件を満足させなければならない
。というのは、発現される非線形光学効果の大きさは、
非線形光学材料の非線形性の大きざ、光透過性、および
有効作用長(光路長)などで決まるからである。
本発明の非線形光学素子部品の1つの好ましい形状は、
少なくとも2つの面がある形状である。
少なくとも2つの面がある形状である。
ここで2つの面とは、実質的に光学的に平滑な面が入射
光側と出射光側に存在することをいう。さらに加えて、
面とは平面のみならず湾曲した面でも良い。これが必要
な理由は、光の散乱による損失を避けるためである。こ
の意味から好ましい非線形光学素子部品の1つの実質的
な形状は板状又は柱状である。
光側と出射光側に存在することをいう。さらに加えて、
面とは平面のみならず湾曲した面でも良い。これが必要
な理由は、光の散乱による損失を避けるためである。こ
の意味から好ましい非線形光学素子部品の1つの実質的
な形状は板状又は柱状である。
しかし、後で述べように特別な場合には入射面と出射面
が一致し、実質的には1つの面で良いこともある。
が一致し、実質的には1つの面で良いこともある。
言うまでもなく、実質的に光学的(平滑な2つの面が最
大の3次非線形感受率を示す軸と実質的(平行に形成さ
れていることが好ましい。入射光をこの面に垂直に入射
させ、反射(よる損失を最小とし、電気振動ベクトルを
3次非線形感受率の軸と一致させて最大の非線形光学効
果を得ることができるからである。
大の3次非線形感受率を示す軸と実質的(平行に形成さ
れていることが好ましい。入射光をこの面に垂直に入射
させ、反射(よる損失を最小とし、電気振動ベクトルを
3次非線形感受率の軸と一致させて最大の非線形光学効
果を得ることができるからである。
交互型構造の電荷移動錯体結晶から形成される3次非線
形光学部品では、電荷移動軸と、実質的に平行に面を設
けることが好ましい。そのような結晶では、電荷移動軸
と最大の3次非線形感受率を示す軸とは実質的に一致し
ているからである。
形光学部品では、電荷移動軸と、実質的に平行に面を設
けることが好ましい。そのような結晶では、電荷移動軸
と最大の3次非線形感受率を示す軸とは実質的に一致し
ているからである。
一方、カラム型構造の電荷移動錯体結晶から形成される
3次非線形光学部品では、電荷移動軸と実質的(垂直に
面を設けることが好ましい。そのような結晶では電荷移
動軸と最大の3次非線形感受率を示す軸とは実質的に直
交しているからである。
3次非線形光学部品では、電荷移動軸と実質的(垂直に
面を設けることが好ましい。そのような結晶では電荷移
動軸と最大の3次非線形感受率を示す軸とは実質的に直
交しているからである。
次(非線形光学素子部品の入射光側の面と出射光側の面
との距離(厚さ)が少なくとも0.05履以上であるこ
とが好ましい。その理由は、非線形光学効果を奏する光
学部品としての機能は入射光強度と光非線形性および光
路長で決まるが、実質上使用可能な光強度は限定されて
おり、実用的なレーザ光源を使用し、最も高性能のTC
NE/−ペリレン錯体を用いた場合に光路長が0.05
層以上であれば使用できるからである。
との距離(厚さ)が少なくとも0.05履以上であるこ
とが好ましい。その理由は、非線形光学効果を奏する光
学部品としての機能は入射光強度と光非線形性および光
路長で決まるが、実質上使用可能な光強度は限定されて
おり、実用的なレーザ光源を使用し、最も高性能のTC
NE/−ペリレン錯体を用いた場合に光路長が0.05
層以上であれば使用できるからである。
しかし、実用上光源への負担を軽減することを考えると
、非線形光学素子部品の2面の距w1(厚さ)は0.
IJIIll以上が好ましい。ここで距離(厚さ)とは
光路長をいう。従って光路に該当する部分以外の距離・
形状は任意の長さ・形状でよい。
、非線形光学素子部品の2面の距w1(厚さ)は0.
IJIIll以上が好ましい。ここで距離(厚さ)とは
光路長をいう。従って光路に該当する部分以外の距離・
形状は任意の長さ・形状でよい。
次に図面を用いて本発明で使用可能な非線形光学素子部
品の実IIM態様を説明する。以下の図面において、符
号4は例えば入射光側の面、符号5は出射光側の面を示
す。
品の実IIM態様を説明する。以下の図面において、符
号4は例えば入射光側の面、符号5は出射光側の面を示
す。
第5図は実質的な直方体を示す。第6図は実質的な立方
体を示す。これらの場合は任意の1対の面を入射光側と
出射光側に使うことができる。第7図は板状の形状を示
す。この場合は実質的に平行な表裏の2面を入射光側と
出射光側に使う。これら2面以外はどのような形状でも
よい(図では円板状)。第8図は柱状の素子部品を示す
。柱状の断面形状は円形、楕円形、蒲鉾形、多角形など
いかなるものでもよい。これらの場合は4と5の面を入
射光側と出射光側に使ってもよいし、胴部の側面を使用
してもよい。第9図は円柱で曲っている形状を示す。こ
のようなものでも光が透過できれば使用できる。径が小
ざい場合にはファイバーと呼ばれる形状である。第10
図はプリズム形のものを示す。この場合は光の通過する
平均的な距離が(L 0571111以上あればよい。
体を示す。これらの場合は任意の1対の面を入射光側と
出射光側に使うことができる。第7図は板状の形状を示
す。この場合は実質的に平行な表裏の2面を入射光側と
出射光側に使う。これら2面以外はどのような形状でも
よい(図では円板状)。第8図は柱状の素子部品を示す
。柱状の断面形状は円形、楕円形、蒲鉾形、多角形など
いかなるものでもよい。これらの場合は4と5の面を入
射光側と出射光側に使ってもよいし、胴部の側面を使用
してもよい。第9図は円柱で曲っている形状を示す。こ
のようなものでも光が透過できれば使用できる。径が小
ざい場合にはファイバーと呼ばれる形状である。第10
図はプリズム形のものを示す。この場合は光の通過する
平均的な距離が(L 0571111以上あればよい。
第11図は凸レンズの形状を示す。この場合は中心の距
離が0.05履以上あればよい。第12図は凹レンズの
形状を示す。第13図は実質的(は平板である形状を示
す。この特別の場合には入射面と出射面が共通の1つの
面であってもよい。プリズム6゜7はそれぞれ光の入射
と出射転用いられる。入射光は平板内を導波する。この
場合伯の使用態様としては透明フィルムの下(本発明の
素子部品を置き、プリズムを使ってこのフィルムに光を
導き、本発明の素子部品へのエバネセント波によって非
線形光学効果を生じさせるものである。
離が0.05履以上あればよい。第12図は凹レンズの
形状を示す。第13図は実質的(は平板である形状を示
す。この特別の場合には入射面と出射面が共通の1つの
面であってもよい。プリズム6゜7はそれぞれ光の入射
と出射転用いられる。入射光は平板内を導波する。この
場合伯の使用態様としては透明フィルムの下(本発明の
素子部品を置き、プリズムを使ってこのフィルムに光を
導き、本発明の素子部品へのエバネセント波によって非
線形光学効果を生じさせるものである。
以上の形状は、素子部品の全体であってもよいし、一部
に上記の形状を有していてもよい。
に上記の形状を有していてもよい。
上記いずれの場合においても好ましい形状の素子部品と
は、@造されたままの形状のもの、あるいは、製造後公
知の方法、たとえば研磨、襞間、剥離、切削などの加工
を結晶の一部または全体に施することによって得られる
形状のものを指す。
は、@造されたままの形状のもの、あるいは、製造後公
知の方法、たとえば研磨、襞間、剥離、切削などの加工
を結晶の一部または全体に施することによって得られる
形状のものを指す。
前記の3次非線形光学素子部品を構成要素として含む3
次非線形光学素子は、これまで述べてきたことから明ら
かなよう(材料が高性能であることによって、実用に供
し得る高性能3次非線形光学素子となる。
次非線形光学素子は、これまで述べてきたことから明ら
かなよう(材料が高性能であることによって、実用に供
し得る高性能3次非線形光学素子となる。
他の構成要素としては、プリズム結合器、グレーティン
グ結合器、方向性結合器、偏光子、半透過鏡(部品透過
vA)、全反射鏡など、人出射光あるいは、動作光、駆
動光を光学的に制御する光学部品があり、これらのうち
少なくとも1つと組み合わせて、3次非線形光学素子と
することが好ましい。ここで、動作光とは、信号光、駆
動光など素子を作動させるのに用いる全ての光を指し、
駆動光とは非線形光学効果を惹起させる作用を有する、
比較的強度の大きなポンプ光を指す。
グ結合器、方向性結合器、偏光子、半透過鏡(部品透過
vA)、全反射鏡など、人出射光あるいは、動作光、駆
動光を光学的に制御する光学部品があり、これらのうち
少なくとも1つと組み合わせて、3次非線形光学素子と
することが好ましい。ここで、動作光とは、信号光、駆
動光など素子を作動させるのに用いる全ての光を指し、
駆動光とは非線形光学効果を惹起させる作用を有する、
比較的強度の大きなポンプ光を指す。
さて、上記の3次非線形光学素子の有効な作動方法とし
ては、素子部品の最大の3次非線形感受率を示す軸に対
して、少なくとも1つの入射動作光の少なくとも1つの
電気振動ベクトルが、実質的に平行または斜めであるこ
と、すなわち、垂直でないことが好ましい。垂直な場合
には、効果が発現しないかあるいは最も小さくなってし
まうからである。従って、効果をより大きくできるよう
に、両者の関係は実質的に平行であることがより好まし
い。
ては、素子部品の最大の3次非線形感受率を示す軸に対
して、少なくとも1つの入射動作光の少なくとも1つの
電気振動ベクトルが、実質的に平行または斜めであるこ
と、すなわち、垂直でないことが好ましい。垂直な場合
には、効果が発現しないかあるいは最も小さくなってし
まうからである。従って、効果をより大きくできるよう
に、両者の関係は実質的に平行であることがより好まし
い。
このような動作光の電気振動ベクトルと、素子部品の最
大の3次非線形感受率を示す軸との方位関係のうち、最
も重要なのは駆動光についてである。駆動光が実質的に
平面偏波光(直線偏光)であり、その電気振動ベクトル
が素子部品の最大の3次非線形感受率を示す軸と実質的
に平行である場合、最大の非線形光学効果が得られ最も
好ましい。
大の3次非線形感受率を示す軸との方位関係のうち、最
も重要なのは駆動光についてである。駆動光が実質的に
平面偏波光(直線偏光)であり、その電気振動ベクトル
が素子部品の最大の3次非線形感受率を示す軸と実質的
に平行である場合、最大の非線形光学効果が得られ最も
好ましい。
素子部品が、交互型構造の電荷移動錯体結晶から形成さ
れている場合には、電荷移動軸と最大の3次非線形感受
率を示す軸とは実質的に一致しているので、上記の駆動
光である平面偏波光は、その電気振動ベクトルが、素子
部品の電荷移動軸と実質的に平行くなるように入射され
るのが最も好ましい。
れている場合には、電荷移動軸と最大の3次非線形感受
率を示す軸とは実質的に一致しているので、上記の駆動
光である平面偏波光は、その電気振動ベクトルが、素子
部品の電荷移動軸と実質的に平行くなるように入射され
るのが最も好ましい。
カラム型構造の電荷移動錯体結晶から素子部品が形成さ
れている場合には、電荷移動軸と最大の3次非線形感受
率を示す軸とは実質的に直交しているので、上記の駆動
光である平面偏波光は、その電気振動ベクトルが、素子
部品の電荷移動軸と実質的に直交するように入射される
のが最も好ましい。
れている場合には、電荷移動軸と最大の3次非線形感受
率を示す軸とは実質的に直交しているので、上記の駆動
光である平面偏波光は、その電気振動ベクトルが、素子
部品の電荷移動軸と実質的に直交するように入射される
のが最も好ましい。
[実施例°]
以下実施例を用いて電荷移動錯体を用いた3次非線形光
学素子部品および素子の特徴を詳しく説明するが、本発
明の効力は、それら実施例によって何ら制限を受けるも
のではない。
学素子部品および素子の特徴を詳しく説明するが、本発
明の効力は、それら実施例によって何ら制限を受けるも
のではない。
(実施例1〜26)
電荷移動錯体単結晶の製造と、それらの光非線形性の評
価について述べる。
価について述べる。
電荷移動錯体単結晶のwA造は溶液法により行った。す
なわち、電子受容性成分および電子供与性成分をそれぞ
れ適当な溶ts(テトラヒドロフラン(THE>、クロ
ロホルム、アセトニトリルなど)に溶解し、両者を混ぜ
て溶媒蒸発(より溶液を濃縮するか、あるいは徐冷する
ことによって電荷移動錯体単結晶を析出させた。用いた
溶媒は、TCNE/ペリレン錯体、CA/E)−フェニ
レンジアミン錯体およびTNF/1,5−ジアミノナフ
タレン錯体の場合には、THF/クロロホルムの混合溶
媒、TCNQ/D−フェニレンジアミン錯体の場合(は
クロロホルム、TCNQ/リチウム錯体およびTCNQ
/ナトリウム錯体の場合にはアセトニトリル、PMDA
/ピレン錯体の場合には酢酸、表1中の他の錯体の場合
にはTHFである。いずれの方法の場合にも、電荷移動
錯体の形成の良い指標である電荷移動吸収帯kよる特有
の溶液の色が観察できるような室温以下の比較的低温に
溶液温度を保って行なった。析出結晶は濾集後、エーテ
ルなどで洗浄し、乾燥させた。
なわち、電子受容性成分および電子供与性成分をそれぞ
れ適当な溶ts(テトラヒドロフラン(THE>、クロ
ロホルム、アセトニトリルなど)に溶解し、両者を混ぜ
て溶媒蒸発(より溶液を濃縮するか、あるいは徐冷する
ことによって電荷移動錯体単結晶を析出させた。用いた
溶媒は、TCNE/ペリレン錯体、CA/E)−フェニ
レンジアミン錯体およびTNF/1,5−ジアミノナフ
タレン錯体の場合には、THF/クロロホルムの混合溶
媒、TCNQ/D−フェニレンジアミン錯体の場合(は
クロロホルム、TCNQ/リチウム錯体およびTCNQ
/ナトリウム錯体の場合にはアセトニトリル、PMDA
/ピレン錯体の場合には酢酸、表1中の他の錯体の場合
にはTHFである。いずれの方法の場合にも、電荷移動
錯体の形成の良い指標である電荷移動吸収帯kよる特有
の溶液の色が観察できるような室温以下の比較的低温に
溶液温度を保って行なった。析出結晶は濾集後、エーテ
ルなどで洗浄し、乾燥させた。
乳鉢を用いて単結晶を粉砕し、ステンレス製金網によっ
て結晶粉末の粒径を選択し、S、 K、 Kurtzら
粉末法(J、Apl)lied Physics 39
,379B(116))によってSHG、THGを測定
することにより光非線形性を評価した。
て結晶粉末の粒径を選択し、S、 K、 Kurtzら
粉末法(J、Apl)lied Physics 39
,379B(116))によってSHG、THGを測定
することにより光非線形性を評価した。
光源としては、YAGレーザと色素レーザを組合わせて
得られる差周波(1,80〜2.15μTrL:波長1
.90μmの場合、平均出力密度的10!II/co!
、パルス幅約5.5nsec、繰り返し10FIZ、ピ
ーク・パワー密度的180MW/i)を用いた。
得られる差周波(1,80〜2.15μTrL:波長1
.90μmの場合、平均出力密度的10!II/co!
、パルス幅約5.5nsec、繰り返し10FIZ、ピ
ーク・パワー密度的180MW/i)を用いた。
この粉末法による評価では、既知材料との比較によって
ミそめ非線形光学効果の大きさを見積もった。この目的
の既知材料としては、2次非線形光学効果−(SHG)
についてはウレア、3次非線形光学効果(THG)につ
いてはPTSを用いた。
ミそめ非線形光学効果の大きさを見積もった。この目的
の既知材料としては、2次非線形光学効果−(SHG)
についてはウレア、3次非線形光学効果(THG)につ
いてはPTSを用いた。
PTSは、モノマ結晶を粉砕し、予め粒径を揃えた試料
を熱重合させることによって得た。
を熱重合させることによって得た。
以下、表1に比較例および実施例の試料の非線形光学効
果の測定結果をまとめる。試料の粒径は、位相整合性と
の関係で測定値に大きく影響するので、ここでは全て1
umLx下に揃えた。
果の測定結果をまとめる。試料の粒径は、位相整合性と
の関係で測定値に大きく影響するので、ここでは全て1
umLx下に揃えた。
実施例1〜26まで、種々の電子受容性成分と電子供与
性成分の組合わせから成る電荷移動錯体を掲げた。いず
れもSHG不活性でTHG活性である。この様な場合、
観測されるTHG波長の光(3ω、ωは基本波周波数)
は、SHG光と基本波との光混合(2ω+ω)過程(よ
って発生したものではなく真のTHGであって、材料の
3次光非線形性の大きざを正確に反映している。
性成分の組合わせから成る電荷移動錯体を掲げた。いず
れもSHG不活性でTHG活性である。この様な場合、
観測されるTHG波長の光(3ω、ωは基本波周波数)
は、SHG光と基本波との光混合(2ω+ω)過程(よ
って発生したものではなく真のTHGであって、材料の
3次光非線形性の大きざを正確に反映している。
ここ(掲げた電荷移動錯体単結晶は、純粋に3次光非線
形性のみを発現する非線形光学材料であって、先にも述
べたように、非線形光学素子を構成する(都合が良い。
形性のみを発現する非線形光学材料であって、先にも述
べたように、非線形光学素子を構成する(都合が良い。
実施例の内いくつかは、PTSより大きなTHGを示し
ている。例えば、実施例3のTCNE/ペリレン錯体、
実施例6のTCNQ/ペリレン錯体実施例14のPhQ
/ピレン錯体および実施例19のDDQ/フェナントレ
ン錯体はそれぞれPTSの4.1.2.4.1.3およ
び1.0倍のTHGを示している。ところが、これらの
電荷移動錯体の構成成分であるたとえばTCNE (比
較例3)、TCNQ (比較例4)およびペリレン(比
較例5)は、全く3次光非線形性を示さないか、あるい
は僅かに示す程度である。即ち、ここで観測される大き
な3次光非線形性の起源は、電荷移動状態の構造と結論
づけられる。
ている。例えば、実施例3のTCNE/ペリレン錯体、
実施例6のTCNQ/ペリレン錯体実施例14のPhQ
/ピレン錯体および実施例19のDDQ/フェナントレ
ン錯体はそれぞれPTSの4.1.2.4.1.3およ
び1.0倍のTHGを示している。ところが、これらの
電荷移動錯体の構成成分であるたとえばTCNE (比
較例3)、TCNQ (比較例4)およびペリレン(比
較例5)は、全く3次光非線形性を示さないか、あるい
は僅かに示す程度である。即ち、ここで観測される大き
な3次光非線形性の起源は、電荷移動状態の構造と結論
づけられる。
次に、PTSと、PTSより大きなTHGを示した実施
例3のTCNE/ペリレン錯体、実施例6のTCNQ/
ペリレン錯体について、観測されるTHGの大きざの粒
径依存性および波長依存性を調べた結果をそれぞれ第1
4図〜第17図に示す。
例3のTCNE/ペリレン錯体、実施例6のTCNQ/
ペリレン錯体について、観測されるTHGの大きざの粒
径依存性および波長依存性を調べた結果をそれぞれ第1
4図〜第17図に示す。
先ず、基本波波長1.90μmにて測定した第14図〜
第16図の粒径依存性の結果について述べる。いずれも
位相不整合の様子を示している。
第16図の粒径依存性の結果について述べる。いずれも
位相不整合の様子を示している。
しかし、との粒径においても、TCNE/ペリレン錯体
あるいはTCNQ/ペリレン錯体は、PTSより大きな
TI−IGを示すことが分った。即ち、3次非線形光学
材料としてTCNE/ペリレン錯体あるいはTCNQ/
ペリレン錯体は、PTSより高性能であることが確認さ
れた。
あるいはTCNQ/ペリレン錯体は、PTSより大きな
TI−IGを示すことが分った。即ち、3次非線形光学
材料としてTCNE/ペリレン錯体あるいはTCNQ/
ペリレン錯体は、PTSより高性能であることが確認さ
れた。
次に、粒径74〜105μmの試料について得られた第
17図の波長依存性の結果について述べる。TCNE/
ペリレン錯体は測定した全波長領域においてPTSより
大きなTHGを示し、TCNQ/ペリレン錯体は2.1
5μmでの測定を除いてPTSより大きなTHGを示し
、いずれもこの波長領域においては、3次非線形光学媒
質としてPTSより高性能であることが確認された。ま
た、PTS同様、使用可能な波長範囲が広いことも確認
された。
17図の波長依存性の結果について述べる。TCNE/
ペリレン錯体は測定した全波長領域においてPTSより
大きなTHGを示し、TCNQ/ペリレン錯体は2.1
5μmでの測定を除いてPTSより大きなTHGを示し
、いずれもこの波長領域においては、3次非線形光学媒
質としてPTSより高性能であることが確認された。ま
た、PTS同様、使用可能な波長範囲が広いことも確認
された。
さて、測定に供した試料が電荷移動錯体結晶であること
の確認は、以下の様にして行った。
の確認は、以下の様にして行った。
試料の一部を溶解し、シリカゲル/クロロホルム系でク
ロマトグラフィーを行った。電子受容性成分および電子
供与性成分に別れて展開され、それぞれのスポットが確
認された。
ロマトグラフィーを行った。電子受容性成分および電子
供与性成分に別れて展開され、それぞれのスポットが確
認された。
試料の赤外吸収スペクトル分析をおこなった。
電子受容性成分および電子供与性成分単独の赤外吸収ス
ペクトルのほぼ単純な重ね合せになっていることが、確
認された。
ペクトルのほぼ単純な重ね合せになっていることが、確
認された。
試料の元素(CHN)分析を行った。実施例3のTCN
E/ペリレン錯体および実施例6のTCNQ/ペリレン
錯体kついて得られた結果を表2に示す。1:1.1:
2.2:1の電子受容性成分と電子供与性成分の構成比
を持つ錯体および脱青酸を伴って生成する可能性がある
付加物を仮定した計算値と実測値を比較すると、試料は
構成比1:1の電荷移動錯体であると結論された。
E/ペリレン錯体および実施例6のTCNQ/ペリレン
錯体kついて得られた結果を表2に示す。1:1.1:
2.2:1の電子受容性成分と電子供与性成分の構成比
を持つ錯体および脱青酸を伴って生成する可能性がある
付加物を仮定した計算値と実測値を比較すると、試料は
構成比1:1の電荷移動錯体であると結論された。
※3 SHGはワレ/、l Mu)、ll 5F=u
Q%(1,U)。
Q%(1,U)。
すール ビス(p−トルエンスルホナー、4−ベンゾキ
ノン −7エニレンジアミン とする相対値。
ノン −7エニレンジアミン とする相対値。
壌工 −1
認 (q cQ
値
八Φ の
菖 −
Φ 壇工 〜ω寸−鎖elelの^ 置
冨()C%lの V璧vO=L I 、−,,
,−1−〜−I CSJl\[1Δ)ΔΔΔIΔΔΔΔΔlα) 1111 圏$ 雪m 雪量 *1; 柩= 1例27) 実施例では、先ず高純度、高品質の電荷移動錯体単結晶
の作成法と、得られた単結晶を素子部品として適当な実
質的に光学的に平滑な2面を持へ状に加工する方法につ
いて述べる。
冨()C%lの V璧vO=L I 、−,,
,−1−〜−I CSJl\[1Δ)ΔΔΔIΔΔΔΔΔlα) 1111 圏$ 雪m 雪量 *1; 柩= 1例27) 実施例では、先ず高純度、高品質の電荷移動錯体単結晶
の作成法と、得られた単結晶を素子部品として適当な実
質的に光学的に平滑な2面を持へ状に加工する方法につ
いて述べる。
荷移動錯体単結晶の作成》
)TCNE/ペリレン錯体
先ず原料であるTCNEおよびペリレンの精製−−なっ
た。
た。
リレンはテトラヒドロ7ラン/クロロホルム/ベンゼン
(1/1/1)の混合溶媒を展開液とシリカゲルクロマ
トグラフにより不純物であの多環式芳香族化合物と分離
後、ざらに、1 %J−3i0rr、350〜4QO℃
における粒状活を通しての昇華により精製した。
(1/1/1)の混合溶媒を展開液とシリカゲルクロマ
トグラフにより不純物であの多環式芳香族化合物と分離
後、ざらに、1 %J−3i0rr、350〜4QO℃
における粒状活を通しての昇華により精製した。
CNEは、10−3 torr、100〜120℃ける
粒状活性炭を通しての昇華で純品が得ら次に当モル量の
TCNEとペリレンの混合物19をクロロホルム/ジク
ロロメタン(3/1 )混合溶媒100mに少し加温し
て溶解し、放冷後1μm孔径のテフロン製メンブランフ
ィルタ−で濾過し、室温から−20℃まで約1℃/hr
の速度で徐冷した。黒紫色薄板状結晶(最大のもので5
#IIX2a*X300μ7FL(長さX@X厚ざ))
数個が得られた。F集後、エーテルで洗浄して風乾した
。
粒状活性炭を通しての昇華で純品が得ら次に当モル量の
TCNEとペリレンの混合物19をクロロホルム/ジク
ロロメタン(3/1 )混合溶媒100mに少し加温し
て溶解し、放冷後1μm孔径のテフロン製メンブランフ
ィルタ−で濾過し、室温から−20℃まで約1℃/hr
の速度で徐冷した。黒紫色薄板状結晶(最大のもので5
#IIX2a*X300μ7FL(長さX@X厚ざ))
数個が得られた。F集後、エーテルで洗浄して風乾した
。
直交ニコル下での偏光顕微鏡観察で、単結晶であること
を確認した。
を確認した。
(i )TCNQ/ペリレン錯体
TCNQは10−3 torr、220〜250℃にお
ける粒状活性炭を通しての昇華により精製した。
ける粒状活性炭を通しての昇華により精製した。
当モル量のTCNQとペリレンの混合物1gを、クロロ
ホルム250dに少し加温して溶解し、放冷後1μ雇孔
径のテフロン製メンブランフィルタ−で一過し、室温か
ら−20℃まで約0.2℃/hrの速度で徐冷した。黒
紫色の細長い板状結晶(R大のもので、3CIIX1J
Ill×400μTr1.(長さX幅X厚ざ))数本が
得られた。戸集後、エーテルで洗浄して風乾した。偏光
顕微鏡観察により単結晶であることを確認した。
ホルム250dに少し加温して溶解し、放冷後1μ雇孔
径のテフロン製メンブランフィルタ−で一過し、室温か
ら−20℃まで約0.2℃/hrの速度で徐冷した。黒
紫色の細長い板状結晶(R大のもので、3CIIX1J
Ill×400μTr1.(長さX幅X厚ざ))数本が
得られた。戸集後、エーテルで洗浄して風乾した。偏光
顕微鏡観察により単結晶であることを確認した。
(3次非線形光学素子部品への電荷移動錯体結晶の加工
) ガラス板上に水分散のダイヤモンド研磨剤を展開し、得
られた電荷移動錯体単結晶の面を研磨した。割れ易いの
で押さえつけることなくガラス面上を滑らせる感覚で研
磨した。
) ガラス板上に水分散のダイヤモンド研磨剤を展開し、得
られた電荷移動錯体単結晶の面を研磨した。割れ易いの
で押さえつけることなくガラス面上を滑らせる感覚で研
磨した。
(実施例28)
本実施例では、電荷移動錯体単結晶から得られた非線形
光学素子部品(おける最大の非線形感受率の大きさくχ
””wax)とその方位を決定する方法を、TCNE/
ペリレン錯体を例(述べる。このようにして得た最大の
非線形感受率の軸方位は、実施例29.30,31.3
2において、動作光の電気振動ベクトルの導入方−位を
決めるの(役に立つ。
光学素子部品(おける最大の非線形感受率の大きさくχ
””wax)とその方位を決定する方法を、TCNE/
ペリレン錯体を例(述べる。このようにして得た最大の
非線形感受率の軸方位は、実施例29.30,31.3
2において、動作光の電気振動ベクトルの導入方−位を
決めるの(役に立つ。
3次非線形感受率の大きさとその最大値方位は、レーザ
偏波面(電気振動ベクトル)に対して素子部品が示す第
3高調波(THG光)強度を測定し、同時に測定した非
線形感受率の大きさとその方位が既知である媒質と比較
することにより決定した。
偏波面(電気振動ベクトル)に対して素子部品が示す第
3高調波(THG光)強度を測定し、同時に測定した非
線形感受率の大きさとその方位が既知である媒質と比較
することにより決定した。
ここでは既知媒質として等方性の石英ガラスを用いた。
ガラス基板上の極薄研磨電荷移動錯体結晶をゴニオメー
タにセットし、入射レーザパルス光の軸と垂直な軸の回
りに結晶を回転させ、レーザ入射角と観測THG光強度
の関係を求める。この操作を入射レーザパルス光と結晶
面とのなすあおり”角度、あるいは、レーザ偏波面と結
晶方位(ここでは結晶の任意の辺を基準とした)のなす
角度を順次変化させ、くり返した。すなわち、いわゆる
THG−メーカフリンジ法を用いた(測定原理について
は、文献エレクトロニクス レターズ(Eiectro
n、Lett、)vo123、NO11,595(19
87)に詳しい。)。
タにセットし、入射レーザパルス光の軸と垂直な軸の回
りに結晶を回転させ、レーザ入射角と観測THG光強度
の関係を求める。この操作を入射レーザパルス光と結晶
面とのなすあおり”角度、あるいは、レーザ偏波面と結
晶方位(ここでは結晶の任意の辺を基準とした)のなす
角度を順次変化させ、くり返した。すなわち、いわゆる
THG−メーカフリンジ法を用いた(測定原理について
は、文献エレクトロニクス レターズ(Eiectro
n、Lett、)vo123、NO11,595(19
87)に詳しい。)。
その結果、たとえばTCNE/ペリレン錯体結晶の場合
には、得られた薄板状結晶の広い結晶面(100)上、
幅方向に、すなわち結晶す軸(電荷移動軸方向)に一致
して最大の非線形感受率が存在し、その値として測定波
長1.9μm(非共鳴波長領域)で1(3)=2.8x
10 10esuが得られた。これを非線形屈折率に
換算してn2=5−6X 10−12 (W/ci)
の値を得た。
には、得られた薄板状結晶の広い結晶面(100)上、
幅方向に、すなわち結晶す軸(電荷移動軸方向)に一致
して最大の非線形感受率が存在し、その値として測定波
長1.9μm(非共鳴波長領域)で1(3)=2.8x
10 10esuが得られた。これを非線形屈折率に
換算してn2=5−6X 10−12 (W/ci)
の値を得た。
第18図に、結晶構造と光非線形性の方位関係を図示し
た。この方向に垂直な他の2方向では、17100以下
のχ(3)の値が得られるのみであった。
た。この方向に垂直な他の2方向では、17100以下
のχ(3)の値が得られるのみであった。
TCNQ/ペリレン錯体結晶の値としては同じく1.9
μTrL(非共鳴波長領域)では最大値蝉3)=l
9X10 111esu 、nz=3− 3X10
” (W/a+f) −がそれぞれ得られた。
μTrL(非共鳴波長領域)では最大値蝉3)=l
9X10 111esu 、nz=3− 3X10
” (W/a+f) −がそれぞれ得られた。
一般にミ1つの非線形光学材料について見ると、共鳴波
長領域で得られるχ(3)の値は非共鳴波長領域で得ら
れる値に比較して非常に大きい。既に述べたように、T
CNE/ペリレン錯体あるいはTCNQ/ペリレン錯体
結晶と全く同様の測定方法によって、我々は、PTSの
共鳴波長領域での1 の値として、1 x 10” e
suを得ている。
長領域で得られるχ(3)の値は非共鳴波長領域で得ら
れる値に比較して非常に大きい。既に述べたように、T
CNE/ペリレン錯体あるいはTCNQ/ペリレン錯体
結晶と全く同様の測定方法によって、我々は、PTSの
共鳴波長領域での1 の値として、1 x 10” e
suを得ている。
従って、上記2つの電荷移動錯体結晶から成る非線形光
学素子部品は、PTSから成るものより更に高性能であ
ることが結論できる。
学素子部品は、PTSから成るものより更に高性能であ
ることが結論できる。
(実施例29)
第1図(a)は本発明の3次非線形光学素子の実施例を
説明する図であって、図中符号11は前記実施例27k
おいて作成した2つの実質的に光学的に平滑な面を持つ
TCNE/ペリレン錯体単一結晶非線形光学素子部品、
12および12′は入力光を約90%反射し、残りを透
過させる誘電体−多層蒸着膜ミラーであり、これらを対
向配置させて外部光共振器を構成している。これを動作
させる(は、従来例(第4図)と同様、入力光波長を僅
か変化させるか、あるいは共振器長(ミラー間隔)を僅
か変化させて共振条件を調整すれば良い。
説明する図であって、図中符号11は前記実施例27k
おいて作成した2つの実質的に光学的に平滑な面を持つ
TCNE/ペリレン錯体単一結晶非線形光学素子部品、
12および12′は入力光を約90%反射し、残りを透
過させる誘電体−多層蒸着膜ミラーであり、これらを対
向配置させて外部光共振器を構成している。これを動作
させる(は、従来例(第4図)と同様、入力光波長を僅
か変化させるか、あるいは共振器長(ミラー間隔)を僅
か変化させて共振条件を調整すれば良い。
本実施例の場合にはNd3+−YAGレーザからの1.
064μmの光を駆動光(ポンプ光)と信号光を兼ねた
入力光として使用したので、調整は共振器長を変化させ
る方法に依った。入力光強度Piと出力光強度Ptとの
間には第1図(b)(C)で示したようなリミッタ動作
および双安定動作が得られた。
064μmの光を駆動光(ポンプ光)と信号光を兼ねた
入力光として使用したので、調整は共振器長を変化させ
る方法に依った。入力光強度Piと出力光強度Ptとの
間には第1図(b)(C)で示したようなリミッタ動作
および双安定動作が得られた。
動作に必要な最小入力光強度(pHl!n)は解析的に
、 P i ” 〜(Kλ)/(nzll>(但し、λは光
の波長、aは光路長、K(〜o、ooi>は鏡の反射率
と共振器長調整で決まる係数)で与えられるが、本実施
例ではλ=1.064μ計n=0.3履であるからPi
”n=1.IX10W/mで−ある。
、 P i ” 〜(Kλ)/(nzll>(但し、λは光
の波長、aは光路長、K(〜o、ooi>は鏡の反射率
と共振器長調整で決まる係数)で与えられるが、本実施
例ではλ=1.064μ計n=0.3履であるからPi
”n=1.IX10W/mで−ある。
実効出力30mW、発振波長0.83μmの半導体レー
ザを光源とする場合、ビーム径を1μmまで絞り込むと
、光強度は3.8X10W/iと計算され、この波長に
おける上記非線形光学素子のpHllnの値より充分大
きいと予測され、本非線形光学素子は半導体レーザを光
源とした場合にも動作可能であることが判明した。
−また、この材料の非線形屈折率の起源は、純粋
に電子分極の寄与による非共鳴効果(吸収を伴なわない
)であって、応答時間は、τ−19−14sec程度の
極めて高速と推定される。これを励起子が光吸収(伴っ
て励起されることによる吸収非線形効果に基づ<GaA
s−GaAfLAs超格子結晶)4 X 10−85e
C、あるいは、光電場(応じた分子の回転緩和が起こる
こと(よる分子回転非線形(カー)効果に基づく非線形
液体CS2の10″″11〜10−12sec程度の応
答時間と比較すると桁這いに高速であることが理解で、
きる。
ザを光源とする場合、ビーム径を1μmまで絞り込むと
、光強度は3.8X10W/iと計算され、この波長に
おける上記非線形光学素子のpHllnの値より充分大
きいと予測され、本非線形光学素子は半導体レーザを光
源とした場合にも動作可能であることが判明した。
−また、この材料の非線形屈折率の起源は、純粋
に電子分極の寄与による非共鳴効果(吸収を伴なわない
)であって、応答時間は、τ−19−14sec程度の
極めて高速と推定される。これを励起子が光吸収(伴っ
て励起されることによる吸収非線形効果に基づ<GaA
s−GaAfLAs超格子結晶)4 X 10−85e
C、あるいは、光電場(応じた分子の回転緩和が起こる
こと(よる分子回転非線形(カー)効果に基づく非線形
液体CS2の10″″11〜10−12sec程度の応
答時間と比較すると桁這いに高速であることが理解で、
きる。
但し、素子としての応答時間は、この媒質応答時間τと
共振器内光子寿命tpとの大きい方の値で決まり、 tD=−10p/ (CflnR) (但し、αOpは共振器の光学長、Cは光速、Rはミラ
ーの反射率)から計算されるIOが6×10−11se
c!=Wられ、tp> rなノテ、コ(7)W/iが素
子の応答時間となる。本実施例においては、応答時間は
1〇−謬secより短かいことが確認された。
共振器内光子寿命tpとの大きい方の値で決まり、 tD=−10p/ (CflnR) (但し、αOpは共振器の光学長、Cは光速、Rはミラ
ーの反射率)から計算されるIOが6×10−11se
c!=Wられ、tp> rなノテ、コ(7)W/iが素
子の応答時間となる。本実施例においては、応答時間は
1〇−謬secより短かいことが確認された。
(実施例30)
TCNQ/ペリレン錯体単結晶素子部品を用いた他は、
実施例4と同様にして構成した非線形光学素子の動作を
Nd3”−YAGレーザを光源として確認した。TCN
E/ペリレン錯体結晶を非線形光学素子部品として用い
て得られた第1図(b)(C)で示したと同様のリミッ
タ動作および双安定動作を確認した。
実施例4と同様にして構成した非線形光学素子の動作を
Nd3”−YAGレーザを光源として確認した。TCN
E/ペリレン錯体結晶を非線形光学素子部品として用い
て得られた第1図(b)(C)で示したと同様のリミッ
タ動作および双安定動作を確認した。
(実施例31)
第2図は、光制御光スイッチの実施例を説明する図であ
る。図中符号21と21−は互いに偏光軸が直交するよ
う配置された2枚の偏光子を示すもので、これら偏光子
21.21−は直交偏光子系を構成している。符号11
は実施例2にて得られたTCNE/ペリレン錯体単結晶
素子部品である。この構成においては、駆動光(ポンプ
光)であるゲートパルス光P9が入射している間だけ偏
光子21を通過した。信号光である直線偏光が、非線形
屈折率媒質11の屈折率変化によって偏光角の回転を受
け、偏光子21−を通過する。すなわら入射ゲート光に
よって光スイッチされる。
る。図中符号21と21−は互いに偏光軸が直交するよ
う配置された2枚の偏光子を示すもので、これら偏光子
21.21−は直交偏光子系を構成している。符号11
は実施例2にて得られたTCNE/ペリレン錯体単結晶
素子部品である。この構成においては、駆動光(ポンプ
光)であるゲートパルス光P9が入射している間だけ偏
光子21を通過した。信号光である直線偏光が、非線形
屈折率媒質11の屈折率変化によって偏光角の回転を受
け、偏光子21−を通過する。すなわら入射ゲート光に
よって光スイッチされる。
本素子においても、使用可能波長範囲、応答時間、およ
び動作入力光強度(ゲートパルス光)の値は重要である
が、−使用可能波長範囲および応答時間について極めて
優れていることは実施例29、30より明らかであって
更めて説明するまでもない。
び動作入力光強度(ゲートパルス光)の値は重要である
が、−使用可能波長範囲および応答時間について極めて
優れていることは実施例29、30より明らかであって
更めて説明するまでもない。
必要なゲートパルス光強度(Pπ/2)は解析的に
P匹=λ/(2・nzD、)
で与えられ、本実施例ではλ=1064μm、1=0.
3#II11であるから、P =3.2X108W/
ctAと求められた。実際には、これより低いゲートパ
ルス光強度においても、透過率Tが、の式に従うので、
ビーム径を絞込んだ半導体レーザ光によっても動作可能
であることがわかった。
3#II11であるから、P =3.2X108W/
ctAと求められた。実際には、これより低いゲートパ
ルス光強度においても、透過率Tが、の式に従うので、
ビーム径を絞込んだ半導体レーザ光によっても動作可能
であることがわかった。
(実施例32)
第3図は、位相共役波発生素子の実施例を説明する図で
ある。図中符号31と31−は半透過鏡(部分透過鏡)
、32は全反射鏡、11は実施例27にて得られたTC
NE/ペリレン錯体単結晶非線形光学素子部品である。
ある。図中符号31と31−は半透過鏡(部分透過鏡)
、32は全反射鏡、11は実施例27にて得られたTC
NE/ペリレン錯体単結晶非線形光学素子部品である。
全反射鏡32は入力光Piに対して直角に配置されてい
る。この構成は縮退4光波混合と呼ばれる光学配置であ
って、非線形屈折率をもつ部品に、A1、A2(A1と
反対方向)、Ap(傾入射)の3つの光波(ここでA1
、A2は駆動光(ポンプ光)、Apは10−ブ光)が入
射すると、ADに対して空間位相項のみが共役である第
4の光波(AC)が発生する。
る。この構成は縮退4光波混合と呼ばれる光学配置であ
って、非線形屈折率をもつ部品に、A1、A2(A1と
反対方向)、Ap(傾入射)の3つの光波(ここでA1
、A2は駆動光(ポンプ光)、Apは10−ブ光)が入
射すると、ADに対して空間位相項のみが共役である第
4の光波(AC)が発生する。
この位相共役波は画像情報処理技術における像修正や、
実時間ホログラフィなどの有効な手段として注目されて
いる(応用については、文献オー・プラス・イー(Of
)iusE > 3月号、P73 (1982)参照)
。
実時間ホログラフィなどの有効な手段として注目されて
いる(応用については、文献オー・プラス・イー(Of
)iusE > 3月号、P73 (1982)参照)
。
本実施例においても素子の高速応答性、および低動作入
力光強度が確認できた。
力光強度が確認できた。
[発明の効果]
本発明によれば、光双安定素子、光スイッチ、あるいは
位相共役波発生素子など光情報処理あるいは光通信分野
で重要な非線形光学素子を、極めて応答速度が大きく、
かつ大きな非線形光学効果(非線形屈折率)を持つ電荷
移動錯体系材料から成る非線形光学素子部品を用いて構
成することによって、従来の非線形光学液体や半導体超
格子結晶を用いたものと比較して波長依存性、応答時間
、動作に必要な入力光強度の点で格段に優れたものとす
ることが出来、現存の半導体レーザを光源として作動さ
せ得るという実用的価値のあるものとすることが出来る
。
位相共役波発生素子など光情報処理あるいは光通信分野
で重要な非線形光学素子を、極めて応答速度が大きく、
かつ大きな非線形光学効果(非線形屈折率)を持つ電荷
移動錯体系材料から成る非線形光学素子部品を用いて構
成することによって、従来の非線形光学液体や半導体超
格子結晶を用いたものと比較して波長依存性、応答時間
、動作に必要な入力光強度の点で格段に優れたものとす
ることが出来、現存の半導体レーザを光源として作動さ
せ得るという実用的価値のあるものとすることが出来る
。
第1図は光双安定素子の構成(a)および動作特性((
b):リミッタ動作、(C):双安定動作)を示す図で
あり、図中の矢印はPiの増加時、および減少時のPt
の特性を表わす経路を示す。 第2図は、光iIIIIl光スイッチの構成を示す図、
第3図は位相共役波発生素子を示す図、第4図は光双安
定素子の従来構成例である。 第5図〜第13図は本発明で使用される3次線形光学素
子部品の実施モデルを示すものである。 第5図は実質的な直方体を示す。第6図は実質的な立方
体を示す。第7図は板状の形状を示す。第8図は柱状の
素子部品を示す。柱状の断面形状は円形、楕円形、蒲鉾
形、多角形などいかなるものでもよい。第9図は円柱で
曲っている形状あるいはファイバーを示す。第10図は
プリズム形のものを示す。第11図は凸レンズの形状を
示す。第12図は凹ンズの形状を示す。第13図は実質
的に平板の形状とプリズムによる導波を示す。 第14図は、PTSについて、観測されるTHGの大き
さの粒径依存性を調べた結果を示す。基本波波長1.9
0μmにて測定した。 第15図は、TCNE/ペリレン錯体結晶について、観
測されるTHGの大きざの粒径依存性を調べた結果を示
す。基本波波長1.90μmにて測定した。 第16図は、TCNQ/ペリレン錯体結晶について、観
測されるTHGの大きさの粒径依存性を調べた結果を示
す。基本波波長1.90μmにて測定した。 第17図は、PTS (3) 、TCNE/ペリレン錯
体(1)およびTCNQ/ペリレン錯体(2)について
、観測されるTHGの大きさの波長依存性を調べた結果
を示す。粒径74〜105μmの試料を用いた。 第18図は、TCNE/ペリレン錯体結晶の交互型構造
を示す。TCNEとペリレンとは、そのπ共役面を向い
合わせて交互に配置されており、この方向が電荷移動軸
(b軸)であって、3次非線形感受率の最大方向と一致
する。 4・・・入射光側の面、5・・・出射光側の面、6・・
一人射光側のプリズム、7・・・出射光側のプリズム、
11−・・非線形光学素子部品、12.12−−−−
(外部)誘電体多層蒸着膜ミラー、Pi・・・入力光、
pt・・・出力光、、21.21−・・・偏光子(直交
偏光子系を栴成している)、Pa・・・ゲートパルス光
、31131−−−一半透過鏡、32・・・全反射鏡、
42.42−・・・誘電体蒸着ミラー(反射率約90%
)。
b):リミッタ動作、(C):双安定動作)を示す図で
あり、図中の矢印はPiの増加時、および減少時のPt
の特性を表わす経路を示す。 第2図は、光iIIIIl光スイッチの構成を示す図、
第3図は位相共役波発生素子を示す図、第4図は光双安
定素子の従来構成例である。 第5図〜第13図は本発明で使用される3次線形光学素
子部品の実施モデルを示すものである。 第5図は実質的な直方体を示す。第6図は実質的な立方
体を示す。第7図は板状の形状を示す。第8図は柱状の
素子部品を示す。柱状の断面形状は円形、楕円形、蒲鉾
形、多角形などいかなるものでもよい。第9図は円柱で
曲っている形状あるいはファイバーを示す。第10図は
プリズム形のものを示す。第11図は凸レンズの形状を
示す。第12図は凹ンズの形状を示す。第13図は実質
的に平板の形状とプリズムによる導波を示す。 第14図は、PTSについて、観測されるTHGの大き
さの粒径依存性を調べた結果を示す。基本波波長1.9
0μmにて測定した。 第15図は、TCNE/ペリレン錯体結晶について、観
測されるTHGの大きざの粒径依存性を調べた結果を示
す。基本波波長1.90μmにて測定した。 第16図は、TCNQ/ペリレン錯体結晶について、観
測されるTHGの大きさの粒径依存性を調べた結果を示
す。基本波波長1.90μmにて測定した。 第17図は、PTS (3) 、TCNE/ペリレン錯
体(1)およびTCNQ/ペリレン錯体(2)について
、観測されるTHGの大きさの波長依存性を調べた結果
を示す。粒径74〜105μmの試料を用いた。 第18図は、TCNE/ペリレン錯体結晶の交互型構造
を示す。TCNEとペリレンとは、そのπ共役面を向い
合わせて交互に配置されており、この方向が電荷移動軸
(b軸)であって、3次非線形感受率の最大方向と一致
する。 4・・・入射光側の面、5・・・出射光側の面、6・・
一人射光側のプリズム、7・・・出射光側のプリズム、
11−・・非線形光学素子部品、12.12−−−−
(外部)誘電体多層蒸着膜ミラー、Pi・・・入力光、
pt・・・出力光、、21.21−・・・偏光子(直交
偏光子系を栴成している)、Pa・・・ゲートパルス光
、31131−−−一半透過鏡、32・・・全反射鏡、
42.42−・・・誘電体蒸着ミラー(反射率約90%
)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも一方の成分はπ電子共役系を有する有
機分子であるよう下記群からそれぞれ1つ選ばれる電子
受容性成分と電子供与性成分とを含み、基底状態で形成
される電荷移動錯体を含有することを特徴とする3次非
線形光学材料。 (電子受容性成分) シアノ化合物、キノン類、ニトロ化合物、酸無水物、ハ
ロゲンおよびハロゲン化炭素 (電子供与性成分) 不飽和環式炭化水素化合物、不飽和複素環式化合物、含
カルコーゲン化合物、第4級イオン性不飽和複素環式化
合物、金属 (2)下記群からそれぞれ1つ選ばれ、ともにπ電子共
役系を有する有機分子である電子受容性成分と電子供与
性成分から形成される電荷移動錯体を含有することを特
徴とする第(1)項記載の3次非線形光学材料。 (電子受容性成分) シアノ化合物、キノン類、ニトロ化合物、酸無水物 (電子供与性成分) 不飽和環式炭化水素化合物、不飽和複素環式化合物、 (3)電子受容性成分および/または電子供与性成分を
構成する水素のうち少なくとも1つが重水素化されてい
ることを特徴とする第(1)項または第(2)項記載の
3次非線形光学材料。 (4)電荷移動錯体の単結晶であることを特徴とする第
(1)項または第(2)項記載の3次非線形光学材料。 (5)電荷移動錯体結晶の構造が、電子受容性成分と電
子供与性成分が交互に積重なつた交互型構造であること
を特徴とする第(4)項記載の3次非線形光学材料。 (6)電子供与性成分が単環または多環の芳香族化合物
であることを特徴とする第(1)項または第(2)項記
載の3次非線形光学材料。 (7)電子受容性成分が9,10−フェナントレンキノ
ンであり、電子供与性成分がピレンであることを特徴と
する第(6)項記載の3次非線形光学材料。 (8)電子受容性成分が少なくとも1つのジシアノメチ
レン基を有するシアノ化合物であることを特徴とする第
(1)項または第(2)項記載の3次非線形光学材料。 (9)電子受容性成分が少なくとも1つのジシアノメチ
レン基を有するシアノ化合物であり、かつ、電子供与性
成分が単環または多環の芳香族化合物であることを特徴
とする第(1)項または第(2)項記載の3次非線形光
学材料。 (10)電子受容性成分が2,3−ジクロロ−5,6−
ジシアノ−1,4−ベンゾキノンであり、電子供与性成
分がフェナントレンであることを特徴とする第(9)項
記載の3次非線形光学材料。 (11)電子受容性成分がテトラシアノエチレンであり
、電子供与性成分がペリレンであることを特徴とする第
(9)項記載の3次非線形光学材料。 (12)電子受容性成分が7,7,8,8−テトラシア
ノキノジメタンであり、電子供与性成分がペリレンであ
ることを特徴とする第(9)項記載の3次非線形光学材
料。 (13)第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4
)項または第(5)項記載の3次非線形光学材料から成
り、少なくとも2つの実質的に光学的に平滑な面が形成
されていることを特徴とする3次非線形光学素子部品。 (14)実質的に光学的に平滑な2つの面が、最大の3
次非線形感受率を示す軸と実質的に平行に形成されてい
ることを特徴とする第(13)項記載の3次非線形光学
素子部品。(15)実質的に光学的に平滑な2つの面が
、電荷移動錯体単結晶の電荷移動軸と実質的に平行に形
成されていることを特徴とする第(5)項記載の材料か
ら成る第(13)項記載の3次非線形光学素子部品。 (16)光の入射から出射までの距離である光路長が、
実質的に0.05mm以上であることを特徴とする第(
13)項記載の3次非線形光学素子部品。 (17)第(13)項記載の3次非線形光学素子部品を
構成要素として含むことを特徴とする3次非線形光学素
子。 (18)第(13)項記載の3次非線形光学素子部品と
、下記群から選ばれる少なくとも1つの光学部品とを構
成要素として含むことを特徴とする第(17)項記載の
3次非線形光学素子。 (光学部品) プリズム結合器、グレーティング結合器、方向性結合器
、偏光子、半透過鏡、全反射鏡(19)第(17)項記
載の3次非線形光学素子の素子部品の最大の3次非線形
感受率を示す軸に対して、少なくとも1つの入射動作光
の少なくとも1つの電気振動ベクトルが実質的に平行ま
たは斜めであることを特徴とする3次非線形光学素子の
作動方法。 (20)素子部品の最大の3次非線形感受率を示す軸と
、少なくとも1つの入射動作光の少なくとも1つの電気
振動ベクトルが実質的に平行であることを特徴とする第
(19)項記載の3次非線形光学素子の作動方法。 (21)少なくとも1つの入射駆動光が実質的に平面偏
波光であり、その電気振動ベクトルが素子部品の最大の
3次非線形感受率を示す軸と実質的に平行であることを
特徴とする第(20)項記載の3次非線形光学素子の作
動方法。 (22)少なくとも1つの入射駆動光が実質的に平面偏
波光であり、その電気振動ベクトルが素子部品の電荷移
動軸と実質的に平行であることを特徴とする第(5)項
記載の材料から成る第(13)項記載の素子部品を構成
要素として含む第(21)項記載の3次非線形光学素子
の作動方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-189830 | 1987-07-29 | ||
| JP18983087 | 1987-07-29 | ||
| JP63-36294 | 1988-02-18 | ||
| JP3629488 | 1988-02-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0227A true JPH0227A (ja) | 1990-01-05 |
| JP2676379B2 JP2676379B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=26375330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63189391A Expired - Lifetime JP2676379B2 (ja) | 1987-07-29 | 1988-07-28 | 3次非線形光学材料および素子 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5290485A (ja) |
| EP (1) | EP0301551B1 (ja) |
| JP (1) | JP2676379B2 (ja) |
| DE (1) | DE3878772T2 (ja) |
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| KR100813442B1 (ko) * | 2006-09-30 | 2008-03-17 | 대한민국 | 묘삼 이식기 |
| EP2639618A1 (en) | 2012-03-14 | 2013-09-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Primary mirror support structure and telescope unit |
| KR20170000919U (ko) | 2015-09-02 | 2017-03-10 | 권영선 | 콤비블라인드의 상부커버 |
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