JPH0228314Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0228314Y2 JPH0228314Y2 JP1983123291U JP12329183U JPH0228314Y2 JP H0228314 Y2 JPH0228314 Y2 JP H0228314Y2 JP 1983123291 U JP1983123291 U JP 1983123291U JP 12329183 U JP12329183 U JP 12329183U JP H0228314 Y2 JPH0228314 Y2 JP H0228314Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cryogenic
- tube
- insertion tube
- vacuum insulated
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、極低温管継手に係り、特に液体ヘリ
ウム等の極低温流体を移送するのに好適な極低温
管継手に関するものである。
ウム等の極低温流体を移送するのに好適な極低温
管継手に関するものである。
ヘリウム移送管などの極低温装置においては、
管と機器あるいは管と管をつなぐ必要が生じる。
従来用いられている管継手構造の一例を第1図に
示す。第1図において、1は外管、2は外管1に
固着されたスリーブで外周にOリング5が取り付
けられている。外管1の先端には金具3が固着さ
れ、該金具3にはパツキン4が取り付けられてい
る。6は挿入管、7は挿入管6に固着されている
金具、9は同様に挿入管6に固着された受けであ
る。8はヘリウム移送管全体を挿入管6に固定す
るためのナツト、10は内管で先端は金具3に固
着されている。11は挿入管6を固着する取付板
である。なお、取付板11は、この場合、図示を
省略しているが真空断熱容器の一部を示してい
る。
管と機器あるいは管と管をつなぐ必要が生じる。
従来用いられている管継手構造の一例を第1図に
示す。第1図において、1は外管、2は外管1に
固着されたスリーブで外周にOリング5が取り付
けられている。外管1の先端には金具3が固着さ
れ、該金具3にはパツキン4が取り付けられてい
る。6は挿入管、7は挿入管6に固着されている
金具、9は同様に挿入管6に固着された受けであ
る。8はヘリウム移送管全体を挿入管6に固定す
るためのナツト、10は内管で先端は金具3に固
着されている。11は挿入管6を固着する取付板
である。なお、取付板11は、この場合、図示を
省略しているが真空断熱容器の一部を示してい
る。
以上の構成において、各部の役割を説明する。
内管10の内部は液体ヘリウムなどの極低温流体
が流れる。外管1と内管10とのすきま12は断
熱のため高真空雰囲気となつている。金具7とナ
ツト8のねじ部をかみ合わせることにより、スリ
ーブ2すなわち外管1などのヘリウム移送管全体
を挿入管6の内へ押し込むことにより、その結果
としてパツキン4は受け9のテーパ部に押し付け
られる。したがつて、内管10の中の極低温流体
が外管1と挿入管6のすきま13にはいりこむの
を防いで、熱損失防止に効果がある。Oリング5
は、大気などがすきま13に侵入することによる
熱損失や氷結などの悪影響に対し有効である。な
お、すきま13の雰囲気は、移送管を組立時ナツ
ト8をゆるめてわずかにパッキン4を浮かし、内
管10の中と同じ流体に置換することが一般に行
なわれる。
内管10の内部は液体ヘリウムなどの極低温流体
が流れる。外管1と内管10とのすきま12は断
熱のため高真空雰囲気となつている。金具7とナ
ツト8のねじ部をかみ合わせることにより、スリ
ーブ2すなわち外管1などのヘリウム移送管全体
を挿入管6の内へ押し込むことにより、その結果
としてパツキン4は受け9のテーパ部に押し付け
られる。したがつて、内管10の中の極低温流体
が外管1と挿入管6のすきま13にはいりこむの
を防いで、熱損失防止に効果がある。Oリング5
は、大気などがすきま13に侵入することによる
熱損失や氷結などの悪影響に対し有効である。な
お、すきま13の雰囲気は、移送管を組立時ナツ
ト8をゆるめてわずかにパッキン4を浮かし、内
管10の中と同じ流体に置換することが一般に行
なわれる。
ところで、この構造には次のような欠点があつ
た。外管1は先端が極低温でスリーブ2との固着
部が常温となつている。また、挿入管6も同じよ
うな温度勾配となつている。したがつて、外管1
と挿入管6は常温から熱伝導による熱損失があ
る。
た。外管1は先端が極低温でスリーブ2との固着
部が常温となつている。また、挿入管6も同じよ
うな温度勾配となつている。したがつて、外管1
と挿入管6は常温から熱伝導による熱損失があ
る。
次のような仮定のもとで前記の熱損失を試算し
てみる。外管1の外径を14mm、肉厚を0.5mm、挿
入管6の外径を20mm、肉厚を0.5mm、外管1、挿
入管6の両方とも長さを300mmでステンレス鋼と
する。熱電導による熱損失は次の(1)式より求ま
る。
てみる。外管1の外径を14mm、肉厚を0.5mm、挿
入管6の外径を20mm、肉厚を0.5mm、外管1、挿
入管6の両方とも長さを300mmでステンレス鋼と
する。熱電導による熱損失は次の(1)式より求ま
る。
Q=a/l∫t2 t1λdt ……(1)
ここでQ:熱伝導による熱損失〔W〕
l:部材の長さ 〔cm〕
a:部材の断面積 〔cm2〕
λ:部材の熱伝導率 〔W/cm・K〕
t1:部材の係温端温度 〔K〕
t2:部材の高温端温度 〔K〕
t1が4.2K、t2が300Kとすると、熱損失は外管1
で約0.22W,挿入管6で約0.31W,合計で約
0.53Wとなり、挿入管6は合計約0.53Wの58%を
占めることになる。温度4.2K付近における0.31W
の寒冷を得るには、少なくとも1500倍以上すなわ
ち465W以上のエネルギーが必要となろう。
で約0.22W,挿入管6で約0.31W,合計で約
0.53Wとなり、挿入管6は合計約0.53Wの58%を
占めることになる。温度4.2K付近における0.31W
の寒冷を得るには、少なくとも1500倍以上すなわ
ち465W以上のエネルギーが必要となろう。
一つの極低温装置には上記のような移送管継手
が多数必要とされ、その熱損失も相当な量にのぼ
ることが予想される。
が多数必要とされ、その熱損失も相当な量にのぼ
ることが予想される。
このように、従来の構造、すなわち、継手部の
挿入長さ、この場合、300mmのように短くしたも
のでは、挿入管6の熱伝導による熱損失が低減で
きないという問題があつた。なお、移送用管継手
の熱伝導による熱損失を低減するには、継手部の
長さを相当長くすれば良いが、構造上やその他の
理由によりあまり長くすることはできない。
挿入長さ、この場合、300mmのように短くしたも
のでは、挿入管6の熱伝導による熱損失が低減で
きないという問題があつた。なお、移送用管継手
の熱伝導による熱損失を低減するには、継手部の
長さを相当長くすれば良いが、構造上やその他の
理由によりあまり長くすることはできない。
本考案の目的は、継手長さの短いものにおいて
も、外部からの熱侵入による熱損失を低減できる
極低温管継手を提供することにある。
も、外部からの熱侵入による熱損失を低減できる
極低温管継手を提供することにある。
本考案は、極低温真空断熱移送管と真空断熱容
器とを接続するバイオネツト方式の極低温管継手
において、極低温真空断熱移送管の雄継手が挿入
される真空断熱容器の内部から外部に突出させて
設けた挿入管の内部部分の中間部に、極低温真空
断熱移送管で移送する極低温流体より温度の高い
低温媒体を流通させる流路を設けることにより、
継手長さの短い極低温管継手でも中間部で外部か
らの熱侵入を防いで、極低温流体の熱損失を低減
できるようにしたものである。
器とを接続するバイオネツト方式の極低温管継手
において、極低温真空断熱移送管の雄継手が挿入
される真空断熱容器の内部から外部に突出させて
設けた挿入管の内部部分の中間部に、極低温真空
断熱移送管で移送する極低温流体より温度の高い
低温媒体を流通させる流路を設けることにより、
継手長さの短い極低温管継手でも中間部で外部か
らの熱侵入を防いで、極低温流体の熱損失を低減
できるようにしたものである。
本考案の一実施例を第2図により説明する。第
2図中で第1図と同じ符号は同一部品であり、説
明を省略する。
2図中で第1図と同じ符号は同一部品であり、説
明を省略する。
14は挿入管6に設けたジヤケツト、15は冷
媒入口、16は冷媒出口である。
媒入口、16は冷媒出口である。
以上の構成において、挿入管6の中間をジヤケ
ツト14の内部に流す冷媒により、冷媒を流さな
い時よりも充分低い温度に保つ。このようにして
前記と同じ計算方法で挿入管6の熱伝導による熱
損失を求める。この場合、挿入管6のジヤケツト
14による冷却点は、常温端と極低温端のちよう
ど中間つまり常温から150mmとし、冷媒は液体窒
素とし、その他は前記の場合と同じ条件とする。
計算によると、挿入管6の伝導熱損失は0.065W
となる。ジヤケツト14の冷媒を利用しない場合
は0.31Wであつたので、本実施例によれば約1/2
に熱損失を低減できる。
ツト14の内部に流す冷媒により、冷媒を流さな
い時よりも充分低い温度に保つ。このようにして
前記と同じ計算方法で挿入管6の熱伝導による熱
損失を求める。この場合、挿入管6のジヤケツト
14による冷却点は、常温端と極低温端のちよう
ど中間つまり常温から150mmとし、冷媒は液体窒
素とし、その他は前記の場合と同じ条件とする。
計算によると、挿入管6の伝導熱損失は0.065W
となる。ジヤケツト14の冷媒を利用しない場合
は0.31Wであつたので、本実施例によれば約1/2
に熱損失を低減できる。
以上本実施例によれば、挿入管6の中間部を移
送流体、この場合、液体ヘリウムより温度の高い
液体窒素で冷却するようにしているので、常温部
から挿入管6を伝わつて入る温度の高い熱の侵入
を中間部で防ぐことができ、継手長さの短い極低
温管継手においても、外部からの熱侵入による熱
損失を低減できる。
送流体、この場合、液体ヘリウムより温度の高い
液体窒素で冷却するようにしているので、常温部
から挿入管6を伝わつて入る温度の高い熱の侵入
を中間部で防ぐことができ、継手長さの短い極低
温管継手においても、外部からの熱侵入による熱
損失を低減できる。
本考案によれば、継手長さの短い極低温管継手
でも、外部からの熱侵入による熱損失を低減でき
るという効果がある。
でも、外部からの熱侵入による熱損失を低減でき
るという効果がある。
第1図は従来の管継手の長手断面図、第2図は
本考案による管継手の一実施例の長手断面図であ
る。 1……外管、6……挿入管、10……内管、1
4……ジヤケツト。
本考案による管継手の一実施例の長手断面図であ
る。 1……外管、6……挿入管、10……内管、1
4……ジヤケツト。
Claims (1)
- 極低温真空断熱移送管と真空断熱容器とを接続
するバイオネツト方式の極低温管継手において、
前記極低温真空断熱移送管の雄継手が挿入される
前記真空断熱容器の内部から外部に突出させて設
けた挿入管の前記内部部分の中間部に、前記極低
温真空断熱移送管で移送する極低温流体より温度
の高い低温媒体を流通させる流路を設けたことを
特徴とする極低温管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12329183U JPS6031586U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 極低温管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12329183U JPS6031586U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 極低温管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6031586U JPS6031586U (ja) | 1985-03-04 |
| JPH0228314Y2 true JPH0228314Y2 (ja) | 1990-07-30 |
Family
ID=30281492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12329183U Granted JPS6031586U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 極低温管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031586U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7553033B2 (ja) * | 2022-03-17 | 2024-09-18 | 岩谷産業株式会社 | 接続継手構造 |
-
1983
- 1983-08-10 JP JP12329183U patent/JPS6031586U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6031586U (ja) | 1985-03-04 |
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